1: 2017/07/15(土) 00:22:03.739 ID:R2aDBDlq0
その1
―天界 天真家―
ミーンミンミンミン ミーンミンミンミン
ガヴリール「…………」団扇パタパタ
ガヴリール「今年の天界は暑いな…….」パタパタ
ガヴリール「やっぱ、天界は昭和だな……せめて、家に扇風機ぐらいあってほしいよ」パタパタ
ガヴリール「……」パタパタ
ガヴリール「早く、下界に戻って冷房が効いた部屋の中、快適にネトゲをしたい……」ハア
―天界 天真家―
ミーンミンミンミン ミーンミンミンミン
ガヴリール「…………」団扇パタパタ
ガヴリール「今年の天界は暑いな…….」パタパタ
ガヴリール「やっぱ、天界は昭和だな……せめて、家に扇風機ぐらいあってほしいよ」パタパタ
ガヴリール「……」パタパタ
ガヴリール「早く、下界に戻って冷房が効いた部屋の中、快適にネトゲをしたい……」ハア
2: 2017/07/15(土) 00:23:11.505 ID:R2aDBDlq0
ゼルエル「……ガヴリールどうした? 天界への定期報告書は書き終わったのか?」
ガヴリール「ああ、ゼルエル姉さんか……今はそれどころじゃないよ……」パタパタ
ゼルエル「明日が提出期限だろう?」
ガヴリール「そうだけど……こう暑かったらやる気も出ないよ」パタパタ
ゼルエル「はあ……昔の真面目なガヴリールはどこに行ったのやら」
ガヴリール「その私は残念ながら幻想だったね」ハハハ
ゼルエル「……」イラッ
ゼルエル「今すぐ取り掛からないと、天界に強制送還するぞ? ガヴリールいいのか?」
ガヴリール「今すぐ終わらせます!」バッ
ガヴリール「ああ、ゼルエル姉さんか……今はそれどころじゃないよ……」パタパタ
ゼルエル「明日が提出期限だろう?」
ガヴリール「そうだけど……こう暑かったらやる気も出ないよ」パタパタ
ゼルエル「はあ……昔の真面目なガヴリールはどこに行ったのやら」
ガヴリール「その私は残念ながら幻想だったね」ハハハ
ゼルエル「……」イラッ
ゼルエル「今すぐ取り掛からないと、天界に強制送還するぞ? ガヴリールいいのか?」
ガヴリール「今すぐ終わらせます!」バッ
3: 2017/07/15(土) 00:23:45.672 ID:R2aDBDlq0
ガヴリール「……」カキカキ
ゼルエル「……」ジー
ガヴリール「……」チラッ
ゼルエル「どうした? 手が止まっているぞ」
ガヴリール「こう、じっと見られたらやりにくいよ……」
ゼルエル「気にするな」
ガヴリール「気にするなって……もういいよ」ハア
ゼルエル「……」ジー
ガヴリール「……」チラッ
ゼルエル「どうした? 手が止まっているぞ」
ガヴリール「こう、じっと見られたらやりにくいよ……」
ゼルエル「気にするな」
ガヴリール「気にするなって……もういいよ」ハア
4: 2017/07/15(土) 00:24:35.945 ID:R2aDBDlq0
ガヴリール「……」カキカキ
ゼルエル「……」
ガヴリール「そういえばさ……」
ゼルエル「なんだ?」
ガヴリール「なんで姉さんはこの時期に和服なの? 暑くないの?」
ゼルエル「私の天使力で周囲の空気を冷やしているからな。暑くはない」
ガヴリール「なにそれ! 初耳なんだけど!?」
ゼルエル「ガヴリールも天使力を高めれば、使えるようになるはずだ」
ガヴリール「それ、今の私には難しいだろうな……」
ゼルエル「……」
ガヴリール「そういえばさ……」
ゼルエル「なんだ?」
ガヴリール「なんで姉さんはこの時期に和服なの? 暑くないの?」
ゼルエル「私の天使力で周囲の空気を冷やしているからな。暑くはない」
ガヴリール「なにそれ! 初耳なんだけど!?」
ゼルエル「ガヴリールも天使力を高めれば、使えるようになるはずだ」
ガヴリール「それ、今の私には難しいだろうな……」
6: 2017/07/15(土) 00:25:43.422 ID:R2aDBDlq0
ガヴリール(ん? ということは……)スクッ
ゼルエル「立ち上がってどうした?」
ガヴリール「……」スタスタ ギュッ
ゼルエル(!?!?!?)
