1: 2013/12/30(月) 01:23:59.09
P「変じゃないと思うけど、何かあったのか?」

貴音「みんなが口を揃えて私のお尻はやばいと言うのです……」

P……確かにある意味やばいな」

貴音「!」

P「い、いや悪い意味じゃなくてだな」

8: 2013/12/30(月) 02:01:12.71 ID:okTQFz8w0
貴音「やばいとは一体どういうことなのですか!?」

P「いや…その…まぁ…」

貴音「まさか、私が気づいていないだけで何か重大な病なのですか!?」

P「落ち着け!病気なんかじゃないからな!?」

9: 2013/12/30(月) 02:04:09.21 ID:okTQFz8w0
貴音「お願いです、私も覚悟は出来ています!病なら病とはっきりと!」ウルウル

P「違うって!病気なんかじゃないからな!?」

貴音「では何故皆は私のお尻をみてヤバイというのですか!?」

P(どうする!?本当のことを言うか!?でも、もしそんなことしたら…)

13: 2013/12/30(月) 02:07:52.43 ID:okTQFz8w0
貴音『貴方様…私のお尻をそのような目で見ていらしたのですね…』

真美『兄(C)ムッツリだー!』

亜美『ムッツリスケベー!』

千早『見損ないましたプロデューサー、私に近づかないでください』

響『ハム蔵大明神』

社長『ティン!ときた、君はクビだ』

P『うわあああああああああああ!!』

16: 2013/12/30(月) 02:10:57.73 ID:okTQFz8w0
P(これはマズイ…だがこのまま貴音を放置するわけにもいかないぞ…?)

貴音「貴方様ぁ…」ウルウル

P(覚悟を決めろ!俺はプロデューサーだぞ!?)

P「…貴音」ガシッ

貴音「…なんでしょう」グスッ



P「スマン、営業に向かわないといけないから」ダダダダダダ

貴音「貴方様ー!?」

17: 2013/12/30(月) 02:14:35.34 ID:okTQFz8w0
貴音「うぅ…やはり私は悪い病気なのでしょうか」クスン



春香(こんにちは!みんなのアイドル天海春香です!)

春香(事務所に私しか居なかったのでソファーの後ろに隠れて脅かそうと思ったら…)

春香「出るに出れなくなっちゃいましたよ!」



貴音「…春香?」


春香「のワの!?」

19: 2013/12/30(月) 02:17:28.45 ID:okTQFz8w0
貴音「何故そのような場所にいるのですか?」

春香「え!?いやー!」

貴音「それに出るに出られないとは…!まさか、春香も私のお尻の秘密を!?」

春香「いや、尻ませんよ!?」

貴音「では何故そふぁーの後ろに隠れていたのですか!」

20: 2013/12/30(月) 02:20:40.96 ID:okTQFz8w0
春香「じ、実は転んだ時に頭を打っちゃって気…絶しちゃってましてー」

春香(しまったー!いくらなんでもこのウソは無いでしょー!)

貴音「…春香」

春香「は、ハイ」

貴音「怪我はありませんか?痛くは無いですか?」

春香(通ったああ!お尻だけじゃなくて心も大きかったああああ!!)

23: 2013/12/30(月) 02:24:10.18 ID:okTQFz8w0
貴音「コブも無いようですし…大事には至らなかったようですね」ナデナデ

春香「あ、アハハハハ、気をつけるようにしますねー」

春香(天使だ…天使がいるよ…)

貴音「ところで春香、私のお尻をヤバイと言う人々が居るのです…」

春香「!」

27: 2013/12/30(月) 02:27:19.27 ID:okTQFz8w0
貴音「私自身のことです、何か知って言たら教えては頂けませんか?」

春香「え?いや?それは~」

貴音「お願いします!もし、もし病の類だとしても…私は受け止めるつもりなのです!」

春香(言えない!こんな真剣な目をしているのに、お尻が大きいだけですとは言えない!)

貴音「春香ぁ…」ジワァ

春香(うひょぉぉぉ!超可愛いんですけどぉぉ!?)

28: 2013/12/30(月) 02:30:07.02 ID:okTQFz8w0
春香「…貴音さん」

貴音「なんでしょう…」

春香「私レッスンがあるんでー!」タタタタ

貴音「あ、春香走っては!」


どんがらがっしゃーん


貴音「…だから走るなと言ったのです」

29: 2013/12/30(月) 02:33:20.89 ID:okTQFz8w0
ガチャッ

千早「おはようございます」

貴音「お早う御座います千早」

千早「四条さん、今そこで春香とすれ違ったんですが…何かあったんですか?」

貴音「それが、春香に質問をしようと思ったのですが」クネッ ボインボイン

千早「…はい、それで?」

貴音「何故か私の話を聞いてくれずに走っていってしまったのです」ハァ ボイン

千早「…はぁ」

31: 2013/12/30(月) 02:36:25.02 ID:okTQFz8w0
貴音「私はただ相談に乗って欲しいだけだったのですが…」ソファースワリ ボインボイン

千早「…」

貴音「千早は聞いていただけますか?私の悩みについて…」マエカガミー タニマー


千早「…くっ」

34: 2013/12/30(月) 02:39:07.74 ID:okTQFz8w0
貴音「千早?」

千早「…さんの」

貴音「今なんと?」

千早「四条さんのダイナマイト!!!」ダダダダダ

貴音「千早!?だいなまいととは一体!?」

千早「うわあああああああん!!」ダダダ

貴音「千早ー!どこにいくのですか!?」

35: 2013/12/30(月) 02:42:34.89 ID:okTQFz8w0
貴音「千早も行ってしまいました…」

貴音「だいなまいととは一体…?」

ガチャッ

小鳥「戻りましたー…って貴音ちゃんいたのね」

貴音「お帰りなさい小鳥嬢」

小鳥「今そこで千早ちゃんとすれ違ったんだけど…何かあった?」

貴音「とても…面妖でした…」

小鳥「そ、そうなの?」

貴音「…えぇ」

39: 2013/12/30(月) 02:45:02.50 ID:okTQFz8w0
小鳥「貴音ちゃん悩み事?」

貴音「!分かるのですか?」

小鳥「勿論!事務所のみんなの事だったら私は何でも分かるのよ!」

貴音「流石は小鳥嬢ですね、頼りになります」

小鳥「困ったときはいつでも相談してね?皆仲間なんだから…ね?」

貴音「…はい!」

41: 2013/12/30(月) 02:48:27.86 ID:okTQFz8w0
小鳥「で、貴音ちゃんは何に悩んでいるのかしら?」

貴音「じつは…私のお尻についてなのです」

小鳥「…お尻?」

貴音「私のお尻をやばいと言う方が居るのです…」

小鳥(あぁ…今私の目の前にお尻の大きさに悩む美少女がッ!)

44: 2013/12/30(月) 02:51:29.55 ID:okTQFz8w0
貴音「もし…悪い病気ならば…」

小鳥(身体は成熟した女でもまだ心は年相応なのね…己の身体の成長に戸惑う少女…)

貴音「私は一体どうすれば…」

小鳥(あぁ…そして少女はその身体と共に心も大人へと誘われて…ピヨー!!)

貴音「…小鳥嬢?」

小鳥「ピヨヘヘヘ」

45: 2013/12/30(月) 02:55:09.92 ID:okTQFz8w0
貴音「…返事がありません」

小鳥「ピヨォ…」

カチャッ

P「…戻りました~」ソロー

貴音「貴方様?」

P「ハルクホーガン!!」ビクッ

貴音「…何をしているのですか」ジトー

P(ジト目の貴音かわぇぇ…)

P「じゃねぇや…いや、今戻ったところさ!はははは!」

貴音「貴方様…先ほどは私を置いてけぼりにして…酷いです」ムスッ

48: 2013/12/30(月) 02:59:05.70 ID:okTQFz8w0
貴音「やはり…私は病気なのですね…」

P「あー、そのことなんだが…」


小鳥「…任せなさい」


P「小鳥さん?」

貴音「小鳥嬢?」

小鳥「大丈夫よ貴音ちゃん…?おねぇさんが手取り足取り…教えてあげるわ」ハァハァ

貴音「小鳥嬢から物の怪のような気配を感じます!」

51: 2013/12/30(月) 03:08:18.10 ID:okTQFz8w0
P「貴音、見ることもまた戦いだ」

貴音「貴方様!?」

小鳥「プロデューサーとは事務員のそばで輝く星にすぎないんですよ!」

社長「ザタイムオブレトビューション バトーワン」

貴音「高木殿!?」

社長「デッサイダデステニー」

52: 2013/12/30(月) 03:14:59.92 ID:okTQFz8w0
小鳥「事務員妄想拳奥義!化粧氏!!」

バッ

P「奈夢子神拳奥義!飛翔白麗!!」

小鳥「う、美しい…ハッ!」

P「…」

小鳥「せめて…その胸の中で…」

P「小鳥さん…貴女もまた孤独…」

小鳥「あ、今の一言が一番効きました」


貴音「面妖な…」

53: 2013/12/30(月) 03:17:01.21 ID:okTQFz8w0
小鳥「でもどうするんですか…このまま放っておくのもかわいそうですよ?」ヒソヒソ

P「大丈夫です、策は練ってありますよ」

小鳥「策?」

P「貴音!もう心配要らないぞ!」

貴音「それはどういうことですか?」

P「あずささん!お願いします!!」

55: 2013/12/30(月) 03:20:00.76 ID:okTQFz8w0
シーン

P「あれ?」

貴音「あずさですか?」

小鳥「…プロデューサーさん?」

P「ヤバイ!あの人目を離したらすぐコレだ!!」

アズササーン!


小鳥「…まだまだね」

貴音「…どういうことなのでしょうか」

56: 2013/12/30(月) 03:24:07.90 ID:okTQFz8w0
P「まったく…ビックリさせないでくださいねあずささん?」

あずさ「すみません、猫ちゃんがいたのでつい…」

貴音「…なぜあずさを?」

あずさん「貴音ちゃん、今から新しい水着の試着をするんだけど…一緒に来てくれない?」

貴音「えぇ、構いませんが」

あずささん「じゃあ行きましょう、プロデューサーさん?貴音ちゃん借りますね?」

P「えぇ、よろしくお願いします」

57: 2013/12/30(月) 03:27:14.40 ID:okTQFz8w0
小鳥「考えましたねプロデューサーさん、グラビアに精通したあずささんを利用するとは」

P「利用だなんて人聞きの悪い、やはり餅は餅屋ですからね、男の俺よりあずささんが適任です」

小鳥「まぁ…プロデューサーさんでも大丈夫だと思いますけど」

P「え?何です?」

小鳥「なんでもないですよーだ」

58: 2013/12/30(月) 03:30:34.76 ID:okTQFz8w0
カチャ

あずさ「どうですか?似合ってます?」バインバイン

P「oh…」

小鳥「コレは…スゴイ…」ゴクリ

あずさ「貴音ちゃんもほら!」

貴音「いかがでしょうか?」ボンキュッボン

P「グレェィト」

あずさ「貴音ちゃんとの"お話"もできましたし大丈夫そうですね」

貴音「えぇ、あずさ、真に感謝致します」


真「ヘックシ!」

響「風邪かー?」

59: 2013/12/30(月) 03:35:34.88 ID:okTQFz8w0
あずさ「では私は着替えてきますねー」テクテク

小鳥「ちょっ!あずささん!?そっちは事務所の出口ですよ!!水着で何処に行くつもりですか!?」


貴音「…貴方様」

P「どうした貴音?」


貴音「私のお尻はやばいですか?」キュッ

P「え!?いや、そりゃぁ…なぁ…」チラッ

貴音「ふふふ、私の魅力の一つ気づくことが出来ました、感謝致します」

P「…よかったな、その調子でこれからも頼むぞ!」

貴音「はい!」




千早「春香、私の胸って"ヤバイ"のかしら」

春香「のワの!?」


おわり

60: 2013/12/30(月) 03:37:08.55
ちーちゃんの壁も魅力の一つだよ!

61: 2013/12/30(月) 03:40:09.38 ID:okTQFz8w0
支援アリガトー

貴音は不思議かわいいですね

62: 2013/12/30(月) 03:55:20.52

貴音最高に可愛い

引用元: 貴音「あなた様……私のお尻はどこかおかしいのでしょうか」