1: 2012/08/02(木) 21:01:58.37
マミ「~♪」コトコト
マミ「さて、味見を…」
マミ「うん、美味しい!」
マミ「ふふっ、これなら三樹さんも鹿目さんも喜んでくれるわよね?」
マミ「あとは来るのを待つだけね」
キュゥべえ「マミー」
マミ「あっ、キュゥべえ」
キュゥべえ「ただいま」
マミ「おかえりなさい」
マミ「さて、味見を…」
マミ「うん、美味しい!」
マミ「ふふっ、これなら三樹さんも鹿目さんも喜んでくれるわよね?」
マミ「あとは来るのを待つだけね」
キュゥべえ「マミー」
マミ「あっ、キュゥべえ」
キュゥべえ「ただいま」
マミ「おかえりなさい」
2: 2012/08/02(木) 21:06:16.96
キュゥべえ「おなかすいたよー、マミー」
マミ「ふふ、ちゃんと作ってるから安心して?」
マミ「それに今から運ぶところだったの」
キュゥべえ「それならボクも手伝うよ」
マミ「あら、いいの?」
キュゥべえ「うん、そのくらいお安いご用さ」
マミ「ふふ、ならお願いするわね」
キュゥべえ「うん」
マミ「ふふ、ちゃんと作ってるから安心して?」
マミ「それに今から運ぶところだったの」
キュゥべえ「それならボクも手伝うよ」
マミ「あら、いいの?」
キュゥべえ「うん、そのくらいお安いご用さ」
マミ「ふふ、ならお願いするわね」
キュゥべえ「うん」
4: 2012/08/02(木) 21:10:08.90
マミ「ならこれを運んでもらおうかしら」
キュゥべえ「うん…おや?いつもより数が多くないかな?」
マミ「ええ、実はこれから三樹さんと鹿目さんが来るの」
キュゥべえ「美樹さやかと鹿目まどか…」
マミ「ほら、この前私が使い魔から助けた女の子よ」
キュゥべえ「ああ…」
キュゥべえ「うん…おや?いつもより数が多くないかな?」
マミ「ええ、実はこれから三樹さんと鹿目さんが来るの」
キュゥべえ「美樹さやかと鹿目まどか…」
マミ「ほら、この前私が使い魔から助けた女の子よ」
キュゥべえ「ああ…」
7: 2012/08/02(木) 21:13:47.58
マミ「覚えてない?」
キュゥべえ「いや、覚えてるよ」
マミ「そう、良かった」
キュゥべえ「でも何故彼女達が?友達じゃなかったよね?」
マミ「ええ、あの時は…だけどね」
キュゥべえ「と言うと?」
マミ「ふふっ、あの後ね?2人がお礼をしたいって言うから」
マミ「一緒にお茶してもらったの!」
キュゥべえ「…」
キュゥべえ「いや、覚えてるよ」
マミ「そう、良かった」
キュゥべえ「でも何故彼女達が?友達じゃなかったよね?」
マミ「ええ、あの時は…だけどね」
キュゥべえ「と言うと?」
マミ「ふふっ、あの後ね?2人がお礼をしたいって言うから」
マミ「一緒にお茶してもらったの!」
キュゥべえ「…」
9: 2012/08/02(木) 21:19:42.32
マミ「それからね?学校でも話す機械が出来てきて」
マミ「だんだん仲良くなれてきたの!」
キュゥべえ「…そっか」
マミ「そして今日は私の手料理をご馳走する約束をしているのよ」
キュゥべえ「ふーん…」
マミ「ふふっ、魔法少女のことを知ってるお友達は今までいなかったから」
マミ「三樹さんと鹿目さんと仲良くなれて良かったわ」
マミ「だんだん仲良くなれてきたの!」
キュゥべえ「…そっか」
マミ「そして今日は私の手料理をご馳走する約束をしているのよ」
キュゥべえ「ふーん…」
マミ「ふふっ、魔法少女のことを知ってるお友達は今までいなかったから」
マミ「三樹さんと鹿目さんと仲良くなれて良かったわ」
11: 2012/08/02(木) 21:23:21.80
キュゥべえ「そんなに美樹さやかと鹿目まどかのことが気に入ったのかい?」
マミ「うん、魔法少女のことはキュゥべえくらいしか話す相手がいなかったから」
マミ「本当のことを話せる相手ができて嬉しいし」
キュゥべえ「……」
マミ「それに、2人ともすっごく良い子なの!」
マミ「だから嬉しいわ」ニコッ
マミ「うん、魔法少女のことはキュゥべえくらいしか話す相手がいなかったから」
マミ「本当のことを話せる相手ができて嬉しいし」
キュゥべえ「……」
マミ「それに、2人ともすっごく良い子なの!」
マミ「だから嬉しいわ」ニコッ
12: 2012/08/02(木) 21:27:12.98
キュゥべえ「別に魔法少女のことならボクだけで十分じゃないか」
マミ「たしかにキュゥべえが居てくれて助かるけど」
マミ「やっぱり女の子同士の方が嬉しいもの」
キュゥべえ「……そうかい」
マミ「ねっ?三樹さんと鹿目さんには魔法少女の素質はないのかしら?」
マミ「2人に素質があるのなら、これからは3人で…」
マミ「たしかにキュゥべえが居てくれて助かるけど」
マミ「やっぱり女の子同士の方が嬉しいもの」
キュゥべえ「……そうかい」
マミ「ねっ?三樹さんと鹿目さんには魔法少女の素質はないのかしら?」
マミ「2人に素質があるのなら、これからは3人で…」
13: 2012/08/02(木) 21:31:13.19
マミ「もちろん、2人が良ければの話よ?」
マミ「魔法少女は…そう易々と契約するものじゃないし」
マミ「命の保証もできないわ」
マミ「…でも3人ならどんな魔女にだって勝てる気がするの」
マミ「だから、三樹さんと鹿目さんが契約してくれるのなら」
マミ「私っ…!」
キュゥべえ「…それは叶わない願いだよ、マミ」
マミ「魔法少女は…そう易々と契約するものじゃないし」
マミ「命の保証もできないわ」
マミ「…でも3人ならどんな魔女にだって勝てる気がするの」
マミ「だから、三樹さんと鹿目さんが契約してくれるのなら」
マミ「私っ…!」
キュゥべえ「…それは叶わない願いだよ、マミ」
17: 2012/08/02(木) 21:33:39.47
マミ「えっ?」
キュゥべえ「だって美樹さやかと鹿目まどかには魔法少女の素質はないからね」
マミ「…そ、そっか」
キュゥべえ「……」
マミ「…あれ?ならどうしてキュゥべえの姿が見られたの?」
キュゥべえ「!」
マミ「素質がない人にはあなたの姿は見えないはずでしょ?」
キュゥべえ「そ、それは…」
マミ「それは?」
キュゥべえ「………」
キュゥべえ「だって美樹さやかと鹿目まどかには魔法少女の素質はないからね」
マミ「…そ、そっか」
キュゥべえ「……」
マミ「…あれ?ならどうしてキュゥべえの姿が見られたの?」
キュゥべえ「!」
マミ「素質がない人にはあなたの姿は見えないはずでしょ?」
キュゥべえ「そ、それは…」
マミ「それは?」
キュゥべえ「………」
22: 2012/08/02(木) 21:38:06.82
キュゥべえ「…な、中には素質がなくてもボクの姿を見られることもあるんだよ」
マミ「そっか…」
キュゥべえ「それにマミにはボクがいるじゃないか」
キュゥべえ「だから大丈夫だよ!」
マミ「キュゥべえ…」
キュゥべえ「マミ!」
マミ「でも…やっぱり仲間が欲しいな…」ボソッ
マミ「そっか…」
キュゥべえ「それにマミにはボクがいるじゃないか」
キュゥべえ「だから大丈夫だよ!」
マミ「キュゥべえ…」
キュゥべえ「マミ!」
マミ「でも…やっぱり仲間が欲しいな…」ボソッ
25: 2012/08/02(木) 21:41:29.19
キュゥべえ「マミ…」
ピンポーン
キュゥべえ「!」
マミ「あっ…!」タタッ
ガチャッ
さやか「こんにちはー!」
まどか「こんにちは、マミさん」
マミ「三樹さん!鹿目さん!」
さやか「えへへー、来ちゃいました!」
まどか「遅くなってごめんなさい」
マミ「ううん、そんな。さっ上がって?」
ピンポーン
キュゥべえ「!」
マミ「あっ…!」タタッ
ガチャッ
さやか「こんにちはー!」
まどか「こんにちは、マミさん」
マミ「三樹さん!鹿目さん!」
さやか「えへへー、来ちゃいました!」
まどか「遅くなってごめんなさい」
マミ「ううん、そんな。さっ上がって?」
27: 2012/08/02(木) 21:45:30.27
さやか「はーい!」
まどか「おじゃまします」
マミ「ふふっ」ニコニコ
さやか「いやー、ほんとはもっと早く来るはずだったんですけどね」
マミ「何かあったの?」
まどか「ほむらちゃん…えと、新しく転校して来た友達と」
まどか「ちょっとお話してたんです」
マミ「あら、もうお話は大丈夫なの?」
まどか「おじゃまします」
マミ「ふふっ」ニコニコ
さやか「いやー、ほんとはもっと早く来るはずだったんですけどね」
マミ「何かあったの?」
まどか「ほむらちゃん…えと、新しく転校して来た友達と」
まどか「ちょっとお話してたんです」
マミ「あら、もうお話は大丈夫なの?」
28: 2012/08/02(木) 21:48:48.43
さやか「うん、なんか転校生は赤髪の子に連れていかれたしね」
マミ「ふふ、そっか」
キュゥべえ「……」
キュゥべえ(鹿目まどか、美樹さやか…)
キュゥべえ(本当は2人とも素質は十分にあるよ)
キュゥべえ(特に鹿目まどか…彼女の潜在能力は計り知れない)
キュゥべえ(だけど…)
まどか「あっ、いたいた!」
マミ「ふふ、そっか」
キュゥべえ「……」
キュゥべえ(鹿目まどか、美樹さやか…)
キュゥべえ(本当は2人とも素質は十分にあるよ)
キュゥべえ(特に鹿目まどか…彼女の潜在能力は計り知れない)
キュゥべえ(だけど…)
まどか「あっ、いたいた!」
29: 2012/08/02(木) 21:52:07.88
キュゥべえ「?」
まどか「えへへ、この前はちゃんと自己紹介できなかったもんね」
さやか「うんうん」
まどか「わたし、鹿目まどかって言うの」
さやか「あたしは美樹さやか!ちゃんと覚えてねっ」
キュゥべえ「…ボクはキュゥべえ」
マミ「ふふっ」ニコニコ
まどか「てぃひひ、可愛い」ダキッ
キュゥべえ「………」
まどか「えへへ、この前はちゃんと自己紹介できなかったもんね」
さやか「うんうん」
まどか「わたし、鹿目まどかって言うの」
さやか「あたしは美樹さやか!ちゃんと覚えてねっ」
キュゥべえ「…ボクはキュゥべえ」
マミ「ふふっ」ニコニコ
まどか「てぃひひ、可愛い」ダキッ
キュゥべえ「………」
31: 2012/08/02(木) 21:54:57.70
さやか「ほむらは気を付けてって言ってたけどさ」
マミ「え?」
さやか「ぜーんぜん悪いやつじゃなさそうだね」
まどか「うんっ!」
キュゥべえ「………」
まどか「ほむらちゃんが嘘ついてるとは思いたくないけど」
まどか「この子のことはマミさんからも沢山聞いてたんだもん」
キュゥべえ「え?」
マミ「え?」
さやか「ぜーんぜん悪いやつじゃなさそうだね」
まどか「うんっ!」
キュゥべえ「………」
まどか「ほむらちゃんが嘘ついてるとは思いたくないけど」
まどか「この子のことはマミさんからも沢山聞いてたんだもん」
キュゥべえ「え?」
32: 2012/08/02(木) 21:58:29.31
さやか「あっ、聞く?マミさんってば学校じゃあんたの話ばっかりするんだよねー」
キュゥべえ「!」
マミ「ふふ」
まどか「マミさんとキュゥべえは仲良しさんなんだよね?」
マミ「ええ、キュゥべえは私の大切なお友達よ」
キュゥべえ「マミ…!」
マミ「でも、三樹さんと鹿目さんも同じくらい大切なお友達なの!」
キュゥべえ「え…」
キュゥべえ「!」
マミ「ふふ」
まどか「マミさんとキュゥべえは仲良しさんなんだよね?」
マミ「ええ、キュゥべえは私の大切なお友達よ」
キュゥべえ「マミ…!」
マミ「でも、三樹さんと鹿目さんも同じくらい大切なお友達なの!」
キュゥべえ「え…」
33: 2012/08/02(木) 22:01:30.41
さやか「えへへー、なんか照れるね」
まどか「うぇひひ!」
キュゥべえ「………」
マミ「さあ、そろそろお昼にしましょ?」
さやか「うん、そうだね」
まどか「えへへ、わたしお腹空いちゃった」
マミ「今すぐ準備するからあなた達は待ってて?」
まどか「あっ、手伝います!」
さやか「あたしもあたしも!」
まどか「うぇひひ!」
キュゥべえ「………」
マミ「さあ、そろそろお昼にしましょ?」
さやか「うん、そうだね」
まどか「えへへ、わたしお腹空いちゃった」
マミ「今すぐ準備するからあなた達は待ってて?」
まどか「あっ、手伝います!」
さやか「あたしもあたしも!」
36: 2012/08/02(木) 22:04:40.09
マミ「ありがとう、でも2人は…」
まどか「なら、わたしがお手伝いするから、さやかちゃんは待ってて?」
さやか「りょーかい!」
まどか「マミさん、何をすればいいのかな?」
マミ「そうね、ならこれを運んでもらおうかしら?」
まどか「はーい」
さやか「さーて、あたしは…そうだ!」
さやか「おーい、そこの白いの…えっと…」
まどか「なら、わたしがお手伝いするから、さやかちゃんは待ってて?」
さやか「りょーかい!」
まどか「マミさん、何をすればいいのかな?」
マミ「そうね、ならこれを運んでもらおうかしら?」
まどか「はーい」
さやか「さーて、あたしは…そうだ!」
さやか「おーい、そこの白いの…えっと…」
38: 2012/08/02(木) 22:08:35.69
さやか「どんべえだっけ?あれ?しんべえ…?」
キュゥべえ「……キュゥべえ」
さやか「あっ、そうそう!キュゥべえ!」
キュゥべえ「………」
さやか「あはは、ごめんごめん!」
キュゥべえ「…名前くらいちゃんと覚えて欲しいな」
さやか「すんませんでしたあー!」
キュゥべえ「まったく…」
さやか「お詫びにこのさやかちゃんがダッコしてしんぜよー」ダキッ
キュゥべえ「……キュゥべえ」
さやか「あっ、そうそう!キュゥべえ!」
キュゥべえ「………」
さやか「あはは、ごめんごめん!」
キュゥべえ「…名前くらいちゃんと覚えて欲しいな」
さやか「すんませんでしたあー!」
キュゥべえ「まったく…」
さやか「お詫びにこのさやかちゃんがダッコしてしんぜよー」ダキッ
39: 2012/08/02(木) 22:11:17.32
キュゥべえ「はぁ…」
さやか「あれ?嬉しくないの?」
キュゥべえ「残念だけど、全く嬉しくないよ」
さやか「あれー?でもマミさんはこうすると喜ぶって…」
キュゥべえ「え?」
さやか「んー…たしかに、まどかがダッコしても嬉しそうじゃなかったけど」
さやか「でもマミさんはたしかに言ったし…」
さやか「あれ?嬉しくないの?」
キュゥべえ「残念だけど、全く嬉しくないよ」
さやか「あれー?でもマミさんはこうすると喜ぶって…」
キュゥべえ「え?」
さやか「んー…たしかに、まどかがダッコしても嬉しそうじゃなかったけど」
さやか「でもマミさんはたしかに言ったし…」
40: 2012/08/02(木) 22:15:17.52
キュゥべえ「…」
さやか「うーん…」
マミ「おまたせ」
まどか「運んで来たよ」
さやか「おっ!きたきた!」パッ
キュゥべえ「やれやれ」
さやか「うはっ!おいしそー!」
まどか「マミさんは本当に料理が上手なんですね」
マミ「毎日作っていれば誰だってそうなるわよ?」
さやか「うーん…」
マミ「おまたせ」
まどか「運んで来たよ」
さやか「おっ!きたきた!」パッ
キュゥべえ「やれやれ」
さやか「うはっ!おいしそー!」
まどか「マミさんは本当に料理が上手なんですね」
マミ「毎日作っていれば誰だってそうなるわよ?」
41: 2012/08/02(木) 22:19:05.95
さやか「いやー、あたしも料理はちょっとだけしてるけど」
さやか「マミさんの方がぜんっぜん美味しそうだもん」
まどか「うん、わたしなんて…おにぎりくらいしか作れないし…」
さやか「まどか、おにぎりは流石に…」
まどか「うぅ…」
マミ「ねっ?それなら今度2人に料理を教えましょっか?」
まどか「えっ?いいんですか?」
さやか「マミさんの方がぜんっぜん美味しそうだもん」
まどか「うん、わたしなんて…おにぎりくらいしか作れないし…」
さやか「まどか、おにぎりは流石に…」
まどか「うぅ…」
マミ「ねっ?それなら今度2人に料理を教えましょっか?」
まどか「えっ?いいんですか?」
42: 2012/08/02(木) 22:21:22.97
マミ「ええ、私なんかで良ければだけど」
さやか「そんじゃ、お願いしますっ!」
さやか「ね?まどか!」
まどか「うんっ!」
マミ「なら今度のお休みにでもどう?」
さやか「おっけー!」
まどか「楽しみだね、さやかちゃん」
さやか「うんうん」
マミ「ふふっ」
キュゥべえ「………」
さやか「そんじゃ、お願いしますっ!」
さやか「ね?まどか!」
まどか「うんっ!」
マミ「なら今度のお休みにでもどう?」
さやか「おっけー!」
まどか「楽しみだね、さやかちゃん」
さやか「うんうん」
マミ「ふふっ」
キュゥべえ「………」
43: 2012/08/02(木) 22:24:34.18
キュゥべえ(まったく…気に入らないな…)
キュゥべえ(ボクはマミと何年も一緒にいたのに)
キュゥべえ(急に現れてマミに馴れ馴れしく…)
キュゥべえ(どうしてボクが鹿目まどかと美樹さやかに契約を迫らなかったのか察して欲しいよ)
キュゥべえ(マミは…ボクのマミなのに…)
キュゥべえ(なのに…)
キュゥべえ(ボクはマミと何年も一緒にいたのに)
キュゥべえ(急に現れてマミに馴れ馴れしく…)
キュゥべえ(どうしてボクが鹿目まどかと美樹さやかに契約を迫らなかったのか察して欲しいよ)
キュゥべえ(マミは…ボクのマミなのに…)
キュゥべえ(なのに…)
46: 2012/08/02(木) 22:30:21.20
さやか「それにしても本当に美味しいね」
まどか「うん!わたし、パパの料理は美味しくて大好きだけど」
まどか「マミさんの料理もすごく美味しくて、大好きです」
マミ「そっか。ふふ、ありがとう」
まどか「でも、もったいないなぁ」
マミ「え?」
まどか「だってマミさんの料理はこんなに美味しいのに」
まどか「マミさんは普段は一人で食べてるんですよね?」
まどか「うん!わたし、パパの料理は美味しくて大好きだけど」
まどか「マミさんの料理もすごく美味しくて、大好きです」
マミ「そっか。ふふ、ありがとう」
まどか「でも、もったいないなぁ」
マミ「え?」
まどか「だってマミさんの料理はこんなに美味しいのに」
まどか「マミさんは普段は一人で食べてるんですよね?」
48: 2012/08/02(木) 22:33:29.12
マミ「っ……」
まどか「やっぱり家族で揃って食べるのが一番美味しいから」
まどか「マミさんも家族みんなで食べたら」
まどか「それはとっても美味しいのかなって」
キュゥべえ「!」
マミ「………」
さやか「ん?マミさん?」
まどか「マミさんはどうして家族と離れて暮らしてるんですか?」
マミ「わ、私は…」
まどか「やっぱり家族で揃って食べるのが一番美味しいから」
まどか「マミさんも家族みんなで食べたら」
まどか「それはとっても美味しいのかなって」
キュゥべえ「!」
マミ「………」
さやか「ん?マミさん?」
まどか「マミさんはどうして家族と離れて暮らしてるんですか?」
マミ「わ、私は…」
49: 2012/08/02(木) 22:37:14.56
まどか「マミさんは中学生になってから一人暮らししてるんですよね?」
キュゥべえ「…」
マミ「う、うん…」
さやか「あたしはまだまだ一人暮らしは無理だわ」
さやか「毎日寝坊しそうだもん」
まどか「わたしは朝は一人で起きれるけど、朝ごはんやお弁当が作れないもん」
さやか「三食おにぎりだね」
まどか「てぃひひ」
マミ「ぅ……」
キュゥべえ「…」
マミ「う、うん…」
さやか「あたしはまだまだ一人暮らしは無理だわ」
さやか「毎日寝坊しそうだもん」
まどか「わたしは朝は一人で起きれるけど、朝ごはんやお弁当が作れないもん」
さやか「三食おにぎりだね」
まどか「てぃひひ」
マミ「ぅ……」
51: 2012/08/02(木) 22:41:43.73
さやか「その点マミさんはすごいよね」
まどか「うん」
マミ「え…」
さやか「あたし達と一つ違うだけなのに、こんなに違うんだもん」
さやか「やっぱ一人暮らししてると大人になれるのかな?」
まどか「うーん…ならわたしも、何時かは一人暮らししてみたいかも」
さやか「あたしも!」
まどか「早くマミさんみたいにカッコよくなりたいもん」
さやか「うんうん!」
まどか「うん」
マミ「え…」
さやか「あたし達と一つ違うだけなのに、こんなに違うんだもん」
さやか「やっぱ一人暮らししてると大人になれるのかな?」
まどか「うーん…ならわたしも、何時かは一人暮らししてみたいかも」
さやか「あたしも!」
まどか「早くマミさんみたいにカッコよくなりたいもん」
さやか「うんうん!」
53: 2012/08/02(木) 22:45:06.55
マミ「わ、私…」
まどか「あっ、でもママ達と毎日会えないのはやっばり寂しいな…」
さやか「会いたくなったら会うなり電話なりすればいいんじゃないの?」
まどか「あっ、そうだね」
まどか「マミさんは会いたくなったらどうしてるんですか?」
マミ「ぁ…」
まどか「あっ、でもママ達と毎日会えないのはやっばり寂しいな…」
さやか「会いたくなったら会うなり電話なりすればいいんじゃないの?」
まどか「あっ、そうだね」
まどか「マミさんは会いたくなったらどうしてるんですか?」
マミ「ぁ…」
56: 2012/08/02(木) 22:48:50.07
まどか「やっばり会いに行くのかな?」
マミ「…ぇ、えと…」
さやか「電話もメールもあるんだよ!」
マミ「私は…その…」
まどか「あっ!ママ達が遊びに来てくれるとかかな?」
さやか「ま、他にも手段はたくさんあるし」
さやか「マミさんは…」
マミ「………」ジワ
まどか「?」
キュゥべえ「いい加減にしないか!」
マミ「…ぇ、えと…」
さやか「電話もメールもあるんだよ!」
マミ「私は…その…」
まどか「あっ!ママ達が遊びに来てくれるとかかな?」
さやか「ま、他にも手段はたくさんあるし」
さやか「マミさんは…」
マミ「………」ジワ
まどか「?」
キュゥべえ「いい加減にしないか!」
58: 2012/08/02(木) 22:51:49.07
まどか「えっ?」
さやか「ん?」
マミ「キュゥべえ…?」
キュゥべえ「やっばりそうだ!君たちはマミの何もわかっちゃいない!」
キュゥべえ「当たり前だよ!だって君たちはまだマミと出会って間もないからね!」
まどか「え、えと…」
さやか「急に怒ってどうしたの?」
キュゥべえ「でもボクは違う!ボクはずっとマミと一緒にいたんだ!」
さやか「ん?」
マミ「キュゥべえ…?」
キュゥべえ「やっばりそうだ!君たちはマミの何もわかっちゃいない!」
キュゥべえ「当たり前だよ!だって君たちはまだマミと出会って間もないからね!」
まどか「え、えと…」
さやか「急に怒ってどうしたの?」
キュゥべえ「でもボクは違う!ボクはずっとマミと一緒にいたんだ!」
61: 2012/08/02(木) 22:54:47.60
キュゥべえ「君たちなんかよりも、ずっとずっと長くね!」
まどか「き、キュゥべえ?」
さやか「なにムキになってんのさ」
マミ「……キュゥべえ」
キュゥべえ「ムキになってるように見えるならそれでいいよ」
キュゥべえ「これでも我慢してるつもりだけどね」
まどか「我慢って…どうかしたの?」
さやか「まぁまぁ、落ち着きなって」
まどか「き、キュゥべえ?」
さやか「なにムキになってんのさ」
マミ「……キュゥべえ」
キュゥべえ「ムキになってるように見えるならそれでいいよ」
キュゥべえ「これでも我慢してるつもりだけどね」
まどか「我慢って…どうかしたの?」
さやか「まぁまぁ、落ち着きなって」
63: 2012/08/02(木) 22:58:21.65
マミ「……」
キュゥべえ「君たちがマミの気持ちを全く考えないからだよ!」
まどか「マミさんの気持ち?」
キュゥべえ「どうしてマミが魔法少女なのか」
キュゥべえ「どうしてマミが一人暮らしをしているのか」
キュゥべえ「ちょっと考えればいくら君たちでも検討つくはずだよ」
マミ「………」
まどか「んーと…」
さやか「…あっ」
キュゥべえ「君たちがマミの気持ちを全く考えないからだよ!」
まどか「マミさんの気持ち?」
キュゥべえ「どうしてマミが魔法少女なのか」
キュゥべえ「どうしてマミが一人暮らしをしているのか」
キュゥべえ「ちょっと考えればいくら君たちでも検討つくはずだよ」
マミ「………」
まどか「んーと…」
さやか「…あっ」
65: 2012/08/02(木) 23:01:24.73
さやか「まさか…」
まどか「魔法少女になったから家族に迷惑かけないように離れて暮らしてる…とか?」
キュゥべえ「違うよ、そうじゃない」
まどか「んー…なら…」
マミ「も…や…て…」
さやか「…まさか、マミさんの家族はもう……」
マミ「!」
まどか「えっ?」
キュゥべえ「…そう」
マミ「もうやめてっ!」
まどか「魔法少女になったから家族に迷惑かけないように離れて暮らしてる…とか?」
キュゥべえ「違うよ、そうじゃない」
まどか「んー…なら…」
マミ「も…や…て…」
さやか「…まさか、マミさんの家族はもう……」
マミ「!」
まどか「えっ?」
キュゥべえ「…そう」
マミ「もうやめてっ!」
67: 2012/08/02(木) 23:04:22.90
