1: 2012/05/10(木) 20:30:02.96 ID:7JUTniu30
響「はいさーい!」ガチャッ

小鳥「あら、響ちゃんおはよう」

響「今日はプロデューサーと一緒だからな
  自分いつもより頑張るぞ!」オー

小鳥「ふふ、頑張ってね」

響「うん!ってあれ?プロデューサーは?」キョロキョロ

小鳥「ちょっと席を外してるみたい」

響「ふ~ん」テクテク

響(プロデューサー普段どんな仕事してるんだろ)パソコンチラッ

響(あ、スタート画面か……んんっ?なんだこれ三国志?)

2: 2012/05/10(木) 20:34:32.42 ID:7JUTniu30
ガチャッ

P「お、響来てたのか」

響「うわっ、プロデューサー!?」

P「何慌ててるんだ?」

響「べ、別に何でもないぞ……
  それよりどこ行ってたんだ?」

P「ちょっとそこのコンビニに行っててな
 それよりすぐ出るぞ、早く支度しとけ」

響「わ、分かったぞ」

響「……な、なぁプロデューサー
  そのパソコンに入ってる三国志って何なんだ?」

P「うん?暇な時にやってるゲームだけど
 響もやってみるか?」

響「やるやる!自分も買ってプロデューサーと一緒にやるぞ」

P「そうか?まぁとりあえず仕事してからな」

3: 2012/05/10(木) 20:38:14.24 ID:7JUTniu30
響「ってことで仕事帰りにゲームショップにやってきたぞ」

響「……プロデューサーはまだ仕事あるみたいだから事務所帰ったけど」シュンッ

響「……ま、気を取り直して探すぞ三国志」トコトコッ

響「えーっと三国志三国志……あった…って多いぞ」

響「……いっぱい出てるんだな」キョロキョロ

響「そう言えばプロデューサーのはパソコンに入ってたな」

響「うげっ、パソコンのコーナーにもあったぞ」

響「それになんだこのPK(パワーアップキット、以下PK)って……
  何が何だか分からないぞ」

響「……うーん」

響「とりあえずこの一番新しそうな12を買っていくかな
  しかしこれ高いな……」

「待ちなッ!」

4: 2012/05/10(木) 20:42:12.12 ID:7JUTniu30
ハム蔵「ふっ、まさかお前が三国志に手を出すことになるとはな」

響「ハ、ハム蔵……」

ハム蔵「そいつはダメだ、元に戻せ」

響「ダメなのか!?」

ハム蔵「今それを選んでも楽しく遊べる確率は低いだろう」

響「わ、分かった……言う通りにするぞ」コトッ

ハム蔵「それでいい」ニッ

響「ハ、ハム蔵は三国志に詳しいのか?」

ハム蔵「そこまでではないが……基本的なことは知ってるつもりだ」

5: 2012/05/10(木) 20:46:29.44 ID:7JUTniu30
響「で、何で今の三国志12はダメなんだ?」

ハム蔵「まぁ簡単に言うとあれは未完成だからだ」

響「えぇっ!?だって売り物だぞ!?」

ハム蔵「……いい方がまずかったな
    一応プレイはできるが三国志12はこれから改良されていくんだ」

響「ど、どういうことなんだハム蔵……」

ハム蔵「いいか三国志ってのはまずさっき手に取ったようなPC版から発売される
    その後いくつかの修正パッチが配布されるんだ」

響「修正パッチ?なんだそれ?」

ハム蔵「発売されてすぐの三国志はバグがあったりバランスが崩壊していたりして
    ゲームを楽しめないものがほとんどだ
    修正パッチとはそれを治すために配布されている」

6: 2012/05/10(木) 20:51:17.73 ID:7JUTniu30
響「そうか、じゃあその修正パッチが出るまで待てばいいんだな?」

ハム蔵「いや、まだだ
    パッチが何回か配布されてしばらくすると今度はPKが発売される」

響「……さっきもあったけどそれって一体何なんだ?凄く紛らわしいぞ」

ハム蔵「本体に新しい機能や要素を加えるものだ
     これが出るのは本体発売後の大体半年後~1年後くらいだな」

ハム蔵「ちなみにこれが付いているのは三国志○PK(○はナンバーリング)、
     付いていないのは三国志○無印と呼ばれている」

響「……つまりPKを買えばいいんだな?」

ハム蔵「いいや、そうじゃねぇPKはあくまで追加要素だからな
    単体では遊べないんだ……」

響「ウガァッー!訳が分からないぞ!」

7: 2012/05/10(木) 20:54:20.27 ID:7JUTniu30
ハム蔵「いいか良く聞け、本体を持っている人はPKだけを買えばいい
    だが持っていない人は本体とPKが一緒に入っている
    『三国志○withPK』というのを買えばいい」

響「……それなら分かるぞ多分
  でも自分みたいに初めて買う人はそういうこと分かるのか?」

ハム蔵「まぁ確かに初めて買う奴にとっては分かりにくいかもな」

響「だよなぁ……ちょっと安心したぞ」フゥ~

ハム蔵「まぁともかくこれが出てしばらくすると修正パッチが出るから
    それでPC版の三国志は完成だ」

響「またパッチか……」

ハム蔵「そして細かい説明は省くが中古で買った場合
    パッチが当てられない場合があるから注意が必要だ」

響「……始まる前から落とし穴がありすぎだぞこのゲーム」

8: 2012/05/10(木) 20:58:34.08 ID:7JUTniu30
ハム蔵「そしてPC版が完成された後はコンシューマー版が発売されていく」

響「コンシューマー版って何だ?」

ハム蔵「家庭用ゲーム機のことだ
    これも無印→PK付きの順で発売される」

響「……あれ?PC版のPKが出てるのに
  何で今になって無印を発売するんだ?」

ハム蔵「そこに気付くとは……」

響「自分頭いいぞ」エッヘン

ハム蔵「……だがその質問には俺は答えられねぇ
     大人の事情だ……とだけ言っておく」

響「うぅっ~、子供扱いするなよハム蔵~」ペチッペチッ

ハム蔵「おいこら、いてぇからやめろ!」

ハム蔵「……はぁはぁ、……これが三国志発売後の流れだ
    この後は廉価版が出たりするし出なかったりもする」

響「今まで全然聞いたことがないぞ」

ハム蔵「三国志プレイヤーにとっては常識中の常識だ」キリッ

9: 2012/05/10(木) 21:05:55.58 ID:7JUTniu30
響「それでハム蔵、結局withPKのを買えばいいって分かったんだけど
  このシリーズ12作も出ててどれを買えばいいのか分からないぞ」

ハム蔵「そうだな、今の三国志シリーズを2つに分けると
    君主プレイと全武将プレイに分けられる」

響「君主ってなんだ?」

ハム蔵「君主ってのはその勢力の代表のことだ
    君主プレイってのはその名の通り
    勢力の代表として中国統一を目指すんだ
    こっちの方がオーソドックスだな
    7・8・10以外は全部こっちだ」

響「じゃあ全武将プレイってのは?」

ハム蔵「全武将プレイってのは三国時代の1人の武将として
    どこかの勢力に勤めたり、放浪したり
    自分の思う通りに行動できる」

響「本当になんでもできるのか?」ワクワク

ハム蔵「個人で兵を雇って戦争に武力介入したりする
    ソレスタ……いやなんでもない」

響「?」

11: 2012/05/10(木) 21:12:01.20 ID:7JUTniu30
響「で、一番面白いのはどれなんだ?
  やっぱ12を除いて一番新しい11なのか?」

