1: 2012/01/29(日) 18:33:05.45 ID:E4y//cxWP
放課後 軽音部部室
紬「お茶入りましたー」
澪「ありがとう。・・・今日も美味しいな」
唯「それに、このティーセットが良いよね」
澪「確かに。私達は気楽に使ってるけど、本当は結構高いんだろ」
律「そんな事気にしないで、みんなはお茶を楽しんでくれよ」
澪「お前が言うな」 ぽふ
紬「お茶入りましたー」
澪「ありがとう。・・・今日も美味しいな」
唯「それに、このティーセットが良いよね」
澪「確かに。私達は気楽に使ってるけど、本当は結構高いんだろ」
律「そんな事気にしないで、みんなはお茶を楽しんでくれよ」
澪「お前が言うな」 ぽふ
2: 2012/01/29(日) 18:35:14.32 ID:E4y//cxWP
唯「やっぱり何十万とか何百万とかする訳?」
紬「まさか。毎日使う物だから、割れても良いようにそれなりの物を持って来てるの」
律「ムギにとってはそれなりでも、私達にとっては拝むレベルかも知れないからな」
紬「本当、それ程高い物は持って来てないわよ。むしろ、毎月のお菓子代の方が高いくらい」
唯「え」 びくっ
澪「なんだか、怪談よりも怖い話を聞いた気がする」
律「明日から、水と氷砂糖にするか・・・」
紬「まさか。毎日使う物だから、割れても良いようにそれなりの物を持って来てるの」
律「ムギにとってはそれなりでも、私達にとっては拝むレベルかも知れないからな」
紬「本当、それ程高い物は持って来てないわよ。むしろ、毎月のお菓子代の方が高いくらい」
唯「え」 びくっ
澪「なんだか、怪談よりも怖い話を聞いた気がする」
律「明日から、水と氷砂糖にするか・・・」
5: 2012/01/29(日) 18:37:11.17 ID:E4y//cxWP
カチャ
梓「済みません、遅れました」
紬「今、お茶の準備するわね」
梓「ありがとうございます。・・・なんですか、唯先輩」
唯「お菓子、大切に感謝を込めて食べた方が良いよ」
梓「それは唯先輩が、でしょ」
律「お前、ムギの持ってくるお菓子がいくらか知ってるのか」
唯「少なくとも、たらこじゃないよね」
律「誰が、魚卵の話をしたんだよ」
梓「済みません、遅れました」
紬「今、お茶の準備するわね」
梓「ありがとうございます。・・・なんですか、唯先輩」
唯「お菓子、大切に感謝を込めて食べた方が良いよ」
梓「それは唯先輩が、でしょ」
律「お前、ムギの持ってくるお菓子がいくらか知ってるのか」
唯「少なくとも、たらこじゃないよね」
律「誰が、魚卵の話をしたんだよ」
10: 2012/01/29(日) 18:39:22.32 ID:E4y//cxWP
紬「今日のお菓子はアップルパイでーす」
梓「頂きます」 はむはむ
唯「美味しいね-」
澪「うん、本当に美味しいな
律「んめー、んめー。・・・って、喜んでる場合じゃねー。いや、喜んでる場合だけど」
梓「何の話ですか、さっきから」
澪「ムギの持ってくるお菓子は結構高価で、一月分だとこのティーセットよりも高いそうだ」
唯「だから、大切に食べないと駄目なんだよ」
梓(生クリーム、鼻についてるし)
梓「頂きます」 はむはむ
唯「美味しいね-」
澪「うん、本当に美味しいな
律「んめー、んめー。・・・って、喜んでる場合じゃねー。いや、喜んでる場合だけど」
梓「何の話ですか、さっきから」
澪「ムギの持ってくるお菓子は結構高価で、一月分だとこのティーセットよりも高いそうだ」
唯「だから、大切に食べないと駄目なんだよ」
梓(生クリーム、鼻についてるし)
14: 2012/01/29(日) 18:41:20.47 ID:E4y//cxWP
紬「みんなさっきから色々気にしてるけど、本当に大丈夫だから」
澪「そうは言ってもな。高い物は、大切に扱わないと」
紬「だけど、大切な物が決して高いとは限らないでしょ」
唯「はっ」
律「ひらめいた、みたいな顔したな」
梓「・・・抱きしめないで下さいよ」
唯「あれ、気付いてた?」
律「私の大切な物はあずにゃんだよー、みたいな話か」
澪「確かに唯っぽい行動だな」
唯「でもやっぱり、あずにゃんなんだよー」 きゅっ
澪「本当に唯は仕方ないな」
梓(全くです♪) くんかくんか
澪「そうは言ってもな。高い物は、大切に扱わないと」
紬「だけど、大切な物が決して高いとは限らないでしょ」
唯「はっ」
律「ひらめいた、みたいな顔したな」
梓「・・・抱きしめないで下さいよ」
唯「あれ、気付いてた?」
律「私の大切な物はあずにゃんだよー、みたいな話か」
澪「確かに唯っぽい行動だな」
唯「でもやっぱり、あずにゃんなんだよー」 きゅっ