マミ「もういい、もういいでしょ?」
まどか「マミさん…?」
さやか「……」
マミ「いいのよ、私はもう慣れてるから、大丈夫だから」
まどか「で、でもっ…」
キュゥべえ「マミ、やっばり鹿目まどかや美樹さやかじゃ君のことを理解できないみたいだね」
マミ「キュゥべえも、もういいでしょ?」
キュゥべえ「?」
マミ「今日のキュゥべえは変よ?私のことなら大丈夫だから気にしないで」
まどか「マミさん…?」
さやか「……」
マミ「いいのよ、私はもう慣れてるから、大丈夫だから」
まどか「で、でもっ…」
キュゥべえ「マミ、やっばり鹿目まどかや美樹さやかじゃ君のことを理解できないみたいだね」
マミ「キュゥべえも、もういいでしょ?」
キュゥべえ「?」
マミ「今日のキュゥべえは変よ?私のことなら大丈夫だから気にしないで」
69: 2012/08/02(木) 23:07:47.64
キュゥべえ「マミ…」
マミ「………」
まどか「あ、あの…その…わ、わたし…」
まどか「ご、ごめんなさいっ!わたし何も知らなくて…」
マミ「…いいの、いいのよ、鹿目さん」
マミ「あなたは何も悪くないし、私も気にしてないから」
まどか「マミさん…」
さやか「………」
マミ「三樹さんもごめんね?」
さやか「…すみせんでした」
マミ「………」
まどか「あ、あの…その…わ、わたし…」
まどか「ご、ごめんなさいっ!わたし何も知らなくて…」
マミ「…いいの、いいのよ、鹿目さん」
マミ「あなたは何も悪くないし、私も気にしてないから」
まどか「マミさん…」
さやか「………」
マミ「三樹さんもごめんね?」
さやか「…すみせんでした」
72: 2012/08/02(木) 23:12:40.77
マミ「いいの、大丈夫、何も気にしなくていいのよ?」
さやか「……」
キュゥべえ「マミ、でもこれじゃ」
マミ「大丈夫って言ってるでしょ?」
キュゥべえ「……マミ」
まどか「ま、マミさん…」
マミ「あ…」
さやか「……」
マミ「ご、ごめんね?…えっと、この話はもうおしまい!」
マミ「ほらっ、デザート持ってくるから一緒に食べましょ?」
さやか「……」
キュゥべえ「マミ、でもこれじゃ」
マミ「大丈夫って言ってるでしょ?」
キュゥべえ「……マミ」
まどか「ま、マミさん…」
マミ「あ…」
さやか「……」
マミ「ご、ごめんね?…えっと、この話はもうおしまい!」
マミ「ほらっ、デザート持ってくるから一緒に食べましょ?」
74: 2012/08/02(木) 23:16:38.95
マミ「そ、それじゃあ私は準備してくるから…」タタッ
まどか「…」
さやか「…」
キュゥべえ「…」
まどか「…ど、どうしよう…マミさんを傷つけちゃった…」
さやか「あたしもバカだよ、もっと早く気付くべきだった…」
キュゥべえ「まったく、もう少しはマミの気持ち理解してると思ったのに」
まどか「ぅ…」
さやか「っ…」
まどか「…」
さやか「…」
キュゥべえ「…」
まどか「…ど、どうしよう…マミさんを傷つけちゃった…」
さやか「あたしもバカだよ、もっと早く気付くべきだった…」
キュゥべえ「まったく、もう少しはマミの気持ち理解してると思ったのに」
まどか「ぅ…」
さやか「っ…」
79: 2012/08/02(木) 23:22:41.90
マミ「こら、キュゥべえ!」
キュゥべえ「マミ?」
マミ「もう終わりって言ったでしょ?」
キュゥべえ「でも!」
マミ「でもじゃないの、もう終わりだからね?これが最後よ?」
キュゥべえ「……わかったよ」
マミ「ふふ、ごめんね?余計な心配をかけて」
まどか「い、いえ!そんなっ!」
マミ「ほら、ケーキを作っておいたの」
さやか「わ、わぁ!美味しそう!」
キュゥべえ「マミ?」
マミ「もう終わりって言ったでしょ?」
キュゥべえ「でも!」
マミ「でもじゃないの、もう終わりだからね?これが最後よ?」
キュゥべえ「……わかったよ」
マミ「ふふ、ごめんね?余計な心配をかけて」
まどか「い、いえ!そんなっ!」
マミ「ほら、ケーキを作っておいたの」
さやか「わ、わぁ!美味しそう!」
81: 2012/08/02(木) 23:28:18.96
マミ「でしょ?自信作なの!」
さやか「じ、自信作だってさ!早く食べたいね!」
まどか「……」
さやか「ねっ?まどか!」
まどか「あ…う、うん!」
マミ「さっ、食べましょ?」
さやか「そうですね、いただきまーす!」
まどか「い、いただきます」
マミ「いただきます!」
キュゥべえ「………」
マミ「はい、キュゥべえの分もあるわよ」
キュゥべえ「……うん」
さやか「じ、自信作だってさ!早く食べたいね!」
まどか「……」
さやか「ねっ?まどか!」
まどか「あ…う、うん!」
マミ「さっ、食べましょ?」
さやか「そうですね、いただきまーす!」
まどか「い、いただきます」
マミ「いただきます!」
キュゥべえ「………」
マミ「はい、キュゥべえの分もあるわよ」
キュゥべえ「……うん」
82: 2012/08/02(木) 23:32:26.06
キュゥべえ(どうして…)
キュゥべえ(ボクは何も悪くないのに…)
キュゥべえ(ボクは間違ってなんかないのに…)
キュゥべえ(間違えてるのは鹿目まどかと美樹さやかなのに…)
キュゥべえ(なんで…)
マミ「どう?お口に合うと良いんだけど…」
さやか「んー!ほんと、マジうまーっすよ!ね、まどか!」
まどか「う、うんっ!」
キュゥべえ(ボクは何も悪くないのに…)
キュゥべえ(ボクは間違ってなんかないのに…)
キュゥべえ(間違えてるのは鹿目まどかと美樹さやかなのに…)
キュゥべえ(なんで…)
マミ「どう?お口に合うと良いんだけど…」
さやか「んー!ほんと、マジうまーっすよ!ね、まどか!」
まどか「う、うんっ!」
83: 2012/08/02(木) 23:36:54.46
マミ「ふふっ…あっ、そうだ!」
さやか「どうしたんですか?」
マミ「実はね?三樹さんと鹿目さんにプレゼントがあるの」
まどか「えっ?プレゼント…ですか?」
マミ「ええ、自作だから大したことはないのだけど…」
さやか「えぇ?自作なんて逆に嬉しいですよ!」
まどか「うん」
さやか「どうしたんですか?」
マミ「実はね?三樹さんと鹿目さんにプレゼントがあるの」
まどか「えっ?プレゼント…ですか?」
マミ「ええ、自作だから大したことはないのだけど…」
さやか「えぇ?自作なんて逆に嬉しいですよ!」
まどか「うん」
84: 2012/08/02(木) 23:40:36.01
キュゥべえ「……」
マミ「そう?良かった」
さやか「何を作ったんですか?」
マミ「作ったと言うか編んだのだけどね」
まどか「編みもの?」
マミ「ええ、これよ」スッ
さやか「えぇっ?」
まどか「こ、これって…」
さやか「ま、マフラー?」
マミ「ええ、マフラーよ」ニコッ
まどか「あ…えと、ありがとうございます!」
マミ「そう?良かった」
さやか「何を作ったんですか?」
マミ「作ったと言うか編んだのだけどね」
まどか「編みもの?」
マミ「ええ、これよ」スッ
さやか「えぇっ?」
まどか「こ、これって…」
さやか「ま、マフラー?」
マミ「ええ、マフラーよ」ニコッ
まどか「あ…えと、ありがとうございます!」
85: 2012/08/02(木) 23:44:20.99
マミ「はい、鹿目さんの分」
まどか「ふ、冬になったら使わせてもらいますね?」
マミ「うん」
さやか「あはは…」
マミ「はい、三樹さんはこっちよ」
さやか「あ、ありがとうございますっ」
さやか(なぜこの時期にマフラー?)
さやか(って…?)
マミ「名前も入れてみたの」
まどか「ほんとだ、鹿目まどかって!」
まどか「ふ、冬になったら使わせてもらいますね?」
マミ「うん」
さやか「あはは…」
マミ「はい、三樹さんはこっちよ」
さやか「あ、ありがとうございますっ」
さやか(なぜこの時期にマフラー?)
さやか(って…?)
マミ「名前も入れてみたの」
まどか「ほんとだ、鹿目まどかって!」
88: 2012/08/02(木) 23:49:00.00
さやか「…あ、あはは」
さやか(ちょっ…三樹さやか?)
さやか(名字間違えられてるし!)
マミ「どう?気に入ってくれたかしら?」
まどか「はい、早く冬にならないかなぁーって」
マミ「ふふ、三樹さんはどう?」
さやか「え?あー、はい!可愛いです!」
マミ「そう、良かった」
さやか(うーん…なんとかして伝えなきゃ)
さやか(あたしは美樹さやかだって)
さやか(ちょっ…三樹さやか?)
さやか(名字間違えられてるし!)
マミ「どう?気に入ってくれたかしら?」
まどか「はい、早く冬にならないかなぁーって」
マミ「ふふ、三樹さんはどう?」
さやか「え?あー、はい!可愛いです!」
マミ「そう、良かった」
さやか(うーん…なんとかして伝えなきゃ)
さやか(あたしは美樹さやかだって)
92: 2012/08/02(木) 23:53:31.02
キュゥべえ「………」
キュゥべえ(なんだよ、なんでプレゼントなんか…)
キュゥべえ(最近マミが毎晩していたのはマフラーを編んでた…と言うことなのかい)
キュゥべえ(なんで2人ばっかり…)
キュゥべえ「マミ」
マミ「何かしら?」
キュゥべえ「その、ボクのマフラーは…」
マミ「…ごめんなさい、キュゥべえの分のマフラーはないわ」
キュゥべえ「………」
キュゥべえ(なんだよ、なんでプレゼントなんか…)
キュゥべえ(最近マミが毎晩していたのはマフラーを編んでた…と言うことなのかい)
キュゥべえ(なんで2人ばっかり…)
キュゥべえ「マミ」
マミ「何かしら?」
キュゥべえ「その、ボクのマフラーは…」
マミ「…ごめんなさい、キュゥべえの分のマフラーはないわ」
キュゥべえ「………」
95: 2012/08/02(木) 23:56:44.32
キュゥべえ(なんだよ…)
マミ「でも…」
さやか「こ、このー樹なんの樹気になる樹ー!」
さやか「気になる樹ー!」
まどか「さやかちゃん?」
マミ「?」
さやか「ってこれじゃ樹になるじゃん!」
まどか「どうしたの?」
さやか「あー、えーとー…」
さやか「ま、まどか!」
まどか「?」
マミ「でも…」
さやか「こ、このー樹なんの樹気になる樹ー!」
さやか「気になる樹ー!」
まどか「さやかちゃん?」
マミ「?」
さやか「ってこれじゃ樹になるじゃん!」
まどか「どうしたの?」
さやか「あー、えーとー…」
さやか「ま、まどか!」
まどか「?」
98: 2012/08/03(金) 00:00:47.20
さやか「あたしってさ、美しいよね?」
まどか「は?」
さやか「あ、いや!違う!そう言う意味じゃなくって!」
まどか「あ、えと…ごめんね?」
マミ「どうしたのかしら?」
キュゥべえ「………」
さやか「あたしは三人いるよりも一人の美だよね?」
まどか「わけがわからないよ、さやかちゃん」
まどか「は?」
さやか「あ、いや!違う!そう言う意味じゃなくって!」
まどか「あ、えと…ごめんね?」
マミ「どうしたのかしら?」
キュゥべえ「………」
さやか「あたしは三人いるよりも一人の美だよね?」
まどか「わけがわからないよ、さやかちゃん」
100: 2012/08/03(金) 00:05:33.16
さやか「えぇーっと!」
マミ「?」
さやか「そうだ、ほむら!」
まどか「ほむらちゃんがどうかしたの?」
さやか「ほむらってたしか明美だよね?」
まどか「え?うん、暁美だけど…」
さやか「えっと…何か書くものはっと…これでいいや!」
さやか「明美…ほむら…っと」カキカキ
まどか「!」
マミ「明美さんってさっき言ってたお友達の?」
マミ「?」
さやか「そうだ、ほむら!」
まどか「ほむらちゃんがどうかしたの?」
さやか「ほむらってたしか明美だよね?」
まどか「え?うん、暁美だけど…」
さやか「えっと…何か書くものはっと…これでいいや!」
さやか「明美…ほむら…っと」カキカキ
まどか「!」
マミ「明美さんってさっき言ってたお友達の?」
104: 2012/08/03(金) 00:10:24.68
さやか「はい、そうっす」
マミ「その子がどうかしたの?」
さやか「ん?あぁ…その、ね?えと…」
さやか「よ、よーし!」
まどか「…」
まどか(あれ?ほむらちゃんって明美だったのかな?)
さやか「明美ほむら…じゃなくて明三ほむらだったら変ですよね?」
マミ「?」
さやか「やっばり三より美の方がいいよねぇーうんうん!」
まどか(明三ほむら…?)
まどか「まってさやかちゃん!こんなの絶対おかしいよ!」
マミ「その子がどうかしたの?」
さやか「ん?あぁ…その、ね?えと…」
さやか「よ、よーし!」
まどか「…」
まどか(あれ?ほむらちゃんって明美だったのかな?)
さやか「明美ほむら…じゃなくて明三ほむらだったら変ですよね?」
マミ「?」
さやか「やっばり三より美の方がいいよねぇーうんうん!」
まどか(明三ほむら…?)
まどか「まってさやかちゃん!こんなの絶対おかしいよ!」
106: 2012/08/03(金) 00:14:03.14
ほむら「ほっちゅ!」
杏子「ほっちゅ?」
ほむら「あ…す、すみません…くしゃみしちゃって…」
杏子「えっ?今のくしゃみかよ?」
ほむら「はい…風邪じゃないと思うんですけど…」
杏子「んー…誰かに噂でもされたか?」
ほむら「そうなのかな…?」
杏子「まぁいいや、ほら次のゲーム行くよ」
ほむら「あっ、待ってくださーい…」
杏子「ほっちゅ?」
ほむら「あ…す、すみません…くしゃみしちゃって…」
杏子「えっ?今のくしゃみかよ?」
ほむら「はい…風邪じゃないと思うんですけど…」
杏子「んー…誰かに噂でもされたか?」
ほむら「そうなのかな…?」
杏子「まぁいいや、ほら次のゲーム行くよ」
ほむら「あっ、待ってくださーい…」
108: 2012/08/03(金) 00:17:00.49
さやか「おかしいって、何が?」
まどか「やっばりほむらちゃんは暁美だよっ?」カキカキ
まどか「はい、暁美ほむら」
さやか「あっ…」
さやか(やば…素で間違えてた…)
さやか(いや、まてよ?)
マミ「ふふっ。ダメよ三樹さん、お友達の名前を間違えたら」
さやか「うぉい!」
マミ「きゃっ?」
まどか「さやかちゃん?」
まどか「やっばりほむらちゃんは暁美だよっ?」カキカキ
まどか「はい、暁美ほむら」
さやか「あっ…」
さやか(やば…素で間違えてた…)
さやか(いや、まてよ?)
マミ「ふふっ。ダメよ三樹さん、お友達の名前を間違えたら」
さやか「うぉい!」
マミ「きゃっ?」
まどか「さやかちゃん?」
110: 2012/08/03(金) 00:21:27.04
さやか「えっと!まどか、あたしの名前もついでに書いて!」
まどか「え?良いけど何で?」
さやか「………字!まどかっ字って可愛いからさ!」
まどか「えー?そうかなぁ?」
さやか「いいから早く書いて!」
さやか「ほんとはこんなとこに時間割く予定じゃないんだからさ!」
マミ「あら?もしかして急いでいるの?」
さやか「別にそう言う訳じゃないんですけど…早く!」
まどか「え?良いけど何で?」
さやか「………字!まどかっ字って可愛いからさ!」
まどか「えー?そうかなぁ?」
さやか「いいから早く書いて!」
さやか「ほんとはこんなとこに時間割く予定じゃないんだからさ!」
マミ「あら?もしかして急いでいるの?」
さやか「別にそう言う訳じゃないんですけど…早く!」
112: 2012/08/03(金) 00:25:42.25
まどか「はい、美木さやか」カキカキ
さやか「!?」
マミ「えぇっ?」
さやか(うそっ?あたし親友に名前間違えられてない?)
さやか(え?なんで?そんなに間違えやすいかな?)
さやか(えぇー…?何年の付き合いよ…)
さやか(ショック…)
マミ(どうしよう…間違えちゃってた…)
さやか「…」シュン
マミ「…」シュン
さやか「!?」
マミ「えぇっ?」
さやか(うそっ?あたし親友に名前間違えられてない?)
さやか(え?なんで?そんなに間違えやすいかな?)
さやか(えぇー…?何年の付き合いよ…)
さやか(ショック…)
マミ(どうしよう…間違えちゃってた…)
さやか「…」シュン
マミ「…」シュン
115: 2012/08/03(金) 00:29:43.50
まどか(親友の漢字を間違えるとはけしからぁーん!)
まどか(って言ってくると思ったんだけど…してこない?)
まどか(あ、あれ…さやかちゃんがほむらちゃんの漢字間違えて)
まどか(恥ずかしそうにしてたから、わたしもわざと間違えて)
まどか(さやかちゃんの恥ずかしさをちょっとでも無くしたかったのに…)
まどか(って言ってくると思ったんだけど…してこない?)
まどか(あ、あれ…さやかちゃんがほむらちゃんの漢字間違えて)
まどか(恥ずかしそうにしてたから、わたしもわざと間違えて)
まどか(さやかちゃんの恥ずかしさをちょっとでも無くしたかったのに…)
116: 2012/08/03(金) 00:34:15.69
まどか「あ…え、えっと!」
まどか「あーっ、さやかちゃんの漢字間違っちゃってたー」
まどか「美木じゃなくって美樹だよねー」
まどか「わたしってほんとバカー」
さやか「…」
マミ「…」
まどか「あぁ…えっとえっと…んと…!」
まどか「てへへっ!間違えちゃった!」
さやか「………」
マミ「………」
まどか「あーっ、さやかちゃんの漢字間違っちゃってたー」
まどか「美木じゃなくって美樹だよねー」
まどか「わたしってほんとバカー」
さやか「…」
マミ「…」
まどか「あぁ…えっとえっと…んと…!」
まどか「てへへっ!間違えちゃった!」
さやか「………」
マミ「………」
122: 2012/08/03(金) 00:38:00.87
まどか「わわわ…」
まどか(ど、どうしよう…)
マミ「…ふふっ」
まどか「え?」
さやか「はは…あははっ」
さやか「あはは!もぉー一人で何コントしてんのさ!」
まどか「え?だって…」
さやか「でもありがと!よくわかんないけどこれでいいや!」
さやか「マミさん!つまりあたしは美樹さやか!」
さやか「三樹じゃないの!」
まどか(ど、どうしよう…)
マミ「…ふふっ」
まどか「え?」
さやか「はは…あははっ」
さやか「あはは!もぉー一人で何コントしてんのさ!」
まどか「え?だって…」
さやか「でもありがと!よくわかんないけどこれでいいや!」
さやか「マミさん!つまりあたしは美樹さやか!」
さやか「三樹じゃないの!」
124: 2012/08/03(金) 00:42:43.41
マミ「うん、ごめんね?勘違いしちゃってたわ」
さやか「ほんとですよー!何時になったら気づくんだろってさ」
マミ「ふふ。でも、もう間違えないわ」
さやか「頼みますよ?」
マミ「りょうかい!」
さやか「ふっ…えへへ!」
マミ「ふふふっ」
さやか「まあ、マフラーは嬉しいし、まどかのぶりっ子も見れたから良かったかな」
さやか「ほんとですよー!何時になったら気づくんだろってさ」
マミ「ふふ。でも、もう間違えないわ」
さやか「頼みますよ?」
マミ「りょうかい!」
さやか「ふっ…えへへ!」
マミ「ふふふっ」
さやか「まあ、マフラーは嬉しいし、まどかのぶりっ子も見れたから良かったかな」
126: 2012/08/03(金) 00:47:04.94
まどか「えー?ぶりっ子なんかしてないよぉ!」
さやか「はいはい可愛い可愛い」ナデナデ
まどか「もぉー!…えへへ」
マミ「ふふっ、本当に2人は仲が良いわね」
さやか「はい!でもこれからはマミさんもですからね!」
マミ「!」
まどか「うん、マミさんとも仲良くなれたら、それはとっても嬉しいなって」
マミ「美樹さん…鹿目さん…」
さやか「はいはい可愛い可愛い」ナデナデ
まどか「もぉー!…えへへ」
マミ「ふふっ、本当に2人は仲が良いわね」
さやか「はい!でもこれからはマミさんもですからね!」
マミ「!」
まどか「うん、マミさんとも仲良くなれたら、それはとっても嬉しいなって」
マミ「美樹さん…鹿目さん…」
129: 2012/08/03(金) 00:51:39.20
さやか「マミさんはさ、今までは一人だったのかも知れないけど…」
さやか「これからは、あたし達が側にいますから!」
まどか「その…か、かぞ…く…」
まどか「わ、わたし達が代わりにでも何にでもなりますから…!」
まどか「だから、マミさんはひとりぼっちなんかじゃないです」
マミ「2人とも…ふふふ」
マミ「っ…てへへ、ダメだな私…悲しくないのに…嬉しいのに…」グスッ
さやか「これからは、あたし達が側にいますから!」
まどか「その…か、かぞ…く…」
まどか「わ、わたし達が代わりにでも何にでもなりますから…!」
まどか「だから、マミさんはひとりぼっちなんかじゃないです」
マミ「2人とも…ふふふ」
マミ「っ…てへへ、ダメだな私…悲しくないのに…嬉しいのに…」グスッ
132: 2012/08/03(金) 00:54:51.78
まどか「マミさん…」
さやか「だからさ、これからは3人で仲良しになろうね」
マミ「うんっ…!」
マミ「でもね?」
さやか「ん?」
マミ「私は今までもひとりぼっちじゃなかったわ」
マミ「だって私にはキュ…」
キュゥべえ「……ない」
マミ「ゥべえが…って、え?」
キュゥべえ「おもしろくない…」
さやか「だからさ、これからは3人で仲良しになろうね」
マミ「うんっ…!」
マミ「でもね?」
さやか「ん?」
マミ「私は今までもひとりぼっちじゃなかったわ」
マミ「だって私にはキュ…」
キュゥべえ「……ない」
マミ「ゥべえが…って、え?」
キュゥべえ「おもしろくない…」
134: 2012/08/03(金) 00:57:00.61
キュゥべえ「おもしろくない…おもしろくない…」
まどか「おもしろくない?」
さやか「どうしたの?」
マミ「キュゥべえ?」
キュゥべえ「おもしろくない!おもしろくない!おもしろくない!」
キュゥべえ「おもしろくなぁーいっ!」ジタバタ
まどか「きゃっ?」
さやか「わわっ?」
マミ「……?」
まどか「おもしろくない?」
さやか「どうしたの?」
マミ「キュゥべえ?」
キュゥべえ「おもしろくない!おもしろくない!おもしろくない!」
キュゥべえ「おもしろくなぁーいっ!」ジタバタ
まどか「きゃっ?」
さやか「わわっ?」
マミ「……?」
136: 2012/08/03(金) 00:59:46.56
キュゥべえ「なんで?どうしてなの?」
マミ「え?」
キュゥべえ「どうしてボクに構ってくれないの?」
キュゥべえ「どうしてボク以外と仲良くするの?」
キュゥべえ「どうしてボクだけマフラーがないの?」
キュゥべえ「どうしてボクだけほっといて3人で盛り上がってるの?」
キュゥべえ「わけがわからないよぉー!」
マミ「え?」
キュゥべえ「どうしてボクに構ってくれないの?」
キュゥべえ「どうしてボク以外と仲良くするの?」
キュゥべえ「どうしてボクだけマフラーがないの?」
キュゥべえ「どうしてボクだけほっといて3人で盛り上がってるの?」
キュゥべえ「わけがわからないよぉー!」
138: 2012/08/03(金) 01:03:24.29
マミ「キュゥべえ…」
キュゥべえ「マミはボクと仲良くする義務があるんだよ!」
さやか「義務って…あんたねぇ」
キュゥべえ「マミはボクと仲良くしなきゃいけないんだ!」
キュゥべえ「ボクと一緒にいなけゃダメなんだよ!」
まどか「え、えっと…」
キュゥべえ「だってそうだよね?ボクの居場所はここしかないんだ!」
キュゥべえ「ボクの帰る場所はここだけなんだよ!」
キュゥべえ「マミはボクと仲良くする義務があるんだよ!」
さやか「義務って…あんたねぇ」
キュゥべえ「マミはボクと仲良くしなきゃいけないんだ!」
キュゥべえ「ボクと一緒にいなけゃダメなんだよ!」
まどか「え、えっと…」
キュゥべえ「だってそうだよね?ボクの居場所はここしかないんだ!」
キュゥべえ「ボクの帰る場所はここだけなんだよ!」
141: 2012/08/03(金) 01:07:59.00
マミ「キュゥべえ…」
さやか「な、何言ってんのさ」
キュゥべえ「ボクはインキュベーターから見放されたんだよっ!」
マミ「えっ?」
まどか「?」
キュゥべえ「感情のある欠陥の個体は不要だって」
キュゥべえ「嘘をついて魔法少女への契約を怠る個体は邪魔だって」
キュゥべえ「仕方ないじゃないか…」
さやか「な、何言ってんのさ」
キュゥべえ「ボクはインキュベーターから見放されたんだよっ!」
マミ「えっ?」
まどか「?」
キュゥべえ「感情のある欠陥の個体は不要だって」
キュゥべえ「嘘をついて魔法少女への契約を怠る個体は邪魔だって」
キュゥべえ「仕方ないじゃないか…」
142: 2012/08/03(金) 01:11:35.91
キュゥべえ「マミがボクに感情なんて作らせるからいけないんだ!」
キュゥべえ「だからマミはボクと仲良くしなきゃダメなんだよ!」
キュゥべえ「ボク以外と仲良くしちゃダメなんだよ!」
キュゥべえ「なのに…なのに…」
キュゥべえ「マミのばかぁぁぁぁ!」
マミ「キュゥ…べえ…」
さやか「な…なんなのさあいつ…」
まどか「マミさん…」
キュゥべえ「だからマミはボクと仲良くしなきゃダメなんだよ!」
キュゥべえ「ボク以外と仲良くしちゃダメなんだよ!」
キュゥべえ「なのに…なのに…」
キュゥべえ「マミのばかぁぁぁぁ!」
マミ「キュゥ…べえ…」
さやか「な…なんなのさあいつ…」
まどか「マミさん…」
145: 2012/08/03(金) 01:15:01.79
杏子「よっ、ほっ!へへっ!」タタタンッ
ほむら「えと、えと…」オロオロ
杏子「っと…はい、あたしの勝ち!」
ほむら「あぅぅ…」
杏子「ったく、この程度でヘバってどーすんのさ」
杏子「いくらトーシロでももうちょい上手くできるぜ、普通?」
ほむら「だ、だって…わたし、ゲームなんてしたことないし…」
ほむら「えと、えと…」オロオロ
杏子「っと…はい、あたしの勝ち!」
ほむら「あぅぅ…」
杏子「ったく、この程度でヘバってどーすんのさ」
杏子「いくらトーシロでももうちょい上手くできるぜ、普通?」
ほむら「だ、だって…わたし、ゲームなんてしたことないし…」
148: 2012/08/03(金) 01:18:34.86
ほむら(うぅ…佐倉さんが協力する、仲間になる代わりに付き合えって言うから)
ほむら(わたし、ずっと付き合ってるのに…)
ほむら(することはゲームをしてお菓子を食べて…)
ほむら(うぅ、これじゃただ遊んでるだけだよ…)
ほむら(それに疲れちゃうし…)
ほむら(こんなのダメだよ…)
ほむら(…ちょっとだけ楽しいけど)
ほむら(わたし、ずっと付き合ってるのに…)
ほむら(することはゲームをしてお菓子を食べて…)
ほむら(うぅ、これじゃただ遊んでるだけだよ…)
ほむら(それに疲れちゃうし…)
ほむら(こんなのダメだよ…)
ほむら(…ちょっとだけ楽しいけど)
152: 2012/08/03(金) 01:22:50.04
杏子「ふふーん♪」
ほむら「……」
ほむら(…もしかして佐倉さんは、ただ遊びたいだけなんじゃ……)
ほむら(お友達がほしかったのかな…?)