ハム蔵「……三国志は新作のたびにシステムがめっきり変わるためか評価が安定しねぇ
    5と9が傑作だと言われてるがそれでもこの2つを嫌う奴もいる」

響「えぇっ!?」

ハム蔵「この評価の不安定さにさらに拍車をかけてるのがPKの存在だ
    Ⅸは今でこそ良い評価をされているが
    無印の時は最低の駄作認定を受けていたんだ」

響「つまり無印だけしかやってない人とPK付きでやった人で
  評価の違いが生まれているってことか?」

ハム蔵「まぁそういうことになるな
    評価を見る時はそれがどの時の評価なのかをチェックしなければならない」

13: 2012/05/10(木) 21:13:51.48 ID:7JUTniu30
響「なんか複雑なんだなぁ……」

ハム蔵「つまり今駄作と言われている12が今から化ける可能性も……」

響「あるのか?」

ハム蔵「あるといいなぁ……」遠い目

響「な、なんだそれ……」

ハム蔵「だからよ、自分が好きな作品は実際に遊んでみて
    自分で見つけるしかないってのが俺の結論だな」

響「そうだな、要は自分が楽しめるかどうかだぞ!」

ハム蔵「ってことで今回はプロデューサーもやってたPC版11withPKを買ったぞ」

18: 2012/05/10(木) 21:20:53.78 ID:7JUTniu30
響「よし、インストールが終わって早速プレイだ」

ハム蔵「待ちなっ!まずはパッチを当ててからだ」

響「うぐぅ……どうやってやるんだ?」

ハム蔵「これこれこうやって……」クリクリッ

響「よーし今度こそスタートだな」

ハム蔵「初心者はチュートリアルを見てから始めるといい
    11のチュートリアルは色々ぶっ飛んでて面白いからお勧めだ」

響「めんどくさいから飛ばすぞ!」クリクリッ

ハム蔵「……だと思ったよ」

19: 2012/05/10(木) 21:23:24.07 ID:7JUTniu30
響「ハム蔵」

ハム蔵「んっ?」

響「……どれからやればいいんだ」

ハム蔵「フッ、初心者は群雄割拠以前の孫呉と決まっている
    ここは周りに空白地が多く、勢力を広げやすいからな」

響「そっかー……でも自分早く戦いたいぞ」

ハム蔵「じゃあこれなんてどうだ?お勧めシナリオの
    『194年6月 小覇王出陣』」

響「これはすぐに戦える?」

ハム蔵「あぁ、敵も弱いしな…初心者にはお勧めだ」

響「よーし、これにするぞ!」

響「……始まったけど……全然説明が分からないぞ
  孫策が袁術から玉璽を質に入れて兵を借りる?
  何を言ってるか全然分からないぞ」

ハム蔵「ふっ、そこは三国志を読めとしか言えんな」

響「うぅっ……とりあえず先に進めるぞ」

20: 2012/05/10(木) 21:28:15.18 ID:7JUTniu30
ハム蔵「戦略を始める前に我が軍が置かれている状況を
    簡単に説明しよう」

ハム蔵「まず、我が軍の軍師はこのハム蔵が務める」

ハム蔵「現在、我が軍と敵対関係にあるのは劉表軍と李カク軍だ」

ハム蔵「また、袁術軍とは同盟を結んでいるな
    彼らの戦力もあてにしよう」

ハム蔵「武将には俸禄として金を払わなければならん
    金の収入は毎月だ」

ハム蔵「兵士を養うには兵糧が要る
    兵糧の収入は季節ごとだ
    不足のないよう心がけてくれ」

ハム蔵「最後に大陸に残った勢力が
    次代の覇者となることができる」

ハム蔵「父君のご無念を晴らし
    孫呉の武威を天下に示すためにも
    まずは江東で地盤を得ようぞ」


響「……って周喩って人が言ってたな」

ハム蔵「あぁ……スタート時の決まり文句だ」

22: 2012/05/10(木) 21:32:34.57 ID:7JUTniu30
響「ねぇハム蔵……」

ハム蔵「どうした?何か分からない所でもあるのか?」

響「いや、ほとんど分からなかったんだけど」

ハム蔵「よし、一つずついくぞ」

響「とりあえず劉表軍と李カク軍と敵対してるみたいだけど
  そいつらはどこにいるんだ?」

ハム蔵「まぁまずはマップを見てみよう」

no title


ハム蔵「今回俺たちが操作する孫策は赤色だ」

響「こ、これか?改めて見ると小さいとこなんだなぁ」

25: 2012/05/10(木) 21:36:27.48 ID:7JUTniu30
マップ:no title


ハム蔵「劉表はマップ中央の水色、李カクは左上の薄い黒色の勢力だ」

響「劉表はすぐ近くにいるんだな」

ハム蔵「あぁ、その通りだ
    遠くにいる李カクはともかく劉表の動きには眼を光らす必要があるな」

響「それから袁術ってのが味方になってくれるらしいけど」

ハム蔵「俺たち(赤色)の上にあるピンク色の勢力が袁術だ
    周喩は頼りにしろと言っていたが
    ここは武将が弱すぎて話にならんな」

響「でもここ40000も兵士がいるぞ、うちなんか16000しかいないのに」

ハム蔵「ふっ、所謂烏合の衆という奴だ恐れるに足りん」

響「……烏合の衆ってなんだハム蔵」ウゴウウゴウ

ハム蔵「……雑魚の集まりってことだ」

27: 2012/05/10(木) 21:41:41.52 ID:7JUTniu30
マップ:no title


響「でさハム蔵、この色のついて無いところはなんなんだ?」

ハム蔵「これは空白地といってな
    まだ誰も占領していない土地だ」

響「そっか、じゃあすぐ取りに行くぞ」

ハム蔵「ふっ、占領しても守り切れなければ意味はないが……
    まぁ邪魔にはならんし早めに占領しておくといい」

響「よし、じゃあ早速取りに行くぞ、出陣だみんな!」

ハム蔵「ここは能力の低い奴に行かせておけばいい
     兵力は2000で充分だろう」

響「わかったぞ」ポチッポチッ トンガー!

29: 2012/05/10(木) 21:46:30.49 ID:7JUTniu30
響「で、残りの兵士が14000なんだけど
  これで戦いに行けばいいのか?」

ハム蔵「ふっ、速攻戦略もありっちゃありなんだが
     ここはゲームに慣れるのを優先し
     まずは内政を充実させるぞ」

響「内政?」

ハム蔵「あぁ、富国強兵
     国を富ませ、兵を強くするんだ」

響「うんうん、自分の国は住みよいいい国にしたいぞ
  我那覇響のドリームランド計画だ!」

ハム蔵「あぁ、そのためにはまず金、守銭奴のように金だ」

響「いきなり現実を突きつけられたぞ……」

33: 2012/05/10(木) 21:54:03.94 ID:7JUTniu30
ハム蔵「弱い勢力はまず人材確保から始めるんだが
     孫策は幸い武将数は足りてるからな
     内政しながら人材確保していけば充分だ」

響「どうするんだ?ハム蔵」

ハム蔵「うむ、まず開発コマンドから施設を選んで建てるんだ
     そうそう、その空白地だ
     政治の能力が高い奴にやらせると早いぞ」

響「すごいなこのおじいちゃん政治が98もあるぞ」
no title


ハム蔵「江東の二張・張昭と張コウだ
     試験に出すからちゃんと覚えておくんだぞ」

響(試験ってなんだよハム蔵……)

ハム蔵「それと治安と武将の忠誠には毎ターンチェックが基本だ」

響「おぉー市場がいっぱい出来たぞ
  ハム蔵!これで収入増えたのか?」
no title
 (左の方の白いテント)

ハム蔵「まぁそれなりにな」

響「よーし、自分もっといっぱい建てるぞ!」

ハム蔵「夢中になるのはいいが、周辺地域のチェックも怠るなよ」

35: 2012/05/10(木) 21:58:33.24 ID:7JUTniu30
響「劉ヨウってとこが攻め込んできたぞ!」

ハム蔵「ふっ、主将は張英か……所詮3流武将だ
    こっちの敵じゃねぇ」

響「いよいよ戦闘だなハム蔵」

ハム蔵「兵糧の消費を少なくしたいからな
     ギリギリまで引きつけてから出陣だ」

響「よーし、みんな出陣だぁー!」ドンドンッ

響「……」チラッ

ハム蔵「んっ?」

響「早く教えてくれよハム蔵ぉ~」ユサユサ

ハム蔵「そうやって教えてもらって当然って態度は好きじゃねぇなぁ」

響「ハム蔵、統率と武力どっちが高い方を出陣させればいいんだ?」

ハム蔵「聞けよ!」

36: 2012/05/10(木) 22:02:52.85 ID:7JUTniu30
ハム蔵「……いいか1部隊は三人までの武将で編成できる
     そのうち部隊の攻撃力は主将の武力
     防御力は主将の統率によるところが大きい」

響「じゃあ主将は統率・武力が92の孫策に決まりだな」

ハム蔵「次に兵種適正だな、これが低けりゃ能力がどんなに高くても無駄になる
     今回は水上戦なので水軍適正を見る、幸い孫策はこれはSだからこのままでいい
     もし低かった場合は副将で補う必要がある」

響「すごいなぁ孫策、自分と同じで完璧だな!」

ハム蔵「後は知力だが、これは三人の中で一番高い奴が部隊の知力となる
     呂布・張飛や文醜とかもこれで安心だな」

響「呂布?張飛?……誰なんだ?まぁとりあえず2人目は知力97の周喩だな」

39: 2012/05/10(木) 22:11:15.97 ID:7JUTniu30
ハム蔵「最後に特技だが、大喬は楽奏という気力が回復する特技を持っている
     こういう風に雑魚武将も特技次第で入れる価値がある」

響「無視するなよハム蔵!とはいえよく分かったぞ解説ありがとう
  それで剣とか槍とか戟とかの武装があるけどこれはどれがいいんだ?」

ハム蔵「今回は陸戦じゃないので剣でOKだ」

響「よし、じゃあ出陣だ!」

ハム蔵「楼船を選択することを忘れるなよ、実はこのミスが一番多い」

響「……危なかった……危なかったぞ」


no title


響「ってことで今回のメンバーはこいつらだぞ」

ハム蔵「能力は右上を見たほうが早いな」

40: 2012/05/10(木) 22:17:30.40 ID:7JUTniu30
響「つ、強すぎるな我那覇水軍……圧勝してしまったぞ」

ハム蔵「まぁこんなのは当たり前だ
     本当は周喩には計略部隊になってもらう方が良かったんだがな」

響「計略部隊?」

ハム蔵「ま、おいおい分かってくるさ
     それより敵は兵力消費したんだ、今度はこっちから攻め込んだらどうだ?」

響「よし、孫策部隊いくぞー」

ハム蔵「そのまま行くんじゃねぇ!」ガブッ

響「ギャァー!……じゃあどうすればいいんだよぅ」

ハム蔵「まず兵力を増やすことだな、そして同時に訓練
     装備を生産することも忘れるな」

響「よし、どんどん兵を増やすぞ」

ハム蔵「むやみに増やすんじゃねーぞ
     兵糧の収支は常にプラスになるようにするんだ」

41: 2012/05/10(木) 22:22:58.06 ID:7JUTniu30
ハム蔵「そろそろいいんじゃねーか?」

響「そうか?じゃあいくぞ!……でもさハム蔵」

ハム蔵「んっ?」

響「ココを留守にしたら誰かが攻め込んでくるんじゃないか?」

ハム蔵「お前にしちゃ冴えてるじゃねーか」

響「ふふ、戦争の達人だぞ」

ハム蔵「そうならないために10000くらいは残しておいた方がいいな
     そして城の周辺に櫓や太鼓台を設置しておくと有利に戦えるぞ」

響「そうなのか!よし、これで準備万端だな!」




no title


響「今こんな状況だぞ!」

ハム蔵「都市もずいぶん発展したな」

42: 2012/05/10(木) 22:27:37.11 ID:7JUTniu30
響「すごい……自分天才すぎて怖いぞ
  もう4都市も落としてしまったなんて……」

ハム蔵「おい、そろそろ寝たらどうだ?」

響「……大市場が立ったら終わりにするぞ」

ハム蔵「それ朝までエンドレスパターンだから今すぐやめておけ」クリクリッ

響「あぁっ、勝手にセーブするなよハム蔵!」

ハム蔵「ふっ」

響「ところでハム蔵、三国志のこともっと知りたいんだけど」

ハム蔵「なんだ興味出てきたのか?
     まぁ入門書でよく挙がるのは横山三国志全60巻だな」

響「60!?……流石に多すぎじゃないかな……」

ハム蔵「漫画で読みやすいし、これくらいあっという間だ
     『げぇっ、関羽!』とか『何がむむむだ』、『だまらっしゃい!』などの名台詞も多いぞ」

響「ハム蔵それネタ台詞って言うんじゃないか?」

46: 2012/05/10(木) 22:31:23.57 ID:7JUTniu30
ハム蔵「小説がいいなら吉川三国志が一般的だな
     最近では北方三国志や宮城谷三国志も出ている」

響「小説は自分苦手だぞ……」

ハム蔵「まーたそうやって漫画に逃げる」

響「ハム蔵うるさい!」

ハム蔵「安能務の三国演義も独自の解釈でおもしろ グゲッ」

響「漫画をもっと教えてくれハム蔵!」

ペチペチッ

ハム蔵「いてっいてぇっ!蒼天航路なんていいんじゃね、イテェッ!」

響「ふふふ……自分の愛が勝ったみたいだな」

ハム蔵「意味わからねぇし……覚えてろよお前」ボロッ

50: 2012/05/10(木) 22:34:49.53 ID:7JUTniu30
2日後

ハム蔵「ふぅー……風呂上がりのヒマワリの種(高級)は最高だぜ」

響「あっ、ハム蔵!さぁ今日もやるぞ」

ハム蔵「お前さっきもずっとやってただろ……
     イヌ美の散歩にはいったのか?」

響「うっ…まだだぞ」

ハム蔵「ほら、行ってこい!サボりは許さんぞ」

響「う、うん……そうするぞ
  イヌ美!散歩行こうか」タッタッタッ

ハム蔵「……さてと」

52: 2012/05/10(木) 22:37:44.60 ID:7JUTniu30
ハム蔵「どこまで進んだのかな?っと」ポチッ

ハム蔵「ん?あんまり進んでないな……」

ハム蔵「ははぁん……こっちか」ポチッポチッ

ハム蔵「あぁ、やっぱり新武将作ってやがった」

ハム蔵「ふむふむ……自分と関わりがある奴は片っ端から作ってやがるなあいつ」

ハム蔵「961社長までいるとは……」シカモノウリョクヒクイ

ハム蔵「で、本人のはっと」ポチッ


no title


ハム蔵「曹操も裸足で逃げ出すな……これは引くわ」

ハム蔵「なーにが神将だ、ふざけやがって」

ハム蔵「性格が冷静???猪突に直しておいてやる」ポチポチッ

ハム蔵「んっ?俺もあるのか……」ポチッ

55: 2012/05/10(木) 22:43:31.95 ID:7JUTniu30
no title


ハム蔵「知力45……だと……」

ハム蔵「……というかなんで倒れてんだよ」

ハム蔵「それにしてもあいつ画像差し替えなんてどこで覚えやがった」

ガチャッ

響「みんなーすぐご飯にするからなー」

ハム蔵「おっと、帰ってきちまったか……」

ハム蔵「元の画面に戻してっと」ポチッ

57: 2012/05/10(木) 22:46:32.80 ID:7JUTniu30
響「なぁ、ハム蔵!陸戦はどの兵科が強いんだ?」

ハム蔵「……」

響「……ハム蔵?」

ハム蔵「知力99さんの考えが正しい思うぜ」

響「み、見たなぁ!ハム蔵ぉ///」

ハム蔵「うるせぇ!さっさと作りなおせ!」


おわり

59: 2012/05/10(木) 22:48:27.26
終わりか……

引用元: 響「ハム蔵KOEI三国志を極めるぞ」