6: 2012/07/02(月) 09:36:45.93 ID:8XJXPg+K0
P「響はいつまでも訛りが直らないな」

響「そ、そんなことない……よ」

P「本当か?」

響「そうだz……よ」

9: 2012/07/02(月) 09:54:25.88 ID:8XJXPg+K0
P「そもそも、~ぞって沖縄訛りなのか?」

響「た、多分そうです」

P「~ッス。 みたいなもの?」

響「た、多分」

11: 2012/07/02(月) 10:07:42.65 ID:8XJXPg+K0
P「じゃあ、今から沖縄訛りしたら罰ゲームにしよう」

響「うん、いい……よ、そのかわり自分が勝ったらご褒美もらうからな」

P「ほぅ、いいぞその方が燃えるしな。で、ご褒美ってなんだ?」

響「それは秘密。じゃあスタート」

12: 2012/07/02(月) 10:24:02.07 ID:8XJXPg+K0
ジャァ スタート

あずさ「へー響ちゃんの訛りが直ったらご褒美を」

やよい「訛りが直ったらご褒美ですかー」

雪歩「響ちゃんの訛りが直ったら、Pが響ちゃんに良い事を?」

千早「我那覇さんの訛りが直ったら、Pと……」

春香「響ちゃんの訛りが直ったら、Pさんと結婚!?」

やよい「えっ、Pと響さん結婚するんですか」

真・美希・伊織・真美・亜美「えっ」

貴音「らぁめん美味しいです」

17: 2012/07/02(月) 11:43:38.71 ID:8XJXPg+K0
春香「なんで響ちゃんとPさんが……」

千早「軽率だわ、訛りを直すだけで結婚だなんて」

真「そうだよね、響もPもまだ若いのに……」

雪歩「響ちゃんの為にも、結婚を阻止した方がいいと思う……響ちゃんの為にもね」

真「うん響の為にも」

春香「そうだね、響ちゃんの為に」

美希「……そうなの!!ハニーは絶対渡さないの」

春香「よーしっ行くよーーー」

765プローーーーーーーーー

ファイトーーーーーーーーーー

19: 2012/07/02(月) 12:33:16.08 ID:8XJXPg+K0
響「P~、自分の今日の予定は?」

P「えーっと、事務所で雑誌のインタビュー……くらいだな」

響「それだけなら、今日の勝負は自分の勝ちだな」

P「それはどうかなー、インタニューだぞ?」

響「大丈夫だ……もん」

24: 2012/07/02(月) 12:38:07.61 ID:8XJXPg+K0
春香「あっ、いたいた響ちゃん」

響「何だ春香、自分に用事か……な?」

春香「えーっと、あーっと、響ちゃんと挨拶まだだったかなーって」

響「えっ、朝挨拶したぞ」

春香「あっれーそうだっけー?」

25: 2012/07/02(月) 12:41:27.68 ID:8XJXPg+K0
春香「い、いいじゃん響ちゃん、ほら はいさーい」

響「……」チラッ

P「……」

響「おはよう」

春香「あ、あっれー響ちゃん『はいさーい』は?」

響「自分、沖縄訛り直すようにしてるんだ……よ」

27: 2012/07/02(月) 12:47:50.50 ID:8XJXPg+K0
春香「えーそうなの、残念だなー」

響「そう……かな?」

春香「そうだよ、響ちゃんは沖縄訛りあってこその響ちゃんだよ」

響「そっ……か、じゃあ自分これからも沖縄訛りでいく」

春香「それが良いよー」ニヤッ

響「けど今日は、沖縄訛りはしない……勝負だからな」

響「なっP」二ッ

P「お、おう」

春香「チィ」

28: 2012/07/02(月) 12:54:03.83 ID:8XJXPg+K0
春香「そっか分かった、じゃあ頑張ってね響ちゃん」

響「う、うん」

響「……P、自分存在感ないのかな?」

P「えっ」

響「朝、春香と挨拶して世間話もしたんだ……けどな」

P「……」

31: 2012/07/02(月) 13:12:22.83 ID:8XJXPg+K0
真「響、ここにいたんだ」

響「どうかしたのか、真、雪歩?」

雪歩「用って程ではないんだけどね……」

真「響が沖縄訛りを直すとか直さないとか聞いたからさ」

響「あぁそのことは何でもないぞ、よ」

スッ
P「……セーフ」セーフ

真「くっ」

雪歩「惜しいですぅ」ボソッ

響「ホッ、今日一日は沖縄訛りは使わないんだ」

35: 2012/07/02(月) 13:20:51.80 ID:8XJXPg+K0
真「今日だけなのか……」

雪歩「今日使わなかったら、Pが盗られちゃいますぅ……」ボソッ

雪歩「そういえば今日、響ちゃんインタビューあったよね?」

響「う、うん」

雪歩「もしかしてそれも訛りをやめるの?」

響「そのつもりだ……よ」

38: 2012/07/02(月) 13:29:26.85 ID:8XJXPg+K0
雪歩「それはマズイんじゃないかな……」

響「マズイ?」

雪歩「だって、その雑誌だけ沖縄訛りがないのは変じゃない?」

響「うっ……」

雪歩「それに響ちゃんが沖縄訛りがなくなったら、個性がないよっ」

響「えっ」

雪歩「運動なら真ちゃんの方がゴリラみたいに出来るし、響ちゃんのアイデンティティがなくなっちゃうよぉ」

真「えっ」

響「えっ」

42: 2012/07/02(月) 13:39:38.89 ID:8XJXPg+K0
雪歩「沖縄訛りがなくなった響ちゃんは、地方から上京して東京に染まろうとしてる大学生のようだよぉ」

雪歩「頑張って頑張って、訛りを隠そうとしている モガァモガァ」

真「ちょ、雪歩」
羽交い絞め&口塞ぎ

雪歩「もgぁあdkjh」

真「ごめん響。ちょっと雪歩疲れてるみたい、それじゃ」

響「お、おー、お大事に」

45: 2012/07/02(月) 13:48:24.01 ID:8XJXPg+K0
響「……P」

P「ん」

響「自分、沖縄訛りなかったら無個性かな?」

P「いや、少なくとも春香よりはあるな……10人に聞いて11人は響を選ぶよ」

響「そうかな?」

P「それに例え響が無個性でも、響が可愛い事には変わらないだろ」

響「そっか」ニコッ

56: 2012/07/02(月) 15:45:41.56 ID:8XJXPg+K0
—————————————————

記者「ありがとう、ございました」

P「こちらこそありがとうございました」

記者「我那覇さん、今日は違った雰囲気でよかったですよ」

P「そうですか、ありがとうございます」

記者「また機会がありましたらよろしくお願いします」

P「はい、何卒よろしくお願いします」

ガチャ

P「ふぅ……だってよ響」

ヒョコ
響「はは、良かったー」

58: 2012/07/02(月) 15:55:45.88 ID:8XJXPg+K0
P「このままだとご褒美だなー」

響「ふっふっふ、絶対ご褒美もらうz……のー」

P「危うすぎる……」

響「大丈夫だ、よー」

P「ふっ、で響は俺に何をしてもらいたいんだ?」

響「……えっと、んーっと、まだ秘密///」

コソ
千早「くっ……」

62: 2012/07/02(月) 16:10:05.06 ID:8XJXPg+K0
千早「我那覇さん……」

響「うわっ、どうしたんだ千早?」

千早「突然なんだけど我那覇さんって、鍋の具財で何が好きかしら?」

響「えっと、豆腐とか魚とか……」

千早「あの、野菜的な物では何が好きかしら?」

響「野菜かー……ネギかな」

千早「あっ、……そう」

64: 2012/07/02(月) 16:17:24.59 ID:8XJXPg+K0
千早「はくさい……」ぼそっ

響「えっ?」

千早「……はくさーい」ぼそっ

P「ん?」

千早「いえ、なんでもないわ」

66: 2012/07/02(月) 16:23:55.73 ID:8XJXPg+K0
千早「…………!」

千早「そういえば、増税が決まったそうね」

響「あぁ、千早は一人暮らしだから、大変だ……すよね」

千早「我那覇さんもペットが多いから大変でしょう?」

響「そうだなー」

67: 2012/07/02(月) 16:31:08.79 ID:8XJXPg+K0
千早「我那覇さんも増税反対よね?」

響「そうだなー」

千早「増税はんたーい」

響「?……うん」

千早「増税はんたーい、はい我那覇さんも一緒に」

千早「増税はんたーーーーい」

響「??増税はんたーい」

千早「」チラッチラッ

P「……?」

73: 2012/07/02(月) 16:50:00.07 ID:8XJXPg+K0
千早「ちょ、P……」

P「えっ?」

千早「……いえ何でもないです」

千早「くっ……じゃあ我那覇さんまた後で」

響「お、おー」

響「結局なんだったんだ?」

P「……」

77: 2012/07/02(月) 17:16:18.25 ID:8XJXPg+K0
響「今日は皆、変だなー」

P「……んー」

響「けど、あと少しで時間だ……な」

P「だなー」

響「でP、自分へのご褒美っていうのが……///」

亜美「あ、いたいたひびきん」

響「んあ、今度は真美と亜美か?」

真美「ねぇねぇ、コレ読める」

亜美「呼んでみてー」

[high]

響「えっと、ハイ?」

亜美・真美「おー」

81: 2012/07/02(月) 17:33:57.69 ID:8XJXPg+K0
亜美「じゃあこっちは?」

[賽]

響「……さ、さい?」

亜美真美「ピンポンピンポーン」

響「おー当ったー」

亜美「じゃあ、繋げて」

真美「読んでみるとー」

[high] [賽]

響「ハイ、さい」

亜美真美「もっと、もっと」

響「はいさい」

亜美真美「もっともっと♪」

響「はいさい」

亜美真美「はいさーい」

響「はいさーい」

87: 2012/07/02(月) 17:45:12.02 ID:8XJXPg+K0
亜美・真美「言ってしまったようだねひびきん」

響「はいさ、!!うわー自分言っちゃったのか」


パチパチパチパチ

千早「残念だったわね我那覇さん」

春香「これはしょうがない、しょうがないよ響ちゃん」

パチパチパチパチ

真「ドンマイだよ響」

雪歩「良かったね響ちゃん、響ちゃんのアイデンティティは保たれたよ」

89: 2012/07/02(月) 17:54:08.23 ID:8XJXPg+K0
響「うぅ……」じわっ

P「いやいやいや、お前ら無理やり言わせてただろ」

亜美「無理やり→?言わせた亜美?」

真美「記憶にないですなー」

響「うぅ……セーフか、P?」

千早「ダメよ我那覇さん、そんなに世の中甘くないわ……甘くないのよ」キリッ

響「うぅ……自分頑張ったのに……」

90: 2012/07/02(月) 18:01:02.89 ID:8XJXPg+K0
P「大丈夫、大丈夫響の勝ちだ」

千早「ちょP、酷いです」

P「えっ」

千早「だって私と我那覇さんが喋ってるときも『はいさーい』って言ってましたよ」

P「言ってねーよ、少なくとも千早時には言ってねーよ」

千早「いえ言ってました、Pは甘いですが私は聞きました」

P「千早が『はくさーい』って言ってたのは聞いた」

千早「わ、私はそんな事言ってません///」

91: 2012/07/02(月) 18:03:46.31 ID:8XJXPg+K0
響「もういいぞP、自分言っちゃった事には違いないし……」

P「……」

千早・春香・亜美・真美・雪歩・真「ホッ」

P「そうか、じゃあ俺の勝ちだな」

響「うぅ……うん」

93: 2012/07/02(月) 18:09:57.91 ID:8XJXPg+K0
P「そういえば響のご褒美は何だったんだ?」

響「うぅ……自分の家で一緒にご飯を食べたいなって思って……」

千早・春香・亜美・真美・雪歩・真(あれ結婚じゃないの?)

響「いぬ美やハム蔵も喜ぶからさ……」

千早・春香・亜美・真美・雪歩・真(まぁ、ご褒美なしだから大丈夫か……)

P「じゃあ罰ゲームの発表だ……」

響「うん……」

P「罰ゲームは、響が俺の為に料理を作るだ」

響「えっ」

千早・春香・亜美・真美・雪歩・真「えっ」

——————————————

貴音「……!ご飯!!」

96: 2012/07/02(月) 18:20:08.43 ID:8XJXPg+K0
千早「なななな、何言ってるんですかP?」

春香「えっ、罰ゲームて?誰に対しての罰?」

雪歩「キューン」

真「わわ、雪歩」

真美「奴はとんでもない物を盗んでいきました」

亜美「いいえ、あの方は何も盗らなかったわ」

真美「ひびきんとの食事です」



貴音「食事は……」ジュル

97: 2012/07/02(月) 18:25:56.34 ID:8XJXPg+K0
P「ってことでいいか響き?」

響「……いいのかなP?」

P「あぁ……あと俺は響は沖縄訛ってる方が俺は可愛いと思うぞ」

千早・春香・亜美・真美・雪歩・真「!?」

響「えっ……そ、そうかな///」もじもじ

P「あぁ、絶対そう」

響「そっか///」

P「じゃあ行くか」

響「はいさーい」


end

98: 2012/07/02(月) 18:27:29.24

響かわいい

99: 2012/07/02(月) 18:27:37.61
よし続けろ

100: 2012/07/02(月) 18:27:40.60
いいねえ!

引用元: 響「はいさーい!」