1: 2009/03/19(木) 18:13:41.36 ID:p/o8yimt0
承太郎「…どういう能力だ?」

DIO「漫画の世界…つまり『二次元』に行けるようになった…ふふふ…」

承太郎「笑うな…気持ち悪い…」

DIO「ふふふ、承太郎…お前も漫画が好きだったよなァ…」

承太郎「…だったらどうなんだ」

DIO「百聞は一見にしかず!『漫画の世界』へ行くぞッ!」

承太郎「!…景色が…歪んでいく…!」

DIO「第二の能力ッ!『二次元世界(ドリーム・ザ・ワールド)』ッ!」

ボガーンッ!

3: 2009/03/19(木) 18:15:39.04 ID:p/o8yimt0
承太郎「……う…」

DIO「む…気付いたか?承太郎」

承太郎「痛っ…底が抜けるとは…。落ちるなら先に言え」

DIO「さて…一体どの作品に来たんだろうか…」

承太郎「?…てめーにもわからねえのか?」

DIO「うむ」

承太郎「……」

7: 2009/03/19(木) 18:18:51.77 ID:p/o8yimt0
DIO「『漫画の世界』へは2度行ったんだが…共に5作品を渡り歩いたところで戻って来た」

承太郎「戻って来たのは…てめえの意志か?」

DIO「いや…。『ある意味』強制だ」

承太郎「………」

DIO「…後々わかる」

DIO「しかし、どこか見覚えのある感じだ…。有名な作品なのだろうか…」

承太郎「夜……見つかるかはわからねえが…登場人物を探すしかねえな」

ザッ…

承D「!」



???「……」

11: 2009/03/19(木) 18:21:45.42 ID:p/o8yimt0
承太郎 (…こいつは……!)

DIO「………」



勇次郎「…どきな……」



承太郎「~~~~~ッッ!…あ、ああ…」

DIO「………」

承太郎 (DIO…何をしてやがる!…)

承太郎「おい!早くどけろ」

DIO「そうだな…どうやら彼はこの家に用があるらしい」

勇次郎「………」

DIO「だが残念…お前はわたしに会ってしまった…ふふふ…」

勇次郎「クスクスクス…俺に喧嘩でも売る気か?」

DIO「違うな…お前が『買う』んだ」

15: 2009/03/19(木) 18:25:12.20 ID:p/o8yimt0
勇次郎「クスクス…なかなか肝っ玉の座った兄ちゃんだが……いいのかい?買っても…」

DIO「ああ、ちと高いがな」

勇次郎「それはそれは…」ゆら~

DIO「……っ…」

承太郎 (…空気が変わった…)

………

…ひゅー……

………

承太郎 (どっちだ…先に仕掛けるのは…どっちだッ!…)



『邪ッッッ!!!!!』

17: 2009/03/19(木) 18:28:19.55 ID:p/o8yimt0
この戦いを見ていた唯一の少年…空条承太郎(17歳)は語る!

承太郎「いや、本当に驚いたぜ…あれは人間の出せる速さじゃねえ…」

『ズギャシャッッッ!!!』

承太郎「なんて音…まるで100㎞は出ている10トントラック同士が正面衝突したかのような音…信じられるか?…」

これが人間(吸血鬼)を殴った音なんだぜ…

………

ドガッ!!

DIO「ぐッ…」

ガラガラッ…ガラッ…

勇次郎「それが喧嘩代だ…釣りはとっときな」

ザッザッ…

『ああ、おれも怖いものしらずだが…あいつだけは別だ…。DIOがコンクリート塀にめり込む程のパンチ…喰らうなんて想像したくもないぜ』

DIO「く…くくく…ふはははははは…!」

…ピタッ

『笑ったんだ。DIOがな。あいつはダメージが与えられると笑うクセみてえなもんがある…。ん?…ああ、ドMなのかもしれん』

18: 2009/03/19(木) 18:29:32.53
承太郎のポジションが・・・

19: 2009/03/19(木) 18:31:21.31
スタンド使わなきゃ五分か勇次郎がほんの少し上か...

21: 2009/03/19(木) 18:32:43.58 ID:p/o8yimt0
DIO「噂通り…いや、それ以上の力!…これが『範馬勇次郎』……」

勇次郎「貴様…俺を知って……~~~ッ!??」


『…そりゃあ天下の勇次郎も驚いただろうぜ…。何せぶん殴った相手が鼻血一つ流さずに立ち上がったんだからな…』


DIO「ん?…どうした?俺の知る『範馬勇次郎』は…そんな顔などしないはずだが?…」

勇次郎「貴様……」

DIO「ふふふ…」

『シッッッッ!!!!!!』

パァンッ!パシッ!パンッ!パンッ!パパァン!!

勇次郎「ぬッ…ッッ!!」

DIO「無駄無駄」

24: 2009/03/19(木) 18:36:44.58 ID:p/o8yimt0
『ああ、全てガードしやがった…片手でな…。そして勇次郎が再び攻撃した時…』

勇次郎「シュッッ!!!!」

DIO「『世界』ッ!!」

『時が止まった』

DIO「ふふ…気付いたらおれは背後…勇次郎はどういう反応をするかな?…承太郎」

『と、DIOは言っていたが…』

DIO「おい、やめろ!…さっきからうるさいぞ」

承太郎「いいじゃねえか。好きなんだよバキは、特にあの解説がなッ!」

  ※この承太郎はDIOと仲良しさんなので『ザ・ワールド』で時を止めても一緒に動けます

DIO「フン…『3秒経過』…これで鬼の形相が見れればいいのだが」

承太郎「そういえば…なぜ喧嘩を売ったんだ?」

DIO「別の世界で最も強い男!しかも『範馬勇次郎』!…戦わぬ方がおかしくないか?…」

承太郎「………」

DIO「前に行った世界では『コブラ』とも一戦交えたものだ」

承太郎「なにッ!?」

25: 2009/03/19(木) 18:41:05.26 ID:p/o8yimt0
承太郎「コブラとだと!…勝ったのか?」

DIO「互角だった。驚いたぞ、人間にしてあの凄まじい力、早打ち」

承太郎「だろうな…」

DIO「それに加えて『サイコガン』…だがなかなか話のわかる男でな。互いの力を認め合い…短い間ではあったが共に宇宙を旅したものだ」

承太郎「あのコブラと…あれはおれの漫画ベスト5に入るぜ……」

DIO「ふはははは!どうだ?うらやま『バギッッッッ!!!!!』

承太郎「はっ!…『12秒経過』ッ!!」

28: 2009/03/19(木) 18:44:19.65 ID:p/o8yimt0
DIO「ヌゥッ!……話に夢中だった…時間が過ぎていたとは…!」

勇次郎「(あの突きを堪えるか…)…貴様……何者だ………」

DIO「我が名はDIO!別の世界から来た…『吸血鬼』だ」

勇次郎「別の世界…吸血鬼…」

承太郎「俺は空条承t―

勇次郎「クスクス…なるほど…」

DIO「……」

勇次郎「殴った感じが人間のそれと違うはずだぜ…」

DIO「ふふ…人間にしてはいいパンチだったぞ…」

勇次郎「にや~…貴様なら久しぶりに本気を出せそうだが…ふん…場所を変えるか…」

30: 2009/03/19(木) 18:48:19.18 ID:p/o8yimt0
DIO「ふふ…公園では勝てると?…」

勇次郎「あの路地で騒げば…倅の邪魔をしかねん」

DIO「……親バカ?」

勇次郎「違うッッッ!!!!!」

DIO「いやいや…子がかわいくない親はいない…わたしもそうだ」

勇次郎「……」

DIO「わたしにも子がいる…。名は初流乃。わたしが名付けたが…1歳にも満たぬ内に別れてしまった」

承太郎「てめえ…いつの間に…」

DIO「そりゃあ…100年も沈んでいたら精力もまた……な。陸に上がって見た女がまた美しいこと美しいこと…」

承太郎「………」

DIO「初流乃……きっとわたしに似てカリスマ溢れる強い男に育つだろう。父としては悪の道に反れず…警察官になんてなってもらいたいな」

勇次郎「……」

DIO「どうだ?勇次郎…きさまも我が子の成長を望んでいるのだろう?…」

32: 2009/03/19(木) 18:52:01.31 ID:p/o8yimt0
勇次郎「………ちっ…」

DIO「ふふ…認めたな」

勇次郎「だが……これだけは言っておく」

DIO「……?…」



勇次郎「貴様のガキより俺の刃牙の方が強いッッ!」



DIO「………」

承太郎 (…親バカだ……)

33: 2009/03/19(木) 18:52:57.49
息子さんは爽やかにギャングスターの道を突っ走っております

35: 2009/03/19(木) 18:55:51.79 ID:p/o8yimt0
DIO「はっ…何を言うかと思えば…」

勇次郎「反論なし……認めたな?……」

DIO「いやいや、わたしの息子の方が強いから」

勇次郎「邪ッッ!!刃牙は俺が手塩にかけて育て上げた傑作だッッッ!!!!」

DIO「黙れッ!!たかが人間のガキがおれの初流乃に勝てるかッ!!吸血鬼と人間のハーフだぞッッッ!!!」

勇次郎「貴様が黙れッッッ!!!刃牙は世界で俺の次に強い雄だッッッ!!!!」

DIO「きさまが世界一だァ?この世界のレベルは低いなァアアアアアアおいッッッ!!!」

勇次郎「…貴様…ッッ!…見せてやろうッッ……鬼の姿をッッッ!!!!」ビリビリッ!!

DIO「WRYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!」


┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"┣"


『地上最強の親バカ対決が始まった』

40: 2009/03/19(木) 18:59:22.52 ID:p/o8yimt0
DIO「鬼の貌ォオオオ?無駄無駄無駄無駄ァッ!!!!」

勇次郎「シュシュシュシュッッ!!」

承太郎「ッ!…無駄ラッシュを避けたッ!…ってなぜ見える…気配ってやつか?……」

勇次郎「邪ッッッッッ!!!!!!!」

DIO「む"むゥんッッ!無駄ァッッッ!!!!」

ザザザザザザザ!!………

ザザザザザザザ!!………

承太郎「二人ともあの!…なんだッ!ガードしたが攻撃が強いから後ろに下がってる感じだッ!」

42: 2009/03/19(木) 19:03:06.64 ID:p/o8yimt0
DIO「…やるな」

勇次郎「決めるぜ……」

DIO「やってみろ…」ザッザッ…

勇次郎「ゆら~…」

承太郎「鬼が哭いてッ…否ッッ!!!…怒っているッッッ!!!!これが勇次郎の本気か!…」


『ブォンッッッ!!!!』


DIO「WRYYYYYYYYY!!!!『世界』ッッッ!!!!!」


DIO「時よ止ま―『ブォンッッッッ』らないッッ!??』

44: 2009/03/19(木) 19:07:00.92 ID:p/o8yimt0
DIO「ぬゥンッ!!」

勇次郎「チッッ!!…」

DIO (まさかッ!…拳だけではあるがこの止まった世界に入門してくるとは…!!)

勇次郎「邪ッッッッッ!!!!!!!」

DIO「ぬおッ!!(また擦ったッ…!!この力…!フルパワーでいかねば殺られる…!)」

WRYYYYYYYYYY!!!!

無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッッ!!!!!!

エフッエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフエフッッ!!!!!!



『ドンッッッ!!!!』


もくもくもく…


承太郎「砂ぼこり…!か…勝ったのはどっちだ!?…」

46: 2009/03/19(木) 19:10:30.81 ID:p/o8yimt0
もくもく…もく…

………もく………

承太郎「立っているのは…」


DIO「……………」

勇次郎「……………」


承太郎「ふ…二人ともだと…!まだ戦えるのか…」


DIO「……………」

勇次郎「……………」



承太郎「…これは……!」


『うおおおお!!立ったまま気絶してやがるッッ!!』



決着ッ!!

48: 2009/03/19(木) 19:14:22.35 ID:p/o8yimt0
承太郎「水だッ!ウォタァッ!」ザッパェーン!!

DIO「…ぬっ!……」

勇次郎「~~~ッッ!」

二人の親バカが初めて体験した本気の殴り合い…そして気絶……
        心に去来したものは…それは意外にも友情という名の歓喜だった

勇次郎「DIO…一つだけ聞くが…」

DIO「なんだ?」

勇次郎「貴様…俺の突きを何故避けられた」

DIO「ああ、実は時を止める事ができる…。数秒だがな」

勇次郎「…そうか」

DIO「次はこっちの番だ。お前は……人間のクセに何故ここまで強い…鍛練だけではないはずだ」

勇次郎「…古より伝わりし『巨凶』!…範馬の血がそうさせているのだろうさ」

DIO「ほう…なかなかそそられる話だ」

勇次郎「ハッ、俺の血が欲しいのか?吸血鬼よ……クスクスクス」

DIO「ああ…少量でいい…欲しいッ!」

勇次郎「ふん……ならば一つだけ俺の頼みを聞きな…血なぞいくらでもくれてやるぜ」

52: 2009/03/19(木) 19:18:11.72 ID:p/o8yimt0
………

勇次郎「いいな…最後に俺が合図の言葉を言う…。時を止めて俺を運べ」

DIO「おい、本当にそんなことでいいのか?」

勇次郎「ああ」ビシッ!

DIO「まあいい。ポーズも決まったな…。いくぞ!『世界』ッ!時よ止まれ!」

承太郎「オラァ!運ぶぜ!」

DIO「急げッ!」

ガチャ!

承太郎「こ…これは…なるほど、こういうことだったのか……」

DIO「どうした?早くしろ!あと5秒だ」

承太郎「ああ…置いたぜ」

DIO「よし…!後は外で勇次郎の合図を待つぞ!」

ガチャ!

DIO「そして時は動き出す…」

57: 2009/03/19(木) 19:21:32.02 ID:p/o8yimt0
バキ「唇が肩に触れてる…キス…」

ヤッてやるさ……………ッッ

何を!?…


!!



勇次郎「……」ドンッ!



バキ「~~~~~ッッ!」

梢「え…」



勇次郎「クスクスクス…」

58: 2009/03/19(木) 19:24:28.19 ID:p/o8yimt0
強くなりたくば喰らえ!!!

朝も昼も夜もなく喰らえッッッッ!!!!

食前食後にその肉を喰らえッッ!!!!

飽くまで)ry


DIO「喰らえって…何を?…肉?」

承太郎「あ、ああ…た…多分そうだろう」


…祝福するぜ


DIO「合図だ」


…二人とも


DIO「『世界』ッ!」

フッ

バキ・梢「………」

61: 2009/03/19(木) 19:27:23.62 ID:p/o8yimt0
DIO「上手くいったか?」

勇次郎「ああ」

DIO「ならばさっそく血を頂こう……わたしの手に血を垂らしてくれ」

勇次郎「シュッ」

スパッ

ぼとぼとぼと……

DIO「よし…充分だ」

DIO「さて…『巨凶』範馬の血はどういう効果をもたらすか…」

ズキューン!!

DIO「ムゥッ?!」

カッ!

承太郎「これは…DIOッ!」

62: 2009/03/19(木) 19:30:30.91 ID:p/o8yimt0
シュー………

DIO「………」

承太郎「…おい……」

勇次郎「……」

DIO「……ふふ…ふふふ……フッフッフッ!…」

フハフハフハフハフハフハフハハ!!

感じる…感じるぞ!力が湧いてくる…フハハハハ!

最高に「ハイ!」ってやつだアアアアアアハハハハハハハハハーッ!!!あばばばばばばばばばばばばばばばー!!!

………

承太郎「あれからDIOは1時間近く『ヤバイ!』ってやつになっていた…」

承太郎「やれやれ…やかましいったらなかったぜ」

65: 2009/03/19(木) 19:33:46.10 ID:p/o8yimt0
承太郎「おい……落ち着いたか?…」

DIO「あ、ああ…ふー…」

勇次郎「クスクス…範馬の血はどうだい」

DIO「今まで吸ったどの血より…ジョースター家の血にも勝る…。自我が壊れそうになるほどの血だっ……ん?…」

承太郎「どうした?…」

DIO「『合図』だ…そろそろ次の漫画に移動することになる」

承太郎「なに?…まだ2時間と経っていないぜ……。こんなに短いのか?…」

DIO「いや、日数はバラバラだ。『コブラ』には1週間…『BLACK JACK』には3日…『GANTZ』などは1時間と居なかった」

DIO「だが…いずれも移動の前には必ず『合図』が出る……このDIOにしかわからんようだがな」

66: 2009/03/19(木) 19:34:42.91
BLACK JACKで何した?

67: 2009/03/19(木) 19:35:34.48
>>66きっと時止めて手術したんだ

69: 2009/03/19(木) 19:36:38.79 ID:p/o8yimt0
DIO「というわけだ勇次郎。短かったが……有意義な時を過ごせた」

勇次郎「ふん…」

スッ

勇次郎「……」

勇次郎「……………ちっ…」



ぎゅううううッ



『二人の握手の上には…『また逢おう』『また闘ろう』という言葉が見えた気がする』

DIO「来る…時間だ!さらば勇次郎ッ!」

ボガーンッ!…

………

勇次郎「………」

勇次郎「DIO…俺を気絶させた初めての男……。貴様の名、俺は氏ぬまで覚えているだろうぜ」

 
                                               『第一部・バキ・完』

71: 2009/03/19(木) 19:39:30.13 ID:p/o8yimt0
ヒュー……

ザッ!

DIO「さて……」

承太郎「……」

DIO「人が多いが、ここも……見たところ『日本』らしい」

承太郎「おい」

DIO「なんだ?…なにかわかったのか?」

承太郎「お前…もろに日光浴びてやがるが…大丈夫なのか?…」

DIO「むッ?…お…おお…本当だ…」

承太郎「まさか…『範馬の血』…」

DIO「ふふ…そうらしい!もしかしたら…いや確実に!スタンドパワーも上がっているだろうな……」

承太郎「後で試さねえとな」

DIO「だが…その前に『どの漫画』に来たのかを知る必要があるぞ」

75: 2009/03/19(木) 19:42:25.80 ID:p/o8yimt0
―3日後―

DIO「承太郎…」

承太郎「…なんだ……」

DIO「さっきの食事代で金がパァだ…。この……まだどこかもわからぬ世界で一文無しだ…」

承太郎「まさかバイトでもしようってんじゃあねえだろうな」

DIO「バイトしようにもこの世界では履歴書一つ書けん」

承太郎「ちっ…ならどうするんだよ…」

DIO「…………」



DIO「承太郎、おまえスタープラチナで絵が描けたな」

承太郎「描けねえことはねえが…模写ってーのか?そういうのしかできねえぜ…」

DIO「なら充分…いや、それでいい 『それが』いい…!承太郎、一稼ぎするぞ!…」

承太郎「……?………」

76: 2009/03/19(木) 19:45:28.96 ID:p/o8yimt0
てくてく…

???「はぁ…」

???「なんでまた引き受けちゃったかな……」

???「明日までに仕上がる訳がない。前は何日かかったと思ってるんだよ………」


…オラァッ!だから言ったじゃねえか!んなもん売れるわけがねえんだよッ!


