1: 2012/05/10(木) 01:24:35.41 ID:A9nuO8Xs0
春香(今日はプロデューサーさんとレッスン……お昼ご飯も一緒に食べられるかな)
春香(私が一番早いかも……って誰か居るみたい。この声は……小鳥さんと)
P「――――、――――――ですからね。後は――――って感じもしますよね」
小鳥「なるほど。じゃあ、もし―――――――――――――」
春香(プロデューサーさんだ。何の話してるんだろ?)
P「―――はるか、最高じゃないですか」
春香(えっ? 今、プロデューサーさん……春香、最高って言った……?)
春香(私が一番早いかも……って誰か居るみたい。この声は……小鳥さんと)
P「――――、――――――ですからね。後は――――って感じもしますよね」
小鳥「なるほど。じゃあ、もし―――――――――――――」
春香(プロデューサーさんだ。何の話してるんだろ?)
P「―――はるか、最高じゃないですか」
春香(えっ? 今、プロデューサーさん……春香、最高って言った……?)
3: 2012/05/10(木) 01:25:33.00 ID:A9nuO8Xs0
小鳥「毎日幸せな気分で過ごせそうですよね」
P「ええ、きっと幸せでしょうね」
春香(幸せ、過ごせる……も、もしかして、結婚するなら誰かって話?)
春香(それで春香、最高……つまり、結婚するなら私が一番って事!?)
春香(プロデューサーさん、そこまで私の事を……えへへ)
春香(……うん、プロデューサーさんに相応しい人になるためにも頑張らないと!)
4: 2012/05/10(木) 01:27:03.26 ID:A9nuO8Xs0
春香「プロデューサーさん! おはようございます!」
P「おはよう春香。今日は一段と元気だな」
春香「もちろんですよ! プロデューサーさん、私……頑張ります!」
P「おっ、元気なだけじゃなくてやる気も十分って事か。よし、早速歌のレッスンから始めるか」
春香「はい、よろしくお願いします!」
P「おはよう春香。今日は一段と元気だな」
春香「もちろんですよ! プロデューサーさん、私……頑張ります!」
P「おっ、元気なだけじゃなくてやる気も十分って事か。よし、早速歌のレッスンから始めるか」
春香「はい、よろしくお願いします!」
7: 2012/05/10(木) 01:29:06.22 ID:A9nuO8Xs0
次の日
美希(今日はハニーと二人っきりでレッスン……楽しみなの!)
美希(もうハニーは……あっ、話し声がする。ハニーと、小鳥かな?)
小鳥「――――ですよね」
P「――に。まあ、みきがしっかりしていれば――綺麗に――――――――ですか」
美希(えっ? ハニー、今……ミキがしっかりしていればって言った?)
美希(今日はハニーと二人っきりでレッスン……楽しみなの!)
美希(もうハニーは……あっ、話し声がする。ハニーと、小鳥かな?)
小鳥「――――ですよね」
P「――に。まあ、みきがしっかりしていれば――綺麗に――――――――ですか」
美希(えっ? ハニー、今……ミキがしっかりしていればって言った?)
8: 2012/05/10(木) 01:31:03.60 ID:A9nuO8Xs0
小鳥「なるほど」
P「みきは大事ですよ。大きく育つためには必要不可欠ですね」
小鳥「しっかりしていれば、それだけ頼りがいがありますよね」
P「ええ、俺もそう思います」
美希(ミキが大事? 大きく育つ……会社の事かな?)
美希(しっかりしていれば、頼りがいがある……あっ、分かったの!)
美希(つまり、765プロを大きくするためには、ミキの力が必要って事なの!)
美希(だから、美希にしっかりして頼りがいのある人になって欲しい、ってハニーは思ってる……)
美希(ハニー、そこまでミキの事を……よーし! 今日から気合を入れて頑張るの!)
P「みきは大事ですよ。大きく育つためには必要不可欠ですね」
小鳥「しっかりしていれば、それだけ頼りがいがありますよね」
P「ええ、俺もそう思います」
美希(ミキが大事? 大きく育つ……会社の事かな?)
美希(しっかりしていれば、頼りがいがある……あっ、分かったの!)
美希(つまり、765プロを大きくするためには、ミキの力が必要って事なの!)
美希(だから、美希にしっかりして頼りがいのある人になって欲しい、ってハニーは思ってる……)
美希(ハニー、そこまでミキの事を……よーし! 今日から気合を入れて頑張るの!)
10: 2012/05/10(木) 01:33:06.13 ID:A9nuO8Xs0
美希(そういえば、キレイとか言ってたけどあれもミキの事だよね)
美希(……もう、ハニーったら、恥ずかしがらずに直接言って欲しいの)
美希「ハニー!」
P「おっ、時間通りに来たな。偉いぞ、美希」
美希「当然なの。ハニー、今日は頑張ろうね!」
P「どうした、今日はずいぶんとやる気じゃないか」
美希「今までのミキとは違うの。期待しててね、ハニー!」
美希(……もう、ハニーったら、恥ずかしがらずに直接言って欲しいの)
美希「ハニー!」
P「おっ、時間通りに来たな。偉いぞ、美希」
美希「当然なの。ハニー、今日は頑張ろうね!」
P「どうした、今日はずいぶんとやる気じゃないか」
美希「今までのミキとは違うの。期待しててね、ハニー!」
16: 2012/05/10(木) 01:35:06.61 ID:A9nuO8Xs0
次の日
響(今日はプロデューサーと二人かー。レッスン頑張って、仕事たくさんもらえるようにならないとな)
響(さーて、時間通り着いたさー。ん? ……誰か話してる、これは)
P「――――実力――――――ありますよね」
小鳥「――――――――――です――――伸びが―――――良くて」
響(プロデューサーとぴよ子か、何の話してるんだろ?)
