1: 2017/08/02(水) 22:54:10.409 ID:5KeGsFce0
ガヴ「ラフィエルに千里眼教えてもらったから試しにサターニャの家でも覗くか」
ガヴ「どれどれ……」
サターニャ『……』
ガヴ「ん? あいつなにやってるんだ?」
ガヴ「部屋の隅っこで体育座りしてるな」
サターニャ『……』
ガヴ「おい、動けよ! 全然面白くないな。やめるか」
ガヴ「待てよ、ん?」
ガヴ「これ……泣いてるのか?」
ガヴ「サターニャが泣いてる……」
サターニャ『うぅ……』ポロポロ
ガヴ「もしかしていじめか?」
ガヴ「………………」
ガヴ「仕方がないな、サターニャの家に行ってやるか」
ガヴ「どれどれ……」
サターニャ『……』
ガヴ「ん? あいつなにやってるんだ?」
ガヴ「部屋の隅っこで体育座りしてるな」
サターニャ『……』
ガヴ「おい、動けよ! 全然面白くないな。やめるか」
ガヴ「待てよ、ん?」
ガヴ「これ……泣いてるのか?」
ガヴ「サターニャが泣いてる……」
サターニャ『うぅ……』ポロポロ
ガヴ「もしかしていじめか?」
ガヴ「………………」
ガヴ「仕方がないな、サターニャの家に行ってやるか」
2: 2017/08/02(水) 22:55:51.013 ID:5KeGsFce0
サターニャの家
ガヴ「サターニャの部屋の合鍵を作っておいて良かった」
ガチャ バタン
がヴ「サターニャ!」
サターニャ「ガヴリール!?」
ガヴ「サターニャ、何かあったのか?」
サターニャ「そんな事あるわけないでしょ!!!!! 急に入って来てなによ!!」
ヴィーネ「(目が赤くなってる。ずっと泣いていたんだ)サターニャ、何があったんだよ。泣いてたの知ってるんだぞ」
サターニャ「私、最近ホームシックになったのよ。寂しくて寂しくて」
ガヴ「……」
サターニャ「どうしたの?」
ガヴ「いや、何でもない(ホームシックってしょうもないな)」
サターニャ「?」
ガヴ「ふむ。ほら、トランプあるだろ。ババ抜きするぞ」
サターニャ「ガヴリール……遊んでくれるの?」ポロポロ
ガヴ「当然だろ」
サターニャ「……」ポロポロ
ガヴ「悩み事があったらいつでも頼っていいんだからな。私達はその……友達………………なんだから」
サターニャ「ガヴリール……本当にありふぁとう」
がヴ「でも私も暇じゃないから明日からはヴィーネ達と遊べ」
サターニャ「え……」
ガヴ「サターニャの部屋の合鍵を作っておいて良かった」
ガチャ バタン
がヴ「サターニャ!」
サターニャ「ガヴリール!?」
ガヴ「サターニャ、何かあったのか?」
サターニャ「そんな事あるわけないでしょ!!!!! 急に入って来てなによ!!」
ヴィーネ「(目が赤くなってる。ずっと泣いていたんだ)サターニャ、何があったんだよ。泣いてたの知ってるんだぞ」
サターニャ「私、最近ホームシックになったのよ。寂しくて寂しくて」
ガヴ「……」
サターニャ「どうしたの?」
ガヴ「いや、何でもない(ホームシックってしょうもないな)」
サターニャ「?」
ガヴ「ふむ。ほら、トランプあるだろ。ババ抜きするぞ」
サターニャ「ガヴリール……遊んでくれるの?」ポロポロ
ガヴ「当然だろ」
サターニャ「……」ポロポロ
ガヴ「悩み事があったらいつでも頼っていいんだからな。私達はその……友達………………なんだから」
サターニャ「ガヴリール……本当にありふぁとう」
がヴ「でも私も暇じゃないから明日からはヴィーネ達と遊べ」
サターニャ「え……」
3: 2017/08/02(水) 22:57:51.854 ID:5KeGsFce0
ガヴの家
サターニャ「ヴィネットの家訪ねたけどいなかった」
ガヴ「……」
サターニャ「どうしよう?」
ガヴ「しょうがないな。でも、明日姉さんが来るんだ。それでも私の家にいるか?」
サターニャ「……うん」
ガヴ「サターニャ、今日と明日だけはお前に構ってやる。いいか、今日と明日だけだからな!!!」
サターニャ「……」
ガヴ「サターニャ、友達は何人いる?」
サターニャ「ガヴリールとヴィネットとラフィエルの三人」
ガヴ「うーん……。そうだ、一緒に部活はいらないか? 私試食部に入ってるからサターニャも入れよ」
サターニャ「試食部?」
ガヴ「サターニャって普通の料理はともかくお菓子作りとかは得意だろ」
サターニャ「まぁ、出来るけど」
ガヴ「あと、明日の姉さん対策だ。ヴィーネはまともだから許されたけど、私の友達が変な悪魔だと思われたら消されかねない」
サターニャ「け、消さ……消され」ガタガタ
ガヴ「まぁ、安心しろ。姉さんのツボは抑えてるから、私の言うとおりにしていれば大丈夫だ。……なぁ、サターニャ」
サターニャ「何?」
ガヴ「今日テンション低くないか?」
サターニャ「そう?」
サターニャ「ヴィネットの家訪ねたけどいなかった」
ガヴ「……」
サターニャ「どうしよう?」
ガヴ「しょうがないな。でも、明日姉さんが来るんだ。それでも私の家にいるか?」
サターニャ「……うん」
ガヴ「サターニャ、今日と明日だけはお前に構ってやる。いいか、今日と明日だけだからな!!!」
サターニャ「……」
ガヴ「サターニャ、友達は何人いる?」
サターニャ「ガヴリールとヴィネットとラフィエルの三人」
ガヴ「うーん……。そうだ、一緒に部活はいらないか? 私試食部に入ってるからサターニャも入れよ」
サターニャ「試食部?」
ガヴ「サターニャって普通の料理はともかくお菓子作りとかは得意だろ」
サターニャ「まぁ、出来るけど」
ガヴ「あと、明日の姉さん対策だ。ヴィーネはまともだから許されたけど、私の友達が変な悪魔だと思われたら消されかねない」
サターニャ「け、消さ……消され」ガタガタ
ガヴ「まぁ、安心しろ。姉さんのツボは抑えてるから、私の言うとおりにしていれば大丈夫だ。……なぁ、サターニャ」
サターニャ「何?」
ガヴ「今日テンション低くないか?」
サターニャ「そう?」
4: 2017/08/02(水) 22:59:52.280 ID:5KeGsFce0
ガヴ「分かったよ!! 明後日以降も構ってやるから心配するな」
サターニャ「ガヴリールっ!」
ガヴ「ただし絶対に隠し事はするなよ!! 悩み事は特にな!!!!」
サターニャ「なーはっはっはっはっは!」
ガヴ「急に元気になって、現金な奴だな」
サターニャ「ガヴリールの姉なんて怖くないわ!! 逆に返り討ちにしてやるのよ!!」
ガヴ「やるなら勝手にしろ。ただし、どうなっても知らないからな」
サターニャ「助けてガヴリールっ!!」ギュ
ガヴ「仕方ないなぁ。教えてやるよ」
サターニャ「教えなさい!」
ガヴ「いいか、姉さんのツボはサラサラヘアだ。私も妹のハニエルも元々はくせっ毛だが、姉さんの趣味に合わせてサラサラヘアにしている」
サターニャ「へぇ」
ガヴ「だから。ほら、髪ほどいてみろ」スル スル
サターニャ「きゃあ!」
ガヴ「まぁ、髪質は問題ないようだな」
サターニャ「この髪型気に入ってるのよ!!」
ガヴ「明日だけだ。我慢しろ」
サターニャ「むぅ!」
サターニャ「ガヴリールっ!」
ガヴ「ただし絶対に隠し事はするなよ!! 悩み事は特にな!!!!」
サターニャ「なーはっはっはっはっは!」
ガヴ「急に元気になって、現金な奴だな」
サターニャ「ガヴリールの姉なんて怖くないわ!! 逆に返り討ちにしてやるのよ!!」
ガヴ「やるなら勝手にしろ。ただし、どうなっても知らないからな」
サターニャ「助けてガヴリールっ!!」ギュ
ガヴ「仕方ないなぁ。教えてやるよ」
サターニャ「教えなさい!」
ガヴ「いいか、姉さんのツボはサラサラヘアだ。私も妹のハニエルも元々はくせっ毛だが、姉さんの趣味に合わせてサラサラヘアにしている」
サターニャ「へぇ」
ガヴ「だから。ほら、髪ほどいてみろ」スル スル
サターニャ「きゃあ!」
ガヴ「まぁ、髪質は問題ないようだな」
サターニャ「この髪型気に入ってるのよ!!」
ガヴ「明日だけだ。我慢しろ」
サターニャ「むぅ!」
5: 2017/08/02(水) 23:01:47.145 ID:5KeGsFce0
ガヴ「後は話し方だな。いいか、私の真似しろよ。おはようございます。お姉ちゃん」
サターニャ「どうせ正体ばれてるんだからそんなの関係ないんじゃないの?」
ガヴ「こういうのは雰囲気が大事なんだよ。図々しい態度をして怒られるよりお淑やかな態度をして怒られた方が軽く済むだろ」
サターニャ「どっちにしろ怒られるのね」
ガヴ「はい、もう一回。おはようございます。お姉ちゃん」
サターニャ「おはようございます、お姉ちゃん」
ガヴ「サターニャがお姉ちゃんって言うのは違うな。サターニャに合わせよう」
サターニャ「そうねっ!」
ガヴ「おはようございます、ゼルエルさん」
サターニャ「おはようございます、ゼルエルさん」
ガヴ「お荷物お持ちします!」
サターニャ「お荷物お持ちします!」
ガヴ「お疲れではないですか? 肩揉みますね」
サターニャ「お疲れではないですか? 肩揉みますね」
サターニャ「どうせ正体ばれてるんだからそんなの関係ないんじゃないの?」
ガヴ「こういうのは雰囲気が大事なんだよ。図々しい態度をして怒られるよりお淑やかな態度をして怒られた方が軽く済むだろ」
サターニャ「どっちにしろ怒られるのね」
ガヴ「はい、もう一回。おはようございます。お姉ちゃん」
サターニャ「おはようございます、お姉ちゃん」
ガヴ「サターニャがお姉ちゃんって言うのは違うな。サターニャに合わせよう」
サターニャ「そうねっ!」
ガヴ「おはようございます、ゼルエルさん」
サターニャ「おはようございます、ゼルエルさん」
ガヴ「お荷物お持ちします!」
サターニャ「お荷物お持ちします!」
ガヴ「お疲れではないですか? 肩揉みますね」
サターニャ「お疲れではないですか? 肩揉みますね」
7: 2017/08/02(水) 23:04:27.126 ID:5KeGsFce0
ゼルエル「元気か、ガヴリール」
サターニャ「おはようございます、お姉ちゃん」
ガヴ「うっ!」
ゼルエル「君は確かガヴリールの友達の悪魔の……。お姉ちゃん?」
ガヴ「あ、あの、ほら! お姉ちゃんはみんなのお姉ちゃんぽいから、お姉ちゃんって呼ぼうってサターニャちゃんに頼んだんだよ」
ゼルエル「私の事をお姉ちゃんと呼んでいいのは、私の妹達であるガヴリールとハニエルだけだ」
ガヴ「うっ!」
ゼルエル「次、お姉ちゃんと呼んだら破壊する」
サターニャ「すいません! ゼルエルさん!!」
ゼルエル「ふむ。それでいい」
サターニャ「お荷物お持ちします!」
ゼルエル「私は持ち物など持っていないぞ」
ガヴ「うっ!」
サターニャ「おはようございます、お姉ちゃん」
ガヴ「うっ!」
ゼルエル「君は確かガヴリールの友達の悪魔の……。お姉ちゃん?」
ガヴ「あ、あの、ほら! お姉ちゃんはみんなのお姉ちゃんぽいから、お姉ちゃんって呼ぼうってサターニャちゃんに頼んだんだよ」
ゼルエル「私の事をお姉ちゃんと呼んでいいのは、私の妹達であるガヴリールとハニエルだけだ」
ガヴ「うっ!」
ゼルエル「次、お姉ちゃんと呼んだら破壊する」
サターニャ「すいません! ゼルエルさん!!」
ゼルエル「ふむ。それでいい」
サターニャ「お荷物お持ちします!」
ゼルエル「私は持ち物など持っていないぞ」
ガヴ「うっ!」
9: 2017/08/02(水) 23:07:09.194 ID:5KeGsFce0
>>7
修正します。
修正します。
10: 2017/08/02(水) 23:09:06.473 ID:5KeGsFce0
翌日
ゼルエル「元気か、ガヴリール」
サターニャ「おはようございます、お姉ちゃん」
ガヴ「うっ!」
ゼルエル「君は確かガヴリールの友達の悪魔の……。お姉ちゃん?」
ガヴ「あ、あの、ほら! お姉ちゃんはみんなのお姉ちゃんぽいから、お姉ちゃんって呼ぼうってサターニャちゃんに頼んだんだよ」
ゼルエル「私の事をお姉ちゃんと呼んでいいのは、私の妹達であるガヴリールとハニエルだけだ」
ガヴ「うっ!」
ゼルエル「次、お姉ちゃんと呼んだら破壊する」
サターニャ「すいません! ゼルエルさん!!」
ゼルエル「ふむ。それでいい」
サターニャ「お荷物お持ちします!」
ゼルエル「私は持ち物など持っていないぞ」
ガヴ「うっ!」
ゼルエル「元気か、ガヴリール」
サターニャ「おはようございます、お姉ちゃん」
ガヴ「うっ!」
ゼルエル「君は確かガヴリールの友達の悪魔の……。お姉ちゃん?」
ガヴ「あ、あの、ほら! お姉ちゃんはみんなのお姉ちゃんぽいから、お姉ちゃんって呼ぼうってサターニャちゃんに頼んだんだよ」
ゼルエル「私の事をお姉ちゃんと呼んでいいのは、私の妹達であるガヴリールとハニエルだけだ」
ガヴ「うっ!」
ゼルエル「次、お姉ちゃんと呼んだら破壊する」
サターニャ「すいません! ゼルエルさん!!」
ゼルエル「ふむ。それでいい」
サターニャ「お荷物お持ちします!」
ゼルエル「私は持ち物など持っていないぞ」
ガヴ「うっ!」
11: 2017/08/02(水) 23:11:05.080 ID:5KeGsFce0
サターニャ「お疲れではないですか? 肩揉みますね」
ゼルエル「頼む」
サターニャ「では失礼します」モミモミ
ゼルエル「弱いな。もっと強く揉んでくれないか」
サターニャ「こうですか?」モミモミ
ゼルエル「ときにサターニャ、君の握力はどのくらいある?」
サターニャ「200キロくらいです」
ゼルエル「弱いな、どうりで気持ち良くないわけだ。私は273トンある。」
サターニャ「すいません」
ゼルエル「ガヴリール、いつものように肩を揉んでくれないか」
ガヴ「うん、もちろんだよ。お姉ちゃん」モミモミ
ゼルエル「あー。ガヴリールの手は小さくて柔らかくて気持ちいいな」
ガヴ「うん、そうだね(呆)」
ゼルエル「頼む」
サターニャ「では失礼します」モミモミ
ゼルエル「弱いな。もっと強く揉んでくれないか」
サターニャ「こうですか?」モミモミ
ゼルエル「ときにサターニャ、君の握力はどのくらいある?」
サターニャ「200キロくらいです」
ゼルエル「弱いな、どうりで気持ち良くないわけだ。私は273トンある。」
サターニャ「すいません」
ゼルエル「ガヴリール、いつものように肩を揉んでくれないか」
ガヴ「うん、もちろんだよ。お姉ちゃん」モミモミ
ゼルエル「あー。ガヴリールの手は小さくて柔らかくて気持ちいいな」
ガヴ「うん、そうだね(呆)」
12: 2017/08/02(水) 23:15:35.963 ID:5KeGsFce0
サターニャ「お紅茶お持ちしました。どうぞお召し上がり下さい」プルプル
ゼルエル「サターニャよ。どうしてそんなに震えているのだ?」
ガヴ「サターニャ、我慢だ。我慢しろ!」
サターニャ「もう無理!! あははははははは!!!! 私の名前は胡桃沢=サタニキア=マクドウェル! 地獄を統べる者!! 神の左腕になんか負けないわ!!」
ガヴ「神の右腕だぞ」
ゼルエル「神の腕だ。左右は付かん」
ガヴ「ああ。姉さん、サターニャを許してやってくれ!! こいつは悪ぶってるけど良い悪魔なんだよ。」
サターニャ「良い悪魔なんかじゃないわよ!! 大悪魔よ!!」
ゼルエル「ガヴリール!」
ガヴ「は、はい!」
ゼルエル「実は最近のガヴリールの行動を見ていた」
ガヴ「ありがとうございます!」
ゼルエル「この悪魔に友達を作ってあげようとしたり寂しさを紛らわせてあげようとしたりしたのだろう」
ガヴ「そうです!」
ゼルエル「確かにガヴリールは駄天し、落ちぶれた。しかし、根っこの部分、優しい所は変わっていなかったのだな」ウルウル
ガヴ「姉さん……」
ゼルエル「私の自慢の天使、いや妹だぞ、ガヴリール」ウルウル
ガヴ「なら、姉さん。サターニャの事は」
ゼルエル「もちろん不問だ」
ガヴ「さすがは私の自慢のお姉ちゃんだ! 心が広いなぁ」
ゼルエル「サターニャよ。どうしてそんなに震えているのだ?」
ガヴ「サターニャ、我慢だ。我慢しろ!」
サターニャ「もう無理!! あははははははは!!!! 私の名前は胡桃沢=サタニキア=マクドウェル! 地獄を統べる者!! 神の左腕になんか負けないわ!!」
ガヴ「神の右腕だぞ」
ゼルエル「神の腕だ。左右は付かん」
ガヴ「ああ。姉さん、サターニャを許してやってくれ!! こいつは悪ぶってるけど良い悪魔なんだよ。」
サターニャ「良い悪魔なんかじゃないわよ!! 大悪魔よ!!」
ゼルエル「ガヴリール!」
ガヴ「は、はい!」
ゼルエル「実は最近のガヴリールの行動を見ていた」
ガヴ「ありがとうございます!」
ゼルエル「この悪魔に友達を作ってあげようとしたり寂しさを紛らわせてあげようとしたりしたのだろう」
ガヴ「そうです!」
ゼルエル「確かにガヴリールは駄天し、落ちぶれた。しかし、根っこの部分、優しい所は変わっていなかったのだな」ウルウル
ガヴ「姉さん……」
ゼルエル「私の自慢の天使、いや妹だぞ、ガヴリール」ウルウル
ガヴ「なら、姉さん。サターニャの事は」
ゼルエル「もちろん不問だ」
ガヴ「さすがは私の自慢のお姉ちゃんだ! 心が広いなぁ」
13: 2017/08/02(水) 23:17:40.049 ID:5KeGsFce0
ゼルエル「それはそうと、サターニャ」
サターニャ「何?」
ゼルエル「君の本名はサタニキアと言ったな」
ガヴ「それがどうしたんだよ、姉さん」
ゼルエル「いや、どうも見た事のある顔だと思っていたら、サタニキアというのか」
ガヴ「もしかして姉さん、サターニャの事を知ってるのか?」
ゼルエル「ああ昔な。昔、ガヴリールがまだ天使幼稚園に入ったばかりの頃、私達が下界に観光行った時の話だ」
サターニャ「何?」
ゼルエル「君の本名はサタニキアと言ったな」
ガヴ「それがどうしたんだよ、姉さん」
ゼルエル「いや、どうも見た事のある顔だと思っていたら、サタニキアというのか」
ガヴ「もしかして姉さん、サターニャの事を知ってるのか?」
ゼルエル「ああ昔な。昔、ガヴリールがまだ天使幼稚園に入ったばかりの頃、私達が下界に観光行った時の話だ」
14: 2017/08/02(水) 23:20:10.255 ID:5KeGsFce0
昔
ゼルエル「ここが下界か」
ガヴ「怖いよ、ゼルお姉ちゃん」
ゼルエル「安心しろ、ガヴリール。もし人間がガヴリールに変な事をしたら私が懲らしめてやる」
ガヴ「地上の人に手を出したら駄目なんだよ」
ゼルエル「冗談だ」
ガヴ「目がマジだよ」
サターニャ「うわああああああぁぁぁぁぁん!!!! パパ!! ママ!! どこぉ!!! うわあああああああああん!!!!!!」ボロボロ
ゼルエル「誰かが泣いているな」
ガヴ「助けてあげようよ」
ゼルエル「だが、修行も積まずに人間を助ける事は基本的に禁止されている」
ガヴ「どうしたの? 迷子になったの?」
サターニャ「うん」
ゼルエル「ガヴリール!」
サターニャ「パパとママどこぉ!!」
ガヴ「大丈夫だよ。私達が付いているからね」
ゼルエル「仕方がないな、誰か人間の大人を呼んでくるからここで待っているのだぞ」
ガヴ「パパとママはどこにいるか分かる?」
サターニャ「あっち」
ガヴ「あっちだね、行ってみようか」
ゼルエル「ここが下界か」
ガヴ「怖いよ、ゼルお姉ちゃん」
ゼルエル「安心しろ、ガヴリール。もし人間がガヴリールに変な事をしたら私が懲らしめてやる」
ガヴ「地上の人に手を出したら駄目なんだよ」
ゼルエル「冗談だ」
ガヴ「目がマジだよ」
サターニャ「うわああああああぁぁぁぁぁん!!!! パパ!! ママ!! どこぉ!!! うわあああああああああん!!!!!!」ボロボロ
ゼルエル「誰かが泣いているな」
ガヴ「助けてあげようよ」
ゼルエル「だが、修行も積まずに人間を助ける事は基本的に禁止されている」
ガヴ「どうしたの? 迷子になったの?」
サターニャ「うん」
ゼルエル「ガヴリール!」
サターニャ「パパとママどこぉ!!」
ガヴ「大丈夫だよ。私達が付いているからね」
ゼルエル「仕方がないな、誰か人間の大人を呼んでくるからここで待っているのだぞ」
ガヴ「パパとママはどこにいるか分かる?」
サターニャ「あっち」
ガヴ「あっちだね、行ってみようか」
15: 2017/08/02(水) 23:23:59.071 ID:5KeGsFce0
サターニャ「ねぇ、あなたのお名前なんて言うの? 私はサタニキアよ」
ガヴ「サタニキアちゃんか。呼びにくいからサタちゃんって呼ぶね。私はガヴだよ。ねぇ、どうしてパパとママから離れちゃったの?」
サターニャ「パパとママがお菓子屋さんに入っていって、お外で待っててって言われて、私退屈で我慢できなくて、それで」
ガヴ「へぇ。それで離れちゃったんだ」
サターニャ「ガヴちゃんのパパとママはどこにいるの?」
ガヴ「私はお姉ちゃんと来たからパパとママはお家だよ。私のお姉ちゃんはね、まだ小さいのに神の腕って言われててすごいんだよ!!」
サターニャ「へぇ、かっこいいね」
ガヴ「でも、サタちゃん」
サターニャ「なに?」
ガヴ「ここって森の中だよね。こんな所にパパとママがいるの?」
サターニャ「え!? ここどこ!? パパとママは!?」
ガヴ「……。お姉ちゃんを呼ぶからちょっと向こう行っててね」
サターニャ「どうして?」
ガヴ「あの、お姉ちゃんを呼ぶ姿は他人に見せたら駄目って言われてるんだ」
サターニャ「そうなんだ」
ガヴ「あんまり遠くには行かないでよ」
サターニャ「分かった」
ガヴ「サタニキアちゃんか。呼びにくいからサタちゃんって呼ぶね。私はガヴだよ。ねぇ、どうしてパパとママから離れちゃったの?」
サターニャ「パパとママがお菓子屋さんに入っていって、お外で待っててって言われて、私退屈で我慢できなくて、それで」
ガヴ「へぇ。それで離れちゃったんだ」
サターニャ「ガヴちゃんのパパとママはどこにいるの?」
ガヴ「私はお姉ちゃんと来たからパパとママはお家だよ。私のお姉ちゃんはね、まだ小さいのに神の腕って言われててすごいんだよ!!」
サターニャ「へぇ、かっこいいね」
ガヴ「でも、サタちゃん」
サターニャ「なに?」
ガヴ「ここって森の中だよね。こんな所にパパとママがいるの?」
サターニャ「え!? ここどこ!? パパとママは!?」
ガヴ「……。お姉ちゃんを呼ぶからちょっと向こう行っててね」
サターニャ「どうして?」
ガヴ「あの、お姉ちゃんを呼ぶ姿は他人に見せたら駄目って言われてるんだ」
サターニャ「そうなんだ」
ガヴ「あんまり遠くには行かないでよ」
サターニャ「分かった」
16: 2017/08/02(水) 23:26:49.433 ID:5KeGsFce0
ガヴ「行ったね。まずは羽と輪っかをだして、天使の力を」
ドス
サターニャ「ぎゃああああああああ!!!!!!!!」
ガヴ「サタちゃん!? どうしたの!!」
サターニャ「痛い痛い痛いよ!!!」ボロボロ
ガヴ「転んで木の枝がお腹に刺さっちゃったの?」
サターニャ「痛いよ!! 助けてガヴちゃん!!」
ガヴ「うん、今助けてあげるからね」ピカァ
サターニャ「え? もうあんまり痛くない」
ガヴ「大丈夫だからね、サタちゃん」
サターニャ「え? 羽と輪っかが。ガヴちゃんって天使なの?」
ガヴ「そうだよ。もうすぐ治るし、お姉ちゃんも来るから安心してね」
サターニャ「ガヴちゃん……」
ガヴ「ほら、治った」
ゼルエル「ガヴリール!」
ガヴ「あ、ゼルお姉ちゃん」
ゼルエル「まさか、天使の力を使ったのか!?」
ガヴ「うん、そうだよ」
ゼルエル「まずは森を出よう。話はその後だ」
ドス
サターニャ「ぎゃああああああああ!!!!!!!!」
ガヴ「サタちゃん!? どうしたの!!」
サターニャ「痛い痛い痛いよ!!!」ボロボロ
ガヴ「転んで木の枝がお腹に刺さっちゃったの?」
サターニャ「痛いよ!! 助けてガヴちゃん!!」
ガヴ「うん、今助けてあげるからね」ピカァ
サターニャ「え? もうあんまり痛くない」
ガヴ「大丈夫だからね、サタちゃん」
サターニャ「え? 羽と輪っかが。ガヴちゃんって天使なの?」
ガヴ「そうだよ。もうすぐ治るし、お姉ちゃんも来るから安心してね」
サターニャ「ガヴちゃん……」
ガヴ「ほら、治った」
ゼルエル「ガヴリール!」
ガヴ「あ、ゼルお姉ちゃん」
ゼルエル「まさか、天使の力を使ったのか!?」
ガヴ「うん、そうだよ」
ゼルエル「まずは森を出よう。話はその後だ」
17: 2017/08/02(水) 23:28:50.109 ID:5KeGsFce0
ゼルエル「ガヴリール! どうして人間に天使の力を使った!!」
ガヴ「サタちゃんがお怪我して大変だったから」
ゼルエル「未熟者の天使が人間に対して力を使う事を禁止されているのは知ってるだろ!! 天界に知られれば懲罰は避けられないんだぞ!!」
ガヴ「ごめんなさい」
ゼルエル「仕方がない。少しでも罪を軽くしてもらえるように私も一緒に天界に謝る」
ガヴ「ありがとう、ゼルお姉ちゃん」
ゼルエル「しかし、棒打ち、懲役はあると覚悟しておけよ」
ガヴ「うん」
ゼルエル「あと、その子の両親らしき人が見つかった。合わせに行こう」
ガヴ「ありがとう。お姉ちゃん!」
ガヴ「サタちゃんがお怪我して大変だったから」
ゼルエル「未熟者の天使が人間に対して力を使う事を禁止されているのは知ってるだろ!! 天界に知られれば懲罰は避けられないんだぞ!!」
ガヴ「ごめんなさい」
ゼルエル「仕方がない。少しでも罪を軽くしてもらえるように私も一緒に天界に謝る」
ガヴ「ありがとう、ゼルお姉ちゃん」
ゼルエル「しかし、棒打ち、懲役はあると覚悟しておけよ」
ガヴ「うん」
ゼルエル「あと、その子の両親らしき人が見つかった。合わせに行こう」
ガヴ「ありがとう。お姉ちゃん!」
18: 2017/08/02(水) 23:31:11.083 ID:5KeGsFce0
サターニャ母「サタニキア!」
サターニャ父「サタニキア!」
ゼルエル「ん? サタニキア?」
サターニャ「パパァ! ママァ!」
サターニャ母「もう、どこ行ってたの!」
サターニャ父「心配したんだぞ」
ガヴ「良かったね、サタちゃん」
ゼルエル「なぁ、ガヴリール。そのサタちゃんと言う子の名前はサタニキアというのか?」
ガヴ「そうだよ」
サターニャ母「本当にありがとうございます」
サターニャ父「何とお礼を言っていいか」
ゼルエル「あのう、もしかしてあなた達は悪魔ですか?」
サターニャ母「ち、違いますよ!!」
サターニャ父「何を言ってるのかなぁ? あはははは」
ゼルエル「良かったなぁ! ガヴリール!! 人間に対して力を使ったならまだしも悪魔に対して使ったのなら罪は大分軽くなるぞ!!」
ガヴ「本当!?」
サターニャ母「え?」
サターニャ父「という事は」
ゼルエル「私達は天使なんです」
サターニャ母「そうでしたか!」
サターニャ父「本当に私の子がお世話になりました!!」
ゼルエル「では、私達は天界に用があるので帰ります」
サターニャ母「何かお礼でも」
サターニャ父「是非させて下さい!」
ゼルエル「いいえ、本当に急ぎの用事なので」
ガヴ「ばいばい、サタちゃん」
サターニャ「また会おうね、ガヴちゃん」
サターニャ父「サタニキア!」
ゼルエル「ん? サタニキア?」
サターニャ「パパァ! ママァ!」
サターニャ母「もう、どこ行ってたの!」
サターニャ父「心配したんだぞ」
ガヴ「良かったね、サタちゃん」
ゼルエル「なぁ、ガヴリール。そのサタちゃんと言う子の名前はサタニキアというのか?」
ガヴ「そうだよ」
サターニャ母「本当にありがとうございます」
サターニャ父「何とお礼を言っていいか」
ゼルエル「あのう、もしかしてあなた達は悪魔ですか?」
サターニャ母「ち、違いますよ!!」
サターニャ父「何を言ってるのかなぁ? あはははは」
ゼルエル「良かったなぁ! ガヴリール!! 人間に対して力を使ったならまだしも悪魔に対して使ったのなら罪は大分軽くなるぞ!!」
ガヴ「本当!?」
サターニャ母「え?」
サターニャ父「という事は」
ゼルエル「私達は天使なんです」
サターニャ母「そうでしたか!」
サターニャ父「本当に私の子がお世話になりました!!」
ゼルエル「では、私達は天界に用があるので帰ります」
サターニャ母「何かお礼でも」
サターニャ父「是非させて下さい!」
ゼルエル「いいえ、本当に急ぎの用事なので」
ガヴ「ばいばい、サタちゃん」
サターニャ「また会おうね、ガヴちゃん」
20: 2017/08/02(水) 23:34:07.815 ID:5KeGsFce0
現代
サターニャ「そんな事があったなんて……」
ガヴ「すっかり忘れてた」
ゼルエル「あの時は町のゴミ拾い程度の罰で済んで良かったな」
サターニャ「…………」
ガヴ「サターニャ」
サターニャ「…………」
ガヴ「サターニャ!」
サターニャ「な、なに!?」
ガヴ「なにボーとしてるんだよ」
サターニャ「いやあ。何でもない」
ゼルエル「用事も終わったし、帰るとするか」
ガヴ「用事って?」
ゼルエル「ガヴリールがきちんと天使としての心構えを本当に覚えてるかどうかを確かめに来た。ガヴリールは優しい天使に育ったのだな」
ガヴ「/// 面と向かって言われると少し恥ずかしいな」
ゼルエル「元気で暮らすのだぞ、ガヴリール」ピュン
ガヴ「帰ったな」
サターニャ「ねぇ、ガヴリール」
ガヴ「ん?」
サターニャ「今日ガヴリールの家に泊まっていい?」
サターニャ「そんな事があったなんて……」
ガヴ「すっかり忘れてた」
ゼルエル「あの時は町のゴミ拾い程度の罰で済んで良かったな」
サターニャ「…………」
ガヴ「サターニャ」
サターニャ「…………」
ガヴ「サターニャ!」
サターニャ「な、なに!?」
ガヴ「なにボーとしてるんだよ」
サターニャ「いやあ。何でもない」
ゼルエル「用事も終わったし、帰るとするか」
ガヴ「用事って?」
ゼルエル「ガヴリールがきちんと天使としての心構えを本当に覚えてるかどうかを確かめに来た。ガヴリールは優しい天使に育ったのだな」
ガヴ「/// 面と向かって言われると少し恥ずかしいな」
ゼルエル「元気で暮らすのだぞ、ガヴリール」ピュン
ガヴ「帰ったな」
サターニャ「ねぇ、ガヴリール」
ガヴ「ん?」
サターニャ「今日ガヴリールの家に泊まっていい?」
21: 2017/08/02(水) 23:36:59.695 ID:5KeGsFce0
夜
サターニャ「昔、あんな事があったのに、ガヴリールは私の命の恩人なのに、今までガヴリールに酷い事ばっかりして」
ガヴ「昔の事だ、気にするな」
サターニャ「でも、なにかお礼したいわ」
ガヴ「いいよ別に」
サターニャ「何かお礼させてよ」
ガヴ「別にいいって」
サターニャ「何かさせて!」
ガヴ「いらない!」
サターニャ「お願いっ!!」
ガヴ「分かったよ!」
サターニャ「本当!?」
ガヴ「サターニャ!」
サターニャ「何!」
ガヴ「私と、ずっと友達でいてくれるか?」
サターニャ「そんな事でいいの!? もちろんよ!」
ガヴ「ただし、友達が私とかヴィーネだけっていうのは駄目だからなっ!! 寂しくならないようにもっと友達作れよ!!」
サターニャ「そのためにも明日試食部に行きましょうね!!!」
ガヴ「ああ」
サターニャ「昔、あんな事があったのに、ガヴリールは私の命の恩人なのに、今までガヴリールに酷い事ばっかりして」
ガヴ「昔の事だ、気にするな」
サターニャ「でも、なにかお礼したいわ」
ガヴ「いいよ別に」
サターニャ「何かお礼させてよ」
ガヴ「別にいいって」
サターニャ「何かさせて!」
ガヴ「いらない!」
サターニャ「お願いっ!!」
ガヴ「分かったよ!」
サターニャ「本当!?」
ガヴ「サターニャ!」
サターニャ「何!」
ガヴ「私と、ずっと友達でいてくれるか?」
サターニャ「そんな事でいいの!? もちろんよ!」
ガヴ「ただし、友達が私とかヴィーネだけっていうのは駄目だからなっ!! 寂しくならないようにもっと友達作れよ!!」
サターニャ「そのためにも明日試食部に行きましょうね!!!」
ガヴ「ああ」
23: 2017/08/02(水) 23:40:28.940 ID:5KeGsFce0
数週間後
サターニャ「委員長! 上野! 田中! ガヴリール! カツ丼出来たわよ!!」
委員長「美味しい!」モグモグ
田中「カツ丼なのにカツがサクサクしてるわ!」モグモグ
上野「上手くなったわね!」モグモグ
ガヴ「お代わり!」モグモグ
委員長「早っ!」
サターニャ「ほら、どんどん食べなさい!」
ガヴ「……」ガツガツ
委員長「胡桃沢さんも上手くなったわね」
田中「来たばっかりの時なんてお菓子以外全然だったのにね」
上野「もうこんなに美味しくなってね」
サターニャ「当然よ! 私に不可能な事なんてないんだから!」
委員長「特にお菓子は絶品ね」
サターニャ「委員長! 上野! 田中! ガヴリール! カツ丼出来たわよ!!」
委員長「美味しい!」モグモグ
田中「カツ丼なのにカツがサクサクしてるわ!」モグモグ
上野「上手くなったわね!」モグモグ
ガヴ「お代わり!」モグモグ
委員長「早っ!」
サターニャ「ほら、どんどん食べなさい!」
ガヴ「……」ガツガツ
委員長「胡桃沢さんも上手くなったわね」
田中「来たばっかりの時なんてお菓子以外全然だったのにね」
上野「もうこんなに美味しくなってね」
サターニャ「当然よ! 私に不可能な事なんてないんだから!」
委員長「特にお菓子は絶品ね」
26: 2017/08/02(水) 23:46:42.510 ID:5KeGsFce0
田中「あ! 今度の日曜日にまち子の家でケーキ作らない?」
上野「それいいわね! やろうやろう!」
サターニャ「仕方がないわねぇ。行ってあげるわ!」
委員長「日曜日の午後私の家に集合ね」
田中「楽しみにしてるから!」
上野「遅れないでよ!」
ガヴ「(友達が出来て良かったな。調理部に入らせて良かった)」モグモグ
サターニャ「ガヴリール!」
ガヴ「ん?」
サターニャ「ガヴリールも日曜日に委員長の家来るでしょ!」
田中「天真さんも来るの?」
上野「一緒にケーキ作ろう。ね」
ガヴ「仕方ないな」
委員長「あ、胡桃沢さん私の家知らないから天真さん連れて行ってあげてね」
ガヴ「分かったよ」
サターニャ「ガヴリール!」
ガヴ「なんだよ、サターニャ」
サターニャ「ありがとね、友達を作らせてくれて。もう寂しくないわ」
ガヴ「ふん! 良かったな」
サターニャ「私にどんなに友達が出来ても、ガヴリールが一番の友達だからね」
ガヴ「/// ありがとよ」
田中「何々、何話してるの?」
上野「楽しい事?」
委員長「教えてよ」
ガヴ「/// 教えない!」
完
上野「それいいわね! やろうやろう!」
サターニャ「仕方がないわねぇ。行ってあげるわ!」
委員長「日曜日の午後私の家に集合ね」
田中「楽しみにしてるから!」
上野「遅れないでよ!」
ガヴ「(友達が出来て良かったな。調理部に入らせて良かった)」モグモグ
サターニャ「ガヴリール!」
ガヴ「ん?」
サターニャ「ガヴリールも日曜日に委員長の家来るでしょ!」
田中「天真さんも来るの?」
上野「一緒にケーキ作ろう。ね」
ガヴ「仕方ないな」
委員長「あ、胡桃沢さん私の家知らないから天真さん連れて行ってあげてね」
ガヴ「分かったよ」
サターニャ「ガヴリール!」
ガヴ「なんだよ、サターニャ」
サターニャ「ありがとね、友達を作らせてくれて。もう寂しくないわ」
ガヴ「ふん! 良かったな」
サターニャ「私にどんなに友達が出来ても、ガヴリールが一番の友達だからね」
ガヴ「/// ありがとよ」
田中「何々、何話してるの?」
上野「楽しい事?」
委員長「教えてよ」
ガヴ「/// 教えない!」
完
27: 2017/08/02(水) 23:54:14.949
弱っているサターニャも悪くない乙
28: 2017/08/03(木) 00:02:27.710
乙
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