1: 2015/07/30(木) 01:40:23.920
友「ほら、あの女だよ」
男「ん?」
女「…」
男「一人が好きなんじゃないの?」
友「一人が好きな奴なんているかよ、あいつが一人にされてるんだよ」
友「ぼっちとか笑えるだろ」
女「…っ」
男「そんなこというなって、口悪いぞ」
友「そんなことねぇーって」
男「たくっ」
男「ん?」
女「…」
男「一人が好きなんじゃないの?」
友「一人が好きな奴なんているかよ、あいつが一人にされてるんだよ」
友「ぼっちとか笑えるだろ」
女「…っ」
男「そんなこというなって、口悪いぞ」
友「そんなことねぇーって」
男「たくっ」
3: 2015/07/30(木) 01:42:47.720
男「…」
男「(女か…)」
男「なぁ…」
女「…」
男「(無視か…)」
男「何してるの?」
友「お前が何してるの…」
男「うるさいな」
男「お前、あっち行ってろ」
男「なあ、悪いな…友がお前にその…ひどいこと言って…」
女「別に…私気にしてないから」
男「…そっか」
男「お前さ、何でいつも一人なの?」
女「一人が好きだから」
男「(女か…)」
男「なぁ…」
女「…」
男「(無視か…)」
男「何してるの?」
友「お前が何してるの…」
男「うるさいな」
男「お前、あっち行ってろ」
男「なあ、悪いな…友がお前にその…ひどいこと言って…」
女「別に…私気にしてないから」
男「…そっか」
男「お前さ、何でいつも一人なの?」
女「一人が好きだから」
6: 2015/07/30(木) 01:45:22.606
男「一人が好きね…でも、一人より二人のほうが楽しいだろ?」
男「だから、友達になって…」
女「断るわ」
男「そうですか…」トホホ
友「何、お前あいつが好みなの?」
男「いや、ただなんかさびしそうだから」
女「別にさびしくないわ、同情なんてしないで」
男「あ、はいすみません」
女「…」
男「だから、友達になって…」
女「断るわ」
男「そうですか…」トホホ
友「何、お前あいつが好みなの?」
男「いや、ただなんかさびしそうだから」
女「別にさびしくないわ、同情なんてしないで」
男「あ、はいすみません」
女「…」
8: 2015/07/30(木) 01:50:07.418
友「ああいう性格だから、ハブられるんだぜ」
女「…」キッ
友「睨まれた」
男「お前さ、思ったことすぐ口に出す癖何とかしたほうがいいよ」
友「何を言うこれはこれでいい事だと思うぞっ!」
男「それは、時と場合だろ」
友「そうですか」
昼休み
女「…」モグモグ
男「ちょっと、いいですか?」
女「…」モグモグ
男「ここまで、無視されるとすがすがしいな…」
女「何よ…」
男「いえ、別にあの食事ご一緒してよろしいでしょうか?」
女「…」キッ
友「睨まれた」
男「お前さ、思ったことすぐ口に出す癖何とかしたほうがいいよ」
友「何を言うこれはこれでいい事だと思うぞっ!」
男「それは、時と場合だろ」
友「そうですか」
昼休み
女「…」モグモグ
男「ちょっと、いいですか?」
女「…」モグモグ
男「ここまで、無視されるとすがすがしいな…」
女「何よ…」
男「いえ、別にあの食事ご一緒してよろしいでしょうか?」
9: 2015/07/30(木) 01:54:28.546
女「別に…いいけど」
男「では」
男「…」モグモグ
友「よっと」
男「…」
男「何、当たり前のように座ってんのお前…」
友「いいじゃん、男ちゃ~ん」
男「俺じゃなくて、女に聞けよ」
友「女ちゃーんいいでしょ~」
女「別に、かまわないわ」
友「マジ?嫌われてると思ったわ」
女「いえ、興味がないだけ」
友「まじ?嫌われてるよりひどいじゃん」
男「コントしてるの?」
男「では」
男「…」モグモグ
友「よっと」
男「…」
男「何、当たり前のように座ってんのお前…」
友「いいじゃん、男ちゃ~ん」
男「俺じゃなくて、女に聞けよ」
友「女ちゃーんいいでしょ~」
女「別に、かまわないわ」
友「マジ?嫌われてると思ったわ」
女「いえ、興味がないだけ」
友「まじ?嫌われてるよりひどいじゃん」
男「コントしてるの?」
11: 2015/07/30(木) 01:57:56.858
友「いや」
女「ごちそうさま」
女「じゃあこれで」スタスタ
男「…」
友「…」
男「お前のせいだ」モグモグ
友「いや、俺は悪くないと思うけど」モグモグ
男「つーか、飯食い終わってどこ行くんだ?」
友「ん…図書室とかじゃね?」
男「そうか…ごちそうさま」
友「あ、お前まで食べ終わりやがったっ!」
男「悪いな、お前が遊んでるから悪いけどな」
男「じゃあ、俺もちょっと」
友「おい」
男「俺も図書室言ってくるわ」
女「ごちそうさま」
女「じゃあこれで」スタスタ
男「…」
友「…」
男「お前のせいだ」モグモグ
友「いや、俺は悪くないと思うけど」モグモグ
男「つーか、飯食い終わってどこ行くんだ?」
友「ん…図書室とかじゃね?」
男「そうか…ごちそうさま」
友「あ、お前まで食べ終わりやがったっ!」
男「悪いな、お前が遊んでるから悪いけどな」
男「じゃあ、俺もちょっと」
友「おい」
男「俺も図書室言ってくるわ」
12: 2015/07/30(木) 02:00:58.156
友「(なんで、あいつあんなに肩入れするんだろ…)」
友「ま、いいか」モグモグ
男「図書室っと」
男「ここか、始めて来たな…」
男「失礼します~」ガラガラ
女「…っ」
男「あ、居た」
男「どもっ」
女「あの、なんなんですか?私にかまって…暇なんですか?」
男「ん?まあ、暇って言えば暇だな」
女「あの、私は一人が好きなので…」
男「別にいいよ、俺を気にしないで勝手に本読んでて」
友「ま、いいか」モグモグ
男「図書室っと」
男「ここか、始めて来たな…」
男「失礼します~」ガラガラ
女「…っ」
男「あ、居た」
男「どもっ」
女「あの、なんなんですか?私にかまって…暇なんですか?」
男「ん?まあ、暇って言えば暇だな」
女「あの、私は一人が好きなので…」
男「別にいいよ、俺を気にしないで勝手に本読んでて」
13: 2015/07/30(木) 02:05:39.670
女「そういわれても…」
男「…いや、別に気にしないで?」
女「なんですか?また、私を勘違いさせるんですか?」
女「またそうやって…」グスッ
男「っ!?」ビクッ
女「そうやって…」ポロポロ
男「え、ええ?」オロオロ
男「と、とりあえず、ちょっと」
女「…」ポロポロ
屋上
男「は~」
女「なんで、屋上?」
男「ん?いや、保健室か、ここか迷ったけどとりあえず人がいないこっちにした」
女「別に、気にしなくていいのに…」
男「…いや、別に気にしないで?」
女「なんですか?また、私を勘違いさせるんですか?」
女「またそうやって…」グスッ
男「っ!?」ビクッ
女「そうやって…」ポロポロ
男「え、ええ?」オロオロ
男「と、とりあえず、ちょっと」
女「…」ポロポロ
屋上
男「は~」
女「なんで、屋上?」
男「ん?いや、保健室か、ここか迷ったけどとりあえず人がいないこっちにした」
女「別に、気にしなくていいのに…」
14: 2015/07/30(木) 02:11:38.237
男「いや、聞きたいことあるんだけど…」
女「なに?」
男「またそうやってとか言ってたけど…何のことかな?」
女「…」
男「…言いづらいかな?」
女「別に」
女「私が中学生の時の話よ…」
男「(え、回想っ!?)」
女「私、告白されたの…私は…告白を受けたけど…それは間違いだった」
女「実は罰ゲームだったらしくてね…そのことがクラス中に響き渡って」
女「見事にぼっちになったわけなの」
男「へぇ~」
男「そうか…」
女「なに?」
男「またそうやってとか言ってたけど…何のことかな?」
女「…」
男「…言いづらいかな?」
女「別に」
女「私が中学生の時の話よ…」
男「(え、回想っ!?)」
女「私、告白されたの…私は…告白を受けたけど…それは間違いだった」
女「実は罰ゲームだったらしくてね…そのことがクラス中に響き渡って」
女「見事にぼっちになったわけなの」
男「へぇ~」
男「そうか…」
15: 2015/07/30(木) 02:14:44.357
男「俺は女さんのこと好きだけどね」
女「っ!?」
女「はぁ!何言ってるの…こんな話した後に騙されると思う?」
女「もう」
男「いや、俺はマジで好きだよ…バツゲームとかじゃなくて」
男「単純に…」
男「好きだよ」
女「…」
男「返事はしなくていいや…信じれないだろうしね」
男「でも、いつか…返事が欲しいな」スタスタ
女「ちょっとっ!」
男「ん?」
女「わ、私も好きです」
男「…!!」
女「…」カァァァ
女「っ!?」
女「はぁ!何言ってるの…こんな話した後に騙されると思う?」
女「もう」
男「いや、俺はマジで好きだよ…バツゲームとかじゃなくて」
男「単純に…」
男「好きだよ」
女「…」
男「返事はしなくていいや…信じれないだろうしね」
男「でも、いつか…返事が欲しいな」スタスタ
女「ちょっとっ!」
男「ん?」
女「わ、私も好きです」
男「…!!」
女「…」カァァァ
16: 2015/07/30(木) 02:15:15.040
男「じゃ、付き合う!」
女「う…うん」
終わり
女「う…うん」
終わり
21: 2015/07/30(木) 02:20:14.593
ちょろい
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