1: 2012/08/12(日) 23:16:40.56 ID:Bg0NxdEZ0
愛「夏ですね、涼さん!」

涼「そうだね」

愛「こんな暑い日にはプール!ですよね、涼さん!」

涼「行ってみたいねー」

愛「じゃあ明日行きましょう!」

涼「えっ」

4: 2012/08/12(日) 23:18:43.81 ID:Bg0NxdEZ0
愛「早速ママに水着出してもらわないと……」

涼「いや……愛ちゃん?確かに行ってみたいとは言ったけど、私行かないよ?」

愛「どうしてですか!?」

涼「どうしてって……それは、スケジュールの都合が」

愛「明日なら、空いてますけど?」

涼「えっ?……あれ、ホントだ」

愛「じゃあ大丈夫ですね!」

涼「いやいやいや、ダメだって!」

7: 2012/08/12(日) 23:20:56.62 ID:Bg0NxdEZ0
涼「って言うか、絵理ちゃんと一緒に行けば……」

愛「絵理さんは明後日オーディションがあるからって、尾崎さんに断られちゃったんです」

涼「あぁ……それは仕方ないね」

愛「だから行きましょう、涼さん!」

涼「だからダメだってば」

愛「なんでダメなんですかー!」

涼「なんでって……えっと……」

愛「?」

涼「……わ、私、泳げないから!うん」

愛「泳げなくても一緒に行きましょうよー!」

涼「い、いや、無理だって……」

石川「行きなさい、涼」

9: 2012/08/12(日) 23:23:06.96 ID:Bg0NxdEZ0
涼「しゃ、社長!?」

石川「これもあなたにとっての試練と思えばいいんじゃない?」

涼「な、何言ってんですか!避けられる試練なら避けた方がいいですって、絶対!」

石川「大丈夫よ、プールに行ってすごすだけなら簡単だし……」ヒソヒソ

石川「正直この程度のことで正体がバレる様なら、この先アイドルやっていけないわよ?」ヒソヒソ

涼「うっ……そ、それは……」

愛「涼さん……」ウルウル





涼「……わ、分かりましたよ、行きますよ!行けばいいんでしょう!?」

愛「わぁい!やったー!!」

13: 2012/08/12(日) 23:26:08.46 ID:Bg0NxdEZ0
~翌日~

涼「(そんなわけで、極力目立たないように、ごく普通の市民プールへとやってきたのだ)」

愛「おはようございます、涼さん!」

涼「おはよう、愛ちゃん。今日も元気だね」

愛「ここ、ウォータースライダーもあるそうですよ!楽しみですね!!」

涼「そ、そうだね……あはは」

愛「……涼さん?」

涼「私達が一番乗りだよね、この時間だと」

愛「はい!この日の為にちゃんと早起きして来ましたからね!」



涼「(誰も更衣室にいませんように……知り合いに会いませんように……)」ビクビク

14: 2012/08/12(日) 23:29:10.06 ID:Bg0NxdEZ0
~女子更衣室~

涼「………」

愛「さっさと着替えてプールに飛び込みたいですねー、涼さ……」

涼「はぁぁぁぁぁっ!!」ババッ

愛「涼さん!?」

涼「愛ちゃん!私、もう着替えたから!」

愛「は、はい!」

涼「だから、先に行ってるね!」ダッ



愛「……水着の上から服を着てたなんて。ホントはすごくプールに行きたかったんですね!」

15: 2012/08/12(日) 23:32:45.48 ID:Bg0NxdEZ0
~プールサイド~

愛「一番乗りだと、流石にガラガラですね!涼さん!」

涼「そうだね、愛ちゃん」

愛「ウォータースライダー行きましょうよ、涼さん!」

涼「いや、だから私泳げないって……」

愛「あっ……そ、そうでしたね」

涼「愛ちゃんだけ行っておいでよ。私、ここで見てるから」

愛「はい!」



涼「よし……よしっ!まずは完璧……完璧だ!」

涼「誰の着替えも見ることなく、誰とも会わず……」

涼「このまま愛ちゃんの気が済むまでプールで過ごして、着替えをトイレでやれば……!」

涼「……?……着替え……あれ!?着替えは!?」

16: 2012/08/12(日) 23:35:50.60 ID:Bg0NxdEZ0
~女子更衣室~

涼「……まったく、何やってんだよ僕……」ゴソゴソ

涼「ロッカーに入れるんじゃなくて、全部持ってこなきゃダメじゃないか……」ゴソゴソ



涼「……っと、これで荷物は全部かな。さっさとここから出なきゃ……」


ガチャッ


涼「!?」


ガヤガヤ ザワザワ

17: 2012/08/12(日) 23:38:53.13 ID:Bg0NxdEZ0
真美「今日も暑いねえ、亜美」

亜美「こんな日はプールに限るよね、真美」

伊織「……プールは良いけど、何でこんな寂れた市民プールなわけ?」

真「夏休みに入ってるからどこも空いてないって、プロデューサーも言ってただろ?」

あずさ「穴場が見つかってよかったわねー」

やよい「うっうー!今日は楽しみにしてたんです!」





涼「(……ヤベぇ)」

18: 2012/08/12(日) 23:41:58.08 ID:Bg0NxdEZ0
千早「……別にプールじゃなくてもよかったのだけれど」

響「そうだぞ、どうせなら海の方がよかったさー」

美希「春香ー、ミキの日焼け止めクリーム知らない?」

春香「今はまだ必要ないでしょ?後にして」

貴音「……海の家は無いのでしょうか、雪歩」

雪歩「な、無いと思います……」





涼「(とっさにロッカーの中に隠れたけど……)」

涼「(どうしたらいいの?……え?これどうしたらいいの?)」

19: 2012/08/12(日) 23:45:29.97 ID:Bg0NxdEZ0
涼「(いや、今の僕は女性アイドルなんだし、このまま外に出ても問題……)」

涼「(………)」

涼「(……だ、ダメだ。それだけは絶対にダメだ!)」

涼「(こんなトコにいたってバレた後で、男としてデビューしたが最後……)」

涼「(僕のアイドル生命が終わってしまう!)」

涼「(絶対に知られちゃいけない……僕がここにいることは、絶対に……!)」



律子「あーあ、何で私まで来なきゃ……」



ガタッ

やよい「?」

春香「どうしたの?」

やよい「何か、奥で物音がしたような……」

22: 2012/08/12(日) 23:49:32.86 ID:Bg0NxdEZ0
涼「(な、なな、なななな何で律子姉ちゃんまで来てるんだよぉぉぉぉぉっ!!)」

涼「(今日ここに行くって伝えてないけどさ!いや、おかしいよね!?)」

涼「(律子姉ちゃん泳げないだろ!?何で……!?)」



真美「今日は兄ちゃんが律っちゃんに泳ぎを教えてやるって息巻いてましたな~」

貴音「もう観念したらどうでしょう、律子嬢」

律子「いーや、納得いかないわ……仕事だってたんまり残ってるってのに」

亜美「兄ちゃんにマンツーマンで教えてもらえて、羨ましい限りですな~」

律子「それよりあんた達、脱いだ服は散らかさないの。ちゃんとロッカーにしまいなさい」

「「は~い」」

23: 2012/08/12(日) 23:52:53.87 ID:Bg0NxdEZ0
真「それ、雪歩の水着?フリフリが付いてて可愛いね」

雪歩「そ、そう?これ、似合うかな?」

真「うん。ボクもその水着、着てみたい位だよ」

雪歩「あ……水着が、なんだ」シュン

亜美「いやはや、お姫ちんは相変わらず、脱ぐとスゴいんだね……」

貴音「そうでしょうか?」

響「自分の方がスタイル完璧さー!」フフン

真美「あ、ひびきんは別にいいよ。分かってるから」

響「な、なんでだー!?」



涼「(……み、見るな……隙間越しから絶対に見るな……!)」ドキドキ

25: 2012/08/12(日) 23:56:20.49 ID:Bg0NxdEZ0
美希「それで、千早さんの最近の発育具合はどんな感じなの?」モミモミ

千早「んあっ!?……ち、ちょっと美希っ!何して……!!」

春香「じゃれてないで早く着替えてよ、二人とも……ほら、美希の水着」



涼「(は、早く着替えて、頼みますから……っ!?)」



ガチャガチャ

雪歩「……あれ?」

響「どうしたー?」

雪歩「このロッカー、鍵が付いてるのに開かない……」

26: 2012/08/12(日) 23:59:45.92 ID:Bg0NxdEZ0
涼「(うわああああああああああああっ!だ、ダメです!このロッカーはダメですからああああああっ!!)」

ガチャガチャ

雪歩「うぅ……び、ビクともしないよぉ」

真「それじゃ、ボクが開けてみようか?」

涼「(!?)」

真「……ふんっ!」


ゴガンッ ガンッ ゴンッ


涼「(うひいぃぃぃぃぃぃっ!)」

27: 2012/08/13(月) 00:03:14.04 ID:Bg0NxdEZ0
涼「(や、やめてぇぇぇぇぇぇぇっ!真さんやめてぇぇぇぇぇぇぇっ!!)」

涼「(ロッカー壊れるっ!壊れちゃうぅぅぅぅぅっ!!)」



真「参ったなー、これでも開かないかぁ……」

伊織「……あんた、ロッカーブッ壊す気?一体誰が弁償すんのよ?」

律子「はぁ……雪歩、そこはもういいから。他のを使って」

雪歩「わ、分かりました」



涼「(……た、助かった……)」ホッ

31: 2012/08/13(月) 00:06:48.36 ID:Bg0NxdEZ0
雪歩「……それじゃ、私達は先に行ってますね」

真「さーて、今日はどこまで泳げるかなっと」

亜美「ヒャッハー!水だぁー!」ダッ

真美「ウォータースライダーの一番乗りは真美だかんねー!」ダッ

響「こ、こらー!プールは走っちゃダメなんだぞー!」


バタン


涼「(も、もう少しだ……もう少しで、皆着替え終わるはず……)」

春香「うっ……」

千早「どうしたの、春香?」

春香「……なんか、腰回りがちょっと……少し、キツくて」

33: 2012/08/13(月) 00:10:14.19 ID:q+cASfD00
美希「……太った?」

春香「ふ、太ってない!」

千早「その水着、去年からの?」

春香「そうなんだけど……」

千早「……体型維持はアイドルの基本よ、春香」

春香「だ、だから太ってないってばー!もー!」

美希「千早さんはもっと成長してもいいと思うな」

千早「……くっ」

春香「うぅぅ、去年はすんなり入ったのに……」



涼「(……見るなー、絶対見るなよー、いいか、絶対だぞ……)」ドキドキ

35: 2012/08/13(月) 00:14:05.50 ID:q+cASfD00
やよい「んしょ、んしょ……」

伊織「やよい。あんたそれ、スクール水着?」

やよい「そうだけど」

伊織「……何で?」

やよい「別の水着買うお金ないし……プロデューサーが、むしろそれでいいって」

伊織「……律子」

律子「ったく……そうじゃないかと思ってたのよ、あんのスケベ大魔王。はい、これ」

やよい「あれ?これって、こないだ使った撮影用の……」

律子「宣伝用にいくつか貰ったのを持ってきてたの。サイズぴったりだし、使っても問題ないわよ」

やよい「あ、ありがとうございますー!」



涼「(……やよいさんの、スクール水着……!?)」ドキドキ

37: 2012/08/13(月) 00:17:47.36 ID:q+cASfD00
貴音「………」

美希「どうしたの、貴音?」

貴音「……何処からか、視線を感じます」

涼「(!?)」

千早「視線?」

春香「もしかして、覗き!?」

やよい「い、伊織ちゃん……」

伊織「………」





涼「(……も、もうダメだ……おしまいだぁ……)」ガクガク

42: 2012/08/13(月) 00:21:13.98 ID:q+cASfD00
律子「……どの辺?部屋の奥から?」

貴音「いえ……これは、入口の方から」

涼「(えっ)」

伊織「………」ツカツカツカ



ガチャッ

P「……うおっ!?」ドタッ

律子「…」

伊織「…」

貴音「……あなた様……」

あずさ「……きゃ、きゃあ~!」

43: 2012/08/13(月) 00:25:37.83 ID:q+cASfD00
P「……よ、よぉ」

春香「プロデューサーさん……」

千早「……あなたは何してるんです、こんな所で」

P「いやぁ……お、お前らがあんまり遅いんで、な?」

P「近くまで寄ってみただけっつーか、その……体が勝手に、な?」

P「って、あぁっ!やよい、お前スクール水着着てくるって約束しt」

伊織「言い残したい事はそれだけ?」

美希「そこの人、サイテーなの」

P「……ま、待て!話せば分かる!」

律子「問答無用じゃぁぁぁぁぁっ!!」

P「うおぉぉぉぉぉぉぉっ!!?」

45: 2012/08/13(月) 00:29:19.63 ID:q+cASfD00
伊織「――やよい、着替え終わった?」

やよい「うん!浮き輪もバッチリだよ」

伊織「じゃ、行きましょうか」

律子「あっ、そこのボロクズも一緒にお願いね~」

やよい「はい!」

P「」ズルズル


ガチャッ バタン





涼「(ひぃぃぃぃ……な、765プロ怖い、怖すぎるよぉ……)」ガタガタ

涼「(こ、こんなのバレたら、アイドルどころか命まで絶たれちゃうよ……)」ガクガク

46: 2012/08/13(月) 00:32:45.86 ID:q+cASfD00
春香「それにしてもあずささん、きゃあ~って……」

あずさ「あれは~、えっと……一度言ってみたくて、ね?」

美希「……みんなプロデューサー見ても、あんまり動じなかったの」

千早「あの人といつも顔合わせてるから、感覚が麻痺していたかもしれない……」

春香「うっ……それはあるかも。またか、って感じで済んじゃってる自分がいる……」

貴音「羞恥心が薄れている、ということでしょうか」

美希「えっ?……もしかして、痴女化してるの?」

春香「……何で私を見て言うの、美希?」



涼「(ま、まだ着替え終わんないのかな……そろそろ、体力が限界……)」

48: 2012/08/13(月) 00:36:18.16 ID:q+cASfD00
貴音「それでは律子嬢、お先に失礼致します」

律子「はいはい。私もすぐ行くから」

あずさ「じゃあ行きましょうか、美希ちゃん」

美希「あずさ、そっちはプールじゃなくて出口なの」

千早「……どうしても、泳がなきゃダメ?」

春香「今日はプレイヤーも楽譜もナシって言ったでしょ、もう」


ガチャッ バタン


律子「………」ゴソゴソ

涼「(……やっと律子姉ちゃん一人になったよ)」

涼「(これでようやく、このロッカーから解放……)」



ガチャッ

愛「涼さーん!どこにいるんですかー!?」

49: 2012/08/13(月) 00:39:43.26 ID:q+cASfD00
律子「あら、日高さんじゃない」

愛「あれ?律子さんじゃないですかー、奇遇ですねー!」

律子「ん?……涼さん?涼がここに来てるの?」

涼「(うわああああああああっ!愛ちゃんやめてえええええええええええええっ!!)」





愛「はい!今日一緒に来てた涼さんが、いつの間にかいなくなっちゃってて!」

涼「(愛ちゃああああああああああああああああんっ!!!)」

51: 2012/08/13(月) 00:43:42.28 ID:q+cASfD00
愛「トイレとか探したんですけど、どこにもいなくて……」

律子「……そう」

愛「何か涼さんの事、ご存じないでしょうか?」

律子「うーん……残念だけど、来る途中は誰とも会わなかったわね」

律子「更衣室も無人だったし、この辺にはいないんじゃないかしら?」

愛「そうでしたか……すみません、お騒がせしました!」


バタン


律子「………」



涼「(もう完全に来てるのバレてるよこれ……どうするんだよこれ)」

53: 2012/08/13(月) 00:47:21.80 ID:q+cASfD00
律子「……涼~?」

涼「(!?)」

律子「って返事する訳ない、か」

涼「」ガタガタ

律子「まさか、ねぇ?……ずぅっとこの辺に隠れて覗いてたー、なぁんて……ねぇ?」

律子「そんな事、ある訳、ないわよ、ねぇっ!?」ガンッ

涼「」ビクッ

律子「………」





涼「(助けてよ!ねぇ、誰か僕を!ここから僕を助けて!)」

涼「(助けてよ!僕を助けてよ!一人にしないで!僕を見捨てないで!僕を殺さないでぇぇぇっ!!)」

57: 2012/08/13(月) 00:51:32.57 ID:q+cASfD00
律子「……ま、いてもいなくてもいいんだけど」

律子「もし、ここにいて聞いてるのなら……あんた、貸し一つだからね」

涼「(えっ)」

律子「うちのアイドルの身体、タダで拝んで帰ろうってんだから……」

律子「あんたにはアイドル活動、氏ぬほど頑張って、登りつめてもらわないとね」

涼「(………)」

律子「それでまぁ、今回の件は忘れてあげなくもない……かな?」

涼「(……律子姉ちゃん……)」



律子「はぁ……らしくないわね、独り言なんて」

律子「……さっさと着替えて出よっと」

58: 2012/08/13(月) 00:55:26.98 ID:q+cASfD00
ガチャッ バタン



涼「(……で、出てった……今だ!)」


ギィ


涼「ぜぇ、ぜぇ……あっつ、暑っ……!」

涼「し、氏ぬかと思った……もう二度とロッカーの中に隠れたりなんかしないよ!」

涼「……だ、誰かが来る前に、ここから離れないと……!」

60: 2012/08/13(月) 00:58:54.75 ID:q+cASfD00
愛「あっ、涼さん!どこにいたんですかー、もう!」

涼「あ、あはは……ご、ごめんね愛ちゃん」

愛「……汗だくで顔色悪いですけど、どこか体調でも悪いんですか?」

涼「ちょ、ちょっとね……愛ちゃんには悪いんだけど、私、今日はもうこの辺で……」

愛「そうですかー、あたしはもうちょっと遊んできますね!」

愛「あ、そうそう!今765プロのアイドルさん達が来てるんですよー!」

涼「そ、そうなんだー……よ、よろしく言っておいてね、あはは」

62: 2012/08/13(月) 01:02:23.02 ID:q+cASfD00
涼「と言って、愛ちゃんと別れたのは良いんだけど」

涼「……はぁ。僕だって、プールで遊びたかったんだけどなぁ」

涼「このまま一人で帰るってのも……うーん」





涼「………」

涼「……一応、持ってきてたよね。確か」ゴソゴソ

64: 2012/08/13(月) 01:05:49.49 ID:q+cASfD00
P「う~~~~、トイレトイレ」

P「……ん?」

涼「…」コソコソ



P「女の子が男子トイレに……?いや、あっちが女子トイレなのか?」

P「じゃあこっちが男子トイレか!」ダッ



響「!?」

P「響?お前何で男子トイレn」

響「うぎゃーっ!!」


バチーン

65: 2012/08/13(月) 01:09:17.25 ID:q+cASfD00
涼「ヒャッホォォォォ!」ドパーン





涼「ウヒョォォォォォ!!」ゴパーン





涼「アーイキャーンフラァァァァァイ!!!」ザパーン

67: 2012/08/13(月) 01:12:49.01 ID:q+cASfD00
真美「……ねぇ亜美、見た?」ヒソヒソ

亜美「見た見た……何かさ、狂ったみたいにウォータースライダーやってる人がいるよね」ヒソヒソ

真美「すっげーテンション高いよね……」ヒソヒソ

愛「あっ!あれ、涼さんの生き別れの双子の弟さんじゃないですかー!?」

律子「……生き別れの双子の弟、ねぇ」



涼「(僕は秋月涼。女装アイドルを強いられているんだ)」

涼「(夏真っ盛り。落ち込んだりもするけれど、僕は元気です)」





おわり

69: 2012/08/13(月) 01:14:25.73

70: 2012/08/13(月) 01:14:45.61
そう、乙だ

73: 2012/08/13(月) 01:15:28.09
いいssだった掛け値なしに 乙

74: 2012/08/13(月) 01:16:14.02 ID:q+cASfD00
高木「…」

小鳥「…」シュコシュコシュコシュコ

高木「……何をやっとるのかね、君は」

小鳥「何って、ビニール膨らませてるんですよ、ビニール」シュコシュコシュコシュコ

高木「膨らませて何をしようというのかね、この事務所で」

小鳥「見て分かんないんですか?プールを作ってるんですよ、プール」シュコシュコシュコシュコ

小鳥「膨らませた後は中に水を入れて、ルパンダイブですよ!」シュコシュコシュコシュコ

高木「ダメだ」

小鳥「えっ?」シュコシュコシュコシュコ

高木「えっ?じゃなくてだね、早くそんなもの片づけ……」スッ

小鳥「やぁ!」バシッ

高木「っ……音無君っ!」

小鳥「やだぁ!プール作るのー!やぁだぁ~!!」ジタバタ

本当におわり

引用元: 愛「プールに行きましょう!」涼「えっ」