チヤ「姉妹でお散歩かぁ～いいわね～♪」

チノ「姉妹じゃないです」

シャロ「お、お散歩と言えばチヤったら昔、迷子になったことあったわよね」ﾆﾔﾆﾔ

ココア「あのチヤちゃんが迷子に！？」

チヤ(シャロちゃんったら急に昔の話を！？)ｱｾｱｾ

チヤ「っこほん！でもそのあと私を探してるシャロちゃんが迷子になっちゃったのよねぇ」(嘘)

シャロ「え！？…あれ？？…そうだっけ？？」

ココア「シャロちゃんお茶目さんだねぇー♪」

チノ「それじゃ意味ないです笑」

シャロ(もぉー！なんでこうなるのよぉー！！)

チノ リゼ「いらっしゃいませ！」

チヤ「遊びにきたわよー♪」

ココア「チヤちゃんシャロちゃん！」

シャロ(今日こそチヤに恥ずかしい思いさせてやるわ！！！)

リゼ「聞いてくれよー。さっきココアのやつ寝ぼけて、コーヒーカップ割っちゃったんだよー」

ココア「わ、わざとじゃないよ！！そ、そんなこと言ったらリゼちゃんなんて素手でお皿真っ二つにしたじゃん！！」

リゼ「あ、あれは仕方ない…うん」

シャロ「そ、そういえばチヤも小さい頃お皿初めて割っちゃった時、おばさんに怒られて、うちに泣きながら逃げに来たことあったわよね」ﾆﾔ

チヤ「そんなことあったわね♪」

チヤ「それは置いといて来週なんだけどみんなで遊びに行かない？」

シャロ(流された！？！？)

ココア「いいね！でもどこいこうか？」

チヤ「そういえばシャロちゃんこないだパンツ飛ばされちゃったから新しいの買いに行かないと行けないって言ってなかったっけ？」ﾆﾔ

シャロ「り、リゼ先輩の前でそんなこと言うなぁーーーー！！！」

リゼ「じゃ、じゃあ買い物に行こうか！シャロの…あれを買いに笑」

シャロ「リゼ先輩にまた恥ずかしいところを……うぅ……」

シャロ(チヤに仕返しするどころかやられっぱなし…)

シャロ(何か別の方法でチヤに仕返ししてやるわ…)

一週間後

ココア「チノちゃん！姉妹でお揃いの洋服買わない？」

チノ「姉妹じゃないです。あと私欲しいものが他にあるので」

ココア「リゼちゃーん！チノちゃんが酷いよぉー」

リゼ「私に言うなよ」

シャロ「そうだわ…次チヤにからかわれたら本気で怒ったふりしてチヤにドッキリ仕掛けてやるわ」

チヤ「シャロちゃんパンツあそこに売ってるわよー！！」

シャロ「…」

チヤ「シャロちゃ～ん！！」

シャロ「うるさいわよ！！大声ださないで！！」

チヤ「あら、怒らせちゃったかしら…」

リゼ「なんかシャロ機嫌悪くないか？」

シャロ「い、いえそんなこないですよ！！」ﾆｺﾆｺ

チヤ「あらシャロちゃん。パンツはもう買った？」

シャロ「…」ﾌﾝｯ

チヤ「なんかいつもと様子がちがうわね…」

リゼ「からかいすぎなんじゃないか？」

チヤ「そうかしら…」

シャロ(よし…この調子だわ！！)

ココア「今日はたのしかったねー♪」

チノ「たくさん欲しいものが買えました」

チヤ「あらチノちゃんとココアちゃんお揃いの洋服♪」

チノ「こ、これはお金に余裕があったので…あとココアさんがどうしてもというので仕方なく買ったんです！」

チヤ「姉妹みたいで素敵よ♪」

ココア「えへへ♪」

チノ「し、姉妹じゃないです///」

リゼ「じゃあまた明日なー」

チヤ シャロ「バイバーイ」

チヤ「…」

シャロ「…」

チヤ シャロ「………………」

チヤ「ね、ねぇシャロちゃん…」

シャロ「…」

チヤ「何かあったの？それとも私のせいで怒ってる？」

シャロ「…」

シャロ(なんかチヤを騙すっていい気分♪)

チヤ「やっぱり怒ってるのね」

シャロ「…」

チヤ「なんで怒ってるのかちゃんと言って。いつもはこんな怒らないじゃない」

シャロ「…」ｼｶﾄｫ

チヤ「無視しないでよ！！」

シャロ(え？うそ？チヤが怒った！？)

チヤ「もうこんなシャロちゃん嫌い！！うわーん！！」

シャロ「あっ、まって…」

シャロ「やばい。チヤがあんなに怒ったとこ初めてみたかも…はやくネタばらししなきゃ…」

シャロ「電話してネタばらししよ…」

シャロ「………いつもなら出る時間なのに出ない…」

シャロ「やばい…本気で怒らせちゃったかな…どうしよう」

次の日

シャロ「あ、チヤ…お、おはよう…」

チヤ「さーて学校いかなくちゃー」

シャロ「無視された…どうしよう。完全に怒ってる…とりあえず後でココア達に相談しよう」

チノ「今日もお疲れ様です。」

ココア「今日も疲れたねぇ…ん？」

ココア「シャロちゃんからメールだ」

チノ「何かあったんですか？」

ココア「チヤの事で相談があるから今から行っていい？だって」

リゼ「そういえば昨日シャロとチヤなんか変な感じだったな」

チノ「喧嘩でもしたんですかね？」

ココア「私もチノちゃんモフモフしすぎて怒らせちゃったことあったよねぇ♪」

チノ「あれは怒ったわけではなく…」

リゼ「照れ隠しだろ笑」

チノ「ち、違います！！！」

ココア「でもチヤちゃんが喧嘩なんて想像できないなぁ…」

ココア「あ、シャロちゃん！」

リゼ「何があったんだ？」

シャロ「実は…」

リゼ「なるほど…昨日怒ってたのは演技だったんだな」

シャロ「は、はい…つい調子に乗りすぎて…」

ココア「私もチノちゃんに怒ったふりして、泣いて謝るチノちゃんを見るのもいいかもしれない…」

チノ「聞こえてますよココアさん」

リゼ「それならちゃんとそう言えばいいじゃないか」

シャロ「でも今更ネタバラシなんて言っても余計怒らせちゃうかもしれないし…」

ココア「ダメだよシャロちゃん！ちゃんと謝らないと！」

シャロ「ココア…わかったわ」

シャロ「ほんとに大丈夫かなぁ…」

ココア「大丈夫だよ！いざとなったら私がフォローしてあげるよ！」

チノ「ココアさんは空気読めない発言をする可能性があるので私がフォローします」

ココア「さらっと酷いことを…」

シャロ「…………」

リゼ「まぁ、チヤなら許してくれるよ。だからあんまり心配するな」

シャロ「リゼ先輩…」


チヤ「あらココアちゃんチノちゃんにリゼちゃんお揃いで♪」

ココア「チヤちゃん！話があるよ！…シャロちゃんから！」

チヤ「シャロちゃん…」

シャロ「あ、あの…じ、実はこないだ怒ってたのは全部演技で…」

チヤ「やっぱりそうだったのね…」

シャロ「うん…え？やっぱりって？」

チヤ「そんなことだろうと思ってたわ」

シャロ「き、気づいてたの？で、でも本気で怒ってたじゃない！」

チヤ「あれは演技よ♪♪」

ココア「なんだぁー」ｱﾊﾊﾊ

チノ「シャロさん騙されて…」ｸｽｸｽ

リゼ「シャロ……」 ﾌﾟｯ

シャロ「ぐぐぐ……」

シャロ「…この和菓子バカーーーーーーー！！！！」

シャロ「うぅ…」

チヤ「ごめんね、シャロちゃん」

シャロ「い、いいわよ…今回は私が悪いし…」

チヤ(ほんとやる側は向いてないわねぇ～)

シャロ「ほんとに嫌われたと思ってびっくりしたんだから…」

チヤ「私だってびっくり最初はびっくりしたわよ」

シャロ「ごめんなさい…」

チヤ「シャロちゃんのことは絶対嫌いにならないから安心してね♪」

シャロ「チヤ……」

チヤ「シャロちゃん♪」ｷﾞｭ

シャロ「ちょ！チヤ！？」

チヤ「ずっと友達でいてね♪」

シャロ「うん…」

リゼ「あのー…私らのこと忘れてませんかー…」

ココア「なんだか羨ましい！！わ、私も！！」

ココア「チノちゃーーーん！！！」

チノ「い、いきなり抱きつかない出ください！！」

リゼ(みんなして羨ましい……)

リゼ「さ、寂しくなんかないからなーーーーー！！」

end

乙でした

千夜シャロほほえまー