1: 2012/01/07(土) 22:38:57.42 ID:NnBZ27DA0
弟「どうしたの?」
姉「・・・・・・・・・・ううん、特に用事はないんだけど」
弟「そっか」
姉「・・・・・・・・・・・」
弟「・・・・・・・・・・・」
姉「・・・・・・・・・・・」
弟「な、なにもしないんだね」
姉「・・・・・・・・・・・・うん」
弟「本とか読んでもいいよ?」
姉「・・・・・・・ううん、気にしないで」
弟「(気にしないでと言われてもなぁ・・・)」
姉「・・・・・・・・・・ううん、特に用事はないんだけど」
弟「そっか」
姉「・・・・・・・・・・・」
弟「・・・・・・・・・・・」
姉「・・・・・・・・・・・」
弟「な、なにもしないんだね」
姉「・・・・・・・・・・・・うん」
弟「本とか読んでもいいよ?」
姉「・・・・・・・ううん、気にしないで」
弟「(気にしないでと言われてもなぁ・・・)」
5: 2012/01/07(土) 22:43:25.63 ID:NnBZ27DA0
姉「・・・・・・・・・・」
弟「どうしたの?さっきから僕の方ばっかり見て」
姉「・・・・・・・・・み、みて・・・ないよ」
弟「そう?」
姉「うん・・・・・」
弟「(姉さんの動機がよく分からない)」
姉「・・・・・・・・・・・・」
弟「(黙ったままだけど時折、顔がにこやかになる)」
姉「・・・・・・・・・・・・」
弟「というか、正座のままって疲れない?」
姉「ん?・・・・・ううん、そんなこと無いよ?心配してくれてあるがとう・・・・」
弟「いや、流石に正座しっぱなしは・・・。ベッドにでも座っててよ。そのほうが楽だろうし」
姉「べべべ、ベッド!?」
弟「ど、どうしたの?」
姉「・・・・・・・・・・な、なんでもない」
弟「どうしたの?さっきから僕の方ばっかり見て」
姉「・・・・・・・・・み、みて・・・ないよ」
弟「そう?」
姉「うん・・・・・」
弟「(姉さんの動機がよく分からない)」
姉「・・・・・・・・・・・・」
弟「(黙ったままだけど時折、顔がにこやかになる)」
姉「・・・・・・・・・・・・」
弟「というか、正座のままって疲れない?」
姉「ん?・・・・・ううん、そんなこと無いよ?心配してくれてあるがとう・・・・」
弟「いや、流石に正座しっぱなしは・・・。ベッドにでも座っててよ。そのほうが楽だろうし」
姉「べべべ、ベッド!?」
弟「ど、どうしたの?」
姉「・・・・・・・・・・な、なんでもない」
8: 2012/01/07(土) 22:48:47.34 ID:NnBZ27DA0
弟「・・・・・・・・・・・」
姉「・・・・・・・・・・・」
弟「・・・・やることないの?」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・うん」
弟「じゃあ、人生ゲームでもしようか」
姉「・・・・・・・・人生ゲーム?」
弟「たしかこの辺にあったような・・・」
姉「・・・・・・・・あっ・・・それこの前お父さんがバザーかなんかに出してたような」
弟「本当?」
姉「・・・・・・・・うん・・・・・・多分」
弟「困った父さんだ・・・。どうしようかな」
姉「・・・・・・・あ」
弟「どうしたの?」
姉「・・・・・・・・・・・・まってて」
弟「(突然部屋を飛び出して、トテテテと駆けていった姉さん。何をするつもりなのか全く分からない)」
姉「・・・・・・・・・・・」
弟「・・・・やることないの?」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・うん」
弟「じゃあ、人生ゲームでもしようか」
姉「・・・・・・・・人生ゲーム?」
弟「たしかこの辺にあったような・・・」
姉「・・・・・・・・あっ・・・それこの前お父さんがバザーかなんかに出してたような」
弟「本当?」
姉「・・・・・・・・うん・・・・・・多分」
弟「困った父さんだ・・・。どうしようかな」
姉「・・・・・・・あ」
弟「どうしたの?」
姉「・・・・・・・・・・・・まってて」
弟「(突然部屋を飛び出して、トテテテと駆けていった姉さん。何をするつもりなのか全く分からない)」
12: 2012/01/07(土) 22:54:54.74 ID:NnBZ27DA0
姉「・・・・・・・・っ、と」
弟「?」
姉「・・・・・・・・・・」
弟「(紙とペンを持って帰ってきた姉さんは、机の前に座り真剣な顔になって、紙に何かを書き始めた)」
姉「・・・・・・・・・・」
弟「(紙とにらめっこする様が無邪気で、姉には見えない幼さがあるけど)」
姉「・・・・・・・・・・・っと、できた・・・・」
