1: 2012/07/16(月) 00:03:56.05 ID:9iTSHU300
私、クワトロ・バジーナの朝は早い。



セイラ『兄さん、おはようございます』


クワトロ「ああ、おはようアルテイシア、今日もすまないな」


セイラ『ふふっ。兄さんの為でしたら////』

クワトロ「アルテイシア///」

まずは地球に住む、優しい妹の優しいモーニングコールで目を覚ます

私はこの瞬間、幸せを感じるのだ。



2: 2012/07/16(月) 00:05:04.99 ID:9iTSHU300
ララァ『大佐、おはようございます』

クワトロ「やあ、ララァ。」

クワトロ(亡霊になってまで私に会いに来るとはララァ、カワイイやつだ)

ララァ『今日も大佐は顔が良くって素敵です。私を頃したどっかのブサイク天然クルクルパーマ野郎とは大違い。やっぱり私には大佐一人だけです!』

クワトロ「おいおい、ララァ、そんなことを言ってはアムロが可哀想だろう」キリッ

ララァ『キャー、流石は大佐!クソアムロにまで粋な心遣い!ステキッ!』

クワトロ「そんなに誉めてくれるなララァ……」


亡霊になったララァと会話を楽しんだあと、アーガマのブリッジへと向かう



4: 2012/07/16(月) 00:06:07.98 ID:9iTSHU300
―廊下―

クルーA「キャー!クワトロ大尉よー!ステキッ!」

クルーB「キャー!二の腕が逞しくってステキ!」

クルーC「キャー!サングラスが決まっててステキ!」

キャー!キャー!キャー!キャー!ダイテー!


全く、これが毎朝だから、困ると言うものだな……



5: 2012/07/16(月) 00:07:22.84 ID:9iTSHU300
―ブリッジ―

クワトロ「やあ、カミーユにカツ」



カミーユ・カツ「ちぃぃぃぃぃっす!!!クワトロ大尉!!!!!!」



クワトロ「はははっ、朝から威勢がいいな」

カミーユ「僕の一番尊敬するクワトロ大尉、肩をおもみしましょうか!」

カツ「あ、ずるいぞカミーユ!大尉の肩を揉むのは僕だ!」

カミーユ「いや、僕だ!」

僕だ!僕だ!僕だ!僕だ!僕だ!僕だ!僕だ!


クワトロ「これが若さか……」

6: 2012/07/16(月) 00:08:41.77 ID:9iTSHU300
ブライト「やあ大尉、おはようございます」

クワトロ「やあ艦長」

ブライト「ああ、やはりクワトロ大尉が来てくれると心強い!宇宙に上がったばかりのアムロだけではどうも不安で」

アムロ「すみません………」

ヘンケン「昨日の出撃でも調子が振るわなかったのか、撃墜数はクワトロ大尉の半分以下でしたからな」ギロッ

アムロ「な……なんかすみません……」


8: 2012/07/16(月) 00:09:34.48 ID:9iTSHU300
クワトロ「気にするなアムロ。君の調子が悪いのではない」

クワトロ「私の調子が良すぎるのだ」キリッ

ヘンケン「キャー!流石は大尉!アムロ大尉へのフォローも忘れないなんて、流石はクワトロ大尉!」

ブライト「クワトロ大尉は本当に出来た人間だなぁ!」

クワトロ「ははははっ!私を乗せるのはやめたまえ!」

はははははははは!!!!



トーレス「うわぁ!大変だぁ!ティターンズが攻めてきたぞ!」


10: 2012/07/16(月) 00:10:42.93 ID:9iTSHU300
ブライト「よし!出撃だ!カミーユ、アムロ!」

カミーユ「ちょ、ちょっと待って下さい!」

アムロ「しゃ、しゃ、しゃ、シャアは来ないのか!?」

クワトロ「そろそろ君達も私なしで戦えるようにならないとまずいからな」

カツ「なるほど!獅子が子供を谷に突き落とすようなものですね!さっすが大尉!」

アムロ「よーしがんばるぞー!」

カミーユ「はい!」


馬鹿な後輩とライバルを暖かく見守ってやるのも私の重要な役目なのだ。

11: 2012/07/16(月) 00:10:44.99
これがヘタレの妄想か・・・・情けない奴

12: 2012/07/16(月) 00:12:19.11
どっせい クレイバズーカ

13: 2012/07/16(月) 00:12:35.72
妄想ならばどうということはない!

15: 2012/07/16(月) 00:13:41.24 ID:9iTSHU300
1時間後

ブライト「なんということだ……アムロとカミーユが撃墜されてしまった…」

クワトロ「ああ、残念だな……。シロッコは私を見た途端、恐怖のあまり自爆してしまったというのに……もっと早く駆けつけてやれば……」

ブライト「いや、大尉の責任は全くない。むしろ、氏んだのが大尉でなくアムロとカミーユで良かった」

エマ「そうね、弱っちいアムロ大尉とカミーユが悪いんだものね。大尉は全く悪くないわ!」

ヘンケン「エマ中尉がいうならそうなんだろうな!大尉はちっとも悪くないぞ!」

カツ「っていうかクワトロ大尉さえいればアーガマは安泰ですよね!」

ファ「そうね、大尉はアムロ大尉やカミーユの3倍はスゴいものね!」

クワトロ「誉めてくれるのは嬉しいが、君達、少し不謹慎過ぎるぞ…」

エマ「キャー!そんな細かい配慮のできるクワトロ大尉って男前!」

レコア「やっぱりアーガマの男って最高!」

クワトロ「ふっ……」


17: 2012/07/16(月) 00:15:07.36 ID:9iTSHU300
トーレス「そうです、そう言えばアクシズとか言うしょぼい連中が大尉に会いたいそうですよ」