ガヴリール「ゼルエル姉さん、冷たくて気持ちいいー♪」ギュウウ
ゼルエル「ガ、ガヴリール! なにをしている!?」
ガヴリール「こう暑いとひんやりしたものが恋しくなるからね。もうちょっとこのままで!」
ゼルエル「わ、分かった……少しだけだぞ……」ドキドキ
ガヴリール(はあ……冷たくて気持ちいい……)
ゼルエル(結構恥ずかしいな……///)カアア
ゼルエル「立ち上がってどうした?」
ガヴリール「……」スタスタ ギュッ
ゼルエル(!?!?!?)
ガヴリール「ゼルエル姉さん、冷たくて気持ちいいー♪」ギュウウ
ゼルエル「ガ、ガヴリール! なにをしている!?」
ガヴリール「こう暑いとひんやりしたものが恋しくなるからね。もうちょっとこのままで!」
ゼルエル「わ、分かった……少しだけだぞ……」ドキドキ
ガヴリール(はあ……冷たくて気持ちいい……)
ゼルエル(結構恥ずかしいな……///)カアア
7: 2017/07/15(土) 00:26:36.365 ID:R2aDBDlq0
ハニエル「あー! ゼルお姉ちゃんとガヴお姉ちゃんなにしているの?」
ガヴリール「おー、ハニエル。姉さんの体ひんやりしていて、気持ちいいぞ! こっちに来いよ!」
ハニエル「そうなんだ!……ねえ、ゼルお姉ちゃん。私もくっついていい?」
ゼルエル「ああ! 構わんぞ!!」バッチコーイ!
ガヴリール「あれ!? 姉さんの反応が私の時と違う!?」
ハニエル「わーい!」トテトテ ギュッ
ハニエル「ホントだ! ゼルお姉ちゃん冷たい!」ギュウウ
ガヴリール「おー、ハニエル。姉さんの体ひんやりしていて、気持ちいいぞ! こっちに来いよ!」
ハニエル「そうなんだ!……ねえ、ゼルお姉ちゃん。私もくっついていい?」
ゼルエル「ああ! 構わんぞ!!」バッチコーイ!
ガヴリール「あれ!? 姉さんの反応が私の時と違う!?」
ハニエル「わーい!」トテトテ ギュッ
ハニエル「ホントだ! ゼルお姉ちゃん冷たい!」ギュウウ
8: 2017/07/15(土) 00:27:37.546 ID:R2aDBDlq0
ガヴリール「な、そうだろ!」
ゼルエル「……」
ゼルエル(二人が小さかった頃を思い出すな……)ナデナデ
ガヴリール「♪」ギュウウ
ハニエル「♪」ギュウウ
この後、気温が下がり涼しくなるまで3人は密着した。
ガヴリールはその間に報告書を終わらせた
ゼルエル「……」
ゼルエル(二人が小さかった頃を思い出すな……)ナデナデ
ガヴリール「♪」ギュウウ
ハニエル「♪」ギュウウ
この後、気温が下がり涼しくなるまで3人は密着した。
ガヴリールはその間に報告書を終わらせた
9: 2017/07/15(土) 00:28:32.919 ID:R2aDBDlq0
その2
―天界 白羽家―
ラフィエル「……」
ラフィエル「暇ですね……」
ラフィエル「天界に帰省しても何もやることないですね……もう、天界への定期報告書は終わらせましたし……」
ラフィエル「……」
