1: 2014/04/06(日) 22:56:06 ID:QaAjwmJ2

~教室~


まどか「ふふ~ん♪」

まどか「ふんふ~ん♪」


…スタスタ


ドンッ

まどか「あ、ご、ごめんなさいっ」

ほむら「…いいえ、私のことは気にしないで」

まどか「あ…ほ、ほむらちゃん…」

ほむら「それより、あなたは大丈夫?ケガはない?」

まどか「…う、うん」

2: 2014/04/06(日) 22:57:21 ID:QaAjwmJ2

ほむら「ちゃんと前を向いて歩かないと、ケガするわよ」

まどか「ご、ごめんなさい…」

ほむら「何かに見とれていたの?」

まどか「ううんっ、そういうわけじゃないんだけど…」

ほむら「…?」

まどか「…恥ずかしい話なんだけど、鼻歌歌ってて…」

ほむら「ふふ、まどからしいわね…」

まどか「うんっ、最近ね、ミスチルをよく聞くんだあ」

ほむら「…そうなの」

まどか「ほむらちゃんも聞いてみて、本当にいい曲ばっかりだからっ」

ほむら「そうね、時間があれば」

3: 2014/04/06(日) 22:59:20 ID:QaAjwmJ2

放課後 
 ~マミの家~


まどか「でね、この『もっと』って曲は……」

さやか「まどかは本当にミスチル好きだよねえ」

まどか「だって、良い曲ばっかりなんだもん」

杏子「アタシは『しるし』くらいしかわかんないなあ」

杏子「でも確かにあれだけ、有名だからすごんだろーな」

杏子「アタシももっと聞いてみよっかなあ」

まどか「うんっ!せひ聞いてみてっ、杏子ちゃんっ」

4: 2014/04/06(日) 23:00:59 ID:QaAjwmJ2

さやか「あたしは、『渇いたkiss』とか好きだなあ」

まどか「さやかちゃんも結構知ってるじゃん」

さやか「いやあ、お母さんがね、一枚だけアルバム持っててさあ」

さやか「その中では、一番好きかなあ」

まどか「多分『IT’S A WONDERFUL WORLD』じゃないかな」

まどか「うぇひひっ、なんだか『渇いたKiss』ってさやかちゃんにピッタリ」

さやか「どーゆー意味だよー、それはー」

5: 2014/04/06(日) 23:03:08 ID:QaAjwmJ2

マミ「…ふっ、あなたたちも皆、まだ子供ね…」

マミ「ミスチル最高のアルバムは『深海』に決まってるじゃない」

まどか「うわあ、マミさん、大人っ」

マミ「ふふっ、当然よ」

マミ「最近のだと、私は『いつでも微笑み』とか素敵ね」

まどか「なんだかマミさんっぽくて、すっごくいいですっ」

6: 2014/04/06(日) 23:05:09 ID:QaAjwmJ2

翌日
 ~教室~


まどか「ふふ~ん♪」

まどか「ふふふ~ん~ん~♪」



さやか「おっ、それは『名もなき詩』だなあ!」

まどか「さやかちゃんっ、よくわかったね!」

さやか「そりゃ、まどかみたいに気持ちよさそうに鼻歌歌ってたら、ねえ」

まどか「えっ…」

まどか「そ、そんなに聞こえてた…!?」

さやか「まあ、それなりには」

まどか「は、恥ずかしいっ」

7: 2014/04/06(日) 23:06:37 ID:QaAjwmJ2


ほむら「……」



ほむら(まどか…また、あの子は鼻歌なんか歌って、大丈夫かしら…)

ほむら(ミスチルなんて名前ぐらいしか知らないけど、そんなにいいのかしら…)

8: 2014/04/06(日) 23:08:10 ID:QaAjwmJ2

放課後
 ~帰宅路~


ほむら「……」

スタスタ…


まどか「ほむらちゃ~んっ」

ダダダダッ



ほむら「…まどか」


まどか「良かった、間に合って…」

まどか「ちょうど後ろ姿が見えたから、もし良かったら一緒に帰ろうかなって」

ほむら「……そう」

9: 2014/04/06(日) 23:10:12 ID:QaAjwmJ2

……スタスタ


まどか「そう言えば、ほむらちゃんは音楽聞いたりしないの?」

ほむら「…あんまり聞かないわね」

ほむら「流行りの曲すら知らないかもね、私…」

まどか「そっかあ、じゃあ好きなアーティストさんとかもいないの?」

ほむら「…まあ」

まどか「それは勿体ないよ~、音楽はいいよ~」

まどか「歌詞に共感したり、私なんて、聞いてて泣いちゃうことだってあるんだもんっ」

ほむら「……」


ほむら(相変わらずまどかは純粋そのものね、この子の将来がとても不安だわ…)

10: 2014/04/06(日) 23:12:12 ID:QaAjwmJ2

まどか「ほむらちゃんも誰の曲でもいいから、まずは聞いてみなよっ」

ほむら「そうね…機会があれば…」

まどか「うんっ、私はミスチルをオススメするよっ」


ほむら「…まどかは、どうしてそんなにミスチルが好きなの…?」

ほむら「何かきっかけがあったの?」

まどか「…うん、あのね…ちゃんと理由はあるんだ」

まどか「ただ有名だから聞いてるとか、そういうのじゃないんだよ」

ほむら「…どうして?」

11: 2014/04/06(日) 23:15:01 ID:QaAjwmJ2

まどか「ちょ、ちょっと恥ずかしいんだけど…」

まどか「ほむらちゃんには特別に教えてあげるね…」


まどか「私のね、ママが昔から好きだったんだ、ミスチル」

まどか「だから、私もママの車の中とかそういうとこでしか聞いたことなかったの」

まどか「それでね、私のママはお風呂が好きで、よく長湯するんだけど」

まどか「長湯するために、ママがお風呂場にね、CDラジカセを置いてたんだ」

ほむら「……」

まどか「ここからが、ちょっと恥ずかしい話なんだけど…」

12: 2014/04/06(日) 23:19:33 ID:QaAjwmJ2

まどか「私ね、タツヤが生まれてすぐくらいまで、一人で怖くてお風呂に入れなかったんだ…」

まどか「タツヤがお風呂に入れるようになってからは、私もお姉ちゃんらしくしなきゃ」

まどか「ってことで、もちろん大丈夫だったんだけど…」

まどか「それで、一人でお風呂に入るの怖かったから、その怖いのを紛らわすために」

まどか「ママが使ってたCDラジカセでCDを鳴らしてたの」

まどか「そして、そのCDの一曲目がね、ミスチルの『HERO』って曲だったんだ」

まどか「今も普通に聞くんだけど、なんだかその曲聞くとね、怖いのが一気に」

まどか「吹き飛んじゃうって感じで、勇気が出るんだあ」

ほむら「ふふっ、まどからしいわね…」

まどか「それが、私がミスチルを好きになったきっかけなの」

13: 2014/04/06(日) 23:21:00 ID:QaAjwmJ2

ほむら「なんだか意外だわ…」

まどか「うぇひひっ、私の場合は本当に特別だよっ」

まどか「でも、音楽を聞き出すとか、どんなアーティストさんを好きになるのかは」

まどか「みんなそれぞれ何かきっかけとか、あるんじゃないかな…」

ほむら「…そうね」

ほむら「それで、まどかがミスチルを好きになるきっかけにになった」

ほむら「その『HERO』って曲はどんな曲なの?」

ほむら「私も、ぜひその曲聞いてみたいわ…」

14: 2014/04/06(日) 23:22:23 ID:QaAjwmJ2

まどか「うんっ、聞いてみて!とってもいい曲だよっ」

まどか「私はね、その曲の歌詞が好きなの」

まどか「後で調べて、わかったことなんだけど、ミスチルってね、基本的に恋愛系の歌詞が多いんだけど…」

まどか「この曲はね、櫻井さん自身が大変な時期に書いた家族愛の歌詞らしいの」

ほむら「…どんな歌詞なの?」

まどか「私はね、この歌い出しの歌詞が一番好きなんだ」

15: 2014/04/06(日) 23:24:39 ID:QaAjwmJ2


まどか『例えば 誰か一人の命と引き換えに世界を救えるとして』


まどか『僕は誰かが名乗り出るのを待っているだけの男だ』



まどか「って、歌詞なんだあ」

ほむら「…!」


ほむら(この歌詞…!)

16: 2014/04/06(日) 23:26:00 ID:QaAjwmJ2

まどか「いい歌詞でしょ?なんだかね、私…この歌詞聞くと……」

まどか「あ、あれ…なんだか、よく読み直すと、この歌詞って、私も………」


キラー
シュイーン!

ほむら「!」


ほむら(やっぱり…!まどかの目が金色に…!)


ギュッ…

ほむら「…ダメっ!」
ダキッ!


まどか「え…」

まどか「ほ、ほむらちゃんっ!?」

17: 2014/04/06(日) 23:27:23 ID:QaAjwmJ2

ほむら「それ以上は…!ダメよ…!!」

ほむら「まどか…!」


まどか「え……」

まどか「あ、あれ…わ、私は……」




ほむら「……」


ほむら(ミスチルだかなんだか知らないけど…)

ほむら(こんな歌詞を書いて…許せないわ…!)

18: 2014/04/06(日) 23:29:19 ID:QaAjwmJ2

その後
 ~ほむほ~む~


ほむら「……」


ほむら(このままミスチルにまどかが凝り出すと危険だわ…)

ほむら(いつ円環の理の力を取り戻すことか…)


ほむら(でも、まどかにミスチルを聞くなとも言えないし…)

ほむら(とりあえず、歌詞を調べてみて、他にも危険な歌詞がないか調べてみましょう…)

19: 2014/04/06(日) 23:30:41 ID:QaAjwmJ2

…カタカタ
カチカチ…

ほむら「…グーグルで…」

カタカタ…
カチッ

ほむら「ミスチル…歌詞っと…」

カタカタ…
カチチ


………


ほむら「…結構多いのね、ミスチルの曲って」

ほむら「ん?」

ほむら「…『終わりなき旅』?」


ほむら(なんだか印象に残る曲名ね…)

ほむら「あ、動画があったわ、PVかしら…?」

20: 2014/04/06(日) 23:32:39 ID:QaAjwmJ2
カチ…


♪~~

櫻井「息を切らしてさ 駆け抜けた道を 振り返りはしないのさ」



ほむら「……」

21: 2014/04/06(日) 23:33:38 ID:QaAjwmJ2


♪~~~


櫻井「大きな声で 声を枯らして 愛されたいと歌ってるんだよ」



ほむら「…」

ほむら(この歌詞…)

22: 2014/04/06(日) 23:35:56 ID:QaAjwmJ2


♪~~~


櫻井「閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて」

櫻井「きっと きっとって 僕を動かしてる」



ほむら「……っ」


ほむら(どうしてかしら、なんだか胸に響くわ…)

23: 2014/04/06(日) 23:37:20 ID:QaAjwmJ2

♪~~~~~


櫻井「難しく考え出すと 結局全てが嫌になって」

櫻井「そっと そっと 逃げたしたくなるけど」




ほむら「……ううっ」


ほむら(こんな、こんな…歌詞…!)

24: 2014/04/06(日) 23:38:45 ID:QaAjwmJ2


♪~~~~~~



櫻井「誰の真似もすんな 君は君でいい」

櫻井「生きる為のレシピなんてない ないさ」



ほむら「…ううっ、ぐすっ、ひくっ…」

25: 2014/04/06(日) 23:40:23 ID:QaAjwmJ2

♪~~~~~~~


櫻井「胸に抱え込んだ迷いが プラスの力に変わるように」

櫻井「いつも 今日だって 僕らは動いてる」


櫻井「嫌なことばかりではないさ さあ次の扉をノックしよう」

櫻井「もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅」




ほむら「う、うう…」

ほむら「…うわああんんっ」


ほむら(私は…私がしてきたことは…!!)

26: 2014/04/06(日) 23:42:34 ID:QaAjwmJ2

翌日
 ~教室~

ガヤガヤ…


ほむら「……」

まどか「あ、ほむらちゃん、おはよう」

ほむら「まどか…」


ほむら「…ううっ、ぐすっ、ひくっ」

ほむら「まどかあっ…」


まどか「えっ!?」

まどか「えっ、ほ、ほむらちゃん!?」

まどか「どうしたの!?」

27: 2014/04/06(日) 23:44:34 ID:QaAjwmJ2


………


まどか「そっかあ、ほむらちゃんもミスチルの曲で泣いちゃったのかあ」

まどか「でも、その気持ち、すっごくわかるよっ」

まどか「私も…気付いたら泣いてることとか今でもあるし…」


ほむら「……」

ほむら「…まどか」


ほむら(で、でも、このままじゃ…あなたは…!)

28: 2014/04/06(日) 23:46:01 ID:QaAjwmJ2

スタスタ…


さやか「なになに、ほむらもミスチルの良さ、わかったって?」

杏子「そんなに急に変わるものなのかよ」

まどか「ミスチルは聞けば、変わるよ、杏子ちゃんっ」

杏子「へえ~」

杏子「アタシも何か聞いてみよっかなあ」

29: 2014/04/06(日) 23:48:12 ID:QaAjwmJ2

さやか「それにみんなの趣味が合うっていいことだよ、杏子」

さやか「そうだ!ライブいこうよ!ライブ!」

まどか「いいねっ!」

さやか「マミさんも喜んで来るだろうし、みんながミスチル好きなら問題ないじゃん」

まどか「うんっ!みんなでいこっ!」



ほむら「……」


ほむら(確かにライブで『終わりなき旅』とか聞きたいけど…)

ほむら(もし『HERO』なんかライブで歌われたら、まどかが…!)

ほむら(仕方ないわ…ここは、『HERO』だけでも…)

30: 2014/04/06(日) 23:49:32 ID:QaAjwmJ2

~放課後~


ほむら「…まどか、ちょっと話があるの、一緒に帰りましょう」

まどか「えっ、う、うん」




…スタスタ


まどか「それで…話ってなに…?ほむらちゃん」

ほむら「率直に言うわ…」

まどか「うん…」

31: 2014/04/06(日) 23:51:04 ID:QaAjwmJ2

ほむら「『HERO』を聞くのをやめないさい…」

まどか「えっ」

まどか「…『HERO』って、ミスチルの?」

ほむら「ええ」

まどか「ど、どうして…」

ほむら「どうしても、よ」

まどか「な、なんで……ほむらちゃんがそんなこと言うんだから」

まどか「き、きっと理由があるんでしょ…」

32: 2014/04/06(日) 23:53:20 ID:QaAjwmJ2

ほむら「……」

まどか「理由がはっきりしないなら、私は聞くのをやめないよ…」

ほむら「……!」

ほむら「聞きわけのない子ね…」

まどか「ほむらちゃんだって、何か隠してるんでしょ…」

まどか「本当は何か隠してるんでしょ…!」

ほむら「……」

まどか「ほむらちゃんは悪い人なんかじゃないから…」

まどか「だって、ミスチルを聞いて泣くような人に悪い人なんていないもん」

まどか「だから、何か理由があるんでしょ…」

33: 2014/04/06(日) 23:54:45 ID:QaAjwmJ2

ほむら「……」

まどか「……」


ほむら「……じだからよ」

まどか「え…?」

ほむら「…大事だからよ」

ほむら「貴女が大事だからよ…!」


まどか「…え」

34: 2014/04/06(日) 23:57:30 ID:QaAjwmJ2

ほむら「私が今までしてきたことは全部あなたの為だったの…!!」

ほむら「あなたの意志を否定したのも、私が理に叛いたのも、何度も時間を遡ったのも」

ほむら「全てはあなたのため…!」

ほむら「それで、ようやく…ようやく、それに答えが出たの…」

ほむら「でも、正しいのか、間違ってるのか…自分でもわからなくなって」


まどか「……ほむらちゃん」


ほむら「ごめんね、わけわかんないよね…」

35: 2014/04/06(日) 23:59:29 ID:QaAjwmJ2

ほむら「でも、そんな時にまどかが教えてくれたミスチルの『終わりなき旅』に出会ったの…」

ほむら「まるで、まるで…私のことを歌ってくれたような歌詞だった…!」


ほむら「だから、だから…私は、今のこの選択を信じたいの…」


ほむら「今まで、息を切らして駆け抜けた道を振り返りたくない…」

ほむら「ただ、あなたとの未来へ夢を乗せて…」

36: 2014/04/07(月) 00:02:08 ID:DMLK4SSg

まどか「…大丈夫だよ、ほむらちゃん」


まどか「私も今が一番幸せだよ…」

まどか「何も失いたくなし、何も変わってほしくない…」

まどか「私だって、どこにもいったりしないよ、ほむらちゃん」


まどか「私にはね、今のありふれた時間が愛しく思えるんだ…」

まどか「多分ね、それは愛の仕業って、思うの」

37: 2014/04/07(月) 00:04:21 ID:DMLK4SSg

ほむら「まどか…!」


まどか「まだ残された時間があるから、私たちには」

まどか「だから大切にしようよ、ほむらちゃん」

ほむら「ううっ、ぐすっ、ひくっ…」