クワトロ「分かった。こちらから出向いてやることにしよう。」


エマ「キャー!」

レコア「わざわざしょぼい連中の為に時間を割いた上にわざわざ出向く大尉、器が大きくてステキ!」

ファ「大尉カッコイイ!」


ふふふふふふ………



18: 2012/07/16(月) 00:17:06.82 ID:9iTSHU300
【アクシズ・戦艦】


ハマーン「本日はようこそお越し頂きました」ふかぶか

ミネバ「頂きました」ふかぶか

クワトロ「そんなに畏まることはないぞ、ハマーン」

ハマーン「シャア大佐のご活躍は、アクシズにまで届いております」ふかぶか

ミネバ「おります」ふかぶか

クワトロ「活躍と言うほどの活躍はしていないのだがな……」

ハマーン「ご謙遜を……」ふかぶか

クワトロ「それで、私に頼みとはなんだハマーン」

ハマーン「ははっ。是非、私共しょぼくさいアクシズと手を組んでいただきとうございます……」ふかぶか

ミネバ「ございます」ふかぶか

クワトロ「ほぅ……」

19: 2012/07/16(月) 00:18:12.53 ID:9iTSHU300
ハマーン「是非とも、是非ともお願い申し上げます」

クワトロ「ハマーン」

ハマーン「なんでございましょう」

クワトロ「それが人にものを頼む態度かな」

ハマーン「……えっ?」

クワトロ「今更昔のことをどうこう言う気はないさ。ただ、物事の重要性を鑑みるに、立ちながらの挨拶程度では………」

ハマーン「わ、私にど、土下座をしろと言うのか……シャア!」

クワトロ「…ほぅ、私にそんな口を聞くのかハマーン」

ハマーン「はっ!」

クワトロ「さっきの発言は聞かなかったことにしよう」

ハマーン「………」


20: 2012/07/16(月) 00:18:52.54 ID:9iTSHU300
ハマーン(土下座)「シャア大佐様、是非とも……」ふかぶかふかぶか


ミネバ(土下座)「是非とも…」ふかぶかふかぶか

クワトロ「まあ、一緒に土下座をなされているミネバ様に免じて、今回は特別に協力するよう働きかけよう。ハマーン」

ハマーン「ありがたき幸せ……」ふかぶかふかぶか

ミネバ「しあわせ………」ふかぶかふかぶか


遂にあのハマーンが私に土下座をした。
まあ、本来であれば土下座程度でどうにかなるような問題ではないのだが、
馴染みの縁で手を組んでやることにした。ははははははっ!!!!




21: 2012/07/16(月) 00:19:33.20
クワトロさんが精神崩壊してしまった

22: 2012/07/16(月) 00:19:43.72 ID:9iTSHU300
セイラ「流石は兄さん!」

ララァ『最高です大佐!』

アムロ「悔しいが総合的にシャアの勝ちだ…」

カミーユ「よっ!大尉は宇宙一!」

シロッコ「うむ!お前のような存在、気に入ったぞ!」

ブライト「大尉は頼りになるな!」

ハニャーン「大好きです、大佐っ///」


はははははっ!ははははははっ!ははははははっ!ははははははっ!ははははははっ!ははははははっ!ははははははっ!



23: 2012/07/16(月) 00:20:58.68 ID:9iTSHU300
…………

「貴様ほどの男が、なんて器量の小さい!」


アムロ……アムロか?
ふっ。私に適わないからといって……



「お母さん?ララァが…?うわっ!」


ん………?アムロ?
なんだ、なんだこれは………

ああ………

そうか、私はさっきまで…アクシズを………
身体が光に………


そうか……これは………

……幻か


―おわり―

25: 2012/07/16(月) 00:22:30.94 ID:9iTSHU300
【おまけ】


私、ヘンケン・ベッケナーの朝は早い。

エマ「ヘンケン艦長……///」


目覚めた早々にエマ中尉が………


カミーユ「修正してやる!歯ァ食いしばれ!!!」

ヘンケン「ちょ!ま、まだ私は何にも……!」

クワトロ「今のはヘンケン艦長が悪い」

ブライト「ああ、今のは完全にヘンケン艦長が悪いな」

ヘンケン「……えっ?」



ドゴオォオオオオォォォ!!!!!!




26: 2012/07/16(月) 00:23:31.58 ID:9iTSHU300
【おまけ2本目】

カミーユ「クワトロ大尉め!いつもいつも無責任なんだよ!」

カミーユ「こうなったら腹いせに大尉に嫌がらせしてやるぞ……」


ガラッ

【クワトロの部屋】

カミーユ「ここが大尉の部屋か……」

カミーユ「なんだ、自分の写真ばかり置いてある。気色が悪いな」

ガラッ

カミーユ「………ここか」

カミーユ「ふふふっ、大尉のパンツを全て隠して困らせてやるぞ………」

カミーユ「ふははははははははは!!!!!!!!!」



27: 2012/07/16(月) 00:24:26.41 ID:9iTSHU300
―10日後―

クワトロ「やあカミーユ」

カミーユ「………」

カミーユ(一向にクワトロ大尉が困る気配がない)

カミーユ(隠してある大尉のパンツはまだ見つかってないはずだし)

カミーユ(まさか、毎日同じパンツを………)

カミーユ(でもそうだとすれば臭ってくる筈だ)

カミーユ(ま、まさか……穿いてないんじゃ………)


28: 2012/07/16(月) 00:25:37.69 ID:9iTSHU300
クワトロ「カミーユ、一緒に風呂に入らないか」

カミーユ「えっ」

クワトロ「どうした、イヤなのか?」

カミーユ「い……いえ………」



―入浴後―

カミーユ「……大尉は履いていた。と、なると大尉はどこからパンツを調達しているか……」

カミーユ「買い物にもいけないはずだ…………」



カミーユ「じゃあ、大尉はどうしてパンツを履いてるんだ?」

29: 2012/07/16(月) 00:26:30.81 ID:9iTSHU300
トーレス「なあ、カミーユ。知らないか」

カミーユ「……何をだよ」

トーレス「パンツだよ。最近ちょこちょこなくなってるんだ」

カミーユ「えっ?」

サエグサ「ああ、俺もだ」

ブライト「そう言えば私も///」

ヘンケン「私もだ///」

ハサン「私も///」

ブレックス「私も……///」



カミーユ(まさか………)



