1: 2018/06/30(土) 09:50:38.624
サターニャ「ガヴリールぅ! 勝負しなさーい!」
ガヴリール「こ、こらまとわりつくな! うっとうしいぞ!」
サターニャ「あんたが勝負するっていうまで離さないんだから!」ギュ-
ガヴリール「だからやらないっての!」グイイ
サターニャ「強情ね! んっふっふ、さては私に負けるのが怖いんでしょう? 正直に言いなさい」
ガヴリール「怖くねーよこのバカ悪魔ぁ!」
サターニャ「んなーっはっはっは! あんたの嫌がる顔は最高ね!」ギュム-
ガヴリール「こ、こらまとわりつくな! うっとうしいぞ!」
サターニャ「あんたが勝負するっていうまで離さないんだから!」ギュ-
ガヴリール「だからやらないっての!」グイイ
サターニャ「強情ね! んっふっふ、さては私に負けるのが怖いんでしょう? 正直に言いなさい」
ガヴリール「怖くねーよこのバカ悪魔ぁ!」
サターニャ「んなーっはっはっは! あんたの嫌がる顔は最高ね!」ギュム-
3: 2018/06/30(土) 09:52:02.070
【翌日・学校】
ガヴリール「はぁー……」
ヴィーネ「おはよ、ガヴ。なんか疲れてるけどどうしたの?」
ガヴリール「あのさぁ……」
ヴィーネ「なに?」
ガヴリール「サターニャって胸柔らかくね?」
ヴィーネ「ぶふっ」
ヴィーネ「ん、んん……ごふっ」
ガヴリール「鼻からカフェオレ出てるぞ」
ヴィーネ「見なくていいから」
ガヴリール「はぁー……」
ヴィーネ「おはよ、ガヴ。なんか疲れてるけどどうしたの?」
ガヴリール「あのさぁ……」
ヴィーネ「なに?」
ガヴリール「サターニャって胸柔らかくね?」
ヴィーネ「ぶふっ」
ヴィーネ「ん、んん……ごふっ」
ガヴリール「鼻からカフェオレ出てるぞ」
ヴィーネ「見なくていいから」
4: 2018/06/30(土) 09:54:01.109
ヴィーネ「サターニャのおっ……む、胸なんて触ったことないからわからないけど、まあそこそこ大きいわよね」
ガヴリール「あいつなんも考えずにまとわりついてくるから色んなところに押し付けられるんだよ」
ガヴリール「なんか……私もどう反応していいか分からなくてさ」
ヴィーネ「いやどういう悩みなのそれ……」
ガヴリール「この前泊まりに行った時も」
ガヴリール「あいつなんも考えずにまとわりついてくるから色んなところに押し付けられるんだよ」
ガヴリール「なんか……私もどう反応していいか分からなくてさ」
ヴィーネ「いやどういう悩みなのそれ……」
ガヴリール「この前泊まりに行った時も」
7: 2018/06/30(土) 09:57:01.096
【サタニキア邸】
サターニャ『くっくっく、ご飯も食べた、お風呂も入った、歯も磨いた。あとは……』
ガヴリール『ん、寝るだけだな』
サターニャ『勝負よ!!』
ガヴリール『はぁ?』
サターニャ『夜は悪魔の世界……まんまと罠にかかったわねガヴリール! 私の居城に立ち入ったからには無傷では返さないわよ!』
ガヴリール『いや……私もう寝たいんだけど』
サターニャ『やだ! 勝負するの! あんたをやっつけるためにすっごい技を編み出したんだから!』
ガヴリール『知らないよ、ラフィエルとかヴィーネにやればいいだろ』
サターニャ『報復が怖いじゃない!』
ガヴリール『私ずいぶん舐められてんな』
サターニャ『くっくっく、ご飯も食べた、お風呂も入った、歯も磨いた。あとは……』
ガヴリール『ん、寝るだけだな』
サターニャ『勝負よ!!』
ガヴリール『はぁ?』
サターニャ『夜は悪魔の世界……まんまと罠にかかったわねガヴリール! 私の居城に立ち入ったからには無傷では返さないわよ!』
ガヴリール『いや……私もう寝たいんだけど』
サターニャ『やだ! 勝負するの! あんたをやっつけるためにすっごい技を編み出したんだから!』
ガヴリール『知らないよ、ラフィエルとかヴィーネにやればいいだろ』
サターニャ『報復が怖いじゃない!』
ガヴリール『私ずいぶん舐められてんな』
8: 2018/06/30(土) 10:00:01.079
サターニャ『さあくらいなさい!』ムギュ
ガヴリール『っ///』
ガヴリール『え、ええい離せ! 私はもう寝る!』
サターニャ『あんたいつも遅くまで起きてるじゃない! なんで今日は早いのよ構いなさいよ!』
ガヴリール『昼間からお前に付き合わされて疲れてんだっつの! お前こそ早く寝ろ!!』
サターニャ『イヤ! もうちょっと付き合いなさい!』ギュ-
ガヴリール『抱きついてくんな! こら! やめ!』
サターニャ『やだー!』
サターニャ『ZZZ』ギュウウ
ガヴリール『……なんで抱き枕みたいになってんの私』
ガヴリール『っ///』
ガヴリール『え、ええい離せ! 私はもう寝る!』
サターニャ『あんたいつも遅くまで起きてるじゃない! なんで今日は早いのよ構いなさいよ!』
ガヴリール『昼間からお前に付き合わされて疲れてんだっつの! お前こそ早く寝ろ!!』
サターニャ『イヤ! もうちょっと付き合いなさい!』ギュ-
ガヴリール『抱きついてくんな! こら! やめ!』
サターニャ『やだー!』
サターニャ『ZZZ』ギュウウ
ガヴリール『……なんで抱き枕みたいになってんの私』
10: 2018/06/30(土) 10:02:04.919
ガヴリール「って感じで全然離してくれなくてさ」
ガヴリール「胸大きいわ腕もスベスベだわ正直に言うとすっごく気持ちいいんだよね」
ヴィーネ「なんかちょっとガヴから聞きたくなかったそういうセリフ」
ヴィーネ「え? ていうか、え? やたらサターニャと仲良くない? サターニャのお家にお泊りとかしてるの?」
ガヴリール「んー、まあ仲良いっていうか、うちのガス電気水道が止まった時にたまに転がり込んでるから」
ヴィーネ「なに料金滞納してんのよ!」
ガヴリール「人間ってケチだよな。いつも払ってんだからちょっとぐらい忘れてもいいじゃん」
ガヴリール「胸大きいわ腕もスベスベだわ正直に言うとすっごく気持ちいいんだよね」
ヴィーネ「なんかちょっとガヴから聞きたくなかったそういうセリフ」
ヴィーネ「え? ていうか、え? やたらサターニャと仲良くない? サターニャのお家にお泊りとかしてるの?」
ガヴリール「んー、まあ仲良いっていうか、うちのガス電気水道が止まった時にたまに転がり込んでるから」
ヴィーネ「なに料金滞納してんのよ!」
ガヴリール「人間ってケチだよな。いつも払ってんだからちょっとぐらい忘れてもいいじゃん」
11: 2018/06/30(土) 10:04:03.326
ガヴリール「ま、私も氏活問題だから仕方なくねー」
ヴィーネ「……そういう時ガヴはうちに来てくれるのかなって思ってたけど……」むぅ
