1: 2020/05/16(土) 02:48:56.580 ID:3VXsP0MUx
俺「……フン、付き合ってられんな」

ギャル「ちょw俺くんどこいくのw一緒行ってもいーい?」

俺「貴様ごとき凡骨がこの俺と同じ道を歩もうなどと片腹痛い……」

俺「その価値があるか、デュエルで証明して見せろ!」

ギャル「いーよwあーし負けないしw」

俺・ギャル「「デュエル!!」LP8000

2: 2020/05/16(土) 02:49:30.574 ID:3VXsP0MUx
俺「先攻はいただく……」手札□□□□□

俺「まずはこいつだ……魔法カード、『強欲で貪欲な壷』!」手札□□□□■

俺「デッキの上からカードを10枚裏側で除外し、2枚ドロー!」手札□□□□□□

ギャル「いきなり飛ばしすぎっしょw」

俺「フン……力の差に絶望するがいい」

俺「儀式魔法『高等儀式術』を発動!デッキ内の通常モンスターをリリースし、儀式召喚を執り行う!!」手札□□□□□■

ギャル「ちょw早速儀式召喚とかwマジパネーw」

俺「デッキ内の『青眼の白龍』を贄として現れよ!!」

俺「驚天動地!混沌を塗りつぶす白き閃光!!」

俺「儀式召喚!レベル8、『ブルーアイズ・カオスMAX・ドラゴン』!!」手札□□□□■

カオスMAX『ゴガアアアアアアアアア!!!!!』攻撃力4000

4: 2020/05/16(土) 02:49:43.422
????

3: 2020/05/16(土) 02:49:32.881
ああいう世界だとギャルでも普通にやってるんだろうな

5: 2020/05/16(土) 02:49:55.473 ID:3VXsP0MUx
ギャル「攻撃力4000……!?」

──無数に存在する、デュエルモンスターズを彩るモンスターたち

その中でも、一際強く輝く「伝説」こそが、『青眼の白龍(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)』

その『青眼』シリーズの中でも、最強クラスのパワーと破壊力を宿した「進化した伝説」

俺「それこそが、この『カオスMAX』……」

俺「精々足掻いて見せろ……俺はカードを2枚伏せ、ターンエンド」手札□□■■

ギャル「へへっ……いきなり最強モンスターって、ゾクゾクしてきたっしょ!」

ギャル「あーしのターン!ドロー!」手札□□□□□□

6: 2020/05/16(土) 02:50:19.973 ID:3VXsP0MUx
ギャル「ドラゴンにはドラゴンっしょ!あーしは『黒鋼竜』を召喚!」手札□□□□□■

ギャル「──現れて!あーしを輝かせるサーキット!」

ギャル「アローヘッド確認!リンク条件はレベル4以下のドラゴン族モンスター1体!」

俺「……「リンク召喚」か」

ギャル「リンク召喚!リンク1、『ストライカー・ドラゴン』!」

いくつか存在する召喚方法の内、リンク召喚は最も新しい召喚である

条件に合致するモンスターを墓地に送ることで、エクストラデッキから任意のリンクモンスターを呼び出すことができる

その手軽さと戦術の幅広さは、まさに最先端のデュエルと言えよう

8: 2020/05/16(土) 02:50:55.446
完全耐性のカオスマックスだとっ!?

9: 2020/05/16(土) 02:51:42.734
普通に面白そう

10: 2020/05/16(土) 02:51:45.384 ID:3VXsP0MUx
ギャル「リンク素材として墓地へ送られた『黒鋼竜』の効果発動!」

ギャル「デッキから『レッドアイズ』カードを手札に加えるよ!」

ギャル「さらにチェーン!リンク召喚に成功した『ストライカー・ドラゴン』の効果で、」

ギャル「デッキから『リボルブート・セクター』を手札に!」

俺「(リンク召喚したモンスターと、素材にしたモンスターのダブル発動による手札増強……無駄がない)」

俺「(そして恐らく本命は先に発動した『レッドアイズ』の確保……)」

俺「(被せる形で『ストライカー・ドラゴン』の効果を使うことで本命に対する妨害を未然に防いでいる)」

俺「(味な真似を……)」

ギャル「デッキから『リボルブート・セクター』と……」

ギャル「あーしの最強モンスター、『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』を手札に!」手札□□□□□□□

