1: 2017/04/06(木) 00:33:04.789
男「ん……ここがコメダ珈琲か」
男(夕食前に軽くコーヒーと甘い物ってのも悪くない)
男(寄っていこう)ギィィ…
カランカラン…
客A「ん? ……見ねぇツラだな」
客B「よそ者がきやがったぜ」
男(夕食前に軽くコーヒーと甘い物ってのも悪くない)
男(寄っていこう)ギィィ…
カランカラン…
客A「ん? ……見ねぇツラだな」
客B「よそ者がきやがったぜ」
6: 2017/04/06(木) 00:36:35.031
店員「お客様、何名様ですか?」
男「一名だ」
店員「おタバコはお吸いになられますか?」
男「吸わない」
店員「こちらの空いてるお席へどうぞー!」
客A「お、こっちに来たぜ」
客A「おいおい、アイツここがどんな場所か知ってんのか?」
客B「へっへっへ……たっぷり教育を施してやろうぜぇ~」
ボス「……」
男「一名だ」
店員「おタバコはお吸いになられますか?」
男「吸わない」
店員「こちらの空いてるお席へどうぞー!」
客A「お、こっちに来たぜ」
客A「おいおい、アイツここがどんな場所か知ってんのか?」
客B「へっへっへ……たっぷり教育を施してやろうぜぇ~」
ボス「……」
9: 2017/04/06(木) 00:39:11.463
男「……」ドスッ
客A「おいおいおい、お上品そうなお坊ちゃん!」
客A「ここは“スタバ”や“ドトール”なんかとはわけがちがうぜぇ?」
客B「お坊ちゃんは家に帰ってママのミルクでも吸ってな!」
ヒャハハハハハッ!
客A「おいおいおい、お上品そうなお坊ちゃん!」
客A「ここは“スタバ”や“ドトール”なんかとはわけがちがうぜぇ?」
客B「お坊ちゃんは家に帰ってママのミルクでも吸ってな!」
ヒャハハハハハッ!
12: 2017/04/06(木) 00:42:29.079
男「……」
客A「悩んでやがるな」
客B「そりゃそうだ! なにしろコメダのメニューは豊富すぎるからな!」
客B「きっと頭ン中パンクしてるに違いねえ! 思考回路はショート寸前ってやつだ!」
客B「悩みに悩んだ末、こんがらがって店を出てくに決まってるぜ!」
客A「なるほど! そいつはケッサクだ! ボスもそう思いやすよねえ?」
ボス「……どうかな」
客A「悩んでやがるな」
客B「そりゃそうだ! なにしろコメダのメニューは豊富すぎるからな!」
客B「きっと頭ン中パンクしてるに違いねえ! 思考回路はショート寸前ってやつだ!」
客B「悩みに悩んだ末、こんがらがって店を出てくに決まってるぜ!」
客A「なるほど! そいつはケッサクだ! ボスもそう思いやすよねえ?」
ボス「……どうかな」
14: 2017/04/06(木) 00:45:21.180
ピンポーン…
店員「ご注文をお伺いいたします」
男「ブレンドコーヒー」
ザワッ……!
客A「な……!?」
客B「マジかよ!?」
ボス「ほう……」
店員「ご注文をお伺いいたします」
男「ブレンドコーヒー」
ザワッ……!
客A「な……!?」
客B「マジかよ!?」
ボス「ほう……」
19: 2017/04/06(木) 00:47:31.990
男「……たっぷりで」
店員「たっぷりブレンドコーヒーですね」
客A「あいつ、“たっぷり”いきやがったぜ!」
客B「ウ、ウソだろ!? あいつ、クチだけじゃねえ!」
客A「へへ……ハッタリさ! ハッタリに決まってる!」
ボス「……!」
ドヨドヨ……
店員「たっぷりブレンドコーヒーですね」
客A「あいつ、“たっぷり”いきやがったぜ!」
客B「ウ、ウソだろ!? あいつ、クチだけじゃねえ!」
客A「へへ……ハッタリさ! ハッタリに決まってる!」
ボス「……!」
ドヨドヨ……
26: 2017/04/06(木) 00:51:34.821
男「それと甘い物を」
客A「甘い物……」
客B「ヤツはシロウトだ……どうせケーキに――」
男「シロノワール」
ドヨッ……!
客A「なん……だと……!?」
客B「信じらんねえ……」
ボス「シロワノール……オレの大好物……!」
客A「シロノワールです」
客A「甘い物……」
客B「ヤツはシロウトだ……どうせケーキに――」
男「シロノワール」
ドヨッ……!
客A「なん……だと……!?」
客B「信じらんねえ……」
ボス「シロワノール……オレの大好物……!」
客A「シロノワールです」
30: 2017/04/06(木) 00:53:50.527
ボス「だが、奴は罠にかかった」
ボス「“ミニ”にしなかった自分の甘さを、とろけるほど後悔することになる」
シロノワールに隠された罠とは一体――!?
ボス「“ミニ”にしなかった自分の甘さを、とろけるほど後悔することになる」
シロノワールに隠された罠とは一体――!?
33: 2017/04/06(木) 00:57:53.431
店員「ご注文の品をお持ちいたしました」
店員「たっぷりのブレンドコーヒーと」
店員「シロノワールです」ズシン…
男「……!」
客A「お、ちょっと動揺したぞ!」
客B「そりゃそうだ……オレも第一印象“あ、ミニにしときゃよかった”だったもん」
ボス「直径20cmはあろうかという超弩級デニッシュに、山盛りのソフトクリーム……」
ボス「さながら喫茶店にそびえ立つエベレスト……それがシロワノール!」
ボス「どう登頂(クライミング)するか……じっくり見物させてもらおうじゃねえか」
店員「たっぷりのブレンドコーヒーと」
店員「シロノワールです」ズシン…
男「……!」
客A「お、ちょっと動揺したぞ!」
客B「そりゃそうだ……オレも第一印象“あ、ミニにしときゃよかった”だったもん」
ボス「直径20cmはあろうかという超弩級デニッシュに、山盛りのソフトクリーム……」
ボス「さながら喫茶店にそびえ立つエベレスト……それがシロワノール!」
ボス「どう登頂(クライミング)するか……じっくり見物させてもらおうじゃねえか」
37: 2017/04/06(木) 01:00:32.841
店員「こちら、サービスの豆菓子です」
男「! ……どうも」
客A「おっとこいつを忘れてた! ナゾの豆菓子!」
客B「原材料は一切不明で、ドラゴンボールに出てくる仙豆なのかもって噂もあるほどだ!」
ボス「東京大学と京都大学の共同研究によると」
ボス「コメダ利用者の85%はあの豆菓子目当てで来店してるらしいぜ」
客AB「すっげぇ~~~~~!」
男「! ……どうも」
客A「おっとこいつを忘れてた! ナゾの豆菓子!」
客B「原材料は一切不明で、ドラゴンボールに出てくる仙豆なのかもって噂もあるほどだ!」
ボス「東京大学と京都大学の共同研究によると」
ボス「コメダ利用者の85%はあの豆菓子目当てで来店してるらしいぜ」
客AB「すっげぇ~~~~~!」
46: 2017/04/06(木) 01:04:10.040
男「……」ビリッ
男「……」ザラッ
男「……」バリボリバリボリ
男「ゴクン」
客A「豆菓子、一気にいったァーッ!!!」
客B「ウソだろ……!? オレなんていつも一粒一粒丁寧に食べちゃうのに!」
客A「オレもだ……あいつタダモンじゃねえ! あの若さで一体どんな修羅場を……!」
ボス(恐怖……!? このオレが恐怖しているというのかッ!)ブルッ…
男「……」ザラッ
男「……」バリボリバリボリ
男「ゴクン」
客A「豆菓子、一気にいったァーッ!!!」
客B「ウソだろ……!? オレなんていつも一粒一粒丁寧に食べちゃうのに!」
客A「オレもだ……あいつタダモンじゃねえ! あの若さで一体どんな修羅場を……!」
ボス(恐怖……!? このオレが恐怖しているというのかッ!)ブルッ…
47: 2017/04/06(木) 01:04:47.143
ダイレクトマーケティング
49: 2017/04/06(木) 01:05:43.995
コメダに行きたくなって来るスレ
50: 2017/04/06(木) 01:06:22.465
コメダはいいぞ
51: 2017/04/06(木) 01:07:25.229
男「……」スッ…
客A「おっ、シロノワールに挑む気だ」
客B「シロップを手に取ったぞ……!」ゴクッ
ボス(なにしろあのデカさだ……)
ボス(シロワノールを少しずつ食べながら、その都度少しずつかけていくってのがセオリーだが……)
客A「おっ、シロノワールに挑む気だ」
客B「シロップを手に取ったぞ……!」ゴクッ
ボス(なにしろあのデカさだ……)
ボス(シロワノールを少しずつ食べながら、その都度少しずつかけていくってのがセオリーだが……)
57: 2017/04/06(木) 01:12:08.589
男「……」ドバッ
客A「いきなり全がけ!?」
客B「や、やられた……ッ! あんな手があったなんて!」
客B「オレなんていつもシロップどうペース配分するか迷って、結局かけないまま食い終わっちゃったりするのに!」
対シロノワールにおける、シロップのペース配分は非常に困難を極める。
どうシロップを使うかは、コメダ常連客にとって永遠の課題といえる。
しかし、男はいきなり全がけすることで、その駆け引きをあえて放棄――
結果、シロノワールとの戦いに全精力を費やすことに成功した!