ほむら(この時間軸はちょっと今までと違うもん…)
ほむら(キュゥべえは鹿目さんや美樹さんと契約をしようとしないし…)
ほむら(いっつも巴さんの側にいるみたいだし…)
ほむら「……」
ほむら(…もしかして佐倉さんは、ただ遊びたいだけなんじゃ……)
ほむら(お友達がほしかったのかな…?)
ほむら(この時間軸はちょっと今までと違うもん…)
ほむら(キュゥべえは鹿目さんや美樹さんと契約をしようとしないし…)
ほむら(いっつも巴さんの側にいるみたいだし…)
154: 2012/08/03(金) 01:27:13.26
ほむら(キュゥべえのことが今一よくわかんないから、先に佐倉さんのところに来たら)
ほむら(あっちこっちに連れていかれて)
ほむら(そして遊んで…)
ほむら(魔女も使い魔もやっつけてるから悪くはないんだけど)
ほむら(ほんとにこれでいいのかな?)
杏子「ほむらー、次何処行く?」
ほむら「えと…」
杏子「あ、彼処でクレープ食おうぜ!」タタッ
ほむら「あっ、佐倉さーん…」タタッ
ほむら(あっちこっちに連れていかれて)
ほむら(そして遊んで…)
ほむら(魔女も使い魔もやっつけてるから悪くはないんだけど)
ほむら(ほんとにこれでいいのかな?)
杏子「ほむらー、次何処行く?」
ほむら「えと…」
杏子「あ、彼処でクレープ食おうぜ!」タタッ
ほむら「あっ、佐倉さーん…」タタッ
156: 2012/08/03(金) 01:30:44.82
ほむら「はぁ…はぁ…」
杏子「ほら、ほむらのクレープ」
ほむら「あ、ありがとうございます…」
杏子「へへ、いいって。ほら食おうぜ?」
ほむら「は、はい」
杏子「はむっ…うん、美味い!」
ほむら「早くほむらも食えよ」
ほむら「ほむっ…うん、美味しいです」
杏子「だろっ?」
ほむら「えへへ…」
キュゥべえ「わぁぁぁぁぁっ!」
杏子「ほら、ほむらのクレープ」
ほむら「あ、ありがとうございます…」
杏子「へへ、いいって。ほら食おうぜ?」
ほむら「は、はい」
杏子「はむっ…うん、美味い!」
ほむら「早くほむらも食えよ」
ほむら「ほむっ…うん、美味しいです」
杏子「だろっ?」
ほむら「えへへ…」
キュゥべえ「わぁぁぁぁぁっ!」
157: 2012/08/03(金) 01:33:35.00
杏子「ん?」
キュゥべえ「きょうこぉぉぉぉぉ!」
ほむら「あっ…」
キュゥべえ「杏子っ!」ダキッ
杏子「わわっ?な、なんだ?」
ほむら「キュゥべえ?」
キュゥべえ「うぅぅ…」
杏子「よ、よくわかんねーけど、巴マミのやつはどうしたのさ?」
キュゥべえ「もうマミなんて知らないよ!」
杏子「は、はぁ…?」
キュゥべえ「きょうこぉぉぉぉぉ!」
ほむら「あっ…」
キュゥべえ「杏子っ!」ダキッ
杏子「わわっ?な、なんだ?」
ほむら「キュゥべえ?」
キュゥべえ「うぅぅ…」
杏子「よ、よくわかんねーけど、巴マミのやつはどうしたのさ?」
キュゥべえ「もうマミなんて知らないよ!」
杏子「は、はぁ…?」
159: 2012/08/03(金) 01:37:35.70
キュゥべえ「―と言うことなんだ」
ほむら「そうだったんだ…」
杏子「んー、マミをそのさやかってやつと、まどかってやつに取られた…ねぇ」
キュゥべえ「酷いよ、マミはボクと仲良くする義務があるのに」
ほむら「は、はは…」
杏子「んー、ここで話すのもあれだし…」
杏子「よし、ほむらん家行くぞ」
ほむら「え、えー?」
杏子「ほら、いいから鍵寄越しなっ」
ほむら「は、はい…」
ほむら「そうだったんだ…」
杏子「んー、マミをそのさやかってやつと、まどかってやつに取られた…ねぇ」
キュゥべえ「酷いよ、マミはボクと仲良くする義務があるのに」
ほむら「は、はは…」
杏子「んー、ここで話すのもあれだし…」
杏子「よし、ほむらん家行くぞ」
ほむら「え、えー?」
杏子「ほら、いいから鍵寄越しなっ」
ほむら「は、はい…」
160: 2012/08/03(金) 01:42:42.04
杏子「さーて、ついたぜ」
ほむら「うぅ…」
杏子「ほえー、相変わらずすげぇ部屋だよな」
ほむら「魔法でちょっと…」
杏子「ふーん?まあそれは置いといて」
キュゥべえ「……」ブスー
杏子「この膨れっ面のキュゥべえをどうするか、だね」
ほむら「う、うん…」
キュゥべえ「マミー、おなかすいたー」
ほむら「うぅ…」
杏子「ほえー、相変わらずすげぇ部屋だよな」
ほむら「魔法でちょっと…」
杏子「ふーん?まあそれは置いといて」
キュゥべえ「……」ブスー
杏子「この膨れっ面のキュゥべえをどうするか、だね」
ほむら「う、うん…」
キュゥべえ「マミー、おなかすいたー」
162: 2012/08/03(金) 01:47:05.14
杏子「おいおい、あたしらはマミじゃないぜ?」
キュゥべえ「あ…」
杏子「つーか、おまえマミの料理食ってたのか」
ほむら「キュゥべえもごはん食べるんだ…」
キュゥべえ「ま、まあね」
キュゥべえ「だってマミが頼んでもいないのに毎日準備してるから…」
ほむら「巴さんはキュゥべえが大好き…だもんね…」
ほむら(でも…キュゥべえは騙してるの…わたし達魔法少女を…)
キュゥべえ「あ…」
杏子「つーか、おまえマミの料理食ってたのか」
ほむら「キュゥべえもごはん食べるんだ…」
キュゥべえ「ま、まあね」
キュゥべえ「だってマミが頼んでもいないのに毎日準備してるから…」
ほむら「巴さんはキュゥべえが大好き…だもんね…」
ほむら(でも…キュゥべえは騙してるの…わたし達魔法少女を…)
164: 2012/08/03(金) 01:50:24.99
ほむら(だけど…)
キュゥべえ「ぼ、ボクだって好きで食べてるわけじゃないんだから」
キュゥべえ「勘違いしないでよね」
杏子「はいはい」
ほむら(このキュゥべえは違うのかな…?)
ほむら(だって明らかに感情あるし、嘘ついてるし…)
ほむら(なら警戒しなくても…ううん、むしろ仲良くなれるかも…?)
キュゥべえ「ぼ、ボクだって好きで食べてるわけじゃないんだから」
キュゥべえ「勘違いしないでよね」
杏子「はいはい」
ほむら(このキュゥべえは違うのかな…?)
ほむら(だって明らかに感情あるし、嘘ついてるし…)
ほむら(なら警戒しなくても…ううん、むしろ仲良くなれるかも…?)
165: 2012/08/03(金) 01:56:13.43
杏子「それにしてもわかりやすいな、おまえ」
キュゥべえ「ん?」
杏子「昔はそんなんじゃなかったろ?」
杏子「なんつーかさ、感情がなくてなに考えてやがるかわかんったけど」
杏子「今はすっげぇわかりやすいもんね」
キュゥべえ「何がいいたいのさ」
キュゥべえ「ん?」
杏子「昔はそんなんじゃなかったろ?」
杏子「なんつーかさ、感情がなくてなに考えてやがるかわかんったけど」
杏子「今はすっげぇわかりやすいもんね」
キュゥべえ「何がいいたいのさ」
166: 2012/08/03(金) 01:59:27.24
杏子「なんかマミが裏切ったとかどうとか言ってるけどさ」
杏子「ようするに、さやかとまどかってやつらに嫉妬してるだけじゃん?」
キュゥべえ「な…違うよ!マミはボクを裏切ったんだ!」
キュゥべえ「ボクをそっちのけで鹿目まどかと美樹さやかと嬉しそうに笑って…」
キュゥべえ「酷いよ、マミはボクを裏切ったんだ!」
杏子「嫉妬だな」
ほむら「わたしもそう思います」
杏子「ようするに、さやかとまどかってやつらに嫉妬してるだけじゃん?」
キュゥべえ「な…違うよ!マミはボクを裏切ったんだ!」
キュゥべえ「ボクをそっちのけで鹿目まどかと美樹さやかと嬉しそうに笑って…」
キュゥべえ「酷いよ、マミはボクを裏切ったんだ!」
杏子「嫉妬だな」
ほむら「わたしもそう思います」
168: 2012/08/03(金) 02:03:23.80
キュゥべえ「だ、だから違うって言ってるじゃないか!」
杏子「はいはい」
キュゥべえ「そう言う杏子だって、ボクが羨ましかったんだよね?」
杏子「はぁ?」
キュゥべえ「君はバレてないと思っているようだけど、そう上手くは行かないよ」
杏子「…なんの話さ」
キュゥべえ「杏子、君は何度もマミの近くに現れていたよね」
杏子「!」
杏子「はいはい」
キュゥべえ「そう言う杏子だって、ボクが羨ましかったんだよね?」
杏子「はぁ?」
キュゥべえ「君はバレてないと思っているようだけど、そう上手くは行かないよ」
杏子「…なんの話さ」
キュゥべえ「杏子、君は何度もマミの近くに現れていたよね」
杏子「!」
171: 2012/08/03(金) 02:06:38.54
キュゥべえ「杏子は昔、マミと喧嘩別れしたからね」
キュゥべえ「でも寂しくなって戻ってきたけど」
キュゥべえ「恥ずかしくて側には行けなかったんだよね」
杏子「な、ば、ばか!違うし!そうじゃねーし!」
杏子「あ、あたしはただ巴マミと、その!」
杏子「ああ、くっそ!えっと…!」
キュゥべえ「図星だね」
ほむら「わたしもそう思うよ」
キュゥべえ「でも寂しくなって戻ってきたけど」
キュゥべえ「恥ずかしくて側には行けなかったんだよね」
杏子「な、ば、ばか!違うし!そうじゃねーし!」
杏子「あ、あたしはただ巴マミと、その!」
杏子「ああ、くっそ!えっと…!」
キュゥべえ「図星だね」
ほむら「わたしもそう思うよ」
172: 2012/08/03(金) 02:09:45.53
杏子「ほ、ほむら!」
ほむら「ふふ、ごめんなさい」
杏子「ったく…!」
キュゥべえ「ボクはマミのことなら何でもわかるからね」
杏子「さぁどうだか」
ほむら「ふふっ」
杏子「ん?」
ほむら「キュゥべえも佐倉さんも、巴さんのことが大好きなのは本当なんだなって」
杏子「な…だ、たがら違うんだって!」
キュゥべえ「そうだよ!これは義務の話で…」
ほむら「ふふ、ごめんなさい」
杏子「ったく…!」
キュゥべえ「ボクはマミのことなら何でもわかるからね」
杏子「さぁどうだか」
ほむら「ふふっ」
杏子「ん?」
ほむら「キュゥべえも佐倉さんも、巴さんのことが大好きなのは本当なんだなって」
杏子「な…だ、たがら違うんだって!」
キュゥべえ「そうだよ!これは義務の話で…」
173: 2012/08/03(金) 02:13:04.51
ほむら「ふふ、素直じゃないなぁ」
杏子「ほむらぁー!」
キュゥべえ「ほむらぁー!」
ほむら「あわわわっ?」
ピンポーン
ほむら「あれ?誰だろう…」
ガチャッ
まどか「あ、ほむらちゃん!」
ほむら「鹿目さん?」
まどか「急に来ちゃってごめんね?」
ほむら「あ、いえ…でもどうしてここが?」
ほむら「家の場所まだ教えてないのに…」
まどか「あ…」
杏子「ほむらぁー!」
キュゥべえ「ほむらぁー!」
ほむら「あわわわっ?」
ピンポーン
ほむら「あれ?誰だろう…」
ガチャッ
まどか「あ、ほむらちゃん!」
ほむら「鹿目さん?」
まどか「急に来ちゃってごめんね?」
ほむら「あ、いえ…でもどうしてここが?」
ほむら「家の場所まだ教えてないのに…」
まどか「あ…」
174: 2012/08/03(金) 02:16:08.03
まどか「え、えーと…」
ほむら「鹿目さん?」
まどか「ごめんなさいっ!実はこの前、ほむらちゃんの後をつけてたの」
ほむら「えっ?」
まどか「あの日はさやかちゃんも仁美ちゃんも用事があったから、わたし一人で…」
まどか「そしたら、ほむらちゃんを見かけて…でもその時は話しかける勇気がなくって…」
まどか「だから、その…ここまでついてきちゃって…」
ほむら「鹿目さん?」
まどか「ごめんなさいっ!実はこの前、ほむらちゃんの後をつけてたの」
ほむら「えっ?」
まどか「あの日はさやかちゃんも仁美ちゃんも用事があったから、わたし一人で…」
まどか「そしたら、ほむらちゃんを見かけて…でもその時は話しかける勇気がなくって…」
まどか「だから、その…ここまでついてきちゃって…」
175: 2012/08/03(金) 02:18:40.82
ほむら「だからここがわかったんだね」
まどか「う、うん…ごめんね…これじゃストーカーだよね…」
ほむら「ううん、大丈夫。むしろ嬉しいかな」
まどか「そ、そっか!てぃひひ!」
ほむら「それで、どうしたの?」
まどか「あっ、キュゥべえを見てないかなって」
ほむら「キュゥべえならここにいるよ」
まどか「やっぱり?」
まどか「う、うん…ごめんね…これじゃストーカーだよね…」
ほむら「ううん、大丈夫。むしろ嬉しいかな」
まどか「そ、そっか!てぃひひ!」
ほむら「それで、どうしたの?」
まどか「あっ、キュゥべえを見てないかなって」
ほむら「キュゥべえならここにいるよ」
まどか「やっぱり?」
176: 2012/08/03(金) 02:21:30.33
ほむら「ほら」
キュゥべえ「マミのバカ…」ブスー
杏子「あたしは別にマミなんて…」
まどか「うぇひひ、ほんとだね」
ほむら「もしかして、巴さん達と?」
まどか「うん、手分けして探してたんだ」
ほむら「そっか」
まどか「メールしとくね?」
ほむら「うん」
まどか「マミさんとさやかちゃん、すぐに来れると思うよ」
キュゥべえ「マミのバカ…」ブスー
杏子「あたしは別にマミなんて…」
まどか「うぇひひ、ほんとだね」
ほむら「もしかして、巴さん達と?」
まどか「うん、手分けして探してたんだ」
ほむら「そっか」
まどか「メールしとくね?」
ほむら「うん」
まどか「マミさんとさやかちゃん、すぐに来れると思うよ」
178: 2012/08/03(金) 02:25:05.24
ほむら「あ、良かったら上がって待ってようよ」
まどか「うん、ありがと。おじゃまします」
キュゥべえ「あ…」
杏子「ん?あんたがさやかか?」
まどか「ううん、わたしはまどかだよ」
杏子「そっか、まどかか」
キュゥべえ「それで、まどかが何しに来たのさ」
キュゥべえ「ここにさマミはいないよ」
まどか「マミさんならもうすぐ来るよ」
まどか「うん、ありがと。おじゃまします」
キュゥべえ「あ…」
杏子「ん?あんたがさやかか?」
まどか「ううん、わたしはまどかだよ」
杏子「そっか、まどかか」
キュゥべえ「それで、まどかが何しに来たのさ」
キュゥべえ「ここにさマミはいないよ」
まどか「マミさんならもうすぐ来るよ」
179: 2012/08/03(金) 02:31:01.90
キュゥべえ「え…」
さやか「キュゥべえに渡したいものがあるんだってさ」ズイッ
杏子「わわっ?あんた誰だ?」
さやか「ん?あたしはさやかよ、美樹さやか、美樹ね美樹!」
杏子「はぁ?」
さやか「そう言うあんたは誰よ?」
杏子「あたしは佐倉杏子だ」
さやか「あぁ、マミさんの言ってた…」
杏子「ん?」
さやか「キュゥべえに渡したいものがあるんだってさ」ズイッ
杏子「わわっ?あんた誰だ?」
さやか「ん?あたしはさやかよ、美樹さやか、美樹ね美樹!」
杏子「はぁ?」
さやか「そう言うあんたは誰よ?」
杏子「あたしは佐倉杏子だ」
さやか「あぁ、マミさんの言ってた…」
杏子「ん?」
181: 2012/08/03(金) 02:34:05.39
さやか「マミさんが昔仲良かった魔法少女がいるとか言ってたんだよね」
杏子「!」
さやか「たしか赤髪とか言ってたし、あんたのことだったんだ」
さやか「ちょっと前にあんたを見かけた時に気づけばよかった」
杏子「えっ?会ったことあるっけ?」
まどか「お昼前にほむらちゃんと話してる時に、あなたがほむらちゃんを連れていっちゃったんだよ?」
杏子「!」
さやか「たしか赤髪とか言ってたし、あんたのことだったんだ」
さやか「ちょっと前にあんたを見かけた時に気づけばよかった」
杏子「えっ?会ったことあるっけ?」
まどか「お昼前にほむらちゃんと話してる時に、あなたがほむらちゃんを連れていっちゃったんだよ?」
182: 2012/08/03(金) 02:37:57.95
杏子「あー…そういや会ったかも」
まどか「ほむらちゃんしか見てなかったもんね」
ほむら「ははは…」
キュゥべえ「……」
さやか「こらこら、そんなにブスっとしない」
キュゥべえ「そうやって君たちは今度はボクから杏子を取るんだ」
さやか「だーかーら!取ったりなんかしないってば」
キュゥべえ「でもマミを取ったじゃないか」
まどか「それは違うよ、キュゥべえ」
まどか「ほむらちゃんしか見てなかったもんね」
ほむら「ははは…」
キュゥべえ「……」
さやか「こらこら、そんなにブスっとしない」
キュゥべえ「そうやって君たちは今度はボクから杏子を取るんだ」
さやか「だーかーら!取ったりなんかしないってば」
キュゥべえ「でもマミを取ったじゃないか」
まどか「それは違うよ、キュゥべえ」
183: 2012/08/03(金) 02:40:40.93
キュゥべえ「どうして?だってマミはボクより君たちの方が大切なんだろう?」
マミ「そんなことないわ、キュゥべえ」
キュゥべえ「!」
ほむら「巴さん」
マミ「はじめまして、おじゃまさせてもらうわ」
ほむら「はい」
キュゥべえ「マミ…」
マミ「キュゥべえ…ごめんね?」ダキッ
キュゥべえ「あっ…」
マミ「そんなことないわ、キュゥべえ」
キュゥべえ「!」
ほむら「巴さん」
マミ「はじめまして、おじゃまさせてもらうわ」
ほむら「はい」
キュゥべえ「マミ…」
マミ「キュゥべえ…ごめんね?」ダキッ
キュゥべえ「あっ…」
186: 2012/08/03(金) 02:44:22.48
マミ「私ね?たしかに女の子の仲間が、お友達が欲しかった…」
キュゥべえ「……」
マミ「でも、私が一人ぼっちだとは思ったことは無いわ」
マミ「だって、キュゥべえ…あなたがいつも側にいてくれたんですもの」
キュゥべえ「マミ…」
マミ「だから私はお父さんやお母さんがいなくっても、孤独じゃなかったの」
キュゥべえ「……」
マミ「でも、私が一人ぼっちだとは思ったことは無いわ」
マミ「だって、キュゥべえ…あなたがいつも側にいてくれたんですもの」
キュゥべえ「マミ…」
マミ「だから私はお父さんやお母さんがいなくっても、孤独じゃなかったの」
187: 2012/08/03(金) 02:48:32.07
マミ「キュゥべえが一緒に話してくれた」
マミ「一緒にごはんを食べてくれて、美味しいって言ってくれた」
マミ「一緒にお風呂に入ってくれた」
マミ「私におやすみって言ってくれるし、おはようとも言ってくれた」
マミ「おはようからおやすみまで暮らしを見つめてくれたのは」
マミ「キュゥべえ、あなたなの」
マミ「あなたは私の家族でいてくれたの」
マミ「一緒にごはんを食べてくれて、美味しいって言ってくれた」
マミ「一緒にお風呂に入ってくれた」
マミ「私におやすみって言ってくれるし、おはようとも言ってくれた」
マミ「おはようからおやすみまで暮らしを見つめてくれたのは」
マミ「キュゥべえ、あなたなの」
マミ「あなたは私の家族でいてくれたの」
191: 2012/08/03(金) 02:53:54.89
マミ「それを…改めて実感できたわ」
キュゥべえ「マミ…」
マミ「あなたが出ていった時、すごく悲しくって…」
マミ「私は…キュゥべえに依存してたんだなって…」
マミ「あの時、初めて自覚できたの」
キュゥべえ「…」
マミ「だから、もう離さないわ、キュゥべえ」ギュッ
キュゥべえ「マミ…」
マミ「ごめんね?キュゥべえ」
キュゥべえ「マミ…マミ…」
キュゥべえ「マミ…」
マミ「あなたが出ていった時、すごく悲しくって…」
マミ「私は…キュゥべえに依存してたんだなって…」
マミ「あの時、初めて自覚できたの」
キュゥべえ「…」
マミ「だから、もう離さないわ、キュゥべえ」ギュッ
キュゥべえ「マミ…」
マミ「ごめんね?キュゥべえ」
キュゥべえ「マミ…マミ…」
192: 2012/08/03(金) 02:56:38.55
キュゥべえ「ボクも悲しかったよ…嫌だったよ!」
キュゥべえ「やっぱり感情なんて人類の欠陥だって思った…」
キュゥべえ「でも、今は嬉しいんだ…!」
キュゥべえ「感情も悪くはない…そうだよね?」
マミ「うん、感情があるから喜んだり悲しんだりできるのだから」
マミ「そして好きに慣れるのだから…ね」ギュッ
キュゥべえ「マミ…」
キュゥべえ「マミ!マミ!」ギュッ
キュゥべえ「やっぱり感情なんて人類の欠陥だって思った…」
キュゥべえ「でも、今は嬉しいんだ…!」
キュゥべえ「感情も悪くはない…そうだよね?」
マミ「うん、感情があるから喜んだり悲しんだりできるのだから」
マミ「そして好きに慣れるのだから…ね」ギュッ
キュゥべえ「マミ…」
キュゥべえ「マミ!マミ!」ギュッ
193: 2012/08/03(金) 02:58:51.77
さやか「なるほどねぇ、たしかにダッコすると喜ぶみたいだね」
まどか「てぃひひ、マミさん限定みたいだけどね」
ほむら「…このキュゥべえなら、きっと…」
まどか「ん?どうしたの、ほむらちゃん?」
ほむら「ううん、何でも」
まどか「そっか…ね、ほむらちゃん」
ほむら「はい?」
まどか「わたし達も仲良くなれないかなぁーって」
ほむら「え?」
まどか「てぃひひ、マミさん限定みたいだけどね」
ほむら「…このキュゥべえなら、きっと…」
まどか「ん?どうしたの、ほむらちゃん?」
ほむら「ううん、何でも」
まどか「そっか…ね、ほむらちゃん」
ほむら「はい?」
まどか「わたし達も仲良くなれないかなぁーって」
ほむら「え?」
194: 2012/08/03(金) 03:01:59.82
まどか「えへへ…」
さやか「まどかは、ほむらと友達になりたがってたんだよ?」
さやか「ほむらが転校してきた日からさ」
ほむら「…」
さやか「なのにほむらは忙しそうだし、まどかは恥ずかしがるからねぇ」
ほむら「そうだったんですか…」
まどか「あ、嫌なら全然いいんだよ?」
まどか「いや、よくないけど…」
まどか「あれっ?でもっ…えと…」
さやか「まどかは、ほむらと友達になりたがってたんだよ?」
さやか「ほむらが転校してきた日からさ」
ほむら「…」
さやか「なのにほむらは忙しそうだし、まどかは恥ずかしがるからねぇ」
ほむら「そうだったんですか…」
まどか「あ、嫌なら全然いいんだよ?」
まどか「いや、よくないけど…」
まどか「あれっ?でもっ…えと…」
195: 2012/08/03(金) 03:04:21.80
ほむら「ふふっ」
まどか「あ…」
ほむら「わたしも、鹿目さんとお友達になりたいって思ってたんです」
まどか「ほむらちゃん…」
ほむら「だから、よろしくお願いします」
まどか「うん!えへへっ!」
さやか「こらー!さやかちゃんを残すとはけしからぁーん!」
ほむら「もちろん、美樹さんもです」
さやか「えへへ、やったね!」
杏子「はむっ…はむっ…」
まどか「あ…」
ほむら「わたしも、鹿目さんとお友達になりたいって思ってたんです」
まどか「ほむらちゃん…」
ほむら「だから、よろしくお願いします」
まどか「うん!えへへっ!」
さやか「こらー!さやかちゃんを残すとはけしからぁーん!」
ほむら「もちろん、美樹さんもです」
さやか「えへへ、やったね!」
杏子「はむっ…はむっ…」
196: 2012/08/03(金) 03:07:04.59
さやか「はい、そこで不機嫌そうにクレープ食べてるあんた!」
さやか「あんたもこっち来なさい!」
杏子「なんだよ…あたしはよそ者だから関係ないじゃんかよ…」
マミ「あなたはよそ者なんかじゃないわ」
杏子「!」
マミ「佐倉さん」ニコッ
キュゥべえ「マミ!マミ!」
マミ「佐倉さん…久しぶりね」
杏子「あ、あぁ…」
さやか「あんたもこっち来なさい!」
杏子「なんだよ…あたしはよそ者だから関係ないじゃんかよ…」
マミ「あなたはよそ者なんかじゃないわ」
杏子「!」
マミ「佐倉さん」ニコッ
キュゥべえ「マミ!マミ!」
マミ「佐倉さん…久しぶりね」
杏子「あ、あぁ…」
198: 2012/08/03(金) 03:11:36.60
マミ「佐倉さん…もしかして、私に会いに来てくれたの?」
杏子「ばっ…ち、違う!あたしはただちょっと懐かしくなって…」
杏子「それに、ほらっ!ほむらとも協力しなきゃいけないからさ」
ほむら「ふふ」
杏子「だ、だから…だからあたしは別にマミと仲直りなんか…」ゴニョゴニョ
マミ「そう…なら私から言わせてもらうわ」
杏子「え?」
杏子「ばっ…ち、違う!あたしはただちょっと懐かしくなって…」
杏子「それに、ほらっ!ほむらとも協力しなきゃいけないからさ」
ほむら「ふふ」
杏子「だ、だから…だからあたしは別にマミと仲直りなんか…」ゴニョゴニョ
マミ「そう…なら私から言わせてもらうわ」
杏子「え?」
200: 2012/08/03(金) 03:14:34.75
マミ「佐倉さん、また私と一緒に戦ってくれないかしら?」
杏子「!」
マミ「…実は、あなたが最近見滝原に帰ってきていたのは知っていたの」
マミ「もしかして、また私と…だなんて思ったのだけど」
マミ「実際は…」チラッ
ほむら「?」
マミ「彼女の仲間になり来たんだって…思って…」
マミ「だから2人に話しかけることもできないで…」
マミ「だけど益々仲間がほしくなって…」
杏子「!」
マミ「…実は、あなたが最近見滝原に帰ってきていたのは知っていたの」
マミ「もしかして、また私と…だなんて思ったのだけど」
マミ「実際は…」チラッ
ほむら「?」
マミ「彼女の仲間になり来たんだって…思って…」
マミ「だから2人に話しかけることもできないで…」
マミ「だけど益々仲間がほしくなって…」
201: 2012/08/03(金) 03:18:06.07
キュゥべえ「なるほど…だからマミは…」
キュゥべえ(…正直、まどかとさやかが魔法少女になってマミの仲間になれば)
キュゥべえ(ボクはマミに見捨てられる…そう思ったから)
キュゥべえ(2人には素質がないと嘘をついたけど…)
キュゥべえ(今はもう嘘をつく必要はなさそうだ)
キュゥべえ(どうやら仲間から見捨てられたボクに契約する力は残っていないようだし)
キュゥべえ(それに、マミはボクの側にいてくれるんだからね)
キュゥべえ(…正直、まどかとさやかが魔法少女になってマミの仲間になれば)
キュゥべえ(ボクはマミに見捨てられる…そう思ったから)
キュゥべえ(2人には素質がないと嘘をついたけど…)
キュゥべえ(今はもう嘘をつく必要はなさそうだ)
キュゥべえ(どうやら仲間から見捨てられたボクに契約する力は残っていないようだし)
キュゥべえ(それに、マミはボクの側にいてくれるんだからね)
202: 2012/08/03(金) 03:21:34.37
マミ「だからお願い、もう一度私と一緒に…ね?」
杏子「…ま、まぁ…あんたがそう言うなら仕方ない…かな」
杏子「それに人数は多い方がいいし…なぁ、ほむら?」
ほむら「はい、それにわたしも巴さんには仲間になってほしかったので…」
マミ「まぁ、ほんとう?」
ほむら「はい」
マミ「やったぁ!それなら今日から魔法少女チーム結成ね!」
杏子「し、仕方ねぇな、もう」
ほむら「ふふっ」
杏子「…ま、まぁ…あんたがそう言うなら仕方ない…かな」
杏子「それに人数は多い方がいいし…なぁ、ほむら?」
ほむら「はい、それにわたしも巴さんには仲間になってほしかったので…」
マミ「まぁ、ほんとう?」
ほむら「はい」
マミ「やったぁ!それなら今日から魔法少女チーム結成ね!」
杏子「し、仕方ねぇな、もう」
ほむら「ふふっ」
203: 2012/08/03(金) 03:24:27.65
まどか「うぇひひ。これで一件落着だね、さやかちゃん」
さやか「うん、良かった良かった」
マミ「それじゃあ、記念にあなた達にもマフラーを編んであげるわね」
ほむら「ま、マフラー?」
杏子「なんでこの季節に?」
さやか「あ、それ禁句」
まどか「てぃひひ…」
マミ「ふふ、まだ当分先だものね」
さやか「じゃあなんで?」
さやか「うん、良かった良かった」
マミ「それじゃあ、記念にあなた達にもマフラーを編んであげるわね」
ほむら「ま、マフラー?」
杏子「なんでこの季節に?」
さやか「あ、それ禁句」
まどか「てぃひひ…」
マミ「ふふ、まだ当分先だものね」
さやか「じゃあなんで?」
205: 2012/08/03(金) 03:27:53.96
マミ「実はある物を編むためにたくさん毛糸を買ったの」
マミ「そしたら毛糸がたくさん余っちゃったから、それをマフラーにしようかなってね」
まどか「そうだったんですね」
杏子「んじゃもともと何を編もうとしたのさ?」
マミ「これよ」
キュゥべえ「!」
ほむら「あ、これって…」
マミ「うん、キュゥべえのお洋服よ!」
キュゥべえ「マミ…!」
マミ「そしたら毛糸がたくさん余っちゃったから、それをマフラーにしようかなってね」
まどか「そうだったんですね」
杏子「んじゃもともと何を編もうとしたのさ?」
マミ「これよ」
キュゥべえ「!」
ほむら「あ、これって…」
マミ「うん、キュゥべえのお洋服よ!」
キュゥべえ「マミ…!」
206: 2012/08/03(金) 03:30:46.70
マミ「キュゥべえにマフラーは心細い気がしたからお洋服にしてみたの」
まどか「デザインはマミさんの魔法少女姿と一緒だね!」
マミ「ええ、お揃いよ」
マミ「どう?気に入って貰えたかしら?」
キュゥべえ「わぁ…!」
マミ「キュゥべえ?」
キュゥべえ「えっ?あ、あぁ…」
キュゥべえ「ま、まあマミがどうしてもって言うなら着てあげてもいいかな」
まどか「デザインはマミさんの魔法少女姿と一緒だね!」
マミ「ええ、お揃いよ」
マミ「どう?気に入って貰えたかしら?」
キュゥべえ「わぁ…!」
マミ「キュゥべえ?」
キュゥべえ「えっ?あ、あぁ…」
キュゥべえ「ま、まあマミがどうしてもって言うなら着てあげてもいいかな」
207: 2012/08/03(金) 03:34:06.35
さやか「あーもー素直じゃないなぁ」
まどか「うぇひひ、素直に喜べばいいのにね」
キュゥべえ「ま、まあマミはボクの下部だからこの位は当然だからね」
ほむら「し、下部?」
杏子「何言ってんだお前?」
キュゥべえ「だってそうじゃないか、マミは一生ボクの面倒を見る義務があるんだからね」
さやか「えー?なによそれ!」
まどか「ちょっと…ねぇ?」
まどか「うぇひひ、素直に喜べばいいのにね」
キュゥべえ「ま、まあマミはボクの下部だからこの位は当然だからね」
ほむら「し、下部?」
杏子「何言ってんだお前?」
キュゥべえ「だってそうじゃないか、マミは一生ボクの面倒を見る義務があるんだからね」
さやか「えー?なによそれ!」
まどか「ちょっと…ねぇ?」
208: 2012/08/03(金) 03:36:26.98
マミ「まあまあ、大丈夫よ」
さやか「だってー」
マミ「ふふ、そうね私には義務があるんだもんね」
キュゥべえ「そうだよ、だから今日からも一緒にごはん食べて」
キュゥべえ「一緒にお風呂に入って、一緒に眠って」
キュゥべえ「毎日一緒に暮らす義務があるんだ」
キュゥべえ「マミはボクの下部なんだから義務は守らなきゃダメだからね!」
マミ「はいはい」クスッ
さやか「だってー」
マミ「ふふ、そうね私には義務があるんだもんね」
キュゥべえ「そうだよ、だから今日からも一緒にごはん食べて」
キュゥべえ「一緒にお風呂に入って、一緒に眠って」
キュゥべえ「毎日一緒に暮らす義務があるんだ」
キュゥべえ「マミはボクの下部なんだから義務は守らなきゃダメだからね!」
マミ「はいはい」クスッ
209: 2012/08/03(金) 03:39:41.24
ほむら「はは…きゃははっ」
さやか「あははっ!」
まどか「てぃひひ!」
杏子「ふっ…へへっ」
キュゥべえ「あれ?みんなどうしたんだい?」
マミ「キュゥべえが面白いからよ」
キュゥべえ「そっか」
マミ「うふふっ」
キュゥべえ「きゅぴぴ!」
ほむら「?」
さやか「?」
杏子「?」
まどか「うぇひひ!」
さやか「あははっ!」
まどか「てぃひひ!」
杏子「ふっ…へへっ」
キュゥべえ「あれ?みんなどうしたんだい?」
マミ「キュゥべえが面白いからよ」
キュゥべえ「そっか」
マミ「うふふっ」
キュゥべえ「きゅぴぴ!」
ほむら「?」
さやか「?」
杏子「?」
まどか「うぇひひ!」
212: 2012/08/03(金) 03:44:48.70
キュゥべえ「ん?」
ほむら「きゅ、きゅぴぴ?」
杏子「なんだ今の?」
さやか「まどか…今笑ったのあんた?」
まどか「え?そうだけど…」
マミ「違うわ美樹さん、いま笑ったのはキュゥべえよ」
ほむら「えっ?キュゥべえ?」
マミ「キュゥべえはみんなの前で笑ったのは初めてなの?」
キュゥべえ「そうかもね」
さやか「そうなんだ…てっきりまどかかと…」
まどか「?」
ほむら「きゅ、きゅぴぴ?」
杏子「なんだ今の?」
さやか「まどか…今笑ったのあんた?」
まどか「え?そうだけど…」
マミ「違うわ美樹さん、いま笑ったのはキュゥべえよ」
ほむら「えっ?キュゥべえ?」
マミ「キュゥべえはみんなの前で笑ったのは初めてなの?」
キュゥべえ「そうかもね」
さやか「そうなんだ…てっきりまどかかと…」
まどか「?」
213: 2012/08/03(金) 03:47:34.98
マミ「ふふ、それじゃもう夜も遅いしそろそろ帰りましょ?」
さやか「そうだね」
杏子「あっ、あたしは泊まってくけどいいよね?」
ほむら「はい、もう何日か泊まってるし…」
まどか「えー?いいなぁ、あたしもお泊まりしたい!」
さやか「なら今度の休みはみんなでお泊まりでもしよっか」
マミ「いいわね、私もいいかしら?」
さやか「もちろん!」
さやか「そうだね」
杏子「あっ、あたしは泊まってくけどいいよね?」
ほむら「はい、もう何日か泊まってるし…」
まどか「えー?いいなぁ、あたしもお泊まりしたい!」
さやか「なら今度の休みはみんなでお泊まりでもしよっか」
マミ「いいわね、私もいいかしら?」
さやか「もちろん!」
215: 2012/08/03(金) 03:51:12.38
キュゥべえ「でも眠る時は絶対にボクと一緒だからね」
マミ「ふふ、わかってるわよ」
ほむら「じゃあ、今度の休みはえと…ここでお泊まり会でいいですか?」
まどか「うん、いいよ」
マミ「今度の休みは…明日じゃない?」
さやか「そうと決まれば、今日は帰って準備だね」
まどか「うん、そうしなきゃ」
キュゥべえ「マミはボクの分も頼むよ」
マミ「りょうかい」
マミ「ふふ、わかってるわよ」
ほむら「じゃあ、今度の休みはえと…ここでお泊まり会でいいですか?」
まどか「うん、いいよ」
マミ「今度の休みは…明日じゃない?」
さやか「そうと決まれば、今日は帰って準備だね」
まどか「うん、そうしなきゃ」
キュゥべえ「マミはボクの分も頼むよ」
マミ「りょうかい」
217: 2012/08/03(金) 03:54:48.87
マミ「さて、なら私は帰って準備と…マフラーも編まなきゃね」
杏子「そんなに急がなくても冬は当分来やしないよ」
マミ「ふふ、それでもよ」
ほむら「……もし、本当にまた冬になれたら」
ほむら「その時は巴さんのマフラーを使いたいな…」
ほむら「でも…」
マミ「大丈夫」
ほむら「え?」
杏子「そんなに急がなくても冬は当分来やしないよ」
マミ「ふふ、それでもよ」
ほむら「……もし、本当にまた冬になれたら」
ほむら「その時は巴さんのマフラーを使いたいな…」
ほむら「でも…」
マミ「大丈夫」
ほむら「え?」
218: 2012/08/03(金) 03:57:41.84
マミ「大丈夫よ、必ず冬はやって来るから」
ほむら「巴さん…」
マミ「だから頑張りましょうね!あなたも、わたしも、佐倉さんも」
杏子「ああ、任せときなって」
キュゥべえ「マミはボクが氏ぬまで一緒にいるんだから氏なれては困るからね」
キュゥべえ「ボクもできることは全力投球させてもらうよ」
ほむら「キュゥべえ…」
マミ「ありがとう、キュゥべえ」
ほむら「巴さん…」
マミ「だから頑張りましょうね!あなたも、わたしも、佐倉さんも」
杏子「ああ、任せときなって」
キュゥべえ「マミはボクが氏ぬまで一緒にいるんだから氏なれては困るからね」
キュゥべえ「ボクもできることは全力投球させてもらうよ」
ほむら「キュゥべえ…」
マミ「ありがとう、キュゥべえ」
220: 2012/08/03(金) 04:01:24.53
さやか「それじゃ、そろそろ帰りますか!」
まどか「明日が楽しみだね」
マミ「ええ、だからって夜更かしはダメよ?」
まどか「はーい」
マミ「それじゃあ、またね2人とも」ダキッ
キュゥべえ「マミ!」
さやか「ばいばーい」
まどか「おやすみ、ほむらちゃん、杏子ちゃん」
杏子「またなー」
ほむら「おやすみなさい」
ほむら「…来るといいな、冬」
杏子「心配するなよ、ほむら」
杏子「あたしが冬を連れてきてやるからさ」
ほむら「うん…!」
まどか「明日が楽しみだね」
マミ「ええ、だからって夜更かしはダメよ?」
まどか「はーい」
マミ「それじゃあ、またね2人とも」ダキッ
キュゥべえ「マミ!」
さやか「ばいばーい」
まどか「おやすみ、ほむらちゃん、杏子ちゃん」
杏子「またなー」
ほむら「おやすみなさい」
ほむら「…来るといいな、冬」
杏子「心配するなよ、ほむら」
杏子「あたしが冬を連れてきてやるからさ」
ほむら「うん…!」
222: 2012/08/03(金) 04:04:44.47
そして
さやか「おー、さむっ!」
まどか「今日から本格的に寒くなるみたいだね」
ほむら「うん、こんなに寒いのは本当に久しぶりかな…」
さやか「こりゃついにあのマフラーの出番だね」
まどか「えへへ、わたしはもうつけてるよ」
さやか「うん、見りゃわかるけど…まどかはいいよね、普通に鹿目まどかだから」
さやか「おー、さむっ!」
まどか「今日から本格的に寒くなるみたいだね」
ほむら「うん、こんなに寒いのは本当に久しぶりかな…」
さやか「こりゃついにあのマフラーの出番だね」
まどか「えへへ、わたしはもうつけてるよ」
さやか「うん、見りゃわかるけど…まどかはいいよね、普通に鹿目まどかだから」
224: 2012/08/03(金) 04:07:01.40
さやか「あたしは…美樹さやかの美がやたらでかくなっててさ」
さやか「なんか恥ずかしいんだよね…でも使わないのはマミさんに悪いし」
まどか「てぃひひ!」
さやか「もー、自分は関係ないからって…ほむらはどお?」
ほむら「実は、まだ袋から開けてないんです」
さやか「おっ?んじゃ今から開封ですな?」
ほむら「うん」
さやか「なんか恥ずかしいんだよね…でも使わないのはマミさんに悪いし」
まどか「てぃひひ!」
さやか「もー、自分は関係ないからって…ほむらはどお?」
ほむら「実は、まだ袋から開けてないんです」
さやか「おっ?んじゃ今から開封ですな?」
ほむら「うん」
226: 2012/08/03(金) 04:10:33.72
杏子「おーい」
マミ「みんなー!」
ほむら「あっ」
まどか「杏子ちゃん、マミさん!」
杏子「おまたせ」
マミ「ちょっとダダコねられて遅くなっちゃったわ」
まどか「ううん、大丈夫だよ」
マミ「あっ!鹿目さんも美樹さんも私のマフラー使ってくれてるのね?」
さやか「は、はい」
まどか「すっごく暖かいです」
マミ「そう、良かったわ」
マミ「みんなー!」
ほむら「あっ」
まどか「杏子ちゃん、マミさん!」
杏子「おまたせ」
マミ「ちょっとダダコねられて遅くなっちゃったわ」
まどか「ううん、大丈夫だよ」
マミ「あっ!鹿目さんも美樹さんも私のマフラー使ってくれてるのね?」
さやか「は、はい」
まどか「すっごく暖かいです」
マミ「そう、良かったわ」
227: 2012/08/03(金) 04:13:15.08
杏子「あたしも今日からつけてんだぜ」
さやか「へー?なんだかんだ言ってつけたんだ」
杏子「だっ、だってせっかく作ってくれたんだから粗末にはできないじゃんか」
さやか「とか言ってほんとは嬉しくて仕方ないくせに」
杏子「なっ…さやかぁー!」
さやか「へへーん!」
マミ「ふふっ」
まどか「ほむらちゃんは今から開けるんだよね」
ほむら「うん」
さやか「へー?なんだかんだ言ってつけたんだ」
杏子「だっ、だってせっかく作ってくれたんだから粗末にはできないじゃんか」
さやか「とか言ってほんとは嬉しくて仕方ないくせに」
杏子「なっ…さやかぁー!」
さやか「へへーん!」
マミ「ふふっ」
まどか「ほむらちゃんは今から開けるんだよね」
ほむら「うん」
230: 2012/08/03(金) 04:18:04.14
マミ「あら、そうなの?」
まどか「早く開けようよ」
ほむら「うん、開けるね」ガサッ
マミ「ふふ、気に入って貰えると嬉しいわ」
ほむら「わぁ…!」
まどか「可愛いね、ほむらちゃん!」
ほむら「うん!…うん?」
マミ「どうしたの?」
まどか「あっ」
さやか「ちょっ…」
杏子「ん?」
ほむら「あ…明三ほむら…?」
まどか「早く開けようよ」
ほむら「うん、開けるね」ガサッ
マミ「ふふ、気に入って貰えると嬉しいわ」
ほむら「わぁ…!」
まどか「可愛いね、ほむらちゃん!」
ほむら「うん!…うん?」
マミ「どうしたの?」
まどか「あっ」
さやか「ちょっ…」
杏子「ん?」
ほむら「あ…明三ほむら…?」
232: 2012/08/03(金) 04:21:33.42
マミ「あ」
さやか「これはひどい」
杏子「漢字が違うじゃんか」
まどか「うぇひひ…」
ほむら「え、えっと…」
マミ「……そ、そういえばあの日暁美さんのマフラーをすぐ編もうとして…」
マミ「美樹さんが書いた紙を見ながら編んで…」
マミ「そのまま最後まで編んじゃって…」
マミ「渡してから暫くしてから暁美だって知って…」
さやか「これはひどい」
杏子「漢字が違うじゃんか」
まどか「うぇひひ…」
ほむら「え、えっと…」
マミ「……そ、そういえばあの日暁美さんのマフラーをすぐ編もうとして…」
マミ「美樹さんが書いた紙を見ながら編んで…」
マミ「そのまま最後まで編んじゃって…」
マミ「渡してから暫くしてから暁美だって知って…」
234: 2012/08/03(金) 04:26:39.63
マミ「えと…その…」
マミ「てへへっ!間違えちゃった!」
まどか「………」
さやか「………」
杏子「………」
マミ「………」
ほむら「は、はは…」
マミ「ご、ごめんなさい!今すぐ編み直すわ!」
ほむら「だ、大丈夫です!巻き方しだいでなんとかなりますから…」
マミ「でもっ…」
ほむら「ありがとうございます、巴さん。大切にしますね」
マミ「てへへっ!間違えちゃった!」
まどか「………」
さやか「………」
杏子「………」
マミ「………」
ほむら「は、はは…」
マミ「ご、ごめんなさい!今すぐ編み直すわ!」
ほむら「だ、大丈夫です!巻き方しだいでなんとかなりますから…」
マミ「でもっ…」
ほむら「ありがとうございます、巴さん。大切にしますね」
236: 2012/08/03(金) 04:30:29.84
マミ「暁美さん…」
さやか「そ、そうだよ!巻いちゃえば一緒だからさ!」
まどか「それならわたしと2人で巻いてもいいんだよ?」
杏子「然り気無く何言ってんだ、まどか」
まどか「えっ?だって、そうしたらあったかあったか…かなって…」
ほむら「ふふ、でも歩きづらくなっちゃうね」
まどか「あ、そっか…」
さやか「もー!マミさんもまどかもちょっとバカ!」
さやか「そ、そうだよ!巻いちゃえば一緒だからさ!」
まどか「それならわたしと2人で巻いてもいいんだよ?」
杏子「然り気無く何言ってんだ、まどか」
まどか「えっ?だって、そうしたらあったかあったか…かなって…」
ほむら「ふふ、でも歩きづらくなっちゃうね」
まどか「あ、そっか…」
さやか「もー!マミさんもまどかもちょっとバカ!」
237: 2012/08/03(金) 04:33:21.15
杏子「あははっ!たしかに!」
ほむら「ふふっ」
まどか「…てぃひひ!」
マミ「うふふっ」
さやか「ふぅー、ってそう言えばキュゥべえは?」
まどか「あれ?そう言えば何時もはマミさんの肩に乗ってるのに…」
ほむら「今日はいないね?」
杏子「ああ、見ればわかるんじゃないの?」
さやか「えっ?」
杏子「ほら、よくみりゃわかるだろ?」
まどか「あっ」
ほむら「巴さんの胸が…」
ほむら「ふふっ」
まどか「…てぃひひ!」
マミ「うふふっ」
さやか「ふぅー、ってそう言えばキュゥべえは?」
まどか「あれ?そう言えば何時もはマミさんの肩に乗ってるのに…」
ほむら「今日はいないね?」
杏子「ああ、見ればわかるんじゃないの?」
さやか「えっ?」
杏子「ほら、よくみりゃわかるだろ?」
まどか「あっ」
ほむら「巴さんの胸が…」
239: 2012/08/03(金) 04:36:19.65
マミ「ふふ」
さやか「あれ?またマミさんのおっきくなってない?」
さやか「つーかデカすぎない?」
まどか「………」
ほむら「………」
杏子「いや、いくらなんでもそんなわけないじゃんか」
杏子「あとそこの2人、そんなに気を落とさなくても大丈夫だって」
マミ「キュゥべえ、みんなが呼んでるよ」
キュゥべえ「ぷはっ」
まどか「あっ、キュゥべえ!」
ほむら「そんなところにいたの?」
さやか「あれ?またマミさんのおっきくなってない?」
さやか「つーかデカすぎない?」
まどか「………」
ほむら「………」
杏子「いや、いくらなんでもそんなわけないじゃんか」
杏子「あとそこの2人、そんなに気を落とさなくても大丈夫だって」
マミ「キュゥべえ、みんなが呼んでるよ」
キュゥべえ「ぷはっ」
まどか「あっ、キュゥべえ!」
ほむら「そんなところにいたの?」
241: 2012/08/03(金) 04:41:48.91
キュゥべえ「うん!」
さやか「な、なんでそんなところに…」
杏子「そりゃ変態だからさ」
キュゥべえ「変態じゃないよインキュベーターだよ」
杏子「はいはい」
まどか「でも、そこなら暖かそう…わたしじゃダメだけど…」
ほむら「わ、わたしも…」
マミ「あら?そうかしら?」
まどか「……強く生きようね、ほむらちゃん」
ほむら「うん……」
さやか「な、なんでそんなところに…」
杏子「そりゃ変態だからさ」
キュゥべえ「変態じゃないよインキュベーターだよ」
杏子「はいはい」
まどか「でも、そこなら暖かそう…わたしじゃダメだけど…」
ほむら「わ、わたしも…」
マミ「あら?そうかしら?」
まどか「……強く生きようね、ほむらちゃん」
ほむら「うん……」
242: 2012/08/03(金) 04:49:07.65
さやか「うーむ、たしかに暖かそうなのはわかる」
さやか「よーし、あたしも!」
キュゥべえ「だーめ!おっOい禁止!」
さやか「えー?」
キュゥべえ「ここはボクだけの特権なんだからね!」
杏子「ってずっと言ってんだよな」
さやか「ぶー!」
ほむら「ふふっ」
キュゥべえ「ボクには好きな時に好きなだけここにいる権利があるんだからね」
マミ「ふふっ。はいご主人」
キュゥべえ「さすがマミ!ボクの下僕!」
まどか「てぃひひっ!」
まどか(この時のキュゥべえはとっても嬉しそうだなって)
まどか(みんながそう思ってしまうのでした)
おわり
さやか「よーし、あたしも!」
キュゥべえ「だーめ!おっOい禁止!」
さやか「えー?」
キュゥべえ「ここはボクだけの特権なんだからね!」
杏子「ってずっと言ってんだよな」
さやか「ぶー!」
ほむら「ふふっ」
キュゥべえ「ボクには好きな時に好きなだけここにいる権利があるんだからね」
マミ「ふふっ。はいご主人」
キュゥべえ「さすがマミ!ボクの下僕!」
まどか「てぃひひっ!」
まどか(この時のキュゥべえはとっても嬉しそうだなって)
まどか(みんながそう思ってしまうのでした)
おわり
244: 2012/08/03(金) 04:52:26.93
乙
247: 2012/08/03(金) 05:18:06.62
乙べえ
引用元: キュゥべえ「さすがマミ!ボクの下僕!」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります