1: 2020/03/24(火) 15:43:43.259 ID:6xWTUatw0
ルフィ「え・・・?」

ロロノア・ゾロ「いいか・・・一度しか言わねえ、"逃げろ"ルフィ」

ルフィ「・・・断る!ドン!」

ロロノア・ゾロ「ふざけるな!わからねえのかこの状況・・・お前が逃げなければ全滅だ!だからここは俺が抑えて・・・」

ルフィ「仲間は見捨てねえ!」

ロロノア・ゾロ「・・・もう一度だけいう。ルフィ、逃げろ」

ルフィ「断る!!」

ロロノア・ゾロ「・・・お前、海賊王になるんだろう?だったらこんなところで氏んじゃいけねえ」

ルフィ「海賊王のクルーには剣士が必要だ。お前が氏んでもダメなんだ。だから俺はお前を見捨てない」

ロロノア・ゾロ「・・・俺は仲間。そうだな?」

ルフィ「ああ」

ロロノア・ゾロ「だったら仲間の言うことを信じてくれ。俺は氏なない。だから最後通告だ・・・逃げろルフィ」

2: 2020/03/24(火) 15:44:24.279
断る!!!

4: 2020/03/24(火) 15:44:54.248
とみせかけて~?

6: 2020/03/24(火) 15:49:03.632 ID:6xWTUatw0
ルフィ「・・・断る!」

ロロノア・ゾロ「なんでだよ!仲間を信じられないってのか?」

ルフィ「信じるさ・・・だからお前も俺を信じろ、俺たちは氏なない」

ロロノア・ゾロ「ダメなんだ・・・今回は相手が悪すぎる。お前が事を交えれば・・・間違いなく氏ぬ。だから逃げてくれ」

ルフィ「俺もう逃げねえと決めた」

ロロノア・ゾロ「くだらないプライドは捨てろ。俺だっって二度と負けねえと誓ってから何度も負けてきた。お前も逃げて良いんだ」

ルフィ「かもしれない。でも、今はそうじゃない。俺はお前一人を残して逃げないぞ。もし逃げるなら二人一緒に逃げるぞ」

ロロノア・ゾロ「二人じゃダメだ。やつには追いつかれる。だから俺が引きつけてる間にお前一人で逃げるんだ」

ルフィ「お前が何度言おうと俺は逃げないぞ。もう決めてるんだ。お前ならわかるだろ?俺の頑固さ」

ロロノア・ゾロ「ああ、わかってる。その上で逃げろといっている。いいかルフィ、奴とお前が戦えば・・・100%氏ぬ」

ルフィ「この世に絶対なんてねぇ。俺は負けねえ」

ロロノア・ゾロ「・・・」

7: 2020/03/24(火) 15:54:30.487 ID:6xWTUatw0
ロロノア・ゾロ「・・・わかった。お前が逃げないなら俺が逃げる」

ルフィ「え!それはズルいぞ!」

ロロノア・ゾロ「じゃあなルフィ!俺は逃げる、ここは任せたぞ!」

ルフィ「お、おい待て!じゃあ俺も逃げる!」

ロロノア・ゾロ、物陰に隠れる

ロロノア・ゾロ「(さて・・・これでルフィは撒けたか。無事に逃げてくれよ・・・)」

ロロノア・ゾロ、物陰から現れる

ロロノア・ゾロ「悪いなルフィ、お前に逃げてもらうにはこうするしかなかった」

ルフィ「・・・そんなこったろうと思ったぜ」

ロロノア・ゾロ「ルフィ!?お前、どうして・・・」

ルフィ「何年付き合ってると思ってんだ。お前の行動くらいお見通しだ」

ロロノア・ゾロ「くそ!ダメだ・・・お前は氏んじゃダメなんだ・・・頼む!今は・・・今は逃げてくれ!!」

ルフィ「断る!!」

ロロノア・ゾロ「・・・わかった。お前がどうしても逃げないというなら、俺は今この場で切腹する」

8: 2020/03/24(火) 16:00:06.654 ID:6xWTUatw0
ルフィ「ああ!?」

ロロノア・ゾロ「お前が逃げれば、俺は後からおいかける。だがお前が逃げなければ・・・俺は切腹して氏ぬ。どうだ、逃げる気になったか?」

ルフィ「・・・」

ロロノア・ゾロ「・・・生き残るための選択なんだ。逃げてくれ」

ルフィ「・・・ダメだ、断る」

ロロノア・ゾロ「そういうと思ったよ。ザクゥ!!」

ロロノア・ゾロ 、自身の片腕を切り落とす

ルフィ「ゾロォーーー!!!」

ロロノア・ゾロ「はぁ・・・はぁ・・・これが覚悟だ・・・どうだ?これで俺は・・・もう剣士として氏んだ・・・海賊王のクルーには不要だろう。だから・・・去れ」

ルフィ「嫌だ・・・俺はお前と一緒に海賊王に・・・」

ロロノア・ゾロ「次だ。ザクゥ!!!」

ロロノア・ゾロ、自身の左足を切り落とす

ルフィ「やめろ!!」

ロロノア・ゾロ「ああ・・・やめてもいいぜ・・・お前が逃げるなら・・・な」

ルフィ「逃げねぇ・・・逃げねぇよ・・・!俺が・・・あいつを倒して!!お前と一緒に船にかえる!!!」

9: 2020/03/24(火) 16:01:47.853
はよ逃げろや

10: 2020/03/24(火) 16:10:26.747 ID:6xWTUatw0
ロロノア・ゾロ「・・・ちと血を流しすぎたか・・・もう・・・意識が・・・」

ルフィ「しっかりしろ!今オレがあいつを倒すからよ・・・!そしたらチョッパーが全部直してくれる・・・!」

ロロノア・ゾロ「何度も言わせるな・・・俺は逃げろといってるんだ。あいつと・・・戦うな」

ルフィ「その頼みは聞けねぇ・・・待ってろ、今あいつを倒す・・・!」

ロロノア・ゾロ「いいかげんにしろ・・・!!!俺の・・・最後の頼みかもしれねぇんだ・・・聞いてくれよ・・・頼むから・・・」

ルフィ「・・・最後にはならねえ・・・だからその頼みは聞けねえ」

ロロノア・ゾロ「・・・言ったはずだぜ・・・逃げなきゃ・・・切腹だ・・・」

ルフィ「その体じゃもう切腹する力もでねぇだろう。だから・・・少し休んでてくれ」

ロロノア・ゾロ「なめるなよ・・・片手でも・・・切腹くらい・・・」

ルフィ「させねぇ!!」

ルフィ、刀を蹴り飛ばす

11: 2020/03/24(火) 16:14:27.139 ID:6xWTUatw0
ロロノア・ゾロ「てめぇ・・・なんてことを!!」

ルフィ「これでもう切腹はできねぇ。俺は逃げないぞ」

ロロノア・ゾロ「はぁ・・・はぁ・・・くそ、頑固すぎるだろ・・・!どうしたら逃げてくれるんだよお前は」

ルフィ「お前こそ頑固だな。逃げないっていってるじゃねえか。いい加減諦めてくれ」

ロロノア・ゾロ「ルフィ、お前が救いようのない馬鹿野郎だってことはわかる。でも今回ばかりは本当にダメなんだ。お前とあいつは・・・相性が悪すぎる」

ルフィ「相性なんて関係ねえさ。相性が良いはずのエネル相手にも俺は結構苦戦した。そういうのは・・・覇気でどうにでもなる」

ロロノア・ゾロ「その覇気でも・・・無理なんだ・・・なぜならあいつは・・・」

俺「・・・そろそろいいか?」

12: 2020/03/24(火) 16:17:56.696 ID:6xWTUatw0
ロロノア・ゾロ「ぐあああああああああああああ」

ロロノア・ゾロ 吹き飛ぶ

ルフィ「ゾロ!?」

ロロノア・ゾロ「ああぐあ・・・はぁはぁ・・・見たかルフィ・・・"声圧"だけでこのザマだ・・・」

ルフィ「・・・!」

ロロノア・ゾロ「覇気がどうとかじゃねぇんだ・・・文字通り次元が違う。無理なんだ、勝つのは・・・」

ルフィ「・・・それでも・・・俺は・・・」

ロロノア・ゾロ「本当にこれが最後だ。やつの力を見たお前なら判断できるだろう・・・"逃げろ"」

13: 2020/03/24(火) 16:22:28.870 ID:6xWTUatw0
ルフィ「俺が、今ここで逃げたら・・・もう海賊王にはなれねえよ」

ロロノア・ゾロ「逃げるのは・・・敗北は恥じゃねえ・・・生きてこそ意味があるんだ・・・だから逃げてくれ」

ルフィ「逃げねえ」

ロロノア・ゾロ「逃げろ」

ルフィ「逃げねぇ!!!!!ドン!!!」

ロロノア・ゾロ「・・・」

ルフィ「どうした、もう言い返さないのか」

ロロノア・ゾロ「・・・」

ルフィ「ゾロ・・・」

ロロノア・ゾロ「・・・」

14: 2020/03/24(火) 16:22:55.842 ID:6xWTUatw0
ロロノア・ゾロ、出血多量により氏亡

~完~

3: 2020/03/24(火) 15:44:32.891
丼!

引用元: ロロノア・ゾロ「逃げろ・・・ルフィ!」