ボス「おのれ……ッ!」ギリッ…
客A「いきなり全がけ!?」
客B「や、やられた……ッ! あんな手があったなんて!」
客B「オレなんていつもシロップどうペース配分するか迷って、結局かけないまま食い終わっちゃったりするのに!」
対シロノワールにおける、シロップのペース配分は非常に困難を極める。
どうシロップを使うかは、コメダ常連客にとって永遠の課題といえる。
しかし、男はいきなり全がけすることで、その駆け引きをあえて放棄――
結果、シロノワールとの戦いに全精力を費やすことに成功した!
ボス「おのれ……ッ!」ギリッ…
58: 2017/04/06(木) 01:12:49.299
いやそれはない
ちょっとずつかけてった方がいいに決まってる
ちょっとずつかけてった方がいいに決まってる
59: 2017/04/06(木) 01:13:49.382
シロップとか即全かけ
62: 2017/04/06(木) 01:15:41.398
男「……」モグモグ
男「おいしい」
客A「デニッシュ、ソフトクリーム、シロップを絶妙に絡めて食してる……この辺はさすがだな」
客B「うむ……」
客B「しかし……右回りに食べてるな。いったいどうしてだろう?」
ボス「右回り……つまり時計回り」
客AB「!?」
ボス「時の流れに身を任せ、ヤツはシロワノールを食してるんだ……」
ボス「だからヤツの動きには一切の無駄がない!」
客A「く、くそっ……!」
客B「なんてヤツだ……!」
男「おいしい」
客A「デニッシュ、ソフトクリーム、シロップを絶妙に絡めて食してる……この辺はさすがだな」
客B「うむ……」
客B「しかし……右回りに食べてるな。いったいどうしてだろう?」
ボス「右回り……つまり時計回り」
客AB「!?」
ボス「時の流れに身を任せ、ヤツはシロワノールを食してるんだ……」
ボス「だからヤツの動きには一切の無駄がない!」
客A「く、くそっ……!」
客B「なんてヤツだ……!」
65: 2017/04/06(木) 01:17:58.531
コメダ行ったことないんだけどどうせ高いんだろ?
66: 2017/04/06(木) 01:18:03.520
近くにねえんだよ…!
70: 2017/04/06(木) 01:19:38.950
客A「――ん!?」
客A「よく見ろ、あいつサクランボだけ残してやがるぜ」
客B「きっと嫌いなんだろ」
客A「なんでえ、しょせんこの程度か!」
客A「オレなんてガキの頃、お中元かなんかでもらった高級なサクランボ全部食っちまって」
客A「お袋に半頃しにされたことあるぜ!」
客B「そりゃいいや!」
ヒャハハハハハッ!
ボス「――いや、そうじゃない!」
客A「よく見ろ、あいつサクランボだけ残してやがるぜ」
客B「きっと嫌いなんだろ」
客A「なんでえ、しょせんこの程度か!」
客A「オレなんてガキの頃、お中元かなんかでもらった高級なサクランボ全部食っちまって」
客A「お袋に半頃しにされたことあるぜ!」
客B「そりゃいいや!」
ヒャハハハハハッ!
ボス「――いや、そうじゃない!」
73: 2017/04/06(木) 01:22:32.376
サクランボ「……」キラキラ…
ボス「溶けたソフトクリームやシロップがサクランボにかかって――」
ボス「サクランボが『極上のチェリー』に進化してやがる!」
客AB「なんだってぇ~~~~~~!!!???」
サクランボ『おいしくしてくれて、ありがとう』
客A「今、オレには聞こえた! あのサクランボから声が!」
客B「オレもオレも!」
ボス「ヤツはサクランボを残してたんじゃあねえ……美しく着飾らせてたんだ!」
ボス「溶けたソフトクリームやシロップがサクランボにかかって――」
ボス「サクランボが『極上のチェリー』に進化してやがる!」
客AB「なんだってぇ~~~~~~!!!???」
サクランボ『おいしくしてくれて、ありがとう』
客A「今、オレには聞こえた! あのサクランボから声が!」
客B「オレもオレも!」
ボス「ヤツはサクランボを残してたんじゃあねえ……美しく着飾らせてたんだ!」
83: 2017/04/06(木) 01:25:30.891
男「……」モグモグペッ
客A「しかも舌でサクランボの茎結んでやがる!」
客B「キスがうまくなきゃできねえ芸当だ!」
客A「チェリー好きなのにチェリーじゃねえってか!? くそっ、氏ねばいいのに!」
ボス「……これ以上よそ者をのさばらせとくわけにはいかねえな」ガタッ
客AB「ボス!?」
客A「しかも舌でサクランボの茎結んでやがる!」
客B「キスがうまくなきゃできねえ芸当だ!」
客A「チェリー好きなのにチェリーじゃねえってか!? くそっ、氏ねばいいのに!」
ボス「……これ以上よそ者をのさばらせとくわけにはいかねえな」ガタッ
客AB「ボス!?」
87: 2017/04/06(木) 01:30:08.295
ボス「……」スッ
ボス「おい、てめえ」
男「!」
客A「あっ、ボスがクリームソーダの靴みたいな容器をテーブルに――」
ボス「バリィンッ!」
客A「――叩きつけるフリを! そりゃそうだ! 割ったら危ないもん!」
客B「セルフ効果音までつけるなんて、さすがボス!」
店員「お客さん、もめごとは困りますぜ」ニヤッ
ボス「安心しな……すぐ終わる」
ボス「おい、てめえ」
男「!」
客A「あっ、ボスがクリームソーダの靴みたいな容器をテーブルに――」
ボス「バリィンッ!」
客A「――叩きつけるフリを! そりゃそうだ! 割ったら危ないもん!」
客B「セルフ効果音までつけるなんて、さすがボス!」
店員「お客さん、もめごとは困りますぜ」ニヤッ
ボス「安心しな……すぐ終わる」
94: 2017/04/06(木) 01:34:55.419
ボス「おめえの食いっぷりはさっきから見てた」
男「……」
ボス「コメダ初心者にしては、大したもんだよ。オレが女だったら抱かれてるとこだ」
ボス「だが、こっちとしてもこのままなめられっぱなしで終わるわけにゃいかねえ」
ボス「たっぷり勝負だ!」
ボス「マスター、ありったけのたっぷりブレンドコーヒー持ってこい!」
店員「へい」
男の価値はどれだけコーヒーを飲めるかで決まる。
コメダ名物『たっぷり勝負』が幕を開けた。
男「……」
ボス「コメダ初心者にしては、大したもんだよ。オレが女だったら抱かれてるとこだ」
ボス「だが、こっちとしてもこのままなめられっぱなしで終わるわけにゃいかねえ」
ボス「たっぷり勝負だ!」
ボス「マスター、ありったけのたっぷりブレンドコーヒー持ってこい!」
店員「へい」
男の価値はどれだけコーヒーを飲めるかで決まる。
コメダ名物『たっぷり勝負』が幕を開けた。
101: 2017/04/06(木) 01:37:18.893
一杯目――
男「……」グビッ
ボス「……」グビッ
客A「二人ともあっさり飲み干した!」
客B「すげええええ!」
男「……」グビッ
ボス「……」グビッ
客A「二人ともあっさり飲み干した!」
客B「すげええええ!」
107: 2017/04/06(木) 01:39:23.568
五杯目――
男「……」グビッ
ボス「……」グビッ
客A「おいおい、勢いが止まらねえ!」
客B「オレなんて、一杯も飲んだら腹がチャプチャプになっちゃうのに……」
男「……」グビッ
ボス「……」グビッ
客A「おいおい、勢いが止まらねえ!」
客B「オレなんて、一杯も飲んだら腹がチャプチャプになっちゃうのに……」
111: 2017/04/06(木) 01:41:24.759
男「お冷やお代わり」
店員「へい」スッ
ボス「……!?」
ボス(バカめ……たっぷり勝負の時に水なんて飲んだら満腹に近づくだけだ!)
ボス(この勝負、もらった!!!)
店員「へい」スッ
ボス「……!?」
ボス(バカめ……たっぷり勝負の時に水なんて飲んだら満腹に近づくだけだ!)
ボス(この勝負、もらった!!!)
114: 2017/04/06(木) 01:44:03.790
十杯目――
男「……」グビッ
ボス「……」グビッ
客A「十杯目クリアーッ!」
客B「だが、心なしかボスの表情が青ざめてきたぞ……!?」
男「……」グビッ
ボス「……」グビッ
客A「十杯目クリアーッ!」
客B「だが、心なしかボスの表情が青ざめてきたぞ……!?」
120: 2017/04/06(木) 01:49:13.722
二十杯目――
男「……」グビッ
ボス「ぐ、ぐぐ……」オエッ
ボス(もうダメだ……飲めねえ……)
ボス(しかし、水を飲んだヤツの方がオレより早くコメダウン※するはずなのに……! なんで……?)