???「ん?…」


…無駄ァッ!おまえがそっくりに描きすぎるからだッ!女性の皺の一本まで正確に描くヤツがいるか?いなァァァいッ!


看板『貴方の顔を!綺麗に!速く!描き上げます!!お一人様1000円!カップルなら1500円!』


??? (似顔絵描き…か。久しぶりに見たな……息抜きに少しやってもらおう……)

79: 2009/03/19(木) 19:49:15.16 ID:p/o8yimt0
ぎゃーぎゃー!

???「取り込み中悪いが、一枚お願いしていいかな?……」

DIO「はっ…いらっしゃいま―――……!」

承太郎「ああ?言っておくが老けて見えてもそれが現実―――……!」

???「ん?…私の顔に何かついてるかい?………」

DIO「じ……承太郎……」

承太郎「…ああ……」


ジェバンニ「時間があまりないんだ。早く描いてくれないか?……」


承D「『DEATH NOTE』……」

87: 2009/03/19(木) 19:51:33.29 ID:p/o8yimt0
シャッシャッ

ジェバンニ「君は……高校生かい?…」

シャッシャッ

承太郎「ああ…」

ジェバンニ「美術生?」

承太郎「そんなとこだ……シャシャッ……できたぜ」

ジェバンニ「もう?……確かに早いな……どれどr――!!」

ジェバンニ (な、なんという精密さ!…まるで鏡を見ているかのようだ……。それに加えてあの早さ!まだ1分と経っていないはず…………)

承太郎「………」

ジェバンニ「(これはもしかして……)…き…君」

承太郎「なんだ?…」

ジェバンニ「カキカキ…この名刺を模写してみてくれないか?……金なら出す………」

承太郎「(…なるほど……)わかった…金はいらねえよ…。シャッシャッ……」

89: 2009/03/19(木) 19:53:09.05 ID:p/o8yimt0
承太郎「こんなもんか?…」

ジェバンニ (す…凄い……私の筆跡までそっくりに………)

ジェバンニ「君!…是非頼みたい仕事がある!詳しいは言えないがそれは―

DIO「『DEATH NOTE』の複写……(笑うほどにバレバレだったがな)……」

!?

ジェバンニ「な……何故それを………まさかキラの!………」カチャ!

DIO「落ち着け…わたしたちは無関係だ。それに銃など効かん」

ジェバンニ「何を言っている…?それに『DEATH NOTE』の存在を知っているのは……」

フッ

DIO「詳しく話そう…。だからこの銃はしまってくれないか?…」

ジェバンニ「っ!…いつの間に……」

92: 2009/03/19(木) 19:56:17.11 ID:p/o8yimt0
DIO「かくかくしかじか…」

承太郎「…四角いMOVE」

ジェバンニ「そうか…別の世界から……」

DIO「信じてもらえるか?……」

ジェバンニ「殺人ノートが存在するんだ。それに先ほどの動き……信じた方が受け入れられる」

承太郎「なら話しは早え…『ノート』は持っているのか?…」

ゴソッ

ジェバンニ「これだ。これが本物、そして…これが複写するノート」

DIO「ほう…これが『DEATH NOTE』か…。普通のノートにしか見えんな」

承太郎「確かめるか…DIO、てめえファミリーネームは?…」

DIO「ブランd―っておいーッ!」

承太郎「下手。2点」

DIO「WRYYY……」

96: 2009/03/19(木) 19:59:20.13 ID:p/o8yimt0
シャシャシャシャッ

承太郎「おれのスタンドは一瞬のうちに弾丸をつかむほど正確な動きをする」

シャシャッシャシャッ

承太郎「…完成だ」

ジェバンニ「す…凄い!印を付けていないとどちらかわからなくなってしまう程……」

承太郎「万が一の時は…書いてみればいいじゃねえか」

ジェバンニ「いや、駄目だ!人の命というのは……やはり重い……」

承太郎「そこにいるヤツは吸血鬼だぜ」

ジェバンニ「本当か?…」

DIO「そうだ。だが…吸血鬼にも効果はあるのだろうか?…」

承太郎「試してみるか」

ジェバンニ「君、名前は?」

DIO「ああ、ディオ・ブランd―っておーいッ!おれ氏んでもいいんかーいッ!」

ジェバンニ「……………」

DIO「WRYYY……」

99: 2009/03/19(木) 20:01:46.47 ID:p/o8yimt0
ジェバンニ「いや、本当に助かった!……これでキラ……夜神月の策を崩すことができる」

承太郎「役に立ててよかったぜ」

ジェバンニ「何か礼をしたいんだが……何かあるかい?」

DIO「ふふ…そんなものいら―『金』―…承太郎ッ!」

ジェバンニ「遠慮はいらないよ。金ならいくらでも出せるが…」

承太郎「おれは最近旧札を集めていてな、旧壱万円札…聖徳太子のだ。それで200万……用意してくれ……」

ジェバンニ「ああ、まかせてくれ。だが少し時間がかかる…そうだな………20時。うん、5時間後にまたここで会おう」

承太郎「(…?…これは………)……20時だな…わかった」

106: 2009/03/19(木) 20:04:20.69 ID:p/o8yimt0
承太郎「………」

DIO「5時間……無駄に長い…。おまえ…諭吉でもいいじゃあないか」

承太郎「…それなんだがな、さっきのはおれの意志じゃあねえんだよ。口が勝手に動きだしたんだ」

DIO「なに…本当か?…」

承太郎「ああ、これは何かあるぜ…おまえのスタンドがそうさせているのか、それとも別の何かか…」

DIO「………」

承太郎「…どう思う」

DIO「前者だ」

112: 2009/03/19(木) 20:06:45.68 ID:p/o8yimt0
承太郎「どういうことだ?」

DIO「そうか…今わかったことなんだが、今まで行った『漫画の世界』では何かしらやり遂げた後に『合図』がきていた来た気がする……」

承太郎「………」

DIO「いや、気のせいではない!そうだ…今思い返せば全てが当てはまる」

承太郎「例えば?…」

DIO「『コナン』では怪盗キッドの逃亡を手伝った後。『ローゼンメイデン』では水銀燈を雪華綺晶から逃がした後……」

承太郎「『バキ』では勇次郎と闘い…血を吸った後……か」

DIO「ならば今回は承太郎が『DEATH NOTE』を複写、そして旧札の200万を受け取った後…『合図』か」

承太郎「旧札に何か意味があるんだろうな………って、てめえローゼンにも行っていたのか」

DIO「ん?…ああ、おれの考えで"廃棄場"まで行ってな。」

承太郎「………」

DIO「『まいてない』あの世界へ繋がる扉が見つかった時は水銀燈…泣いて喜んでいたな……」

承太郎「…ほう」

DIO「あれは萌えた」

117: 2009/03/19(木) 20:10:01.37 ID:p/o8yimt0
―19時50分―

DIO「…でな、色々絶望されたわけだ」

承太郎「どんな感じだ?」

DIO「おかしな点が『凄味』で解決するジョジョに絶望した!だったか」

承太郎「www」

DIO「その後はあの箇条書き演出だ」

承太郎「どういうのがあった?」

・訛りで叫ぶ紳士
・エリナが使った棺桶に入っていたディオ
・『隠者の紫』を使うDIO
・仗助を助けた男
・ジョルノが助けた男
・指食ってたポルポ
・アナスイは女…あれ?男?
・大統領の体格
・老けない荒木飛呂彦

承太郎「wwwww」

ジェバンニ「おーい、待たせたね」

DIO「おっ、来たな……っ!…やはり『合図』も……」

124: 2009/03/19(木) 20:13:09.46 ID:p/o8yimt0
承太郎「わざわざすまねえな」

ジェバンニ「こっちのセリフさ…本当に助かった!事件が無事に終わったら是非、ニアに会ってもらいたいんだが」

DIO「ありがたい誘いだが……もうこの世界には居られないようだ」

ジェバンニ「そうか……」

承太郎「(………) また…来るぜ」

ジェバンニ「ああ、待ってるよ!」

DIO「来る!…」

ボガーンッ!

………

ジェバンニ「消えた……本当に別の世界の人間だったんだな……」

ジェバンニ「ふふ、人に話したら信じるだろうか……。さて、ニアにノートの完成を報告しよう」


                                       『第二部・DEATH NOTE・完』

127: 2009/03/19(木) 20:15:03.69 ID:p/o8yimt0
ヒュー…

DIO「次はどこなんだろうな…」

承太郎「…旧札…昭和辺りか…」

……

ザッ!ザッ!

DIO「着いた…。また日本……か?」

承太郎「ああ。見たとこ……やはり『昭和』だな……」

DIO「この200万をうまいこと使わないと……『合図』は来ないんだろうな」

承太郎「とりあえず…何の漫画かわかんねえと話にならん……人を探すぞ」

130: 2009/03/19(木) 20:16:39.00 ID:p/o8yimt0
コツ…コツ…

DIO「やはり夜……人がいないな…」

承太郎「どこか店でもあればいいんだが……」

DIO「むっ、あそこは営業中のようだ」

承太郎「雀荘か……人は多そうだな」

DIO「行くぞ」


『彼らが雀荘に入って10分後……ある男も…そこに入ろうとしていた……』


???「今日は……ここで打つか……」

…コツ…コツ……

ガチャ…

ざわ・・・ざわ・・・

140: 2009/03/19(木) 20:18:25.89 ID:p/o8yimt0
ガチャ…

DIO「………」

承太郎「………」

コツ…コツ……


アカギ「ここ……空いてるかい……」


DIO「…ああ」

承太郎 (アカギか…200万とアカギ………考えろ……)

おっさん「やっと4人揃ったか……とっとと始めよう」

147: 2009/03/19(木) 20:19:52.33 ID:p/o8yimt0
洗牌

ガチャガシャッ……

承太郎 (200万……アカギ…200万……)



承太郎「DIO…時を止めろ……」ボソッ

DIO「…わかった」

『世界』ッ!


ざわ・・・ピタ


DIO「どうした?」

承太郎「わかったぜ…200万の使い方がな」

DIO「本当か」

『3秒経過』ッ!

158: 2009/03/19(木) 20:21:47.52 ID:p/o8yimt0
DIO「一体どう使う…?」

承太郎「ああ…アカギと200万の関連性……まあアカギに200万の描写がないかどうかを思い出していたんだが…」

DIO「………」

承太郎「『アカギ4巻』…!玩具工事の先輩と賭けをする所だ……」

DIO「お…おお!……あったあった」

承太郎「あの200万は…多分おれ達が渡すことになるんだろうぜ…」

承太郎「むっ…!だがあの金は…南郷からもらった分け前の可能性があったな……」

DIO「いや、おまえは正しい。説明はできんが『わかる』……」

承太郎「そうか。なら…そうなんだろうぜ」

『11秒経過』ッ!

161: 2009/03/19(木) 20:23:03.25 ID:p/o8yimt0
DIO「おっ……まだまだ止められるぞ」

承太郎「そういえば試していなかったな」

DIO「1分はいけそうだ。…作戦でも練るか」

承太郎「作戦…。200万を賭けることができれば後は簡単なんだが…」

DIO「わざとアカギに敗け…200万を渡せばいい」

承太郎「…そうだ」

DIO「如何にしてアカギを誘うか……それが鍵」

『50秒経過』ッ!

165: 2009/03/19(木) 20:24:40.92 ID:p/o8yimt0
DIO「そろそろ…限界だ」

承太郎「1分ってとこか…とりあえず切り出すタイミングを探るぞ……」

『1分経過』ッ!…そして時は動き出す…


・・ざわ・・・ざわ・・・


ガチャガチャ……

承太郎「……」

DIO「………」



アカギ「……………」

168: 2009/03/19(木) 20:26:42.11 ID:p/o8yimt0
コロコロっ…

承太郎「7…アk…あんたが親だ…」

アカギ「………4」

チャッ…チャッ……

アカギ「……………」

チャッ…チャッ……

…カチャッ


アカギ (今日も……駄目っ……!)


『アカギ、配牌にして大三元テンパイ!』


アカギ (市川と打って以来……ずっとこれだ………)


『五年前、あの夜以来!アカギはギャンブル。特に麻雀においては驚異的な運で振り込み一つなし!今のアカギに敵などなかった!』

173: 2009/03/19(木) 20:29:02.50 ID:p/o8yimt0
アカギ (運だけで勝つ……凡夫にでもできる……!)


『そう!アカギは今日も探していた!あの市川戦のように!運…知恵…精神力…己の力!…全てを注げるようなギャンブルを!』


アカギ「………くだらない」


『九萬』タンッ


ざわ・・・ざわ・・・


アカギ (……………?)

ダンッ
ダンッ
ダンッ


アカギ「……なっ……!」


『アカギに電流走る―――!』


3人「ロン……」

176: 2009/03/19(木) 20:32:21.84 ID:p/o8yimt0
おっさん「国士無双十三面」

承太郎「四暗刻単騎…」

DIO「大四喜……」

アカギ「…………」


ざわ・・・ざわ・・・


『アカギは考える。トリプルロン…それも揃ってダブル役満!しかも一巡目っ……!こんなことはまずありえない…!ありえるならそれは…』


アカギ「……イカサマか……」

承太郎「とんだ言いがかりだな」

アカギ「…………」

180: 2009/03/19(木) 20:33:51.81
これはひどいイカサマwwww

183: 2009/03/19(木) 20:35:09.32 ID:p/o8yimt0
承太郎「なんにせよ和了ったんだ…精算だぜ」

アカギ「…金が欲しけりゃくれてやる……」

『アカギ、持ち歩いていた全財産をぶちまける。そこには市川戦での200万を含め…ざっと500万はあった』

おっさん「これは多すぎる……」

アカギ「くれてやる……だが条件が一つ……」

承太郎「………」

アカギ「もう一勝負だ…………」

DIO「もう一勝負?…」

承太郎「なら…金がいるんじゃねえか?…」

アカギ「…いらない……」

おっさん「何を賭けるというんだ」

アカギ「クク……」

『アカギは歓喜していた。そう…自分がまったく気付けなかったイカサマ……それを目の当たりにし……予感っ……!またあの夜のような勝負ができると予感したっ…!』

アカギ「俺の命だっ…!」


DIO (『計画通り』ッ!!)

186: 2009/03/19(木) 20:36:38.49 ID:p/o8yimt0
遡ること数分前…

承太郎『7…あk…あんたが親だ…』

アカギ『…………4』

DIO『……』

『世界』ッ!

承太郎『…どうした?』

DIO『いや、いい方法を思いついた』

カチャカチャ

DIO『お前も早く積み込め。スタンドを使えば容易に出来る。まず、アカギをハコらせることにする…』カチャカチャ

承太郎『……どうしてだ?…』カチャカチャ

DIO『アカギをハコらせ…アカギを軽く挑発。なんやかんやあって最終的に命を賭けさせる』カチャカチャ

承太郎『な…なんてアバウトな計画だ…』カチャカチャ

DIO『いいんだよ、なんかうまくいく気が……おい、東よこせ』カチャカチャ

189: 2009/03/19(木) 20:38:38.09 ID:p/o8yimt0
承太郎 (それにしても…まさかこんなうまくいくとはな……ヤツのスタンドがそうさせているのか?……)

アカギ「……どうだ?……」

おっさん「面白い少年…この勝負受けたいが…時間だ。私は他にも行かねばならんところがあってな」

ザッ

承太郎「おい、金を忘れてるぜ」

おっさん「君らで分け合いたまえ」


キィー…ガチャン


承太郎「ヤツは一体…」


DIO「小泉ジュンイチローだ」


承太郎「!…言われれば…だがなぜヤツがここに」

DIO「さあな…もしかしたら彼もまた…二次元を旅することができるのかもしれん」

DIO「ライジングサン!…見事だったぞ」

197: 2009/03/19(木) 20:43:59.01 ID:p/o8yimt0
小泉「諸君、こんばんわ。小泉ジュンイチローだ。

    さて、アカギ編はこのままだと『かなり』長くなりそうだ。ある程度書きためて書いてるとはいえ、ここまで延びると思わなかったし、

    心理戦なんて書けないらしい。私が書きたかった話を簡潔に話そう。暇な者がいたら今度書いてみてくれ。

    まず、あの500万円だが、いつの間にか私の鞄に入っていた。…きっとDIOが入れたに違いない。

    次に…アカギは命、DIO達は200万を賭けて三マンをすることになった。カイジを入れるというアイディアもあった。

    ともかく勝負は始まった。サマは使わず、双方一歩も譲らぬ大接戦!

    そして迎えたオーラス。点差は僅か!ここでDIOは『世界』を使い、アカギに天和を積み込む。

    『が、アカギ、天和を放棄っ…!』としたかったが面倒だから和了り…

    予定通り200万を渡すことに成功したDIOに『合図』がきた。

    期待していた皆、誠にすまない。こんなことなら無理やりでも書かせておくべきだったよ。」


小泉「…む?…」

小泉「どうやら私にも『合図』が来たようだ…」

小泉「『天牌』。『哲也』。『アカギ』…次は……『咲』に行きたいものだ」

ボカーンッ!…

204: 2009/03/19(木) 20:46:58.15 ID:p/o8yimt0
DIO「承太郎、『合図』だ……ここは目立つ。外に出るぞ」

承太郎「ああ。それじゃあな…アカギ」

ザッ

アカギ「クク……久々にいいギャンブルができた……」

承太郎「次は…負けねえぜ」

アカギ「いつでも………」

承太郎「……またな」

アカギ「…ああ」

ガチャ

DIO「来る…」

ボガーンッ!

206: 2009/03/19(木) 20:49:11.57 ID:p/o8yimt0
DIO「書き忘れだ…。『負けたっ…!第三部・アカギ・完』」

ヒュー……

DIO「ふー……久々に頭を使った気がするぞ」

承太郎「この、おれ達が落ちる空間の横は…また別の世界なのか?…」

DIO「ん?…ああ、そうだ。ドラえもんにタイムマシーンがあるだろう?それの縦バージョンってところだ」

承太郎「なるほど……」

DIO「だが…横の世界へ行くのはやめておけ」

承太郎「なぜだ?」

DIO「前に試したんだが…着地に失敗してな……苦労した。この落ちるルートがやはり正しいらしい」

承太郎「………」

DIO「むっ…出口が見えてきたぞ」

承太郎「あと…2作品か」

ヒュー……

………

210: 2009/03/19(木) 20:52:19.91 ID:p/o8yimt0
ヒュー…

DIO「出るぞ…さて、次の世界は……ん?」


ッ!?


DIO「ここはッ!またかよッ!」


バシャーン


承太郎「DIO!」

ごぼ…ごぼっ…

承太郎「落ちちまった…おれは辛うじて棒にしがみつけたからよかったが……ん?」

???「あいや~!大変ね!」

219: 2009/03/19(木) 20:54:48.79 ID:p/o8yimt0
案内人「そこは『悪男溺泉(オイコラニーチュアン)』!千年前ギャングが溺れたいう、悲劇的伝説があるのだよ!」

承太郎「!…ここは『らんま1/2』…!」

ぶはっ!

案内人「以来そこで溺れた者、皆…ギャングの姿になてしまう呪い的泉!」

承太郎「おいDI―……おぅ…」

DIO(悪)「ちッ…また落ちたか」キラキラ

承太郎 (ドキッ…)

221: 2009/03/19(木) 20:55:56.32
>>219
案内人のオッサンの声が今でも脳内再生されるわ

222: 2009/03/19(木) 20:56:43.76 ID:p/o8yimt0
ざばァッ

DIO(悪)「ふー…とりあえず…人ではあるらしいな……ん?」

承太郎「………」ジー

DIO(悪)「承太郎、おれは…『何だ』?何になっている?」

承太郎「(哀愁が漂っている…イカスぜ…)…ああ…ギャングらしいぜ」

DIO(悪)「ギャング?…まあ何だろうと構わん。おい、案内人」

案内人「何か」

DIO(悪)「とっとと『男溺泉』まで案内しろ。確か枯れていたな…さっさと掘るぞ」

案内人「あなた何言うてる?『男溺泉』は枯れてなどないね」

DIO(悪)「何?おまえは前に来た時枯れていると言ったではないか」

案内人「はて?…でも最近来たお客さんは全て覚えてあるよ。こっちに来るね、元に戻るよろし」

224: 2009/03/19(木) 20:57:01.00
>オイコラニーチュアン
これやりたかっただけだろwwww

228: 2009/03/19(木) 20:59:08.38 ID:p/o8yimt0
じょぼろろろ…

DIO「ふー…どうだ、思い出しただろう?」

案内人「はて…」

DIO「ちっ…ボケてるんじゃあないだろうな?前に来た時も訳のわからんことばかり言っていたぞ」

案内人「う~ん…おかしいね…」

DIO「まあいい…『男溺泉』があるのならとっとと案内しろ」

承太郎「そんなに慌てて戻る必要もねえだろ」

DIO「何故だ?」

バシャッ

DIO(悪)「冷たっ!なっ何をするだァ――――ッ!」

承太郎 (グレート…)

231: 2009/03/19(木) 21:01:21.28 ID:p/o8yimt0
―男溺泉へ―

承太郎「ちっ…いいじゃねえか写真くらい。減るもんじゃあねえだろう」

DIO「黙れッ!…まさかおまえにこういう趣味があろうとは……!ええい寄るなッ!」

承太郎「今のてめえにゃあ何も感じねえよ」

案内人「仕方ないね、お客さん。あの泉に落ちたギャングはたいそう男前だったという話!男が惚れる男ということよ」

DIO「フン…わからんこともないが……おれとしては気持ちが悪いんだ」

承太郎「そもそも落ちたてめえが悪い」

DIO「なにッ!あれは気を抜いていたからだッ!」

承太郎「ふっ…おれは落ちなかった…」

DIO「ぐぐぐ……」

DIO (承太郎め…今に見てろ……)

232: 2009/03/19(木) 21:04:28.90 ID:p/o8yimt0
案内人「お客さん、もう着くよ!」

承太郎「おい、あの泉は何て言うんだ?…」

案内人「あれは『雛芥子泉(アグネスチュアン)』ね!」

承太郎「これは?…」

案内人「これは―」

DIO「!…(チャンス!)」

DIO「おおっとッ!足が滑ってしまった!」

承太郎「ん?…」

スカッ

DIO「なにッ!?」

承太郎「まぬけめ。また落ちろ」

ドンッ

バシャーン

237: 2009/03/19(木) 21:07:04.82 ID:p/o8yimt0
ごぼごぼっ

案内人「あいやー」

承太郎「何の泉だ?」

ざばッ

DIO「承太郎~…ッ!」

承太郎「!…変わっていない?…案内人!」

案内人「ここが『男溺泉』!お客さん元にもどたよ」

DIO「違う泉だったらどうなっていたことか……許さん!ザ・ワールド!!」

承太郎「逆ギレかよッ!スタープラチナッ!」

オラオラァッ!

DIO「貧弱貧弱ゥッ!『範馬の血』でパワーアップした我がスタンドに勝てるかァッ!」

無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ!!!

承太郎「ぐッ!…」

案内人「ああ!その泉は!」

バシャッ!

241: 2009/03/19(木) 21:10:52.85 ID:p/o8yimt0
DIO「ふふふ…さあて、承太郎は何になるか…」

クルッ

承太郎「残念だったな…何にもならねえよ」

DIO「なにッ!」

案内人「泉に穴開いた!それにお客さん、どうやって宙に浮いてるか!」

DIO「そうか…スタープラチナで…………ん?」

承太郎「やれやれ…危なかった…。後はスタープラチナに投げてもらい…」

おらぁっ!

承太郎「ッ!…力が…『弱い』ッ!」

バシャーン!

DIO「落ちた(笑)……だがこの泉は一体……」

案内人「その泉は『妹溺泉(ネェオニイチュァン)』!千二百年前に兄を探していた妹が溺れたいう、悲劇的伝説があるのだよ!」

247: 2009/03/19(木) 21:13:54.34 ID:p/o8yimt0
ざばッ!

承り「ぐっ…!なんなんだいったい……はっ!…からだが……」

DIO「承太郎…やばい…これやばい……」

承り「あぁ?あにいってんだよ」

DIO「ぶっ…上目遣いはやめ…ろ……」

承り「あっそうだ、てめえ!よくも落としやがったな!おらおらおらおらっ!」

ポカポカポカポカ

DIO「ぶーっ!……」

案内人「あいやー!お客さんすごい鼻血ね!」

252: 2009/03/19(木) 21:16:50.59 ID:p/o8yimt0

………

DIO「う……ん……」

承太郎「…気付いたか」

DIO「あれ?……おれの妹は?…」

承太郎「ゆ…夢だろ。泉の底で頭を打ったからな」

案内人「お客さん、もう日が暮れる。早く戻るね」

DIO「うーむ…どうも記憶が……」

承太郎「………」

DIO「ん?…『男溺泉』には入ったのか?」

承太郎「あ…ああ。そこで頭を打った」

DIO「そうか……なにかとても可愛いものを見た気がするんだが……」

承太郎「………」

DIO「あれは夢だったのか……」

255: 2009/03/19(木) 21:19:53.51 ID:p/o8yimt0
とことこ…

承太郎「そういえば…『合図』はまだ来てねえのか?……」

DIO「ん?…ああ」

承太郎「てめえ『前に来た』…とか言っていたが…」

DIO「前に来た時は…『娘溺泉』に落ちてな。さっき話したが…移動中に横から行って着地失敗したって時だ」

承太郎「………」

DIO「その時は『男溺泉』は枯れていてな…あの案内人とせっせせっせと掘ること一週間!」

DIO「わずかだったが『男溺泉』が出てきた」

承太郎「泉が出て…『合図』か」

DIO「ああ。推測だが…あれは『らんま1/2』の最終話に繋がったんだろう…………あっ」

承太郎「どうした」

DIO「思い出した」

260: 2009/03/19(木) 21:22:37.48 ID:p/o8yimt0
承太郎「何をだ?…」

DIO「……」

ピタッ

承太郎「DIO…?…」

DIO「きさま……」

承太郎「……」

DIO「承太郎ッ!おまえさっきこのDIOを泉に落としたなッ!」

承太郎「ちっ……何かと思えば変なこと思い出しやがって」

DIO「許さん…!あれが違う泉だったらどうするッ!」

承太郎「同じことまで言いやがる……あれはてめえから仕掛けて来たんだろうが!」

DIO「うるさい!うるさい!!WRYSAAAAAAAAAAAAI!!!!!」

承太郎「この…ッ!」

案内人「ああ!こんなとこで暴れたらだめね!」

バシャーン! ザバーン!

案内人「あいやー」

265: 2009/03/19(木) 21:25:31.67 ID:p/o8yimt0
―3時間後―

ピー…

案内人「お客さん、お湯沸いたよ」

DIO(悪)「あ…ああ」

承太郎(侍)「…かたじけない……」


しょぼぼぼ……


DIO「ち!…最後の最後に落とすなッ!」

承太郎「てめえもだろうが」

DIO「なにッ」

承太郎「ああ?またやるかよ」

案内人「お客さん!これ以上暴れたらこの『男溺泉』あげないよ!」

DIO「ぬ…!」

承太郎「ちっ…」

266: 2009/03/19(木) 21:27:58.76 ID:p/o8yimt0
案内人「お客さんが暴れたから『男溺泉』これだけになてしまたよ」

DIO「………」

承太郎「瓶に…さ……2本か」

案内人「これ全部あげる、だからもう帰るよろし!」

DIO「承太郎、早く1本よこせ」

承太郎「ほらよ」ポイッ

DIO「あっ、コラ…投げるヤツが…」

ガシァャン

承太郎「……」

DIO「この…ッ!おまえのをよこせ!」

承太郎「もうねえよ」

DIO「WRYYYYYYYYY!!!!」

案内人「早く出て行くね!」

268: 2009/03/19(木) 21:31:05.10 ID:p/o8yimt0
バタン!

DIO「おまえ……また掘らねばならんのか……」

承太郎「………」

ピクッ

DIO「…んっ?…まさかッ……」

承太郎「…今度は何だ」

DIO「『合図』だ……そんなバカな……」

承太郎「なに…」

DIO「来る…!なぜだッ!」

ボガーンッ!


『なぜだ―――――――――――――――ッ!!!!!』

271: 2009/03/19(木) 21:33:45.03 ID:p/o8yimt0
案内人「またく、とんでもない人達だたね」

バシャーン…

案内人「ん?…」

ガチャ

「おい、そこの泉に落ちてしまった……。お湯はあるか?」

案内人「あいやー!あなた『娘溺泉』に落ちたのか」

じょぼろろろ…

DIO「おお…戻った。礼を言うぞ」

案内人「お客さん!?あなたまた落ちたのか!」

DIO「ん?何のことだ…。そうだ『男溺泉』はどこにある?案内してくれないか」

案内人「お客さんがさっき暴れたから枯れてしまたよ!」

DIO「だから何を言っている……。それに枯れたのなら掘ればいいじゃあないか。行くぞ、手伝え」

案内人「ああ!離すよろし!何がどうなってるねー!」


                                              『第四部・らんま1/2・完』

272: 2009/03/19(木) 21:36:00.39 ID:p/o8yimt0

………

ヒュー……

DIO「なぜ…なぜだ……」

承太郎「さあな…罰でも当たったんだろ」

DIO「くそッ…元の世界に戻ったらまた行かなくてはならんッ」

承太郎「…次が最後だったな」

DIO「ん?ああ…」

ヒュー……

………

277: 2009/03/19(木) 21:38:30.13 ID:p/o8yimt0

ヒュー……

承太郎「…なんだあれは」

承太郎「異次元空間に…床?……」

スチャッ

承太郎「これは…おい、DIO」

DIO「うん?…そうだ。タイムマシンだ…『ドラえもん』のな」

承太郎「………」

DIO「何故知っている、という顔だな」

DIO「そう…いつも最後は『ドラえもん』なんだ。ドラえもんの手を借り…元の世界へ戻ることになっている。これは変わらないらしい」

279: 2009/03/19(木) 21:41:14.02 ID:p/o8yimt0
ガラガラッ

DIO「おっ…いたぞ」

ドラえもん「んん?」

DIO「よっ」

ドラえもん「うわあ、DIO!またキミか!」

DIO「今回は一人じゃあないぞ」

承太郎「………」ぬっ

ドラえもん「な、何だキミは!」

281: 2009/03/19(木) 21:43:54.32 ID:p/o8yimt0

………

DIO「と言うわけだ…。また頼む」

ドラえもん「しょうがないなあ…ええ~っと」


『空~間ねじ曲げ機~』!


承太郎「…なんだそれは」

ドラえもん「これはね、タイムマシンにセットすると、キミ達みたいに別の世界に行くことができるんだ」

承太郎「………」

ドラえもん「キミ達と違うのは、行きたい世界が選べることなんだ」

ドラえもん「漫画、その漫画の時代、場所。行きたい漫画のジャンルとかでも選べるんだよ」

DIO「前回も前々回もこれで送ってもらったんだ」

承太郎「ドラえもん…さすがだぜ」

284: 2009/03/19(木) 21:45:54.47 ID:p/o8yimt0
―セッティング中―

DIO「なあ、ドラえもん……」

ドラえもん「ん~?なんだい」

DIO「『水を浴びたら変身する体質』を戻せるような道具はないか?」

ドラえもん「う~ん…あるかもしれないけど、探すのに時間がかかるかもしれないよ?」

DIO「それならセッティングはおれがやろう。その間に探してくれ」

ドラえもん「キミが?大丈夫かなぁ…」

DIO「なあに、もう2回見たからな。それに…のび太と違ってヘマはしないさ」

ドラえもん「それもそうだね、じゃあ頼むよ」

287: 2009/03/19(木) 21:48:13.58 ID:p/o8yimt0
カチャカチャ…

DIO「よし、こんなところか」

ガラガラッ

DIO「ドラえもん出来たぞ…………凄い数だな」

承太郎「見てみろ…色々あるぜ」

DIO「よっと。どれどれ…『ムキムキキャンディー』……?」

承太郎「『コピーライター』…このライターで炙った物はどんなモノでもコピーできる」

ドラえもん「あんまりいじったらダメだよ」

DIO「ほんとうに色々あるな……で、肝心なものは?」


ドラえもん「これも違う…これも…これも…」


DIO「待つか……」

承太郎「…やれやれだぜ」

289: 2009/03/19(木) 21:50:56.75 ID:p/o8yimt0
ドラえもん「これも違う…これも…」ポイッ

承太郎「スー……スー……」

ドラえもん「これも違う…あ!あった!『体質矯正クリーム』!」

DIO「おお……!起きろ承太郎」

承太郎「ん…やっと見つかったか…」

ドラえもん「このクリームをなりたい体質を思いながら身体中に塗ると、太りやすい体質、痩せやすい体質。色んな体質になれるんだ」

DIO「効果時間は?」

ドラえもん「ずっと。戻りたい時はこの付属の中和クリームを塗るんだ」

DIO「そうか、助かった。度々すまないな」

ドラえもん「ふふふ。いいんだよ、気にしなくて」

承太郎 (やはりのぶ代だよな…)

291: 2009/03/19(木) 21:53:31.44 ID:p/o8yimt0
ドラえもん「ジョジョの…ピッ、奇妙な…っと…ピッピッ」

承太郎「3日か…。長いようで短かったぜ」

DIO「ふふ、なんだかんだあったが…なかなか楽しい旅だっただろ?承太郎…」

承太郎「…ニッ……まあな」

DIO (…!……)

承太郎「だれかと行く旅ってーのも悪くはねえ」

DIO「………」

294: 2009/03/19(木) 21:55:28.95 ID:p/o8yimt0
承太郎「うちは親父が家によく居なくてな。家族旅行だとか…ほんの少しだが憧れていたんだ……」

DIO「承太郎…」

承太郎「今回は連れて来てくれて、まあ…なんだ。…ありがとうよ」

DIO「…ああ」

DIO (承太郎はおれを『友』としてではなく…『親父』として接していたのかもしれない………な)

ドラえもん「DIO、年は1988年だったかな?」

DIO「…ドラえもん、ちょっと待ってくれ」

ドラえもん「んん?」

297: 2009/03/19(木) 21:58:16.46 ID:p/o8yimt0
DIO (………)

承太郎「おい、どうした」

DIO「承太郎。もう少しおれに付き合ってくれ……。悪いがドラえもんもな」

ドラえもん「…?」

DIO「いや、なんだ…。ふと…『初流乃』の姿を見たくなってな」

承太郎「(………)…そうか……。ドラえもん、できるか?」

ドラえもん「できないことはないけど…」

DIO「頼む……」

ドラえもん「……」


ドラえもん「DIO…未来を見る…『覚悟』がキミにあるかい?」


DIO「…あるッ!」

ドラえもん「よぉし!なら行こう!」

298: 2009/03/19(木) 21:59:39.75 ID:p/o8yimt0
ドラえもん「それじゃあ何年くらいに行くかい?」

DIO「そうだな…1998…いや99…。13歳…うむ、それくらいにしよう」

ドラえもん「場所は?」

DIO「日本だ。あの女は日本からの旅行者だったはずだ」

ピッピッ

ドラえもん「よ~しセット完了!いざ出発!」

承太郎「99年…おれは28…か」

ウィーン…

303: 2009/03/19(木) 22:01:47.44 ID:p/o8yimt0
ウィーン…

DIO「承太郎、さっきから気になっていたんだが…その鞄には何が入っているんだ?……」

承太郎「これか?…」

ゴソゴソ…

承太郎「『DEATH NOTEの世界』で買ったんだが…まずデジタルカメラ。これは凄いぜ」

DIO「ギャングの写真は消しておけ」

承太郎「………。で、これは…破れた勇次郎の服。これはアカギ戦で使ったサイコロ」

承太郎「で、これは………もう入らねえな」ポイッ

ドラえもん「あっ!ダメだよゴミなんて捨てちゃあ!別の世界に繋がっているんだから!」

承太郎「…すまん」

DIO「今の瓶は何だったんだ?」

承太郎「『男溺泉』だ。実は『3本』あったんだ。後で渡すつもりだったが…秘密道具があったからな」

…………

アナスイ「痛ッ~!…なんだよこれ…なんか冷たいし!」

エンポリオ「アナスイ…ッ!きみ…身体が……!?」

305: 2009/03/19(木) 22:02:29.86
アナスイwwwそうだったのかwww

310: 2009/03/19(木) 22:04:18.69 ID:p/o8yimt0
DIO「おまえ…持っていたのか」

承太郎「クリームがあるならいいじゃあねえか」

DIO「まあそうだが……」

承太郎「後は…『ムキムキキャンディー』……」

ドラえもん「えっ!コラァ!ダメじゃないか勝手に取ったりしたら!返せ!」

承太郎「バッ…操縦を!」

ポロッ

三人「あっ」

ドラえもん「落ちちゃった…あれ高かったのに…」

承太郎「す…すまん」

…………

コツンっ

大統領「……なんだこれは?」

大統領「『一粒食べるだけであなたの脂肪が筋肉に』……。ほぅ…」

319: 2009/03/19(木) 22:07:35.48 ID:p/o8yimt0
ウィーン…

ドラえもん「もう!外の世界で何か急激な変化があるかもしれないじゃないか!」

承太郎「すまん」

ドラえもん「まったく…。あっ、そろそろ着くよ」

DIO「初流乃…。どこにいるのだろうか…早く捜し出せればいいが」

ピカッ

………

ホワワワーン…

ドラえもん「さあ、着いたよ」

DIO「ここは…」

承太郎「……」

チラッ…

承太郎「杜王町…」

322: 2009/03/19(木) 22:10:44.59 ID:p/o8yimt0
???「ば…ばかな…こ…このわたしが」



DIO「ん?…なんだあいつらは」




吉良「この吉良吉影がきり抜けられなかった物事など一度だってないんだッ!」


DIO「…やかましいヤツだ」


吉良 (だがこのままでは…!もう一度『バイツァ・ダスト』を使うしかないッ!)


承太郎「ドラえもん、人を探すような道具はねえのか?…」

ドラえもん「あったかなぁ?」


吉良「!」

吉良 (あの学生を利用しよう…!……仗助たちが気づく前に……!)

ダッ!

承太郎「ん?…」

325: 2009/03/19(木) 22:12:27.86 ID:p/o8yimt0
吉良「…ハァ……ハァ……」

承太郎「なんだ…てめえは……」

吉良「なッ!承太郎!…」

承太郎「てめえ…なんでおれの名前を…」

吉良「くッ…『キラークイーン』!」

承太郎「これは『スタンド』ッ!?『スタープラチナ』ッ!」

オラァッ!

吉良「ガフッ!」

326: 2009/03/19(木) 22:15:29.25 ID:p/o8yimt0
吉良「つ…つよい……」よろ…

ドスッ

DIO「ん……なんだこいつは…」

吉良「ぐ……!こいつも仲間か……『キラークイーン』!」

DIO「『スタンド』ッ!?『世界』ッ!時よ止まれ!」

…ピタッ

DIO「フン…何者かは知らんが…このDIOの服に……汚らしい血を……!」

無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!!

DIO「…そして時は動き出す」

吉良「あぐああああーッ!」

ドカパァーッ!

スポッ!


ドラえもん「あッ!」

承太郎「!」

DIO「おッ」

329: 2009/03/19(木) 22:17:30.02 ID:p/o8yimt0
吉良「あぁぁぁぁ…………」

………

ドラえもん「大変だ!誰かが『異次元空間』に落ちちゃった!」

承太郎「………」

DIO「…まずいのか」

ドラえもん「まずいよ!早く探さないと色々な世界がおかしなことになるかもしれない…」

ダダッ!

仗助「ハァ…あんたたち、ここらで怪我した男を見なかったか?……」

承太郎「…ああ…そいつなら今…」

仗助「ッ!承太郎さんッ?」

承太郎「…………?」

333: 2009/03/19(木) 22:20:23.31 ID:p/o8yimt0
ドラえもん「説明」

承太郎「しま」

DIO「すた」

仗助「過去から…グ…グレート…」

承太郎「ドラえもん、さっさとその吉良とやらを探しに行くぞ」

ドラえもん「もちろん。でもちょっと待って、確か……あった!」


『コピーライター』


ドラえもん「これでタイムマシンを増やすから、みんなで手分けして探そう!」

承太郎「仗助…おまえも来るか?…」

仗助「……もちろんッスよォ~~~ッ!」

340: 2009/03/19(木) 22:23:02.59 ID:p/o8yimt0
ドラえもん「とりあえず3つに増やしたよ」

DIO「1つ足りないんじゃあないか?……」

ドラえもん「ぼくはここで吉良を探しながら、キミたちと連絡をとるからいいんだ」

ドラえもん「この『どこでも電話』を使えばどの世界にいてもぼくと連絡がとれるから、みんな持っていってね」

仗助「便利っスねぇ~…」

ドラえもん「じゃあ今から出発してもらうけど、くれぐれも行った世界で変なことしちゃダメだよ!」

ドラえもん「人と話すくらいならいいけど、傷つけたり、万が一氏なせたりしたら大きく世界が変わるからね!」

………

ドラえもん「で、異次元空間に落ちたということは、この世界の『未来』か『過去』、そして『別の漫画』に行った可能性の3つになるんだ」

DIO「……なるほど…」

ドラえもん「これから『未来』はDIO、『過去』には仗助くん。『別の漫画』には承太郎くんに行ってもらう」

承太郎「…わかったぜ」

仗助「吉良が何かする前にとっ捕まえねぇ~とやばいっスよ」

345: 2009/03/19(木) 22:25:19.67 ID:p/o8yimt0
ドラえもん「じゃあみんな気を付けてね!」

三人「おう」


ウィーン……


ドラえもん「さて、ぼくも早く吉良を見つけなくっちゃ」

ピッピピッ

………

『仗助の旅』

仗助「オレは過去……10年ぐらい前でいいか」

ピッピッ

ウィーンッ!!

仗助「うっほー!早えー早えー!」

仗助「ん、光が見えるぜ…」

仗助「あれが出口か」

350: 2009/03/19(木) 22:27:51.96 ID:p/o8yimt0
仗助「よっと」

ザッ

仗助「ふぃ~~……寒ィッ!」

仗助「すげえ雪……寒さが怪我にしみるな……」

ギュルル!ギュル!ギュル

仗助「ん?…何の音だ……?」

353: 2009/03/19(木) 22:29:59.04 ID:p/o8yimt0
ギュル!ギュルル!

仗助「車か……タイヤが空回りしているぜ……」

仗助「でもこれ…な~んか……デジャヴか……見たことがあるような…」


はッ!



仗助「…『過去』…『大雪』…『車』……グレート……!思い出したぜ……この『車』には…」



 ・ ・ ・
『オレが乗っているッ!!』

359: 2009/03/19(木) 22:33:03.07 ID:p/o8yimt0
仗助「いや待て……ただの偶然ってことも……」

ギュルル!

仗助「助手席にオレはいたハズ……顔を見れば……」


そ~……


朋子「!…何の用?」

仗助 (母さん!………こいつは間違いねえぜ……)

朋子「あっち行きなさいよ」

仗助 (まずい……)


仗助「その子………病気なんだろう?車押してやるよ」

朋子「え?…(なんでこの子が病気って…)」

361: 2009/03/19(木) 22:34:59.66 ID:p/o8yimt0
仗助「走り出したら止まんないでつっ走りなよ…また雪にタイヤとられるからな」

グオオォ!ブオオオォォ!………

仗助「………」


ふーっ…

仗助「なんとまあ……オレは『オレ』に憧れてたってことか……」

仗助「へへっ……自分がヒーローか……悪くないぜ」

ピピッピピッ

仗助「電話……ドラえもんか」

仗助「もしもし?」

ドラえもん『仗助くん!吉良が見つかったよ!』

仗助「なにッ!…一体どの世界にいたんスか!」

ドラえもん『別の漫画なんだ。承太郎くんが見つけたんだけど…ちょっと困ったことになってて』

ドラえもん『詳しく説明するから、ぼくのところまで戻ってきて。今DIOもこっちに向かってるんだ』

仗助「おっけー…了解!」

363: 2009/03/19(木) 22:36:14.84
ちゃんとセリフがそのままなのに好感

365: 2009/03/19(木) 22:37:41.89 ID:p/o8yimt0
『DIOの旅』

DIO「オレは『未来』か……こういうものは灯台もと暗し……案外近くにいるものだ」

DIO「……2年後でいいだろう」

ピピッ

ウィーン……!

DIO「早い……!おっと…」


ピッ『行き先→イタリア』


DIO「また落ちるところだった……」

ウィーン……

370: 2009/03/19(木) 22:40:03.33 ID:p/o8yimt0
………

ザッ

DIO「さて……着いたが……」

ぽた…ぽた……

DIO「雨か…」

DIO「フン…人を探す時は……まず人に聞くのがベストだ」

キョロキョロ

DIO「おい」


ジョルノ「………?」

377: 2009/03/19(木) 22:42:11.02 ID:p/o8yimt0
DIO「……(なんて髪の毛……コロネかよ)」

ジョルノ「あの…何か用ですか?…」

DIO「ああ、この…吉良吉影という人物を知らないか?…」

ジョルノ「………さあ、知りませんね」

DIO「そうか……」

ジョルノ「………」

DIO「…なんだ?」

ジョルノ「あ、いえ……何か…あなたを見てると懐かしい感じがして」

DIO「………」

DIO (そんなに都合良くていいのか、おい……)

381: 2009/03/19(木) 22:44:07.27 ID:p/o8yimt0
DIO「まさか……おまえ、名前は」

ジョルノ「…ジョルノ・ジョーバーナです」

DIO「ジョルノ?ちっ……やはりそう都合よくはいかないか……」

ピピッピピッ

DIO「DIOだ…ドラえもんか……なに?…わかった、今戻る」

ジョルノ (DIO?……今この人……まさか…)

DIO「どうやら見つかったようだ。呼び止めてすまなかったな」

ジョルノ「あ、あの!あなた名前は……!」

ウィーン…

DIO「ん?…ディオ・ブランドーだ。じゃあな、少年」


フッ


ジョルノ「父さん…ッ!……だったのか……?」

ジョルノ「でも写真と顔が……あれ?……」

385: 2009/03/19(木) 22:46:10.62 ID:p/o8yimt0
ドラえもん「はぁ…困ったことになった…」

ザッ

DIO「ドラえもん」

ザッ

仗助「おっ、ナイスタイミングっスね……ってあんた誰っスか……」

DIO「ん?…もう忘れたのか、DIOだ」

仗助 (?…こんな顔だったか……)

ドラえもん「二人共、大変なことになったよ」

DIO「そうだったな、聞こうか」



ドラえもん「承太郎くんがある『漫画』から出られなくなってしまったんだ」

393: 2009/03/19(木) 22:48:01.57 ID:p/o8yimt0
DIO「一体…どういうことだ」

仗助「ちゃんと説明してくんなきゃわかんないっスよ」

ドラえもん「承太郎くんから連絡があったんだ。吉良を見つけたって」

ドラえもん「それで調べたら…偶然かはわかんないけど……吉良は自分が住むに適した『世界』に落ちたみたいなんだ」

ドラえもん「そしてその『世界』っていうのが……『ループ世界』」

DIO「『ループ世界』……?」

ドラえもん「うん。同じ期間を繰返し繰返し過ごす世界。吉良は運よく病院に運ばれて、退院後、もう5年はそこに住んでるみたいなんだ」

DIO「承太郎が戻れないのは何故だ……」

ドラえもん「その空間はその世界の『神』によって作られたんだ。だから一端あの世界に入った者は『神』がループを解除しない限り…」

仗助「出られない……か。グレート……」

401: 2009/03/19(木) 22:50:25.34 ID:p/o8yimt0
DIO「で、策はあるのか?…」

ドラえもん「あるよ」

ドラえもん「ぼくたち3人で承太郎くんと再開して、その世界のループを解除」

ドラえもん「その後、吉良を捕まえて記憶を消し、この世界を元の正しい流れに戻すだけさ」

DIO「その『解除』はどうするんだ」

ドラえもん「ぼくにはわからない……でも、承太郎くんは『来ればわかる』って」

仗助「承太郎さんがそう言うなら、行けばわかるっスよ!」

DIO「だな…。で、その『漫画』は…まあもうわかってはいるが」

ドラえもん「そう」



「「『涼宮ハルヒの憂鬱』!」」

413: 2009/03/19(木) 22:51:47.92 ID:p/o8yimt0

………

仗助「ちょ!もう少しつめてくれてもいいじゃないっスか!」

DIO「黙れ」

ドラえもん「ほら二人共静かにして!出発するよ!」


ピピッ「涼宮ハルヒの憂鬱」


ドラえもん「飛ばすからしっかり捕まってね!」

ウィーンッ!

仗助「速ッ!…あっ!」

DIO「ああぁぁ………」

仗助「落ちた(笑)……」

425: 2009/03/19(木) 22:53:36.16 ID:p/o8yimt0
………

仗助「ドラえもん!おい!聞いてんのかよォ~~~!」

ドラえもん「もう着くから!しっかり捕まってて!」

仗助「いや、DIOが!」

ドラえもん「着くぞ~!」

仗助「……ダメだこりゃ…」

ウィーン!……

………

428: 2009/03/19(木) 22:55:38.02 ID:p/o8yimt0
ドラえもん「着いた!」

仗助「おお……見たとこ普通の感じっスね」

ドラえもん「さあ、二人共承太郎くんを……あれ?DIOは?」

仗助「さっき落ちたっスよ」

ドラえもん「ええー!何でもっと早く言わないんだ!もう『解除』しなくちゃ助けに行けないじゃないか!」

仗助「さんざん言ったのに……まあ過ぎたことウダウダ言っても仕方ねえ…。とっとと承太郎さんを探して吉良のやろーを捕まえるぜ、ドラえもん」

ドラえもん「仕方ないなぁ。じゃあまず承太郎くんに連絡するよ」

ピピッピピッ

439: 2009/03/19(木) 22:59:38.67 ID:p/o8yimt0
承太郎「合流」

仗助「成功」

承太郎「ざっと説明するが…この世界では『二週間』を繰返している。おれたち余所者は記憶も持ち越しだ」

承太郎「『解除』するにはキョンという人物に『俺の「課題」はまだ終わってねえっ!』と言わせるだけでいい」

仗助「解除方法がわかってるなら承太郎さん…オレたち来る必要なかったんじゃあないっスか?」

承太郎「できねえことはなかったんだが……こいつをやっと捕まえたんでな」

吉良「ん~!ん~!」

承太郎「一人じゃあ見張っておくのが精一杯だったんだ……」

仗助「ひでー怪我…」

承太郎「ああ、むしゃくしゃしてな」

承太郎「もうキョン達の場所は確認してある。あとはドラえもんの道具やら使ってキョンにキーワードを言わせるだけだ」

仗助「さすが承太郎さん……何も起こりそうにないっスね……」

446: 2009/03/19(木) 23:02:45.17 ID:p/o8yimt0
―変わってDIO―

DIO「あぁぁぁ………」

ドサッ

DIO「痛っ……」

DIO「まったく…今日はよく落ちる……ん?」


パアンッ!


DIO「……ん?」


男1「おい、見られたぞ」

男2「どうします?」


DIO「……なんだ?…」


男3「…………消せ」

448: 2009/03/19(木) 23:04:31.11 ID:p/o8yimt0
男1「了解」

DIO「……なんだおまえ達は」

パァンッ!

DIO「なッ!…」

男1「へへ…悪いな兄さん」

男2「頃しを見られたんじゃあ生きては帰せねえ」

男1「見たとこ…あんたもギャングみてえだし、ちょうどいいぜ。ハハハハハ!」

DIO「!…そうか、未来に行った時の雨で……クリームを塗り忘れていたな」

男1「しぶといねえ…」

パァン!パンッ!

DIO「フン…調子に―――…はっ」


ドラえもん『行った世界で変なことしちゃだめだよ!』


DIO「………ちっ…」

男2「逃げた!追うぞッ!」

452: 2009/03/19(木) 23:06:30.11 ID:p/o8yimt0
………

ハァ…ハァ…

DIO「………疲れた」

ドサッ

DIO「ここで少し休もう……」

DIO「はぁ……承太郎…ドラえもん……まったく……一人だとろくな事がない……」


……チクショー!どこ行きやがった!


DIO「……しつこいヤツらだ……」


……逃がすな探せ!


……おい坊主!ここらで怪我したヤローを見なかったか!


ジョルノ「あっちへ行ったよ」

455: 2009/03/19(木) 23:09:04.85 ID:p/o8yimt0

……よし、あっちだ!急げ!

ドヤドヤ…

……

DIO「……小僧、なぜ…」

ジョルノ「…僕にもわかんない」

ジョルノ「病院ならあっちにあるよ…バイバイおじさん」

DIO「ちょっと待て」グイッ





DIO「ッ!……この痣は……!」

タッタッタッタッ……

DIO「まさか…あの小僧……」

457: 2009/03/19(木) 23:13:21.13 ID:p/o8yimt0
この後DIOはこの世界であの時の少年について調べ続けた。
すると、あの時の少年こそが自分の息子『初流乃』であることがわかった。
だが喜びも束の間、それがわかったとほぼ同時に承太郎から吉良を捕まえ、仗助共々記憶を消し、無事元の世界に戻すことができたとの連絡があったのだ。
そしてそれから5分も経たないうちにドラえもんが迎えに来た。しかし、やっとのことで出会えた我が息子。
DIOはドラえもんに最後の頼みと、ギャングの顔である事、父だということ決して悟られないことを条件に一人、過去へと遡る。
そこはジョルノと出会って2ヶ月が経った場所。

…君がしてくれた事は決して忘れない

DIOは遠くから静かにジョルノを見守り続けた。

………

1988年、日本

承太郎「………」

ザッ

承太郎「…よお……何年くらい居たんだ?……、それと、初流乃はどうだった」

DIO「ふふ……7年くらいか。だが、今はどうもギャングスターに憧れているらしい」

承太郎「ははっ」

DIO「だが、父として…やれることは全てやってきた」

DIO「あとは…ジョルノ自身が自分の足で歩まなければならない」

承太郎「……いい親父だぜ、DIO」

466: 2009/03/19(木) 23:19:32.03 ID:p/o8yimt0
DIO「ふふ、おれを親父と呼んでもいいんだぞ?…」

承太郎「はっ……そいつは遠慮しとくぜ」

DIO「……そうか」

承太郎「………」

DIO「そうだ、今度行く時はジョセフやホリィも誘おう。どうだ承太郎?」

承太郎「……ああ」





……頼むぜ、親父


                    

あなたが読んでいておかしいと疑問に思うシーン。

『ポルポの指』だったり、健太の背が伸びたり…

それはきっと裏でDIOたちがなにかしていたからかも知れませんね。



『完』

469: 2009/03/19(木) 23:20:18.05

470: 2009/03/19(木) 23:20:21.01
乙!
面白かったぜ。

501: 2009/03/19(木) 23:25:33.71 ID:p/o8yimt0
見てくれた人、お疲れさんです。

本当はドラえもんに行って終わってたのを、後半で仗助とジョルノのシーンが書きたくなったがために無理矢理書き直した結果がこれだよ!

ハルヒの世界に吉良が行ったのもDIOを落としたかっただけ。故にああなった。

アカギ同様、期待してた人すまんね

アイディアとしては

・ゴルゴ13……承太郎の父が東郷だったという展開

・GANTZ……吸血鬼の元をDIOにしようとしたり

色々あったが、また機会があれば


GANTZ星人vs各部主人公・ラスボス・・・とか書きたいと思ってるが、書くかも、いつになるかもわからん!

ノシ

518: 2009/03/19(木) 23:37:09.98 ID:p/o8yimt0
>>508
ちょっと前にローゼンSS乗っ取ったりしてた。

雪華綺晶「○○ではありません、お父様」

ローゼン「え?…あ、うん…」

とかのヤツ。バレンタインにもむしゃくしゃして色々書いたから一時期またお前か、とか言われたり言われなかったり。

乗っ取りだからあんまよく書けなかったけどね。

ローゼンもいつかしっかりしたの書きたい。

じゃあ、今度こそ

ノシ

引用元: DIO「とんでもない能力を手に入れてしまった」