1: 2019/01/12(土) 22:08:36.54
春香 「すごい雪ですね」


P 「ああ、これは積もりそうだな」

2: 2019/01/12(土) 22:16:29.29
春香 「ところでプロデューサーさんは今年の抱負
    とかあるんですか?」


P 「抱負かぁ」


春香 「はい、何かありますか?」


P   「やっぱりお前たちをトップアイドルにすることかな」


春香 「えへへ、ありがとうございます」

3: 2019/01/12(土) 22:19:27.52
P  「春香も何かあるのか?」


春香 「私は...大好きな人と一緒になりたいです」


P  「...え?」

4: 2019/01/12(土) 22:26:30.72
   春香が少し顔を赤らめる。 俺の聞き間違いだろうか?
   しかし春香もアイドルといえど普通の女の子だ。一呼吸
   おいてからもう一度聞きなおす


P  「すまん、もう一度言ってくれないか?」


春香 「だから、大好きな人と一緒になりたいんです。」

5: 2019/01/12(土) 22:31:16.66
P  「そうか...」


春香 「あれ?もっと驚かないんですか?私、アイドルですよ?」


P  「いや、もちろん驚いたよ。その...本気なのか?」


春香 「はい、本気です」

6: 2019/01/12(土) 22:34:27.45
   ここはプロデューサーとして止めるべきなのだろう。しかし
   春香の気持ちも尊重したい


P  「アイドルはどうするんだ?」

7: 2019/01/12(土) 22:45:49.25
春香 「はい、もちろん続けたいです。でも、この恋を実らせるた
    めに辞めなければならないのなら、それでも構わないです」


P  「そうか...春香の気持ちはわかったよ。それにしても春香に好
   かれるなんてそいつも幸せだな。そいつのどんなとこが好きな
   んだ?」

8: 2019/01/12(土) 22:52:42.17
春香 「...はい、誠実でいつも周りのことを思っているけど
    少し頼りない」


春香 「でも大事な時にはちゃんと引っ張っていってくれる
    リーダーシップも兼ねそろえている」


春香 「そして、アイドルの気持ちを尊重してくれる。今だ
    って私の気持ちを尊重してくれた、」


春香 「プロデューサー、あなたが好きです」

9: 2019/01/12(土) 22:58:44.42
P  「...え?」


   外ではもう雪が止んでいた。幾重にも重なった重い雪雲はすっかり消え、
   積もった雪に陽光が反射している。その光を見ていると、春の芽が今にも
   雪を破って顔を出すような気がした。いや、違う。春はもう来たのだ

10: 2019/01/12(土) 23:00:35.24
以上です ありがとうございました
明日も何か書くので是非どうぞ

11: 2019/01/13(日) 22:51:38.75
良かったよ

引用元: 「アイマス」 P「今年の抱負かぁ」