澪「本当に唯は仕方ないな」
梓(全くです♪) くんかくんか
16: 2012/01/29(日) 18:43:14.25 ID:E4y//cxWP
律「あー、うまかった。・・・でだ。私達の大切な物って言うと」
澪「やっぱり、楽器だろ。というか、それ以外の答えはない」
唯「そだね。ギー太に何かあったら、私泣いちゃうよ」
梓「それにレスポールですからね。私なら、違う意味で泣いちゃいます」
澪「ギターやベースは何かあった時すぐ動かせるけど、ドラムとキーボードはきついよな」
律「重いしかさばるし。逃げてると、共倒れになりかねん」
唯「いざとなったら、私も手伝うよ」
澪「仕方ないな」
梓「及ばずながら」
紬「さながら三勇士ね」
唯、澪、梓「あはは」
律「爆弾じゃないぞ、おい」
澪「やっぱり、楽器だろ。というか、それ以外の答えはない」
唯「そだね。ギー太に何かあったら、私泣いちゃうよ」
梓「それにレスポールですからね。私なら、違う意味で泣いちゃいます」
澪「ギターやベースは何かあった時すぐ動かせるけど、ドラムとキーボードはきついよな」
律「重いしかさばるし。逃げてると、共倒れになりかねん」
唯「いざとなったら、私も手伝うよ」
澪「仕方ないな」
梓「及ばずながら」
紬「さながら三勇士ね」
唯、澪、梓「あはは」
律「爆弾じゃないぞ、おい」
19: 2012/01/29(日) 18:45:18.86 ID:E4y//cxWP
唯「楽器以外だと、何が大切?」
律「部室とか、講堂とか。私達が軽音部なら、その辺は大切だな」
梓「だったらトンちゃんもです」
紬「梓ちゃんは、本当にトンちゃんを大切にしてる物ね」
唯「その内、恩返ししてくれるかな」
紬「でも竜宮城へ行くには、ちょっと小さすぎない?」
澪「大丈夫。その時は、決して覗かないで下さい」
律「お前ら、まずは突っ込まれる順番を決めろ」
律「部室とか、講堂とか。私達が軽音部なら、その辺は大切だな」
梓「だったらトンちゃんもです」
紬「梓ちゃんは、本当にトンちゃんを大切にしてる物ね」
唯「その内、恩返ししてくれるかな」
紬「でも竜宮城へ行くには、ちょっと小さすぎない?」
澪「大丈夫。その時は、決して覗かないで下さい」
律「お前ら、まずは突っ込まれる順番を決めろ」
21: 2012/01/29(日) 18:47:27.59 ID:E4y//cxWP
紬「大切な物、大切な物。・・・澪ちゃんだと、歌詩を書いたノートとか?」
律「私だったら、速攻で燃やしたくなるけどな」
澪「なんだと?」
紬「まあまあ。でもノートが無くなる可能性もあるから、ちょっと心配じゃない?」
澪「心配ない。全ページコピーを取って、部室と家にそれぞれ保管してる」
律「後で見つかった時、黒歴史になりそうだな」
澪「何言ってるんだ。それはきらきらきらめく魔法の言葉。戸棚の奥から現れた、10年前の宝物だ」
梓(さらっと語り出したし。10年間も軽音部にいるし)
律「私だったら、速攻で燃やしたくなるけどな」
澪「なんだと?」
紬「まあまあ。でもノートが無くなる可能性もあるから、ちょっと心配じゃない?」
澪「心配ない。全ページコピーを取って、部室と家にそれぞれ保管してる」
律「後で見つかった時、黒歴史になりそうだな」
澪「何言ってるんだ。それはきらきらきらめく魔法の言葉。戸棚の奥から現れた、10年前の宝物だ」
梓(さらっと語り出したし。10年間も軽音部にいるし)
23: 2012/01/29(日) 18:49:13.78 ID:E4y//cxWP
律「唯はさっきから静かだな・・・。って、寝てやがる」
梓「唯先輩、唯先輩」
唯「・・・あずにゃん、どしたの」 じゅるり
梓「それは私の台詞です。もう、部活中に寝ないで下さいよ」
唯「ごめん、ごめん。ただ私的には、寝てる時とか何もしてない時間が大切なんだよね」
紬「それ、すごく分かるわー」
澪「確かに一理ある」
律「結局、寝てるんだけどな」
梓「唯先輩、唯先輩」
唯「・・・あずにゃん、どしたの」 じゅるり
梓「それは私の台詞です。もう、部活中に寝ないで下さいよ」
唯「ごめん、ごめん。ただ私的には、寝てる時とか何もしてない時間が大切なんだよね」
紬「それ、すごく分かるわー」
澪「確かに一理ある」
律「結局、寝てるんだけどな」
24: 2012/01/29(日) 18:50:20.13 ID:E4y//cxWP
澪「唯も起きた事だし、練習するぞ」
律「あーあ。練習しなくても上手くなれれば良いのにな」
澪「そんな都合のいい話があるか。何事も努力努力。努力に勝る近道無しだ」
梓「はいです」
唯「でも、急がば回れって言うよね」
紬「ずっと回ってたら、どうなるのかしら」
唯「やっぱり、バター?」
紬「でもって、ばったり倒れちゃったりして?」
唯、紬「あはは」
律「ばっさり切り捨てるぞ、お前ら」
律「あーあ。練習しなくても上手くなれれば良いのにな」
澪「そんな都合のいい話があるか。何事も努力努力。努力に勝る近道無しだ」
梓「はいです」
唯「でも、急がば回れって言うよね」
紬「ずっと回ってたら、どうなるのかしら」
唯「やっぱり、バター?」
紬「でもって、ばったり倒れちゃったりして?」
唯、紬「あはは」
律「ばっさり切り捨てるぞ、お前ら」
26: 2012/01/29(日) 18:52:05.30 ID:E4y//cxWP
30分後
紬「・・・開けて良いよね-♪」 ぴらりらーん
律「ふー。結構上手く行ったんじゃないか?」
澪「これもみんなが努力をしたからだ」
唯「それもあるけど、やっぱり歌詞や曲が良いからじゃない?」
梓「ムギ先輩の声も素敵ですしね」
律「さすが合唱部志望だった事はある」
澪「私達が、強引に勧誘したんだけどな」
紬「でも私は、軽音部に入部出来てすごい幸せよ♪」
梓(懐が深いというか、人が良いというか。良い匂いというか♪) くんかくんか
紬「・・・開けて良いよね-♪」 ぴらりらーん
律「ふー。結構上手く行ったんじゃないか?」
澪「これもみんなが努力をしたからだ」
唯「それもあるけど、やっぱり歌詞や曲が良いからじゃない?」
梓「ムギ先輩の声も素敵ですしね」
律「さすが合唱部志望だった事はある」
澪「私達が、強引に勧誘したんだけどな」
紬「でも私は、軽音部に入部出来てすごい幸せよ♪」
梓(懐が深いというか、人が良いというか。良い匂いというか♪) くんかくんか
27: 2012/01/29(日) 18:54:02.49 ID:E4y//cxWP
夕方 商店街
澪「私達の中でメインボーカルをやってないのは、律と梓か」
梓「い、いえ。私は結構です。正直、自信無いですし。ギターで精一杯ですし」
唯「となると、りっちゃんがボーカル?」
律「い、いや。私も良いよ」
唯「どして?」
律「そ、それはその。・・・は、恥ずかしいじゃん」
紬「あらあら♪」
梓「ちょっと意外ですね。そういうの、全然平気だと思ってました」
澪「こう見えて、律は結構繊細なんだ」
律「こう見えてってなんだよ。こう見えてって」
律、澪「なんだとー」
梓(何気に仲が良いな、この二人)
澪「私達の中でメインボーカルをやってないのは、律と梓か」
梓「い、いえ。私は結構です。正直、自信無いですし。ギターで精一杯ですし」
唯「となると、りっちゃんがボーカル?」
律「い、いや。私も良いよ」
唯「どして?」
律「そ、それはその。・・・は、恥ずかしいじゃん」
紬「あらあら♪」
梓「ちょっと意外ですね。そういうの、全然平気だと思ってました」
澪「こう見えて、律は結構繊細なんだ」
律「こう見えてってなんだよ。こう見えてって」
律、澪「なんだとー」
梓(何気に仲が良いな、この二人)
29: 2012/01/29(日) 18:56:00.92 ID:E4y//cxWP
夜 平沢家リビング
唯「・・・という訳で、楽器もだけど歌詞や曲も大切だと思うんだ」
憂「そうだね。いくら演奏が上手くても、歌詞やメロディが良くないと心に響かないし。でも曲が良くても、演奏が駄目だと良くないし。音楽って難しいね」
唯「知れば知る程、音楽は奥が深いよ」
憂「お姉ちゃんも、すっかりミュージシャンだね」
唯「そかな」
憂「そうだよ。私、今の内にサインもらおうかな」
唯「私のサイン第一号は、憂に決定だね」
憂「ありがとう、お姉ちゃん♪」
唯「憂ー♪」
唯「・・・という訳で、楽器もだけど歌詞や曲も大切だと思うんだ」
憂「そうだね。いくら演奏が上手くても、歌詞やメロディが良くないと心に響かないし。でも曲が良くても、演奏が駄目だと良くないし。音楽って難しいね」
唯「知れば知る程、音楽は奥が深いよ」
憂「お姉ちゃんも、すっかりミュージシャンだね」
唯「そかな」
憂「そうだよ。私、今の内にサインもらおうかな」
唯「私のサイン第一号は、憂に決定だね」
憂「ありがとう、お姉ちゃん♪」
唯「憂ー♪」
31: 2012/01/29(日) 18:58:01.03 ID:E4y//cxWP
翌朝 3年生教室
唯「という訳で昨日は、憂にサインを書いてあげました」
和「姉妹で何やってるのよ、あなた達」
唯「てへへ。そういう和ちゃんは、何が大切?」
和「・・・そうね。すぐ思い付くのは、眼鏡かしら」
唯「やっぱり無いと困る?」
和「歩けないって程ではないけれど、唯と憂の見分けは付かなくなるかも知れない」
唯「きりっとした方が私で、優しい方が憂って覚えればいいよ」
和「唯。あなた、まだ寝てるの?」
唯「という訳で昨日は、憂にサインを書いてあげました」
和「姉妹で何やってるのよ、あなた達」
唯「てへへ。そういう和ちゃんは、何が大切?」
和「・・・そうね。すぐ思い付くのは、眼鏡かしら」
唯「やっぱり無いと困る?」
和「歩けないって程ではないけれど、唯と憂の見分けは付かなくなるかも知れない」
唯「きりっとした方が私で、優しい方が憂って覚えればいいよ」
和「唯。あなた、まだ寝てるの?」
32: 2012/01/29(日) 19:00:06.09 ID:E4y//cxWP
律「うーっす」
紬「きねー」
唯「ぺったん、ぺったん。ぺたぺったん♪」
唯、紬「あはは」
律「・・・いや、そういう事じゃないから」
和「相変わらずね、あなた達は」
澪「私は違うぞ。月のウサギもお餅をつくよ。今夜は満月カーニバルだ」
和(むしろ、一番ひどいんじゃないの)
紬「きねー」
唯「ぺったん、ぺったん。ぺたぺったん♪」
唯、紬「あはは」
律「・・・いや、そういう事じゃないから」
和「相変わらずね、あなた達は」
澪「私は違うぞ。月のウサギもお餅をつくよ。今夜は満月カーニバルだ」
和(むしろ、一番ひどいんじゃないの)
34: 2012/01/29(日) 19:02:04.68 ID:E4y//cxWP
唯「和ちゃんは、眼鏡が大切なんだって」
紬「それで行くと、りっちゃんはヘアバンドかしら」
唯「ああ、なるほどね。ちょっと交換してみたら」
律「ま、良いけどさ。ほら」
和「はい、私も。・・・こんな感じかしら」 すちゃっ
紬「・・・素敵♪」
澪「うん。驚くくらい似合ってるな」
唯「和ちゃん可愛いよ。すごく似合ってるよ。さすが和ちゃんだよ」
和「もう、唯は大げさなんだから」
澪、紬「あはは」
律「で、私は置いてけぼりですか」
紬「それで行くと、りっちゃんはヘアバンドかしら」
唯「ああ、なるほどね。ちょっと交換してみたら」
律「ま、良いけどさ。ほら」
和「はい、私も。・・・こんな感じかしら」 すちゃっ
紬「・・・素敵♪」
澪「うん。驚くくらい似合ってるな」
唯「和ちゃん可愛いよ。すごく似合ってるよ。さすが和ちゃんだよ」
和「もう、唯は大げさなんだから」
澪、紬「あはは」
律「で、私は置いてけぼりですか」
35: 2012/01/29(日) 19:04:04.45 ID:E4y//cxWP
2年生教室
純「サインかー。澪先輩のサインなら、素で欲しいな」
梓「今度、澪先輩にお願いしてみたら?」
純「それは恐れ多いというか、なんというか」
憂「だったら、梓ちゃんのサインをもらったら?」
純「じゃあ、この空欄にお願い。印鑑も一緒にね」
梓「これは、純の借用書でしょ」 ぽふ
純「サインかー。澪先輩のサインなら、素で欲しいな」
梓「今度、澪先輩にお願いしてみたら?」
純「それは恐れ多いというか、なんというか」
憂「だったら、梓ちゃんのサインをもらったら?」
純「じゃあ、この空欄にお願い。印鑑も一緒にね」
梓「これは、純の借用書でしょ」 ぽふ
38: 2012/01/29(日) 19:06:01.64 ID:E4y//cxWP
純「ちょっと備品を借りただけだって。梓は、そういう雑用とかやらないの?」
梓「・・・あまり考えた事無いな」
純「あんたね。軽音部で、唯一の後輩でしょ。そこは労を惜しまなくてどうするのよ」
梓「うっ」
憂「それだけお姉ちゃん達は、梓ちゃんを大切に思ってるんじゃないのかな」
純「もしくは、甘やかされてるかだね」
憂「でも厳しいお姉ちゃん達も想像出来ないし、やっぱり人は褒められて伸びるんだよ」
純「もう、憂も甘いんだから。大体梓って、甘えるのも下手でしょ」
梓「甘えるって、例えば?」
憂「ごろにゃーん♪とか?」
梓、純(憂ー♪)
梓「・・・あまり考えた事無いな」
純「あんたね。軽音部で、唯一の後輩でしょ。そこは労を惜しまなくてどうするのよ」
梓「うっ」
憂「それだけお姉ちゃん達は、梓ちゃんを大切に思ってるんじゃないのかな」
純「もしくは、甘やかされてるかだね」
憂「でも厳しいお姉ちゃん達も想像出来ないし、やっぱり人は褒められて伸びるんだよ」
純「もう、憂も甘いんだから。大体梓って、甘えるのも下手でしょ」
梓「甘えるって、例えば?」
憂「ごろにゃーん♪とか?」
梓、純(憂ー♪)
40: 2012/01/29(日) 19:08:04.46 ID:E4y//cxWP
放課後 軽音部部室
カチャ
梓「・・・済みません、遅れました」
律「うーっす」
紬「きねー」
澪「それはもういいんだ」
唯「あずにゃん、お菓子あるよ。あーんして、あーん」
梓(確かに甘やかされてる、のかな)
カチャ
梓「・・・済みません、遅れました」
律「うーっす」
紬「きねー」
澪「それはもういいんだ」
唯「あずにゃん、お菓子あるよ。あーんして、あーん」
梓(確かに甘やかされてる、のかな)
41: 2012/01/29(日) 19:10:02.56 ID:E4y//cxWP
律「甘いな、甘い。唯、お前甘いよ」
梓(えっ) びくっ
唯「りっちゃん、どういう事?」
紬「分かったわ。梓ちゃーん、ごろにゃーん♪みたいな事?」
律「おう、その通りだ。澪、やってみろ」
澪「「何で私が、そこまで・・・。梓ちゃーん、ごろにゃーん♪食べてにゃーん♪」
梓(やっちゃってるし、アドリブ効かせてるし)
律「それだ、澪っ」
唯「うーん、軽音部の道は厳しいねー」
梓(軽音部の要素、一切ないし)
梓(えっ) びくっ
唯「りっちゃん、どういう事?」
紬「分かったわ。梓ちゃーん、ごろにゃーん♪みたいな事?」
律「おう、その通りだ。澪、やってみろ」
澪「「何で私が、そこまで・・・。梓ちゃーん、ごろにゃーん♪食べてにゃーん♪」
梓(やっちゃってるし、アドリブ効かせてるし)
律「それだ、澪っ」
唯「うーん、軽音部の道は厳しいねー」
梓(軽音部の要素、一切ないし)
43: 2012/01/29(日) 19:12:02.00 ID:E4y//cxWP
5分後
律「上下関係か。それこそ、私達のノリじゃないだろ」
唯「あずにゃんは、そういうのに憧れてるの?」
梓「そういう訳じゃないですけど。私軽音部で、後輩らしい事をしていないので。それはどうかなと思いまして」
澪「確かにある程度のけじめは必要だ。だた、そんな深刻に考えなくても良いんじゃないかな」
紬「うん、うん」
律「まあ私は部長だから、別格だけどな」
澪「お前こそ、肩書きだけだろ」 ぽふ
律「上下関係か。それこそ、私達のノリじゃないだろ」
唯「あずにゃんは、そういうのに憧れてるの?」
梓「そういう訳じゃないですけど。私軽音部で、後輩らしい事をしていないので。それはどうかなと思いまして」
澪「確かにある程度のけじめは必要だ。だた、そんな深刻に考えなくても良いんじゃないかな」
紬「うん、うん」
律「まあ私は部長だから、別格だけどな」
澪「お前こそ、肩書きだけだろ」 ぽふ
45: 2012/01/29(日) 19:14:14.33 ID:E4y//cxWP
紬「・・・いえ。時には厳しく接するのも大切よ」
律「ムギ?」
紬「梓ちゃんっ」
梓「は、はいっ」
紬「このお茶、美味しいから飲みなさいっ」
梓「は、はい」
紬「こっちのシュークリームも美味しいから食べなさいっ。それと、明日は何が食べたいか言いなさいっ」
梓「ザ、ザッハトルテをお願いします」
紬「分かったわっ。明日を楽しみに待ってなさいっ」
律「それって単に、田舎のお祖母ちゃんだろ」
律「ムギ?」
紬「梓ちゃんっ」
梓「は、はいっ」
紬「このお茶、美味しいから飲みなさいっ」
梓「は、はい」
紬「こっちのシュークリームも美味しいから食べなさいっ。それと、明日は何が食べたいか言いなさいっ」
梓「ザ、ザッハトルテをお願いします」
紬「分かったわっ。明日を楽しみに待ってなさいっ」
律「それって単に、田舎のお祖母ちゃんだろ」
46: 2012/01/29(日) 19:16:01.13 ID:E4y//cxWP
紬「・・・ごめんなさい、梓ちゃん。私、こういうの苦手みたい」 しょんぼり
梓「いえ、そんな。私こそ済みませんでした」
律「まあ、ムギからは一番遠いキャラだったからな」
澪「誰かに厳しくするって事は、自分も厳しく律するって事だ。これはなかなかに難しいぞ」
律「真面目な奴め。どっちにしろ、私達の中にはいないタイプだな」
唯「りっちゃん、りっちゃん。一人忘れてるよ」
律「お前は、初めから計算外なんだよ」 ぽふ
梓「いえ、そんな。私こそ済みませんでした」
律「まあ、ムギからは一番遠いキャラだったからな」
澪「誰かに厳しくするって事は、自分も厳しく律するって事だ。これはなかなかに難しいぞ」
律「真面目な奴め。どっちにしろ、私達の中にはいないタイプだな」
唯「りっちゃん、りっちゃん。一人忘れてるよ」
律「お前は、初めから計算外なんだよ」 ぽふ
47: 2012/01/29(日) 19:18:01.25 ID:E4y//cxWP
唯「ちぇー。りっちゃんだって、自分には甘い癖に」
律「自分に甘く、他人にも甘く。これが軽音部唯一の掟だ」
澪「言い切るなよ。・・・あながち、間違ってるとも思えないが」
紬「でもそれって、素敵な事よね」
澪「そうか?どうも、ぬるま湯って気もするぞ」
唯「温かいお風呂、最高じゃない」
梓「そういう意味じゃありませんよ」
唯「そかな。ぬるま湯だったら、みんなでいつまでも入っていられるよ。それって、最高な事だと思わない?」
梓「ま、まあ。そういう意味ならぬるま湯でも良いですけど」
澪「・・・本当に良いのか?」
紬「勿論。一緒に入れるなんて、最高な事だと思うわよ♪」
律「ムギこそ、違う意味で捉えてないか」
律「自分に甘く、他人にも甘く。これが軽音部唯一の掟だ」
澪「言い切るなよ。・・・あながち、間違ってるとも思えないが」
紬「でもそれって、素敵な事よね」
澪「そうか?どうも、ぬるま湯って気もするぞ」
唯「温かいお風呂、最高じゃない」
梓「そういう意味じゃありませんよ」
唯「そかな。ぬるま湯だったら、みんなでいつまでも入っていられるよ。それって、最高な事だと思わない?」
梓「ま、まあ。そういう意味ならぬるま湯でも良いですけど」
澪「・・・本当に良いのか?」
紬「勿論。一緒に入れるなんて、最高な事だと思うわよ♪」
律「ムギこそ、違う意味で捉えてないか」
48: 2012/01/29(日) 19:20:10.64 ID:E4y//cxWP
さわ子「あー、疲れた。ムギちゃん、ホットチョコレートお願い」
紬「はい、ただ今-」
唯「いつにもましてお疲れだね、さわちゃん」
さわ子「担任ともなると、あれやこれやと仕事が増えるのよ。授業が終われば放課後ティータイム、なんてのんきに過ごせないんだから」
律「だったら、どうしてここにいるんだよ」
さわ子「私はここへ、潤いを求めに来てる訳。私にとっては大切な憩いの場、言わば聖域なのよ。そして活力を得て、また学校という名の戦場に赴くの」
梓(疲れてるな、色々と)
紬「はい、ただ今-」
唯「いつにもましてお疲れだね、さわちゃん」
さわ子「担任ともなると、あれやこれやと仕事が増えるのよ。授業が終われば放課後ティータイム、なんてのんきに過ごせないんだから」
律「だったら、どうしてここにいるんだよ」
さわ子「私はここへ、潤いを求めに来てる訳。私にとっては大切な憩いの場、言わば聖域なのよ。そして活力を得て、また学校という名の戦場に赴くの」
梓(疲れてるな、色々と)
49: 2012/01/29(日) 19:22:03.45 ID:E4y//cxWP
紬「ホットチョコレート、お待たせにゃん♪」
さわ子「良いわねー、そういうノリ。あなた達若いんだから、そういう部分を伸ばしていかないと」
澪「伸ばす場所が違う気もするんですが」
さわ子「もう、澪ちゃんは真面目なんだから。ホットチョコレート美味しいにゃん♪、とか言ってみなさいよ」
澪「い、いや。それはさすがに」
梓「は、はい。確かに」
唯「人として、大切な物を失う気がするよ」
さわ子「ムギちゃんは良くて、私は駄目って訳?それって、一体どういう訳」
律「言うまでも無いだろ、そんな事。年甲斐もなく、そういう真似は止めてくれよな。だははー」
さわ子「だったらお前の寿命を頂くぞ、このデコッパチ」
さわ子「良いわねー、そういうノリ。あなた達若いんだから、そういう部分を伸ばしていかないと」
澪「伸ばす場所が違う気もするんですが」
さわ子「もう、澪ちゃんは真面目なんだから。ホットチョコレート美味しいにゃん♪、とか言ってみなさいよ」
澪「い、いや。それはさすがに」
梓「は、はい。確かに」
唯「人として、大切な物を失う気がするよ」
さわ子「ムギちゃんは良くて、私は駄目って訳?それって、一体どういう訳」
律「言うまでも無いだろ、そんな事。年甲斐もなく、そういう真似は止めてくれよな。だははー」
さわ子「だったらお前の寿命を頂くぞ、このデコッパチ」
51: 2012/01/29(日) 19:24:02.79 ID:E4y//cxWP
律「あー、ひどい目に遭った」
澪「自業自得だ。とにかく、もう「にゃん」は禁止だからな」
唯「えー。だったらあずにゃんは、どうやって呼べばいいの?」
紬「あずあず?」
律「あっちゃん?それとも、あずちゃんか?」
澪「あずわんでも良いんじゃないのか」
律「なんか、オビ・ワンみたいだな」
唯「フォース?フォース出ちゃう?」
紬「コーホー、コーホー」
律「それ、ちょっと違うだろ」
唯、澪「あはは」
梓(というか、普通に梓と読んで下さいよ)
澪「自業自得だ。とにかく、もう「にゃん」は禁止だからな」
唯「えー。だったらあずにゃんは、どうやって呼べばいいの?」
紬「あずあず?」
律「あっちゃん?それとも、あずちゃんか?」
澪「あずわんでも良いんじゃないのか」
律「なんか、オビ・ワンみたいだな」
唯「フォース?フォース出ちゃう?」
紬「コーホー、コーホー」
律「それ、ちょっと違うだろ」
唯、澪「あはは」
梓(というか、普通に梓と読んで下さいよ)
53: 2012/01/29(日) 19:26:03.18 ID:E4y//cxWP
澪「さてと、ベースの調整をするか」
紬「調子悪いの?」
澪「音が少し、ビビり気味なんだ。ネックが反ってるのかもしれない」
唯「反る?あんな固いのに?」
梓「日本は湿度が高いですからね。ネックは木製ですから、結構反ったりしますよ」
唯「澪ちゃんは、自分で直せるの?」
澪「少し反ってるくらいなら。でも本当は、お店に持ち込んだ方が良いとは思うぞ」
梓「唯先輩も、ギー太を大切に手入れしてやって下さいよ」
唯「でもネックの反りを直すなんて、絶対壊しそうで怖いんだけど」
澪「え」
律「思いっきり、ビビッたな」
紬「調子悪いの?」
澪「音が少し、ビビり気味なんだ。ネックが反ってるのかもしれない」
唯「反る?あんな固いのに?」
梓「日本は湿度が高いですからね。ネックは木製ですから、結構反ったりしますよ」
唯「澪ちゃんは、自分で直せるの?」
澪「少し反ってるくらいなら。でも本当は、お店に持ち込んだ方が良いとは思うぞ」
梓「唯先輩も、ギー太を大切に手入れしてやって下さいよ」
唯「でもネックの反りを直すなんて、絶対壊しそうで怖いんだけど」
澪「え」
律「思いっきり、ビビッたな」
54: 2012/01/29(日) 19:28:01.84 ID:E4y//cxWP
30分後
澪「・・・大体、こんな所かな」 ぼろーん
唯「音、合ってるよ」
紬「改めてすごいわね、絶対音感って」
梓「唯先輩は手入れもですけど、そういう才能も大切にして下さい」
唯「私、使いどころが分からないんだよね。音が分かっても、その通りに弾くのは難しいし」
梓「だから、その分練習をするんです」
澪「梓の言う通りだ」
唯「才能があるって、結構負担になるんだね」
律「言いたい事は分かるが、結構イラっとくるな」
澪「・・・大体、こんな所かな」 ぼろーん
唯「音、合ってるよ」
紬「改めてすごいわね、絶対音感って」
梓「唯先輩は手入れもですけど、そういう才能も大切にして下さい」
唯「私、使いどころが分からないんだよね。音が分かっても、その通りに弾くのは難しいし」
梓「だから、その分練習をするんです」
澪「梓の言う通りだ」
唯「才能があるって、結構負担になるんだね」
律「言いたい事は分かるが、結構イラっとくるな」
56: 2012/01/29(日) 19:30:02.90 ID:E4y//cxWP
澪「よし、練習するぞ」
律「たまには、ゆっくりまったりしてようぜ」
澪「それは毎日練習をしてから言え。唯も早く準備しろよ」
唯「いやー。それが、ギー太もネックが反っちゃっててね」
澪「ネックが反る事も知らなかったのに、どうして分かるんだ」
唯「うっ。ソーリー、ソーリー」
律「一周回っても、イラッと来るな」
律「たまには、ゆっくりまったりしてようぜ」
澪「それは毎日練習をしてから言え。唯も早く準備しろよ」
唯「いやー。それが、ギー太もネックが反っちゃっててね」
澪「ネックが反る事も知らなかったのに、どうして分かるんだ」
唯「うっ。ソーリー、ソーリー」
律「一周回っても、イラッと来るな」
57: 2012/01/29(日) 19:32:01.95 ID:E4y//cxWP
紬「うふふ。もう一杯だけお茶を飲んでから練習しましょうか。りっちゃんも唯ちゃんも、それで良いわよね」
律「しゃーないな。あんまり練習しないと、澪が泣いちゃうからな」
唯「澪ちゃんを泣かせる訳にはいかないよね。私、一所懸命練習するよ」
澪「唯は優しいな。それに比べて律と来たら」
律「いや。澪は泣いてなんぼ。いじられてなんぼのキャラだ。唯、甘やかすなよ」
澪「なんだと」
紬「まあまあ。みんな、お茶が入ったわよ」
梓(本当、なんだんだといって仲が良いよな。これが私より、1年間早く一緒に過ごしてきた事の証なのかな)
律「しゃーないな。あんまり練習しないと、澪が泣いちゃうからな」
唯「澪ちゃんを泣かせる訳にはいかないよね。私、一所懸命練習するよ」
澪「唯は優しいな。それに比べて律と来たら」
律「いや。澪は泣いてなんぼ。いじられてなんぼのキャラだ。唯、甘やかすなよ」
澪「なんだと」
紬「まあまあ。みんな、お茶が入ったわよ」
梓(本当、なんだんだといって仲が良いよな。これが私より、1年間早く一緒に過ごしてきた事の証なのかな)
58: 2012/01/29(日) 19:34:01.40 ID:E4y//cxWP
30分後
紬「野良猫ー、ザッハトルテー」 ピラリラー
梓「あっ」 びびーん
紬「梓ちゃん、どうかした?」
梓「済みません、一小節飛ばしちゃいました」
律「細かい事気にするな。フィーリングだフィーリング。なんか適当に音を出しとけよ」
澪「それか、唯がフォローすれば良いんだけどな」
唯「そんな時は来ないと思うよ。だって私は、一生あずにゃんに頼っていくからね」
律「いや。真顔で言う事じゃないから」
澪、紬「あはは」
梓「・・・甘やかさないで下さいっ」
紬「野良猫ー、ザッハトルテー」 ピラリラー
梓「あっ」 びびーん
紬「梓ちゃん、どうかした?」
梓「済みません、一小節飛ばしちゃいました」
律「細かい事気にするな。フィーリングだフィーリング。なんか適当に音を出しとけよ」
澪「それか、唯がフォローすれば良いんだけどな」
唯「そんな時は来ないと思うよ。だって私は、一生あずにゃんに頼っていくからね」
律「いや。真顔で言う事じゃないから」
澪、紬「あはは」
梓「・・・甘やかさないで下さいっ」
60: 2012/01/29(日) 19:36:01.11 ID:E4y//cxWP
唯「え?」
梓「私は後輩で、皆さんは先輩です。だからもっと叱って下さい。本気になって怒って下さいっ。本気で・・・」
律「梓っ」 ばんっ
梓「は、はいっ」 びくっ
梓「私は後輩で、皆さんは先輩です。だからもっと叱って下さい。本気になって怒って下さいっ。本気で・・・」
律「梓っ」 ばんっ
梓「は、はいっ」 びくっ
62: 2012/01/29(日) 19:38:01.53 ID:E4y//cxWP
律「もうっ、可愛すぎるぞっ♪」 きゅっ
梓「え」
紬「うふふ♪」 きゅっ
梓「あ、あの」
澪「よしよし♪」 きゅっ
梓「ええ?」
唯「あずにゃーんー♪」 きゅっ
梓(えー、どういう事ー♪) くんかくんか
梓「え」
紬「うふふ♪」 きゅっ
梓「あ、あの」
澪「よしよし♪」 きゅっ
梓「ええ?」
唯「あずにゃーんー♪」 きゅっ
梓(えー、どういう事ー♪) くんかくんか
64: 2012/01/29(日) 19:40:11.76 ID:E4y//cxWP
5分後
梓「・・・済みませんでした。皆さんの仲が良いので、少し寂しいというか。何というか」
澪「だから本気って事か。でも私達だって、本気で梓と付き合ってるぞ」
律「澪が言う通りだ」
梓「はぁ」
紬「私達は同い年だから遠慮なく突っ込みあうけれど、梓ちゃんはつい可愛がりたくなるのよね」
梓「え」
梓「・・・済みませんでした。皆さんの仲が良いので、少し寂しいというか。何というか」
澪「だから本気って事か。でも私達だって、本気で梓と付き合ってるぞ」
律「澪が言う通りだ」
梓「はぁ」
紬「私達は同い年だから遠慮なく突っ込みあうけれど、梓ちゃんはつい可愛がりたくなるのよね」
梓「え」
65: 2012/01/29(日) 19:42:04.21 ID:E4y//cxWP
澪「大切な可愛い後輩だから、全力で可愛がる。それが私達の本気って事さ」
澪「唯は、ちょっと可愛がりすぎだけどな」
唯「だって可愛いんだから、可愛がって当然でしょ」
律「可愛いもんな」
紬「可愛い可愛い。梓ちゃんは、本当に可愛いから」
梓「も、もういいですよっ」
澪「唯は、ちょっと可愛がりすぎだけどな」
唯「だって可愛いんだから、可愛がって当然でしょ」
律「可愛いもんな」
紬「可愛い可愛い。梓ちゃんは、本当に可愛いから」
梓「も、もういいですよっ」
67: 2012/01/29(日) 19:42:59.16 ID:E4y//cxWP
律「後輩だ先輩だって言っても、1才しか違わないんだ。そういう小さい事は気にするな」
紬「そうそう。私達はみんな、軽音部の大切な仲間なんだから」
澪「これからも遠慮せず、どんどん私達に意見してくれ」
梓「はいですっ」
唯「あずにゃんは気楽に、「田井中、お茶買ってこい」なんて言えば良いんだよ」
律「親しき仲にも礼儀あり、だ」 ぽふ
澪、紬、梓「あはは」
終わり
紬「そうそう。私達はみんな、軽音部の大切な仲間なんだから」
澪「これからも遠慮せず、どんどん私達に意見してくれ」
梓「はいですっ」
唯「あずにゃんは気楽に、「田井中、お茶買ってこい」なんて言えば良いんだよ」
律「親しき仲にも礼儀あり、だ」 ぽふ
澪、紬、梓「あはは」
終わり
71: 2012/01/29(日) 19:44:30.69
乙
いい仲間達だな
いい仲間達だな
72: 2012/01/29(日) 19:44:53.94
乙
和んだし楽しかった
和んだし楽しかった
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