1: 2012/06/11(月) 21:08:30.65
~765プロ事務所~
高木「あぁ、律子君。今月ようやく二十歳の誕生日を迎える事だし君にこの事務所をプレゼントしたいと思ってるんだが!」
律子「えっ?」
高木「私もそろそろ歳だからね……。これからの765プロの行く末を考えてみたら律子君に任せるのが適任だという決断に至ったのだよ」
律子「いやいやいやいや!! そう簡単に決められても困りますって! それに社長っていうくらいなら私よりプロデューサーの方が……」
高木「彼はアイドルに関してはプロフェッショナルだが、経営に関してはてんて駄目みたいでね。勿論彼にもこの件は話したのだが丁重にお断りされたよ」
律子(大方『律子の方が適任ですよ! それに誕生日そろそろですし。良いプレゼントになるんじゃないですか?』とか言ったんでしょうね)
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1339416510/
高木「あぁ、律子君。今月ようやく二十歳の誕生日を迎える事だし君にこの事務所をプレゼントしたいと思ってるんだが!」
律子「えっ?」
高木「私もそろそろ歳だからね……。これからの765プロの行く末を考えてみたら律子君に任せるのが適任だという決断に至ったのだよ」
律子「いやいやいやいや!! そう簡単に決められても困りますって! それに社長っていうくらいなら私よりプロデューサーの方が……」
高木「彼はアイドルに関してはプロフェッショナルだが、経営に関してはてんて駄目みたいでね。勿論彼にもこの件は話したのだが丁重にお断りされたよ」
律子(大方『律子の方が適任ですよ! それに誕生日そろそろですし。良いプレゼントになるんじゃないですか?』とか言ったんでしょうね)
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1339416510/
2: 2012/06/11(月) 21:18:40.48
高木「と言う事で君にこの事務所を託した! よろしく頼むよ、律子君」
律子「んな無茶なぁ……」ガクッ
P「ただ今戻りましたー……って、社長。もしかして!?」
高木「あぁ、君か。お帰り。そして紹介しよう! 彼女が765プロ新社長、秋月律子君だ!」
P「あの話ジョークじゃなかったのか……」
律子「プロデューサー殿も何とか言ってくださいよぉ!」
P「いや、そのだな。うん、弱冠20歳ながら大手プロダクションの社長だなんて凄いじゃないか。これも何かの運命だよ、律子」
律子「嬉しくない! 全然嬉しくないから! そういうフォローで納得させようとしないでっ!」
高木「君の言っていた通りだよ。律子君程社長に適任な人材はいない!」
P(社長が言いだしたら止まらないだろうし、律子が折れるかうやむやにされるかのどっちかだろうな……)
P(どうせなら律子が社長になってくれれば俺の休暇もう少し増やしてもらえるんじゃないか)
P(あわよくば給料だって今より上がるかも……?)
P「律子、物の試だ。やってみようぜ、社長!」
律子「えぇ~……」ゲンナリ
律子「んな無茶なぁ……」ガクッ
P「ただ今戻りましたー……って、社長。もしかして!?」
高木「あぁ、君か。お帰り。そして紹介しよう! 彼女が765プロ新社長、秋月律子君だ!」
P「あの話ジョークじゃなかったのか……」
律子「プロデューサー殿も何とか言ってくださいよぉ!」
P「いや、そのだな。うん、弱冠20歳ながら大手プロダクションの社長だなんて凄いじゃないか。これも何かの運命だよ、律子」
律子「嬉しくない! 全然嬉しくないから! そういうフォローで納得させようとしないでっ!」
高木「君の言っていた通りだよ。律子君程社長に適任な人材はいない!」
P(社長が言いだしたら止まらないだろうし、律子が折れるかうやむやにされるかのどっちかだろうな……)
P(どうせなら律子が社長になってくれれば俺の休暇もう少し増やしてもらえるんじゃないか)
P(あわよくば給料だって今より上がるかも……?)
P「律子、物の試だ。やってみようぜ、社長!」
律子「えぇ~……」ゲンナリ
3: 2012/06/11(月) 21:27:45.26
律子「だって私が社長なんてやったら竜宮小町どうするんですか?」
P「いや別に社長だからってプロデュース業辞めろだなんて言ってないだろ? 兼業すりゃいいんだよ!!」バァン
律子「自分の事じゃないからってドヤ顔して……!! 私だって彼女達のプロデュースで精一杯なんですよ?」
P「俺、竜宮のみんな以外のメンバーちゃんとプロデュースしてるけど?」ドヤァ
律子「そ、それは……」
P「尚且つIU(アイドルアルティメイト)全部門制覇したけど?」ドヤァ
律子「」ブチッ
律子「わーったわよ!! やりゃあ良いんでしょやりゃあッッ!!!」ドン
P(ちょろいぜ)
高木(ちょろいな)
律子「ええ良いですよやってやりますよええ!! その代り覚悟してくださいよね?」
P「えっ?」
律子「当たり前でしょう? 社長の意思に従うのが従業員でしょう?」
P(早速かよ!)
律子「うふふ……いっその事社長権限振りかざしてまずは事務所移転とかしたいわねぇ」
高木「思い切りがあるのは良い事だよ、律子君」
P「いや、いきなり事務所移転とか思い切り良すぎですよそれ……」
P「いや別に社長だからってプロデュース業辞めろだなんて言ってないだろ? 兼業すりゃいいんだよ!!」バァン
律子「自分の事じゃないからってドヤ顔して……!! 私だって彼女達のプロデュースで精一杯なんですよ?」
P「俺、竜宮のみんな以外のメンバーちゃんとプロデュースしてるけど?」ドヤァ
律子「そ、それは……」
P「尚且つIU(アイドルアルティメイト)全部門制覇したけど?」ドヤァ
律子「」ブチッ
律子「わーったわよ!! やりゃあ良いんでしょやりゃあッッ!!!」ドン
P(ちょろいぜ)
高木(ちょろいな)
律子「ええ良いですよやってやりますよええ!! その代り覚悟してくださいよね?」
P「えっ?」
律子「当たり前でしょう? 社長の意思に従うのが従業員でしょう?」
P(早速かよ!)