まどか「…そうやって、暮らしていこうよ」

ほむら「う、うんっ…」

38: 2014/04/07(月) 00:06:49 ID:DMLK4SSg

同じころ
 ~さやかの家~



杏子「ふんふ~ん♪」



さやか「はい、これ、借りてきたミスチルのCD」
さやか「あんたが聞きたいって言うから借りてきたんだからね」
ドサッ


杏子「あ、そこ置いといて」

39: 2014/04/07(月) 00:08:18 ID:DMLK4SSg

…数分後


杏子「ふんふ~ん♪」



杏子「ん?」

杏子「なあなあ、さやか、ちょっといいか?」

さやか「何?」


杏子「このさあ『ファスナー』って曲のさ」

杏子「”およそ期待した通りのアレ”ってなんなんだ?」

40: 2014/04/07(月) 00:09:08 ID:DMLK4SSg

さやか「っ///」

さやか「そ、そういうのは自分で考えなよ」


杏子「はあ?意味わかんねーぞ」

41: 2014/04/07(月) 00:11:03 ID:DMLK4SSg

……また数分後



杏子「ふんふ~ん♪」


杏子「ん?」

杏子「なあなあ、さやか、ちょっといいか?」

さやか「今度は何?」


杏子「このさあ『マシンガンをぶっ放せ』って曲のさ」

杏子「”僕にコンドームをくれ”のコンドームってなんなんだ?」

42: 2014/04/07(月) 00:12:06 ID:DMLK4SSg

さやか「…はあ!///」

さやか「あ、あんたねえ…!」


杏子「んだよ?」

さやか「そ、そういうのも自分で考えなよ…」


杏子「はあ?意味わかんねー歌詞ばっかだなあ…」

43: 2014/04/07(月) 00:16:47 ID:DMLK4SSg

……またまた数分後



杏子「ふんふ~ん♪」


杏子「ん?」

杏子「なあなあ、さやか、ちょっといいか?」

さやか「……何?」

杏子「このさあ『フェイク』って曲のさ」

杏子「”ホック外してる途中で気付いていたって ただ腰を振り続けるよ”のホックってブラか?」


さやか「な…///」

さやか「そ、そうだけど…」

44: 2014/04/07(月) 00:17:54 ID:DMLK4SSg

杏子「だよな!で、そこまではわかんだけどさ…次の”腰を降り続ける”ってどういう意味なんだ?」

杏子「コイツはブラのホックを外して腰振って、一体何してんだよ」



さやか「…もう!ばかっ///」

さやか「アンタはもうミスチル聞くなっ!」


杏子「はあ?なんで怒ってんだよ、さやか」

45: 2014/04/07(月) 00:18:57 ID:DMLK4SSg

さやか「もう知らないっ」
スタスタ…



杏子「あ、おい!ちょっと待てって!」

杏子「まだ『こんな風にひどく蒸し暑い日』の”流れ出したもの”とか」

杏子「他にも聞きたいことは…」




杏子「お~い!待てって!さやかあ~」

46: 2014/04/07(月) 00:20:42 ID:DMLK4SSg

翌日
 ~教室~


ガヤガヤ…


さやか「って感じだったんだよ~、昨日ね」

さやか「いくらなんでも知らなさ過ぎでしょ、杏子は!」

まどか「ま、まあ仕方ないよ、私もまだわからない歌詞とかあるし…」


ほむら「!」

ほむら「…それは私が教えてあげるわ、まどか」


まどか「えっ」

まどか「そ、そんな…ちょ、ちょっと恥ずかしいよ、ほむらちゃんっ」

47: 2014/04/07(月) 00:21:55 ID:DMLK4SSg

ほむら「…じゃあ早速だけど、まどか」

ほむら「『Sign』の歌詞の”でもいつかは裸になり甘い体温に触れて 優しさを見せつけ合う”」

ほむら「って意味わかるかしら」

まどか「…も、もうっ、ほむらちゃん///」



さやか「なんであんたたちまでそんなことしんてのさ!」

48: 2014/04/07(月) 00:22:55 ID:DMLK4SSg

まどか「うぇひひっ」


まどか(今日も櫻井さんのお陰で、私たちは平和です)

まどか(ありがとう、櫻井さん)

49: 2014/04/07(月) 12:02:40
誰かの為に生きてみても oh oh 乙 never knows

50: 2014/04/07(月) 17:54:45
お、おう

51: 2014/04/07(月) 18:29:26
>>1がミスチル大好きということが分かった

引用元: ほむら「まどかが、ミスチルに凝り出したわ」