1: 2012/09/30(日) 16:26:27.77
P「じゃあなんで俺の裾を掴んでいる」

伊織「そ、それは、その・・・」

P「(伊織かわいい)」

4: 2012/09/30(日) 16:29:17.67
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
小鳥「今日は台風が直撃するでしょうねー・・・」

伊織「えっ!?そうなの?」

小鳥「あら、伊織ちゃんニュースとか見てないの?」

伊織「昨日は疲れてすぐ寝ちゃったし、今日はすぐここにきたし・・・」

7: 2012/09/30(日) 16:31:23.76
P「とりあえず今日は午後の仕事は全部無くなった」

伊織「えっ・・・じゃあ私、今日なにしにきたのよっ!」

P「まあまあ伊織、せっかくだし午後まで事務所でゆっくりしていけ」

伊織「・・・オレンジジュース」

P「はいはい、今用意します。すみません音無さん、ちょっと行って来ます」

小鳥「お気をつけて」

9: 2012/09/30(日) 16:33:41.52
ヒュー

P「雨は降ってないけど・・・風が強くなってきたな・・・」

P「えっと、オレンジ100・・・と」ポチッ

ガランゴロン

P「ついでに俺のエメマンを」ポチッ

ガランゴロン




10: 2012/09/30(日) 16:35:32.46
ポタッポタポタポタッ  ザー

P「つっ・・・もう降ってきたか・・・早く帰らなきゃ・・・っ?」

伊織「べ、別にあんたのために傘二つ持ってるわけじゃないんだからっ・・・」

P「ははっ、ありがと、伊織」

伊織「か、感謝はいらないからもういっこオレンジジュース」

P「はいはい、お嬢様」

12: 2012/09/30(日) 16:37:00.36
P「けっこう降ってきたな・・・」

伊織「そ、そうねっ・・・」

P「伊織、どうした?」

伊織「な、なにがよっ・・・」

P「いや、なんか傘が尋常じゃないほど震えてるぞ」

伊織「そ、そそそんなことっないわよ・・・」ガタガタ

13: 2012/09/30(日) 16:38:54.97
P「傘が重いのか?」

伊織「そ、そうなのっ!大人用の傘だから、ちょっと重くて・・・」

P「そっか、じゃあ俺が持ってやるよ」

伊織「ふぇっ?で、でもあんたはどうすんのよ・・・」

P「一緒に入ればいいじゃないか」

伊織「そうね、一緒に・・・一緒・・・?一緒・・・//////」ボフッ

14: 2012/09/30(日) 16:41:03.05
P「いやー相合傘なんて久しいなー」

伊織「///////」

P「伊織、そんな離れてると濡れるぞ」

伊織「べ、別に離れてないわよ・・・」

P「いやいや、どう見たって離れすぎだろ。ほら、こっち寄って」

伊織「ちょっ!急に肩を掴まないでよっ/////」

伊織「そ、それと・・・」

P「?」

15: 2012/09/30(日) 16:44:15.93
伊織「今まで誰と相合傘したことがあるのよ・・・」

P「えっ?別に、学生時代は友達とかだな。一番最近は律子とか音無さんだけだぞ?」

伊織「学生時代の友達はいいけど・・・律子と小鳥は女の人じゃない・・・」

P「それがどうかしたか?」

伊織「あんた・・・そういうデリカシーってものはないわけ?」

P「?何を言ってるんだ伊織・・・?」

16: 2012/09/30(日) 16:46:10.17
伊織「あ、相合傘っていうのはね・・・そのっえっと・・・」

P「?」

伊織「す、好きな男の子と一緒にしたいことの中でもかなり人気のものなのっ!///」

P「いや、別に律子も音無さんも会社の同僚だから」

伊織「・・・鈍感・・・」

P「ん?なんか言ったか?」

伊織「べ、別になんでもないっ!!」

17: 2012/09/30(日) 16:49:15.43
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
P「ただいま」

伊織「・・・」

春香「あっお帰りなさいプロデューサーさんっ!雨、大丈夫でしたか?」

P「ああ、伊織が傘を持ってきてくれたから大丈夫だったよ」

美希「デコちゃん、抜け駆けはずるいの・・・」ムスッ

伊織「で、デコちゃん言うな!それに抜け駆けってなによ!」

美希「今日はデコちゃんのデコがデコすぎてついていけないの・・・あふぅ」

伊織「デコすぎるってなんなのよ!」


18: 2012/09/30(日) 16:51:25.63
亜美「今日はいおりんの機嫌がオーバーヒートしてますなー」

真美「兄ちゃんのとくこうががくっと下がってしまいましたなー」

やよい「伊織ちゃん、普段はプロデューサーのことすっごく楽しそうに
     話してくれるんですよー?」

千早「高槻さん、今度私の家で2人っきりでゆっくりプロデューサーについて
    語り合いましょう!2人っきりで」


20: 2012/09/30(日) 16:55:57.79
雪歩「プロデューサー、お茶、いかがですか?」

P「ああ、ありがとう雪歩。ありがたくいただくよ」

雪歩「い、伊織ちゃんもよかったら・・・」

伊織「・・・ありがと」

真「伊織はプロデューサーに対して偉そうなんだよ」

伊織「なっなによ急にっ!」

真「本当のことだよっ!いっつもいっつもプロデューサーをこきつかって!」

伊織「私のプロデューサーなんだから当たり前じゃないっ!」

真「プロデューサーはみんなのプロデューサーだよっ!」

P「まあまあ2人とも・・・」

真&伊織「うるさいっ!」

P「」

21: 2012/09/30(日) 16:59:52.68
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
小鳥「もう、ケンカはだめって言ってるじゃない・・・」

伊織「ごめんなさい」

真「・・・ごめんなさい」

P「まあ真、俺が好きでやってる事だ。別に伊織が俺をこきつかってるわけではない」

伊織「ほっほらねっプロデューサーならそういってくれると思ったわ」

P「でも俺はお前だけのプロデューサーじゃない。みんなのプロデューサーだ」

伊織「っ!・・・」

P「それだけはわかってくr「いや」

P「おいおい、わがまま言うなよ」

伊織「そんなの、嫌よ・・・あんたは、あんたは私のことだけ見てればいいのよっ!」

P「い、おり・・・?」

小鳥「(無意識の告白キタコレぴよ)」

22: 2012/09/30(日) 17:05:06.95
伊織「あんたはそうやっていっつもみんなに良い顔してっ」

伊織「あんたが私をプロデュースしてくれるって知った時、
    どれだけ、嬉しかったか・・・やっと私、デビューできるんだっ・・・て・・・」グスッ

P「伊織・・・」

小鳥「みんな、ここは2人に任せて」

亜美真美「え→」

春香「えーじゃないの2人とも。さ、こっちおいで」

亜美真美「ぶ→」


23: 2012/09/30(日) 17:09:23.67
伊織「私、私ね、デビューするためにいっぱい努力したっ」グスッ

P「うん」

伊織「最初はっプライドだけ高いただのお嬢様で・・・大人の言う事なんか全く
    耳を貸さなくて・・・」

P「あのころは大変だったなー。仕事先で怒鳴り散らして帰ってっちゃうんだもんな」

伊織「でも、あんたのおかげで、私変われたのよ、ホント・・・自分でもびっくりするほど
    大人になれたわ」

P「ばーか、お前はまだまだ子供だ」ナデナデ

伊織「っ/////な、撫でないで、よ・・・/////」


24: 2012/09/30(日) 17:11:18.26
伊織「でもあんたは・・・私一人だけを見るわけにはいかなかった」

P「まあ、俺と律子の2人しかいないからな」

伊織「それが私には・・・辛かったのよ、とても・・・」

伊織「いつも隣にいてくれて、服を一緒に見に行ったり、遊園地に行ったり
   いつも私が頼むとすぐに、オレンジジュースを、買ってきてくれて・・・」


26: 2012/09/30(日) 17:14:49.23
伊織「そんなあんたが、他の子と、楽しそうに笑ってるのを見ると、胸が、痛むの・・・」

P「伊織・・・?」

伊織「わ、わたしあんたがっ「プロデューサーさん、大変ですっ!」

P「どうしました?」

小鳥「あずささんから、この台風の中道に迷ったって、今公衆電話から電話が・・・」

P「っ!探しに行ってきますっ!」ダッ

伊織「・・・私も行くわ」ダッ

小鳥「伊織ちゃん、ファイト」


28: 2012/09/30(日) 17:17:47.96
ザー

P「す、すごい雨だな・・・傘なんか意味ないぞ・・・」

伊織「だ、だから雨合羽持ってったほうがいいって言ったじゃないっ・・・」

P「そ、それにしても手がかりもなしにどうやってあずささんを探せば・・・」

伊織「あんたならいつもみたいに勘で見つかるわよ」

P「だ、といいんだがな」

伊織「雨が強すぎて、目、があけれ、ない・・・」

P「伊織、俺の手をしっかり握っとけ」

伊織「う、うん・・・///」

29: 2012/09/30(日) 17:21:57.07
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
P「確かここらへんに、あずささんの好きな喫茶店が」

あずさ「あら~プロデューサーさん~こっちですよ~!」

P「あ、あずささんっ!大丈夫ですか?」タッタッ

あずさ「ええ、やっぱりプロデューサーさんは、私をいつも見つけてくれるんですね」

P「そりゃあなたのプロデューサーですからね」

あずさ「それだけじゃないかもしれませんよ~うふふ」

P「えっえっ?」

伊織「・・・」

33: 2012/09/30(日) 17:34:14.44
P「ただいま帰りました」

伊織「ただいま」

あずさ「帰りました~」

小鳥「おかえりなさいプロデューサーさん、あずささん、伊織ちゃん」

小鳥「他のみんなは早めに帰らせておきました~っって、べたべたじゃないですか
    2人とも!」

P「いや~傘が壊れちゃって・・・」

伊織「もうっ最悪!」

あずさ「あらあら~」

小鳥「あずささんはちゃんと雨合羽かぶってたんですね」

あずさ「はい~。プロデューサーさんが、持っていけって」

伊織「・・・」

34: 2012/09/30(日) 17:36:05.81
小鳥「さ、風邪ひいちゃうといけないから、伊織ちゃんを送ってってくださいプロデューサーさん」

P「はい、任せてください」

あずさ「私は小鳥さんと一緒にここで過ごすわ~」

P「はは、あんま飲みすぎないでくださいね」

伊織「・・・」

P「なあ、伊織?」

伊織「なによ」

35: 2012/09/30(日) 17:38:27.45
P「お前、台風が怖いのか?」

伊織「た、台風が怖いわけないじゃない!」

P「じゃあなんで俺の裾を掴んでいる」

伊織「そ、それはその・・・」

P「ん?」

伊織「こうしてると落ち着くの・・・///」

小鳥「(なんか違うとこにストライクキタコレ)

P「そ、そうか。じゃあ行くぞ」

伊織「うん////」


38: 2012/09/30(日) 17:53:57.18
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ブーン

P「しっかしワイパーの速さが追いつかないな・・・」

伊織「そうね・・・」

P「またあの風格ただよう執事さんに会わなきゃいけないのか・・・」

伊織「別にただの執事よ」

P「でもこんなべたべたで会うのはどうかと思う」

伊織「私も早く着替えたいわ」

P「男の人の前でそういうこというな」

伊織「後ろよ」

40: 2012/09/30(日) 17:55:26.19
P「屁理屈を言うな」

伊織「私の家だと遠すぎて風邪ひいちゃうわ」

P「かもな」

伊織「だから、あんたの家でシャワー浴びてくわ」

P「そうだな・・・ってえええええええええええ」

42: 2012/09/30(日) 18:00:58.09
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
P「ど、どうぞ」

伊織「え、ええ。お邪魔させてもらうわ」

P「き、着替えとかどうする?」

伊織「あ、あんたのTシャツとか適当に着れば良いでしょ」

P「そ、そっかじゃあてきとうに準備しとくぞ」

伊織「じゃ、シャワー借りるわね」

49: 2012/09/30(日) 18:17:50.31
ジャー

P「アイドルが自分の家でシャワーを浴びてるとかどんな状況だよ全く・・・」

P「台風も捨てたモンじゃないな」

伊織「お、お待たせ///」

P「い、伊織なんだその格好は」

伊織「い、いいじゃない別に//////」

P「い、いやでもバスタオルだけっていうのは・・・」

伊織「いいから!あんたもシャワーあびてきなさいっ!////」

P「お、おお」

50: 2012/09/30(日) 18:19:28.79
ジャー

P「あいつは全く何を考えてるんだか・・・」

P「いくらまだ中学生とはいえ意外とスタイルいいからなあいつ・・・」

P「いやしかし俺は口Oコン、ではない・・・はずだ」




55: 2012/09/30(日) 18:24:31.11
P「(ここはハイテンションでいこう)」

P「いーおりん、お・ま・た・せ?」

伊織「いや、でもまだ中学生だしさすがに最後までって言うのはだめよね、うん。
   第一あいつご、ごごゴムとかちゃんと持ってるのかしら・・・」ブツブツ

P「」

伊織「あっ・・・////い、いらっしゃい」

P「いらっしゃいってなんだよ////」

57: 2012/09/30(日) 18:25:47.57
伊織「あ、服、着てるんだ・・・」

P「あ、当たり前だ!」

伊織「よ、横、座りなさいよ・・・」

P「お、おう」

伊織「///」

P「/////」

59: 2012/09/30(日) 18:28:38.14
P・伊織「あ、あの」

伊織「な、なによ・・・////」

P「とりあえずお前、服着ろよ/////」

伊織「い、いやっ////」

P「なんでだよ・・・・」

伊織「だ、だって、その・・・」

60: 2012/09/30(日) 18:31:06.82
P「アイドルがそんな格好で男の家にいていいのか?スーパーアイドルなんだろ?」

伊織「す、スーパーアイドルにもプライベートってものがあるのよ」

P「いや、しかしだな・・・」

伊織「・・なに・・しって・・・」

P「?」

伊織「そんなに私って魅力ないの?」

P「は?何を言ってるんだ伊織「だって!」

伊織「なんで、なん、で・・・なんで何もしてこないのよぉ~・・・」グスッ

P「伊織・・・」

62: 2012/09/30(日) 18:32:23.70
伊織「わ、私は、あんたが好きなの・・・」グスッ

P「ありがとうな」

伊織「だから、ね?その・・・あんたが喜ぶ事、してあげたいのよっ」グスッ

P「・・・」

65: 2012/09/30(日) 18:34:13.48
P「悪いが俺はお前とそういうことをしたって喜んだりしない」



69: 2012/09/30(日) 18:40:07.76
伊織「っ・・・そう・・・わかったわ・・・ごめんなさい・・・」グスッ

伊織「私はあんたに嫌われていたのね・・・そりゃそうよね、こんな偉そうな態度ばっかりで
   あんたに感謝の言葉一つ言えずに・・・」

伊織「私がバカだったわ・・・じゃあ、ね・・・グスッ」ダッ

P「待て伊織」

伊織「な、なによ・・・も、もういいのよ私のことは・・・グスッアイドルはちゃんと続けるから
    心配はいらないわ・・・」グスッ

70: 2012/09/30(日) 18:41:55.70
P「なあ、一ついいか?」

伊織「な、によ・・・」

P「お前はなんでアイドルになったんだ?」

伊織「そ、それはお父様やお兄様に認めてもらうためよ」

P「その目標に向かってお前は頑張ってきたよな」

伊織「そ、そんなことは今関係ないじゃないっ!」

P「関係あるんだよっ!」

伊織「っ!」

72: 2012/09/30(日) 18:43:57.84
P「せっかくお前は今、トップと言って良いくらいの人気アイドルになれた」

P「それなのに、思春期の恋愛感情なんかに任せてこんなことをして」

P「お前はそれでいいのか?なあ、水瀬伊織!」

伊織「・・・」

P「お前はそんなくだらない人間じゃないだろ!」

伊織「くだらないってなによ・・・私のこの気持ちは!くだらなくなんかない!」

74: 2012/09/30(日) 18:47:46.33
P「くだらない。俺はそんなこと言うお前は大嫌いだ」

伊織「っ・・・もういいわ。かえ、る」

P「伊織、お前はホントプライドが高いな」

伊織「なによ、いまさら説教なんて・・・」

P「お前は自分に自信があって、でもちゃんと周りの人のことも考えれて」

P「だからこそ自分のミスが許せなくて、次は失敗しないんだってがんばって」

P「ただお前はまだ子供だ。だからそういう感情に流される」

伊織「っ!もういいわよ説教は!」

76: 2012/09/30(日) 18:49:04.97
P「そんなこと全部ひっくるめて、お前が好きだよ、伊織」

82: 2012/09/30(日) 18:55:28.56
伊織「ふぇっ!?///////」

P「だからな、伊織・・・」ギュッ

伊織「あっ////」

P「今はこれで、我慢してくれ」チュッ

伊織「ん・・・////わ、わかったわ/////」

83: 2012/09/30(日) 19:02:31.01
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
伊織「あ、雨が強いわね・・・」ギュッ

P「おい伊織、20にもなって台風が怖いのか?」

伊織「た、台風が怖いわけないじゃない!」





84: 2012/09/30(日) 19:02:54.49
乙ー

85: 2012/09/30(日) 19:04:16.17
乙!

引用元: 伊織「た、台風が怖いわけないじゃない!」