ギャル「あーしは場の『ストライカー・ドラゴン』を除外!」

ギャル「『レッドアイズ』の「可能性」は……「伝説」だって飛び越えちゃうよ!!」

ギャル「現れて、あーしのフェイバリット──『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』!!」手札□□□□□□■

ダークネスメタル『ギャオオオオオオオオオッッッ!!!!』攻撃力2800

11: 2020/05/16(土) 02:52:24.179 ID:3VXsP0MUx
デュエルモンスターズにおいて、「伝説」である『青眼』と対を成す「可能性の竜」──『真紅眼(レッドアイズ)』

「蒼き龍は勝利をもたらす」

「しかし紅き竜がもたらすのは勝利にあらず──」

「──可能性なり」と謳われるほど、デュエルモンスターズにおいては高名なライバル関係にある

俺「……だが、その程度のパワーでは俺のブルーアイズを超えることはできん」

ギャル「確かに、『カオスMAX』は強力無比なパワーに加えてカード効果の対象にならず、」

ギャル「カード効果で破壊されない鉄壁のモンスター……」

ギャル「でも、あーしの『レッドアイズ』の「可能性」はその上を行くっしょ!」

ギャル「『ダークネスメタル』の効果発動!手札か墓地からドラゴン族モンスターを特殊召喚するよ!!」

12: 2020/05/16(土) 02:53:09.439 ID:3VXsP0MUx
俺「無駄だ!リバースカードオープン!永続罠『虚無空間』!!」

俺「『虚無空間』が存在する限り、モンスターを特殊召喚することはできない!!」

ギャル「押し通るっしょ!手札から速攻魔法『ツインツイスター』を発動!」

ギャル「手札を1枚捨てて、相手の魔法・罠カード2枚を破壊!!」手札□□□□■■

俺「チィ……!」

ギャル「これで『ダークネスメタル』の効果は通る!もう一度お願い!『黒鋼竜』!!」

俺「無駄だと言ったはずだ!!破壊された『ミラーフォース・ランチャー』の効果発動!」

俺「破壊されたこのカードを場にセットし、さらにデッキより最強罠『聖なるバリア─ミラーフォース』をセットする!!」

ギャル「ぼぼぼ、墓地からトラップ!?」

ギャル「それに『ミラーフォース』って………!」

俺「モンスター最強クラスの『青眼』……」

俺「そして、トラップ最強クラスのカードがこの『ミラーフォース』!!」

俺「貴様のモンスターが攻撃した瞬間、貴様のモンスターを全滅させるカウンタースペルだ!!」ドン☆

13: 2020/05/16(土) 02:53:57.331 ID:3VXsP0MUx
俺「『ミラーフォース・ランチャー』の効果でセットした『ミラーフォース』はこのターン即座に発動することができる……」

俺「無敵の『カオスMAX』と『ミラーフォース』の布陣……越えられるか?」

ギャル「へへっ……最強カードがそろい踏みなんて……ワクワクするっしょ!!」

ギャル「超えていくよ!そして、勝つ!!」

ギャル「魔法カード『ヘルモスの爪』を発動!『ヘルモスの爪』と場のドラゴン族モンスターを融合する!!」手札□□□■

俺「魔法カードと融合だと……!?」

ギャル「あーしは『黒鋼竜』と『ヘルモスの爪』で融合!!」

ギャル「融合召喚!切り開いて!『真紅眼の黒竜剣(レッドアイズ・ブラック・ドラゴン・ソード)』!!」

ギャル「『黒竜剣』は融合召喚に成功した時、あーしのモンスターの装備カードになるっしょ!」

ギャル「装備されたモンスターの攻撃力は1000ポイントアップ!」

ギャル「さらに、お互いの墓地のドラゴン1体につきさらに500ポイントアップするっしょ!!」

俺「墓地のドラゴンは貴様の『黒鋼竜』……」

ギャル「そして俺くんの『青眼の白龍』!!よって『ダークネスメタル』の攻撃力は……」

俺「4800……!!」

ダークネスメタル『ギィィィアォォォォォォォウ!!!!!!!』攻撃力4800

ダークネスメタルの翼が、刃として変質していく

その煌めきは、やがてカオスMAXを上回り──

俺「攻撃力4000の『カオスMAX』を、バトルで突破するつもりか……!」

14: 2020/05/16(土) 02:54:20.361
カオスMAXってネタじゃなくてまじであるのか…

15: 2020/05/16(土) 02:54:38.965 ID:3VXsP0MUx
ギャル「さらに融合素材になった『黒鋼竜』の効果でデッキから『レッドアイズ・スピリッツ』を手札に!」手札□□□□