おまけ2本目 おわり

30: 2012/07/16(月) 00:29:26.27 ID:9iTSHU300
【おまけ3本目】

ハマーン「シャア、食事に行かないか」

シャア「誰がお前などと。それに私は給料前なのだ」

ハマーン「ここに2名様から使える50パーセントオフのクーポン券がある」

シャア「!」

ハマーン「私と行くか、私と来るか、選べ!シャア!」

シャア「………」




31: 2012/07/16(月) 00:30:06.03 ID:9iTSHU300
―レストラン―

シャア「では、これと、これと、これと、これと、これを頼む」

ハマーン「……頼み過ぎではないか、シャア」

シャア「50パーセントオフなのだからな。どうということはない」

ハマーン「………そうか」ニヤリ


店員「お会計をお願いします」

シャア「よしきた。ハマーン!」

ハマーン「ああ………」ピラッ

ハマーン「50パーセントオフのクーポンを利用したい」

店員「畏まりました」



32: 2012/07/16(月) 00:30:59.56 ID:9iTSHU300
シャア「では……」バリバリ

ハマーン「じゃあ私はこれで」

シャア「………は?」

シャア「何を言っている、ハマーン!」

ハマーン「私はこの50パーセントオフのクーポン券で支払いを済ませたと同義だと言っている」

シャア「な……なに?」

ハマーン「別に私はお前にクーポンを使わせるとは一言も言っていないだろう?」

シャア「謀ったな……ハマーン!」

ハマーン「ふははははははははは!!!なんとでも言うが良い!シャア!」


34: 2012/07/16(月) 00:34:55.31 ID:9iTSHU300
ハマーン「ではな。」カランカラン

シャア「ちぃぃっ!」

店員「あの、お……お会計は………」

シャア「………」バリバリ……

シャア「………」


ピーポーピーポーピーポー


おわり

35: 2012/07/16(月) 00:36:10.26 ID:9iTSHU300
【おまけ4本目】

―おまけ3本目の3日前―


アクシズ・宮殿



ハマーン「うむ………」

ハマーン(私はいつも黒い服を着ているイメージが周りにはあるだろうが)

ハマーン(実は…昔の服もとってあるのだ…)

ハマーン(あの時のように……シャアに対して少しは素直になることが出来たら)

ハマーン(………素直、か)

ハマーン(エルピー・プルとやらの素直さを少しは分けて貰いたいものだな)ふっ

36: 2012/07/16(月) 00:37:21.72 ID:9iTSHU300
ハマーン「………」




ハマーン「は……はまはまはまはまーん………」ボソッ


ハマーン「……わ、私は一体何を!」


プル「……ダメだね」ハァ

ハマーン「!?!?!?!?」

ハマーン「お!お!お!お前!いっ!いっ!いっ!いっ!」カァァッ

プル「ハマーンさま、そんなんじゃ伝わらないよ」

ハマーン「な……なにが………」

プル「みんなに『かわいい』って思って欲しいって気持ち」

ハマーン「べ、別に……私は…………」

プル「プル、ハマーンさまなら出来ると思うな」

ハマーン「えっ」

37: 2012/07/16(月) 00:38:25.15 ID:9iTSHU300
プル「今まで色んな人のを覗き見してきたけど………」


キャラ『キャラキャラキャラキャラ~!』プル(胸が大きすぎて論外だね)

マシュマー『マシュマシュマシュマシュ~!』
プル(ぎこちないなぁ……)

ゴットン「ゴトゴトゴトゴト~!」
プル(………語感が悪い)



ラカン『ラカラカラカラカぁ~ん!』
プル(…………)


プル「ハマーンさまが一番才能あると思う」
ハマーン(………アイツら)



38: 2012/07/16(月) 00:39:23.85 ID:9iTSHU300
こうしてプルの厳しい特訓が始まった!

ハマーン「は、はまはま………」

プル「違うよ!恥ずかしがらずに!もっとこう、手をひろげて!腰をくねって!クビをかしげて!チャーミングにっ!」

ハマーン「は…はまはまはまはまーん!…………こうか!」

プル「違う!よくみてて!」

プル「プルプルプルプル~!」きゅるーん☆

ハマーン「ぐっ……」


そして……


ハマーン「いくぞ!」


ハマーン「ハマハマハマハマ~ン!」きゅるーん☆

一同「おおおおおおおおおおっ!!」


40: 2012/07/16(月) 00:40:18.27 ID:9iTSHU300
キャラ「すごい……た……タダでさえ美しいハマーン様が………」

マシュマー「ハマーン様ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!ばんざ

グレミー「よし、今から私がハマーン様のマスターに」

ラカン「いや私が」

マシュマー「いや私だ!!」

キャラ「いやいや私が!」

ギャーギャーギャー!ギャーギャーギャーギャー!ギャーギャーギャーギャーギャーギャー!

ハマーン「………騒がしい連中だな」ふっ

プル「良かったねハマーン様。これならどこに出しても恥ずかしくないハマハマハマハマ~ンだよ!」

ハマーン「………ああ」

ハマーン(待っていろ……シャア!)

41: 2012/07/16(月) 00:41:22.99 ID:9iTSHU300
ハマーン「よし……これで………」

シャア「どうしたハマーン。いきなり私を呼びつけて」

ハマーン「シャア!しかとその目に焼きつけよ!!」

シャア「何?」

ハマーン(………行くぞ)

ハマーン「ハマハマハマハマ~ン」きゅるーん☆



シャア「 」

ハマーン(さあ!さあ!どうだシャア!)

シャア「 」

42: 2012/07/16(月) 00:43:03.29 ID:9iTSHU300
ハマーン(よし!)

シャア「……ハマーン」
ハマーン「な………なんだ///」

シャア「そのだな……」
ハマーン「ああ……」ドキドキ

シャア「私は……」
ハマーン(わ、私もお前が好きだ!シャア!)ドキドキ



シャア「良い病院を知っている」
ハマーン「えっ」


シャア「今の医学なら治らない病はない。ハマーン、怖がらずに………」

ハマーン「こ、この………」フルフル

シャア「は……ハマーン?」

ハマーン「………俗物がアアアッ!!!」

【おまけ3本目に続く】

43: 2012/07/16(月) 00:44:24.97 ID:9iTSHU300
【10本目】

私はミライ・ノア。夫とは一年戦争を機に出会い、子供を設けてはすぐに単身赴任してしまい、離ればなれなのですが
私はブライトが今何を考えているのか分かるので全く寂しさも、不安もありません。

ミライ「さて今日も暇つぶしにブライトが何考えてるのか探っちゃいましょうか」

ミライ「……あら、今は交戦中なのね。頑張ってブライト!」

ミライ「まあ、大変。部下の子ども達が逃げ出したのね」

ミライ「勝ったのねブライト。お疲れ様」

ミライ「あら……イヤだわブライト……そんな………あの時のこと考えてるなんて///あの時ハサウェイが出来たのよね///」

ミライ「もう、それは思い出さないでよ…もうブライトったら///」

ミライ「ブライト……私も……ああん///!!」

44: 2012/07/16(月) 00:45:09.71 ID:9iTSHU300
ミライ「さて今日も……」

チェーミン「楽しそうだね、お母さん」

ミライ「ふふっ、そうね」

ミライ「さて、今日は……」

ミライ「ん…あら、女の方?へぇ……」

ミライ「………」

ミライ「…………」

ミライ「……………へぇ」


チェーミン「お……お母さん?」

45: 2012/07/16(月) 00:46:57.50 ID:9iTSHU300
ブライト「…………」ゾクゥッ

ジュドー「…どしたのブライトさん」

ブライト「いや、この戦争の黒幕が、ハマーンではないような気がしてな」

ジュドー「はぁ?」

ブライト「ま、ま、まぁ気のせいか!気のせいだな!」


あははははははは!!!!!!!!!
はははははは………

エマリー艦長代理が殉職したのは、この直後だという……


おまけ5本目おわり

46: 2012/07/16(月) 00:47:58.89 ID:9iTSHU300
【おまけ6本目】

ドズル「さて、俺の娘も大活躍のガンダムUC、大好評でシリーズ延長が決まったそうだが」

ドズル「親の色眼鏡抜きしても本当にミネバは可愛いなあ………」

ミネバ「もう、バナージったらぁ!」いちゃいちゃ

バナージ「オードリー///」いちゃいちゃ

ドズル「……小僧!」

ドズル「まあ、しかし自分で言うのもなんだが、俺に似なくて本当に良かった。」


ミネバ「バイキングは楽しいわねバナージ」パクパク

バナージ「そうだねオードリー///」パクパク



ドズル「もし俺に似ていたら……」




48: 2012/07/16(月) 00:48:50.23 ID:9iTSHU300
―――――――

ミネバ「きゃあっ!!」

バナージ「なんかメスゴリラが飛んでるな……気のせいかな……」

ハロ『ウホウホ!キノセイ!キノセイ!』

―ガンダムUC・おわり―


ドズル「………」
ドズル「い……いや……他で考えれば」


――――――

偽ミネバ「………」

グレミー「ミネバにしては可愛すぎる!もしや影武者だな!」

ハマーン「うっ………」

グレミー「と、いうことは私が正当な後継者だな!わははははは!!!」
ルー「キャー!グレミー素敵!」


―ガンダムZZ・おわり―

ドズル「………」

49: 2012/07/16(月) 00:50:19.85 ID:9iTSHU300
ドズル「…と言うより、俺に似ていたら」
ドズル「……もしかしたらマ・クベに助けられてすら居なかったのかも知れんな」
ドズル「もしかしたら最悪アクシズにも受け入れ拒否なんてことも……」

ドズル「ううっ……やっぱり、どこにも俺に似ず、良かったような…良くなかったような……」



ミネバ「ただいま、バナージ。デザート取ってきたわ」テンコモリー

バナージ「おかえりオードリー……って、取りすぎだよ!」

ミネバ「ふふふっ。イヤね」

ミネバ「バイキングは数でしょ、バナージ」


ドズル「!」



51: 2012/07/16(月) 00:52:01.57 ID:9iTSHU300
【おまけ7本目】

―1st―

シャア「ヘルメットが無ければ即氏だった……」
セイラ「兄さん……」

―Z―

ハマーン「シャア……私と来てくれれば………」
クワトロ「ヘルメットが無ければ即氏だった……」


―ZZ―

シャア「ヘルメットがなければ……」
ジュドー「OPで吠えてただけでしょアンタ」

―逆シャア―


シャア「ヘルメットがあったら私は氏ななくてすんだ……」
アムロ「あっても氏んでるよ」



おわり

52: 2012/07/16(月) 00:53:05.24 ID:9iTSHU300
【おまけ8本目】

ハマーン「マシュマーの戦果が思わしくない。強化させるか……」

ハマーン「イリア!」

イリア「はっ」

ハマーン「マシュマーの強化の件、頼んだぞ」

イリア「それがハマーン様、ニュータイプ研が最近強化人間のさらに上を行く、すごい改造技術を開発したそうです」

ハマーン「そうか、それがいい。使えない兵士はみんな改造手術を受けさせろ」

イリア「では手筈通りに………」

ハマーン(強化人間より、か………)


ハマーン(……想像を絶する過酷な改造であろうな)

ハマーン(すまないな、マシュマー……しかしこれも………)

53: 2012/07/16(月) 00:54:29.41 ID:9iTSHU300
―三日後―

イリア「改造出来ましたハマーン様」

ハマーン「ああ………」

イリア「どうぞ、お入りください」

ましゅま~「やあ、やあ、おはやうございますハマーン様」

ハマーン「………」

ハマーン「えっ」

ましゅま~「ハマーン様ばんざ~い!ばんざ~~~い!」

ハマーン「………」

ハマーン「………本当に、成功したのか」

イリア「はい。ましゅま~様の手術は無事、成功いたしました」

ましゅま~「私が部長になったからには、3年でネオジオンを優勝の狙えるチームにしてみせます。」

ハマーン「……本当に、成功したのか?」
イリア「完璧です」

54: 2012/07/16(月) 00:55:48.44 ID:9iTSHU300
ましゅま~「あ、こんな時間ですよ。お米を研ぎませう」

ハマーン「……一体なんの手術を施したのだ」


イリア「はい、強化人間の更に上を行く強化人間」




イリア「『究極超人』の手術です」



きゃら「やあ、やあ、ましゅま~はイルカの曲芸?」

ましゅま~「イルカの曲芸!」


ましゅま~「うきゃ!うきゃきゃきゃきゃきゃ! 」



ハマーン「…………」

ハマーン「強化、し過ぎたか………」


おわり

55: 2012/07/16(月) 00:56:40.56 ID:9iTSHU300
イリア「尻穴に電池を差し込む方法もありましたが」

ハマーン「………」

57: 2012/07/16(月) 00:57:24.30 ID:9iTSHU300
【9本目】


シャア「………」

ワアアアアア!!!!!!!!!

クェス「すっごい声援ね」

ギュネイ「………ぷふっ」

クェス「どうしたのよ。大佐の演説が始まるわよ」

ギュネイ「た、大佐の……ズボン……」

クェス「大佐のズボンがどうしたのy……ぶうううううううっ!!!!!!」




クェス「大佐のwwwwwチャックがwwwwwwwwwwチャックがwwwwwwwwww」


ギュネイ「全wwwww開wwwwwwwwwwwwwwwwwww」



58: 2012/07/16(月) 00:58:43.77 ID:9iTSHU300
シャア「このコロニー、スウィート・ウォーターは密閉型とオープン型をつなぎあわせて建造された極めて不安定なものである。」

クェス「んどゅふっwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ギュネイ「極めて不安定なのはwwwwwwアンタのwwwwwwチャックの方だよwwwwwwwwwwww」

クェス「ちょwwwやwwwめwwてwwwよwwwwwwwwwwwwwwwwww」

シャア「しかも、地球連邦政府が難民に対して行った施策はここまでで、容れ物さえつくれば良しとして彼等は地球にひきこもり、我々に地球を解放することはしなかったのである。」

ギュネイ「社会の窓はwwwwww解放してるけどwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

クェス「うえっwwwwwwwwwうえっwwwwwwwwwwwwwwww」


59: 2012/07/16(月) 00:59:32.41 ID:9iTSHU300
ナナイ「ちょっと、静かになさい!」

クェス「だってwwwwwwだってwwwナナイwwwwwwwwあれwwwwwwwwwwwwww」

ナナイ「あれって…大佐のなにが………」チラッ


ナナイ「ぶぅぅぅうううううううっ!!!!!!!!!」



クェス「ちょwwwwwwうるさいよwwwwwナナイwwwwwwwwwwwwww」

シャア「父ジオンはザビ家に暗殺された。そしてそのザビ家一行はジオン公国をかたり、地球に独立戦争を仕掛けたのである。その結果は諸君等が知っているとおり、ザビ家の敗北に終わった。それはいい。」


クェス「いいんだwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ギュネイ「あんたのチャックの方は全然良くないけどwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ナナイ「ちょwwwばっwwwやめっwwwんふっwwwwwww大佐wwwwwwwwwwwwwwwww」

61: 2012/07/16(月) 01:00:18.90 ID:9iTSHU300
シャア「しかし、その結果、地球連邦政府は増長し、連邦軍の内部は腐敗し、ティターンズのような反連邦政府運動を生み、ザビ家の残党を語るハマーンの跳梁ともなった!」

クェス「大佐のチャックがwwwwwwwww一番跳梁しちゃってるけどwwwwwwwwwwwwwwwww」

ナナイ「そう言えばwwwwwwwwwwwこれってホログラム投影で全宇宙に大公開しちゃってるのよねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ギュネイ「マwwジwwwすwwwwwかwwwwwwww宇宙全土でwwwwwwww大佐の社会の窓wwwwwまるみえwwwwwwwwwwwwww」

ナナイ「まるでwwwww道化wwwwwwwwwwwwwww」

クェス「私、みーんな知っていたなwwwwwwwwwwwwwwwwww」

62: 2012/07/16(月) 01:01:06.21 ID:9iTSHU300
ネオジオン兵「なぁ……もしかして大佐……チャック……」


ざわざわ………


ギュネイ「ヤバいwwwwwwみんな気がつき出したwwwwwwwwwwww」

クェス「大佐wwwピーンチwwwwwwwwwwwwwww」


シャア「それがアクシズを地球に落とす作戦の真の目的である!!これによって地球圏の戦争の源である地球に居続ける人々を粛清する!!」

ネオジオン兵士「大佐が………」
ネオジオン兵士「大佐………」


ざわざわ……ざわ……ざわざわざわ………
大佐………大佐………大佐が………


シャア(………あれ、思っていたのと反応が違う………)

63: 2012/07/16(月) 01:02:46.27 ID:9iTSHU300
シャア「諸君!自らの道を拓くため、難民のための政治を手に入れるために!あと一息!諸君らの力を私に貸していただきたい!」


くすくすっ……くすくすっ……くすくすっ……

シャア(な………なんだ……どうした?何があったのだ………)

シャア(ま……まあいい………)


ナナイ「来るわよ……来るわよ………」

ギュネイ「えっwwwwwwなんすかwwwwww何が来るんすかwwwwwwwwwwwwwww」


65: 2012/07/16(月) 01:05:30.09 ID:9iTSHU300
ナナイ「大佐wwwww一昨日からずっと演説の最後に手を大きく広げる練習ばっかりしててwwwwwwwwwwwwww」
ギュネイ「ちょっとwwwwwwチャック広げてwww手まで広げちゃうんですかwwwwwwwww」
クェス「もうやだwwwwwwもうやだwwwwww」


シャア「そして私は………」


シャア「父、ジオンの元に召されるであろう!!」バッ



一同「ぶうううううううっwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww!!!」

シャア「…………」


……………
………
……

シャア「アクシズ、いけッ!忌わしい記憶とともに!!!」

シャア「……いやな事を思い出してしまった」


おわり

66: 2012/07/16(月) 01:07:45.56 ID:9iTSHU300
【おまけ10本目くらい】

クワトロ「私はクワトロ・バジーナ大尉だ。それ以上でもそれ以下でもない」キリッ
クワトロ(………決まった)



カミーユ「いや、それはおかしいですよ大尉」

クワトロ「へっ?」


67: 2012/07/16(月) 01:10:15.35 ID:9iTSHU300
カミーユ「例えば数字で言うとですよ」

カミーユ「1以上100以下ってどこからどこまでの範囲を言います?」

クワトロ「………」

クワトロ「1から100だな」

カミーユ「だとしたらさっきの大尉のセリフはどうなるんです」

クワトロ「………ん?」

カミーユ「あの言い回しだと、クワトロ大尉はクワトロ大尉と言う存在を含めて、それ以上でも以下でもないってことになりますよ」

クワトロ「ん?ん?ん?」

カミーユ「つまり、大尉は何者でもないってことになります。それはおかしいですよ」

クワトロ「……いや、さっきからカミーユが何を言ってるんだか私にはさっぱり」

68: 2012/07/16(月) 01:11:07.80 ID:9iTSHU300
カミーユ「ですから、大尉は何者なんです」

クワトロ「だから私はクワトロ・バジーナ大尉であって、それ以上でも以下でもない」

カミーユ「それはおかしいですよ」

クワトロ「えっ?」

カミーユ「もう一回考えてみましょう」

カミーユ「100以上200以下の範囲ってどこからどこまでですか」

クワトロ「馬鹿にしているのかカミーユ。100から200だろう」

カミーユ「そう!だから、大尉のさっきのセリフはおかしいんですよ!」

クワトロ「はっ?」


69: 2012/07/16(月) 01:11:59.46 ID:9iTSHU300
カミーユ「大尉は何者でもなくなる。でもそんなことは目の前に大尉が存在している以上有り得ないんです」

カミーユ「大尉は何者なんです?」

クワトロ「だから!私はクワトロ大尉で、それ以上でも以下でもないと言っている!」

カミーユ「だから!それだとおかしいんですよ!大尉は何者なんですか!」

クワトロ・カミーユ「だーかーらー!!!!!!」


アムロ「………こんなんでエゥーゴは大丈夫なのか」

ハヤト「さあ………」



おわり

70: 2012/07/16(月) 01:14:59.05 ID:9iTSHU300
【11本目】
カミーユ「大尉。僕、クムとシンタに聞かせるように物語を作ったんですよ」
クワトロ「ほう……」
カミーユ「まあ、聞いてくださいよ」

あるところに大変働き者の男と娘がいました。
ある時、男の娘が池に落ちてしまいました。

マリーダ「………」コポコポコポコポ
ジンネマン「マリーダあああああ!!!!!」

さあ大変。娘を助けようと男が池に飛び込もうとした瞬間、池から光が溢れ、
中からインド人みたいな女があらわれました。

ララァ「私はエルメス神の使い、ララァ。今、あなたが落としたのは金のプルですか?銀のプルツーですか?」

プル「プルプルプルプルー!プルだよ!」プルツー「プルツーだ!」

―――
クワトロ「待て!」
カミーユ「なんですか大尉。話の腰を折らないでくださいよ」
クワトロ「カミーユ……何故ララァを知っている」
カミーユ「で、続きですけど」
クワトロ「………」

71: 2012/07/16(月) 01:15:52.59 ID:9iTSHU300
ジンネマン「………は?」


ララァ「あなたが落としたのはプルですか、プルツーですか」

ジンネマン「い……いや、マリーダ……敢えて言うならプルトゥエルブだが」

ララァ「まあ、なんと正直な方でしょう!そんなあなたにご褒美としてプルにプルツーにプルトゥエルブ、まとめて差し上げます!」

マリーダ「マスター!」
ジンネマン「マリーダ!」

マリーダ「あっ!しかも姉さん達まで……」

プル「わぁ!プルトゥエルブ!会えて嬉しい!嬉しいよ!プルプルプルプルー!」きゃっきゃっ
プルツー「本当に嬉しいな!まさか生きて会えるなんて!」きゃっきゃっ
マリーダ「わたしもです!姉さん!」きゃっきゃっ

ジンネマン「うっうっ……よかったなぁ、マリーダ……」

73: 2012/07/16(月) 01:17:14.30 ID:9iTSHU300
その様子を、こっそり覗く男が、一人………

クワトロ「ほぅ……」
クワトロ「なるほど、あの池に何かを落として、なおかつ正直に答えればさらに良いものが貰えるのか……」
クワトロ「ほぅ……」

―翌日―

ボッチャアアアアアン!!!!!

クワトロ「おおっと、間違えて百式を池の中に落としてしまったぞ!」

すると早速、池が光り中からインド人みたいな女があらわれました。

ララァ「私はエルメス神の使い、ララァ。あなたが落としたのは金の百式ですか?銀のZガンダムですか?」

クワトロ(ふははははっ!噂通りだな!)
クワトロ(これで私はZガンダムを赤く塗りたくることが出来る!)


ララァ「…さっさと答えてください」

75: 2012/07/16(月) 01:18:11.07 ID:9iTSHU300
クワトロ「あ、ああ。ララァ、私が落としたのは金の百式だ。間違いない!」
クワトロ「私を導いてくれ、ララァ!」

ララァ「………」

クワトロ「………ララァ?」


ブブーッ

クワトロ「えっ」

ララァ「金の百式を選ぶなんて、欲張りな人ですね。全部没収します。さようなら大佐」
クワトロ「えっえっ」

クワトロ「ま、まってくれ!まってくれララァ!私は正直に答えただろう!答えただろう!」

ララァ「大佐………」
ララァ「………最低ですね」


クワトロ「えっ」」

クワトロ「えっ………?」


例え、手段が正しくとも、下心があると上手く行かないということですね。
最低です、大尉。

76: 2012/07/16(月) 01:19:01.26 ID:9iTSHU300
クワトロ「いや、勝手に私を例に出されてもだな…」

エマ「最低ね、大尉」

ブライト「最低だな」

レコア「最低だわ」

カミーユ「ですよね」

クム・シンタ「サイテー!」

ハロ「クソヤロウ!クソヤロウ!」

クワトロ「………」


おわり

79: 2012/07/16(月) 01:19:55.83 ID:9iTSHU300
【おまけ12本目】

セイラ「兄さん!」

シャア「アルテイシア!」

ロザミィ「お兄ちゃん!」

カミーユ「ロザミィ!」

シャア「兄と言うものはいいな、カミーユ!」

カミーユ「そうですね大尉!兄になれない人たちがかわいそうですね!」


アムロ「………」

ブライト「………」

シャア・カミーユ「ぬはははははははは!!!!!!」


80: 2012/07/16(月) 01:20:53.13 ID:9iTSHU300
ジュドー「あれ、なんかご機嫌じゃない。シャアさんにカミーユさん」

シャア「はははは!まあな!」
カミーユ「最高ですね、大尉!」

アムロ「………」
ブライト「………」

リィナ「お兄ちゃーん!」タタタッ
ジュドー「リィナ!」

カミーユ「そうか、ジュドーにも妹がいたな」
シャア「我々の仲間と言うわけだな」
ジュドー「何の?」

アムロ「…………」
ブライト「…………」

シャア「さあ、共に『兄』を楽しもうではないか、ジュドー!」
ジュドー「なに言っちゃってんのシャアさん……」

プル「ジュドーお兄ちゃーん!」タタタッ

シャア・カミーユ「!?」

ジュドー「プル!」

カミーユ「ふ……二人目?」
シャア「ま、まあ……数が多ければ良いものでは………」

81: 2012/07/16(月) 01:22:18.16 ID:9iTSHU300
プルツー「お、お兄ちゃん………」タタタッ

シャア・カミーユ「!?!?!?」

ジュドー「プルツー!」


カミーユ「さ……」
シャア「三人………」


「お兄さまー!ジュドーお兄さま!」



カミーユ「よ、四人目!?」
シャア「ちぃぃっ!次は誰だ!」



ハニャーン「ジュドーお兄さま!」 タタタッ
ジュドー「ハニャーンさん!」

シャア「 」
カミーユ「 」

82: 2012/07/16(月) 01:23:04.45 ID:9iTSHU300
シャア「は、ハマーン!お前は……」

ハマーン「ああん?」

シャア「いや、なんでも………」

ハニャーン「ジュドーお兄さまのおかげで、私、改心しちゃったんですよねー」はにゃーん
ジュドー「ねー」


カミーユ「き……気味が悪い………」

ロザミィ「………」うずうず
カミーユ「どうしたんだいロザミィ。うずうずしちゃって」

ロザミィ「ごめんなさいカミーユお兄ちゃん!」タタタッ

カミーユ「ロザミィ!?」

ロザミィ「ジュドーお兄ちゃん!!!」

カミーユ「ロザミィいぃぃぃぃ!!!!!」

83: 2012/07/16(月) 01:23:53.98 ID:9iTSHU300
シャア「まあ、そこまでの絆だったという訳だな。なあ、アルテイシア」

セイラ「ジュドー兄さん!」タタタッ

シャア「 」

リィナ「お兄ちゃん!」
プル「ジュドーお兄ちゃん!!」
プルツー「お兄ちゃん……」
ハニャーン「ジュドーお兄さま!」
ロザミィ「ジュドーお兄ちゃん!」
セイラ「ジュドー兄さん!」

ジュドー「みんなまとめて、やぁーってやるぜ!」

きゃっきゃっきゃっきゃっきゃっきゃっきゃっきゃっ

アムロ「………」
ブライト「………」
シャア「………」
カミーユ「…………」

おわり

84: 2012/07/16(月) 01:25:12.49 ID:9iTSHU300
【13本目】
私はエマ・シーン。
実は私、心に深い傷を負っています。
ティターンズに在籍していた時、同僚達に私の髪型について「男性器」のようだと中傷されていたんです。あんまりですよね。
主犯の男の前髪は全部抜いてやりましたけど。

それ以来私、ことあるごとに……


トーレス「Zガンダム、『帰投』してください!」


ドゴオオオォォォ!!!

トーレス「 」

エマ「………」
ブライト「え……エマ中尉」

エマ「はっ!ご、ごめんなさい!私……」

ああ、ダメな私………

85: 2012/07/16(月) 01:26:31.73 ID:9iTSHU300
カミーユ「不安です、大尉」
クワトロ「大丈夫だ。カミーユ。『きっとう』まくいく。」

ドゴオオオォォォ!!!!!!

クワトロ「 」
エマ「はっ!」
エマ「すみません大尉!」

アストナージ「『きどう』チェック、おわったぞ!」

ドゴオオオォォォ!!!!!!

ブライト「今日の夕食はなんだ」
サエグサ「出汁巻『きとう』どんです」
ドゴオオオォォォ!!!!!!

カミーユ「主人公の人『きとう』票の順位、いつも低いんですよn………」
ドゴオオオォォォ!!!!!

ブライト「地球は春か。ふきのとうが美味しい季節に………」
ドゴオオオォォォ!!!!!

86: 2012/07/16(月) 01:27:21.74 ID:9iTSHU300
………………

ああ、ダメな私。なんでもかんでも特定のワードに聞こえて仲間を殴ってしまって……


ヘンケン「気にするな、エマ中尉」ポンッ

エマ「ヘンケン艦長」

ヘンケン「フォローは私がしておく」

エマ「ありがとうございます………」

エマ「ヘンケン艦長、こんな私を見捨てないで下さって……」

ヘンケン「それは……その………///」

ヘンケン(ちゃ、チャーンス!)

87: 2012/07/16(月) 01:29:00.71 ID:9iTSHU300
ヘンケン「私が……え、エマ中尉に好意を抱いているからだ///」


エマ「えっ……」

エマ「あ…あの……ヘンケン艦長………」
ヘンケン「エマ中尉の赤ちゃんが欲しいんだ!!」
ヘンケン「だからエマ中尉!私を!私を………!」



ヘンケン「好『きと(う)』、言ってくれ………///」


ドゴオオオォォォ!!!!!!!


『う』が入っていたようないなかったような。
まあいいわ。どっちにしろ殴るつもりだったから。

88: 2012/07/16(月) 01:33:05.24 ID:9iTSHU300
【14本目】

プル「プルプルプルー!ジュドー!今日もパフェ、食べに連れて行ってよ!」タタッ
ジュドー「………」
プル「あ、あれ、ジュドー?聞いてる?」
ジュドー「………」
プル「ジュドー……?」
プル「ちょっとジュドー!なんで無視するのっ!」
ジュドー「………」
プル「答えてよジュドー!」

ジュドー「………」
プル「ぅぅっ………」

プルツー「おい、どうしたんだよプル、めそめそしちゃってさ」
ジュドー「……よう、プルツー」

プル「あ、ジュドーが喋った!」
プル「ねえジュドー!」

ジュドー「…………」

プル「えっ」

プルツー(ああっ…なるほどそういうことか…)
プル「ちょっとちょっと!ひどいよねプルツー!」
プルツー「………」
プル「プル……ツー?」

89: 2012/07/16(月) 01:33:52.66 ID:9iTSHU300
プルツー「………」

プル「ちょっとプルツーまで……。なんで私のこと、無視するの……?」

マシュマー「君達、何を揉めている」
プル「あ、薔薇のひと!」

マシュマー「どうしたのだ。この公明正大な薔薇の騎士、マシュマー・セロが話を聞いてやろう」
プル「ヒドいんだよ!ジュドーとプルツーが私のこと無視するんだ!」ぷんすか!
マシュマー「それは許せん!おい、ジュドー・アーシタ!貴様、幼子になんと大人気ないことを!」
プル「そうだそうだ!」

ジュドー「…マシュマーさん、ちょっと」ちょいちょい
マシュマー「なんだ!」
ジュドー「………」もにょもにょもにょもにょ
マシュマー「!」
ジュドー「ね?」

マシュマー「………た、確かに気がつかなかったが」
プル「?」

90: 2012/07/16(月) 01:34:55.59 ID:9iTSHU300
プル「ねえねえ、どうしたのよ!」

マシュマー「………」

プル「ちょっと!」

マシュマー「………」

プル「ちょっと!なんで!なんでよ!」
プル「なんでぇ………」

ハマーン「全く、騒がしい奴らだな。一体どうした」
プル「ハマーンさま!」

プル「きいてください!みんなが私のこと無視するんです!」
ハマーン「………そうか」
プル「ひどいんだからっ!」

ハマーン「………」
プル「ハマーンさま?」

ハマーン「………」
プル「ハマーンさま!ハマーンさま!」
ハマーン「………」

プル「………」

91: 2012/07/16(月) 01:35:38.34 ID:9iTSHU300
―その後―

プル「ルー!」
ルー「………」

プル「エル!」
エル「……」

プル「グレミー!」
グレミー「………」

プル「トゥエルブ!」
プルトゥエルブ「………」

プル「リィナ!」
リィナ「…………」

プル「ファンネル!」
キュベレイMk-Ⅱ「………」


プル「うぐっ………」

プル「み……みんな……なんでプルのこと……嫌いになっちゃったの……?うぐっ………」

プル「うわあああああああああん!!!!!!」

一同「………」

92: 2012/07/16(月) 01:37:01.51 ID:YTaT+xk9O
ミネバ「みんなそろって。いったいどうしたのだ」
ハマーン「み、み、ミネバさま!」

