1: 2017/04/29(土) 00:55:27.934
ガヴリール「おいおいおいおい」
ヴィーネ「氏んじゃうわよサターニャ」
サターニャ「グピグピグピグピ」
ラフィエル「サターニャさんっ炭酸抜きコーラですか!?」
ヴィーネ・ガヴリール「?」
ラフィエル「たいしたものですっ!」
ラフィエル「炭酸を抜いたコーラはエネルギーの効率が極めて高いらしくレース直前に愛飲するマラソンランナーもいるらしいです!」
ヴィーネ「氏んじゃうわよサターニャ」
サターニャ「グピグピグピグピ」
ラフィエル「サターニャさんっ炭酸抜きコーラですか!?」
ヴィーネ・ガヴリール「?」
ラフィエル「たいしたものですっ!」
ラフィエル「炭酸を抜いたコーラはエネルギーの効率が極めて高いらしくレース直前に愛飲するマラソンランナーもいるらしいです!」
3: 2017/04/29(土) 00:58:59.018
ヴィーネ「なんでもいいけど……」
ガヴリール「昼飯がそれって……」
ラフィエル「それに特大タッパのおじやとバナナ!」
ラフィエル「これも即効性のエネルギー食です!それに梅干しも添えていてバランスもいい!」
ラフィエル「それにしても授業直前にあれだけ補給できるのは悪魔的な消化力というほかないです」
サターニャ「よしっ……と」
キーンコーンカーンコーン
ガヴリール「昼飯がそれって……」
ラフィエル「それに特大タッパのおじやとバナナ!」
ラフィエル「これも即効性のエネルギー食です!それに梅干しも添えていてバランスもいい!」
ラフィエル「それにしても授業直前にあれだけ補給できるのは悪魔的な消化力というほかないです」
サターニャ「よしっ……と」
キーンコーンカーンコーン
4: 2017/04/29(土) 01:00:10.406
体育の時間
サターニャ「わーはっはっはっどうよガヴリール私の俊足は!!」
ガヴリール「うぜぇなあいつ」
ラフィエル(サターニャさんは今日も元気ですねぇ……しかしお昼ご飯のがっつきようサターニャさんは欠食ぎみなのかもしれません)
ラフィエル(ここは天使としてサターニャさんをサポートしなくては!!)
ラフィエル「サターニャさん!これを飲んでください!!」
サターニャ「何これ?」
ラフィエル「水10リットルです!!!」
ヴィーネ(それサターニャが廊下に立たされてた時にもってたバケツ!!)
サターニャ「わーはっはっはっどうよガヴリール私の俊足は!!」
ガヴリール「うぜぇなあいつ」
ラフィエル(サターニャさんは今日も元気ですねぇ……しかしお昼ご飯のがっつきようサターニャさんは欠食ぎみなのかもしれません)
ラフィエル(ここは天使としてサターニャさんをサポートしなくては!!)
ラフィエル「サターニャさん!これを飲んでください!!」
サターニャ「何これ?」
ラフィエル「水10リットルです!!!」
ヴィーネ(それサターニャが廊下に立たされてた時にもってたバケツ!!)
7: 2017/04/29(土) 01:01:32.856
ガヴリール「ラフィさ、ほんっと優しいのな」
カァァァァァ
ラフィエル「飲むんですっ!」
サターニャ「え,ちょっとこれはさすがに無理……」
ガヴリール「強くなりたければ喰らえ!」
サターニャ「!!?」
サターニャ「……わかったわ!このままじゃ飲みにくいから果糖を加えるわ」
14キロの砂糖水!!!!
カァァァァァ
ラフィエル「飲むんですっ!」
サターニャ「え,ちょっとこれはさすがに無理……」
ガヴリール「強くなりたければ喰らえ!」
サターニャ「!!?」
サターニャ「……わかったわ!このままじゃ飲みにくいから果糖を加えるわ」
14キロの砂糖水!!!!
8: 2017/04/29(土) 01:03:08.580
ラフィエル(サターニャさんのため私は食事を作ってあげるようになりました)
ラフィエル「焼き魚にたっぷりの大根おろし。キュウリの浅漬けメカブに……ご飯と味噌汁……ど真ん中にステーキですっ!」
サターニャ「たっ食べていいの!?」
ラフィエル「どうぞっ♪」
サターニャ「いっただっきまーす」ハチミツジュブブ
ラフィエル「!?」
ラフィエル(上等の料理に蜂蜜をぶちまけた!!?)
