ガヴ｢サターニャ、いつもありがとうな｣ : SSまにあっくす！

サターニャ｢ほら、はい｣

ガヴ｢なんだよ｣ｶﾀｶﾀ

サターニャ｢誕生日プレゼントよ、この私が2時間も並んで買ったんだから感謝なさい｣

ガヴ｢……あんがと｣ｶﾞｻｶﾞｻ

ガヴ｢うん、美味いよ｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

サターニャ｢って、もう食べてるの？これから色々食べるのに｣

ガヴ｢まあいいじゃん、ていうか予想通りメロンパンなのな｣ﾓｸﾞﾓｸﾞ

サターニャ｢なによ、文句あるの｣

ガヴ｢いや、嬉しいよ……本当にありがとな｣

サターニャ｢そ、そう///｣

サターニャ｢ガヴリール、あのね――――｣

ガヴ｢サターニャ｣

サターニャ｢ふぇ、なによ｣

ガヴ｢いつもありがとな｣

サターニャ｢えっ｣

ガヴ｢ほら、私ってずっと引きこもってゲームばっかしててさ、学校も休みがちだからさ、たまーにちょっとだけ思うんだ｣

ガヴ｢寂しいなって｣

サターニャ｢……｣

ガヴ｢そんな時、大体お前が家まで押しかけてきてさ、勝負だーって馬鹿みたいにさ｣

サターニャ｢ば、馬鹿って何よ馬鹿って！｣

ガヴ｢馬鹿で鬱陶しいけど、そうやって構ってくれんのがちょっと嬉しかったりするんだ｣

ガヴ｢そんだけ｣

サターニャ｢ガヴリール……｣

ガヴ｢……｣ｶﾀｶﾀ

サターニャ｢私も、私もいつも一緒に遊んでくれて｣

サターニャ｢嬉しいなって思ってるわよ｣

ガヴ｢そ｣ｶﾀｶﾀ

サターニャ｢うん、私の方こそ、いつもありがとね｣

ガヴ｢……｣ｶﾀｶﾀ

サターニャ｢なによ、パソコンばっかり触ってないでなんとか言いなさいよ｣ｶﾞﾊﾞｯ

ガヴ｢わっ、ちょ！今はやめろ、馬鹿｣

サターニャ｢あっ！また馬鹿って言ったわね、この、それっ｣ｸﾞｲ

ガヴ｢……///｣

サターニャ｢なっ！？何照れてんのよ｣

ガヴ｢うっさい、馬鹿、しね///｣

サターニャ｢元はと言えばそっちから言い出したんじゃない、なんだかこっちまで恥ずかしく……///｣

＜ガヴリールーサターニャーちょっとお皿とか出してほしいんだけど

ガヴ｢ほら、ヴィーネが呼んでるし行くぞ｣

サターニャ｢そ、そうね、この話は忘れましょう……ほら、立ちなさいよ｣ｽｯ

ガヴ｢ん、さんきゅ｣

ぎゅっ

ガヴ｢よっ、と……｣

ガヴ｢サターニャ、あのさ｣

サターニャ｢なによ｣

ガヴ｢いや、そのなんだ……｣

ガヴ｢……悪い、なんでもない｣

サターニャ｢なんなのよ、もう行くわよ｣

ガヴ｢おう｣

おわり

ガヴちゃんの誕生日は正しく認識してたけど忙しくて書けなかったから遅れたわ
遅ればせながらガヴちゃん誕生日おめでとう

乙乙