1: 2015/10/04(日) 09:39:21.806 ID:q4eUKUtyM
戸部「いろはす~」

戸部「あれ?」

いろは「ふふっ成功です~!」

戸部「あれ?いろはすなにこ・・・いろはす~」

いろは「ごめんなさい戸部先輩、先輩を手に入れるための実験台になってもらいます」

戸部「ちょ、い、いろ、いろはす~」

戸部「いろはす~いろはす~」

いろは「ふふっ・・・」

5: 2015/10/04(日) 09:42:21.682 ID:q4eUKUtyM
いろは「戸部先輩!」

戸部「いろはす!」ウェーイ

いろは「三回回っていろはす!」

戸部「いろはす!」クルクルクルウェーイ

いろは「うわっキモ・・・でもすごーい!これで先輩も・・・ふふっ!」

八幡「」

6: 2015/10/04(日) 09:44:52.607 ID:q4eUKUtyM
八幡(なんだこれ、なんだこれ)

八幡(一色を見かけて面倒そうだから声掛けずに立ち去ろうとしてたら戸部が3回回っていろはすとか言い始めた)

八幡(何なの?いろはすに弱みでも握られてるの?)

八幡(とりあえず早々に立ち去った方がいいな・・・)

7: 2015/10/04(日) 09:48:36.005 ID:q4eUKUtyM
ガラッ

八幡「おっす」

由比ヶ浜「ヒッキーやっはろー!」

雪ノ下「こんにちは」

八幡「」ガタッペラッ

由比ヶ浜「・・・でね、ゆきのん、この前渋谷に行った時にハニトーの専門店にね・・・」

八幡(今日も平和だ・・・)

ガラッ

いろは「こんにちは~!」

八幡(と思ったが決してそんな事は無かったぜ)

8: 2015/10/04(日) 09:50:50.415 ID:q4eUKUtyM
いろは「ふふっ♪せ~んぱい!」

八幡(あざとい)

由比ヶ浜「いろはちゃん、やっはろー!」

雪ノ下「こんにちは」

いろは「由衣先輩も雪ノ下先輩もやっはろーです!」

八幡「今日は何の用だ」

いろは「え~!私が何の用も無くここに来ちゃダメなんですかぁ~?」

八幡「そもそもお前部員じゃ無いだろ」

9: 2015/10/04(日) 09:52:35.914 ID:q4eUKUtyM
いろは「まぁまぁいいじゃないですかぁ!それよりせんぱい、ちょっとこっちまで来てください」チョイチョイ

八幡「は?何でだよ」

いろは「いいからいいから♪」

八幡「はぁ・・・で、何だ?」

いろは「・・・えいっ!えいっ!」

八幡「・・・」

雪ノ下「・・・」

由比ヶ浜「・・・」

10: 2015/10/04(日) 09:55:36.789 ID:q4eUKUtyM
いろは「・・・あれ?」

八幡「なんだ、新手のあざとい演技か?」

いろは「そんなんじゃないですっ!ていうかあざとくないですし!」

由比ヶ浜「え、なになに、何なの???」

雪ノ下「・・・正直言うと反応に困る奇行だったわね」

いろは「雪ノ下先輩結構言ってること酷くないですか!?」

いろは「・・・っていうかあれ~?なんでだろ・・・」

13: 2015/10/04(日) 09:58:06.203 ID:q4eUKUtyM
いろは「もう一回です!えいっ!えいっ!」

八幡「・・・・」

いろは「えいっ!えいっ!」

八幡(なんだこれ)

いろは「う~・・・!」ウルウル

八幡(涙目いろはすあざとかわいい)

ガラッ

戸部「いろはす~」クルクルクル

八幡「!?」ギョッ

14: 2015/10/04(日) 10:01:17.347 ID:q4eUKUtyM
八幡「なんだこれ・・・」

戸部「いろはす~」クルクルクル

由比ヶ浜「ちょっ戸部っち!?何やってんの!?」

雪ノ下「一色さんといい何かの奇病かしら・・・」ドンビキ

いろは「う~・・・せんぱぁい!」ウルウル

八幡「なんなんだ今日は・・・」

18: 2015/10/04(日) 10:05:30.869 ID:q4eUKUtyM
戸部「いろはす~」クルクルクル

いろは「戸部先輩うるさいです!ちょっと黙っててください!」

戸部「・・・イロハスー」ボソボソ

八幡「・・・で?これはなんなの?」

いろは「実は私・・・先輩を手に入れる為に戸部先輩で実験してたんです・・・」グスグス

八幡「なに、もしかしたら俺も戸部みたいにいろはすいろはす言ってクルクル回ってた可能性があるってこと?恐ろしいこと考えるな・・・お前」

いろは「先輩が欲しかったんです~・・・」グスグス

19: 2015/10/04(日) 10:09:04.651 ID:q4eUKUtyM
由比ヶ浜「いろはちゃん、でもこのままじゃ戸部っちが可哀想だよ、元に戻してあげなよ」

いろは「・・・実はこうなっちゃったらもう二度と元には戻せないんです・・・」

八幡(え、サラっと恐ろしいこと言ってるんだけど・・・つーかそれを俺にやろうとしてたって事が更に恐ろしいんだけど)

いろは「でも先輩が手に入ったら何も問題無いかなって・・・」

戸部「いろはす~・・・」

雪ノ下「というかちょっと待って一色さん、さっきからこの男を手に入れるだとかなんだとか言ってるけれど・・・」

いろは「はい、私は先輩の事が好きです」

八幡「」

20: 2015/10/04(日) 10:11:11.329 ID:q4eUKUtyM
いろは「女の子の後輩にここまで言わせたんですよ?責任取って欲しいです・・・」ウルウル

八幡「いやその、だな・・・あまりにも現実味が無くて混乱しているというか・・・」

八幡(主に戸部の状態が)

いろは「せんぱい・・・」ウルウル

八幡「くっ・・・!>>22!」

22: 2015/10/04(日) 10:16:05.534
いろはす~

24: 2015/10/04(日) 10:25:34.467 ID:q4eUKUtyM
八幡「いろはす~」

雪ノ下、由比ヶ浜「!?」

いろは「えっ・・・それって先輩・・・」

八幡「なんだよ」

いろは「何なんですか口説いてるんですか女の子の泣いてる所に漬け込めばなんとかなるとか思ってるあたりがまだまだ甘いのでもう一度言ってくださいごめんなさい」

八幡「何度でも言ってやるよいろは」

いろは「!」

25: 2015/10/04(日) 10:26:14.679 ID:q4eUKUtyM
八幡「・・・俺はもう帰るぞ」フイッ

いろは「あっ!待ってくださいよ~!一緒に帰りましょ~!」パタパタ

ネェセンパイ、サッキノモウイッカイイッテクダサイヨ

ハ?ナンデダヨ…オレハモウイワナイカラナ

ヒドイ!マタイッテクレルマデキョウハハナシマセンカラネ!

アンマクッツクナヨ…

雪ノ下、由比ヶ浜「・・・」

ガラッ

葉山「おい戸部こんな所にいたのか、もうとっくに練習始まって・・・」

戸部「いろはす~」クルクルクル

葉山「!?」


おわり

引用元: いろは「えいっ!えいっ!」 戸部「い・・・・いっ・・・!」