いやぁ、ぐっすり眠ってますねぇ。

おや？何か言っています。　こっそり近づいて聞いてみましょう。

「…ふぇへへ…きょうすけー…」

可愛らしいですね。

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

目覚ましがなります。そろそろ目覚めるかなっ？

「…んーう、はぁ…」ﾓｿﾞﾘ

起きました。

一般的にズボラだと言われている彼女ですが、意外にもちゃんと一人で起きれるんですねぇ。

「ふぁー…」ｶﾁｬ　ﾊﾞﾀﾝ

さっそく、顔を洗いにいくみたいです。

ｼｬｰ　ｼﾞｬﾊﾞｼﾞｬﾊﾞ

寝起きで少し寝ぼけているようですが、しっかりと洗顔クリームを使っています。

やっぱり乙女ということでしょうか？

「…はぁ…あー、結構寝癖付いてるなー」

丁寧に髪をブラッシングしています。

とそこにお父さん登場。

「さやか、あまり長時間の占領は…頼む」

「あ、うんゴメンナサイ」

どうやらお父さんはもう出かける前みたいです。早いですねー。

一方さやかちゃんはと言うと？

「ママー、マーマレード知らないー？」

ブラッシング半ばで朝御飯にするみたいです。

まあ着替えたらまた髪がめちゃくちゃになっちゃいますもんね。

ゆっくりと時間をとって朝食を食べてますねー。

けど、そんな事をしていると…

「さやか、あんた着替えに時間かかるんだから。まどかちゃん待たせないためにも早く食べなさい」

あーやっぱり、怒られちゃいました。


いそいそと残りのパンを頬張ってきちんと手を合わせてごちそう様をしてます。

お次は…お手洗いですね。

さやかちゃんはあまりお通じが良くありません、今日はどうかな？


ｼﾞｬｰ　「…はぁ、3日目かぁ…つらいなぁ」

あぁ、ダメだった見たいですね。

手を洗って自分の部屋に戻っていきます。

パジャマを脱いで、今日は下が白で上は水色の下着をつけていくみたいですね。

手際良く制服へと着替えていきます。


ああっ、さやかちゃんカバンとパジャマ忘れてますよ！

「っといけない、後これもだった」

危ないところでした。

ﾌﾌﾝﾌﾌｰ♪

鼻歌なんか歌っちゃって、鏡を見ながら髪の毛を手入れしています。

そしていつものー？

「…よしっ！」

髪留めをして完成！

…かと思いきや、まだ入念に服装のチェックをしていますねー。

「さやかー、そろそろ行かなくて大丈夫ー？」

お母さんの声が聞こえます。

「今何時ー？」

「7時40分過ぎたわよー」

おや？少し慌て出しましたね。

足早にカバンを掴んで…

「いってきまーす」

いざ学校に向かいます。

少し駆け足で学校に向かうさやかちゃん。と、その先には…

「ごめーん、おはよー」

2人の女の子が居ます。

この子達はさやかちゃんの友達のー、まどかちゃんと仁美ちゃんですね。

「おはようございます、さやかさん」

「ウェヒヒ、おはようさやかちゃん」

2人ともとても元気みたいです。

「ごめんねー、時間大丈夫かな？」

「まだ全然大丈夫だよー」

何気ないやり取りが可愛いですね。

「はぁーよかったぁ、じゃあ行こうか？」

何事もなく登校を再開するみたいです。

さやかちゃんを先頭に3人が話しながら歩いています。

おや？さやかちゃんがまどかちゃんに抱きつきました！

「ういやつめー、まどかはさやかちゃんの嫁になるのだー！」

わー、大胆発言ですね！

？？？「ちょっと待ったー」

むむ？来ましたねマミじぃ。

マミじぃ「さやかちゃんとまどかちゃんは女の子同士ですぞー！？」

はい、ですがこれは普通の告白とは違うんです。

マミじぃ「と言うと？」

これはさやかちゃん特有の親愛表現なんですよー。

マミじぃ「はーこれはこれは、こりゃ勘違いユリして下さい！なんちゃって」

２．学校生活

そうこうしている間に学校へと到着しました。

一通り挨拶をするさやかちゃん。

「おはよう、まどか、美樹さやか」

黒い髪の少女が話しかけてきました！

「おはよう、ほむら」

すかさず挨拶をしますが…軽く返されちゃいました。

どうやらほむらちゃんはまどかが気になるみたいですねー。

マミじぃ「いけませんぞー！」

どうしたんですか、マミじぃ？

マミじぃ「人が挨拶したのを蔑ろにするなんて、そんなの許されませんぞ！」

まぁまぁ、マミじぃ…ですがこれは毎度の事なので、さやかちゃんを見てください。

「～♪」

ね？気にもせず楽しく2人とお話してます。

マミじぃ「ふむ、でもなんでさやかちゃんは大丈夫なんですか？」

それはこの3人の関係をよく見ていればわかりますよー。

マミじぃ「あ！まどかちゃんがほむらちゃんの手を握ってます」

ほむらちゃんは真っ赤になって目を逸らしてますね、ここでさやかちゃんを見てください。

マミじぃ「悪そうな笑顔を浮かべてますぞ！」

はい、そうなんです。

この3人はまどかちゃんを軸として繋がりを持っています。

ほむらちゃんはさやかちゃんの事は別段相手にしようとはしませんがまどかちゃんを通じて仲良くしています。

さやかちゃんはそんなほむらちゃんを敏感に感じ取ってまどかちゃんと戯れるほむらちゃんをからかって絆を深めているんです。

マミじぃ「つまりさやかちゃんはそれほどほむらちゃんの関心を引こうとしなくても十分って事ですな！」

その通りです。さらにほむらちゃんの行動は後にまどかちゃんやその他の友達の話の種にする事でさやかちゃん自身の糧にするわけです。

マミじぃ「ほー、しかしほむらちゃんはもう少しさやかちゃんに愛さやくせい！ですな」

こほん、

さておしゃべりをしているうちに時間が来たようですね。担任の先生が入ってきました。

さやかちゃんは、あー適当に聞き流してますねー。完全に注意散漫です。

まどかちゃんが少し心配そうに見てますよー？

終わりました。

ホームルームが終わると少し時間が合って1時間目ですね。

おや？さやかちゃんがほむらちゃんに寄って行きます。

あー、宿題ですね。ほむらちゃんを拝み倒してます。

ほむらちゃんは頑なに拒んでますね。

おっ？まどかちゃんが動きました！

一緒にほむらちゃんに頼んでいるみたいですね。

これにはほむらちゃんもしぶしぶOKです。あー、さやかちゃん睨まれちゃいましたね。

2人の横について手際よく写させています。

ああっ！先生が来てしまいました！どうするさやかちゃん？！

ほむらちゃんはさっとノートをもって戻ってしまいました…

まどかちゃんがさやかちゃんを慰めています。写し切れなったみたいですねー。

授業が進みます。

幸い宿題は当てられて答えるものだったみたいですが、まだ安心はできませんね。


あ！さやかちゃん当てられました。

先生も鋭い、完全に目が泳いでるさやかちゃんを逃しはしません。

さてさやかちゃん、このピンチをどう逃げ切るかー？

さやかちゃん黒板の前に立ちました！

おおっ！写せてなさそうな最後の方の問題をスラスラ解いています。どういうことでしょう？


答えは簡単、ほむらちゃんの横を通るときの映像をスローにしてみて見ましょう。


わかりましたか？

さやかちゃんが通る時に、ほらっ？ほむらちゃんがこっそり紙を渡しています！

こうやってさやかちゃんは難を逃れたんですねー。

1時間目2時間目…とつぎつぎと授業は終わり昼休みになりました。

さやかちゃんはー？まどかちゃん達とあつまってお弁当を出していますね。

どうやらさやかちゃん達は屋上でお昼にするみたいです。


屋上に来ました。

おや？すでに誰か来ていますね？

彼女はさやかちゃんの1年先輩でお友達のマミさんです。

どうやらマミさんも一緒にご飯を食べるみたいですねー。楽しそうです。


お弁当をあけて、お互いにお話しながら食べ始めましたねー。

お？さやかちゃん、果敢にもほむらちゃんに何かアタックしています。

ほむらちゃんにー？おかずのエビフライを渡そうとしていますね！

ほむらちゃんは顔が真っ赤です。どうやら宿題のお礼みたいですね。

楽しくおしゃべりしながらお昼を取るとあっという間に時間が過ぎます。

次の授業がはじまりそうです。みんな少しあわててますねー。

さやかちゃん、思わずあくびがー。お腹が一杯になって眠くなってきたかな？

ぞろぞろと教室に戻っていきます。

昼休み後の授業早々、さやかちゃんは眠っちゃったみたいです。

心配そうにみつめるまどかちゃん。ですがさやかちゃんは気付きもしません。

あー、さやかちゃんまた当たられています。

後ろの仁美ちゃんがゆすりますが…さやかちゃん、起きませんねー。先生も呆れ顔です。

結局さやかちゃんはこの授業中一度も起きませんでした。

そのままうつらうつらと残りの授業も終わらせたさやかちゃん。

下校時刻になっても眠そうです。

おっ、ほむらちゃんから痛烈な一撃！

抗議をしますがー、あらら、逆にほむらちゃんに怒られてますね。


さて、さやかちゃん達はこの後どうするのでしょう？

仁美ちゃんは一足早く帰ってしまうみたいです。少し寂しそうですね。

どうやら3人で寄り道をするみたいですね。CDショップの前に来ました。

さやかちゃんは迷わずクラシックのコーナーに向かいました。


悩んでますねー。3つを手に取り考え込んでいます。

っとどうやら決まったみたいです。1つを戻して2つを手にレジに向かいました。


会計を済ませて、まどかちゃん達を探しています。

難なく見つけました！が、おや？忍び足で近づいてますね？

まどかちゃんたちは…なんと！2人寄り添って一緒のヘッドホンで試聴していますね！

これはさやかちゃんは逃さない…気付かれないようゆっくりと距離を縮めます。


さやかちゃん襲い掛かりました！まどかちゃんたちはビックリ！一気に飛びのきましたねー。

ほむらちゃんが顔を真っ赤にしてうずくまっちゃいました。さすがにこれはさやかちゃんも慰めています。

こんな事もあるんですねー。

CDショップを出てさやかちゃんはまどかちゃん達とは別れるみたいです。

向かう先はー、病院です。


慣れた足取りで向かった先は、上条恭介の病室ですね。

ノックをしてゆっくりと入ります。


そっとさっきのCDを差し出しました。この時のさやかちゃんはいつもと違っておとなしいですねー。

笑顔で受け取ってもらえたみたいですね。さやかちゃんも嬉しそうです。

恭介と一緒に先ほどのCDを聞くみたいです。

近いですねー。夕日で顔色はわかりませんが、さやかちゃんとっても恥ずかしそうにしています。


幸せそうに手を振って、そろそろ帰宅の時間ですかね？

恭介に会えてさやかちゃんは少し浮き足立ってるように見えます。

あっと危ない、階段でこけそうになってしまいました。

危ない危ない。

帰宅後はすぐにお風呂に入るみたいです。そそくさと脱ぎ捨てるように服を脱いでいますね。

しかしさやかちゃん、同年代の子に比べるとおおきいですねー。お尻もいい形をしています。


お風呂に入るとまずは、お湯をかけてからだのお掃除。

ボディーソープをあわ立てて腕から丁寧に洗っていきます。

デリケートなところも、しっかり洗っていますね！


お湯で流したあとは湯船に浸って少し温まります。

幸せそうに伸びをしてー、あくびが出ちゃいましたね。

鼻歌交じりに肩までゆっくり浸かります。


さて、ほどよく暖まったら髪を洗うようですね。

短い髪ですがゆっくりと丁寧に洗っています。乙女ですねー。


さやかちゃんが髪を洗う時はこうやってゆっくりしっかり2回ほどシャンプーします。

その後にコンディショナーも丁寧に使い、軽めのシャンプーを挟んでリンスで仕上げます。

丁寧に丁寧に、リンスを流してー、さっと水気を拭いて完了ですね！

さてさて、もう一度湯船で温まりましょう。


「さやかー、そろそろあがって来なさいー」

ありゃりゃ、結構長く浸かっていたみたいですね。

髪も体も丁寧に拭いてー、あー、着替えがないですね。

仕方がありません。タオルを巻いて部屋に戻ります。

そそくさと着替えを終えてキッチンへ向かいます。

どうやら今日は家族全員で夕食をとるみたいです。いっしょにいただきますをします。

どうやらさやかちゃんは反抗期ではないみたいですね、両親と楽しそうに話しながら夕食をとっています。


夕食をとった後は、部屋に戻るみたいですね。

部屋に入って一番最初に手にとったものは携帯でした。

どうやらメールをしているみたいですね。携帯をもってニヤニヤしています。

っと電話がかかってきました。

なんだか怒られていますね？どうやらほむらちゃんにいたずらを仕掛けて怒られているみたいです。


携帯でメールをしていると時間を忘れるようですね。あっという間に真夜中です。

さやかちゃんは少し眠そうですね。

おっと携帯を落としそうに！さすがにこれ以上は限界ですかね？

目覚ましをセットして部屋の電気を消しました。

携帯はまだ持っているようですね。もう少しメールをするみたいです。


暗い中、携帯の光でさやかちゃんの顔が浮かびます。

眠そうながらも楽しそうですねー。


そしてあー、とうとう寝ちゃったみたいですね。

こうしてさやかちゃんの一日は終わっていくんですね。

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まどか「こんなさやかちゃんを飼いたいな！」

ほむら「まどか、一緒に病院にいきましょう」


おわり

乙乙乙

乙乙乙
欲を言えばパート間のコラムを入れてくれれば嬉しかった

乙乙
さやかちゃん飼いたくなったからお前の勝ちだよ