1: 2015/04/12(日) 21:38:00.80
   事務所

P(ふぅ。思ったより、打ち合わせが長引いたな)

P(でも、おかげで次の仕事のイメージは膨らんだぞ!)

P(よし! それじゃあこれから企画書をまとめて――)

??「あの……すみません。そろそろ、離してもらえませんか?」

??「よいではありませんか。もう少し、このまま……」

P(ん? 応接室の方から、誰かの話声が聞こえるぞ?)

??「私、お手洗いに行きたいんですけど……」

??「ああ……。この心地よさは、まさしく天国の感触……」

P(何だろう? とにかく、行ってみるとするか) https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428842280

2: 2015/04/12(日) 21:40:10.84
   ガチャ

P「ただいまー……って」

千早「あ……プロデューサー」

貴音「おや、プロデューサー。お疲れ様です」

P「あのさ……貴音」

貴音「はい、何でしょう?」

P「貴音はどうして、千早を羽交い締めにしてるんだ?」

貴音「ええ。これは――」

P「はっ!? もしかして、プロレスごっこ!? 二人にそんな趣味が――」

千早「ち、違います!」

P「違うのか? じゃあこの体勢は、一体全体何なんだ?」

貴音「千早の、演技の予行練習ですよ」

3: 2015/04/12(日) 21:42:19.07
P「演技の練習?」

千早「次の主演ドラマに、恋人の氏に直面して錯乱する場面があるんです」

P「ふむ……。そりゃ、なかなか難しそうなシーンだな」

貴音「パニックになって狂乱する千早は、側にいた友人に取り押さえられるのですが」

千早「今ひとつ、状況のイメージがつかめなかったんです。それで……」

P「なるほどね。貴音に頼んで、練習に付き合ってもらってたってわけか」

千早「はい。でも……」

P「でも?」

千早「練習が終わっても、四条さんが離してくれなくて」

貴音「申し訳ありません。ですが、プロデューサー」

P「おう?」

貴音「千早の体はとても抱き心地が良いので、離したくないのです」

P「ああなるほどね。わかるわかる」

千早「プ、プロデューサー!?」

4: 2015/04/12(日) 21:44:27.83
千早「べ、別に……」

P「適度に弾力がありそうだしさ。密着したら、いかにもリラックスできそうだ!」

千早「そ、そんなことは……ないと思いますけど」

貴音「さすが、お目が高いですね。と、いうわけで」クルン

P「ん?」

千早「え?」

P(何だ? 貴音が千早ごと、俺のほうに向き直ったぞ?)

貴音「私一人で独占するのは、少々もったいないと思っておりました。そこで」

P「まさか、俺にも触らせてくれるのか!?」

千早「え、ええっ!?」

P「本当にいいのか、貴音?」

貴音「ええ、お裾分けです。どうぞ、思う存分愛でてください」

P「おお……! ありがとう! ありがとう貴音!」

千早「ちょ、ちょっと!?」

5: 2015/04/12(日) 21:46:59.69
千早「四条さん!? プロデューサーも、何を言ってるんですか!?」ジタバタ

貴音「ふふ。どんなに暴れても、千早の力では逃げられませんよ?」

千早「だ、だって、こんなの! プロデューサー!」ジタバタ

P「まぁせっかくの機会だし、軽く触らせてもらおうかな」

千早「ま、待ってください! こ、心の準備が! 心の準備を!」ジタバタ

P(うーん……軽い冗談のつもりなんだけどなぁ)

P(千早、予想以上に取り乱してるぞ)

P(これはあまり変な場所を触ると、今後に多大な影響が出そうだな)

P(さて、どこにタッチするべきか……)

P(よし、決めたぞ! 俺が触るのは、ここだ!)



タッチしてください

>>7

7: 2015/04/12(日) 21:49:47.68
お腹 肋骨とお腹の柔らかさの差を堪能したい

10: 2015/04/12(日) 22:04:03.40
P「たあっ!」モミュ

千早「きゃ、きゃあっ!?」

貴音「あ」

P「ふむ……思っていたとおりだ」モミュモミュ

千早「あ、あ、ああっ!」

P「これは素晴らしい感触だ……!」モミュモミュ

千早「あは、あははははっ!」

P「勇気を出して、一歩を踏み出してよかった!」モミュモミュ

千早「い、いやっ! やめてくださいっ!」

P「感動ものだ! 千早の肋骨だ!」モミュモミュ

千早「く、くすぐったい! くすぐったいぃ!」

P「そして、次はお腹だ!」モミュモミュ

千早「ちょ、そこダメっ! きゃはははははっ!」

11: 2015/04/12(日) 22:05:02.84
P「すごいよ……何という、まろやかさ……」モミュモミュ

千早「プロデュゥサーっはははは!」

P「実際に触ってみろよ! この柔らかさだぞ!」モミュモミュ

千早「あっ!? プロデューサーだめっ!」

P「適度な弾力! 手に吸い付くような、きめ細かくて柔らかな弾力」モミュモミュ

千早「わ、私、お手洗いに! あはははははっ! ひいっ!」

P「ああ、まるで天国にいるようだ……」モミュモミュ

千早「ちょ、力が抜けて! やはっはははは!」

P「もう、俺感激! プロデューサー感激!」

千早「が、我慢が、やはっ! やはははははっ!?」

12: 2015/04/12(日) 22:06:22.33
P「こんな気持ち良い感触、他にあるか!?」モミュモミュ

千早「く、くすぐったい! 本当に、本当にダメェ!」

P「いや、ない!」モミュモミュ

千早「い、いやっ! も、もれちゃうあはははは!」

P「さあ、正直に言おう! みんなだって、触りたいだろ!?」モミュモミュ

千早「ダメぇ! プロデューサー!」

P「ちーちゃんの身体に、触りたいんだろ!」モミュモミュ

千早「やめてぇ! 本当にやめてあっははははは!」

P「俺は触れるんだよ! なぜなら、同じ次元に存在してるからな!」モミュモミュ

千早「ひーっ! ひーっ! ひひひひひひ、やめてえ!」

P「ああ……俺は幸せ者だ!」モミュモミュ

千早「もれるぅ! やだぁーっははははは!」

13: 2015/04/12(日) 22:08:21.91
P「千早の肋骨とお腹、マジ最高だああああああああああ!」モミュモミュ

千早「もれちゃうううううう!」シャアアアアアア

P「うえっへっへっへっへっへっ! へーっへっへっへっへ!」モミュモミュ

千早「あ……ああ」シャアアアアアアア

P「うぇへへへ……はっ!?」モミュモミュ

千早「…………」シャアアアアアアア

P「あ……」

貴音「しまった……。止めるべきが、思わず見とれてしまいました……」

14: 2015/04/12(日) 22:10:02.49
P(ま、まずい! そういえば、お手洗いに行きたいって言ってたっけか!?)

千早「プロデューサー……!」ゴゴゴゴゴ

P「うわっ、すまない! 心からすまない! 謹んですまない!」

千早「やめてって、言ったじゃないですか……!」ゴゴゴゴゴ

P「ち、違うんだ! 俺だけのせいじゃない!」

P「これは、みんなの総意なんだ! 他次元の俺達が、俺に干渉を!」

千早「そんな意味の分からない言い訳を……!」

P「俺はただ、操られただけなんだ! だから! だから!」

千早「プロデューサーの……」

P「ま、待ってくれ千早! 俺の話を――」

千早「プロデューサーの……馬鹿ぁぁぁぁぁ!」ドゴォォォォ

P「ぐおおああああっ!?」キーン

15: 2015/04/12(日) 22:11:36.68
千早「あっ……!」

貴音「おお……」

P「の、のおおおおおお……」

貴音「千早の爪先が、プロデューサーの股間にめり込みましたね……」

P「あ、あああああ……」

千早「し、しまった! プロデューサーごめんなさい! 大丈夫ですか!?」

P「ダ、ダメみたい……はううぅあ、あうあうあう……はうっ」ガクッ

千早「プ、プロデューサー!? プロデューサーーーッ!?」

貴音「……まこと、見事な蹴りでしたよ……千早」ハラハラ

千早「し、四条さん! 感動してないで、早く私を離してぇ!」ジタバタ

16: 2015/04/12(日) 22:12:39.29
P(10分後、目を覚ました俺は)

P(千早に土下座して謝り、どうにか許しを得ることができた)

P(海よりも深い千早の慈愛の心に、感謝しなければ……)

P(うーん、少しばかり調子に乗り過ぎてしまったな……)

P(反省して、次のタッチに繋げていくとしよう!)



バッドコミュニケーション……



おしまい

17: 2015/04/12(日) 22:13:08.30
以上になります。

ありがとうございました。

18: 2015/04/12(日) 22:16:42.94
>>5からのリスタートは無いの?

20: 2015/04/12(日) 22:38:09.55
おしっこ漏らしたことを全く気にもしてないでワロタ

21: 2015/04/13(月) 02:55:48.94
人生にやり直しは効かない
良い教訓になったね

22: 2015/04/13(月) 03:01:21.97
土下座したときには拭き取られてたんですかね・・・?

引用元: P(さて、どこにタッチするべきか……)