律子「うふふ……いっその事社長権限振りかざしてまずは事務所移転とかしたいわねぇ」
高木「思い切りがあるのは良い事だよ、律子君」
P「いや、いきなり事務所移転とか思い切り良すぎですよそれ……」
4: 2012/06/11(月) 21:31:53.75
P「律子、取り敢えず竜宮小町は俺も見るからお前は社長からちゃんと引き継ぎをだな……」
律子「ちょっと」
P「ん?」
律子「ん? じゃないわよ。私社長よ? 社長。いつまでもそんな馴れ馴れしく『律子~』だなんて呼ばないでくれる?」ニヤッ
P「ぐぬぬ……」
律子「返事は?」
P「――はい。律子、社長」
律子「よろしい」
P(幸先不安すぎる……)
律子「ちょっと」
P「ん?」
律子「ん? じゃないわよ。私社長よ? 社長。いつまでもそんな馴れ馴れしく『律子~』だなんて呼ばないでくれる?」ニヤッ
P「ぐぬぬ……」
律子「返事は?」
P「――はい。律子、社長」
律子「よろしい」
P(幸先不安すぎる……)
5: 2012/06/11(月) 21:39:11.19
美希「たっだいまーなの!」
P「おぉ、美希。お帰り」
高木「じゃあ私はそろそろお暇するよ。律子君、資料はまとめてあるからそれに目を通してくれたまえ」
律子「あ、社長!? ……もう行っちゃったわ」
美希「どうしたの社長? 何か活き活きしてたけど」
P「職務放棄だよ職務放棄」
美希「ふーん。まっ、ミキ良く分からないしいいや。ハニー、ミキ今日の仕事無い筈だから仕事終わったら送ってって欲しいな!」
P「あぁ、別に構わんぞ」
美希「やったなの! じゃあミキ終わるまでソファーで寝てるから」
律子「ちょっと美希。事務所で寝るなら先に帰って寝なさい。いちいち彼の手間かけさせないの!!」
美希「ん……? 別にハニーも良いって言ってるし律子、さんにぶーぶー言われる筋合いはないと思うなっ」
律子「あるわよ」
美希「えっ?」
律子「だって私社長だもの」
美希「……」
美希「………」
美希「…………」
美希「ミキ、何か幻聴が聞こえるくらい疲れてるみたい。ちょっと横になるね?」
律子「おいコラ」
P「おぉ、美希。お帰り」
高木「じゃあ私はそろそろお暇するよ。律子君、資料はまとめてあるからそれに目を通してくれたまえ」
律子「あ、社長!? ……もう行っちゃったわ」
美希「どうしたの社長? 何か活き活きしてたけど」
P「職務放棄だよ職務放棄」
美希「ふーん。まっ、ミキ良く分からないしいいや。ハニー、ミキ今日の仕事無い筈だから仕事終わったら送ってって欲しいな!」
P「あぁ、別に構わんぞ」
美希「やったなの! じゃあミキ終わるまでソファーで寝てるから」
律子「ちょっと美希。事務所で寝るなら先に帰って寝なさい。いちいち彼の手間かけさせないの!!」
美希「ん……? 別にハニーも良いって言ってるし律子、さんにぶーぶー言われる筋合いはないと思うなっ」
律子「あるわよ」
美希「えっ?」
律子「だって私社長だもの」
美希「……」
美希「………」
美希「…………」
美希「ミキ、何か幻聴が聞こえるくらい疲れてるみたい。ちょっと横になるね?」
律子「おいコラ」
6: 2012/06/11(月) 21:46:57.49
美希「律子、さんが社長とかありえないの。天と地が裂けてもありえないの」
律子「あんたの脳天裂いてやりましょうか?」
美希「ハニー、冗談だよね……? ミキ、律子、さんって呼ぶのだって辛いのにこれから律子、社長なんて呼ぶのはキツイの」
P「美希、残念ながら律子は今日をもってプロデューサーから社長に格上げされたんだよ……」
美希「」
P(開いた口が戻らない位ショックだったのか……)
律子「まぁ良いわ、美希。そういう事だから」
美希「……今日は帰るの。またね、ハニー」
P「おい美希! 送ってかなくていいのか……って、行っちまった」
P「美希には辛い現実だったのかもしれないな……くっ」
律子「どれだけ嫌われてるんですか私」
律子「あんたの脳天裂いてやりましょうか?」
美希「ハニー、冗談だよね……? ミキ、律子、さんって呼ぶのだって辛いのにこれから律子、社長なんて呼ぶのはキツイの」
P「美希、残念ながら律子は今日をもってプロデューサーから社長に格上げされたんだよ……」
美希「」
P(開いた口が戻らない位ショックだったのか……)
律子「まぁ良いわ、美希。そういう事だから」
美希「……今日は帰るの。またね、ハニー」
P「おい美希! 送ってかなくていいのか……って、行っちまった」
P「美希には辛い現実だったのかもしれないな……くっ」
律子「どれだけ嫌われてるんですか私」
7: 2012/06/11(月) 21:50:43.05
律子「まぁ良いですよーだ。どうせあんま今より立場なんて変わらないでしょうし」
P「果たしてそうかなぁ」
律子「何ですかその意味深な言葉は」
P「思った以上に変わるかもしれないぞ?」
律子「引き受けた以上仕方ないですよ……あっ、プロデューサー。今日送って下さい」
P「えっ、やだよめんどくさい」
律子「社長命令です」ニコッ
P「職権乱用じゃねぇか。まぁ、良いけどさ……」
律子「ふふっ、社長業も悪くないですね」 ボソッ
P「何か言ったか?」
律子「いーえ、何でもっ! さっ、行きましょう?」
