1: 2012/05/15(火) 00:26:46.69

千早「ちょっとお願いがあるのですが」

P「どうした?千早」

千早「今朝、自分でおにぎりを作ってみたのですが」

P「あぁ、そういえば最近千早が料理の練習をしてるって春香が言ってたな」

千早「でもただ作るだけじゃ平凡だと思い、具を私なりにアレンジしてみたんです」

P「……うん」

千早「それで、最終的に完成したものをいくつか持ってきたんです。プロデューサー、よかったら味見をしていただけませんか?」

P「のヮの」




https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1337009206

2: 2012/05/15(火) 00:29:07.12

P「……ちなみに、何を入れたんだ?」

千早「それは食べてからのお楽しみです」

P(……千早、お楽しみって言葉の意味を知らないのかな……)

千早「さぁ、食べてみてください。さぁ」

P(なんかすごいグイグイくるし……)


千早「ちなみに一番左側のがオススメです。ちゃんと食材を入れたものですし」

P「食材を入れた!?その発言は、食材を入れてないものもあるときのヤツだぞ!?」

千早「あっ、すいません。つい出た言葉です。大丈夫、大丈夫ですから。」

P(信じられない……)

千早「大丈夫ですから。大丈夫、大丈夫。ほんと大丈夫ですから。」

P(何回言うんだよ)



3: 2012/05/15(火) 00:30:21.56

P「う~ん。気持ちはありがたいんだが……」

千早「……そう。プロデューサーは、私の作った料理なんか食べてくれないんですね」

P「!」

千早「すいませんでした。プロデューサーに食べて貰いたくて作ったのですが、これは持って帰ることにします……」

P「な、なんか急にお腹がすいてきちゃったな~!おにぎり貰っていいか?」

千早「えっ!?……もちろんです。好きなだけ食べて下さい。たくさん作ってきたので」

P「くっ……」



4: 2012/05/15(火) 00:31:35.43

P(とりあえず、見た目が普通なものにしよう)

P「じゃあ、い、いただきます。」

千早「えぇ。私に遠慮せず、素直な感想を聞かせて下さい」

P(何だこれ……味は不味くはないけど、全然噛み切れない。)

P「これ、中の具はなんなんだ?」

千早「ゴムです」

P「はぁ!?」



5: 2012/05/15(火) 00:33:44.08

P「え!?なんで!?なんでゴムを入れようって考えになったんだ!?」

千早「味が長続きして欲しいと思って」

P「味しねぇよ!しいていうなら二時間以上噛み続けたガムの味ぐらいだったわ!」

千早「そう。狙い通りね」

P「狙ったのかよ!だとしたらすげぇな!お前アイドル辞めてスナイパーなれよ!」


6: 2012/05/15(火) 00:35:16.02

千早「まぁ、そのおにぎりはあまり自信がないものでしたから。他のはもっと美味しいですよ。」

P「よくこの流れで次を勧められるな!?俺怒ってるよね!?こんなプロデューサー見たことないでしょ!?」

千早「さっきのおにぎりの隣のは、特にオススメですよ」

P「無視!?千早、無視!?」

千早「はい、どうぞ」

P「あれ?聞こえてない?俺って透明人間なの?だったらおにぎり食べさせようとするのもやめてくんない?」

千早「しっ、仕方ありませんね。はい、あーん///」

P「えっ!?なんであーんなの!?俺の言葉が全部おねだりに聞こえたの!?どんなフィルター通したの!?」

千早「せいっ!」Pの口に放りこむ

P「ぶほっ!」ガリッ




7: 2012/05/15(火) 00:37:30.56

P「……千早、今のおにぎりに具はなんだったんだ?」

千早「豆電池です」

P「……………なぜだ?」

千早「最近のプロデューサーが疲れているように見えたので」

P「あぁ~、なるほど~。だから豆電池か~。千早は優しいな~ っってバカ!!俺は機械仕掛けじゃねぇんだよ!何その発想!?お前の中の豆電池への信頼感はなんなの!?これを食べたらプロデューサーは元気百倍だ~の予想だったのかよ!?は・ず・れ!お前もうスナイパーも無理だよ!だって今回のはめちゃくちゃ的外れだったからな!」

千早「これなんてどうでしょう?」

P「はい聞こえてな~い!どうやんのそれ!?なんであれだけ長い台詞を聞こえない感じにできんの!?あれ30秒ぐらいは喋りっぱなしの長さだよ!?」

千早「しかし、これは失敗作なので、無理して食べていただかなくてもよろしいんですよ?」

P「なんで俺が味見に対してノリノリみたいな雰囲気出してんだよ!前の2つも既に失敗作だろうが!なんでここにきて料理が下手だと思われたくない的な態度を出してんだよ!てか、お前に足りないのは料理の腕前とかじゃねぇから!一番足りないのは想像力だ!豆電池をおにぎりに入れたら絶対ガリッってなるだろうが!」



8: 2012/05/15(火) 00:38:44.36

千早「あーん」

P「あーんが出ちゃった!あーんが出ちゃったら食べちゃうよ!食べちゃうね!だって俺プロデューサーだから!千早からのあーんが出たら食べちゃうよ!食べちゃうね!」

P「……」バタッ

千早「やっぱり、青酸カリはおにぎりには合わないみたいね……」

春香「ただいま~。あれ、千早ちゃん!このおにぎり千早ちゃんが作ったの?」

千早「えぇ。よかったら味見してくれる?」


fin



13: 2012/05/15(火) 20:10:36.04

千早「プロデューサー」

P「ん、どうした?」

千早「以前、私にはスナイパーが向いているとおっしゃっていましたよね?」

P「おぅ、あのときの俺の言葉は届いていたんだな。だいぶ時差があったみたいだが」

千早「私、今まで自分には歌しかないと思い込んでいました。なのであの言葉を聞いたときは、まるで夢から覚めた気分でした」

P「あぁ、そうなんだ。俺は夢を見てる気分だったよ。悪夢ね、悪夢」


14: 2012/05/15(火) 20:12:25.39

千早「私、公務員になりたいです。だって安定してるじゃないですか」

P「アイドルの発言とは思えんな」

千早「教師って面白そうですよね」

P「あぁ、わかってきた。お前は自分に都合の悪い言葉は聞こえないんだな」

千早「プロデューサー君、また授業サボったでしょ!そんなんじゃ進級できないわよ!」

P「ん?シミュレーションに入っちゃったの?俺に一言もなく?うっひゃ~、千早さんマジパネェっすね!」


15: 2012/05/15(火) 20:14:38.55

千早「あっ、煙草なんか吸って……。空気が汚れるでしょ!」

P「あっ、そこなんだ!叱る理由!生徒のことは一切の考慮なし!そりゃグレるわ!」

千早「はぁ……。とにかく明日のお遊戯会には絶対出席してよね!」

P「お前不良に何やらせてんだよ!バカなの!?学校がバカなの!?絶対出ねぇよ!」

千早「プロデューサー君。昨日のダンス、凄く良かったわよ」

P「出ちゃった!日付変わった設定にしちゃった!不良の俺、出ちゃった!踊っちゃった!お遊戯!」

千早「出席がプロデューサー君だけだったのが残念だったけど」

P「でしょうね!出たくないんだよみんな!意図せずソロライブ!不良役の俺良い奴過ぎるだろ!」


16: 2012/05/15(火) 20:16:35.60

千早「観客みんなを笑顔にしてくれたわ」

P「馬鹿にされてんだよ!嘲笑だろ!?プークスクスだよ!」

千早「来週も頑張ってね」

P「毎週!?うわ~今週のお遊戯はいい出来だったな~来週も楽しみだぜ~!みんなに笑われるために毎日練習頑張ろ~ってバカ!絶対出ねぇよ!?むしろ一回出た不良の俺をもっと限界まで褒めろよ!」


17: 2012/05/15(火) 20:17:57.82

千早「出なかった場合は退学よ。……あなたの兄弟、友人も含めて」

P「オーバーキル!そいつらが何したっていうんだよ!いや、俺一人が退学ですら異常だけどね!?絶対王政にも程があるだろ!」

千早「お姫様だなんてそんな……///」

P「言ってねぇ~!何なん!?ほんと何なんお前の耳!ろ過装置が完璧過ぎるだろ!さすが透き通るような歌声の持ち主だけありますねってやかましいわ!」

千早「……学校の廊下だけにろ過ってことですか?プロデューサー、いくらなんでもそれは……」

P「そこは狙ってねぇよ!はぁ!?そこ食いつく!?もっと目を着けるポイントあるだろ!?いやいやいや……えっ!?やめろ!なんか俺がスベったみたいな空気を醸し出すのをやめろ!まぁ、私はプロデューサーの味方ですよ。的な顔してんじゃねぇ!お前が敵だよ!唯一の!おい!次は頑張りましょうね。みたいな顔してんじゃねぇ!」


18: 2012/05/15(火) 20:18:48.01

千早「あらあら~。困りましたわね~」

P「なんで急にここであずささん物真似なんだよ!意味がわからん!流れがぐちゃぐちゃだよ!お前はキャラが迷子になりすぎだろ!」

千早「あずささんだけにですね?」

P「うるせぇ!」


fin


20: 2012/05/15(火) 21:58:02.36

千早「プロデューサー」

P「ん、どうした?千早」

千早「もしも一つだけ願いが叶うとしたら、何をお願いますか?」

P「いきなりだな……。でもまぁ、俺の一番の願いはお前達が揃ってトップアイドルになることかな」

千早「ありがとうございます。プロデューサーの願いを叶えられるよう、頑張りたいです」

P「そうだな、一緒に頑張ろう。ちなみに千早なら何を願うんだ?」

千早「私もプロデューサーと同じです。もっと世の中の男性共からもてはやされたいです。」

P「うん、同じじゃないな」



21: 2012/05/15(火) 21:59:01.92

P「どうしたんだ千早?お前にそんなイメージはなかったぞ?」

千早「なんだかんだで私も思春期ですから。あっ間違えました。なんだかんだで私も発情期ですから」

P「おぅ、いまだに間違えだらけだぞ」

千早「One night ラァ~ヴ」

P「お前の中の肉食系な一面がフル出場してるな」

千早「尊敬している芸能人は中西里菜さんです」

P「それはやめろ、洒落にならん」



22: 2012/05/15(火) 22:00:12.20

千早「モテたいー」

P「千早は可愛いししっかりしてるからモテそうだがな」

千早「はい。今も確かにモテますが、更にモテたいんです。常に上を目指さないと」

P「なるほど、向上心が裏目に出るパターンってあるんだな。初めて見た」


23: 2012/05/15(火) 22:01:13.74

千早「どうすればもっとモテるようになるでしょうか」

P「他の765プロのアイドル達の良いところを参考にすればいいんじゃないか?みんな個性的で真似やすいしな」

千早「美希みたいに語尾に特徴を付けてみますポヨ」

P「バカみたいだぞ」



24: 2012/05/15(火) 22:02:17.13

千早「伊織みたいなツンデレはどうでしょうか」

P「千早がツンデレって言葉を使ってる時点で悲しいぞ、俺は」

千早「べ、別にあんたとラブホテルに行きたいわけじゃないんだからね!ただ、あんたがどうしてもっていうなら……」

P「それはツンデレじゃない、ただの尻軽だ」


25: 2012/05/15(火) 22:03:06.95

千早「ひぃ~ん、私の穴を掘ってください~」

P「おいっ!?お前今のはダメだろ!?人として!」

千早「家族は多い方がいいさぁ~、だから穴兄弟でもなんくるないさ~」

P「えっ!?何なの!?お前雪歩と響のこと嫌ってんの!?じゃなきゃしないよね!?人の物真似しながらそんなゴミみたいな発言!」


26: 2012/05/15(火) 22:04:01.31

千早「プロデューサーさん、淫乱ですよ!淫乱!」

P「うるせぇ!二回言うな!ていうか一回ですら言うな!」

千早「運命の人はどこかしら~」

P「この流れでそれ言っちゃった!普通のあずささんのセリフが薄汚れて聞こえるだろ!」


27: 2012/05/15(火) 22:04:59.70

千早「兄ちゃん兄ちゃん、セ○クスしよ→」

P「ついに言いやがった!最悪の禁句を!せめて捻れよ!無邪気に交渉してんじゃねぇ!」

千早「あなたさまのざぁめ」P「言わせねぇよ!?」



28: 2012/05/15(火) 22:06:02.40

P「お前、謝れよ!全てのアイマスファンに!いや、全身全霊で謝っても許されないだろうけれども!」

千早「ごめんポヨ」

P「バカ!」


fin


29: 2012/05/16(水) 00:52:32.05

なんか疾走感があるなww

34: 2012/05/16(水) 22:13:51.60

千早「プロデューサー」

P「千早、どうした?」

千早「私達がもっと有名になるには、今までに誰もしたことのない新しいことを始めることが必要だと思うのですが」

P「うん。確かに話題性を演出するのは大事なことだな。ちなみに千早には何か考えがあるのか?」

千早「はい。CDの特典にパンツ引換券をつけるというのはどうでしょうか」

P「なるほど、AKBもびっくりだな」


35: 2012/05/16(水) 22:14:41.18

千早「番組共演者を全員殴るとか」

P「うん、メリットが一つも見いだせないな」

千早「酔って公園で全裸になるとか」

P「あきらかに前例を知ってるだろ!」


36: 2012/05/16(水) 22:15:51.92

千早「事務所のプロデューサーの事件を乗り越えて健気に頑張るとか」

P「俺の身に何があったんだよ!?漠然とさせといたらいいと思うなよ!」

千早「……などと供述しており、、」

P「あっ、俺が容疑者なんだ!?巻き込まれたとかじゃなくて俺が中心に起こした事件なんだ!?」


37: 2012/05/16(水) 22:16:48.10

千早「みんな、プロデューサーもきっと空から見守ってくれてるわ。765プロ、ファイトー!」

P「俺が氏んじゃってる!最終的に俺が氏んじゃってる!えっ、何があったの!?殺人事件だったの!?でも俺が犯人だったんだろ!?どゆこと!?ぐっちゃぐちゃ!もうぐっちゃぐちゃだよ!お前のプラン!有名になるためなら俺の氏をいとわないお前がすげぇ怖ぇ!あと、俺が氏んだのにすぐ円陣組めちゃうみんなの精神も怖ぇ!」

千早「まんじゅう怖い」

P「うるせぇ!急にボケんな!いや、ずっとボケてたけど!」


38: 2012/05/16(水) 22:19:01.87

千早「いえ、765プロだけにです」

P「関係ねぇだろ!…………いや、うん、やっぱ関係ねぇわ!何か掛かってるか必氏で探したけどやっぱ関係ねぇわ!」

千早「急に謎解きを始めるアイドルって新しいと思いませんか?」

P「そりゃ新しいよ!?解けてればね!謎が解けてたら新ジャンルだよ!でもお前のは迷宮入りしてんだろうが!急に会話を迷宮入りさせるアイドルを誰が求めるんだよ!出口一つもねぇ!とんだ八方塞がりだよ!?」


39: 2012/05/16(水) 22:20:05.50

千早「バキューン」

P「あぁ!?」

千早「発砲」

P「あぁ八方塞がりだけに発砲か~千早は面白いなぁ~ってうるせぇ!バカ!言っとくけど、俺の怒りのピストルはフル充填だから!だって常にお前がリロードを促してくるからな!」


40: 2012/05/16(水) 22:20:59.65

千早「面白いだなんて///そんな大したこと言ってませんよ///」

P「出た!はい出た!千早の耳!自分に都合の良いことしか聞こえない奇跡の耳!どうなってんの!?耳もしくは頭がおかしい!お前の頭の中には脳の代わりに夢でも詰まってんの!?」

千早「プロデューサーも、弾が詰まらないように気をつけて下さいね」

P「聞こえてんじゃねぇか!」



fin


44: 2012/05/17(木) 21:10:56.55

千早「プロデューサー」

P「千早か。どうした?」

千早「昨晩、幽霊を見たんです」

P「そうか、それは大変だったな」

千早「はい。うそですが」

P「うん、信じなくてよかった」


45: 2012/05/17(木) 21:11:50.77

千早「でも、もし自分が心霊現象を体験してしまったらどうしますか?」

P「うーん、、どうすると言われても、対処の仕様がなくないか?」

千早「いえ、どのようなことであっても、想定して対策を練っておくのは良いことだと思います。きっと、自分に取って何らかの糧になるはずですから……ポヨ」

P「無理にボケなくてもいいんだぞ?いや、ちょっと可愛かったけれども」

46: 2012/05/17(木) 21:13:22.93

P「ちなみに、千早だったらどうやって逃げるんだ?」

千早「いえ、私だったらまず顔面にワンパンぶち込みますね」

P「千早のバイオレンスな一面を垣間見ちゃったよ。幽霊を殴れると信じ切っている時点でアレな子だけど」

千早「その後はワインで乾杯でしょうね、やはり」

P「おぉ、単行本を10冊ぐらい読み飛ばしたときみたいな気分だ」



47: 2012/05/17(木) 21:14:17.63

千早「意外だと驚かれるかもしれませんが、私結構甘いものが好きなんです」

P「うん、意外とかの前に話の切り替えの下手さに驚いたぞー」

千早「自分には厳しいのに甘いも、あははは」

P「せめて最後まで言い切れ。平均点を遥かに下回るボケではあるが」

千早「自分には厳しいのに甘いものが好きなんですよ」

P「本当に言い直すところは素直で面白いな」


48: 2012/05/17(木) 21:15:11.95

千早「特に焼きプリンが好きですね。上のカビみたいな部分は捨てますけど」

P「いや、じゃあ普通のプリン食えよ!なんでわざわざ焼きプリン買ってんだよ!カビみたいな部分て!そこが焼きプリンの一番の売りだろうが!」


49: 2012/05/17(木) 21:16:27.31

千早「自宅の冷蔵庫の中には常に甘いものを入れてますし。砂糖水とか」

P「例えが切なすぎるんだよ!なんでそれを挙げたの!?お金ないアピール!?だとしたら成功だよ!今俺の胸の内にはめちゃくちゃ苦い気持ちが押し寄せてきてるからな!」


50: 2012/05/17(木) 21:17:32.30

千早「かっこいいですよね。ウィル・スミス」

P「急!俳優トークが急!なんなの!?お前のコミュニケーションスキルの低さ!なんなの!?一つも俺の話を聞いてないじゃん!キャッチボールしようぜ!会話の!常にワイルドピッチじゃん!独りぼっちじゃん!俺がもう独りぼっち!アイアム・レジェンドより独りぼっち!」


51: 2012/05/17(木) 21:18:27.28

千早「そんな、プロデューサーは独りぼっちなんかじゃありませんよ。わ、私がいるじゃないですか///」

P「いきなり親密なキャラを目指してんじゃねぇぞ!お前が原因だよ!お前が原因!俺のハートをささくれ立たせたのはお前!エンディングっぽい発言したらチャラになると思うなよ!」

千早「来週のアイドルマスターは!」

P「エンディング終わっちゃった!お前の中で既に一話終わっちゃった!ふわっふわな印象しか残ってねぇけど!次回予告の時間になっちゃってる!」

千早「来週もまた見て下さいね~。ジャン・ケン・ポン!ウフフフフフ~」

P「アニメが違う!」


52: 2012/05/17(木) 21:19:13.37

千早「アイマスって、愛していますマスオさんの略ですよね?」

P「だったらサザエ以外には縁のない言葉になっちゃうだろうが!」


fin


57: 2012/05/18(金) 21:46:53.38

千早「プロデューサー」

P「どうした、千早?」

千早「ティッシュって便利だったんですね」

P「おぅ、今まで気付いてなかったのか。あれはすげぇ便利だぞ」

千早「電子レンジも便利ですし」

P「うん、俺にはお前が何を伝えたいのかが全然掴めないぞ。日本語ってこんなにも不便だったっけ」

千早「それで思ったんです。プロデューサーにいつもありがとうって伝えようって」
P「あ、この流れで!?ただ便利な男って思われてるだけじゃねぇか!ティッシュ=電子レンジ=俺!?生涯の中で一番心に響かないいつもありがとうを受け取っちゃったよ!」


58: 2012/05/18(金) 21:47:58.35

千早「このように、プロデューサーはお礼を言うだけじゃ全く喜んでくれない、どころか怒り出すと予想していたので、プレゼントを用意しました」

P「なんだそのお前の中での俺の気性の荒さ!俺を血も涙もないみたいに捉えてるんだとしたら間違いだから!普通にお礼を言われてたなら俺が喜んでいる世界線があったはずなんだから!」

千早「助手って言うな!このHENTAI!」

P「え、ん、あぁ、確かに今のは俺も悪かった。千早の前で世界線なんて言ったら絶対食い付いてボケてくることは明らかなのに」



59: 2012/05/18(金) 21:49:43.60

P「で、プレゼントって、俺は何を貰えるんだ?」

千早「世界の半分を」

P「魔王の器!?アイドルのプロデューサーがひょんなことから世界を手中にしちゃうの!?成り上がりってレベルじゃねぇぞ!」

千早「もしくはおにぎりですね」

P「選択肢の釣り合いがおかしい!百万人に聞いて百万人が世界を選ぶわ!おにぎり側にハンデを背負わせすぎだろ!自分のおにぎりに対してどんだけ自信があったらその対決が実現するんだよ!」


60: 2012/05/18(金) 21:50:56.47

千早「じゃあ、明日作ってきますから」

P「俺がおにぎりを選ぶことになってる!俺が世界の半分を諦めてまで千早のおにぎりを食べたがってることになってる!覚えてないの!?俺、青酸カリ飲まされたんだよ!?あの事件を忘れちゃってるの!?千早は殺人未遂を忘れちゃえる人なの!?」

千早「凄惨な事件でしたね」

P「青酸カリだけにね、ってうるせぇ!全然笑えねぇよ!?俺の中でお前への恨みが清算されてると思うなよ!?」


61: 2012/05/18(金) 21:52:10.04

千早「トップアイドルを目指すならどんな困難があろうとも耐え忍んで精進することが大切だと思いますよ」

P「諭されちゃった!俺に試練を与えてきた奴から説教されちゃった!理不尽がマリーアントワネット級!」

千早「パンがないならおにぎりを食べればいいのに」

P「ごく平凡な発想を名言っぽく言ってんじゃねぇよ!」



fin


64: 2012/05/19(土) 22:08:09.32

千早「プロデューサー」

P「どうした、千早?」

千早「なんでやねん!」

P「おぅ、今俺の頭の中はクエスチョンマークでいっぱいだぞ」


65: 2012/05/19(土) 22:09:05.78

千早「私もツッコミ側に回ろうかと思いまして」

P「お前は生粋のボケ体質な気がするがな」

千早「ですのでプロデューサー、何かボケて頂けませんか?とっても面白いボケをお願いします。さぁ!さぁ!」

P「いや、鬼か!無茶ぶりにも程があるだろ!お願いしますって言えば全て叶うと信じて生きてるの!?」


66: 2012/05/19(土) 22:10:02.26

千早「やはりプロデューサーには無理でしたか。では違う人に頼むことにします」

P「えっ、何その感じ!?なんかすげぇ嫌!俺悪くないはずなのになんかすげぇ嫌!俺の扱いが腑に落ちない!」

千早「高槻さん。ちょっと来て貰えるかしら」

やよい「はい、なんですかー?」

P「ごめんなやよい。俺はお前を守ってやれないようだ」


67: 2012/05/19(土) 22:11:07.31

千早「何かボケてもらえる?そこそこ面白くて、ツッコミがいがあるボケをお願い。出来れば高槻さんらしさも交えながらのボケが良いわね」

P「悪魔か!?」

やよい「わかりましたー。じゃあ、もやしでアイウエオ作文します!」

P「とんでもないタフネス!あの高さのハードルに挑む気だ!」


68: 2012/05/19(土) 22:12:03.29

千早「それじゃ、いいわよ。高槻さん」

やよい「はい!……桃鉄でなら、やよいでも、資産家になれるのにね」

千早「プレイステーションかよ!」

P「うぉい!千早!今の発言にゲームのハードは関係ないから!とりあえず大きな声出せば成り立つと思うなよ!んでやよい!どしたん!?ネガティブすぎるだろ!言われたの!?友達と桃鉄やってるときに言われたの!?」


69: 2012/05/19(土) 22:12:57.00

やよい「戻りたい、やり直したい、小学生から」

P「お前に何があったんだよ!?明るい性格がセールスポイントだったんじゃないの!?明るいどころか思考が真っ暗だよ!大体、やよいはまだ中学生だろ!?やり直せる!まだまだやり直せるよ!」

千早「義務教育かよ!」

P「だからなんだよ!?いや、そうだよ!?義務教育だよ!?だから何!?なんでそこに食いついたん!?着眼点が秀逸っていうレベルじゃねぇぞ!」


70: 2012/05/19(土) 22:14:18.08

やよい「問題ないよ、やばくないよ、仕方ないよ」

P「どんなトラブル抱えたんだよ!?明らかに焦りが見え隠れしてんだろうが!説得力が一つもねぇ!」

千早「森、山、自然」

P「うるせぇよ!何なの!?ついボケたくなっちゃったの!?結局我慢出来なくなっちゃったの!?適当な三単語言っただけになっちゃってるけれども!」



71: 2012/05/19(土) 22:15:41.76

やよい「もう一度、薬物、使用」

P「犯罪!お前、それ、犯罪!アウトにも程があるだろ!ていうか、もう一度って何だよ!?既に使用経験ありかよ!?止めたくても止められない禁断症状の時期じゃねぇか!」

千早「もう一度、薬草、使用」

P「知らねぇよ!勝手に使ってろよ!薬草でもポーションでもいいからHP回復してればいいだろうが!ネタ被せてくるんじゃねぇ!」


72: 2012/05/19(土) 22:16:38.97

やよい「もう、やめたい、正直」

P「悲しい!どっちを!?薬物を!?それとも無理やりボケさせられてる今の状況を!?うん、お前はよく戦ったよ!」

千早「どないやねん!」

P「思い出したようにツッコんでんじゃねぇ!お前から言い出した企画だからね!?本人が忘れちゃってたってどんだけ不毛な時間だったんだよ!?」


73: 2012/05/19(土) 22:17:37.35

やよい「うっうー!どうでしたか?千早さん!」

千早「えぇ、ありがとう高槻さん。また今度もよろしくね」

P「次回も既に計画済みかよ!?」



fin


82: 2012/05/20(日) 22:11:50.88

やよい「うっうー!プロデューサー、おはようございまーす!」

P「おぅ。おはよう、やよい」

千早「うっうー!プロデューサー、おはようございまーす!」

P「うん、ホント今更だが千早はキャラ崩壊が半端じゃないな」


83: 2012/05/20(日) 22:12:49.37

やよい「この前学校で、私の下駄箱にお手紙が入ってたんですよー!」

千早「へぇ、所得税未納通知とかかしら?」

P「なにその発想!?ドロドロすんだろ!大体、どういう発送すれば学校の下駄箱に郵便出せるんだよ!?」

やよい「はい、還付金関係でしたー!」

P「あれっ!?そこそこ当たっちゃった!税金絡みって点までは当たっちゃった!」


84: 2012/05/20(日) 22:14:02.66

P「ちなみに、お前達は今までラブレターとか貰ったことあるのか?」

千早「そうですね……。年賀状をラブレターと呼んでいいのでしたら、何度か」

P「いや、ダメだろ!なんで年賀状をラブレターとみなすんだよ!?見栄!?見栄張ろうとしたの!?だとしたらヘタクソだな!」


85: 2012/05/20(日) 22:15:09.17

やよい「私も、学校の先生からなら貰ったことありますよー!」

P「えっ!?何を!?年賀状の方でいいんだよね!?ラブレターの方だったら一大事だよ!?俺は今から大人としての対応を取らなきゃいけなくなっちゃう!具体的に言うと、通報しなきゃいけなくなっちゃう!」

千早「ローリーコン!ローリーコン!」

P「お前今日テンション高いな!」


86: 2012/05/20(日) 22:16:30.86

やよい「プロデューサーはラブレターを貰ったこととかはないですよねー?」

P「うん、やよいに悪気はないんだろうが、ないと決め付けられての質問は心にくるものがあるぞ」

千早「コ、コラ、高槻さん!ダメよ!プロデューサーにそういう質問しちゃ!プロデューサー本当にすみません!高槻さんに悪気はないんです!私から後で注意しておきますから!本当にごめんなさい!許してあげてください!」

P「やめろ!触れちゃいけない部分みたいな空気を出すな!お前が謝れば謝る程、変なアレになるんだよ!普通にしてろ!俺が究極のもてない男みたいな対応をするな!」


87: 2012/05/20(日) 22:17:39.71

P「というか、最近はラブレターなんてほとんどないんだろう?大体はメールとかなんじゃないか?」

やよい「そうですねー。私は携帯持ってないのでわかりませんけど」

P「おぉう、普通にごめん」

千早「プロデューサーの頃はメールとかなかったのに、ラブレター貰ったことないんですね。あっ!しまった!ごめんなさい!ごめんなさい!」

P「明らかな確信犯!悪意しか感じられねぇ!ごめんなさいって言えば済むと思うなよ!?」


88: 2012/05/20(日) 22:18:47.19

やよい「この前、美希さんが貰ってたところを見ましたー!」

P「あぁ、確かに美希は貰ってそうなイメージがあるなぁ」

千早「そうポヨね」

P「だからあいつがモテる原因は口癖じゃないから!というかお前、語尾にポヨってつけるの気に入ってんだろ!?」


89: 2012/05/20(日) 22:19:50.78

やよい「うっうー!千早さん、とーっても可愛いですぅ!」

P「ここで千早を褒めるのやめてくんない!?いや、純真なのはわかるけど!絶対調子に乗るから!この子すぐ調子に乗っちゃう子だから!」

千早「ポ、ポヨ?ポヨー!」

P「んふっwwww、、いやちょっと面白かったけど!笑っちゃったけどさ!それでも言わせてもらうけど、バカじゃないの!?」


90: 2012/05/20(日) 22:21:14.76

千早「これで、私にもラブレターが届きますね」

P「その根拠の意味がわからん!なんでそんな自信満々なの!?お前が一体なにを成したというんだ!?」

やよい「宛先はこちらですー!」

P「うるせぇ!宛先とかないから!やよいも無闇に千早に乗るのやめて!収拾つかなくなっちゃうから!」

千早「今までも収拾ついたことなんてありませんでしたけどね」

P「自覚あるなら自重しろ!」



fin


94: 2012/05/21(月) 23:40:35.02

千早「プロデューサー」

P「どうした、千早」

千早「パンはパンでも食べられないパンとは何だと思いますか?」

P「……フライパンか?」

千早「……正解です」

P「……」

千早「……」

P「………………えっ!?何これ!?この感じをどうしてくれんの!?」


95: 2012/05/21(月) 23:41:41.74

P「んで、結局お前は何をしたかったんだ?」

千早「プロデューサーの知識を試してみました」

P「お前は俺をどんだけ低く見積もってんだよ!保育園児のなぞなぞじゃねぇか!なめんな!中年間近をなめんな!」


96: 2012/05/21(月) 23:42:51.75

やよい「あれー?プロデューサー、千早さん、どうしたんですかー?」

千早「高槻やよいさん、ここで問題です。パンはパンでも食べられないパンとは、一体なんでしょうか?」

P「なんで司会者っぽく言ったんだ」

やよい「えーっ、そうですねー。値段が高いパンは食べられないですー!」

P「質問の意図が違う!そして悲しい!」

千早「参考になるわ」

P「切り口に感心してる!?確かにレアな回答だったけど!」


97: 2012/05/21(月) 23:43:47.16

P「ちなみに千早ならなんて答えるんだ?」

千早「口の中がパッサパサで、水分をこれ以上持っていかれたくないときに急に渡されたパンって答えます」

P「シチュエーションの問題かよ!?ていうか限定されすぎだろ!俺今までその状況なったことないよ!?」

千早「はいはい。唾液、唾液」

P「意味がわかんない!えっどういうこと!?何!?俺が常に口元ベットベトって言いたいの!?失礼の極みみたいな忠告だな!今までで一番傷ついたわ!」


98: 2012/05/21(月) 23:44:46.02

やよい「そぉいえば、食パンにもやしを挟んで食べると、すっごーく美味しいんですよ!」

P「うん、やよいは可愛いなぁ。大きくなったら結婚しような」

千早「プロデューサー、ショックが大きすぎたのか、変態になってます」


99: 2012/05/21(月) 23:45:42.69

やよい「うっうー!とっても楽しみです!婚姻届準備しておきますねー!」

千早「高槻さん、気が早いってレベルですらないわよ」

P「食べちゃいたいなぁ」

千早「正気に戻ってください。最近の公安を甘く見ないでください」


100: 2012/05/21(月) 23:46:45.44

やよい「もやしを挟んだ食パンですか?今度作ってきますねー!」

千早「えぇ、恐らくそっちじゃないわ。性的な……うん、アレだと思うわよ」

P「もやしを挟む?」

千早「もやしサイズなのはわかりますが、やめてあげて下さい。あと、捕まって下さい」


101: 2012/05/21(月) 23:47:53.20

やよい「もやし美味しいですよねー!」

千早「ここまで話が噛み合わないと逆に美しさすら感じるわね」

P「俺のもやしも美」千早「もう結構です」



fin

106: 2012/05/22(火) 22:33:33.69

春香「プロデューサーさん!」

P「ん?どうした?春香」

春香「最近、プロデューサーさんと千早ちゃんすごく仲良いですよね?」

P「えっ、あれって周りからはそう見えるんだ。それはびっくりだな」


107: 2012/05/22(火) 22:34:51.12

春香「それで、そのー、もしかして付き合ってるのかなーとか思っちゃって……。そ、そんなわけないですよねー?」

P「んー。まぁ、なんだかんだで付き合ってやってるって感じではあるなー」

春香「!」


108: 2012/05/22(火) 22:35:39.30

P「いや、あいつがグイグイ来るから仕方なくな。」

春香「千早ちゃんからなんですか!?」

P「まぁ、この前は少し暴走しちゃって、俺も結婚だのなんだのって話をしちゃったけどな」

春香「!?」


110: 2012/05/22(火) 22:36:40.11

春香「そっ、そんな話までしてるんですか!?」

P「そうだな。結構色々としてるぞ。よく覚えてないが、この前は挟むだの何だのってのもした気がするし」

春香「は、挟む!?千早ちゃんが、プロデューサーさんのをってことですか!?」

P「まぁ、なんか千早怒ってたみたいだけど」

春香「そりゃそうですよ!千早ちゃんには無理でしょ!72ですよ!72!」


111: 2012/05/22(火) 22:37:38.19

P「ここ最近は、千早の反応がよくなっててなぁ。昔はツッコんでも無反応だったりしたんだが」

春香「ツ、ツッコむ!?プロデューサーさんの変態!というか、千早ちゃんが開発されちゃってる!?」


112: 2012/05/22(火) 22:38:42.62

春香「ち、ちなみに、そういうの……場所はどこで……?」

P「ん?いや、大体事務所でだな」

春香「事務所で!?最悪です!プロデューサーさん、不潔です!」


113: 2012/05/22(火) 22:39:42.38

P「ど、どうしたんだ春香?いや、別に事務所だけじゃなく、帰り道とかでもだぞ?」

春香「路上!?最悪の送り狼じゃないですか!」


114: 2012/05/22(火) 22:40:36.05

春香「そ、それって、周りの人達にはバレないんですか!?」

P「??……ん、あぁそういうことか。確かに千早は最近有名になってきたから、たまにファンには見つかるな。でも、千早も結構嬉しそうにしてるぞ」

春香「嬉しそう!?千早ちゃん調教済みですか!?ド変態じゃないですか!」

P「???」


115: 2012/05/22(火) 22:41:56.05

春香「プロデューサーさん、最低です!このこと、他のみんなは知ってるんですか!?」

P「まぁ、みんな知ってるんじゃないか?最近は、結構やよいも混ざってるしな」

春香「……!やよいまで……!?鬼畜!変態!貧乳好き!うわぁ~ん!」


116: 2012/05/22(火) 22:42:51.19

P「……行っちゃった。一体どうしたんだ、あいつ?」

千早「プロデューサー。今、テンションがおかしくなってる春香とすれ違いましたけど、何かあったんですか?」

P「いや、急に行っちゃったんだ」

千早「それは不思議ですね」

P「なぁ」


fin


122: 2012/05/23(水) 22:44:25.66

千早「プロデューサー」

P「どうした千早?」

千早「地位と名誉、あとお金が欲しいです」

P「おぉ、欲の塊みたいな願望だな」


123: 2012/05/23(水) 22:45:19.28

千早「なので、選挙に出馬しようと思います」

P「なるほど、被選挙権が何歳から得られるかを知るべきだな」

千早「私がこの国の大統領になります!」

P「うん、まず日本が大統領制を採用してないことから学ぼうか」


124: 2012/05/23(水) 22:46:24.25

千早「まぁ、お金は宝くじ当てればいいだけなのでいいとして」

P「うん、いいとした意味がわからない」

千早「地位も、高木社長に退いて頂けばいいとして」

P「明らかな後釜狙い!とんだ野心だな!?アイドルの目標が事務所の社長ってなんだよ!?というかお前、退いてもらうとか絶対本人に言うなよ!?あの人がティンときたら実現しちゃうから!」


125: 2012/05/23(水) 22:47:58.32

千早「名誉が難しいですね。困ってる人を救うとかでしょうか?」

P「まぁ、ベタだけどいいんじゃないか?」

千早「たくさんの人が色々と困って、私に助けを求めますように」

P「史上最悪の願い!神様サイドも苦笑いだよ!なに!?ヒトラー的ポジションを志してるの!?俺もうパニックだよ!」


126: 2012/05/23(水) 22:50:31.81

千早「あ、困ってるんですか?助けましょうか?」

P「とんだ善意の押し売り!原因お前だから!解決したとしてやっとプラスマイナスゼロ!お前はスタートの時点でつまづいてたから!」


127: 2012/05/23(水) 22:51:52.11

やよい「うっうー!おはようございまーす!」

千早「あら、高槻さん。何か困ってることない?なんでも私に相談していいのよ?」

P「その一言だけだと凄い良い人に見えるな。日本語って不思議」


129: 2012/05/23(水) 22:54:23.80

やよい「悩みですかー?特にないですよ。毎日がすっごーく楽しいですから!」

P「やよいはホント良い子だなぁ。チューしていいか?」

千早「その毎日に私も貢献してるからクリアね」

P「お前はホント自分に甘いな!というか人の悩み解決をクリアとか言うなよ!」

やよい「なんだか、サラッと凄い発言があった気がしますー」


130: 2012/05/23(水) 22:55:34.73

やよい「あっ、でも悩みと言えば、最近なんだか春香さんが元気ないから心配だなぁーって」

P「そういえば確かに、この前から春香が情緒不安定だな」

千早「きっと悩みごとがあるのね。待ってて春香!今助けに行くわ!」

P「うん、友達としての発言なのか微妙なところだな」

やよい「あっ、私も心配なので一緒に行きますー!」


to be continued


136: 2012/05/24(木) 22:16:33.93

千早「春香!」
やよい「春香さん!」
P「春香ー!」

春香「うわっ!?びっくりしたー。どうしたの千早ちゃん、やよい?…………あともう一人の方」

P「あれ?扱い冷たくね?」


137: 2012/05/24(木) 22:17:42.45

千早「悩みごとがあるならなんでも私に相談して?力になりたいのよ、春香」

P「おぉ、事情を知らない人が聞けば感動しそうな言葉だ」

春香「う、うん、私の悩みというか……むしろ二人は今困ってることないの?相談に乗るよ?」


138: 2012/05/24(木) 22:18:37.33

千早「!……もしかして、あなたも狙ってるの?春香」

春香「えっ!?い、いや、いやいやいやいや!そ、そんなことないでござるよ!?」

P「こんなにわかりやすくテンパる人を初めて見たな」


139: 2012/05/24(木) 22:19:41.92

千早「なるほど、そうだったのね。そうよね、憧れて当然だと思うわ。私も同じよ、春香」

春香「……うん。いつの間にか、こんな気持ちになってたんだ」

P「へぇ、意外だな。春香もなりたかったのかー」

春香「……はい。もう、だいぶ前からです」


140: 2012/05/24(木) 22:20:35.86

春香「で、でも、もういいんです。だって、千早ちゃんがいるじゃないですか。」

P「ん?いや、別に一人じゃなきゃいけないってわけじゃないんじゃないか?」

千早「そうね。二人で仲良くやっていきましょう、春香」

春香「えっ?ええっ!?そういうものなの!?普通一人でしょ!?」


141: 2012/05/24(木) 22:21:57.18

P「いや、別に人数制限はないと思うがな。思いつくだけでも何十人もいるし」

春香「はぁっ!?何十人!?どんだけですか!?ていうか、思いつくだけでってどういうことですか!?なんで忘れられるんですか!?」


142: 2012/05/24(木) 22:22:58.49

P「い、いや、さすがに全ての人を把握することはできないだろ。なぁ?」

千早「そうですね。いくらなんでも難しいでしょうね。だから、その中でも一番を目指して頑張りましょう、春香」

春香「なんですかその制度!?一番を目指す!?把握出来ないほど!?千早ちゃんのポジティブさが理解できない!」


143: 2012/05/24(木) 22:23:53.06

千早「そんな……いくら私でも、いきなり頂点に立てるとは考えていないわ。寿命が尽きるまでに叶えばいいってぐらいよ、春香」

春香「そ、そこまでの競争率なの!?じゅ、寿命!?その頃には、大抵のことは出来なくなってるよ!?」


144: 2012/05/24(木) 22:24:48.70

千早「まぁ、考え方は人それぞれだと思うわよ、春香」

P「良いこと言ってる中悪いけどさ、さっきからずっとやってる、最後に必ず春香って呼ぶボケやめてくんない?すげー気になるわりに中途半端で、めちゃくちゃツッコみづらいんだよね」


