1: 2016/01/24(日) 10:29:15 ID:sgSZvfHY



真「映画行く?」

伊織「何見るのよ」

千早「アウトレイジ……?」

伊織「……フフッ…見たいの……w?」

千早「別に……」

真「何で言ったのwww!」

千早「くふっ…w…」プルプル…

2: 2016/01/24(日) 10:31:20 ID:sgSZvfHY
ひたすらダベるだけのすれ

草生やすので、嫌な方はブラバ推奨

3: 2016/01/24(日) 10:42:34 ID:sgSZvfHY
伊織「…お腹空いてきたし、一旦ファミレス寄らない?」

真「さんせー」

千早「ちょうど、あっちにサイゼリヤがあるわ」


真「なんか、ファミレス=サイゼリヤだよね」

伊織「やっぱり、安さよ」

千早「ワンコインで済むものね」

真「でも、足りなくない?」

伊織「当たり前じゃない、サイゼリヤの量は女子用なんだから」

真「クフッ……ボクが男だって言いたいの…w?」

5: 2016/01/24(日) 11:00:36 ID:sgSZvfHY


<サイゼリヤ>
真「あ、結構空いてる」

千早「もう4時で、お昼はとっくに過ぎてるものね」

<サンメイサマデスカ? コチラヘドーゾ!



伊織「っと」ポスンッ

千早「何にしようかしら…」ペラッ…

真「伊織ー、お子さまランチあるよ」

伊織「アンタが一番、精神年齢子どもでしょ5歳児」

真「ぐぅっ……!」

千早「否定しないのね……w」

7: 2016/01/25(月) 18:25:07


伊織「…で、結局イカスミ頼むの?」

千早「1つ頼んで、3人で分けない?」

真「全然いいよー」

伊織「あたしもそれでいいわ」



真「もう二人とも注文するやつ決めた?押すよ?」ポチッ

伊織「なに返事する前に押してんのよバカ」

真「フフッw……どーせ決まってるだろ!?」

伊織「こっちはアンタみたいに単純じゃないんだから、直感とかじゃ決められないのよ単細胞……w」

真「よし、ドリンクバーで暗黒物質作って飲ませてやる」

千早「店員さんに怒られるわよ…w」

9: 2016/01/26(火) 21:38:50 ID:Ilp2mRe6


<ゴチュウモン オキキシマス。

真「あ、このハンバーグと……ライス1つずつ」

伊織「あたしは、ドリア1つ」

千早「エビのサラダと、ポテトを1つずつお願いします」

真「あ、それと、イカスミパスタ1つと……ドリンクバー飲む人ー」

伊織「ん」ノ

千早「私も」ノ

真「じゃ、ドリンクバー3つで!」

<カシコマリマシター、ゴチュウモン クリカエシマス……

10: 2016/01/26(火) 22:04:04 ID:Ilp2mRe6


真「さてっ、ジュース取ってこよ。二人の分も取ってこよっか?」

伊織「あたしのコップにだけ暗黒物質入れる気でしょ」

真「んっふ……w…、ボクはそんなことしないよ!絶対しないよwww!」プルプル

千早「『絶対する』って言ってるようなものよね…w」

11: 2016/01/26(火) 22:39:59 ID:Ilp2mRe6
<ドリンクバー>

真「とりあえずコーラとコーヒーだよね」コポポポ

伊織「頭沸いてんじゃないの?ちゃんと全部飲みなさいよ?」コポコポ

千早「水瀬さんはオレンジじゃなくて、りんごにしたの?」コポポ…

伊織「いつもオレンジばっか飲んでる訳じゃないもの」

真「りんごとコーヒー相性いいんだって」

伊織「騙されるわけないでしょアンポンタン」

真「くそ……w」

千早「ふふっ……アンポンタンって…w」

13: 2016/01/28(木) 19:28:52



伊織「……」ゴクゴク…

伊織「この薄さがなんかクセになるわよね」コトッ

真「何その……初めて回転寿司に行ったお金持ちみたいな」

千早「気持ちは分からなくはないわ」

千早「インスタント食品のような……アレでしょ?」

伊織「そうそう」


伊織「まあ、美味しいとは思わないけど……w」

真「何なんだよ……w」

14: 2016/01/30(土) 10:37:37 ID:3alQFyKc
店員「こちらポテトと…サラダになります」

千早「あ、私です」

店員「失礼します」コトッ

店員「それと…こちらドリアになります」

伊織「あ、こっちにお願いします」

店員「はい、失礼します」コトッ

店員「注文のお品揃うまで、少々お待ちください」


真「ハンバーグって絶対遅いよね」

千早「焼くのに時間がかかるのかしら?」

伊織「レンジでチン、なのに大差あるの?」

真「それを言っちゃったら…w」

千早「きっと真のために愛情込めて焼いてくれてるのよ」

真「そうかな?」

千早「……フフッ…」

真「鼻で笑ったな!?」

15: 2016/01/30(土) 19:54:32 ID:3alQFyKc
店員「こちらハンバーグとライスです」

真「あ、はい」ノ

店員「それと、イカスミパスタになります」

千早「あ、じゃあ真ん中に……それと、取り皿を3つもらえますか?」

店員「3つですね?はい、どうぞ」コトッ

店員「では、ごゆっくり」


千早「全部揃ったわよね?」

伊織「ん、多分ね」

真「いっただっきまーす」パンッ

17: 2016/01/30(土) 22:18:06 ID:3alQFyKc

真「……ん、おいしー!」モグモグ

千早「……」シャクシャク…

伊織「……」フー…フー…

真「それ、そんなに熱いの?」

伊織「熱いに決まってんでしょ」

真「一気に食べてみれば?」

伊織「嫌よ。アンタが食べてみなさいよ」

真「ボク、熱いの得意だし」

千早「ドリアって、凶器になりうる熱さよ?」

真「大丈夫大丈夫!」

伊織「はい、アーン」つスプーン

真「あむ」ムグッ

18: 2016/01/30(土) 22:29:31 ID:3alQFyKc


真「っっっ!!!!」ガタッ

千早「だから言ったのに……」

伊織「何が『熱いの得意』よ」

真「…あ……あふゅひ……」プルプル

伊織「めちゃくちゃ涙出てるけど大丈夫……w?」

千早「くふっ……くくく…w、…ほ、ほら、真、水を……」コトッ

真「」ゴクゴクゴク





真「うえぇっ!!?…ゲホッ…これ、コーラコーヒーじゃんかぁ!!エホッエホッ…」

千早「~~~~っwwww…!」ピクピク

伊織「何追い討ちかけてんのよ千早www!」

19: 2016/01/31(日) 00:47:24



真「」ゴクゴク…

真「ぷはぁー、水って美味しいね」

伊織「ふふ……w」

千早「悟ってるわね」

20: 2016/01/31(日) 06:39:47
コーヒー+コーラって普通にあるが砂糖系無しだと不味いらしいな
有りなら旨いらしいが

21: 2016/01/31(日) 08:32:18
>>20
砂糖入れると美味しいの?
今度やってみようかな



伊織「……」フー…フー…

伊織「……」パクッ…モグモグ…

伊織「冷ましても結構熱いわよね」

真「火傷注意って書くべきだよそれ」

千早「いきなりかぶりつく人なんているかしら?」

真「……」



真「まあ、ボクみたいなバカだけだね」

千早「…フフッ……」

伊織「何本当に悟りをひらいてんのよw!」

真「あっははww」

22: 2016/02/03(水) 21:14:23


千早「あ、このポテト勝手に食べていいわよ」

真「じゃ、早速もらうねー」ヒョイッ

伊織「あたしもお言葉に甘えて」ヒョイッ

真「じゃーお返しにコーラ飲む?」ズイッ

千早「訴えるけどいいかしら?」

真「ごめんなさい…w」

伊織「フフッ……」

23: 2016/02/07(日) 21:48:48



真「そういえばこの前、プロデューサーにご飯おごってもらったんだけどさ」

千早「プロデューサーとご飯ってレアね」

伊織「どうせ、『フリフリのドレスを着たい~』とかごねて、ご飯でごまかされたんでしょ」

真「ごねてないよ!」


真「言ったは言ったけど……w」

千早「…結局言ったのね……w」

伊織「アンタの代名詞みたいなものだしね」

24: 2016/02/08(月) 10:23:32
真「おかしいよね」

真「ボクにもフリフリドレスを着る権利はあるのに」

伊織「まあ……ね…w」

千早「…でも、私たちは……」



千早「真にフリフリドレスを着せてはいけない義務が課せられてるから……」

伊織「…フフッ……あー、そういえば憲法改正したのよね…w?」

真「へー、すごいなーボク。憲法を変える存在かー」

千早「っ……w…」プルプル…

25: 2016/02/09(火) 19:58:13
伊織「で、話の続きは?」

真「え?何の?」

伊織「アイツとご飯に行ったときの話の続きよ」

真「あ、そうだった」


真「プロデューサーさ、ライスを注文したんだよね」

千早「ライスだけ?」

真「そう」

伊織「え、アイツ今そんなに金欠なの?」

千早「でも、真をおごってあげたんでしょ?」

真「そう。金欠じゃないよ」

伊織「じゃあ、何でライスだけ?」

26: 2016/02/10(水) 13:09:54
真「なんか、タバスコかけて食べ始めたんだよね」

千早「…タバスコ?」

伊織「あいつ頭大丈夫なのかしら」

千早「元々だと思うけれど」

伊織「んふっ……」


伊織「アイツはそれを美味しいと思ってるの?」

真「『知ってるか真。ライスにタバスコかけて食うとクソ上手いぞ?』」

真「って言ってボクにもタバスコ渡してきたよ」

千早「受け取った?」

真「受け取って、プロデューサーのライスに全部かけた…w」

伊織「何してんのよw!」

千早「フフッ……恨みでもあるの?」

27: 2016/02/10(水) 13:15:35
真「いや…w、別に恨みはないよ?でもなんか…分かるでしょ?『やるしかないっ!』みたいな……w」

伊織「分かんないわよww!」

千早「結局、そのタバスコライスはどうなったの?」

真「プロデューサー食べてたよ」

伊織「…すごいわねアイツ……」


真「むせながら」

伊織「クッ……w…」

32: 2016/02/13(土) 16:34:10


伊織「ところで、アレどうするの?」

千早「アレ?」

伊織「パスタよ。イカスミパスタ」

真「あ、忘れてた」

千早「もうお腹いっぱいよ」

伊織「千早が頼んだんでしょ……w」

33: 2016/02/19(金) 20:53:47



伊織「三等分するわね」カチャカチャ

千早「私その半分くらいでいいわ」

真「あ、じゃあ千早のその余ったやつボクのとこ入れといて。ジュースとってくるね」スクッ

伊織「もう遊ぶんじゃないわよ」カチャカチャ

真「りょーかーい」スタスタ



伊織「絶対また混ぜてくるわよあのバカ」カチャカチャ

千早「その無邪気さがウリだもの」

伊織「…ウリなのかしら…w?」

35: 2016/02/19(金) 23:37:22
伊織「というより、あれは無邪気なの?」

千早「まあ確かに無邪気というのは、高槻さんや我那覇さん、真美、亜美とかのことを言うんでしょうね」

伊織「真美亜美は邪気でしょ、100%。…はい、千早のパスタ」コトッ

千早「ありがとう水瀬さん。…それにしても、ずいぶん恨みのこもった物言いね?」

伊織「あいつらあたしの名札に『おでこ』って書きやがったのよ」

千早「まあ、小学生の頃はやんちゃだったものね」

伊織「つい先日の話よ」

千早「……」

36: 2016/02/20(土) 00:07:04


千早「最年少だもの。仕方ないわよ」

伊織「ま、大切な物じゃなかったから別にいいんだけどね」

真「よっと。何の話?」ポスンッ

千早「亜真美について、かしら」

伊織「……」

千早「天海と、亜真美であまみ……ふふっ……クフフッ…」プルプル……

真「何なのさ…w」

37: 2016/02/24(水) 17:45:41
伊織「はい、これアホ毛の分ね」コトッ

真「アホ毛?」

千早「そういえば、それどうなっているのかしら?」

真「あ、アホ毛ってこれのこと?」サワサワ


伊織「なんなのそれ。寝癖?」

真「こんな器用に寝癖できないよ」


千早「おしべ?」

真「」

伊織「ブフゥッwww!!!」

39: 2016/02/24(水) 21:23:31


真「傷ついた」

千早「私なりのジョークだったのだけれど」

伊織「真面目な顔で言うから…w」



真「髪も伸ばしたのにさ?もうどこから見ても女の子じゃんか」

千早「……」

千早「そうよね。真はどこから見ても女の子よ」

伊織「一瞬考えたわよね……w」

真「……」



真「体つきは千早の方が男だと思うけど」

千早「」ガタッ

伊織「落ち着いて千早っ!!」ガシッ

40: 2016/02/24(水) 23:47:57


千早「この際だから言わせてもらうけれど」

千早「真とは1cmしか変わらないのよ」

伊織「え、そーなの?」

真「ちっちっち、それは過去の話だよ」

真「2cm成長したからね。ボクは」

伊織「誤差じゃないの?」

真・千早「……」

41: 2016/02/25(木) 00:10:46
真「…やめよう?」

千早「そうね…不毛な争いだわ……」

伊織「言えば言うほど、自分に響くわよね」


千早「正直、胸についてはそんなに気にしてないのよ」

真「そうなの?」

伊織「…まあ、ある種の情報操作よね。千早のそれは」

真「あー、インターネットかぁ」

千早「あそこまでネタにされると、逆に何も感じないわ」

真「まあボクなんか『ち○こ生えてる』だからね」

千早「んくっ…ww」プルプル…

伊織「アイドルが外で何言ってんのよアホッwww!!」バコーンッ!!

真「いったww、ごめ…あははww、家と同じノリで……くくっwww」

42: 2016/02/27(土) 18:36:38



伊織「もうアレね。あたしたちは外で喋らない方が良い気がするわ」

真「大丈夫じゃない?空いてるから誰も気づいてないし」

伊織「空いてるとかそういうことじゃないわよ」

千早「そんなに思い詰めなくてもいいんじゃない?いおりん」

伊織「んふっ……」

真「最近、唐突に『いおりん』って呼ぶよねw」

千早「だって……『みなせさん』って言いづらくない?いおりん」

伊織「何でアタシに聞くのよ!知らないわよww!」

43: 2016/03/28(月) 08:19:45


真「まあ、『○○さん』よりは、アダ名の方がいいよ」

伊織「確かにそう……なんだけど、千早に言われるのは凄く違和感あるのよね」

千早「そう?」

真「今までがほぼ『○○さん』呼びだったから」

千早「じゃあ全員アダ名で呼んでみようかしら」

伊織「呼ばれた瞬間全員固まるわよ」

真「『……えっ?今誰が……えっ!?』って感じでね…w」


千早「じゃあ、真のアダ名は……」

真「ん?ボク?」

千早「まこちん……こ……フッ…ククッ…www」

真「ちはやぁっwwwwww!!」

伊織「下ネタから離れなさいっw!!」

44: 2016/03/29(火) 18:53:09



伊織「もうただひたすらパスタ頬張ってなさい」

千早「そうね…おとなしくしておくわ」

真「パスタいただきまーす、あむっ」モグモグ…

伊織「……」モグモグ…

千早「……」モグモグ…


真「……」モグモグ…

伊織「……」モグモグ…

千早「……」モグモグ…


真「…………」モグモグ…

伊織「…………」モグモグ…

千早「…………」モグモグ…

45: 2016/03/30(水) 06:04:23 ID:reTNUvoU
真「……」モグモグ…

伊織「……」モグモグ…

千早「……」モグモグ…


真「……」モグモグ…ゴクン

伊織「……」モグモグ…

千早「……」モグモグ…


真「……」チラッ…

伊織「……」モグモグ…ゴクン…

千早「……」モグモグ…ゴクン…


真「……」チラッ…

伊織「……」

千早「……」

47: 2016/03/30(水) 06:47:52 ID:reTNUvoU
真「……」チラッ

伊織「……」コクッ

千早「……」コクッ




三人「……」ニッ…



真「思ってたより黒い」

伊織「アタシも食べたことはあるけど、こうやって見るのは初めてだわ」

千早「意思疎通できてたのね」

真「食べ終わってから三人で真っ黒な歯を見せ合う…っていうね」

48: 2016/03/30(水) 07:02:33 ID:reTNUvoU
伊織「まあ、無言である必要はなかったわよね」

真「なんかノリで…w」


千早「ところでその2回目の暗黒物質どうするの?」

真「あ、忘れてた」

伊織「ほら。一気飲みよ。『暗黒物質だ!!やーりぃ!』ってカンジで」

真「ブフッw」

千早「まことくんのー、ちょっといいとこ、みてみたいー」ペチペチ

真「…棒読みじゃんか……、ええい!やけくそ!」


真「やーりぃ!暗黒物質だ!!一気飲みに限るよねっ!!!」グイッ!

真「」ゴクゴクゴクゴク…

千早「喉ごし爽やか?」

伊織「そんなワケないでしょ…w」

49: 2016/03/30(水) 07:16:56 ID:reTNUvoU


<街中>
真「……」

千早「真っ白に燃え尽きてるわね」

伊織「2回も飲んだうえ、どっちもイッキ飲みしたから…」

真「お花畑が見える……」

伊織「氏ぬの…w?」

千早「服のセンスはとっくに氏んでいると思うけれど」

真「」ガフッ

伊織「…ふふっ…ww、今のは酷いわね……く…くく……www」

50: 2016/03/30(水) 07:29:14 ID:reTNUvoU


伊織「あら?」

真「どうしたの?」

伊織「あそこにいるの…アイツじゃない?」

真「あ、ホントだ」

千早「何故すべり台の上に?」

伊織「…さあ……」

真「ボクでも分かんないや」

51: 2016/03/30(水) 07:51:14 ID:reTNUvoU
<公園>
P「……」ズザーー

真「プロデューサー!こんにちは!」

P「おう、真か……ん?千早と凸ちゃんも?」

千早「こんにちは、プロデューサー」

伊織「凸ちゃん言うな!」


P「この三人組は珍しい」

伊織「実際、半年前くらいまでは全然接点なかったものね」

千早「今では必要以上の仲になりましたけどね…ふふっ」

P「それはそれは素晴らしい」



P「まあ、俺が仕組んだんだけどな。お前らの休日合わせるの」

真「え!?」

千早「やけに重なると思ったら…」

52: 2016/03/30(水) 08:02:49 ID:reTNUvoU
P「あんまり見かけない組合せが、休日重なるようにしてみたんだが」

P「いやー、成功したようで良かった良かった」

伊織「てことは、他の面子も?」

P「面白い組合せを何回か作ってみた」

千早「そういえば、春香がやよい・美希と遊んだと言っていたのですが…」

P「ああ、それだ。面白い組合せ。ハハハ」

伊織「ハハハって…」

P「ま、俺が余計なことしなくても仲良いんだけどな、765は」



真「ところで、なんですべり台に?」

P「ああ、これはただ人生転落のシミュレーションをしてただけだ」

三人「…………?」

53: 2016/03/30(水) 08:13:42 ID:reTNUvoU
P「今765のアイドルは、階段でいうここら辺だ!」ビシイッ!!

千早「上から3段目…」

P「そして、このままいけば頂上に着く……ここだ!」ドーン!

伊織「子どもが見てるわよ」

P「ここに来るのが当初の目的!」


P「だが!そのあとは!?」バンッ!

P「目的を達成し、目的が無くなり、上る階段も無くなった者には何が待つ!?」ババンッ!

真「……落下?」

P「そう!転げ落ちる!!」バババンッ!!!




P「てな訳で、転げ落ちた後の人生を眺めてた」

三人「…………」ポカーン…

55: 2016/03/30(水) 08:33:26 ID:reTNUvoU
P「お陰で色々と閃いたぞ」

P「仮に、急に全ての番組に呼ばれなくなっても、5年は持ちこたえさせる方法が思い付いた」

伊織「そういう状態になんないのが一番いいけどね?」

P「それはもちろんだな」


P「という訳で!」

三人「!」

P「トップアイドルになったあとにやりたいことを決めておくように!」

三人「トップアイドルの…あと……」

P「あ、もう決まってたら別にいいんだけどな」

P「何でもいいんだぞ、芸能界制覇でも、アイスいっぱい買うとかでも」

伊織「アイス……?」

P「あ、そうだ、これ三人で食え」ヒョイッ

真「ありがとうございます」ガサッ

真「…鳩サブレ?」

千早「何故この流れで……」

56: 2016/03/30(水) 12:20:26
P「なんか鳩サブレのフォルムを眺めたくなったんだよ」

P「経験あるだろ?」

千早「それは……」


千早「ありますね」

伊織「ないわよw!」

P「じゃ、そういうことで」スタスタ…





P「なんか今日の俺、格好良くなかったか!?」ダダッ

伊織「戻ってくんじゃないわよww!」

真「それを言わなければ格好良かったと思いますよ……w」

千早「格好良いというより、謎、と言った方が的確な気もしますけど」

57: 2016/03/30(水) 12:29:07
P「じゃーホントのホントにそれじゃ」スタスタ…



伊織「……」

真「……」

千早「……」



伊織「何年経っても慣れそうにないわ……」

真「ボクたちは凡人で、プロデューサーは天才なんだよ、きっと」

千早「凡人と天才の壁は厚いわね」

58: 2016/03/30(水) 12:36:30
伊織「アイツと同じレベルでやりとり出来るのって、あずさくらいじゃない?」

千早「話題がどんどん迷子になる者同士ってこと?」

伊織「アタシはそんな言い方してないわよ…w」



真「鳩サブレどーする?」

千早「今度家で遊ぶときに食べる…に一票入れるわ」

伊織「じゃ、アタシもそれに一票」

真「おっけー」

60: 2016/03/30(水) 23:15:43


真「もうそろそろ日も沈むね」

伊織「結局ご飯食べたあと、ぶらぶらするだけでどこにも寄らなかったわね」

真「まあ、買い物は午前中に済ませたから」

千早「後半の散歩も、それはそれで楽しかったわ」

61: 2016/03/30(水) 23:33:25
真「ゲームセンター行こうよ」

伊織「唐突ね」

千早「この時間帯って、ロクでもない輩が増えてくる時間帯よ?」

真「あー……」

伊織「ロクでもない輩って…w」


真「ゲームセンターは今度でいーや」

真「それより!このあと二人予定ある?」

伊織「別にないわよ?」

千早「私も特にないわ」

真「じゃあさ!うちでお好み焼き食べてかない?」

真「家族でお好み焼きパーティーする予定だったけど、買いすぎちゃったみたいでさー」

伊織「そういうことなら、ご馳走になろうかしら」

千早「私もお言葉に甘えて」

62: 2016/03/30(水) 23:50:29


<駅>
千早「そういえば、そろそろお花見の季節ね」

真「また事務所の皆でお花見できるかな?」

伊織「去年と比べて忙しくなったし…どうかしら」

千早「プロデューサーのことだから、とっくに全員分の休暇を作ってるかもしれないわね」

伊織「あー、ありえるわね」

真「楽しみだなぁー」

伊織「…まだ決まってないわよ?」

63: 2016/03/31(木) 00:08:50



千早「私、あなたたちと仲良くなれたことに感謝してるのよ」

真「ど、どーしたの急に?」

伊織「最近の奇行を知ってるから、何か違和感が……」

千早「失礼ね……」


千早「…前までは、事務所でも春香やプロデューサー以外とは少し距離を取ってしまっていたけど…」

千早「こうやって、この三人で下らない話とかしてるうちに…事務所でも色々な人にたいして心を開けるようになったのよ」

真「確かに、最近の千早は変わったよね。いい意味で」

伊織「近寄りづらいオーラは無くなったものね」

千早「だから、本当に感謝してるわ。ありがとう二人とも。これからもよろしくね?」

真「…へへっ!こちらこそ、だよ!」

伊織「この伊織ちゃんと仲良くできる事を光栄に思いなさい?…なんてね。にひひっ」

64: 2016/03/31(木) 00:13:42











真「あ、でも、『服のセンスが氏んでる』って言われたことは生涯恨み続けるから」

千早「クフッ……w」

伊織「台無しよwwwwww!!!」


おわり

65: 2016/03/31(木) 00:21:47
グダグダSSを読んでくれてありがとー
この三人のユニット結成しないかなぁ

66: 2016/03/31(木) 02:10:14
なんか面白かった

67: 2016/03/31(木) 18:18:37
何かいい感じで終わったw

引用元: 真「次どこいくー?」伊織「そうねー……」