1: 2010/08/18(水) 18:57:57.79
右京「プロデューサー、おはようございます」
P「右京たん!おはようちゃん!」
右京「はいィ?」
P「右京たん!おはようちゃん!」
右京「はいィ?」
3: 2010/08/18(水) 18:59:21.86
P「(機嫌を損ねたかな・・・まだ活動は大丈夫そうだ)」
P「調子はどうだ?」
右京「可もなく不可もなくといったところでしょうか」
P「・・・そうか(そろそろ休みをとったほうがいいかな?)」
P「調子はどうだ?」
右京「可もなく不可もなくといったところでしょうか」
P「・・・そうか(そろそろ休みをとったほうがいいかな?)」
4: 2010/08/18(水) 19:00:54.63
社長「やぁ、おはよう諸君」
P「あ、社長!おはようございます」
右京「おはようございます社長。ネクタイが曲がっていますよ」
社長「おお、スマンスマン」
右京「細かいことが気になってしまうのが、僕の悪い癖」
P「あ、社長!おはようございます」
右京「おはようございます社長。ネクタイが曲がっていますよ」
社長「おお、スマンスマン」
右京「細かいことが気になってしまうのが、僕の悪い癖」
6: 2010/08/18(水) 19:04:46.67
社長「オホン、では本日の流行情報だ」
P「1位はビジュアルか・・・そろそろ衣装を変えてみるかな」
右京「サスペンダーは外せませんねぇ」
P「1位はビジュアルか・・・そろそろ衣装を変えてみるかな」
右京「サスペンダーは外せませんねぇ」
8: 2010/08/18(水) 19:10:26.07
右京「衣装よりも楽曲を変えていただきたいのですがねぇ・・・」
P「気に入らないのか?」
右京「気に入らないわけではありませんが・・・僕のキャラクターとは少々違うのでは
ないか、と思いましてね。いや、申し訳ない。僕としたことが出過ぎた真似を」
P「俺は好きだぞ?右京のキラメキラリ」
P「気に入らないのか?」
右京「気に入らないわけではありませんが・・・僕のキャラクターとは少々違うのでは
ないか、と思いましてね。いや、申し訳ない。僕としたことが出過ぎた真似を」
P「俺は好きだぞ?右京のキラメキラリ」
10: 2010/08/18(水) 19:14:19.19
P「今日はオーディションを受けるぞ!」
右京「こういうのはいくつになってもドキドキするものですねぇ」
P「右京なら大丈夫だよ!俺が保証する」
右京「根拠のない自信も、時には必要かもしれませんねぇ」
右京「こういうのはいくつになってもドキドキするものですねぇ」
P「右京なら大丈夫だよ!俺が保証する」
右京「根拠のない自信も、時には必要かもしれませんねぇ」
11: 2010/08/18(水) 19:20:26.11
オーディション会場
審査員「よし、じゃあ2番のメガネちゃん!今日の意気込みを」
右京「チェスの腕には自信があります」
審査員「へ?」
P「ああ・・・やっちゃったよ」
審査員「よし、じゃあ2番のメガネちゃん!今日の意気込みを」
右京「チェスの腕には自信があります」
審査員「へ?」
P「ああ・・・やっちゃったよ」
12: 2010/08/18(水) 19:25:26.87
舞台袖
P「チェスの腕って何だよ!まったく恥かかせやがって」
右京「場を和ませるために言ってみたのですが・・・
ジョークというのは難しものなのですねぇ」
P「まぁいい、とにかくお前ならできる!全力でやってこい!」
右京「プロデュサー・・・燃えていますねぇ、亀山くんを思い出します」
P「チェスの腕って何だよ!まったく恥かかせやがって」
右京「場を和ませるために言ってみたのですが・・・
ジョークというのは難しものなのですねぇ」
P「まぁいい、とにかくお前ならできる!全力でやってこい!」
右京「プロデュサー・・・燃えていますねぇ、亀山くんを思い出します」
13: 2010/08/18(水) 19:29:49.86
右京「フレッフレッがんばれ!さぁいこう♪フレッフレッがんばれ!最高♪」
右京「キラメキラリずっとチュッと!地球で輝く光♪キラメキラリもっとMOREっと!私を私と呼びたい♪」
右京「ギターソロかも~ん!」
右京「キラメキラリずっとチュッと!地球で輝く光♪キラメキラリもっとMOREっと!私を私と呼びたい♪」
右京「ギターソロかも~ん!」
16: 2010/08/18(水) 19:36:21.64
結果発表
ドルルルルルルルルル・・・デデーン!
!!!不合格!!!
P「うわぁぁ!マジかよ!」
右京「惜しかったですねぇ」
P「こんなの・・・納得できない!ちょっと俺抗議してくる」
右京「!」
ドルルルルルルルルル・・・デデーン!
!!!不合格!!!
P「うわぁぁ!マジかよ!」
右京「惜しかったですねぇ」
P「こんなの・・・納得できない!ちょっと俺抗議してくる」
右京「!」
18: 2010/08/18(水) 19:39:11.98
右京「プロデューサー、いいんです。結果は結果ですから」
P「だって、だってさ、おかしいだろ。右京は歌もダンスも完璧だったのに!」
右京「皆が見ていますよ。取り乱すのはお止めなさい!」
P「え!?」
P「だって、だってさ、おかしいだろ。右京は歌もダンスも完璧だったのに!」
右京「皆が見ていますよ。取り乱すのはお止めなさい!」
P「え!?」
20: 2010/08/18(水) 19:42:11.87
右京「いい加減にしなさい!!いい大人がみっともない!!」
右京「まだ分からないのですか!?僕たちは負けたんです!」
右京「それなのにそれを認めようとしない・・・」
プルプルプル・・・
右京「恥を知りなさいッ!!!」
右京「まだ分からないのですか!?僕たちは負けたんです!」
右京「それなのにそれを認めようとしない・・・」
プルプルプル・・・
右京「恥を知りなさいッ!!!」
23: 2010/08/18(水) 19:54:39.51
P「・・・そうだな、右京の言う通りだ」
右京「プロデューサー・・・」
P「右京、済まなかった。俺、プロデューサー失格だよな・・・。無様な俺を笑ってくれよ」
右京「誰が笑うものですか。僕のプロデューサーは・・・あなたしかいないのですよ?」
右京「プロデューサー・・・」
P「右京、済まなかった。俺、プロデューサー失格だよな・・・。無様な俺を笑ってくれよ」
右京「誰が笑うものですか。僕のプロデューサーは・・・あなたしかいないのですよ?」
29: 2010/08/18(水) 20:07:25.59
響「右京ってホント、プロデューサーと仲良しだよなぁ。自分羨ましいぞ!」
真「ダンスも上手いし、ボクもうかうかしてられないや!」
右京「僕とプロデューサーは相性がいいのでしょうかねぇ」
春香「相性がいい・・・それだけ・・・かな?」
右京「はいィ?」
春香「ううん、何でもないの!あ、そうだ右京、ケーキ作ってきたんだけど食べない?」
右京「これは美味しそうですねぇ。と、なると・・・紅茶を淹れないといけませんねぇ」
真「ダンスも上手いし、ボクもうかうかしてられないや!」
右京「僕とプロデューサーは相性がいいのでしょうかねぇ」
春香「相性がいい・・・それだけ・・・かな?」
右京「はいィ?」
春香「ううん、何でもないの!あ、そうだ右京、ケーキ作ってきたんだけど食べない?」
右京「これは美味しそうですねぇ。と、なると・・・紅茶を淹れないといけませんねぇ」
31: 2010/08/18(水) 20:16:02.83
右京「春香さんの作るスイーツは絶品ですねぇ」
やよい「うっうー!ほっぺたが落っこちちゃいそうです!」
真「お菓子づくりって女の子っぽくて憧れちゃうなー。
春香、今度ボクにケーキの作り方教えてよ!」
春香「もちろん!あ、そうだ!今度のお休みの日に
みんなでお菓子パーティやらない?」
右京「それは楽しそうですねぇ」
春香「じゃあ、決まりだね!」
やよい「うっうー!ほっぺたが落っこちちゃいそうです!」
真「お菓子づくりって女の子っぽくて憧れちゃうなー。
春香、今度ボクにケーキの作り方教えてよ!」
春香「もちろん!あ、そうだ!今度のお休みの日に
みんなでお菓子パーティやらない?」
右京「それは楽しそうですねぇ」
春香「じゃあ、決まりだね!」
33: 2010/08/18(水) 20:21:17.89
当日・・・
春香「あ、いたいた!右京~!」
右京「おはようございます。そんなに焦るとまた転んでしまいますよ?」
春香「大丈夫大丈夫、って、え?わーっ!」
ドンガラガッシャーン!
春香「あいたたたた・・・」
右京「言わんこっちゃありませんねぇ」
春香「あ、いたいた!右京~!」
右京「おはようございます。そんなに焦るとまた転んでしまいますよ?」
春香「大丈夫大丈夫、って、え?わーっ!」
ドンガラガッシャーン!
春香「あいたたたた・・・」
右京「言わんこっちゃありませんねぇ」
38: 2010/08/18(水) 20:32:34.02
真「全員そろったね。じゃあ行こうか!」
春香「えーと、じゃあまずは材料の買出しだね」
やよい「この近くに特売で有名なスーパーがあるんですよー!」
右京「では、そこへ行ってみましょうか」
春香「えーと、じゃあまずは材料の買出しだね」
やよい「この近くに特売で有名なスーパーがあるんですよー!」
右京「では、そこへ行ってみましょうか」
39: 2010/08/18(水) 20:37:14.73
やよい「あ、あそこですー!」
響「あれ?なんだかスーパーの周りが騒々しいぞ?」
真「ホントだ。どうしたんだろう」
春香「私見に行ってくるね!」
右京「あ、春香さん・・・」
響「あれ?なんだかスーパーの周りが騒々しいぞ?」
真「ホントだ。どうしたんだろう」
春香「私見に行ってくるね!」
右京「あ、春香さん・・・」
40: 2010/08/18(水) 20:39:21.20
キャァァァァアアアア!!!
右京「!?」
真「い、今の声は!」
響「春香の声だったぞ!」
やよい「と、とにかく行ってみましょう!」
右京「!?」
真「い、今の声は!」
響「春香の声だったぞ!」
やよい「と、とにかく行ってみましょう!」
42: 2010/08/18(水) 20:45:32.88
強盗「へっへっへっ・・・スーパーの強盗には失敗したが
あの人気アイドルの天海春香を人質にとれるとはな」
春香「た、助けて!」
右京「春香さん!」
やよい「うぁー、大変です!プロデューサーに知らせないと!」
真「刃物を持ってる・・・迂闊に手を出せないな」
あの人気アイドルの天海春香を人質にとれるとはな」
春香「た、助けて!」
右京「春香さん!」
やよい「うぁー、大変です!プロデューサーに知らせないと!」
真「刃物を持ってる・・・迂闊に手を出せないな」
44: 2010/08/18(水) 20:55:25.54
ピッポッパッ
プルルルルルルル・・・
右京「もしもし?プロデューサーですか」
P「おーぅ、右京!どうした?深刻そうな声で」
右京「あいかわらず脳天気ですねぇ。実はかくかくしかじかで・・・」
P「なにッ!?春香が!?」
右京「落ち着いてください。僕に考えがあります・・・」
プルルルルルルル・・・
右京「もしもし?プロデューサーですか」
P「おーぅ、右京!どうした?深刻そうな声で」
右京「あいかわらず脳天気ですねぇ。実はかくかくしかじかで・・・」
P「なにッ!?春香が!?」
右京「落ち着いてください。僕に考えがあります・・・」
45: 2010/08/18(水) 20:59:51.75
右京「いいですか・・・ゴニョゴニョゴニョ」
P「本当にそんなんで上手くいくのか?右京が言うなら大丈夫だろうが・・・」
右京「では、おねがいしますよ」
P「本当にそんなんで上手くいくのか?右京が言うなら大丈夫だろうが・・・」
右京「では、おねがいしますよ」
46: 2010/08/18(水) 21:12:40.08
プルルルルルルル・・・
強盗「なんだ!?」
春香「電話・・・みたいです」
強盗「電話だとォ?」
春香「出ましょうか・・・?」
強盗「っざけんな!」
春香「ひっ!」
強盗「なんだ!?」
春香「電話・・・みたいです」
強盗「電話だとォ?」
春香「出ましょうか・・・?」
強盗「っざけんな!」
春香「ひっ!」
47: 2010/08/18(水) 21:14:49.88
ピロリロピロリロピロリロ・・・
強盗「おい!うるせェぞ!」
春香「出ればおさまりますけど・・・」
強盗「チッ!しょうがねぇなぁ、出ろ!ただしすぐ切るんだ」
春香「は、はいィ・・・」
強盗「おい!うるせェぞ!」
春香「出ればおさまりますけど・・・」
強盗「チッ!しょうがねぇなぁ、出ろ!ただしすぐ切るんだ」
春香「は、はいィ・・・」
50: 2010/08/18(水) 21:21:55.52
春香「も、もしもし・・・?」
P「春香!大丈夫か」
春香「(プ、プロデューサーさん・・・!)」
P「強盗に話がある。電話を変わるんだ」
春香「えっ!?」
強盗「おい、どうした!さっさと切りやがれってんだ!」
P「春香!大丈夫か」
春香「(プ、プロデューサーさん・・・!)」
P「強盗に話がある。電話を変わるんだ」
春香「えっ!?」
強盗「おい、どうした!さっさと切りやがれってんだ!」
51: 2010/08/18(水) 21:29:09.80
P「いいか春香、ゴニョゴニョゴニョ・・・」
強盗「おい!いい加減にしろ!」
春香「あの、強盗さんに・・・お電話です」
強盗「ハァ?なめてんのかテメェ!」
春香「警察の方が、お話があるそうで・・・」
強盗「仕方ねぇな、耳のとこに電話を持ってこい!」
春香「はいィ・・・(ニヤリ」
強盗「おい!いい加減にしろ!」
春香「あの、強盗さんに・・・お電話です」
強盗「ハァ?なめてんのかテメェ!」
春香「警察の方が、お話があるそうで・・・」
強盗「仕方ねぇな、耳のとこに電話を持ってこい!」
春香「はいィ・・・(ニヤリ」
52: 2010/08/18(水) 21:35:05.10
強盗「あ?もしもし、警察か?」
♪ゴマエー!!!ゴマエー!!!がんばってゆきまっしょー!!!
(受話口から大音量で流れるGO MY WAY!!)
強盗「うわっ、何だこの爆音は!?」
春香「(今のうちっ・・・!)」
タタタタ・・・
強盗「あっ、逃げんな!待ちやがれッ!」
♪ゴマエー!!!ゴマエー!!!がんばってゆきまっしょー!!!
(受話口から大音量で流れるGO MY WAY!!)
強盗「うわっ、何だこの爆音は!?」
春香「(今のうちっ・・・!)」
タタタタ・・・
強盗「あっ、逃げんな!待ちやがれッ!」
53: 2010/08/18(水) 21:36:53.68
右京「今です!真さん!」
真「よくも春香をこわがらせてくれたなッ!!!うぉりゃぁあああ!!!」
強盗「!?」
ドガッシャーン!!!
響「さすが真・・・やるなぁ!」
真「よくも春香をこわがらせてくれたなッ!!!うぉりゃぁあああ!!!」
強盗「!?」
ドガッシャーン!!!
響「さすが真・・・やるなぁ!」
56: 2010/08/18(水) 21:43:40.74
右京「どんな理由があってのことかは知りませんが・・・」
右京「いたいけな少女に対する卑劣な犯行・・・許されるものではありません!」
強盗「ヘヘッ、そりゃあテメェには俺の気持ちなんかわかんねぇだろうよ・・・」
右京「・・・・・・」
プルプルプル・・・
強盗「どうした?言い返せねぇのか」
右京「いたいけな少女に対する卑劣な犯行・・・許されるものではありません!」
強盗「ヘヘッ、そりゃあテメェには俺の気持ちなんかわかんねぇだろうよ・・・」
右京「・・・・・・」
プルプルプル・・・
強盗「どうした?言い返せねぇのか」
60: 2010/08/18(水) 21:48:31.20
右京「恥を・・・恥を知りなさいッ!!!」
強盗「!?」
右京「さっきから黙って聞いていれば・・・!まだ分からないのですかッ!?」
強盗「な、何がだよ・・・」
右京「あなたがこの犯行に至るまでどんなに苦しんだか、僕には知る由もありません。
しかし、春香さんが今味わった恐怖や絶望感に比べれば・・・そんなのはとるに足らないことです!」
強盗「!?」
右京「さっきから黙って聞いていれば・・・!まだ分からないのですかッ!?」
強盗「な、何がだよ・・・」
右京「あなたがこの犯行に至るまでどんなに苦しんだか、僕には知る由もありません。
しかし、春香さんが今味わった恐怖や絶望感に比べれば・・・そんなのはとるに足らないことです!」
61: 2010/08/18(水) 21:51:39.60
右京「自分の不幸を他人の所為にするのはもうお止めなさい!!!」
強盗「くっ・・・、俺が・・・俺が間違っていたようだな・・・」
右京「・・・分かればいいのですよ」
右京「さて、あとは警察に任せるとしましょう」
強盗「くっ・・・、俺が・・・俺が間違っていたようだな・・・」
右京「・・・分かればいいのですよ」
右京「さて、あとは警察に任せるとしましょう」
64: 2010/08/18(水) 22:00:20.27
その後・・・
春香「プロデューサーさんのおかげです!本当にありがとうございました!」
P「あ・・・いやァ、あれ実は俺じゃなくて右京がな・・・」
春香「えっ!右京が?」
右京「はいィ?はて、何のことでしょうか」
春香「プロデューサーさんのおかげです!本当にありがとうございました!」
P「あ・・・いやァ、あれ実は俺じゃなくて右京がな・・・」
春香「えっ!右京が?」
右京「はいィ?はて、何のことでしょうか」
66: 2010/08/18(水) 22:08:33.21
P「実はかくかくしかじかで・・・ということなんだ」
春香「右京・・・」
右京「春香さん?」
春香「右京・・・ありがとね。」
春香「実は私・・・嫉妬してたんだ。右京がプロデューサーさんとあんまり仲いいものだから。」
春香「でもこんな連携プレーを見せられちゃったら、認めないわけにはいかないよねっ」
春香「右京・・・」
右京「春香さん?」
春香「右京・・・ありがとね。」
春香「実は私・・・嫉妬してたんだ。右京がプロデューサーさんとあんまり仲いいものだから。」
春香「でもこんな連携プレーを見せられちゃったら、認めないわけにはいかないよねっ」
67: 2010/08/18(水) 22:14:21.37
P「春香・・・」
右京「たしかに私はプロデューサーを尊敬していますし、大好きですよ」
春香「や、やっぱり・・・」
右京「でもね、それと同じくらいに・・・春香さん、あなたことも大好きなんですよ」
春香「う、右京・・・」
右京「たしかに私はプロデューサーを尊敬していますし、大好きですよ」
春香「や、やっぱり・・・」
右京「でもね、それと同じくらいに・・・春香さん、あなたことも大好きなんですよ」
春香「う、右京・・・」
68: 2010/08/18(水) 22:18:10.18
P「ああ、俺もだ!俺も右京と春香が大好きさ!」
P「もちろん真ややよい、響や他のアイドルたちのこともな!」
右京「つまらないことでクヨクヨするのはもう・・・お止めなさい」
春香「うん!」
P「もちろん真ややよい、響や他のアイドルたちのこともな!」
右京「つまらないことでクヨクヨするのはもう・・・お止めなさい」
春香「うん!」
69: 2010/08/18(水) 22:23:50.36
春香「ねぇ、右京・・・」
右京「はいィ?」
春香「これからも・・・よろしくね!」
右京「ええ」
社長「(私は今、猛烈に感動しているッ・・・!)」
右京「はいィ?」
春香「これからも・・・よろしくね!」
右京「ええ」
社長「(私は今、猛烈に感動しているッ・・・!)」
71: 2010/08/18(水) 22:37:50.39
ある日・・・
ピロリロピロリロピロリロ・・・
小鳥「はい、こちら765プロ・・・え?警察!?」
小鳥「は、はい。少々お待ちください・・・」
右京「僕に・・・ですか」
ピロリロピロリロピロリロ・・・
小鳥「はい、こちら765プロ・・・え?警察!?」
小鳥「は、はい。少々お待ちください・・・」
右京「僕に・・・ですか」
73: 2010/08/18(水) 22:40:58.50
右京「もしもし、お電話かわりました。杉下右京ですが・・・」
右京「はい、はい」
右京「しかし・・・私をクビになさったのはあなた方ではなかったでしょうかねぇ」
右京「今さら・・・戻れとおっしゃるんですか」
右京「はい、はい」
右京「しかし・・・私をクビになさったのはあなた方ではなかったでしょうかねぇ」
右京「今さら・・・戻れとおっしゃるんですか」
74: 2010/08/18(水) 22:43:37.11
P「ただいまー♪おーい右京、新しい仕事とってきたぞー!」
小鳥「しっ!」
P「どうしたんですか?小鳥さん」
小鳥「今、警察から電話があって・・・」
小鳥「しっ!」
P「どうしたんですか?小鳥さん」
小鳥「今、警察から電話があって・・・」
76: 2010/08/18(水) 22:49:17.00
小野田「だからさ、悪かったって言ってるじゃない。今の警視庁には杉下の力が必要なの」
右京「僕は今・・・アイドルとして頑張っているんです。そのことはあなたもご存知でしょう」
小野田「・・・。お前も頑固だね」
右京「では、プロデューサーが帰ってきたようですので。お切りしてもよろしいですか?」
小野田「またかけるよ」
右京「僕は今・・・アイドルとして頑張っているんです。そのことはあなたもご存知でしょう」
小野田「・・・。お前も頑固だね」
右京「では、プロデューサーが帰ってきたようですので。お切りしてもよろしいですか?」
小野田「またかけるよ」
78: 2010/08/18(水) 22:54:24.07
P「右京・・・お前・・・」
右京「おかえりなさい」
P「今の電話って・・・」
右京「はいィ?そんなことより・・・新しい仕事の話、聞かせていただけますか?」
右京「おかえりなさい」
P「今の電話って・・・」
右京「はいィ?そんなことより・・・新しい仕事の話、聞かせていただけますか?」
80: 2010/08/18(水) 22:59:24.08
P「あ、ああ・・・」
P「新曲をリリースできることになったぞ。タイトルは・・・『カリフォルニア・コネクション』だ!」
右京「そのタイトル・・・」
P「タイトルがどうかしたか?」
右京「何故だか懐かしいような・・・そんな気がしますねぇ。これがデジャヴというものなんでしょうかねぇ」
P「新曲をリリースできることになったぞ。タイトルは・・・『カリフォルニア・コネクション』だ!」
右京「そのタイトル・・・」
P「タイトルがどうかしたか?」
右京「何故だか懐かしいような・・・そんな気がしますねぇ。これがデジャヴというものなんでしょうかねぇ」
83: 2010/08/18(水) 23:23:33.28
P「(右京・・・本当は警察に戻りたいんじゃないんだろうか)」
右京「さて、今日の予定は?」
P「あ、そうだな。うん、今日は警察署の一日署長の仕事が入っている」
P「(って、オイ・・・このタイミングで警察署長かよッ!)」
右京「ほう・・・興味深いお仕事ですねぇ」
右京「さて、今日の予定は?」
P「あ、そうだな。うん、今日は警察署の一日署長の仕事が入っている」
P「(って、オイ・・・このタイミングで警察署長かよッ!)」
右京「ほう・・・興味深いお仕事ですねぇ」
84: 2010/08/18(水) 23:29:12.99
警察署
警官A「今日はあの人気アイドルの右京さんが来るらしいじゃないか」
警官B「マジかよ!俺大ファンなんだよね」
警官A「そういやさ、元警察関係者ってウワサあるけど、あれ本当かね?」
警官B「あ、あの話なら本当だよ。2chで関係者って人が話してたし」
警官A「今日はあの人気アイドルの右京さんが来るらしいじゃないか」
警官B「マジかよ!俺大ファンなんだよね」
警官A「そういやさ、元警察関係者ってウワサあるけど、あれ本当かね?」
警官B「あ、あの話なら本当だよ。2chで関係者って人が話してたし」
88: 2010/08/18(水) 23:41:43.41
署長「オホン!えー、今日はアイドルの杉下右京さんに来ていただいた」
一同「オォーッ!」
右京「・・・・・・」
P「どうした?緊張してるのか?」
右京「み、皆さんこんにちは・・・杉下右京と申します。本日はお招きありがとうございます」
P「タハッ、あいかわらず固いなァ」
一同「オォーッ!」
右京「・・・・・・」
P「どうした?緊張してるのか?」
右京「み、皆さんこんにちは・・・杉下右京と申します。本日はお招きありがとうございます」
P「タハッ、あいかわらず固いなァ」
89: 2010/08/18(水) 23:47:02.15
署長「ウォッホン!知っている者も多いと思うが、杉下さんは元警察関係者だ」
一同「ザワ・・・ザワ・・・(あのウワサは本当だったのか・・・)」
P「!?(その話はオフレコのはず・・・何故?)」
杉下「あなたの仕業ですね」
一同「ザワ・・・ザワ・・・(あのウワサは本当だったのか・・・)」
P「!?(その話はオフレコのはず・・・何故?)」
杉下「あなたの仕業ですね」
90: 2010/08/18(水) 23:52:42.87
大河内「フッ・・・流石は杉下さん・・・見事です」
杉下「このお仕事をいただいた時から何かおかしいと思っていたのですが」
P「あなたは・・・たしか警視庁の!」
大河内「大河内春樹と申します。」
杉下「このお仕事をいただいた時から何かおかしいと思っていたのですが」
P「あなたは・・・たしか警視庁の!」
大河内「大河内春樹と申します。」
91: 2010/08/18(水) 23:56:50.48
大河内「杉下さんにアイドルは似合いませんよ・・・それが警視庁の総意です」
右京「ずいぶんと調子のいいものですねぇ」
大河内「あなたの天才的な頭脳は警視庁でこそ発揮されるもの。分かりますね?」
右京「おっしゃっていることがよく分かりませんねぇ」
右京「ずいぶんと調子のいいものですねぇ」
大河内「あなたの天才的な頭脳は警視庁でこそ発揮されるもの。分かりますね?」
右京「おっしゃっていることがよく分かりませんねぇ」
96: 2010/08/19(木) 00:01:00.83
大河内「官房長からも電話がいっている筈ですが」
右京「ええ」
大河内「何故そこまでアイドルにこだわるのです?」
右京「説明しても・・・あなたには分からないでしょうねぇ」
右京「ええ」
大河内「何故そこまでアイドルにこだわるのです?」
右京「説明しても・・・あなたには分からないでしょうねぇ」
97: 2010/08/19(木) 00:06:43.05
右京「さて、お仕事の途中でしたね・・・失敬」
大河内「杉下さん・・・!」
右京「歌います・・・『私はアイドル』!」
大河内「杉下さん・・・!」
右京「歌います・・・『私はアイドル』!」
100: 2010/08/19(木) 00:08:14.29
右京「きっと私が一番!でもあなたもソコソコかも♪」
右京「そりゃ私と比べるから、ちょっと分悪いのよ♪」
右京「そりゃ私と比べるから、ちょっと分悪いのよ♪」
101: 2010/08/19(木) 00:11:47.48
一同「フゥーフゥー!ハイハイ!」
大河内「これは・・・!」
P「大河内さん、これで分かったでしょう。右京のアイドルとしての才能が」
大河内「これは・・・!」
P「大河内さん、これで分かったでしょう。右京のアイドルとしての才能が」
102: 2010/08/19(木) 00:20:22.28
どう考えてもきめえ
103: 2010/08/19(木) 00:22:48.58
大河内「パクッ、ポリポリポリ・・・」
P「(あれは・・・ラムネ?)」
大河内「ふぅ・・・分かりました。今日のところはこれくらいにしておきましょう」
P「・・・・・・」
大河内「・・・まだ諦めたわけではありませんよ?」
P「(あれは・・・ラムネ?)」
大河内「ふぅ・・・分かりました。今日のところはこれくらいにしておきましょう」
P「・・・・・・」
大河内「・・・まだ諦めたわけではありませんよ?」
104: 2010/08/19(木) 00:26:23.87
右京「みんなー!ありがとー!」
一同「ウオォーッ!!」
右京「ふぅ・・・僕としたことが、少々張り切りすぎてしまったようですねぇ」
P「右京、今日も最高だったぜ!お前のステージ」
右京「・・・ありがとうございます」
一同「ウオォーッ!!」
右京「ふぅ・・・僕としたことが、少々張り切りすぎてしまったようですねぇ」
P「右京、今日も最高だったぜ!お前のステージ」
右京「・・・ありがとうございます」
106: 2010/08/19(木) 00:28:44.88
都内某CDショップ
大河内「えぇと・・・杉下・・・さ行か。おかしい・・・見つからないな」
小野田「フッ・・・これだから素人は困ります」
大河内「か、官房長!こんな所で何を」
小野田「キミこそ・・・。あ、杉下は765エンジェル名義でCD出してるから、な行を探してみなさい」
大河内「えぇと・・・杉下・・・さ行か。おかしい・・・見つからないな」
小野田「フッ・・・これだから素人は困ります」
大河内「か、官房長!こんな所で何を」
小野田「キミこそ・・・。あ、杉下は765エンジェル名義でCD出してるから、な行を探してみなさい」
107: 2010/08/19(木) 00:32:02.45
大河内「しかし・・・お詳しいんですね。驚きました」
小野田「杉下のことは色々と知っておきたいからね」
大河内「はァ・・・」
小野田「それより、来週発売のやよいちゃんのCD。もう予約した?」
大河内「やよいちゃん・・・?誰ですかその娘は」
小野田「杉下のことは色々と知っておきたいからね」
大河内「はァ・・・」
小野田「それより、来週発売のやよいちゃんのCD。もう予約した?」
大河内「やよいちゃん・・・?誰ですかその娘は」
109: 2010/08/19(木) 00:36:30.09
小野田「やよいちゃんを知らないなんて、モグリだね。
杉下のキラメキラリも彼女のカバー曲だよ」
大河内「そうだったんですか・・・」
小野田「杉下がアイドルデビューと聞いて最初はビックリしたけどね。
既に765プロに驚くほど馴染んでいるみたいだ」
杉下のキラメキラリも彼女のカバー曲だよ」
大河内「そうだったんですか・・・」
小野田「杉下がアイドルデビューと聞いて最初はビックリしたけどね。
既に765プロに驚くほど馴染んでいるみたいだ」
110: 2010/08/19(木) 00:39:40.65
大河内「確かに杉下さんの歌には・・・ダンスには・・・何とも形容のしがたい魅力があります」
小野田「よく分かってるじゃない」
大河内「しかし・・・だからと言って、このままでいいんでしょうか!?」
小野田「それは・・・難しいところだよね」
小野田「よく分かってるじゃない」
大河内「しかし・・・だからと言って、このままでいいんでしょうか!?」
小野田「それは・・・難しいところだよね」
112: 2010/08/19(木) 00:44:00.74
真「最近、右京なんかおかしくない?」
春香「たしかに・・・ちょっと心配だね」
やよい「うぅ・・・どうしたんでしょうか・・・」
春香「たしかに・・・ちょっと心配だね」
やよい「うぅ・・・どうしたんでしょうか・・・」
113: 2010/08/19(木) 00:46:07.88
右京「・・・・・・ふぅ」
律子「ちょっと右京!何しょぼくれてんのよ!」
右京「律子・・・さん?」
律子「あんたがそんな調子だとさぁ、周りにも重い空気が伝染しちゃうのよねぇ」
右京「僕としたことが・・・申し訳ない」
律子「ほらほら~元気出しなさいって!」
律子「ちょっと右京!何しょぼくれてんのよ!」
右京「律子・・・さん?」
律子「あんたがそんな調子だとさぁ、周りにも重い空気が伝染しちゃうのよねぇ」
右京「僕としたことが・・・申し訳ない」
律子「ほらほら~元気出しなさいって!」
114: 2010/08/19(木) 00:50:45.83
亜美「あー、右京っちじゃーん!どったの?元気ないよー?」
真美「右京っちは笑顔がステキなのにねー」
右京「亜美さん・・・真美さん・・・」
律子「ね?亜美たちの言う通りよ!笑って笑って!」
右京「は、はは・・・」
真美「右京っちは笑顔がステキなのにねー」
右京「亜美さん・・・真美さん・・・」
律子「ね?亜美たちの言う通りよ!笑って笑って!」
右京「は、はは・・・」
115: 2010/08/19(木) 00:54:01.02
社長「オホン!おはよう、諸君!」
一同「あ、社長!おはようございまーす!」
社長「仲よき事は美しきかな・・・ようし、今日も頑張っていこう!」
一同「はーい!」
右京「(こんなことでは・・・いけませんねぇ)」
一同「あ、社長!おはようございまーす!」
社長「仲よき事は美しきかな・・・ようし、今日も頑張っていこう!」
一同「はーい!」
右京「(こんなことでは・・・いけませんねぇ)」
117: 2010/08/19(木) 01:01:07.51
しかし、杉下右京の鬱屈とした思いは解消されなかった・・・
右京「(警察か・・・それともアイドルか・・・)」
伊織「ちょっとアンタ!まだふさぎこんでんの?いい加減にしなさいよね」
右京「今度は伊織さんですか・・・」
伊織「律子たちから聞いたわよ!どんな理由か知らないけど、悩みがあるなら・・・その・・・」
右京「はいィ?」
伊織「相談に乗ってあげなくもないわよ、って言ってるのよ!言わせないでよ、もう!」
右京「(警察か・・・それともアイドルか・・・)」
伊織「ちょっとアンタ!まだふさぎこんでんの?いい加減にしなさいよね」
右京「今度は伊織さんですか・・・」
伊織「律子たちから聞いたわよ!どんな理由か知らないけど、悩みがあるなら・・・その・・・」
右京「はいィ?」
伊織「相談に乗ってあげなくもないわよ、って言ってるのよ!言わせないでよ、もう!」
120: 2010/08/19(木) 01:03:36.35
右京「テンプレート通りのツンデレいうものでしょうか、勉強になります」
伊織「な、な何言ってんのよ!そんなんじゃないわよ!」
右京「とにかく・・・お気遣いありがとうございます。しかし、心配無用ですよ」
伊織「ふん!・・・ならいいわ」
伊織「な、な何言ってんのよ!そんなんじゃないわよ!」
右京「とにかく・・・お気遣いありがとうございます。しかし、心配無用ですよ」
伊織「ふん!・・・ならいいわ」
121: 2010/08/19(木) 01:07:08.77
P「さぁ、右京行くぞ!」
右京「お待たせしました」
P「きょうは温泉ロケだ!都内だけどな」
右京「それは楽しみですねぇ」
右京「お待たせしました」
P「きょうは温泉ロケだ!都内だけどな」
右京「それは楽しみですねぇ」
122: 2010/08/19(木) 01:10:52.87
P「お、ここだここだ・・・もう番組の撮影クルーは来てるのかな?」
ザワ・・・ザワ・・・
右京「なにやら様子がおかしいですねぇ・・・」
P「おいおい、またかよ・・・」
ザワ・・・ザワ・・・
右京「なにやら様子がおかしいですねぇ・・・」
P「おいおい、またかよ・・・」
124: 2010/08/19(木) 01:12:55.86
相棒メンバーのセリフが脳内で声再現されて困るwwww
125: 2010/08/19(木) 01:14:16.04
P「ええ!?旅館で自殺!?」
スタッフA「ええ・・・我々が来て小一時間立った頃でしょうか・・・女将さんが発見したみたいです」
スタッフB「ったくよぉ、やってらんねぇよ。ロケは中止だな」
右京「これは・・・殺人事件です」
一同「な、何だってー!?」
スタッフA「ええ・・・我々が来て小一時間立った頃でしょうか・・・女将さんが発見したみたいです」
スタッフB「ったくよぉ、やってらんねぇよ。ロケは中止だな」
右京「これは・・・殺人事件です」
一同「な、何だってー!?」
126: 2010/08/19(木) 01:20:43.78
伊丹「いや、これはれっきとした自殺です。警部殿の出る幕はありませんよ」
杉下「おや、あなたは・・・」
伊丹「ってもう警部じゃありませんでしたね。アイドルになってまで
警察の仕事に首突っ込まないでもらえますかねぇ?」
杉下「これは失敬」
杉下「おや、あなたは・・・」
伊丹「ってもう警部じゃありませんでしたね。アイドルになってまで
警察の仕事に首突っ込まないでもらえますかねぇ?」
杉下「これは失敬」
127: 2010/08/19(木) 01:26:55.73
三浦「警部殿・・・いや、杉下さん、お久しぶりです」
芹沢「杉下さん、CD買いました!捜査一課はみんな聴いてますよっ」
伊丹「くぉらっ!芹沢!余計なこと言ってんじゃねぇ!!」
芹沢「杉下さん、CD買いました!捜査一課はみんな聴いてますよっ」
伊丹「くぉらっ!芹沢!余計なこと言ってんじゃねぇ!!」
128: 2010/08/19(木) 01:29:31.43
右京「たしかに部外者が口をはさむべきではないかもしれませんねぇ」
P「そうだな・・・」
右京「とにかく現場を見てみましょう」
伊丹「って言ってるそばからオイッ!」
P「そうだな・・・」
右京「とにかく現場を見てみましょう」
伊丹「って言ってるそばからオイッ!」
131: 2010/08/19(木) 01:32:35.23
右京「第一発見者は・・・あなたですね」
女将「はい・・・お布団を敷きにきたんですが、戸を開けたら倒れていて・・・」
右京「なるほど。この方は一人で泊まりにきたのでしょうか?」
女将「ええ・・・その様です」
女将「はい・・・お布団を敷きにきたんですが、戸を開けたら倒れていて・・・」
右京「なるほど。この方は一人で泊まりにきたのでしょうか?」
女将「ええ・・・その様です」
132: 2010/08/19(木) 01:36:32.36
右京「今旅館に泊まっているのは?」
女将「この方を含めて7人いらっしゃいます」
右京「随分と少ないのですねぇ」
女将「小さな旅館ですから。閑散期ですしね・・・」
女将「この方を含めて7人いらっしゃいます」
右京「随分と少ないのですねぇ」
女将「小さな旅館ですから。閑散期ですしね・・・」
133: 2010/08/19(木) 01:39:09.74
右京「宿帳を見せていただけますか?」
女将「はぁ・・・こちらです」
右京「この4名は・・・たしか・・・876プロ・・・アイドル事務所ですねぇ」
右京「それに遺体の女性と、残る一人も女性で、全員女性ということになりますねぇ」
女将「はぁ・・・こちらです」
右京「この4名は・・・たしか・・・876プロ・・・アイドル事務所ですねぇ」
右京「それに遺体の女性と、残る一人も女性で、全員女性ということになりますねぇ」
134: 2010/08/19(木) 01:41:13.66
P「なにィ?876プロだと?」
右京「ええ。日高愛、水谷絵理、秋月涼・・・そして石川実、とあります」
P「これはややこしいことになってきたな・・・」
右京「一人ひとりに事情を聞いてみましょう」
右京「ええ。日高愛、水谷絵理、秋月涼・・・そして石川実、とあります」
P「これはややこしいことになってきたな・・・」
右京「一人ひとりに事情を聞いてみましょう」
135: 2010/08/19(木) 01:45:15.21
右京「失礼します」
愛「!?」
右京「日高・・・愛さんですね」
愛「ケ、ケーサツの人ですか?あれ・・・もしかして人気アイドルの右京さん!?」
右京「ええ・・・人気かどうかは分かりませんがねぇ」
愛「!?」
右京「日高・・・愛さんですね」
愛「ケ、ケーサツの人ですか?あれ・・・もしかして人気アイドルの右京さん!?」
右京「ええ・・・人気かどうかは分かりませんがねぇ」
137: 2010/08/19(木) 01:48:07.43
右京「ALIVE・・・素敵でしたよ」
愛「き、聴いてくれたんですか?嬉しい・・・」
右京「時に、この旅館に着いてからの行動をお教え願えますか?」
愛「え?あ、はい・・・」
愛「き、聴いてくれたんですか?嬉しい・・・」
右京「時に、この旅館に着いてからの行動をお教え願えますか?」
愛「え?あ、はい・・・」
139: 2010/08/19(木) 01:53:52.52
愛「今日は久々のオフで・・・事務所のみんなで温泉に行こうって話になったんです。
近場ってことでここになったんですけど・・・。まさかこんなことになるなんて・・・」
愛「私と絵理さんが同室で、涼さんと社長が隣の部屋ってことになって・・・」
愛「まず温泉に行こうってみんなで話してたんですけど、涼さんがちょっと調子が
悪いからあとで行くーって言ってて、それで絵理さんと社長と3人で行ったんです」
近場ってことでここになったんですけど・・・。まさかこんなことになるなんて・・・」
愛「私と絵理さんが同室で、涼さんと社長が隣の部屋ってことになって・・・」
愛「まず温泉に行こうってみんなで話してたんですけど、涼さんがちょっと調子が
悪いからあとで行くーって言ってて、それで絵理さんと社長と3人で行ったんです」
142: 2010/08/19(木) 01:59:05.84
右京「なるほど」
愛「温泉からあがったあと、部屋でくつろいでたら叫び声がして・・・あ、その時は3人でUNOやってたんですけど」
右京「涼さんは?」
愛「分からないです・・・本人に聞いてみてください。まさか、涼さんを疑ってるんですか?」
右京「いえ、そんなことは・・・」
愛「温泉からあがったあと、部屋でくつろいでたら叫び声がして・・・あ、その時は3人でUNOやってたんですけど」
右京「涼さんは?」
愛「分からないです・・・本人に聞いてみてください。まさか、涼さんを疑ってるんですか?」
右京「いえ、そんなことは・・・」
143: 2010/08/19(木) 02:01:36.46
右京「失礼」
涼「あ、あなたは?」
右京「杉下右京と申します。いつもお姉様にはお世話になっております」
涼「765プロの右京さんですね!僕・・・じゃなくて私、大ファンです!」
涼「あ、あなたは?」
右京「杉下右京と申します。いつもお姉様にはお世話になっております」
涼「765プロの右京さんですね!僕・・・じゃなくて私、大ファンです!」
144: 2010/08/19(木) 02:05:19.26
涼「お会いできて光栄です!」
右京「ちょっとお話を伺いたいのですが・・・」
涼「さっきの事件のことですか?私は何も知りませんよ?」
右京「旅館に着いてから今までのことをお話しいただけますか?」
右京「ちょっとお話を伺いたいのですが・・・」
涼「さっきの事件のことですか?私は何も知りませんよ?」
右京「旅館に着いてから今までのことをお話しいただけますか?」
145: 2010/08/19(木) 02:06:46.88
涼「私を・・・疑ってます?」
右京「とんでもない!形式的なものです。細かいことが気になってしまうのが僕の悪い癖・・・」
涼「はぁ・・・、そうですか」
右京「とんでもない!形式的なものです。細かいことが気になってしまうのが僕の悪い癖・・・」
涼「はぁ・・・、そうですか」
146: 2010/08/19(木) 02:26:32.80
涼「愛ちゃんたちが温泉に行った後はひとりでゴロゴロしてました。ケータイいじったり」
右京「その後は?」
涼「愛ちゃんたちが出てきたのを見計らって温泉に入りに行きました」
右京「証人はいるのでしょうか?」
涼「えっ・・・い、いませんけど」
右京「その後は?」
涼「愛ちゃんたちが出てきたのを見計らって温泉に入りに行きました」
右京「証人はいるのでしょうか?」
涼「えっ・・・い、いませんけど」
147: 2010/08/19(木) 02:30:29.84
右京「ご協力感謝します」
涼「わ、私何もやってませんから!」
右京「分かっていますよ」
涼「・・・・・・」
涼「わ、私何もやってませんから!」
右京「分かっていますよ」
涼「・・・・・・」
149: 2010/08/19(木) 02:33:20.84
旅館大広間
右京「皆さんをここへ呼んでください」
P「は、犯人が分かったのか?」
右京「・・・・・・」
P「いや、何も言うな・・・分かったよ」
右京「皆さんをここへ呼んでください」
P「は、犯人が分かったのか?」
右京「・・・・・・」
P「いや、何も言うな・・・分かったよ」
150: 2010/08/19(木) 02:36:06.56
伊丹「ったく、捜査の邪魔だけは勘弁してくれませんかねぇ警部殿」
芹沢「もう警部じゃありませんよ」
伊丹「だぁーっ!わーってるよ!トップアイドルのす・ぎ・し・た・さ・ん!で、いいんでしたっけ?」
女将「何か・・・分かったんですか?」
芹沢「もう警部じゃありませんよ」
伊丹「だぁーっ!わーってるよ!トップアイドルのす・ぎ・し・た・さ・ん!で、いいんでしたっけ?」
女将「何か・・・分かったんですか?」
151: 2010/08/19(木) 02:39:01.54
右京「今回の事件、自殺と考えるには妙な点があまりに多すぎます」
右京「これは殺人事件・・・自殺に見せかけた殺人です」
右京「そして、犯人はあなたですね・・・そこの宿泊客Aさん?」
右京「これは殺人事件・・・自殺に見せかけた殺人です」
右京「そして、犯人はあなたですね・・・そこの宿泊客Aさん?」
153: 2010/08/19(木) 02:41:49.34
宿泊客A「なっ・・・何か証拠でもあるんですか!?」
右京「先ほどお話を伺った際、あなたはこう言いましたね。『温泉で秋月涼さんを見た』と・・・」
宿泊客A「それの何がおかしいて言うのよ?有名人だから顔も名前も知ってるわよ」
右京「はて・・・妙ですねぇ」
右京「先ほどお話を伺った際、あなたはこう言いましたね。『温泉で秋月涼さんを見た』と・・・」
宿泊客A「それの何がおかしいて言うのよ?有名人だから顔も名前も知ってるわよ」
右京「はて・・・妙ですねぇ」
155: 2010/08/19(木) 02:44:44.27
右京「これからお話するのはプライバシーに関わることです・・・。
愛さん、絵理さん、それに女将さんは席を外していただけますか?」
絵理「プライバシー・・・?」
愛「わ、分かりました。行こう、絵理さん」
涼「!!」
愛さん、絵理さん、それに女将さんは席を外していただけますか?」
絵理「プライバシー・・・?」
愛「わ、分かりました。行こう、絵理さん」
涼「!!」
156: 2010/08/19(木) 02:49:15.31
宿泊客A「勿体ぶらずに早く言いなさいよ!まったく犯人扱いされて不愉快だわ」
右京「妙なのは・・・あなたが涼さんを見たという場所ですよ」
宿泊客A「はァ?温泉よ?何が妙だって言うの」
右京「それは・・・『女湯』でしょうか?」
宿泊客A「あったりまえじゃない!」
右京「妙なのは・・・あなたが涼さんを見たという場所ですよ」
宿泊客A「はァ?温泉よ?何が妙だって言うの」
右京「それは・・・『女湯』でしょうか?」
宿泊客A「あったりまえじゃない!」
157: 2010/08/19(木) 02:51:17.72
涼「この女の人の言ってることはウソだ!」
宿泊客A「な・・・あなたは私のこと覚えてないかもしれないけど、私は確かにこの目で見たのよ!あなたのこと」
右京「・・・・・・」
涼「おかしいよ!だって・・・だって僕、男の子だよ!?」
宿泊客A「な・・・あなたは私のこと覚えてないかもしれないけど、私は確かにこの目で見たのよ!あなたのこと」
右京「・・・・・・」
涼「おかしいよ!だって・・・だって僕、男の子だよ!?」
159: 2010/08/19(木) 02:55:38.56
宿泊客A「じょ、冗談はよしてよ・・・あなたは最近人気の女性アイドル・・・」
涼「もう!じゃあ証拠を見せるよ!」
バッ!!
宿泊客A「!!!!!!」
涼「もう!じゃあ証拠を見せるよ!」
バッ!!
宿泊客A「!!!!!!」
162: 2010/08/19(木) 03:00:25.29
宿泊客A「私は・・・私は犯人じゃない!」
右京「純情な少年を素裸にしておいて、まだしらばっくれる気ですか!?」
プルプルプル・・・
右京「恥を知りなさいッ!!」
右京「純情な少年を素裸にしておいて、まだしらばっくれる気ですか!?」
プルプルプル・・・
右京「恥を知りなさいッ!!」
163: 2010/08/19(木) 03:02:21.46
恥知りすぎワロタ
164: 2010/08/19(木) 03:05:33.62
こうして事件は解決した・・・
涼「それにしても・・・右京さんが僕の秘密を知っていたとは驚きました」
右京「先ほどお話を伺っていたときに気付いたんですよ
声、骨格、仕草・・・これは女性の『それ』ではない、と」
涼「まだまだ修行が足りませんね・・・右京さんにはかなわないなぁ」
右京「いえいえ、細かいことが気になってしまうのが僕の悪い癖。
細かいことを気にしなければ、あなたの女装は上出来ですよ」
涼「それにしても・・・右京さんが僕の秘密を知っていたとは驚きました」
右京「先ほどお話を伺っていたときに気付いたんですよ
声、骨格、仕草・・・これは女性の『それ』ではない、と」
涼「まだまだ修行が足りませんね・・・右京さんにはかなわないなぁ」
右京「いえいえ、細かいことが気になってしまうのが僕の悪い癖。
細かいことを気にしなければ、あなたの女装は上出来ですよ」
166: 2010/08/19(木) 03:08:31.98
後日
社長「何ィ?警察に戻りたいだって?」
右京「ええ・・・」
社長「プロデューサーくんにはもう言ってあるのかね?」
右京「いえ、まだですが・・・」
社長「何ィ?警察に戻りたいだって?」
右京「ええ・・・」
社長「プロデューサーくんにはもう言ってあるのかね?」
右京「いえ、まだですが・・・」
167: 2010/08/19(木) 03:10:39.09
素っ裸にさせたのはお前だろうがwww
168: 2010/08/19(木) 03:10:46.07
小鳥「決意は・・・固いのね」
右京「アイドルとして・・・不完全燃焼な部分があることは事実なのですが」
小鳥「お別れパーティ、やらなくっちゃね」
右京「アイドルとして・・・不完全燃焼な部分があることは事実なのですが」
小鳥「お別れパーティ、やらなくっちゃね」
170: 2010/08/19(木) 03:14:23.49
真「右京がアイドルやめるって本当なの!?」
春香「そんな・・・仲良くなったばかりなのに」
伊織「ふん・・・何を悩んでたかと思えば、そんなこと・・・そんなこと・・・そんな・・・」
春香「そんな・・・仲良くなったばかりなのに」
伊織「ふん・・・何を悩んでたかと思えば、そんなこと・・・そんなこと・・・そんな・・・」
171: 2010/08/19(木) 03:16:25.65
千早「ガセネタかもしれないわ、みんな落ち着いて」
雪歩「うぅ・・・右京さんがやめるなら私もやめますぅ」
やよい「プロデューサーはどこ行っちゃったんでしょうか?」
雪歩「うぅ・・・右京さんがやめるなら私もやめますぅ」
やよい「プロデューサーはどこ行っちゃったんでしょうか?」
172: 2010/08/19(木) 03:21:21.68
律子「ホント、プロデューサーどこ行っちゃったのかしら。こんな時に・・・」
あずさ「あらあら、私が探しに行ってこようかしら」
美希「あふぅ・・・」
あずさ「あらあら、私が探しに行ってこようかしら」
美希「あふぅ・・・」
174: 2010/08/19(木) 03:25:26.88
響「これはタダごとじゃない気がするぞ!」
貴音「なにやら面妖な・・・」
キーッ バタン
亜美「あ、兄ちゃん帰ってきた!」
真美「兄ちゃん!早く早く!」
貴音「なにやら面妖な・・・」
キーッ バタン
亜美「あ、兄ちゃん帰ってきた!」
真美「兄ちゃん!早く早く!」
175: 2010/08/19(木) 03:27:12.13
P「そうか・・・もうみんな知っていたか」
春香「じゃ、じゃあ・・・!」
P「うむ、右京はアイドルを引退することになった」
春香「じゃ、じゃあ・・・!」
P「うむ、右京はアイドルを引退することになった」
176: 2010/08/19(木) 03:38:31.23
呆然とする一同
真「やっぱり・・・警察に戻るんですか?」
P「ああ・・・本人はそう言っている」
律子「残念ね・・・右京はアイドルとして、100年に1人の才能の持ち主だったのに」
雪歩「うぅ・・・やめないで・・・やめないでほしいですぅ」
真「やっぱり・・・警察に戻るんですか?」
P「ああ・・・本人はそう言っている」
律子「残念ね・・・右京はアイドルとして、100年に1人の才能の持ち主だったのに」
雪歩「うぅ・・・やめないで・・・やめないでほしいですぅ」
179: 2010/08/19(木) 03:47:31.62
伊織「あんたたち何落ち込んでのよっ!右京が引退したら何なの?私たちには関係ないじゃない!」
真「ちょっと伊織、その言い方はないだろ!?」
春香「真・・・伊織も本当は寂しいんだよ」
伊織「な・・・!そんなワケないじゃない!あーぁ、右京がいなくなってせいせいするわぁ・・・」
真「ちょっと伊織、その言い方はないだろ!?」
春香「真・・・伊織も本当は寂しいんだよ」
伊織「な・・・!そんなワケないじゃない!あーぁ、右京がいなくなってせいせいするわぁ・・・」
180: 2010/08/19(木) 03:50:31.36
伊織の頬をつたう一筋の涙・・・
P「・・・とにかく、これは決定事項だ」
小鳥「みんなでお別れパーティやりましょ、ね?」
真美「そうそう!盛大に送り出してあげちゃおーよ!」
P「・・・とにかく、これは決定事項だ」
小鳥「みんなでお別れパーティやりましょ、ね?」
真美「そうそう!盛大に送り出してあげちゃおーよ!」
182: 2010/08/19(木) 03:52:31.44
春香「じゃあ私、ケーキ作るね!」
真「うん、ボクも手伝うよ」
やよい「じゃあ私は飾り付け、やっちゃいまーす!」
雪歩「私は・・・最高のお茶、淹れますね」
真「うん、ボクも手伝うよ」
やよい「じゃあ私は飾り付け、やっちゃいまーす!」
雪歩「私は・・・最高のお茶、淹れますね」
183: 2010/08/19(木) 03:55:22.51
律子「そうと決まれば、支度支度!ほら、美希も手伝うの!」
美希「あふぅ・・・メンドくさいけど、右京のためなら仕方ないの」
あずさ「あらあら、うふふ・・・」
美希「あふぅ・・・メンドくさいけど、右京のためなら仕方ないの」
あずさ「あらあら、うふふ・・・」
185: 2010/08/19(木) 04:06:04.31
そして、パーティ当日・・・
一同「右京さん!今までありがとう!警察でもがんっばってね!」
パチパチパチパチ
右京「み、皆さん・・・僕のために・・・」
P「さぁさぁ、湿っぽいのはナシだ!パアッーとやろうぜ!」
一同「右京さん!今までありがとう!警察でもがんっばってね!」
パチパチパチパチ
右京「み、皆さん・・・僕のために・・・」
P「さぁさぁ、湿っぽいのはナシだ!パアッーとやろうぜ!」
186: 2010/08/19(木) 04:10:52.51
社長「ウォッホン!それでは皆から一言ずつ」
小鳥「右京さんのこと、一生忘れないわ。警察に行ってもがんばってね♪」
やよい「うっうー!右京さんともやしの早食い競争したこと、昨日のことみたいに覚えてますぅ!」
亜美/真美「右京っち、たまには遊びにきてよ!ゼッタイだかんねー!?」
貴音「杉下右京・・・あなたからは多くのことを学びました。感謝します」
小鳥「右京さんのこと、一生忘れないわ。警察に行ってもがんばってね♪」
やよい「うっうー!右京さんともやしの早食い競争したこと、昨日のことみたいに覚えてますぅ!」
亜美/真美「右京っち、たまには遊びにきてよ!ゼッタイだかんねー!?」
貴音「杉下右京・・・あなたからは多くのことを学びました。感謝します」
188: 2010/08/19(木) 04:14:49.54
響「また、いぬ美の散歩一緒に行こうな!」
雪歩「右京さんの淹れてくれた紅茶・・・とっても美味しかったです」
美希「美希と右京はずっと友達なの!ずっとずっとなの!」
律子「右京がいなくなると・・・また事務所が収集つかなくなっちゃいそうね」
雪歩「右京さんの淹れてくれた紅茶・・・とっても美味しかったです」
美希「美希と右京はずっと友達なの!ずっとずっとなの!」
律子「右京がいなくなると・・・また事務所が収集つかなくなっちゃいそうね」
189: 2010/08/19(木) 04:20:23.24
千早「杉下さんの歌唱力・・・まさしく天性の才能でした。あなたのこと、忘れません。」
あずさ「右京さんがいなくなると寂しくなるわねぇ・・・あ、ほら!伊織ちゃん、どこ行くの?」
伊織「う、うるさいわねぇ・・・!右京・・・ア、アンタのことキライじゃなかったわ。私に好かれたこと、感謝しなさいよね!」
あずさ「右京さんがいなくなると寂しくなるわねぇ・・・あ、ほら!伊織ちゃん、どこ行くの?」
伊織「う、うるさいわねぇ・・・!右京・・・ア、アンタのことキライじゃなかったわ。私に好かれたこと、感謝しなさいよね!」
190: 2010/08/19(木) 04:29:16.77
真「右京には何でも話せたなぁ・・・他愛ない話も、悩みごとも。へへっ・・・泣けてきちゃうな、もう」
春香「まだチョコレートケーキの作り方、教えてなかったよね。警視庁まで押しかけて、教えにいっちゃおうかな・・・なんて」
P「右京・・・俺はお前をプロデュースしていたつもりだったが・・・どうやら違ったようだ。
右京・・・お前が、俺を、俺たちをプロデュースしてくれた、導いてくれたんだ!!
本当に・・・本当にありがとう!!俺、765プロでPやってて良かった!!」
春香「まだチョコレートケーキの作り方、教えてなかったよね。警視庁まで押しかけて、教えにいっちゃおうかな・・・なんて」
P「右京・・・俺はお前をプロデュースしていたつもりだったが・・・どうやら違ったようだ。
右京・・・お前が、俺を、俺たちをプロデュースしてくれた、導いてくれたんだ!!
本当に・・・本当にありがとう!!俺、765プロでPやってて良かった!!」
192: 2010/08/19(木) 04:31:38.60
右京「みんな・・・。・・・はて、妙ですねぇ。目から汗がこぼれてきますねぇ」
美希「右京おもしろいこと言うの!それ涙って言うんだよ」
右京「僕が泣いてしまうとは・・・不覚でしたねぇ」
美希「右京おもしろいこと言うの!それ涙って言うんだよ」
右京「僕が泣いてしまうとは・・・不覚でしたねぇ」
194: 2010/08/19(木) 04:41:56.48
右京「では・・・この辺で。皆さんのこと絶対に忘れませんよ。今まで・・・ありがとう」
一同「右京さぁぁぁあああん・・・グスッ」
765プロを後にする右京であった・・・
一同「右京さぁぁぁあああん・・・グスッ」
765プロを後にする右京であった・・・
195: 2010/08/19(木) 04:43:41.93
ある日の特命係・・・
角田「ヒマかっ?」
右京「アイドルの頃に比べれば、大分ヒマでしょうねぇ」
角田「だよねぇ」
角田「ヒマかっ?」
右京「アイドルの頃に比べれば、大分ヒマでしょうねぇ」
角田「だよねぇ」
196: 2010/08/19(木) 04:44:31.28
お し ま い
197: 2010/08/19(木) 04:47:53.07
おつかれー
198: 2010/08/19(木) 04:49:09.34
なかなか楽しめるクロスだった
乙
乙
199: 2010/08/19(木) 05:06:43.65
なんか俺まで泣けてきた。
乙
乙
210: 2010/08/19(木) 13:20:51.68
おまけ
米沢「まさかあの杉下さんが765プロに所属とはねぇ・・・」
米沢「765エンジェルファンとしては複雑な思いですなぁ」
米沢「・・・とにかく、来週発売のデビューシングルを聴いてから判断しよう」
米沢「まさかあの杉下さんが765プロに所属とはねぇ・・・」
米沢「765エンジェルファンとしては複雑な思いですなぁ」
米沢「・・・とにかく、来週発売のデビューシングルを聴いてから判断しよう」
211: 2010/08/19(木) 13:25:58.96
発売日・・・
鑑識A「米沢さん、荷物届いてましたよ」
米沢「荷物?誰からだろう・・・。な、765プロ!?」
米沢「中身は・・・杉下さんのシングルじゃないか!なんと・・・!」
米沢「手紙が・・・『僕のデビュー曲です。お気に召しますかどうか。杉下右京』」
米沢「杉下警部・・・ありがとうございますっ!」
鑑識A「米沢さん、荷物届いてましたよ」
米沢「荷物?誰からだろう・・・。な、765プロ!?」
米沢「中身は・・・杉下さんのシングルじゃないか!なんと・・・!」
米沢「手紙が・・・『僕のデビュー曲です。お気に召しますかどうか。杉下右京』」
米沢「杉下警部・・・ありがとうございますっ!」
212: 2010/08/19(木) 13:30:33.23
すっかり、アイドル「杉下右京」の魅力にとりつかれた米沢守であった
米沢「あ、そうだそうだ。右京たんのスレ、チェックしとかんとなぁ」
米沢「・・・ん?『右京って元警察関係者ってウワサあるけど、マジ?』」
米沢「フフフ・・・ご名答、マジ話ですなぁ」
米沢「『俺、関係者だけどその話マジだよ』、と・・・」
米沢「あ、そうだそうだ。右京たんのスレ、チェックしとかんとなぁ」
米沢「・・・ん?『右京って元警察関係者ってウワサあるけど、マジ?』」
米沢「フフフ・・・ご名答、マジ話ですなぁ」
米沢「『俺、関係者だけどその話マジだよ』、と・・・」
214: 2010/08/19(木) 13:36:07.27
米沢「レスついてるかな・・・?ん?『ガセネタ乙』?ホントなんですがねぇ」
米沢「『詳細キボンヌ』?うーむ、詳細までは教えられませんなぁ・・・フフフ」
米沢「『そんなことより、来週のイベントの話でもしようぜ』、と」
米沢「握手会・・・楽しみだなぁ」
米沢「『詳細キボンヌ』?うーむ、詳細までは教えられませんなぁ・・・フフフ」
米沢「『そんなことより、来週のイベントの話でもしようぜ』、と」
米沢「握手会・・・楽しみだなぁ」
215: 2010/08/19(木) 13:41:35.91
握手会当日・・・
米沢「右京たんは私のことを覚えているだろうか・・・まさか忘れて・・・いやいやそんなことは」
米沢「そろそろか・・・」
米沢「右京たん・・・いや、杉下警部!お久しぶりでございます!」
右京「これはこれは・・・米沢さん。イベントにまで顔を出していただけるとは」
米沢「私のこと、まだ覚えていてくださったんですね?恐縮です」
米沢「右京たんは私のことを覚えているだろうか・・・まさか忘れて・・・いやいやそんなことは」
米沢「そろそろか・・・」
米沢「右京たん・・・いや、杉下警部!お久しぶりでございます!」
右京「これはこれは・・・米沢さん。イベントにまで顔を出していただけるとは」
米沢「私のこと、まだ覚えていてくださったんですね?恐縮です」
217: 2010/08/19(木) 13:45:04.14
右京「忘れるものですか・・・。警察時代、あなたにはどれだけお世話になったか」
米沢「杉下さん・・・」
右京「握手券を拝見してもよろしいですか?」
米沢「あ、はい、そうでしたね。済みません」
米沢「杉下さん・・・」
右京「握手券を拝見してもよろしいですか?」
米沢「あ、はい、そうでしたね。済みません」
218: 2010/08/19(木) 13:48:13.34
右京「あなたとお話していると・・・あの頃を思い出してしまいますねぇ」
米沢「ええ、懐かしいですなぁ」
右京「亀山くん・・・神戸くん・・・今頃どうしているでしょうか」
米沢「あ、後ろがつまっていますね。名残惜しいですが、この辺で」
右京「これからも・・・応援よろしくお願いしますね」
米沢「もちろんです!」
米沢「ええ、懐かしいですなぁ」
右京「亀山くん・・・神戸くん・・・今頃どうしているでしょうか」
米沢「あ、後ろがつまっていますね。名残惜しいですが、この辺で」
右京「これからも・・・応援よろしくお願いしますね」
米沢「もちろんです!」
219: 2010/08/19(木) 13:52:51.00
右京「次の方、どうぞ。おや?あなたは・・・」
内村「し、親戚の子に頼まれて来ただけだ!サインだけで結構、握手はいらんからな!」
右京「おやおや、そうですか。親戚のお子さんによろしくお伝えください」
内村「もう一度言っておく!私はお前のファンなどではないからな、勘違いするんじゃないぞ!」
右京「ええ、承知しております」
内村「し、親戚の子に頼まれて来ただけだ!サインだけで結構、握手はいらんからな!」
右京「おやおや、そうですか。親戚のお子さんによろしくお伝えください」
内村「もう一度言っておく!私はお前のファンなどではないからな、勘違いするんじゃないぞ!」
右京「ええ、承知しております」
220: 2010/08/19(木) 13:58:37.25
右京「次の方・・・おやおや、今日は懐かしい顔が多くみえますねぇ」
中園「私も刑事部長と同じ・・・頼まれて来ただけだからな!」
右京「分かっています」
中園「のん気にお前のファンをやっていられる程、警察は暇ではないのだ。分かっているな?」
右京「ええ」
中園「私も刑事部長と同じ・・・頼まれて来ただけだからな!」
右京「分かっています」
中園「のん気にお前のファンをやっていられる程、警察は暇ではないのだ。分かっているな?」
右京「ええ」
222: 2010/08/19(木) 14:03:09.49
右京「さて、今日のお仕事も終わりですねぇ」
P「そうだな、お疲れ様」
スタッフA「ああ、ちょっとお客さん、困りますって。もう握手会は終了しましたから・・・」
亀山「そこを何とか・・・はるばる東南アジアから出てきたんですよ?」
P「そうだな、お疲れ様」
スタッフA「ああ、ちょっとお客さん、困りますって。もう握手会は終了しましたから・・・」
亀山「そこを何とか・・・はるばる東南アジアから出てきたんですよ?」
223: 2010/08/19(木) 14:05:55.38
右京「その声は・・・亀山くんですね?」
亀山「右京・・・さん、右京さんじゃないっすか!!」
右京「今日一番のサプライズですねぇ」
亀山「休暇をもらって・・・美和子と日本に帰ってきたんです」
亀山「右京・・・さん、右京さんじゃないっすか!!」
右京「今日一番のサプライズですねぇ」
亀山「休暇をもらって・・・美和子と日本に帰ってきたんです」
226: 2010/08/19(木) 14:11:00.37
右京「僕がアイドルになったことは・・・」
亀山「ええ、知ってましたよ。サルウィンも情勢が安定してきて・・・インターネットくらいは自由に使えますからね」
右京「子供たちとは上手くやっていますか?」
亀山「ええ、まあ。教えられることの方が・・・多いんですけどね」
亀山「ええ、知ってましたよ。サルウィンも情勢が安定してきて・・・インターネットくらいは自由に使えますからね」
右京「子供たちとは上手くやっていますか?」
亀山「ええ、まあ。教えられることの方が・・・多いんですけどね」
227: 2010/08/19(木) 14:14:29.42
亀山「今日は、これ。握手・・・してもらいに来ました」
右京「あの時・・・以来ですねぇ」
亀山「それぞれ舞台は変わりましたけど、お互い・・・頑張りましょう!」
右京「ええ」
右京「あの時・・・以来ですねぇ」
亀山「それぞれ舞台は変わりましたけど、お互い・・・頑張りましょう!」
右京「ええ」
228: 2010/08/19(木) 14:16:52.39
亀山「またすぐサルウィンに戻らないといけなくて」
杉下「忙しいのですねぇ」
亀山「ええ、安定してきたと言っても、まだまだ発展途上の国ですからね」
杉下「・・・亀山くん、少しいいですか?」
亀山「はい、何でしょう?」
杉下「忙しいのですねぇ」
亀山「ええ、安定してきたと言っても、まだまだ発展途上の国ですからね」
杉下「・・・亀山くん、少しいいですか?」
亀山「はい、何でしょう?」
231: 2010/08/19(木) 14:21:31.46
右京「亀山くんへ贈る歌・・・歌います・・・『まっすぐ』!」
右京「ねぇ、今までなんとも思わないで」
右京「楽しく過ごしてきたのに、最近」
~♪~
右京「だけどこの空がいつも私のこと見守ってる」
右京「もっともっと強く、励ましてる」
~♪~
右京「輝いた未来!」
右京「・・・・・・ご清聴ありがとうございました」
右京「ねぇ、今までなんとも思わないで」
右京「楽しく過ごしてきたのに、最近」
~♪~
右京「だけどこの空がいつも私のこと見守ってる」
右京「もっともっと強く、励ましてる」
~♪~
右京「輝いた未来!」
右京「・・・・・・ご清聴ありがとうございました」
233: 2010/08/19(木) 14:24:07.03
亀山「右京さん・・・俺、うれしいっす」
右京「喜んで・・・いただけましたかねぇ」
亀山「アイドルとしても半端ないんすね、右京さん・・・流石です!俺、応援してますから!」
右京「亀山くんも・・・引き続き、頑張ってくださいね」
右京「喜んで・・・いただけましたかねぇ」
亀山「アイドルとしても半端ないんすね、右京さん・・・流石です!俺、応援してますから!」
右京「亀山くんも・・・引き続き、頑張ってくださいね」
234: 2010/08/19(木) 14:30:14.95
成田空港
亀山「なんかわざわざ見送りにまで来てもらっちゃって・・・すいません」
右京「今日はオフですから、ご心配には及びませんよ
美和子さん、亀山くんの相手は大変でしょうが・・・よろしく頼みますよ」
美和子「ホント大変ですよぉ・・・あっついし・・・虫だらけだし
でもね、教えてる時の薫ちゃん・・・すっごく輝いてるんです。」
亀山「おい、恥ずかしいこと言ってんじゃねーよ!・・・じゃ、右京さん。この辺で」
亀山「なんかわざわざ見送りにまで来てもらっちゃって・・・すいません」
右京「今日はオフですから、ご心配には及びませんよ
美和子さん、亀山くんの相手は大変でしょうが・・・よろしく頼みますよ」
美和子「ホント大変ですよぉ・・・あっついし・・・虫だらけだし
でもね、教えてる時の薫ちゃん・・・すっごく輝いてるんです。」
亀山「おい、恥ずかしいこと言ってんじゃねーよ!・・・じゃ、右京さん。この辺で」
235: 2010/08/19(木) 14:36:48.72
右京「行ってしまいましたねぇ」
P「ああ・・・」
右京「さて、午後はどうしましょうかねぇ」
P「そういや春香たち、ディズニーランドに行くとか言ってたな」
右京「おや、ディズニーランドですか。それは良いですねぇ」
P「よっしゃ!じゃあ向こう行って、合流するか!」
P「ああ・・・」
右京「さて、午後はどうしましょうかねぇ」
P「そういや春香たち、ディズニーランドに行くとか言ってたな」
右京「おや、ディズニーランドですか。それは良いですねぇ」
P「よっしゃ!じゃあ向こう行って、合流するか!」
236: 2010/08/19(木) 14:37:32.15
蛇足のおまけ
お し ま い
お し ま い
237: 2010/08/19(木) 14:46:06.83
亀ちゃんまで!!
乙!! 楽しかった。
乙!! 楽しかった。
239: 2010/08/19(木) 15:06:08.45
乙!
右京さんはどうしてあんなにかっこいいのか
右京さんはどうしてあんなにかっこいいのか
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