1: 2012/06/27(水) 21:07:28.53 ID:XvqKVOCQ0
P「すー…かー…」
美希「あふ…ふぅ…」
美希「ふぁ」パチ
P「Zzz…」
美希「ん…」ムクリ
美希「あぁぁあぁ――――ふぅぅうぅ…」
美希「」ガク
美希「―――!!」カッ
美希「星井美希の朝は早い」
美希「ハニーの朝食を作る所から始まるの」キリッ
※この美希は覚醒しています。
美希「あふ…ふぅ…」
美希「ふぁ」パチ
P「Zzz…」
美希「ん…」ムクリ
美希「あぁぁあぁ――――ふぅぅうぅ…」
美希「」ガク
美希「―――!!」カッ
美希「星井美希の朝は早い」
美希「ハニーの朝食を作る所から始まるの」キリッ
※この美希は覚醒しています。
3: 2012/06/27(水) 21:12:30.00 ID:XvqKVOCQ0
美希「まずは台所に立って、ご飯の炊上り具合を確かめるの」フワリ
美希「―――うん、絶好調なの!」
美希「具は…ゆかりと、梅干しとー…あ、これにしよっと」
美希「今日のおかずは…おにぎりと、お味噌汁とー…」ガチャ
美希「…あ、たまご賞味期限切れちゃう。じゃ、卵焼きにしよっかな」
美希「卵焼きって確か…砂糖入れて、お醤油入れて…」
美希「…ハニーは甘いのと甘くないの、どっちの方が好きなのかな」
P「Zzz」スピー
美希「―――うん、絶好調なの!」
美希「具は…ゆかりと、梅干しとー…あ、これにしよっと」
美希「今日のおかずは…おにぎりと、お味噌汁とー…」ガチャ
美希「…あ、たまご賞味期限切れちゃう。じゃ、卵焼きにしよっかな」
美希「卵焼きって確か…砂糖入れて、お醤油入れて…」
美希「…ハニーは甘いのと甘くないの、どっちの方が好きなのかな」
P「Zzz」スピー
5: 2012/06/27(水) 21:17:30.25 ID:XvqKVOCQ0
美希「ハニーはまだ寝てるし…」
美希「春香ややよいに聞くには…まだ早すぎるし」
美希「うーん…」
美希「…」
美希「…こんな所で迷ってる時間は無いの!ハニーが起きちゃう!」キッ
美希「とりあえず作ってみなきゃ。ダメだったら、次ちゃんとハニーに聞けばいいし」
美希「好きで始めた事ですから。ハニーの為なら何でも出来ちゃいます」キリッ
美希「よーし!やってやるの!」
美希「あれ…でも、どうやって焼けばいいんだろ…」ズーン
美希「春香ややよいに聞くには…まだ早すぎるし」
美希「うーん…」
美希「…」
美希「…こんな所で迷ってる時間は無いの!ハニーが起きちゃう!」キッ
美希「とりあえず作ってみなきゃ。ダメだったら、次ちゃんとハニーに聞けばいいし」
美希「好きで始めた事ですから。ハニーの為なら何でも出来ちゃいます」キリッ
美希「よーし!やってやるの!」
美希「あれ…でも、どうやって焼けばいいんだろ…」ズーン
6: 2012/06/27(水) 21:22:29.86 ID:XvqKVOCQ0
<マッコマッコリーン!!
P「…」
<マッコマッコリーン!!
P「この目覚まし…どうにかならんのか…」
<マッコマッコr ピ
P「くぁ・・・ふぅ」
P「敏腕プロデューサーの朝は早い」キリッ
P「…が、その前に愛妻の寝顔を盗み見る事から始まる!」クルッ
<ガラーン
P「………」
美希「あ…はにぃ…」ジワ
P「なにこれご褒美?」
P「…」
<マッコマッコリーン!!
P「この目覚まし…どうにかならんのか…」
<マッコマッコr ピ
P「くぁ・・・ふぅ」
P「敏腕プロデューサーの朝は早い」キリッ
P「…が、その前に愛妻の寝顔を盗み見る事から始まる!」クルッ
<ガラーン
P「………」
美希「あ…はにぃ…」ジワ
P「なにこれご褒美?」
7: 2012/06/27(水) 21:27:34.08 ID:XvqKVOCQ0
P「なんだ、作り方が判らないなら、起こしてくれればよかったのに」ジュー
美希「だって…寝てるのに起こすの、や。って思ったから」ニギニギ
P「そんなの一々気にする間柄でもないだろうに」
美希「たまになんだから、ゆっくりしたいでしょ?」
P「美希に起こされるなら、逆にご褒美かもな」
美希「え、ホント?えへへ…」
P「あ、味噌溶いてくれ」
美希「はいなの」
美希「だって…寝てるのに起こすの、や。って思ったから」ニギニギ
P「そんなの一々気にする間柄でもないだろうに」
美希「たまになんだから、ゆっくりしたいでしょ?」
P「美希に起こされるなら、逆にご褒美かもな」
美希「え、ホント?えへへ…」
P「あ、味噌溶いてくれ」
美希「はいなの」
11: 2012/06/27(水) 21:32:34.80 ID:XvqKVOCQ0
P「っと、そうだ。忘れるところだった」
美希「なぁに?ハニー」
P「おはよう、美希。今日も、二人でキラキラしような」
美希「―――うん!おはようなの、ハニー!!」
美希「今日も美希と、キラキラ輝こうね!!」
P「ああ」グリグリ
美希「…あはっ」
美希「なぁに?ハニー」
P「おはよう、美希。今日も、二人でキラキラしような」
美希「―――うん!おはようなの、ハニー!!」
美希「今日も美希と、キラキラ輝こうね!!」
P「ああ」グリグリ
美希「…あはっ」
13: 2012/06/27(水) 21:37:30.03 ID:XvqKVOCQ0
今更ですが、このお話は以前建てた
P「ただいまー」 美希「おかえりなさいなの!」
からの続き物となっております。
所々分かりにくい部分があったらごめんなさい。
P「ただいまー」 美希「おかえりなさいなの!」
からの続き物となっております。
所々分かりにくい部分があったらごめんなさい。
16: 2012/06/27(水) 21:42:30.46 ID:XvqKVOCQ0
P「いただきます」
美希「いただきますなの」
P「お、明太子か?」
美希「うん!あずさがお土産に、って送ってくれたの!」
P「竜宮の全国ツアーももうすぐ終わりだな。漸く律子たちが戻ってくるか…」
美希「楽しみ?」
P「ああ。トイレ掃除しなくて済む」
美希「それはちょっと律子さんに失礼だと思うの」
P「ちなみに今日の当番は社長だぞ」
美希「社長がやる事じゃないよね?」
美希「いただきますなの」
P「お、明太子か?」
美希「うん!あずさがお土産に、って送ってくれたの!」
P「竜宮の全国ツアーももうすぐ終わりだな。漸く律子たちが戻ってくるか…」
美希「楽しみ?」
P「ああ。トイレ掃除しなくて済む」
美希「それはちょっと律子さんに失礼だと思うの」
P「ちなみに今日の当番は社長だぞ」
美希「社長がやる事じゃないよね?」
18: 2012/06/27(水) 21:47:29.94 ID:XvqKVOCQ0
美希「あ、美味しい」モキュモキュ
P「だろ?卵焼きだけは自信ありだ」モグモグ
美希「ハニーはちょっと甘めが好きなんだね?」
P「まぁな。後、できれば大きい方が好きだ」
美希「ねね。今度作り方、教えてほしいな!」
P「嫌だ」
美希「酷いの!あと早すぎるの!」
P「だろ?卵焼きだけは自信ありだ」モグモグ
美希「ハニーはちょっと甘めが好きなんだね?」
P「まぁな。後、できれば大きい方が好きだ」
美希「ねね。今度作り方、教えてほしいな!」
P「嫌だ」
美希「酷いの!あと早すぎるの!」
20: 2012/06/27(水) 21:52:34.19 ID:XvqKVOCQ0
P「卵焼きは母親の味って言うからな…」
P「俺の嫁さんになる気があるなら、それくらい自力で習得して見せろ!!」ビシィ
美希「…!!成程…分かったの」
美希「絶対!絶対にハニーの舌を、えいやーって言わせてやるの!」メラメラァ!
P「それはちょっと違う気がする」
美希「甘いけどそれだけじゃないの…大きさは…」
P「今は飯を食え」ペシ
美希「あう」
P「俺の嫁さんになる気があるなら、それくらい自力で習得して見せろ!!」ビシィ
美希「…!!成程…分かったの」
美希「絶対!絶対にハニーの舌を、えいやーって言わせてやるの!」メラメラァ!
P「それはちょっと違う気がする」
美希「甘いけどそれだけじゃないの…大きさは…」
P「今は飯を食え」ペシ
美希「あう」
21: 2012/06/27(水) 21:57:30.87 ID:XvqKVOCQ0
P「ごちそうさま」
美希「お粗末様でした」
P「すまん、ちょっとニュースチェックだけするから」
美希「わかったの。お弁当用意しておくね」
P「頼んだ」
美希「はいなのー」パタパタ
P「……」
P(制服エプロン…実に素晴らしい)グッ
美希「お粗末様でした」
P「すまん、ちょっとニュースチェックだけするから」
美希「わかったの。お弁当用意しておくね」
P「頼んだ」
美希「はいなのー」パタパタ
P「……」
P(制服エプロン…実に素晴らしい)グッ
24: 2012/06/27(水) 22:02:30.24 ID:XvqKVOCQ0
P「敏腕プロデューサーの朝は早い」キリッ
P「最新の流行情報を把握する事から、一日が始まる!」ピッ
北斗『全国のお嬢さん…と、それに恋する男性諸君。伊集院北斗です』
北斗『今日も皆さんに、最新の流行情報をお届けします』
北斗『しっかりチェックして、最高に輝いて下さいね☆』
P「…久々にあいつ等とも飯食いに行きたいなぁ」
P「最新の流行情報を把握する事から、一日が始まる!」ピッ
北斗『全国のお嬢さん…と、それに恋する男性諸君。伊集院北斗です』
北斗『今日も皆さんに、最新の流行情報をお届けします』
北斗『しっかりチェックして、最高に輝いて下さいね☆』
P「…久々にあいつ等とも飯食いに行きたいなぁ」
26: 2012/06/27(水) 22:07:46.71 ID:XvqKVOCQ0
美希「ハニー!お弁当出来た、」
P「……」
美希(…とと、今は邪魔しちゃいけないの)
P「……」
美希(…凄く、真剣な目)
美希(あの日から…沢山、一緒にいて。色んなハニーを見たけれど)
美希(この横顔だけは、ずっと変わらないの)
P「……」
美希(…とと、今は邪魔しちゃいけないの)
P「……」
美希(…凄く、真剣な目)
美希(あの日から…沢山、一緒にいて。色んなハニーを見たけれど)
美希(この横顔だけは、ずっと変わらないの)
27: 2012/06/27(水) 22:12:29.90 ID:XvqKVOCQ0
『美希が輝ける舞台は、必ず俺が用意してやる!』
『だから、美希!俺について来てくれ!…いや』
『星井美希!俺に―――』
美希「…えへ」
P「ん?―――ああ、美希か」
美希「うん。…酷いって思うな、さっきから隣にいたのに」
P「っと、それはすまん。どうかしたのか」
美希「ううん。ハニーはやっぱり格好いいな、って」
P「…はぁ?」
美希「なんでもないの!」
『だから、美希!俺について来てくれ!…いや』
『星井美希!俺に―――』
美希「…えへ」
P「ん?―――ああ、美希か」
美希「うん。…酷いって思うな、さっきから隣にいたのに」
P「っと、それはすまん。どうかしたのか」
美希「ううん。ハニーはやっぱり格好いいな、って」
P「…はぁ?」
美希「なんでもないの!」
29: 2012/06/27(水) 22:17:33.33 ID:XvqKVOCQ0
P「そろそろ出るぞ、美希」
美希「合点承知なの!」
P「鞄」
美希「はい!」
P「お泊りセット」
美希「家までお願い!」
P「弁当」
美希「ばっちりなの!」
P「最後に笑顔」
美希「あはっ☆」
P「パーフェクトだ…」
美希「あ、ネクタイ曲がってるの」キュッ
P「おっとすまん」
美希「合点承知なの!」
P「鞄」
美希「はい!」
P「お泊りセット」
美希「家までお願い!」
P「弁当」
美希「ばっちりなの!」
P「最後に笑顔」
美希「あはっ☆」
P「パーフェクトだ…」
美希「あ、ネクタイ曲がってるの」キュッ
P「おっとすまん」
30: 2012/06/27(水) 22:22:29.98 ID:XvqKVOCQ0
P「起動開始。エンジン始動」
美希「視界良好。進路クリア!」
P「全機能、連動確認。セイフティー解除!」
美希「システム、オールグリーン。発進、どうぞなの!」
P「了解。765プロ、出るぞ!」
美希「おーっ!」ドルルン
P「いやぁ…やっぱしこれやるとテンションが上がるな!」
美希「でも人が多い時はやめた方がいいかもなの」
美希「視界良好。進路クリア!」
P「全機能、連動確認。セイフティー解除!」
美希「システム、オールグリーン。発進、どうぞなの!」
P「了解。765プロ、出るぞ!」
美希「おーっ!」ドルルン
P「いやぁ…やっぱしこれやるとテンションが上がるな!」
美希「でも人が多い時はやめた方がいいかもなの」
33: 2012/06/27(水) 22:27:32.42 ID:XvqKVOCQ0
美希「ハニーの部屋にもたくさん飾ってあったけど、ロボット好きなの?」
P「大好物です。最近は作れなくてちょっと寂しいけどな」
美希「へぇ…じゃあ、あの黒っぽいのも作った奴?」
P「いや、あれは冬馬から貰った」
美希「え、あまとうから?」
P「ああ。あいつ、声優で出た事あるみたいだからな。本人も好きみたいだし」
美希「そうなんだ。ミキも声のお仕事してみたいな」
P「検討してみるか。ちゃんとレッスンした上で、な」
P「大好物です。最近は作れなくてちょっと寂しいけどな」
美希「へぇ…じゃあ、あの黒っぽいのも作った奴?」
P「いや、あれは冬馬から貰った」
美希「え、あまとうから?」
P「ああ。あいつ、声優で出た事あるみたいだからな。本人も好きみたいだし」
美希「そうなんだ。ミキも声のお仕事してみたいな」
P「検討してみるか。ちゃんとレッスンした上で、な」
36: 2012/06/27(水) 22:32:48.74 ID:XvqKVOCQ0
美希「ね、ハニー」
P「うん?」
美希「学祭、来れそう?」
P「なんだっけそれ。初耳」
美希「嘘言わないでなの!前から散々言ってるのに」
P「さすがにバレたか。…今の所は行けそうだよ」
美希「でも、お仕事は大丈夫なの?」
P「…仕事にしておいたから大丈夫だ」ニヤ
美希「…成る程なの♪」ニコ
P「うん?」
美希「学祭、来れそう?」
P「なんだっけそれ。初耳」
美希「嘘言わないでなの!前から散々言ってるのに」
P「さすがにバレたか。…今の所は行けそうだよ」
美希「でも、お仕事は大丈夫なの?」
P「…仕事にしておいたから大丈夫だ」ニヤ
美希「…成る程なの♪」ニコ
37: 2012/06/27(水) 22:37:30.16 ID:XvqKVOCQ0
P「美希は何に出る予定なんだ?」
美希「ライブ出演決まってるよ。一般公開日じゃないけれど」
P「まぁ、その日にぶつけたら大変だろうしな…」
美希「後はねー…秘密なの!」
P「なんだよそれ」
美希「当日までのお楽しみなの」
P「んじゃ、期待させてもらうとするか」
美希「ライブ出演決まってるよ。一般公開日じゃないけれど」
P「まぁ、その日にぶつけたら大変だろうしな…」
美希「後はねー…秘密なの!」
P「なんだよそれ」
美希「当日までのお楽しみなの」
P「んじゃ、期待させてもらうとするか」
39: 2012/06/27(水) 22:42:35.61 ID:XvqKVOCQ0
P「到着ゥ!」
美希「ハニーありがと!じゃ、行ってくるね!」
P「おう、しっかり勉強して来いよ」
美希「……」
P「どうした?」
美希「行ってきますのキス、してほしいな」
P「」ドルルン
美希「えっ、嘘!?何も言わずに行かないでほしいのー!!」
美希「ハニーありがと!じゃ、行ってくるね!」
P「おう、しっかり勉強して来いよ」
美希「……」
P「どうした?」
美希「行ってきますのキス、してほしいな」
P「」ドルルン
美希「えっ、嘘!?何も言わずに行かないでほしいのー!!」
42: 2012/06/27(水) 22:47:37.29 ID:XvqKVOCQ0
美希「そのまま行っちゃうとは予想外だったの…」
P「追いかけてくるとは思わんかった。目立ってるぞ」
美希「目立たせてるのはハニーなの…」
P「…ぐうの音も出ない」
美希「…はぁ。それじゃ、行ってくるね」
P「っと、美希」
美希「なぁに?…ふみゅっ」プニ
P「…今はこれで我慢してくれよな」
美希「…あはっ。フルチャージなの!それじゃ、また後でね!」タタタ
P「追いかけてくるとは思わんかった。目立ってるぞ」
美希「目立たせてるのはハニーなの…」
P「…ぐうの音も出ない」
美希「…はぁ。それじゃ、行ってくるね」
P「っと、美希」
美希「なぁに?…ふみゅっ」プニ
P「…今はこれで我慢してくれよな」
美希「…あはっ。フルチャージなの!それじゃ、また後でね!」タタタ
43: 2012/06/27(水) 22:53:04.31 ID:XvqKVOCQ0
P「……」ヒラヒラ
P「……」
P「…そろそろ行くか」ドルルン
P「……」
P「俺のスイッチ、どこだろうな」
美希「センセ、おはようございますなの!」
P「……」
P「…そろそろ行くか」ドルルン
P「……」
P「俺のスイッチ、どこだろうな」
美希「センセ、おはようございますなの!」
45: 2012/06/27(水) 22:58:31.18 ID:XvqKVOCQ0
P「おはようございます」ガチャ
小鳥「あ、おはようございます、プロデューサーさん!」ピヨ
P「あれ、小鳥さん。まだ誰もいないかと思いましたが」
小鳥「あはは…実は仕事がまだ山積み、て状況でして…」
P「成る程なぁ…律子もいないし仕方ないな」
小鳥「あ、早速ですが、これとこれとこれ。追加で週末までにお願いしますね」
P「Oh…」
小鳥「あ、おはようございます、プロデューサーさん!」ピヨ
P「あれ、小鳥さん。まだ誰もいないかと思いましたが」
小鳥「あはは…実は仕事がまだ山積み、て状況でして…」
P「成る程なぁ…律子もいないし仕方ないな」
小鳥「あ、早速ですが、これとこれとこれ。追加で週末までにお願いしますね」
P「Oh…」
46: 2012/06/27(水) 23:02:33.07 ID:XvqKVOCQ0
小鳥「あれ?プロデューサーさん、今日はお弁当ですか?」
P「あ、はい」
小鳥「珍しいですね?」
P「ああ、美希が作ってくれました」
小鳥「!?」
小鳥「」ブツブツ
P「…小鳥さん?」
小鳥「プロデューサーさん!」ガシッ
P「は、はい!?」
小鳥「ゆうべは おたのしみでしたね ▼」グッ
P「黙れピヨ助」
P「あ、はい」
小鳥「珍しいですね?」
P「ああ、美希が作ってくれました」
小鳥「!?」
小鳥「」ブツブツ
P「…小鳥さん?」
小鳥「プロデューサーさん!」ガシッ
P「は、はい!?」
小鳥「ゆうべは おたのしみでしたね ▼」グッ
P「黙れピヨ助」
48: 2012/06/27(水) 23:07:43.21 ID:XvqKVOCQ0
小鳥「―――以上が今朝来た連絡です。」
P「分かりました。小鳥さん、先日の企画書できてます?」
小鳥「大丈夫です!印刷してボックスに纏めてありますよ」
春香「おはようございまーす!」ガチャ
P「おはよう、春香!」
美希「……」カリカリ
美希「あふぅ」
美希(ハニー、今頃何してるかなぁ)
P「分かりました。小鳥さん、先日の企画書できてます?」
小鳥「大丈夫です!印刷してボックスに纏めてありますよ」
春香「おはようございまーす!」ガチャ
P「おはよう、春香!」
美希「……」カリカリ
美希「あふぅ」
美希(ハニー、今頃何してるかなぁ)
49: 2012/06/27(水) 23:12:29.89 ID:XvqKVOCQ0
P「はい、分かりました。検討させて頂きますので…はい」
P「…貴音、番組出演、と」カリカリ
小鳥「―――はい、765プロダクションです」ガチャ
P(オーディションはこんなもんか。撮影もあるし、レッスン開始は…)カタカタ
美希「ファイト、なのー!」タッタッ
<オオー!
体育教師「何このやる気の違い」
P「…貴音、番組出演、と」カリカリ
小鳥「―――はい、765プロダクションです」ガチャ
P(オーディションはこんなもんか。撮影もあるし、レッスン開始は…)カタカタ
美希「ファイト、なのー!」タッタッ
<オオー!
体育教師「何このやる気の違い」
52: 2012/06/27(水) 23:18:52.25 ID:XvqKVOCQ0
P「美味い…」
小鳥「おにぎりなのは美希ちゃんらしいですね」
P「土下座したってあげませんよ」フフン
小鳥「凄い顔してますね…」
小鳥「だがその幻想を打ち砕く!」シュッ
P「抜かせ、ピヨっ子がぁ!!」ガシィ!
美希「ハニー、喜んでくれてるかな」モグモグ
モブ「もーらい」ヒョイ
美希「あー!駄目なのー!」
小鳥「おにぎりなのは美希ちゃんらしいですね」
P「土下座したってあげませんよ」フフン
小鳥「凄い顔してますね…」
小鳥「だがその幻想を打ち砕く!」シュッ
P「抜かせ、ピヨっ子がぁ!!」ガシィ!
美希「ハニー、喜んでくれてるかな」モグモグ
モブ「もーらい」ヒョイ
美希「あー!駄目なのー!」
56: 2012/06/27(水) 23:23:40.26 ID:XvqKVOCQ0
貴音「――ふっ!」キュッ
P「いいぞ貴音!そのリズムをキープしろ!」
P「やよいは貴音を離すな!腕が落ちてるぞ!」
やよい「わかりましたっ!」
P「雪歩、顔が硬い!観客をちゃんと意識しろ!」
雪歩「は、はい!」
P「…と、もうこんな時間か。すまん、一度抜ける」
P「くそ、ちょっと遅れちまうな」
P「待ってろ美希。愛しのハニーが、LOVEを片手に今行くぞ!」ドルルン
P「いいぞ貴音!そのリズムをキープしろ!」
P「やよいは貴音を離すな!腕が落ちてるぞ!」
やよい「わかりましたっ!」
P「雪歩、顔が硬い!観客をちゃんと意識しろ!」
雪歩「は、はい!」
P「…と、もうこんな時間か。すまん、一度抜ける」
P「くそ、ちょっと遅れちまうな」
P「待ってろ美希。愛しのハニーが、LOVEを片手に今行くぞ!」ドルルン
57: 2012/06/27(水) 23:27:33.54 ID:XvqKVOCQ0
美希「ハニー!待ちくたびれたの!」
P「すまん、待たせた!早く出るぞ!」
美希「オッケー!どれくらいで着きそう?」
P「捕まらなければ30分だ。台本チェック、済ませておけよ!」
美希「うん!」
P「すまん、待たせた!早く出るぞ!」
美希「オッケー!どれくらいで着きそう?」
P「捕まらなければ30分だ。台本チェック、済ませておけよ!」
美希「うん!」
59: 2012/06/27(水) 23:32:40.44 ID:XvqKVOCQ0
P「はい、4時までには到着しますので。…よろしくお願いします!」ピッ
美希「撮影、大丈夫そう?」
P「ああ。到着したらすぐ始めるってさ」ブロロロ
美希「ハニーは…すぐ、戻っちゃうよね?」
P「最初のシーンは見てるよ。その後は無理だけど」
美希「十分なの。全力で頑張るから、しっかり見て欲しいな」
P「全力で頑張るなら居なくてもいいか。すぐ抜ける」
美希「話が違うの!居れるなら残ってよー!」
美希「撮影、大丈夫そう?」
P「ああ。到着したらすぐ始めるってさ」ブロロロ
美希「ハニーは…すぐ、戻っちゃうよね?」
P「最初のシーンは見てるよ。その後は無理だけど」
美希「十分なの。全力で頑張るから、しっかり見て欲しいな」
P「全力で頑張るなら居なくてもいいか。すぐ抜ける」
美希「話が違うの!居れるなら残ってよー!」
60: 2012/06/27(水) 23:37:41.17 ID:XvqKVOCQ0
美希『ねえ…一つ、我儘言っても、いい?』
美希『…私は、ちょっと疲れちゃったけど』
美希『ごめんなさい、我儘なのはわかってる。でも…一緒に居たいから!』
P(ここまで役に入れ込めるのは流石だな。メイクなしでも栄えてるし)
P(…ただ…ちょっと違うような…?)
カーット!
美希「ふぅ、なの」ケロッ
P「」チョイチョイ
美希(あれ、ハニー?…あ、台本?)
美希『…私は、ちょっと疲れちゃったけど』
美希『ごめんなさい、我儘なのはわかってる。でも…一緒に居たいから!』
P(ここまで役に入れ込めるのは流石だな。メイクなしでも栄えてるし)
P(…ただ…ちょっと違うような…?)
カーット!
美希「ふぅ、なの」ケロッ
P「」チョイチョイ
美希(あれ、ハニー?…あ、台本?)
61: 2012/06/27(水) 23:42:38.79 ID:XvqKVOCQ0
美希(なんかちょっと違うかなーって思ったから…監督と相談してみたの)
美希(ミキだったら、ずっと一緒に居たいの。待ってるだけなんて、や、って。)
P(…そっか。けど話が大幅に変わるんじゃ)
美希(とりあえずやってみて、って言われたから。その辺はこれから相談なの)
P(そっか。なら、さっきの部分は…)
AD「な、何だか目と目が逢ってますけれど、どうしたんでしょう」
監督「好きだと気づいたんだろ。いつも通りだから気にするな」
美希(ミキだったら、ずっと一緒に居たいの。待ってるだけなんて、や、って。)
P(…そっか。けど話が大幅に変わるんじゃ)
美希(とりあえずやってみて、って言われたから。その辺はこれから相談なの)
P(そっか。なら、さっきの部分は…)
AD「な、何だか目と目が逢ってますけれど、どうしたんでしょう」
監督「好きだと気づいたんだろ。いつも通りだから気にするな」
64: 2012/06/27(水) 23:47:30.15 ID:XvqKVOCQ0
P(じゃあ、そろそろ行くから。頑張れよ)ヒラヒラ
美希(うん!ハニーも気をつけてね!)
P(帰り、気をつけてな)
<サイカイシマスー!
美希「……」
美希「よーし!ハニーのためにも頑張るの!」
美希(うん!ハニーも気をつけてね!)
P(帰り、気をつけてな)
<サイカイシマスー!
美希「……」
美希「よーし!ハニーのためにも頑張るの!」
65: 2012/06/27(水) 23:53:14.22 ID:XvqKVOCQ0
P「ふー、ただいま」ガチャ
P「…と言っても誰もいないけど」
P「晩飯作らんと…」
P「…美希、もう戻ったかな」
P「…ん?」ピリリリリ
P「電話…美希か?」ピ
P「…と言っても誰もいないけど」
P「晩飯作らんと…」
P「…美希、もう戻ったかな」
P「…ん?」ピリリリリ
P「電話…美希か?」ピ
68: 2012/06/27(水) 23:57:46.61 ID:XvqKVOCQ0
P『もしもし、美希か?』
美希「ハニー!お疲れ様なの。今、電話大丈夫?」
P『ああ、今帰ったところだよ。撮影どうだった?』
美希「うーん、やっぱり急に変更し過ぎだって。元に戻すことになっちゃった」
P『…そっか。まぁ、今回は美希だけの仕事じゃないからな』
美希「でも、少しだけ脚本変わることになったの。今それ読んでたところ」
P『即日変更とは仕事が早いな…。何話から修正になるんだ?』
美希「7話の最初。今撮ってるのが中盤だから、まだ修正効くみたい」
P『なら大丈夫かな。しっかり読み込んどけよ』
美希「新たなミキにご期待下さいなの」
美希「ハニー!お疲れ様なの。今、電話大丈夫?」
P『ああ、今帰ったところだよ。撮影どうだった?』
美希「うーん、やっぱり急に変更し過ぎだって。元に戻すことになっちゃった」
P『…そっか。まぁ、今回は美希だけの仕事じゃないからな』
美希「でも、少しだけ脚本変わることになったの。今それ読んでたところ」
P『即日変更とは仕事が早いな…。何話から修正になるんだ?』
美希「7話の最初。今撮ってるのが中盤だから、まだ修正効くみたい」
P『なら大丈夫かな。しっかり読み込んどけよ』
美希「新たなミキにご期待下さいなの」
70: 2012/06/28(木) 00:03:00.53 ID:tJgGtvV30
美希「ハニーはあの後お仕事だったんだよね?」
P『それ以外に何があるんだ…貴音たちのレッスンに付き合ってたよ』
美希「そっか、どうだった?」
P『マスタークラスなら問題無いだろう。やよいも勘が戻ってきてるみたいだし』
美希「ほらね?ハニーは心配し過ぎなの」
P『実際に見てみない事には、ちゃんと判断できんからな』
美希「それもそうだよね。あ、そうそう。今日、帰りに千早さんがね――――」
P『それ以外に何があるんだ…貴音たちのレッスンに付き合ってたよ』
美希「そっか、どうだった?」
P『マスタークラスなら問題無いだろう。やよいも勘が戻ってきてるみたいだし』
美希「ほらね?ハニーは心配し過ぎなの」
P『実際に見てみない事には、ちゃんと判断できんからな』
美希「それもそうだよね。あ、そうそう。今日、帰りに千早さんがね――――」
71: 2012/06/28(木) 00:07:46.19 ID:tJgGtvV30
P「…こんな時間になっちまったか。そろそろ切るぞ」
美希『えー』
P「明日も学校だろ。宿題終わったのか?」
美希『ハニーの前では宿題なんて些細な問題なの!』
P「…期末で平均下回ったら勉強合宿でもするか」
美希『あ、いいねそれ!ハニーからたくさん教えてもらいたいな!』
P「いや、律子と小鳥さんに頼むから。俺は営業」
美希『テストなんて朝飯前なの』
美希『えー』
P「明日も学校だろ。宿題終わったのか?」
美希『ハニーの前では宿題なんて些細な問題なの!』
P「…期末で平均下回ったら勉強合宿でもするか」
美希『あ、いいねそれ!ハニーからたくさん教えてもらいたいな!』
P「いや、律子と小鳥さんに頼むから。俺は営業」
美希『テストなんて朝飯前なの』
72: 2012/06/28(木) 00:12:47.99 ID:tJgGtvV30
P『それじゃあ、おやすみ。ちゃんとやることやっとけよ』
美希「ハニー!最後にあれ言ってほしいの!」
P『あれ?』
美希「それはもちろん、『美希、愛s」
プツ ツーツーツー
美希「」
美希「…もぉぉぉぉお!!こんなのばっかりなの!」
美希「ハニー!最後にあれ言ってほしいの!」
P『あれ?』
美希「それはもちろん、『美希、愛s」
プツ ツーツーツー
美希「」
美希「…もぉぉぉぉお!!こんなのばっかりなの!」
73: 2012/06/28(木) 00:17:49.94 ID:tJgGtvV30
美希「ほんっっと!ハニーは乙女心が判ってないの!!」カポーン
美希「昨日みたいに家に行けるの、いつになるかわかんないのに!」
美希「大体ハニーはミキの扱いが酷過ぎるの!置いて行ったり電話切ったり嘘ついたり…」
美希「あの情熱的な大告白も台無しなの!」
美希「流石のミキも我慢の限界なの。次逢ったら、ツンツンしてやるー!」
美希「次逢ったら…次逢えたら…」
美希「……」ブクブク
美希「…次、逢えたら」
美希「昨日みたいに家に行けるの、いつになるかわかんないのに!」
美希「大体ハニーはミキの扱いが酷過ぎるの!置いて行ったり電話切ったり嘘ついたり…」
美希「あの情熱的な大告白も台無しなの!」
美希「流石のミキも我慢の限界なの。次逢ったら、ツンツンしてやるー!」
美希「次逢ったら…次逢えたら…」
美希「……」ブクブク
美希「…次、逢えたら」
74: 2012/06/28(木) 00:22:26.66 ID:tJgGtvV30
P「流石に切ったのはやり過ぎだったかもなー」モゴモゴ
P「昨日の今日だったから妙に積極的だったし…」
P「あんまり言うと軽くなりそうで言いたくないんだが…」ゴク
P「…うーん、でも…」
P「―――いちごババロア、買っておくか」
P「久々に一緒に食べたいし。事務所で次逢ったら誘ってみよう」
P「…」
P「…次逢ったら、か…」ズルズル
P「昨日の今日だったから妙に積極的だったし…」
P「あんまり言うと軽くなりそうで言いたくないんだが…」ゴク
P「…うーん、でも…」
P「―――いちごババロア、買っておくか」
P「久々に一緒に食べたいし。事務所で次逢ったら誘ってみよう」
P「…」
P「…次逢ったら、か…」ズルズル
77: 2012/06/28(木) 00:26:37.63 ID:tJgGtvV30
美希「…ハニー」
P「…美希」
『早くまた、逢いたいな』
おわり
P「…美希」
『早くまた、逢いたいな』
おわり
78: 2012/06/28(木) 00:27:10.88
乙
79: 2012/06/28(木) 00:27:37.36
乙!
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