145: 2012/05/24(木) 22:27:10.63

やよい「うーん、難しくて、なんの話かよくわからないですー」

P「あっ、ごめんなやよい。膝枕してやろうか?」

春香「あっ!そういえば、やよいもなんだよね!?」

千早「えっ?そうだったの?高槻さん?」

やよい「なにがですかー?」


千早「高槻さんも英雄になりたいの?」
春香「やよいもプロデューサーが好きなの?」




千早・春香「……えっ?」




P「……えっ?」



fin


152: 2012/05/25(金) 22:29:35.75

やよい「プロデューサー!」

P「ん?どうしたやよい?今日も可愛いな」

やよい「プロデューサーは、私ぐらいの年齢のとき、どんな子供だったのかなぁーって」

P「おぉ、俺の中学生時代かぁ。やよいが俺のことを知りたがってくれるなんて嬉しいなぁ。あっ!もしかして俺を好きなのか?俺もやよいのことが好きだぞー」


153: 2012/05/25(金) 22:31:08.45

P「どれぐらい好きかっていうとだな、例えばそうだな、うん、俺ってメガネかけてるだろ?でもな、やよいだけはメガネがなくても鮮明に見えるんだよ。もしも視力検査があんな円じゃなくてやよいの写真を使っていたとしたら、俺は常に視力2.0以上だよ。やよいは俺のレーシック。なんてな、はっはっは。まるでプロポーズみたいになっちゃったな。まだちょっとだけ早いっていうのに。16歳になったらすぐ迎えに行くから、もう少しだけ待っててくれよ」


154: 2012/05/25(金) 22:31:34.96

P「そういえば、さっき言った視力検査の円って正式名称はランドルト環っていうらしいな。まるでランドセルみたいな名前だな。いや~、やよいがランドセルを背負った姿を見てみたいなぁ。あ、これは別に強制ってわけではないぞ。視力矯正だけに強制ってか。はっはっは。やよいが背負ってみてもいいと思ったときは俺を呼んで欲しいってだけだ。お姉さんとして背伸びして頑張るやよいの一面も愛しいからな。そぅ、様々なやよいが俺の中で共生しているんだよ。もちろん全てのやよいが俺にとってのGO MY WAYだけどな」


155: 2012/05/25(金) 22:32:47.90

P「おっと、すまんすまん。俺の中学時代の話だったな。といっても、今考えるとやよいと出会ってない頃の俺なんて俺じゃないけどな。やよいと初めて出会った瞬間から俺の人生は始まったんだよ。そうか、やよいは俺の恋人であると同時に母親でもあるんだな。さすが、運命の糸で繋がっているだけはある……まぁ、糸と違って切れることはないんだけどな。ふふっ、愛ってのは偉大だな」


156: 2012/05/25(金) 22:33:51.50

P「ホント、やよいへの恩は深まるばかりだよ。まぁ、既にマリアナ海溝なんて目じゃないくらいの深い愛情が存在するんだけどな。ふふっ、海だけに、やよいへの愛に溺れてるってところかな。あ、もちろん、しょっぱい海水と違って、甘くとろける蜜で満たされてるぞ」


157: 2012/05/25(金) 22:35:48.85

P「だからといって、俺は別にやよいを束縛したいということではないんだ。やよいは今、成長期だろ?だから、多くのことを体験して、より立派な人間に育って欲しい。俺は24時間つねにお前を見守っていてやるからな。もしなにか障害にぶつかったらすぐに呼んでくれよ。ゼロコンマ一秒以内にお前の下に駆けつけてやるからな。大丈夫。やよいがどんなことをしているときでも、必ずそばにいるから」



158: 2012/05/25(金) 22:36:19.94

やよい「うっうー!なんだか難しかったですけど、プロデューサーが私のことを心配してくれてるってことはわかりましたー。ありがとうございますー!」

P「当然のことだろー。はっはっは」




伊織「」


fin


166: 2012/05/26(土) 22:06:18.98

伊織「あずさ。ちょっと相談があるんだけど」

あずさ「どうしたの?伊織ちゃん」

伊織「うちの事務所に一人、変態が紛れ込んでいるわ。いえ、変態というよりも、犯罪者予備軍と言った方が適切かもしれないわね」

あずさ「あらあら~、大変ね~」


167: 2012/05/26(土) 22:07:16.51

伊織「ちょっとあずさ、真剣に聞いてちょうだい!やよいが危険で危ないのよ!」

あずさ「そ、それは困ったわね~」

伊織「あの変態プロデューサー、洒落にならない性癖を持ってたの!ど、どうにか警察に突き出さないと!」

あずさ「こ~ら、伊織ちゃん。プロデューサーさんのことをそんなに悪く言っちゃダメよ~。ちょっとエOチなところもあるけど、私達のために一生懸命お仕事頑張ってくれてるじゃない」

伊織「そ、それはそうだけど……」


168: 2012/05/26(土) 22:08:16.38

あずさ「確かに、一生のお願いだからその胸でビンタして下さいって言われたときはびっくりしちゃったけれど」

伊織「!?それ、訴えれるレベルよ!というか、あずさ既に被害者じゃない!」

あずさ「でも、土下座までしてお願いされたら邪険には出来ないわ~」

伊織「土下座!?あいつの性に関する全力投球はどうなってるのよ!」


169: 2012/05/26(土) 22:09:07.17

伊織「他に、何かあいつからされたことってある!?」

あずさ「いつも親切にして貰ってるわ~。レッスンが終わった後、息苦しいだろうからって、親切にブラジャーを外してくれるのよ~」

伊織「紳士的に見せかけた犯行!いえ、全然隠しきれてないけど!なんであずさも身を任せちゃうのよ!?」


170: 2012/05/26(土) 22:10:08.55

あずさ「うふふ、この前は私と一緒に迷子になっちゃって、気付いたらホテルの前にいたのよ~」

伊織「多分それあっちは迷ってないわよ!?むしろどうやってそこまで辿り着くかを何度もシミュレーションしてると思うわ!」

あずさ「プロデューサーさん疲れちゃったみたいで、何度も休憩していこうってお願いされたのよ~」

伊織「必氏過ぎるでしょ!というか、あずさが思ってる休憩じゃないから!むしろそこからが疲れるやつだから!」


171: 2012/05/26(土) 22:11:01.75

P「お、あずささん、伊織。何話してるんだ?こんなところで」

伊織「で、出た!変態!消え去りなさい!」

P「うぉう、突然の暴言。いきなり車に跳ねられた気分だ」


172: 2012/05/26(土) 22:11:58.68

あずさ「プロデューサーさん、お疲れ様です」

P「お疲れ様です。どうしたんですか?ずいぶん伊織が興奮してるみたいですが」

伊織「全部あんたのせいよ!!砕け散れ!燃え尽きろ!ニフラムニフラム!」

P「お前はナイフか。ちょっと俺にも喋るターンをくれ。」

あずさ「切れ味鋭いですね~」


173: 2012/05/26(土) 22:12:58.45

P「で、本当にどうしたんだ伊織?よかったら、なんで怒ってるのか話してくれないか?俺に気に入らないところがあるなら言ってくれ。俺はお前達のプロデューサーとして、できる限りのことはしたい。お前の力になりたいんだ。俺に、お前の協力をさせてくれ。」

伊織「なっ、こっ、このっ……へ、変態!何でもないわよ!バカッ!」


175: 2012/05/26(土) 22:14:18.67

P「……行っちゃいましたね。なんだったんですか?」

あずさ「うふふ。プロデューサーさん、普段もずっとそうなら、とってもかっこいいんですけどね」

P「な、何ですか急に。……あ、ところであずささん、おっOいの写メ撮っていいですか?」


fin


180: 2012/05/27(日) 22:56:56.53

千早「プロデューサー」

P「おぅ、千早。どうした?」

千早「一番強い超能力って何だと思いますか?」

P「おぉ、千早の質問はいつもあらぬ方向からとんでくるな」


181: 2012/05/27(日) 22:57:47.40

千早「超能力って便利ですよね」

P「まぁそうなんじゃないか?持ってないからわからんが」

千早「ふふっ、またまた」

P「いやいや、謙遜じゃないよ!?えっ、お前はずっと俺に何らかのパワーを期待してたの!?」


182: 2012/05/27(日) 22:58:33.62

千早「それでですね、私的には時間を操る系が一番強いと思うんですよ」

P「あー、確かにそうかもな。対抗策が思いつかない」

千早「WRYYYYY!」

P「うるさい」


183: 2012/05/27(日) 22:59:20.70

千早「火をボワーッとか、電気をビリビリーッとか、いいですよね」

P「中学二年生みたいな考えだな。効果音もバカっぽいし」

千早「胸を大きくする能力とか。はっ、セクハラです!絶対許しませんからね!」

P「えぇ~。理不尽すぎるだろ。今ひどい冤罪をみたぞ」


184: 2012/05/27(日) 23:00:09.53

千早「あとあれですね。心を読む的な能力」

P「あー。確かに便利だなぁ。うん、一番欲しいかもしれん」

千早「いえ、しかしですね。私はこれを便利だとは思いつつも、便利だとは思いません」

P「ほぅ」


185: 2012/05/27(日) 23:01:11.17

千早「結局、ある意味便利だとは思いますし、ある意味便利だとは思わないんです」

P「……うん、うん、つまりどっちなんだ?」

千早「便利という思いはあるけれど、それはつまり便利とは思ってないということなんです」

P「……???」

千早「…………さぁ!」

P「いや、さぁ!じゃねぇよ!俺に投げるな!助けれねぇよ!」


186: 2012/05/27(日) 23:02:47.68

千早「好きな人がいて、その相手と以心伝心の関係になれたら、きっと幸せでしょうね」

P「そうだな。だけど、わからないからこそ楽しいってことも多いと思うぞ」

千早「はい。私もそう思います。……わからなくても、信じることはできますから」

P「……うん」


fin


197: 2012/05/28(月) 22:33:54.51

美希「ねぇハニー」

P「ん?どうした美希?」

美希「美希、お腹すいたの。何か食べる物ちょうだい。美希的には、おにぎりがあれば嬉しいな」

P「……多分千早に言えばくれるぞ」


198: 2012/05/28(月) 22:35:07.92

美希「ホント?だったら、美希今すぐ千早さんから貰ってくるの!」

P「お、おぅ。ごめんな美希」

美希「どうしてハニーが謝ってるの?むしろ、良いことを教えてくれてありがとうなの!」


199: 2012/05/28(月) 22:36:02.62

美希「貰ってきたの!千早さん、すっごくたくさんくれたのー!」

P「そ、そうか。うんうん良かったな。お、俺は悪くないぞ。千早が、千早が全部悪いんだ」

美希「それじゃ、いただきますなのー!」


200: 2012/05/28(月) 22:37:04.46

美希「」

P「みっ、美希ー!大丈夫か!?気をしっかり持て!」

美希「……はっ!あ、危なかったの。今、生まれて初めて意識が飛んだの」

P「おぅふ。良かった、生きてたか。俺も誰かの生存確認をしたのは初めてだよ」



201: 2012/05/28(月) 22:37:54.98

P「で、中になにが入ってたんだ?」

美希「わ、わからないの。口に含んだ瞬間、美希の意識はもっていかれたの」

P「ちょっと調べてみるぞ」

美希「な、なんだか怖いの。カブト虫とかが入ってた場合、一生立ち直れないの」


202: 2012/05/28(月) 22:38:44.31

P「……これは、ハバネロか」

美希「た、確かに、言われてみると辛かったと思うの」

P「でも、ハバネロぐらいで……あっ、あいつ、塩じゃなくて砂糖で握ってやがる!しかも分量がめちゃくちゃ多い!」

美希「そ、それなの!美希、甘味と辛味のデスウェーブにやられたの!濁流に飲み込まれたの!」


203: 2012/05/28(月) 22:40:26.71

美希「美希の味覚に対してシュメルの洪水が押し寄せたの!ノアの箱舟は間に合わなかったの!シュルッパクの王ジウスドラのように美希の意識はひれ伏したの!」

P「お、おぅ。落ち着け。混乱してるのはわかるが、何を言ってるのか全然わからん。いったいお前の受けたゆとり教育はどこを目指してたんだ」


204: 2012/05/28(月) 22:41:58.53

千早「あ、美希。どうだった?おいしかった?」

美希「千早さん!あれは料理が下手とかっていうレベルじゃないって思うな!美希、食べた瞬間違う世界に旅立ったの!セム・ハム・ヤペテとアララト山に登ったの!」

P「お、おぉ。美希、ほとんど誰にもわからない比喩を用いないでくれないか」


205: 2012/05/28(月) 22:42:31.89

千早「なるほど。つまり私のつくったおにぎりはヤハウェ・工口ヒムの想定した天上の海というわけね」

P「伝わっちゃった!?えっ!?なんなのそれ!?すごい!博識!今時の学生ってみんな聖書に詳しいの!?」


206: 2012/05/28(月) 22:43:46.41

美希「ありえないの!美希、おにぎりを残したの初めてなの!」

P「うおぉ、美希が千早にマジギレしてる。今日は色々な初めてに出会っちゃったな」

千早「まぁまぁ。大洪水だけに、水に流してくださいな」

P「うぜぇ!落語みたいなオチがうぜぇ!そのドヤ顔をやめろ!」


fin


211: 2012/05/29(火) 21:30:19.54

響「プロデューサー!」

P「んー?どうした響ー?」

響「自分、さっきかめはめ波を出せたぞ!自分を褒めたいなら褒めてもいいぞ!」

P「……いかん、泣きそうだ。不憫で」


212: 2012/05/29(火) 21:31:13.83

響「あれ!?プロデューサー!褒めないのか!?かめはめ波だぞ!なかなかできることじゃないさー!」

P「あぁ。響はすごいなー。さすが響。憧れるなー」

響「へへーっ!まぁ、自分は完璧だからな!」


213: 2012/05/29(火) 21:32:07.84

響「プロデューサー!実は、かめはめ波を出したってのはウソだぞ!騙されただろー!やーい!」

P「そうだったのかー。すっかり騙されちゃったなー。」

響「ふふん!まぁ、自分は完璧だからな!プロデューサーを騙すのだって簡単だぞ!」

P「そっかー。じゃあ今度からは響の言うことは何も信じれないなー」

響「!?」


214: 2012/05/29(火) 21:33:53.22

P「響は完璧だから、いつ俺を騙すかわからないしなー」

響「い、いやっ!そんなことはないぞ!自分は別に、プロデューサーにウソついたりしないぞっ!」

P「えー、だってさっきウソついたじゃん。信じられないなー」

響 「うぅ……」ジワッ


216: 2012/05/29(火) 21:35:24.36

響 「ご、ごめんなさいだぞ……自分、もう絶対ウソつかないから、許して欲しいぞ……」ウルウル

P(こいつホント可愛いな)

貴音「おはようございま……響?なぜ泣いているのですか?」


217: 2012/05/29(火) 21:36:19.32

貴音「あなた様。響を泣かせましたね?」

P「ご、ごめん。いや、でもそんな俺が悪いってわけでも……」

響「うぇーん!貴音ぇ!自分はひとつも悪いことしてないのに、プロデューサーがいじめるんだー!」

P「えっ!?なにこいつ!?自分を完全な被害者にしちゃってる!なんか自分を正当化しちゃってる!」


219: 2012/05/29(火) 21:37:20.50

P「よく聞け貴音!事情を説明するから!」

貴音「その必要はありません。響がわたくしにウソを申すはずがありませんから。」

P「聞く耳持たず!?とんだモンスターペアレント!いや、むしろそいつ今日ウソしか言ってないよ!?」


220: 2012/05/29(火) 21:38:18.86

響「……ごめん貴音。ちょっとウソついたぞ。実は、自分にも悪いところがあったんだ」

貴音「……ふふ、そうだったのですか。ならば、謝る相手が違うのではありませんか?」

響「プロデューサー、ウソついてごめん。自分、ちょっとプロデューサーに構って欲しかっただけなんだ」

P「そっか。こっちこそごめんな響。俺も少しひどいこと言っちゃったな」


221: 2012/05/29(火) 21:39:13.81

貴音「これで、仲直りですね」

響「うん!貴音、ありがとう!やっぱり自分、貴音のこと大好きだぞ!」

貴音「えぇ。わたくしも、響のことが好きですよ」

P(ひびたかいいなぁ)


fin


227: 2012/05/30(水) 21:39:17.25

真「プロデューサー!」

P「ん?どうした真」

真「僕、女の子らしくなるためにはどうすればいいか考えてきたんです!なので、ちょっと聞いてくれませんか?」

P「わかった。言ってみ?」


228: 2012/05/30(水) 21:40:01.39

真「まず、つねに内股!」

P「えっ!?……ん、んー、い、いやぁ、んー?ま、まぁいいだろう。次は?」

真「はい!おちょぼ口!」

P「んー、そ、それも……いや、……いやぁ、でも……んー、ま、まぁよし。次」


229: 2012/05/30(水) 21:41:01.07

真「はい!基本的にはニコニコして過ごす!」

P「お、おぉ!おぉ!それはいい!女の子だけかどうかってのはちょっとだけ微妙だけど!」

真「でも、ありさんとかを踏んじゃったら泣く!」

P「えっ!?そ、それはちがうんじゃ……いや、うん、ううん、あー、いやでも、情緒不安定な……ううん……よ、よし、次にいこう」


230: 2012/05/30(水) 21:42:59.16

真「コーヒーを飲んでにがぁ~いって言う!」

P「??ん?ん?えっ、いやっ……んっ?」

真「フランスに旅行に行く!」

P「???うん?どゆこと?うんん?」


231: 2012/05/30(水) 21:43:47.80

真「特徴的な語尾をつける!」

P「あっ!わかった!お前千早と話し合っただろ!?全てのアイディアがおかしかったもん!あぁ、そうだわ!今考えると千早だわ!だって意味わかんなかったもん!その割にツッコミづらかったし!」


232: 2012/05/30(水) 21:44:42.13

P「お前なぁ、相談する相手は選べよ。あいつ、バカだぞ?頭がキレるバカだぞ?一番たちが悪い性格だからな」

真「ひ、ひどい言い草ですね……だったら、プロデューサーが思う女らしさってなんですか?」

P「おっOい」


fin


241: 2012/05/31(木) 21:26:41.05

雪歩「プロデューサー」

P「どうした?雪歩」

雪歩「この前、真ちゃんにひどいこと言いましたよね?」

P「??なんのことだ?」


242: 2012/05/31(木) 21:27:33.20

雪歩「おっOいの件です」

P「おぅふ、それか。というか、雪歩がおっOいって単語を言うとは。もう一度お願いできるか?」

雪歩「今そういうのいりません」

P「ご、ごめん」

雪歩「もし真ちゃんにおっOいがあったら、それはもう真ちゃんじゃないでしょ?」

P「い、いや……でしょ?って言われても……」


243: 2012/05/31(木) 21:28:30.67

雪歩「もし仮に私が真ちゃんの子供を生んだとき、真ちゃんの方がおっOいが大きかったら嫌ですよね?」

P「前提条件からおかしい!お前が真の赤ちゃんを授かる日は来ないから!しかも、嫌な理由が結局お前の主観じゃねぇか!」


244: 2012/05/31(木) 21:29:22.77

雪歩「じゃあ、仮にやよいちゃんのおっOいが爆乳になったらどうしますか?プロデューサーだって私の気持ちがわかりますよね?」

P「……ふん。雪歩。勘違いするなよ。俺は、やよいのおっOいが好きなんじゃない。やよいが好きなんだよ。もし、やよいがGカップだったとしたら、Gカップのやよいを愛そう。やよいの乳輪がフリスビー並みだとしたら、フリスビー並みのやよいを愛そう。……そういうことなんだよ」


245: 2012/05/31(木) 21:30:43.76

雪歩「そ、そんな……」

P「お前の中の真への気持ちはその程度なのか?だとしたら、早々に諦めたほうがいい。俺は……俺は、やよいを諦めないよ」



P「俺は、やよいを、諦めない」



246: 2012/05/31(木) 21:31:42.12

雪歩「だ、だったら、実はやよいちゃんの性格がすごく悪かったらどうしますか!?例えば、捨て猫を蹴るとか!」

P「それなら、俺もその猫を蹴るよ」

雪歩「ぐっ……」


247: 2012/05/31(木) 21:32:39.98

雪歩「じゃ、じゃあ、やよいちゃんの見た目が全く違う人物になったら!?そ、それで、大金持ちの家の一人娘で、性格も全然違ってて……」

P「関係ないな。俺はそのやよいを幸せにする」

雪歩「……プロデューサーにとって、やよいちゃんとは何なんですか?」

P「……ただの言葉さ」

雪歩「…………!!」


248: 2012/05/31(木) 21:34:36.19

雪歩「……私の負けです。何があっても愛し続ける覚悟、伝わりました。……言葉、ですか……じゃあ、もしやよいちゃんの名前が春香ちゃんって名前とかだったとしても」

P「……あぁ。だったら俺は、春香を愛する!この世界の誰よりも!」


春香「おはようございま~……ってうええええええええええぇぇぇっっ!!!!!?????」



fin



256: 2012/06/01(金) 21:59:52.93

千早「プロデューサー」

P「ん?どうした千早?」

千早「大喜利っていいですよね。よし、ではやりましょう」

P「えっ?なにその導入?えっ?」


257: 2012/06/01(金) 22:00:43.11

千早「人員は既に揃っています。プロデューサーは司会をお願いします」

P「えっ?ホントにやるの?」

やよい「うっうー!頑張りますー!」

響「自分、頑張って面白いことたくさん言うぞ!」

雪歩「が、がんばります~!」

P「うわぁ。すごいメンツを揃えてきやがった。」


258: 2012/06/01(金) 22:01:54.48

千早「ではプロデューサー、何かお題をお願いします」

P「えっと、うーん……じゃあ~、無人島に1つだけ持っていくなら何を持っていく?」


259: 2012/06/01(金) 22:02:45.47

雪歩「はいっ!」

P「はい雪歩」

雪歩「真ちゃん!」

P「えっどゆこと!?無人島の定義を知らないの!?」

雪歩「子孫を残せるかなって」

P「残せねぇよ!生物なめんな!おしべとめしべの役割から学び直せ!」


260: 2012/06/01(金) 22:03:39.93

P「はい次っ!」

響「はい!」

P「じゃあ、響!何を持ってく!?」

響「貴音!」

P「一緒!お前へのツッコミは雪歩にしたのと一緒!なんなの!?全然人の話聞いてないの!?」

響「子孫を残せるかなって」

P「それも一緒!ほんとなんなの!?悔しかったの!?女性カップルが多すぎるだろ!被せとかいらねぇから!」


261: 2012/06/01(金) 22:04:35.08

千早「はい」

P「はい千早」

千早「お金」

P「意味なーい!使う場所がなーい!だってお店がなーい!」

千早「韻を踏んでみました」

P「貴音からのお金ね!はいはい、うるせぇうるせぇ!」



262: 2012/06/01(金) 22:05:27.59

やよい「はい!」

P「はい、やよい」

やよい「家族を連れてハワイとかに行ってみたいですーっ!」

P「うん、やよいは家族想いな良い子だなぁ。やよい、10ポイント!」


263: 2012/06/01(金) 22:06:31.28

P「じゃあ、次の問題。こんなアイドルは絶対トップアイドルになれない!さて、どんなアイドル?」



響「はいっ!」

P「はい響」

響「えー、バナナを食べない」

P「??」

響「…………えー、みかんを食べない」

P「いや、そこじゃねぇよ!ちょっと本気で意味分からなかったから!認めろ!お前は今スベったよ!」


264: 2012/06/01(金) 22:07:18.35

雪歩「はい」

P「はい雪歩」

雪歩「すぐ人前で的発言をする」

P「アウト!お前今のそれアウト!お前バカじゃねぇの!?的発言ってなんだよ!?的発言って、もう大体だろうが!」



265: 2012/06/01(金) 22:08:08.39

やよい「はい!」

P「はい、やよい」

やよい「一生懸命頑張らないアイドルはダメだと思います!」

P「そのとおりだなー。さすがやよい。10ポイント」



266: 2012/06/01(金) 22:10:05.91

千早「はい」

P「はい千早」

千早「一生懸命的なアレを頑張るアイドル」

P「お前の中のアイドルってなんなんだよ!?ホントお前は被せてきやがって!汚れに徹してんじゃねぇ!」

千早「えー、的な意味でバナナを食べるアイドル」

P「ふざけんな!なんで!?なんで更に響のまで被せたの!?」

千早「つい」

P「出来心が最悪のタイミング!」


to be continued


271: 2012/06/02(土) 21:49:20.50
投下します

273: 2012/06/02(土) 21:57:08.14

千早「プロデューサー」

P「おぅ」

千早「次の問題をお願いします」

P「はいはい。んじゃ~……トップアイドルあるある。トップアイドルの人によくあることとは?」


274: 2012/06/02(土) 21:58:06.34

雪歩「はいっ」

P「はい。じゃあ、雪歩」

雪歩「ファンのことを金づるって呼ぶ」

P「ゲスすぎる!人として0点じゃねぇか!なんでそんな奴がトップアイドルになれたの!?アイドル業界やばいだろ!」


275: 2012/06/02(土) 21:59:00.94

響「はい!」

P「はい、響」

響「高級な家を買う!」

P「い、いや……いや、うん、まぁあるけどな?お前大喜利の趣旨わかってるか?ごく普通すぎるだろ。もっと面白いことを言わないと。次っ!」


276: 2012/06/02(土) 21:59:55.38

やよい「はいっ!」

P「はい、やよい」

やよい「コンサートのチケットがすぐ売り切れちゃうと思います!」

P「そのとおりだな~。さすがやよい!目の付け所が違う!やよいは賢いな~。やよい、10ポイント!」


響「……」


277: 2012/06/02(土) 22:00:44.71

千早「はい」

P「はい千早」

千早「語尾にトップアイドルってつける」

P「だからお前はどんだけ語尾を重要視してんだよ!?というか、そんだけ長い言葉を毎回つけてたらテンポ悪くて仕方ねぇだろ!」


278: 2012/06/02(土) 22:01:44.78

P「んじゃあ次の問題。律子が引退ライブでやったとんでもないこととは?」


千早「はい」

P「はい、千早」

千早「転んだ。トップアイドル」

P「だから語尾がうるせぇんだよ!なに!?トップアイドルあるあるを実践してんの!?自分がトップアイドルだって自慢したいの!?そんなあるある、この世に存在してないから!」


279: 2012/06/02(土) 22:02:38.40

P「はい次ー」

響「はいっ!はいはいはーいっ!」

P「お、おぉ、やる気がすごいな。んじゃあ響」

響「メガネを外してお客しゃんの前に出た!」

P「うん、内容とかの前に、次は噛まないように頑張ろうな」


280: 2012/06/02(土) 22:04:05.18

雪歩「はい」

P「はい雪歩」

雪歩「はい。えー、涼さんの秘密をばらした」

P「最後に最悪のメガトンパンチ!自分が引退するからって、親戚のアイドル生命まで潰しにきやがった!」


281: 2012/06/02(土) 22:05:00.54

やよい「うーん、難しいですぅー」

P「そうだよな~。やよいはこれからのアイドルだから、引退ライブを考えるのは難しいよな~。よし、やよい10ポイント!」

響「!?そっ、それはさすがにおかしいと思うさー!」

P「はい、響マイナス10ポイント。次で最後なー」

響「!!??」


282: 2012/06/02(土) 22:06:06.82

P「じゃ最後の問題。アイドルが必ず持っている、三種の神器とは一体なに?」


やよい「はいっ!」

P「はい、やよい」

やよい「えっとぉ、家族と、友達と、あとはぁ、うーん……もやしかなーって!」

P「はい、やよい10ポイント」

響「!?なっ、なんでだ!?別に今の、そんなに面白くなかったぞ!?」

P「はい響マイナス5万ポイント」

響「5万!?」


283: 2012/06/02(土) 22:07:05.53

雪歩「はいっ!」

P「はい雪歩」

雪歩「酒、煙草、女!」

P「もう意味がわかんない!アイドル全員荒みすぎだろ!ていうかアイドルに対して女ってなんだよ!?ホント、さっきから雪歩どしたん!?なんか千早みたいになってるけど!お前らの身に何が起きてそうなったんだよ!?」


284: 2012/06/02(土) 22:08:47.40

千早「はい」

P「はい、千早。これで最後なー」

千早「ルックス、、」

P「3つだって言ってんだろうが!なんでそのワードを2回言った!?大事なことなの!?全然意味がわからない!もうただ言いたかっただけだろ!お前ホント大概にしとけよ!あーっ!もう、こんのっ、、、あぁーっ!ホント、、このぉっ!」


285: 2012/06/02(土) 22:10:07.86

千早「それでは、結果発表をお願いします」

P「あぁ……すごい疲れた……。まぁ、1位は、50ポイントでやよい!」

やよい「嬉しいですぅ~!」

P「ビリは、マイナス5万10ポイントで響!」

響「う~ん、まっっったく納得がいかないさぁ」


P「それとは別に、千早と雪歩はあとで説教な」


千早・雪歩「えっ」


fin


294: 2012/06/03(日) 21:58:53.92

春香「プロデューサーさん」

P「ん?どうした春香」

春香「あ、あのーっ、プ、プロデューサーさんってそのー……えっと……お、お菓子食べますか!?」

P「ん、いただこうかな。いつもありがとうな春香」


295: 2012/06/03(日) 21:59:57.71

春香「そ、それでですね……プロデューサーさんって、そのー……お、お菓子お口に合いましたか!?」

P「あ、あぁ、すごく美味しいよ。」

春香「そうですか、それはよかったです。……そ、それでですね……プロデューサーさんの好きな人って……好きなぁ、あのーっ、えーっと、あ、飲み物飲みますか!?私なにか持ってきますね!」

P「お、おい春香!……行っちゃった」


296: 2012/06/03(日) 22:00:44.03

P「一体どうしたんだ春香のやつ?なんだか様子がおかしかったな……」

律子「確かに変ですね」

P「うおぉぉっ!?い、いたのか律子」

律子「最初からいましたけど?」


297: 2012/06/03(日) 22:01:33.37

律子「春香、具合でも悪いんでしょうか?」

P「うーん。確かに顔は真っ赤だったけど……」

律子「……もしかして、ですけど……」

P「な、なんだ!?」

律子「もしかして春香……事務所を移籍するつもりじゃ……」

P「!?」


298: 2012/06/03(日) 22:02:26.10

P「な、なんでそう思うんだ!?」

律子「以前、春香が言ってたんです。千早ちゃんばっかりずるい、って。もしかして、千早と自分の歌唱力を比べられるのが嫌になったんじゃ……」

P「……そうだったのか」

春香「プロデューサーさん、飲み物持ってきましたよー!」

P・律子「……」


299: 2012/06/03(日) 22:03:17.89

P「律子、ちょっと春香と大事な話がしたい。席を外してくれないか」

律子「……わかりました」

春香「えっ!?だ、大事な話ですか!?」


300: 2012/06/03(日) 22:04:09.16

P「……春香、まずは謝らせてくれ。俺はお前の気持ちに気付くのが遅くなってしまった」

春香「は、はいっ!いえっ、気にしないで下さい!」

P「……春香には、春香だけの素晴らしい長所がたくさんある。可愛くて、女の子らしくて、人の気持ちをわかってやれるとても優しい子だ」

春香「え、えへへ……ありがとうございます」


301: 2012/06/03(日) 22:05:12.88

P「そんな春香を他の奴らには任せたくないんだ!」

P「俺は、出来ればこれからもずっとお前の成長をそばで見守っていきたい!」

春香「……!!それってつまり……」


302: 2012/06/03(日) 22:06:15.85

P「俺の気持ちは伝えた。決めるのはお前だ。…………春香、籍を移すのか?」

春香「!!い、いいんですか!?」

P「あぁ。正直な春香の気持ちを聞かせてくれ」

春香「……私、籍を移したいです!!!」


303: 2012/06/03(日) 22:07:27.23

P「……わかった」

春香「グスッ……プロデューサーさん。私、今すごく幸せです。ずっとこうなることを夢見てたんです」

P「そうだったのか……ごめんな。もう、俺のことをプロデューサーなんて呼ばなくてもいいんだぞ?」

春香「そ、それもそうですね!や、やっぱり、あなたって呼んだ方がいいですか!?」

P「ぐっ……せ、せめて名前にしてくれないか?なんだか、あまりに他人行儀で……」


304: 2012/06/03(日) 22:11:58.87

P「ほら春香。そろそろ仕事だろ」

春香「あっホントだ!じゃあ、いってきまーす!」




律子「……どうなりましたか?」

P「あぁ。春香は移籍するそうだ」

律子「そうですか……」

P「……春香とはずっと良い関係を築けていると思ってたんだが、どうやら俺の勝手な勘違いだったみたいだ。……ハハ、今まで、一緒に頑張ってきたのに、冷たいもんだよな」

律子「……」

P「……千早に会いたいなぁ」



fin


313: 2012/06/04(月) 21:22:30.64

春香「あずささん!」

あずさ「あら、どうしたの春香ちゃん?なんだかとっても機嫌が良いみたいね」

春香「バレちゃいましたか!?そうなんです!実はすごく良いことがあったんです!」

あずさ「あらあら~。それは良かったわね~。もしよかったら、私にも聞かせて欲しいわ~」


314: 2012/06/04(月) 21:23:20.23

春香「ごめんなさい!まだ内緒なんです!近いうちにみんなの前で発表しますから、楽しみにしてて下さい!」

あずさ「わかったわ。じゃあ、その日が来るのを楽しみにしてるわね~」

春香「はい!」


315: 2012/06/04(月) 21:24:05.33

P「千早」

千早「どうしましたか?プロデューサー」

P「いや、特に用事はないんだが、なんだか千早と話したくなってな」

千早「……珍しいですね。なにかあったんですか?」


316: 2012/06/04(月) 21:25:22.16

P「うん、ちょっとな。ま、簡単にいうとすべてが嫌になった」

千早「なかなかの説明ベタですね」

P「ははっ、ごめんな。今はまだ内緒なんだ。多分、近いうちに本人からみんなに伝えると思う」

千早「……本人、ですか?わかりました。……プロデューサー、なぜ落ち込んでいるのかはわかりませんが、元気出して下さいね」

P「ふふっ、ありがとう」


317: 2012/06/04(月) 21:26:14.80

あずさ「あら、千早ちゃん」

千早「あっ、あずささん」

あずさ「さっき春香ちゃんが言ってたのだけれど、なんだか、今度みんなに良いお知らせがあるらしいわよ~」

千早「そうなんですか。プロデューサーからは、悪い知らせがあるらしいですが」

あずさ「あ、あらあら。それはなんだか怖いわね~」


318: 2012/06/04(月) 21:27:05.56

千早「……もしかして、同じ話なんじゃないでしょうか?」

あずさ「?どういうことかしら?」

千早「つまり、春香にとっては良い話であり、プロデューサーにとっては悪い話、ということなのでは?」

あずさ「あぁ、なるほど~。そうねぇ、確かにありえるかもしれないわ~」

千早「プロデューサーの口ぶりからして、恐らくは春香に関した話だと思われます」


319: 2012/06/04(月) 21:27:50.92

あずさ「なにかしらね~」

千早「春香が喜ぶ……プロデューサーにとっては悪い知らせ……プロデューサーの『すべてが嫌になった』という言葉……プロデューサーは変態…………ハッ!わかりました!!」


320: 2012/06/04(月) 21:28:49.71





千早「謎は、とべてすけた!!」





321: 2012/06/04(月) 21:29:46.64

あずさ「い、一体どういうことかしら?」

千早「簡単なことですよ。つまり……春香に彼氏が出来たんです!」

あずさ「!」


322: 2012/06/04(月) 21:30:39.87

千早「前々からプロデューサーはこう仰っていました。春香のおっOいにむしゃぶりつきたい、と」

千早「春香の○○を×××して、恥ずかしがっている春香の顔に※※※※※を♂♂♂♂したい、と」

千早「きっと、それが出来なくなったので落ち込んでいるんでしょう」

あずさ「…………」


323: 2012/06/04(月) 21:32:30.93

千早「プロデューサーは紳士ですから、略奪愛はしませんしね」

あずさ「し、紳士……?」

千早「ふうっ。なんだかスッキリしました。明日春香には、お赤飯で握ったおにぎりをご馳走しないといけないわね」

あずさ「………………まぁ、千早ちゃんがそういうなら、そうなのかもしれないわね~。」


fin


330: 2012/06/05(火) 21:10:30.69
投下します

331: 2012/06/05(火) 21:11:23.43

亜美「ねぇねぇ、兄ちゃん兄ちゃん」

P「ん?どした?」

真美「兄ちゃんって口リコンなの→?」

P「よし、情報源は千早か雪歩だな。あいつらには一度本気で説教をしよう」


332: 2012/06/05(火) 21:12:06.43

亜美「ところで、口リコンってなに?」

真美「なんだか、大人っぽい響きですな→」
P「うん、ある意味正解だがある意味もっとも遠い答えかな」


333: 2012/06/05(火) 21:12:55.29

P「口リコンっていうのはなんていうか……そうだな、一言で言うなら、勇者って感じかな」

真美「おぉっ!なんかかっちょいい!」

P「さらに言えば、革命家ってやつだな」

亜美「うおぉっ!兄ちゃんすっげ→!尊敬しちゃうぜ!」


334: 2012/06/05(火) 21:13:46.96

真美「真美も口リコンになりたい!」

亜美「あっ!亜美も亜美も!」

P「う~ん。残念だが、女の子はなれないんだよ」

亜美「えぇ→!?なんでなんで!?」

真美「兄ちゃんばっかりズルいYO!」


335: 2012/06/05(火) 21:14:46.98

P「そもそも、口リコンってのは自分でなろうとしてなるものじゃなく、気付いたらなってるものなんだ。ある日突然、自分が他の人達とは違うということに気付く。そのとき、自分を認めることが出来た人間だけが真の口リコンになる。……俺はこの現象を覚醒(メタモルフォーゼ)と呼んでいる」

亜美真美「……か、かっちょい→!!」


336: 2012/06/05(火) 21:15:51.58

真美「真美達も覚醒(メタモルフォーゼ)したいYO→!」

亜美「兄ちゃん、なんとかなんないの!?」

P「う~ん参ったな……あぁ、だったら誰かを参考にしてみたらどうだ?俺の見たところ、雪歩はなかなかの覚醒者(トランスフォーマー)だぞ」


337: 2012/06/05(火) 21:16:35.84

真美「ゆきぴょんすっげ→!」

亜美「他にはいないの!?」

P「……まぁ、あと一人いるな」

亜美真美「えっ!?だれだれ!?」


338: 2012/06/05(火) 21:17:49.78

P「聞かないほうがいい。もう覚醒者(トランスフォーマー)なんてレベルじゃないんだ。俺なんかじゃ比べものにもならないほどの強者だぞ。」

真美「ここまで来てそりゃないぜ→」

亜美「勿体ぶらないで教えてくれYO→」


339: 2012/06/05(火) 21:18:43.24

P「……俺は、創造者(パラノイア)と呼んでいる」

亜美真美「ごくっ……」



P「……小鳥さんだ」



fin


343: 2012/06/06(水) 03:23:03.28

覚醒者が通りますよ!

346: 2012/06/06(水) 23:30:00.32

響「プロデューサー!」

P「どうした響ー?」

響「プロデューサー、春香と喧嘩してるのか!?」


347: 2012/06/06(水) 23:31:32.86

P「いやいや、どした?そんなわけないだろ?」

響「だって最近のプロデューサー、春香を避けてるように見えるぞ!自分、プロデューサーが白状するまで逃がさないからな!」

P「……飴食うか?」

響「わーい!ありがとうプロデューサー!」

P(チョロすぎワロタ)


348: 2012/06/06(水) 23:32:23.50

響「この飴、甘くてすごく美味しいさー!もっとたくさんちょうだい!」

P「どれぐらい欲しい?」

響「あと3つぐらい欲しいさー!」

P「甘いの3個欲しいのか?3個……イヤしんぼめ!!」


349: 2012/06/06(水) 23:33:35.14


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ドド


P「角砂糖も食いたいだろ?投げてやる……ご褒美だ、何個食いたい?2個か?」

響「ええ~~ッ!やああああだあああああ、もォ~~ッと、もオオオオオオ、もォーッとォォォォ。」

P「うそだよ!5個投げてやろう!同時に5個、口でキャッチできるかな?手使っちゃだめだぞ。」

響「うん!うん!うん!うん!うんうんうん!うんうんうんうんうんうんうんうん!」


350: 2012/06/06(水) 23:34:32.60

P「はっは、さすが響。やっぱり運動神経がいいなぁ」

響「ふふん!まぁ自分、完璧だからな!」
P「球技とかも得意なのか?」

響「自信ねーなあ~。ボール関係は邪念が入るタイプなんスよ、オレ……ボーリングでも、150以上のスコア出したことねーし、TVゲームのゴルフでも、ジャンボ尾崎に勝ったことねーもんなあ。」


351: 2012/06/06(水) 23:35:25.46

響「プロデューサーも体を鍛えた方がいいと思うぞ。」

P「あぁ……今度、ぶどうヶ丘高の方に『スポーツジム』がオープンするそうだが……真剣に『会員』になることを考えたよ…『体力』をつけなくっちゃあな……でも、あーゆートコの『会員』ってのは、どーなんだろうな?一週間もフロに入ってないヤツが、チンポいじった手で同じダンベル持ち上げたり、プールに入ったりするのかな?」


352: 2012/06/06(水) 23:36:19.80

P「ところでどうだ、砂糖は美味しかったか?」

響「ンまぁーーーーいッ!!味に目醒めたァーっ!ザリガニも食ってパワーアップッ!」

P「シブイねェ…まったくおたくシブイぜ」

響「第3部完!」


fin


362: 2012/06/07(木) 23:36:35.22

千早「プロデューサー」

P「どうした千早?」

千早「事務所のアイドルでバトルロワイアルを開催した場合、誰が生き残ると思いますか?」

P「ホントお前はなに言ってんの?」


363: 2012/06/07(木) 23:37:38.94

P「もうバトルロワイアルの映画が入って10年になるのか。時間が経つのは早いなー」

千早「そうですね。だからこそ、後悔のないよう、一瞬一瞬に全力を注ぐことが大事ですね」

P「なんで急に良いこと言ってんだ。さっきまで仲間達に争わせようとしてたくせに」


364: 2012/06/07(木) 23:39:16.82

千早「プロデューサーは、10年前はどのような人だったんですか?」

P「10年前か……中学・高校ぐらいだから、ちょうど今のお前達と同い年ぐらいだな」

千早「鼻水垂らしながら何をして生活してたんですか?」

P「なんで鼻水は確定なんだよ!前提から間違ってる!そんな灰色の高校生活送ってきてねぇよ!お前の雑ないじり方が腹立つんだよ!」


365: 2012/06/07(木) 23:40:12.48

千早「部活動などは所属していましたか?」

P「あぁ、テニス部だったよ」

千早「ふふっ、ナイスジョーク。写真部ですよね?」

P「いや、意味わかんない!俺ってそんなに強烈な写真部イメージがあるの!?」

千早「あ、テニス部っていう名前の写真部だったんですか?」

P「どゆこと!?その名称にすることでどんな利益が生まれるんだよ!ややこしさが限界突破してんだろうが!」


366: 2012/06/07(木) 23:41:45.35

千早「ちなみに彼女とかは……いえ、なんでもありません。ごめんなさいごめんなさい」

P「やめろ!うるせぇ!それ、結構本気でイライラする!」

千早「す、好きな食べ物はなんですか!?」

P「話題変えがヘタすぎるだろ!」


367: 2012/06/07(木) 23:42:35.98

P「とゆうか、学生時代は普通に彼女いたよ。」

千早「?」

P「えっ!?なんで急に言葉が通じなくなったの!?」

千早「ん、あぁ。なるほど……月額いくら払ってたんですか?」

P「そういう契約じゃねぇよ!まずそんなシステム設定の彼女を見たことがないわ!」


368: 2012/06/07(木) 23:43:27.95

千早「じゃあどういうことですか?その彼女って、人だったんですか?」

P「疑問を抱く箇所が初歩過ぎるだろ!俺に対しての見下しぶりが半端ねぇな!」

千早「二次元は人とはカウントしませんよ?大丈夫ですか?今ならまだ間に合いますよ?」

P「しつけぇ!思春期時代に感じた母親のウザさよりウザい!」


369: 2012/06/07(木) 23:44:55.13

千早「学生時代に戻りたいとは思いますか?」

P「う~ん。まぁそりゃ、学生時代ってのはやっぱり楽しかったさ。でも今も楽しみながら生活出来てるから、戻りたいとは思わないかな」

千早「つまり私のおかげ、と。仕方ないですねぇ。これからも私なりのエンターテイメントを披露して楽しませてあげますね」

P「……まぁ、千早といると楽しいのは認めるよ」ナデナデ

千早「……むぅ」


fin


376: 2012/06/08(金) 23:24:47.62

千早「プロデューサー」

P「どした?千早」

千早「どこかにタイムマシン落ちてませんかね?」

P「ある意味その質問が時空を越えてるぞ」


377: 2012/06/08(金) 23:25:34.11

P「なんでタイムマシンが欲しいんだ?」

千早「いや、ちょっと織田信長に本能寺の変の件についてインタビューしてみたくて」

P「ホントお前は大うつけだな」


378: 2012/06/08(金) 23:26:26.07

千早「プロデューサーは好きな歴史上の人物いますか?善統親王ですか?」

P「い、いや……ごめん、それ誰?」

千早「……ハァ。鎌倉時代の皇族。順徳天皇の第六皇子」

P「えっ、そこまでやれやれみたいな空気出されるほどの知識ではない気がするんだけど」


379: 2012/06/08(金) 23:27:15.36

千早「プロデューサー、あなたはアイドルの行く末を担っているのですから、一般常識は身につけておくべきだと思います」

P「そこまで言われなきゃいけない!?なんなの善統親王って!全然知らないけどそいつが憎い!」


380: 2012/06/08(金) 23:28:19.68

千早「では、一般常識の問題を出します。『行った』の謙譲語はなんでしょう?」

P「参った」

千早「ハァ……ギブアップですか……」

P「いや、その参ったじゃねぇよ!とんだ引っかけ問題!どう答えても俺に勝ち目がねぇじゃねぇか!」


381: 2012/06/08(金) 23:29:03.37

P「じゃあ俺も問題を出すぞ。日本国民の三大義務は、『勤労』『教育』となんでしょう?」

千早「No、税!」

P「それじゃあ払ってないだろうが!なんで日本の義務に英語が混ざるんだよ!」


382: 2012/06/08(金) 23:31:18.55

千早「次の問題です。『瑪母綸』なんと読むでしょう?」

P「いやいや!読み問題出せるのはおかしいだろ!お前口に出してるはずじゃん!やめろ!世界観が変なことになる!」

千早「正解は、オーストラリアの都市『メルボルン』です。まったく、プロデューサーの頭の中はメルボルってますね」

P「メルボルってるってなんだよ!?馬鹿にされたのはわかったが、具体的な意味がまったくわからん!」


383: 2012/06/08(金) 23:32:08.15

千早「ワイヤーを1.5mずつ切断し、1度の切断にかかる時間は7分です。30mのワイヤーを切断し終えるのに何分かかるでしょうか?ただし、1度切断するたびに3分間の機械の冷却時間を設けなくてはなりません」

P「うぉぉ。なんかガチな問題がきたな。……普通に200分じゃないのか?」

千早「ふふっ。画面の前のあなたは、答えがわかりますか?」

P「だからそういうのやめろ!」


fin


394: 2012/06/09(土) 23:01:47.68

小鳥「プロデューサーさん」

P「どうしましたか?小鳥さん」

小鳥「テレビとリモコンって、どっちが受けだと思いますか?」

P「……」


395: 2012/06/09(土) 23:02:30.50

小鳥「私的には、自分の想いを赤外線とともに発信しながらも届かないリモコンがヘタレ攻めで、様々な表情を持つテレビが小悪魔的な誘い受けだと思うんですが、いかがでしょう?」

P「い、いかがでしょうと言われましても……」


397: 2012/06/09(土) 23:03:19.28

小鳥「メントス×コーラとか」

P「??」

小鳥「ふふっ。コーラってば、まだ一粒しか入れてないのにこんなに溢れちゃうなんて、ホント淫乱だなぁ」

小鳥「み、見ないでぇ……」

小鳥「うはwwwwwwwwwwこれは萌えるwwwwwwwwww泡立っちゃうwwwwwwwwwwwwwwペプシwwwwwwwwww」


398: 2012/06/09(土) 23:04:27.62

小鳥「松本人志×浜田雅功。これは定番ですけど、すごくいいと思うんです」

小鳥「あかん、あかんて。そんなん入らへんて。ホンマやめやぁ、あっ、んっ……」
小鳥「ごっつえぇわwwwwwwwwお前の中、めちゃめちゃWOW WAR TONIGHTやんwwwwwwww」


399: 2012/06/09(土) 23:05:52.38

小鳥「ああああああああああああああああああああかわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!分かってますおっさんだって分かってますでもかわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!相方のこと好きなんだろ!そうなんだろ!大丈夫知ってる!かわいい!!相方好きすぎて自分に自信がなくなってるんですよねええええああああかわいい過ぎてつらい!いっそ氏にたい!氏にたい!!!!!!!!私がこのかわいさに悶えてる内に頃して!!!!!!!!!!!!!ああああああああああああああああああああかわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいあなたにあえて幸せです一生ついていきますうおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」


402: 2012/06/09(土) 23:07:04.39

小鳥「萌ええええええええこんなに萌えたのは久しぶりだわ萌えすぎてなぜか腹が痛いやっぱり私に足りなかったのはこの感覚なんですね普段そんなに反応しないシチュでも普通に萌えれるぐらい今日のセンサーは反応が良かった。たまにだからすごい幸せなんだよね萌えっていうかもうほんとつらい胸がくるしい彼等の心情を思うと辛すぎて涙が出そうになる。もっと怒っていいのに、なんであんな風に笑えるの。すべてを許せるの?好きとかいうレベルじゃなくてもう完全に愛しちゃってるんだな…。その愛があんまりきれいで、健気でやさしくて、そんな子が傷ついてるのに笑ってる様がみててほんとつらい…。またいつか萌えすぎて辛いぐらいになれたらいいな」




P「……」


fin


419: 2012/06/10(日) 21:52:13.36

春香「プロデューサーさん!」

P「どうした?春香」

春香「こ、今度、うちに遊びに来ていただけませんか?」

P「うちって、春香の家か?」


420: 2012/06/10(日) 21:53:19.75

春香「はい!と、とは言っても、あの、別に変な意味とかじゃなくて、その、、、」

P「そうだな。俺も、近いうちに春香のご両親に挨拶に行きたいと考えていたんだ」

春香「!!そ、そうだったんですか!?」


421: 2012/06/10(日) 21:54:27.15

P「はは、当たり前だろ?これから、お前の環境は色々と変わるんだ。ご両親に心配をかけるわけにはいかないだろう。それにまぁ、お金の話とかもしないといけないし」

春香「お、お金って、やっぱり式のための資金のことですよね!?」

P「ん?…あぁ、まぁそうだな。色々と記者会見を開くことにはなるだろうな。なんていったって、トップアイドル天海春香の一大ニュースなんだからな」

春香「ふ、ふぇ~」


423: 2012/06/10(日) 21:55:25.60

P「……あと、春香とはちょっと2人っきりで話したいこともあるしな」

春香「!!!そ、それってやっぱり、その…………あ、あのですね!わ、私、そういった経験が、そ、その……」

P「?まぁ、大したことじゃないよ。すぐにすむことだ」

春香「!?い、いやいや!物凄い重要なことだと思いますよ!?」


424: 2012/06/10(日) 21:56:16.06

春香「……そ、その、まだちょっと言うのが早いんですけど……私、初めてがプロデューサーさんで良かったです。……な、なんて、エヘヘ」

P「……グスッ」

春香「プ、プロデューサーさん!?」

P「ご、ごめん。ちょっと嬉しくてな。その、春香が卒業しても、俺との思い出を忘れないでいて欲しいなって」

春香「そ、卒業ですか」


425: 2012/06/10(日) 21:57:45.90

P「あ、あのさ。今更こんなこと言うのもアレなんだが……もし、春香がやっぱり籍を移すのをやめたくなったら、いつでも言ってくれ。すべての責任、後処理は俺がしてやる。だから、春香が本当に後悔しない道を選んでくれ」

春香「プロデューサーさん……ありがとうございます。お気持ちだけいただいておきますね。でも私、この決断だけは絶対に後悔することはありませんよ!」

P「……そっか。そうだよな。すまん、なんか変なこと言っちゃったな」

春香「いえ、プロデューサーさんが私のことを本当に大切に思って下さっているということが伝わってきました」


426: 2012/06/10(日) 21:58:39.87

P「なんか湿っぽくしちゃってごめんな。これは春香にとって新しいスタートなんだ。もっと明るく元気に!それでこそ765プロの天海春香だよな!」

春香「はい!……プロデューサーさん、大好きです!」

P「あぁ!俺も、春香のことが大好きだ!」


427: 2012/06/10(日) 22:00:23.88

春香「……エヘヘへ」ギュッ

P「……幸せになれよ」

春香「……幸せにしてくださいね」チュッ





P「………………ん?」


fin


437: 2012/06/11(月) 20:44:19.57

千早「結局、世界遺産を破壊してこそトップアイドルだと思うの」

雪歩「さすが千早ちゃん。思わず私のマチュがピチュしちゃったよ~」

P「……千早、雪歩」

雪歩「あっ、お疲れさまです。どうしましたか?プロデューサー」

P「ちょっと誰かに相談したいことがあったんだが……」

P(……よりによってこの二人しかいないのか……)


438: 2012/06/11(月) 20:45:06.62

雪歩「私達でよかったら相談に乗りますよ?」

千早「教えて!岡部の力になりたいの!」

P「うん、力になる気はないということはわかった」


439: 2012/06/11(月) 20:45:56.80

P「……まぁとりあえず聞いてくれ」

千早「はい」

P「ありのまま起こった事を話す。『春香との事務所移籍の話は、プロポーズだった』何を言ってるのかわからねーと思うが、俺も何をされたのかわからなかった。頭がどうにかなりそうだった……超スピードだとか催眠術だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」

雪歩「……な、なるほど~」


441: 2012/06/11(月) 20:47:21.71

雪歩「プロポーズですか~」

千早「これから毎日、僕に味噌汁を作ってくれないか?」

雪歩「ま、毎日私が料理を作るなんて、女性差別です~。家事は分担するべきです~」

千早「二日に一回は、僕に味噌汁を作ってくれないか?」

千早・雪歩「あはははは!」


P「……」イラッ


442: 2012/06/11(月) 20:48:36.09

P「……今のはなんだ?」

千早「プロポーズですよ」

雪歩「ドキがムネムネします~!」

千早「心臓病かしら?いいえ、恋の病です」

千早・雪歩「あ~っはっはっはっは!」

P「…………」イライラッ


443: 2012/06/11(月) 20:50:18.89

P「そ、それでな……一体俺はどうすればいいと思う?」

雪歩「プロデューサーは、春香ちゃんのことが好きなんですか?」

千早「ちょっと~!やめなよ~!そういうの聞いちゃダメじゃ~ん!男子に聞かれたらどうすんのさ~」

雪歩「え~っ、いいじゃんいいじゃ~ん!言っちゃいなよ~!誰にも言わないって~」

千早・雪歩「女子中学生かっ!」ビシィッ

千早・雪歩「HAHAHAHAHA!」


P「…………帰ろ」スタスタ


444: 2012/06/11(月) 20:52:13.95

雪歩「プロデューサー、もう帰ったみたいだよ…………それじゃ、始めよっか。千早ちゃん」

千早「えぇ……春香に悲しい思いはさせたくないわ。私達があの二人のキューピットになるのよ」

雪歩「春香ちゃんは笑顔が一番素敵だもんね!」

千早「……それに、プロデューサーにも幸せになってもらいたいしね」

雪歩「ふふっ、やっと今までの恩返しができます~!」



千早「それじゃ……これより、未来を司る女神作戦(オペレーション・スクルド)を実行に移す!!時は来たれり!!!」

雪歩「オォーッ!!」


to be continued


469: 2012/06/22(金) 19:28:53.92

千早「プロデューサー」

P「ん?」

千早「プロデューサーは、765プロが好きですか?」

P「そりゃあもちろん。俺は765プロが大好きだぞ」


471: 2012/06/22(金) 19:29:42.62

千早「プロデューサーは、うちの事務所のアイドルを好きですか?」

P「……どうしたんだ?いや、そりゃ当然みんなのこと好きだぞ?」

千早「その中でも、特に大切にしてる人はいますか?」

P「やよ…………俺は、みんなに対して平等に接しているつもりだよ。全員が大事なアイドルなんだからな。と、当然だろ?」


472: 2012/06/22(金) 19:30:44.40

千早「プロデューサーは、春香のことをどう思っているのですか?」

P「……春香は、真面目だし優しいし、本当に良い子だよ」

千早「……そういうことを聞きたいんじゃありません」


473: 2012/06/22(金) 19:32:04.84

千早「プロデューサーは、[たぬき]の秘密道具の中で一番欲しいものはなんですか?」

P「えっ!?急に話題変えちゃうんだ!?」

千早「私なら、どこでもドアが欲しいです」

P「そっか。すげぇどうでもいい」

千早「愛の前では距離など消えるのです」ドヤ

P「うぉぉ、全然意味わかんねぇ」


474: 2012/06/22(金) 19:32:51.66

千早「プロデューサーは、ドラえもんの秘密道具の中で一番欲しいものはなんですか?」

P「あっ!急に話題変えちゃうんだ!?」

千早「私なら、どこでもドアが欲しいです」

P「そっか。すげぇどうでもいい」

千早「愛の前では距離など消えるのです」ドヤ

P「うぉぉ、全然意味わかんねぇ」


475: 2012/06/22(金) 19:34:29.87

千早「プロデューサーは、のび太やスネ夫、ジャイアンのような存在ですよね」

P「……どういう意味だ?」

千早「しずかじゃない」

P「どゆこと!?うるさかったってこと!?お前の伝え方がすっげぇうぜぇ!」


476: 2012/06/22(金) 19:35:18.65

千早「プロデューサーは好きな人がいますか?」

P「……ホントお前は話題変えが急だな」

千早「私はいますよ」

P「うん?……えっ!?いるの!?千早に!?」

千早「そりゃあ私だって思春期……発情期ですから」

P「いや、言い直さなくていいから」


477: 2012/06/22(金) 19:36:04.05

千早「その人は、頭がおかしくて、変態で、変人なんです」

P「ほぉ。なんかすごい人だな。好きになる要素がまったくない気がするが」

千早「まぁ、気にしないで下さい。今はプロデューサーの話です」

P「えっ!?お前から話題振ってきたよね!?」


478: 2012/06/22(金) 19:37:02.95

千早「プロデューサー。自分の気持ちにウソをつかないで下さい。いつかきっと悔やみますよ」

P「……」

千早「私は、プロデューサーが後悔する姿を見たくありません」

P「……うん」

千早「今、萩原さんが春香に事情を説明しているはずです。行ってあげて下さい」

P「……了解。ちょっと行って来ようかな。ありがとな、千早」



to be continued


479: 2012/06/22(金) 19:38:01.40

雪歩「春香ちゃん」

春香「あれっ?どうしたの雪歩?」

雪歩「春香ちゃんって、プロデューサーのことが好きなの?」

春香「えっ!?きゅ、急にどうしたの!?」


480: 2012/06/22(金) 19:39:38.18

雪歩「プロデューサーと結婚するって噂を聞いたんだけど……」

春香「あ、あはは……噂になってるんだ」

雪歩「本当なの?」

春香「う、うん。実はそうなんだ。具体的な話は決まってないんだけどね」

雪歩(オゥフ。本当に勘違いしてるでござる)


481: 2012/06/22(金) 19:40:29.34

雪歩「春香ちゃんは、何があってもプロデューサーのことを信じることができる?」

春香「ホントどうしたの急に?」

雪歩「答えて」

春香(あ、怖い雪歩だ)


482: 2012/06/22(金) 19:41:19.52

春香「私は、プロデューサーさんのことを信じてるよ」

雪歩「仮に、プロデューサーが変態でも?」

春香「……うん。仮じゃないけど」

雪歩「プロデューサーが異常に鈍感でも?」

春香「うん。身を持って知ってるから大丈夫」


483: 2012/06/22(金) 19:42:34.16

雪歩「実はね、春香ちゃん。」

春香「うん?」

雪歩「春香ちゃんが想像している以上にプロデューサーは鈍感なんだ」

春香「?どういう意味?」

雪歩「そろそろ本人が来るから、直接聞いてみて。それじゃあ、私は風のように去るね。そう、鈴蘭にしなだれる露木の隷属は闇に飲まれしカノッサの如き美しくあれ……」

春香「雪歩、私じゃそういうの捌ききれない」



to be continued


493: 2012/06/24(日) 00:01:45.55

愛「あっっ!!律子さんじゃないですかっ!!こんにちは!!」

律子「あら、日高さん。こんにちは」

愛「律子さんと会うの久しぶりですねっ!!会えて嬉しいです!!」

律子「えぇ、私もよ。ところで声のボリュームどうにかならないかしら」


494: 2012/06/24(日) 00:02:38.76

愛「律子さんって昨日が誕生日だったんですよねっ!!おめでとうございます!!」

律子「あら、覚えててくれたの?ありがとう」

愛「あたしは、明日が誕生日なんですっ!!」

律子「そうだったわね。ちょっと早いけどおめでとう」

愛「つまり今日は、あたしと律子さんの誕生日ですよっ!!」

律子「え??」


495: 2012/06/24(日) 00:03:28.54

律子「ごめんなさい、ちょっとわからなかったわ。もう一度お願いできる?」

愛「はいっ!!今日はあたし達2人の誕生日ですっ!!」

律子「いえ、私の誕生日は昨日よ?」

愛「はいっ!!おめでとうございます!!」

律子「そ、そうじゃなくて」


496: 2012/06/24(日) 00:04:18.64

律子「ちょっと説明してもらってもいい?」

愛「はいっ!!昨日は、律子さんの誕生日でしたっ!!」

律子「えぇ、そうね」

愛「明日はあたしの誕生日ですっ!!」

律子「えぇ。ここまではわかるわ」

愛「つまり、今日は2人の誕生日ですっ!!」

律子「??急にわからなくなったわ」


497: 2012/06/24(日) 00:05:05.47

愛「誕生日が同じだなんて嬉しいですっ!!」

律子「い、いえ、私と日高さんの誕生日は違う日よ?そんな偶然一緒みたいな言われ方しても……」

愛「つまり、同い年ですねっ!!」

律子「えぇっ!?どういう結論!?全然つまりの意味がわからないわ……涼も苦労してそうね」


498: 2012/06/24(日) 00:06:05.83

愛「律子さんは、なんでこの日付で産まれたんですかっ!!??」

律子「えええぇっ!?な、なんで!?そ、それは母親に尋ねるしか……私の意志は一切介入していないから、ちょっと答えかねるわね」

愛「ママに聞けばいいんですかっ!!??わかりましたっ!!電話してみますねっ!!」

律子「いっ、いえっ!日高さんの母親って意味じゃないの!日高舞さんって意味じゃないのよ!いくら元トップアイドルでも私の家の家庭事情は知らないだろうしっ!」


499: 2012/06/24(日) 00:06:55.79

愛「涼さんなら元気ですよっ!!」

律子「えっ!?急にどうしたの!?あっ、さっき私が涼の名前を出したから!?だとしたらレスポンスが遅すぎじゃないかしら!?」

愛「この前も~……あれっ!!??何を言おうとしたんでしたっけ!!??あっそうだ!!律子さん!!お誕生日おめでとうございます!!」

律子「ほ、本気で言ってるの!?ちょっと怖くなってきたわ……」


500: 2012/06/24(日) 00:07:55.44

律子「この子、うちの千早とは別ベクトルでカオスね……」

愛「ベクトル!!??ベクトルってなんですかっ!!?あたしも食べてみたいですっ!!??」

律子「そこに食いつかれても……」

愛「食いつく!!??あたし、まだ食べてないですよ!!??ベクトルってケーキかなにかですかっ!!??あっっ!!ケーキと言えば、律子さん誕生日おめでとうございますっ!!」

律子「だ、誰か助けて……」


fin


511: 2012/06/30(土) 13:14:23.59

P「春香」

春香「なんですか?プロデューサーさん」

P「あー、ちょっと話があるんだが。今大丈夫か?」


512: 2012/06/30(土) 13:15:20.86

P「えー、そのー、ちなみに春香は765プロを移籍なんてしないよな?」

春香「急にどうしたんですか?私移籍なんて考えたこともありませんよ」

P「そ、そうだよなー。う、うん。よかったよかった」

春香「?」


513: 2012/06/30(土) 13:16:00.78

春香「プロデューサーさん。私に何か隠しごとしていませんか?」

P「ん!?んー……んー」

春香「口ぐらい開いて下さい」


514: 2012/06/30(土) 13:16:55.23

P「…………あのー、さ?お、俺と春香って、今、俗に言う婚約をしてるんだよな?」

春香「は、はい、そうですね」


P「…………………よしっ」





P「幸せになろうな、春香っ!!」



千早・雪歩(全部わかってたことにしたー!!!)


515: 2012/06/30(土) 13:17:41.02

P「俺は、春香を愛してる」

春香「プ、プロデューサーさん」

P「……やよいと春香を愛してる」

春香「なんでやよいが入ったんですか?」


516: 2012/06/30(土) 13:18:41.94

P「まぁ、こんな感じで……」

P「アリーヴェデルチ(さよならだ)」


fin

533: 2012/07/07(土) 23:10:30.19

千早「プロデューサー」

P「うん?どうした千早」

千早「今頃、織姫と彦星はしっぽりやってるんですかねぇ」

P「お前は七夕すら工口い目でしか見れないのか」


534: 2012/07/07(土) 23:11:22.86

千早「雨が降った場合は会えないらしいですよね」

P「うん、そうらしいな」

千早「でも、二人がいるのって宇宙ですよね?雨関係なくないですか?」

P「あぁー、言われてみれば確かにそうだな」

千早「多分、お互い既に冷め始めてるんでしょうね。今年地球は雨らしいし、また次の機会でいいよね。的な」

P「ひどい倦怠期!一年に一回のチャンスなんじゃないのかよ!?二人のノリが現代っ子すぎるだろ!」


535: 2012/07/07(土) 23:12:11.59

千早「ちなみに、七夕の日に降る雨を催涙雨というらしいですよ。織姫と彦星の涙らしいです」

P「おぉ、二人とも号泣だな。やっぱり冷めてないんじゃないか」

千早「自分達の涙のせいで会えないってのも変な話ですよね。今年はだるいし、泣いとけばいいか。的な」

P「お前は二人に恨みでもあるの!?言い伝えに対してどんだけ悪意の目を向けてんだよ!?」


536: 2012/07/07(土) 23:13:00.76

千早「何百年も経ってる訳ですし、天の川を渡れる舟を作るとか、解決策はいくらでもあると思うのですが」

P「そういえば小さい頃いたなぁ。物語にケチをつける奴」

千早「あ、今年はなしでー。はーい。うん、じゃあまたー。みたいなやりとり程度でしょうね」

P「今明らかに電話してたよね!?そんな文明の利器ないから!文句つけたいなら時代背景をしっかりさせろよ!」


537: 2012/07/07(土) 23:13:50.00

千早「多分彦星は浮気してますしね。乙女座あたりと」

P「濡れ衣が酷い!乙女座もびっくりだよ!なんなの!?七夕にどんな嫌な思い出があるの!?」

千早「織姫はかに食べてます」

P「かに座!あいつは食用に用いられてるのかよ!?」


538: 2012/07/07(土) 23:15:43.05

千早「きっと彦星は、織姫と乙女座を天秤にかけてるんですよ。……天秤座だけに」

P「うるせぇよ!星座を昼ドラみたいな楽しみ方するんじゃねぇ!」

千早「織姫はそれを知らずに、かにばっかり食べてますし」

P「かに座ー!止めてやれよ!かに座が何をしたって言うんだよ!?」


539: 2012/07/07(土) 23:16:33.24

千早「逆に、たまにぐらいがちょうどいいんでしょうか」

P「んー。まぁ、新鮮さはあるんだろうな」

千早「またいつか会えるってぐらいの気持ちが一番いいモチベーションなのかも知れません」

P「幸福というのはこういうことだ……これでいい」


fin


540: 2012/07/07(土) 23:39:35.37

引用元: 千早「プロデューサー」P「ん?」