P「はいはい」
P「果たしてそうかなぁ」
律子「何ですかその意味深な言葉は」
P「思った以上に変わるかもしれないぞ?」
律子「引き受けた以上仕方ないですよ……あっ、プロデューサー。今日送って下さい」
P「えっ、やだよめんどくさい」
律子「社長命令です」ニコッ
P「職権乱用じゃねぇか。まぁ、良いけどさ……」
律子「ふふっ、社長業も悪くないですね」 ボソッ
P「何か言ったか?」
律子「いーえ、何でもっ! さっ、行きましょう?」
P「はいはい」
8: 2012/06/11(月) 21:55:13.91
~数か月後~
P「時がたつのは早いものだ。律子が社長になってから早数か月。柔軟性の高い765プロ一同は律子が社長になった事に最初は驚きつつもすぐに慣れていった」
P「今までの律子から少し口うるさい経営者に変わったくらいの変化。みんなはそう考えている事だろう」
P「律子自体も会社の経営と竜宮小町のプロデュースを難なく両立させており、特に問題は見受けられなかった」
P「小鳥さんのサポートもあってだろうが、律子自身の管理能力の高さがそれを可能にしたんだろう」
P「だがしかし、一つ大きな問題があった」
P「俺の休日が……一向に来ないという事だ」
P「時がたつのは早いものだ。律子が社長になってから早数か月。柔軟性の高い765プロ一同は律子が社長になった事に最初は驚きつつもすぐに慣れていった」
P「今までの律子から少し口うるさい経営者に変わったくらいの変化。みんなはそう考えている事だろう」
P「律子自体も会社の経営と竜宮小町のプロデュースを難なく両立させており、特に問題は見受けられなかった」
P「小鳥さんのサポートもあってだろうが、律子自身の管理能力の高さがそれを可能にしたんだろう」
P「だがしかし、一つ大きな問題があった」
P「俺の休日が……一向に来ないという事だ」
9: 2012/06/11(月) 22:02:37.38
~社長室~
P「おい律子……そろそろ俺にも休暇を入れさせてくれよ」
律子「ん、何か声が聞こえたような」
P「律子社長、俺に休暇を戴けないでしょうか……」
律子「あら、プロデューサーいたんですか。ビックリしちゃいましたよ」
P(耐えろ……休みの無い数か月を黙々耐え続けてきたんだ。これきしの事で怒ってたまるか!)
P「いやそのですね、むちゃくちゃ労働基準法に引っかかるというか何というかですね……。有給申請も跳ね除けられてますし」
律子「プロデューサー、今この事務所は大きなビッグウエーブに乗っている最中なんですよ?」
律子「マスターアップ前のゲーム会社だって誰一人休みが無いでしょう? それと同じですよ」
P(うちはゲーム会社じゃねぇよ! てかその法則から行ったらアイドルだって休み無しにしなきゃ駄目だろ)
律子「この波から降りたら、いつ次の波に乗れるかわからないんですから」
律子「しばらくは我慢してくださいよ」
P「とか言って自分はこの前休んでたじゃないか!!」
律子「そりゃ社長ですから。時には息抜きも必要ですよ」
P「俺だって社員だよ! 一日の休暇位くれてもいいじゃないかっ!」
律子「じゃあ仮にですよ? 仮に休暇を与えるとします。貴方はその休暇で何をしますか?」
P「おい律子……そろそろ俺にも休暇を入れさせてくれよ」
律子「ん、何か声が聞こえたような」
P「律子社長、俺に休暇を戴けないでしょうか……」
律子「あら、プロデューサーいたんですか。ビックリしちゃいましたよ」
P(耐えろ……休みの無い数か月を黙々耐え続けてきたんだ。これきしの事で怒ってたまるか!)
P「いやそのですね、むちゃくちゃ労働基準法に引っかかるというか何というかですね……。有給申請も跳ね除けられてますし」
律子「プロデューサー、今この事務所は大きなビッグウエーブに乗っている最中なんですよ?」
律子「マスターアップ前のゲーム会社だって誰一人休みが無いでしょう? それと同じですよ」
P(うちはゲーム会社じゃねぇよ! てかその法則から行ったらアイドルだって休み無しにしなきゃ駄目だろ)
律子「この波から降りたら、いつ次の波に乗れるかわからないんですから」
律子「しばらくは我慢してくださいよ」
P「とか言って自分はこの前休んでたじゃないか!!」
律子「そりゃ社長ですから。時には息抜きも必要ですよ」
P「俺だって社員だよ! 一日の休暇位くれてもいいじゃないかっ!」
律子「じゃあ仮にですよ? 仮に休暇を与えるとします。貴方はその休暇で何をしますか?」
12: 2012/06/11(月) 22:17:33.83
P「急に言われるとパッと来ないが……うーん、そうだな。まず積んだゲームを消化し始めるかな」
律子「それ、一日じゃ終わらないですよね?」
P「くっ」
P「と、友達とゲームするよ。家呼んでゲームして、飯と酒飲みながらワイワイガヤガヤとな!」
律子「その友達が休日被らなかったらどうするんですか?」
P「そ、その時はその時だ! とりあえず俺は休みが欲しいの! 家でゲームしたいの!」ジタバタ
律子「子供ですか……。それにゲームなら事務所でだって出来るじゃないですか。40インチのテレビにPS3とXBOX360完備。至れり尽くせりですよ?」
