1: 2021/06/27(日) 13:56:58 ID:NABlRR0k
レイ「ギャル、って何?」
マリ「ギャルっていうのはね、派手なカッコして独特な言葉を使う女の子のことにゃ!」
レイ「よく、分からないわ」
マリ「この本読んでみて!ギャルのイロハが分かるよん♪」
マリ「ギャルっていうのはね、派手なカッコして独特な言葉を使う女の子のことにゃ!」
レイ「よく、分からないわ」
マリ「この本読んでみて!ギャルのイロハが分かるよん♪」
2: 2021/06/27(日) 14:00:07
~数時間後~
レイ「ギャルについて、よく理解、出来たと思う」
マリ「それは良かった~んじゃ、次はレイにゃんが化ける番だぞ!」
レイ「本当に、ギャルになれば碇君を振り向かせられる?」
マリ「この私が保証する!」ドヤァ
アスカ「ふん!バカバカしいわ、そんなんで振り向かせるなんて...」
レイ「ギャルについて、よく理解、出来たと思う」
マリ「それは良かった~んじゃ、次はレイにゃんが化ける番だぞ!」
レイ「本当に、ギャルになれば碇君を振り向かせられる?」
マリ「この私が保証する!」ドヤァ
アスカ「ふん!バカバカしいわ、そんなんで振り向かせるなんて...」
3: 2021/06/27(日) 14:03:41
アスカ「第一、振り向かせられたところで虚しくないわけ?好きになって貰えたところで、好きだって言ってくれたのは見せかけの自分なのよ?」
レイ「....」
アスカ「ただ虚しいだけじゃないの」
レイ「構わない。碇君に、好きだと言って貰えるなら。見せかけの自分でもいい」
マリ「んじゃあ、決まりね!レイにゃんは今からギャルになるのだ!」
レイ「綾波レイはギャルになります」キリッ
レイ「....」
アスカ「ただ虚しいだけじゃないの」
レイ「構わない。碇君に、好きだと言って貰えるなら。見せかけの自分でもいい」
マリ「んじゃあ、決まりね!レイにゃんは今からギャルになるのだ!」
レイ「綾波レイはギャルになります」キリッ
4: 2021/06/27(日) 14:07:11
アスカ「バカバカしい!なら、勝手にやってろ!」
マリ「姫?どこ行くにゃ?」
アスカ「帰んのよ!」
マリ「だめだめだめ~姫にも、生まれ変わったレイにゃんを見て貰うんだから!」フンスッ
アスカ「はぁ?何であたしが...」
レイ「セカンド。お願いよ」
アスカ「...しょーがないわね!後で何か奢ってよ!?」
マリ「了解♪」
マリ「姫?どこ行くにゃ?」
アスカ「帰んのよ!」
マリ「だめだめだめ~姫にも、生まれ変わったレイにゃんを見て貰うんだから!」フンスッ
アスカ「はぁ?何であたしが...」
レイ「セカンド。お願いよ」
アスカ「...しょーがないわね!後で何か奢ってよ!?」
マリ「了解♪」
5: 2021/06/27(日) 14:11:19
~暫くして~
マリ「レイにゃ~ん?着替えた?」
レイ「...」
マリ「開けるよ?」シャッ
レイ「やっぴー!レイにゃんでぇーすww」
アスカ「スカート、短っ!しかも何よその髪色!金髪じゃない!」
レイ「可愛いっしょ?」
アスカ(不気味...不気味だわ!)
アスカ「残念。ギャル作戦は失敗ね。だっておかしいもの」
マリ「レイにゃん!いい!いいよそれ!チョー可愛いにゃ!」
アスカ「は?」キョトン
マリ「レイにゃ~ん?着替えた?」
レイ「...」
マリ「開けるよ?」シャッ
レイ「やっぴー!レイにゃんでぇーすww」
アスカ「スカート、短っ!しかも何よその髪色!金髪じゃない!」
レイ「可愛いっしょ?」
アスカ(不気味...不気味だわ!)
アスカ「残念。ギャル作戦は失敗ね。だっておかしいもの」
マリ「レイにゃん!いい!いいよそれ!チョー可愛いにゃ!」
アスカ「は?」キョトン
6: 2021/06/27(日) 14:15:00
マリ「えへへ~やっぱし私の目に狂いはなかったね!」
レイ「あんがちょ♡」
アスカ(頭がクラクラしてきた)
マリ「ほーら!わんこくんにアタックしてこーい!」
レイ「レイにゃん、いっきまーす!」
アスカ「もういい?あたし帰るわ」
レイ「セカンドっちばいばーい☆」
~ミサト宅~
アスカ「ただいまー」
シンジ「お帰り、アスカ!ジュース飲む?」
アスカ「ありがと」
レイ「あんがちょ♡」
アスカ(頭がクラクラしてきた)
マリ「ほーら!わんこくんにアタックしてこーい!」
レイ「レイにゃん、いっきまーす!」
アスカ「もういい?あたし帰るわ」
レイ「セカンドっちばいばーい☆」
~ミサト宅~
アスカ「ただいまー」
シンジ「お帰り、アスカ!ジュース飲む?」
アスカ「ありがと」
7: 2021/06/27(日) 14:18:33
アスカ「んく...んく...」ゴクゴク
シンジ「そういえば、アスカ、マリさんがさ」
アスカ「あによ?」
シンジ「何かの本を真剣そうに読んでたんだ」
アスカ(ギャルの本ね。100%間違いないわ)
シンジ「アスカ、心当たりない?」
アスカ「さ、さぁ?」
シンジ「そうだよね。あんなに真剣になって、何の本だったんだろう」
アスカ(知らない本が幸せだと思うわ)
シンジ「そういえば、アスカ、マリさんがさ」
アスカ「あによ?」
シンジ「何かの本を真剣そうに読んでたんだ」
アスカ(ギャルの本ね。100%間違いないわ)
シンジ「アスカ、心当たりない?」
アスカ「さ、さぁ?」
シンジ「そうだよね。あんなに真剣になって、何の本だったんだろう」
アスカ(知らない本が幸せだと思うわ)
8: 2021/06/27(日) 14:25:56
\ピンポーン/
アスカ「も、もしや!」ドキ
シンジ「誰だろ?僕出るね」
アスカ「あ」
シンジ「はい」
ガチャッ
レイ「ハロー!レイにゃんだよっ!サプラーイズ☆」
シンジ「うわぁ!?あ、綾波?」
レイ「シンきゅん元気してた?」
シンジ「し、シンきゅん?」
レイ「そ。碇君のあだ名~可愛いっしょ?ウチが考えたの!」
アスカ「も、もしや!」ドキ
シンジ「誰だろ?僕出るね」
アスカ「あ」
シンジ「はい」
ガチャッ
レイ「ハロー!レイにゃんだよっ!サプラーイズ☆」
シンジ「うわぁ!?あ、綾波?」
レイ「シンきゅん元気してた?」
シンジ「し、シンきゅん?」
レイ「そ。碇君のあだ名~可愛いっしょ?ウチが考えたの!」
9: 2021/06/27(日) 14:28:43
シンジ「綾波ぃ!どうしちゃったんだよ!?」
レイ「どうもしてませーんww」ケラケラ
アスカ「マズイわね....」
レイ「てか、いい?上がっていい?」
シンジ「綾波、何があったんだよ?何か辛いことがあるなら、僕に話してよ!僕じゃ、頼りないかもしれないけど....」
レイ「上がっていい?ね、いい?」
アスカ「駄目よ。今、丁度掃除中だし」
レイ「え~」
レイ「どうもしてませーんww」ケラケラ
アスカ「マズイわね....」
レイ「てか、いい?上がっていい?」
シンジ「綾波、何があったんだよ?何か辛いことがあるなら、僕に話してよ!僕じゃ、頼りないかもしれないけど....」
レイ「上がっていい?ね、いい?」
アスカ「駄目よ。今、丁度掃除中だし」
レイ「え~」
10: 2021/06/27(日) 14:31:37
シンジ「アスカ!掃除なんか....」
アスカ「シッ!」
レイ「掃除中とかウチ気にしないしーてか、上がるよ」
アスカ「こら!」
レイ「掃除中って、マジだったんだ~ww掃除機、コードにつけっぱ~」
アスカ「あんた、あたしを信じてなかったわけ?」
レイ「てへっ」テヘペロリン
アスカ「シッ!」
レイ「掃除中とかウチ気にしないしーてか、上がるよ」
アスカ「こら!」
レイ「掃除中って、マジだったんだ~ww掃除機、コードにつけっぱ~」
アスカ「あんた、あたしを信じてなかったわけ?」
レイ「てへっ」テヘペロリン
11: 2021/06/27(日) 14:35:28
アスカ(シンジとバカ波が話してる間に掃除機準備しといて良かったわ)
レイ「シンきゅんの家だ~!家だけにいぇーい☆」
シンジ「こんなの、僕の知ってる綾波じゃないよ!僕の知ってる綾波はこんなんじゃないよ!」
レイ「それ、先入観☆」
アスカ「ちょっと」
レイ「ん?」
アスカ「掃除の邪魔!手伝わないんなら、出てってくれない?悪いけど、あんた邪魔よ」
レイ「怒るとシワが増えちゃうよww」
アスカ(このファースト、厄介だわ)
レイ「シンきゅんの家だ~!家だけにいぇーい☆」
シンジ「こんなの、僕の知ってる綾波じゃないよ!僕の知ってる綾波はこんなんじゃないよ!」
レイ「それ、先入観☆」
アスカ「ちょっと」
レイ「ん?」
アスカ「掃除の邪魔!手伝わないんなら、出てってくれない?悪いけど、あんた邪魔よ」
レイ「怒るとシワが増えちゃうよww」
アスカ(このファースト、厄介だわ)
12: 2021/06/27(日) 14:38:37
レイ「てかさ、気が効かないね、セカンドっち」
アスカ「あによ?」
レイ「お茶とお菓子、出そうとか思わないー?お客さんwレイにゃん、お客さんなんですけどww」
アスカ「チッ」
アスカ「今持ってくるわよ!」
シンジ「あ、ぼ、僕が持ってくるよ」
レイ「あんがと☆」
シンジ「はい、綾波」
アスカ「それ飲んで、食べたら、さっさと帰りなさいよ」
レイ「何で掃除しないのww」
アスカ「あんたがいるからでしょ」
アスカ「あによ?」
レイ「お茶とお菓子、出そうとか思わないー?お客さんwレイにゃん、お客さんなんですけどww」
アスカ「チッ」
アスカ「今持ってくるわよ!」
シンジ「あ、ぼ、僕が持ってくるよ」
レイ「あんがと☆」
シンジ「はい、綾波」
アスカ「それ飲んで、食べたら、さっさと帰りなさいよ」
レイ「何で掃除しないのww」
アスカ「あんたがいるからでしょ」
13: 2021/06/27(日) 14:42:01
レイ「ん~美味しっ」パクパク
シンジ(何で綾波が...こんな風に)
レイ「ね、シンきゅん!」ズイッ
シンジ「ち、近いよ綾波」
レイ「ウチのこと、どう思う?ねぇ?」
シンジ「え?」
レイ「単刀直入に。言って。ハッキリ!」
シンジ「ま、前の綾波の方が...良かった、かな?」
レイ「ウチのこと、好き?」
シンジ「僕は、前の綾波の方が好きだったよ」
レイ「」ポロポロ
シンジ「!?」ギョッ
シンジ(何で綾波が...こんな風に)
レイ「ね、シンきゅん!」ズイッ
シンジ「ち、近いよ綾波」
レイ「ウチのこと、どう思う?ねぇ?」
シンジ「え?」
レイ「単刀直入に。言って。ハッキリ!」
シンジ「ま、前の綾波の方が...良かった、かな?」
レイ「ウチのこと、好き?」
シンジ「僕は、前の綾波の方が好きだったよ」
レイ「」ポロポロ
シンジ「!?」ギョッ
14: 2021/06/27(日) 21:12:26
レイ「ギャルになれば、碇君は...振り向いてくれると思ってたのに」ポロポロ
シンジ「え?あ、綾波?」
レイ「でも違った」
レイ「駄目だった。碇君はポカポカしてくれなかった」
シンジ「あ、綾波....」アセアセ
レイ「私はどうすれば良かったの?」ポロポロ
シンジ(こんな時、どういう顔したらいいか分からないよ...!)アタフタ
シンジ「え?あ、綾波?」
レイ「でも違った」
レイ「駄目だった。碇君はポカポカしてくれなかった」
シンジ「あ、綾波....」アセアセ
レイ「私はどうすれば良かったの?」ポロポロ
シンジ(こんな時、どういう顔したらいいか分からないよ...!)アタフタ
15: 2021/06/27(日) 21:17:56
シンジ「えーと。綾波?」
レイ「...何?」
シンジ「つまり、僕を振り向かせたくて綾波は...その、ぎゃる?になったってこと?」
レイ「そう。碇君にポカポカして貰いたかった」
シンジ「...誰が、ギャルになれば振り向かせられるなんて言ったの?」
レイ「弐号機の人。...セカンドじゃない方の」
アスカ「つまり、マリよ。真希波・マリ・イラストリアス」
シンジ「あー...真希波かぁ。あの人のことの言うことはあんまり信用しない方がいいと思うよ」
レイ「なぜ」
シンジ「適当そうじゃない、あの人」
レイ「...何?」
シンジ「つまり、僕を振り向かせたくて綾波は...その、ぎゃる?になったってこと?」
レイ「そう。碇君にポカポカして貰いたかった」
シンジ「...誰が、ギャルになれば振り向かせられるなんて言ったの?」
レイ「弐号機の人。...セカンドじゃない方の」
アスカ「つまり、マリよ。真希波・マリ・イラストリアス」
シンジ「あー...真希波かぁ。あの人のことの言うことはあんまり信用しない方がいいと思うよ」
レイ「なぜ」
シンジ「適当そうじゃない、あの人」
16: 2021/06/27(日) 21:22:00
レイ「そう、かもしれない...」
シンジ「でも僕を思ってしてくれたのは、嬉しかったよ。結果はどうあれね」
レイ「...ありがとう。碇君はやっぱり優しいのね」
アスカ「あたしが、アイツにキツ~く言っておくわ。金輪際、適当なことは言うなってね!」
レイ「セカンド。ありがとう」
アスカ「別に?もう、あんな変なあんたとか見たくないしね」
シンジ「アスカったら、素直じゃないんだから」
アスカ「バカシンジ!うっさい!」
アスカ「とにかく、カッコとか戻して来なさいよ。髪は簡単に戻らないだろうけど、しゃーないわ」
シンジ「でも僕を思ってしてくれたのは、嬉しかったよ。結果はどうあれね」
レイ「...ありがとう。碇君はやっぱり優しいのね」
アスカ「あたしが、アイツにキツ~く言っておくわ。金輪際、適当なことは言うなってね!」
レイ「セカンド。ありがとう」
アスカ「別に?もう、あんな変なあんたとか見たくないしね」
シンジ「アスカったら、素直じゃないんだから」
アスカ「バカシンジ!うっさい!」
アスカ「とにかく、カッコとか戻して来なさいよ。髪は簡単に戻らないだろうけど、しゃーないわ」
17: 2021/06/28(月) 07:37:11
レイ「大丈夫よ」ズルッ
アスカ「ちょっ!?」
レイ「これ、鬘だもの」
アスカ(通りで髪質が違うように見えたわけね)
レイ「服、戻して来る。貴方の部屋を借りてもいい?」
アスカ(何かデッカイバッグ持ってると思ったら、元の服が入ってたのね)
アスカ「どーぞ」
**
レイ「着替えてきたわ」
シンジ「やっぱり、綾波はそっちのがいいや」
アスカ「同感ね」
レイ「もう、ギャルの真似はしない」
シンジ「その方が賢明だと思うよ」
レイ「今日は2人に迷惑をかけてしまった。ごめんなさい」
アスカ「あんたが謝ることじゃないっつーの!」
アスカ「ま、アイツの言葉を鵜呑みにしたあんたにも非はあるけどね」
アスカ「ちょっ!?」
レイ「これ、鬘だもの」
アスカ(通りで髪質が違うように見えたわけね)
レイ「服、戻して来る。貴方の部屋を借りてもいい?」
アスカ(何かデッカイバッグ持ってると思ったら、元の服が入ってたのね)
アスカ「どーぞ」
**
レイ「着替えてきたわ」
シンジ「やっぱり、綾波はそっちのがいいや」
アスカ「同感ね」
レイ「もう、ギャルの真似はしない」
シンジ「その方が賢明だと思うよ」
レイ「今日は2人に迷惑をかけてしまった。ごめんなさい」
アスカ「あんたが謝ることじゃないっつーの!」
アスカ「ま、アイツの言葉を鵜呑みにしたあんたにも非はあるけどね」
18: 2021/06/28(月) 07:49:47
シンジ「綾波!」
レイ「何?」
シンジ「もう帰るの?」
レイ「そう。私はもう帰るわ」
シンジ「ご飯、食べてく?」
レイ「碇君がそう言うなら...」
レイ「何?」
シンジ「もう帰るの?」
レイ「そう。私はもう帰るわ」
シンジ「ご飯、食べてく?」
レイ「碇君がそう言うなら...」
19: 2021/06/28(月) 07:53:00
~後日~
マリ「ふんふん。なるほどー!ギャル作戦は失敗かぁ」
アスカ「当たり前でしょ!あたしは最初から反対したじゃない!」
マリ「そっかそっか、わんこくんはきっと、清楚な女の子が好きなんだね」
レイ「清楚?」
マリ「でも姫とイチャイチャしてるくらいだし...」チラッ
アスカ「あによ?」ギロッ
マリ「レイにゃん、ツンデレになってみない?」
レイ「ツンデレ、って何?」
[完]
マリ「ふんふん。なるほどー!ギャル作戦は失敗かぁ」
アスカ「当たり前でしょ!あたしは最初から反対したじゃない!」
マリ「そっかそっか、わんこくんはきっと、清楚な女の子が好きなんだね」
レイ「清楚?」
マリ「でも姫とイチャイチャしてるくらいだし...」チラッ
アスカ「あによ?」ギロッ
マリ「レイにゃん、ツンデレになってみない?」
レイ「ツンデレ、って何?」
[完]
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