弟「(・・・・・工作が完成した幼稚園児みたいな笑みを浮かべる姉は、やっぱり姉には見えないのであった、まる)」
姉「・・・・・・・・・おーい・・・・・?」
弟「ああ、ごめん姉さん。考え事してて」
姉「その・・・・邪魔してごめん・・・・・・・・?」
弟「いやいや、姉さんの話を聞いてなかった僕が悪いんだ。で、姉さん何ができたの?」
姉「・・・・うん。聞いて驚け、見て・・・・笑えー」
弟「(何歳児なんだろう)」
姉「ええと・・・・・・・お姉ちゃんが、人生ゲーム・・・ううん、すごろく?を作っちゃいました・・・!」
弟「?」
姉「・・・・・・・・・・」
弟「(紙とペンを持って帰ってきた姉さんは、机の前に座り真剣な顔になって、紙に何かを書き始めた)」
姉「・・・・・・・・・・」
弟「(紙とにらめっこする様が無邪気で、姉には見えない幼さがあるけど)」
姉「・・・・・・・・・・・っと、できた・・・・」
弟「(・・・・・工作が完成した幼稚園児みたいな笑みを浮かべる姉は、やっぱり姉には見えないのであった、まる)」
姉「・・・・・・・・・おーい・・・・・?」
弟「ああ、ごめん姉さん。考え事してて」
姉「その・・・・邪魔してごめん・・・・・・・・?」
弟「いやいや、姉さんの話を聞いてなかった僕が悪いんだ。で、姉さん何ができたの?」
姉「・・・・うん。聞いて驚け、見て・・・・笑えー」
弟「(何歳児なんだろう)」
姉「ええと・・・・・・・お姉ちゃんが、人生ゲーム・・・ううん、すごろく?を作っちゃいました・・・!」
15: 2012/01/07(土) 22:59:20.74 ID:NnBZ27DA0
弟「おお・・・・・」
姉「どう・・・・かな・・・・」
弟「(綺麗な字で書かれたそれは、手作りながらも思考を凝らした一品となっており・・・・)」
弟「グレイト!」
姉「・・・もうっ・・・弟ったら・・・・・」
弟「姉さん、顔赤い」
姉「っ」
弟「(咄嗟に顔を手で隠す様が、実に初々しい)」
姉「そ、それより・・・・・やろ・・・・?」
弟「うん、やろうか」
姉「・・・・・・・これ、駒」
弟「いつの間に折り紙まで・・・・」
姉「・・・私、ほら・・・・得意だし・・・」
弟「得意だから出来る速さ・・・ってのを超えてると思うけど」
姉「・・・・・・・・・・そうかな」
姉「どう・・・・かな・・・・」
弟「(綺麗な字で書かれたそれは、手作りながらも思考を凝らした一品となっており・・・・)」
弟「グレイト!」
姉「・・・もうっ・・・弟ったら・・・・・」
弟「姉さん、顔赤い」
姉「っ」
弟「(咄嗟に顔を手で隠す様が、実に初々しい)」
姉「そ、それより・・・・・やろ・・・・?」
弟「うん、やろうか」
姉「・・・・・・・これ、駒」
弟「いつの間に折り紙まで・・・・」
姉「・・・私、ほら・・・・得意だし・・・」
弟「得意だから出来る速さ・・・ってのを超えてると思うけど」
姉「・・・・・・・・・・そうかな」
19: 2012/01/07(土) 23:08:47.18 ID:NnBZ27DA0
弟「ええっと、ここがスタートかな」
姉「・・・・・・うん」
弟「サイコロは?」
姉「・・・・・・・・・・ええっと、はい」
弟「有難う姉さん」
姉「・・・・・・・・・先に、はじめていいよ」
弟「了解。えっと、それっ」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・んと」
弟「2、かな」
姉「2進んで・・・えっとえっと」
弟「『隣の人のマッサージをすると2マス進める』だって」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
弟「(下を向いて俯く姉さん。自分で書いたのに自分に来ると思ってなかったのだろうか)」
姉「・・・・・・・・・・・そ、その・・・・しなくても・・・・」
弟「進みたいからなぁ?姉さん、マッサージさせてもらうよ?」
姉「・・・・・・うん」
弟「サイコロは?」
姉「・・・・・・・・・・ええっと、はい」
弟「有難う姉さん」
姉「・・・・・・・・・先に、はじめていいよ」
弟「了解。えっと、それっ」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・んと」
弟「2、かな」
姉「2進んで・・・えっとえっと」
弟「『隣の人のマッサージをすると2マス進める』だって」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
弟「(下を向いて俯く姉さん。自分で書いたのに自分に来ると思ってなかったのだろうか)」
姉「・・・・・・・・・・・そ、その・・・・しなくても・・・・」
弟「進みたいからなぁ?姉さん、マッサージさせてもらうよ?」
21: 2012/01/07(土) 23:12:55.47 ID:NnBZ27DA0
姉「・・・・・・・・・・・・ううっ」
弟「観念して・・・ほら、俯せになって」
姉「・・・・・・・・・・・・はふ」
弟「何処が凝ってますかー?」
姉「・・・・・・・・・・・・あふ・・・・」
弟「足?」
姉「・・・・・・・・・・・・えふっ・・・・」
弟「あれ・・・姉さん聞こえてる?」
姉「・・・・・・・気持ちいい」
弟「・・・・・・・・ん、ならいいや」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・うん」
弟「(気持ちよさそうに脱力する姉さんは、さながら人間たれパ○ダのようだった)」
姉「・・・・・・・そろそろ・・・・・いいよ?」
弟「そう?」
姉「・・・・・・・・うん、十分解された」
弟「観念して・・・ほら、俯せになって」
姉「・・・・・・・・・・・・はふ」
弟「何処が凝ってますかー?」
姉「・・・・・・・・・・・・あふ・・・・」
弟「足?」
姉「・・・・・・・・・・・・えふっ・・・・」
弟「あれ・・・姉さん聞こえてる?」
姉「・・・・・・・気持ちいい」
弟「・・・・・・・・ん、ならいいや」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・うん」
弟「(気持ちよさそうに脱力する姉さんは、さながら人間たれパ○ダのようだった)」
姉「・・・・・・・そろそろ・・・・・いいよ?」
弟「そう?」
姉「・・・・・・・・うん、十分解された」
25: 2012/01/07(土) 23:19:11.52 ID:NnBZ27DA0
弟「じゃあ次は姉さんの番だね」
姉「・・・・・・・・・・・・んっ、と」
弟「5?凄いな姉さん。進むね?」
姉「・・・・・・・・・え・・・っと」
弟「・・・・・これって」
姉「『罰ゲーム』・・・・・・」
弟「自分で書いて自分であたってる・・・・何々。『隣の人にマウントポジションを取られてくすぐられる。相手の人に気が済むまで』」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
弟「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
弟「黙っててもダメですから、姉さん」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お手柔らかにお願いします・・・・・・」
弟「考えとく」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・鬼畜」
弟「こんなマス作った姉さんが悪い」
姉「・・・・・・・・・・・・んっ、と」
弟「5?凄いな姉さん。進むね?」
姉「・・・・・・・・・え・・・っと」
弟「・・・・・これって」
姉「『罰ゲーム』・・・・・・」
弟「自分で書いて自分であたってる・・・・何々。『隣の人にマウントポジションを取られてくすぐられる。相手の人に気が済むまで』」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
弟「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
弟「黙っててもダメですから、姉さん」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お手柔らかにお願いします・・・・・・」
弟「考えとく」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・鬼畜」
弟「こんなマス作った姉さんが悪い」
31: 2012/01/07(土) 23:25:31.52 ID:NnBZ27DA0
弟「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
弟「姉さん、マウントポジションって」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やだ」
弟「幼稚園生かっ」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・やー・・・・」
弟「(顔を真っ赤にして俯せのままこっちを見ない)」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
弟「転がすぞー」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・あふっ」
弟「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
姉「・・・・・・・・・・・・・恥ずかしいっ」
弟「(仰向けになるかとおもいきや、そのまま横向いて体操座りのような格好をし始める)」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・」
弟「(正に、駄々をこねる子供だ・・・・)」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
弟「姉さん、マウントポジションって」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やだ」
弟「幼稚園生かっ」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・やー・・・・」
弟「(顔を真っ赤にして俯せのままこっちを見ない)」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
弟「転がすぞー」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・あふっ」
弟「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
姉「・・・・・・・・・・・・・恥ずかしいっ」
弟「(仰向けになるかとおもいきや、そのまま横向いて体操座りのような格好をし始める)」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・」
弟「(正に、駄々をこねる子供だ・・・・)」
34: 2012/01/07(土) 23:31:33.93 ID:NnBZ27DA0
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・」
弟「・・・・・・・・・・・・・・・・」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・」
弟「隙ありっ」
姉「ひゃあっ!」
弟「(姉さんが気を抜いて手を緩めた隙に体を伸ばさせ仰向けにして、マウントポジションを取った)」
姉「うううっ・・・・・」
弟「(赤くなった顔を隠す手さえ今は僕の下にあるので、姉さんはどうしようもなく目線をあちこちに泳がせる)」
姉「は、はやく・・・・するなら・・・してっ」
弟「う、うん」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」
弟「そんな怖がられたらできないよ・・・・」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
弟「そんな泣きそうになられたらもっとできない」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・むうっ・・・・」
弟「・・・・・・・・・・・・・・・・」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・」
弟「隙ありっ」
姉「ひゃあっ!」
弟「(姉さんが気を抜いて手を緩めた隙に体を伸ばさせ仰向けにして、マウントポジションを取った)」
姉「うううっ・・・・・」
弟「(赤くなった顔を隠す手さえ今は僕の下にあるので、姉さんはどうしようもなく目線をあちこちに泳がせる)」
姉「は、はやく・・・・するなら・・・してっ」
弟「う、うん」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ」
弟「そんな怖がられたらできないよ・・・・」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
弟「そんな泣きそうになられたらもっとできない」
姉「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・むうっ・・・・」
38: 2012/01/07(土) 23:36:31.60 ID:NnBZ27DA0
弟「いくよ?」
姉「・・・」
弟「腋でいいかな」
姉「・・・ど、どこでもいい」
弟「じゃあ腋で」
姉「・・・」
弟「こちょこちょ」
姉「っ・・・!」
弟「あ、耐えてる顔だ」
姉「・・・・・・」
弟「こちょこちょ」
姉「ひゃっ」
弟「あ、耐え切れなかった?そっかそっか・・・不意打ちは効くんだ・・・」
姉「・・・・・・」
弟「さーて、こんな罰ゲーム作った姉さんにはどれだけこちょこちょすればいいのかな?」
姉「・・・」
弟「腋でいいかな」
姉「・・・ど、どこでもいい」
弟「じゃあ腋で」
姉「・・・」
弟「こちょこちょ」
姉「っ・・・!」
弟「あ、耐えてる顔だ」
姉「・・・・・・」
弟「こちょこちょ」
姉「ひゃっ」
弟「あ、耐え切れなかった?そっかそっか・・・不意打ちは効くんだ・・・」
姉「・・・・・・」
弟「さーて、こんな罰ゲーム作った姉さんにはどれだけこちょこちょすればいいのかな?」
41: 2012/01/07(土) 23:44:45.86 ID:NnBZ27DA0
姉「・・・・・・」
弟「それっ!」
姉「っ・・・・ひっ・・・・ひゃっ・・・・」
弟「・・・・・・・・」
姉「っ・・・・んっ・・・・っ・・・・!」
弟「姉さんが大笑いする所が見たいのに・・・」
姉「っっん・・・・あふっ・・・・ひひっ・・・」
弟「そんなに耐えられても困るよ・・・」
姉「・・・・も・・・もう終わり・・・?」
弟「うん・・・姉さん意外と頑固だから・・・」
姉「・・・・良かっ」
弟「隙あり」
姉「っ!ひゃあっ・・・はははははははは――――――――――――」
弟「それっ!」
姉「っ・・・・ひっ・・・・ひゃっ・・・・」
弟「・・・・・・・・」
姉「っ・・・・んっ・・・・っ・・・・!」
弟「姉さんが大笑いする所が見たいのに・・・」
姉「っっん・・・・あふっ・・・・ひひっ・・・」
弟「そんなに耐えられても困るよ・・・」
姉「・・・・も・・・もう終わり・・・?」
弟「うん・・・姉さん意外と頑固だから・・・」
姉「・・・・良かっ」
弟「隙あり」
姉「っ!ひゃあっ・・・はははははははは――――――――――――」
42: 2012/01/07(土) 23:48:14.80 ID:NnBZ27DA0
弟「・・・・・・だ、大丈夫姉さん」
姉「・・・・・・」
弟「(無口な姉さんに戻ったと言うより、言葉すら出せないほどぐったりしてる・・・みたいな感じだ)」
姉「・・・・・・次・・・いこっか」
弟「大丈夫なの・・・?」
姉「・・・・自業・・・自得」
弟「まあそうなんだけど・・・・」
弟「(やりすぎた感もある)」
姉「・・・私が先でいい?」
弟「うん」
姉「・・・・・・よっ」
弟「あ、6?また進むね姉さん」
姉「うん・・・えっとこのマスは・・・『結婚』・・・?」
弟「結婚って・・・」
弟「(そりゃ人生ゲームにはあるけど・・・)」
姉「・・・・・・」
弟「(無口な姉さんに戻ったと言うより、言葉すら出せないほどぐったりしてる・・・みたいな感じだ)」
姉「・・・・・・次・・・いこっか」
弟「大丈夫なの・・・?」
姉「・・・・自業・・・自得」
弟「まあそうなんだけど・・・・」
弟「(やりすぎた感もある)」
姉「・・・私が先でいい?」
弟「うん」
姉「・・・・・・よっ」
弟「あ、6?また進むね姉さん」
姉「うん・・・えっとこのマスは・・・『結婚』・・・?」
弟「結婚って・・・」
弟「(そりゃ人生ゲームにはあるけど・・・)」
44: 2012/01/07(土) 23:54:02.44 ID:NnBZ27DA0
姉「えっと・・・だから・・・その」
弟「うん」
姉「・・・結婚して下さい!」
弟「うん」
姉「・・・えっ、いいの?」
弟「うん、そりゃあ」
弟「(ゲームだし)」
姉「じゃあまず・・・誓いの言葉から」
弟「(やるんだ、結婚式)」
姉「私は・・・貴方を一生夫として辛い時も安らかな時も共に過ごすと誓います・・・」
弟「僕も?」
姉「うん・・・」
弟「僕も、姉さんを妻として迎え、一生共に過ごすことを誓います」
姉「・・・・・・っ」
弟「姉さんこんなので赤くならなくても・・・」
弟「うん」
姉「・・・結婚して下さい!」
弟「うん」
姉「・・・えっ、いいの?」
弟「うん、そりゃあ」
弟「(ゲームだし)」
姉「じゃあまず・・・誓いの言葉から」
弟「(やるんだ、結婚式)」
姉「私は・・・貴方を一生夫として辛い時も安らかな時も共に過ごすと誓います・・・」
弟「僕も?」
姉「うん・・・」
弟「僕も、姉さんを妻として迎え、一生共に過ごすことを誓います」
姉「・・・・・・っ」
弟「姉さんこんなので赤くならなくても・・・」
47: 2012/01/08(日) 00:06:20.29 ID:Xd2ISuH40
姉「こ、こんなのって・・・!」
弟「ご、ごめん」
姉「ううん・・・・」