ラフィエル「たいしたものですね……」
ラフィエル「焼き魚にたっぷりの大根おろし。キュウリの浅漬けメカブに……ご飯と味噌汁……ど真ん中にステーキですっ!」
サターニャ「たっ食べていいの!?」
ラフィエル「どうぞっ♪」
サターニャ「いっただっきまーす」ハチミツジュブブ
ラフィエル「!?」
ラフィエル(上等の料理に蜂蜜をぶちまけた!!?)
ラフィエル「たいしたものですね……」
11: 2017/04/29(土) 01:05:06.368
ラフィエル「ご機嫌な朝食ができました!サターニャさーん起きてくださーい」
サターニャ「んん~眠いわ」
ラフィエル「ほら学校行く時間ですよ早く食べてください」
サターニャ「う~ん」ハチミツジュブブ
ラフィエル「!!!???」
サターニャ「んん~眠いわ」
ラフィエル「ほら学校行く時間ですよ早く食べてください」
サターニャ「う~ん」ハチミツジュブブ
ラフィエル「!!!???」
14: 2017/04/29(土) 01:06:34.909
ラフィエル(サターニャさんは甘党だったのでしょうか……)
ラフィエル(メロンパンがお好きなのは知っていましたが……)
ラフィエル(そういえば実家が洋菓子店と言っていましたね……それなら不思議では……ないですね)
ラフィエル(メロンパンがお好きなのは知っていましたが……)
ラフィエル(そういえば実家が洋菓子店と言っていましたね……それなら不思議では……ないですね)
15: 2017/04/29(土) 01:08:04.258
喫茶店
サターニャ「ガヴリール!!!邪魔しにきたわよ!」
ヴィーネ「ガヴちゃんと働いてる?あマスターいつものください」
サターニャ「じゃあ私はオレンジジュースとケーキ!!最近よく喉渇くのよ」
ラフィエル「私はカフェオレでお願いします」
ガヴリール「ん、だってマスター」
マスター「中継点の天真くんが機能していないよ……」
サターニャ「ガヴリール!!!邪魔しにきたわよ!」
ヴィーネ「ガヴちゃんと働いてる?あマスターいつものください」
サターニャ「じゃあ私はオレンジジュースとケーキ!!最近よく喉渇くのよ」
ラフィエル「私はカフェオレでお願いします」
ガヴリール「ん、だってマスター」
マスター「中継点の天真くんが機能していないよ……」
16: 2017/04/29(土) 01:09:15.979
サターニャ「ヴィネットはコーヒーに砂糖入れないの?」
ヴィーネ「ここのコーヒーは美味しいからそのままでも十分よ」
サターニャ「じゃあその砂糖私が貰うわね!」ドボボボ
ラフィエル(オレンジジュースに角砂糖!?それにケーキも添えて……あのバランスのいいケーキセットが……)
ラフィエル「たっ……たいしたものですね……」
ヴィーネ「ここのコーヒーは美味しいからそのままでも十分よ」
サターニャ「じゃあその砂糖私が貰うわね!」ドボボボ
ラフィエル(オレンジジュースに角砂糖!?それにケーキも添えて……あのバランスのいいケーキセットが……)
ラフィエル「たっ……たいしたものですね……」
17: 2017/04/29(土) 01:11:08.804
マスター「そうだ、君たち飴があるんだけどいるかい?」
ヴィーネ「いいんですか?ありがとうございます」
サターニャ「安物のキャンディーね」モゴモゴ
サターニャ「オレンジジュースとよく合うわ」グビグビグビ
ラフィエル(ざわざわ……ざわざわ)
サターニャ「マスター!オレンジジュースお代わり!角砂糖10個付けて!」
ラフィエル「サターニャさん……!」
ラフィエル「それ以上いけない!!」アームロック
ヴィーネ「いいんですか?ありがとうございます」
サターニャ「安物のキャンディーね」モゴモゴ
サターニャ「オレンジジュースとよく合うわ」グビグビグビ
ラフィエル(ざわざわ……ざわざわ)
サターニャ「マスター!オレンジジュースお代わり!角砂糖10個付けて!」
ラフィエル「サターニャさん……!」
ラフィエル「それ以上いけない!!」アームロック
18: 2017/04/29(土) 01:12:27.926
ヴィーネ「ラフィ!?どうしたの!?」
サターニャ「痛い痛い痛い!!離しなさいよぉ~!」
ガヴリール「なんだなんだ」
ラフィエル「サターニャさん!病院に行きましょう!!」
サターニャ「痛い痛い痛い!!離しなさいよぉ~!」
ガヴリール「なんだなんだ」
ラフィエル「サターニャさん!病院に行きましょう!!」
20: 2017/04/29(土) 01:14:36.786
医者「馬鹿は保護されている」
ラフィエル「…………」
医者「馬鹿は奇行をしても馬鹿だから仕方ないと見逃されがちです」
ラフィエル(いきなりタブー中のタブーに触れてきましたね)
医者「手遅れなんですよ……もう彼女は糖尿病というほかない」
ラフィエル「…………」
医者「早急な食生活の改善が必要ですアドバイスしますからこれからの食事は私の指示通りのメニューを作ってください」
ラフィエル「…………」
サターニャ「インスリン注射?なにそれ」
ラフィエル「偉大な悪魔になるための薬です!!」
ラフィエル「…………」
医者「馬鹿は奇行をしても馬鹿だから仕方ないと見逃されがちです」
ラフィエル(いきなりタブー中のタブーに触れてきましたね)
医者「手遅れなんですよ……もう彼女は糖尿病というほかない」
ラフィエル「…………」
医者「早急な食生活の改善が必要ですアドバイスしますからこれからの食事は私の指示通りのメニューを作ってください」
ラフィエル「…………」
サターニャ「インスリン注射?なにそれ」
ラフィエル「偉大な悪魔になるための薬です!!」
23: 2017/04/29(土) 01:17:05.876
クリスマス
ラフィエル(私はサターニャさんをケーキから遠ざけました)
ラフィエル(これ以上甘い物を彼女に与えてはいけない)
ラフィエル(彼女の食生活を見逃してきた私の責任は重いです……)
ラフィエル (私はダメな天使です……!!)
サターニャ「モゴモゴモゴモゴ(縄解きなさいよぉ!!)」
ラフィエル(私はサターニャさんをケーキから遠ざけました)
ラフィエル(これ以上甘い物を彼女に与えてはいけない)
ラフィエル(彼女の食生活を見逃してきた私の責任は重いです……)
ラフィエル (私はダメな天使です……!!)
サターニャ「モゴモゴモゴモゴ(縄解きなさいよぉ!!)」
25: 2017/04/29(土) 01:19:01.109
サターニャ「ふっふっふっふっプレミアムメロンパン最後の一個を入手したわ」
サターニャ「最近は甘いもの食べてなかったから楽しみだわ~一体どれほどおいしいのかしら」
犬「ワンッ!!」メロンパンウバイッ
サターニャ「ああっ!犬っ!待ちなさい!ああ……メロンパンが……」
サターニャ「最近は甘いもの食べてなかったから楽しみだわ~一体どれほどおいしいのかしら」
犬「ワンッ!!」メロンパンウバイッ
サターニャ「ああっ!犬っ!待ちなさい!ああ……メロンパンが……」
26: 2017/04/29(土) 01:20:03.836
物陰
ラフィエル「あなたは知っていたのですね……サターニャさんの身体のこと」
犬「クゥゥーン……」
ラフィエル「協力してください」
ラフィエル「あなたは知っていたのですね……サターニャさんの身体のこと」
犬「クゥゥーン……」
ラフィエル「協力してください」
27: 2017/04/29(土) 01:21:02.290
数日後
犬「クゥゥーン!!!」
サターニャ「あれは、犬?なんで檻になんかに入れられて……どこに運ばれるの……?」
ラフィエル「そうですねあのままだと保健所に運ばれて……」
犬「クゥゥーン!!!」
サターニャ「あれは、犬?なんで檻になんかに入れられて……どこに運ばれるの……?」
ラフィエル「そうですねあのままだと保健所に運ばれて……」
28: 2017/04/29(土) 01:22:55.263
サターニャ「はーはっはっは!ペット禁止だったけどなぜか犬を飼うことができたわ!」
犬「ワン!」
ヴィーネ「よかったわね!サターニャ」
ガヴリール「(おいこれでよかったんだよな)」
ラフィエル「(はいありがとうございます)」
ガヴリール「(事情は知らないがラフィの頼みだ……それにサターニャのためなんだろ?)」
ラフィエル「(はい……いずれお話しできるときがくると思います)」
犬「ワン!」
ヴィーネ「よかったわね!サターニャ」
ガヴリール「(おいこれでよかったんだよな)」
ラフィエル「(はいありがとうございます)」
ガヴリール「(事情は知らないがラフィの頼みだ……それにサターニャのためなんだろ?)」
ラフィエル「(はい……いずれお話しできるときがくると思います)」
31: 2017/04/29(土) 01:24:20.862
サターニャ「犬を飼ってからメロンパン取られっぱなしだわ」
ラフィエル「ふふ災難ですねサターニャさん」
ラフィエル(お医者さんは病気を説明していましたがサターニャさんには理解できなかったようです……しかしそれでいいのかもしれません)
ラフィエル(そうです……私が守護らなくては!!)
ラフィエル「ふふ災難ですねサターニャさん」
ラフィエル(お医者さんは病気を説明していましたがサターニャさんには理解できなかったようです……しかしそれでいいのかもしれません)
ラフィエル(そうです……私が守護らなくては!!)
33: 2017/04/29(土) 01:26:05.841
先生「それでは補習を始める」
ラフィエル(最近はストレスでよく眠れず勉強もできませんでした……不覚です)
サターニャ「さっさと終わらせるわよ!おっと」
ラフィエル「サターニャさんペン落とされましたよ」
サターニャ「手が痺れちゃってさあははははは」
ラフィエル「…………」
ラフィエル(最近はストレスでよく眠れず勉強もできませんでした……不覚です)
サターニャ「さっさと終わらせるわよ!おっと」
ラフィエル「サターニャさんペン落とされましたよ」
サターニャ「手が痺れちゃってさあははははは」
ラフィエル「…………」
34: 2017/04/29(土) 01:27:19.986
サターニャ「黒板の字が見えないわ」
35: 2017/04/29(土) 01:28:02.020
サターニャ「トイレトイレ」
38: 2017/04/29(土) 01:29:31.938
ラフィエル「夕ご飯ができましたよサターニャさん」
サターニャ「んーまたメカブ?好きねあんた」
ラフィエル「健康にいいですからね」
サターニャ「ふぅーん毒も栄養も食らう心構えが食には必要だと思うけど……うーん箸が持ちにくいわ」ポロっ
ラフィエル「…………」
ラフィエル(まずいです……泣きそうです……)
サターニャ「ん?この味噌汁なんかしょっぱくない?」
ラフィエル「え?」
サターニャ「んーまたメカブ?好きねあんた」
ラフィエル「健康にいいですからね」
サターニャ「ふぅーん毒も栄養も食らう心構えが食には必要だと思うけど……うーん箸が持ちにくいわ」ポロっ
ラフィエル「…………」
ラフィエル(まずいです……泣きそうです……)
サターニャ「ん?この味噌汁なんかしょっぱくない?」
ラフィエル「え?」
39: 2017/04/29(土) 01:31:11.805
ラフィエル「いまなんと?」ギロッ
サターニャ「え?いやだから味噌汁がしょっぱいって」
ラフィエル「そんなわけありません!!!」
ラフィエル「私はサターニャさんの健康を気遣って!塩分にも気をつけて作っているんです!しょっぱいわけがありません!!!」
サターニャ「そっそんなこというなら飲んでみなさいよ」
ラフィエル「…………」ズズズッ
ラフィエル「……表に出てください」
サターニャ「え?いやだから味噌汁がしょっぱいって」
ラフィエル「そんなわけありません!!!」
ラフィエル「私はサターニャさんの健康を気遣って!塩分にも気をつけて作っているんです!しょっぱいわけがありません!!!」
サターニャ「そっそんなこというなら飲んでみなさいよ」
ラフィエル「…………」ズズズッ
ラフィエル「……表に出てください」
41: 2017/04/29(土) 01:33:51.879
ラフィエル(足がふらつく……ふふ私もそろそろ限界のようです)
ラフィエル(私たちは保険証がないので医療費が多くかかってしまいます……)
ラフィエル(夜勤のアルバイトをしてお金を稼いでいましたが先日から身体の具合が悪く……)
ラフィエル(お医者さんに行ったら入院が必要だそうですが……サターニャさんを一人にさせてはいけませんし)
ラフィエル(もう終わりなのかもしれません)
ラフィエル「……サターニャさん喧嘩を、しましょう」
サターニャ「ええ!?どうしたのよ急に!?そんなに怒ってたの?」
ラフィエル「本気の殴り合いです!どちらかが氏ぬまでやりあいましょう!」
ラフィエル(もう終わりにしましょう……?サターニャさん)
ラフィエル(私たちは保険証がないので医療費が多くかかってしまいます……)
ラフィエル(夜勤のアルバイトをしてお金を稼いでいましたが先日から身体の具合が悪く……)
ラフィエル(お医者さんに行ったら入院が必要だそうですが……サターニャさんを一人にさせてはいけませんし)
ラフィエル(もう終わりなのかもしれません)
ラフィエル「……サターニャさん喧嘩を、しましょう」
サターニャ「ええ!?どうしたのよ急に!?そんなに怒ってたの?」
ラフィエル「本気の殴り合いです!どちらかが氏ぬまでやりあいましょう!」
ラフィエル(もう終わりにしましょう……?サターニャさん)
42: 2017/04/29(土) 01:34:45.953
サターニャ(ラフィエルは突然殴りかかってきた)
サターニャ(ガヴリールのような軽い拳じゃない)
サターニャ(思いのこもった重い拳)
サターニャ(私にはなにがなんだかわからないけど応えてやらなければいけないとわかった)
サターニャ(私は彼女を殴り返した人を殴ったのは初めてだ)
サターニャ(殺られる前に殺る……っていうか!ラフィエルがマジ殴りすぎて本気でやらなきゃ殺されちゃう!)
サターニャ(ガヴリールのような軽い拳じゃない)
サターニャ(思いのこもった重い拳)
サターニャ(私にはなにがなんだかわからないけど応えてやらなければいけないとわかった)
サターニャ(私は彼女を殴り返した人を殴ったのは初めてだ)
サターニャ(殺られる前に殺る……っていうか!ラフィエルがマジ殴りすぎて本気でやらなきゃ殺されちゃう!)
43: 2017/04/29(土) 01:36:10.387
ざわざわ
野次馬A「みろよ二人ともフラフラだ警察に電話したのか」
野次馬B「それがどういうわけか携帯が繋がらねぇんだまるで不思議な力で妨害されているみたいだ」
ガヴリール「ん?なんの騒ぎだ?」
ヴィーネ「喧嘩みたいね関わらない方がいいと思うわ行きましょガヴ」
ガヴリール「おい待てヴィーネあれっ」
ヴィーネ「………!?ラフィとサターニャ!?どうして!?」
野次馬A「みろよ二人ともフラフラだ警察に電話したのか」
野次馬B「それがどういうわけか携帯が繋がらねぇんだまるで不思議な力で妨害されているみたいだ」
ガヴリール「ん?なんの騒ぎだ?」
ヴィーネ「喧嘩みたいね関わらない方がいいと思うわ行きましょガヴ」
ガヴリール「おい待てヴィーネあれっ」
ヴィーネ「………!?ラフィとサターニャ!?どうして!?」
44: 2017/04/29(土) 01:37:04.264
地上最弱の夫婦喧嘩
後にこの事件は周辺地域でこう呼ばれるようになった
病弱な女子高生二人が涙に汗、尿まで垂流しながら殴り合うその様は
まるで天使のようだったという
後にこの事件は周辺地域でこう呼ばれるようになった
病弱な女子高生二人が涙に汗、尿まで垂流しながら殴り合うその様は
まるで天使のようだったという
45: 2017/04/29(土) 01:38:27.299
観客に降り注いだその汗や涙を不潔と感じるものはいなかった
その美しい情景に合わせるならばそれらは聖水と表現できるだろう
飛び散る液体のうち尿が一人の少女の口に入り込む
ガヴリール「甘い………」
その瞬間少女はすべてを理解した
その美しい情景に合わせるならばそれらは聖水と表現できるだろう
飛び散る液体のうち尿が一人の少女の口に入り込む
ガヴリール「甘い………」
その瞬間少女はすべてを理解した
47: 2017/04/29(土) 01:39:31.303
永遠に続くかと思えた時間が
終焉を迎える
ラフィエルが両手を掲げゆっくりとサターニャに近づく
サターニャは膝をつき呆然と彼女の歩みを見つめる
ラフィエルがサターニャを抱きしめる
ミシミシミシミシ
嫌な音が周辺に響き渡る
終焉を迎える
ラフィエルが両手を掲げゆっくりとサターニャに近づく
サターニャは膝をつき呆然と彼女の歩みを見つめる
ラフィエルがサターニャを抱きしめる
ミシミシミシミシ
嫌な音が周辺に響き渡る
48: 2017/04/29(土) 01:40:50.874
血を吐き倒れこむサターニャ
それを見下げるラフィエル
駆け寄ろうとするヴィーネをガヴリールが止める
ラフィエルは座り込むとサターニャを今度は優しく抱きしめ目を瞑った
それを見下げるラフィエル
駆け寄ろうとするヴィーネをガヴリールが止める
ラフィエルは座り込むとサターニャを今度は優しく抱きしめ目を瞑った
49: 2017/04/29(土) 01:42:33.065
一ヶ月後
ヴィーネ「退院おめでとうサターニャ、ラフィエル」
ガヴリール「まったく心配かけさせやがって」
ラフィエル「すいません……私どうかしてました……それとあの味噌汁はやはり少ししょっぱかったです」
サターニャ「まっまあ?大悪魔である私のことを思ってのことだったんだから今回だけは許してあげるわ!」
ラフィエル「サターニャさん……!」ウルウル
ヴィーネ「退院おめでとうサターニャ、ラフィエル」
ガヴリール「まったく心配かけさせやがって」
ラフィエル「すいません……私どうかしてました……それとあの味噌汁はやはり少ししょっぱかったです」
サターニャ「まっまあ?大悪魔である私のことを思ってのことだったんだから今回だけは許してあげるわ!」
ラフィエル「サターニャさん……!」ウルウル
52: 2017/04/29(土) 01:44:27.041
ヴィーネ「水を差すようで悪いけど結局糖尿病は治らないのよね」
ガヴリール「それについては私に考えがあるぞオイッ二人とも昼飯は学食でうどん奢ってやるついてこい」
ラフィエル・サターニャ「……?」
ガヴリール「それについては私に考えがあるぞオイッ二人とも昼飯は学食でうどん奢ってやるついてこい」
ラフィエル・サターニャ「……?」
53: 2017/04/29(土) 01:45:51.330
サターニャ「久しぶりの学食ね」
ラフィエル「美味しそうですね」
ガヴリール「おいサターニャ覚えてるか?七味唐辛子かけると美味くなること」
サターニャ「あーそうだったわね!7回かけるから七味唐辛子なんでしょ!」
ガヴリール「いや違うね病人はその三倍21回振りかけていいんだ」
ヴィーネ「ちょっとガヴ!」
ラフィエル「ガヴちゃんさすがにそれは……」
サターニャ「わかったわ!」
ラフィエル「美味しそうですね」
ガヴリール「おいサターニャ覚えてるか?七味唐辛子かけると美味くなること」
サターニャ「あーそうだったわね!7回かけるから七味唐辛子なんでしょ!」
ガヴリール「いや違うね病人はその三倍21回振りかけていいんだ」
ヴィーネ「ちょっとガヴ!」
ラフィエル「ガヴちゃんさすがにそれは……」
サターニャ「わかったわ!」
54: 2017/04/29(土) 01:47:11.899
パッパッパッ
ヴィーネ「うわぁ真っ赤じゃない」
ラフィエル「サターニャさん無理しなくていいんですよ」
サターニャ「美味しそ~!いっただっきまーす!」ズルルル
サターニャ「んん!?ん!んん!?」
ラフィエル「!!?サターニャさんの身体が赤く光っています!」
ヴィーネ「まさか!?これは……」
ニヤリ
ガヴリール「毒が……」
「「「「「裏返った!!!!」」」」
終わり
ヴィーネ「うわぁ真っ赤じゃない」
ラフィエル「サターニャさん無理しなくていいんですよ」
サターニャ「美味しそ~!いっただっきまーす!」ズルルル
サターニャ「んん!?ん!んん!?」
ラフィエル「!!?サターニャさんの身体が赤く光っています!」
ヴィーネ「まさか!?これは……」
ニヤリ
ガヴリール「毒が……」
「「「「「裏返った!!!!」」」」
終わり
56: 2017/04/29(土) 01:50:10.073
犬(スゴイね♡人体)
58: 2017/04/29(土) 01:52:08.737
なんだこれwww
59: 2017/04/29(土) 01:53:05.855
乙
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります