1: 2017/03/30(木) 15:37:19.993 ID:MmgtCeTG0
昼休み
ヴィーネ「ふっふっふ、ついに披露するときが来たようね」
ガヴリール「どうしたんだ?サターニャみたいな笑い方して」
ラフィ「何かいいことでもあったんですか?」
ヴィーネ「それがね、ついに私も魔法を覚えたの!」
ヴィーネ「ふっふっふ、ついに披露するときが来たようね」
ガヴリール「どうしたんだ?サターニャみたいな笑い方して」
ラフィ「何かいいことでもあったんですか?」
ヴィーネ「それがね、ついに私も魔法を覚えたの!」
3: 2017/03/30(木) 15:39:10.710 ID:MmgtCeTG0
サターニャ「ほんとに!?おめでとうヴィネット!」
ガヴリール「まてまて、魔法って何言ってんだ?ゲームの話か?」
サターニャ「そっちこそ何言ってんのよ、悪魔ってのはある程度成長すると個人に合った魔法を習得するのよ」
ヴィーネ「私は遅い方だったんだけど、ついに習得したわ」
ガヴリール「まてまて、魔法って何言ってんだ?ゲームの話か?」
サターニャ「そっちこそ何言ってんのよ、悪魔ってのはある程度成長すると個人に合った魔法を習得するのよ」
ヴィーネ「私は遅い方だったんだけど、ついに習得したわ」
5: 2017/03/30(木) 15:40:28.410 ID:MmgtCeTG0
ラフィ「それで、どんな魔法なんですか?」
ヴィーネ「ふふ、まぁ見てなさい」スッ
ガヴリール「弁当?そんなもん取り出してどうするんだ?」
ヴィーネ「ふふ、まぁ見てなさい」スッ
ガヴリール「弁当?そんなもん取り出してどうするんだ?」
7: 2017/03/30(木) 15:42:25.809 ID:MmgtCeTG0
パカッ
ラフィ「うわっ……」
サターニャ「あんたお弁当にパスタ入れてきたの?もう伸び切っちゃってるじゃない……」
ガヴリール「これじゃ食えないだろ……」
ヴィーネ「ところが……『デキタテン』!」
ラフィ「うわっ……」
サターニャ「あんたお弁当にパスタ入れてきたの?もう伸び切っちゃってるじゃない……」
ガヴリール「これじゃ食えないだろ……」
ヴィーネ「ところが……『デキタテン』!」
8: 2017/03/30(木) 15:44:55.790 ID:MmgtCeTG0
サターニャ「え?さっきまで伸び切ってまずそうだったのに」
ガヴリール「艶が出たぞ」
ラフィ「それにホカホカです」
ヴィーネ「これが私の覚えた魔法……『デキタテン』の呪文を唱えることであらゆる料理を出来立てに戻す時空を操る魔法よ!」
ガヴリール「艶が出たぞ」
ラフィ「それにホカホカです」
ヴィーネ「これが私の覚えた魔法……『デキタテン』の呪文を唱えることであらゆる料理を出来立てに戻す時空を操る魔法よ!」
10: 2017/03/30(木) 15:46:50.029 ID:MmgtCeTG0
サターニャ「な、時空を操る魔法なんて……流石ねヴィネット」
ヴィーネ「ふふ、しかもまだまだいろんな呪文を覚えられそうな気がするわ」
サターニャ「す、すごい……ねぇ!私のメロンパンにも『デキタテン』を!『デキタテン』をかけてよ!」
ヴィーネ「いいわよ、『デキタテン』」
ヴィーネ「ふふ、しかもまだまだいろんな呪文を覚えられそうな気がするわ」
サターニャ「す、すごい……ねぇ!私のメロンパンにも『デキタテン』を!『デキタテン』をかけてよ!」
ヴィーネ「いいわよ、『デキタテン』」
13: 2017/03/30(木) 15:48:58.016 ID:MmgtCeTG0
サターニャ「あ、ああコンビニで買ったメロンパンなのに表面はカリカリで中はふわふわもっちり!それに温かいわ!」
サターニャ「なんてとてつもない呪文なの……」
ガヴリール「なんだそりゃ……期待して損した。さ、飯食おう」
ヴィーネ「」ムカッ
ラフィ「ガヴちゃん今日はカツサンドですか珍しいですね」
サターニャ「なんてとてつもない呪文なの……」
ガヴリール「なんだそりゃ……期待して損した。さ、飯食おう」
ヴィーネ「」ムカッ
ラフィ「ガヴちゃん今日はカツサンドですか珍しいですね」
14: 2017/03/30(木) 15:51:22.383 ID:MmgtCeTG0
ガヴリール「なんか食いたくなってな、いただきまーす」
ヴィーネ「『デキタテン』」
ガヴリール「ガブ……あっつ!!!あふ……あふ……水……」
ヴィーネ「私の呪文を馬鹿にした罰よ!」
ガヴリール「はんはほほえ(なんだよこれ)」
ヴィーネ「『デキタテン』」
ガヴリール「ガブ……あっつ!!!あふ……あふ……水……」
ヴィーネ「私の呪文を馬鹿にした罰よ!」
ガヴリール「はんはほほえ(なんだよこれ)」
15: 2017/03/30(木) 15:54:02.748 ID:MmgtCeTG0
ヴィーネ「私の『デキタテン』は料理を出来立てに戻す魔法。揚げ物に使えば食べれない程熱々の状態に戻るわ」
サターニャ「な、なんて恐ろしい悪魔的呪文(デビルズスペル)なの……」ガタガタ
ラフィ「すごい……ガヴちゃんを一撃で……これで魔王だって倒せますね!」
ガヴリール「はほへへーほ!(倒せねーよ!)」
サターニャ「な、なんて恐ろしい悪魔的呪文(デビルズスペル)なの……」ガタガタ
ラフィ「すごい……ガヴちゃんを一撃で……これで魔王だって倒せますね!」
ガヴリール「はほへへーほ!(倒せねーよ!)」
16: 2017/03/30(木) 15:59:11.355 ID:MmgtCeTG0
次の日
ラフィ「今日は暖かいですね」
サターニャ「そうね、なんかボーッとしてくるわー」
ガヴリール「そりゃいつもだろ……」
ヴィーネ「ふふふ、そんな春の陽気の中……新しい呪文を覚えた私よ」キラーン
ラフィ「今日は暖かいですね」
サターニャ「そうね、なんかボーッとしてくるわー」
ガヴリール「そりゃいつもだろ……」
ヴィーネ「ふふふ、そんな春の陽気の中……新しい呪文を覚えた私よ」キラーン
19: 2017/03/30(木) 16:02:58.466 ID:MmgtCeTG0
サターニャ「ええ!?もう二つも覚えたの!?もしかしてヴィーネって天才なんじゃ……ぐぬぬ」
ガヴリール「どうせまたしょうもない呪文なんじゃないの?」
ヴィーネ「ふっ、言ってればいいわ……今度はなんと……攻撃呪文を手に入れてしまったわ……」
ラフィ「攻撃呪文!?大丈夫なんですか?」
ヴィーネ「一歩使い方を誤れば人を傷つけてしまうわ……私はこの呪文を『ハルサーキ』そう……名付けたわ」
ガヴリール「どうせまたしょうもない呪文なんじゃないの?」
ヴィーネ「ふっ、言ってればいいわ……今度はなんと……攻撃呪文を手に入れてしまったわ……」
ラフィ「攻撃呪文!?大丈夫なんですか?」
ヴィーネ「一歩使い方を誤れば人を傷つけてしまうわ……私はこの呪文を『ハルサーキ』そう……名付けたわ」
20: 2017/03/30(木) 16:05:43.371 ID:MmgtCeTG0
サターニャ「ヴィ……ヴィネット!『ハルサーキ』を、『ハルサーキ』を私にかけてみて!」
ヴィーネ「だめよ!こんな悪魔的な呪文友達になんてかけられないわ!」
サターニャ「いいのよ、覚悟はできてるわ……使って……見たいんでしょ?」
ヴィーネ「サターニャ……」
サターニャ「友達なんだからそれぐらいわかるわ、さぁ!」
ヴィーネ「わかったわ、そこまで言うなら……『ハルサーキ』!」ティロリロリロ
ヴィーネ「だめよ!こんな悪魔的な呪文友達になんてかけられないわ!」
サターニャ「いいのよ、覚悟はできてるわ……使って……見たいんでしょ?」
ヴィーネ「サターニャ……」
サターニャ「友達なんだからそれぐらいわかるわ、さぁ!」
ヴィーネ「わかったわ、そこまで言うなら……『ハルサーキ』!」ティロリロリロ
21: 2017/03/30(木) 16:10:15.360 ID:MmgtCeTG0
サターニャ「?……別になんとも……ん、ぶぇっくし!」ズルッ
ヴィーネ「ああ!サターニャ大丈夫!?」
サターニャ「ええ、大丈夫よ。ただなんか急に鼻が……ぶぇっくし!ぶえっくし!」ズルズル
ラフィ「ヴィーネさんまさかこれが……」
ヴィーネ「ええこれが『ハルサーキ』の効果くしゃみ、鼻水、涙が止まらくなるわ」
サターニャ「ぶえぇっくし!ぶえっくしょん!!ズルズル」
ヴィーネ「サターニャ!はいこれ!ティッシュ使って!」
サターニャ「ありがと、ぶえっくしょい!」
ヴィーネ「ああ!サターニャ大丈夫!?」
サターニャ「ええ、大丈夫よ。ただなんか急に鼻が……ぶぇっくし!ぶえっくし!」ズルズル
ラフィ「ヴィーネさんまさかこれが……」
ヴィーネ「ええこれが『ハルサーキ』の効果くしゃみ、鼻水、涙が止まらくなるわ」
サターニャ「ぶえぇっくし!ぶえっくしょん!!ズルズル」
ヴィーネ「サターニャ!はいこれ!ティッシュ使って!」
サターニャ「ありがと、ぶえっくしょい!」
26: 2017/03/30(木) 16:14:59.154 ID:MmgtCeTG0
ヴィーネ「『キーサルハ』」ティロリロリロ
サターニャ「あ、止まった」
ヴィーネ「ごめんなさいサターニャ!大丈夫?」
サターニャ「大丈夫よ……」
ラフィ「あ、サターニャさん鼻血が……」
サターニャ「勢い良くくしゃみ連発したせいで鼻の血管が切れたのね。ティッシュティッシュ」
ヴィーネ「友人に血を流させるなんて……この呪文はやはり危険すぎるわ封印ね」
ガヴリール「こいつこんなしょうもないのどんどん覚えていくのか?」
サターニャ「あ、止まった」
ヴィーネ「ごめんなさいサターニャ!大丈夫?」
サターニャ「大丈夫よ……」
ラフィ「あ、サターニャさん鼻血が……」
サターニャ「勢い良くくしゃみ連発したせいで鼻の血管が切れたのね。ティッシュティッシュ」
ヴィーネ「友人に血を流させるなんて……この呪文はやはり危険すぎるわ封印ね」
ガヴリール「こいつこんなしょうもないのどんどん覚えていくのか?」
31: 2017/03/30(木) 16:23:34.739 ID:MmgtCeTG0
次の日
ガヴリール「あー、やっと学校終わった……帰るのもめんどくせぇ……」
ヴィーネ「あんたそんな面倒くさがって……もっとやる気だしたら?」
ガヴリール「いいよ、ゲームさえあれば」
ヴィーネ「そんなこと言って……映画とかどう?面白いわよ?」
ガヴリール「対して感動もしないしパス」
ガヴリール「あー、やっと学校終わった……帰るのもめんどくせぇ……」
ヴィーネ「あんたそんな面倒くさがって……もっとやる気だしたら?」
ガヴリール「いいよ、ゲームさえあれば」
ヴィーネ「そんなこと言って……映画とかどう?面白いわよ?」
ガヴリール「対して感動もしないしパス」
33: 2017/03/30(木) 16:25:21.768 ID:MmgtCeTG0
ヴィーネ「ふふふ、それならそんなガヴリールにピッタリの呪文を覚えたわ」
ガヴリール「おい、私に使うなよ?」
サターニャ「なになに?また新呪文?」
ラフィ「今度はどんなのですか?わくわく」
ガヴリール「おい、私に使うなよ?」
サターニャ「なになに?また新呪文?」
ラフィ「今度はどんなのですか?わくわく」
34: 2017/03/30(木) 16:26:34.775 ID:MmgtCeTG0
ヴィーネ「待ってて、今ガヴに使うわ」
ガヴリール「おい、だからやm」
ヴィーネ「『ケモフレ』!」
ガヴリール「…………」
サターニャ「ガヴリール?」
ラフィ「ガヴちゃん?」
ガヴリール「おい、だからやm」
ヴィーネ「『ケモフレ』!」
ガヴリール「…………」
サターニャ「ガヴリール?」
ラフィ「ガヴちゃん?」
35: 2017/03/30(木) 16:30:09.287 ID:MmgtCeTG0
ガヴリール「すごーい!ヴィーネは魔法が使えるフレンズなんだね!」
サターニャ「!?」
ラフィ「!?」
ガヴリール「えー!なになに?何なのこれ!」
ヴィーネ「これが『ケモフレ』よ……」
ラフィ「なんかわからないですが、寂しさと悔しさを感じる呪文ですね……」
ガヴリール「いいから早く戻してよー!」
サターニャ「!?」
ラフィ「!?」
ガヴリール「えー!なになに?何なのこれ!」
ヴィーネ「これが『ケモフレ』よ……」
ラフィ「なんかわからないですが、寂しさと悔しさを感じる呪文ですね……」
ガヴリール「いいから早く戻してよー!」
37: 2017/03/30(木) 16:36:31.122 ID:MmgtCeTG0
次の日
ガヴリール「ひどい目にあった……」
ヴィーネ「ごめんごめん」
ガヴリール「もう二度と私には呪文をかけるなよ、かけるならサターニャにやれ」
ヴィーネ「そうは行かないのよ、今度覚えた呪文はサターニャには効かないみたいなの」
ガヴリール「じゃあラフィエルでいいだろ!」
ヴィーネ「ラフィも効果薄そうなのよ」
ガヴリール「ひどい目にあった……」
ヴィーネ「ごめんごめん」
ガヴリール「もう二度と私には呪文をかけるなよ、かけるならサターニャにやれ」
ヴィーネ「そうは行かないのよ、今度覚えた呪文はサターニャには効かないみたいなの」
ガヴリール「じゃあラフィエルでいいだろ!」
ヴィーネ「ラフィも効果薄そうなのよ」
38: 2017/03/30(木) 16:38:20.039 ID:MmgtCeTG0
ラフィ「一体どんな呪文なんですか?」
ヴィーネ「今度は味方にかける補助系呪文よ」
サターニャ「ヴィネットらしい感じね」
ヴィーネ「試しに使ってみるわね」
ガヴリール「やめろっての!」
ヴィーネ「えいっ!」ティロリロリロ
ヴィーネ「今度は味方にかける補助系呪文よ」
サターニャ「ヴィネットらしい感じね」
ヴィーネ「試しに使ってみるわね」
ガヴリール「やめろっての!」
ヴィーネ「えいっ!」ティロリロリロ
39: 2017/03/30(木) 16:41:24.282 ID:MmgtCeTG0
ガヴリール「ふっ、この学年主席にして未来の大天使ガヴリール様に悪魔ごときがいい度胸だな」ファサァ
サターニャ「な、何よこれ……これじゃまるで……」
ラフィ「サターニャさんみたいですねー」
サターニャ「私ここまでじゃないわよ!?」
ヴィーネ「え?」
ラフィ「え?」
サターニャ「な、何よこれ……これじゃまるで……」
ラフィ「サターニャさんみたいですねー」
