1: 2017/05/07(日) 20:40:40.764
ラフィ「サターニャさーん!!!」スタスタ

サターニャ「ああ、ラフィエル...」

ラフィ「お出かけですか?どこ行くんですかサターニャさん?ねえサターニャさん」スタスタ

サターニャ「ちょ、ちょっと買い物しに行くだけよ...」

ラフィ「お買い物ですか、いいですね」ギュッ

サターニャ「ちょっと、抱きつかないでよ....!!!」

ラフィ「どうしてですか?」

サターニャ「どうしてって抱きつかれてちゃ歩けないでしょうが!!!!!」

ラフィ「ああ、それは困りましたね」スッ

サターニャ「もう....」

ラフィ「じゃあ手を繋ぎましょう、それなら歩けますよね?ね?サターニャさん」

サターニャ「.....好きにしなさい」

ラフィ「それでは手を繋ぎましょう!!!」グイッ

サターニャ「....」

ラフィ「....サターニャさん」

サターニャ「なによ」

ラフィ「サターニャさんの指お綺麗ですね....ちょっとお願いがあるのですがその、ちょっとだけサターニャさんの指をペロペロしてもよろしいでしょうか、よければでいいんです。あ、あとしゃぶりつくのも」

サターニャ「もう!!!!!!」

2: 2017/05/07(日) 20:42:24.921
ラフィ「どうせれましたかサターニャさん」

サターニャ「どうされましたかじゃないわよ!!!!!」

サターニャ「なんでアンタいっつも私につきまとってくんのよ!!!!!」

ラフィ「つきまとう?」

サターニャ「私が何やっててもアンタがやってきてはベタベタペロペロ....」

サターニャ「正直迷惑だわ!!!!!!」

ラフィ「なぜですか」

サターニャ「アンタがずっとくっついてたら私のやりたい事なんにもできなくなるの!!!!!!」

サターニャ「どうせ今だってこのままアンタにベタベタされまくって買い物に行けなくなるオチでしょ!!!!!」

ラフィ「そんなことは無いですよ」

サターニャ「だっていつもそうじゃない!!!!!」

サターニャ「仲良くしてくれるのは嬉しいけれどもうちょっと私のプライベートの事も考えなさいよね!!!!!!」

ラフィ「買い物に行けなくなるのでしたら私の家に行きましょう!!!サターニャさんの為になんでも振る舞いますよ!!!」

サターニャ「聞きなさいったら!!!!!!」

ラフィ「聞いてますよ」

3: 2017/05/07(日) 20:44:09.133
ラフィ「サターニャさんどうされたんですか?なんだか今日はご機嫌斜めなようで」

サターニャ「アンタのせいでしょ!!!!!!」

ラフィ「私の?」

サターニャ「だーかーらああああ!!!!!アンタが私にベタベタしすぎなの!!!!!んでそれが迷惑なの!!!!!」

ラフィ「私は迷惑じゃありませんよ」

サターニャ「アンタがそうでなくても私からしたら迷惑なんだってば!!!!!」

ラフィ「....ツンデレというやつですか?」

サターニャ「だああああああああああもう!!!!!!!」

ラフィ「怒っている時のサターニャさんも魅力的ですね」ニッコリ

サターニャ「はぁ.....」

サターニャ「もうなんでもいいからとにかく買い物に行かせて....今日食べる物が無くなっちゃうから」

ラフィ「買い物はやっぱりやめましょうよ」

サターニャ「なんでよ....」

ラフィ「だから私の家に来てもらえばなんでもご馳走すると」

サターニャ「嫌よ!!!アンタの家なんかに入っちゃったらなんか二度と出れない気がするわ....」

ラフィ「まあまあそんなこと言わずに」グイグイグイッ

サターニャ「ちょ、ちょっと引っ張んないでよ!!!!!」

7: 2017/05/07(日) 20:46:08.682
ラフィ「遠慮なんていりませんから」グイグイグイッ

サターニャ「服伸びちゃうから!!!!ちょっと引っ張んないでってば!!!!」

ラフィ「服が伸びる....」グイグイグイッ

サターニャ「そうよ!!!!まだこれ買ったばっかなんだから!!!!」

ラフィ「そのまますべて剥ぎとりたい...」グイグイグイッグイグイグイッ

サターニャ「ちょっと!!!!!なに引っ張る力強めてんのよ!!!!!」

ラフィ「このままサターニャさんの服がやぶれてしまえばサターニャさんの生まれたままんまの姿が拝めるんです....」グイグイグイッグイグイグイッグイグイグイッ

サターニャ「はぁあ!?!?何言ってんのよアンタ!!!!!!上着が千切れちゃうだけでしょうが!!!!!」

ラフィ「ハァハァ....ハァハァ....」グイグイグイッグイグイグイッグイグイグイッグイグイグイッ

サターニャ「や、やめなさいってば!!!!!!ほんとに破れちゃうから!!!!!!!」

ラフィ「サターニャさん!!!!!!」グイグイグイッグイグイグイッグイグイグイッ

サターニャ「やめて!!!!!」

ラフィ「うぎいいいいいいいいぃいいいいいぃいいい!!!!!!!!」ビリビリビリビリビリビリ

サターニャ「ぎゃああああああああああああああ!!!!!!!」

11: 2017/05/07(日) 20:48:05.593
サターニャ「アンタほんといい加減にしなさいよ!!!!!!」

ラフィ「なんだ...上着が千切れちゃっただけじゃないですか....」

サターニャ「だから言ったじゃないのおおおお!!!!」

サターニャ「なんてことすんのよ!!!!!もおおおお!!!!!」ビリビリビリ

ラフィ「ああ、破いてしまわれるのですか」

サターニャ「アンタが破いたんでしょうが!!!!!もうこんなの着れないでしょ!!!!!」

ラフィ「もうその上着要らないんですか?」

サターニャ「要らないわよ!!!!!というか買って返しなさいよ!!!!!」

ラフィ「要らないのでしたら貰っておきますね」スッ

サターニャ「...そんな破れた上着なんかなんに使うのよ....」

ラフィ「これで出汁をとったり...嗅いだり....ああ、あと生理の時タンポンの代わりに詰めたり」

サターニャ「.......」

ラフィ「今もこの前サターニャさんから借りたハンカチ詰めてますよ、見ますか?」

サターニャ「ア、アンタ人のハンカチになんてことすんのよ!!!!!!」

ラフィ「ちゃんと洗って返しますよ」

サターニャ「い、いらないわよもう!!!!!!」

12: 2017/05/07(日) 20:50:17.137
ラフィ「さあ、では私の家に行きましょう!」

サターニャ「.....アンタよくこの流れでまだそんな事が言えるわね」

ラフィ「行かないんですか?」

サターニャ「人が貸したハンカチタンポン代わりにする奴の家なんか行かないわよ!!!!!!」

ラフィ「だから洗って返すと」

サターニャ「洗えばいいってもんじゃないわよ!!!!!!」

ラフィ「.....なんだかよくわかりませんね」

サターニャ「アンタの頭の方がどうなってんのかわからないわよ!!!!!!」

ラフィ「頭?」

サターニャ「あああああもういい!!!!私は今日の夕飯買いに行かなきゃなんないの!!!!!」

サターニャ「私もう行くから!!!!ついてこないでよ!!!!!」スタスタ

ラフィ「ああ、待って下さいよサターニャさん」グイッ

サターニャ「なによ!!!!!」

ラフィ「.....」ギュッ

サターニャ「あああ!!!もうだから急に抱きつかないでって.....」

ラフィ「さあ行きましょう私の家へ」

サターニャ「だから行きたくないんだってば....」

14: 2017/05/07(日) 20:52:20.806
ラフィ「では離しません」ギュゥゥゥゥゥ

サターニャ「うぎゃああ!!!!く、苦しいってば!!!ちょっと!!!!」ジタバタ

ラフィ「ああぁあ....サターニャさんいい匂い....」スンスン

サターニャ「や、やめなさいって....!!!!く、苦しい!!!!」ジタバタ

ラフィ「サターニャさん....ハァハァ...」ギュゥゥゥゥゥ

サターニャ「離して離して!!!!」ジタバタ

ラフィ「サターニャさん....私サターニャさんとこんなに近くでくっついていたらなんだかエOチな気分になってきちゃいました....///」

サターニャ「はぁああ!?!?!?」

ラフィ「サターニャさん....サターニャさん....」ガサガサ

サターニャ「あああ!!!!ちょ、ちょっとどこ触ってんのよ!!!!やめなさいってば!!!!」

ラフィ「ああぁあああ!!!!!サターニャさんサターニャさん!!!!!」カクカク

サターニャ「アンタ警察呼ぶわよ!!!!!!!」ジタバタジタバタジタバタ

ラフィ「ああ、サターニャさん暴れないでくださいよ....もっとじっくり....」グイグイグイッ

サターニャ「暴れてんのはアンタでしょ!!!!!!やめてったら!!!!」ジタバタジタバタジタバタ

ラフィ「だ、だからそんなに暴れないでください...!!!!!」グイグイグイッグイグイグイッ

サターニャ「痛い痛い!!!!!」ジタバタジタバタジタバタジタバタ

ラフィ「サターニャさん!!!!!!」

ガツンッ!!!!!!!!!!

16: 2017/05/07(日) 20:54:18.172
サターニャ「」ドサッ

ラフィ「はあ!!!!」

サターニャ「」

ラフィ「サ、サターニャさんごめんなさい!!!つい手が頭に....」

サターニャ「」

ラフィ「そんな、殴るつもりなんて無かったんです!!!!本当ですよ!!!!」

サターニャ「」

ラフィ「サターニャさんが暴れるから....!!!!」

サターニャ「」

ラフィ「サターニャさん聞いてますか?」

サターニャ「」

ラフィ「ねえサターニャさん、サターニャさん!!!」ユッサユッサ

サターニャ「」

ラフィ「どうしたんですかサターニャさん、サターニャさんってば」ユッサユッサ

サターニャ「」

ラフィ「サターニャさん!!!!!!!!!!!!!!」ユッサユッサ

サターニャ「....う、うぅ」

17: 2017/05/07(日) 20:54:48.794
ワロタ

19: 2017/05/07(日) 20:56:11.961
ラフィ「サターニャさん!!!!!」

サターニャ「いたたた.....」

ラフィ「良かった....心配しましたよ...」

サターニャ「ラ、ラフィエル...」

ラフィ「サターニャさんが暴れるから....」

サターニャ「サターニャ....?」

ラフィ「え?どうしました?」

サターニャ「ああそうね....私はサターニャ....胡桃沢サタニキアマクドウェルね」

ラフィ「え?」

サターニャ「.....」

ラフィ「どうしたんですかサターニャさん....?」

サターニャ「.....私ってなんだったかしら」

ラフィ「....?」

サターニャ「アンタはラフィエルでしょ、ちゃんと覚えてるわ....」

サターニャ「でも私が何者なのか思い出せない....」

ラフィ「え、えぇ....」

サターニャ「私は....気付いたら倒れてて....頭い痛くて....」

ラフィ「か、軽い記憶障害でしょうか....だ、大丈夫ですかサターニャさん....?」

サターニャ「名前はアンタに教えててもらって思い出した.....でもそれ以外なんにもわかんないわ....」

ラフィ「は、はあ....」

サターニャ「アンタ、他にも私の事教えてくれない?」

ラフィ「わ、わかりました」

21: 2017/05/07(日) 20:58:14.365
ラフィ「えっとまずお名前は胡桃沢サタニキアマクドウェルさん、皆さんからはサターニャさんと呼ばれていて」

サターニャ「そこはもう思い出したわよ」

ラフィ「そ、そうでしたね...えっとでは...サターニャさんは大悪魔で...」

サターニャ「ああ、そうよそうよ!!!!私は大悪魔胡桃沢サタニキアマクドウェル!!!!!」

ラフィ「それで...高校生で...魔界から来ていて...」

サターニャ「ああそうね....だいたい思い出してきたわ...」

ラフィ「同じく魔界からヴィーネさんが、そして天界からは私とガヴちゃんが」

サターニャ「アンタ達の事は全部ちゃんと覚えてんのよ」

ラフィ「そ、そうなんですか」

サターニャ「そう」

ラフィ「ええと...今サターニャさんはお買い物に行こうとしていて」

サターニャ「はいはい」

ラフィ「そして私がサターニャさんにベタベタペロペロ....」

サターニャ「....」

サターニャ「あああああ思い出した!!!!!!」

サターニャ「全部アンタのせいじゃないのよ!!!!!!なにこれ記憶障害とか怖いじゃないやめてよほんとに!!!!!!」

ラフィ「こ、こっちもびっくりしましたよ....」

サターニャ「よくもこの私の頭をぶってくれたわね!!!!!」

ラフィ「そ、それはサターニャさんが私....」

サターニャ「私が私が何よ!!!!!」

ラフィ「私がこんなにサターニャさんを愛しているというのにサターニャさんは....」

ラフィ「愛しているというのに....」

ラフィ「....」

ラフィ「あっ」

22: 2017/05/07(日) 21:00:20.838
サターニャ「全く.....」

ラフィ「サターニャさん!!!!!」

サターニャ「なによ!!!!!」

ラフィ「私一つ言い忘れていました!!!!」

サターニャ「え、なにを?」

ラフィ「サターニャさんの事について教えて欲しいとおっしゃってたじゃないですか!!!」

サターニャ「ああ、それはもう完全に思い出したわよ」

ラフィ「いえ、そんなことありません!!!」

サターニャ「ええ、な、なによ私なんか変?」

ラフィ「1番大切な事を思い出していないじゃないですか!!!!」

サターニャ「な、なになに!?」

ラフィ「お嫁さんですよ!!!!」

サターニャ「え、」

ラフィ「サターニャさんは私のお嫁さんじゃないですか!!!!」

サターニャ「えぇえ....!?」

ラフィ「思い出しましたか?」

サターニャ「ええ、ちょっと待って....お嫁さん...?」

ラフィ「そうですよ」

サターニャ「いやいや、そんな分けないでしょ!!!!私アンタ達の事は最初から全部覚えて....」

ラフィ「お嫁さんだということを覚えていないということは私達の事も完璧には覚えていないようですね」

サターニャ「ええ....?」

ラフィ「私達はもう互いに愛を誓いあって何年も経つんですよ...?」

サターニャ「そ、そうだったかしら....」

ラフィ「忘れちゃったんですか.....サターニャさん...?」

サターニャ「.....」

23: 2017/05/07(日) 21:02:10.962
ラフィ「サターニャさん....」

サターニャ「え、えっと....」

ラフィ「私達もうおしまいなんですか....?」

ラフィ「あんなに私の事愛してくださっていたのに.....」シクシク

サターニャ「ちょ、ちょっとアンタ泣いて....」

ラフィ「覚えていないのなら....仕方ありません....」シクシク

サターニャ「ちょ、ちょっと....」

ラフィ「今までありがとうございました....私はいつまでも貴女事が大好きですサターニャさん.....」シクシク

サターニャ「お、思い出したわ!!!!!」

サターニャ「そうよそうよ!!!!私はアンタの嫁じゃない!!!!思い出した思い出した!!!!!」

ラフィ「サターニャさん...!!!!」

サターニャ「な、なによ...婚約者の事忘れるわけないでしょ...!!!」

ラフィ「思い出してくれたんですね....!!!サターニャさん!!!!」ギュゥゥゥゥゥ

サターニャ「く、苦しい苦しい...!!!」

ラフィ「....」ニッコリ

24: 2017/05/07(日) 21:03:50.634
ゲスいぞラフィ!

25: 2017/05/07(日) 21:04:21.212
ラフィ「(うまくいきました....)」

ラフィ「(まさかこんなに簡単にサターニャさんが私のものになってくださるなんて)」

ラフィ「(きっと私達の愛の運命がこうさせたのでしょう)」

サターニャ「ラフィエルご飯まだー!!!!」

ラフィ「はいはーい!できましたよ」ニッコリ

サターニャ「うひょおおお!!!!美味しそうじゃない!!!!!」

ラフィ「どうぞお召し上がりください」

サターニャ「いただきまーす!!!!」

サターニャ「うんうん!!!!」クッチャクッチャクッチャクッチャ

サターニャ「くううう!!!!やっぱりラフィエルの手料理は最高だわ!!!!!」

ラフィ「もう...サターニャさんったら///」

サターニャ「こんな幸せな夫婦生活を一瞬でも忘れてしまった私は大悪魔失格ね....」

ラフィ「そんなことありませんよ」ギュッ

ラフィ「こんなに素敵なサターニャさんが大悪魔でないわけがありません」ニッコリ

サターニャ「ラ、ラフィエル....///」ガシャッ

サターニャ「ああ!!!お味噌汁こぼしちゃった!!!!」

ラフィ「あらあらサターニャさんってばドジっ子ですね」ニッコリ

26: 2017/05/07(日) 21:06:01.449
洗脳…

28: 2017/05/07(日) 21:06:14.352
サターニャ「ご、ごめんねラフィエル!!!!せっかく作ってくれたのに....」

ラフィ「そんな、いいんですよわざとじゃないんですし」

ラフィ「それよりサターニャさんが火傷などされなくて良かったです」ニッコリ

サターニャ「ラフィエル....///」

ラフィ「サターニャさん」ニッコリ

サターニャ「そ、それよりふ、拭かなきゃ!!!!」ジタバタ

サターニャ「た、たしか私ハンカチを」キョロキョロ

ラフィ「あっ」

サターニャ「ん?どうしたのラフィエル?」

ラフィ「あ、いや....そういえばサターニャさんのハンカチは今私のおに....その...」

サターニャ「お、お!?///」

ラフィ「ほら....タンポンの代わりに....サターニャさんの入れてると興奮するのでつい....」

サターニャ「そういえばアンタそんなこと言ってたわね....」

サターニャ「そうそう....いきなりやってきてベタベタされて服破かれてそれで....」

サターニャ「あれ....そういえばアンタ....私がやめてって言ってるのに無理やり....」

サターニャ「ああああああ!!!!」

29: 2017/05/07(日) 21:08:15.507
ラフィ「サターニャさん...?」

サターニャ「だあああああ!!!!思い出した!!!!!」

サターニャ「何がお嫁さんよ!!!!!誰がアンタなんかと!!!!!!」

ラフィ「!?!?」

サターニャ「アンタよくも私をうまく罠にかけたわね!!!!!」

サターニャ「もうちょっとで取り込まれるところだったわ....」

ラフィ「で、でもサターニャさん今とっても幸せそうだったじゃないですか!!!!」

サターニャ「そんな嘘で塗り固められた幸せなんてごめんよ!!!!!」

ラフィ「く、くぅ....」

サターニャ「人のハンカチ自分のおに入れるようなやつ私はいやよ!!!!」

サターニャ「そうよそうよ!!!!私買い物行こうとしてて!!!!!」

ラフィ「ふん!!!!!!!!!!」

ガツンッ!!!!!!!!!!

サターニャ「」ドサッ

ラフィ「ハァハァ....ハァハァ....」

サターニャ「」

ラフィ「サターニャさん起きて下さい....サターニャさん...」ユッサユッサ

サターニャ「」

ラフィ「ほら....楽しい夫婦の時間を楽しみましょう...サターニャさん...」ユッサユッサ

30: 2017/05/07(日) 21:10:11.726
~翌日~

ガヴ「でさあ、昨日から始まったイベがほんっっっとゴミイベでさあ」スタスタ

ヴィーネ「ふーん」スタスタ

ガヴ「あんなの超重課金ユーザーでも巡回不可能だろ....だから新規増えないんだよ」

ヴィーネ「...そんなことばっかり言ってるけどガヴ今日ちゃんと勉強してきた?」

ガヴ「勉強?」

ヴィーネ「そう、今日数学の小テストよ?先生が成績に結構大きく反映するって」

ガヴ「何だよそれ初耳だわ」

ヴィーネ「もうガヴったら.....」

ガヴ「ん?」

ヴィーネ「どうしたのガヴ?」

ガヴ「あれ、ラフィじゃね?」

ヴィーネ「ラフィ?」

ガヴ「んで一緒にいるのが.....」

ラフィ「サターニャさん....サターニャさん...///」チュパチュパッ

サターニャ「ラフィエル...///こんな道端で...///」ンジュルルルルルルッ!!!

ガヴ「うわぁ....」

ヴィーネ「...///」

31: 2017/05/07(日) 21:12:17.117
ラフィ「サターニャさん....///」チュパチュパッ

サターニャ「ラフィエルったら...///」ギュッ

サターニャ「ほら、そろそろ学校行かないと遅刻しちゃうじゃない...///」

ラフィ「だって学校についちゃったら授業中は離ればなれじゃないですか....」

ラフィ「私そんなの寂しくて氏んじゃいます....」ギュッ

サターニャ「もう....ラフィエルは甘えん坊なんだから....」

ラフィ「えへへ....///」

サターニャ「大丈夫よ、クラスは違えど私たちの愛は決して離ればなれになる事なんてないわ....!!!」

サターニャ「この大悪魔胡桃沢サタニキアマクドウェル様が保証してあげる」チュッ

ラフィ「サターニャさん...!!!///」ギュゥゥゥゥゥ

ラフィ「最後にもう一回だけ...ちゅーしましょう....ちゅー...///」

サターニャ「しょうがないわねぇ.....///」

ガヴ「おいおいやめろやめろ!!!」

ラフィ「あらガヴちゃん」

ガヴ「あらガヴちゃんじゃねーよ…何やってんだよお前らこんな道端で....」

ラフィ「私達夫婦の愛を確かめあっていたんですよ」

ガヴ「夫婦って.....」

33: 2017/05/07(日) 21:14:06.776
ラフィ「どうかしましたか?」

ガヴ「いや...別にどうもしないけどさ」

サターニャ「なによガヴリール!!!!!私達の愛の深さに嫉妬してるわけ?」

ガヴ「してねぇよ!!!というかお前らいつからそんな仲まで発展してたんだよ」

ヴィーネ「そうよね....サターニャいつもあんなにラフィの事嫌がって....」

サターニャ「嫌がる?私が?」

ラフィ「何が言いたいんですかヴィーネさん」

ヴィーネ「え、いや....嫌がるというか...逃げてたというか」

サターニャ「逃げてた....」

ガヴ「いやな、仲睦まじいことはいい事だと思うよ。でもこんな通学路でディープキスとかは絶対いい結果を産まないぞ」

ガヴ「やってる方も嫌な目で見られるし見てる側も不快だからな」

サターニャ「不快....」

ガヴ「そうだよ、誰も朝から他人のディープキスなんか見たかねぇよ絶対」

ヴィーネ「確かに....道端ではちょっと...ね?」

ラフィ「そんな事ないですよ!!!ですよねサターニャさん?」

サターニャ「....」

ラフィ「サターニャさん?どうしました...?」

サターニャ「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

サターニャ「お、思い出した!!!!!」

35: 2017/05/07(日) 21:16:08.101
ガヴ「なんだよいきなり大声出すなよ...!!!」

サターニャ「全部思い出したわ!!!!!」

ガヴ「何がだよ...」

サターニャ「ガヴリール、ヴィネット!!!!アンタ達に感謝するわ!!!!」

ヴィーネ「ど、どうしたのサターニャ...?」

サターニャ「アンタまた私をうまく騙したわね!!!!!!」

ラフィ「.....」

ヴィーネ「騙す...?」

サターニャ「誰がアンタのお嫁さんよ!!!!!!」

ガヴ「どうなってんだ?なんだこれ」

ラフィ「サターニャさん....」

サターニャ「だから!!!!そういうのやめなさいってば!!!!!」

サターニャ「アンタもこんな偽りの愛で満足なわけ!?!?」

ラフィ「.....」

サターニャ「アンタ私を一体どうしたいのよ!!!!!!」

サターニャ「いつもいつもベタベタペロペロベタベタペロペロ!!!!!」

ラフィ「ふんっ!!!!!!!!!」

ガツンッ!!!!!!!!!

サターニャ「」ドサッ

ヴィーネ「!?!?!?」

36: 2017/05/07(日) 21:18:07.466
サターニャ「」

ラフィ「ハァハァ....ハァハァ....」

ガヴ「えっ、おい...」

ヴィーネ「.....ラ、ラフィ貴女...」

サターニャ「」

ガヴ「いやお前...いくらなんでも殺っちゃうのは不味いだろ...」

ラフィ「何がですか?」

ガヴ「何がですかって....」

ヴィーネ「....」

ラフィ「ああ、サターニャさんですか?大丈夫ですお亡くなりにはなってませんよ」

サターニャ「」

ヴィーネ「う、動かないけど...」

ラフィ「そのうち起きてくれますよ」

ラフィ「サターニャさん起きてください、サターニャさん」ユッサユッサ

サターニャ「」

ラフィ「ほらほら、サターニャさんの大好きなラフィエルですよ」ユッサユッサ

ラフィ「サターニャさん」ユッサユッサ

サターニャ「」

ガヴ「.....」

ヴィーネ「....」

ラフィ「サターニャさんってば」ユッサユッサ

サターニャ「」

ラフィ「サターニャさん!!!!!!!」ユッサユッサユッサユッサユッサユッサ

サターニャ「う、うぅ....」

37: 2017/05/07(日) 21:20:07.154
サターニャ「いたたた....」

ラフィ「おはようございますサターニャさん」ニッコリ

ガヴ「なんだよ...ホントにちゃんと生きてんじゃん」

ヴィーネ「流石サターニャね...」

サターニャ「.....」

ラフィ「サターニャさん大丈夫ですか?」

サターニャ「私は一体.....」

ラフィ「サターニャさん突然倒れてしまったんですよ、驚きました」

ガヴ「....」

サターニャ「サターニャ....?」

ラフィ「サターニャさん?」

サターニャ「そうね....私はサターニャ...胡桃沢サタニキアマクドウェルよね...」

ヴィーネ「えっ」

ラフィ「そうですよ、大悪魔のサターニャさんですよ」ニッコリ

サターニャ「そうそう....大悪魔ね...」

ガヴ「え、」

ラフィ「そして私のお嫁さんです!!!!」

サターニャ「お嫁さん....」

ガヴ「おい、さっきからサターニャ何言ってんの?」

サターニャ「ガヴリール...」

ガヴ「え、なにこいつ記憶飛んでんの?」

ラフィ「ガヴちゃんちょっと黙っててくれませんか」

ガヴ「え、ごめん....」

サターニャ「お嫁さん...アンタと私は夫婦....」

ラフィ「そうですそうです!!!!」

ラフィ「後はこのサターニャさんとは何者なのかマニュアルをお読みください、これで全て思い出すはずです」スッ

サターニャ「マニュアル....」スッ

サターニャ「.....」

38: 2017/05/07(日) 21:22:36.590
サターニャ「....」

ラフィ「どうですかサターニャさん?」

サターニャ「....そうよ...そうね」

サターニャ「思い出したわ!!!!!」

サターニャ「そうよ!!!!私は大悪魔でそんでアンタのお嫁さんじゃない!!!!!!」

ラフィ「サターニャさん!!!!」ギュッ

サターニャ「いけないいけない....私またこんなに大切な事を忘れかけていたのね....」

ラフィ「いいんですよ....ちゃんと思い出し下さったのなら...///」ギュゥゥゥゥゥ

サターニャ「も、もうラフィエルったら....そんなにキツく抱きしめられちゃ苦しいでしょ...///」

ラフィ「えへへ....サターニャさん大好きです....!!!////」

サターニャ「わ、私も....大好きよ...!!!///」

ヴィーネ「....えぇ」

ガヴ「なんだよこれ....なんの茶番だよ...」

ラフィ「サターニャさん...もう一度キスしましょう...?」

サターニャ「だ、だから道端では....」

ラフィ「サターニャさん.....」ウルウル

サターニャ「わ、わかったわよ!!!しょうがないわねぇ...///」

ラフィ「えへへ....サターニャさん...///」チュパチュパッ

サターニャ「ラフィエルったら....///」ンジュルルルルルルッ!!!

ガヴ「.....」

ヴィーネ「....」

42: 2017/05/07(日) 21:24:20.640
ガヴ「にしても朝からえげつない物を見せられたな....」

ヴィーネ「そうね....」

ヴィーネ「でもあれ...サターニャ大丈夫なのかしら...」

ガヴ「なにが?」

ヴィーネ「いや...あんな記憶が無くなったり...」

ガヴ「いや、あれ多分茶番だろ?」

ヴィーネ「茶番...?」

ガヴ「演技だよ演技、ああやって変なドラマを私たちに見せつけたかったんだろ...」

ヴィーネ「そうなの?」

ガヴ「そうだよ絶対、あんなうまいこと事が運べるわけないじゃん」

ガヴ「これだから付き合い始めたばっかのカップルとかは嫌なんだよ....」

ヴィーネ「まあ...それなら安心だけれど...」

ラフィ「演技ではありませんよ」ズザザッ

ヴィーネ「わあああ!!!ラ、ラフィいきなり出てこないでよ....!!!」

ラフィ「すみませんつい、それよりサターニャさんは...?」キョロキョロ

ガヴ「サターニャなら課題を一つもやって来なかったとかで職員室に連れてかれたよ」

ラフィ「もう...サターニャさんったら....言っていただければ課題くらいいくらでも見せて差し上げるのに....」

ヴィーネ「それよりラフィ、その...演技じゃないっていうのは」

ラフィ「サターニャさんの記憶喪失の件ですよね?演技じゃありませんよ」

ヴィーネ「ええ....」

43: 2017/05/07(日) 21:26:10.760
ガヴ「いや、有り得ないでしょ」

ラフィ「どうしてですか」

ガヴ「あんなちょっと殴ったくらいで記憶喪失なんかになるかよ」

ラフィ「私もそこんところよく分かっていませんが、事実は事実です」

ガヴ「う、嘘つけ!!!そうやって自分たちのラヴラヴさを私たちに見せつけたかったんだろ!!!!」

ラフィ「嘘じゃありませんよ」

ガヴ「ああやってドラマ仕立てにして私達に...!!!!」

ラフィ「違いますよ」

ガヴ「じゃあどういうことだよ!!!説明しろよ...!!!」

ラフィ「昨日私は不本意ながらサターニャさんを殴って気絶させてしまったんです」

ラフィ「そして目が覚めたサターニャさんは私達の事は覚えているのに自分が誰なのかわからないという軽い記憶障害に」

ヴィーネ「ええ....」

ラフィ「でも教えてあげると何でもすぐ思い出していただけていたので本当にその記憶障害というのも軽いもののようで」

ラフィ「そこで私は思いつきました」

ラフィ「サターニャさんの記憶を少しだけ変えてしまってもいいのではないかと」

ガヴ「.....」

ラフィ「私がこれだけサターニャさんを愛しているんです、サターニャさんはもちろんその愛を受け入れるべきだと思いますし…それが確実に互いの幸せに繋がると私は確信しています」

ラフィ「だからサターニャさんの記憶に私とサターニャさんは夫婦であるという幸せな記憶を植え付けたのです」

ガヴ「....マジか」

ラフィ「マジです」

44: 2017/05/07(日) 21:28:37.119
ガヴ「てことはさっきサターニャが一瞬素に戻ってたのもマジで素に戻ってたわけか」

ラフィ「そうなんです....」

ラフィ「何かの拍子に記憶が正しいものに戻ってしまう事がありまして....」

ラフィ「その度に心苦しいですがサターニャさんを殴りつけこのマニュアルを読んでもらい、また夫婦だったという記憶を取り戻してもらうのです」

ヴィーネ「....マニュアル」

ラフィ「ここにサターニャさんのことが全て書いてあります、まあ私達夫婦の幸せのため所々改変が入っていますが」

ガヴ「よくもまあこんな物まで....」

ラフィ「全てはサターニャさんのためですよ」

ラフィ「サターニャさんをここまで愛しているのは天界から魔界にかけてでも私しかいません」

ラフィ「そんな私と結ばれる事がサターニャさんの何よりの幸せであるということは確実な事じゃないですか」

ヴィーネ「.....」

ラフィ「私はサターニャさんを正しい道へと導いているだけ....私は何も間違ってはいません」

ガヴ「....」

ラフィ「あらあら、長話が過ぎましたね....それでは私は職員室までサターニャさんをお迎えに行きますので」スタスタ

ヴィーネ「....」

46: 2017/05/07(日) 21:30:07.862
ガヴ「まさかマジな話だったとはな」

ヴィーネ「サターニャになにか無ければいいけど....」

ガヴ「まあサターニャもなんだかんだで楽しそうだし....」

ガヴ「私達があの2人の事に口出しする必要も無いだろ」

ヴィーネ「うん....」

ガヴ「にしても...マジなのか」

ガヴ「ふーん」

ヴィーネ「....」

ガヴ「なあヴィーネ」

ヴィーネ「なに?」

ガヴ「私ちょっと面白い事思いついちゃったよ」

ヴィーネ「面白い事...?」

ガヴ「うん」

ガヴ「ちょっとね」

47: 2017/05/07(日) 21:32:05.682
~放課後~

ラフィ「それではサターニャさん、私先に昇降口で待ってますね」ニッコリ

サターニャ「まさか今日掃除当番だったなんて....待たせて悪いわねラフィエル」

ラフィ「そんないいんですよ、仕方ありません」

ラフィ「はやく来てくださいね!」チュッ

サターニャ「わ、わかってるわよ...!!!///」

ガヴ「....」

サターニャ「さてと....はぁ...とっとと終わらすわよ」ガサガサ

ヴィーネ「ねえガヴ面白い事って」

ガヴ「まあ見てなって」

ガヴ「おいサターニャ」スタスタ

サターニャ「なに?」

ガヴ「私も掃除手伝ってやろうか」

サターニャ「ええ!!!!いいの!?!?」

サターニャ「じゃあアンタこの箒で」スッ

ガヴ「ふんっ!!!!!!!!!!」

ガツンッ!!!!!!!!!

サターニャ「」ドサッ

ヴィーネ「!?!?!?!?」

48: 2017/05/07(日) 21:34:05.299
ヴィーネ「ガヴ!!!!!!」

ガヴ「ん?」

サターニャ「」

ヴィーネ「ど、どういうつもりよ!?面白い事ってこれ!?!?」

ガヴ「いや、これからじゃん」

サターニャ「」

ヴィーネ「何考えてるのよガヴ....!!!」

ヴィーネ「サターニャ大丈夫!?起きて!!!サターニャ!!!!」ユッサユッサユッサユッサ

サターニャ「」

ヴィーネ「サターニャ!!!」ユッサユッサユッサユッサ

ガヴ「心配しすぎだろ、そのうち起きるって」

ヴィーネ「何でこんなこと!!!!!」

サターニャ「う、うぅ....」

ヴィーネ「サ、サターニャ!!」

ガヴ「ほらな、言ったろ?」

ヴィーネ「サターニャ大丈夫??、怪我はない?」

サターニャ「.....ヴィネット」

ヴィーネ「ガヴ!!!!サターニャに謝りなさい!!!」

サターニャ「....私は誰だったかしら」

ヴィーネ「えっ...」

49: 2017/05/07(日) 21:36:08.275
サターニャ「私は.....」

ヴィーネ「ああ、これは今朝ラフィがサターニャを殴った時と同じ....」

サターニャ「サターニャ....」

ヴィーネ「そうよ!貴女はサターニャ、胡桃沢サタニキアマクドウェルよ!!!」

サターニャ「ああ...そうだわ私は胡桃沢サタニキアマクドウェル....」

サターニャ「それで私は....」

ガヴ「そう、そしてお前サタニキアは」

サターニャ「サタニキアは....」

ガヴ「私の奴隷だ」

ヴィーネ「えぇ!?」

サターニャ「ど、奴隷....」

ガヴ「そうだよ、覚えてないのかよ」

サターニャ「奴隷.....私がガヴリールの....?」

ガヴ「いつもお前私につくしてたじゃん」

サターニャ「そ、そうだったかしら....」

ガヴ「そうだよ、ほら立てよ仕事だ仕事」

サターニャ「....」スクッ

ガヴ「よし、んじゃあジュースでも買ってきて貰おうかな」

サターニャ「ジュース....」

ガヴ「ほら早く行けよ」

サターニャ「わ、わかったわ」

ガヴ「わかりましただろ」

サターニャ「わ、わかりました!!!!」スタスタ

50: 2017/05/07(日) 21:38:43.903
ガヴ「うおおおおおおおおおお!!!!!!!」

ガヴ「成功だ成功!!!!!」

ガヴ「やっぱラフィの言った通りサターニャの記憶喪失はマジな話なんだな!!!!」

ヴィーネ「.....」

ガヴ「いやあ、これでこれからアイツの事使い放題じゃん!!!!これは来たわ!!!!」

ヴィーネ「....」

ガヴ「ん?どうしたよヴィーネさん、そんな暗い顔をして」

ヴィーネ「いや、やめなさいよガヴこんな....」

ガヴ「なにが?」

ヴィーネ「なにがってこんな....サターニャが可哀想だわ...」

ガヴ「いいじゃん別に、記憶が無いんだからそれなりの立場与えてやっただけじゃんか」

ヴィーネ「ガ、ガヴのせいでしょ!!!サターニャの記憶が無くなったのは!!!!」

ガヴ「細かいことでグチグチ言うなよ」

ガヴ「だいたいやってる事はラフィと一緒だろ?ラフィが許されるんなら私がサターニャ使ったっていいじゃん別に」

ヴィーネ「で、でも.....」

ガヴ「あ、ヴィーネも羨ましいんだろ」

ヴィーネ「ち、違うわよ!!!!」

ガヴ「みなまで言うなみなまで....大丈夫お前にも使わしてやるから」

ヴィーネ「ガヴ!!!!!!!」

サターニャ「買ってきました!!!!!」スタスタ

ガヴ「おっさんきゅー」スッ

ヴィーネ「....」

51: 2017/05/07(日) 21:40:15.655
ガヴ「....」ゴクゴク

ガヴ「くううううう!!!!うめぇ!!!!!」

ガヴ「やっぱ人の金で飲むジュースは最高だな!!!!!」

ヴィーネ「.....」

ガヴ「サターニャお前よくやったよ、」

サターニャ「あ、ありがとうございます!!!!」

ガヴ「んじゃ次は....」

ヴィーネ「ちょっとガヴ!!!」

ガヴ「んだよ」

ヴィーネ「も、もうやめなさいってば....」

ガヴ「だからいいんだってこれで」

ヴィーネ「で、でもじゃあラフィにどう説明する気なの....?」

ガヴ「ラフィ?」

ヴィーネ「そうよ....夫婦生活の記憶がガヴの奴隷生活の記憶に塗り替えられてるのよ....?」

ヴィーネ「そんな事知ったらラフィ何をするか....」

ガヴ「あーそれね、大丈夫大丈夫」

ヴィーネ「大丈夫って.....」

ガヴ「おいサターニャ」

サターニャ「なんですか!!!」

ガヴ「おらあ!!!!!!!!!」

ガツンッ!!!!!!!!

サターニャ「」ドサッ

ヴィーネ「!?!?!?!?」

52: 2017/05/07(日) 21:42:26.123
サターニャ「」

ガヴ「よしと」

ヴィーネ「よしとじゃないわよ!!!!!」

ヴィーネ「な、なんでこうなるの!?!?」

ガヴ「落ち着けよ、何の理由もなく私が手を下すわけないだろ」

ヴィーネ「じゃ、じゃあなんで」

ガヴ「おい、起きろサターニャ、おい」ペチペチ

サターニャ「」

ガヴ「おーい」ペチペチ

サターニャ「」

ガヴ「起きろ!!!!!!!!」ガツンッ!!!!!!!

サターニャ「痛っ!!!!!!!」

サターニャ「痛たたた....な、何すんのよ!!!!!!」

ガヴ「ほらサターニャこれよめ」スッ

サターニャ「な、何これ携帯?」

ガヴ「携帯そのものじゃねーよ、写メだよ写真を見ろ」

サターニャ「.....何これ、サターニャさんマニュアル....」

ガヴ「そうだ、よく読むんだ」

サターニャ「.....」

ヴィーネ「ガヴ貴女....」

ガヴ「なにかに使えると思ってね、あん時写メ撮っといたんだよ」

サターニャ「....」

ガヴ「ほら、思い出したか?」

サターニャ「私は....ラフィエルのお嫁さん....」

ヴィーネ「.....」

53: 2017/05/07(日) 21:44:15.829
サターニャ「そうよ!!!!私はラフィエルのお嫁さんじゃない!!!!」

ガヴ「その通り.....そしてお前は今最愛のラフィを昇降口にずっと待たせているんだ」

サターニャ「えぇえ!?!?」

ガヴ「ほら、早く行ってあげろよ」

サターニャ「そ、そうね!!!!こうしちゃいられないわ!!!!!!!」ズザザザザザ

ガヴ「.....」

ガヴ「よし、オッケー!!!!!」

ヴィーネ「.....」

ガヴ「な?見ただろ?完璧だろ???」

ヴィーネ「.....」

ガヴ「ラフィのいない所ではサターニャを私の奴隷に!!!!!そしてヤバくなったら殴って気絶させこのサターニャマニュアルを読ませる!!!!」

ガヴ「いやあ、我ながら自分の才能に恐怖すら感じるよ....!!!!」

ヴィーネ「狂気よ....」

ガヴ「ヴィーネもサターニャこき使おうよ、使い放題だぞマジで」

ヴィーネ「い、嫌よ私は....」

ガヴ「おいおい何いい子ちゃんぶってんだよ、もっと自分に正直生きようよ」

ヴィーネ「これが正直な気持ち!!!私はこんなサターニャを良いように利用するみたいな事しなくないわ!!!!」

ガヴ「なんだよつれないなぁ....」

ガヴ「別にいいよ、ヴィーネはそうやっていつまでも偽善者やってなよ」

ヴィーネ「ガヴ!!!!!!」

ガヴ「あーもうはいはい....」

ガヴ「まあ少なくとも私のこれからの高校生活はバラ色だな.....これは面白くなってきたぞ」

ヴィーネ「......」

54: 2017/05/07(日) 21:46:15.311
~数日後~

ガヴ「ふんふふーん」スタスタ

ヴィーネ「ああ、ガヴおはよう」スタスタ

ガヴ「おっヴィーネじゃん、おはおは」

ヴィーネ「なんだかガヴ最近毎日上機嫌ね」

ガヴ「当たり前じゃん」

ガヴ「あれからというものかわいい奴隷が毎日私に貢いでくれてるんでね」

ヴィーネ「.....」

ガヴ「もう学校行くのが楽しくて仕方ないよ」

ガヴ「今日は何奢って貰おっかな」

ヴィーネ「.....」

ガヴ「あーあ、ずっとサターニャが私のもんだったらなぁ」

ガヴ「なんだかんだでラフィにバレないようタイミングとか考えなきゃなんないしその辺面倒なんだよね」

ラフィ「サターニャさん今日の放課後は何をしましょうか」ギュッ

サターニャ「そうねぇ....ラフィエルと一緒ならなんでもいいわ…!!!///」

ラフィ「もう....サターニャさんったら...///」

ガヴ「おお、噂をすればだよ」

55: 2017/05/07(日) 21:48:14.557
サターニャ「あ、ガヴリールにヴィネットじゃない!!!!!」

ガヴ「おっすサターニャ、ラフィ」

ラフィ「あらあらガヴちゃん」

ヴィーネ「....」

ガヴ「相変わらず朝からラヴラヴしてんなお前ら」

サターニャ「いいじゃないの!!!!私はラフィエルとの時間を一秒だって無駄にしたくないのよ!!!!!」

ラフィ「サ、サターニャさん...////」ギュッ

サターニャ「ラフィエルは私の宝物なんだから...!!!!///」

ガヴ「昨日なんて私の靴まで舐めてたのによく言うよ」

サターニャ「え?」

ガヴ「ん?どうした」

サターニャ「アンタ今靴がどうとか」

ガヴ「言ったかそんな事?」

ヴィーネ「ちょ、ちょっとガヴ」

ラフィ「どうしたんですかサターニャさん?」

サターニャ「ちょっと待って....私なんか思い出しそう....」

ラフィ「え?」

サターニャ「昨日....私はガヴリールに.....」

ガヴ「あ、やべ...これやっちまったかも.....」

サターニャ「私は....」

56: 2017/05/07(日) 21:50:09.037
サターニャ「確か私は....ガヴリールのど、ど....」

ラフィ「ど....?」

ラフィ「ど...なんですかサターニャさん...?」

サターニャ「どれ.....」

ガヴ「くっ!!!!!!!!」

ヴィーネ「(ああ...これはまたサターニャが殴られちゃうパターン.....)」

ヴィーネ「(ガヴやラフィを止められない無力な私を許してサターニャ....)」

ガヴ「ふんっ!!!!!!!!!」

ガツンッ!!!!!!!!!

ラフィ「」ドサッ

ガヴ「ハァハァ....ハァハァ....」

ヴィーネ「えっ」

ヴィーネ「えええぇええええええ!?!?!?」

ラフィ「」

ヴィーネ「な、なんで!?なんでラフィを!?!?」

サターニャ「あああああああ!!!!!ガ、ガヴリールアンタなんて事すんのよ!!!!!!」

ラフィ「」

サターニャ「ラフィエル起きなさい!!!!ラフィエル!!!!」ユッサユッサ

ガヴ「お前も一旦寝るんだよ!!!!!!」

ガツンッ!!!!!!!!

サターニャ「」ドサッ

58: 2017/05/07(日) 21:52:13.401
サターニャ「」

ラフィ「」

ガヴ「ハァハァ...ハァハァ....」

ヴィーネ「....え、えぇ」

ガヴ「ふぅ....危ない危ない...もう少しでバレる所だったよ....」

ヴィーネ「....」

ガヴ「やっぱ調子にのっちゃいけないな....こういう事は持続させたいなら慎重にいかないとな」

ヴィーネ「なにが慎重によ....思いっきり暴力でねじ伏せてるじゃない....」

ガヴ「大丈夫大丈夫、サターニャはいつもの通りだろうしラフィは気付かないうちに気絶させられたわけなんだからさ」

ガヴ「うまいこと言って誤魔化せば取り敢えずさっきまでの危機からは逃れられるってわけよ」

ヴィーネ「.....」

ガヴ「さて、コイツらこのまま道端置いてく訳にはいかないし取り敢えず起こすか」

ガヴ「おい起きろラフィ、おい」ユッサユッサ

ラフィ「」

ガヴ「サターニャも、ほら起きろ」ユッサユッサ

サターニャ「」

ヴィーネ「.....」

59: 2017/05/07(日) 21:54:19.997
サターニャ「う、うぅ....」

ガヴ「おっ流石サターニャだな、もう気絶には慣れたか」

ヴィーネ「....」

サターニャ「いたたた....何なのよほんと....」

ガヴ「ほら、マニュアルだ」スッ

サターニャ「マニュアル....」

ガヴ「それに加えてお前は私の奴隷だからな」

サターニャ「ど、奴隷....」

ガヴ「ほらラフィも起きろよ」ユッサユッサ

ラフィ「」

ガヴ「はやく起きないと遅刻するぞ」ユッサユッサ

ラフィ「」

ガヴ「ラフィ!!!!!!!」ユッサユッサユッサユッサユッサユッサ

ラフィ「はっ!!!!」ザッ

ガヴ「うおお....い、いきなり起き上がるなよ...びっくりするじゃないか」

ラフィ「.....ガヴちゃん」

ガヴ「大丈夫ラフィ?急に倒れたから心配したぞ」

ヴィーネ「....」

ラフィ「ラフィ.....」

ガヴ「ん?どうしたのラフィ」

ラフィ「ラフィ....ああそうですね...私は白羽ラフィエルエインズワース....」

ガヴ「えっ」

60: 2017/05/07(日) 21:56:08.308
ガヴ「えっ何言ってんだラフィ」

ラフィ「....」

ガヴ「ん?え?」

ラフィ「な、何も思い出せないんです....」

ヴィーネ「えっ....」

ラフィ「ガヴちゃんやヴィーネさん....サターニャさんの事は覚えています...」

ラフィ「でも私が何者なのか.....」

ヴィーネ「ちょ、ちょっとガヴこれって....」

ガヴ「ラフィもなのか....!!!!!」

ラフィ「.....」

ガヴ「そうかそうか!!!!そいつは大変だなラフィ!!!!」グイグイ

ラフィ「うぅ....」

ガヴ「安心しなよ!!!!私がお前の事なんでも教えてやるからさ!!!!!」

ヴィーネ「ちょ、ちょっとガヴまさかと思うけど貴女....」

ガヴ「ラフィお前はそこにいるサターニャと2人で私の奴隷をやってたんだよ!!!!」

ラフィ「奴隷....」

ガヴ「そうそう、まあ私も鬼じゃないからさ酷いことはしないよ…ただちょっとこき使う程度、奴隷とうか下僕というかね」

ラフィ「は、はあ....」

ガヴ「思い出した?」

ラフィ「そう言われるとそんな気も.....」

ガヴ「(っしゃあ!!!!!!!!!)」

62: 2017/05/07(日) 21:58:07.471
ラフィ「私はガヴちゃんの奴隷....奴隷....」

ヴィーネ「ちょっとガヴ!!!!!」

ガヴ「なんだよ」

ヴィーネ「こういう事はやっぱり良くないわよ....!!!!」

ガヴ「何でだよ、いいだろ別に」

ヴィーネ「よくない!!!!」

ヴィーネ「大体私たちお友達じゃない.....そんな奴隷だとか下僕だとか....」

ガヴ「....」

ヴィーネ「仲良しな事に上下関係なんか作らなくてもいいじゃない....こんな....」

ガヴ「はぁ....あのさヴィーネ」

ガヴ「コイツらと仲良くしてた事は認めるし別に否定もしないよ、でもさ私はこれを悪い事だとは思わない」

ヴィーネ「な、なんでよ...!!!!」

ガヴ「だって別にこのまま記憶の不十分なこいつらをここに置き去りにしてほっといたっていい訳じゃん」

ヴィーネ「いい訳ないでしょ!!!!!」

ガヴ「なんでさ」

ヴィーネ「だ、だってこれはガヴがやったんじゃない...!!!!それを放っておくなんて...」

ガヴ「だから私は2人にちゃんと記憶を与えてあげてんじゃん」

ヴィーネ「偽りの記憶じゃない!!!!」

ガヴ「変にお友達だったんだよ!なんて言うより明確な役割を与えられてた方がコイツらだって入ってきやすいだろ?」

ガヴ「私は何も自分だけの事を考えて行動してるんじゃないんだよ」

63: 2017/05/07(日) 22:00:09.043
ヴィーネ「な、何よそれ....」

ガヴ「もういいってばそう言うのは.....」

ガヴ「使いたかったらヴィーネにも使わしてやるって言ってるだろ」

ヴィーネ「だから私はそういう事言ってるんじゃないんだってば!!!!」

ガヴ「友達としてのありかたとか常識的に考えてとか理屈並べるんだろ」

ヴィーネ「だ、だって....!!!!」

ガヴ「利用出来るものは出来るだけ利用する…それが親だろうが友達だろうが恋人だろうが」

ガヴ「生きていく上での摂理だよ」

ヴィーネ「.....」

ガヴ「ラフィだって自分の都合のいいようにサターニャの記憶を塗り替えてたんだから今度は自分が塗り替えられる番なんじゃないの?ははは」

ヴィーネ「....」

ガヴ「ヴィーネも正直になりなよ、自分に嘘ついてても何にも変わらないぞ」

ヴィーネ「だから私はこれが正直な気持ちなんだってば....そんな悲しい事ばかり言わないでよガヴ.....」

ガヴ「はぁ....別になんでもいいよそうやって自分の心の奥底の本心に嘘をつき続けたいならそうすればいいと思うけど、よし!!!行くぞラフィ、サターニャ!!!」スタスタ

ラフィ「は、はい」スタスタ

サターニャ「待ってガヴリール様!!!!」スタスタ

ガヴ「じゃあな嘘月乃瀬ヴィネットエイプリルフールさん」スタスタ

ヴィーネ「な、何よそれ!!!!」

64: 2017/05/07(日) 22:01:55.753
ヴィーネ嘘だらけすぎワロタ

65: 2017/05/07(日) 22:02:25.292
その日からガヴリールの夢のような生活が始まった

ガヴ「サターニャお茶」

サターニャ「はい、ガヴリール様!!!!」スッ

ガヴ「んん.....」ゴクゴク

ガヴ「うわっ!!!!おいサターニャ!!!!」

サターニャ「な、なんでしょうか!!!!!」

ガヴ「お前いつも私は綾鷹じゃなくておーいお茶派だって言ってるだろ!!!!!」

サターニャ「ご、ごめんなさい!!!!!」

ガヴ「いいから買ってこいよはやく!!!!!!」

サターニャ「は、はいいい!!!!」ズザザザザザザッ

ガヴ「ったく...」

ガヴ「おいラフィ、手止まってるんだけど」

ラフィ「も、申し訳ありません」モミモミ

ガヴ「肩もみ終わったら次は耳かきな」

ラフィ「はいはい」ニッコリ

ガヴ「ふぁああ....極楽極楽」

ヴィーネ「.....」

66: 2017/05/07(日) 22:04:11.748
--------

ガヴ「サターニャ、ジュース買ってきて」

サターニャ「ただいま!!!!」ズザザザザザザッ

--------

ガヴ「ラフィ、私の宿題やっといて」

ラフィ「はいはい」ニッコリ

--------

ガヴ「サターニャ、このゲーム買って」

サターニャ「任せなさい!!!!!」ズザザザザザザッ

--------

ガヴ「ラフィ、私の代わりに授業受けてきて」

ラフィ「はいはい」ニッコリ

--------

ガヴ「サターニャ、私の代わりにおしっこ行ってきて」

サターニャ「すぐ行くわ!!!!!」ズザザザザザザッ

---------


ガヴ「ラフィ、このボイチャ相手くっそムカつくからシメてきて」

ラフィ「はいはい」ニッコリ ズビュウウウウウウウウンッ


ヴィーネ「......」

67: 2017/05/07(日) 22:06:32.173
ヴィーネ「やっぱりこんなのおかしいわ....」

ヴィーネ「あんなのサターニャやラフィが可哀想でしかたない....」

ヴィーネ「ガヴもどんどん堕落して行っちゃってるし....」

ヴィーネ「.....」

ヴィーネ「なんか私だけ仲間はずれみたいなのも嫌だし....」

ヴィーネ「....」

ヴィーネ「やっぱりこんな状況誰にとってもよろしくないのよ...!!!!」

ヴィーネ「やっぱり私が何とかするしかない....」

ヴィーネ「なんとしてでも2人にもとの記憶を取り戻して乗らわないと....」

ヴィーネ「みんなが仲睦まじかった....平和だった頃に戻すの....私が!!!!」

68: 2017/05/07(日) 22:08:24.630
~翌日~

ガヴ「よしじゃあサターニャはこっちのゲーム、ラフィはこっちのゲームを頼む」

サターニャ「ガ、ガヴリール様」

ガヴ「ん?どうしたの」

サターニャ「私もうお金が底をついてるんだけど....」

ラフィ「わ、私も」

ガヴ「はあ!?んだよつっかえねぇなぁ....」

ガヴ「じゃああれだ、今日は資金集めとしてバイトでも探して来てくれ」

ラフィ「バイトですか....?」

ガヴ「ああ、もちろん働くのはお前らだぞ?」

ヴィーネ「ガヴリール!!!!!」

ガヴ「ん?」

ガヴ「あれ、ヴィーネじゃんなんか久しぶりだな」

ヴィーネ「ずっと近くにいたわよ!!!!!」

ガヴ「悪い悪い眼中に無かったわ、アウトオブ眼中」

ヴィーネ「くぅ....」

ガヴ「で、どうしたの?なんか用事?」

ヴィーネ「....もう貴女の好きにはさせないわ」

ガヴ「は?」

ヴィーネ「サターニャとラフィを解放しろって言ってるの!!!!」

ガヴ「.....」

69: 2017/05/07(日) 22:10:11.949
ガヴ「....」

ヴィーネ「何とかいいなさいよ!!!!」

ガヴ「なぜに君ってやつはそうも友情だとか信頼だとかそういう所詮は薄っぺらい事に固着してるんだね」

ガヴ「私は今が幸せ、コイツらも私に仕えている事が一番の幸せなんだよ」

ガヴ「それでいいじゃんか」

ヴィーネ「そんな自分勝手に押し付けた幸せなんて幸せなんかじゃない!!!!」

ガヴ「....」

ヴィーネ「2人の記憶を元に戻す...!!!!」

ガヴ「ほーん、やれるもんならやってみなよ」

ヴィーネ「言われなくても行くわ!!!!」ズザザザザザザッ

ガヴ「サターニャ、ラフィ遊んでやれ」

サターニャ「フフフフフ.....」

ラフィ「....」ニッコリ

ヴィーネ「くうう!!!!!」ズザザザザザザッ

ラフィ「....」ズビュンッ

ヴィーネ「は、はやい!?」

ラフィ「.....」ズザザザザザザッ!!!!

ヴィーネ「なんなのこの速さ....!!!私一人じゃとても....」

サターニャ「ヴィネット!!!!!」ズザザ!!!

ヴィーネ「....ここはとにかく一人ずつ慎重に行くしかない....!!!!」

サターニャ「捕まえた!!!!!」ガシッ!!!!

ヴィーネ「あああ!!!しまった!!!!」

70: 2017/05/07(日) 22:12:07.892
サターニャ「もう逃げられないわよ!!!!!ヴィネット!!!!」

ヴィーネ「う、ううう!!!!」

ヴィーネ「(なんとかこの状況でサターニャを殴って気絶させないと....!!!)」

ガヴ「でかしたぞサターニャ!!!」

サターニャ「ヴィネット!!!!!」グイグイ

ヴィーネ「(うぅ....ダメ...押さえつけられてて身動きが....!!!)」

サターニャ「さて....本番はここからよ....」

ヴィーネ「サ、サターニャ....」

サターニャ「何して遊ぶ?」

ヴィーネ「....えっ?」

サターニャ「だから何して遊ぶのよ?」

ヴィーネ「....?」

ガヴ「おいサターニャお前何やってんだよ、はやくトドメを」

サターニャ「トドメ?え、なに?トドメってどんな遊びよ」

ガヴ「.....はあ?お前何を」

サターニャ「ガヴリール様が遊んでやれって言ったんじゃない!!!!!」

ガヴ「あぁ.....」

ヴィーネ「今しかない!!!!!!」スッ

ガツンッ!!!!!!!!!

71: 2017/05/07(日) 22:14:37.469
ヴィーネ「ううううう!!!!!」ドサッ

ヴィーネ「ハァハァ....ハァハァ....」

ガヴ「危ない危ない....もう少しでサターニャを取られちゃうとこだったよ」

ヴィーネ「ガ....ヴ....」

ガヴ「こんな夢のような生活簡単に手放せるわけないだろ」

ヴィーネ「うぅ....頭がくらくらする....」

ガヴ「ちょっとずれたか、普通はこれで気絶するんだけどなぁ」

ヴィーネ「気絶....」

ガヴ「最初からこうすればよかったんだ」

ガヴ「ヴィーネも私の奴隷にしておけばよかったんだよな」

ヴィーネ「ガヴ....あ、貴女.....」

ガヴ「ほら寝ろ...!!!!」ガツンッ!!!!

ヴィーネ「痛い...!!!!」

ガヴ「はやく寝るんだよ!!!!!!」ガツンッ!!!!!!!

ヴィーネ「や、やめて....ガ....」

ガヴ「奴隷として可愛がってやるから安心しなよ...!!!!!」ガツンッ!!!!!!!

ヴィーネ「うぅ....」

ガヴ「寝ろ!!!!!!!!!!!」

ガツンッ!!!!!!!!!!!

ヴィーネ「」

ガヴ「ハァハァ....ハァハァ....」

ガヴ「へへへ....ようこそヴィーネ」

72: 2017/05/07(日) 22:16:04.277
遊ぶにワラタ。

73: 2017/05/07(日) 22:16:34.846
ヴィーネ「」

ガヴ「ほら起きなよヴィーネ」ユッサユッサ

ヴィーネ「」

ガヴ「起きろ、ほら」ユッサユッサ

ヴィーネ「」

ガヴ「私ちょうど奴隷枠が欲しかったんだよね」ユッサユッサ

ヴィーネ「」

ガヴ「ヴィーネ凄いえOちだしさ....ぴったりだ思うんだよ」ユッサユッサ

ヴィーネ「」

ガヴ「えへへ.....ヴィーネが奴隷か...いいねえ....」ユッサユッサ

ヴィーネ「」

ガヴ「なんだ、やけに眠りが深いな」

ガヴ「おい起きろヴィーネ!!!!!」ユッサユッサユッサユッサユッサユッサ

ヴィーネ「」

ガヴ「はやく起きろよ!!!!!!」ユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサ

ヴィーネ「」

ガヴ「お、おかしいな....おいヴィーネ...!!!おい!!!!!」ユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサ

ヴィーネ「」

ガヴ「お前ほんとは起きてんじゃないの???おい!!!返事しろヴィーネ!!!!おい!!!!!」ユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサ

ヴィーネ「」

74: 2017/05/07(日) 22:18:11.316
ガヴ「え、えぇ.....」

ヴィーネ「」

ガヴ「ね、眠りが深いだけだよな....うん...」

ヴィーネ「」

ガヴ「ヴィ、ヴィーネ」

ヴィーネ「」

ガヴ「....いやいや...そんなわけない....だってこうの方法で2人も奴隷を手に入れたんだぞ?....いや氏ぬわけないようん....」

ヴィーネ「」

ガヴ「.....私はこの方法で夢のようなウハウハ生活手に入れたんだぞ....そんな...いやいや....」

ラフィ「そのウハウハ生活とやらも今日でおしまいですね」ニッコリ

ガヴ「なっ....」

ラフィ「あれだけ強く何度も頭を殴りつけたんです、大丈夫な筈がないじゃないですか」

ガヴ「う、うるさい!!!まだわからないだろ!!!!」

ヴィーネ「」

ラフィ「まあ、そのうちわかりますよ」ニッコリ

ガヴ「お、おいラフィ!!!!お前私に向かってなんて口の聞き方を」

ラフィ「.....」ズザッ

ガヴ「な、なんだよ....!!!やんのか!!!!」

ラフィ「ヴィーネさんにもこの記憶を塗り替える方法を使おうとしていたようですが詰めが甘いですよガヴちゃん」

ガヴ「ガ、ガヴリール様と呼べよ!!!!!」

ラフィ「だって最初からこの方法が上手くいっていたのはサターニャさんだけなんですから」

ガヴ「....え」

76: 2017/05/07(日) 22:20:19.577
ガヴ「な、なんだよそれ...!!!どういうことだよ!!!!!!」

ラフィ「私はずっとこの時を待っていたんですよ」

ラフィ「ガヴちゃんがヴィーネさんに手を出すこの時を」

ガヴ「なんだと.....」

ラフィ「私のお嫁さんであるサターニャさんが何故か帰ってくると頭にタンコブが出来てるんです」

ラフィ「それも毎日新しいのが」

ガヴ「.....」

ラフィ「私が気付かない筈がないじゃないですか」

ラフィ「私が毎日どれだけサターニャを見ているか、サターニャさんの何もかもを私は知っているつもりです」

ガヴ「じゃ、じゃあお前....」

ラフィ「ガヴちゃんにこの方法が誰にでも適用できるものだと思い込ませるための芝居ですよ」

ラフィ「もちろんこんな状況ヴィーネさんが黙っちゃいないでしょう」

ラフィ「そうするといつかは対立し大きな争いへと変貌する.....そして例えどちらが勝利を得たとしても敗者はこの世から消え去り勝者はブタ箱へ....」

ラフィ「これで私とサターニャさんの愛に割って入ろうとする邪魔者が二人まとめて消せるんです....そう思うとガヴちゃんにこき使われる事なんて苦でもなんでもありませんでしたよ」

ラフィ「ガヴちゃん優勝おめでとうございます」ニッコリ

ガヴ「ふ、ふざけんなよ....!!!!」

ガヴ「お前よくも騙したな!!!!!!」

ラフィ「利用できる者はできる限り利用する、それが親だろうが友達だろうが恋人だろうが.....」

ラフィ「ガヴちゃんの言葉ですよ」ニッコリ

ガヴ「くぅう...!!!!!」

77: 2017/05/07(日) 22:22:27.415
ラフィ「.....」ニッコリ

ガヴ「.....」

サターニャ「え、ちょっとどうしたのよラフィエル....」

ラフィ「ああ、サターニャさん」

サターニャ「なんでアンタそんなガヴリール様に」

ラフィ「ふんっ!!!!!!!!!!」ガツンッ!!!!!

サターニャ「」ドサッ

ガヴ「......」

ラフィ「サターニャさん起きてください」ユッサユッサ

サターニャ「いたたた.....」

ラフィ「はいサターニャさん、マニュアルですどうぞ」スッ

サターニャ「マニュアル....」

ラフィ「これで2対1....」

ガヴ「......」

ラフィ「大人しく警察の厄介になった方がいいのでは?」

ガヴ「ま、まだだ!!!!まだ私は負けてないぞ!!!!!」

ラフィ「はあ....」

ガヴ「おらあああ!!!!!!!!!」ズザザザザザザッ

ラフィ「どこを狙っているんですか!!!!」

ガヴ「ふんっ!!!!!!!!!」

ガツンッ!!!!!!

サターニャ「」ドサッ

ラフィ「あああ!!??!??!!」

79: 2017/05/07(日) 22:24:14.754
ガヴ「詰めが甘いのはそっちも同じだな」

サターニャ「」

ラフィ「くっ....まさかここに来てまだサターニャさんを味方につけようとしているとは....」

ガヴ「ほら奴隷起きろ!!!!!」ユッサユッサ

サターニャ「う、うぅ....」

ガヴ「お前は私の奴隷だ!!!!はやくあの白いやつをやっつけてくれ!!!!」

サターニャ「ど、どれい....」

ガヴ「早くしろ!!!!!」

ラフィ「そうはさせません!!!!!!」

ガツンッ!!!!!!

サターニャ「」ドサッ

ガヴ「あああ!!!サターニャ!!!!」

ラフィ「私のお嫁さん起きてください!!!!!」ユッサユッサ

サターニャ「う、うぅ....」

ラフィ「さあ夫婦のちからであの悪に染まったガヴちゃんを降参させましょう!!!!」

サターニャ「夫婦....」

ガヴ「させるか!!!!!!」ガツンッ!!!!!

サターニャ「」ドサッ

ラフィ「やめてください!!!!!」ガツンッ!!!!!!

サターニャ「」

ガヴ「うるさい!!!!サターニャは私の奴隷だ!!!!!」ガツンッ!!!!!!

サターニャ「」

ラフィ「いえ!!!!私のお嫁さんです!!!!!!!」ガツンッ!!!!!!!

サターニャ「」

81: 2017/05/07(日) 22:26:15.646
ガヴ「いい加減諦めろ!!!!!」

ガツンッ!!!!!!!

サターニャ「」

ラフィ「こっちのセリフです!!!!!」

ガツンッ!!!!!!

サターニャ「」

ガヴ「私は....私はこんな所で終わる天使じゃない!!!!!!」

ガツンッ!!!!!!

サターニャ「」

ラフィ「私だって....!!!!私とサターニャさんの夫婦生活はまだまだこれからなんですから!!!!!!」

ガツンッ!!!!!

サターニャ「」

ガヴ「うるせぇえ!!!!!私のウハウハ生活もまだまだこれからだっての!!!!!!!」

ガヴ「おりゃあああああああああぁぁあああああぁああああ!!!!!!!」

ガツンッ!!!!!!!!

サターニャ「」ゴキッッ!!!!!!

ガヴ「えっ」

82: 2017/05/07(日) 22:28:20.596
サターニャ「」

ガヴ「い、今ゴキって....」

ラフィ「......!!!!!」

サターニャ「」

ラフィ「サ、サターニャさん!!!!!サターニャさん!!!!!!!」ユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサ

サターニャ「」

ラフィ「く、首のほ、骨が.....骨が....!!!!!」

サターニャ「」

ラフィ「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」

ガヴ「あ、あぁ....」

サターニャ「」

ヴィーネ「」

ラフィ「サターニャさん!!!!サターニャさん!!!!!うわあああぁぁああああああああああ!!!!!!!!」ユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサユッサ

サターニャ「」

ラフィ「そんな....そんな....サターニャさん....」シクシク

ガヴ「へ、へへーんだ!!!!わ、私に楯突くからだよ!!!ば、ばーか!!!!!」

ラフィ「.....」

ガヴ「な、なんだよ....」

ラフィ「.....」

ガヴ「お、怖気づいたかラフィ!!!!」

ラフィ「頃してやる」

83: 2017/05/07(日) 22:29:41.802
えっ

84: 2017/05/07(日) 22:30:11.554
ガヴ「なっ....」

ラフィ「サターニャさんの何百いや...何千倍もの骨を折ってやる」

ガヴ「な、なんだよ.....!!!やれるもんならや、やってみろよ!!!!」

ラフィ「可能な限り生かしてやる....」

ラフィ「そして地獄よりも耐え難い痛みと苦しみを可能な限り感じさせてやる」

ラフィ「ガヴちゃん」ニッコリ

ガヴ「ハァハァ.....」

ラフィ「私達夫婦の中を引き裂いた貴女だけは.....」

ラフィ「絶対に許さない......!!!!!!!!!」ズザザザザザザッズザザザザザザッ!!!!!!!

ガヴ「うぅうう....!!!!」

ガヴ「わ、私だって絶対負けないからな!!!!!!」

ガヴ「お前の事肉だるまにして一生性奴隷にしてやる!!!!!!」

ラフィ「.....」ズビュウウウウウウウウンッ

ガヴ「は、はやい!!!!!」

ラフィ「....」ズザザザザザザッ

ガヴ「しまった!!!!間合いに!!!!」

ラフィ「さようなら」スッ

ガツンッ!!!!!!!!!

85: 2017/05/07(日) 22:32:21.029
ラフィ「う....うぅうう!!!!!」フラッ

ガヴ「けっへへ...」ニヤッ

ラフィ「ハァハァ....ハァハァ....」

ラフィ「お前は.....」

タプリス「天真先輩!!!!間に合いましたよ!!!!」

ラフィ「タプちゃん.....!!!!!」

ガヴ「へへ....ヴィーネが反発してくるだろうと思って呼んでおいたんだけどまさかラフィとの戦いで出てきてもらうことになるなんてな」

タプリス「白羽先輩がまさかこんな悪の化身のような方だったなんて....私ショックです....」

ラフィ「....タプちゃんに何をすり込んだんですか....」

ガヴ「何でもいいじゃん、今のお前どう見ても悪の化身だしさ」

ラフィ「くっ....!!!!」

タプリス「天真先輩もどうぞ、金属バットです!!!!」スッ

ガヴ「おうさんきゅー」スッ

ラフィ「.....」

ガヴ「丸腰のお前が武器持ちの私らに勝てると思ってんの?」

ラフィ「うううううう!!!!!!」ズザザザザザザッズザザザザザザッ!!!!

ガヴ「無駄だっての!!!!!」

ラフィ「ふんっ!!!!!!!!」ズザッ

ガツンッ!!!!!!バキバキバキゴキゴキッ!!!!グチャアアアァッ!!!!!!

タプリス「」ドサッ

ガヴ「あああ!!!!タプリス!!!!!!!」

ラフィ「....」スッ

ラフィ「これで私も武器getです」ニッコリ

ガヴ「う、嘘だろ....」

86: 2017/05/07(日) 22:33:21.300
タプリス可哀想

87: 2017/05/07(日) 22:34:22.086
タプリス「」

ガヴ「即氏....アイツ....」スッ

ラフィ「タプちゃんには可哀想ですがガヴちゃん側につくと言うなら致し方ありません」

ラフィ「さあ、これで正々堂々勝負ですね」

ガヴ「く....くそがあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」ズビュウウウウウウウウンッ

ラフィ「真正面から.....なるほど文字通り正々堂々というわけですね」

ラフィ「ならば私も!!!!!!!」ズビュウウウウウウウウンッ

ラフィ「サターニャさんを失った悲しみ怒り.....!!!!!!」

ラフィ「それをガヴちゃん如きが破れるはずがない!!!!!!!!」ズザザザザザザッズザザザザザザッズザザザザザザッズザザザザザザッズザザザザザザッ

ガヴ「私だって!!!!!ここで負けるわけにはいかない!!!!!!」ズザッ

ラフィ「と、止まった!?!?!」

ガヴ「このまままっすく突っ込んで来ると思っただろ!!!!だからお前は甘いんだよ!!!!!!」

ラフィ「し、しまった!!!!勢いをつけすぎて止まれない!!!!!!」

ガヴ「終わりだあああああああああぁあああああああ!!!!!!!!」

ガツンッ!!!!!!!!!!!

ラフィ「うああああああああああぁあああああっぁあああああああ!!!!!!!」

88: 2017/05/07(日) 22:36:09.228
ラフィ「あああぁ....あ、ああぁ....」フラフラ

ガヴ「けっはははああああ!!!!!私の勝ちだな!!!!!」

ラフィ「うぅ....うっぅ....」フラフラ

ガヴ「やっぱり誰も私にはかなわないんだよ!!!!!」

ガヴ「お前が氏ねば!!!!目撃者も誰もいない!!!!!」

ガヴ「お前が氏ねば!!!!私はまたいつものように堕落した生活を!!!!」

ラフィ「ああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

ガツンッ!!!!!!!

ガヴ「うっ!!!!!!!」

ラフィ「はぁああ....はぁあ....」

ラフィ「」ドサッ

ガヴ「こ、こいつ....」フラフラ

ガヴ「まだそんな力が.....」フラフラ

ラフィ「」

ガヴ「へっへへ....最後の....悪あがきか.....」フラフラ

ガヴ「へへっへ....私の勝ちだ....私の....」フラフラ

ガヴ「後はここから....ここから立ち去れば...」フラフラ

ガヴ「私はなんの....罪も.....」

ガヴ「うぅう....!!!!!」

ガヴ「」ドサッ

サターニャ「」

ヴィーネ「」

タプリス「」

ラフィ「」

ガヴ「」

91: 2017/05/07(日) 22:39:23.193
ーーーーーーーー

ーーーーー

ーーー



ガヴ「......」

警官A「で、貴女はその時何をしていたんですか」

ガヴ「....わかりません」

警官A「殺害された4人とはどういう関係だったんですか」

ガヴ「.....わかりません」

警官B「わからないってどういう事なんだよ!!!!」

ガヴ「あああ....」

警官A「さっき貴女4人のことについて話してくれたじゃないですか、なのになんでどういう関係だったのかわからないんですか」

ガヴ「わからないんですよ....!!!!しょうがないじゃないですか!!!!!」

警官B「わかんねぇで済んだら警察いらねぇんだよ、正直に言いな」

ガヴ「本当なんです!!!!!信じてください....!!!!!」

警官A「......」

ガヴ「あぁぁあ.....」ガクガク

92: 2017/05/07(日) 22:42:37.071
警官A「まあ1度落ち着いて」

ガヴ「.....」

警官A「被害者は4人とも強く殴りつけられたような後が体にあるんですよ、そして貴女は金属バットを持って倒れていた」

ガヴ「......」

警官A「何でもいいんです、その時の事について話していただきたい」

ガヴ「わかりません.....自分があんな所で何をしてたのか....なんで金属バットなんて握っていたのか.....」

ガヴ「なんでアイツらが周りに倒れていたのか.....」

ガヴ「わ、私は何者なのかもわからない!!!!!!」

警官B「ふざけた事言ってんじゃねぇぞ嬢ちゃん!!!!!ガキだからってそんな事で通ると思ってんのか!!!!!」

ガヴ「だって!!!!!だって何もわからないです!!!!!」

ガヴ「教えてください....!!!!私は誰なんですか!!!!!」

警官A「お、落ち着きなさい」

ガヴ「なにもわからない!!!!!私は誰なんですか!!!!!私は一体何をやってしまったんですか!!!!!!」

警官B「ダメだこいつ....こりゃ今日は無理だな...おい取り敢えず連れてけ」

警官達「....」ガサゴソ

ガヴ「教えてください!!!!!私は誰なんですか!!!!!」

ガヴ「誰なんですかああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

93: 2017/05/07(日) 22:45:29.188
てってってれれーてれれーてれれー♪
てってってれれーてれれーてれれー♪



グラサン「如何だったでしょうか」スタスタ

グラサン「欲望のままに相手を動かしたい、利用したい」

グラサン「人間そういう事を思ってしまう時もあります」

グラサン「それは勿論人間だけに限るはなしではありません」

グラサン「そんな時もし相手の記憶を書き換えることが可能だとしたら....」

グラサン「貴方ならどうしますか?」

グラサン「.....」

グラサン「可能であれば相手の記憶を好きに書き換えたい.....相手を自分のモノにしたい」

グラサン「そう思った方もいらっしゃるでしょう」

グラサン「でもそれは本当に貴方がそう思ったんでしょうか」

グラサン「.....」

グラサン「今の貴方の記憶は本当に貴方の記憶なのでしょうか....」スタスタ



てってってれれーてれれーてれれー♪
てんててーんてんててーんてーん....

世にも奇妙な物ガヴリ
『貴女は私の』


95: 2017/05/07(日) 22:47:04.510
乙…

97: 2017/05/07(日) 22:48:42.345

救いなんてなかった

99: 2017/05/07(日) 22:50:56.006
乙ニキア

引用元: ラフィ「サターニャさんは私のお嫁さんなんです!!!!!!!!!」