ボス(ハッ、そうか!)
ボス(ヤツはお冷やを飲むことで、胃の中のコーヒーを薄めたんだ!)
ボス(だからいくらコーヒーを飲んでも胃がもたれないんだ!)
ボス(オレとしたことが……なんて初歩的なミスを……)
ボス(オレの負けだ……)ドサッ
客AB「ボスーッ!!!」
※コメダ珈琲店でコーヒーを飲みすぎてノックダウンすること
男「……」グビッ
ボス「ぐ、ぐぐ……」オエッ
ボス(もうダメだ……飲めねえ……)
ボス(しかし、水を飲んだヤツの方がオレより早くコメダウン※するはずなのに……! なんで……?)
ボス(ハッ、そうか!)
ボス(ヤツはお冷やを飲むことで、胃の中のコーヒーを薄めたんだ!)
ボス(だからいくらコーヒーを飲んでも胃がもたれないんだ!)
ボス(オレとしたことが……なんて初歩的なミスを……)
ボス(オレの負けだ……)ドサッ
客AB「ボスーッ!!!」
※コメダ珈琲店でコーヒーを飲みすぎてノックダウンすること
129: 2017/04/06(木) 01:53:06.748
ボス「完敗だ……」
客A「まさかボスがたっぷり勝負で負けるなんて……」
客B「信じられねえ……」
男「……」ゲップ
店員「久々にいい勝負を拝ませてもらいましたぜ、ご両人」
客A「まさかボスがたっぷり勝負で負けるなんて……」
客B「信じられねえ……」
男「……」ゲップ
店員「久々にいい勝負を拝ませてもらいましたぜ、ご両人」
132: 2017/04/06(木) 01:57:07.811
男「ごちそうさま」
店員「ありがとうございましたー!」
男「あ、そうだ。これからも立ち寄りたいから、コーヒーチケットを買っていこうかな」
店員「3200円です」
客A「うお! すげえ!」
客A「オレ、コーヒーチケットなんて買ったことねえ!」
客B「オレらぐらい常連だと絶対買った方が得なのになんかもったいない気がしちゃうんだよな」
店員「ありがとうございましたー!」
男「あ、そうだ。これからも立ち寄りたいから、コーヒーチケットを買っていこうかな」
店員「3200円です」
客A「うお! すげえ!」
客A「オレ、コーヒーチケットなんて買ったことねえ!」
客B「オレらぐらい常連だと絶対買った方が得なのになんかもったいない気がしちゃうんだよな」
137: 2017/04/06(木) 02:00:31.661
ボス「待ちな……」ヨロッ…
男「!」
男「なんだ、まだやる気か?」
ボス「いや、そうじゃねえ。今日のところはオレの負けだ」
ボス「だが、おめえには色々と迷惑をかけちまった」
ボス「その詫びに……“味噌カツサンド”でもおごりてえと思ってな」
客A「おおっ、味噌カツサンド! コメダ四天王の一角じゃないですか!」
客B「さすがボス、男だぜ!」
男「……」
男「!」
男「なんだ、まだやる気か?」
ボス「いや、そうじゃねえ。今日のところはオレの負けだ」
ボス「だが、おめえには色々と迷惑をかけちまった」
ボス「その詫びに……“味噌カツサンド”でもおごりてえと思ってな」
客A「おおっ、味噌カツサンド! コメダ四天王の一角じゃないですか!」
客B「さすがボス、男だぜ!」
男「……」
143: 2017/04/06(木) 02:04:18.665
男「嬉しい申し出だが……今夜はパンの気分でもカツの気分でもなくてな」
ボス「あんたほどのお方が、晩飯は何を食うっていうんだ?」
男「……」
男「米だ」
カランカラン…
おわり
ボス「あんたほどのお方が、晩飯は何を食うっていうんだ?」
男「……」
男「米だ」
カランカラン…
おわり
144: 2017/04/06(木) 02:05:01.765
なんか鳥肌立った
なんで
なんで
146: 2017/04/06(木) 02:05:47.389
お前それが言いたかっただけだろ
147: 2017/04/06(木) 02:05:51.481
いい落ち
149: 2017/04/06(木) 02:06:39.648
ちゃっかり勘定をボスに任せるなよwww
150: 2017/04/06(木) 02:07:48.769
乙
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります