1: 2018/05/23(水)18:39:02 ID:6a4
※オリジナルキャラクターが登場します。
ラフィエル「で、サターニャさんを導ったらなんと…」クスクス
ヴィーネ「へぇ~、そんな事がっ!?」
サターニャ「それはアンタが脅かすからでしょ!?」
ガヴリール「そういう展開になったのは、サターニャが単純だからだろ」
サターニャ「単純ってなによ、単純って!?」
ラフィエル「で、サターニャさんを導ったらなんと…」クスクス
ヴィーネ「へぇ~、そんな事がっ!?」
サターニャ「それはアンタが脅かすからでしょ!?」
ガヴリール「そういう展開になったのは、サターニャが単純だからだろ」
サターニャ「単純ってなによ、単純って!?」
2: 2018/05/23(水)18:41:43 ID:6a4
ピカアアアァァーーーーーーーーー
サターニャ「な、なに!?」
ヴィーネ「光よ、でも眩しすぎる!?」
ガヴリール「おい…この光って……」
ラフィエル「まさか、天界のっ!?」
ヴィネサタ「「天界っ?」」
サターニャ「な、なに!?」
ヴィーネ「光よ、でも眩しすぎる!?」
ガヴリール「おい…この光って……」
ラフィエル「まさか、天界のっ!?」
ヴィネサタ「「天界っ?」」
3: 2018/05/23(水)18:47:20 ID:6a4
男「へへへ、下界でどんな所かなって思ったけど、思ったより質素な生活をしそうな所だね、へへへ///」キョロキョロ
ヴィーネ「なに、あれ?!」
サターニャ「男? なんだか言動が気持ち悪いわね」
ガヴリール「やっぱり………。しかもあいつ…」
ラフィエル「」
ヴィーネ「ラフィ?」
サターニャ「いきなり黙ってどうしたのよ、ラフィエル?」
ラフィエル「シィィィーーー、ヴィーネさんにサターニャさん、あまり大きな声で私の名前をっ!?」ボソボソ
男「なにぃ、ラフィエルだとぉっ!!?」クルッ
ヴィネサタ「「っ!?」」
ヴィーネ「なに、あれ?!」
サターニャ「男? なんだか言動が気持ち悪いわね」
ガヴリール「やっぱり………。しかもあいつ…」
ラフィエル「」
ヴィーネ「ラフィ?」
サターニャ「いきなり黙ってどうしたのよ、ラフィエル?」
ラフィエル「シィィィーーー、ヴィーネさんにサターニャさん、あまり大きな声で私の名前をっ!?」ボソボソ
男「なにぃ、ラフィエルだとぉっ!!?」クルッ
ヴィネサタ「「っ!?」」
4: 2018/05/23(水)19:21:46 ID:6a4
男「おおおぉぉぉぉーーーーーー、ラフィエルたーーーーーん???」
ラフィエル「ひええぇぇーーーー、来ないでくださーーい!!?」バッ
ガヴリール「うおっ、私の後ろに隠れるなって!」
ヴィーネ「ら、ラフィエル……?」チラッ
サターニャ「たん……?」チラッ
ラフィエル「」ブルブル
ラフィエル「ひええぇぇーーーー、来ないでくださーーい!!?」バッ
ガヴリール「うおっ、私の後ろに隠れるなって!」
ヴィーネ「ら、ラフィエル……?」チラッ
サターニャ「たん……?」チラッ
ラフィエル「」ブルブル
5: 2018/05/23(水)19:25:11 ID:6a4
ヴィーネ「ねぇ、ガヴ、この人物は一体?」
ガヴリール「あぁ。こいつは私やラフィエルと同じ天使だ…男のな」
男「あ、ガヴリールちゃんじゃないか! 久しぶり♪」
ガヴリール「おう。お前は相変わらずだな…」
サターニャ「ガヴリールとも知り合いなのね」
男「でも、雰囲気は変わったね。じゃあ、堕天したって噂は本当なんだね。」
ガヴリール「あぁ。下界の娯楽にハマって堕天ならぬ、駄天だよ」
ガヴリール「あぁ。こいつは私やラフィエルと同じ天使だ…男のな」
男「あ、ガヴリールちゃんじゃないか! 久しぶり♪」
ガヴリール「おう。お前は相変わらずだな…」
サターニャ「ガヴリールとも知り合いなのね」
男「でも、雰囲気は変わったね。じゃあ、堕天したって噂は本当なんだね。」
ガヴリール「あぁ。下界の娯楽にハマって堕天ならぬ、駄天だよ」
6: 2018/05/23(水)19:31:11 ID:6a4
ラフィエル「が、ガヴ…話していないで早く彼をなんとかして下さい…」ブルブル
男「えぇーー、酷いよ、ラフィエルたん。せっかく下界まで来たのに」
ガヴリール「ラフィエル、あんま冷たい事は言うな。これでも、お前の婚約者候補なんだろ?」
ヴィネサタ「「こ、婚約者ーーーーーーーーーーっ!!!??」」
ラフィエル「ガヴちゃん、お二人に聞こえるように言わないでくださいよっ!?」
ガヴリール「いずれ分かることだろ…」
男「えぇーー、酷いよ、ラフィエルたん。せっかく下界まで来たのに」
ガヴリール「ラフィエル、あんま冷たい事は言うな。これでも、お前の婚約者候補なんだろ?」
ヴィネサタ「「こ、婚約者ーーーーーーーーーーっ!!!??」」
ラフィエル「ガヴちゃん、お二人に聞こえるように言わないでくださいよっ!?」
ガヴリール「いずれ分かることだろ…」
7: 2018/05/23(水)19:34:40 ID:6a4
男「どうも初めまして、ラフィエルたんの婚約者です♪」
ラフィエル「候補、を付け忘れてますよ?」ゴゴゴゴゴゴ
男「酷いなぁ、ボクとラフィエルたんは赤い糸で結ばれて」
ラフィエル「結ばれませんよ!!」
男「そして、将来結婚して温かい家庭を///」
ラフィエル「作りません!!!」
ガヴリール「ははは、このやりとり久しぶりだな…」
ラフィエル「候補、を付け忘れてますよ?」ゴゴゴゴゴゴ
男「酷いなぁ、ボクとラフィエルたんは赤い糸で結ばれて」
ラフィエル「結ばれませんよ!!」
男「そして、将来結婚して温かい家庭を///」
ラフィエル「作りません!!!」
ガヴリール「ははは、このやりとり久しぶりだな…」
8: 2018/05/23(水)19:40:13 ID:6a4
ヴィーネ「ちょっと待って、婚約者というのは事は、将来的に結婚予定って」
ラフィエル「ヴィーネさん、それは違いますよ。私は、この方とは結婚しません!!」
サターニャ「でも、婚約者なんでしょ?」
ラフィエル「サターニャさぁぁ~ん、婚約者ではなく、正しくは婚約者候補です!?」
男「結婚する予定なんだから、候補じゃないでしょ、ラフィエルたん」
ラフィエル「貴方は黙ってて下さい!!」イラッ
ラフィエル「ヴィーネさん、それは違いますよ。私は、この方とは結婚しません!!」
サターニャ「でも、婚約者なんでしょ?」
ラフィエル「サターニャさぁぁ~ん、婚約者ではなく、正しくは婚約者候補です!?」
男「結婚する予定なんだから、候補じゃないでしょ、ラフィエルたん」
ラフィエル「貴方は黙ってて下さい!!」イラッ
9: 2018/05/23(水)19:50:59 ID:6a4
男「そんな事言わないで、せっかく会いに来たから抱きしめてあげるよ、ラフィエルたぁぁぁーーーん??」
ラフィエル「いやあああぁぁぁーーーーーーー!!!!!」シュン
ガヴリール「あ、消えちゃった」
ヴィーネ「きっと例の能力で帰ったのね…」
サターニャ「あぁ、神足通ってヤツね」
男「ラフィエルたん…。」
ラフィエル「いやあああぁぁぁーーーーーーー!!!!!」シュン
ガヴリール「あ、消えちゃった」
ヴィーネ「きっと例の能力で帰ったのね…」
サターニャ「あぁ、神足通ってヤツね」
男「ラフィエルたん…。」
10: 2018/05/23(水)19:54:31 ID:6a4
男「そうだ、ガヴリールちゃん、ラフィエルたんの住んでる場所、知ってるよね?」
ガヴリール「し、知ってるけど。教えたって事がバレたら後が怖いんだよな…ラフィエルの場合」
男「じゃあ、えぇと…君たちは知ってるかな?」
ヴィネサタ「「えっ?」」
ガヴリール「ヴィーネとサターニャも知ってるけど、教えてはもらえないだろ」
男「ヴィーネちゃんにサターニャちゃんって言うんだぁ…。良く見たら可愛いね、よろしく♪」ニコリ
ヴィーネ「は、はぁ…。」
サターニャ「な、なんなの、こいつ…」
男「じゃあ、どうしよっかな? 居場所が分からないと神足通も使えないし…」
ガヴリール「し、知ってるけど。教えたって事がバレたら後が怖いんだよな…ラフィエルの場合」
男「じゃあ、えぇと…君たちは知ってるかな?」
ヴィネサタ「「えっ?」」
ガヴリール「ヴィーネとサターニャも知ってるけど、教えてはもらえないだろ」
男「ヴィーネちゃんにサターニャちゃんって言うんだぁ…。良く見たら可愛いね、よろしく♪」ニコリ
ヴィーネ「は、はぁ…。」
サターニャ「な、なんなの、こいつ…」
男「じゃあ、どうしよっかな? 居場所が分からないと神足通も使えないし…」
11: 2018/05/23(水)19:56:13 ID:6a4
ガヴリール「自力で探せ。どうせ、時間はあるんだろ?」
男「うん。じゃあ、そうする! アドバイスありがとう、ガヴリールちゃん。またねぇ~。」
男「あ、それとヴィーネちゃんとサターニャちゃんも、またねぇ~♪」
男「うん。じゃあ、そうする! アドバイスありがとう、ガヴリールちゃん。またねぇ~。」
男「あ、それとヴィーネちゃんとサターニャちゃんも、またねぇ~♪」
12: 2018/05/23(水)20:04:38 ID:6a4
ヴィーネ「……行っちゃったわ」
サターニャ「もうほんとになんなの、あいつ? 名前知った途端、ちゃん付けしちゃって!!」
ガヴリール「あいつ、結構なれなれしい所があるからな…。」
ヴィーネ「ねぇ、ガヴ?」
ガヴリール「んっ?」
ヴィーネ「あの人とラフィの間で、なにかあったの?」
ガヴリール「なにかって?」
サターニャ「そのままの意味よ。ラフィエルの婚約者候補って言ってたけど、等のラフィエルはかなり嫌がってたし、なにか二人の間に変な関係でもあったかって事よ」
ヴィーネ「そうそう。それにいつも気丈なラフィが、あそこまで震えたり、苛立って感情を露わにする、なんて珍しいし、よほどの事がないとあんな事にはなんないわよ」
ガヴリール「そうだな…。確かに傍から見れば二人が珍しい、と思うのも当然か」
ガヴリール「しょうがない。話すか……」
サターニャ「もうほんとになんなの、あいつ? 名前知った途端、ちゃん付けしちゃって!!」
ガヴリール「あいつ、結構なれなれしい所があるからな…。」
ヴィーネ「ねぇ、ガヴ?」
ガヴリール「んっ?」
ヴィーネ「あの人とラフィの間で、なにかあったの?」
ガヴリール「なにかって?」
サターニャ「そのままの意味よ。ラフィエルの婚約者候補って言ってたけど、等のラフィエルはかなり嫌がってたし、なにか二人の間に変な関係でもあったかって事よ」
ヴィーネ「そうそう。それにいつも気丈なラフィが、あそこまで震えたり、苛立って感情を露わにする、なんて珍しいし、よほどの事がないとあんな事にはなんないわよ」
ガヴリール「そうだな…。確かに傍から見れば二人が珍しい、と思うのも当然か」
ガヴリール「しょうがない。話すか……」
13: 2018/05/23(水)20:12:43 ID:6a4
ガヴリール「あのさ、ラフィエルがお嬢様だって事は知ってるのよな?」
ヴィーネ「うん」
サターニャ「もちろん知ってるわよ」
ガヴリール「だから、ラフィエルの家じゃ跡継ぎを決める為、天界では有名な金持ちとかの息子を、ラフィエルの婚約者候補として決めていってるんだ」
ガヴリール「誰がラフィエルの婿、そして白羽家の跡継ぎに相応しいかを、吟味した上でな!」
ヴィーネ「じゃあ、今の彼も」
ガヴリール「もちろん、あいつも天界一番有名な資産家の一人息子さ」
ガヴリール「でも、あいつだけは、ラフィエルを一目で好きになったらしく、天界に居た頃は良くプレゼントしたりと積極的にラフィエルにアプローチをかけてたんだよ」
ガヴリール「それも毎日のようにラフィエルを追いかけて回したりもしてたよ」
ヴィーネ「ひえぇー、そこまでラフィを気に入ってたのね…」
サターニャ「でも、毎日は異常よ!? ストーカーじゃないの!!」
ヴィーネ「うん」
サターニャ「もちろん知ってるわよ」
ガヴリール「だから、ラフィエルの家じゃ跡継ぎを決める為、天界では有名な金持ちとかの息子を、ラフィエルの婚約者候補として決めていってるんだ」
ガヴリール「誰がラフィエルの婿、そして白羽家の跡継ぎに相応しいかを、吟味した上でな!」
ヴィーネ「じゃあ、今の彼も」
ガヴリール「もちろん、あいつも天界一番有名な資産家の一人息子さ」
ガヴリール「でも、あいつだけは、ラフィエルを一目で好きになったらしく、天界に居た頃は良くプレゼントしたりと積極的にラフィエルにアプローチをかけてたんだよ」
ガヴリール「それも毎日のようにラフィエルを追いかけて回したりもしてたよ」
ヴィーネ「ひえぇー、そこまでラフィを気に入ってたのね…」
サターニャ「でも、毎日は異常よ!? ストーカーじゃないの!!」
14: 2018/05/23(水)20:34:24 ID:6a4
ガヴリール「で、ラフィエル自身も迷惑がる以上に、すっごく恐れちゃってさぁ」
ガヴリール「今でも、心のどこかでトラウマとして残ってたんだな…。」
サターニャ「当たり前よ! いくら大悪魔の私でもアレは嫌よ!!」
ヴィーネ「サターニャに同意よ」
ガヴリール「天界に居た時はあしらうのが大変だったようだけど、今回は大丈夫だろう」
ガヴリール「ひとまず、今回は手を出さず、ラフィエルが無事なのを祈るしかないな!!」
ガヴリール「今でも、心のどこかでトラウマとして残ってたんだな…。」
サターニャ「当たり前よ! いくら大悪魔の私でもアレは嫌よ!!」
ヴィーネ「サターニャに同意よ」
ガヴリール「天界に居た時はあしらうのが大変だったようだけど、今回は大丈夫だろう」
ガヴリール「ひとまず、今回は手を出さず、ラフィエルが無事なのを祈るしかないな!!」
15: 2018/05/23(水)21:16:59 ID:6a4
~その頃ラフィエルは~
ラフィエル「うぅ……(さ、流石に私の家を特定されるとかそういう事はありませんよね?)」ブルブル
男「ラフィエルた~ん」シュン
ラフィエル「ひええぇぇーーーー!?」ビクッ
男「ふふふ、流石はラフィエルたん、生徒整頓された良いお部屋に住んでますねぇ♪」ニヤニヤ
ラフィエル「なに神足通って入って来てるんですか!? それにどうやってここを?」
男「どうやって知ったかは教えないけど、ボクとラフィエルたんが赤い糸で結ばれてるから辿り着いたんだよ」
ラフィエル「気持ち悪いです!!? それに下界では、家に勝手に入った場合は住居侵入という罪に課せられますよ!!?」
男「ボクは天界の人間だからそういう罪には問われないよ。それに、ラフィエルたんと結婚するんだったら妻の入居先を把握しておくのも当然でしょ?」ニヤリ
ラフィエル「なにを訳の分からない事を!! それに誰が貴方と結婚しますか!!?」
男「とにかく抵抗しても無駄だよ。ボクの能力で君の能力は無力化しておいたから、何をやっても無駄だしね♪」ズイズイ
ラフィエル「こ、来ないでください!?」
男「ふふふ、ラフィエルた~ん、抱きしめてあげますよおおおぉぉぉーーーーーーー!!!」バッ
ラフィエル「ヒィッ!?」グッ
ラフィエル「うぅ……(さ、流石に私の家を特定されるとかそういう事はありませんよね?)」ブルブル
男「ラフィエルた~ん」シュン
ラフィエル「ひええぇぇーーーー!?」ビクッ
男「ふふふ、流石はラフィエルたん、生徒整頓された良いお部屋に住んでますねぇ♪」ニヤニヤ
ラフィエル「なに神足通って入って来てるんですか!? それにどうやってここを?」
男「どうやって知ったかは教えないけど、ボクとラフィエルたんが赤い糸で結ばれてるから辿り着いたんだよ」
ラフィエル「気持ち悪いです!!? それに下界では、家に勝手に入った場合は住居侵入という罪に課せられますよ!!?」
男「ボクは天界の人間だからそういう罪には問われないよ。それに、ラフィエルたんと結婚するんだったら妻の入居先を把握しておくのも当然でしょ?」ニヤリ
ラフィエル「なにを訳の分からない事を!! それに誰が貴方と結婚しますか!!?」
男「とにかく抵抗しても無駄だよ。ボクの能力で君の能力は無力化しておいたから、何をやっても無駄だしね♪」ズイズイ
ラフィエル「こ、来ないでください!?」
男「ふふふ、ラフィエルた~ん、抱きしめてあげますよおおおぉぉぉーーーーーーー!!!」バッ
ラフィエル「ヒィッ!?」グッ
16: 2018/05/23(水)21:20:40 ID:6a4
シュン
マルティエル「させません!!」ストッ
男「うっ!? き、君は………」ガクッ
ドサッ
ラフィエル「えっ?」パチッ
マルティエル「お嬢様に危なく手を出す者は、この私が許しません」
ラフィエル「マルティエル!?」
マルティエル「させません!!」ストッ
男「うっ!? き、君は………」ガクッ
ドサッ
ラフィエル「えっ?」パチッ
マルティエル「お嬢様に危なく手を出す者は、この私が許しません」
ラフィエル「マルティエル!?」
17: 2018/05/23(水)21:28:31 ID:6a4
マルティエル「お久しぶりです、お嬢様」
ラフィエル「どうして貴方がここに?」
マルティエル「もちろん、この方を捕らえ、天界に連れ戻す為でございます」
ラフィエル「連れ戻す…という事は?」
マルティエル「はい。この方は勝手に天界を抜け出して下界に降りてしまいまして、天界の最高責任者様から連れ戻しの命が下った訳でして」
ラフィエル「そういう事でしたか。ずっと下界に降りる事を禁止された天使のはずなのに、どうして来たのかが分かりました」
マルティエル「ちなみに私に命令が下ったのも、この者がお嬢様の元に向かったという情報を最高責任者様が掴んだからでございます」
マルティエル「執事である私が、お嬢様をお守りする為、下界に向かうようとも促してくれました」
ラフィエル「そうですか。」
ラフィエル「どうして貴方がここに?」
マルティエル「もちろん、この方を捕らえ、天界に連れ戻す為でございます」
ラフィエル「連れ戻す…という事は?」
マルティエル「はい。この方は勝手に天界を抜け出して下界に降りてしまいまして、天界の最高責任者様から連れ戻しの命が下った訳でして」
ラフィエル「そういう事でしたか。ずっと下界に降りる事を禁止された天使のはずなのに、どうして来たのかが分かりました」
マルティエル「ちなみに私に命令が下ったのも、この者がお嬢様の元に向かったという情報を最高責任者様が掴んだからでございます」
マルティエル「執事である私が、お嬢様をお守りする為、下界に向かうようとも促してくれました」
ラフィエル「そうですか。」
18: 2018/05/23(水)21:33:28 ID:6a4
ラフィエル「ひとまず私を助けてくれた事は感謝しますよ…マルティエル」
マルティエル「ありがたきお言葉!」ペコリ
ラフィエル「では、さっさと連れ帰って下さい。もう、この方の顔なんて見たくありませんので」
マルティエル「ハッ。あ、それとお嬢様?」
ラフィエル「なんですか?」
マルティエル「せっかく下界に降りて来ましたので、ぜひとも帰る前にお土産としてお嬢様の下着をっ///」ハァハァ
ラフィエル「貴方も、この方共々さっさと天界に戻りなさいーー!!」
マルティエル「ありがたきお言葉!」ペコリ
ラフィエル「では、さっさと連れ帰って下さい。もう、この方の顔なんて見たくありませんので」
マルティエル「ハッ。あ、それとお嬢様?」
ラフィエル「なんですか?」
マルティエル「せっかく下界に降りて来ましたので、ぜひとも帰る前にお土産としてお嬢様の下着をっ///」ハァハァ
ラフィエル「貴方も、この方共々さっさと天界に戻りなさいーー!!」
19: 2018/05/23(水)21:40:46 ID:6a4
~その後~
ヴィーネ「そう。それでラフィの執事のマルティエルさんって人はラフィの婚約者さんを連れて天界に帰ったのね」
ラフィエル「はい。それとヴィーネさん、正式な婚約者ではありませんので、そこはご承知下さい。」
サターニャ「まっ、なににせよ、あぁいう奴は隔離した方がいいわよ!」
ラフィエル「そうです。」
ガヴリール「そういやあ、今思い出したけど、あいつラフィエルに対するアプローチが問題視されて、罰として本来は行けるはずの下界の修行に行く事を禁じられて下界に降りられなくなったっけなぁ?」
ラフィエル「ガヴちゃん、今思い出しても遅いですよ…。」
ヴィーネ「そう。それでラフィの執事のマルティエルさんって人はラフィの婚約者さんを連れて天界に帰ったのね」
ラフィエル「はい。それとヴィーネさん、正式な婚約者ではありませんので、そこはご承知下さい。」
サターニャ「まっ、なににせよ、あぁいう奴は隔離した方がいいわよ!」
ラフィエル「そうです。」
ガヴリール「そういやあ、今思い出したけど、あいつラフィエルに対するアプローチが問題視されて、罰として本来は行けるはずの下界の修行に行く事を禁じられて下界に降りられなくなったっけなぁ?」
ラフィエル「ガヴちゃん、今思い出しても遅いですよ…。」
20: 2018/05/24(木)01:30:48 ID:OGv
ヴィーネ「で、その人はどうなるの?」
ラフィエル「規律を破って天界を抜け出したので、牢獄行きになりました」
サターニャ「うわぁ~、牢獄なんて天界も案外厳しいのね」
ラフィエル「たまに規律を破る天使も存在しますので」
ガヴリール「そういやあ、気になったけど、連れ戻しに来たのがマルティエルなら帰る前に何かされたか、変な事言われなかったか?」
ラフィエル「ガヴちゃんの言う通り……変な事は言われましたよ」
ラフィエル「規律を破って天界を抜け出したので、牢獄行きになりました」
サターニャ「うわぁ~、牢獄なんて天界も案外厳しいのね」
ラフィエル「たまに規律を破る天使も存在しますので」
ガヴリール「そういやあ、気になったけど、連れ戻しに来たのがマルティエルなら帰る前に何かされたか、変な事言われなかったか?」
ラフィエル「ガヴちゃんの言う通り……変な事は言われましたよ」
21: 2018/05/24(木)01:40:01 ID:OGv
ラフィエル「まったくあの方といい、マルティエルといい…私の周りは変な人物、いえ変態だらけです!!」
サターニャ「まっ、仕方ないわよ!」
ラフィエル「あっ、それはそうとサターニャさん?」
サターニャ「なにかしら?」
ラフィエル「今日はどのように導ってほしいですか?♪♪」ニコリ
サターニャ「はぁっ!?」
ラフィエル「そうだ!! 犬の真似でもして、地べたを這いずり回ってもらいましょうか! ほら、ちょうど首輪とリードがありますし」スッ
サターニャ「ふ、ふざけるんじゃないわよ!!?」
ラフィエル「ふざけませんよ? さて、さっそく始めましょうか、サターニャさん?」ズイズイ
サターニャ「ヒィィィーーーーーッ!!!」ダッ
ラフィエル「あ、待ってください♪」ダッ
サターニャ「まっ、仕方ないわよ!」
ラフィエル「あっ、それはそうとサターニャさん?」
サターニャ「なにかしら?」
ラフィエル「今日はどのように導ってほしいですか?♪♪」ニコリ
サターニャ「はぁっ!?」
ラフィエル「そうだ!! 犬の真似でもして、地べたを這いずり回ってもらいましょうか! ほら、ちょうど首輪とリードがありますし」スッ
サターニャ「ふ、ふざけるんじゃないわよ!!?」
ラフィエル「ふざけませんよ? さて、さっそく始めましょうか、サターニャさん?」ズイズイ
サターニャ「ヒィィィーーーーーッ!!!」ダッ
ラフィエル「あ、待ってください♪」ダッ
22: 2018/05/24(木)01:43:00 ID:OGv
ヴィーネ「………ねぇ、ガヴ…ラフィは自分の周りは変態だらけって言ったけど、ラフィも……」
ガヴリール「あぁ…。あいつ自身は気付いてるか不明だが、ラフィエルも性格的にかなり変態な方だな!」
サターニャ「ひぇぇぇーーー、来ないでよ!?」ダッダッダ
ラフィエル「うふふ、待ってくださぁーーい、サターニャさぁぁーーん?」ニコニコ、ダッダッダ
おしまい
ガヴリール「あぁ…。あいつ自身は気付いてるか不明だが、ラフィエルも性格的にかなり変態な方だな!」
サターニャ「ひぇぇぇーーー、来ないでよ!?」ダッダッダ
ラフィエル「うふふ、待ってくださぁーーい、サターニャさぁぁーーん?」ニコニコ、ダッダッダ
おしまい
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