ラフィエル「日課のサターニャさん観察でもしましょうか」センリガンハツドウ
ラフィエル「あら、下界にいますね。サターニャさんは、魔界に帰らないのでしょうか?」
ラフィエル「……」
ラフィエル「ずっと、歩いていますけどなにも起こらないですね……どこに向かっているのでしょうか?」
ラフィエル「……」
ラフィエル「別の方でも覗きましょうか。ヴィーネさんは何をしているのでしょうか」センリガン
―天界 白羽家―
ラフィエル「……」
ラフィエル「暇ですね……」
ラフィエル「天界に帰省しても何もやることないですね……もう、天界への定期報告書は終わらせましたし……」
ラフィエル「……」
ラフィエル「日課のサターニャさん観察でもしましょうか」センリガンハツドウ
ラフィエル「あら、下界にいますね。サターニャさんは、魔界に帰らないのでしょうか?」
ラフィエル「……」
ラフィエル「ずっと、歩いていますけどなにも起こらないですね……どこに向かっているのでしょうか?」
ラフィエル「……」
ラフィエル「別の方でも覗きましょうか。ヴィーネさんは何をしているのでしょうか」センリガン
10: 2017/07/15(土) 00:30:00.972 ID:R2aDBDlq0
ラフィエル「ヴィーネさんも下界にいますね。あら、手に持っている写真をじっと見つめていますね……」
ラフィエル「何をしているのでしょうか?」
ラフィエル「…………」
ラフィエル「あの写真に写っているのはガヴちゃんですか……海水浴に行ったときに撮ったものですね」
ラフィエル(私もサターニャさんの写真をまじまじと見るときはありますが……)
ラフィエル「?」
ラフィエル(何か写真に向かって、ぼそぼそ喋っていますね……もうちょっと、聞き取れるようにしましょう)
ラフィエル「何をしているのでしょうか?」
ラフィエル「…………」
ラフィエル「あの写真に写っているのはガヴちゃんですか……海水浴に行ったときに撮ったものですね」
ラフィエル(私もサターニャさんの写真をまじまじと見るときはありますが……)
ラフィエル「?」
ラフィエル(何か写真に向かって、ぼそぼそ喋っていますね……もうちょっと、聞き取れるようにしましょう)
12: 2017/07/15(土) 00:31:31.830 ID:R2aDBDlq0
ヴィーネ『ガヴ……大好き///』
ヴィーネ『……///』
ヴィーネ『やっぱり、恥ずかしいわね///』
ラフィエル「あら~、これは微笑ましいですね」
ヴィーネ『~~♪』ゴロゴロ
ラフィエル(ヴィーネさんが写真を抱きながら、ゴロゴロしています。かわいい!)
ヴィーネ『……ガヴと付き合いたいなあ』
ラフィエル(本当にガヴちゃんのことが好きなんですね)ニコニコ
ヴィーネ『……///』
ヴィーネ『やっぱり、恥ずかしいわね///』
ラフィエル「あら~、これは微笑ましいですね」
ヴィーネ『~~♪』ゴロゴロ
ラフィエル(ヴィーネさんが写真を抱きながら、ゴロゴロしています。かわいい!)