P「分かってない、分かってないよ律子は……。俺はな、静かな空間で一人RPGに打ち込みたいんだ。どうせ事務所でゲーム何てやったら真美と亜美が邪魔してきて集中出来ん」
律子「それは一理あるかも」
律子「――!?」
P(一瞬嫌な予感が……)
律子「じゃあ亜美と真美も邪魔されないゲームをすればいいんですよ」
P「いやだからな……俺はパーティゲーじゃなくてRPGやりたくて」
律子「一応RPGですよ? ……TRPGですが」
P「えっ」
律子「じゃあ今度の土曜日休みあげます。プロデューサーがGMやってくださいね。メンバーは私と亜美と真美とあと一人適当に選んどいてください。あ、これルールブックです」ドサッ
P「えっ、せめてどのゲームやるか位選ばせてくれないの?」
律子「どうせTRPGやったことないでしょ? ならいいじゃないですか。慣れてる奴で」
P「律子、社長が慣れてるだけじゃねーか!! しかも休暇なのに事務所来ないといけないの?」
律子「仕事無いんだから良いでしょ。それにゲームやりたいって希望も叶えてあげてるんだから逆に感謝してほしいわねェ」ニタァ
P「何それ怖い」
律子「あー! 久しぶりのセッション楽しみだなぁー! 融通利く社長業って最高だなぁ!」
P「Oh……」
律子「それ、一日じゃ終わらないですよね?」
P「くっ」
P「と、友達とゲームするよ。家呼んでゲームして、飯と酒飲みながらワイワイガヤガヤとな!」
律子「その友達が休日被らなかったらどうするんですか?」
P「そ、その時はその時だ! とりあえず俺は休みが欲しいの! 家でゲームしたいの!」ジタバタ
律子「子供ですか……。それにゲームなら事務所でだって出来るじゃないですか。40インチのテレビにPS3とXBOX360完備。至れり尽くせりですよ?」
P「分かってない、分かってないよ律子は……。俺はな、静かな空間で一人RPGに打ち込みたいんだ。どうせ事務所でゲーム何てやったら真美と亜美が邪魔してきて集中出来ん」
律子「それは一理あるかも」
律子「――!?」
P(一瞬嫌な予感が……)
律子「じゃあ亜美と真美も邪魔されないゲームをすればいいんですよ」
P「いやだからな……俺はパーティゲーじゃなくてRPGやりたくて」
律子「一応RPGですよ? ……TRPGですが」
P「えっ」
律子「じゃあ今度の土曜日休みあげます。プロデューサーがGMやってくださいね。メンバーは私と亜美と真美とあと一人適当に選んどいてください。あ、これルールブックです」ドサッ
P「えっ、せめてどのゲームやるか位選ばせてくれないの?」
律子「どうせTRPGやったことないでしょ? ならいいじゃないですか。慣れてる奴で」
P「律子、社長が慣れてるだけじゃねーか!! しかも休暇なのに事務所来ないといけないの?」
律子「仕事無いんだから良いでしょ。それにゲームやりたいって希望も叶えてあげてるんだから逆に感謝してほしいわねェ」ニタァ
P「何それ怖い」
律子「あー! 久しぶりのセッション楽しみだなぁー! 融通利く社長業って最高だなぁ!」
P「Oh……」
14: 2012/06/11(月) 22:29:19.86
~土曜日のセッションを終えて~
P「その当日の土曜日は酷かったですよ、えぇ」
P「何が酷かったって? そりゃあ……律子、社長がですよ」
P「そもそも俺、TRPGとか初めてですよ? やるような友達が身の回りに居ませんでしたしそもそも俺、ゲームは一人で静かにやるのが好きなんです」
P「それなのにアイツ……いや、あの人。俺が仕事の合間や仕事帰りにくたくたになりながらも作ったシナリオにすぐ茶々入れるわ、あーしろこーしろってセッション中に文句言うわ、先の展開読んで口に出してドンドン当ててくるし」
P「いやぁ、あれは本当に最悪でしたね……。無事セッションは終えられたんですが、亜美と真美と偶々休日が合った貴音があの後俺の事優しく慰めてくれまして」
P「あっ、如何わしい意味じゃないですよ? 俺が泣いている所を優しく抱きしめてくれたんです。あれが、人の優しさってやつなんですね……今回の件でしみじみと理解出来ましたよ」
P「次の休暇もまたTRPGですって。もう接待ですよ接待。これなら休日なんて欲しいなんて言わなきゃよかったですよ、ハハッ」
雪歩「プロデューサー、一人で何ボソボソ言ってるのかな……?」
真美「ゆきぴょん、兄ちゃんは今危機に立たされてるんだよ」
雪歩「危機? どういう事?」
亜美「律っちゃん社長という悪魔からの精神攻撃を受けてるんだよ→」
貴音「休みのようで休みじゃない……なんと恐ろしい仕打ちなのでしょうか」
雪歩「……? 良く分からないけど、大変だって事は分かったよ」
P「その当日の土曜日は酷かったですよ、えぇ」
P「何が酷かったって? そりゃあ……律子、社長がですよ」
P「そもそも俺、TRPGとか初めてですよ? やるような友達が身の回りに居ませんでしたしそもそも俺、ゲームは一人で静かにやるのが好きなんです」
P「それなのにアイツ……いや、あの人。俺が仕事の合間や仕事帰りにくたくたになりながらも作ったシナリオにすぐ茶々入れるわ、あーしろこーしろってセッション中に文句言うわ、先の展開読んで口に出してドンドン当ててくるし」
