ケンシロウ「765プロ?」
1: 2013/05/12(日) 20:31:32.22
二千年の歴史を持つ暗殺拳があった、その名は北斗神拳

天空に広がる七つの星の下、一子相伝の北斗神拳をかけた戦いが、世紀末の世に始まろうとしていたが別にそんなことはなかった

2: 2013/05/12(日) 20:32:20.55
ケンシロウ「………」

春香「なんかプロデューサーずっと黙ったまんまだね」

美希「ミキ的には何か深い考えことをしているみたいなの」

千早「見ればわかるでしょ」

真「さっきニュースで放送していたユリアさんと関係あるのかな?」

ケンシロウ「隠す必要はないな」

一同「!?」

ケンシロウ「せっかくだ、俺とユリアはどのような関係だったか教えてやる」

かくかくしかじか

ケンシロウ「…という訳だ」

3: 2013/05/12(日) 20:33:33.61
春香「そ…そんな…」

千早「そんなドラマのようなことがあったなんて…」

雪歩「プロデューサーさん、かわいそうです…」

美希「(…え、じゃあミキの恋は始まる前に終わったの?)」

真「(ゴメン、僕には言葉が見つからない…)」

亜美「(はかなく散ってゆくあたしの恋…)」

やよい「えっと、どういうことですか?」

真美「(まだだ…まだ終わらんよ…)」

貴音「なんという壮絶な話でしょうか」

伊織「ひどい話ね」

あずさ「恋人を取られるなんて…」

響「いくらなんでもプロデューサーがあんまりだぞー!」

律子「いや、まともな就職に就かないプロデューサーも悪いと…」

小鳥「(独身続行不回避決定)」

社長「いやはや、そんなことがあったとは知らなかったよ」

5: 2013/05/12(日) 20:35:38.99
ケンシロウ「今度はこっちから聞きたいことがある、ユリアは何故テレビに出ている?」

春香「えっと…」

社長「それは私が説明しよう」

社長「710プロは3年前に建てられてね、初めは無名の小さな事務所だったんだが、大々的ににユリアさんの歌を宣伝をしたおかげで一ヶ月もしないうちに有名な事務所になったんだ」

社長「ファンはユリアさんの歌を褒め称え『聖母の歌』と名づけるほどになった」

ケンシロウ「俺が職を探している間にそんなことが…」

社長「だが710プロは謎が多くてね、なにがあるのかまだ全て把握し切れていないんだ」

社長「わかっていることはそこの代表取締役社長と他のアイドルだ」

社長「他のアイドルは女性に大人気、その水鳥のような美しさを会場にアピールしているレイ、もう一人は老若男女、ちびっ子にも大人気、通称雲のジュウザだ」

社長「そして710プロ代表取締役社長はサウザーという人物だ、依然見かけたことがあるが社長というよりあれは帝王だな」

社長「私が君に言うことはこれで全部だ、何か質問はあるかね?」

6: 2013/05/12(日) 20:36:12.88
ケンシロウ「710プロはどこにある」

社長「○○スタジオの近くだ、建物はとても目立っているからすぐにわかるはずだ」

ケンシロウ「ありがとう、もう聞きたいことはない」

社長「では私はこれで失礼しよう」

ケンシロウ「………」

真「また黙り始めたよ」

伊織「今のプロデューサーにはちょっと近寄りがたいわね」

真美「近づいたらなんか爆発しそう」

ケンシロウ「(…よし)」

ケンシロウ「伊織、明日はお前の写真を○○スタジオで宣材写真を撮る予定がある」

ケンシロウ「わかったか?」

伊織「はーい」

7: 2013/05/12(日) 20:37:05.78
その夜

ケンシロウ「(サウザー、どこかで聞いた名前だが思い出せん…)」

ピポパポピッ

ケンシロウ「もしもしトキ兄さん?ちょっと聞きたいことがあるんだけど…」

8: 2013/05/12(日) 20:38:13.06
翌日

○○スタジオ

カメラマン「そのポーズいいね、はい撮るよ~」

カシャッ

カメラマン「はい、じゃあいったん休憩入ります」

ケンシロウ「伊織、俺は用があるからしばらくの間いなくなる」

ケンシロウ「だからカメラマンさんの言うことを聞いて仕事をするんだ、いいね」

伊織「何?この私を一人にさせるつもりなの?アンタそれでもプロデューサー?」

ケンシロウ「頼む、どうしても行かなきゃいけないんだ」

伊織「そんなにいうなら待っててもかまわないわよ、だけど遅くなったりしたら許さないんだからね」

ケンシロウ「すまない」

10: 2013/05/12(日) 20:39:37.01
710プロ

ケンシロウ「ここが710プロか、天辺にピラミッドが建っているとはここの社長は相当変な趣味の持ち主のようだな」

モヒカンA「おい、お前…ここに入るにはちゃんとアポは採ったんだろうな?」

ケンシロウ「そんなものは知らん」

モヒカンA「じゃあ不法侵入ということか?いかんなあ~それは~」

ケンシロウ「だったらどうした?」

モヒカンA「侵入者は消毒だー!」ゴォォォォォ

ケンシロウ「…」スッ

モヒカンA「な、き…消えた?ど、どこへ…」

ブスッ

モヒカンA「あがぁ!」

ケンシロウ「経絡秘孔の一つ解唖門天聴(かいあもんてんちょう)を突いた、お前は俺の質問に答えようとしなければ肉体が血を噴きやがて崩壊することになる」

モヒカンA「何!?」

11: 2013/05/12(日) 20:40:10.57
ケンシロウ「さあ言え、ユリアはどこにいる?」

モヒカンA「へっ、そんなこと誰が言うか…うぎゃぁ!」ブシャアア

ケンシロウ「長生きしたかったら喋った方がいいぞ」

モヒカンA「ユ、ユリア様のいる部屋は自分もわからないのです…ユリア様の部屋を知っているのはこの事務所の重要人物しか知らないのです」

ケンシロウ「なら、社長室がどこにあるのか教えてもらおうか」

モヒカンA「さ、最上階にあります」

ケンシロウ「そうか、ならお前はもう用済みだ、寝てろ(手刀)」

モヒカンA「がはっ!」バタリ

ケンシロウ「ユリア、今行くぞ」

13: 2013/05/12(日) 20:41:47.77
710プロ エントランスホール

シン「3年ぶりだな、ケンシロウ」

710プロ専属ユリアのマネージャー

南斗孤鷲拳伝承者 殉星のシン

ケンシロウ「シン…」

シン「てっきり行き倒れになったと思ったが、流石俺の友、そう簡単に氏ぬわけないか」

ケンシロウ「シン、ユリアはどこにいる!」

シン「聞いたところで何も変わらんがせっかく来たんだ、教えてやろう」

シン「ユリアは今レッスンの真っ最中だ、だからお前と会う暇はない」

シン「後、俺を倒してもユリアは帰ってこないぞ、ユリアの権限は社長が少しばかり握っているからな」

14: 2013/05/12(日) 20:42:50.56
ケンシロウ「なら、帰ってくるまで貴様と社長を倒すことにしよう」

シン「俺を倒す?随分舐められたものだ」

シン「貴様をここで半頃しにして丁重にお引取っておう」

ケンシロウ「シン、3年前の仮を今返す」

シン「望むところだ!」

ケンシロウ「ホワッチャア!」

シン「ウリャア!」

南斗獄屠拳

北斗飛衛拳

スタッ

ケンシロウ「勝負あったな…」

ケンシロウ「ユリア、もう少しで会えるぞ」

15: 2013/05/12(日) 20:43:54.27
シン「フッ…見事だケンシロウ…強くなったな…」バタリ

シン「だが…俺を倒すことができても、お前じゃ社長を倒すことはできない…」

シン「社長は南斗聖拳最強の拳を使うだけでなくある秘密がある、いくらお前が強くても、彼を倒すことは不可能に近い」

シン「結局は氏に掛けて帰ることになる、最悪の場合氏ぬぞ…」

シン「………」

シン「いないし…」グスッ

17: 2013/05/12(日) 20:45:54.79
710プロ内 控え室

ユダ「美しい…流石は俺の見込んだ男…」

ビューティーサロンU・D店長兼710プロ専属メイクアップアーティスト

南斗紅鶴拳伝承者 妖星のユダ

ユダ「お前ほど俺の化粧品が合う男はそういないだろう…」

シンニュウシャヲタオセー ヒデブッ!

レイ「なんだか外が騒がしいな…ん、何だこの凄まじい闘気は!?」

710プロ所属アイドル

南斗水鳥拳伝承者 義星のレイ

ユダ「気にすることはない、今は次のライブのためのメイクを済ませよう」

レイ「…そうだな、余計なことに時間を使っている余裕はないからな」

ユダ「しかし本当に美しい…」

レイ「(気持ち悪)」オエップ

19: 2013/05/12(日) 20:47:20.63
710プロ最上階

ケンシロウ「ここがサウザーの部屋か」

サウザー「待ちくたびれたぞ、あまりにも遅いから居眠りをしそうになったぞ」

710プロ代表取締役社長

南斗鳳凰拳伝承者 将星のサウザー

サウザー「随分とでかくなったな、小僧」

サウザー「単身でこの世界で最も危険な場所に入り込んだその勇気は褒めてやろう」

サウザー「貴様が来た目的はわかっている、だが優秀な人材を手放すほど帝王は愚かではない」

サウザー「悪いことは言わん、今すぐ去れ」

ケンシロウ「断るといったら」

サウザー「ここを貴様の墓場にするまでだ」

ケンシロウ「そんなことができるのか」

サウザー「南斗鳳凰拳伝承者の俺にかかれば貴様など雑魚だ」

ケンシロウ「試してみるか?俺だって北斗神拳伝承者だ」

サウザー「なら、相手になってやろう」

20: 2013/05/12(日) 20:48:51.58
ケンシロウ・サウザー「………」

ケンシロウ「構えないのか?」

サウザー「南斗鳳凰拳に定められた構えはない」

ケンシロウ・サウザー「………」

サウザー「来ないならこちらから行くぞ」

サウザー「切り裂かれるがいい!」

ケンシロウ「ホワッチャア!」

バシュン

シュタッ

ケンシロウ「秘孔・頸中から下扶突を突いた、おまえは3秒後に全身にかけて激痛を味わう」

サウザー「だが俺には北斗神拳は効かんぞ」

ケンシロウ「3秒経てばわかる」

サウザー「フフフ、ならばその3秒、私が数えてやろう」

サウザー「ひとーつ、ふたーつ、みーっつ!」ピー

サウザー「うがあああああああああ!」

21: 2013/05/12(日) 20:49:26.79
サウザー「な、何故だ…なぜ秘孔を突けた…」

ケンシロウ「サウザー、貴様の体の謎はわかっている。心臓の位置が逆、飛行の位置も表裏逆」

サウザー「な、なぜそれを…!?」

ケンシロウ「トキから聞いた」

サウザー「馬鹿な…俺の体の謎を知っている奴がいたとは…」

サウザー「だが、確かに手ごたえがあった…今に貴様も…」

ケンシロウ「ぬぅ…!」ブシャアアア

22: 2013/05/12(日) 20:50:12.40
雪歩「きゃあ!」パリーン

真「ど、どうしたの雪歩?」

雪歩「湯飲みが突然割れて…」

雪歩「これ、最近買ったばかりなのに…」

真「こういうのって必ずいやな予感がするよね…」

雪歩「まさか、プロデューサーさんに何か起こったんじゃ…」

真「まさか、あのプロデューサーがそう簡単に危ない目に遭うなんてありえないよ」

雪歩「そうだといいけんだど…」

24: 2013/05/12(日) 20:51:52.98
サウザー「普通なら…即氏の攻撃も…耐えられるとは…流石は北斗神拳伝承者…」ハァ…ハァ…

サウザー「ぐぅ…だかこの帝王に敗北はありえん…はあああああ!」メキメキ

ケンシロウ「こいつ、無理やり秘孔を破ったのか…」

サウザー「こうなったら貴様に俺の本気を見せてやる、対等の相手にのみ見せる我が構えを見るがいい」

ケンシロウ「ならこっちも全力で相手をしよう、天破の構え!」

サウザー「塵となるがいい!南斗鳳凰拳奥義・天翔十字h…」

ユリア「そこまでです!」

ケンシロウ・サウザー「!?」

ユリア「貴方達の目的は私でしょう、私はこれ以上の戦いを望みません、今すぐやめなさい」

ケンシロウ「ユリア…」

サウザー「これはユリア嬢、もうレッスンは終了したのですか」

ユリア「サウザー、私はケンシロウと話がしたいのです、少し下がりなさい」

サウザー「…かしこまりました…」

25: 2013/05/12(日) 20:52:43.12
ユリア「ケンシロウ、あなたがここへ来たということは、就職先を見つけたということですね」

ケンシロウ「ああ、そうだ。だからまた一緒に暮らそう」

ユリア「その前に、あなたが就いた就職先について聞かせてもらえないかしら?」

ケンシロウ「ああ…、俺は少女たちの(以下略)」

ユリア「そう、プロデューサーね」

ケンシロウ「そうだ」

ユリア「ケンシロウには似合わない職に就いたわね…、どう、うまくやってる?」

ケンシロウ「順調だ、みんないい子達だ」

ユリア「給料はいくら?住まいはどこ?何を食べているの?」

ケンシロウ「うっ…!」

ユリア「答えなさい」

26: 2013/05/12(日) 20:53:59.08
ケンシロウ「月給1X万、おんぼろアパート(築40年)、主に水」

ユリア「舐めているのですか、それっぽっちでわざわざ私のところに来たのですか?」

ケンシロウ「職に就いたら戻ってくるんじゃ…」

ユリア「あなたのその給料じゃ私とあなた二人で暮らしていけると?ふざけないで!」

ケンシロウ「ひぃ…!」

ユリア「そんなんじゃ二人で幸せな家庭を築き上げるのは無理ですね」

ユリア「どうしても戻ってきて欲しければ、住まいをマンションに変え、給料を2倍以上にしなさい」

ケンシロウ「そんな無茶な」

ユリア「いいですね?これはあなたのためでもあるのですよ?」

ケンシロウ「…いいだろう、だが一つ聞きたい、どうしてずっとこんな所にいる?」

ユリア「私には目標があります」

ユリア「全国の人たちに歌を聞いてもらい、愛の尊さを伝えたいのです」

ユリア「そのために私はここにいます」

ユリア「だからそう簡単に離れるわけにはいかないのです」

ケンシロウ「………」

27: 2013/05/12(日) 20:54:43.73
ユリア「次に私に会うときは、私生活を改善しなさい、それまではしばしの別れです」

ケンシロウ「…ああ、それじゃあ…、さよならだ」

サウザー「おのれケンシロウ、ここへ来て生きて帰れると思うな!」

ユリア「おやめなさいサウザー、」

サウザー「しかしまだ決着が…」

ユリア「私の言うことが聞けないと?」

サウザー「…いえ…」

ユリア「(あ、ケンシロウの怪我を治すの忘れてた)」

28: 2013/05/12(日) 20:55:20.07
伊織「遅いよアンタ!もうすぐ日が沈むじゃないの!」

ケンシロウ「ああ、ちょっと野暮用でな…」

伊織「全く、この伊織ちゃんを待たせるなんて失礼しちゃうわね」

ケンシロウ「わかったから…早く帰るか」

伊織「なんか辛そうね、風邪でも引いたの??」

ケンシロウ「なんでもない」

ケンシロウ「(サウザーとの戦いで出血が止まらない…、早く病院に行かねば)」

伊織「ならいいけど…」

29: 2013/05/12(日) 20:56:13.85
ケンシロウ「(うぅ、目眩が…)」

伊織「それよりアンタ、本当にプロデューサーの自覚あるの?」

伊織「仕事中にアイドルをほったらかしにするプロデューサーがいると思ってるの?」

ケンシロウ「………」

伊織「ちょっとアンタ、人の話くらい聞きなさいよ、馬鹿!」ドン

ブシャアアアアア

バタン

伊織「へ?」

ケンシロウ「………」

伊織「アンタ、何倒れてるのよ…何、これ…、血?」

伊織「い、いやあああああああああああ!」

30: 2013/05/12(日) 20:57:33.22
病院

トキ「大丈夫だ、重症だが命に別状はない…」

伊織「ほんとうに無事なの?」ヒック

トキ「ケンシロウは無事だ、治療も済んだし今は病室で寝ている」

トキ「しばらく休めば元気になる」

トキ「それでも心配なら、見舞いに行くか?」

伊織「うん…」ヒクッ

律子「さっき電話があったけど、プロデューサーが入院したんですって!?」

千早「急に倒れて大量出血ですって!?」

真「プロデューサーが重体だって!?」

春香「氏にかけているってほんと!?」

雪歩「余命が後一日って本当ですか!?」

亜美「兄ちゃん、後少しの命なの…!?」

真美「そんな…あの兄ちゃんが…」

31: 2013/05/12(日) 20:58:15.49
トキ「誰もそこまで言ってないが…百聞は一見に如かずだ、直接本人に会ってみるか?」

一同「ぜひ!」

ケンシロウ「みんな、来ていたのか…」

春香「良かった…無事でよかった…」

真「無事で何よりです」

千早「氏にかけてはいないようね」

雪歩「本当に良かったです」

律子「少し大げさになりすぎたわね」

亜美「しかし凄い怪我だね」

真美「これって普通は氏んじゃうんじゃない?」

亜美「どこでこんな怪我したの?」

32: 2013/05/12(日) 20:59:34.69
ケンシロウ「話す必要はない」

真美「えー、いいじゃん、教えてよー」

律子「こら駄目よ、プロデューサーは安静にしないといけないんだから」

伊織「でも気になるわね、この傷跡」

真「なんかの戦いの傷っぽいね、でもこんな特徴的な傷見たことがないな」

雪歩「痛々しそうで見てるだけでもつらいです…」

亜美「よし、だったら医者の娘であるこの亜美と」

真美「真美が診察してあげようじゃありませんか」

千早「こら、二人とも、プロデューサーは疲れているから休ませなさい」

33: 2013/05/12(日) 21:00:19.47
春香「じゃあ私が一晩プロデューサーの看病をします」

真「あ、ずるいぞ春香、どさくさにまぎれて」

千早「なら私もするわ、一晩中」

雪歩「私もプロデューサーのおそばにいたいです…」

亜美「あたしたちのことも忘れないで欲しいですな」

真美「兄ちゃんを看護できるのはこの医者の娘である私たちだけ」

律子「それはさっき聞いたわよ、みんなは仕事があるから帰りなさい、後は私が面倒見るから」

春香「どさくさにまぎれて何言ってるんですか!?」

真「ここは僕が」

千早「私が」

雪歩「私が…」

亜美・真美「亜美(真美)が」

伊織「あ、あたしが…」

一同「看病を!」

34: 2013/05/12(日) 21:01:03.25
シン「うるさいぞお前ら!ここは病院だぞ!怪我人が寝てるんだから静かにせんか!」

一同「」

シン「まったく…常識を知らんのか…」ブツブツ

律子「そ、それじゃあそろそろ帰りますか」

真「じゃあプロデューサー、お大事に」

千早「早く退院してくださいね」

伊織「心配かけないでよね」

亜美・真美「お休み兄ちゃん」

雪歩「さようなら、プロデューサー」

春香「プロデューサーさん、お休みなさい」

トキ「ケンシロウ、ゆっくり休め」

バタリ

36: 2013/05/12(日) 21:02:36.84
シン「やはり入院することになったか、南斗聖拳最強の拳法使い相手によく生きてこられたな」

ケンシロウ「………」

シン「しかしお前と一緒の病室なんて、これも何かの縁か」

ケンシロウ「………」

シン「話は聞いたぞ、お前とユリアのこと」

シン「ユリアはな、本当はお前と別れたのが辛いんだ」

シン「俺がお前の話をユリアにすると普段は見せないいい表情を見せてくれる」

シン「あのときユリアはお前のためにわざと厳しい態度を取ったんだ」

シン「ケンシロウ、ユリアのために仕事を頑張れ」

シン「恋敵が応援するなんて普通はないことだ」

シン「もしユリアの期待通りにできなかったら、貴様を頃す」

ケンシロウ「………」

シン「ケンシロウ?」

シン「…寝てるし…」グスン

37: 2013/05/12(日) 21:03:38.14
修羅の国

ラオウ「ついに帰って来た、懐かしき我が故郷、修羅の国」

ラオウ「修羅の国は鎖国が厳しくこの現代社会でも状況が全く不明、誰が当事者なのかもわからない」

ラオウ「そのためには情報収集だ、まずは…」

砂蜘蛛修羅「………」

ラオウ「こやつからいろいろ聞き出そう」

砂蜘蛛修羅「………!」

ラオウ「ぬん!」ブスッ

砂蜘蛛修羅「あが!」

39: 2013/05/12(日) 21:04:17.98
ラオウ「さあ答えてもらおうか、修羅の国の状況を…、でないと貴様の体ははじけ飛ぶぞ」

砂蜘蛛修羅「あ…が…」

ラオウ「………なるほど、ハン、ヒョウ、そして我が兄カイオウ、三人の羅将の支配下にあるのか」

ラオウ「だがこれ以上の情報はこやつでも知らないようだ、自分で探すしかないな」

砂蜘蛛修羅「あう…」

ラオウ「お前にはもう用はない、永遠に眠れ」

砂蜘蛛修羅「あぎゃぱ!」バシューン

ラオウ「我が兄やヒョウに会うにはまだ情報が足りんな、ここはまずハンに会うとしよう」

40: 2013/05/12(日) 21:05:33.01
765プロ

春香「プロデューサー!退院おめでとうございます!」

真「一時はどうなるかと思いました」

雪歩「本当に…本当に良かったです…」

社長「しかし3日で直るもんなのかね?まあ無事退院できてなによりだ」

ケンシロウ「ああ、これでまた仕事をすることができる」

社長「じゃあこれからもよろしく頼むよ」

ケンシロウ「はい」



小鳥「それじゃあお先に失礼します」

ケンシロウ「お疲れ」

バタン

ケンシロウ「………」カタカタ

ケンシロウ「アイドル…、プロデュース、方法…っと」

ケンシロウ「…なるほど、これをお気に入りに追加するか」

41: 2013/05/12(日) 21:06:44.93
ケンシロウ「………はい……はい、そうですか………本当ですか!?」

ケンシロウ「はい…わかりました、ありがとうございました…」

ケンシロウ「みんな、聞いてくれ。会場で歌うことができるぞ」

春香「―――!」

千早「本当ですか!?」

伊織「ふふん、ついにこのスーパーアイドル伊織ちゃんの出番が来たのね」

