ラフィ「もぐもぐ……このカリッと香ばしいながらも、ふんわりとろける焼き具合……たまりませんねぇ♪」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

サターニャ「…………ね……ねぇラフィエル？」

ラフィ「ふぁい？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

サターニャ「一口くらい……」

ラフィ「いやです♪」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ラフィ「ふぃ～♪ごちそうさまでした♪」

サターニャ「…………なにがしたかったの？」

ラフィ「あ！私のほっぺたにメロンパンの食べかすが！」

サターニャ「棒読み！？」

ラフィ「サターニャさんとってくれませんか？」

サターニャ「え？……えぇ……」ｽｩ……

ラフィ「ぺちこん」ﾍﾟﾁｺﾝ

サターニャ「痛っ！？なによ！？取れっていったじゃないのよ！？」

ラフィ「手でとっていいなんて言ってませんよ？」

サターニャ「じゃあどうしろってのよ！？」

ラフィ「……お口で……とってください？」

サターニャ「は？」

ラフィ「何度も言わせないで下さいよ～、恥ずかしいんですから！」

サターニャ「はぁ！？で、できるわけないでしょ！？///」

ラフィ「じゃあこのメロンパンいらないんですね？」

サターニャ「食べかすじゃないの！い……いらないわよ……」

ラフィ「そうですか～1日限定3個で450円もするメロンパン……サターニャさんにも味わって欲しかったです」

サターニャ「じゃあ素直に一口よこしなさいよ！」

ラフィ「ほら？サターニャさん？」ｽﾞｲｯ

サターニャ「ふぇ！？近い近い！」

ラフィ「舐めとってください？限定品ですよ？」

ラフィ「ほらほら♪サターニャさん？ぺろっとどうぞ～」

サターニャ「は……はぁ！？え？でも……メロンパン？めろんぱん……」ｸﾞﾙｸﾞﾙ

ラフィ「はい♡メロンパンですよ～甘くておいしいですよ～♡」

サターニャ「な……なめて……いいのね？」

ラフィ「もちろんですよ♡」

サターニャ「じゃあ……お言葉に甘えて……？」

ラフィ「はやく～はやく～♡」

サターニャ「じゃないわよ！？おかしいわよね！？」

ラフィ「……っち」

サターニャ「危ない！あやうくラフィエルの罠にはまるとこだったわ！」

ラフィ「サターニャさんサターニャさん？」

サターニャ「なによ！？」

ラフィ「実はもう一個あるんですよ、ほら」ｽｯ

サターニャ「！？」

サターニャ「く……くれるの！？」

ラフィ「タダでものがもらえるほど世の中甘くないですよね？」

サターニャ「なによ！？また足でもなめろっての！？」

ラフィ「いえいえ……ではこうしましょうか」

サターニャ「？」

ラフィ「こうしてメロンパンを少しちぎって……私がくわえます！」

サターニャ「は？」

ラフィ「サターニャさんは反対側からどうぞ？」

サターニャ「あ？」

いいぞ

ラフィ「ふぁひゃーにゃひゃん？ひらふぁいんれふか？」

サターニャ「……いただくわ」ｱﾑｯ

ラフィ「！？」

サターニャ「本当においしいわね……甘みも食感も素晴らしい……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ラフィ「ふぇっと……」

サターニャ「あら？ラフィエル……あなた全然食べてないじゃない？もっともらっていいの？」

ラフィ「ふぁ！？」

サターニャ「あむっ」ﾁｭ

ラフィ「んん！？///」ﾊﾞｯ

ラフィ「～～///！？」

サターニャ「なによぅ……どうぞっていったじゃない……っ」

ラフィ「え……えぇ……！？えっと……今……くちびるっ……///」

サターニャ「ああああ！おいしかった！ありがとう！ラフィエル！」

ラフィ「え！？ええ……こちらこそ？」

サターニャ「……～～っ///」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ラフィ「あの……サターニャさん？」

サターニャ「なによ！？」

ラフィ「メロンパン……まだあるんですけど……もう少し食べますか？」

サターニャ「うぅ///……い……いいわよ？頂くわ！」

ガヴ「うるせぇ……宿題おわんないのに……」

ヴィーネ「あの二人なにやってんのかしら？」

end

ラフィサタええぞ乙

メロンパンのような甘さだった乙