ギャル「バトルっしょ!『ダークネスメタル』で『カオスMAX』に攻撃!!」

ギャル「──ダークネスメタルスラッシュ!!」

俺「だからどうしたァ!!リバースカードオープン!!『聖なるバリア─ミラーフォース』!!」

俺「吹き飛べ!!『ダークネスメタル』!!」

ギャル「言ったよ!「超える」って──!」

ギャル「墓地の『復活の福音』の効果!このカードを墓地から除外して、『ダークネスメタル』の破壊を無効にする!!」

俺「墓地からマジックだと──!?」

──「手札を1枚捨てて、相手の魔法・罠カード2枚を破壊するっしょ!!」──

俺「(『ツインツイスター』のコスト……!『リボルブート・セクター』を捨てたものかと思っていたが……)」

俺「(……『復活の福音』は墓地から上級ドラゴンを復活させることのできるマジックカード)」

俺「(それをあの時点で捨てていたということは、俺の二の太刀まで警戒していたということか──!)」

ギャル「斬り裂いて!!『ダークネスメタル』!!」

ダークネスメタル『ギャギャアアアアア!!!』

カオスMAX『ゴアオオオオオオッ!!!』

俺「『カオスMAX』ッ──!!」LP 8000→7200

ギャル「あーしはカードを1枚セットして……ターンエンド!」手札□□□■

ギャル「へへっ……超えたよ、「伝説」!!」

16: 2020/05/16(土) 02:54:48.925
なんかこのギャル昔の十代みたいたな

17: 2020/05/16(土) 02:55:23.171 ID:3VXsP0MUx
俺「──ハ」

俺「フハハハハハハ!!」

俺「『カオスMAX』と『ミラーフォース』の布陣を乗り超えるか!!」

俺「所詮は凡骨と侮っていたが……」

俺「楽しいデュエルになりそうだ……!」

ギャル「切り札を突破したのに……まだまだ余裕、ってワケ?」

俺「何勘違いしてるんだ──俺のデュエルはここからだ」

ギャル「──上等!!」

俺「俺のターン……」

俺「ドロォォォ!!!」手札□□

俺「魔法発動!『強欲で金満な壷』!!」手札□□■

俺「エクストラデッキのカードを6枚除外し、除外したカード3枚につき1枚ドロー!!」手札□□□

ギャル「ドローしすぎっしょ!?」

俺「場の『ミラーフォース・ランチャー』を発動!手札1枚をコストに、墓地の『ミラーフォース』を再び手札加える!!」手札□□■□

ギャル「また『ミラーフォース』……次は防げない」

ギャル「でも、あーしの優位は揺らがないよ!」

18: 2020/05/16(土) 02:55:57.685 ID:3VXsP0MUx
俺「それはどうかな!!魔法発動!!『クリティウスの牙』!!」手札□□■

俺「この効果により、『クリティウスの牙』と『ミラーフォース』を融合する!!」

ギャル「ま……魔法カードと罠カードを融合!?」

俺「古龍の牙よ、閃く聖域と交わりて、新たなる息吹を巻き起こせ!!」

俺「融合召喚!レベル8、『ミラーフォース・ドラゴン』ッ!!」

ミラーフォース・ドラゴン『ガアアアッ!!』攻撃力2800

ギャル「『ミラーフォース』がドラゴンになっちゃった……!」

俺「続けて魔法発動!『銀龍の轟咆』!!」手札□■

俺「墓地のドラゴン族通常モンスターを復活させる!!」

俺「降臨せよ……『青眼の白龍』ッ!!!」

ブルーアイズ『──ゴギャアアアオオオオオオッッッ!!!』攻撃力3000


俺「これがデュエルモンスターズの……原点にして頂点!!」

ギャル「ブルー……アイズ……!」

ギャル「まだ、『ダークネスメタル』の攻撃力は越えられてない……」

ギャル「でも、同じレベルのモンスターが2体!まさか──」

19: 2020/05/16(土) 02:56:27.719 ID:3VXsP0MUx
俺「そのまさかだ!!俺はレベル8の『青眼の白龍』と『ミラーフォース・ドラゴン』で──「オーバーレイ」!!」

俺「2体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築!」

俺「逆巻く銀河よ、今伝説のその先へ、新たな次元へと舞い上がれ!!」

俺「エクシーズ召喚!ランク8、『No.107 銀河眼の時空竜(ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン)』ッ!!!」

タキオンドラゴン『コオオオオオオ……!』攻撃力3000

ギャル「「エクシーズ召喚」……同じレベルのモンスターを重ね合わせて行われる上級召喚!」

俺「その通り!『カオスMAX』を倒した程度で「伝説」を超えたなどと思い上がるな!!」

ギャル「でも、『タキオンドラゴン』の攻撃力は3000!『ブルーアイズ』から変わってないよ!!」

俺「──だから発想が貧困だと言うのだ!!」

21: 2020/05/16(土) 02:56:55.618 ID:3VXsP0MUx
俺「俺は墓地の『RUM─アージェント・カオス・フォース』の効果発動!!」

俺「ランク5以上のモンスターエクシーズを召喚した時、このカードを墓地から手札に加える!!」手札□□

ギャル「……!『ミラーフォース・ランチャー』のコスト!」

ギャル「実質タダで『ミラーフォース・ランチャー』の効果を!?」

ギャル「それに『RUM』ってことは──」

俺「──『RUM(ランクアップマジック)』は、モンスターエクシーズを更なる高みへと昇華する!!」

俺「魔法発動!『RUM─アージェント・カオス・フォース』!!」

俺「ランク5以上のモンスターエクシーズ一体を、ランクの1つ高い『CNo.(カオスナンバーズ)』へとランクアップする!!」

俺「俺はランク8の『No.107 銀河眼の時空竜』1体でオーバーレイネットワークを再構築!」

24: 2020/05/16(土) 02:58:16.857 ID:3VXsP0MUx
俺「逆巻く銀河よ、混沌の時空をその身に飲み込み、」

俺「全ての理を書き換えよ!!」

俺「カオスエクシーズチェンジ!顕現せよ、ランク9──」

俺「『CNo.107 超銀河眼の時空龍(ネオギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン)』ッッッ!!!!」