ケンシロウ「だが会場が狭くてな、歌えるのはたった一人なんだ」

真「マジ?」

ケンシロウ「だからここはみんなで決めてくれ」

千早「みんなには悪いけど、せっかくの歌えるチャンスを無駄にするわけにはいかないだから私が行くわ」

真「そういうわけにはいかない、僕だって頑張ったんだ。だから僕が行かせてもらうよ」

やよい「私だって頑張ったんですよ!!」

春香「私だって歌いたいわよ!」

律子「じゃんけんで決めなさい!プロデューサーが待っているわよ」

42: 2013/05/12(日) 21:07:25.31
一同「よーし、いくよ」

一同「じゃんけんぽん!」

春香「私の勝ちね!」

千早「くっ、せっかくのチャンスが」

美希「ちぇー、せっかく歌えると思ったのに」

ケンシロウ「よし、じゃあ春香、よろしく頼むぞ」

春香「はい、頑張ります!」

43: 2013/05/12(日) 21:08:00.41
ライブハウス

モヒカン1「おい、テメェ今わざとぶつかっただろ!」

モヒカン2「はあ?お前がぶつかってきたんだろ!」

春香「な、なんかイメージとはだいぶかけ離れていますね」

ケンシロウ「わかってくれ春香、これでも苦労して取れた会場なんだ」

春香「うーん、でもなんかここ不衛生ですよ、タバコくさいしゴミが散乱していますし」

春香「あと、なんかちょっと壊そうな人がたくさんいますし」

モヒカン40「おいおいなんだよ、まだはじまんねえのか?ライブはよ!?」

モヒカン93「せっかく貴重な時間を使ってまで来てやったというのに放置とはいけないんじゃねえのか?」

春香「プロデューサーさん…、私、このライブ、本当にやったほうがいいのでしょうか…?ちょっと緊張してしまって」

ケンシロウ「客をこれ以上待たせるわけにはいかない、時間がないから手荒くいくぞ」プス

春香「ひゃあ!?」

44: 2013/05/12(日) 21:08:46.98
ケンシロウ「これで緊張はなくなったはずだ」

春香「え?あ、あれ…本当だ、なくなってる」

春香「あ、でもちょっとトイレに行きたくなってきました」

ケンシロウ「早めに済ませて来い」

春香「は、はい!」

ケンシロウ「さてと…」

モヒカン99「もしかしてビビッて出れねえとか?」

モヒカン72「だとしたら傑作だな!アイドル失格じゃねーか?」

モヒカン達「ヒャーハハハハハハハ!」

ケンシロウ「お客様」

モヒカン達「あん?」

ケンシロウ「会場内での私語は厳禁です。速やかに黙ってください」ゴキッ

45: 2013/05/12(日) 21:09:39.23
春香「プロデューサーさん、済ませてきました」

ケンシロウ「よし、準備はいいな」

春香「はい、大丈夫です」

ケンシロウ「ならいって来い、今のお前ならうまくいくさ」

春香「はい!」

春香「皆さん!お忙しい中集まっていただいてありがとうございます!天海春香です」

春香「今日は皆さんのために精一杯歌います!」

モヒカン75「ヒャッハー!アイドルだー!」ボロッ

モヒカン185「今日はよろしく頼むぜ!」ボロッ

春香「それでは、いきまーす!(さっきまであんなに傷だらけだったっけ?)」

ケンシロウ「(春香は緊張せずに踊り、音程をミスせずにこなしていった)」

春香「(反応は!?)」

モヒカン達「………」

47: 2013/05/12(日) 21:11:35.18
モヒカン1「うぅ…、ブーイングするためにここへ来たがまさかこんなにいい歌が聴けるなんて…」

モヒカン27「自分が情けなくなるぜ…」

モヒカン84「なんか、明日に希望を持てた気がする」

モヒカン5「アンコールをお願いするぜ!」

モヒカン達「アンコール!アンコール!」

春香「(こんなに私の歌を聞いて欲しい人がいるなんて…)」

春香「わかりました!ではもう一曲いきましょう!」

モヒカン達「ヒャッハー!」

ケンシロウ「(その後の春香はご機嫌にアンコールを披露した、苦労して探した甲斐があったものだ)」

ミスミ「今日はお忙しい中ありがとうございました」

ケンシロウ「こちらこそ、会場を使わせてもらってありがとうございました」

ミスミ「いいんですよ、どうせ長い間使ってませんし」

ジャッカル「せっかくですからまた明日も使いませんか?」

ミスミ「よろしくお願いします」

48: 2013/05/12(日) 21:12:37.53
モヒカン1「うぅ…、ブーイングするためにここへ来たがまさかこんなにいい歌が聴けるなんて…」

モヒカン27「自分が情けなくなるぜ…」

モヒカン84「なんか、明日に希望を持てた気がする」

モヒカン5「アンコールをお願いするぜ!」

モヒカン達「アンコール!アンコール!」

春香「(こんなに私の歌を聞いて欲しい人がいるなんて…)」

春香「わかりました!ではもう一曲いきましょう!」

モヒカン達「ヒャッハー!」

ケンシロウ「(その後の春香はご機嫌にアンコールを披露した、苦労して探した甲斐があったものだ)」

ミスミ「今日はお忙しい中ありがとうございました」

ケンシロウ「こちらこそ、会場を使わせてもらってありがとうございました」

ミスミ「いいんですよ、どうせ長い間使ってませんし」

ミスミ「せっかくですからまた明日も使いませんか?」

ケンシロウ「よろしくお願いします」

49: 2013/05/12(日) 21:13:24.92
春香「…ということがあったんだよ」

真美「モヒカンだらけのライブ?」

亜美「想像したらなんか笑ったんだけど」

春香「こっちは笑い事じゃなかったよ、本当に怖かったんだから」

ケンシロウ「言っとくが、明日もまたライブをやるから次は誰がやるのかを決めてくれ」

響「どうする?」

伊織「モヒカンだらけのライブなんて、おっかなくてやってらんないわ」

ケンシロウ「だがせっかくのライブだぞ、もったいないじゃないか」

真「それもそうだけど…」

千早「私が行くわ、次はいつやるかわからないライブ、やらないともったいないですし」

ケンシロウ「なら明日は千早だな、よろしく頼むぞ」

千早「わかりました」

50: 2013/05/12(日) 21:14:25.61
ライブハウス

モヒカン101「昨日友人がここのアイドルの歌を絶賛していたらしいが本当にうまいのか?」

モヒカン154「下手なら罵ってやろうぜwww」

千早「春香の言ってた通りひどい所ね」

ケンシロウ「すまんな、こんなところで歌わせて」

千早「別に構いません、歌えればそれで満足なので」

ケンシロウ「そうか、だったら全力で歌ってくれ」

千早「もちろんそのつもりです。」

千早「では私は準備をしてきますので」

ケンシロウ「よろしく頼む」

ケンシロウ「さてと…」

モヒカン達「ヒャーハハハハハハハハ!」

ケンシロウ「また教育をしなければいけないのか」

51: 2013/05/12(日) 21:15:31.18
千早「皆さん、今日は私のために来てくれてありがとうございます」

モヒカン147「いえいえこちらこそ」ボロッ

千早「それではいきます」

ケンシロウ「しばらくして…」

モヒカン47「くぅ~~~、昨日の子も良かったが今回の子も実にいい!」

モヒカン172「生きてて良かった~!」

モヒカン133「アンコールをお願いします!」

千早「(予想以上の人気だわ!これよ!私の求めていたものは!)」

ミスミ「今日もまたありがとうございました、また明日もお願いします」

ケンシロウ「わかりました」

52: 2013/05/12(日) 21:16:18.04
千早「意外と楽しかったわよ、モヒカンだらけのライブ」

響「マジで?」

貴音「面妖な」

ケンシロウ「次は誰だ?やよいか?伊織か?」

雪歩「わ、私が行きます…」

真「雪歩が!?」

ケンシロウ「雪歩か…、だがあのライブハウスは男だらけだぞ」

雪歩「大丈夫です、男性恐怖症はプロデューサーに治してもらったので」

雪歩「それに、私も早く歌いたいです」

ケンシロウ「そんなに言うなら雪歩、明日は頼む」

雪歩「はい!」

53: 2013/05/12(日) 21:17:15.73
ライブハウス

モヒカン224「噂で聞いたがここに来るアイドルは相当歌がうまいらしいな」

モヒカン210「友人がここの歌を聞いて心を入れ替えたらしいが、そんなにうまいのか?」

モヒカン251「お手並み拝見させてもらおうか」ジュルリ

雪歩「こ、怖そうな男の人が…」

ケンシロウ「雪歩、大丈夫か?」

雪歩「あ…足が震えて…」

ケンシロウ「(やはり無理があったか、雪歩に突いた秘孔は恐怖を消す秘孔)」

ケンシロウ「(雪歩は男性に対しての恐怖が過剰過ぎる。しかも一般男性ならともかく相手は普通なら誰でも怖がる柄の悪いモヒカン)」

ケンシロウ「(俺が突いた秘孔に対しての恐怖の対象はおおよそ一般男性程度、それ以上は対応していなかったか)」

雪歩「プ、プロデューサ…、やっぱり私…、やめたほうが…、とても怖くて…」

ケンシロウ「(仕方がない、次はもっと強めに突くか)」ズプッ

雪歩「!!!」

54: 2013/05/12(日) 21:18:14.86
ケンシロウ「どうだ雪歩、大丈夫か?」

雪歩「ええ、だいぶ落ち着いたわ」

ケンシロウ「それは良かった」

雪歩「あなたの秘孔って本当に便利ね」

雪歩「そのおかげでいつもよりハイに歌えそうだわ」

雪歩「それじゃ、私は歌いにいくからしっかりと私の活躍を見ておきなさい」

ケンシロウ「ああ、行って来い」

雪歩「………」スタスタ

ケンシロウ「………ん?」

モヒカン240「おお、ついに来たか」

モヒカン218「楽しませてもらおうじゃないか!」

雪歩「~~~♪」

モヒカン213「いや~、良かったぜ!譲ちゃんの歌!」

モヒカン247「じゃあ俺たちは帰らせてもらうぜ」

55: 2013/05/12(日) 21:19:14.75
雪歩「アンタ達、勝手に帰るなんていい度胸してるわね」

モヒカン達・ケンシロウ「!?」

雪歩「私の許可なく帰るなんて、礼儀を知らないの?」

モヒカン215「あ~ん?なんだいきなり、俺たちは客だぞ」

モヒカン241「お客様は神様だぞ。お前こそ礼儀を知らないんじゃねーのか?」

雪歩「お黙りなさい!」

モヒカン達「!?」ビクッ

雪歩「無能な豚共が私にたてつくなんて無礼にもほどがあるわ」

雪歩「何その目は、誰がそんな汚らわしい目で見て言いと許可したの?」

雪歩「どうやら、あんたたちにはたっぷり教育しないといけないわね」

モヒカン達「」ガタガタガタガタ

56: 2013/05/12(日) 21:19:52.22
雪歩「雪歩様、雪歩様とお言い!」

モヒカン達「ゆ、雪歩様…」

雪歩「聞こえないわね…もっと大きな声で!」

モヒカン達「雪歩様ー!」

雪歩「豚にしては物分りがいいじゃないの」

雪歩「それじゃあ次はひざまづいてもらおうかし…」

ケンシロウ「アタァ!」プスッ

雪歩「ひゃっ!」バタン

ケンシロウ「お騒がせしました…」

モヒカン達「………」

57: 2013/05/12(日) 21:21:41.10
765プロ

雪歩「うぅ…」

真「雪歩、もう出てきてよ」

雪歩「いやです、恥ずかしいです…あんな醜態をさらしてしまったんですよ…」

雪歩「こんな私なんて、穴掘って埋まってればいいんです…」

ケンシロウ「いや、俺が無理やり雪歩を歌わせた。これも全部俺の責任だ」

雪歩「うぅ…、でも…」

prrrrrr

小鳥「はい、こちら765プロダクション…はい………え、本当ですか!?」

小鳥「はい、ありがとうございます!それではこれで」

小鳥「みんな、全員でライブができるわよ」

一同「本当ですか!?」

小鳥「ええ、ある会場のオーナーさんが前のライブを見てとても好評だったから大きいステージを用意したらしいの」

小鳥「出発は3日後よ」

58: 2013/05/12(日) 21:22:38.49
やよい「ライブですか~、楽しみですね!」

春香「大勢の観客の前で歌えるなんて夢見たい」

千早「でもあまり期待しないほがいいわよ、あの会場よりちょっと大きいくらいかも」

美希「そんなこと行ってみないとわからないよ」

ケンシロウ「美希の言うとおりだ、行ってみないとわからん」

ケンシロウ「なんなら俺が下見をしようか?」

響「いや、サプライズはお楽しみに取ったほうがいいぞ」

千早「その前にレッスンとかしないとね」

三日後

響「なかなかのライブハウスだぞ」

美希「思っていたほど大きくないの」

あずさ「まあまあ、せっかく歌えるからいいじゃないですか」

律子「さあさあ、ぼさっとしてないで中に入るわよ」

一同「はーい」

???「………」

59: 2013/05/12(日) 21:23:43.53
会議室

ケンシロウ「本日は私たちのために会場を用意していただいて本当にありがとうございました」

牙大王「いえいえ、こちらこそお忙しい中ここまで来ていただいてありがとうございました」

牙大王「しかし知人の言う通り見事なアイドルたちですな、みんな良い目をしている」

ケンシロウ「滅多にないライブですからね、張り切っているんですよ」

牙大王「彼女たちの本気をぜひとも見てみたい、でないとせっかくの会場無駄になる」

ケンシロウ「ごもっともです」

ケンシロウ「では自分はアイドルたちの様子を見ていきますので」

牙大王「おお、そうですか、では後ほど」

60: 2013/05/12(日) 21:24:32.95
待合室 765プロ様一同

律子「みんな、又とないライブよ。しかもテレビよテレビ!うまくいったら一気に人気者になるわよ!」

響「う~ん、でも…」

真「あの観客は何なの?」


モヒカン1745「遠くから来た新人アイドルのライブなんて楽しみじゃねーか」

モヒカン2486「パンチラしてくんねーかなwww」

モヒカン4799「おいお前、邪魔なんだよ、失せろ!」

モヒカン193「お前こそ邪魔だよ、さっさと家に帰れ!」

牙一族A「お客様、会場内の揉め事は禁じられているので外でやりやがってください」


真「いつから僕たちはモヒカン専用アイドルになったの?」

伊織「なんであたしがあんな下品な奴らの前で歌わなければいけないのよ」

真美「それ以前になんでこの現代にモヒカンがあんなにいるの」

61: 2013/05/12(日) 21:25:12.35
律子「文句ばっか言わないの!お願いだから、一日の辛抱だから、ね?」

律子「これが終わったらもしかしたらモヒカン以外の人の前で歌えるかもしれないわよ!」

やよい「でもとても怖いです…」

雪歩「やっぱこんなちんちくりんな私じゃ足手まといになるだけです…」

律子「(みんなモヒカンの前でライブをやるのにやる気をなくしかけている…)」

律子「(これマジどうすればいいのよ…)」

ケンシロウ「みんな、そろそろ時間だが準備はいいか?」

一同「…」シーン

ケンシロウ「どうしたんだ、静まり返って?」

真「プロデューサー、僕たち恥ずかしいことに緊張してしまって…」

千早「観客の大半はモヒカン」

貴音「みんな怯えてしまったのです…、彼らの姿に…」

やよい「うっうー…、プロデューサー、何とかしてください…」

美希「これじゃあ絶対に失敗するの」

62: 2013/05/12(日) 21:27:06.42
ケンシロウ「ようするに緊張しなければいいんだな?」

春香「そればできれば苦労しませんって…」

ケンシロウ「あたぁ!」プスッ

春香「ひぃ!」

63: 2013/05/12(日) 21:27:47.36
ケンシロウ「あたぁ、ほわたぁ、オワッタァ!」プスッ

雪歩「きゃっ!」

千早「あん!」

真「うわ!」

あずさ「うっ!」

やよい「うわっ!」

亜美「ちにゃ!」

真美「ギャッ!」

貴音「うっ…!」

伊織「いやあ!」

美希「あふぅ!」

響「がなは!」

65: 2013/05/12(日) 21:29:00.49
ケンシロウ「これで一安心だ」

伊織「いきなり何するのよ、馬鹿!」

ケンシロウ「どうだ、楽になったか?」

伊織「楽になったかって…、楽になってる…」

雪歩「さっきまで心臓が飛び出そうなほど緊張していたのに…」

ケンシロウ「北斗神拳に不可能はない、みんなの体調は万全の状態だ」

ケンシロウ「今ならどんなことが起こっても必ずライブを成功させることができるだろう」

律子「みんな、プロデューサーがせっかくおまじないをしたんだから必ず成功させてよね」

春香「私、今なら何をやってもうまくいく気がする」

千早「奇遇ね、私もそう思っていたの」

美希「ミキもそう思う」

ケンシロウ「みんな、これは765プロが有名になる最初のライブだ」

ケンシロウ「だがもしかしたら最後になるかもしれんぞ」

67: 2013/05/12(日) 21:30:16.16
美希「そんな…、最後なんて嫌なの」

ケンシロウ「嫌か?」

真「嫌です」

ケンシロウ「歌いたいか?」

響「歌いたいぞ」

ケンシロウ「ならば行って来い、そして自分の夢は自分の手で掴み取れ」

律子「765プロ、ファイトー!」

一同「おー!」

一同「それでは、行ってきます」バタン

ケンシロウ「………」

律子「慣れないことをした後は疲れますね」

ケンシロウ「あとはあの子達の頑張り次第だ」

68: 2013/05/12(日) 21:31:14.83
春香「皆さん、今日はお忙しい中遥々集まっていただいて有難うございました」

春香「皆さんが満足できるよう、精一杯歌います!」

モヒカン共「………」シーン

春香「(私の想像していたライブとはかなり違う…けど、いまの私なら舞台を成功させられる!)」

春香「それではまずは私、天海春香から行きます!」


舞台裏

ケンシロウ「始まったな」

律子「そうですね…、何事もなければいいんですけど」


春香「―♪」

モヒカン共「オォー!!!」

真「予想以上の歓声ですね」

ケンシロウ「そうだな、次は真の番だな」

真「はい、頑張ってきます」

69: 2013/05/12(日) 21:32:30.32
ケンシロウ「その後も千早、伊織、亜美などが完璧に歌を歌ってみせた」

ケンシロウ「だがみんなが歌っている間、最後の一人に危機が訪れた」

雪歩「………」

ケンシロウ「雪歩、大丈夫か?」

雪歩「………」

雪歩の視点

モヒカン1287『おいなんだよ、あのナヨナヨした餓鬼は?』

モヒカン2591『俺たちにビビッてやがるぜ、見ろ!あの恐怖に引きつった顔をよ!』

モヒカン2798『傑作だぜ傑作!失敗したら壮大に笑ってやろうぜ!』

雪歩「あ、ああ…」ガタガタ

ケンシロウ「雪歩、おいどうした、しっかりしろ!(俺の秘孔の効果が弱まりかけている…、何故彼女はこんなに男が過剰に苦手なんだ!?)」

雪歩「ああ、あああああああ………」

ケンシロウ「(こうなったら…)」プスッ

雪歩「!!!」

70: 2013/05/12(日) 21:33:49.49
ケンシロウ「この場を凌ぐにはこれしかない…」

真「プロデューサー、雪歩に何を!?」

ケンシロウ「経絡秘孔の一つ、風巌(ふうがん)を突いた」

ケンシロウ「風巌とは相手の意識を支配する催眠効果がある秘孔だ」

ケンシロウ「雪歩、お前は男性を怖がらない女だ、わかったか」

雪歩「はい、プロデューサー」

ケンシロウ「なら行って来い」

雪歩「はい」

ケンシロウ「…しかし秘孔が効かなくなるとは…」

ケンシロウ「これはもうトキに相談するしかないな」

春香「そして、ライブはクライマックスになり、なんとか無事に終わりました」

春香「みんな活き活きした顔でとても満足した表情をしながら帰りました」

春香「主にモヒカンが」

71: 2013/05/12(日) 21:35:00.87
律子「それじゃあみんな、帰るわよー」

一同「はーい」

???「もしもし、あなたがこのアイドルたちのプロデューサーですか?」

ケンシロウ「そうだが、あんたは?」

コウリュウ「申し送れました、私はコウリュウというものです」

コウリュウ「彼女たちを私のテレビに出演させてもらえませんでしょうか?」

ケンシロウ「なぜ?」

コウリュウ「ライブを見ましたが彼女たちの才能は見事なものです」

コウリュウ「あれをそのまま野放しにしておくのはもったいない、私に任せれば彼女たちの知名度を全国に広めることができます」

ケンシロウ「信じていいのか?」

コウリュウ「もちろん、まあ期待してください」

ケンシロウ「それじゃあ、お任せしましょう」

72: 2013/05/12(日) 21:36:09.75
ケンシロウ「…というわけでテレビ出演が決まった」

真「テレビに!?」

春香「みんな、テレビよ、テレビ!」

美希「ミキの活躍が全国に響き渡る日は近いの!」

ケンシロウ「よし、せっかくだから今日はお祝いにご馳走でも食べようじゃないか」

一同「さんせーい!」

73: 2013/05/12(日) 21:37:05.27
バスの中

ケンシロウ「今日はみんなご苦労だったな」

ケンシロウ「…といってもみんな寝ているか」

一同「zzz…」

律子「まあ無理もありませんよ、あんなにごたごたしてたんですから」

ケンシロウ「ああ、しかし帰ったら雪歩を何とかしないとな」

ケンシロウ「彼女の男性嫌いは限度を超えている」

律子「相手がモヒカンだったら誰でも怖がりますよ」

ケンシロウ「………」

ケンシロウ「………」ピポパポピ

ケンシロウ「もしもしトキ兄さん、ちょっと頼みがあるんだけど…」

74: 2013/05/12(日) 21:37:38.92
北斗神軒

伊織「ご馳走ってラーメンじゃないの」

真美「もっと豪勢なものを期待していたよ、主に肉とか」

貴音「私は構いませんよ」

トキ「テレビ見たよ、とてもキラキラしていたね」

リュウケン「みんなあの人ごみの中よく頑張ったよ、今日は好きなだけ食べなさい、御代は要らないよ」

やよい「そんな悪いですー!」

リュウケン「別にいいよ、これくらいなら経営にはなんの影響もない」

亜美「そうだよやよいっち、おじちゃんの気持ちを無駄にしちゃ駄目だよ」

やよい「それじゃあ、お言葉に甘えて…」

リュウケン「では当店お勧め豚骨ラーメンをどうぞ」

一同「いただきまーす!」

75: 2013/05/12(日) 21:38:29.13
北斗神軒

伊織「ご馳走ってラーメンじゃないの」

真美「もっと豪勢なものを期待していたよ、主に肉とか」

貴音「私は構いませんよ」

トキ「みんな、今日は良く頑張ったね」

リュウケン「今日は好きなだけ食べなさい、御代は要らないよ」

やよい「そんな悪いですー!」

リュウケン「別にいいよ、これくらいなら経営にはなんの影響もない」

亜美「そうだよやよいっち、おじちゃんの気持ちを無駄にしちゃ駄目だよ」

やよい「それじゃあ、お言葉に甘えて…」

リュウケン「では当店お勧め豚骨ラーメンをどうぞ」

一同「いただきまーす!」

76: 2013/05/12(日) 21:39:07.81
春香「おいしいです、これ!」

千早「こってりして…なんか体が温まるわ」

貴音「おかわりをお願いします」

真美「お姫ちん早!」

響「ブタ太も食べるか?うまいぞ?」

ブタ太「ぶー、ぶー!(ひどい嫌がらせだな、おい!)」

小鳥「………」ズズーッ

ケンシロウ「時にトキ、雪歩のことで相談があるのだが」

トキ「なんだ?」

ケンシロウ「………という訳なんだ」

トキ「男嫌いを消す方法ね…、秘孔に耐性ができて効きずらくなっていて手の施しようがないと」

トキ「だったらちょっと雪歩と二人にさせてくれないか、すぐに解決してやろう」

ケンシロウ「頼む」

77: 2013/05/12(日) 21:39:58.25
真「ちょっと、雪歩に変なことはしないだろうね?」

トキ「そんなことはせんよ、するならもっと静かな場所でするよ、私を信じなさい」

真「ならいいけど…」

伊織「胡散臭さがぷんぷんするわね」

トキ「それでは雪歩さん、この個室へ」

雪歩「はい」

バタン

ユクゾ ピキーン アッー! ン、マチガエタカナ イヤ、アッテル ツギハココダ ンアッー! トドメハココダ!

バタン

トキ「うまくいったぞ、雪歩はもう男性嫌いじゃない」

真「ほ、本当に?」

トキ「今はまだ眠っているが直に眼を覚ますだろう」

美希「なんかおかしな声が聞こえた気がするの」

78: 2013/05/12(日) 22:03:34.57
雪歩「ん…」パチッ

ケンシロウ「雪歩、大丈夫か?」

雪歩「!!!」ズキュウウウウン

雪歩「はい、もう大丈夫です!」ダキッ

一同「!?」

美希「ちょっと雪歩!なにプロデューサーに抱きついてるの?」

雪歩「抱きついちゃ駄目なんですか?」

真「いや、だって…、今までの雪歩は」

響「そんなことしたことなかったし」

伊織「するとは思わなかったし」

律子「するはずもなかったし」

雪歩「ひどいですよ、好きな人に抱きつくことがそんなにいけないことなんですか?」

一同「!?」

79: 2013/05/12(日) 22:04:51.18
真「ゆ、雪歩が男の人を…好きって…」

伊織「ちょっとアンタ、雪歩に何をしたの!」

トキ「いや、男性が嫌いならいっそのこと好きにさせただけだけど?」

リュウケン「面倒な秘孔を突きおって」

雪歩「プロデューサー、もうずっと離しません!」

ケンシロウ「よせ、俺にはユリアが…」

貴音「面妖な、おかわりをください」

千早「まあ、いいんじゃないですか?男性嫌いじゃなくなったし(棒)」

小鳥「(脳内に保存っと…)」

律子「それより明日からは忙しくなるけど、みんな大丈夫ね?」

ケンシロウ「一人だけ大丈夫じゃ…ない…」

律子「明日から本格的にアイドル活動ができるわ、このままトップアイドル目指していくわよ!」

一同「おー!」

雪歩「プロデューサー、大好きです!」

ケンシロウ「だ、誰か…」

80: 2013/05/12(日) 22:05:30.12
???「高木のところのアイドルがなんか目立ち始めたようだな」

???「弱小プロの癖は弱小プロらしく私のアイドルたちの踏み台になってくれればいいものを」

???「ゴキブリは早めに駆除しないといかんな…」

???「ふふふふふふ…」

???「ははははははははははははは!」☆

81: 2013/05/12(日) 22:06:43.28
ラオウ「おい貴様、羅将ハンの居城はどこだ?」

ないアル修羅「し、知らないアルよ!」

ドガッ

ないアル修羅「うぎゃー!」

ラオウ「あるのかないのかどっちなんだ」

ないアル修羅「だ、だから知らないアルよ!」

バキッ

ラオウ「答えろ!」

ないアル修羅「ひ、ひぃ…!あんぎゃー!」

バキッドガッバコン

ないアル修羅「ないアルないアルないアルないアルないアルないアルないアルないアルないアル」

ラオウ「ジョイヤー!」

ないアル修羅「グボァー!」バシューン

ラオウ「あれか」

82: 2013/05/12(日) 22:07:51.72
次回予告

ついにテレビに出るほど知名度を上げたアイドルたち

トップアイドルを目指すため、ケンシロウはアイドルたちのコミュニケーションをとろうとする

しかし、そんななか、961プロの魔の手がせまる

果たしてケンは、アイドルたちを守ることができるのか?

『恥を知れ961プロ 貴様等の血は何色だ』

ケンシロウ「お前は、もう氏んでいる」

83: 2013/05/12(日) 22:09:35.43
やっと前座が終了しました、次回が一番書きたかったところです
いつになるかはわかりませんが書いて見せます

引用元: ケンシロウ「765プロ?」 春香「その2ですよ!その2!」