P「いやぁ、あれは本当に最悪でしたね……。無事セッションは終えられたんですが、亜美と真美と偶々休日が合った貴音があの後俺の事優しく慰めてくれまして」
P「あっ、如何わしい意味じゃないですよ? 俺が泣いている所を優しく抱きしめてくれたんです。あれが、人の優しさってやつなんですね……今回の件でしみじみと理解出来ましたよ」
P「次の休暇もまたTRPGですって。もう接待ですよ接待。これなら休日なんて欲しいなんて言わなきゃよかったですよ、ハハッ」
雪歩「プロデューサー、一人で何ボソボソ言ってるのかな……?」
真美「ゆきぴょん、兄ちゃんは今危機に立たされてるんだよ」
雪歩「危機? どういう事?」
亜美「律っちゃん社長という悪魔からの精神攻撃を受けてるんだよ→」
貴音「休みのようで休みじゃない……なんと恐ろしい仕打ちなのでしょうか」
雪歩「……? 良く分からないけど、大変だって事は分かったよ」
16: 2012/06/11(月) 22:43:22.46
貴音「最近の律子、社長はどうも社長と言う立場を掲げてあの方にいろんなことをさせているようですが……」
亜美「亜美、律っちゃんから聞いたけど、兄ちゃんが律っちゃんに社長になるよう仕掛けたらしいよ?」
真美「でもさでもさ、実際兄ちゃんと律っちゃんのどちらかが社長になるとしたら選ぶのって律っちゃんじゃない?」
雪歩「確かに……。プロデューサーは私達の面倒まで見て社長業まで手は回らないと思う」
貴音「竜宮小町と私達を人数で比べると矢張り負担的には律子、社長の方が軽いでしょうし」
亜美「それでもここの事務所の経営が成り立っちゃってるんだから凄いよね→ 律っちゃんが凄いんだか偶々回ってるのか分かんないよね」
律子「あっ、プロデューサー! 次のセッション来週の土曜でお願いしますねー!」ツヤツヤ
P「」
真美「あっ、兄ちゃん気絶した」
貴音「あああなた様っ!?」
雪歩「はわわわ……」
亜美「全島南端ですなぁ」
真美「それをいうなら前途多難だよ、亜美」
亜美「亜美、律っちゃんから聞いたけど、兄ちゃんが律っちゃんに社長になるよう仕掛けたらしいよ?」
真美「でもさでもさ、実際兄ちゃんと律っちゃんのどちらかが社長になるとしたら選ぶのって律っちゃんじゃない?」
雪歩「確かに……。プロデューサーは私達の面倒まで見て社長業まで手は回らないと思う」
貴音「竜宮小町と私達を人数で比べると矢張り負担的には律子、社長の方が軽いでしょうし」
亜美「それでもここの事務所の経営が成り立っちゃってるんだから凄いよね→ 律っちゃんが凄いんだか偶々回ってるのか分かんないよね」
律子「あっ、プロデューサー! 次のセッション来週の土曜でお願いしますねー!」ツヤツヤ
P「」
真美「あっ、兄ちゃん気絶した」
貴音「あああなた様っ!?」
雪歩「はわわわ……」
亜美「全島南端ですなぁ」
真美「それをいうなら前途多難だよ、亜美」
17: 2012/06/11(月) 22:53:20.40
~数日後~
P「ブツブツブツブツ」
春香「プロデューサーさん」
P「ブツブツブツブツブツブツ」
春香「プロデューサーさんっ!」
P「あぁ……何だ、春香」ゲッソリ
春香「プロデューサーさん最近おかしいですよ? 前は本読みながら食事なんてしてなかったじゃないですか!」
亜美・真美・雪歩・貴音(そこかよっ!!)
P「あぁ……そうだな」ゲッソリ
貴音「春香、プロデューサーの邪魔をしては駄目ですよ? ……あなた様、無理だけはなさらない様に」
P「あぁ……」ゲッソリ
――――
―――――――
春香「律子さんが原因?」
亜美「はるるん、社長って付けないと怒られるよ!」
雪歩「亜美ちゃんも付けてないよね……」
18: 2012/06/11(月) 23:02:01.73
春香「成程……土曜日にそんな事があったんだね」
貴音「あの日のプロデューサーはぼろぼろの雑巾のような状態で帰られましたから……」
亜美「ボロボロになるまで律っちゃんが絞っちゃったしね」
真美「でも兄ちゃんもホイホイ律っちゃんの言う事聞いてちゃ身が持たないよぉ」
雪歩「何かもう次同じこと起ったらプロデューサー、事務所辞めちゃうんじゃないかな……?」
一同「!?」
貴音「そ、それだけは絶対に許せません!!」
雪歩「でも、律子さ……社長にこのままだったら絞り切られちゃうよ?」
亜美「ゆきぴょんその例えは何か卑猥だよぉ……」
雪歩「へへへ変な意味じゃないからぁっ!!」カアァッ
春香「でも何とかしなきゃいけないのは確かだよね。このままじゃプロデューサーさんが可愛そうだよ」
真美「確かにねぇ。でも真美たちで兄ちゃんを助ける事なんて……ああーっ!!!」
貴音「あの日のプロデューサーはぼろぼろの雑巾のような状態で帰られましたから……」
亜美「ボロボロになるまで律っちゃんが絞っちゃったしね」
真美「でも兄ちゃんもホイホイ律っちゃんの言う事聞いてちゃ身が持たないよぉ」
雪歩「何かもう次同じこと起ったらプロデューサー、事務所辞めちゃうんじゃないかな……?」
一同「!?」
貴音「そ、それだけは絶対に許せません!!」
雪歩「でも、律子さ……社長にこのままだったら絞り切られちゃうよ?」
亜美「ゆきぴょんその例えは何か卑猥だよぉ……」
雪歩「へへへ変な意味じゃないからぁっ!!」カアァッ
