1: 2011/04/09(土) 20:09:43.03 ID:47vG44EO0
このスレのSSにはあってもなくてもいい前話があります。
碇シンジが調子に乗った模様。長時間共にいれば身体への影響ありうる
別にどうでもいい方は↓を読んで下さい。
~わかりやすいあらすじ~
エヴァンゲリオン初号機パイロットとして呼ばれた碇シンジは
そこはかとなく調子に乗っていたので綾波レイの胸を揉んだ。
シンジは骨盤を気にした。サキエルはジェンガを崩した。撃破された。
シンジはイカに抱きついた。シャムシエルは撃破された。
シンジは持ち場を離れた。ラミエルは撃破された。レイはぶら下げられた。
シンジはアスカのプラグスーツを着た。ガギエルは撃破された。
シンジはますます調子に乗った。吉沢君は踏み台になった。イスラフェルは撃破された。
サンダルフォンとマトリエルは存在がなかったことになった。
シンジは骨盤のズレを気にした。アスカはアゴの鋭利さに気がついた。サハクィエルは撃破された。
イロウルもまたなかったことになった。
ミサトはギャグを言った。レリエルはリツコとリツコの母の活躍により撃破された。
シンジはバルディエルを撃破した。シンジはトウジを蹴った。トウジは撃破されかけた。
ゲンドウはアンケートをとった。シンジは解雇された。
碇シンジが調子に乗った模様。長時間共にいれば身体への影響ありうる
別にどうでもいい方は↓を読んで下さい。
~わかりやすいあらすじ~
エヴァンゲリオン初号機パイロットとして呼ばれた碇シンジは
そこはかとなく調子に乗っていたので綾波レイの胸を揉んだ。
シンジは骨盤を気にした。サキエルはジェンガを崩した。撃破された。
シンジはイカに抱きついた。シャムシエルは撃破された。
シンジは持ち場を離れた。ラミエルは撃破された。レイはぶら下げられた。
シンジはアスカのプラグスーツを着た。ガギエルは撃破された。
シンジはますます調子に乗った。吉沢君は踏み台になった。イスラフェルは撃破された。
サンダルフォンとマトリエルは存在がなかったことになった。
シンジは骨盤のズレを気にした。アスカはアゴの鋭利さに気がついた。サハクィエルは撃破された。
イロウルもまたなかったことになった。
ミサトはギャグを言った。レリエルはリツコとリツコの母の活躍により撃破された。
シンジはバルディエルを撃破した。シンジはトウジを蹴った。トウジは撃破されかけた。
ゲンドウはアンケートをとった。シンジは解雇された。
15: 2011/04/09(土) 20:18:37.41
アスカ「……はぁ」
アスカ「……」
アスカ「……ミサトは今日も遅い、か」
アスカ「ま、あんな汚い大人がいたってイヤな気分になるだけだけどね」
アスカ「……」
アスカ「私、最近独り言多いかしら?」
アスカ「……あの変態がいれば最低でも独り言にはならないのに。なによクビって」
アスカ「……なんて。あんな変態がいたら気が滅入るわ。さ、トイレトイレ…」
がちゃっ
シンジ「空はいいなぁ」
アスカ「キャァーーーーーーーーッ!!!」
シンジ「どうしたトイレの花子さんでも見つけたか」
アスカ「あんたに驚いてんのよ!」
アスカ「……」
アスカ「……ミサトは今日も遅い、か」
アスカ「ま、あんな汚い大人がいたってイヤな気分になるだけだけどね」
アスカ「……」
アスカ「私、最近独り言多いかしら?」
アスカ「……あの変態がいれば最低でも独り言にはならないのに。なによクビって」
アスカ「……なんて。あんな変態がいたら気が滅入るわ。さ、トイレトイレ…」
がちゃっ
シンジ「空はいいなぁ」
アスカ「キャァーーーーーーーーッ!!!」
シンジ「どうしたトイレの花子さんでも見つけたか」
アスカ「あんたに驚いてんのよ!」
21: 2011/04/09(土) 20:36:20.48
アスカ「はぁはぁ…、あぁ心臓に悪い」
シンジ「ダイオキシンが?」
アスカ「あんたが。あんたの存在全てがよ」
シンジ「お前に僕の何が分かる!?」
アスカ「分かってるわよ!超ド級の変態でしょ!?」
シンジ「そこまで言うなら当ててみろ!恒例『解体シンジショー』!!
問題!今シンジ君がお召しになってるパンツの柄は!?」
アスカ「はぁ?そんな汚いモン、答えたくもないわよ」
シンジ「はい不正解。答えはアスカの顔でした」
アスカ「イヤァァァァァ!!」
シンジ「それも内側にプリントされているドキドキ仕様」
アスカ「イヤァァァァァァァァァァァァ!!!」
シンジ「ダイオキシンが?」
アスカ「あんたが。あんたの存在全てがよ」
シンジ「お前に僕の何が分かる!?」
アスカ「分かってるわよ!超ド級の変態でしょ!?」
シンジ「そこまで言うなら当ててみろ!恒例『解体シンジショー』!!
問題!今シンジ君がお召しになってるパンツの柄は!?」
アスカ「はぁ?そんな汚いモン、答えたくもないわよ」
シンジ「はい不正解。答えはアスカの顔でした」
アスカ「イヤァァァァァ!!」
シンジ「それも内側にプリントされているドキドキ仕様」
アスカ「イヤァァァァァァァァァァァァ!!!」
22: 2011/04/09(土) 20:38:49.98
シンジ「見る?」
アスカ「やめてやめてやめて!!
それも内側にプリントされてるもの見せるってことは脱ぐってことじゃないの!」
シンジ「いやお尻の外側にもプリントされているよ」
アスカ「勘弁してよ!」
シンジ「大丈夫リツコさんの顔だから」
アスカ「常々思ってたけどアンタはリツコさんになんのうらみがあるの」
アスカ「やめてやめてやめて!!
それも内側にプリントされてるもの見せるってことは脱ぐってことじゃないの!」
シンジ「いやお尻の外側にもプリントされているよ」
アスカ「勘弁してよ!」
シンジ「大丈夫リツコさんの顔だから」
アスカ「常々思ってたけどアンタはリツコさんになんのうらみがあるの」
25: 2011/04/09(土) 20:42:22.37
さて、プロローグにしては長すぎるな。
しかし以上のことは本当にプロローグにすぎなかった。
第五部 命の洗濯を
しかし以上のことは本当にプロローグにすぎなかった。
第五部 命の洗濯を
28: 2011/04/09(土) 20:49:24.91
~学校~
シンジ「ようレイ!今何してんだ?更年期障害?」
レイ「……碇君。エヴァのパイロットをやめるって本当なの」
シンジ「ああ!俺はアメリカに行ってもっとビッグになるんだ!」
レイ「何になるの」
シンジ「シンジ州知事」
シンジ「でーーーけーーーー!シンジ先生さすがのビッグスケーーーール!!!
まさかの51番目の独裁州、まさに爆発的誕生!」
レイ「そう…気をつけて」
シンジ「そんなわけないだろ脳味噌に新種のキノコでも群生してんのか」
レイ「……」
シンジ「ようレイ!今何してんだ?更年期障害?」
レイ「……碇君。エヴァのパイロットをやめるって本当なの」
シンジ「ああ!俺はアメリカに行ってもっとビッグになるんだ!」
レイ「何になるの」
シンジ「シンジ州知事」
シンジ「でーーーけーーーー!シンジ先生さすがのビッグスケーーーール!!!
まさかの51番目の独裁州、まさに爆発的誕生!」
レイ「そう…気をつけて」
シンジ「そんなわけないだろ脳味噌に新種のキノコでも群生してんのか」
レイ「……」
31: 2011/04/09(土) 21:00:02.81
レイ「…碇君は」
シンジ「やめろぉーーーー!!!」
レイ「えっ」
シンジ「やめろやめろ!リツコさんの話をする気だな!!」
レイ「ちが
シンジ「お前は人の心をもっていないのか!!僕にだって基本的人権があるんだ!!」
レイ「おちつい
シンジ「こうなったら理論武装じゃい!組織化したるんじゃい!!
WARDG発足!!World Anti Ritsuko Destroy Groupじゃい!!!
加盟国は国旗が四角い国全てなんじゃい!!」
レイ「あの
シンジ「核武装!核武装!やられる前に核武装!
むこうがリップで攻めてくるならこっちは化学兵器じゃい!!」
レイ「……あの」
シンジ「やめろぉーーーー!!!」
レイ「えっ」
シンジ「やめろやめろ!リツコさんの話をする気だな!!」
レイ「ちが
シンジ「お前は人の心をもっていないのか!!僕にだって基本的人権があるんだ!!」
レイ「おちつい
シンジ「こうなったら理論武装じゃい!組織化したるんじゃい!!
WARDG発足!!World Anti Ritsuko Destroy Groupじゃい!!!
加盟国は国旗が四角い国全てなんじゃい!!」
レイ「あの
シンジ「核武装!核武装!やられる前に核武装!
むこうがリップで攻めてくるならこっちは化学兵器じゃい!!」
レイ「……あの」
34: 2011/04/09(土) 21:03:36.37
レイ「なぜそんなに赤木博士を恐れるの。
赤木博士に目でもつけられているの」
シンジ「えっ、目をつけられてるって物理的に?」
レイ「…表現的に」
シンジ「あーびっくりした。
あれだけ目があるんだから一つくらいつけられてもおかしくないと思った」
レイ「……あなたには赤木博士がどう見えているの」
赤木博士に目でもつけられているの」
シンジ「えっ、目をつけられてるって物理的に?」
レイ「…表現的に」
シンジ「あーびっくりした。
あれだけ目があるんだから一つくらいつけられてもおかしくないと思った」
レイ「……あなたには赤木博士がどう見えているの」
35: 2011/04/09(土) 21:07:31.49
シンジ「で、なんだっけ綾波が背中にリツコさんの顔のタトゥーを入れるって話だっけ」
レイ「違う」
シンジ「あ、おしりだっけ」
レイ「違う。もっと根本的な所から違うわ」
シンジ「振動工学的にみた技術の発達とは…」
レイ「そこまで離れなくてもいいの」
レイ「違う」
シンジ「あ、おしりだっけ」
レイ「違う。もっと根本的な所から違うわ」
シンジ「振動工学的にみた技術の発達とは…」
レイ「そこまで離れなくてもいいの」
36: 2011/04/09(土) 21:12:53.69
レイ「あなたがパイロットを辞めたため、あなたが元の場所に戻る手続きをとったそうよ」
シンジ「ユイの子宮?」
レイ「違うわ」
シンジ「え、じゃあもしやゲンドゥーの…」
レイ「……」
レイ「……」///
シンジ「ユイの子宮?」
レイ「違うわ」
シンジ「え、じゃあもしやゲンドゥーの…」
レイ「……」
レイ「……」///
42: 2011/04/09(土) 21:26:11.56
レイ「とにかく、あなたはもうネルフにはいられないらしいわ」
アスカ「ふん!決まってるわよ!なんせ無敵のシンジ様はク・ビなんだからね!」
シンジ「…」
アスカ「クビになった奴はさっさと去りなさい!
私が立派にエースを務めてあげるから!」
シンジ「…」
アスカ「ふん、あんたみたいな変態はそんな風にしょげかえってるのがお似合いだわ!」
シンジ「…レイ、この人…誰?」
アスカ「ア、ア、ア、アスカよ!!!つい昨日まで普通に呼んでたじゃないのぉ!!!!」
レイ(涙目になっている…)
アスカ「ふん!決まってるわよ!なんせ無敵のシンジ様はク・ビなんだからね!」
シンジ「…」
アスカ「クビになった奴はさっさと去りなさい!
私が立派にエースを務めてあげるから!」
シンジ「…」
アスカ「ふん、あんたみたいな変態はそんな風にしょげかえってるのがお似合いだわ!」
シンジ「…レイ、この人…誰?」
アスカ「ア、ア、ア、アスカよ!!!つい昨日まで普通に呼んでたじゃないのぉ!!!!」
レイ(涙目になっている…)
43: 2011/04/09(土) 21:32:03.68
シンジ「あぁーぼんやり思い出してきた…確か二足歩行してた気がする…」
アスカ「あんたの中で私はどれほど希薄な存在なの」
シンジ「歯は全部抜けてたような…」
アスカ「ちょちょちょ、二番目から早速違うじゃない!」
シンジ「鼻から無数の剛毛が生えていたことは確定なんだけど…」
アスカ「違うっつーの!!ほら!!
歯も生えてるし鼻毛なんて生えてないわ!
ほら!!よく見なさいよ!!!」
パシャッ
『一件の画像をアップロードしました』
アスカ「ああああああああああああああああああああ」
アスカ「あんたの中で私はどれほど希薄な存在なの」
シンジ「歯は全部抜けてたような…」
アスカ「ちょちょちょ、二番目から早速違うじゃない!」
シンジ「鼻から無数の剛毛が生えていたことは確定なんだけど…」
アスカ「違うっつーの!!ほら!!
歯も生えてるし鼻毛なんて生えてないわ!
ほら!!よく見なさいよ!!!」
パシャッ
『一件の画像をアップロードしました』
アスカ「ああああああああああああああああああああ」
44: 2011/04/09(土) 21:36:42.20
シンジ「えー『アスカ唐突に世界中の善良な市民ににらめっこを挑む事件』もこれで一段落」
アスカ「消しなさいよ!今すぐ!」
シンジ「えー、いやちょっと面倒だな…」
アスカ「なんでよ!?」
シンジ「この画像に接触すると携帯の全画像があの画像に置き換えられるウイルス添付しちゃったから…」
アスカ「全ての歯を根元から折るわよ」
アスカ「消しなさいよ!今すぐ!」
シンジ「えー、いやちょっと面倒だな…」
アスカ「なんでよ!?」
シンジ「この画像に接触すると携帯の全画像があの画像に置き換えられるウイルス添付しちゃったから…」
アスカ「全ての歯を根元から折るわよ」
45: 2011/04/09(土) 21:48:14.87
クラスメイトの携帯の待ち受けが全てアスカの醜態画像に変わった時…
アスカは泣き崩れた。
僕は誓った。
彼女をこんな目にあわせた奴を許さない。
彼女を泣かせた奴を許さない。
この世界のどこかにいる『奴』に復讐するため…
僕は旅に出ることにした…
アスカは僕の袖を引いて泣いて叫んだ…
きっと『私のために誰かを傷つけるのはやめて』という意味だろう…
だが僕は彼女の涙を見る度に心がズキズキと痛むのだ。
アスカをこんな目にあわせた奴を許せない。
その思いを胸に、鼻水を垂らして泣く彼女の顔を携帯に収めた――
アスカは泣き崩れた。
僕は誓った。
彼女をこんな目にあわせた奴を許さない。
彼女を泣かせた奴を許さない。
この世界のどこかにいる『奴』に復讐するため…
僕は旅に出ることにした…
アスカは僕の袖を引いて泣いて叫んだ…
きっと『私のために誰かを傷つけるのはやめて』という意味だろう…
だが僕は彼女の涙を見る度に心がズキズキと痛むのだ。
アスカをこんな目にあわせた奴を許せない。
その思いを胸に、鼻水を垂らして泣く彼女の顔を携帯に収めた――
48: 2011/04/09(土) 21:56:41.08
青葉「…葛城三佐は?」
日向「駅さ。シンジ君の送り出しだよ」
マヤ「なんだか寂しくなるようなホッとするような…ですよね」
日向「…赤木博士や葛城三佐はそう思ってないだろうけどな…」
青葉「俺達はいい意味で標的になってなかったからな…」
マヤ「それよりこれ、いつになったら直るんですかね?」
日向「全くだ。全てのモニターがこれじゃ、使徒が来た時ヤバイよ」
青葉「…ここがこうなって以来、彼女ネルフに来てないものな…」
日向「そりゃそうだろ…。超巨大画面で自分の泣き顔が映し出されてるなんて…生き恥だぞ」
マヤ「赤木先輩によるとMAGIの奥深くまでデータが食い込んでるみたいで…」
日向「駅さ。シンジ君の送り出しだよ」
マヤ「なんだか寂しくなるようなホッとするような…ですよね」
日向「…赤木博士や葛城三佐はそう思ってないだろうけどな…」
青葉「俺達はいい意味で標的になってなかったからな…」
マヤ「それよりこれ、いつになったら直るんですかね?」
日向「全くだ。全てのモニターがこれじゃ、使徒が来た時ヤバイよ」
青葉「…ここがこうなって以来、彼女ネルフに来てないものな…」
日向「そりゃそうだろ…。超巨大画面で自分の泣き顔が映し出されてるなんて…生き恥だぞ」
マヤ「赤木先輩によるとMAGIの奥深くまでデータが食い込んでるみたいで…」
50: 2011/04/09(土) 22:03:40.48
~駅~
ミサト「いいわね?あと五分で電車が来るわ。
間違いなく確実に、その電車に乗るのよ」
ミサト「振り返っちゃダメよ。あなたがこうなったのは仕方がないことだし、どうしようもないことだわ」
ミサト「人生に間違ったことなんてないのよ。この選択を後悔してはいけないわ」
ミサト「それにもうこの街は危ないわ。もう戻ってこない方がいい」
ミサト「絶対に、絶対に戻ってきちゃ駄目よ。あなたのようなかよわい少年が住める街じゃないもの…」
シンジ「ミサトさん…ミサトさん…僕っ、謝らなきゃいけないことがいっぱい…!!」
ミサト「…いいのよ。安心して帰りなさい」
シンジ「ミサトさんのペンダントの中をくりぬいて中に味噌をつめたりしてごめんなさい!」
ミサト「何してんのよ!?」
ミサト「いいわね?あと五分で電車が来るわ。
間違いなく確実に、その電車に乗るのよ」
ミサト「振り返っちゃダメよ。あなたがこうなったのは仕方がないことだし、どうしようもないことだわ」
ミサト「人生に間違ったことなんてないのよ。この選択を後悔してはいけないわ」
ミサト「それにもうこの街は危ないわ。もう戻ってこない方がいい」
ミサト「絶対に、絶対に戻ってきちゃ駄目よ。あなたのようなかよわい少年が住める街じゃないもの…」
シンジ「ミサトさん…ミサトさん…僕っ、謝らなきゃいけないことがいっぱい…!!」
ミサト「…いいのよ。安心して帰りなさい」
シンジ「ミサトさんのペンダントの中をくりぬいて中に味噌をつめたりしてごめんなさい!」
ミサト「何してんのよ!?」
52: 2011/04/09(土) 22:16:01.04
シンジ「あと『ミサトさんは家では自分のことを司令と呼ばせていて密かに司令ごっこにいそしんでいる』
っていう噂を立ててごめんなさい!」
シンジ「それと『ミサトさんは給料日にあったら全額おろして富豪気分を十分に味わった後、
最低限の生活費以外は即座に口座に戻している』っていう噂を立ててごめんなさい!」
シンジ「さらに『ミサトさんは腕時計を両腕にしていてその理由を聞いたら
『私はクラシックを追求しているから』って答えた』って噂をつくってごめんなさい!」
シンジ「さらにさらに『ミサトさんは脳内恋人ならぬ脳内奴隷がいて、その奴隷の名前を
コウゾウとゲンドウにしている』って話を広めてごめんなさい!」
シンジ「またミサトさんがテレビの言葉に逐一返事をしている様子をアップロードしてごめんなさい!」
シンジ「もひとつミサトさんがめちゃ古いロボットアニメの主題歌を熱唱している様子を
街のオーロラビジョンに流してごめんなさい!」
シンジ「…もうすぐ電車がきますね…。あと48個言わなきゃいけないことがあったけど…さようなら」
ミサト「もう一本後のに乗りなさい」
っていう噂を立ててごめんなさい!」
シンジ「それと『ミサトさんは給料日にあったら全額おろして富豪気分を十分に味わった後、
最低限の生活費以外は即座に口座に戻している』っていう噂を立ててごめんなさい!」
シンジ「さらに『ミサトさんは腕時計を両腕にしていてその理由を聞いたら
『私はクラシックを追求しているから』って答えた』って噂をつくってごめんなさい!」
シンジ「さらにさらに『ミサトさんは脳内恋人ならぬ脳内奴隷がいて、その奴隷の名前を
コウゾウとゲンドウにしている』って話を広めてごめんなさい!」
シンジ「またミサトさんがテレビの言葉に逐一返事をしている様子をアップロードしてごめんなさい!」
シンジ「もひとつミサトさんがめちゃ古いロボットアニメの主題歌を熱唱している様子を
街のオーロラビジョンに流してごめんなさい!」
シンジ「…もうすぐ電車がきますね…。あと48個言わなきゃいけないことがあったけど…さようなら」
ミサト「もう一本後のに乗りなさい」
56: 2011/04/09(土) 22:25:03.09
ミサト「…なるほど…。最近なぜ私が全体的に冷たく当たられているのか分かったわ…」
シンジ「本当にごめんなさい」
ミサト「…でも最後に謝ったのは偉いわ。…成長したわね」
シンジ「もう今日から僕は人に迷惑をかけないと決めたんです」
ミサト「…!シンジ君…!!」
シンジ「だから…あれが最後のイタズラなんです」
ミサト「? あれって?」
シンジ「線路に設置した巨大なミサトさんの顔パネルです」
ミサト「何してくれてんの!!」
キキィーーーーッ!!
バッカーーーーーン!!
ミサト「イヤーーー!!」
シンジ「驚いて…もらえましたか?」
ミサト「なんでアンタいいことしたみたいな態度してんの!??」
シンジ「本当にごめんなさい」
ミサト「…でも最後に謝ったのは偉いわ。…成長したわね」
シンジ「もう今日から僕は人に迷惑をかけないと決めたんです」
ミサト「…!シンジ君…!!」
シンジ「だから…あれが最後のイタズラなんです」
ミサト「? あれって?」
シンジ「線路に設置した巨大なミサトさんの顔パネルです」
ミサト「何してくれてんの!!」
キキィーーーーッ!!
バッカーーーーーン!!
ミサト「イヤーーー!!」
シンジ「驚いて…もらえましたか?」
ミサト「なんでアンタいいことしたみたいな態度してんの!??」
59: 2011/04/09(土) 22:35:58.11
~ネルフ本部~
ミサト「はぁはぁ…やっとアイツを電車に乗せられたわ…」
青葉「あ、か、葛城三佐ご苦労様です」
マヤ「ご、御苦労さまでーす」
ミサト(……。こいつらはどんな噂を聞かされたのかしら)
日向「葛城三佐!」
ミサト「…何?」
日向「使徒です!駒ヶ岳防衛線を突破されました!」
ミサト「なんですって!至急映像をモニターに出して!」
青葉「無理です!惣流・アスカ・ラングレーの画像を除去できません!」
マヤ「同様に、各種データも表示できません!」
ミサト「何ですって!!?」
ミサト「はぁはぁ…やっとアイツを電車に乗せられたわ…」
青葉「あ、か、葛城三佐ご苦労様です」
マヤ「ご、御苦労さまでーす」
ミサト(……。こいつらはどんな噂を聞かされたのかしら)
日向「葛城三佐!」
ミサト「…何?」
日向「使徒です!駒ヶ岳防衛線を突破されました!」
ミサト「なんですって!至急映像をモニターに出して!」
青葉「無理です!惣流・アスカ・ラングレーの画像を除去できません!」
マヤ「同様に、各種データも表示できません!」
ミサト「何ですって!!?」
61: 2011/04/09(土) 22:45:32.23
アスカ「…」
ミサト『聞こえる、アスカ!? 悪いけど使徒の実態はまるで掴めないの!』
アスカ「…なんで?」
ミサト『え、そりゃぁ…色々不手際があったのよ!』
アスカ「…モニターが復旧したからっていうから来たのに…!」
ミサト『と、とにかくアスカ!使徒はおそらくそろそろやってくるわよ!』
アスカ「……あぁ、ほんとだ。見えたわ」
ミサト「…アスカ大丈夫かしら…」
リツコ「テンションは最悪。画面は見えない。こりゃ厳しいわね」
冬月「…画面が見えんな…」
ゲンドウ「ああ…見えんな…」
ミサト『聞こえる、アスカ!? 悪いけど使徒の実態はまるで掴めないの!』
アスカ「…なんで?」
ミサト『え、そりゃぁ…色々不手際があったのよ!』
アスカ「…モニターが復旧したからっていうから来たのに…!」
ミサト『と、とにかくアスカ!使徒はおそらくそろそろやってくるわよ!』
アスカ「……あぁ、ほんとだ。見えたわ」
ミサト「…アスカ大丈夫かしら…」
リツコ「テンションは最悪。画面は見えない。こりゃ厳しいわね」
冬月「…画面が見えんな…」
ゲンドウ「ああ…見えんな…」
62: 2011/04/09(土) 22:52:14.80
アスカ「はぁ…この天才アスカ様が、あんな生き恥さらして…」
アスカ「こんなことになったのも全部あの変態のせいよ…」
アスカ「どうせアイツのことだわ。もし私が使徒に負けたら、その無様な姿をネットに晒すんだ…」
アスカ「あーぁ、そんなことなら海で戦った時みたいに一緒に戦った方がマシだったわ」
アスカ「…」
アスカ「…それとも私のことなんて興味なくしてもう帰ったのかしら?」
アスカ「……なんか…それも嫌だな…」
ゼルエル「ぎゃおおおお!!」
アスカ「ハッ!」
ガシャァァァァァァァン!!
アスカ「こんなことになったのも全部あの変態のせいよ…」
アスカ「どうせアイツのことだわ。もし私が使徒に負けたら、その無様な姿をネットに晒すんだ…」
アスカ「あーぁ、そんなことなら海で戦った時みたいに一緒に戦った方がマシだったわ」
アスカ「…」
アスカ「…それとも私のことなんて興味なくしてもう帰ったのかしら?」
アスカ「……なんか…それも嫌だな…」
ゼルエル「ぎゃおおおお!!」
アスカ「ハッ!」
ガシャァァァァァァァン!!
64: 2011/04/09(土) 22:57:51.23
アスカ「きゃあああ!!」
ガシャァァーーン!
ミサト「どうしたの!?弐号機の状況は!?」
日向「使徒の攻撃を受けた模様です!」
マヤ「それによって転倒した模様!」
青葉「活動できるかどうかはまだ分からない模様です!」
リツコ「……画面が映らないと結構みんな酷いわね…」
ガシャァァーーン!
ミサト「どうしたの!?弐号機の状況は!?」
日向「使徒の攻撃を受けた模様です!」
マヤ「それによって転倒した模様!」
青葉「活動できるかどうかはまだ分からない模様です!」
リツコ「……画面が映らないと結構みんな酷いわね…」
65: 2011/04/09(土) 23:05:16.43
ミサト「リツコ!あんた呑気なこと言ってる場合!?
MAGIをなんとかしなさいよ!」
リツコ「それが難しいのよ。どうもここのコンピューターで直にウイルスを開いたみたいで」
ミサト「どういうこと?」
リツコ「分析の結果、ネルフのコンピューターから、民間のアップローダーにアップロードされていた
『美人女将の湯けむりねっとりご奉仕 温泉街に灯る情欲の火』と名づけられたファイルを開いたことが分かったわ」
日向「…」ギクリ
青葉「…」ギクリ
ゲンドウ「どうした冬月、落ち着きがないぞ」
冬月「なんでもない」
MAGIをなんとかしなさいよ!」
リツコ「それが難しいのよ。どうもここのコンピューターで直にウイルスを開いたみたいで」
ミサト「どういうこと?」
リツコ「分析の結果、ネルフのコンピューターから、民間のアップローダーにアップロードされていた
『美人女将の湯けむりねっとりご奉仕 温泉街に灯る情欲の火』と名づけられたファイルを開いたことが分かったわ」
日向「…」ギクリ
青葉「…」ギクリ
ゲンドウ「どうした冬月、落ち着きがないぞ」
冬月「なんでもない」
67: 2011/04/09(土) 23:12:33.49
アスカ「くっ…!早く起きないと…!」
ガグン
アスカ「!? くっ…!動きなさいよぉぉ…!!」
ガグンガグン
シンジ「すみません駅の方向を伺ってもよろしいですか?」
アスカ「!? 変態!? 何してんのこんな所で!?」
シンジ「おやその声はアスカンク」
アスカ「ンクは余分よ」
シンジ「アス」
アスカ「なんでカまで持ってかれてんのよ」
シンジ「アカスカ」
アスカ「多すぎるわよ」
シンジ「アス」
アスカ「加減ってものができないの?」
ガグン
アスカ「!? くっ…!動きなさいよぉぉ…!!」
ガグンガグン
シンジ「すみません駅の方向を伺ってもよろしいですか?」
アスカ「!? 変態!? 何してんのこんな所で!?」
シンジ「おやその声はアスカンク」
アスカ「ンクは余分よ」
シンジ「アス」
アスカ「なんでカまで持ってかれてんのよ」
シンジ「アカスカ」
アスカ「多すぎるわよ」
シンジ「アス」
アスカ「加減ってものができないの?」
71: 2011/04/09(土) 23:20:29.74
アスカ「…って!こんなことしてる場合じゃないわ!
なにこんなとこフラフラしてんのよ!
状況分かってる!?めちゃくちゃ危険なのよ今!!」
シンジ「つまりそれは僕と温泉デートに出かけたいと言うことかな?」
アスカ「どこにそう思える要素があったのよ!?」
シンジ「そこかしこに」
アスカ「耳か脳が髄から腐ってるわよ」
なにこんなとこフラフラしてんのよ!
状況分かってる!?めちゃくちゃ危険なのよ今!!」
シンジ「つまりそれは僕と温泉デートに出かけたいと言うことかな?」
アスカ「どこにそう思える要素があったのよ!?」
シンジ「そこかしこに」
アスカ「耳か脳が髄から腐ってるわよ」
73: 2011/04/09(土) 23:25:53.87
シンジ「それは病院に行けということかな?」
アスカ「……ああもうそれでいいわ。あんたは一刻も早く入院が必要よ」
シンジ「前向きな意味で?」
アスカ「極めて後ろ向きな意味で」
シンジ「wwwwwアスカネガティブすぎワロタwwwww意外にもネクラwwwwww」
アスカ「あんたがポジティブすぎんのよ」
アスカ「……ああもうそれでいいわ。あんたは一刻も早く入院が必要よ」
シンジ「前向きな意味で?」
アスカ「極めて後ろ向きな意味で」
シンジ「wwwwwアスカネガティブすぎワロタwwwww意外にもネクラwwwwww」
アスカ「あんたがポジティブすぎんのよ」
74: 2011/04/09(土) 23:31:18.09
シンジ「よしじゃあアスカどんのオススメに従って病院いいこうかな」
アスカ「…さっさと行きなさいよ。さっさとあっちに行きなさい」
ゼルエル「ぐおおおおお!!」
アスカ「…!! 早く!早くあっちに行って!!」
シンジ「あ、でも保険証もってないんだった」
アスカ「いいからさっさとここを離れなさいよ!!」
シンジ「お父さんが持ってるんだよ保険証、貸してくれるかな」
アスカ「知るか!もういいから離れて!!」
ゼルエル「ぐおおおおお!!」
ガガガガガガガガガ!!
アスカ「キャァァァァァァァア!!」
シンジ「あ、保険証があると何割負担なんだっけ」
アスカ「…!!あ、あんた今私がどういう状況か分かってる!!?」
シンジ「あぁ、使徒に攻撃されてるよね」
アスカ「分かっててなおその対応!?」
アスカ「…さっさと行きなさいよ。さっさとあっちに行きなさい」
ゼルエル「ぐおおおおお!!」
アスカ「…!! 早く!早くあっちに行って!!」
シンジ「あ、でも保険証もってないんだった」
アスカ「いいからさっさとここを離れなさいよ!!」
シンジ「お父さんが持ってるんだよ保険証、貸してくれるかな」
アスカ「知るか!もういいから離れて!!」
ゼルエル「ぐおおおおお!!」
ガガガガガガガガガ!!
アスカ「キャァァァァァァァア!!」
シンジ「あ、保険証があると何割負担なんだっけ」
アスカ「…!!あ、あんた今私がどういう状況か分かってる!!?」
シンジ「あぁ、使徒に攻撃されてるよね」
アスカ「分かっててなおその対応!?」
75: 2011/04/09(土) 23:35:54.30
ミサト「弐号機は!?どうなったの!?」
青葉「駄目です!状況がまったくつかめません!」
日向「連絡も途絶えました!」
リツコ「初号機はどう!?」
マヤ「レイとのシンクロは拒絶!!ダミープラグも受け付けません!」
リツコ・ミサト「……!!」
ミサト「こ、こんな時…もう一人パイロットがいれば…!!」
リツコ「やめなさい!過ぎたことを言っても仕方ないわ!!」
シンジ「あれれー?大変なことになってる系ですねぇー?」
リツコ・ミサト・日向・青葉・マヤ「!!!!!」
青葉「駄目です!状況がまったくつかめません!」
日向「連絡も途絶えました!」
リツコ「初号機はどう!?」
マヤ「レイとのシンクロは拒絶!!ダミープラグも受け付けません!」
リツコ・ミサト「……!!」
ミサト「こ、こんな時…もう一人パイロットがいれば…!!」
リツコ「やめなさい!過ぎたことを言っても仕方ないわ!!」
シンジ「あれれー?大変なことになってる系ですねぇー?」
リツコ・ミサト・日向・青葉・マヤ「!!!!!」
76: 2011/04/09(土) 23:39:52.00
シンジ「おっす!オラシンジ!!」
ゲンドウ「…知っている」
シンジ「好きな味噌汁の具は
ゲンドウ「お揚げ」
シンジ「ファイナルアンサー?」
ゲンドウ「それで、何をしに来た」
シンジ「ゲンドウ選手相変わらずの華麗なスルー」
ゲンドウ「何をしに来たのだ」
シンジ「いやちょっと忘れものを取りにきたでヤンス」
シンジ「平和という……ね」
ゲンドウ「…知っている」
シンジ「好きな味噌汁の具は
ゲンドウ「お揚げ」
シンジ「ファイナルアンサー?」
ゲンドウ「それで、何をしに来た」
シンジ「ゲンドウ選手相変わらずの華麗なスルー」
ゲンドウ「何をしに来たのだ」
シンジ「いやちょっと忘れものを取りにきたでヤンス」
シンジ「平和という……ね」
77: 2011/04/09(土) 23:44:41.95
ゲンドウ「……何?」
シンジ「ゲンドウ、いやゲンドゥー、いやゲンダイ」
ゲンドウ「……何だ」
シンジ「俺の名前を言ってみろ」
ゲンドウ「…?」
シンジ「どうした?俺の名前を忘れたか?」
ゲンドウ「…いや」
シンジ「よろしい。ならば言ってみたまえ」
ゲンドウ「……エヴァンゲリオン初号機パイロット、碇。碇シンジ」
シンジ「オーライ。それじゃプラグスーツをあつらえてもらおうか」
シンジ「ゲンドウ、いやゲンドゥー、いやゲンダイ」
ゲンドウ「……何だ」
シンジ「俺の名前を言ってみろ」
ゲンドウ「…?」
シンジ「どうした?俺の名前を忘れたか?」
ゲンドウ「…いや」
シンジ「よろしい。ならば言ってみたまえ」
ゲンドウ「……エヴァンゲリオン初号機パイロット、碇。碇シンジ」
シンジ「オーライ。それじゃプラグスーツをあつらえてもらおうか」
83: 2011/04/09(土) 23:57:47.98
マヤ「シンクロ率90%突破!全数値グリーン!」
リツコ「凄いわね…!」
ミサト「まさかここまでシンクロできるなんて…!!」
ゲンドウ「エヴァンゲリオン初号機、発進」
ミサト「発進!!」
ゴオオオオオオオォォォォォォォ……
リツコ「凄いわね…!」
ミサト「まさかここまでシンクロできるなんて…!!」
ゲンドウ「エヴァンゲリオン初号機、発進」
ミサト「発進!!」
ゴオオオオオオオォォォォォォォ……
84: 2011/04/10(日) 00:00:57.69
ズズーーーン
アスカ「! へ、変態…!?」
シンジ「よォアスカ、無様な格好じゃないか」
アスカ「……!!どうとでもいいなさいよ!
コイツの強さ、尋常じゃないわ……!!早く逃げた方がいい……!!」
シンジ「ところがそォもいかないんだなァ」
アスカ「!? どういう…こと?」
シンジ「お前に渡したはずだぜ?あの券の期限はまだ切れちゃいねぇ」
アスカ「……?」
シンジ「『いつでもどこでも俺がついてくる券』さ。悪いが俺は案外しつこいんでね」
アスカ「す、捨てたわよあんなもん!!」
シンジ「またやるよ」
アスカ「また捨ててやるわ!」
シンジ「また受け取ってくれ」
アスカ「……!!…あんた、バカ……?!」
シンジ「バカでいいさ。お前のそばにいれるならな」
アスカ「! へ、変態…!?」
シンジ「よォアスカ、無様な格好じゃないか」
アスカ「……!!どうとでもいいなさいよ!
コイツの強さ、尋常じゃないわ……!!早く逃げた方がいい……!!」
シンジ「ところがそォもいかないんだなァ」
アスカ「!? どういう…こと?」
シンジ「お前に渡したはずだぜ?あの券の期限はまだ切れちゃいねぇ」
アスカ「……?」
シンジ「『いつでもどこでも俺がついてくる券』さ。悪いが俺は案外しつこいんでね」
アスカ「す、捨てたわよあんなもん!!」
シンジ「またやるよ」
アスカ「また捨ててやるわ!」
シンジ「また受け取ってくれ」
アスカ「……!!…あんた、バカ……?!」
シンジ「バカでいいさ。お前のそばにいれるならな」
90: 2011/04/10(日) 00:10:03.12
ゼルエル「ごおおおおおお!!」
シンジ「お前は可哀そうな奴だ」
ゼルエル「ごおおおおおお!!」
シンジ「自分自身じゃ悪いことをした、なんていっこも思ってないんだろ?」
ゼルエル「があああああ!!」
シンジ「けどな」
ゼルエル「ごおおおおおおお……ごっ!?ガガガ…」
シンジ「どんな理由であれ…アスカを傷つけた奴を見過ごすわけにはいかねェもんな」
ゼルエル「がっ…ガガガ…ごぎぎぎ…」
シンジ「悪いな。やっぱ俺はまだまだ子供みてェだ。
お前を許すことはできねェよ。……手加減もな」
ゼルエル「あががががががが……!!」
シンジ「おやすみ」
バッキィィィィィィィィィィン
シンジ「お前は可哀そうな奴だ」
ゼルエル「ごおおおおおお!!」
シンジ「自分自身じゃ悪いことをした、なんていっこも思ってないんだろ?」
ゼルエル「があああああ!!」
シンジ「けどな」
ゼルエル「ごおおおおおおお……ごっ!?ガガガ…」
シンジ「どんな理由であれ…アスカを傷つけた奴を見過ごすわけにはいかねェもんな」
ゼルエル「がっ…ガガガ…ごぎぎぎ…」
シンジ「悪いな。やっぱ俺はまだまだ子供みてェだ。
お前を許すことはできねェよ。……手加減もな」
ゼルエル「あががががががが……!!」
シンジ「おやすみ」
バッキィィィィィィィィィィン
98: 2011/04/10(日) 00:16:42.22
ゼルエル「が…がが…」
アスカ「シ、シンジ!まだだわ!まだ生きてる!」
シンジ「生きてる?そいつァ違うね」
ゼルエル「ぐぐ……ぐあああああ!!」
シンジ「生かされてるのさ」
ゼルエル「ああああああああ!!」
バキィィィィィィ!!
ゼルエル「ぐ…が……」
シンジ「俺の手のひらの中で…」
アスカ「シ、シンジ!まだだわ!まだ生きてる!」
シンジ「生きてる?そいつァ違うね」
ゼルエル「ぐぐ……ぐあああああ!!」
シンジ「生かされてるのさ」
ゼルエル「ああああああああ!!」
バキィィィィィィ!!
ゼルエル「ぐ…が……」
シンジ「俺の手のひらの中で…」
101: 2011/04/10(日) 00:23:18.04
シンジ「最後だ」
ピシッ
アスカ「!? あの程度の攻撃じゃ…」
ゼルエル「…」
アスカ「え…?」
ゼルエル「…」
シンジ「ミサト」
ミサト『え、な、何?』
シンジ「あたたかいコーヒーを用意しておいてくれ」
ミサト『え…?』
シンジ「状況…終了だ」
ゼルエル「……」ズズーーーーン
ミサト『シンジさん……!』
ピシッ
アスカ「!? あの程度の攻撃じゃ…」
ゼルエル「…」
アスカ「え…?」
ゼルエル「…」
シンジ「ミサト」
ミサト『え、な、何?』
シンジ「あたたかいコーヒーを用意しておいてくれ」
ミサト『え…?』
シンジ「状況…終了だ」
ゼルエル「……」ズズーーーーン
ミサト『シンジさん……!』
110: 2011/04/10(日) 00:35:35.53
アスカ「……!!」
シンジ「帰ろう、アスカ。こんなことをするのが幸せじゃない。
あったかいものを食って、みんなと笑って、ゆっくり寝よう」
アスカ「…そんなの、全然嬉しくないわよ…!
そんなの、私の幸せじゃない!!」
シンジ「そうかもな」
アスカ「そんな当たり前のことで…私は幸せになんかなれないわよ!」
シンジ「そうかもしれない」
アスカ「じゃあ…」
シンジ「でも…いつかお前も、『そんな風に思ってた時があった』って笑える時がきっと来るよ」
シンジ「その時まで…お前のそばにいたい。ダメか?」
アスカ「……!!」
シンジ「帰ろう、アスカ。こんなことをするのが幸せじゃない。
あったかいものを食って、みんなと笑って、ゆっくり寝よう」
アスカ「…そんなの、全然嬉しくないわよ…!
そんなの、私の幸せじゃない!!」
シンジ「そうかもな」
アスカ「そんな当たり前のことで…私は幸せになんかなれないわよ!」
シンジ「そうかもしれない」
アスカ「じゃあ…」
シンジ「でも…いつかお前も、『そんな風に思ってた時があった』って笑える時がきっと来るよ」
シンジ「その時まで…お前のそばにいたい。ダメか?」
アスカ「……!!」
113: 2011/04/10(日) 00:43:24.27
シンジ「…受け取ってくれるか?」
アスカ「何をよ…」
シンジ「『いつでもどこでも俺がついてくる券』さ」
アスカ「…」
シンジ「最後の…一枚だ」
アスカ「最後の…?」
シンジ「要らなけりゃ…破ればいい。それは俺の気持ちの全部だ」
アスカ「そんなの……」
アスカ「破れるわけ…ないじゃない…!」ぎゅっ…
シンジ「うん。知ってた」
アスカ「バカ…っ」
アスカ「何をよ…」
シンジ「『いつでもどこでも俺がついてくる券』さ」
アスカ「…」
シンジ「最後の…一枚だ」
アスカ「最後の…?」
シンジ「要らなけりゃ…破ればいい。それは俺の気持ちの全部だ」
アスカ「そんなの……」
アスカ「破れるわけ…ないじゃない…!」ぎゅっ…
シンジ「うん。知ってた」
アスカ「バカ…っ」
116: 2011/04/10(日) 00:47:30.21
シンジ「帰ろう。みんなが待ってる。部屋をあったかくしてくれてるさ」
アスカ「ん…」
シンジ「碇司令、冬月副司令、葛城三佐、赤木博士、みなさん、ありがとうございました。
碇初号機パイロット、作戦を完遂し、これより帰還いたします……!」ビッ
ミサト(シンジさん…!)
リツコ(シンジさん…!)
日向(シンジさん…!)
マヤ(シンジさん…!)
青葉(シンジさん…!)
(((シンジさん……!!)))
アスカ「ん…」
シンジ「碇司令、冬月副司令、葛城三佐、赤木博士、みなさん、ありがとうございました。
碇初号機パイロット、作戦を完遂し、これより帰還いたします……!」ビッ
ミサト(シンジさん…!)
リツコ(シンジさん…!)
日向(シンジさん…!)
マヤ(シンジさん…!)
青葉(シンジさん…!)
(((シンジさん……!!)))
117: 2011/04/10(日) 00:48:13.82
(シンジさん…!)
128: 2011/04/10(日) 00:57:44.39
レイ「あ…」
シンジ「よう」
レイ「終わったの…」
シンジ「まださ」
レイ「え…?」
シンジ「まだ終わっちゃいない…。感じるんだ。連中はまだ何体か息吹いている…」
レイ「…」
シンジ「これは…実験の時の傷だな」すっ…
レイ「あっ…」
シンジ「これは第五使徒と戦った時の…これは第十使徒の…」すっ…
レイ「あ…の…顔、近い…」
シンジ「綺麗な顔に傷をつけてまで戦ったんだ。報われるまで…一緒に頑張ろう」
レイ「え…ええ…」
シンジ「一緒に本部に帰ろう。胸を張って。明日からの戦いのために。未来の栄光のために」
シンジ「よう」
レイ「終わったの…」
シンジ「まださ」
レイ「え…?」
シンジ「まだ終わっちゃいない…。感じるんだ。連中はまだ何体か息吹いている…」
レイ「…」
シンジ「これは…実験の時の傷だな」すっ…
レイ「あっ…」
シンジ「これは第五使徒と戦った時の…これは第十使徒の…」すっ…
レイ「あ…の…顔、近い…」
シンジ「綺麗な顔に傷をつけてまで戦ったんだ。報われるまで…一緒に頑張ろう」
レイ「え…ええ…」
シンジ「一緒に本部に帰ろう。胸を張って。明日からの戦いのために。未来の栄光のために」
135: 2011/04/10(日) 01:02:24.79
全員「ワァーーーーッ!」
パチパチパチパチパチパチ…
レイ「こんな風に迎えられるのは初めてね…」
アスカ「ふん。どうせ倒したのはシンジ一人の力じゃないの…」
シンジ「お前がいなきゃ俺は戦わなかったさ」
アスカ「な…に言ってんのよ…!!」
ミサト「シンジさん、これ、コーヒー。ちょっとぬるくなっちゃったかもしれませんけど…」
ズズ…
シンジ「うん。ぬるいな。でも温まるよ。君の気持ちがこもってるからかな」
ミサト「シンジさん…!」
パチパチパチパチパチパチ…
レイ「こんな風に迎えられるのは初めてね…」
アスカ「ふん。どうせ倒したのはシンジ一人の力じゃないの…」
シンジ「お前がいなきゃ俺は戦わなかったさ」
アスカ「な…に言ってんのよ…!!」
ミサト「シンジさん、これ、コーヒー。ちょっとぬるくなっちゃったかもしれませんけど…」
ズズ…
シンジ「うん。ぬるいな。でも温まるよ。君の気持ちがこもってるからかな」
ミサト「シンジさん…!」
144: 2011/04/10(日) 01:09:33.98
リツコ「シンジく…いえシンジパイロット。凄いわ…どうしてここまでの変化を?」
シンジ「いや。大したことじゃないんだ。
でもちょっとしたことで人は変われるんだよ」
シンジ「ほんのちょっとなんだ。きっかけはありとあらゆる所に隠れてる。
それに気づけるかどうかなんだよ」
マヤ「シンジさんはどこでそのきっかけを見つけたんですか?教えて下さい!」
シンジ「人それぞれだよ。僕がどうだから君たちもそうってわけじゃないさ」
青葉「いやそれでもいいよ!どうやったらそんな風になれるんだい?」
シンジ「分かりました。僕が変わったきっかけを皆さんにもお伝えしましょう…」
「「「わーーーーーっ!!」」」
シンジ「いや。大したことじゃないんだ。
でもちょっとしたことで人は変われるんだよ」
シンジ「ほんのちょっとなんだ。きっかけはありとあらゆる所に隠れてる。
それに気づけるかどうかなんだよ」
マヤ「シンジさんはどこでそのきっかけを見つけたんですか?教えて下さい!」
シンジ「人それぞれだよ。僕がどうだから君たちもそうってわけじゃないさ」
青葉「いやそれでもいいよ!どうやったらそんな風になれるんだい?」
シンジ「分かりました。僕が変わったきっかけを皆さんにもお伝えしましょう…」
「「「わーーーーーっ!!」」」
150: 2011/04/10(日) 01:14:07.91
シンジ「まず正座をします」
いそいそいそ…
シンジ「そして手を上にあげ…」
ばっばっばっ…
シンジ「目を閉じ…大空を感じるのです」
シンジ「指先からゆっくりと太陽の波動が流れ込んできます。
ゆっくりゆっくり。じっくりじっくり…」
青葉「おお…!指先が熱い!」
マヤ「なんだか腕からエネルギーを感じるわ…!」
シンジ「空を感じるのです…。大空のパワーを、エネルギーを、偉大さを…」
いそいそいそ…
シンジ「そして手を上にあげ…」
ばっばっばっ…
シンジ「目を閉じ…大空を感じるのです」
シンジ「指先からゆっくりと太陽の波動が流れ込んできます。
ゆっくりゆっくり。じっくりじっくり…」
青葉「おお…!指先が熱い!」
マヤ「なんだか腕からエネルギーを感じるわ…!」
シンジ「空を感じるのです…。大空のパワーを、エネルギーを、偉大さを…」
159: 2011/04/10(日) 01:20:16.77
シンジ「それではゆっくり、腕を波うたせてみましょう。
みんなと動きをあわせながら…」
ぶわ~ん ぶわ~ん ぶわ~ん
シンジ「互いの呼吸を感じましょう。
いずれここにいる人間が一つになる瞬間が来ます。
その時、大空と一体化しているのですよ…」
ミサト「なんだかいい気分になってきたわ…」
日向「不思議な感じです…。これが大空のダイナミズム……!」
シンジ「いいですよ日向。コツを覚えるのが早いですね」
日向「はい!ありがとうございます!」
みんなと動きをあわせながら…」
ぶわ~ん ぶわ~ん ぶわ~ん
シンジ「互いの呼吸を感じましょう。
いずれここにいる人間が一つになる瞬間が来ます。
その時、大空と一体化しているのですよ…」
ミサト「なんだかいい気分になってきたわ…」
日向「不思議な感じです…。これが大空のダイナミズム……!」
シンジ「いいですよ日向。コツを覚えるのが早いですね」
日向「はい!ありがとうございます!」
164: 2011/04/10(日) 01:30:31.48
シンジ「僕はこれを毎朝二時間やっています。
そしてある時…突然に悟りが開けたのです。
万物の事象が体内に流れ込み、呼吸と共に創造の力が溢れていくのを…」
青葉「素晴らしい!これからはいつもより二時早く起きなければ!」
マヤ「あ、ズルイ!じゃあ私は三時間早起きします!」
日向「甘いな。シンジさんの一番弟子である俺は朝昼晩やるつもりだ!」
ミサト「ちょっと!いつあなたが一番弟子に認められたの?!」
シンジ「争ってはいけません…。悟りは万人に等しく開けます。
雨が全ての葉を濡らすように…風が全ての幹を撫でるように…」
青葉「素晴らしい…心が洗われていくようだ…」
日向「まっことまっこと……」
ゲンドウ「…そうか。分かった」
ゲンドウ「ネルフの管理する病院から消毒用アルコールが一本なくなっていたそうだ。
カメラを確認したところシンジが飲みほした可能性が……何をやってる冬月」
冬月「黙れ碇。大空のエネルギーをつかみ損ねたらどうする……」
そしてある時…突然に悟りが開けたのです。
万物の事象が体内に流れ込み、呼吸と共に創造の力が溢れていくのを…」
青葉「素晴らしい!これからはいつもより二時早く起きなければ!」
マヤ「あ、ズルイ!じゃあ私は三時間早起きします!」
日向「甘いな。シンジさんの一番弟子である俺は朝昼晩やるつもりだ!」
ミサト「ちょっと!いつあなたが一番弟子に認められたの?!」
シンジ「争ってはいけません…。悟りは万人に等しく開けます。
雨が全ての葉を濡らすように…風が全ての幹を撫でるように…」
青葉「素晴らしい…心が洗われていくようだ…」
日向「まっことまっこと……」
ゲンドウ「…そうか。分かった」
ゲンドウ「ネルフの管理する病院から消毒用アルコールが一本なくなっていたそうだ。
カメラを確認したところシンジが飲みほした可能性が……何をやってる冬月」
冬月「黙れ碇。大空のエネルギーをつかみ損ねたらどうする……」
174: 2011/04/10(日) 01:40:19.73
こうしてゼルエルは倒された。
だがそれ以上に、一枚の写真と共にある記事が話題を呼んだ。
『極秘機関ネルフは新興宗教団体だった!?
我らの血税は一体どこへ!?
とある関係者(14)は語る。
「――前からおかしいと思ってたんです。
ヘンなボウフラみたいなロボットを神だとか人間とか母親とか言ってて…。もう僕はあんな所はこりごりです」 』
この写真はどこから流出したのか。そしてその関係者とは誰なのか。
未だ真相は闇に包まれたままである……。
第五部 命の洗濯を ~完~
だがそれ以上に、一枚の写真と共にある記事が話題を呼んだ。
『極秘機関ネルフは新興宗教団体だった!?
我らの血税は一体どこへ!?
とある関係者(14)は語る。
「――前からおかしいと思ってたんです。
ヘンなボウフラみたいなロボットを神だとか人間とか母親とか言ってて…。もう僕はあんな所はこりごりです」 』
この写真はどこから流出したのか。そしてその関係者とは誰なのか。
未だ真相は闇に包まれたままである……。
第五部 命の洗濯を ~完~
209: 2011/04/10(日) 10:02:04.39
~朝~
ミサト「シンジ君!まだなの!?」
ドンドン
シンジ「空はいいなぁ」
ミサト「私だって空したいんだから!ちょっと早く!」
ドンドン
シンジ「さっきからなんなんですか、ドアに巨大な蚊でもとまってましたか」
ミサト「あなたノックというシステムを今まで何だと思ってたの」
ミサト「シンジ君!まだなの!?」
ドンドン
シンジ「空はいいなぁ」
ミサト「私だって空したいんだから!ちょっと早く!」
ドンドン
シンジ「さっきからなんなんですか、ドアに巨大な蚊でもとまってましたか」
ミサト「あなたノックというシステムを今まで何だと思ってたの」
212: 2011/04/10(日) 10:07:48.34
アスカ「…はぁ、またバカやってる」
アスカ「…」
ぺらっ
『アルコールと心理学』
『酔った時の言動は理性や自制心が弱まり、本人の深層的な欲求や願望が現われることがあります』
アスカ「…」
(『その時まで…お前のそばにいたい。ダメか?』)
アスカ「…なんてね」
シンジ「さっきからミサトさん新たなるパーカッションへの扉でも開いたんですか」
ミサト「だからノックだって!」
アスカ「…あんなアホが、真面目に人のこと想ってるわけ、ないもの」
アスカ「…」
ぺらっ
『アルコールと心理学』
『酔った時の言動は理性や自制心が弱まり、本人の深層的な欲求や願望が現われることがあります』
アスカ「…」
(『その時まで…お前のそばにいたい。ダメか?』)
アスカ「…なんてね」
シンジ「さっきからミサトさん新たなるパーカッションへの扉でも開いたんですか」
ミサト「だからノックだって!」
アスカ「…あんなアホが、真面目に人のこと想ってるわけ、ないもの」
213: 2011/04/10(日) 10:10:01.81
第六部 瞬間、心、潰して
216: 2011/04/10(日) 10:16:16.59
~登校中~
シンジ「お、アスカじゃないか!なんだこんな所で!奇遇だなぁ!」
アスカ「…ずっと横にいたけど?」
シンジ「え、イリュージョン?」
アスカ「…なんのタネも仕掛けもなく、ただ普通に横にいたわよ。
むしろあんたの視力がイリュージョンなんじゃないかしら」
シンジ「辞書には載ってないタイプの褒め言葉だね」
アスカ「私の心の辞書にも載ってないわよ」
シンジ「ミスプリントだね」
アスカ「何刷りしても出てこないわよ」
シンジ「お、アスカじゃないか!なんだこんな所で!奇遇だなぁ!」
アスカ「…ずっと横にいたけど?」
シンジ「え、イリュージョン?」
アスカ「…なんのタネも仕掛けもなく、ただ普通に横にいたわよ。
むしろあんたの視力がイリュージョンなんじゃないかしら」
シンジ「辞書には載ってないタイプの褒め言葉だね」
アスカ「私の心の辞書にも載ってないわよ」
シンジ「ミスプリントだね」
アスカ「何刷りしても出てこないわよ」
218: 2011/04/10(日) 10:22:37.43
シンジ「ところでアスカ、アスカは何の用があるの?」
アスカ「は?学校よ。あんたもでしょ!」
シンジ「えぇぇ!?マジで!?」
アスカ「…はいはい」
シンジ「アスカの主食って豚足なの!?」
アスカ「してないわよねそんな話」
シンジ「してない話をしてはいけないのか」
アスカ「常識的にはね」
シンジ「常識にとらわれない!!常識にとらわれない!!
世界に現れた新機軸!それがこのシンジ・オブ・碇!!!」
アスカ「うるさい」
シンジ「おいこの世界には耳が聞こえない人なんていっぱいいるんだぞ?
何自分の聴力自慢してんだ。不謹慎にもほどがある」
アスカ「いや絶対的にあんたの声が大きいのよ!」
アスカ「は?学校よ。あんたもでしょ!」
シンジ「えぇぇ!?マジで!?」
アスカ「…はいはい」
シンジ「アスカの主食って豚足なの!?」
アスカ「してないわよねそんな話」
シンジ「してない話をしてはいけないのか」
アスカ「常識的にはね」
シンジ「常識にとらわれない!!常識にとらわれない!!
世界に現れた新機軸!それがこのシンジ・オブ・碇!!!」
アスカ「うるさい」
シンジ「おいこの世界には耳が聞こえない人なんていっぱいいるんだぞ?
何自分の聴力自慢してんだ。不謹慎にもほどがある」
アスカ「いや絶対的にあんたの声が大きいのよ!」
219: 2011/04/10(日) 10:29:07.25
アスカ「ほんとうっとうしい…氏ねばいいのに…」
シンジ「それは僕に早く現世の苦しみから逃れてほしいということ?」
アスカ「むしろ苦しんでこの世から消えてほしいということ」
シンジ「!! おいなんだと!??」
アスカ「…なによ。アンタにはそれがお似合いでしょ」
シンジ「そんな究極のプレイがどこの店で体験できるだって!?」
アスカ「あんたのストライクゾーンがさっぱり分からないわ」
シンジ「それは僕に早く現世の苦しみから逃れてほしいということ?」
アスカ「むしろ苦しんでこの世から消えてほしいということ」
シンジ「!! おいなんだと!??」
アスカ「…なによ。アンタにはそれがお似合いでしょ」
シンジ「そんな究極のプレイがどこの店で体験できるだって!?」
アスカ「あんたのストライクゾーンがさっぱり分からないわ」
221: 2011/04/10(日) 10:33:36.70
アスカ「あんたなんて脳みそを鳥につつかれて氏ねばい…
シンジ「あ!綾波じゃないか!何してんだ?ちゃんこの仕込み?」 たたたっ
レイ「…登校しているの」
シンジ「そっかシイタケには飾り包丁をいれないと兄弟子にしごかれるもんね」
レイ「…そんな話はしてないわ」
アスカ「……なによ」
シンジ「あ!綾波じゃないか!何してんだ?ちゃんこの仕込み?」 たたたっ
レイ「…登校しているの」
シンジ「そっかシイタケには飾り包丁をいれないと兄弟子にしごかれるもんね」
レイ「…そんな話はしてないわ」
アスカ「……なによ」
223: 2011/04/10(日) 10:40:41.51
~学校~
『授業とかけまして名古屋の富豪ととく』
『その心は?』
『カネがあってオワリです……。ねぇシンジくんなんでこんなことしな』
先生「はいチャイムが鳴りましたね。これで授業はおしまいです」
ケンスケ「…なんか最近チャイムおかしいよな?」
トウジ「あ…ああ…そうやな…」ブルブル
ケンスケ「まだ震えとまらないのか?」
トウジ「ああ…あの声とか転校生の声を聞くと身体が震えてまうんや…」ブルブル
『授業とかけまして名古屋の富豪ととく』
『その心は?』
『カネがあってオワリです……。ねぇシンジくんなんでこんなことしな』
先生「はいチャイムが鳴りましたね。これで授業はおしまいです」
ケンスケ「…なんか最近チャイムおかしいよな?」
トウジ「あ…ああ…そうやな…」ブルブル
ケンスケ「まだ震えとまらないのか?」
トウジ「ああ…あの声とか転校生の声を聞くと身体が震えてまうんや…」ブルブル
224: 2011/04/10(日) 10:45:54.84
シンジ「やあお二人さん!」
トウジ「ひゃぁぁぁぁ!」
シンジ「映画のチケットがとれたんだけど…一緒にいかない?」
ケンスケ「映画?」
シンジ「そう。良い劇場なんだよ…。館内は真っ暗で…」
トウジ「真っ暗…真っ暗…ひやぁぁぁぁぁぁぁ!!」
シンジ「映画が嫌ならプラネタリウムにしようか?」
トウジ「いややぁぁぁぁぁぁぁあぁ!!」
だだだっ
ケンスケ「あっトウジ!…どうしたんだよアイツ…」
シンジ「あんまり気にかけちゃいけないよ。
彼は彼で複雑な家庭環境の持ち主だから…」
ケンスケ「そうか…大変なんだな、あいつも…」
トウジ「ひゃぁぁぁぁ!」
シンジ「映画のチケットがとれたんだけど…一緒にいかない?」
ケンスケ「映画?」
シンジ「そう。良い劇場なんだよ…。館内は真っ暗で…」
トウジ「真っ暗…真っ暗…ひやぁぁぁぁぁぁぁ!!」
シンジ「映画が嫌ならプラネタリウムにしようか?」
トウジ「いややぁぁぁぁぁぁぁあぁ!!」
だだだっ
ケンスケ「あっトウジ!…どうしたんだよアイツ…」
シンジ「あんまり気にかけちゃいけないよ。
彼は彼で複雑な家庭環境の持ち主だから…」
ケンスケ「そうか…大変なんだな、あいつも…」
226: 2011/04/10(日) 10:53:56.24
アスカ「ふぅーーーーん」
シンジ「誰?」
アスカ「…アスカよ」
シンジ「ああ、あの顔が青い…」
アスカ「今目の前にいる私は何色に見えてるのよ?」
シンジ「青」
アスカ「あぁそうなの…じゃぁいいわ」
アスカ「ところでアンタ、映画のチケットがあるんだって?」
シンジ「そうなんだ。三枚」
アスカ「私最近ヒマだし、どーしてもっていうなら行ってやってもいいわよ?」
シンジ「そう?よかった!」
アスカ「ふふん」
シンジ「はい。全部あげるよ。三枚。好きなだけ見に行っておいで」
アスカ「 」
シンジ「誰?」
アスカ「…アスカよ」
シンジ「ああ、あの顔が青い…」
アスカ「今目の前にいる私は何色に見えてるのよ?」
シンジ「青」
アスカ「あぁそうなの…じゃぁいいわ」
アスカ「ところでアンタ、映画のチケットがあるんだって?」
シンジ「そうなんだ。三枚」
アスカ「私最近ヒマだし、どーしてもっていうなら行ってやってもいいわよ?」
シンジ「そう?よかった!」
アスカ「ふふん」
シンジ「はい。全部あげるよ。三枚。好きなだけ見に行っておいで」
アスカ「 」
227: 2011/04/10(日) 11:00:24.71
アスカ「え?いや、なんでそうなるの?」
シンジ「僕は最近綾波と一緒に部屋を見て周ってるから忙しいんだ」
アスカ「部屋!? なんで!?」
シンジ「綾波がどうしてもってせがむから…」
アスカ「ちょ、聞き捨てならないわよ!どういうこと!?」
シンジ「どういうことも何も、そういうことだよ」
アスカ「…そ、そういう、こと…!?」
アスカ「……そういえば私もそろそろ一人立ちしようと思ってたのよね!連れて行きなさいよ!」
シンジ「え?アスカも相撲に興味が?」
アスカ「 」
シンジ「僕は最近綾波と一緒に部屋を見て周ってるから忙しいんだ」
アスカ「部屋!? なんで!?」
シンジ「綾波がどうしてもってせがむから…」
アスカ「ちょ、聞き捨てならないわよ!どういうこと!?」
シンジ「どういうことも何も、そういうことだよ」
アスカ「…そ、そういう、こと…!?」
アスカ「……そういえば私もそろそろ一人立ちしようと思ってたのよね!連れて行きなさいよ!」
シンジ「え?アスカも相撲に興味が?」
アスカ「 」
230: 2011/04/10(日) 11:07:26.55
綾波「…そんなこと言ってない」
シンジ「おい綾波!いや、綾の波!綾の波関!!」
シンジ「先生は綾の波にいつも言っていただろ!?
『自分の気持ちに素直になれ』『自分の夢をおいかけろ』って…」
綾波「…」
シンジ「綾の波の『取り組み相手全員の頸椎を破壊して全勝優勝する』という夢はどうなったんだ!?」
綾波「そんな話はしていないわ」
アスカ「…あのさぁ…」
シンジ「お前は黙ってろ!ドイツ村!!」
アスカ「私の四股名ひどすぎない!?」
シンジ「おい綾波!いや、綾の波!綾の波関!!」
シンジ「先生は綾の波にいつも言っていただろ!?
『自分の気持ちに素直になれ』『自分の夢をおいかけろ』って…」
綾波「…」
シンジ「綾の波の『取り組み相手全員の頸椎を破壊して全勝優勝する』という夢はどうなったんだ!?」
綾波「そんな話はしていないわ」
アスカ「…あのさぁ…」
シンジ「お前は黙ってろ!ドイツ村!!」
アスカ「私の四股名ひどすぎない!?」
232: 2011/04/10(日) 11:14:41.87
シンジ「…とまぁそんな冗談は置いといて」
アスカ「あら成長したわね」
シンジ「で、ドイツ村が映画に一人さびしく行くって話だっけ」
アスカ「話題は流したのに呼び方は据え置きなの?」
アスカ「あら成長したわね」
シンジ「で、ドイツ村が映画に一人さびしく行くって話だっけ」
アスカ「話題は流したのに呼び方は据え置きなの?」
233: 2011/04/10(日) 11:20:24.44
シンジ「…仕方がないなぁ…」
アスカ「えっ」
シンジ「一人じゃさびいしいだろ?僕もついていってやるよ!」
アスカ「…!」
アスカ「は、はぁ!?誰がそんなこと言ったのよ!なんでよりによってあんたなんかと…」
シンジ「あっ、じゃあいいです」
アスカ「えっ、ちょっ諦めが早すぎなんじゃ…」
シンジ「いやいいよ。ほら。君に迷惑なんてかけたくないし」
アスカ「べっ、別に迷惑……だけど!ほら!ジュース代はアンタが出しなさいよ!私をもてなさせるためにつれてくのよ!」
シンジ「えっ…なにこの必氏さ…気持ち悪い……」
アスカ「 」
アスカ「えっ」
シンジ「一人じゃさびいしいだろ?僕もついていってやるよ!」
アスカ「…!」
アスカ「は、はぁ!?誰がそんなこと言ったのよ!なんでよりによってあんたなんかと…」
シンジ「あっ、じゃあいいです」
アスカ「えっ、ちょっ諦めが早すぎなんじゃ…」
シンジ「いやいいよ。ほら。君に迷惑なんてかけたくないし」
アスカ「べっ、別に迷惑……だけど!ほら!ジュース代はアンタが出しなさいよ!私をもてなさせるためにつれてくのよ!」
シンジ「えっ…なにこの必氏さ…気持ち悪い……」
アスカ「 」
236: 2011/04/10(日) 11:28:23.06
アスカ「……!あ、あのね、アンタは私についてきて世話をする義務があんのよ!」
シンジ「えっ?」
アスカ「これよ!これを見なさい!」
ぴらっ
アスカ「『いつでもどこでも俺がついてくる券』!忘れたとは言わせないわよ!!」
シンジ「えっ…あんなおふざけを本気にしてるって…この人一体…」
アスカ「 」
シンジ「ちょっとしゃべっただけで友だち面するウザいやつみたい…」
アスカ「 」
シンジ「怖い…。自分の部屋に鍵を設置したいよ…」
アスカ「 」
シンジ「えっ?」
アスカ「これよ!これを見なさい!」
ぴらっ
アスカ「『いつでもどこでも俺がついてくる券』!忘れたとは言わせないわよ!!」
シンジ「えっ…あんなおふざけを本気にしてるって…この人一体…」
アスカ「 」
シンジ「ちょっとしゃべっただけで友だち面するウザいやつみたい…」
アスカ「 」
シンジ「怖い…。自分の部屋に鍵を設置したいよ…」
アスカ「 」
240: 2011/04/10(日) 11:39:35.25
~翌朝~
シンジ「おっす!アスカおっす!アスカオスおっす!」
アスカ「……何…?まだ5時じゃない…なんでこんな時間に起こすのよ…」
シンジ「先生、自分で考えられる自立した子が好きだな」
アスカ「……いやがらせ?」
シンジ「うん。まぁそれしかないけどね。考えりゃ誰だって分かる。
一々ドヤ顔で回答しなくてよろしい」
アスカ「……!」
シンジ「どうしたの?険しい顔して。あの日?」
シンジ「おっす!アスカおっす!アスカオスおっす!」
アスカ「……何…?まだ5時じゃない…なんでこんな時間に起こすのよ…」
シンジ「先生、自分で考えられる自立した子が好きだな」
アスカ「……いやがらせ?」
シンジ「うん。まぁそれしかないけどね。考えりゃ誰だって分かる。
一々ドヤ顔で回答しなくてよろしい」
アスカ「……!」
シンジ「どうしたの?険しい顔して。あの日?」
241: 2011/04/10(日) 11:40:21.99
アスカ「…いやがらせなら出てって…もう寝るから…」
アスカ「……」
アスカ「……何よ。なにジロジロ見てんのよ…」
シンジ「いや、アスカの寝顔ってかわいいなと思って」
アスカ「んなっ……!」
シンジ「セアカゴケグモそっくり」
アスカ「出てって」
アスカ「……」
アスカ「……何よ。なにジロジロ見てんのよ…」
シンジ「いや、アスカの寝顔ってかわいいなと思って」
アスカ「んなっ……!」
シンジ「セアカゴケグモそっくり」
アスカ「出てって」
245: 2011/04/10(日) 11:50:31.00
シンジ「はぁ…なぜか部屋を追い出された…
訴えたら絶対勝てるよ…」
シンジ「綾波の家にでも行こうかな…
でも股割りを強要されたらどうしよう…テッポウくらいなら許せるけど…」
シンジ「ミサトさんは…ダメだどうせギャグしか言わないよ…
僕のか細い精神力が怒涛のギャグ攻撃に耐えられるとは思えない…」
シンジ「リツコさんは……だめだ目を見たら石にされてしまう…」
シンジ「ネルフは全く腐ってるよ…」
シンジ「この不安と怒りをぶつけられる相手は……そうだ」
ピッピッピ…
ヒカリ『ふわぁ…はい洞木ですけど』
訴えたら絶対勝てるよ…」
シンジ「綾波の家にでも行こうかな…
でも股割りを強要されたらどうしよう…テッポウくらいなら許せるけど…」
シンジ「ミサトさんは…ダメだどうせギャグしか言わないよ…
僕のか細い精神力が怒涛のギャグ攻撃に耐えられるとは思えない…」
シンジ「リツコさんは……だめだ目を見たら石にされてしまう…」
シンジ「ネルフは全く腐ってるよ…」
シンジ「この不安と怒りをぶつけられる相手は……そうだ」
ピッピッピ…
ヒカリ『ふわぁ…はい洞木ですけど』
248: 2011/04/10(日) 11:58:03.67
シンジ「委員長、ごめんね。こんな時間に。でもこんな時間しか話せないことだから…」
ヒカリ(! 碇君? そういえば碇君って友だちがいないような…、なにか悩みが…!?)
ヒカリ「う、うんいいのよ!何か悩みがあるなら言って!」
シンジ「うん…人間関係の悩みなんだ…」
ヒカリ(やっぱり…!委員長としてここで役に立たなきゃ…!)
シンジ「あの…まずミサトさんの話なんだけど…」
ヒカリ「ああ、あのギャグで有名な…」
シンジ「うん。それで聞いてほしいんだけど…」
ヒカリ(! 碇君? そういえば碇君って友だちがいないような…、なにか悩みが…!?)
ヒカリ「う、うんいいのよ!何か悩みがあるなら言って!」
シンジ「うん…人間関係の悩みなんだ…」
ヒカリ(やっぱり…!委員長としてここで役に立たなきゃ…!)
シンジ「あの…まずミサトさんの話なんだけど…」
ヒカリ「ああ、あのギャグで有名な…」
シンジ「うん。それで聞いてほしいんだけど…」
249: 2011/04/10(日) 12:01:35.02
ヒカリ「そうなの…。家ではそこまでギャグを…」
シンジ「そうなんだ…しかも笑わないと漬物石で頭を割ってくるんだよ…」
ヒカリ「ひどい!」
シンジ「でもミサトさんは良い方さ…。問題は綾波だよ」
ヒカリ「え…綾波さんは大人しそうだけど…」
シンジ「それがあの力士の手なんだよ」
ヒカリ「力士…?」
シンジ「そうなんだ…しかも笑わないと漬物石で頭を割ってくるんだよ…」
ヒカリ「ひどい!」
シンジ「でもミサトさんは良い方さ…。問題は綾波だよ」
ヒカリ「え…綾波さんは大人しそうだけど…」
シンジ「それがあの力士の手なんだよ」
ヒカリ「力士…?」
250: 2011/04/10(日) 12:05:43.50
ヒカリ「そうなの…人のいないところでは常に腰を落としてすり足で移動を…」
ヒカリ「しかも無差別にぶつかり稽古を行うなんて…」
シンジ「家に帰ると塩をまくし…あの力士はいつ何時も土俵の上にいると勘違いしてるんだよ…」
ヒカリ「…じゃあ学校でおとなしいのは」
シンジ「おとなしいんじゃないよ。常に無表情だろ?
あれは立ち会いの集中力なんだよ」
ヒカリ「…困った子ね…」
シンジ「次はアスカなんだけど…」
ヒカリ「しかも無差別にぶつかり稽古を行うなんて…」
シンジ「家に帰ると塩をまくし…あの力士はいつ何時も土俵の上にいると勘違いしてるんだよ…」
ヒカリ「…じゃあ学校でおとなしいのは」
シンジ「おとなしいんじゃないよ。常に無表情だろ?
あれは立ち会いの集中力なんだよ」
ヒカリ「…困った子ね…」
シンジ「次はアスカなんだけど…」
253: 2011/04/10(日) 12:18:59.90
~学校~
ケンスケ「おはよー…ってうわ!?」
トウジ「なんやこれ!土俵やないか!?なんでこんなもんが教室に…」
ヒカリ「ちょっと男子!ちょっと立ち会いなさいよ!」
トウジ「はぁ!?誰とやねん?」
ヒカリ「綾波さんとよ!」
レイ「え」
ヒカリ「綾波さん!こいつらならぶつかり甲斐があるわよ!シンジ君よりも!」
レイ「…何の話」
ヒカリ「いいから!ほら早くあがって!」ぐいぐい
ヒカリ「力水も塩も用意したから!思いっきり堪能してね!」
レイ「あの…」
ヒカリ「ひがぁ~しぃ~綾のォ~波~
にぃ~しぃ~~鈴のォ~原~」
レイ「あの…」
ヒカリ「見合って見合って!」
ケンスケ「おはよー…ってうわ!?」
トウジ「なんやこれ!土俵やないか!?なんでこんなもんが教室に…」
ヒカリ「ちょっと男子!ちょっと立ち会いなさいよ!」
トウジ「はぁ!?誰とやねん?」
ヒカリ「綾波さんとよ!」
レイ「え」
ヒカリ「綾波さん!こいつらならぶつかり甲斐があるわよ!シンジ君よりも!」
レイ「…何の話」
ヒカリ「いいから!ほら早くあがって!」ぐいぐい
ヒカリ「力水も塩も用意したから!思いっきり堪能してね!」
レイ「あの…」
ヒカリ「ひがぁ~しぃ~綾のォ~波~
にぃ~しぃ~~鈴のォ~原~」
レイ「あの…」
ヒカリ「見合って見合って!」
258: 2011/04/10(日) 12:26:13.54
トウジ「うわっ!」
ずてっ
ヒカリ「東 綾の波の勝ちぃ~決まりてははたきこみぃ~」
レイ「? ?? あの…」
ヒカリ「ふふっ、どうだった?本当の土俵での相撲は」
ヒカリ「今はこんな適当な作りのものしかないけど…
今度の生徒会会議では絶対に校庭の土俵設置を認めさせて見せるから!」
レイ「…そう…」
ヒカリ「だから今はこれで我慢してね?土俵はここだけ。
土俵を降りたら、もうあなたは力士でもないし、土俵の上にもいないの。
分かって…くれるわよね?」
レイ「分かってる」
ヒカリ「……!!
嬉しい!分かってくれてありがとう!!」
むぎゅっ
レイ「? ?? ????……」
ずてっ
ヒカリ「東 綾の波の勝ちぃ~決まりてははたきこみぃ~」
レイ「? ?? あの…」
ヒカリ「ふふっ、どうだった?本当の土俵での相撲は」
ヒカリ「今はこんな適当な作りのものしかないけど…
今度の生徒会会議では絶対に校庭の土俵設置を認めさせて見せるから!」
レイ「…そう…」
ヒカリ「だから今はこれで我慢してね?土俵はここだけ。
土俵を降りたら、もうあなたは力士でもないし、土俵の上にもいないの。
分かって…くれるわよね?」
レイ「分かってる」
ヒカリ「……!!
嬉しい!分かってくれてありがとう!!」
むぎゅっ
レイ「? ?? ????……」
261: 2011/04/10(日) 12:36:39.10
アスカ「…はぁ…アイツがヘンなこと言うせいで全然眠れなかったじゃない…」
ヒカリ「アスカ!」
アスカ「ヒカリ…何?真面目な顔しちゃって」
ヒカリ「うん。真面目な話。あのね…?」
ヒカリ「あんまり足の爪の臭いとか…かいじゃダメだよ?」
アスカ「!!?」
ヒカリ「ヘンな臭いがするのは分かるけど…
それをビンにつめて臭いの強さでランク付けするなんて女の子のすることじゃないと思うの…」
アスカ「!??」
ヒカリ「あと健康にいいのかもしれないけど、お風呂にみりんをいれるのはどうかと思うわ…」
アスカ「???」
ヒカリ「ご、ごめんね!生き方は人それぞれだからケチをつけるのは無粋だと思うんだけど…でも…」
ヒカリ「アスカ!」
アスカ「ヒカリ…何?真面目な顔しちゃって」
ヒカリ「うん。真面目な話。あのね…?」
ヒカリ「あんまり足の爪の臭いとか…かいじゃダメだよ?」
アスカ「!!?」
ヒカリ「ヘンな臭いがするのは分かるけど…
それをビンにつめて臭いの強さでランク付けするなんて女の子のすることじゃないと思うの…」
アスカ「!??」
ヒカリ「あと健康にいいのかもしれないけど、お風呂にみりんをいれるのはどうかと思うわ…」
アスカ「???」
ヒカリ「ご、ごめんね!生き方は人それぞれだからケチをつけるのは無粋だと思うんだけど…でも…」
264: 2011/04/10(日) 12:46:31.42
アスカ「あの…」
ヒカリ「分かるの!分かるのよ!?
ヘンな臭いのものってちょっと嗅いじゃう時あるわよね!?」
ヒカリ「でも…そういうのをコレクションしたり…身体になすりつけたり…」
ヒカリ「やっぱりよくないわ!」
アスカ「えーと…」
ヒカリ「でもね、やっぱりそういう趣味って否定は出来ないと思うの…」
ヒカリ「だから!今日の六限目の学活のテーマは『惣流さんの異臭フェチをどう理解するか』に決めたから!」
アスカ「 」
ヒカリ「やっぱりみんなでアスカを理解しないといけないって思ったの!
きっとみんな真剣に考えて、いい考えをだしてくれるわ!」
ヒカリ「分かるの!分かるのよ!?
ヘンな臭いのものってちょっと嗅いじゃう時あるわよね!?」
ヒカリ「でも…そういうのをコレクションしたり…身体になすりつけたり…」
ヒカリ「やっぱりよくないわ!」
アスカ「えーと…」
ヒカリ「でもね、やっぱりそういう趣味って否定は出来ないと思うの…」
ヒカリ「だから!今日の六限目の学活のテーマは『惣流さんの異臭フェチをどう理解するか』に決めたから!」
アスカ「 」
ヒカリ「やっぱりみんなでアスカを理解しないといけないって思ったの!
きっとみんな真剣に考えて、いい考えをだしてくれるわ!」
269: 2011/04/10(日) 12:53:38.75
シンジ「あ、洞木さん」
ヒカリ「あ、碇君!」
シンジ「今朝はありがとう。助かったよ」
ヒカリ「いいのよ。私も綾波さんとアスカがあんな心の闇を抱えてるなんて知らなかった…。
学級委員失格ね…」
ヒカリ「それとこれ…よかったら、使って?小型の消臭剤」
シンジ「わあ、ありがとう!これがないと頭がクラクラしてまともに生活できないんだ」
ヒカリ「そんなにひどいのね…」
ヒカリ「あ、碇君!」
シンジ「今朝はありがとう。助かったよ」
ヒカリ「いいのよ。私も綾波さんとアスカがあんな心の闇を抱えてるなんて知らなかった…。
学級委員失格ね…」
ヒカリ「それとこれ…よかったら、使って?小型の消臭剤」
シンジ「わあ、ありがとう!これがないと頭がクラクラしてまともに生活できないんだ」
ヒカリ「そんなにひどいのね…」
272: 2011/04/10(日) 13:10:45.08
~放課後~
ピンポーン
ミサト「あらシンジ君おかえり…って…どなた?」
ヒカリ「碇君のクラスの学級委員を務めさせていただいております、洞木ヒカリと申します」
ミサト「あらそうなの、シンジ君はまだ…」
ヒカリ「いえいいんです。今日は葛城さんに御用があって伺いました」
ミサト「そうなの?それじゃ中へどうぞ」
ヒカリ「!! いえっ!いいです!できれば外でお話を…」
ピンポーン
ミサト「あらシンジ君おかえり…って…どなた?」
ヒカリ「碇君のクラスの学級委員を務めさせていただいております、洞木ヒカリと申します」
ミサト「あらそうなの、シンジ君はまだ…」
ヒカリ「いえいいんです。今日は葛城さんに御用があって伺いました」
ミサト「そうなの?それじゃ中へどうぞ」
ヒカリ「!! いえっ!いいです!できれば外でお話を…」
274: 2011/04/10(日) 13:14:46.26
ミサト「? ふーん?それじゃ、外に出ようかしら」
ヒカリ「……」
ミサト「? 何?」
ヒカリ「あっいえ!ス、スタイルがよろしいんですね!」
ヒカリ(漬物石は持ってきてないみたい…よかった…)
ミサト「まぁねぇ~やっぱプロポーションは女の最大の武器だ・か・ら♪」
ヒカリ(やはりお調子者…!!)
ヒカリ「……」
ミサト「? 何?」
ヒカリ「あっいえ!ス、スタイルがよろしいんですね!」
ヒカリ(漬物石は持ってきてないみたい…よかった…)
ミサト「まぁねぇ~やっぱプロポーションは女の最大の武器だ・か・ら♪」
ヒカリ(やはりお調子者…!!)
277: 2011/04/10(日) 13:19:06.10
ヒカリ「あ、あの、こんな時間なのに家にいらっしゃるんですか?」
ミサト「昨日は夜三時まで仕事だったからねぇー。その埋め合わせなのよ」
ヒカリ「へ、へえーやっぱりハードなお仕事なんですね!」
ミサト「ま、ねー。使徒と戦うにはそれくらい対策しとかないと」
ヒカリ(『使徒』と戦うにはそれくらい対策『しと』かないと!?? 早速ギャグを!!)
ミサト「昨日は夜三時まで仕事だったからねぇー。その埋め合わせなのよ」
ヒカリ「へ、へえーやっぱりハードなお仕事なんですね!」
ミサト「ま、ねー。使徒と戦うにはそれくらい対策しとかないと」
ヒカリ(『使徒』と戦うにはそれくらい対策『しと』かないと!?? 早速ギャグを!!)
281: 2011/04/10(日) 13:30:17.59
ヒカリ「……あ、あはは…」
ミサト「戦闘指揮官なんで責任重大だしね。エヴァだけ戦わせといて、えばってるわけにはいかないのよ」
ヒカリ(エヴァってる!?)
ミサト「戦闘なんて対使徒の最重要課題だからね。
そこで先頭立ってみんなを引っ張るのは、疲れるけど逃げるわけにはいかないし」
ヒカリ(戦闘…先頭…!)
ミサト「でも家に帰るとほっとするわね。買いだめしてたビールをガンガン飲むの。
おかげでダイエットどころかリバウンドよ」
ヒカリ(家…!ダ『イエ』ット…!! もう凄い…!凄すぎる…!!)
ミサト「あら、こんなとこにビールビンなんか捨てて…マナーの悪い奴もいんのね。
私、部屋は汚いけどこういうマナーには敏感なのよね」 ひょいっ
ヒカリ(ビン感!? おまけに武器を!!)
ミサト「戦闘指揮官なんで責任重大だしね。エヴァだけ戦わせといて、えばってるわけにはいかないのよ」
ヒカリ(エヴァってる!?)
ミサト「戦闘なんて対使徒の最重要課題だからね。
そこで先頭立ってみんなを引っ張るのは、疲れるけど逃げるわけにはいかないし」
ヒカリ(戦闘…先頭…!)
ミサト「でも家に帰るとほっとするわね。買いだめしてたビールをガンガン飲むの。
おかげでダイエットどころかリバウンドよ」
ヒカリ(家…!ダ『イエ』ット…!! もう凄い…!凄すぎる…!!)
ミサト「あら、こんなとこにビールビンなんか捨てて…マナーの悪い奴もいんのね。
私、部屋は汚いけどこういうマナーには敏感なのよね」 ひょいっ
ヒカリ(ビン感!? おまけに武器を!!)
284: 2011/04/10(日) 13:35:38.97
ヒカリ「……はは、あ、あははは…」
ヒカリ(笑わないと何されるか分からない…!)
ヒカリ「ははは、あは、はははは…」
ミサト「? どうしたの洞木さん」
ヒカリ「いえなんでも…」
ミサト「ほら、気分悪そうよ」
ヒカリ(ホラキさんホラ、キ分悪そうよ!?)
ヒカリ(笑わないと何されるか分からない…!)
ヒカリ「ははは、あは、はははは…」
ミサト「? どうしたの洞木さん」
ヒカリ「いえなんでも…」
ミサト「ほら、気分悪そうよ」
ヒカリ(ホラキさんホラ、キ分悪そうよ!?)
288: 2011/04/10(日) 13:44:44.22
ヒカリ(もう駄目…!私の手にはおえない!
これが大人の怖さなの……!?)
ミサト「きっと今日は暑いから熱中症になったのよ。ほら、どこか椅子に座りましょ。
あ、あそこの喫茶店でアイスコーヒーでも飲みましょう」
ヒカリ(イス…ア『イス』コーヒー…!!
もはやギャグの乱発状態だわ!!)
バッ
ミサト「あ、ちょっと急に動いて大丈夫!?」
ヒカリ「き、気にしないで下さい!」
これが大人の怖さなの……!?)
ミサト「きっと今日は暑いから熱中症になったのよ。ほら、どこか椅子に座りましょ。
あ、あそこの喫茶店でアイスコーヒーでも飲みましょう」
ヒカリ(イス…ア『イス』コーヒー…!!
もはやギャグの乱発状態だわ!!)
バッ
ミサト「あ、ちょっと急に動いて大丈夫!?」
ヒカリ「き、気にしないで下さい!」
289: 2011/04/10(日) 13:49:24.03
アスカ「はぁ…なんとか学活の議題にのぼることは阻止できたけど…」
アスカ「ヒカリ…一体何だったのかしら…」
ヒカリ「気にしないでください!」
アスカ「? ヒカリの声…?」
ヒカリ「碇君に伝えておいてください!私、碇君の期待に応えられなかったって…!!」
ミサト「えぇ!?どういうこと!?」
アスカ「……シンジの期待…!?一体どういうことなの…?」
アスカ「ヒカリ…一体何だったのかしら…」
ヒカリ「気にしないでください!」
アスカ「? ヒカリの声…?」
ヒカリ「碇君に伝えておいてください!私、碇君の期待に応えられなかったって…!!」
ミサト「えぇ!?どういうこと!?」
アスカ「……シンジの期待…!?一体どういうことなの…?」
290: 2011/04/10(日) 13:56:48.39
~夕食後~
アスカ「シンジ」
シンジ「あ、ごめん今カミキリムシのこと考えてるから」
アスカ「そんなことどうでもいいじゃないの」
シンジ「じゃあフラダンス天狗のことを…」
アスカ「いいから
アスカ「シンジ」
シンジ「あ、ごめん今カミキリムシのこと考えてるから」
アスカ「そんなことどうでもいいじゃないの」
シンジ「じゃあフラダンス天狗のことを…」
アスカ「いいから
293: 2011/04/10(日) 14:03:11.40
アスカ「あんた…ヒカリのこと……好きなの?」
シンジ「食べたことないから分からない」
アスカ「味ついてきいてんじゃないわよ」
シンジ「ミサトさんはみそ味だけどね」
アスカ「あんたがアクセサリーに味噌つめたからね……。
ってそうじゃなくて、アンタはその…女としてヒカリが好きなの…って話よ。
っていうか…もしかして、告ったの?」
シンジ「僕の背中についてるチャックのことを?」
アスカ「いや、その…アンタの気持ちをよ」
シンジ「? ああ、電話なら今朝したけど」
アスカ「!」
アスカ「……。あ、あっそ!フラれてやんの!ザマーみろだわ!」
つかつかつか…ガラッ ピシャッ
シンジ「この年頃のおなごは難しすぎる」
シンジ「食べたことないから分からない」
アスカ「味ついてきいてんじゃないわよ」
シンジ「ミサトさんはみそ味だけどね」
アスカ「あんたがアクセサリーに味噌つめたからね……。
ってそうじゃなくて、アンタはその…女としてヒカリが好きなの…って話よ。
っていうか…もしかして、告ったの?」
シンジ「僕の背中についてるチャックのことを?」
アスカ「いや、その…アンタの気持ちをよ」
シンジ「? ああ、電話なら今朝したけど」
アスカ「!」
アスカ「……。あ、あっそ!フラれてやんの!ザマーみろだわ!」
つかつかつか…ガラッ ピシャッ
シンジ「この年頃のおなごは難しすぎる」
296: 2011/04/10(日) 14:12:46.93
アスカ「ふん。あいつもまぁ人並みの感性持ってんのね」
アスカ「ヒカリは大人しいし、良い子だし、しっかりしてるし…」
アスカ「ま、アイツにはもったいなさすぎる子よ」
アスカ「ヒカリはあの大阪弁が好きなんだろうし…」
アスカ「…でもあの変態がまさかあんな普通の子が好きだったなんて」
アスカ「…酒に酔ってあんな思わせぶりなこと言っといて」
アスカ「…ちょっと嬉しかった私がバカみたいじゃない」
アスカ「結局、誰も私のことなんて見てくれないんだわ」
アスカ「ま、それでいいけどね。孤独は天才の宿命だもの」
~ネルフ本部~
ゲンドウ「…来たか」
アラエル「……」
アスカ「ヒカリは大人しいし、良い子だし、しっかりしてるし…」
アスカ「ま、アイツにはもったいなさすぎる子よ」
アスカ「ヒカリはあの大阪弁が好きなんだろうし…」
アスカ「…でもあの変態がまさかあんな普通の子が好きだったなんて」
アスカ「…酒に酔ってあんな思わせぶりなこと言っといて」
アスカ「…ちょっと嬉しかった私がバカみたいじゃない」
アスカ「結局、誰も私のことなんて見てくれないんだわ」
アスカ「ま、それでいいけどね。孤独は天才の宿命だもの」
~ネルフ本部~
ゲンドウ「…来たか」
アラエル「……」
343: 2011/04/10(日) 17:44:47.43
~ネルフ本部~
ミサト「いいわね?アスカによる超長距離射撃。レイはそのバックアップよ」
レイ「…」こくっ
アスカ「ふん。あんなの、簡単に撃ち落とせるわよ」
ミサト「…それにしてもアスカ大丈夫かしら。最近不機嫌なのよね」
リツコ「シンクロ率は表層の影響に左右されないわ。
別段落ちてるわけでもないから大丈夫よ」
ミサト「ならいいけど、なんかイライラしてるみたいで気になるのよねー」
アスカ「私にはエヴァしかないのよ。あんな使徒さっさと撃ち落としてやるわ」
ミサト「いいわね?アスカによる超長距離射撃。レイはそのバックアップよ」
レイ「…」こくっ
アスカ「ふん。あんなの、簡単に撃ち落とせるわよ」
ミサト「…それにしてもアスカ大丈夫かしら。最近不機嫌なのよね」
リツコ「シンクロ率は表層の影響に左右されないわ。
別段落ちてるわけでもないから大丈夫よ」
ミサト「ならいいけど、なんかイライラしてるみたいで気になるのよねー」
アスカ「私にはエヴァしかないのよ。あんな使徒さっさと撃ち落としてやるわ」
347: 2011/04/10(日) 17:46:16.49
アラエル「……」
アスカ「もう、じれったいわね!来るならさっさときなさいよ!!」
アラエル「……」
ビィーーーーーッ
アスカ「!!?」
アスカ「もう、じれったいわね!来るならさっさときなさいよ!!」
アラエル「……」
ビィーーーーーッ
アスカ「!!?」
350: 2011/04/10(日) 17:48:14.68
マヤ「心理グラフが乱れていきます!精神汚染です!」
日向「可視波長のエネルギー波のようです!」
リツコ「使徒による…心理攻撃
日向「可視波長のエネルギー波のようです!」
リツコ「使徒による…心理攻撃
352: 2011/04/10(日) 17:52:20.87
マヤ「心理グラフが乱れていきます!精神汚染です!」
日向「可視波長のエネルギー波のようです!」
リツコ「使徒による…心理攻撃!?」
アスカ「イヤァァァァァァ!!」
マヤ「精神汚染Yに突入!」
日向「精神回路がズタズタにされています!」
リツコ「これ以上の負荷は危険だわ!!」
アスカ「痛い…痛いよ……!!」
ミサト「危険って…どうなるの?」
リツコ「悪ければ精神の異常より引き起こされる肉体面の影響による氏亡。
それを免れても…廃人同然になることも考えられるわ」
ミサト「アスカ…!」
日向「可視波長のエネルギー波のようです!」
リツコ「使徒による…心理攻撃!?」
アスカ「イヤァァァァァァ!!」
マヤ「精神汚染Yに突入!」
日向「精神回路がズタズタにされています!」
リツコ「これ以上の負荷は危険だわ!!」
アスカ「痛い…痛いよ……!!」
ミサト「危険って…どうなるの?」
リツコ「悪ければ精神の異常より引き起こされる肉体面の影響による氏亡。
それを免れても…廃人同然になることも考えられるわ」
ミサト「アスカ…!」
354: 2011/04/10(日) 17:56:42.76
アスカ「痛い…」
アスカ「痛い…!」
アスカ「痛いぃ…!!」
ミサト「アスカ!」
マヤ「心理グラフがどんどん弱まっていきます!」
日向「危険です!このままではパイロットの精神力が持ちません!」
アスカ「苦しい…痛い…痛い…!!!」
アラエル「……」 ビィーーッ
「待て待てぇーーーーーーーい!!!」
日向「!?」
リツコ「あそこにいるのは…!?」
ミサト「シンジ君…!!」
シンジ「Yes,I am」
アスカ「痛い…!」
アスカ「痛いぃ…!!」
ミサト「アスカ!」
マヤ「心理グラフがどんどん弱まっていきます!」
日向「危険です!このままではパイロットの精神力が持ちません!」
アスカ「苦しい…痛い…痛い…!!!」
アラエル「……」 ビィーーッ
「待て待てぇーーーーーーーい!!!」
日向「!?」
リツコ「あそこにいるのは…!?」
ミサト「シンジ君…!!」
シンジ「Yes,I am」
357: 2011/04/10(日) 18:04:04.24
日向「し、しかもあの格好は!」
青葉「アスカのプラグスーツ…!!」
ミサト「また!??」
シンジ「またとは失礼な。前回の反省を生かして胸のエアポケットを外してみました」
シンジ「ワオ!禁断のニップレス今ここに狂熱降臨!!」
シンジ「全身の熱を保っているように見せかけて乳首から熱が逃げてく新機構」
ミサト「っていうかこっちに戻ってエヴァに乗りなさい!
何を生身で突っ立ってんのよ!?」
シンジ「いやちょっと木漏れ日がさしてて心地よさそうだったので」
ミサト「あれが攻撃よ!?」
シンジ「使徒の攻撃で小麦色の肌を獲得。それが2015年夏のトレンド」
青葉「アスカのプラグスーツ…!!」
ミサト「また!??」
シンジ「またとは失礼な。前回の反省を生かして胸のエアポケットを外してみました」
シンジ「ワオ!禁断のニップレス今ここに狂熱降臨!!」
シンジ「全身の熱を保っているように見せかけて乳首から熱が逃げてく新機構」
ミサト「っていうかこっちに戻ってエヴァに乗りなさい!
何を生身で突っ立ってんのよ!?」
シンジ「いやちょっと木漏れ日がさしてて心地よさそうだったので」
ミサト「あれが攻撃よ!?」
シンジ「使徒の攻撃で小麦色の肌を獲得。それが2015年夏のトレンド」
363: 2011/04/10(日) 18:17:30.18
シンジ「いくぜいくぜーー!!まさかの乳首オンリー小麦色いくぜーーー!!」
ミサト「離れなさいったら!」
シンジ「乳頭茶色、乳輪小麦色、そして肌色。両胸に輝くグラデーション。
まさに世界市民全てがうらやむ圧巻のボディが今まさに手に入らんとしています!!」
ミサト「少なくとも私はうらやまないわよ!?」
シンジ「つまりそれは自分は地球人ではないというカミングアウトですか?」
ミサト「ちが
シンジ「オッケーーーーイ!シンキーーーングターーーーーァイム!!
ミサトは一体何星人なのか!??正解者には60億3000万ポイント!!」
ミサト「離れなさいったら!」
シンジ「乳頭茶色、乳輪小麦色、そして肌色。両胸に輝くグラデーション。
まさに世界市民全てがうらやむ圧巻のボディが今まさに手に入らんとしています!!」
ミサト「少なくとも私はうらやまないわよ!?」
シンジ「つまりそれは自分は地球人ではないというカミングアウトですか?」
ミサト「ちが
シンジ「オッケーーーーイ!シンキーーーングターーーーーァイム!!
ミサトは一体何星人なのか!??正解者には60億3000万ポイント!!」
365: 2011/04/10(日) 18:23:11.47
シンジ「チッチッチッチッチ……」
シンジ「……ズバリ」
シンジ「泥星人」
シンジ「どっこじゃーーーーい!!そんな魅惑の星どこにあるんじゃーーーーい!!
水金地火木土天泥海!!! そんな星はねーよ!ねーYO!YO!YO!!」
シンジ「不正解の罰としてシンジ選手は全身を七日間甘辛味噌につけこむ罰ゲーーーム!!」
シンジ「Yes!! 世界史上初の自らの全身がご飯のお供宣言!!」
シンジ「出るよー!これテストに出るよー! 2015年ご飯のお供宣言頻出だよー!
覚え方は『にお(20)いが強すぎるインコ(15)でご飯がすすむ!』はい覚えとこー!!」
シンジ「……ズバリ」
シンジ「泥星人」
シンジ「どっこじゃーーーーい!!そんな魅惑の星どこにあるんじゃーーーーい!!
水金地火木土天泥海!!! そんな星はねーよ!ねーYO!YO!YO!!」
シンジ「不正解の罰としてシンジ選手は全身を七日間甘辛味噌につけこむ罰ゲーーーム!!」
シンジ「Yes!! 世界史上初の自らの全身がご飯のお供宣言!!」
シンジ「出るよー!これテストに出るよー! 2015年ご飯のお供宣言頻出だよー!
覚え方は『にお(20)いが強すぎるインコ(15)でご飯がすすむ!』はい覚えとこー!!」
368: 2011/04/10(日) 18:29:38.59
日向「そうこうしているうちにアスカの精神汚染が悪化していきます!」
ミサト「忘れてた!」
リツコ「もう本当に危険よ!これ以上攻撃が続けば廃人の恐れが出てくるわ!」
ミサト「そんな……!!」
シンジ「使徒!ヘイ!使徒ヘイ!!」
アラエル「……」
シンジ「アスカを攻撃しているつもりらしいが…」
シンジ「果たしてそれは本当のアスカかな!?」
アラエル「……」
シンジ「本当のアスカは常に乳首丸出しという常識も知らないでよくも使徒なんてできたもんだな!!」
シンジ「赤いプラグスーツ!丸出しの乳首!そう!!俺こそが惣流・アスカ・ラングレー、だ!!」
アラエル「……。……」
ミサト「忘れてた!」
リツコ「もう本当に危険よ!これ以上攻撃が続けば廃人の恐れが出てくるわ!」
ミサト「そんな……!!」
シンジ「使徒!ヘイ!使徒ヘイ!!」
アラエル「……」
シンジ「アスカを攻撃しているつもりらしいが…」
シンジ「果たしてそれは本当のアスカかな!?」
アラエル「……」
シンジ「本当のアスカは常に乳首丸出しという常識も知らないでよくも使徒なんてできたもんだな!!」
シンジ「赤いプラグスーツ!丸出しの乳首!そう!!俺こそが惣流・アスカ・ラングレー、だ!!」
アラエル「……。……」
373: 2011/04/10(日) 18:34:17.22
シンジ「さーて分かるかなー?どっちが真のアスカか分かるかなーー?」
さかふくさかふくさかふく……
日向「碇シンジ!突如反復横とびを開始!」
ミサト「…そんな報告はいらないわ」
シンジ「そーれそれそれー!このキモい動きがアスカ以外のだれに出来るかなー?」
しゃかしゃかしゃかしゃかしゃか…
日向「!! 反復横とび加速!!」
ミサト「だからいらないって」
さかふくさかふくさかふく……
日向「碇シンジ!突如反復横とびを開始!」
ミサト「…そんな報告はいらないわ」
シンジ「そーれそれそれー!このキモい動きがアスカ以外のだれに出来るかなー?」
しゃかしゃかしゃかしゃかしゃか…
日向「!! 反復横とび加速!!」
ミサト「だからいらないって」
375: 2011/04/10(日) 18:40:59.76
アラエル「……」
ずずずずず…
日向「攻撃の焦点が移動していきます!!」
ミサト「ウソォ!?」
リツコ「…アスカの正気が戻ってもこのことは言わない方がいいわね…」
ミサト「――って!今度はシンジ君が危ないだけじゃない!」
ズズズズズズ…
シンジ「セイセイセーーーイ!!
来たよ来たよ麗しの使徒よりのご来光が!
かつてここまで希少価値の日焼け法があっただろうかーー?」
日向「弐号機、攻撃範囲から脱出!碇シンジが攻撃範囲に入っていきます!」
ミサト「マズイ!」
ずずずずず…
日向「攻撃の焦点が移動していきます!!」
ミサト「ウソォ!?」
リツコ「…アスカの正気が戻ってもこのことは言わない方がいいわね…」
ミサト「――って!今度はシンジ君が危ないだけじゃない!」
ズズズズズズ…
シンジ「セイセイセーーーイ!!
来たよ来たよ麗しの使徒よりのご来光が!
かつてここまで希少価値の日焼け法があっただろうかーー?」
日向「弐号機、攻撃範囲から脱出!碇シンジが攻撃範囲に入っていきます!」
ミサト「マズイ!」
377: 2011/04/10(日) 18:46:45.37
日向「完全に攻撃範囲に入りました!」
アラエル「……」
ビィィーーーーーーッ
シンジ「……?」
ビィィーーーーーーーッ
シンジ「……これが何だってえの?」
アラエル「……!!」
アラエル「……」
ビィィーーーーーーッ
シンジ「……?」
ビィィーーーーーーーッ
シンジ「……これが何だってえの?」
アラエル「……!!」
380: 2011/04/10(日) 18:54:09.45
アラエル「……!!」
ビビビビーーーーーーーッ!!
シンジ「……?」
ビビビビビビビーーーーーーーッ!!
シンジ「なんか乳首が冷えてきた。どうしてこんな所に穴を開けたのか…。
魔法のランプがあったら真っ先に乳首を隠したい…」
ビビビビビビビビビーーーーーーーーッ!!
シンジ「タイムマシンがあったらすぐさま乳首に穴を開けた自分を頃しに行きたい…」
日向「まるで効いていません!」
ミサト「…なんと…」
リツコ「私たちは…なんて恐ろしいものをパイロットにしていたというの……!!?」
ビビビビーーーーーーーッ!!
シンジ「……?」
ビビビビビビビーーーーーーーッ!!
シンジ「なんか乳首が冷えてきた。どうしてこんな所に穴を開けたのか…。
魔法のランプがあったら真っ先に乳首を隠したい…」
ビビビビビビビビビーーーーーーーーッ!!
シンジ「タイムマシンがあったらすぐさま乳首に穴を開けた自分を頃しに行きたい…」
日向「まるで効いていません!」
ミサト「…なんと…」
リツコ「私たちは…なんて恐ろしいものをパイロットにしていたというの……!!?」
388: 2011/04/10(日) 19:07:42.69
シンジ「…でも…」
ビビビビビビーーーーーーーッ
シンジ「そんな自分が……好き!!」
ビビビビビビイーーーーーーーー!!!
シンジ「イエース!世界の中心でアイへの愛を叫ぶ!!!
究極満タンこれぞ真実のナルシズム!!!」
ビビビビッビビビイイビビビビーーーーーー!!!
シンジ「そーれめでたい気持ちでデュークズウォーク!
天に腕を伸ばしてデュークズウォーク!大空感じてデュークズウォーク!!」
アラエル「……!!」
ビビビビビビーーーーーーーッ
シンジ「そんな自分が……好き!!」
ビビビビビビイーーーーーーーー!!!
シンジ「イエース!世界の中心でアイへの愛を叫ぶ!!!
究極満タンこれぞ真実のナルシズム!!!」
ビビビビッビビビイイビビビビーーーーーー!!!
シンジ「そーれめでたい気持ちでデュークズウォーク!
天に腕を伸ばしてデュークズウォーク!大空感じてデュークズウォーク!!」
アラエル「……!!」
395: 2011/04/10(日) 19:18:54.03
アラエル「……!!!!」
ビギィーーーーーーーーーーー!!!!!
日向「!?? 今までとは比べ物にならないエネルギーです!」
ミサト「ウソ!?」
リツコ「さすがにこのエネルギー量は…シンジ君が危ない!!」
シンジ「…ん?」
シンジ「…なんだこれは…」
シンジ「なんだか…嫌なことばかり思い出す…」
シンジ「う…う…」
「うわぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ビギィーーーーーーーーーーー!!!!!
日向「!?? 今までとは比べ物にならないエネルギーです!」
ミサト「ウソ!?」
リツコ「さすがにこのエネルギー量は…シンジ君が危ない!!」
シンジ「…ん?」
シンジ「…なんだこれは…」
シンジ「なんだか…嫌なことばかり思い出す…」
シンジ「う…う…」
「うわぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
402: 2011/04/10(日) 19:28:48.39
生魚 ヒカリは危ない子 ば 隣 コンニャク男爵の憂鬱
好きだなぁ ど っ 室 どうして!?どうして
今 追 ミサトさん す ち か 臭 食べてくれないの!??
日 憶 「やめてよ!」 こお ゃ ら 異 あの人
も の いい ん の なんで教室に土俵なんて
一 ト 「ぶつかり稽古は」 どレ X 作ってんだろ…
人 ル んイご 「やめてよアスカ!爪集めなんてもうやめてよ!!」
で ネ でわ 子
ジ | 「もうやめてよ!」 す 加持さんちょっとおっさんの臭いする… リ
ェ ド オ ナ ス キ ラ ブ パ イ ス
ン イ 「シンジ、焼きそばのお湯をかけてやろう…」
ガ ソ 性 ミ サ 夫
無 限 ジ トウジ 癖 首 折 り
ギ ャ グ 琵 ン っ リツコリツコリツコリツコリツコリツグリツコリツコ
琶 言て リツコリグ口リツコリツコリツコリツコロツコリツグ
もっと蹴りたい 湖 い リツコリツコリツコリツコリツコリツコリツコリツロ
す リツコリツコリツコグログロツコリツコリツコリツコ
父さん!やめてよ!! ぎ リツコグロコリツコリツコリツコリツコリツコリツコ
好きだなぁ ど っ 室 どうして!?どうして
今 追 ミサトさん す ち か 臭 食べてくれないの!??
日 憶 「やめてよ!」 こお ゃ ら 異 あの人
も の いい ん の なんで教室に土俵なんて
一 ト 「ぶつかり稽古は」 どレ X 作ってんだろ…
人 ル んイご 「やめてよアスカ!爪集めなんてもうやめてよ!!」
で ネ でわ 子
ジ | 「もうやめてよ!」 す 加持さんちょっとおっさんの臭いする… リ
ェ ド オ ナ ス キ ラ ブ パ イ ス
ン イ 「シンジ、焼きそばのお湯をかけてやろう…」
ガ ソ 性 ミ サ 夫
無 限 ジ トウジ 癖 首 折 り
ギ ャ グ 琵 ン っ リツコリツコリツコリツコリツコリツグリツコリツコ
琶 言て リツコリグ口リツコリツコリツコリツコロツコリツグ
もっと蹴りたい 湖 い リツコリツコリツコリツコリツコリツコリツコリツロ
す リツコリツコリツコグログロツコリツコリツコリツコ
父さん!やめてよ!! ぎ リツコグロコリツコリツコリツコリツコリツコリツコ
412: 2011/04/10(日) 19:39:35.39
シンジ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」
シンジ「ぬおぉぉぉおおおおおお!!」
シンジ「ぐわぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ミサト「シンジ君!!」
シンジ「なんだこれは!なんだこれは!これが噂の走馬灯ってやつか!
なんで嫌なことばかり思い出すんだ!
リツコさんの顔を思い浮かべながら氏ぬなんて
世界の氏にかたランキングワーストスリーに入るよ!!」
ミサト「落ち着いて!シンジ君!」
日向「目標の質量がどんどん増して行きます!」
ミサト「どういうこと!?」
マヤ「思念を質量化し吸収している模様です!」
シンジ「ぬおぉぉぉおおおおおお!!」
シンジ「ぐわぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ミサト「シンジ君!!」
シンジ「なんだこれは!なんだこれは!これが噂の走馬灯ってやつか!
なんで嫌なことばかり思い出すんだ!
リツコさんの顔を思い浮かべながら氏ぬなんて
世界の氏にかたランキングワーストスリーに入るよ!!」
ミサト「落ち着いて!シンジ君!」
日向「目標の質量がどんどん増して行きます!」
ミサト「どういうこと!?」
マヤ「思念を質量化し吸収している模様です!」
416: 2011/04/10(日) 19:44:22.49
シンジ「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
日向「目標の形がどんどん変わっていきます!」
マヤ「こっ…」
ミサト「これは…」
日向「何だ?」
シンジ「ぬああああああああああ!!」
ミサト「なんか生き物の顔にみえるけど…」
マヤ「目が十個、鼻が六個、口が十二個…」
青葉「しかも唇と眉が異常に巨大だな…」
シンジ「うわああああああああああああああ!!!」
日向「目標の形がどんどん変わっていきます!」
マヤ「こっ…」
ミサト「これは…」
日向「何だ?」
シンジ「ぬああああああああああ!!」
ミサト「なんか生き物の顔にみえるけど…」
マヤ「目が十個、鼻が六個、口が十二個…」
青葉「しかも唇と眉が異常に巨大だな…」
シンジ「うわああああああああああああああ!!!」
419: 2011/04/10(日) 19:49:10.34
マヤ「MAGIからの回答が出ました!
バルタザール以外の二つは赤木リツコ博士の顔ではないかと回答!」
リツコ「えっ私?」
ミサト「……あー…」
日向「……はー…」
青葉「……うんうん…」
リツコ「ちょっと!!」
バルタザール以外の二つは赤木リツコ博士の顔ではないかと回答!」
リツコ「えっ私?」
ミサト「……あー…」
日向「……はー…」
青葉「……うんうん…」
リツコ「ちょっと!!」
424: 2011/04/10(日) 19:56:10.33
リツコ「私は全然あんな顔じゃないわよ!目だって二つだし!」
マヤ「MAGIによるとシンジ君の脳から得た情報を元に、
自らの形を赤木博士の顔の形に変えたのではないかということです!」
リツコ「私じゃないってば!」
日向「!! 赤木博士の顔がどんどんおおきくなっていきます!」
リツコ「だから私じゃないって!」
青葉「どうやら吸収した情報が多すぎたために赤木博士の顔が大きくなっているようです!」
リツコ「私じゃないというのに!!」
マヤ「MAGIによるとシンジ君の脳から得た情報を元に、
自らの形を赤木博士の顔の形に変えたのではないかということです!」
リツコ「私じゃないってば!」
日向「!! 赤木博士の顔がどんどんおおきくなっていきます!」
リツコ「だから私じゃないって!」
青葉「どうやら吸収した情報が多すぎたために赤木博士の顔が大きくなっているようです!」
リツコ「私じゃないというのに!!」
428: 2011/04/10(日) 20:05:04.74
~フランス~
フランス人「オー、アレはナンダ…?」
~イギリス~
イギリス人「モンスター!ソラにモンスターが…!!」
~オーストラリア~
オーストラリア「オーマイゴッド…」
~ドイツ~
ドイツ人「ドウヤラ日本カラ入っタ情報にヨルトあれはリツコとイウらしい…」
~イタリア~
イタリア「リツコ…!!ナント恐ロシイ…!!」
~ロシア~
ロシア「アレがリツコか…。酔イガ醒メチマッタゼ…」
~どこかの民族~
民族「リツコ神の降臨ダ!生キタ心臓ヲ捧ゲヨ!!」
フランス人「オー、アレはナンダ…?」
~イギリス~
イギリス人「モンスター!ソラにモンスターが…!!」
~オーストラリア~
オーストラリア「オーマイゴッド…」
~ドイツ~
ドイツ人「ドウヤラ日本カラ入っタ情報にヨルトあれはリツコとイウらしい…」
~イタリア~
イタリア「リツコ…!!ナント恐ロシイ…!!」
~ロシア~
ロシア「アレがリツコか…。酔イガ醒メチマッタゼ…」
~どこかの民族~
民族「リツコ神の降臨ダ!生キタ心臓ヲ捧ゲヨ!!」
436: 2011/04/10(日) 20:11:37.85
この騒動は三日三晩続いた…。
その間どんどん使徒は膨らんでいった…。
シンジ(乳首あき)は三日間苦しみ続けた…。
しかし時折「もうリツコはコリゴリだ!」などと理性を保った言葉を吐くので
あまり心配はされなかった…。
この現象は永遠に続くのか…。
そう思われ始めたとき、終焉はあっという間にやってきた…。
その間どんどん使徒は膨らんでいった…。
シンジ(乳首あき)は三日間苦しみ続けた…。
しかし時折「もうリツコはコリゴリだ!」などと理性を保った言葉を吐くので
あまり心配はされなかった…。
この現象は永遠に続くのか…。
そう思われ始めたとき、終焉はあっという間にやってきた…。
439: 2011/04/10(日) 20:16:19.40
パチン
ミサト「あら、何の音?」
日向「どうやら空リツコに亀裂がはいったようです!」
青葉「空リツコのエネルギーがどんどん現象して行きます!」
マヤ「空リツコ!どんどん小さくなっていきます!」
ミサト「じゃあ…空リツコは倒したというの!?」
冬月「そのようだな…。だが空リツコは今までにないタイプの使徒。監視を怠るなよ…」
ゲンドウ「ああ、空リツコのコアの破壊はまだ確認されていないからな。
まぁ時間の問題だろうが…」
リツコ「……」
ミサト「ねぇ陸リツコはどう思う?」
リツコ「……」
441: 2011/04/10(日) 20:17:37.66
>>439
現象→減少だった
現象→減少だった
445: 2011/04/10(日) 20:24:51.99
アラエル「リ…ツ………」
シュゥゥゥゥゥゥ…………
パチン
アラエルは氏んだ。
だが大空に咲かせたその大輪は、世界の市民を驚嘆させ、畏怖させた。
また、ある民俗学者がしらべたところによると、
この事件がもとで生まれた新たな神は世界で18柱にも及ぶという…。
シュゥゥゥゥゥゥ…………
パチン
アラエルは氏んだ。
だが大空に咲かせたその大輪は、世界の市民を驚嘆させ、畏怖させた。
また、ある民俗学者がしらべたところによると、
この事件がもとで生まれた新たな神は世界で18柱にも及ぶという…。
452: 2011/04/10(日) 20:34:50.61
~医務室~
シンジ「…あ…ここは…?」
アスカ「…目が覚めたの?」
シンジ「出たーーー!!」
アスカ「お化けじゃないわよ!」
シンジ「アスカだぁぁぁーーーーーー!!!
アスカが出たーーーーーー!!!」
アスカ「私はどういう対象なの」
シンジ「アスカを見た者はその日のうちに魚の尾ひれを砂糖で煮しめたやつを
茶碗一杯分ほおばらなければならない!!」
シンジ「今は!?もう夜の11時59分!まさに極悪のタイミング!!」
シンジ「早く…早く…尾びれの砂糖煮を食べないと…!」
アスカ「どうなるの?」
シンジ「見る夢が100%ホタテの夢になるという呪いが!」
アスカ「どうでもいいじゃないの」
シンジ「…あ…ここは…?」
アスカ「…目が覚めたの?」
シンジ「出たーーー!!」
アスカ「お化けじゃないわよ!」
シンジ「アスカだぁぁぁーーーーーー!!!
アスカが出たーーーーーー!!!」
アスカ「私はどういう対象なの」
シンジ「アスカを見た者はその日のうちに魚の尾ひれを砂糖で煮しめたやつを
茶碗一杯分ほおばらなければならない!!」
シンジ「今は!?もう夜の11時59分!まさに極悪のタイミング!!」
シンジ「早く…早く…尾びれの砂糖煮を食べないと…!」
アスカ「どうなるの?」
シンジ「見る夢が100%ホタテの夢になるという呪いが!」
アスカ「どうでもいいじゃないの」
455: 2011/04/10(日) 20:42:11.94
リツコ「あら、目が覚めたのねシンジ君」
シンジ「うわーーーーーん!!!」
アスカ「な、泣いた…」
シンジ「怖いよーーーーー!!!」
アスカ「しかもドストレートな理由で泣いた…」
リツコ「…まぁいいわ。彼のおかげで使徒も倒せたし、あなたも助かったのよ?」
アスカ「……そうかもしれないけどォ…」
シンジ「うわーーーーーん!!!」
アスカ「な、泣いた…」
シンジ「怖いよーーーーー!!!」
アスカ「しかもドストレートな理由で泣いた…」
リツコ「…まぁいいわ。彼のおかげで使徒も倒せたし、あなたも助かったのよ?」
アスカ「……そうかもしれないけどォ…」
456: 2011/04/10(日) 20:45:35.87
第六部 瞬間、心、潰して ~完~
459: 2011/04/10(日) 20:50:47.76
次の使徒はなんだっけ?
絡みつく奴?
絡みつく奴?
466: 2011/04/10(日) 21:02:50.76
面白かったww 乙!
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