ネオタキオン『────────ッッッ!!!!!!!』攻撃力4500

ギャル「攻撃力、4500……!『カオスMAX』を、さらに超えてきた……!」

俺「『ネオタキオン』の効果発動!オーバーレイユニットを1つ取り除き──」

俺「全ての時空を支配するッ!!」

俺「タイム・タイラント!!」

ダークネスメタル『オオオ……』攻撃力5300→2800

ギャル「『ダークネスメタル』の攻撃力が……!?」

25: 2020/05/16(土) 02:58:39.623 ID:3VXsP0MUx
俺「ネオタキオンは力の源であるオーバーレイユニットを一つ使うことで……」

俺「このターン、お前のカード効果を全て無効にし、」

俺「さらに、一切のカードの発動を封じる!!」

ギャル「『黒竜剣』の効果が無効になったことで、『ダークネスメタル』の攻撃力が……!」

俺「まだだ……『ネオタキオン』の真の力は、ここからだ!!」

26: 2020/05/16(土) 02:59:13.660 ID:3VXsP0MUx
俺「魔法発動!『天底の使徒』!!」手札■

俺「エクストラデッキのカード1枚を墓地へ送り、その攻撃力以下の攻撃力を持つ『ドラグマ』モンスターをデッキから手札に加える!」手札□

ギャル「……ここへきてモンスターの補充……?」

俺「さらに手札に加えた『教導(ドラグマ)の聖女 エクレシア』を特殊召喚!」■

エクレシア(可愛い)『はぁっ!(可愛い声)』攻撃力1500

俺「このカードは、エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターがいる場合に手札から特殊召喚できる」

俺「さらに、『エクレシア』が召喚に成功した時、さらなる『ドラグマ』カードを手札に加える!」

俺「『教導(ドラグマ)の騎士 フルルドリス』を手札に!」手札□

27: 2020/05/16(土) 02:59:51.520 ID:3VXsP0MUx
ギャル「(普通は手札を増強するのはモンスターを展開する前のはず……)」

ギャル「(あれだけ手札を使って『ネオタキオン』を呼び出し後に、あんな動きをするってことは、)」

ギャル「モンスターを増やすこと以外に何か別の狙いが……!?」

俺「その通りだ!バトルフェイズ!!」

俺「バトルフェイズ開始時、『天底の使徒』の効果で墓地へ送った『銀河衛竜(ギャラクシー・サテライト・ドラゴン)』の効果発動!」

俺「バトルフェイズ中、『ネオタキオン』の攻撃力を、自身の持つ『No.』の値×100ポイントにする!!」

ギャル「『ネオタキオン』は『CNo.107』だから……107かける100で……えーっと……」

ギャル「──攻撃力10700ぅ!!?」

29: 2020/05/16(土) 03:00:17.784 ID:3VXsP0MUx
ネオタキオン『──────オオオオオオオ』攻撃力4500→10700

俺「征け、『ネオタキオン』──!」

俺「アルティメット・タキオン・スパイラル!!」

ギャル「ちょ、ちょちょちょ、タンマタンマ!これが通ったらあーしの負け……!」

タキオン『──オオオオオオオ──!!』

ダークネスメタル『──ァ──ギャアアア──!!』

ギャル「~~~~~~ッ!!!」LP8000→4050

30: 2020/05/16(土) 03:00:42.836 ID:3VXsP0MUx
ギャル「……、あれ?」

俺「……『銀河衛竜』の効果を使用したターンは与える戦闘ダメージは全て半分になる」

ギャル「……あ、うん」

俺「……『エクレシア』で攻撃!」

エクレシア(ごはんはたくさん食べるタイプ)『やぁっ!』ポコッ

ギャル「ぐ、ぐわー」LP4050→3300

ギャル「……」

俺「……」

俺「……俺はこれでターンエンド」

ギャル「あ、うん」

俺「……『ネオタキオン』の攻撃力は元に戻る」

ネオタキオン『ォォォ────』攻撃力10700→4500

31: 2020/05/16(土) 03:01:13.833 ID:3VXsP0MUx
ギャル「それでも、『ネオタキオン』の攻撃力は4500……」

俺「さらに、手札の『フルルドリス』は、相手ターンに特殊召喚が可能」

俺「その際、相手モンスター1体の効果を無効にできる」

俺「俺が負ける要素は無い──ターンエンド」

ギャル「デュエルは……最後までわかんないっしょ!ドロー!」手札□□□□

ギャル「リバースカードオープン──『レッドアイズ・スピリッツ』!!」

ギャル「あーしの墓地から『レッドアイズ』を復活させるっしょ!」

ギャル「もう一度、力を貸して!『レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン』!!」

俺「(前のターン、タイム・タイラントにより発動を封じられていたカード……)」

ギャル「『ダークネスメタル』の効果発動!墓地からドラゴンを復活させるよ!!」

32: 2020/05/16(土) 03:01:55.692 ID:3VXsP0MUx
俺「通れば再び『黒竜剣』を装備できる……だが通さん!!」

俺「手札の『フルルドリス』の効果発動!『フルルドリス』を特殊召喚し、『ダークネスメタル』の効果を無効に!!」手札■

ギャル「そーくるよね……だから、あーしはその先へ行くっしょ!!」

ギャル「手札から『DMZドラゴン』を召喚!」□□□■

ギャル「現れて!あーしと輝くサーキット!」

ギャル「アローヘッド確認!リンク条件は効果モンスター2体!」

ギャル「あーしは『ダークネスメタル』と『DMZドラゴン』をリンクマーカーにセット!」

ギャル「リンク召喚!リンク2、『捕食植物(プレデタープランツ)ヴェルデ・アナコンダ』!!」

アナコンダ『キシャアアア!!』

33: 2020/05/16(土) 03:02:20.364 ID:3VXsP0MUx
俺「そのモンスターは……!」

ギャル「『アナコンダ』の効果発動!2000ライフを支払い、デッキ内の融合魔法を使用する!」LP3300→1300

ギャル「あーしが使用するのは『真紅眼融合(レッドアイズ・フュージョン)』!!」

ギャル「このカードは、デッキ内の『レッドアイズ』を素材に融合召喚ができる!!」

俺「デッキ内の融合を使用し、デッキ内のモンスターを融合素材に……!!」

ギャル「どこまでだって高く飛んでいけるあーしの「可能性」!!」

ギャル「あーしは『真紅眼の黒竜』と『真紅眼の鉄騎士(レッドアイズ・メタルナイト)─ギア・フリード』を──融合!」

34: 2020/05/16(土) 03:02:48.830 ID:3VXsP0MUx
ギャル「黒くてカッコイイドラゴンと!!」

ギャル「ピカピカでチョベリグなナイトが!!」

ギャル「ガンマ線バースト!!!」

俺「まるで意味がわからんぞ!!」

ギャル「融合召喚!来て、「可能性の竜」!!」

ギャル「『真紅眼の黒刃竜(レッドアイズ・スラッシュ・ドラゴン)』!!」

メテオブラック『ゴギャオアアアッッ!!!』攻撃力2800

35: 2020/05/16(土) 03:03:15.724 ID:3VXsP0MUx
ギャル「──バトル!」

ギャル「『スラッシュドラゴン』で『エクレシア』に攻撃!」

ギャル「『スラッシュドラゴン』は攻撃宣言時、墓地の戦士族モンスターを攻撃力200ポイントアップの装備カードにできる!」

ギャル「墓地から『ギア・フリード』を装備!」

スラッシュドラゴン『ギシャアアア!!』攻撃力3000

エクレシア『ひうぅ!?』攻撃力1500

俺「──それがどうした」LP7200→5700

ギャル「終わらないよ──墓地の『DMZドラゴン』の効果発動!」

ギャル「装備カードを装備したモンスターが相手モンスターを戦闘破壊した時、『DMZドラゴン』を墓地から除外することで……」

ギャル「そのモンスターの装備カードを全て破壊して、もう一度攻撃可能にする!!」

36: 2020/05/16(土) 03:03:49.679 ID:3VXsP0MUx
俺「だが『スラッシュドラゴン』の攻撃力は『ネオタキオン』には遠く及ばん!!」

ギャル「何度も言ってるでしょ──「押し通る」って!!」

ギャル「『真紅眼の黒刃竜』で、『CNo.107 超銀河眼の時空龍』を攻撃!!」

俺「迎え撃て、『ネオタキオン』!!アルティメット・タキオン・スパイラル!!」

ギャル「攻撃宣言時、『スラッシュドラゴン』の効果発動!再び墓地から『ギア・フリード』を装備!」

スラッシュドラゴン『シャアアッ!!』攻撃力3000

ギャル「そして速攻魔法発動──『決闘融合─バトル・フュージョン』!!」□□■

俺「『バトルフュージョン』……!!?」

37: 2020/05/16(土) 03:04:25.619 ID:3VXsP0MUx
ギャル「『スラッシュドラゴン』の攻撃力を、『ネオタキオン』の攻撃力分アップさせる!!」

ギャル「2体のモンスターの攻撃力の合計は……7500!!」

俺「ネオタキオンを上回った……!?」

ギャル「そしてこれが最後のカード!」

ギャル「速攻魔法『異次元からの埋葬』!!」

ギャル「除外されてる『DMZドラゴン』を墓地に戻す!!!」

俺「──まさか」

38: 2020/05/16(土) 03:05:05.453 ID:3VXsP0MUx
ギャル「そのまさかだよ!!お願い!『スラッシュドラゴン』!!」

ギャル「黒・炎・斬!!」

スラッシュドラゴン『──アアアアアアアアアアア!!!!』攻撃力7500

ネオタキオン『──オオオオオオオオオオオオオオ!!!!』攻撃力4500

俺「この俺が……負ける……!?」LP5700→2700

ギャル「『バトルフュージョン』の効果は無くなるけど……」

ギャル「もう一度、『DMZドラゴン』の効果が発動できる!!」

39: 2020/05/16(土) 03:05:31.192 ID:3VXsP0MUx
ギャル「『スラッシュドラゴン』の装備カードを全て破壊して、三回目の攻撃!!」

ギャル「──黒・炎・連・斬──!!!」

俺「……フン」

俺「よもや、ここまで強くなった──とはな」LP2700→0

ギャル「きっちり証明したっしょ!あーしの──「可能性」!!」WIN!!

──────
────
──

40: 2020/05/16(土) 03:05:54.842 ID:3VXsP0MUx
──エピローグ

ギャル「へへっ!だいしょーり!」

俺「……チ、不本意だが負けは負け……か」

ギャル「これで、あーしも一緒に行っていいよね?」

俺「認めざるを得まい……貴様ごとき凡骨が、この俺に刃を突き立てるほどに成長したのだから」

ギャル「……えへへ、あーし、褒められてる?」

俺「……図に乗るな、俺を倒したところで、貴様以上のデュエリストなど山ほどいる」

俺「──だからこそ征くのだ」

41: 2020/05/16(土) 03:06:22.614 ID:3VXsP0MUx
ギャル「そういえば聞いてなかったよね、何処に行くのか」

俺「フン──良いだろう、勝者の権利として教えてやる」

俺「「ネオドミノシティ」を舞台に始まるのだ……」

俺「デュエリストの頂点を決める、戦いの彩宴にして歴史の再演」

俺「「バトルシティ」が──!」

42: 2020/05/16(土) 03:06:48.186 ID:3VXsP0MUx
ギャル「「バトルシティ」って……あの歴史の教科書に載ってる……!?」

俺「俺たちがするべきは歴史をなぞることでは無い……」

俺「新たな歴史を刻み込むことだ!!」

ギャル「……へへっ、俺くんと同じか、それ以上のデュエリストが集う大会か……」

ギャル「ゾクゾクが止まらないっしょ……!」

俺「フン……言ったはずだ、図に乗るなと」

43: 2020/05/16(土) 03:07:17.547 ID:3VXsP0MUx
俺「俺も貴様に負けるようでは鍛錬が足りんからな……」

俺「バトルシティまでに腕を磨き直すとしよう」

俺「バトルシティにて改めて、貴様に引導を渡す──!」

ギャル「へへっ、リベンジ上等!あーしももっと強くなるっしょ!」

俺「本当の決着は──」

ギャル「本当の決着は──」

俺・ギャル「「バトルシティで!!」」

──to be continue……?

44: 2020/05/16(土) 03:07:29.011
ギャルと結婚したい

46: 2020/05/16(土) 03:07:43.469 ID:3VXsP0MUx
俺「今日の最強カード紹介!!」

俺「ワハハハハ!!今日最強カードは俺が使ったこのカード!!」

《天底の使徒(てんていのしと)》
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):EXデッキからモンスター1体を墓地へ送る。 その後、墓地へ送ったモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つ、
「ドラグマ」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を
自分のデッキ・墓地から選んで手札に加える。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。

ギャル「あーしのカードじゃないの!?」

俺「そんなことは俺の管轄外だ!!」

47: 2020/05/16(土) 03:07:53.512
ギャルと幸せな結婚して終了

48: 2020/05/16(土) 03:08:12.800 ID:3VXsP0MUx
俺「──『天底の使徒』は新テーマ『ドラグマ』のサポートカードだ」

俺「『ドラグマ』においては便利なモンスター調達カードとして使用できるが……」

俺「手軽に「エクストラデッキからカードを墓地へ送る」ことができるカードとして見ると幅広い使い方ができるぞ」

ギャル「俺くんみたいに『銀河衛竜』を墓地へ送って攻撃力を上げたりね!」

俺「他にも『No.71 リバリアン・シャーク』を墓地へ送ることで『RUM─七皇の剣』を用意してネオタキオンの召喚をサポートすることもできる」

俺「そこから『エクレシア』、『フルルドリス』と繋ぐことで妨害を構えてもよし、」

俺「『教導の大神祇官(マクシムス・ドラグマ)』に繋げられれば合計3枚のカードをエクストラデッキから墓地へ送れる」

49: 2020/05/16(土) 03:08:45.517 ID:3VXsP0MUx
ギャル「墓地融合が捗りそうっしょ!」

俺「実際、素材モンスター2体と『捕食植物(プレデタープランツ)キメラフレシア』を墓地へ送り」

俺「『キメラフレシア』の効果で融合魔法を手札に加えれば、」

俺「次のターンにはなるが消費無しで強力な墓地融合ができる」

ギャル「『M・HERO』2体を墓地に送って『ミラクル・フュージョン』を持ってくれば、」

ギャル「『C・HERO カオス』を初めとする『HERO』を状況に合わせて融合できるね!」

50: 2020/05/16(土) 03:09:14.452 ID:3VXsP0MUx
俺「『キメラフレシア』を使う場合はタイムラグがあるが、」

俺「墓地のモンスターを素材に融合召喚できる罠カード『氏魂融合』を使えば相手ターンに即座に融合できる」

俺「『ドラグマ』デッキに『氏魂融合』と『氏魂融合』を用意できる『トラップトリック』を採用し、」

俺「速攻で『ナチュル・エクストリオ』を融合召喚しても面白いかもな」

ギャル「はい!はいはーい!あーしアレ出したい!」

ギャル「『覇王龍ズァーク』!!」

51: 2020/05/16(土) 03:09:40.772 ID:3VXsP0MUx
俺「……まぁ、『ミラクルシンクロ・フュージョン』にも対応するし、無くは無いかもしれんな」

ギャル「エクストラデッキから墓地へ送るって、たーのしー!!」

俺「それじゃあお前たちも、」

ギャル「色んなコンボ、考えてみてね!」

本当の本当に終わり

52: 2020/05/16(土) 03:10:38.620
おつ

53: 2020/05/16(土) 03:11:18.066
乙決闘疾走楽しみしてるわ

引用元: ギャル「俺くんってやさしーよねwあーし好きかもw」俺「……」