弟「じゃあ、次に」
姉「・・・ダメ」
弟「?」
姉「まだ・・・続きがあるから・・・」
弟「続き・・・?」
姉「続き・・・。誓いの口づけ・・・」
弟「ちょ、ちょっと待ってよ姉さん」
姉「嫌・・・?」
弟「別に・・・そんなんじゃ」
姉「ねぇ・・・弟は・・・その・・・」
弟「?」
姉「・・・・・・・私のこと・・・好き・・・?」
弟「ご、ごめん」
姉「ううん・・・・」
弟「じゃあ、次に」
姉「・・・ダメ」
弟「?」
姉「まだ・・・続きがあるから・・・」
弟「続き・・・?」
姉「続き・・・。誓いの口づけ・・・」
弟「ちょ、ちょっと待ってよ姉さん」
姉「嫌・・・?」
弟「別に・・・そんなんじゃ」
姉「ねぇ・・・弟は・・・その・・・」
弟「?」
姉「・・・・・・・私のこと・・・好き・・・?」
50: 2012/01/08(日) 00:10:00.16 ID:Xd2ISuH40
弟「隙はあるよね、姉さん」
姉「・・・私は、真剣だよ」
弟「・・・・・・」
姉「・・・・・・ごめん、意地悪だったよね、私」
弟「いや・・・・いきなりでびっくりしただけで」
姉「・・・・・・・私が先に言うべきなんだよね」
弟「・・・・・先に言うって・・・?」
姉「・・・私が、弟のことどう思ってるか」
弟「・・・・・・突然すぎるよ」
姉「・・・・・ごめん」
弟「・・・・・・・」
姉「・・・・・・・・」
弟「やっぱ言ってよ、なんか煮え切らないや」
姉「・・・・・・・!」
弟「聞かせて、姉さんが僕をどう思ってるか・・・・さ?」
姉「・・・私は、真剣だよ」
弟「・・・・・・」
姉「・・・・・・ごめん、意地悪だったよね、私」
弟「いや・・・・いきなりでびっくりしただけで」
姉「・・・・・・・私が先に言うべきなんだよね」
弟「・・・・・先に言うって・・・?」
姉「・・・私が、弟のことどう思ってるか」
弟「・・・・・・突然すぎるよ」
姉「・・・・・ごめん」
弟「・・・・・・・」
姉「・・・・・・・・」
弟「やっぱ言ってよ、なんか煮え切らないや」
姉「・・・・・・・!」
弟「聞かせて、姉さんが僕をどう思ってるか・・・・さ?」
54: 2012/01/08(日) 00:14:39.35 ID:Xd2ISuH40
姉「私は・・・」
姉「私は、弟が好き。これは家族として・・・じゃなくて、恋愛対象として・・・」
弟「・・・そっか」
姉「・・・・・・気持ち悪いよね、ごめんね・・・」
弟「・・・・・・」
姉「・・・・・・こんな・・・お姉ちゃん、いらな・・・いよね」
弟「・・・・・・」
姉「だ・・・いじょうぶだから・・・っ・・・もうすぐ、大学に行って・・・この家からいなくなるからっ・・・」
弟「・・・・・・・」
姉「だから・・・っ」
弟「・・・そんなに涙で顔ぐしゃぐしゃにしといて・・・なにが大丈夫なんだよ、姉さん」
姉「・・・・・・っ」
弟「・・・誓いの口づけ。これで結婚式は完了だよ、姉さん。そして、これが僕の答えだ。」
姉「私は、弟が好き。これは家族として・・・じゃなくて、恋愛対象として・・・」
弟「・・・そっか」
姉「・・・・・・気持ち悪いよね、ごめんね・・・」
弟「・・・・・・」
姉「・・・・・・こんな・・・お姉ちゃん、いらな・・・いよね」
弟「・・・・・・」
姉「だ・・・いじょうぶだから・・・っ・・・もうすぐ、大学に行って・・・この家からいなくなるからっ・・・」
弟「・・・・・・・」
姉「だから・・・っ」
弟「・・・そんなに涙で顔ぐしゃぐしゃにしといて・・・なにが大丈夫なんだよ、姉さん」
姉「・・・・・・っ」
弟「・・・誓いの口づけ。これで結婚式は完了だよ、姉さん。そして、これが僕の答えだ。」
59: 2012/01/08(日) 00:18:43.15 ID:Xd2ISuH40
弟「姉さんのことが気持ち悪いなんて思ってなかったし、思うつもりもない」
姉「・・・・・・・・・!」
弟「・・・僕だって、きっと姉さんのことが好きだったんだ。でも、勘違いだとずっと思ってた」
姉「・・・・・・・・・」
弟「こんなの誰にでもある、姉に対するあこがれ・・・みたいなもんだと思ってた。でも今の姉さんの言葉で分かったよ」
姉「・・・・・・・・・・・」
弟「僕も、姉さんのことが大好きなんだって」
姉「・・・・・・・・・・っ」
弟「大学に行くから家を出る?・・・・僕もついてく。姉さんと離れ離れなんかになれない」
姉「それはっ・・・ダメだよ」
弟「でも・・・姉さん!」
姉「・・・弟は、まだしなきゃいけないことが・・・ここでしなきゃいけないことがあるから・・・ダメ・・・」
弟「姉さん・・・」
姉「それに、一生会えなくなるわけじゃないでしょ・・・?」
弟「・・・・・・・でも・・・・っ」
姉「・・・・・・・・・!」
弟「・・・僕だって、きっと姉さんのことが好きだったんだ。でも、勘違いだとずっと思ってた」
姉「・・・・・・・・・」
弟「こんなの誰にでもある、姉に対するあこがれ・・・みたいなもんだと思ってた。でも今の姉さんの言葉で分かったよ」
姉「・・・・・・・・・・・」
弟「僕も、姉さんのことが大好きなんだって」
姉「・・・・・・・・・・っ」
弟「大学に行くから家を出る?・・・・僕もついてく。姉さんと離れ離れなんかになれない」
姉「それはっ・・・ダメだよ」
弟「でも・・・姉さん!」
姉「・・・弟は、まだしなきゃいけないことが・・・ここでしなきゃいけないことがあるから・・・ダメ・・・」
弟「姉さん・・・」
姉「それに、一生会えなくなるわけじゃないでしょ・・・?」
弟「・・・・・・・でも・・・・っ」
61: 2012/01/08(日) 00:23:08.98 ID:Xd2ISuH40
姉「だから・・・だからさ、今は・・・このすごろくで我慢しようよ」
弟「・・・・・・」
姉「まだ・・・ゴールしてないよ?」
弟「・・・姉さん」
姉「今だけ・・・っ、今だけだから・・・ね?」
弟「分かった・・・・分かったよ」
姉「ほら・・・じゃあサイコロ振って・・・・」
弟「・・・姉さんの涙で濡れてる」
姉「・・・ごめん」
弟「ううん、全然不快じゃないんだ。逆にさ、直ぐにゴール出来そうな気がする」
姉「・・・・そうかな」
弟「姉さんにまつわることは、全部運がいいからね」
姉「・・・・有難う」
弟「結婚式のマスから6マスでゴール・・・。一発で決めるよ?」
姉「うん・・・弟、サイコロ振って・・・・・・・・!」
______________________________________
弟「・・・・・・」
姉「まだ・・・ゴールしてないよ?」
弟「・・・姉さん」
姉「今だけ・・・っ、今だけだから・・・ね?」
弟「分かった・・・・分かったよ」
姉「ほら・・・じゃあサイコロ振って・・・・」
弟「・・・姉さんの涙で濡れてる」
姉「・・・ごめん」
弟「ううん、全然不快じゃないんだ。逆にさ、直ぐにゴール出来そうな気がする」
姉「・・・・そうかな」
弟「姉さんにまつわることは、全部運がいいからね」
姉「・・・・有難う」
弟「結婚式のマスから6マスでゴール・・・。一発で決めるよ?」
姉「うん・・・弟、サイコロ振って・・・・・・・・!」
______________________________________
64: 2012/01/08(日) 00:29:03.25 ID:Xd2ISuH40
___________________________________
_____________________________
_______________________
弟「久しぶり、姉さん」
姉「・・・久しぶり、弟」
弟「元気だった?」
姉「・・・弟こそ」
弟「僕は・・・それなり」
姉「・・・私も」
弟「じゃあ・・・姉さん」
姉「・・・うん」
弟「この敷居またいだら・・・ね?」
姉「・・・じゃあ、いっせーのせ、で」
弟「いくよ?」
姉「うん・・・・」
_____________________________
_______________________
弟「久しぶり、姉さん」
姉「・・・久しぶり、弟」
弟「元気だった?」
姉「・・・弟こそ」
弟「僕は・・・それなり」
姉「・・・私も」
弟「じゃあ・・・姉さん」
姉「・・・うん」
弟「この敷居またいだら・・・ね?」
姉「・・・じゃあ、いっせーのせ、で」
弟「いくよ?」
姉「うん・・・・」
66: 2012/01/08(日) 00:31:35.31 ID:Xd2ISuH40
弟「・・・いっせーのせ」
姉弟『ゴールっ!』
姉「・・・今日から、ずっと、よろしくね?・・・弟?」
弟「うん、よろしく、姉さん」
~fin~
姉弟『ゴールっ!』
姉「・・・今日から、ずっと、よろしくね?・・・弟?」
弟「うん、よろしく、姉さん」
~fin~
67: 2012/01/08(日) 00:32:42.97
乙
68: 2012/01/08(日) 00:33:23.28
あまりに乙すぎてオツオツの実の能力が
コメント
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esusokuhou
がしました
esusokuhou
がしました
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