1: 2011/02/03(木) 01:37:48.29
ミサト「彼女が2号機パイロット、真希波・マリ・イラストリアスよ」
マリ「………!」スッ クンカクンカ
トウジ・ケンスケ「!?」
シンジ「うわっ!ちょっ!」
マリ「いい匂い……LCLの香り……」
シンジ「えっ、ええっ」
マリ「君が零号機……いや、初号機パイロットかな?」
ミサト「その通りよ。初号機パイロットの碇シンジ君」
マリ「よろしくね。ネルフのわんこ君っ」
シンジ「よ、よろしく……」
マリ「………!」スッ クンカクンカ
トウジ・ケンスケ「!?」
シンジ「うわっ!ちょっ!」
マリ「いい匂い……LCLの香り……」
シンジ「えっ、ええっ」
マリ「君が零号機……いや、初号機パイロットかな?」
ミサト「その通りよ。初号機パイロットの碇シンジ君」
マリ「よろしくね。ネルフのわんこ君っ」
シンジ「よ、よろしく……」
9: 2011/02/03(木) 01:45:50.09 ID:cF/00h7X0
シンジ「ただいm……って何これ!僕の部屋が……」
ガラッ
マリ「あー、ごめんごめん。置く場所なかったから、とりあえず入れさせてもらったよ」
シンジ「真希波!なんでここに……」
マリ「さぁてね。なんででしょー」
シンジ「僕の部屋……」
マリ「まぁ片付けるまで我慢してよ。それまで一緒に寝たげるからさー♪」ダキッ
シンジ「ちょっ!やめ……」
ミサト「はいはいそこまでー」
マリ「にゃ?」
シンジ「ミサトさん!どうして真希波が……」
ミサト「エヴァーのパイロット同士、同じ釜の飯を食って仲良くやってもらおうと思ってね~」
マリ「おー」
シンジ「そ、そんなぁ……」
ガラッ
マリ「あー、ごめんごめん。置く場所なかったから、とりあえず入れさせてもらったよ」
シンジ「真希波!なんでここに……」
マリ「さぁてね。なんででしょー」
シンジ「僕の部屋……」
マリ「まぁ片付けるまで我慢してよ。それまで一緒に寝たげるからさー♪」ダキッ
シンジ「ちょっ!やめ……」
ミサト「はいはいそこまでー」
マリ「にゃ?」
シンジ「ミサトさん!どうして真希波が……」
ミサト「エヴァーのパイロット同士、同じ釜の飯を食って仲良くやってもらおうと思ってね~」
マリ「おー」
シンジ「そ、そんなぁ……」
11: 2011/02/03(木) 01:53:16.93 ID:cF/00h7X0
マリ『ん? お? おおー!!』
ガラッ
マリ「何これ!ねぇ何この生き物!」
シンジ「ああ、ペンギンって言うんだよ。名前はペンペ…」クルッ
マリ「へぇーペンペンかー。よーしよしよしよし」ワシャワシャ
ペンペン「くぇーっ」
シンジ「ま……真希波っ!」
マリ「ん?……ああー……キャーエOチ!」バッ
シンジ「いいから!早く服を……」
マリ「にゃっはっはwww照れるな少年www」
シンジ「知らないよっ!」プイッ
マリ「怒んないでよー」ダキー
シンジ「だから服着てってば!」
ガラッ
マリ「何これ!ねぇ何この生き物!」
シンジ「ああ、ペンギンって言うんだよ。名前はペンペ…」クルッ
マリ「へぇーペンペンかー。よーしよしよしよし」ワシャワシャ
ペンペン「くぇーっ」
シンジ「ま……真希波っ!」
マリ「ん?……ああー……キャーエOチ!」バッ
シンジ「いいから!早く服を……」
マリ「にゃっはっはwww照れるな少年www」
シンジ「知らないよっ!」プイッ
マリ「怒んないでよー」ダキー
シンジ「だから服着てってば!」
14: 2011/02/03(木) 01:57:54.91 ID:cF/00h7X0
屋上
シンジ「…………」
アスカ「うわああああどいてどいて!」バサー
シンジ「!?」
ドサーッ
アスカ「いつつつつ……あんたバカぁ!?どけって言ったんだからさっさとどきなさいよ!」
シンジ「そんな、急に言われたって……」
プルルルル プルルルル
アスカ「……フンッ!(ピッ) もしもし? 風に流されちゃった。どっかの学校みたい……」
シンジ「…………」
アスカ「言っとくけど! あんた、このこと誰にも言うんじゃないわよ! わかった?」
シンジ「え、あ、うん……」
アスカ「……フンッ!」タタタタ…
シンジ「なんなんだよ……」
シンジ「…………」
アスカ「うわああああどいてどいて!」バサー
シンジ「!?」
ドサーッ
アスカ「いつつつつ……あんたバカぁ!?どけって言ったんだからさっさとどきなさいよ!」
シンジ「そんな、急に言われたって……」
プルルルル プルルルル
アスカ「……フンッ!(ピッ) もしもし? 風に流されちゃった。どっかの学校みたい……」
シンジ「…………」
アスカ「言っとくけど! あんた、このこと誰にも言うんじゃないわよ! わかった?」
シンジ「え、あ、うん……」
アスカ「……フンッ!」タタタタ…
シンジ「なんなんだよ……」
19: 2011/02/03(木) 02:17:33.02 ID:cF/00h7X0
日本海洋生態系保存研究機構の見学
トウジ「おおー!でっかい水槽やなー!」
ケンスケ「すごい!すごすぎる!」
マリ「うおー!さぁ行くぞ少年!」
シンジ「ちょっと待っ……まだ綾波が……」
レイ「…………」
マリ「わーなんかいっぱいいる!」
ペンギン達「くぇーっ」
トウジ「おおー!でっかい水槽やなー!」
ケンスケ「すごい!すごすぎる!」
マリ「うおー!さぁ行くぞ少年!」
シンジ「ちょっと待っ……まだ綾波が……」
レイ「…………」
マリ「わーなんかいっぱいいる!」
ペンギン達「くぇーっ」
20: 2011/02/03(木) 02:23:59.56 ID:cF/00h7X0
トウジ「おっ?」
マリ「美味しい…」
ケンスケ「あの九割人造肉がこうも美味しくなるとは……」
加持「シンジ君、台所に立つ男はモテるぞ」
シンジ「いや、そんな……」
マリ「家のご飯も全部やってくれてるもんねー♪」
シンジ「だからくっつかないで……」
ケンスケ「くそう碇のやつばっかり……トウジどう思う」
トウジ「ワシは絶対やらんぞー」
レイ「…………」
マリ「美味しい…」
ケンスケ「あの九割人造肉がこうも美味しくなるとは……」
加持「シンジ君、台所に立つ男はモテるぞ」
シンジ「いや、そんな……」
マリ「家のご飯も全部やってくれてるもんねー♪」
シンジ「だからくっつかないで……」
ケンスケ「くそう碇のやつばっかり……トウジどう思う」
トウジ「ワシは絶対やらんぞー」
レイ「…………」
26: 2011/02/03(木) 02:33:51.58 ID:cF/00h7X0
シンジ「綾波どうしたの? 食べてないみたいだけど……」
レイ「肉、食べないだけ」
マリ「む。そーゆーのは良くない。実に良くない」ズイッ
レイ「………」
マリ「生き物は生き物を食べて生きてるんだから、折角の食事は残さず食べないと申し訳ないぞ?」
レイ「…………」
マリ「愛想がないなぁー」ムニムニ
レイ「………」
マリ「うりうりw」ムニムニ
レイ「………ひゃめて」
トウジ「ほいほい、そんならワシが……」
ペンペン「くぇーっ」
レイ「肉、食べないだけ」
マリ「む。そーゆーのは良くない。実に良くない」ズイッ
レイ「………」
マリ「生き物は生き物を食べて生きてるんだから、折角の食事は残さず食べないと申し訳ないぞ?」
レイ「…………」
マリ「愛想がないなぁー」ムニムニ
レイ「………」
マリ「うりうりw」ムニムニ
レイ「………ひゃめて」
トウジ「ほいほい、そんならワシが……」
ペンペン「くぇーっ」
31: 2011/02/03(木) 02:44:35.94 ID:cF/00h7X0
第八使徒襲来
マリ「手で受け止める?」
ミサト「そうよ。エヴァーでATフィールドを全開にして受け止めるほかに、あの使徒を止める方法はないわ」
マリ「ありゃー」
ミサト「よって、この作戦はエヴァー三体による同時展開とします。三人の力で、奇跡を起こすのよ」
マリ「よろしくねっ、レイ♪」
レイ「……ええ」
マリ「ふふっ」
シンジ「………あの、勝算は」
ミサト「神のみぞ知る、ってところね」
マリ「んじゃー神様に嫌われないようにがんばりましょー」
シンジ「お……おー」
マリ「手で受け止める?」
ミサト「そうよ。エヴァーでATフィールドを全開にして受け止めるほかに、あの使徒を止める方法はないわ」
マリ「ありゃー」
ミサト「よって、この作戦はエヴァー三体による同時展開とします。三人の力で、奇跡を起こすのよ」
マリ「よろしくねっ、レイ♪」
レイ「……ええ」
マリ「ふふっ」
シンジ「………あの、勝算は」
ミサト「神のみぞ知る、ってところね」
マリ「んじゃー神様に嫌われないようにがんばりましょー」
シンジ「お……おー」
33: 2011/02/03(木) 02:57:45.66 ID:cF/00h7X0
初号機、落下地点に到着
シンジ「ATフィールド、全開ッ!」フォォォオオ
使徒「………」ガシッ
シンジ「!?」
メキメキメキ……
シンジ「うああああああ!!」
マリ「シンジ!」
レイ「2号機、コアを」
マリ「おっけー!」シャキン
マリ「にゃっ!」ズバッ
カキン!
マリ「外した!?」
シンジ「ATフィールド、全開ッ!」フォォォオオ
使徒「………」ガシッ
シンジ「!?」
メキメキメキ……
シンジ「うああああああ!!」
マリ「シンジ!」
レイ「2号機、コアを」
マリ「おっけー!」シャキン
マリ「にゃっ!」ズバッ
カキン!
マリ「外した!?」
35: 2011/02/03(木) 03:01:04.83 ID:cF/00h7X0
シンジ「マリ……早く……」メキメキメキメキ
マリ「慌てなさんな!」
マリ「あと30秒ッ!」ゾクゾクッ
ガシッ
レイ「ぐうっ!」
マリ「レイ!」
シンジ「マリ……」
レイ「早く……」
マリ「にゃーっ!!」ザクッ!
使徒「………」フッ
ドバァァァァァ
マリ「慌てなさんな!」
マリ「あと30秒ッ!」ゾクゾクッ
ガシッ
レイ「ぐうっ!」
マリ「レイ!」
シンジ「マリ……」
レイ「早く……」
マリ「にゃーっ!!」ザクッ!
使徒「………」フッ
ドバァァァァァ
39: 2011/02/03(木) 03:13:56.76 ID:cF/00h7X0
深夜・シンジの部屋
ガラッ
マリ「………」スッ
シンジ「っ!ちょっ」
マリ「んふふ。いっしょに寝よっかなーと思ってさ」
シンジ「え、いや……」
マリ「いーから。そのまま」
シンジ「……はい…………あの、マリはなんでエヴァに乗るの?」
マリ「?……楽しいから、かなぁ」
シンジ「楽しいから……」
マリ「変な質問するね。エヴァに乗るのに、そんなにたいそうな理由が必要?」
シンジ「……わからない」
ガラッ
マリ「………」スッ
シンジ「っ!ちょっ」
マリ「んふふ。いっしょに寝よっかなーと思ってさ」
シンジ「え、いや……」
マリ「いーから。そのまま」
シンジ「……はい…………あの、マリはなんでエヴァに乗るの?」
マリ「?……楽しいから、かなぁ」
シンジ「楽しいから……」
マリ「変な質問するね。エヴァに乗るのに、そんなにたいそうな理由が必要?」
シンジ「……わからない」
41: 2011/02/03(木) 03:18:02.42 ID:cF/00h7X0
マリ「じゃあ逆に聞くけど、君はなんでエヴァに乗ってるの?」
シンジ「……よく、わからない」
マリ「ふむ……」
シンジ「父さんに、褒めて欲しいのかな」
マリ「…………」
シンジ「今日初めて褒められて……嬉しかった。僕のことを認めてくれたのかな……」
マリ「……アタシは、認めてるよ」
シンジ「えっ?」
マリ「今日は、ありがと」ギュッ
シンジ「………うん」
シンジ「……よく、わからない」
マリ「ふむ……」
シンジ「父さんに、褒めて欲しいのかな」
マリ「…………」
シンジ「今日初めて褒められて……嬉しかった。僕のことを認めてくれたのかな……」
マリ「……アタシは、認めてるよ」
シンジ「えっ?」
マリ「今日は、ありがと」ギュッ
シンジ「………うん」
46: 2011/02/03(木) 03:31:31.10 ID:cF/00h7X0
学校・昼休み
トウジ「さぁーて、メシやメシ!」
「あ、お弁当作ってないの?」
「ごめん。今朝は宿題してて……」
トウジ「ん?」ガラッ
マリ「んじゃーたまにはアタシがおごったげるよ」
シンジ「いや、いいよ別に……」
マリ「ダーメ。毎日ご飯作ってもらってるんだから、これぐらいさせてよー」
シンジ「う……ん、じゃあ」
マリ「はい、けってーい」
シンジ「でも、今から購買行っても」
マリ「んっふっふー。たまには外の世界に出てみるのもいいんじゃない?」
シンジ「コンビニってこと? ダメだよ校門見張られてるし」
トウジ「さぁーて、メシやメシ!」
「あ、お弁当作ってないの?」
「ごめん。今朝は宿題してて……」
トウジ「ん?」ガラッ
マリ「んじゃーたまにはアタシがおごったげるよ」
シンジ「いや、いいよ別に……」
マリ「ダーメ。毎日ご飯作ってもらってるんだから、これぐらいさせてよー」
シンジ「う……ん、じゃあ」
マリ「はい、けってーい」
シンジ「でも、今から購買行っても」
マリ「んっふっふー。たまには外の世界に出てみるのもいいんじゃない?」
シンジ「コンビニってこと? ダメだよ校門見張られてるし」
47: 2011/02/03(木) 03:35:01.77 ID:cF/00h7X0
マリ「へーきへーき。行くぞ若者ー」
シンジ「ちょ、待ってってば」
ケンスケ「はいはい。お二人とも、仲のよろしいことで」
トウジ「ホンマ、うるさくてしゃーないわ」
シンジ「そんなんじゃ…」
マリ「おや? 鈴原だってヒk」
トウジ「ッ!! アホ!何言うてんねん!」
マリ「べっつにぃー?」
ケンスケ「ちくしょう碇のみならずトウジまで……」
トウジ「ア、アホ!何もないゆーてるやろ!なな何見てんねんお前らー!」
クラスメイト「あはははは」「ははははは」
マリ「はっはっはっは!」
シンジ「……ははっ」クスッ
シンジ「ちょ、待ってってば」
ケンスケ「はいはい。お二人とも、仲のよろしいことで」
トウジ「ホンマ、うるさくてしゃーないわ」
シンジ「そんなんじゃ…」
マリ「おや? 鈴原だってヒk」
トウジ「ッ!! アホ!何言うてんねん!」
マリ「べっつにぃー?」
ケンスケ「ちくしょう碇のみならずトウジまで……」
トウジ「ア、アホ!何もないゆーてるやろ!なな何見てんねんお前らー!」
クラスメイト「あはははは」「ははははは」
マリ「はっはっはっは!」
シンジ「……ははっ」クスッ
51: 2011/02/03(木) 03:45:15.23 ID:cF/00h7X0
葛城宅の朝
ミサト「マリー、洗顔ソープ貸してー」
マリ「あーアタシのも切れてるわー」
ミサト「うっそーん」
マリ「シンジー、アンタの借りるよー」
ミサト「ちょっとアタシ先に使わせてよー」
シンジ「いいけど……ま、いっか……」
シンジ(……中学男子のニキビ予防は深刻なんだからカンベンしてよ……)
ミサト「マリー、洗顔ソープ貸してー」
マリ「あーアタシのも切れてるわー」
ミサト「うっそーん」
マリ「シンジー、アンタの借りるよー」
ミサト「ちょっとアタシ先に使わせてよー」
シンジ「いいけど……ま、いっか……」
シンジ(……中学男子のニキビ予防は深刻なんだからカンベンしてよ……)
53: 2011/02/03(木) 03:50:40.76 ID:cF/00h7X0
再び学校・昼
マリ「いただきまーす」
ヒカリ「いただきます」
マリ「今日もキレイに作ってくれて……感謝感謝」モグモグ
ヒカリ「あの……マリ?」
マリ「うん?」モグモグ
ヒカリ「……あたしと鈴原のこと、なんで知ってたの……?」
マリ「…………」モグm
ヒカリ「…………」
マリ「…………」ゴクン
ヒカリ「…………」
マリ「わータコさんウィンナーだー」モグモグ
ヒカリ「ちょ……なんで知……ちょ……」
マリ「いただきまーす」
ヒカリ「いただきます」
マリ「今日もキレイに作ってくれて……感謝感謝」モグモグ
ヒカリ「あの……マリ?」
マリ「うん?」モグモグ
ヒカリ「……あたしと鈴原のこと、なんで知ってたの……?」
マリ「…………」モグm
ヒカリ「…………」
マリ「…………」ゴクン
ヒカリ「…………」
マリ「わータコさんウィンナーだー」モグモグ
ヒカリ「ちょ……なんで知……ちょ……」
56: 2011/02/03(木) 04:04:53.95 ID:cF/00h7X0
時間は前後して―――日本に来る前のアスカの様子
オペレータ『思考言語固定をお願いします』
アスカ「ドイツ語で!」
加持『悪いな。新型スーツが間に合わなくて。しかも仮設機で実戦とは……誠にすまない』
アスカ「任せて!加持さんのためなら……」
加持『よろしく頼む』
アスカ「よーし、行くわよアスカ……」
アスカ「エヴァンゲリオン仮設5号機、起動!」
――アスカと仮設5号機は無事使徒を倒しましたとさ。
オペレータ『思考言語固定をお願いします』
アスカ「ドイツ語で!」
加持『悪いな。新型スーツが間に合わなくて。しかも仮設機で実戦とは……誠にすまない』
アスカ「任せて!加持さんのためなら……」
加持『よろしく頼む』
アスカ「よーし、行くわよアスカ……」
アスカ「エヴァンゲリオン仮設5号機、起動!」
――アスカと仮設5号機は無事使徒を倒しましたとさ。
59: 2011/02/03(木) 04:27:04.86 ID:cF/00h7X0
学校
シンジ「綾波……その手、どうしたの?」
レイ「今は秘密。もうちょっと、上手くなったら話す」
シンジ「………」ニコッ
マリ「………」
マリ「あっちゃー、やっちゃったわー」
ミサト「ただいま……ん?アンタ……鍋焦がした?」
マリ「料理のできない女ってのはツラいねぇー」
ミサト「そーよー。大人になって困るわよー」
マリ「おおー、重みのある言葉」
ミサト「どーいう意味よ」
シンジ「綾波……その手、どうしたの?」
レイ「今は秘密。もうちょっと、上手くなったら話す」
シンジ「………」ニコッ
マリ「………」
マリ「あっちゃー、やっちゃったわー」
ミサト「ただいま……ん?アンタ……鍋焦がした?」
マリ「料理のできない女ってのはツラいねぇー」
ミサト「そーよー。大人になって困るわよー」
マリ「おおー、重みのある言葉」
ミサト「どーいう意味よ」
60: 2011/02/03(木) 04:28:27.52 ID:cF/00h7X0
ミサト「ところで、急に料理なんて始めてどうしたのよ」
マリ「んー、シンジ見てたらできた方がいいかなー……って」
ミサト「そうね。その心がけは大事よ。レイも頑張ってるみたいだし」
マリ「レイが?」
ミサト「手料理で食事会を開いて、シンちゃんと碇司令をくっつけようとしてるみたい」ペラ
『2号機パイロット様江』
マリ「へぇー。がんばるねぇ」
ミサト「サプライズなんだから、バラしちゃダメよ」
マリ「ういー」
マリ「んー、シンジ見てたらできた方がいいかなー……って」
ミサト「そうね。その心がけは大事よ。レイも頑張ってるみたいだし」
マリ「レイが?」
ミサト「手料理で食事会を開いて、シンちゃんと碇司令をくっつけようとしてるみたい」ペラ
『2号機パイロット様江』
マリ「へぇー。がんばるねぇ」
ミサト「サプライズなんだから、バラしちゃダメよ」
マリ「ういー」
63: 2011/02/03(木) 04:39:11.53 ID:cF/00h7X0
3号機、日本へ
マリ「ええー!2号機を凍結!?」
リツコ「バチカン条約、知ってるでしょ。各国のエヴァ保有数は三体と決められているの」
マリ「だからってなんでアタシの弐号機が……」
マヤ「2号機のパスはまだユーロが持ってるの。あたしたちにはどうにもできないのよ」
マリ「はぁ……エヴァに乗れない……つまんない……」ショボーン
リツコ「何を言ってるの。エヴァは兵器よ。面白いとか、つまらないという問題ではないわ」
マリ「はいはい……」ショボーン
マリ「ええー!2号機を凍結!?」
リツコ「バチカン条約、知ってるでしょ。各国のエヴァ保有数は三体と決められているの」
マリ「だからってなんでアタシの弐号機が……」
マヤ「2号機のパスはまだユーロが持ってるの。あたしたちにはどうにもできないのよ」
マリ「はぁ……エヴァに乗れない……つまんない……」ショボーン
リツコ「何を言ってるの。エヴァは兵器よ。面白いとか、つまらないという問題ではないわ」
マリ「はいはい……」ショボーン
64: 2011/02/03(木) 04:42:47.19 ID:cF/00h7X0
エレベーター
レイ「…………」
マリ「…………」
レイ「エヴァは、心の鏡」
マリ「ん?」
レイ「エヴァに頼らなくていい。あなたには、エヴァに乗らない幸せがある」
マリ「幸せ、ねぇ……しーあわっせはーあーるいってこーない……ってね」
レイ「…………」
マリ「そういう君の『エヴァに乗らない幸せ』は……シンジと一緒にいること、かな?」
レイ「…………」
マリ「シンジのこと、好きでしょ?」
レイ「……わからない。でも、一緒にいると、ポカポカする。碇君にも、ポカポカしてほしい」
マリ「……それが、好きってことじゃない?」ニッ
レイ「…………」
マリ「…………」
レイ「エヴァは、心の鏡」
マリ「ん?」
レイ「エヴァに頼らなくていい。あなたには、エヴァに乗らない幸せがある」
マリ「幸せ、ねぇ……しーあわっせはーあーるいってこーない……ってね」
レイ「…………」
マリ「そういう君の『エヴァに乗らない幸せ』は……シンジと一緒にいること、かな?」
レイ「…………」
マリ「シンジのこと、好きでしょ?」
レイ「……わからない。でも、一緒にいると、ポカポカする。碇君にも、ポカポカしてほしい」
マリ「……それが、好きってことじゃない?」ニッ
65: 2011/02/03(木) 04:49:15.43 ID:cF/00h7X0
葛城宅
シンジ「ただいまー」
マリ「…………」ショボーン
シンジ「……2号機のことは仕方ないよ。そういう決まりだし」
マリ「つまんない……」
シンジ「……元気だしなよ」ナデナデ
マリ「………にゃ」
シンジ「ただいまー」
マリ「…………」ショボーン
シンジ「……2号機のことは仕方ないよ。そういう決まりだし」
マリ「つまんない……」
シンジ「……元気だしなよ」ナデナデ
マリ「………にゃ」
68: 2011/02/03(木) 04:59:39.99 ID:cF/00h7X0
リツコ「それじゃ、テストパイロットはマリで決まりね」
マリ「またエヴァに乗れる……うっふふー♪」
ミサト「がんばってきなさい」
マリ「ういー」
マリ「またエヴァに乗れる……うっふふー♪」
ミサト「がんばってきなさい」
マリ「ういー」
70: 2011/02/03(木) 05:08:55.68 ID:cF/00h7X0
3号機起動実験
マリ「さぁーて♪久々のエヴァ……っ!?」
バツン
リツコ「どうしたの!」
オペレーター「体内に高エネルギー反応」
ミサト「まさか……使徒!」
3号機「ウオオオオオオオオオオ!!」
マリ「さぁーて♪久々のエヴァ……っ!?」
バツン
リツコ「どうしたの!」
オペレーター「体内に高エネルギー反応」
ミサト「まさか……使徒!」
3号機「ウオオオオオオオオオオ!!」
73: 2011/02/03(木) 05:15:05.72 ID:cF/00h7X0
シンジ「敵……これが使徒?」
ゲンドウ「そうだ。目標だ」
シンジ「目標って……エヴァじゃないか……マリが乗ってるんじゃないの……?」
3号機「ウオオオオオオオオオ!!」ガッ
シンジ「!?」
ガシャーン
ゲンドウ「なぜ戦わない、シンジ」
シンジ「だって、中にマリがいるんでしょ!できないよ!」
ゲンドウ「………ダミープラグを起動しろ」
マヤ「! ですが……」
ゲンドウ「やれ」
マヤ「……はい」
シンジ「やめろおおおおおおおおおおおおおおおお」
ゲンドウ「そうだ。目標だ」
シンジ「目標って……エヴァじゃないか……マリが乗ってるんじゃないの……?」
3号機「ウオオオオオオオオオ!!」ガッ
シンジ「!?」
ガシャーン
ゲンドウ「なぜ戦わない、シンジ」
シンジ「だって、中にマリがいるんでしょ!できないよ!」
ゲンドウ「………ダミープラグを起動しろ」
マヤ「! ですが……」
ゲンドウ「やれ」
マヤ「……はい」
シンジ「やめろおおおおおおおおおおおおおおおお」
76: 2011/02/03(木) 05:19:22.14 ID:cF/00h7X0
NERV施設内
アスカ「へっくしゅん! ううっ……寒っ」
カシュ プシューッ
アスカ「さすが新型スーツ、あたしにピッタリね!」
ゴゴゴゴゴ
. . . .
アスカ「さてと……やっと会えたわね。アタシの弐号機」
アスカ「へっくしゅん! ううっ……寒っ」
カシュ プシューッ
アスカ「さすが新型スーツ、あたしにピッタリね!」
ゴゴゴゴゴ
. . . .
アスカ「さてと……やっと会えたわね。アタシの弐号機」
77: 2011/02/03(木) 05:29:45.79 ID:cF/00h7X0
第10使徒侵攻中、地下エレベーター
ミサト「総力戦よ!わずかでもいい!食い止めて!」
ガガガガガ……
ミサト「エヴァー2号機!誰が乗っているの!?」
日向「わかりません!こちらからの出撃命令は出ていません!」
アスカ「んー……やっぱ仮設はダメね。エヴァはこうでないと」
ゴゴゴゴ……
アスカ「第五次防衛線を早くも突破……速攻で片付けろってことね!」
アスカ「どおおうぉおおりゃああああああああ!!」
ミサト「総力戦よ!わずかでもいい!食い止めて!」
ガガガガガ……
ミサト「エヴァー2号機!誰が乗っているの!?」
日向「わかりません!こちらからの出撃命令は出ていません!」
アスカ「んー……やっぱ仮設はダメね。エヴァはこうでないと」
ゴゴゴゴ……
アスカ「第五次防衛線を早くも突破……速攻で片付けろってことね!」
アスカ「どおおうぉおおりゃああああああああ!!」
78: 2011/02/03(木) 05:39:27.91 ID:cF/00h7X0
避難シェルター
シンジ「…………」
ドガァァァ
シンジ「うっ!」
アスカ「いててて……ん?……なんだ、一機足りないと思ったらこんなとこにいたの……」
シンジ「…………」
アスカ「……あんた、バカァ? この大事な時にエヴァに乗らないなんて……」
シンジ「僕は、もう乗らないって決めたんだ」
アスカ「ホンット、バカね。だったら、さっさと逃げちゃいなさいよ……」
シンジ「…………」
ドガァァァ
シンジ「うっ!」
アスカ「いててて……ん?……なんだ、一機足りないと思ったらこんなとこにいたの……」
シンジ「…………」
アスカ「……あんた、バカァ? この大事な時にエヴァに乗らないなんて……」
シンジ「僕は、もう乗らないって決めたんだ」
アスカ「ホンット、バカね。だったら、さっさと逃げちゃいなさいよ……」
81: 2011/02/03(木) 05:45:39.22 ID:cF/00h7X0
で、この後初号機が覚醒してQへと続くと。
「こんぐらいマリを出してくれれば良かったのに」って話でした。
「こんぐらいマリを出してくれれば良かったのに」って話でした。
84: 2011/02/03(木) 06:47:03.52
おもしろかった おつ
86: 2011/02/03(木) 08:04:20.33
おつ
ありえないと思ったけど、意外と悪くなかったよ
ありえないと思ったけど、意外と悪くなかったよ
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