サターニャ「私ここまでじゃないわよ!?」
ヴィーネ「え?」
ラフィ「え?」
40: 2017/03/30(木) 16:43:44.564 ID:MmgtCeTG0
ガヴリール「下級悪魔如きが私と同等などと思いあがりも甚だしいな、おい」
ラフィ「一体これは……」
ヴィーネ「この呪文は対象の態度の大きさをを二倍にする効果があるわ」
ラフィ「ああ、それでサターニャさんに効かないんですか」
ヴィーネ「うん、態度の大きさカンストしてるみたい」
ラフィ「一体これは……」
ヴィーネ「この呪文は対象の態度の大きさをを二倍にする効果があるわ」
ラフィ「ああ、それでサターニャさんに効かないんですか」
ヴィーネ「うん、態度の大きさカンストしてるみたい」
41: 2017/03/30(木) 16:46:00.002 ID:MmgtCeTG0
サターニャ「私は態度が大きいんじゃないわ!事実を言ってるだけよ!私が大悪魔になるのは事実なのだから」
ラフィ「たしかにこれ以上はどうしようもなさそうですね……」
ヴィーネ「私はこの呪文を『サタキルト』……そう名付けたわ」
サターニャ「なんかネーミングに悪意感じるんだけど」
ラフィ「たしかにこれ以上はどうしようもなさそうですね……」
ヴィーネ「私はこの呪文を『サタキルト』……そう名付けたわ」
サターニャ「なんかネーミングに悪意感じるんだけど」
42: 2017/03/30(木) 16:49:32.842 ID:MmgtCeTG0
次の日ー体育
体育教師「あとはガヴリールさんだけよー」
サターニャ「長距離走の授業ガヴリールだけとんでもなく遅れてるわね」ヒソヒソ
ヴィーネ「体力ないから……でもあとちょっとなんだからなんとか完走してほしいんだけど」
ガヴリール「コヒュー……コヒュー……」
サターニャ「もうかなりきつそうね……ねぇ何かいい呪文持ってないかしら……」
ヴィーネ「そうね……あ、今朝覚えた呪文なら!」
体育教師「あとはガヴリールさんだけよー」
サターニャ「長距離走の授業ガヴリールだけとんでもなく遅れてるわね」ヒソヒソ
ヴィーネ「体力ないから……でもあとちょっとなんだからなんとか完走してほしいんだけど」
ガヴリール「コヒュー……コヒュー……」
サターニャ「もうかなりきつそうね……ねぇ何かいい呪文持ってないかしら……」
ヴィーネ「そうね……あ、今朝覚えた呪文なら!」
43: 2017/03/30(木) 16:49:54.051
魔法を作ってしまうとは
44: 2017/03/30(木) 16:52:56.108
ルドラの秘宝だっけ
46: 2017/03/30(木) 16:57:49.295 ID:MmgtCeTG0
ガヴリール(はぁ……はぁ……もう限界だ……あと15メートルぐらいだがリタイアしよう……)
トオイユメ……ステキレズニ……
ガヴリール(ん?何だ?頭の中に曲が……)
サターニャ「ちょ……何これ!頭の中に歌が!」
ヴィーネ「ふふふ、ついに範囲呪文まで習得したのよその名も……『サライ』!」
ヴィーネ「今頃周りのクラスメイト達も」
委員長(な、なんでサライが!?まさか天真さんの姿に感動して!?)
田中&上野(歌わずにいられない!)
トオイユメ……ステキレズニ……
ガヴリール(ん?何だ?頭の中に曲が……)
サターニャ「ちょ……何これ!頭の中に歌が!」
ヴィーネ「ふふふ、ついに範囲呪文まで習得したのよその名も……『サライ』!」
ヴィーネ「今頃周りのクラスメイト達も」
委員長(な、なんでサライが!?まさか天真さんの姿に感動して!?)
田中&上野(歌わずにいられない!)
47: 2017/03/30(木) 17:01:23.470 ID:MmgtCeTG0
動きー始めたー汽車のー窓辺をー
ガヴリール(な、なんだ……みんな歌ってるのか?くそ……この曲を聞くとなぜかあと少しだけ頑張ろうと思えてしまう……)
流れてく景色だけを
ガヴリール(あと5メートル……)
じっと見ていたー
ガヴリール(やった……ゴール……)
サクラー吹雪のーサライーの窓はー
哀しいほーど 青く澄んーで 胸が震えーたー
ガヴリール(な、なんだ……みんな歌ってるのか?くそ……この曲を聞くとなぜかあと少しだけ頑張ろうと思えてしまう……)
流れてく景色だけを
ガヴリール(あと5メートル……)
じっと見ていたー
ガヴリール(やった……ゴール……)
サクラー吹雪のーサライーの窓はー
哀しいほーど 青く澄んーで 胸が震えーたー
49: 2017/03/30(木) 17:04:10.059 ID:MmgtCeTG0
委員長「天真さん!おめでとう!!」
ヴィーネ「ガヴ……頑張ったわね……」グスッ
サターニャ「流石ね……感動しちゃったじゃない……」パチパチ
ガヴリール「みんなの……おかげだよ……」ハァハァ
ラフィ「なんか、隣のクラス面白そうなことになってますね……混ざれないのが残念です」
ヴィーネ「ガヴ……頑張ったわね……」グスッ
サターニャ「流石ね……感動しちゃったじゃない……」パチパチ
ガヴリール「みんなの……おかげだよ……」ハァハァ
ラフィ「なんか、隣のクラス面白そうなことになってますね……混ざれないのが残念です」
50: 2017/03/30(木) 17:12:26.166 ID:MmgtCeTG0
次の日
ヴィーネ「新しい呪文を覚えたわ」
ガヴリール「またかよ、毎日だな」
ラフィ「今度はどんな効果なんですか?」
ヴィーネ「それがわからないのよ」
サターニャ「え?」
ヴィーネ「何が起こるかわからない呪文それが『パルアンカー』よ」
ガヴリール「なんだそりゃ」
ラフィ「試しに使ってみては?」
ヴィーネ「ええ、『パルアンカー』>>52!!」
ヴィーネ「新しい呪文を覚えたわ」
ガヴリール「またかよ、毎日だな」
ラフィ「今度はどんな効果なんですか?」
ヴィーネ「それがわからないのよ」
サターニャ「え?」
ヴィーネ「何が起こるかわからない呪文それが『パルアンカー』よ」
ガヴリール「なんだそりゃ」
ラフィ「試しに使ってみては?」
ヴィーネ「ええ、『パルアンカー』>>52!!」
52: 2017/03/30(木) 17:14:07.111
全身が敏感になる
54: 2017/03/30(木) 17:18:07.081 ID:MmgtCeTG0
ガヴリール「別になんとも……」
ラフィ「ん?ヴィーネさんどうかしましたか?」
ヴィーネ「いや、なんか全身がムズムズするっていうか……///」
サターニャ「ちょっと、大丈夫?」
ヴィーネ「ひゃん!///」
サターニャ「な、何よ肩に触れただけじゃない」
ラフィ「ん?ヴィーネさんどうかしましたか?」
ヴィーネ「いや、なんか全身がムズムズするっていうか……///」
サターニャ「ちょっと、大丈夫?」
ヴィーネ「ひゃん!///」
サターニャ「な、何よ肩に触れただけじゃない」
56: 2017/03/30(木) 17:21:15.413 ID:MmgtCeTG0
ガヴリール「」ピーン
ガヴリール「どうした?ヴィーネ?背中さすってやろうか?」サスサス
ヴィーネ「やっ///ちょっと//ガヴやめっ……あんっ……」
ラフィ「」ニヤッ
ラフィ「ヴィーネさーんちょっと保健室行きましょっか」
ヴィーネ「ちょ、触んないで!やめっ……あぁん!」
ガヴリール「どうした?ヴィーネ?背中さすってやろうか?」サスサス
ヴィーネ「やっ///ちょっと//ガヴやめっ……あんっ……」
ラフィ「」ニヤッ
ラフィ「ヴィーネさーんちょっと保健室行きましょっか」
ヴィーネ「ちょ、触んないで!やめっ……あぁん!」
59: 2017/03/30(木) 17:25:25.630 ID:MmgtCeTG0
ガヴリール「ほら、ここがいいのか?気持ちいいんだろ?素直になれって」
ラフィ「ヴィーネさん我慢は体に毒ですよー」フー
ヴィーネ「だめっ!もうやめてっ!」ビクビク
ガヴリール「そんな状態でこっちなんていじったらどうなるんだろうな」
ヴィーネ「ちょ!そこはしゃれにならないわよ!?」
ラフィ「あら、こんなにして説得力がないですねぇ」
ガヴリール「こんなに期待してヴィーネは色欲の悪魔だったのかな」
ヴィーネ「あ……あぁ……」ピクッピクッ
ラフィ「安心してください、私たちは天使ですからちゃんと天国に連れて行ってあげますよ」
ラフィ「ヴィーネさん我慢は体に毒ですよー」フー
ヴィーネ「だめっ!もうやめてっ!」ビクビク
ガヴリール「そんな状態でこっちなんていじったらどうなるんだろうな」
ヴィーネ「ちょ!そこはしゃれにならないわよ!?」
ラフィ「あら、こんなにして説得力がないですねぇ」
ガヴリール「こんなに期待してヴィーネは色欲の悪魔だったのかな」
ヴィーネ「あ……あぁ……」ピクッピクッ
ラフィ「安心してください、私たちは天使ですからちゃんと天国に連れて行ってあげますよ」
60: 2017/03/30(木) 17:26:38.867
てかその呪文自分に効くんかい
61: 2017/03/30(木) 17:27:02.228 ID:MmgtCeTG0
ヴィーネ「あっ……そんな……二人で……だめ……」
~~~~~~~~~~~~~~~~
ヴィーネ「あの呪文は封印します///」
ガヴラフィ「はい」
~~~~~~~~~~~~~~~~
ヴィーネ「あの呪文は封印します///」
ガヴラフィ「はい」
65: 2017/03/30(木) 17:32:16.600 ID:MmgtCeTG0
次の日
ガヴリール「そういえばサターニャも呪文は使えるのか?」
ヴィーネ「そういえば私もサターニャが使ってるとこ見たことないわね」
サターニャ「当然でしょ!この私を誰だと思っているのよ!」
ガヴリール「アホの子」
サターニャ「ムキー!そこまで言うならいいわ!見せてあげるわ!」
サターニャ「ラフィエル!悪いんだけど私達を神足通でどこか人気がなくて広いところに運んでくれる?」
ガヴリール「そういえばサターニャも呪文は使えるのか?」
ヴィーネ「そういえば私もサターニャが使ってるとこ見たことないわね」
サターニャ「当然でしょ!この私を誰だと思っているのよ!」
ガヴリール「アホの子」
サターニャ「ムキー!そこまで言うならいいわ!見せてあげるわ!」
サターニャ「ラフィエル!悪いんだけど私達を神足通でどこか人気がなくて広いところに運んでくれる?」
66: 2017/03/30(木) 17:36:28.412 ID:MmgtCeTG0
ラフィエル「はい、こんなところでいいですかー?」
サターニャ「まぁまぁね……あの古い城って誰かいるかしら?」
ラフィエル「千里眼っと……誰もいないみたいですね。ついでに言えば周囲も全く人がいません」
ヴィーネ「つか、あの西洋風な城……どこまで連れてきたのよ……」
サターニャ「それじゃあ行くわよ……」
サターニャ「紅き刻印、挽回の王……」
ガヴリール「え、そんな詠唱とかいるの?」
サターニャ「気分よ!練習したんだからいいじゃない!」
サターニャ「まぁまぁね……あの古い城って誰かいるかしら?」
ラフィエル「千里眼っと……誰もいないみたいですね。ついでに言えば周囲も全く人がいません」
ヴィーネ「つか、あの西洋風な城……どこまで連れてきたのよ……」
サターニャ「それじゃあ行くわよ……」
サターニャ「紅き刻印、挽回の王……」
ガヴリール「え、そんな詠唱とかいるの?」
サターニャ「気分よ!練習したんだからいいじゃない!」
68: 2017/03/30(木) 17:50:09.726 ID:MmgtCeTG0
サターニャ「紅き刻印、挽回の王」
サターニャ「天地の法を敷衍すれど、我は万象祥雲の理」
サターニャ「崩壊破壊の別名なり、永劫の鉄槌は我がもとに下れッ!」
サターニャ「エクスプロォージョン!」
ガヴリール「おい、城一つ消えたぞ……」
ヴィーネ「どういう威力よ……」
ラフィ「これはたしかに普段は使えませんね……」
サターニャ「天地の法を敷衍すれど、我は万象祥雲の理」
サターニャ「崩壊破壊の別名なり、永劫の鉄槌は我がもとに下れッ!」
サターニャ「エクスプロォージョン!」
ガヴリール「おい、城一つ消えたぞ……」
ヴィーネ「どういう威力よ……」
ラフィ「これはたしかに普段は使えませんね……」
71: 2017/03/30(木) 17:58:12.871 ID:MmgtCeTG0
サターニャ「」グッタリ
ヴィーネ「ちょっと!大丈夫!?」
サターニャ「ふっ、流石の私もあれ程の威力の魔法を撃ったら指一本も動かせないわ」
ガヴリール「なんつー燃費だよファンタジー小説だったら一巻で氏にそうだぞ」
ラフィ「この火力はほんとに大悪魔になるかもしれませんねぇ……」
ヴィーネ「私といい勝負ね……」
ガヴリール「いや、規模違いすぎるから!」
ヴィーネ「ちょっと!大丈夫!?」
サターニャ「ふっ、流石の私もあれ程の威力の魔法を撃ったら指一本も動かせないわ」
ガヴリール「なんつー燃費だよファンタジー小説だったら一巻で氏にそうだぞ」
ラフィ「この火力はほんとに大悪魔になるかもしれませんねぇ……」
ヴィーネ「私といい勝負ね……」
ガヴリール「いや、規模違いすぎるから!」
73: 2017/03/30(木) 18:02:28.404 ID:MmgtCeTG0
次の日
ヴィーネ「ついに最後の呪文を覚えたわ」
ガヴリール「やっとか……毎日付き合わされる身にもなってくれ……」
サターニャ「早速使ってみましょうよ!」
ヴィーネ「だめよ!この呪文は……この呪文だけは使えないわ」
ヴィーネ「ついに最後の呪文を覚えたわ」
ガヴリール「やっとか……毎日付き合わされる身にもなってくれ……」
サターニャ「早速使ってみましょうよ!」
ヴィーネ「だめよ!この呪文は……この呪文だけは使えないわ」
78: 2017/03/30(木) 18:07:39.241 ID:MmgtCeTG0
ヴィーネ「この呪文は一度発動したら解除できない上に、世界そのものを変えてしまうの……」
ラフィ「な……世界を……?いったいどんな効果なんですか?」
ヴィーネ「この呪文を使うと……まずDVDが大量に売れるわ」
ガヴリール「は?」
ヴィーネ「さらにメディアミックスでキャラソンが大量に出て、二期が連続2クールで始まるわ」
ヴィーネ「最終的には劇場版公開よ!」
ガヴリール「何言ってんの、お前?」
ラフィ「な……世界を……?いったいどんな効果なんですか?」
ヴィーネ「この呪文を使うと……まずDVDが大量に売れるわ」
ガヴリール「は?」
ヴィーネ「さらにメディアミックスでキャラソンが大量に出て、二期が連続2クールで始まるわ」
ヴィーネ「最終的には劇場版公開よ!」
ガヴリール「何言ってんの、お前?」
79: 2017/03/30(木) 18:09:51.504 ID:MmgtCeTG0
ヴィーネ「ただし、中の人やアニメーターの方々、原作者が過労で倒れるわ」
サターニャ「そんな……それじゃ使うわけには行かないじゃない……」
ラフィ「残念ですが……」
ヴィーネ「私はこの呪文を『ケイオン』と名付けたわ」
ガヴリール「何なのこれ」
サターニャ「そんな……それじゃ使うわけには行かないじゃない……」
ラフィ「残念ですが……」
ヴィーネ「私はこの呪文を『ケイオン』と名付けたわ」
ガヴリール「何なのこれ」
81: 2017/03/30(木) 18:13:13.429 ID:MmgtCeTG0
ヴィーネ「私はこの数日で様々な呪文を覚えた」
ヴィーネ「これですべての呪文を覚えたつもりだが、悪魔としての道のりはまだまだ遠い。もしかするとさらなる呪文を習得できるかもしれない」
ヴィーネ「私の修行はここから始まるのだ……」
ヴィーネ「などと言っておけば2期が始まってまたSSブームが来たときに続けられるかもしれないと思って、言ってみた私だ」
終わり
ヴィーネ「これですべての呪文を覚えたつもりだが、悪魔としての道のりはまだまだ遠い。もしかするとさらなる呪文を習得できるかもしれない」
ヴィーネ「私の修行はここから始まるのだ……」
ヴィーネ「などと言っておけば2期が始まってまたSSブームが来たときに続けられるかもしれないと思って、言ってみた私だ」
終わり
83: 2017/03/30(木) 18:29:29.854 ID:MmgtCeTG0
というわけでヨシヒコパロでした
なんかメタネタばっかになったな
なんかメタネタばっかになったな
85: 2017/03/30(木) 18:45:44.115
乙
引用元: ヴィーネ「新しい呪文を覚えたわ」
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