春香「でも何とかしなきゃいけないのは確かだよね。このままじゃプロデューサーさんが可愛そうだよ」
真美「確かにねぇ。でも真美たちで兄ちゃんを助ける事なんて……ああーっ!!!」
19: 2012/06/11(月) 23:11:42.64
亜美「どうしたん真美?」
真美「真美閃いちった!!」
貴音「何をですか? プロデューサーを救う手立てですか?」
真美「まぁまぁお姫ちんそう慌てなさんなって! ほら、真美たちは実際プレイヤーな訳じゃん?」
亜美「そだね」
真美「だったらGMの兄ちゃんを助けてあげられるよね→?」
貴音「……成程、そういう事ですか」
雪歩「えっ、私全然分からないんですけど……」
春香「私もです」
貴音「現在プロデューサーはてーぶるとーくろーるぷれいんぐげーむのげーむますたーを務めているのです」
真美「お姫ちん読みづらい」
貴音「単に言ってしまえば、あの方が作った物語を私達が登場人物として演出していくというげぇむなのです」
雪歩「せっかく作った物語を論破されたりするなんてプロデューサー可愛そうですぅ……」
春香「私なら凹んじゃうよ」
真美「真美閃いちった!!」
貴音「何をですか? プロデューサーを救う手立てですか?」
真美「まぁまぁお姫ちんそう慌てなさんなって! ほら、真美たちは実際プレイヤーな訳じゃん?」
亜美「そだね」
真美「だったらGMの兄ちゃんを助けてあげられるよね→?」
貴音「……成程、そういう事ですか」
雪歩「えっ、私全然分からないんですけど……」
春香「私もです」
貴音「現在プロデューサーはてーぶるとーくろーるぷれいんぐげーむのげーむますたーを務めているのです」
真美「お姫ちん読みづらい」
貴音「単に言ってしまえば、あの方が作った物語を私達が登場人物として演出していくというげぇむなのです」
雪歩「せっかく作った物語を論破されたりするなんてプロデューサー可愛そうですぅ……」
春香「私なら凹んじゃうよ」
20: 2012/06/11(月) 23:21:31.15
貴音「律子、社長もその登場人物の一人……。つまり、私達がプロデューサー側の都合のいいように動けば、律子、社長を孤立させることが出来る」
真美「今やってるゲームは使ってるキャラが特定の条件を満たせなかったらそのキャラが使えなくなるってルールがあるんだよ」
真美「律っちゃんを陥れて兄ちゃんを救ってグッドエンドなのさ!」
亜美「うわーえげつないよそれー(棒)」
雪歩「要するに律子さんを仲間はずれにしちゃおうって事だね?」
春香「聞こえは悪いけどそれくらいしなきゃプロデューサーさんを開放できなさそうだよね……」
真美「問題は律っちゃんが目立ちすぎてて真美たちが大してロールプレイ出来てないってところだよねぇ」
貴音「けれどやるしかありません。このままではプロデューサーが倒れてしまいます」
亜美「うん、律っちゃんには悪いけどね」
春香「私達に出来る事あんまりなさそうだね、雪歩」
雪歩「まぁ、こればかりは仕方ないよ思うよ春香ちゃん……」
真美「今やってるゲームは使ってるキャラが特定の条件を満たせなかったらそのキャラが使えなくなるってルールがあるんだよ」
真美「律っちゃんを陥れて兄ちゃんを救ってグッドエンドなのさ!」
亜美「うわーえげつないよそれー(棒)」
雪歩「要するに律子さんを仲間はずれにしちゃおうって事だね?」
春香「聞こえは悪いけどそれくらいしなきゃプロデューサーさんを開放できなさそうだよね……」
真美「問題は律っちゃんが目立ちすぎてて真美たちが大してロールプレイ出来てないってところだよねぇ」
貴音「けれどやるしかありません。このままではプロデューサーが倒れてしまいます」
亜美「うん、律っちゃんには悪いけどね」
春香「私達に出来る事あんまりなさそうだね、雪歩」
雪歩「まぁ、こればかりは仕方ないよ思うよ春香ちゃん……」
21: 2012/06/11(月) 23:29:22.62
~社長室~
律子「ふぅ……大分仕事には慣れてきたわね。今までの延長線上ってのは助かるわ」
律子「それにしてもプロデューサーがGMやってくれるだなんて思いもしなかったけど」
律子「これも社長権限のお蔭かしらね、ふふっ!」
律子「最近めっきりプレイ出来てなかったから腕が鳴るわよーッ!!」
律子「これを機に765アイドル達にTRPGを仕込ませるのも良いかもしれないわね……」ゴクリ
律子「そうか! 社長って事はアイドルの方向性も私が決めても何ら問題は無いという事!!」
律子「ふふふふっ……ふふふふふふっ!!!」
律子「ふぅ……大分仕事には慣れてきたわね。今までの延長線上ってのは助かるわ」
律子「それにしてもプロデューサーがGMやってくれるだなんて思いもしなかったけど」
律子「これも社長権限のお蔭かしらね、ふふっ!」
律子「最近めっきりプレイ出来てなかったから腕が鳴るわよーッ!!」
律子「これを機に765アイドル達にTRPGを仕込ませるのも良いかもしれないわね……」ゴクリ
律子「そうか! 社長って事はアイドルの方向性も私が決めても何ら問題は無いという事!!」
律子「ふふふふっ……ふふふふふふっ!!!」
22: 2012/06/11(月) 23:46:35.43
~当日~
P「セッションを始めたいと思います」ゲッソリ
亜美「兄ちゃんから生気が殆ど感じられないんだけど……」ボソボソ
真美「兄ちゃんの努力が試される時が来たんだよ」ボソボソ
貴音「亜美、真美。手筈通り行きますよ」ボソボソ
亜美・真美「アイアイサー!」ボソボソ
律子「ちょっとあんた達なにボソボソ会議してんのよー! これからセッション何だからシナリオに関わる事なら私も入れなさいよ!!」
亜美「違うよ律っちゃん、ただ亜美たちは気合を入れてただけだよ→」
真美「そだよ→」
貴音「今回も頑張りましょう」
律子「まぁ良いわ。前回は突っ込みどころ満載なシナリオだったけど今回はどうかしらね! プロデューサーが考えてきたシナリオ、嫌いじゃないんですけどねぇ」
亜美・真美(だったら自分でGMやればいいんじゃないかなぁ……)
貴音「ほら、二人共始まりますよ」
――――
――――――
P「『私は貴方達を倒す!』」
律子「『いや、俺がお前を止めてみせる!』」
亜美(流石にメタメタに言われたのがこらえたのか今回のシナリオは普通に面白いね)
真美(兄ちゃんは苦労人だよ……)
貴音(二人共そろそろですよ)
P「セッションを始めたいと思います」ゲッソリ
亜美「兄ちゃんから生気が殆ど感じられないんだけど……」ボソボソ
真美「兄ちゃんの努力が試される時が来たんだよ」ボソボソ
貴音「亜美、真美。手筈通り行きますよ」ボソボソ
亜美・真美「アイアイサー!」ボソボソ
律子「ちょっとあんた達なにボソボソ会議してんのよー! これからセッション何だからシナリオに関わる事なら私も入れなさいよ!!」
亜美「違うよ律っちゃん、ただ亜美たちは気合を入れてただけだよ→」
真美「そだよ→」
貴音「今回も頑張りましょう」
律子「まぁ良いわ。前回は突っ込みどころ満載なシナリオだったけど今回はどうかしらね! プロデューサーが考えてきたシナリオ、嫌いじゃないんですけどねぇ」
亜美・真美(だったら自分でGMやればいいんじゃないかなぁ……)
貴音「ほら、二人共始まりますよ」
――――
――――――
P「『私は貴方達を倒す!』」
律子「『いや、俺がお前を止めてみせる!』」
亜美(流石にメタメタに言われたのがこらえたのか今回のシナリオは普通に面白いね)
真美(兄ちゃんは苦労人だよ……)
貴音(二人共そろそろですよ)
23: 2012/06/11(月) 23:50:57.04
亜美「『私達はPさんの方に付くよ……』」
律子(えっ?)
真美「『そうだよ、こんなの間違ってるよ! Pさんはあれほど頑張ったんだよ? それを否定するのは……可愛そうだよ』」
貴音「『俺も同意見だ……。悪いが律子、今回ばかりはお前の力にはなれない』」
律子「『ちょっ、どういう事だよ!!』」(確かにここでの裏切りは今までの流れからしたら別に違和感はないけど唐突ね……)
貴音(あなた様、合わせてくださいませ……!)
P(何この展開想定してないんだけど。えっ?)
律子(えっ?)
真美「『そうだよ、こんなの間違ってるよ! Pさんはあれほど頑張ったんだよ? それを否定するのは……可愛そうだよ』」
貴音「『俺も同意見だ……。悪いが律子、今回ばかりはお前の力にはなれない』」
律子「『ちょっ、どういう事だよ!!』」(確かにここでの裏切りは今までの流れからしたら別に違和感はないけど唐突ね……)
貴音(あなた様、合わせてくださいませ……!)
P(何この展開想定してないんだけど。えっ?)
24: 2012/06/11(月) 23:59:59.51
P(え、え? どうすんの? 折角律子に突っ込まれず此処まで出来たのにいきなりなんでこうなってんの?)
P(どどどどどうすればいいんだああああああ)
P「『意味が分からないわ……貴方達皆、信用できない! ここで氏ね』」(どうにでもなーれ)
貴音(あ、あなた様っ!?)
真美(いやお姫ちん! このまま三つ巴で持ち込んで律っちゃん倒して真美たちも氏んじゃえばいいよ!)
亜美(上手く行くかなぁ……)
―――
―――――
貴音「」
真美「」
亜美「」
律子「『どうしてこうなってしまったんだ……みんな、どうして裏切ってまで……!! こんな戦い不毛だ!!』」(危なかったわね……流石に今回ばかりは氏ぬかと思ったわ)
P「『やられちゃったわねふふっ……』」
真美(兄ちゃんGMなんだからぼこぼこにしちゃえばよかったのにどうしてそこまで……)
亜美(馬鹿だなぁ兄ちゃんは……)
貴音(あああああなた様!?!?)
P(どどどどどうすればいいんだああああああ)
P「『意味が分からないわ……貴方達皆、信用できない! ここで氏ね』」(どうにでもなーれ)
貴音(あ、あなた様っ!?)
真美(いやお姫ちん! このまま三つ巴で持ち込んで律っちゃん倒して真美たちも氏んじゃえばいいよ!)
亜美(上手く行くかなぁ……)
―――
―――――
貴音「」
真美「」
亜美「」
律子「『どうしてこうなってしまったんだ……みんな、どうして裏切ってまで……!! こんな戦い不毛だ!!』」(危なかったわね……流石に今回ばかりは氏ぬかと思ったわ)
P「『やられちゃったわねふふっ……』」
真美(兄ちゃんGMなんだからぼこぼこにしちゃえばよかったのにどうしてそこまで……)
亜美(馬鹿だなぁ兄ちゃんは……)
貴音(あああああなた様!?!?)
25: 2012/06/12(火) 00:11:51.94
~セッションを終えて~
律子「ふぅ~!! 今回は面白かったですよ、プロデューサー!」ツヤツヤ
P「あぁ……」ゲッソリ
真美「ちょっと兄ちゃん!」グイッ
亜美「ちょいこっち来て!」グイッ
貴音「あなた様っ」グイッ
P「あぁ……」ゲソォ
――
――――
真美「どうして兄ちゃん、律っちゃん倒さなかったの→!!」
亜美「あそこで倒しておけばそのままゲーム終わったっしょ! もうそんなげっそりしなくてよかったんだよ!?」
貴音「あなた様、無理をなさってまでげぇむをすることに意味なんて無いのですよ……?」ウルッ
P「……いや、俺からしたらなんでお前らあんな奇怪なロールプレイし始めたのか分からんのだけど」
亜美・真美・貴音「えっ」
P「いやさ、やるからには面白いって思えるようなものを作るのが義務だろ。律子が上手く誘導してくれたから何とかなったけどさ、お前らめちゃくちゃなロールも程々にしてくれよ?」
亜美「何か兄ちゃんがおかしい」
真美「うん」
貴音「あなた様、病院でも行きますか?」
P「まぁ……確かにげっそりしてるけど、TRPGにハマり過ぎてあまり寝てないだけだから気にするな」
真美「えっ、律っちゃんに無理やりやらされてて疲労が溜まって氏にそうになってたんじゃないの……?」
P「確かに最初はいやいやだったけど……。律子を見返してやろうって思って色々熟読してたらこれが面白くてさ。つい寝るのを忘れて色々本漁ってたわけだよ」ゲッソリ
貴音「わ、私達の心配は一体……」
亜美「ただの無駄足だったって事だね→」
律子「ちょっと何してんのよアンタらー!! これから反省会何だから準備しなさいよね!!」
真美「反省会?」
律子「そーよ。ご飯でも食べながら今回のセッションの反省会よ! 勿論お金は経費で落とす!」ドヤァ
貴音「焼肉にしましょう律子社長」キリッ
亜美・真美(お姫ちん……)
律子「ふぅ~!! 今回は面白かったですよ、プロデューサー!」ツヤツヤ
P「あぁ……」ゲッソリ
真美「ちょっと兄ちゃん!」グイッ
亜美「ちょいこっち来て!」グイッ
貴音「あなた様っ」グイッ
P「あぁ……」ゲソォ
――
――――
真美「どうして兄ちゃん、律っちゃん倒さなかったの→!!」
亜美「あそこで倒しておけばそのままゲーム終わったっしょ! もうそんなげっそりしなくてよかったんだよ!?」
貴音「あなた様、無理をなさってまでげぇむをすることに意味なんて無いのですよ……?」ウルッ
P「……いや、俺からしたらなんでお前らあんな奇怪なロールプレイし始めたのか分からんのだけど」
亜美・真美・貴音「えっ」
P「いやさ、やるからには面白いって思えるようなものを作るのが義務だろ。律子が上手く誘導してくれたから何とかなったけどさ、お前らめちゃくちゃなロールも程々にしてくれよ?」
亜美「何か兄ちゃんがおかしい」
真美「うん」
貴音「あなた様、病院でも行きますか?」
P「まぁ……確かにげっそりしてるけど、TRPGにハマり過ぎてあまり寝てないだけだから気にするな」
真美「えっ、律っちゃんに無理やりやらされてて疲労が溜まって氏にそうになってたんじゃないの……?」
P「確かに最初はいやいやだったけど……。律子を見返してやろうって思って色々熟読してたらこれが面白くてさ。つい寝るのを忘れて色々本漁ってたわけだよ」ゲッソリ
貴音「わ、私達の心配は一体……」
亜美「ただの無駄足だったって事だね→」
律子「ちょっと何してんのよアンタらー!! これから反省会何だから準備しなさいよね!!」
真美「反省会?」
律子「そーよ。ご飯でも食べながら今回のセッションの反省会よ! 勿論お金は経費で落とす!」ドヤァ
貴音「焼肉にしましょう律子社長」キリッ
亜美・真美(お姫ちん……)
26: 2012/06/12(火) 00:20:47.36
P「その後、律子社長は僕の休日の代わりに掛け替えのないものをくれました」
P「そう、TRPGという掛け替えのないものを……」
P「今では暇さえあれば事務所のアイドル達を巻き込んでプレイする日々が続いています」
P「えっ? 仕事? ちゃんと熟してるに決まってるじゃないですか。最近は休日も事務所でセッションしてるので家は只の寝るだけの部屋になってますね」
P「仕事と趣味が両立できる。これぞ理想の職場ですね!」
春香「プロデューサーさんがおかしくなっちゃった……」
雪歩「でも、プロデューサーさんと休日会えるなら別に良いかなって///」
春香「まぁ、確かに」
律子「ほら春香ぁー! 雪歩ぉー! 次あんたらの番なんだからとっとと準備しなさいよ!」
雪歩・春香「「はーい!」」
律子「今まで多忙なプロデュース業でしたが、社長になってから出来る事の幅が増えて毎日が楽しいですよ。皆さんもぜひ社長になってみては?」
亜美・真美「「そう簡単になれるわけないじゃーん!!」」
おわり
P「そう、TRPGという掛け替えのないものを……」
P「今では暇さえあれば事務所のアイドル達を巻き込んでプレイする日々が続いています」
P「えっ? 仕事? ちゃんと熟してるに決まってるじゃないですか。最近は休日も事務所でセッションしてるので家は只の寝るだけの部屋になってますね」
P「仕事と趣味が両立できる。これぞ理想の職場ですね!」
春香「プロデューサーさんがおかしくなっちゃった……」
雪歩「でも、プロデューサーさんと休日会えるなら別に良いかなって///」
春香「まぁ、確かに」
律子「ほら春香ぁー! 雪歩ぉー! 次あんたらの番なんだからとっとと準備しなさいよ!」
雪歩・春香「「はーい!」」
律子「今まで多忙なプロデュース業でしたが、社長になってから出来る事の幅が増えて毎日が楽しいですよ。皆さんもぜひ社長になってみては?」
亜美・真美「「そう簡単になれるわけないじゃーん!!」」
おわり
引用元: 律子「私が社長!?」
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