P「――ひびきが良いですよね。やっぱりそこら辺のアイドルとは違いますよね」
響(えっ? 今、自分が良いって……そこら辺のアイドルとは違うって言った?)
響(今日はプロデューサーと二人かー。レッスン頑張って、仕事たくさんもらえるようにならないとな)
響(さーて、時間通り着いたさー。ん? ……誰か話してる、これは)
P「――――実力――――――ありますよね」
小鳥「――――――――――です――――伸びが―――――良くて」
響(プロデューサーとぴよ子か、何の話してるんだろ?)
P「――ひびきが良いですよね。やっぱりそこら辺のアイドルとは違いますよね」
響(えっ? 今、自分が良いって……そこら辺のアイドルとは違うって言った?)
17: 2012/05/10(木) 01:37:08.04 ID:A9nuO8Xs0
小鳥「うんうん、完璧って言っても良いかもしれませんね」
P「ええ、765プロのみんなも積極的に見習うべきでしょうね」
響(か、完璧って……確かにそうやって言ってるけど、二人もそう思ってくれてるとは思わなかったぞ)
響(でも、見習うべきって事は自分がお手本になるって事だから……)
響(よーし! 今まで以上に頑張らないと!)
小鳥「とか言って、実は顔が好みだったりとかするんじゃないですか?」
P「うっ……鋭いですね。……まあ、実際そうなんですけど」
響(なっ!? 顔が好みって言われても……照れるさー)
P「ええ、765プロのみんなも積極的に見習うべきでしょうね」
響(か、完璧って……確かにそうやって言ってるけど、二人もそう思ってくれてるとは思わなかったぞ)
響(でも、見習うべきって事は自分がお手本になるって事だから……)
響(よーし! 今まで以上に頑張らないと!)
小鳥「とか言って、実は顔が好みだったりとかするんじゃないですか?」
P「うっ……鋭いですね。……まあ、実際そうなんですけど」
響(なっ!? 顔が好みって言われても……照れるさー)
19: 2012/05/10(木) 01:39:05.14 ID:A9nuO8Xs0
響「はいさーい! 自分、今日も遅れずに着いたぞ!」
P「おっ、さすが響だな。自称、完璧ってだけはあるな」
響「ふっふー、今日からはさらに完璧を目指すって決めたんだぞ! プロデューサー、よろしくね!」
P「頼もしいな。よし、早速始めるか!」
P「おっ、さすが響だな。自称、完璧ってだけはあるな」
響「ふっふー、今日からはさらに完璧を目指すって決めたんだぞ! プロデューサー、よろしくね!」
P「頼もしいな。よし、早速始めるか!」
21: 2012/05/10(木) 01:41:11.88 ID:A9nuO8Xs0
それから三週間後
小鳥「そういえば、最近あの三人頑張ってますよね」
P「春香と美希と響の事ですか?」
小鳥「はい、やる気に満ち溢れているのが伝わってきますよ」
P「ええ、今まで以上にやる気になっていて俺も驚いてるんです」
小鳥「でも、急にそんな感じになりましたよね……何かあったのかしら?」
P「うーん……何かきっかけがあったのは間違いないと思うんですが」
小鳥「少しのきっかけでも、女の子は急に成長しますからね」
P「確かに、十代の女の子は特にそうですよね」
小鳥「……二十代の女の子はどう思いますか?」
P「ノーコメントで」
小鳥「うっ……少しは気を遣ってくれても良いじゃないですかー!」
小鳥「そういえば、最近あの三人頑張ってますよね」
P「春香と美希と響の事ですか?」
小鳥「はい、やる気に満ち溢れているのが伝わってきますよ」
P「ええ、今まで以上にやる気になっていて俺も驚いてるんです」
小鳥「でも、急にそんな感じになりましたよね……何かあったのかしら?」
P「うーん……何かきっかけがあったのは間違いないと思うんですが」
小鳥「少しのきっかけでも、女の子は急に成長しますからね」
P「確かに、十代の女の子は特にそうですよね」
小鳥「……二十代の女の子はどう思いますか?」
P「ノーコメントで」
小鳥「うっ……少しは気を遣ってくれても良いじゃないですかー!」
23: 2012/05/10(木) 01:43:04.14 ID:A9nuO8Xs0
小鳥(プロデューサーさんも分からないって言ってたし、ますます気になるわね……)
小鳥(三人に直接聞いてみようかな。えーっと……あっ、丁度いいところに)
小鳥「春香ちゃん、ちょっといいかしら」
春香「小鳥さん? 大丈夫ですよ、何かありましたか」
小鳥「うん、春香ちゃんに聞きたい事があるんだけど」
春香「聞きたい事? 何ですか?」
小鳥「えっと、最近とっても頑張ってるけど、何か頑張る理由でもできたの?」
春香「頑張る理由……はい、その通りですよ」
小鳥「やっぱりそうだったのね。もし良かったら、教えてもらえる?」
春香「実は……私、プロデューサーさんと小鳥さんが話しているのを聞いちゃったんです」
小鳥「私達の話?」
小鳥(三人に直接聞いてみようかな。えーっと……あっ、丁度いいところに)
小鳥「春香ちゃん、ちょっといいかしら」
春香「小鳥さん? 大丈夫ですよ、何かありましたか」
小鳥「うん、春香ちゃんに聞きたい事があるんだけど」
春香「聞きたい事? 何ですか?」
小鳥「えっと、最近とっても頑張ってるけど、何か頑張る理由でもできたの?」
春香「頑張る理由……はい、その通りですよ」
小鳥「やっぱりそうだったのね。もし良かったら、教えてもらえる?」
春香「実は……私、プロデューサーさんと小鳥さんが話しているのを聞いちゃったんです」
小鳥「私達の話?」
24: 2012/05/10(木) 01:45:04.44 ID:A9nuO8Xs0
春香「ごめんなさい、盗み聞きするつもりは無かったんですけど……」
小鳥「い、いいのよ謝らなくても。その話って、どんな話だったの?」
春香「えっと……プロデューサーさんが、私の事を最高だって言ってくれて」
小鳥(……? そんな話したかしら……)
春香「一緒に居れば毎日最高な気分になるだろうって言ってくれて……それが本当に嬉しかったんです!」
小鳥(うーん……思い当たるものが無い……)
春香「だから、プロデューサーさんに相応しい女性になるためにも今は頑張ろうって思って……」
小鳥「な、なるほどね。ちなみに……それっていつの話?」
春香「えっと、確か三週間位前だったと思います」
小鳥(三週間前……あっ。も、もしかして……あの時の事!?)
小鳥「い、いいのよ謝らなくても。その話って、どんな話だったの?」
春香「えっと……プロデューサーさんが、私の事を最高だって言ってくれて」
小鳥(……? そんな話したかしら……)
春香「一緒に居れば毎日最高な気分になるだろうって言ってくれて……それが本当に嬉しかったんです!」
小鳥(うーん……思い当たるものが無い……)
春香「だから、プロデューサーさんに相応しい女性になるためにも今は頑張ろうって思って……」
小鳥「な、なるほどね。ちなみに……それっていつの話?」
春香「えっと、確か三週間位前だったと思います」
小鳥(三週間前……あっ。も、もしかして……あの時の事!?)
25: 2012/05/10(木) 01:47:05.71 ID:A9nuO8Xs0
三週間前
P「季節の中でどれが一番、ですか? うーん……やっぱり春ですね」
小鳥「春、ときましたか。どうしてですか?」
P「暖かいし、過ごしやすいですからね。後はスタートって感じもしますよね」
小鳥「なるほど。じゃあ、もし一年中春だったらどうします?」
P「一年中春か、最高じゃないですか」
小鳥「毎日幸せな気分で過ごせそうですよね」
P「ええ、きっと幸せでしょうね」
―――――――――
小鳥(――って話をしたけど、春香ちゃんが最高っていうのはどこから……はっ! まさか……)
小鳥(『一年中春か』って言ったのが中途半端に聞こえて、『春香』に聞こえたんじゃ……)
小鳥(という事は……つまり、春香ちゃんには『春香、最高じゃないですか』って聞こえたのね)
P「季節の中でどれが一番、ですか? うーん……やっぱり春ですね」
小鳥「春、ときましたか。どうしてですか?」
P「暖かいし、過ごしやすいですからね。後はスタートって感じもしますよね」
小鳥「なるほど。じゃあ、もし一年中春だったらどうします?」
P「一年中春か、最高じゃないですか」
小鳥「毎日幸せな気分で過ごせそうですよね」
P「ええ、きっと幸せでしょうね」
―――――――――
小鳥(――って話をしたけど、春香ちゃんが最高っていうのはどこから……はっ! まさか……)
小鳥(『一年中春か』って言ったのが中途半端に聞こえて、『春香』に聞こえたんじゃ……)
小鳥(という事は……つまり、春香ちゃんには『春香、最高じゃないですか』って聞こえたのね)
26: 2012/05/10(木) 01:49:17.14 ID:A9nuO8Xs0
春香「……小鳥さん? 急に黙ってどうしたんですか?」
小鳥「えっ? ちょ、ちょっと考え事を……」
春香「えっと、私そろそろレッスンの時間なので……」
小鳥「あ、あら、それなのに呼び止めちゃって……ごめんなさいね」
春香「い、いえ、大丈夫ですよ。では、行ってきまーす!」
小鳥「いってらっしゃーい」
小鳥(……まさか、やる気になったきっかけが勘違いだなんて)
小鳥(ま、まぁ、春香ちゃんらしいと言えばらしいわね。……黙っておいた方が良いかな)
小鳥(……あれ? もしかして、残りの二人も……)
小鳥(嫌な予感がするわね……聞いてみようかしら)
小鳥「えっ? ちょ、ちょっと考え事を……」
春香「えっと、私そろそろレッスンの時間なので……」
小鳥「あ、あら、それなのに呼び止めちゃって……ごめんなさいね」
春香「い、いえ、大丈夫ですよ。では、行ってきまーす!」
小鳥「いってらっしゃーい」
小鳥(……まさか、やる気になったきっかけが勘違いだなんて)
小鳥(ま、まぁ、春香ちゃんらしいと言えばらしいわね。……黙っておいた方が良いかな)
小鳥(……あれ? もしかして、残りの二人も……)
小鳥(嫌な予感がするわね……聞いてみようかしら)
28: 2012/05/10(木) 01:51:03.00 ID:A9nuO8Xs0
小鳥「美希ちゃん、今時間ある?」
美希「小鳥? 何か用なの?」
小鳥「えっと、最近頑張ってるみたいだけど、何かきっかけでもあったの?」
美希「うん! ミキはハニーの言葉で変わったの!」
小鳥「プロデューサーさんの言葉? ……聞かせてもらっても良い?」
美希「いいよ、実はね……765プロの未来はミキにかかってるんだよ!」
小鳥「765プロの……未来?」
美希「小鳥? 何か用なの?」
小鳥「えっと、最近頑張ってるみたいだけど、何かきっかけでもあったの?」
美希「うん! ミキはハニーの言葉で変わったの!」
小鳥「プロデューサーさんの言葉? ……聞かせてもらっても良い?」
美希「いいよ、実はね……765プロの未来はミキにかかってるんだよ!」
小鳥「765プロの……未来?」
29: 2012/05/10(木) 01:53:05.61 ID:A9nuO8Xs0
美希「ミキね、ハニーが小鳥と話してるのを聞いたの」
小鳥「それって、いつの話?」
美希「えっと、三週間くらい前かな?」
小鳥「三週間前……どんな話をしていたのか聞いても良い?」
美希「自分の話を聞きたいって事?」
小鳥「う、うん……そういう事になるわね」
美希「変な小鳥。えっと、ミキがしっかりしていれば765プロは大きくなる、ってハニーが言ってたの」
小鳥(……そんな話した覚えが無いのよね)
美希「ハニーが期待してくれてるから、ミキも頑張りたいって思ったの」
小鳥(美希ちゃんがしっかりしていれば? ……はっ! ……あの時の事ね)
小鳥「それって、いつの話?」
美希「えっと、三週間くらい前かな?」
小鳥「三週間前……どんな話をしていたのか聞いても良い?」
美希「自分の話を聞きたいって事?」
小鳥「う、うん……そういう事になるわね」
美希「変な小鳥。えっと、ミキがしっかりしていれば765プロは大きくなる、ってハニーが言ってたの」
小鳥(……そんな話した覚えが無いのよね)
美希「ハニーが期待してくれてるから、ミキも頑張りたいって思ったの」
小鳥(美希ちゃんがしっかりしていれば? ……はっ! ……あの時の事ね)
31: 2012/05/10(木) 01:55:12.24 ID:A9nuO8Xs0
三週間前
小鳥「桜が咲いてたと思ったら、あっという間に五月ですね……」
P「早いですよね……」
小鳥「でも、あんなに綺麗に咲くなんて、よくよく考えると不思議ですよね」
P「そうですね。普段は何の木か分からなくて、気付いたらつぼみがついてたりして」
小鳥「結構大きい木からあんなに小さな花が咲くってのも、面白いですよね」
P「確かに。まあ、幹がしっかりしていればそれだけ綺麗に咲くんじゃないですか」
小鳥「なるほど」
P「幹は大事ですよ。大きく育つためには必要不可欠ですね」
小鳥「しっかりしていれば、それだけ頼りがいがありますよね」
P「ええ、俺もそう思います」
小鳥「桜が咲いてたと思ったら、あっという間に五月ですね……」
P「早いですよね……」
小鳥「でも、あんなに綺麗に咲くなんて、よくよく考えると不思議ですよね」
P「そうですね。普段は何の木か分からなくて、気付いたらつぼみがついてたりして」
小鳥「結構大きい木からあんなに小さな花が咲くってのも、面白いですよね」
P「確かに。まあ、幹がしっかりしていればそれだけ綺麗に咲くんじゃないですか」
小鳥「なるほど」
P「幹は大事ですよ。大きく育つためには必要不可欠ですね」
小鳥「しっかりしていれば、それだけ頼りがいがありますよね」
P「ええ、俺もそう思います」
32: 2012/05/10(木) 01:57:10.43 ID:A9nuO8Xs0
小鳥(『幹』を『美希』って勘違いしたのね……そうすると、プロデューサーさんの言葉は)
小鳥(なるほど、美希ちゃんに期待してるって意味になるわね。……納得)
美希「小鳥、ミキそろそろレッスンの時間なの。だからもう行くね」
小鳥「えっ? え、ええ、行ってらっしゃい」
美希「うん! いってきまーす!」
小鳥(……後は響ちゃんね)
小鳥(なるほど、美希ちゃんに期待してるって意味になるわね。……納得)
美希「小鳥、ミキそろそろレッスンの時間なの。だからもう行くね」
小鳥「えっ? え、ええ、行ってらっしゃい」
美希「うん! いってきまーす!」
小鳥(……後は響ちゃんね)
34: 2012/05/10(木) 01:59:04.52 ID:A9nuO8Xs0
小鳥「響ちゃん、ちょっと良いかしら」
響「今なら時間あるし大丈夫だぞー、自分に何か用?」
小鳥「えっと、最近頑張ってるみたいだけど、何かあったの?」
響「えっ? え、えっと……うん」
小鳥「それって、プロデューサーさんの話を聞いたから……とかだったりする?」
響「な、何で分かったんだ!?」
小鳥「響ちゃん、いつ、どんな話をしてたのを聞いたのか教えてくれるかしら」
響「えっと、三週間くらい前にぴよ子とプロデューサーが話してて……その時に」
小鳥「その時に?」
響「じ、自分が良い、とか……見習うべき、とか話してるのを聞いたんだ」
小鳥(……自分が良い? 響ちゃんが良い……響が良い……はっ!)
響「今なら時間あるし大丈夫だぞー、自分に何か用?」
小鳥「えっと、最近頑張ってるみたいだけど、何かあったの?」
響「えっ? え、えっと……うん」
小鳥「それって、プロデューサーさんの話を聞いたから……とかだったりする?」
響「な、何で分かったんだ!?」
小鳥「響ちゃん、いつ、どんな話をしてたのを聞いたのか教えてくれるかしら」
響「えっと、三週間くらい前にぴよ子とプロデューサーが話してて……その時に」
小鳥「その時に?」
響「じ、自分が良い、とか……見習うべき、とか話してるのを聞いたんだ」
小鳥(……自分が良い? 響ちゃんが良い……響が良い……はっ!)
35: 2012/05/10(木) 02:01:05.99 ID:A9nuO8Xs0
またまた三週間前
小鳥「あれ? プロデューサーさん、それってもしかして、あの歌手のアルバムですか」
P「ええ、実力派って言われるだけはありますよね」
小鳥「私もその歌手好きなんですよ。声に伸びがあって、曲も良くて」
P「声の響きがいいですよね。やっぱりそこら辺のアイドルとは違いますね」
小鳥「うんうん、完璧って言っても良いかもしれませんね」
P「ええ、765プロのみんなも積極的に見習うべきでしょうね」
小鳥「とか言って、実は顔が好みだったりとかするんじゃないですか?」
P「うっ……鋭いですね。……まあ、実際そうなんですけど」
小鳥「あれ? プロデューサーさん、それってもしかして、あの歌手のアルバムですか」
P「ええ、実力派って言われるだけはありますよね」
小鳥「私もその歌手好きなんですよ。声に伸びがあって、曲も良くて」
P「声の響きがいいですよね。やっぱりそこら辺のアイドルとは違いますね」
小鳥「うんうん、完璧って言っても良いかもしれませんね」
P「ええ、765プロのみんなも積極的に見習うべきでしょうね」
小鳥「とか言って、実は顔が好みだったりとかするんじゃないですか?」
P「うっ……鋭いですね。……まあ、実際そうなんですけど」
37: 2012/05/10(木) 02:03:23.89 ID:A9nuO8Xs0
小鳥(うん、これね。完璧とか見習うべきとか……しかも顔が好みとかも言っちゃってるわね)
響「ま、まぁ、プロデューサーに言われなくても自分頑張るけどね!」
小鳥(響ちゃん……それは勘違いなのよ、とは言えない……)
響「あっ、もう時間だ。ごめんなぴよ子、行ってくるさー」
小鳥「え、ええ、行ってらっしゃい」
小鳥(……これは、内緒にしておこう。きっと、それでみんな幸せになるはず……)
響「ま、まぁ、プロデューサーに言われなくても自分頑張るけどね!」
小鳥(響ちゃん……それは勘違いなのよ、とは言えない……)
響「あっ、もう時間だ。ごめんなぴよ子、行ってくるさー」
小鳥「え、ええ、行ってらっしゃい」
小鳥(……これは、内緒にしておこう。きっと、それでみんな幸せになるはず……)
38: 2012/05/10(木) 02:05:06.81 ID:A9nuO8Xs0
それから数日
小鳥(あの三人を中心にみんなモチベーションが上がってきている……)
小鳥(本当は勘違いなんだけど……結果オーライとはまさにこの事ね)
小鳥(今日も三人はお仕事、スケジュールも良い感じに埋まって来てる)
小鳥(……このまま真実は闇の中、それが一番よね。さて、そろそろ三人が帰ってくる頃かしら)
小鳥(お菓子でも出してあげ……って何も無い)
小鳥「プロデューサーさん、ちょっと買い出しに行ってきますね」
P「分かりました。そのままサボっちゃ駄目ですよ?」
小鳥「……本当にさぼっちゃおうかなー」
P「じょ、冗談ですって。いってらっしゃい、気を付けてくださいね」
小鳥(あの三人を中心にみんなモチベーションが上がってきている……)
小鳥(本当は勘違いなんだけど……結果オーライとはまさにこの事ね)
小鳥(今日も三人はお仕事、スケジュールも良い感じに埋まって来てる)
小鳥(……このまま真実は闇の中、それが一番よね。さて、そろそろ三人が帰ってくる頃かしら)
小鳥(お菓子でも出してあげ……って何も無い)
小鳥「プロデューサーさん、ちょっと買い出しに行ってきますね」
P「分かりました。そのままサボっちゃ駄目ですよ?」
小鳥「……本当にさぼっちゃおうかなー」
P「じょ、冗談ですって。いってらっしゃい、気を付けてくださいね」
40: 2012/05/10(木) 02:07:09.91 ID:A9nuO8Xs0
春香「あっ、美希に響ちゃん。二人ともお仕事終わったの?」
響「うん、春香も帰ってきたところ?」
春香「そうだよ。プロデューサーさん、事務所に居るかな?」
美希「今日も頑張ったから、ハニーに褒めてもらうの!」
響「じ、自分も頑張ったぞ! プロデューサー、居るかな……?」
美希「……ハニーの声がするの! 誰かと話してるみたい」
春香「何の話してるのかなぁ?」
美希「あはっ、きっとミキの事なの! ミキの頑張りについて話してるんだよ」
響「ち、違うかもしれないぞ。……ちょっと聞いてみれば分かるさー」
響「うん、春香も帰ってきたところ?」
春香「そうだよ。プロデューサーさん、事務所に居るかな?」
美希「今日も頑張ったから、ハニーに褒めてもらうの!」
響「じ、自分も頑張ったぞ! プロデューサー、居るかな……?」
美希「……ハニーの声がするの! 誰かと話してるみたい」
春香「何の話してるのかなぁ?」
美希「あはっ、きっとミキの事なの! ミキの頑張りについて話してるんだよ」
響「ち、違うかもしれないぞ。……ちょっと聞いてみれば分かるさー」
42: 2012/05/10(木) 02:09:01.90 ID:A9nuO8Xs0
あずさ「――、――――ですか――――――――――?」
P「――――――よ。最近――――――――――」
美希「話してるのはハニーとあずさみたいなの。……うーん、よく聞こえない」
春香「も、もうちょっと近づいてみれば……」
あずさ「――――――――。―――可愛―――――ですか?」
P「―――――小鳥が可愛くて仕方ないんですよ」
三人「……えっ?」
43: 2012/05/10(木) 02:11:04.89 ID:A9nuO8Xs0
春香「い、今……プロデューサーさん、小鳥さんが可愛いって……可愛くて仕方ないって」
美希「き、聞き間違いなの! ハニーがそんな事言うわけないってミキ思うな!」
響「そ、そうだぞ! プロデューサーはぴよ子じゃなくて自分の事を……」
春香「静かに……また話し始めたみたいだよ」
あずさ「ふふっ、プロデューサーさん、夢中ですね」
P「ええ、そうですね。朝も小鳥が起こしてくれて、一日を良い気分で始められてる気がしますよ」
あずさ「まあ、素敵ですね~」
春香「ええっ!? あ、朝……起こしてくれるって……」
美希「ウソ……嘘だよ! そんな事有り得ないの! ハニーはミキの事が大好きなんだよ!?」
響「で、でも……プロデューサー本人が言ってたぞ……」
美希「き、聞き間違いなの! ハニーがそんな事言うわけないってミキ思うな!」
響「そ、そうだぞ! プロデューサーはぴよ子じゃなくて自分の事を……」
春香「静かに……また話し始めたみたいだよ」
あずさ「ふふっ、プロデューサーさん、夢中ですね」
P「ええ、そうですね。朝も小鳥が起こしてくれて、一日を良い気分で始められてる気がしますよ」
あずさ「まあ、素敵ですね~」
春香「ええっ!? あ、朝……起こしてくれるって……」
美希「ウソ……嘘だよ! そんな事有り得ないの! ハニーはミキの事が大好きなんだよ!?」
響「で、でも……プロデューサー本人が言ってたぞ……」
44: 2012/05/10(木) 02:13:07.10 ID:A9nuO8Xs0
小鳥「あら? みんな中に入らないでどうしたの?」
三人「……っ!」
小鳥「えっ? な、なんだかみんな目が怖いけど……何かあったのかしら?」
春香「小鳥さん……!」 美希「小鳥ぃ……!」 響「ぴよ子ぉ……!」
小鳥「は、はい!」
響「ぴよ子! 自分は認めないぞ! プロデューサーは渡さないからな!」
美希「ミキ、こればかりは許せないの! ハニーを返して!」
春香「泥棒ですよ、泥棒! 小鳥さん……詳しく聞かせてもらいますからね」
小鳥「ええっ!? ど、どうなってるのよー!?」
三人「……っ!」
小鳥「えっ? な、なんだかみんな目が怖いけど……何かあったのかしら?」
春香「小鳥さん……!」 美希「小鳥ぃ……!」 響「ぴよ子ぉ……!」
小鳥「は、はい!」
響「ぴよ子! 自分は認めないぞ! プロデューサーは渡さないからな!」
美希「ミキ、こればかりは許せないの! ハニーを返して!」
春香「泥棒ですよ、泥棒! 小鳥さん……詳しく聞かせてもらいますからね」
小鳥「ええっ!? ど、どうなってるのよー!?」
47: 2012/05/10(木) 02:15:06.24 ID:A9nuO8Xs0
小鳥「はぁ……酷い目に遭ったわ……」
あずさ「お疲れみたいですね、どうかしたんですか?」
小鳥「ええ……実は、私とプロデューサーさんが同棲してるのかどうか聞かれたんです」
あずさ「えっ……? あ、あの……それ、本当なんですか?」
小鳥「……そんな訳ないじゃないですかー。あの子達もどうして勘違いしたのかしら……」
あずさ「あらあら……詳しく聞いても良いですか?」
小鳥「ええ、私に朝起こされてる、ってプロデューサーさんが言ったらしくて……」
あずさ「そ、それはどちらなんですか……? 本当なのか嘘なのか……」
小鳥「もちろん違いますよ! むしろそうなってくれればこっちも願ったり叶ったりですけどね!」
あずさ「お疲れみたいですね、どうかしたんですか?」
小鳥「ええ……実は、私とプロデューサーさんが同棲してるのかどうか聞かれたんです」
あずさ「えっ……? あ、あの……それ、本当なんですか?」
小鳥「……そんな訳ないじゃないですかー。あの子達もどうして勘違いしたのかしら……」
あずさ「あらあら……詳しく聞いても良いですか?」
小鳥「ええ、私に朝起こされてる、ってプロデューサーさんが言ったらしくて……」
あずさ「そ、それはどちらなんですか……? 本当なのか嘘なのか……」
小鳥「もちろん違いますよ! むしろそうなってくれればこっちも願ったり叶ったりですけどね!」
48: 2012/05/10(木) 02:17:05.89 ID:A9nuO8Xs0
あずさ「でも、どうしてそんな勘違いを……」
小鳥「あずささんとプロデューサーさんの話を聞いた、って三人は言ってましたけど……はっ!」
あずさ「どうしました?」
小鳥「……あずささん、プロデューサーさんとさっきしてたお話の内容、教えてくれませんか?」
あずさ「さっきのですか? ええ、良いですけど……」
小鳥「あずささんとプロデューサーさんの話を聞いた、って三人は言ってましたけど……はっ!」
あずさ「どうしました?」
小鳥「……あずささん、プロデューサーさんとさっきしてたお話の内容、教えてくれませんか?」
あずさ「さっきのですか? ええ、良いですけど……」
49: 2012/05/10(木) 02:19:02.56 ID:A9nuO8Xs0
ちょっと前の会話
あずさ「それ、本当なんですかプロデューサーさん?」
P「そうなんですよ。最近の楽しみの一つですね」
あずさ「小鳥が部屋のベランダに……巣でもあるのかしら?」
P「巣は無いんですけど、どうやら羽休めにはぴったりの場所みたいで」
あずさ「そうなんですか~。小さくて可愛かったりするんですか?」
P「ええ、その小鳥が可愛くて仕方ないんですよ」
あずさ「ふふっ、プロデューサーさん、夢中ですね」
P「ええ、そうですね。朝も小鳥が起こしてくれて、一日を良い気分で始められてる気がしますよ」
あずさ「まあ、素敵ですね~」
あずさ「それ、本当なんですかプロデューサーさん?」
P「そうなんですよ。最近の楽しみの一つですね」
あずさ「小鳥が部屋のベランダに……巣でもあるのかしら?」
P「巣は無いんですけど、どうやら羽休めにはぴったりの場所みたいで」
あずさ「そうなんですか~。小さくて可愛かったりするんですか?」
P「ええ、その小鳥が可愛くて仕方ないんですよ」
あずさ「ふふっ、プロデューサーさん、夢中ですね」
P「ええ、そうですね。朝も小鳥が起こしてくれて、一日を良い気分で始められてる気がしますよ」
あずさ「まあ、素敵ですね~」
50: 2012/05/10(木) 02:22:59.82 ID:A9nuO8Xs0
あずさ「――という話はしました。でも、それがどうして……」
小鳥「なるほど……分かりました。結局また勘違いなのね……」
あずさ「勘違い、ですか?」
小鳥「ええ、小鳥を私の事と勘違いたんですね」
小鳥「毎朝、鳥が鳴き声で起こしてくれてるってだけなのに、そういう意味だと思ったんでしょうね……」
あずさ「ああ、なるほど……災難でしたね」
小鳥「本当ですよ……まぁ、あの三人の視線に怯えなくて済むだけマシよね」
小鳥(……まったく、そんな言葉の断片だけで判断しちゃうからこんな事に。……あれ? という事は、もしかして……)
, -二二- 、
/,ィ=-:: ̄ ̄::`ミ、:\
//´:::::::::::::::i::::::::::::::::ヾ、ヽ
//::::::∧::::::::ハ:::::::::ト、::::::ヽ:'.
l::{:::、/ レヘ/ uゞ‐┘N::::::::!:|
|::|:::| ● ● |::::::|::l (これは……使える!)
'、|:::| .:::::::::::::::::. |::::::|::|
l:::|、 、_,_, l:::::.;:/
ヽ:::}ト _・ _,..ィ´|:://
`iLf圭)ス_人-w从リ (
,. イr ぅヽ/ヽ、
/ |: :ヽ爪Y: : : }ヽ、
小鳥「なるほど……分かりました。結局また勘違いなのね……」
あずさ「勘違い、ですか?」
小鳥「ええ、小鳥を私の事と勘違いたんですね」
小鳥「毎朝、鳥が鳴き声で起こしてくれてるってだけなのに、そういう意味だと思ったんでしょうね……」
あずさ「ああ、なるほど……災難でしたね」
小鳥「本当ですよ……まぁ、あの三人の視線に怯えなくて済むだけマシよね」
小鳥(……まったく、そんな言葉の断片だけで判断しちゃうからこんな事に。……あれ? という事は、もしかして……)
, -二二- 、
/,ィ=-:: ̄ ̄::`ミ、:\
//´:::::::::::::::i::::::::::::::::ヾ、ヽ
//::::::∧::::::::ハ:::::::::ト、::::::ヽ:'.
l::{:::、/ レヘ/ uゞ‐┘N::::::::!:|
|::|:::| ● ● |::::::|::l (これは……使える!)
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l:::|、 、_,_, l:::::.;:/
ヽ:::}ト _・ _,..ィ´|:://
`iLf圭)ス_人-w从リ (
,. イr ぅヽ/ヽ、
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52: 2012/05/10(木) 02:25:29.43 ID:A9nuO8Xs0
あずさ「プロデューサーさん、さっきの小鳥のお話、もう少し聞かせていただいても良いですか?」
P「ええ、良いですよ。あずささんも動物がお好きなんですね」
あずさ「はい、そうなんですよ~。プロデューサーさんはその小鳥に夢中なんですよね?」カチッ
P「はい、小鳥が可愛くて仕方ないんですよ。正直、夢中になってますね」
あずさ「あらあら~。ペットとして、一緒に暮らすってのはどうですか?」
P「小鳥と一緒に暮らす……悪くないですね。まあ、難しいでしょうけど」
あずさ「でも、一緒に暮らしたら楽しいでしょうね。鳥も犬みたいに人間の顔へ何かしたりするのかしら?」
P「どうなんでしょうね? でも、小鳥にキスされるってのも悪くは無い気もしますね」
あずさ「あらあら~。自分からしちゃったりもするんじゃないですか?」
P「有り得ますね、それ位可愛いんですよ!」
P「ええ、良いですよ。あずささんも動物がお好きなんですね」
あずさ「はい、そうなんですよ~。プロデューサーさんはその小鳥に夢中なんですよね?」カチッ
P「はい、小鳥が可愛くて仕方ないんですよ。正直、夢中になってますね」
あずさ「あらあら~。ペットとして、一緒に暮らすってのはどうですか?」
P「小鳥と一緒に暮らす……悪くないですね。まあ、難しいでしょうけど」
あずさ「でも、一緒に暮らしたら楽しいでしょうね。鳥も犬みたいに人間の顔へ何かしたりするのかしら?」
P「どうなんでしょうね? でも、小鳥にキスされるってのも悪くは無い気もしますね」
あずさ「あらあら~。自分からしちゃったりもするんじゃないですか?」
P「有り得ますね、それ位可愛いんですよ!」
54: 2012/05/10(木) 02:27:14.21 ID:A9nuO8Xs0
あずさ「うふふ、もう十分かしら?」カチッ
P「十分? 何の事ですか?」
あずさ「何でもありませんよ~」
P「あっ、もうこんな時間か……すいません。俺、そろそろ行きますね」
あずさ「ええ、いってらっしゃーい」
あずさ「さて……終わりました、もう出てきても良いですよ~」
小鳥「ありがとうございます……さーて、高性能レコーダーの実力、見せてちょうだいね」カチッ
P「十分? 何の事ですか?」
あずさ「何でもありませんよ~」
P「あっ、もうこんな時間か……すいません。俺、そろそろ行きますね」
あずさ「ええ、いってらっしゃーい」
あずさ「さて……終わりました、もう出てきても良いですよ~」
小鳥「ありがとうございます……さーて、高性能レコーダーの実力、見せてちょうだいね」カチッ
55: 2012/05/10(木) 02:29:35.79 ID:A9nuO8Xs0
P『はい、小鳥が可愛くて仕方ないんですよ。正直、夢中になってますね』
P『どうなんでしょうね? でも、小鳥にキスされるってのも悪くは無い気もしますね』
小鳥「……! あずささん!」
あずさ「はい?」
小鳥「ありがとうございます! 完璧ですよ! これで一か月は戦えます!」
あずさ「そ、そうですか……それは良かったです」
小鳥「さーて! 早速編集して無限リピート再生しないと!」
あずさ(もしかして、私……とんでもない事をしてしまったのかしら……)
小鳥「結果オーライとはこの事ね! みなぎってきたわー!」
終わり
57: 2012/05/10(木) 02:31:54.31
おもしろかったです
58: 2012/05/10(木) 02:32:05.68
乙
やはり小鳥さんは可愛い
やはり小鳥さんは可愛い
引用元: 小鳥「結果オーライ……なのかしら?」
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