1: 2020/12/26(土) 23:36:56.664 ID:e2JWlc6H0
いじめっ子A「なんで普通の公立小にお前なんかいるんだよ?w」
いじめっ子B「あっ、親もバカなんだろ。だから特別支援学校という概念も知らないんだよwww」
いじめっ子A「こんなドラえもんがいなきゃなんも出来ない奴、氏んじまえばいいのに。あっ、そうだ!ドラえもんだけ俺にくれよwwwww」
のび太「...」
ジャイアン「おい!やめろ。俺の友達をバカにするんじゃねぇ!!!」
いじめっ子A「うわっ、暴力魔だ!!!逃げろ!!!!!」
いじめっ子B「助けてぇ〜、集団ストーカーにぃ〜、襲われていま〜すwwwww」
ジャイアン「のび太...あんな奴ら気にするな。もしいじめられたら俺に言え。あんな奴ら叩きのめしてやる。」
のび太「....ありがとうジャイアン。でもね、僕は決めたよ。くやしいが、彼らの言ってることも一理あるんだ。だからあいつらを見返す為に、自分で努力してみるよ。勿論今までみたいにドラえもんに頼ることなく。」
ジャイアン「そうか....俺はいつでもお前の味方だからな。」
小学五年生の後半にもなると、のび太に対する虐めはより1層熾烈な状況となっていた。
それまでは主にジャイアンやスネ夫に軽い嘲笑や暴力を受ける程度だったが、最近は学年全体による陰湿ないじめへと転換していた。
いじめっ子B「あっ、親もバカなんだろ。だから特別支援学校という概念も知らないんだよwww」
いじめっ子A「こんなドラえもんがいなきゃなんも出来ない奴、氏んじまえばいいのに。あっ、そうだ!ドラえもんだけ俺にくれよwwwww」
のび太「...」
ジャイアン「おい!やめろ。俺の友達をバカにするんじゃねぇ!!!」
いじめっ子A「うわっ、暴力魔だ!!!逃げろ!!!!!」
いじめっ子B「助けてぇ〜、集団ストーカーにぃ〜、襲われていま〜すwwwww」
ジャイアン「のび太...あんな奴ら気にするな。もしいじめられたら俺に言え。あんな奴ら叩きのめしてやる。」
のび太「....ありがとうジャイアン。でもね、僕は決めたよ。くやしいが、彼らの言ってることも一理あるんだ。だからあいつらを見返す為に、自分で努力してみるよ。勿論今までみたいにドラえもんに頼ることなく。」
ジャイアン「そうか....俺はいつでもお前の味方だからな。」
小学五年生の後半にもなると、のび太に対する虐めはより1層熾烈な状況となっていた。
それまでは主にジャイアンやスネ夫に軽い嘲笑や暴力を受ける程度だったが、最近は学年全体による陰湿ないじめへと転換していた。
2: 2020/12/26(土) 23:37:24.108 ID:e2JWlc6H0
のび太の家
のび太「ママ、お願いします。僕に中学受験をさせて下さい。」
のび太は帰宅するやすぐ、居間にいる玉子の前で土下座をして頼み込んだ。
玉子「のびちゃん、どうしたのいきなり.....」
玉子は最近ののび太を酷く心配していた。話しかけても元気がなく、以前のように頻繁に外出することも減っていたからだ。
のび太「実は僕は、学校の奴から虐められてるんだ。僕の頭が悪いせいでね。」
玉子は悲しんだ。薄々勘づいていたとはいえ、自分の息子がいじめの被害者にあって悲しくないわけが無い。
玉子「そうだったのね....なんでもっと早く言ってくれなかったのよ....最近ののび太は元気がなくてパパもママもドラちゃんも心配していたのよ。」
のび太「僕は決めました。いじめてきたヤツらを見返す為に、勉強して、彼らより偉くなってやろうと。」
玉子「...のび太の言いたいことは分かった。でもね、勉強出来るだけが偉いことじゃないのよ。のび太は確かにテストの点は低い。でも誰よりも優しい心を持っているし、素晴らしい特技だってあるわ。」
のび太「でも、それだけではダメなんだ!僕にはもっと、大きくて頑丈な盾が必要なんだ!あいつらを見返す為に!!!」
玉子「分かった....今日パパが帰ってきたら相談してみるわね。でも突然の話だから、どうなるかは分からないわよ。」
のび太「ママ....ありがとう」
のび太「ママ、お願いします。僕に中学受験をさせて下さい。」
のび太は帰宅するやすぐ、居間にいる玉子の前で土下座をして頼み込んだ。
玉子「のびちゃん、どうしたのいきなり.....」
玉子は最近ののび太を酷く心配していた。話しかけても元気がなく、以前のように頻繁に外出することも減っていたからだ。
のび太「実は僕は、学校の奴から虐められてるんだ。僕の頭が悪いせいでね。」
玉子は悲しんだ。薄々勘づいていたとはいえ、自分の息子がいじめの被害者にあって悲しくないわけが無い。
玉子「そうだったのね....なんでもっと早く言ってくれなかったのよ....最近ののび太は元気がなくてパパもママもドラちゃんも心配していたのよ。」
のび太「僕は決めました。いじめてきたヤツらを見返す為に、勉強して、彼らより偉くなってやろうと。」
玉子「...のび太の言いたいことは分かった。でもね、勉強出来るだけが偉いことじゃないのよ。のび太は確かにテストの点は低い。でも誰よりも優しい心を持っているし、素晴らしい特技だってあるわ。」
のび太「でも、それだけではダメなんだ!僕にはもっと、大きくて頑丈な盾が必要なんだ!あいつらを見返す為に!!!」
玉子「分かった....今日パパが帰ってきたら相談してみるわね。でも突然の話だから、どうなるかは分からないわよ。」
のび太「ママ....ありがとう」
3: 2020/12/26(土) 23:37:51.338 ID:e2JWlc6H0
のび太の部屋
のび太「ドラえもん、話があるんだ」
ドラえもん「どうした?またジャイアンに殴られたから道具を貸せってことか?まったくもうのび太くんはしょうがないなぁ....」
のび太「違う!真剣な話なんだ!!!」
ドラえもん「...本気の話か。分かった」
のび太「これまで僕は何かあったらずっと君に頼ってきた。当然それは感謝している。でも、自分一人では何も出来ないんじゃないかと思い始めたんだ。」
ドラえもん「のび太くん。何かあったのかい?」
のび太「実は今まで君には黙っていたが、僕は学校で虐められている。今はジャイアン達が守ってくれているが、ずっと誰かに頼りっきりではダメだと思い始めたんだ」
ドラえもん「そうか....辛かったろう」
のび太「僕はあいつらを見返してやりたい。だから勉強を頑張って、中学受験をして良い学校に行き、偉くなってやるんだ!自分一人の力で!だからドラえもん、これから僕が君に頼らないように協力してくれ!!!」
ドラえもん「そう言われると少し寂しいけど...分かった。君には君の考えがあるんだな。でもね、僕は君を少しでもサポートしてあげたい。何か困ったことがあったら言って欲しい。それが僕の役目でもあるから。」
のび太「でも、それだとまた君に甘えてしまうよ....」
ドラえもん「人に頼るのは何も悪いことじゃない。人間は1人では生きていけないんだ。大切なのは、人への頼り方だ。確かに今までの君は悪い頼り方だった。でもこれからは良い頼り方をしていけばいい。人間はそれを学んでいくうちに大人になっていくんだ。」
のび太「そうか....分かった!ありがとうドラえもん!」
夜 のび太の家
のび助「のび太が中学受験をしたいかぁ.....」
玉子「私は出来るだけのび太のやりたいことをやらせてあげたいわ。」
のび助「実は僕も中学受験経験者なんだ....」
のび太「えっ、パパも!」
のび助「友達が遊んでる横で勉強三昧だ。楽しい思い出を捨ててひたすら知識を詰め込む。自分の子供にそんな嫌な体験をして欲しくない。」
のび太「でも、いずれはそれを高校受験で経験するんだ!」
のび助「のび太!お前に周りに流されずに、ただ1人で勉学に励む覚悟はあるか?高校受験や大学受験は周りの人間も一緒に受ける。でも中学受験は、周りに殆ど同志のいない孤独な闘いだ!」
のび太「あるよ!1人でやり遂げてみせるよ!」
のび助「分かった!お前の覚悟はよく理解した!!じゃあ来月にある四谷大塚の全国統一小学生テストを受けてみろ。その時の結果次第で判断する。」
のび太「全国統一小学生テスト...あのCMで良く流れてるやつか」
のび太「ドラえもん、話があるんだ」
ドラえもん「どうした?またジャイアンに殴られたから道具を貸せってことか?まったくもうのび太くんはしょうがないなぁ....」
のび太「違う!真剣な話なんだ!!!」
ドラえもん「...本気の話か。分かった」
のび太「これまで僕は何かあったらずっと君に頼ってきた。当然それは感謝している。でも、自分一人では何も出来ないんじゃないかと思い始めたんだ。」
ドラえもん「のび太くん。何かあったのかい?」
のび太「実は今まで君には黙っていたが、僕は学校で虐められている。今はジャイアン達が守ってくれているが、ずっと誰かに頼りっきりではダメだと思い始めたんだ」
ドラえもん「そうか....辛かったろう」
のび太「僕はあいつらを見返してやりたい。だから勉強を頑張って、中学受験をして良い学校に行き、偉くなってやるんだ!自分一人の力で!だからドラえもん、これから僕が君に頼らないように協力してくれ!!!」
ドラえもん「そう言われると少し寂しいけど...分かった。君には君の考えがあるんだな。でもね、僕は君を少しでもサポートしてあげたい。何か困ったことがあったら言って欲しい。それが僕の役目でもあるから。」
のび太「でも、それだとまた君に甘えてしまうよ....」
ドラえもん「人に頼るのは何も悪いことじゃない。人間は1人では生きていけないんだ。大切なのは、人への頼り方だ。確かに今までの君は悪い頼り方だった。でもこれからは良い頼り方をしていけばいい。人間はそれを学んでいくうちに大人になっていくんだ。」
のび太「そうか....分かった!ありがとうドラえもん!」
夜 のび太の家
のび助「のび太が中学受験をしたいかぁ.....」
玉子「私は出来るだけのび太のやりたいことをやらせてあげたいわ。」
のび助「実は僕も中学受験経験者なんだ....」
のび太「えっ、パパも!」
のび助「友達が遊んでる横で勉強三昧だ。楽しい思い出を捨ててひたすら知識を詰め込む。自分の子供にそんな嫌な体験をして欲しくない。」
のび太「でも、いずれはそれを高校受験で経験するんだ!」
のび助「のび太!お前に周りに流されずに、ただ1人で勉学に励む覚悟はあるか?高校受験や大学受験は周りの人間も一緒に受ける。でも中学受験は、周りに殆ど同志のいない孤独な闘いだ!」
のび太「あるよ!1人でやり遂げてみせるよ!」
のび助「分かった!お前の覚悟はよく理解した!!じゃあ来月にある四谷大塚の全国統一小学生テストを受けてみろ。その時の結果次第で判断する。」
のび太「全国統一小学生テスト...あのCMで良く流れてるやつか」
5: 2020/12/26(土) 23:38:27.124 ID:e2JWlc6H0
翌日 学校
のび太「僕ね、中学受験することにしたんだ」
スネ夫「のび太が?僕もだよ。何処目指してるんだい?」
のび太「灘か筑駒かな。麻布や渋幕も良いかもしれない」
スネ夫「えーーーーー!!!!!あののび太が????」
モブ1「おい、のび太が中学受験するってよ。それも灘とかwww」
モブ2「あいつ、筑駒の難易度分かってないだろwww僕の兄さんですら落ちたんだぞ」
のび太「...こうなることはわかってたよ」
スネ夫「ごめん、大声出して。でものび太、お前灘や筑駒の難易度分かってるか?僕は大学の附属校志望だけど、その対策の勉強ですら一杯一杯だ。それよりも上の存在だぞ?」
しずか「よくテレビでやってるクイズ番組なんかでも上位常連の学校よ?」
のび太「分かってるさ。だからこそ目指すんだ。いや、必ず合格して見せる」
スネ夫「でもお前...悪いけどお世辞にも勉強が出来るとは言い難いだろ...ドラえもんの道具でも使うのか?」
のび太「完全に自力で頑張るさ。全力で。あいつらを見返す為に」
スネ夫「...僕も受験する身だ。何か聞きたいことがあったら相談してくれよ。」
しずか「のび太さんも受験なんて....出木杉さんもスネ夫さんものび太さんも、みんな受験....さみしくなるわね」
のび太の家
のび太「早速勉強だ!!!...といっても、僕は学校の教科書しか持ってないんだ」
のび太「ドラえもん、教材はどういうのを買った方が良いと思う?」
ドラえもん「うーん、のび太君はまだ基礎が固まってないから、まだ学校の教科書で十分だと思うよ。それが出来てから別の教材に手を出していくんだ」
のび太「確かにそうだな。よし、じゃあまず国語から...」
これからのび太は毎日自主的に3時間勉強。ものの1週間でメキメキと実力を身につけていった
のび太「僕ね、中学受験することにしたんだ」
スネ夫「のび太が?僕もだよ。何処目指してるんだい?」
のび太「灘か筑駒かな。麻布や渋幕も良いかもしれない」
スネ夫「えーーーーー!!!!!あののび太が????」
モブ1「おい、のび太が中学受験するってよ。それも灘とかwww」
モブ2「あいつ、筑駒の難易度分かってないだろwww僕の兄さんですら落ちたんだぞ」
のび太「...こうなることはわかってたよ」
スネ夫「ごめん、大声出して。でものび太、お前灘や筑駒の難易度分かってるか?僕は大学の附属校志望だけど、その対策の勉強ですら一杯一杯だ。それよりも上の存在だぞ?」
しずか「よくテレビでやってるクイズ番組なんかでも上位常連の学校よ?」
のび太「分かってるさ。だからこそ目指すんだ。いや、必ず合格して見せる」
スネ夫「でもお前...悪いけどお世辞にも勉強が出来るとは言い難いだろ...ドラえもんの道具でも使うのか?」
のび太「完全に自力で頑張るさ。全力で。あいつらを見返す為に」
スネ夫「...僕も受験する身だ。何か聞きたいことがあったら相談してくれよ。」
しずか「のび太さんも受験なんて....出木杉さんもスネ夫さんものび太さんも、みんな受験....さみしくなるわね」
のび太の家
のび太「早速勉強だ!!!...といっても、僕は学校の教科書しか持ってないんだ」
のび太「ドラえもん、教材はどういうのを買った方が良いと思う?」
ドラえもん「うーん、のび太君はまだ基礎が固まってないから、まだ学校の教科書で十分だと思うよ。それが出来てから別の教材に手を出していくんだ」
のび太「確かにそうだな。よし、じゃあまず国語から...」
これからのび太は毎日自主的に3時間勉強。ものの1週間でメキメキと実力を身につけていった
6: 2020/12/26(土) 23:38:59.465 ID:e2JWlc6H0
学校
先生「えーっ、昨日やったテストを返すぞ。4教科全部だ」
しずか「自信ないわぁ....」
スネ夫「昨日のはやたら難しかったからな...それも先生が自己流で作問したテストだったし。奇問難問ばかりだ」
先生「コホン、えーっ、まず出木杉君。おめでとう、算数と社会が満点だ。」
教室から感嘆の声と拍手が上がる。その後も次々に返される
先生「次は野比!信じられんが全教科満点だった!!!記述問題ばかりだったのに凄いぞ!よく勉強してきたな!」
クラス中「えーっ!!!」
のび太「...たった1週間勉強しただけで満点とは。これまで0点ばかりだったのに」
出木杉「...」
先生「では、授業を始めるぞ。」
放課後 教室
いじめっ子A「やい池沼!カンニングなんかして嘘の満点なんて取りやがって。性根まで腐ってやがるな。地獄に落ちろ、知恵遅れ」
のび太「知恵遅れは君だよ」
いじめっ子A「はぁ?カンニング野郎が口答えなんかするんじゃねぇよ」
のび太「今回のテストはほぼ記述問題だった。また全教科満点だったのも僕だけだ。それなのにどうやって満点を取れるカンニングができる?」
いじめっ子B「どうせドラえもんの道具を使ったんだろ?そうに違いない」
のび太「僕は自分で勉強して満点を成し遂げたんだ。よく憶測で人をそこまで侮辱できるな。これまで自分より下だと思ってたのが這い上がってきたのがくやしいのか?」
いじめっ子A「うっ....」
のび太「今後一切関わってくるな。虫けら共め。せいぜいワイドショーか週刊誌でも読んで擬似的に加虐欲求を満たしていろ」
しずか「のび太さん。貴方の言うことは確かに正しいわ。でも言い過ぎじゃないの?のび太さんの心はもっと穏やかで優しいはずだわ」
のび太「あいつらに向ける感情に優しさなんて要らないよ。」
しずか「彼らが貴方にしたことは到底するされるべき行為ではないと思う。でもだからと言ってさも復讐かのように悪口で返しても、相手と同じレベルに下がるだけよ。」
のび太「...そうだね。悪口に悪口で返しても良いことなんて生まれないや。」
しずか「分かってくれたのね。じゃあこの話はこれでお終い。ところでのび太さん、この問題教えてくれない。全然分からなかったのよ。」
のび太「えっとこれはね....」
のび太は超短期間の間に公立小学校レベルの勉強をマスターしてしまった
先生「えーっ、昨日やったテストを返すぞ。4教科全部だ」
しずか「自信ないわぁ....」
スネ夫「昨日のはやたら難しかったからな...それも先生が自己流で作問したテストだったし。奇問難問ばかりだ」
先生「コホン、えーっ、まず出木杉君。おめでとう、算数と社会が満点だ。」
教室から感嘆の声と拍手が上がる。その後も次々に返される
先生「次は野比!信じられんが全教科満点だった!!!記述問題ばかりだったのに凄いぞ!よく勉強してきたな!」
クラス中「えーっ!!!」
のび太「...たった1週間勉強しただけで満点とは。これまで0点ばかりだったのに」
出木杉「...」
先生「では、授業を始めるぞ。」
放課後 教室
いじめっ子A「やい池沼!カンニングなんかして嘘の満点なんて取りやがって。性根まで腐ってやがるな。地獄に落ちろ、知恵遅れ」
のび太「知恵遅れは君だよ」
いじめっ子A「はぁ?カンニング野郎が口答えなんかするんじゃねぇよ」
のび太「今回のテストはほぼ記述問題だった。また全教科満点だったのも僕だけだ。それなのにどうやって満点を取れるカンニングができる?」
いじめっ子B「どうせドラえもんの道具を使ったんだろ?そうに違いない」
のび太「僕は自分で勉強して満点を成し遂げたんだ。よく憶測で人をそこまで侮辱できるな。これまで自分より下だと思ってたのが這い上がってきたのがくやしいのか?」
いじめっ子A「うっ....」
のび太「今後一切関わってくるな。虫けら共め。せいぜいワイドショーか週刊誌でも読んで擬似的に加虐欲求を満たしていろ」
しずか「のび太さん。貴方の言うことは確かに正しいわ。でも言い過ぎじゃないの?のび太さんの心はもっと穏やかで優しいはずだわ」
のび太「あいつらに向ける感情に優しさなんて要らないよ。」
しずか「彼らが貴方にしたことは到底するされるべき行為ではないと思う。でもだからと言ってさも復讐かのように悪口で返しても、相手と同じレベルに下がるだけよ。」
のび太「...そうだね。悪口に悪口で返しても良いことなんて生まれないや。」
しずか「分かってくれたのね。じゃあこの話はこれでお終い。ところでのび太さん、この問題教えてくれない。全然分からなかったのよ。」
のび太「えっとこれはね....」
のび太は超短期間の間に公立小学校レベルの勉強をマスターしてしまった
7: 2020/12/26(土) 23:39:38.124 ID:e2JWlc6H0
のび太の家
玉子「まぁ凄いじゃないの!!!よく頑張ったわね!!!こんなに難しい問題を全部満点だなんて!!!」
のび太「うん、まさかここまで取れるとは。自分でも驚いたよ」
玉子「2階にどら焼きがあるわ。ドラちゃんと一緒に食べてきなさい。」
のび太「やったー!」
玉子は歓喜した。
今までどれだけ口うるさくしてもやらなかった勉強を自分から頑張り、テストで満点を取ってきた息子を、誇らしく思った。
のび太「ドラえもん!やったよ!!!テストで全教科満点だったんだ!!!」
ドラえもん「えっ、あののび太くんが!!!この1週間よく頑張っていたけど、まさかそこまで実力がついていたとは!!!」
のび太「ふふーん」
ドラえもん「やればできる子なんだな!」
のび太「ところでもう学校の教科書はコンプリートしてしまった。そろそろ新たな教材も買わないと....」
ドラえもん「教材は金がかかるからなぁ....でもパパは模試の結果が出るまで金は出さんって言ってるから...」
のび太「えええ!!」
ドラえもん「...僕アルバイトをして金を稼いでくるよ。」
のび太「いやいや、そこまでしなくてもいいよ!!」
ドラえもん「のび太くんがここまで頑張ったんだ。僕も協力しなきゃ」
のび太「うーん、そうだ。図書館に行って本を読み漁ろう!あそこなら教科書に載ってないことも知ることが出来るぞ!我ながら名案だ」
ドラえもん「そうか、図書館か。確かにここから徒歩3分の地点にあるな。時間ロスも少ないしいいかもな。それに本を読めば国語の能力も上がるし、社会の知識も増える」
のび太「ママー、図書館に行ってくるよ!」
玉子「あら、じゃあついでに図書館の隣にあるお肉屋さんさんで牛ひき肉を買ってきてくれないかしら。今日はお祝いにのびちゃんの好きなハンバーグを作ろうと思うから、はいこれお金」
のび太「分かった。じゃあ帰りに買ってくるよ」
玉子「まぁ凄いじゃないの!!!よく頑張ったわね!!!こんなに難しい問題を全部満点だなんて!!!」
のび太「うん、まさかここまで取れるとは。自分でも驚いたよ」
玉子「2階にどら焼きがあるわ。ドラちゃんと一緒に食べてきなさい。」
のび太「やったー!」
玉子は歓喜した。
今までどれだけ口うるさくしてもやらなかった勉強を自分から頑張り、テストで満点を取ってきた息子を、誇らしく思った。
のび太「ドラえもん!やったよ!!!テストで全教科満点だったんだ!!!」
ドラえもん「えっ、あののび太くんが!!!この1週間よく頑張っていたけど、まさかそこまで実力がついていたとは!!!」
のび太「ふふーん」
ドラえもん「やればできる子なんだな!」
のび太「ところでもう学校の教科書はコンプリートしてしまった。そろそろ新たな教材も買わないと....」
ドラえもん「教材は金がかかるからなぁ....でもパパは模試の結果が出るまで金は出さんって言ってるから...」
のび太「えええ!!」
ドラえもん「...僕アルバイトをして金を稼いでくるよ。」
のび太「いやいや、そこまでしなくてもいいよ!!」
ドラえもん「のび太くんがここまで頑張ったんだ。僕も協力しなきゃ」
のび太「うーん、そうだ。図書館に行って本を読み漁ろう!あそこなら教科書に載ってないことも知ることが出来るぞ!我ながら名案だ」
ドラえもん「そうか、図書館か。確かにここから徒歩3分の地点にあるな。時間ロスも少ないしいいかもな。それに本を読めば国語の能力も上がるし、社会の知識も増える」
のび太「ママー、図書館に行ってくるよ!」
玉子「あら、じゃあついでに図書館の隣にあるお肉屋さんさんで牛ひき肉を買ってきてくれないかしら。今日はお祝いにのびちゃんの好きなハンバーグを作ろうと思うから、はいこれお金」
のび太「分かった。じゃあ帰りに買ってくるよ」
8: 2020/12/26(土) 23:40:31.713 ID:e2JWlc6H0
図書館
のび太「ふーん、いろんなジャンルの本があるなぁ。まず小説コーナーを見てみるか」
のび太「三島由紀夫著作集....誰だろう。ちょっと読んでみるか」
のび太「分からない言葉が多いな....そうだ、そこに辞書がある。これを見ながら読んでみるか」
2時間後
のび太「凄い...なんて面白くて、それでいて深いんだろう。これまで読んでいたギャグ漫画がバカみたいだ」
のび太「家でも読んでいたいな....電子辞書はパパの部屋にもあったな。貸してもらおう」
のび太「カードを作れば1人5冊まで借りれるのか...」
のび太「すみません、これ借りたいんですけど...」
数分後
のび太「3冊借りたぞ。早速家に帰って読もう。おっと挽肉を買わないと。」
出木杉「あれっ、野比くんじゃないか。」
のび太「あー、出木杉。君もここに来るの?」
出木杉「あぁ、よく本を借りに来るんだ。三島由紀夫...凄いな野比くんは、そんなのも読めるのか」
のび太「実は今日初めて来たんだけど、読んだらハマっちゃって。」
出木杉「そういえば、君も受験するんだろ?今日のテストも凄かった。野比くんなら絶対上手くいくよ。頑張れよ」
のび太「あぁ、君も頑張って!僕はもう行くよ。じゃあね」
出木杉「また明日」
出木杉「....」
出木杉はくやしかった。あんなに勉強して徹底したテスト対策まで行ったのに、のび太にあっさり負けたことが。
自分の今までの努力で積み上げた要塞がズタズタに崩れるようなメンタルだった
出木杉「...僕だって出来るんだ!野比くん、君を必ず抜かしてやる!」
のび太「ふーん、いろんなジャンルの本があるなぁ。まず小説コーナーを見てみるか」
のび太「三島由紀夫著作集....誰だろう。ちょっと読んでみるか」
のび太「分からない言葉が多いな....そうだ、そこに辞書がある。これを見ながら読んでみるか」
2時間後
のび太「凄い...なんて面白くて、それでいて深いんだろう。これまで読んでいたギャグ漫画がバカみたいだ」
のび太「家でも読んでいたいな....電子辞書はパパの部屋にもあったな。貸してもらおう」
のび太「カードを作れば1人5冊まで借りれるのか...」
のび太「すみません、これ借りたいんですけど...」
数分後
のび太「3冊借りたぞ。早速家に帰って読もう。おっと挽肉を買わないと。」
出木杉「あれっ、野比くんじゃないか。」
のび太「あー、出木杉。君もここに来るの?」
出木杉「あぁ、よく本を借りに来るんだ。三島由紀夫...凄いな野比くんは、そんなのも読めるのか」
のび太「実は今日初めて来たんだけど、読んだらハマっちゃって。」
出木杉「そういえば、君も受験するんだろ?今日のテストも凄かった。野比くんなら絶対上手くいくよ。頑張れよ」
のび太「あぁ、君も頑張って!僕はもう行くよ。じゃあね」
出木杉「また明日」
出木杉「....」
出木杉はくやしかった。あんなに勉強して徹底したテスト対策まで行ったのに、のび太にあっさり負けたことが。
自分の今までの努力で積み上げた要塞がズタズタに崩れるようなメンタルだった
出木杉「...僕だって出来るんだ!野比くん、君を必ず抜かしてやる!」
9: 2020/12/26(土) 23:41:18.317 ID:e2JWlc6H0
夜 のび太の家
のび助「のび太聞いたぞ!まさか全教科満点を取るなんてな!今までの姿からは想像できないよ!」
玉子「のび太はやればできる子なんですよ!」
のび助「ははは、親としては本当に嬉しいという気持ちだ。子供の成長の1面を観戦することが出来たんだ。」
のび太「パパ、もう学校の教科書の内容は全部覚えちゃったんだ。新しい教材が欲しいから、お金が欲しい。」
のび助「教材費は模試の結果次第だ。でもテストがこんなに良かったんだ。小遣いとして1万円あげよう。教材以外にも好きに使っていいぞ。」
のび太「やったー!!!あとパパ、部屋にある電子辞書借りていい?」
のび助「なんだあんなのか。好きに使え。あと本棚にある本もドンドン読め。受験は知識勝負だからな」
ドラえもん「のび太君、図書館で三島由紀夫なんて借りてきたんだ」
のび助「えぇっ、まだ小5だろ?」
玉子「私も驚いたのよ。でも本人が面白いって言ってるし。」
のび助「僕は中学の頃三島由紀夫にハマったんだ。当時三島由紀夫が市ヶ谷の自衛隊庁舎に立てこもる事件があってね。あれに衝撃を受けて読み始めたんだ。」
のび太「えっ、この人自衛隊で立てこもったの!!??」
のび助「あぁ、でも思想は凄く完成しててね。文学としても超一流だ。読んで損はないと思う。だけど、とっても難しいよ。」
のび太「うん、だから辞書を使いながら読んだんだ」
のび助「僕の本棚にも何冊か三島由紀夫の本があるよ。良かったら読んでみなよ」
のび太「ありがとう。」
のび助「のび太聞いたぞ!まさか全教科満点を取るなんてな!今までの姿からは想像できないよ!」
玉子「のび太はやればできる子なんですよ!」
のび助「ははは、親としては本当に嬉しいという気持ちだ。子供の成長の1面を観戦することが出来たんだ。」
のび太「パパ、もう学校の教科書の内容は全部覚えちゃったんだ。新しい教材が欲しいから、お金が欲しい。」
のび助「教材費は模試の結果次第だ。でもテストがこんなに良かったんだ。小遣いとして1万円あげよう。教材以外にも好きに使っていいぞ。」
のび太「やったー!!!あとパパ、部屋にある電子辞書借りていい?」
のび助「なんだあんなのか。好きに使え。あと本棚にある本もドンドン読め。受験は知識勝負だからな」
ドラえもん「のび太君、図書館で三島由紀夫なんて借りてきたんだ」
のび助「えぇっ、まだ小5だろ?」
玉子「私も驚いたのよ。でも本人が面白いって言ってるし。」
のび助「僕は中学の頃三島由紀夫にハマったんだ。当時三島由紀夫が市ヶ谷の自衛隊庁舎に立てこもる事件があってね。あれに衝撃を受けて読み始めたんだ。」
のび太「えっ、この人自衛隊で立てこもったの!!??」
のび助「あぁ、でも思想は凄く完成しててね。文学としても超一流だ。読んで損はないと思う。だけど、とっても難しいよ。」
のび太「うん、だから辞書を使いながら読んだんだ」
のび助「僕の本棚にも何冊か三島由紀夫の本があるよ。良かったら読んでみなよ」
のび太「ありがとう。」
10: 2020/12/26(土) 23:42:09.845 ID:e2JWlc6H0
翌日
ドラえもん「のび太君おはよう...ってあれ?」
のび太「あれっ、もう朝か」
ドラえもん「まさか昨晩からずっと読んでたの?」
のび太「あぁ、つい面白くて」
ドラえもん「睡眠不足は脳にも良くない。ちゃんと寝る時は寝ること。君は今まで寝すぎだったけど、寝ないのも良くない」
のび太「分かった、気をつけるよ。」
のび太「再来週には模試があるからな、今日は土曜だから本屋にでも行って教材を買ってくるか」
のび太「ママー、新宿の本屋に行ってくるよ!」
玉子「1人で大丈夫なの?」
ドラえもん「じゃあ僕がついて行きます」
玉子「それなら安心ね。行ってらっしゃい」
ドラえもん「タケコプター使う?」
のび太「いや、電車で行こうよ。あんまり使ったこと無かったし」
ドラえもん「確かに....今まで道具に頼りすぎていたからなぁ」
のび太「地下鉄大江戸線を使えば新宿までひとっ飛びだ」
ドラえもん「のび太君おはよう...ってあれ?」
のび太「あれっ、もう朝か」
ドラえもん「まさか昨晩からずっと読んでたの?」
のび太「あぁ、つい面白くて」
ドラえもん「睡眠不足は脳にも良くない。ちゃんと寝る時は寝ること。君は今まで寝すぎだったけど、寝ないのも良くない」
のび太「分かった、気をつけるよ。」
のび太「再来週には模試があるからな、今日は土曜だから本屋にでも行って教材を買ってくるか」
のび太「ママー、新宿の本屋に行ってくるよ!」
玉子「1人で大丈夫なの?」
ドラえもん「じゃあ僕がついて行きます」
玉子「それなら安心ね。行ってらっしゃい」
ドラえもん「タケコプター使う?」
のび太「いや、電車で行こうよ。あんまり使ったこと無かったし」
ドラえもん「確かに....今まで道具に頼りすぎていたからなぁ」
のび太「地下鉄大江戸線を使えば新宿までひとっ飛びだ」
12: 2020/12/26(土) 23:42:51.419 ID:e2JWlc6H0
新宿
のび太「ここか、紀伊國屋書店というのは。うわぁ、大きいなぁ」
ドラえもん「新宿は人が多い上に複雑で分かりにくいから、迷子にならないように気をつけてね。」
のび太「うん、来る時も何処に出ればいいか分からなくて迷ったからね。取り敢えず学習参考書コーナーに行こう」
ドラえもん「取り敢えず、大手塾のを買っとけば外れは無いよ。その代わりに値段は結構張る。」
のび太「四谷大塚...SAPIX...浜学園...日能研、うーん沢山あるなぁ。取り敢えず算数の為に1冊このSAPIXの奴買っておくか」
ドラえもん「2200円か...まぁこのくらいなら」
のび太「社会でも沢山あるなぁ。歴史に公民に地理。全部揃えたら予算オーバーだ。」
ドラえもん「社会は新聞読めばいいだろう?あと図書館でいくらでも借りれる」
のび太「あっそっかぁ。じゃあ一旦お預けっと」
のび太「国語もまぁいっか。じゃあ後は理科だな」
のび太「塾技?とかいうZ会の難しそうな本が安売りされてる。まぁこれでいいだろう」
ドラえもん「のび太くん、それはやめといた方がいい。」
のび太「なんで?」
ドラえもん「それは過程を無視して結果だけ重視するような解き方ばかり載っている。あくまで受験のテクニックとして理科の勉強をするなら良いかもしれないけど、実力は身につかないよ。」
のび太「そうなのか....じゃあやっぱりSAPIXのこれでいいや」
のび太「余った分で小説でも買うか、あれドラえもんどこだ?まぁいいか」
のび太「岩波文庫...ふむふむ」
のび太「この作品は聞いたことあるぞ!」
のび太「面白い!実に面白い!」
ドラえもん「あっ、のび太君いた。ダメだよ立ち読みなんかして。」
のび太「そうだな、数冊だけ持って、カウンターに行くか。」
のび太「ここか、紀伊國屋書店というのは。うわぁ、大きいなぁ」
ドラえもん「新宿は人が多い上に複雑で分かりにくいから、迷子にならないように気をつけてね。」
のび太「うん、来る時も何処に出ればいいか分からなくて迷ったからね。取り敢えず学習参考書コーナーに行こう」
ドラえもん「取り敢えず、大手塾のを買っとけば外れは無いよ。その代わりに値段は結構張る。」
のび太「四谷大塚...SAPIX...浜学園...日能研、うーん沢山あるなぁ。取り敢えず算数の為に1冊このSAPIXの奴買っておくか」
ドラえもん「2200円か...まぁこのくらいなら」
のび太「社会でも沢山あるなぁ。歴史に公民に地理。全部揃えたら予算オーバーだ。」
ドラえもん「社会は新聞読めばいいだろう?あと図書館でいくらでも借りれる」
のび太「あっそっかぁ。じゃあ一旦お預けっと」
のび太「国語もまぁいっか。じゃあ後は理科だな」
のび太「塾技?とかいうZ会の難しそうな本が安売りされてる。まぁこれでいいだろう」
ドラえもん「のび太くん、それはやめといた方がいい。」
のび太「なんで?」
ドラえもん「それは過程を無視して結果だけ重視するような解き方ばかり載っている。あくまで受験のテクニックとして理科の勉強をするなら良いかもしれないけど、実力は身につかないよ。」
のび太「そうなのか....じゃあやっぱりSAPIXのこれでいいや」
のび太「余った分で小説でも買うか、あれドラえもんどこだ?まぁいいか」
のび太「岩波文庫...ふむふむ」
のび太「この作品は聞いたことあるぞ!」
のび太「面白い!実に面白い!」
ドラえもん「あっ、のび太君いた。ダメだよ立ち読みなんかして。」
のび太「そうだな、数冊だけ持って、カウンターに行くか。」
13: 2020/12/26(土) 23:43:54.557 ID:e2JWlc6H0
2週間後
のび太「今日は全国統一小学生テストの当日だ!頑張るぞ!」
玉子「のびちゃん、頑張ってね」
のび太「うん、行ってくるよ」
ドラえもん「どこでもドアで塾の前までひとっ飛びだ、頑張れよ。」
四谷大塚南浦和校
のび太「沢山の人がいる....緊張するなぁ」
受付「外部の全統小受験生ですか?受験票を見せてください」
受付「はい、野比のび太君ですね。では5階の○○教室に行ってください」
のび太「みんな頭が良さそうだ。でも僕だって頑張って勉強してきたんだ!負けないぞ」
試験監督「ではそろそろ始めます。受験票を書き始めてください」
試験監督「だいたい書き終わりましたね....9時から国語です。それでは始め!」
のび太(始まった....)
のび太(あれっ、案外簡単だな。すらすら出来てしまう)
のび太(終わってしまった....マークシート式だし、漢字の間違いみたいのは有り得ないだろう。)
のび太(まだあと30分は残っている...暇だな...寝るか)
のび太「グーッ」
試験監督「試験終了!回答用紙を回収して下さい!!!」
のび太「あーっ、終わったか。暇だったなぁ」
のび太はこんな調子で算数、理科、社会も解ききった
ドラえもん「お疲れ様。どうだった?出来栄えは?」
のび太「思っていたより簡単だったよ。先生の作る問題の方が難しいくらいだ」
ドラえもん「えぇ...それは先生の方が問題なのでは?」
のび太「今日は全国統一小学生テストの当日だ!頑張るぞ!」
玉子「のびちゃん、頑張ってね」
のび太「うん、行ってくるよ」
ドラえもん「どこでもドアで塾の前までひとっ飛びだ、頑張れよ。」
四谷大塚南浦和校
のび太「沢山の人がいる....緊張するなぁ」
受付「外部の全統小受験生ですか?受験票を見せてください」
受付「はい、野比のび太君ですね。では5階の○○教室に行ってください」
のび太「みんな頭が良さそうだ。でも僕だって頑張って勉強してきたんだ!負けないぞ」
試験監督「ではそろそろ始めます。受験票を書き始めてください」
試験監督「だいたい書き終わりましたね....9時から国語です。それでは始め!」
のび太(始まった....)
のび太(あれっ、案外簡単だな。すらすら出来てしまう)
のび太(終わってしまった....マークシート式だし、漢字の間違いみたいのは有り得ないだろう。)
のび太(まだあと30分は残っている...暇だな...寝るか)
のび太「グーッ」
試験監督「試験終了!回答用紙を回収して下さい!!!」
のび太「あーっ、終わったか。暇だったなぁ」
のび太はこんな調子で算数、理科、社会も解ききった
ドラえもん「お疲れ様。どうだった?出来栄えは?」
のび太「思っていたより簡単だったよ。先生の作る問題の方が難しいくらいだ」
ドラえもん「えぇ...それは先生の方が問題なのでは?」
14: 2020/12/26(土) 23:44:37.440 ID:e2JWlc6H0
1週間後 四谷大塚南浦和校
玉子「...受験塾なんてなんか怖くて入りにくいわね」
のび太「何言ってるの!早く入ろう!」
玉子「あっ、」
受付「こんにちは。今日はどのような御用で?」
玉子「あっ、はい。先週の全国統一小学生テストの野比のび太の結果を貰いに来たんですけど」
受付「あっ、野比くんの。奥へどうぞ。担当者が待っています。」
玉子「はい、失礼します。」
応接室
担当者「いやぁ、率直に言って野比くんの成績は凄いですよ」
玉子「えっ、そんなに?」
担当者「はい。ご覧下さい。これが成績表です」
玉子「...(絶句)」
担当者「国語と社会は満点。算数は一問ミス。理科は二問ミス。全国でも受験者が3万人いる中、野比くんの順位は100位台です。」
のび太「えっ!全国100位台だって???」
担当者「はい、それで今度、御茶ノ水で統一テストの決勝大会が開催されるのですが、是非参加して頂けませんか?」
のび太「ええっ!!!勿論」
玉子「良かったわねのびちゃん!」
担当者「...この成績なら本校の方でも特待生扱いで入塾できるのですが、いかがでしょう?」
のび太「それについては...検討してみます」
担当者「では気が向いたらいつでもご連絡ください」
玉子「...受験塾なんてなんか怖くて入りにくいわね」
のび太「何言ってるの!早く入ろう!」
玉子「あっ、」
受付「こんにちは。今日はどのような御用で?」
玉子「あっ、はい。先週の全国統一小学生テストの野比のび太の結果を貰いに来たんですけど」
受付「あっ、野比くんの。奥へどうぞ。担当者が待っています。」
玉子「はい、失礼します。」
応接室
担当者「いやぁ、率直に言って野比くんの成績は凄いですよ」
玉子「えっ、そんなに?」
担当者「はい。ご覧下さい。これが成績表です」
玉子「...(絶句)」
担当者「国語と社会は満点。算数は一問ミス。理科は二問ミス。全国でも受験者が3万人いる中、野比くんの順位は100位台です。」
のび太「えっ!全国100位台だって???」
担当者「はい、それで今度、御茶ノ水で統一テストの決勝大会が開催されるのですが、是非参加して頂けませんか?」
のび太「ええっ!!!勿論」
玉子「良かったわねのびちゃん!」
担当者「...この成績なら本校の方でも特待生扱いで入塾できるのですが、いかがでしょう?」
のび太「それについては...検討してみます」
担当者「では気が向いたらいつでもご連絡ください」
15: 2020/12/26(土) 23:45:24.358 ID:e2JWlc6H0
のび太の家
玉子「あなた、のび太が凄いのよ!統一テストで全国100位台だったのよ!」
のび助「ええっ、のび太が!!!」
玉子「それでね、四谷大塚の方から、特待生扱いで入らないかって?授業料と入学金がタダになるらしいのよ」
のび助「うーん、じゃあ本人の希望次第で入れてみるか。」
玉子「そうね、あと決勝大会に行くそうよ」
のび助「あー、そういえば優秀者は決勝大会に行くんだっけ。申し込み時のホームページに書いてたな。のび太ー、ちょと来い!!!」
のび太「なんだいパパ?」
のび助「のび太は四谷大塚に入りたいか?」
のび太「どっちでもいいよ。でもタダで入れるみたいだから行ってもいいかなって感じ。」
のび助「そうか....折角の特待枠なんだ。入ろうじゃないか」
のび太「つまりパパは僕の受験を認めてくれるんだね?」
のび助「あぁ。よく頑張ってきたな。でもこれからはもっと頑張れ!熾烈な毎日が続くことになるぞ。」
のび助「ところで、志望校はどこなんだい?」
のび太「取り敢えず灘を第1志望にしてるよ。第2志望は筑駒。第3志望麻布。第4志望渋幕。第5志望海陽。こんな感じ。」
のび助「幾つか遠方の学校もあるな....もし進学した時に、僕らは金はなんとかしてやれるけど、1人で生活出来るか?」
のび太「出来るよ。出来なければ、出来るように努力する。」
のび助「分かった。取り敢えず、四谷大塚に電話するか....」
こうしてのび太は四谷大塚のSクラスに特待生で入塾することになった
玉子「あなた、のび太が凄いのよ!統一テストで全国100位台だったのよ!」
のび助「ええっ、のび太が!!!」
玉子「それでね、四谷大塚の方から、特待生扱いで入らないかって?授業料と入学金がタダになるらしいのよ」
のび助「うーん、じゃあ本人の希望次第で入れてみるか。」
玉子「そうね、あと決勝大会に行くそうよ」
のび助「あー、そういえば優秀者は決勝大会に行くんだっけ。申し込み時のホームページに書いてたな。のび太ー、ちょと来い!!!」
のび太「なんだいパパ?」
のび助「のび太は四谷大塚に入りたいか?」
のび太「どっちでもいいよ。でもタダで入れるみたいだから行ってもいいかなって感じ。」
のび助「そうか....折角の特待枠なんだ。入ろうじゃないか」
のび太「つまりパパは僕の受験を認めてくれるんだね?」
のび助「あぁ。よく頑張ってきたな。でもこれからはもっと頑張れ!熾烈な毎日が続くことになるぞ。」
のび助「ところで、志望校はどこなんだい?」
のび太「取り敢えず灘を第1志望にしてるよ。第2志望は筑駒。第3志望麻布。第4志望渋幕。第5志望海陽。こんな感じ。」
のび助「幾つか遠方の学校もあるな....もし進学した時に、僕らは金はなんとかしてやれるけど、1人で生活出来るか?」
のび太「出来るよ。出来なければ、出来るように努力する。」
のび助「分かった。取り敢えず、四谷大塚に電話するか....」
こうしてのび太は四谷大塚のSクラスに特待生で入塾することになった
16: 2020/12/26(土) 23:46:08.041 ID:e2JWlc6H0
翌日 学校
スネ夫「えーっ!!!のび太が全統小で全国100位台!?!?しかも四谷にSクラスで特待入学!?!?」
のび太「うるさいよ!周りに知られるだろ」
スネ夫「ごめんごめん。先月まで0点三昧だったあののび太が....凄いよ」
のび太「ありがとう。頑張ったんだ。友人に褒められて嬉しいや。」
スネ夫「僕なんてSAPIXの下の方のクラスだよ。早大学院中学部志望なんだけど、成績が奮わないので明大中野にランクダウンしようかと検討してる。」
のび太「勉強教えようかい?」
スネ夫「実は家庭教師もつけててこれなんだ....僕の地頭が悪いのかもしれない....」
のび太「...頭が悪いのは僕だってそうだよ。でも、何か目標を見つけてから、それを目指して努力してたら不思議と実力が身に付いた。だからスネ夫も、何か大きい目標を立てたらいいんじゃない?」
スネ夫「そうかもな...目標か...探してみるよ。ありがとな。」
その後のび太は決勝大会で全国7位に輝き景品のiPadを得ると共に、受験業界に衝撃を轟かせた。つい先先月まで0点ばかりだった公立小学生が全国模試7位の座を奪い取ったのだから当然である。
のび太は四谷大塚内でもスポンジの様に実力を身に付けて行き、組分けテストで1位を取って、とうとう最高グレードのs1クラスに入った。
スネ夫「えーっ!!!のび太が全統小で全国100位台!?!?しかも四谷にSクラスで特待入学!?!?」
のび太「うるさいよ!周りに知られるだろ」
スネ夫「ごめんごめん。先月まで0点三昧だったあののび太が....凄いよ」
のび太「ありがとう。頑張ったんだ。友人に褒められて嬉しいや。」
スネ夫「僕なんてSAPIXの下の方のクラスだよ。早大学院中学部志望なんだけど、成績が奮わないので明大中野にランクダウンしようかと検討してる。」
のび太「勉強教えようかい?」
スネ夫「実は家庭教師もつけててこれなんだ....僕の地頭が悪いのかもしれない....」
のび太「...頭が悪いのは僕だってそうだよ。でも、何か目標を見つけてから、それを目指して努力してたら不思議と実力が身に付いた。だからスネ夫も、何か大きい目標を立てたらいいんじゃない?」
スネ夫「そうかもな...目標か...探してみるよ。ありがとな。」
その後のび太は決勝大会で全国7位に輝き景品のiPadを得ると共に、受験業界に衝撃を轟かせた。つい先先月まで0点ばかりだった公立小学生が全国模試7位の座を奪い取ったのだから当然である。
のび太は四谷大塚内でもスポンジの様に実力を身に付けて行き、組分けテストで1位を取って、とうとう最高グレードのs1クラスに入った。
18: 2020/12/26(土) 23:47:00.228 ID:e2JWlc6H0
小6 4月
のび太「新しいクラスか....いつの間にかいじめも無くなったな」
のび太「これで当初の目標は達成してしまったのだが、最近は勉強が楽しくて楽しくて仕方が無い。」
ジャイアン「おうのび太!今年も同じクラスか!よろしくな!」
スネ夫「僕も」
しずか「私も」
のび太「みんな同じかぁ!!!今年もよろしく!!!!」
出木杉「やぁ、野比くん。今年もクラスが一緒みたいだね。」
のび太「出木杉君もか!」
出木杉ものび太に負けじと勉強をしまくっていたが、のび太には適わなかった。元々日能研に通っていた出木杉だがより成績を上げる為に、厳しいことで有名な希学園に転塾した。
出木杉「僕も志望校を開成から灘に変えたんだ。これからは互いにライバルだよ。野比くん。」
のび太「そうか...」
しずか「最近の出木杉さん、のび太さんに負けないように頑張ってるのよ。」
のび太「そんな、僕は出木杉君に負けてるよ。」
のび太「僕は出木杉君にずっと憧れてたんだ。勉強以外でもなんでも出来て、努力を惜しまずに、それでいて性格も良いから、みんなの人望がある。僕みたいな捻くれ者とは比べ物にならないくらい凄いやつだよ」
ジャイアン「お前だって良い奴だよ。捻くれ者なんかじゃないさ。それにこの前の全国模試1位だったんだろ?」
のび太「それでも、出木杉には勝てないや。人間的に凄く出来たやつだから。」
スネ夫「どんな人間にも良い所や悪い所がある。それを自覚して努力で補っていけるやつが凄いんだ。のび太はそれが出来ているよ。」
ジャイアン「そうだ、のび太。今日俺に勉強教えてくれよ!その後久しぶりに野球やろうぜ!最近遊んでなかったからよ。」
のび太「今日は暇だからな。いいよ。久しぶりに僕の運動音痴ぶりに困るがいい。」
ジャイアン「よし、出来なかったら精一杯シバいてやるからよ。」
のび太「はは」
こうして春が過ぎ、夏も中盤を迎えた
のび太「新しいクラスか....いつの間にかいじめも無くなったな」
のび太「これで当初の目標は達成してしまったのだが、最近は勉強が楽しくて楽しくて仕方が無い。」
ジャイアン「おうのび太!今年も同じクラスか!よろしくな!」
スネ夫「僕も」
しずか「私も」
のび太「みんな同じかぁ!!!今年もよろしく!!!!」
出木杉「やぁ、野比くん。今年もクラスが一緒みたいだね。」
のび太「出木杉君もか!」
出木杉ものび太に負けじと勉強をしまくっていたが、のび太には適わなかった。元々日能研に通っていた出木杉だがより成績を上げる為に、厳しいことで有名な希学園に転塾した。
出木杉「僕も志望校を開成から灘に変えたんだ。これからは互いにライバルだよ。野比くん。」
のび太「そうか...」
しずか「最近の出木杉さん、のび太さんに負けないように頑張ってるのよ。」
のび太「そんな、僕は出木杉君に負けてるよ。」
のび太「僕は出木杉君にずっと憧れてたんだ。勉強以外でもなんでも出来て、努力を惜しまずに、それでいて性格も良いから、みんなの人望がある。僕みたいな捻くれ者とは比べ物にならないくらい凄いやつだよ」
ジャイアン「お前だって良い奴だよ。捻くれ者なんかじゃないさ。それにこの前の全国模試1位だったんだろ?」
のび太「それでも、出木杉には勝てないや。人間的に凄く出来たやつだから。」
スネ夫「どんな人間にも良い所や悪い所がある。それを自覚して努力で補っていけるやつが凄いんだ。のび太はそれが出来ているよ。」
ジャイアン「そうだ、のび太。今日俺に勉強教えてくれよ!その後久しぶりに野球やろうぜ!最近遊んでなかったからよ。」
のび太「今日は暇だからな。いいよ。久しぶりに僕の運動音痴ぶりに困るがいい。」
ジャイアン「よし、出来なかったら精一杯シバいてやるからよ。」
のび太「はは」
こうして春が過ぎ、夏も中盤を迎えた
20: 2020/12/26(土) 23:48:17.626 ID:e2JWlc6H0
希学園 目黒教室 8月
講師「灘中学校にぃ、絶対にぃ、合格するぞぉ!合格するぞぉ!合格するぞぉ!」
生徒「うぉおおおおお」
出木杉「おおおおおおお!!!」
多くの塾では夏期講習を迎えていた。出木杉の所属するここ希学園では、精神論ともいうべきブラックな体質で講習が進められていた
講師「なんでこんなのも分かんないんだよカスがァ!」机ガァン
生徒「ヒィ、すみません」
講師「何私語話してんだよお前は。100回くらい氏んでこい。ゴミめ」チョークバァーン
生徒「いったぁ!!!」
希学園は地獄の様相を呈していた。
生徒「こんなとこにしたら氏んじまう。俺は脱走しよう」
出木杉「えぇっ、でも見つかったらとんでもない事になるよ。ボコボコに殴られるかも」
生徒「もうやめてやるさこんなブラック塾」
出木杉(...これでライバルが1人減るな。有難い)
出木杉「心を鬼にして勉強一丸に励むぞ!」
講師「今日の午後は灘校模試だ。外部の生徒に負けるんじゃないぞ」
午後
のび太「ここが出木杉のいる希学園か。」
のび太「すみません。灘校模試を受けに来たんですけど。」
受付「あっ、外部の方ね。あっちの教室行って下さい」
のび太「なんかどころどころ怒声と悲鳴が響いてるし、不穏な雰囲気だなぁ」
出木杉「あっ、野比くん!」
のび太「出木杉も受けるのか...って当然か」
のび太「お互い頑張ろうぜ」
出木杉「絶対君に勝ってみせるよ、勝負だ!」
のび太「ふっ、受けて立とう」
試験監督「それでは始め!」
のび太(灘の傾向は完全にマスターしてる、満点を目指そう)
出木杉(僕だってこれまで頑張ってきた。野比くんに負ける訳にはいかない。よし、これなら行けるぞ)
試験監督「終了!次の時間は国語です。それまで休憩です。」
講師「灘中学校にぃ、絶対にぃ、合格するぞぉ!合格するぞぉ!合格するぞぉ!」
生徒「うぉおおおおお」
出木杉「おおおおおおお!!!」
多くの塾では夏期講習を迎えていた。出木杉の所属するここ希学園では、精神論ともいうべきブラックな体質で講習が進められていた
講師「なんでこんなのも分かんないんだよカスがァ!」机ガァン
生徒「ヒィ、すみません」
講師「何私語話してんだよお前は。100回くらい氏んでこい。ゴミめ」チョークバァーン
生徒「いったぁ!!!」
希学園は地獄の様相を呈していた。
生徒「こんなとこにしたら氏んじまう。俺は脱走しよう」
出木杉「えぇっ、でも見つかったらとんでもない事になるよ。ボコボコに殴られるかも」
生徒「もうやめてやるさこんなブラック塾」
出木杉(...これでライバルが1人減るな。有難い)
出木杉「心を鬼にして勉強一丸に励むぞ!」
講師「今日の午後は灘校模試だ。外部の生徒に負けるんじゃないぞ」
午後
のび太「ここが出木杉のいる希学園か。」
のび太「すみません。灘校模試を受けに来たんですけど。」
受付「あっ、外部の方ね。あっちの教室行って下さい」
のび太「なんかどころどころ怒声と悲鳴が響いてるし、不穏な雰囲気だなぁ」
出木杉「あっ、野比くん!」
のび太「出木杉も受けるのか...って当然か」
のび太「お互い頑張ろうぜ」
出木杉「絶対君に勝ってみせるよ、勝負だ!」
のび太「ふっ、受けて立とう」
試験監督「それでは始め!」
のび太(灘の傾向は完全にマスターしてる、満点を目指そう)
出木杉(僕だってこれまで頑張ってきた。野比くんに負ける訳にはいかない。よし、これなら行けるぞ)
試験監督「終了!次の時間は国語です。それまで休憩です。」
22: 2020/12/26(土) 23:49:44.280 ID:e2JWlc6H0
これは希学園の悪口スレのつもりで立てました。コピペするだけなので最後まで貼り続けます。
23: 2020/12/26(土) 23:50:21.075 ID:e2JWlc6H0
数時間後
のび太「やぁ、出来栄えはどうだった?」
出木杉「8割はいけたかなぁ?少なくとも7割は硬いよ。」
のび太「僕も同じ位だ....算数で計算ミスのヘマをした最後の方で気づいた」
出木杉「君ほどの男でも計算ミスをするのか....」
のび太「それに、灘の模試だからどんなひっかけが潜んでるか分からないからなぁ。」
出木杉「そうだな。」
のび太「良かったら一緒に帰らないかい?」
出木杉「悪いな。この後12時まで勉強だ。」
のび太「えええ?12時???そんな時間まで残ってるの?」
出木杉「あぁ、毎日終電帰りだよ。」
のび太「そんな時間に出歩いてて補導されないの?」
出木杉「親は働いてて忙しいからな。お巡りさんに聞かれても塾帰りといえば納得してくれたよ」
のび太「気をつけなよ」
出木杉「あぁ、またね」
のび太「 ...」
のび太(毎日12時まで残ってて出木杉は大丈夫だろうか)
そして夏も終わり、秋も過ぎ、冬を迎えていた
のび太「やぁ、出来栄えはどうだった?」
出木杉「8割はいけたかなぁ?少なくとも7割は硬いよ。」
のび太「僕も同じ位だ....算数で計算ミスのヘマをした最後の方で気づいた」
出木杉「君ほどの男でも計算ミスをするのか....」
のび太「それに、灘の模試だからどんなひっかけが潜んでるか分からないからなぁ。」
出木杉「そうだな。」
のび太「良かったら一緒に帰らないかい?」
出木杉「悪いな。この後12時まで勉強だ。」
のび太「えええ?12時???そんな時間まで残ってるの?」
出木杉「あぁ、毎日終電帰りだよ。」
のび太「そんな時間に出歩いてて補導されないの?」
出木杉「親は働いてて忙しいからな。お巡りさんに聞かれても塾帰りといえば納得してくれたよ」
のび太「気をつけなよ」
出木杉「あぁ、またね」
のび太「 ...」
のび太(毎日12時まで残ってて出木杉は大丈夫だろうか)
そして夏も終わり、秋も過ぎ、冬を迎えていた
24: 2020/12/26(土) 23:51:06.152 ID:e2JWlc6H0
12月17日 新御茶ノ水駅
のび太「いよいよ今日は初めての入試だな。海陽の特別給費生。正直腕ならしだが、倍率が半端ない。受かるか分からんぞ。」
のび太「会場は確か中央大学の駿河台記念講堂だったな。ここだな」
スネ夫「ようのび太。お前も受けるんなら、言ってくれれば良かったのに。車に乗せてあげてたよ。」
のび太「えっ、スネ夫も受けるの?」
スネ夫「ああ、成績が上がったんでな。腕ならしだ。」
のび太「多分出木杉もいると思うよ」
スネ夫「そうか、出木杉を探しがてら、一緒に行こうぜ」
群衆「頑張ってくださーい!!!」
スネ夫「色んな塾の応援が来てるなぁ。あれは日能研か。あれはSAPIXだな。四谷は向こうの方に居るみたいだ」
のび太「凄い列だなぁ....なんだ、持ち物検査か」
スネ夫「スマホは持ち込み禁止だからな。預けないといけない」
のび太「僕はスマホ持ってないから関係ないや....」
スネ夫「僕は最新のiPhone7を預けるぜ!!!...って言っても殆ど使ってないけどな」
のび太「いよいよ今日は初めての入試だな。海陽の特別給費生。正直腕ならしだが、倍率が半端ない。受かるか分からんぞ。」
のび太「会場は確か中央大学の駿河台記念講堂だったな。ここだな」
スネ夫「ようのび太。お前も受けるんなら、言ってくれれば良かったのに。車に乗せてあげてたよ。」
のび太「えっ、スネ夫も受けるの?」
スネ夫「ああ、成績が上がったんでな。腕ならしだ。」
のび太「多分出木杉もいると思うよ」
スネ夫「そうか、出木杉を探しがてら、一緒に行こうぜ」
群衆「頑張ってくださーい!!!」
スネ夫「色んな塾の応援が来てるなぁ。あれは日能研か。あれはSAPIXだな。四谷は向こうの方に居るみたいだ」
のび太「凄い列だなぁ....なんだ、持ち物検査か」
スネ夫「スマホは持ち込み禁止だからな。預けないといけない」
のび太「僕はスマホ持ってないから関係ないや....」
スネ夫「僕は最新のiPhone7を預けるぜ!!!...って言っても殆ど使ってないけどな」
25: 2020/12/26(土) 23:51:31.537 ID:e2JWlc6H0
のび太「あれっ、スネ夫と席隣じゃん。」
スネ夫「ホントだ。あっ、出木杉いたぞ。でも様子が変だな」
のび太「おはよう出木杉。体調悪そうだけど、大丈夫かい?」
出木杉「やぁ、野比くんに骨川くんか....多分大丈夫だよ....うっ」
のび太「凄い熱だ....」
スネ夫「あんまり無理するなよ。こじらせたら大変だ。やばい時は試験監督に言え」
出木杉「ありがとう...でも心配ご無用だ....」
のび太「あいつ、学校も休んで、朝9時から夜12時までひたすら希の教室に篭ってるんだよ。体調も崩して当然だ」
スネ夫「だから最近来てなかったのか....」
のび太「そろそろ始まるぞ。席につけ」
試験監督「それでは試験開始!!!」
出木杉「ウォオオオオオ」ゲロゲロゲロ
試験監督「大丈夫ですか???」
スネ夫「出木杉、吐きやがった。だから無理するなと言ったのに」
試験監督「私語は厳禁です。次やったら不正行為と見なしますよ」
スネ夫「...」
出木杉は別の場所へ連れてかれた
数時間後
のび太「全部終わったぁ!!!」
スネ夫「やったぁ!!!結構出来たぞ!!!」
のび太「でも倍率20倍だからなぁ...受かるのは至難の業だよ」
スネ夫「お前、四谷の合不合で1位の癖によく言うよ」
のび太「でもここはSAPIXや日能研や浜学園や希学園、更には早稲田アカデミーとか臨海セミナーの上位層の生徒が軒並み腕ならしで受けに来るからな。」
スネ夫「お前なら受かるさ。例え枠が1つしか無くても」
スネ夫「ママが車で迎えに来てくれてる。良かったら一緒に帰らないかい」
のび太「じゃあ、甘えさせてもらうよ」
スネママ「あら、野比さんもご一緒だったのね。良かったら一緒にランチに行くザマス?」
のび太「えっ、いいんですか?では是非」
スネママ「野比さんのお母さんには私から言っておくザマス。では行きましょう!」
スネ夫「ホントだ。あっ、出木杉いたぞ。でも様子が変だな」
のび太「おはよう出木杉。体調悪そうだけど、大丈夫かい?」
出木杉「やぁ、野比くんに骨川くんか....多分大丈夫だよ....うっ」
のび太「凄い熱だ....」
スネ夫「あんまり無理するなよ。こじらせたら大変だ。やばい時は試験監督に言え」
出木杉「ありがとう...でも心配ご無用だ....」
のび太「あいつ、学校も休んで、朝9時から夜12時までひたすら希の教室に篭ってるんだよ。体調も崩して当然だ」
スネ夫「だから最近来てなかったのか....」
のび太「そろそろ始まるぞ。席につけ」
試験監督「それでは試験開始!!!」
出木杉「ウォオオオオオ」ゲロゲロゲロ
試験監督「大丈夫ですか???」
スネ夫「出木杉、吐きやがった。だから無理するなと言ったのに」
試験監督「私語は厳禁です。次やったら不正行為と見なしますよ」
スネ夫「...」
出木杉は別の場所へ連れてかれた
数時間後
のび太「全部終わったぁ!!!」
スネ夫「やったぁ!!!結構出来たぞ!!!」
のび太「でも倍率20倍だからなぁ...受かるのは至難の業だよ」
スネ夫「お前、四谷の合不合で1位の癖によく言うよ」
のび太「でもここはSAPIXや日能研や浜学園や希学園、更には早稲田アカデミーとか臨海セミナーの上位層の生徒が軒並み腕ならしで受けに来るからな。」
スネ夫「お前なら受かるさ。例え枠が1つしか無くても」
スネ夫「ママが車で迎えに来てくれてる。良かったら一緒に帰らないかい」
のび太「じゃあ、甘えさせてもらうよ」
スネママ「あら、野比さんもご一緒だったのね。良かったら一緒にランチに行くザマス?」
のび太「えっ、いいんですか?では是非」
スネママ「野比さんのお母さんには私から言っておくザマス。では行きましょう!」
26: 2020/12/26(土) 23:52:22.731 ID:e2JWlc6H0
1週間後 のび太の家
のび太「合格発表はネット上かぁ」
玉子「のび太なら受かると信じてるわ」
ドラえもん「そうだよ!自信を持って!!!」
のび太「そろそろ時間だなぁ。パソコンを更新しよう」
サイト「野比のび太さん、海陽中等教育学校(特別給費生)入学試験:合格」
のび太「やったぁ!!!!!」
玉子「のびちゃん!!!やったわね!!!!」
ドラえもん「おめでとう、のび太くん!!!」
玉子「うん、あなた?のびちゃんがね、海陽の特給に受かったわ!えぇそうよ!」
玉子「のびちゃん、パパが代わってだって」
のび助「のび太!よくやったなぁ!!!たった1年ちょっとで、よくここまで勝ち取った!!!パパはもう誇らしい気持ちしかないよ!」
のび太「うん!ありがとう!!!パパもママもドラえもんも、これまで僕を応援してくれて、感謝の気持ちで1杯だよ!!!」
のび助「でも、本命はまだまだ先だろ?一層奮闘努力セヨだ。日本海海戦の時の東郷平八郎の時の言葉だ。励め!」
のび太「うん!!!」
のび太「合格発表はネット上かぁ」
玉子「のび太なら受かると信じてるわ」
ドラえもん「そうだよ!自信を持って!!!」
のび太「そろそろ時間だなぁ。パソコンを更新しよう」
サイト「野比のび太さん、海陽中等教育学校(特別給費生)入学試験:合格」
のび太「やったぁ!!!!!」
玉子「のびちゃん!!!やったわね!!!!」
ドラえもん「おめでとう、のび太くん!!!」
玉子「うん、あなた?のびちゃんがね、海陽の特給に受かったわ!えぇそうよ!」
玉子「のびちゃん、パパが代わってだって」
のび助「のび太!よくやったなぁ!!!たった1年ちょっとで、よくここまで勝ち取った!!!パパはもう誇らしい気持ちしかないよ!」
のび太「うん!ありがとう!!!パパもママもドラえもんも、これまで僕を応援してくれて、感謝の気持ちで1杯だよ!!!」
のび助「でも、本命はまだまだ先だろ?一層奮闘努力セヨだ。日本海海戦の時の東郷平八郎の時の言葉だ。励め!」
のび太「うん!!!」
27: 2020/12/26(土) 23:53:12.909 ID:e2JWlc6H0
翌日 学校
のび太「スネ夫!僕海陽受かってたよ!」
スネ夫「のび太もか!!!僕も受かってたんだ!!!!」
のび太「一応入学手続きだけはしておいた....ただまぁ枠を確保してるだけだけどね」
スネ夫「僕ちんも本命は早稲田だ。ところであれからまだ出木杉はこないけど大丈夫かな?」
のび太「何も聞いてないな....」
スネ夫「そういえばジャイアンもしずかちゃんも今日は休みだな」
モブ「どうやらインフルエンザが流行してるみたいだからな。明日から学級閉鎖みたいだぞ。そのまま冬休みだな。このクラスだけ臨時終業式だ」
スネ夫「えーっ!あのジャイアンが???バカは風邪引かないっていうのに」
のび太「スネ夫、病気になったらうち来いよ。ドラえもんがお医者さんカバンで直してくれるから、勉強に専念できる」
スネ夫「ありがとう。インフルにはかかりたくないからな。」
のび太「スネ夫!僕海陽受かってたよ!」
スネ夫「のび太もか!!!僕も受かってたんだ!!!!」
のび太「一応入学手続きだけはしておいた....ただまぁ枠を確保してるだけだけどね」
スネ夫「僕ちんも本命は早稲田だ。ところであれからまだ出木杉はこないけど大丈夫かな?」
のび太「何も聞いてないな....」
スネ夫「そういえばジャイアンもしずかちゃんも今日は休みだな」
モブ「どうやらインフルエンザが流行してるみたいだからな。明日から学級閉鎖みたいだぞ。そのまま冬休みだな。このクラスだけ臨時終業式だ」
スネ夫「えーっ!あのジャイアンが???バカは風邪引かないっていうのに」
のび太「スネ夫、病気になったらうち来いよ。ドラえもんがお医者さんカバンで直してくれるから、勉強に専念できる」
スネ夫「ありがとう。インフルにはかかりたくないからな。」
28: 2020/12/26(土) 23:53:39.338 ID:e2JWlc6H0
その頃 希学園目黒教室
出木杉「まさかインフルで1週間寝込んだと思ったら、鬱病の診断を受けてしまった」
出木杉「でもそんなの気に及ばないぞ、僕は絶対灘に受かってやるんだ。海陽はしょうがない」
講師「いいかぁ?灘に受かる奴以外ゴミだ!穢多非人だ!生涯人権はないと思え!おい!海陽に落ちた鬱病障害者の出木杉!」
出木杉「はい!!!」
講師「鬱病だかなんだか知らんが灘に受かれば人権はある。落ちたら生ゴミだ。氏んだ方がマシだ。立場まで障害者になるんじゃないぞ!肝に銘じておけ」
出木杉「はい!!!」
出木杉(講師の罵倒にももう慣れた。周りの奴には最早罵倒を快楽に変える強者すら現れた。なんて環境だろう。端から見たら異常極まれるんだろうなぁ)
出木杉(はぁ、生きる意欲は灘への合格だけ。それ以外はもうどうでもいい)
出木杉(食事はカ口リーメイトとサプリメントと水だけ。美味しいなんてどれくらい感じてないんだろうか)
講師「今日は受験で使えるテクニックを教える」
講師「受験の休み時間中は希の生徒同士で群れろ。そして大声で騒げ。他の塾の受験生の勉強を妨害するんだ。特に癪に触るような騒ぎ方をしろ。お前らの小学校にも居るだろう?猿みたいにキーキー騒ぐやつが」
生徒ら「...」
講師「そして希の生徒だけでトイレを占領しろ。他の塾の生徒を入れるな。勿論お前らは用を足しても構わんが、出来るだけ長く使え、列を無駄に長くしろ。そうすれば敵は小便の我慢で受験に集中できない」
講師「試験時間中はペンをやたらカタカタカタカタして他の受験生を威圧しろ。周りに希の生徒が居なければ頻繁にクシャミと咳と鼻すすりをするのもいいぞ。」
講師「これらは試験監督に注意されたら大人しく従うこと。だから注意されないギリギリのグレーゾーンを突け!分かったな!」
生徒ら「はいっ!!!」
出木杉「まさかインフルで1週間寝込んだと思ったら、鬱病の診断を受けてしまった」
出木杉「でもそんなの気に及ばないぞ、僕は絶対灘に受かってやるんだ。海陽はしょうがない」
講師「いいかぁ?灘に受かる奴以外ゴミだ!穢多非人だ!生涯人権はないと思え!おい!海陽に落ちた鬱病障害者の出木杉!」
出木杉「はい!!!」
講師「鬱病だかなんだか知らんが灘に受かれば人権はある。落ちたら生ゴミだ。氏んだ方がマシだ。立場まで障害者になるんじゃないぞ!肝に銘じておけ」
出木杉「はい!!!」
出木杉(講師の罵倒にももう慣れた。周りの奴には最早罵倒を快楽に変える強者すら現れた。なんて環境だろう。端から見たら異常極まれるんだろうなぁ)
出木杉(はぁ、生きる意欲は灘への合格だけ。それ以外はもうどうでもいい)
出木杉(食事はカ口リーメイトとサプリメントと水だけ。美味しいなんてどれくらい感じてないんだろうか)
講師「今日は受験で使えるテクニックを教える」
講師「受験の休み時間中は希の生徒同士で群れろ。そして大声で騒げ。他の塾の受験生の勉強を妨害するんだ。特に癪に触るような騒ぎ方をしろ。お前らの小学校にも居るだろう?猿みたいにキーキー騒ぐやつが」
生徒ら「...」
講師「そして希の生徒だけでトイレを占領しろ。他の塾の生徒を入れるな。勿論お前らは用を足しても構わんが、出来るだけ長く使え、列を無駄に長くしろ。そうすれば敵は小便の我慢で受験に集中できない」
講師「試験時間中はペンをやたらカタカタカタカタして他の受験生を威圧しろ。周りに希の生徒が居なければ頻繁にクシャミと咳と鼻すすりをするのもいいぞ。」
講師「これらは試験監督に注意されたら大人しく従うこと。だから注意されないギリギリのグレーゾーンを突け!分かったな!」
生徒ら「はいっ!!!」
29: 2020/12/26(土) 23:54:34.690 ID:e2JWlc6H0
年末 四谷大塚南浦和校
のび太「冬期講習も終盤だ。これが終われば正月特訓かぁ」
講師「野比くん、ちょっといいかな?」
のび太「何でしょう?」
講師「受験料と交通料は全部こっちで出すから、色んな学校の入試を受けて貰えないかな?実績稼ぎの為に」
のび太「分かりました。具体的にどこの学校ですか。日程も教えてください」
講師「えーっと、君が志望してる灘、筑駒、麻布、渋幕の他に、西大和、ラ・サール、市川、栄東、聖光学院、明大中野です。日程はこちらのプリントに。まとめておきました。保護者にもあとでこちらから言っておきます」
のび太「了解です」
のび太(実績稼ぎかぁ。四谷も汚いことするなぁ。他の受験生の合格枠を奪うことになるし)
のび太「灘の過去問、採点したら9割取れてたぞ。首席合格も狙えるかもしれないな。」
モブ「野比は別格だなぁ...6年のSの中でも抜きん出ている....」
その後のび太は西大和等の受験を受けまくった
のび太「冬期講習も終盤だ。これが終われば正月特訓かぁ」
講師「野比くん、ちょっといいかな?」
のび太「何でしょう?」
講師「受験料と交通料は全部こっちで出すから、色んな学校の入試を受けて貰えないかな?実績稼ぎの為に」
のび太「分かりました。具体的にどこの学校ですか。日程も教えてください」
講師「えーっと、君が志望してる灘、筑駒、麻布、渋幕の他に、西大和、ラ・サール、市川、栄東、聖光学院、明大中野です。日程はこちらのプリントに。まとめておきました。保護者にもあとでこちらから言っておきます」
のび太「了解です」
のび太(実績稼ぎかぁ。四谷も汚いことするなぁ。他の受験生の合格枠を奪うことになるし)
のび太「灘の過去問、採点したら9割取れてたぞ。首席合格も狙えるかもしれないな。」
モブ「野比は別格だなぁ...6年のSの中でも抜きん出ている....」
その後のび太は西大和等の受験を受けまくった
31: 2020/12/26(土) 23:54:59.078 ID:e2JWlc6H0
1月14日 神戸市東灘区 灘中学校前
のび太「いよいよこの日が来たか.....」
灘中の入試は2日間に渡って行われる。国算理の3科目で、のび太の得意な社会は入試科目に含まれていない。
のび太は玉子とドラえもんと共に神戸市内の高級ホテルに2泊3日で滞在していた。3日目は合格発表だ。
玉子「のび太、全力を出し切りなさい!コンディションは万全なんだから!!!」
ドラえもん「一応お医者さんカバンでチェックしたけど大丈夫だったしね」
のび太「行ってきます、ママ、ドラえもん」
出木杉「やぁ、野比くん...」
のび太「久しぶりだな...」
以前のふくよかな見た目とは対照的に、出木杉はゲッソリと痩せていた。目は充血して隈ができ、その癖ギ口リと鋭く周囲を威圧させるほどに睨みつけ、頭はボサボサであった
出木杉「ふふふ、僕は絶対合格するさ。合格しなきゃ大阪湾に投身してやる....」
のび太「 ...」
講師「希生全員集合ぅー!!!」
希生「おおおおおおお!」
集団「灘中学校にぃ、絶対にぃ、合格するぞぉ!!!合格するぞぉ!合格するぞぉ!合格するぞぉ!合格するぞぉ!合格するぞぉ!合格するぞぉ!合格するぞぉ!合格するぞぉ!」
希生「合格者以外はゴミ、合格者以外はゴミ合格者以外はゴミ....」
のび太「大丈夫かな....この人達」
のび太「僕は全力を出すんだ、これまでの努力を無駄にしないように」
のび太「いよいよこの日が来たか.....」
灘中の入試は2日間に渡って行われる。国算理の3科目で、のび太の得意な社会は入試科目に含まれていない。
のび太は玉子とドラえもんと共に神戸市内の高級ホテルに2泊3日で滞在していた。3日目は合格発表だ。
玉子「のび太、全力を出し切りなさい!コンディションは万全なんだから!!!」
ドラえもん「一応お医者さんカバンでチェックしたけど大丈夫だったしね」
のび太「行ってきます、ママ、ドラえもん」
出木杉「やぁ、野比くん...」
のび太「久しぶりだな...」
以前のふくよかな見た目とは対照的に、出木杉はゲッソリと痩せていた。目は充血して隈ができ、その癖ギ口リと鋭く周囲を威圧させるほどに睨みつけ、頭はボサボサであった
出木杉「ふふふ、僕は絶対合格するさ。合格しなきゃ大阪湾に投身してやる....」
のび太「 ...」
講師「希生全員集合ぅー!!!」
希生「おおおおおおお!」
集団「灘中学校にぃ、絶対にぃ、合格するぞぉ!!!合格するぞぉ!合格するぞぉ!合格するぞぉ!合格するぞぉ!合格するぞぉ!合格するぞぉ!合格するぞぉ!合格するぞぉ!」
希生「合格者以外はゴミ、合格者以外はゴミ合格者以外はゴミ....」
のび太「大丈夫かな....この人達」
のび太「僕は全力を出すんだ、これまでの努力を無駄にしないように」
32: 2020/12/26(土) 23:55:29.523 ID:e2JWlc6H0
のび太「僕の隣の席の奴もさっきの希学園の生徒か」
希生たち「キーキーギャーギャー」
のび太「うるさいなぁ、あいつら。マナーすら知らないのか?」
のび太「念の為トイレに行っておくか」
希生たち「ペッチャクッチャ」
のび太「うわっ、トイレで屯すなよ。しかも長蛇の列だ。尽く他人の迷惑だな。トイレは諦めるか」
試験監督「そろそろ始めますよ、席に着いてください」
希生「ハ-ックシュン、コホンコホンコホン、ズ-ッズ-ッ」
のび太(隣の希生、風邪かな?いやこれ絶対わざとだろ。イラつくなぁ)
試験監督「それでは試験、はじめ!!!」
のび太(最初は国語だ。自信しかないぞ)
希生「ズ-ッズ-ッ」
のび太(うるせぇ)
希生たち「カキカキカキカキッ!!!」
のび太(本当にうざったらしいな、集中出来ん)
のび太(少し時間はかかったが回答欄は全部埋めれたな....見直しもしたが大丈夫だろう)
のび太(トイレに行きたくなってきた、あいつらに占領されないように終わった瞬間急いでトイレに向かおう)
希生たち「キーキーギャーギャー」
のび太「うるさいなぁ、あいつら。マナーすら知らないのか?」
のび太「念の為トイレに行っておくか」
希生たち「ペッチャクッチャ」
のび太「うわっ、トイレで屯すなよ。しかも長蛇の列だ。尽く他人の迷惑だな。トイレは諦めるか」
試験監督「そろそろ始めますよ、席に着いてください」
希生「ハ-ックシュン、コホンコホンコホン、ズ-ッズ-ッ」
のび太(隣の希生、風邪かな?いやこれ絶対わざとだろ。イラつくなぁ)
試験監督「それでは試験、はじめ!!!」
のび太(最初は国語だ。自信しかないぞ)
希生「ズ-ッズ-ッ」
のび太(うるせぇ)
希生たち「カキカキカキカキッ!!!」
のび太(本当にうざったらしいな、集中出来ん)
のび太(少し時間はかかったが回答欄は全部埋めれたな....見直しもしたが大丈夫だろう)
のび太(トイレに行きたくなってきた、あいつらに占領されないように終わった瞬間急いでトイレに向かおう)
33: 2020/12/26(土) 23:56:16.023 ID:e2JWlc6H0
試験監督「試験終了!回答用紙を回収します」
試験監督「では、休み時間です」
のび太「よし、急ごう!」タッタッタッ
のび太(なんとか最初に着くことが出来た)
のび太「ふーっ、スッキリした」
希生A「あっ、別のヤツに先越されちまった。」
希生B「これはまずいぞ....」
のび太「?まぁいいや」
試験監督「試験、はじめ!!!」
のび太(2科目目は算数だ、よーし)
希生1「ハーックション」
希生2「コホンコホン」
希生3「ズーッズーッ」
希生その他大勢「カキカキカキッカキッ」
のび太(あーっ、黙れ黙れ黙れ黙れ)
のび太(陰湿な嫌がらせを耐え抜きながら、なんとか解ききったぞ....)
試験監督「では、休み時間です」
のび太「よし、急ごう!」タッタッタッ
のび太(なんとか最初に着くことが出来た)
のび太「ふーっ、スッキリした」
希生A「あっ、別のヤツに先越されちまった。」
希生B「これはまずいぞ....」
のび太「?まぁいいや」
試験監督「試験、はじめ!!!」
のび太(2科目目は算数だ、よーし)
希生1「ハーックション」
希生2「コホンコホン」
希生3「ズーッズーッ」
希生その他大勢「カキカキカキッカキッ」
のび太(あーっ、黙れ黙れ黙れ黙れ)
のび太(陰湿な嫌がらせを耐え抜きながら、なんとか解ききったぞ....)
35: 2020/12/26(土) 23:57:01.069 ID:e2JWlc6H0
試験監督「試験終了。回答用紙を回収します」
のび太(試験監督に苦情を言ってやろう)
試験監督「では休み時間です」
のび太「試験監督、少しいいですか?」
試験監督「はい、何でしょう?」
のび太「周りの雑音が余りにもあからさまで鬱陶しいです。注意して頂けませんか?」
試験監督「分かりました。実は私も少し気になっていたんです。今まで放置していて申し訳ありません」
のび太(ホントだよ。全くこっちは人生かけてるのに)
試験監督「先程、雑音がうるさすぎると苦情がありました。わざと音を立てる行為は不正行為と見なし、悪質な場合は即刻退場させます。いいですね?」
希生たち「ちっ」
のび太(ようやく静かになったな)
試験監督「それでは試験はじめ!!!」
のび太(3科目目は理科だ。正直苦手だが、致命的な程ではない。なんとか乗り切ろう)
のび太(マズイ、最後の大問が全然分からん....)
試験監督「試験終了!回答用紙を回収してください」
試験監督「1日目の入試はこれで終了です。お疲れ様でした。また明日頑張って下さい」
のび太(試験監督に苦情を言ってやろう)
試験監督「では休み時間です」
のび太「試験監督、少しいいですか?」
試験監督「はい、何でしょう?」
のび太「周りの雑音が余りにもあからさまで鬱陶しいです。注意して頂けませんか?」
試験監督「分かりました。実は私も少し気になっていたんです。今まで放置していて申し訳ありません」
のび太(ホントだよ。全くこっちは人生かけてるのに)
試験監督「先程、雑音がうるさすぎると苦情がありました。わざと音を立てる行為は不正行為と見なし、悪質な場合は即刻退場させます。いいですね?」
希生たち「ちっ」
のび太(ようやく静かになったな)
試験監督「それでは試験はじめ!!!」
のび太(3科目目は理科だ。正直苦手だが、致命的な程ではない。なんとか乗り切ろう)
のび太(マズイ、最後の大問が全然分からん....)
試験監督「試験終了!回答用紙を回収してください」
試験監督「1日目の入試はこれで終了です。お疲れ様でした。また明日頑張って下さい」
36: 2020/12/26(土) 23:57:58.998 ID:e2JWlc6H0
のび太「酷い1日目だった....」
玉子「のび太、出来栄えはどうだった?」
のび太「希学園ってとこの生徒がわざと雑音を立てたせいで集中出来なかったよ....」
玉子「あそこの生徒は、ネットでも評判が悪いわね....ブラックだとも言うし」
のび太「出木杉もそこに入ってるんだ。」
玉子「あら出木杉さんも。そういえば前出木杉さんも灘に受けるって言ってたわね。」
のび太「あいつ以前とはすっかり変わっていたよ...可哀想だ....」
玉子「そうね...」
ドラえもん「今はそれよりも、のび太くんが受かるかどうかだ。早速ホテルに帰って自己採点をしよう!」
のび太「それもそうだな。」
ホテル
のび太「自己採点の結果は予想通りと言えば予想通りだった」
のび太「国語は80点満点中72点、算数は100点満点中81点、理科は100点満点中76点」
ドラえもん「凄いじゃないか!明日国算で100点以上取れば合格確定だよ!!!」
のび太「もっと高い点数を期待していたよ....算数は全然集中出来なかった。本当は満点を取りたかった」
ドラえもん「そうだな...耳栓でも持ってったらどうだ?」
のび太「そうか、耳栓かぁ!」
のび太「もう寝るよ。明日も万全の体制で挑みたいから」
ドラえもん「おやすみ、のび太くん」
玉子「ママは少し神戸市内を観光してくるわね」
のび太「分かったよ」
のび太「zzz」
玉子「のび太、出来栄えはどうだった?」
のび太「希学園ってとこの生徒がわざと雑音を立てたせいで集中出来なかったよ....」
玉子「あそこの生徒は、ネットでも評判が悪いわね....ブラックだとも言うし」
のび太「出木杉もそこに入ってるんだ。」
玉子「あら出木杉さんも。そういえば前出木杉さんも灘に受けるって言ってたわね。」
のび太「あいつ以前とはすっかり変わっていたよ...可哀想だ....」
玉子「そうね...」
ドラえもん「今はそれよりも、のび太くんが受かるかどうかだ。早速ホテルに帰って自己採点をしよう!」
のび太「それもそうだな。」
ホテル
のび太「自己採点の結果は予想通りと言えば予想通りだった」
のび太「国語は80点満点中72点、算数は100点満点中81点、理科は100点満点中76点」
ドラえもん「凄いじゃないか!明日国算で100点以上取れば合格確定だよ!!!」
のび太「もっと高い点数を期待していたよ....算数は全然集中出来なかった。本当は満点を取りたかった」
ドラえもん「そうだな...耳栓でも持ってったらどうだ?」
のび太「そうか、耳栓かぁ!」
のび太「もう寝るよ。明日も万全の体制で挑みたいから」
ドラえもん「おやすみ、のび太くん」
玉子「ママは少し神戸市内を観光してくるわね」
のび太「分かったよ」
のび太「zzz」
38: 2020/12/26(土) 23:58:49.790 ID:e2JWlc6H0
翌日 灘校
のび太(いよいよ2日目だ。闘志が燃えてくるな)
のび太(コンディションは完璧だ。耳栓もあるし)
のび太(今日は雑音も全然聞こえないぞ。良かった)
のび太(でも試験監督の声が聞こえないや。始まるまで外しておこう。最初は国語だな)
試験監督「試験はじめ!!!」
のび太(耳栓をつけた。よしっ!これなら行けるぞ。)
のび太(ほぼ完璧だと思う。我ながら惚れ惚れする回答欄だ!)
のび太(耳栓を外すか)
試験監督「試験終了!」
のび太「ふーっ、どれくらいとれてるかな?」
のび太「次で最後だ。算数だ。」
試験監督「試験はじめ!!!」
のび太(よしっ、いけるっ!いけるぞぉ!解ききったぁ!!!!)
試験監督「試験終了!皆さん、2日間お疲れ様でした!!!ゆっくり休んでください」
のび太「終わった....ホテルに帰ろう」
ホテル
のび太「自己採点の結果、国語120点満点中101点、算数100点満点中89点だった」
のび太「合格確定だぁ!!!暫定だが4科目合計419点!!!前年の首席合格を18点も上回ってる!!!」
ドラえもん「のび太君お疲れ様、あとはゆっくり休んでね」
のび太「合格発表は明日だからなぁ。受かってると分かっているとウキウキしてくるよ!」
ドラえもん「じゃあこの辺の観光でもしないかい?」
のび太「いいね、しよしよ!!!」
ドラえもん「じゃあここから回るか.....」
のび太(いよいよ2日目だ。闘志が燃えてくるな)
のび太(コンディションは完璧だ。耳栓もあるし)
のび太(今日は雑音も全然聞こえないぞ。良かった)
のび太(でも試験監督の声が聞こえないや。始まるまで外しておこう。最初は国語だな)
試験監督「試験はじめ!!!」
のび太(耳栓をつけた。よしっ!これなら行けるぞ。)
のび太(ほぼ完璧だと思う。我ながら惚れ惚れする回答欄だ!)
のび太(耳栓を外すか)
試験監督「試験終了!」
のび太「ふーっ、どれくらいとれてるかな?」
のび太「次で最後だ。算数だ。」
試験監督「試験はじめ!!!」
のび太(よしっ、いけるっ!いけるぞぉ!解ききったぁ!!!!)
試験監督「試験終了!皆さん、2日間お疲れ様でした!!!ゆっくり休んでください」
のび太「終わった....ホテルに帰ろう」
ホテル
のび太「自己採点の結果、国語120点満点中101点、算数100点満点中89点だった」
のび太「合格確定だぁ!!!暫定だが4科目合計419点!!!前年の首席合格を18点も上回ってる!!!」
ドラえもん「のび太君お疲れ様、あとはゆっくり休んでね」
のび太「合格発表は明日だからなぁ。受かってると分かっているとウキウキしてくるよ!」
ドラえもん「じゃあこの辺の観光でもしないかい?」
のび太「いいね、しよしよ!!!」
ドラえもん「じゃあここから回るか.....」
40: 2020/12/27(日) 00:00:14.588 ID:WDjq6N5r0
翌日 灘校前
のび太「長蛇の列だなぁ」
玉子「神様!絶対受かってますように」
のび太「ママ、大丈夫だって。僕は絶対受かってるよ!」
玉子「そうね、のびちゃんの実力は信じているわ。」
ドラえもん「あっ、掲示されたよ!のび太くんの受験番号は....あった!!!合格者最高点が419点!!!凄い!のび太くんじゃないかあれ?」
のび太「うおおおお!僕が首席合格かもしれない!!!やったぁー!!!」
玉子「うぅ」
のび太「どうしたのママ?涙なんか流して」
玉子「のびちゃんの成長を見て、今更ながら泣いているのよ。嬉しくてね。 」
のび太「うん、ママ、ドラえもん。これまで応援してくれて、本当にありがとう。ママとドラえもん、そしてパパやジャイアン達の協力が無ければ、僕はここまでやれなかったよ」
玉子「うん、いいのよ。いいのよ。」
ドラえもん「本当にのび太くんはよく頑張った。偉いよ」
玉子「ママは入学手続きの書類を貰ってくるわね」
のび太「うん、わかった」
出木杉「野比くん!僕、受かってたよ!!!」
のび太「そうか!出木杉もか!!!おめでとう!!!」
出木杉「あぁ、君こそ!!!おめでとう!!!」
のび太&出木杉「ははは」
のび太「長蛇の列だなぁ」
玉子「神様!絶対受かってますように」
のび太「ママ、大丈夫だって。僕は絶対受かってるよ!」
玉子「そうね、のびちゃんの実力は信じているわ。」
ドラえもん「あっ、掲示されたよ!のび太くんの受験番号は....あった!!!合格者最高点が419点!!!凄い!のび太くんじゃないかあれ?」
のび太「うおおおお!僕が首席合格かもしれない!!!やったぁー!!!」
玉子「うぅ」
のび太「どうしたのママ?涙なんか流して」
玉子「のびちゃんの成長を見て、今更ながら泣いているのよ。嬉しくてね。 」
のび太「うん、ママ、ドラえもん。これまで応援してくれて、本当にありがとう。ママとドラえもん、そしてパパやジャイアン達の協力が無ければ、僕はここまでやれなかったよ」
玉子「うん、いいのよ。いいのよ。」
ドラえもん「本当にのび太くんはよく頑張った。偉いよ」
玉子「ママは入学手続きの書類を貰ってくるわね」
のび太「うん、わかった」
出木杉「野比くん!僕、受かってたよ!!!」
のび太「そうか!出木杉もか!!!おめでとう!!!」
出木杉「あぁ、君こそ!!!おめでとう!!!」
のび太&出木杉「ははは」
41: 2020/12/27(日) 00:00:56.121 ID:WDjq6N5r0
マスコミ「すみません、合格者の方ですか?」
のび太「はいそうです」
出木杉「なんの御用で?」
マスコミ「私○○テレビの○○と申します。少しインタビュー宜しいですか?」
のび太「ええ」
出木杉「勿論」
マスコミ「ではまず名前から」
のび太「野比のび太です」
出木杉「出木杉英才です」
マスコミ「えっ、あの天才小学生ののび太くんか!!!お会いできて光栄です!」
のび太「えっ、僕そんなに有名なんですか?」
マスコミ「有名も有名。ネット上では英雄と称えられているよ。」
のび太「へーっ...」
マスコミ「2人は東京から?」
出木杉「えぇ、同じ小学校の同じクラスなんです。」
マスコミ「ほーっ、そのクラスから2人も灘合格者が!凄いなぁ」
その後2人は根掘り葉掘り様々なことを聞かれた
その日の夜、2人の灘合格者がお茶の間で話題になったのは言うまでもない
のび太「はいそうです」
出木杉「なんの御用で?」
マスコミ「私○○テレビの○○と申します。少しインタビュー宜しいですか?」
のび太「ええ」
出木杉「勿論」
マスコミ「ではまず名前から」
のび太「野比のび太です」
出木杉「出木杉英才です」
マスコミ「えっ、あの天才小学生ののび太くんか!!!お会いできて光栄です!」
のび太「えっ、僕そんなに有名なんですか?」
マスコミ「有名も有名。ネット上では英雄と称えられているよ。」
のび太「へーっ...」
マスコミ「2人は東京から?」
出木杉「えぇ、同じ小学校の同じクラスなんです。」
マスコミ「ほーっ、そのクラスから2人も灘合格者が!凄いなぁ」
その後2人は根掘り葉掘り様々なことを聞かれた
その日の夜、2人の灘合格者がお茶の間で話題になったのは言うまでもない
42: 2020/12/27(日) 00:01:32.187 ID:WDjq6N5r0
翌日 学校
ジャイアン「のび太、昨日出木杉と一緒にテレビに写ってたの見てたぜ!よくやったなぁ!!!本当に凄いや!!!」
のび太「ありがとう、君が協力してくれなかったら、僕はここまで来れたか分からないよ。」
しずか「のび太さんと出木杉さんの合格祝いパーティーをしない。」
スネ夫「ごめんね、僕はまだ受験が残ってるから、参加出来ないや。」
のび太「実は僕も出木杉もまだ受験校が残ってるんだよ。そうだ!後日みんなでやろうよ!!!卒業で離れ離れになる前に!!!仲の良かったメンバーでさ!!!」
ジャイアン「それいいな!他の奴らも誘っていいか?」
のび太「勿論さ!出来るだけ盛り上がろう!」
しずか「そうね...あと2ヶ月でみんなとお別れなのね....」
ジャイアン「寂しくなるなぁ....」
ジャイアン「のび太、昨日出木杉と一緒にテレビに写ってたの見てたぜ!よくやったなぁ!!!本当に凄いや!!!」
のび太「ありがとう、君が協力してくれなかったら、僕はここまで来れたか分からないよ。」
しずか「のび太さんと出木杉さんの合格祝いパーティーをしない。」
スネ夫「ごめんね、僕はまだ受験が残ってるから、参加出来ないや。」
のび太「実は僕も出木杉もまだ受験校が残ってるんだよ。そうだ!後日みんなでやろうよ!!!卒業で離れ離れになる前に!!!仲の良かったメンバーでさ!!!」
ジャイアン「それいいな!他の奴らも誘っていいか?」
のび太「勿論さ!出来るだけ盛り上がろう!」
しずか「そうね...あと2ヶ月でみんなとお別れなのね....」
ジャイアン「寂しくなるなぁ....」
43: 2020/12/27(日) 00:01:53.302 ID:WDjq6N5r0
1ヶ月後
全員の受験が終わり、スネ夫の家でパーティーを行うことになった
のび太「スネ夫!早大学院中学合格おめでとう!!!」
スネ夫「のび太も灘じゃないか!!!いやぁのび太といい出木杉といい、同じクラスから2人も灘生が出るなんてな!!!」
出木杉「そういえば下宿はもう決まったのかい?」
のび太「あぁ、決まったよ。でも月に十数万円もかかるんだ。少し親に申し訳ないな」
出木杉「確かにね、親への負担は莫大だからなぁ」
のび太「一人っ子じゃなきゃ無理だった」
ジャイアン「ドラえもんはどうするんだ?」
のび太「未来に帰ることになったよ。でも、1ヶ月に1回会うことにしているし、実家に帰省中も来てもらうんだ」
しずか「ドラちゃんともお別れかぁ」
ドラえもん「まぁまぁ、僕がいなくても、のび太君はもっと上を歩めるさ!!!」
ジャイアン「もうあの破茶滅茶な冒険をする夏は来ないのか.....」
スネ夫「ジャイアンやしずかちゃんはこれからどうするんだい?」
ジャイアン「俺は公立中入って戸山高校目指すよ。俺の親父が戸山の出身なんでな。行けってうるさいんだよ。」
しずか「私も公立中から学習院を受けるわ。両親が先祖代々から学習院出身らしいの...」
スネ夫「まぁ取り敢えず、全員の将来の成功を願って」
一同「カンパーイ!!!」
全員の受験が終わり、スネ夫の家でパーティーを行うことになった
のび太「スネ夫!早大学院中学合格おめでとう!!!」
スネ夫「のび太も灘じゃないか!!!いやぁのび太といい出木杉といい、同じクラスから2人も灘生が出るなんてな!!!」
出木杉「そういえば下宿はもう決まったのかい?」
のび太「あぁ、決まったよ。でも月に十数万円もかかるんだ。少し親に申し訳ないな」
出木杉「確かにね、親への負担は莫大だからなぁ」
のび太「一人っ子じゃなきゃ無理だった」
ジャイアン「ドラえもんはどうするんだ?」
のび太「未来に帰ることになったよ。でも、1ヶ月に1回会うことにしているし、実家に帰省中も来てもらうんだ」
しずか「ドラちゃんともお別れかぁ」
ドラえもん「まぁまぁ、僕がいなくても、のび太君はもっと上を歩めるさ!!!」
ジャイアン「もうあの破茶滅茶な冒険をする夏は来ないのか.....」
スネ夫「ジャイアンやしずかちゃんはこれからどうするんだい?」
ジャイアン「俺は公立中入って戸山高校目指すよ。俺の親父が戸山の出身なんでな。行けってうるさいんだよ。」
しずか「私も公立中から学習院を受けるわ。両親が先祖代々から学習院出身らしいの...」
スネ夫「まぁ取り敢えず、全員の将来の成功を願って」
一同「カンパーイ!!!」
44: 2020/12/27(日) 00:02:19.122 ID:WDjq6N5r0
3月9日 学校
のび太「卒業式が終わった。みんなともこれでお別れだな」
出木杉「君とは神戸でまた会おう」
のび太「そうだな、同じ下宿みたいだし」
スネ夫「のび太!夏休みはこの街に帰ってきてちゃんと顔見せろよ!」
ジャイアン「見せねぇよぶっ飛ばすからな!」
のび太「うん、必ず顔を出すよ!」
ジャイアン「じゃあ、達者でな!あばよ!」
のび太「しばらくのお別れだ...」
しずか「のび太さん、ちょっといい?」
のび太「うん?」
しずか「私のこと、忘れないでね....」
のび太「忘れるわけないさ!しずかちゃんだもの!!!」
しずか「私ね、のび太さんのことが...好きなのよ。」
のび太「えっ...」
しずか「付き合ってなんて言わないわ。でもね、私のことを覚えていて欲しいの。向こうに行っても。」
のび太「忘れないよ、忘れないさ。こんな嬉しい出来事。」
しずか「いつかまた再開できる日が早く来ることを願っているわ。」
のび太「うん。来るよ。君のところに。1番初めに」
しずか「ありがとう。そして、しばらくさようなら。のび太さん.....」
のび太「.....」
のび太「卒業式が終わった。みんなともこれでお別れだな」
出木杉「君とは神戸でまた会おう」
のび太「そうだな、同じ下宿みたいだし」
スネ夫「のび太!夏休みはこの街に帰ってきてちゃんと顔見せろよ!」
ジャイアン「見せねぇよぶっ飛ばすからな!」
のび太「うん、必ず顔を出すよ!」
ジャイアン「じゃあ、達者でな!あばよ!」
のび太「しばらくのお別れだ...」
しずか「のび太さん、ちょっといい?」
のび太「うん?」
しずか「私のこと、忘れないでね....」
のび太「忘れるわけないさ!しずかちゃんだもの!!!」
しずか「私ね、のび太さんのことが...好きなのよ。」
のび太「えっ...」
しずか「付き合ってなんて言わないわ。でもね、私のことを覚えていて欲しいの。向こうに行っても。」
のび太「忘れないよ、忘れないさ。こんな嬉しい出来事。」
しずか「いつかまた再開できる日が早く来ることを願っているわ。」
のび太「うん。来るよ。君のところに。1番初めに」
しずか「ありがとう。そして、しばらくさようなら。のび太さん.....」
のび太「.....」
45: 2020/12/27(日) 00:02:40.576 ID:WDjq6N5r0
4月1日 神戸市東灘区某所
のび太「ドラえもんは僕の下宿への引越しを手伝い終わって、未来に帰ってしまった。」
のび太「でも、僕は1人ではない」
のび太「僕を支えてくれているたくさんの人たちと共に、まだまだあゆみ続ける。」
続く
のび太「ドラえもんは僕の下宿への引越しを手伝い終わって、未来に帰ってしまった。」
のび太「でも、僕は1人ではない」
のび太「僕を支えてくれているたくさんの人たちと共に、まだまだあゆみ続ける。」
続く
47: 2020/12/27(日) 00:03:54.931 ID:WDjq6N5r0
一応終わりです。見て下さった方有難うございます。
ここからは希学園や四谷大塚や日能研の悪口を書き綴りましょう。
ここからは希学園や四谷大塚や日能研の悪口を書き綴りましょう。
48: 2020/12/27(日) 00:03:56.303
出来杉も合格できて元に戻ったみたいで良かった
49: 2020/12/27(日) 00:04:02.007
一応塾業界にいるが中学受験では無いし知らんかったけど
希学園とかいうのやばすぎだろww
希学園とかいうのやばすぎだろww
50: 2020/12/27(日) 00:06:09.964
乙 希学園ヤバいな
52: 2020/12/27(日) 00:10:54.397 ID:WDjq6N5r0
皆さん、感想ありがたいです。
因みに海陽の入試会場で吐いた奴がいたのは実話です。その会場では日能研の連中が大騒ぎしていました。
希学園は友人伝いで聞いた話で、結構誇張してあります。
因みに海陽の入試会場で吐いた奴がいたのは実話です。その会場では日能研の連中が大騒ぎしていました。
希学園は友人伝いで聞いた話で、結構誇張してあります。
53: 2020/12/27(日) 00:11:24.698
そんな塾あらへんやろ・・・
55: 2020/12/27(日) 00:15:02.323 ID:WDjq6N5r0
>>53 中学受験の闇は深いですよ.....流石にここまで酷い塾はありませんけど、正月特訓で怯えて脱走したとか、講師に殴られたとか、日常的な暴言とか、他塾生の妨害とか、単体で見ればごくありふれています.....
58: 2020/12/27(日) 00:29:06.067
休日も親から弁当貰って夜中まで塾で勉強する小学生
結構闇が深いよなぁ
結構闇が深いよなぁ
引用元: のび太「中学受験をしよう」
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