ヴィーネ『……ガヴと付き合いたいなあ』
ラフィエル(本当にガヴちゃんのことが好きなんですね)ニコニコ
14: 2017/07/15(土) 00:33:26.370 ID:R2aDBDlq0
サターニャ『ヴィネット!! 遊びに来たわよ!!』バーン
ヴィーネ『きゃあっ! サターニャ!? な、なんでここにいるのよ!?』バッ サッ
サターニャ『なんでって……昨日、遊びに来ると言っていたじゃない!』プンプン
ヴィーネ『そういえば、そうだったわね……』
サターニャ『ところで、後ろに隠したものは何なの?』
ヴィーネ『えっ! こ、これは……その……///』
サターニャ『見せなさいよ!!』ガバッ
ヴィーネ『ちょ、ちょっと! サターニャ!?』グググ
ラフィエル(この後、ヴィーネさんとサターニャさんの必氏の攻防が、繰り広げられていました)
ラフィエル「サターニャさん、いいところで邪魔を……帰ったらお仕置きですね」
ラフィエル「導かないといけませんね」ニコッ
ヴィーネ『きゃあっ! サターニャ!? な、なんでここにいるのよ!?』バッ サッ
サターニャ『なんでって……昨日、遊びに来ると言っていたじゃない!』プンプン
ヴィーネ『そういえば、そうだったわね……』
サターニャ『ところで、後ろに隠したものは何なの?』
ヴィーネ『えっ! こ、これは……その……///』
サターニャ『見せなさいよ!!』ガバッ
ヴィーネ『ちょ、ちょっと! サターニャ!?』グググ
ラフィエル(この後、ヴィーネさんとサターニャさんの必氏の攻防が、繰り広げられていました)
ラフィエル「サターニャさん、いいところで邪魔を……帰ったらお仕置きですね」
ラフィエル「導かないといけませんね」ニコッ
16: 2017/07/15(土) 00:35:28.854 ID:R2aDBDlq0
ラフィエル(この後、ガヴちゃんやタプちゃんも見てみましたが、皆さん面白いことしていました)
ラフィエル(タプちゃんは同学年の悪魔の子と遊園地に行っていました。タプちゃんを悪魔の子が、引っ張っていくのは微笑ましいですね)
ラフィエル(ガヴちゃんはハニエルちゃんと一緒に、ゼルエルさんに密着していましたね!)
ラフィエル(途中でゼルエルさんと目が合ったので、それ以上は見れなかったですが……なぜ、くっ付いていたのでしょう?)
ラフィエル(それにしても)
ラフィエル「いい暇つぶしになりました♪」
ラフィエル(タプちゃんは同学年の悪魔の子と遊園地に行っていました。タプちゃんを悪魔の子が、引っ張っていくのは微笑ましいですね)
ラフィエル(ガヴちゃんはハニエルちゃんと一緒に、ゼルエルさんに密着していましたね!)
ラフィエル(途中でゼルエルさんと目が合ったので、それ以上は見れなかったですが……なぜ、くっ付いていたのでしょう?)
ラフィエル(それにしても)
ラフィエル「いい暇つぶしになりました♪」
17: 2017/07/15(土) 00:36:21.705 ID:R2aDBDlq0
ラフィエル「……」
ラフィエル(ん?)
マルティエル「……」ジー REC
ラフィエル「……マルティエルはそこで何をしているんですか?」
マルティエル「お嬢様の観察です」REC
ラフィエル「いつからそこに?」
マルティエル「お嬢様が千里眼を使い始めたときからです」REC
ラフィエル(ん?)
マルティエル「……」ジー REC
ラフィエル「……マルティエルはそこで何をしているんですか?」
マルティエル「お嬢様の観察です」REC
ラフィエル「いつからそこに?」
マルティエル「お嬢様が千里眼を使い始めたときからです」REC
19: 2017/07/15(土) 00:38:44.700 ID:R2aDBDlq0
ラフィエル「……」
マルティエル「……」REC
ラフィエル「……」
マルティエル「……お嬢様は」REC
ラフィエル「……なんでしょうか」
マルティエル「独り言が多いのですね」クスッ REC終了
ラフィエル「……///」カアア
マルティエル「では、失礼しました」ダッ
ラフィエル「ちょっと待ちなさい! マルティエル!!」タッタッタッ
マルティエル「……」REC
ラフィエル「……」
マルティエル「……お嬢様は」REC
ラフィエル「……なんでしょうか」
マルティエル「独り言が多いのですね」クスッ REC終了
ラフィエル「……///」カアア
マルティエル「では、失礼しました」ダッ
ラフィエル「ちょっと待ちなさい! マルティエル!!」タッタッタッ
21: 2017/07/15(土) 00:39:52.161 ID:R2aDBDlq0
その3
―白羽家―
ラフィエル(はあ……帰省中は散々な目にあいました)
ラフィエル(録画データを破壊できたのは良かったですね)
ラフィエル「では、そろそろガヴちゃんと一緒に下界に戻りますね」
マルティエル「はい、畏まりました」
ラフィエル「サラちゃんもお元気で」
サラ(ラフィエルの妹)「……」ジー
ラフィエル「どうかしましたか?」
サラ「……今日は暑いですね、ラフィエルお姉さま」
ラフィエル「そうですねえ……でも、下界はもっと蒸し暑いですよ?」
―白羽家―
ラフィエル(はあ……帰省中は散々な目にあいました)
ラフィエル(録画データを破壊できたのは良かったですね)
ラフィエル「では、そろそろガヴちゃんと一緒に下界に戻りますね」
マルティエル「はい、畏まりました」
ラフィエル「サラちゃんもお元気で」
サラ(ラフィエルの妹)「……」ジー
ラフィエル「どうかしましたか?」
サラ「……今日は暑いですね、ラフィエルお姉さま」
ラフィエル「そうですねえ……でも、下界はもっと蒸し暑いですよ?」
22: 2017/07/15(土) 00:41:06.398 ID:R2aDBDlq0
サラ「……」ウロウロ
ラフィエル「サラちゃんどうしたんですか……? 私の周りをウロウロして……」
サラ「いえ、なんでもありません。ラフィエルお姉さま」
ラフィエル「そうですか……では、行ってきます」
マルティエル「お気をつけください」ペコッ
サラ「……」
マルティエル「サラお嬢様、どうしたのですか?」
サラ「実はハニエルちゃんから……」ゴニョゴニョ
マルティエル「……! 教えていただき感謝いたします」
マルティエル(早速、サターニャ様にご連絡をしましょう!)プルルルル
ラフィエル「サラちゃんどうしたんですか……? 私の周りをウロウロして……」
サラ「いえ、なんでもありません。ラフィエルお姉さま」
ラフィエル「そうですか……では、行ってきます」
マルティエル「お気をつけください」ペコッ
サラ「……」
マルティエル「サラお嬢様、どうしたのですか?」
サラ「実はハニエルちゃんから……」ゴニョゴニョ
マルティエル「……! 教えていただき感謝いたします」
マルティエル(早速、サターニャ様にご連絡をしましょう!)プルルルル
24: 2017/07/15(土) 00:42:32.750 ID:R2aDBDlq0
―天界ゲート前ー
ラフィエル「お待たせいたしました、ガヴちゃん。それでは、下界に戻りましょうか」
ガヴリール「そうだな……早く帰ってネトゲしたいよ」
ラフィエル「ふふ……相変わらずですね」クスッ
ラフィエル「お待たせいたしました、ガヴちゃん。それでは、下界に戻りましょうか」
ガヴリール「そうだな……早く帰ってネトゲしたいよ」
ラフィエル「ふふ……相変わらずですね」クスッ
26: 2017/07/15(土) 00:44:53.400 ID:R2aDBDlq0
その4
ラフィエル「ふう……下界に戻ってきましたね」
ラフィエル「それでは、サターニャさんに会いに行きましょう!」シュン
―サターニャの家―
ラフィエル「サターニャさん! あなたのラフィエルが遊びに来ましたよー」
サターニャ「」ビクッ
サターニャ「勝手に家に入るんじゃないわよ!」
ラフィエル「まあまあ、将来の大悪魔様がそんな小さなことを気にしていたら駄目ですよ?」
サターニャ「不法侵入は小さなことではないけど……まあ、いいわ。それよりも!」
ラフィエル「どうしましたか?」
サターニャ「ちょっと、後ろを向きなさい!」
ラフィエル「ふう……下界に戻ってきましたね」
ラフィエル「それでは、サターニャさんに会いに行きましょう!」シュン
―サターニャの家―
ラフィエル「サターニャさん! あなたのラフィエルが遊びに来ましたよー」
サターニャ「」ビクッ
サターニャ「勝手に家に入るんじゃないわよ!」
ラフィエル「まあまあ、将来の大悪魔様がそんな小さなことを気にしていたら駄目ですよ?」
サターニャ「不法侵入は小さなことではないけど……まあ、いいわ。それよりも!」
ラフィエル「どうしましたか?」
サターニャ「ちょっと、後ろを向きなさい!」
28: 2017/07/15(土) 00:46:11.895 ID:R2aDBDlq0
ラフィエル「分かりました(一体何をするのでしょうか)」クルッ ドキドキ
サターニャ「えいっ」ギュウ
ラフィエル「!?」
ラフィエル(これは……あすなろ抱きですか!)ドキドキ
サターニャ「あれ、おかしいわね……ラフィエルの体はひんやりしていて、気持ちいいと聞いたのだけど……」
ラフィエル「だ、誰にですか///」カアア
サターニャ「あんたのとこの執事」
ラフィエル(マルティエルですか……何をいい加減なことを……)
ラフィエル(でも、ナイスです! マルティエル!!)
サターニャ「えいっ」ギュウ
ラフィエル「!?」
ラフィエル(これは……あすなろ抱きですか!)ドキドキ
サターニャ「あれ、おかしいわね……ラフィエルの体はひんやりしていて、気持ちいいと聞いたのだけど……」
ラフィエル「だ、誰にですか///」カアア
サターニャ「あんたのとこの執事」
ラフィエル(マルティエルですか……何をいい加減なことを……)
ラフィエル(でも、ナイスです! マルティエル!!)
29: 2017/07/15(土) 00:46:53.677 ID:R2aDBDlq0
サターニャ「……」
サターニャ「まあ、いいわ。暑いから離れましょう」スッ
ラフィエル「あ……」シュン
サターニャ(引っ付いたら汗かいちゃった……ラフィエルも私が抱き着いたせいで汗かいているし)
サターニャ(……)
サターニャ(そうだ!)ピコーン
サターニャ「ラフィエル!」
サターニャ「まあ、いいわ。暑いから離れましょう」スッ
ラフィエル「あ……」シュン
サターニャ(引っ付いたら汗かいちゃった……ラフィエルも私が抱き着いたせいで汗かいているし)
サターニャ(……)
サターニャ(そうだ!)ピコーン
サターニャ「ラフィエル!」
31: 2017/07/15(土) 00:48:08.084 ID:R2aDBDlq0
ラフィエル「……なんですかサターニャさん」
サターニャ「今からお風呂に入るわよ! ついてきなさい!」
ラフィエル「えっ……それは一緒にですか……///」
サターニャ「当たり前じゃない! 拒否権はないわよ!」グイ
ラフィエル「あっ……ちょっと……///」
ラフィエル(ほんと強引ですね。でも、そこがサターニャさんの好きなところでもありますからね)
ラフィエル(せっかくですから、今この時を楽しみましょう!)
この後、めちゃくちゃ洗いっこした
サターニャ「今からお風呂に入るわよ! ついてきなさい!」
ラフィエル「えっ……それは一緒にですか……///」
サターニャ「当たり前じゃない! 拒否権はないわよ!」グイ
ラフィエル「あっ……ちょっと……///」
ラフィエル(ほんと強引ですね。でも、そこがサターニャさんの好きなところでもありますからね)
ラフィエル(せっかくですから、今この時を楽しみましょう!)
この後、めちゃくちゃ洗いっこした
32: 2017/07/15(土) 00:49:32.044 ID:R2aDBDlq0
その5
ガヴリール「……はあ、やっと帰ってきた」
ガヴリール「下界も物凄く暑いな……エアコンあるから別にいいけど……」
ガヴリール「早速、つけるか」ピッ
ガヴリール「あれ、おかしいな……」ピッピッピッ
ガヴリール「……」
ガヴリール「エアコンが動かない」アセダラダラ
ガヴリール「……しょうがない、ヴィーネの家に行くか」スタスタ
ガヴリール「……はあ、やっと帰ってきた」
ガヴリール「下界も物凄く暑いな……エアコンあるから別にいいけど……」
ガヴリール「早速、つけるか」ピッ
ガヴリール「あれ、おかしいな……」ピッピッピッ
ガヴリール「……」
ガヴリール「エアコンが動かない」アセダラダラ
ガヴリール「……しょうがない、ヴィーネの家に行くか」スタスタ
34: 2017/07/15(土) 00:50:52.516 ID:R2aDBDlq0
―ヴィーネハウスー
ガヴリール「ヴィーネ、涼みに来た。入れてくれー」ピンポーン
ヴィーネ「はーい、今開けるわよ」ガチャッ
ガヴリール「ヴィーネお邪魔します」スタスタ
ヴィーネ「いいけど、まずはタオルで汗を拭きなさい」
ガヴリール「はいよー」
ヴィーネ「……」
ヴィーネ(ちょうど、いい所にきたわね……試してみましょう)
ガヴリール「ヴィーネ、涼みに来た。入れてくれー」ピンポーン
ヴィーネ「はーい、今開けるわよ」ガチャッ
ガヴリール「ヴィーネお邪魔します」スタスタ
ヴィーネ「いいけど、まずはタオルで汗を拭きなさい」
ガヴリール「はいよー」
ヴィーネ「……」
ヴィーネ(ちょうど、いい所にきたわね……試してみましょう)
36: 2017/07/15(土) 00:52:09.473 ID:R2aDBDlq0
―居間―
ヴィーネ「はい、お茶よ」スッ
ガヴリール「いやー、悪かったね。突然、家に来て」ゴクゴク
ヴィーネ「それはいつものことじゃない……それよりもガヴ、頼みたいことがあるんだけど……」
ガヴリール「なんだ?」
ヴィーネ「ちょっと、後ろ向いて」
ガヴリール「? こうか?」クルッ
ヴィーネ「……」ドキドキ
ヴィーネ「えーい///」ギュウウ
ヴィーネ「はい、お茶よ」スッ
ガヴリール「いやー、悪かったね。突然、家に来て」ゴクゴク
ヴィーネ「それはいつものことじゃない……それよりもガヴ、頼みたいことがあるんだけど……」
ガヴリール「なんだ?」
ヴィーネ「ちょっと、後ろ向いて」
ガヴリール「? こうか?」クルッ
ヴィーネ「……」ドキドキ
ヴィーネ「えーい///」ギュウウ
37: 2017/07/15(土) 00:54:01.904 ID:R2aDBDlq0
ガヴリール「……」
ヴィーネ「……///」
ガヴリール「……」
ヴィーネ「……?」
ガヴリール「……なにしてんの?」
ヴィーネ「えっ、天使って暑くなると周りの空気を冷やすんじゃないの?」
ガヴリール「それはゼルエル姉さんクラスにならないと無理!」
ヴィーネ「ええ!! そうだったの!?」
ガヴリール「その情報は誰から聞いたんだよ……」
ヴィーネ「サターニャからだけど……」
ガヴリール「何を適当なことを言ってるんだ、あいつは……」ハア
ガヴリール(まあ、半分はあっているけど……どっからサターニャに伝わったんだ?)
ガヴリール「それよりも、暑いから離れて」
ヴィーネ「あ、ごめんなさい。ずっと、抱き着かれると嫌よね……」シュン
ガヴリール「別にそういうわけじゃないんだけど……」
ヴィーネ「……」シュン
ヴィーネ「……///」
ガヴリール「……」
ヴィーネ「……?」
ガヴリール「……なにしてんの?」
ヴィーネ「えっ、天使って暑くなると周りの空気を冷やすんじゃないの?」
ガヴリール「それはゼルエル姉さんクラスにならないと無理!」
ヴィーネ「ええ!! そうだったの!?」
ガヴリール「その情報は誰から聞いたんだよ……」
ヴィーネ「サターニャからだけど……」
ガヴリール「何を適当なことを言ってるんだ、あいつは……」ハア
ガヴリール(まあ、半分はあっているけど……どっからサターニャに伝わったんだ?)
ガヴリール「それよりも、暑いから離れて」
ヴィーネ「あ、ごめんなさい。ずっと、抱き着かれると嫌よね……」シュン
ガヴリール「別にそういうわけじゃないんだけど……」
ヴィーネ「……」シュン
38: 2017/07/15(土) 00:55:16.021 ID:R2aDBDlq0
ガヴリール「……」
ガヴリール「ああ、もう!」エンジャルモード
ヴィーネ「……!?」
ヴィーネ「ど、どうしたのガヴ!? 天使の姿になって!」
ガヴリール「天使力を高めるから黙ってくれ!(成功してくれよ!)」
ヴィーネ「……」
ガヴリール「~~~~~っっ」プルプルプル
ガヴリール「よし! 抱き着いていいぞ!」
ヴィーネ「ええ! わ、分かったわ!」ゴクリ
ヴィーネ「えい!」ダキッ
ヴィーネ(あ……ひんやりして気持ちいい……心が落ち着くわ)
ガヴリール「ああ、もう!」エンジャルモード
ヴィーネ「……!?」
ヴィーネ「ど、どうしたのガヴ!? 天使の姿になって!」
ガヴリール「天使力を高めるから黙ってくれ!(成功してくれよ!)」
ヴィーネ「……」
ガヴリール「~~~~~っっ」プルプルプル
ガヴリール「よし! 抱き着いていいぞ!」
ヴィーネ「ええ! わ、分かったわ!」ゴクリ
ヴィーネ「えい!」ダキッ
ヴィーネ(あ……ひんやりして気持ちいい……心が落ち着くわ)
40: 2017/07/15(土) 00:56:09.925 ID:R2aDBDlq0
ガヴリール「~~~っ」プルプル
ガヴリール「プハー!」ゼエゼエ
ヴィーネ(あ、冷却効果が切れた)バッ
ガヴリール「余計に暑くなってしまったな……」ハアハア
ヴィーネ「ごめんなさい、私のために……」
ガヴリール「ヴィーネだからやったんだよ」ボソッ
ヴィーネ「!! 今の台詞をもう一回お願い!」
ガヴリール「うるさい! お風呂借りるぞ!」スタスタ
ガヴリール「プハー!」ゼエゼエ
ヴィーネ(あ、冷却効果が切れた)バッ
ガヴリール「余計に暑くなってしまったな……」ハアハア
ヴィーネ「ごめんなさい、私のために……」
ガヴリール「ヴィーネだからやったんだよ」ボソッ
ヴィーネ「!! 今の台詞をもう一回お願い!」
ガヴリール「うるさい! お風呂借りるぞ!」スタスタ
41: 2017/07/15(土) 00:56:59.583 ID:R2aDBDlq0
ヴィーネ「ね、ねえ……」
ガヴリール「なんだよ」
ヴィーネ「わ、私も一緒に入っていいかしら?」モジモジ
ガヴリール「……いいよ」
ヴィーネ「!」パアア
ガヴリール「先に入っているからな///」バタン
ヴィーネ(やっぱりガヴは優しいわね……)
ヴィーネ「そういうところが私は大好きよ」ボソッ
ヴィーネ「待ってよ! ガヴ!」
この後めちゃくちゃ(ry
ガヴリール「なんだよ」
ヴィーネ「わ、私も一緒に入っていいかしら?」モジモジ
ガヴリール「……いいよ」
ヴィーネ「!」パアア
ガヴリール「先に入っているからな///」バタン
ヴィーネ(やっぱりガヴは優しいわね……)
ヴィーネ「そういうところが私は大好きよ」ボソッ
ヴィーネ「待ってよ! ガヴ!」
この後めちゃくちゃ(ry
43: 2017/07/15(土) 00:57:56.907 ID:R2aDBDlq0
終わりです
46: 2017/07/15(土) 01:04:38.494
ほっこりした
49: 2017/07/15(土) 01:37:15.362 ID:R2aDBDlq0
本当は短編集を書こうと思ったのですが、こうなってしまいました
なんか申し訳なかった
なんか申し訳なかった
50: 2017/07/15(土) 01:41:35.449
乙乙
引用元: ガヴリール「ある日の天使と悪魔の日常」
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