プル「ミネバさまー!…みんなが、あたしのこと、無視するんだ!」
一同「………」

ミネバ「……」ジーッ
プル「ミネバさま?」

94: 2012/07/16(月) 01:39:28.58 ID:YTaT+xk9O
ミネバ「………あ、あの」ジーッ
プル「?」
ミネバ「し……した………」
プル「下って………」

プル「………あっ」

うっふ~ん

プル「し…した……な、何にもはいてないまま、出かけて来ちゃっ…た……?」

95: 2012/07/16(月) 01:42:29.60 ID:YTaT+xk9O
プルツー「ご…ごめん……指摘しようとしたんだけど……」

ジュドー「………その、あの、なんていうかあんまり見てないから気にするな……プル」

マシュマー「まあなんていうかだな…」

ハマーン「よ、よくあることだ」

97: 2012/07/16(月) 01:45:21.92 ID:YTaT+xk9O
プル「………」

プル「うわあああああああああん!!!!!!」ダダダダダッ

一同「ああ………」


今日もアクシズ、戦線異常なし

おわり

98: 2012/07/16(月) 01:47:30.12 ID:YTaT+xk9O
【最終話】

マリーダ「……………」
マリーダ「………ここは」

プル「あ、起きた起きた」
プルツー「ようやくお目覚めかい?」

マリーダ「!」
マリーダ「あ……あ………!」

プル「あ、びっくりしてる」
プルツー「びっくりしてるな」

99: 2012/07/16(月) 01:53:30.26 ID:YTaT+xk9O
マリーダ「姉……さん達……な……なんで………」

プル「そりゃびっくりするよね。だってここ、天国だもん」
プルツー「………」

マリーダ「………そうか」
マリーダ「私、氏んだんだったな……」

100: 2012/07/16(月) 01:57:27.03 ID:YTaT+xk9O
プル「まあ、まあ、人は誰しも氏ぬんだし、ちょっと早まっちゃったくらい気にすることないって!」
プルツー「プル!」
プル「……うぅ、そんな怒ることないじゃんか」

マリーダ「あ……あの……マスターは?」
プル「え、まだ生きてるよ」

マリーダ「そっちではない方の…元マスターの方です……」

101: 2012/07/16(月) 02:00:21.64 ID:9iTSHU300
プル「ああ、グレミーね。……まあその……」

プルツー「地獄にいる……」

マリーダ「………そうですか」


グレミー「うわあああああ!!!!」


マリーダ「……って、すぐそこにいるじゃありませんか」


102: 2012/07/16(月) 02:02:07.09 ID:9iTSHU300
プル「いや…だからさ、場所は関係ないっていうか」

プルツー「地獄を味わってるって言うか」

グレミー「なんでルーさんとジュドーなんかがああああああ!!!!!」

グレミー「ああ!!そんな……ルーさん大胆な……ジュドーのやつめ!!うわあああああ!!!見たくないのについみてしまう!!!!!」

グレミー「地獄だああああああああああ!!!!!!」


プル「………ね?」

マリーダ「………」


プル「天国って言ってもさ、そんなに生きてる時に想像してたみたいなものじゃないんだよね」
プルツー「期待外れも甚だしいよな」

104: 2012/07/16(月) 02:03:24.67 ID:9iTSHU300
ハマーン「情けないな!俗物がっ!」
シャア「なんだと、ハマーン!」

マリーダ「あ、ハマーン・カーンにシャア・アズナブル」

プル「ああ、またやってるね」
プルツー「またやってるな……」

マリーダ「……また?」

ハマーン「お前の氏に様はいつ見ても嘲笑してしまう」

ハマーン「ライバル(笑)であるアムロ・レイにコテンパにやられた挙げ句、ジオン兵にまで裏切られアクシズを押し返されたまでか」
ハマーン「挙げ句の果てに10代も前半の少女を捕まえて『母親』呼ばわりなど情けないにもほどがあるぞ、シャア!」

シャア「お前こそどうなのだ。15の少年をストーキングした挙げ句、部下に反逆され、挙げ句の果てには少年に「存在そのものが鬱陶しい」と拒絶される始末!お笑いだなハマーン!」

ハマーン「ララァは母親になってくれるかも知れなかった(大爆笑)」
シャア「帰ってきて良かった(爆)強い子に会えて(核爆)」

ハマーン「………」
シャア「………」

105: 2012/07/16(月) 02:05:26.94 ID:9iTSHU300
ハマーン「決着をつけてやる、シャア!!!」
シャア「いいが、私はサザビーを使わせてもらうぞ!!」

ハマーン「貴様っ!性能差を考えろ!」
シャア「ふん。百式を達磨にしたお前がよく言う!」

シロッコ「待て!私も参加させたまえ!」

マシュマー「ハマーン様!お守り申し上げます!」

ガイア「ジェットストリームアタックを仕掛けるぞ!」

マッシュ・オルテガ「おうっ!」

マリーダ「えっ……えっ?」

106: 2012/07/16(月) 02:06:45.50 ID:9iTSHU300
カツ「いってくる、サラ…」

サラ「えー、私さみしい~」いちゃこら

カツ「えー、じゃあ、いくのやめちゃおっかなぁ~」いちゃこら

ハヤト「カツ………」

ランバ・ラル「戦いとはどういうものか、若造共に教えてやる!」

シーマ艦隊一同「………」ジーッ

シーマ「はぁ………」ポンッ

シーマ「んじゃ、あたしらも行くさね」

シーマ艦隊一同「了解いいぃぃぃぃぃ!!!!!」ビシイイッ


私も……俺も……………


マリーダ「な、なんだこれは……」
プル「なんか知らないけど、いーっつもこうなっちゃうんだよねぇ…」

108: 2012/07/16(月) 02:08:49.61 ID:9iTSHU300
プルツー「………どうするプル」
プル「いくよ!プルプルプルプルー!」タタッ
プルツー「あ、まてこら勝手に!」

プル「トゥ……じゃなかった、マリーダ!」
マリーダ「………はい」

プル「おいでよ!」
プルツー「おいで、マリーダ」

マリーダ「………」
マリーダ「……ふっ」

マリーダ「わかりました、姉さん達」タタッ


私は氏にました。
だけど、幸せです。マスター


いや、

……父さん


おわり

109: 2012/07/16(月) 02:10:00.69 ID:9iTSHU300
おわりのおわりです
長時間お付き合いありがとうございました
最後に

ハマーン様ばんざ~い!ばんざ~~~い!!!

111: 2012/07/16(月) 02:16:24.92

ばんざーい!

引用元: クワトロ「私、クワトロ・バジーナの朝は早い」他