ガヴリール「なにむくれてんの。ヴィーネの家もお金大変でしょ? 一応私も遠慮してるんだよ」
ヴィーネ「サターニャは?」
ガヴリール「あいつに遠慮する必要なんてないでしょ」
ガヴリール「ん、そういや私が泊まりだしてからサターニャの奴くっ付いてくるようになったわ」
ヴィーネ「……ずるい」
ガヴリール「え、えぇ? なんでだよ……」
ヴィーネ「……そういう時ガヴはうちに来てくれるのかなって思ってたけど……」むぅ
ガヴリール「なにむくれてんの。ヴィーネの家もお金大変でしょ? 一応私も遠慮してるんだよ」
ヴィーネ「サターニャは?」
ガヴリール「あいつに遠慮する必要なんてないでしょ」
ガヴリール「ん、そういや私が泊まりだしてからサターニャの奴くっ付いてくるようになったわ」
ヴィーネ「……ずるい」
ガヴリール「え、えぇ? なんでだよ……」
12: 2018/06/30(土) 10:06:02.594
ガヴリール「はぁ、どうしたらいいんだか」
ヴィーネ「……」スッ
ガヴリール「? なんで手広げてんの」
ヴィーネ「ハグミー」
ガヴリール「いやなにそれ」
ヴィーネ「ふーんだ。どうせ胸小さいもん」ギュ-
ガヴリール「ちょ、こらお前まで抱きついてくんな、なに対抗意識燃やしてんの!」
ヴィーネ「……」スッ
ガヴリール「? なんで手広げてんの」
ヴィーネ「ハグミー」
ガヴリール「いやなにそれ」
ヴィーネ「ふーんだ。どうせ胸小さいもん」ギュ-
ガヴリール「ちょ、こらお前まで抱きついてくんな、なに対抗意識燃やしてんの!」
14: 2018/06/30(土) 10:08:04.626
ヴィーネ「えっと、要するにガヴはサターニャにスキンシップを控えてほしいのよね」
ガヴリール「……まあ」
ヴィーネ「逆に甘えちゃえば?」
ガヴリール「なんでだよ!?」
ヴィーネ「サターニャもきっと無意識にやってるんでしょ? それならガヴから触れれば今のガヴと同じように恥ずかしがってやめてくれるんじゃない?」
ガヴリール「なるほど…………いやなるほどじゃないよ。なにその作戦」
ヴィーネ「まあまあ、物は試しだから」
ガヴリール「……まあ」
ヴィーネ「逆に甘えちゃえば?」
ガヴリール「なんでだよ!?」
ヴィーネ「サターニャもきっと無意識にやってるんでしょ? それならガヴから触れれば今のガヴと同じように恥ずかしがってやめてくれるんじゃない?」
ガヴリール「なるほど…………いやなるほどじゃないよ。なにその作戦」
ヴィーネ「まあまあ、物は試しだから」
15: 2018/06/30(土) 10:11:04.186
サターニャ「んなーっはっはっは! 恐れおののきなさいガヴリール! 大悪魔様の登場よ!」バ-ン
ガヴリール「うわ来た」
ヴィーネ「……サターニャちょっといい?」
サターニャ「あ、おはよヴィネット。どうしたの?」
ヴィーネ「そのまま立ってて」
サターニャ「え? うん」
ヴィーネ(ほら、ガヴ)
ガヴリール(えぇぇぇ、まじでやんの?)
ガヴリール「……ぐぅ~」
ガヴリール「うわ来た」
ヴィーネ「……サターニャちょっといい?」
サターニャ「あ、おはよヴィネット。どうしたの?」
ヴィーネ「そのまま立ってて」
サターニャ「え? うん」
ヴィーネ(ほら、ガヴ)
ガヴリール(えぇぇぇ、まじでやんの?)
ガヴリール「……ぐぅ~」
17: 2018/06/30(土) 10:13:02.138
ガヴリール「んっ」ぎゅっ
サターニャ「ひぁっ!?」
ガヴリール「……」スリスリ
サターニャ「!!? !?」
ガヴリール「……」
ガヴリール(なんだこれ、めっちゃ恥ず……)カァァ
サターニャ「……」
サターニャ「……」ナデナデ
ガヴリール「!?」
サターニャ「ひぁっ!?」
ガヴリール「……」スリスリ
サターニャ「!!? !?」
ガヴリール「……」
ガヴリール(なんだこれ、めっちゃ恥ず……)カァァ
サターニャ「……」
サターニャ「……」ナデナデ
ガヴリール「!?」
18: 2018/06/30(土) 10:15:09.589
ガヴリール「なんで撫でてんだよ!!」ガバッ
サターニャ「え? いやあんたが甘えてきたから……」
ガヴリール「バカかお前は! バカなのかお前は!? このバカ!!」
サターニャ「な、なによぅ!」
ヴィーネ「混乱しすぎて語彙力が低下してるわよガヴ」
サターニャ「んっふっふ、さてはあんた撫でられるのが苦手なようね。ならもっと撫でてあげるわ!」
ガヴリール「は!?」
サターニャ「ガヴリールぅ~!」ぎゅううう
ガヴリール「やめろこら! それ撫でてない! 抱きついてる!!」
サターニャ「ガヴリールって抱き心地いいから、ついつい抱っこしたくなっちゃうのよね~」
ガヴリール「こいつ全然無意識じゃないじゃん!?」
サターニャ「え? いやあんたが甘えてきたから……」
ガヴリール「バカかお前は! バカなのかお前は!? このバカ!!」
サターニャ「な、なによぅ!」
ヴィーネ「混乱しすぎて語彙力が低下してるわよガヴ」
サターニャ「んっふっふ、さてはあんた撫でられるのが苦手なようね。ならもっと撫でてあげるわ!」
ガヴリール「は!?」
サターニャ「ガヴリールぅ~!」ぎゅううう
ガヴリール「やめろこら! それ撫でてない! 抱きついてる!!」
サターニャ「ガヴリールって抱き心地いいから、ついつい抱っこしたくなっちゃうのよね~」
ガヴリール「こいつ全然無意識じゃないじゃん!?」
19: 2018/06/30(土) 10:18:02.613
ガヴリール「はなせぇ~……!」グググ
サターニャ「あんた力弱っちいわねー。余裕で抑えられるわよ」ナデナデ
ヴィーネ「…………むむむ」
ヴィーネ「サターニャずるい! 私もガヴ抱っこする!」
ガヴリール「は!?」
ヴィーネ「がゔ~!」ぎゅううう
ガヴリール「ちょっと待ってなにこれ!?」
サターニャ「なーっはっはっは! 2人の悪魔に囲まれたらもはや逃げ場はないわよガヴリール!」
ヴィーネ「私にも構ってよガヴのばかー!」
ガヴリール「お前が提案したんじゃんこの作戦!!」
サターニャ「あんた力弱っちいわねー。余裕で抑えられるわよ」ナデナデ
ヴィーネ「…………むむむ」
ヴィーネ「サターニャずるい! 私もガヴ抱っこする!」
ガヴリール「は!?」
ヴィーネ「がゔ~!」ぎゅううう
ガヴリール「ちょっと待ってなにこれ!?」
サターニャ「なーっはっはっは! 2人の悪魔に囲まれたらもはや逃げ場はないわよガヴリール!」
ヴィーネ「私にも構ってよガヴのばかー!」
ガヴリール「お前が提案したんじゃんこの作戦!!」
20: 2018/06/30(土) 10:20:03.560
ラフィエル「あら? みなさんお揃いで……」
ガヴリール「あ、ラフィ! いいところにきたはやく助け───」
ラフィエル「楽しそうですねっ。私もガヴちゃん愛でちゃいまーす」
ガヴリール「お前もかよ!!」
ラフィエル「ガヴちゃんガヴちゃーん♪」
ガヴリール「ぎゃああああああ」
ガヴリール「あ、ラフィ! いいところにきたはやく助け───」
ラフィエル「楽しそうですねっ。私もガヴちゃん愛でちゃいまーす」
ガヴリール「お前もかよ!!」
ラフィエル「ガヴちゃんガヴちゃーん♪」
ガヴリール「ぎゃああああああ」
23: 2018/06/30(土) 10:21:46.781
まち子(ふふ、天真さんたち相変わらず仲良いなぁ)
まち子(ホームルーム、始まってるんだけどね)
グラサン「」ゴゴゴゴゴ
完
まち子(ホームルーム、始まってるんだけどね)
グラサン「」ゴゴゴゴゴ
完
25: 2018/06/30(土) 10:23:52.814
乙乙
26: 2018/06/30(土) 10:25:02.772
久しぶりにガヴドロが補給できた乙
引用元: ガヴリール「愛でられる私」
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