12: 2011/01/13(木) 19:46:01.31
唯「あずにゃん、大福好き?」

梓「大福ですか?好きですけど・・・」

唯「ほんと!?よかったぁ・・・」

梓「どうしたんですか?」

唯「実はね、お父さんとお母さんが帰ってきたときに、なぜか大福をいっぱい買ってきたの」

唯「賞味期限・・・じゃなかった、消費期限がもうすぐだから、食べるの手伝ってほしいなぁって・・・」

梓「そうだったんですか・・・」

唯「うん、いきなりごめんね」

梓「大丈夫ですよ、大福は好きですし協力します!」

唯「あずにゃん、ありがとう!」ダキッ

梓「もうっ・・・いきますよ!」

13: 2011/01/13(木) 19:48:21.41
ゆいのいえ!

唯「ただいまー」

憂「おかえりお姉ちゃん、と梓ちゃん」

梓「お邪魔しまーす」

憂「もしかして大福・・・?」

唯「さすが憂は鋭いね!あずにゃんに頼んだんだよ!」フンス

憂「ごめんね梓ちゃん、変な事頼んじゃって・・・」

梓「ううん、大福は好きだから大丈夫」

唯「じゃぁ早速食べよっか!」

梓「はい!」

憂「私も手伝うよ」

憂「持ってくるから座っててね」

唯「はーい」

唯「ささっ、あずにゃん、こっちですぞ」

15: 2011/01/13(木) 19:51:53.48
りびんぐ!

憂「はい、おまたせ」

梓「ありがと・・・って、多っ!?」

憂「あはは・・・」

唯「とても2人じゃ食べきれないんだよー」

梓「3人でも食べきれなさそうですけど・・・」

唯「まぁまぁ、とりあえず食べれるだけ食べようよ!」

梓「わかりました」

唯「じゃぁ、いただきまーす」

憂「いただきます」

梓「いただきます」

ヒョイパクッ

梓「あ、おいし・・・」

梓「んぐ・・・そういえば、色んな色の大福があるんですね」

唯「そうだよ!イチゴとかバナナとか色々あるんだ~」

17: 2011/01/13(木) 19:54:18.52
憂「私のおすすめは桃大福だよ」

唯「私はメロン!なんたって高級感が違うよ!」

梓「ほんとに色々あるんですね・・・全部おいしそうです」

唯「あずにゃんが喜んでくれてよかったよ」ウンウン

唯「ささ、どんどん食べて!」

梓「はい!」

憂「よく噛んで食べなきゃめっだよ」

唯「はーい」

梓「はーい」

18: 2011/01/13(木) 19:58:27.65
いちじかんご!

梓「もう・・・食べられません・・・」

唯「そう・・・だね」

憂「うん・・・」

唯「でもまだ半分以上あるね・・・」

憂「うーん、どうしよっか・・・」

梓「時間をあければ入ると思います」

唯「でも遅くなると・・・あ、そうだ!」

唯「あずにゃん、もし良かったら泊まっていかない?」

梓「そんな、悪いですよ」

唯「悪くなんかないよ!あずにゃんが泊まってくれると嬉しいし、大福も食べてもらえるし・・・」

憂「そうだよ、梓ちゃん、ダメかな?」

梓「そういうことでしたら・・・お邪魔させていただきます」

唯「わーい、あずにゃんがお泊りだ!」

19: 2011/01/13(木) 20:05:05.26
憂「じゃぁお風呂沸かしてくるね」

唯「うん、ありがとう憂」

梓「食べたばっかりなのに・・・憂はすごいなぁ」

唯「えへへ、憂はいつも働き者さんだよ~」

梓「唯先輩も手伝わないとダメじゃないですか」

唯「手伝おうとすると・・・危ないからダメって言われるんだ・・・」シュン

梓「それは・・・否定できません」

唯「あずにゃんまで!しどい!」

唯「私だってやればできるんだよ?」

梓「例えばどんな事ですか?」

唯「えっとね、バスタオルをたためるよ」

唯「あとは、目玉焼きも作れる!たまに焦げちゃうけど・・・」

唯「さらにさらに、時計の電池を替えられます!」

梓「憂の苦労が身にしみます・・・」

22: 2011/01/13(木) 20:09:13.79
すうじゅっぷんご!

憂「お風呂沸いたよー」

唯「はーい」

唯「じゃぁあずにゃん、早速一緒にはいろう!」

梓「な、何を言ってるですかっ!」アセアセ

梓「お風呂ぐらい1人で入れますですよ!?」シドロモドロ

唯「たまにはいーでしょ?一緒にはいろー」

梓「たまにってなんですか!毎日そんな機会があるみたいな言い方しないでください!」

唯「ほら、いこ!」グイッ

梓「ひ、ひっぱっちゃダメです!」

憂「ふふ、仲良しさんだなぁ」

23: 2011/01/13(木) 20:14:51.82
だついじょ!

唯「よいではないか、よいではないか」

梓「ダメったらダメです!一緒には入りません!」アセアセ

唯「・・・そっか」

唯「私のことが嫌いだから・・・入りたくないんだ・・・」

梓「そ、そういうわけではっ」アセアセ

唯「ううん、いいの・・・ごめんねあずにゃん、もう強引に連れてきたりしないから・・・」

唯「もう抱きつくのもやめるから、嫌わないでほしいな・・・」

梓「き、嫌ってなんかないです!」

梓「むしろ・・・きというか・・・なんというか・・・」ゴニョゴニョ

唯「え?」

梓「と、とにかく嫌いじゃないです!だからそんな事言っちゃダメです!」

唯「じゃぁ一緒に入ってくれる・・・?」ウルウル

梓「う・・・それは・・・」

梓「・・・わかりました」

24: 2011/01/13(木) 20:18:40.50
おふろば!

梓(うぅ・・・なんかはめられた気がする・・・)

唯「あっずにゃんとおっふろー♪」

梓(まぁタオル巻いてるしいっか・・・)

唯「あーずにゃん」

梓「はひっ!?」

唯「えへへ、湯加減はどうですかな?」

梓「あ、はい、ちょうどいいです」

唯「おぉ、じゃぁ入ります!」

梓「え、ちょっと」

ザブーン

唯「お湯がいっぱい流れちゃった・・・」

梓「当たり前です!1人用の浴槽ですよ!?」

唯「だってあずにゃんと一緒に入りたかったんだもーん」

梓「せ、狭すぎます!(肌が当たる・・・)」

26: 2011/01/13(木) 20:22:47.05
唯「あずにゃんや」

梓「な、なんですか?」

唯「ぎゅってしていい?」

梓「な!?ダメに決まってます!」

唯「そっか・・・」

梓(こんな状態で抱きつかれたら・・・)

梓(って、いつもならいきなり抱きついてくるのに、どうしたんだろう・・・)

梓「ゆ、唯先輩」

唯「んー?」

梓「唯先輩は、その、憂と一緒に入ったりするんですか?」

唯「うーん・・・昔はよく一緒に入ってたけど、最近はあんまり無いかなぁ」

梓「そうなんですか・・・」

唯「お風呂って1人で入ると寂しいしつまんないから、どうしてもあずにゃんと一緒に入りたかったんだ」

梓「唯先輩・・・」

27: 2011/01/13(木) 20:27:02.39
梓「その・・・ちょっとだけなら、いいですよ」

唯「え?」

梓「ぎゅって、するの」

唯「ほんと!?」

梓「は、はい、でもちょっとだけですからね!?」

唯「あずにゃーん!」ギュゥゥッ

梓「にゃっ!?」

梓「ちょ、ちょっとだけって言ったじゃないですか!」

唯「うぅ・・・だってあずにゃんがあまりにもかわいいから・・・」

梓「な、何言ってるんですか!もう、はやく身体洗いますよ!」ザパッ

ハラッ

唯「おぉぉー」キラキラ

梓「な、な、な・・・っ!」

梓「にゃぁぁぁぁっっっっ!」

28: 2011/01/13(木) 20:30:50.87
ふたたびりびんぐ!

梓「もうお嫁に行けません・・・」グスッ

唯「じゃぁ私がもらっていい?」

梓「はい、責任取ってください・・・」グスッ

唯「わーい、あずにゃんと結婚だ!」

憂「だめだよお姉ちゃん、今の梓ちゃん、ショックで判断能力を失っちゃってるよ?」

唯「むぅ・・・じゃぁ元に戻ったときにもっかい告白しよーっと」

憂「がんばって、お姉ちゃん!」

梓「・・・」グスッ

梓「こうなったらやけ食いするです!」

ヒョイパクッ ヒョイパクッ

モグモグ モグモグ

ゴックン ゴックン

唯「あずにゃんすごい!」

梓「まだまだこんなものじゃないです!」

30: 2011/01/13(木) 20:34:24.77
にじかんご!

梓「私・・・なんでこんなに食べてるんだっけ・・・」

唯「あずにゃん!元に戻ったんだね!?」

梓「元・・・?何言ってるんですか?」

梓「そんなことよりもう食べられません・・・休憩していいですか・・・?

唯「もちろんだよ、あずにゃん、よくがんばったね」ナデナデ

梓「えへへ・・・」ゴロン

憂「まだ残ってるけど梓ちゃんのおかげでもうちょっとだし、がんばろうねお姉ちゃん!」

唯「うん!あずにゃんのためにも完食しなきゃだよ!」フンス

梓「・・・んー」

31: 2011/01/13(木) 20:37:24.44
さんじゅっぷんご!

唯「もう無理だね・・・」

憂「うん・・・」

唯「でも後5個だよ!やっとここまできたって感じだよ!」

憂「それもこれも梓ちゃんのおかげだね」

唯「うん、あーずにゃ・・・」

梓「スー、スー」

唯「あずにゃん寝ちゃってるー」

憂「お腹いっぱいになって眠くなっちゃったんだね、毛布持ってくるよ」

唯「うん!」

梓「スー、スー」

唯「えへへ、あずにゃんの寝顔もかわいいなぁ~」

憂「はいお姉ちゃん、かけてあげて」

唯「あずにゃん毛布だよー」パサッ

32: 2011/01/13(木) 20:40:33.76
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

梓「唯先輩、もう食べれないですよ・・・」

唯「大丈夫だよあずにゃん!まだいけるよ!」

唯「ファイトだよあずにゃん!」

梓「ほんとに・・・無理です・・・」

唯「じゃぁ私が食べさせてあげるね!」フンス

唯「憂ー」

憂「はーい」

唯「あずにゃんに大福をいっぱい詰めよう」

憂「わかった!」

梓「ちょっ」

ヒョイヒョイッ ツメツメ

梓「フガフガ」

梓「やめてください・・・唯先輩・・・」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

34: 2011/01/13(木) 20:43:00.04
唯「あずにゃんが苦しそうだよー」

憂「悪い夢でも見てるのかなぁ?」

唯「うぅ・・・」

唯「悪い夢なんかに負けちゃダメだよ!」

唯「ファイトだよあずにゃん!」

梓「や・・・さい・・・せんぱい・・・」ムニャムニャ

唯「野菜先輩?」

憂「いったいどんな夢見てるんだろうね・・・」

唯「あずにゃんは野菜が嫌いなのかなぁ・・・」

梓「もう・・・食べられません・・・」ムニャムニャ

おしまい

35: 2011/01/13(木) 20:48:39.78
え、もうおしまい?
またまた御冗談を

36: 2011/01/13(木) 20:59:11.93

続きはないの?

引用元: 唯「あずにゃんに大福をいっぱい詰めよう」梓「フガフガ」