1: 2011/05/19(木) 18:08:14.65
さやか「そうだなあの転校生に上下関係を叩き込んでやろうぜ!」
まどか「ねーほむらちゃん!ドッジボールしよう」
ほむら「え?ドッジボール……」
さやか「一人で本ばっか読んでないでさ!」グイ
ほむら「…うぅ」
まどか「ねーほむらちゃん!ドッジボールしよう」
ほむら「え?ドッジボール……」
さやか「一人で本ばっか読んでないでさ!」グイ
ほむら「…うぅ」
3: 2011/05/19(木) 18:17:02.56
まどか「じゃあいっくよー!」
ほむら「うぅ…。ボールが来ませんように。ボールが来ませんように…」ブツブツ
さやか「ほら、転校生ボーッとしてたら危ないよ!」
まどか「とりゃあー!ティロフィナーレ!!」ブン
バッキッン!
ほむら「あばんっ!」ドサ
まどか「あっれー。ごめんねーほむらちゃん!」
さやか「あっはっは!まどか狙い良過ぎ!!」
ほむら「ひぃぃ…ん」ポロポロ
ほむら「うぅ…。ボールが来ませんように。ボールが来ませんように…」ブツブツ
さやか「ほら、転校生ボーッとしてたら危ないよ!」
まどか「とりゃあー!ティロフィナーレ!!」ブン
バッキッン!
ほむら「あばんっ!」ドサ
まどか「あっれー。ごめんねーほむらちゃん!」
さやか「あっはっは!まどか狙い良過ぎ!!」
ほむら「ひぃぃ…ん」ポロポロ
7: 2011/05/19(木) 18:20:56.40
ほむら「うっく!……うっく…」フラフラ
さやか「ちょっと転校生!どこいくのよ!!」
ほむら「どこって…。ボールが当たったから外野に…」ビク
まどか「大丈夫だよほむらちゃん!ドッジボールは顔面に当たったらセーフなんだよ」
ほむら「え…!えぇ……」
さやか「ほらメガネ!早く掛けなよ。試合始まるよ」
さやか「ちょっと転校生!どこいくのよ!!」
ほむら「どこって…。ボールが当たったから外野に…」ビク
まどか「大丈夫だよほむらちゃん!ドッジボールは顔面に当たったらセーフなんだよ」
ほむら「え…!えぇ……」
さやか「ほらメガネ!早く掛けなよ。試合始まるよ」
15: 2011/05/19(木) 18:26:48.27
ほむら「…今度はちゃんと避けなきゃ」ブツブツ
まどか「よーしっ!ティロ……」
ほむら「…ひ!やっぱり怖い…!」ビクッ
まどか「そんなにビックリしないで大丈夫だよ、ほむらちゃん!」
ほむら「…え?」
まどか「今度はさやかちゃんに行くよ!」
さやか「よっしゃぁー!こいやぁぁまどか!」
ほむら「良かった…。じゃあ今の内にメガネを拭いて…」
まどか「フィナーレっ!!」ブン
ほむら「へばちんっ!!」
ベッチーーン!!
まどか「よーしっ!ティロ……」
ほむら「…ひ!やっぱり怖い…!」ビクッ
まどか「そんなにビックリしないで大丈夫だよ、ほむらちゃん!」
ほむら「…え?」
まどか「今度はさやかちゃんに行くよ!」
さやか「よっしゃぁー!こいやぁぁまどか!」
ほむら「良かった…。じゃあ今の内にメガネを拭いて…」
まどか「フィナーレっ!!」ブン
ほむら「へばちんっ!!」
ベッチーーン!!
17: 2011/05/19(木) 18:31:53.38
ほむら「はっひゅー…!はっひゅー!!」ゴロゴロ
まどか「あっちゃあ。ごめんねーほむらちゃん!狙いがハズレちゃったよ」
さやか「あっはっはっは!!まどかマジでノーコン!超ウケる!」
まどか「あー、酷いなーさやかちゃん!」
ほむら「…ひっぐ!……ひっぐ!」ポロポロ
さやか「よーし!じゃあもう一球こいやぁぁ!」
まどか「よーし!任せてよ!」
ほむら「…せ、先生に言い付けて…やるんだから」フラフラ
まどか「あっちゃあ。ごめんねーほむらちゃん!狙いがハズレちゃったよ」
さやか「あっはっはっは!!まどかマジでノーコン!超ウケる!」
まどか「あー、酷いなーさやかちゃん!」
ほむら「…ひっぐ!……ひっぐ!」ポロポロ
さやか「よーし!じゃあもう一球こいやぁぁ!」
まどか「よーし!任せてよ!」
ほむら「…せ、先生に言い付けて…やるんだから」フラフラ
20: 2011/05/19(木) 18:38:48.35
まどか「フィナーレ!!」ブン
ほむら「はぶっ!」ガスン!
ドサッ
さやか「ダメだろー転校生。ボールに背を向けたら!」
ほむら「ち、違うもん!あ、貴方達を先生に言い付けに行くの!」
まどか「待ってよほむらちゃんー。それはダメだよ」
ほむら「な、何でよ!謝ってももう許さないんだから!」
さやか「違うって。だってさー」ニヤニヤ
ほむら「な!?は、放してよぉ」ジタバタ
まどか「顔面はセーフなんだからさ。まだ試合は続いてるんだよ」ニヤニヤ
ほむら「…い…、いやぁぁぁあ!」ジタバタ
まどか「ほーら!ティロフィナーレっ!!」ブン!
ほむら「はぶっ!」ガスン!
ドサッ
さやか「ダメだろー転校生。ボールに背を向けたら!」
ほむら「ち、違うもん!あ、貴方達を先生に言い付けに行くの!」
まどか「待ってよほむらちゃんー。それはダメだよ」
ほむら「な、何でよ!謝ってももう許さないんだから!」
さやか「違うって。だってさー」ニヤニヤ
ほむら「な!?は、放してよぉ」ジタバタ
まどか「顔面はセーフなんだからさ。まだ試合は続いてるんだよ」ニヤニヤ
ほむら「…い…、いやぁぁぁあ!」ジタバタ
まどか「ほーら!ティロフィナーレっ!!」ブン!
23: 2011/05/19(木) 18:45:57.79
ほむら「ひっぐ…!ひっぐ…」ポロポロ
さやか「いやー、良い汗かいたなぁ」
まどか「やっぱりお昼休みは皆でドッジボールだよね!」
ほむら「……いはいよぅ」サスサス
さやか「いつまで泣いてんのー転校生!ドッジボールなんだからボールが当たるのなんて当たり前じゃん」
ほむら「こ…こんなの。ドッジボールじゃ……ないよ」ポロポロ
まどか「……ティロ!」バッ
ほむら「…ひっ!」ビク
まどか「…良かった。やっと泣きやんでくれたね、ほむらちゃん」ニコ
ほむら「…ひっ。……ひぃ…」ビクビク
さやか「いやー、良い汗かいたなぁ」
まどか「やっぱりお昼休みは皆でドッジボールだよね!」
ほむら「……いはいよぅ」サスサス
さやか「いつまで泣いてんのー転校生!ドッジボールなんだからボールが当たるのなんて当たり前じゃん」
ほむら「こ…こんなの。ドッジボールじゃ……ないよ」ポロポロ
まどか「……ティロ!」バッ
ほむら「…ひっ!」ビク
まどか「…良かった。やっと泣きやんでくれたね、ほむらちゃん」ニコ
ほむら「…ひっ。……ひぃ…」ビクビク
28: 2011/05/19(木) 18:56:58.72
先生「あら、貴方達。今日もドッジボール?」
ほむら「…!?」
さやか「そーなんですよー」
ほむら「あ、あの先生!」バッ
まどか「…………」チッ
先生「あら、暁美さん…?どうしたの、顔面が真っ赤じゃないの」
ほむら「そ、それがね先生!鹿目さんと美樹さんに…」
さやか「転校生も一緒にドッジボールしてたんだよー!」ガッ
ほむら「…あ!あがあが!」ジタバタ
先生「今日は暁美さんも一緒にドッジボールやってたの?」
ほむら「うー!うー…!」フルフル
ほむら「…!?」
さやか「そーなんですよー」
ほむら「あ、あの先生!」バッ
まどか「…………」チッ
先生「あら、暁美さん…?どうしたの、顔面が真っ赤じゃないの」
ほむら「そ、それがね先生!鹿目さんと美樹さんに…」
さやか「転校生も一緒にドッジボールしてたんだよー!」ガッ
ほむら「…あ!あがあが!」ジタバタ
先生「今日は暁美さんも一緒にドッジボールやってたの?」
ほむら「うー!うー…!」フルフル
30: 2011/05/19(木) 19:00:45.09
先生「良かったわ。余りクラスに馴染めて無かったから先生心配してたんですよー」
ほむら「うぅーん!うー!」ポロポロ
まどか「ほむらちゃん全然アウトにならなくて凄かったんですよー」
先生「それは良かったわ。また誘ってあげてね」
さやか「勿論ですよ!!」ギュッ
ほむら「いっいはい!」ビク
まどか「じゃあ授業始まっちゃうから私達行くよ!」
ほむら「うぅーん!うー!」ポロポロ
まどか「ほむらちゃん全然アウトにならなくて凄かったんですよー」
先生「それは良かったわ。また誘ってあげてね」
さやか「勿論ですよ!!」ギュッ
ほむら「いっいはい!」ビク
まどか「じゃあ授業始まっちゃうから私達行くよ!」
34: 2011/05/19(木) 19:08:00.79
さやか「ちょっと転校生!さっきのはどういうつもりよ」ドン
ほむら「痛っ!」ドサン
まどか「止めなよ、さやかちゃん。ほむらちゃんが怪我するよ」ニヤニヤ
ほむら「何って…。あなた達が酷い事するからだもん!」
さやか「……あぁん!」バン
ほむら「…ひっ!」ビク
さやか「だから言ってるじゃん!私達はあんたと仲良くドッジボールしただけだって」グイ
ほむら「で…でも、私の顔にばっか…り」ポロポロ
まどか「止めなよさやかちゃん。ほら、またほむらちゃん泣いちゃったよ」
さやか「でもさー」
ほむら「痛っ!」ドサン
まどか「止めなよ、さやかちゃん。ほむらちゃんが怪我するよ」ニヤニヤ
ほむら「何って…。あなた達が酷い事するからだもん!」
さやか「……あぁん!」バン
ほむら「…ひっ!」ビク
さやか「だから言ってるじゃん!私達はあんたと仲良くドッジボールしただけだって」グイ
ほむら「で…でも、私の顔にばっか…り」ポロポロ
まどか「止めなよさやかちゃん。ほら、またほむらちゃん泣いちゃったよ」
さやか「でもさー」
39: 2011/05/19(木) 19:16:47.69
まどか「そうだ!ほむらちゃんも特訓すれば良いんだよ」
ほむら「とっくん…?」
さやか「そうだな。転校生って、完全にボールから逃げてるよ」
ほむら「だって…、顔にボールが当たったら痛いもん」
まどか「うん、その気持ちは良く分かるよ、ほむらちゃん」
ほむら「ほ、ホントに?」
まどか「だから、まずはボールに対する恐怖心を無くそうよ!」
さやか「無くすってどうするのさ?」
まどか「じゃあ、ほむらちゃんココに入って!」ガチャ
ほむら「ココって…、掃除用具が入ってるロッカー?」
ほむら「とっくん…?」
さやか「そうだな。転校生って、完全にボールから逃げてるよ」
ほむら「だって…、顔にボールが当たったら痛いもん」
まどか「うん、その気持ちは良く分かるよ、ほむらちゃん」
ほむら「ほ、ホントに?」
まどか「だから、まずはボールに対する恐怖心を無くそうよ!」
さやか「無くすってどうするのさ?」
まどか「じゃあ、ほむらちゃんココに入って!」ガチャ
ほむら「ココって…、掃除用具が入ってるロッカー?」
42: 2011/05/19(木) 19:22:08.35
さやか「いいから、さっさと入いんなよ!」ドン!
ほむら「きゃっ!」ドサ
さやか「はーい、一名様ごあんなーい!」バタン
ほむら「ちょ!ちょっと!開けてよぉ!真っ暗だよぉ」ダンダン
さやか「んで、どうすんのまどかー?」
まどか「この状態でロッカーにボールを投げたらほむらちゃん痛くないでしょー?」ニヤニヤ
ほむら「え…!?ちょっと待ってよ!」ビク
さやか「あったま良いなーまどかは。これで転校生もボールに慣れるよ」
ほむら「きゃっ!」ドサ
さやか「はーい、一名様ごあんなーい!」バタン
ほむら「ちょ!ちょっと!開けてよぉ!真っ暗だよぉ」ダンダン
さやか「んで、どうすんのまどかー?」
まどか「この状態でロッカーにボールを投げたらほむらちゃん痛くないでしょー?」ニヤニヤ
ほむら「え…!?ちょっと待ってよ!」ビク
さやか「あったま良いなーまどかは。これで転校生もボールに慣れるよ」
48: 2011/05/19(木) 19:30:11.43
ほむら「や、止めてよ!早く出して!」ダンダン
さやか「そーら、いっくよー!ティロフィナーレ!!」ブン
ガッキーン!
ほむら「あばっ!!」ズンッ
まどか「あれー?なんだか変な音しなかった?」
ほむら「いっ…いはい…。いはいよぉ…」ポロポロ
さやか「もしかして、壁に顔ひっつけてたんじゃないの?」
まどか「あはは!ドジっ子属性だよね、ほむらちゃんは」ブン
ガッキーン!!
ほむら「ひぃぃぃっ!」ビク
さやか「そーら、いっくよー!ティロフィナーレ!!」ブン
ガッキーン!
ほむら「あばっ!!」ズンッ
まどか「あれー?なんだか変な音しなかった?」
ほむら「いっ…いはい…。いはいよぉ…」ポロポロ
さやか「もしかして、壁に顔ひっつけてたんじゃないの?」
まどか「あはは!ドジっ子属性だよね、ほむらちゃんは」ブン
ガッキーン!!
ほむら「ひぃぃぃっ!」ビク
53: 2011/05/19(木) 19:53:33.90
さやか「ほーら、ティロフィナーレ!!」ブン
ガッキーン!
ほむら「あっ…あぁ!耳が…耳が痛いよぉ」ブルブル
まどか「ないすリバウンドだよさやかちゃん!ティロフィナーレ!!」ブン
ギィィン!!
ほむら「や、止めてよぉ!…もう止めてよぉ」
さやか「…え?何。金属音がうるさくて聞こえないー」ブン
ギィィイン!!
ほむら「…はっ。……ひっ…」プルプル
ビチャァー……
ガッキーン!
ほむら「あっ…あぁ!耳が…耳が痛いよぉ」ブルブル
まどか「ないすリバウンドだよさやかちゃん!ティロフィナーレ!!」ブン
ギィィン!!
ほむら「や、止めてよぉ!…もう止めてよぉ」
さやか「…え?何。金属音がうるさくて聞こえないー」ブン
ギィィイン!!
ほむら「…はっ。……ひっ…」プルプル
ビチャァー……
58: 2011/05/19(木) 19:59:21.47
まどか「…あれ?さやかちゃん、なんだか教室がアンモニア臭くない」クンクン
ほむら「…ぁ。あぁ…」プルプル
さやか「…げ?ロッカーから黄色水が出て来てるよ」バッ
まどか「あっちゃー。もしかしてほむらちゃんかな?」
さやか「このモップで扉開けてみるよ!」サッ
ガチャリ
ほむら「ひっぐ…!怖かったよぉ」ブルブル
ビチャァ…
さやか「うわぁ!きったなーい!転校生漏らしてるよ!」
ほむら「…ぁ。あぁ…」プルプル
さやか「…げ?ロッカーから黄色水が出て来てるよ」バッ
まどか「あっちゃー。もしかしてほむらちゃんかな?」
さやか「このモップで扉開けてみるよ!」サッ
ガチャリ
ほむら「ひっぐ…!怖かったよぉ」ブルブル
ビチャァ…
さやか「うわぁ!きったなーい!転校生漏らしてるよ!」
64: 2011/05/19(木) 20:06:00.12
まどか「あーあー。ダメだよーさやかちゃん。笑ったら」
さやか「だって汚いよ、この転校生!…そだ写メとっとこ」カチ
パシャパシャ!
ほむら「や、止めてよぉ…、撮らないで」ポロポロ
まどか「早く綺麗にしてあげないと可哀相だよ、さやかちゃん。やってあげなよ」
さやか「えー?なんで私が。嫌だよ、転校生が移っちゃうじゃん」
まどか「だってさ…。さやかちゃんモップ持ってるじゃない」ニヤニヤ
さやか「…あぁ、そうだね」ニヤニヤ
ほむら「な、何…?こっち見ないでよぉ」ビク
さやか「だって汚いよ、この転校生!…そだ写メとっとこ」カチ
パシャパシャ!
ほむら「や、止めてよぉ…、撮らないで」ポロポロ
まどか「早く綺麗にしてあげないと可哀相だよ、さやかちゃん。やってあげなよ」
さやか「えー?なんで私が。嫌だよ、転校生が移っちゃうじゃん」
まどか「だってさ…。さやかちゃんモップ持ってるじゃない」ニヤニヤ
さやか「…あぁ、そうだね」ニヤニヤ
ほむら「な、何…?こっち見ないでよぉ」ビク
65: 2011/05/19(木) 20:11:34.53
さやか「ほーら転校生、キレイキレイ!」ゴシゴシ
ほむら「…っぷ!止め…っぷ!」ジタバタ
まどか「ほら、もっとほむらちゃんの下に溜まってるお水を利用しないと」
さやか「沢山含ませてー…。よっと!」ヒョイ
ビチャン!
ほむら「ひゃん…、く…口に!うぷっ」グイグイ
さやか「あっはっは!綺麗にするって楽しいねー転校生!」グイグイ
まどか「良かったね、ほむらちゃん」
ほむら「あ…あぶ!あっぶ!」
ほむら「…っぷ!止め…っぷ!」ジタバタ
まどか「ほら、もっとほむらちゃんの下に溜まってるお水を利用しないと」
さやか「沢山含ませてー…。よっと!」ヒョイ
ビチャン!
ほむら「ひゃん…、く…口に!うぷっ」グイグイ
さやか「あっはっは!綺麗にするって楽しいねー転校生!」グイグイ
まどか「良かったね、ほむらちゃん」
ほむら「あ…あぶ!あっぶ!」
67: 2011/05/19(木) 20:23:55.33
ほむら「も…もうお家に返してよぉ…」ポロポロ
さやか「えー、無理だって。だってさぁ、まだ夕方じゃ…」クルッ
まどか「どうしたの、さやかちゃん?」
さやか「な、何これ?私達教室にいたんじゃなかったっけ?」
ほむら「な、何…?周りがまるで劇団イヌカレーみたいに…」ビク!
まどか「さやかちゃん、向こうにお化けみたいなのがいるよー」
魔女「……………」
ほむら「な、なんなのコレ!?早く逃げようよ二人とも!」
さやか「えー、無理だって。だってさぁ、まだ夕方じゃ…」クルッ
まどか「どうしたの、さやかちゃん?」
さやか「な、何これ?私達教室にいたんじゃなかったっけ?」
ほむら「な、何…?周りがまるで劇団イヌカレーみたいに…」ビク!
まどか「さやかちゃん、向こうにお化けみたいなのがいるよー」
魔女「……………」
ほむら「な、なんなのコレ!?早く逃げようよ二人とも!」
70: 2011/05/19(木) 20:30:34.17
QB「逃げてもムダだよ。この魔女は君達の邪気に惹かれてきたんだからさ」
さやか「…ん?なにこれ、ヌイグルミが喋ってんよ」
ほむら「ま、魔女!?」ビク
QB「そうだよ。そして、生きて帰るには、ほむらが僕と契約して魔法少女になるしかないんだ」
ほむら「契約して、魔法少女に?」
まどか「あれー?なんでほむらちゃんヌイグルミとお話ししてるの」
QB「早くしないと、皆氏んじゃうよ?」
ほむら「氏ぬ…?鹿目さんも美樹さんも」
さやか「…ん?なにこれ、ヌイグルミが喋ってんよ」
ほむら「ま、魔女!?」ビク
QB「そうだよ。そして、生きて帰るには、ほむらが僕と契約して魔法少女になるしかないんだ」
ほむら「契約して、魔法少女に?」
まどか「あれー?なんでほむらちゃんヌイグルミとお話ししてるの」
QB「早くしないと、皆氏んじゃうよ?」
ほむら「氏ぬ…?鹿目さんも美樹さんも」
72: 2011/05/19(木) 20:39:02.64
QB「おや?どうしたんだい。このシチュエーションで普通の二次成長期の女の子なら二つ返事なのに」
ほむら「…だって、私は鹿目さん達に酷い事をされたんだもん…」ボソ
QB「…え?酷い事」
ほむら「何回も顔面にドッジボールをぶつけられたし…。ロッカーでオシッコ漏らしたし…」ポロポロ
QB「………うわぁ」
まどか「…………………」チッ
ほむら「…だから、私あの二人が助けるに値するのか…分からなくて」ポロポロ
QB「こ、こんなの絶望おかしいよ!二次成長期の女の子がこんな酷い事するなんて!」
さやか「…あっはっはっは!」パンパン
QB「な、何がオカシイの!?」
ほむら「…だって、私は鹿目さん達に酷い事をされたんだもん…」ボソ
QB「…え?酷い事」
ほむら「何回も顔面にドッジボールをぶつけられたし…。ロッカーでオシッコ漏らしたし…」ポロポロ
QB「………うわぁ」
まどか「…………………」チッ
ほむら「…だから、私あの二人が助けるに値するのか…分からなくて」ポロポロ
QB「こ、こんなの絶望おかしいよ!二次成長期の女の子がこんな酷い事するなんて!」
さやか「…あっはっはっは!」パンパン
QB「な、何がオカシイの!?」
78: 2011/05/19(木) 20:45:17.98
さやか「だってさー!二次成長期の女の子に夢見過ぎだってーの」
QB「…ゆ、許さないよ!この事はキミ達の親御さんに…」
まどか「ティロフィナーレーっ!!」ベン
ズギャン!!
QB「へびん!!」ビチャン
ほむら「…ひぃぃ!」ビク
QB「…たいっ!ポンポンが痛いよぉ!」ゴロゴロ
まどか「ごめんねー、つい指が滑っちゃったよー」
さやか「まどかもドジっ子属性だよねー」
QB「…ゆ、許さないよ!この事はキミ達の親御さんに…」
まどか「ティロフィナーレーっ!!」ベン
ズギャン!!
QB「へびん!!」ビチャン
ほむら「…ひぃぃ!」ビク
QB「…たいっ!ポンポンが痛いよぉ!」ゴロゴロ
まどか「ごめんねー、つい指が滑っちゃったよー」
さやか「まどかもドジっ子属性だよねー」
87: 2011/05/19(木) 20:52:56.58
ほむら「な、なんて事するの!この子がいないと私達皆氏んじゃうんだよ!」
QB「ひぃひぃーふー!ひぃひぃーふー」ピクピク
さやか「あっはっは!転校生はビビりすぎ。だから、ボール避けられないんだってば」
ほむら「…で、でも!」
まどか「大丈夫だよ、ほむらちゃん。ほむらちゃんは私達が絶対に守るから」
ほむら「…え?な、なんで……」
まどか「なんでって。当たり前じゃない、ほむらちゃんは友達だもん!」ニコ
ほむら「…私が、…ともだち?」
さやか「あったりまえじゃん。まだ一回しかドッジボールやって無いんだからさ。…氏なせないよ、絶対に」
QB「…いはいよぉ…。うぅ…」サスサス
QB「ひぃひぃーふー!ひぃひぃーふー」ピクピク
さやか「あっはっは!転校生はビビりすぎ。だから、ボール避けられないんだってば」
ほむら「…で、でも!」
まどか「大丈夫だよ、ほむらちゃん。ほむらちゃんは私達が絶対に守るから」
ほむら「…え?な、なんで……」
まどか「なんでって。当たり前じゃない、ほむらちゃんは友達だもん!」ニコ
ほむら「…私が、…ともだち?」
さやか「あったりまえじゃん。まだ一回しかドッジボールやって無いんだからさ。…氏なせないよ、絶対に」
QB「…いはいよぉ…。うぅ…」サスサス
91: 2011/05/19(木) 21:04:35.12
まどか「行くよ、さやかちゃん。フォーメーションδで!」ダッ
さやか「おっけい!合わせていくよ」ダッ
QB「や…止めなよ…。魔女には魔法で攻撃しないと…」
ダン!
まどか「魔法も奇跡も要らないんだよ…。私と!」ギュッ
さやか「まどかのシュートが合わさればさっ!」ギュッ
シュゴォォォン!!
QB「まどかとさやかが同時にドッジボールを投げたの!?」
まどか「私の200ボール力をさやかちゃんの200ボール力で掛けて40000ボール!」
さやか「さらに二人が身体をひねって放つ事により、掛ける400!」
魔女「……ひぃぃ!?」ビク
まどか「この千六百万ボールに撃ち貫けぬものなんて無いよっ!!」
ドォォォン!!
さやか「おっけい!合わせていくよ」ダッ
QB「や…止めなよ…。魔女には魔法で攻撃しないと…」
ダン!
まどか「魔法も奇跡も要らないんだよ…。私と!」ギュッ
さやか「まどかのシュートが合わさればさっ!」ギュッ
シュゴォォォン!!
QB「まどかとさやかが同時にドッジボールを投げたの!?」
まどか「私の200ボール力をさやかちゃんの200ボール力で掛けて40000ボール!」
さやか「さらに二人が身体をひねって放つ事により、掛ける400!」
魔女「……ひぃぃ!?」ビク
まどか「この千六百万ボールに撃ち貫けぬものなんて無いよっ!!」
ドォォォン!!
96: 2011/05/19(木) 21:13:52.20
パラパラ…
QB「こ…こんなの絶対にオカシイよ…」ジュワー…
さやか「うわぁ、このヌイグルミおしっこ漏らしてる。写メとっとこー!」パシャパシャ
QB「や、や、やっ…止めなよぉ!」カァァァ
まどか「脆い生き物だよね。……これならほむらちゃんの顔面の方がよっぽど丈夫だよ。ねっ!」ニコ
ほむら「…う、うんっ!」ニコ
QB「ま、待ちなよほむら!なんで嬉しそうなのさ!騙されてるよ、キミは」
まどか「ティロフィナーレ!!」ブン
QB「へばちんっ!」ベチャ!
QB「こ…こんなの絶対にオカシイよ…」ジュワー…
さやか「うわぁ、このヌイグルミおしっこ漏らしてる。写メとっとこー!」パシャパシャ
QB「や、や、やっ…止めなよぉ!」カァァァ
まどか「脆い生き物だよね。……これならほむらちゃんの顔面の方がよっぽど丈夫だよ。ねっ!」ニコ
ほむら「…う、うんっ!」ニコ
QB「ま、待ちなよほむら!なんで嬉しそうなのさ!騙されてるよ、キミは」
まどか「ティロフィナーレ!!」ブン
QB「へばちんっ!」ベチャ!
99: 2011/05/19(木) 21:18:52.96
QB「か、覚悟するんだね…。もうすぐここに魔法少女が来るんだから」
さやか「魔法少女ぉー?」
QB「君達みたいな悪い子なんてやっつけて、親御さんに引き渡してくれるんだよ!」キリッ
まどか「……………………」チッ
シュオン!
マミ「QB!皆!大丈夫かしら!今、魔女から助けるわよ」
ほむら「…何あの人?空に浮いてる……」
まどか「…………………」
さやか「…………………」
さやか「魔法少女ぉー?」
QB「君達みたいな悪い子なんてやっつけて、親御さんに引き渡してくれるんだよ!」キリッ
まどか「……………………」チッ
シュオン!
マミ「QB!皆!大丈夫かしら!今、魔女から助けるわよ」
ほむら「…何あの人?空に浮いてる……」
まどか「…………………」
さやか「…………………」
104: 2011/05/19(木) 21:25:25.99
マミ「一体どういう事なの…?魔女の気配も魔法少女の気配も感じな…」キョロキョロ
さやか「…ティロ」グイッ
まどか「フィナーレぇぇっっ!!」ブァン
ベギィィンエン!!
マミ「あばひんっ!!」ベチャン!
ほむら「……あ。落ちた」
QB「ひぃ…!?」ビク
まどか「…ふぅ。まだ魔女が居たなんて危ない所だったよね」
さやか「そうだよね!」
さやか「…ティロ」グイッ
まどか「フィナーレぇぇっっ!!」ブァン
ベギィィンエン!!
マミ「あばひんっ!!」ベチャン!
ほむら「……あ。落ちた」
QB「ひぃ…!?」ビク
まどか「…ふぅ。まだ魔女が居たなんて危ない所だったよね」
さやか「そうだよね!」
109: 2011/05/19(木) 21:31:30.71
マミ「…あ、貴方達一体何を…」ピクピク
さやか「あっれー、てっきり魔女かと思っちゃって」ニヤニヤ
まどか「ごめんねー、さやかちゃんも反省してるからさー」ニヤニヤ
マミ「そ、それば反省している態度ですか!?もう怒ったわよ!この件はPTAの御母様方に全て…」
まどか「零距離フィナーレっ!!」ブン
バギンッ!!
マミ「あっぷ…!?」ドサ
さやか「はいはーい、おとなしくしなさいよー」グイッ
マミ「い、痛い!な、なにするのよぉ」ジタバタ
まどか「あった、あった。これが財布だねー」ゴソゴソ
マミ「ちょっ!ちょっと!返しなさいよ」
さやか「あっれー、てっきり魔女かと思っちゃって」ニヤニヤ
まどか「ごめんねー、さやかちゃんも反省してるからさー」ニヤニヤ
マミ「そ、それば反省している態度ですか!?もう怒ったわよ!この件はPTAの御母様方に全て…」
まどか「零距離フィナーレっ!!」ブン
バギンッ!!
マミ「あっぷ…!?」ドサ
さやか「はいはーい、おとなしくしなさいよー」グイッ
マミ「い、痛い!な、なにするのよぉ」ジタバタ
まどか「あった、あった。これが財布だねー」ゴソゴソ
マミ「ちょっ!ちょっと!返しなさいよ」
113: 2011/05/19(木) 21:38:59.94
さやか「おとなしくして下さいよー。巴マミさーん」ニタニタ
マミ「な、なんで私の本性を!?完全に魔法少女に変身しているはずなのに」ビク
まどか「だってこのTSUTAYAの会員証に書いてあるんだもんー」ペラペラ
さやか「中学生三年生にもなって魔法少女ごっこですかぁマミさーん?」ニヤニヤ
マミ「…ち、違うわよ…!私は本当に魔女から皆を守って…」ピク
まどか「来年受験なのに、こんな事してる暇あるんですねー。魔法少女って凄いなー」ニヤニヤ
マミ「……もん」
さやか「えー何?さやかちゃん耳遠くなったのかなー。聞こえなーい」
マミ「ち、違うもん…!ちゃんと受験勉強もしてるもん!でも、魔法少女だもん!!」ポロポロ
マミ「な、なんで私の本性を!?完全に魔法少女に変身しているはずなのに」ビク
まどか「だってこのTSUTAYAの会員証に書いてあるんだもんー」ペラペラ
さやか「中学生三年生にもなって魔法少女ごっこですかぁマミさーん?」ニヤニヤ
マミ「…ち、違うわよ…!私は本当に魔女から皆を守って…」ピク
まどか「来年受験なのに、こんな事してる暇あるんですねー。魔法少女って凄いなー」ニヤニヤ
マミ「……もん」
さやか「えー何?さやかちゃん耳遠くなったのかなー。聞こえなーい」
マミ「ち、違うもん…!ちゃんと受験勉強もしてるもん!でも、魔法少女だもん!!」ポロポロ
119: 2011/05/19(木) 21:48:01.44
まどか「あーあー。ダメだよさやかちゃんー。先輩泣かしたらさ」
さやか「あはははっ!サーセン!マジでサーセンー!魔法少女マミせんぱーい」パンパン
マミ「…ひっぐ!…うっぐ…」ポロポロ
まどか「あぁ、マジ泣きだよ。魔法少女って大変なんだねぇ」
QB「もう離してあげなよ!マミが可哀相だよ!」
まどか「大丈夫だよ、私達はただマミさんとコミュニケーションをとってるだけだから」
さやか「スキンシップって大切だよね。マミさぁん」ギュッ
ギリギリ
マミ「…たい!痛い…。そ、そうです!大切…です」ジタバタ
さやか「あはははっ!サーセン!マジでサーセンー!魔法少女マミせんぱーい」パンパン
マミ「…ひっぐ!…うっぐ…」ポロポロ
まどか「あぁ、マジ泣きだよ。魔法少女って大変なんだねぇ」
QB「もう離してあげなよ!マミが可哀相だよ!」
まどか「大丈夫だよ、私達はただマミさんとコミュニケーションをとってるだけだから」
さやか「スキンシップって大切だよね。マミさぁん」ギュッ
ギリギリ
マミ「…たい!痛い…。そ、そうです!大切…です」ジタバタ
124: 2011/05/19(木) 21:57:33.54
マミ「ひっぐ…!うっぐ…。きゅーべーぇ…」
QB「よしよし。マミは何も悪くないよ」サスサス
さやか「さて、もう魔法少女にも飽きたし帰ろっか転校生?」クルッ
ほむら「う……うん。帰ろ!みんなで」
まどか「あ、この事はクラスのみんな、両親及び教師にはナイショだよ☆」
ほむら「分かったよ!私達だけの秘密だね」
マミ「うぅ……うー…!」グスグス
QB「よしよし。マミは何も悪くないよ」サスサス
さやか「さて、もう魔法少女にも飽きたし帰ろっか転校生?」クルッ
ほむら「う……うん。帰ろ!みんなで」
まどか「あ、この事はクラスのみんな、両親及び教師にはナイショだよ☆」
ほむら「分かったよ!私達だけの秘密だね」
マミ「うぅ……うー…!」グスグス
130: 2011/05/19(木) 22:12:54.60
QB「はっ…はっ…。買って来たよ、購買のパン…」ゼエゼエ
さやか「おっそーい。さやかちゃん、お腹ペコペコなんだけどぉ」グリグリ
QB「し、しかたないじゃないか…購買が混んでたんだから。踏まないでよ!」
まどか「お疲れ様QB。はいお金だよ」ニコ
ブン
QB「い、痛いよ!笑顔で小銭を投げ付けないでよ!」ペシン
ほむら「きゅ…QBが可哀相だよ?」
QB「ほむらは黙ってて!…いいんだよ僕がみんなの分まで引き受ければ」
さやか「なにーその言い方?ギブアンドテイクじゃん」
まどか「…そうだ。もっと他に強い魔女はいないのかな?」
さやか「だよねー。ほら、この間ヤツより強いの」モグモグ
さやか「おっそーい。さやかちゃん、お腹ペコペコなんだけどぉ」グリグリ
QB「し、しかたないじゃないか…購買が混んでたんだから。踏まないでよ!」
まどか「お疲れ様QB。はいお金だよ」ニコ
ブン
QB「い、痛いよ!笑顔で小銭を投げ付けないでよ!」ペシン
ほむら「きゅ…QBが可哀相だよ?」
QB「ほむらは黙ってて!…いいんだよ僕がみんなの分まで引き受ければ」
さやか「なにーその言い方?ギブアンドテイクじゃん」
まどか「…そうだ。もっと他に強い魔女はいないのかな?」
さやか「だよねー。ほら、この間ヤツより強いの」モグモグ
135: 2011/05/19(木) 22:19:32.13
QB「この間って…、ワルプルギスの夜の事かい?」
さやか「そうそう。出て来る時は派手だったのに、顔面に一発ボール当てたら半泣きだもんなー」
まどか「やっぱり魔女は脆いよね。ほむらちゃんの顔面の方がよっぽど頑丈だよ」ニコ
ほむら「…そ、そんなことないよぉ」
QB「もうあれより強い魔女なんてそうそう居ないよ…。諦めてよ…」
さやか「仕方ないなぁ。それじゃお腹も膨れたしアレやろっか?」
まどか「そうだね。あ、今日はマミさんも誘ってあげようよ!」
さやか「そうそう。出て来る時は派手だったのに、顔面に一発ボール当てたら半泣きだもんなー」
まどか「やっぱり魔女は脆いよね。ほむらちゃんの顔面の方がよっぽど頑丈だよ」ニコ
ほむら「…そ、そんなことないよぉ」
QB「もうあれより強い魔女なんてそうそう居ないよ…。諦めてよ…」
さやか「仕方ないなぁ。それじゃお腹も膨れたしアレやろっか?」
まどか「そうだね。あ、今日はマミさんも誘ってあげようよ!」
141: 2011/05/19(木) 22:30:19.13
マミ「…ダメね。二重三重に策を練らないと、あのズル賢い子たちをPTA委員会に突き出せないわ…」モグモグ
ジャアァァァア…
マミ「きゃあ…!な、何!上からお水が」ビチャァ
さやか「あっれーすいませーん。誰か居ました?」
マミ「そ、その声は美樹さん!?な、なにするのよぉ、びしょびしょじゃない!」
まどか「あーそれは大変だよぉー。マミさん早く拭いてあげるからトイレから出てきてよー」ニヤニヤ
マミ「…え?べ、…別に良いわよこれくらい…。は、早く教室に戻りなさいな」ビク
さやか「それじゃ私達の気が済まないですよー。早くトイレから出てきて下さいよー」ニヤニヤ
ジャアァァァア…
マミ「きゃあ…!な、何!上からお水が」ビチャァ
さやか「あっれーすいませーん。誰か居ました?」
マミ「そ、その声は美樹さん!?な、なにするのよぉ、びしょびしょじゃない!」
まどか「あーそれは大変だよぉー。マミさん早く拭いてあげるからトイレから出てきてよー」ニヤニヤ
マミ「…え?べ、…別に良いわよこれくらい…。は、早く教室に戻りなさいな」ビク
さやか「それじゃ私達の気が済まないですよー。早くトイレから出てきて下さいよー」ニヤニヤ
148: 2011/05/19(木) 22:39:39.86
マミ「う…うるさいの!早くどっか行きなさいよ!」
ヒョイ
まどか「あれれー?マミさんご飯食べてたんだー、ごめんねー」
マミ「な、な!?上から覗き込まないでよ!」ビク
さやか「あれれー?でも、なんでトイレで独りで食べてるのかなぁ」ニヤニヤ
まどか「そうだよねー衛生的にも良くないねー」ニヤニヤ
マミ「こ、これはあれよ…!魔法少女として、魔女から身を守る為に…こういう個室に結界を貼ってね…それでね…」アセアセ
まどか「そっかぁー、魔女から身を守る為かー。私てっきりお友達が居ないからかと思ったよー」ニヤニヤ
マミ「……う……うぅ…」ジワッ
さやか「良かったねーまどかー。てっきり魔法少女のマミさんがクラスでディスられてるかと思ったよー」ニヤニヤ
マミ「………ひっぐ…」ポロポロ
ヒョイ
まどか「あれれー?マミさんご飯食べてたんだー、ごめんねー」
マミ「な、な!?上から覗き込まないでよ!」ビク
さやか「あれれー?でも、なんでトイレで独りで食べてるのかなぁ」ニヤニヤ
まどか「そうだよねー衛生的にも良くないねー」ニヤニヤ
マミ「こ、これはあれよ…!魔法少女として、魔女から身を守る為に…こういう個室に結界を貼ってね…それでね…」アセアセ
まどか「そっかぁー、魔女から身を守る為かー。私てっきりお友達が居ないからかと思ったよー」ニヤニヤ
マミ「……う……うぅ…」ジワッ
さやか「良かったねーまどかー。てっきり魔法少女のマミさんがクラスでディスられてるかと思ったよー」ニヤニヤ
マミ「………ひっぐ…」ポロポロ
158: 2011/05/19(木) 22:48:11.09
まどか「…マミさん、いいよ。…もう嘘は付かなくていいんだよ」ニコ
マミ「………え」グスグス
さやか「そう、私達は最初から全部分かってたよ」
マミ「…そ、そんな!」ビク
まどか「でも、もう安心して、これからは私達がお友達になってあげるから」ニコ
さやか「勿論いいよね?マミさん」ニコ
マミ「……は、はい!」
QB「待ってよマミ!なんで嬉しそうなのさ、騙されてるよ!それに最初から知ってたんなら余計にタチがわ」
まどか「ティロフィナーレっっ!」ブン
べチン!
QB「ずびばっ!」ベチャ!
マミ「………え」グスグス
さやか「そう、私達は最初から全部分かってたよ」
マミ「…そ、そんな!」ビク
まどか「でも、もう安心して、これからは私達がお友達になってあげるから」ニコ
さやか「勿論いいよね?マミさん」ニコ
マミ「……は、はい!」
QB「待ってよマミ!なんで嬉しそうなのさ、騙されてるよ!それに最初から知ってたんなら余計にタチがわ」
まどか「ティロフィナーレっっ!」ブン
べチン!
QB「ずびばっ!」ベチャ!
165: 2011/05/19(木) 23:01:30.20
まどか「それじゃ今日は四人だし、二対二に分かれて試合しよー」
ほむら「うぅ…、ボールが来ませんように…。ボールが来ませんように…」ガクガク
マミ「そんなに震えて大袈裟ねぇ暁美さんは。遊びなんだから」
まどか「とりぁー!ティロフィナーレっ!」ブン!
ギュォォォン!
ほむら「ひぱっぴっ!!」パリーン!
グサッ
マミ「…………え?何…。私の頬にガラスが刺さったの…?」ダラダラ
ほむら「…………」ドサ
ほむら「うぅ…、ボールが来ませんように…。ボールが来ませんように…」ガクガク
マミ「そんなに震えて大袈裟ねぇ暁美さんは。遊びなんだから」
まどか「とりぁー!ティロフィナーレっ!」ブン!
ギュォォォン!
ほむら「ひぱっぴっ!!」パリーン!
グサッ
マミ「…………え?何…。私の頬にガラスが刺さったの…?」ダラダラ
ほむら「…………」ドサ
167: 2011/05/19(木) 23:06:51.63
まどか「あっちゃー。いきなり割っちゃったーメ・ガ・ネ☆」
さやか「あははは!まどか力み過ぎだってば!もっと楽しまないと」
まどか「ふふ。でも、今日はスペアがあるもん!」グイッ
マミ「な、なにが起こってるのよ…。訳が分からないわ…」ガクガク
さやか「ねぇ、マミさーん。ドッジボールのルールって知ってる?」
マミ「そ、そんな事ぐらい知ってるわよ…!でも、これをドッジボールと呼ぶには余りにも…」ビク
まどか「ドッジボールじゃ、顔面にボールを当ててもね…」ギュンギュン!
マミ「な…何!?ドッジボールを握力だけで、まるでラグビーボールのようになるまで圧縮している…」
まどか「セーフなんだよー!」ビュン!
ギュォュウ!!
マミ「ひっぃぃぃぃ!!」
さやか「あははは!まどか力み過ぎだってば!もっと楽しまないと」
まどか「ふふ。でも、今日はスペアがあるもん!」グイッ
マミ「な、なにが起こってるのよ…。訳が分からないわ…」ガクガク
さやか「ねぇ、マミさーん。ドッジボールのルールって知ってる?」
マミ「そ、そんな事ぐらい知ってるわよ…!でも、これをドッジボールと呼ぶには余りにも…」ビク
まどか「ドッジボールじゃ、顔面にボールを当ててもね…」ギュンギュン!
マミ「な…何!?ドッジボールを握力だけで、まるでラグビーボールのようになるまで圧縮している…」
まどか「セーフなんだよー!」ビュン!
ギュォュウ!!
マミ「ひっぃぃぃぃ!!」
176: 2011/05/19(木) 23:19:10.83
ドォォォン!
杏子「なんて衝撃破なんだよ…ここまで響いてきやがんぜ」パシャパシャ
QB「どうだい杏子?証拠写真はとれたかな」スタッ
杏子「あぁ、バッチリだぜ!この親父に借りたCanonのデジカメならクッキリパッチリさ」パシャ
QB「頼もしいよ、杏子。マミが陥落した今、頼れる魔法少女はキミしか居ないんだから」
杏子「しっかしよー、もちっと近付いてもバレないんじゃねえ?アタシだって気配くらい消せるぜ」
QB「見くびっちゃいけないよ。あれはただの二次成長期の女の子じゃないんだから」
杏子「へー。アタシより強いってーの?」
QB「そうだね…。あそこにワルプルギスの夜が二人立ってると思うんだ」
杏子「………へぇ」
ギュュウォォン!
杏子「なんて衝撃破なんだよ…ここまで響いてきやがんぜ」パシャパシャ
QB「どうだい杏子?証拠写真はとれたかな」スタッ
杏子「あぁ、バッチリだぜ!この親父に借りたCanonのデジカメならクッキリパッチリさ」パシャ
QB「頼もしいよ、杏子。マミが陥落した今、頼れる魔法少女はキミしか居ないんだから」
杏子「しっかしよー、もちっと近付いてもバレないんじゃねえ?アタシだって気配くらい消せるぜ」
QB「見くびっちゃいけないよ。あれはただの二次成長期の女の子じゃないんだから」
杏子「へー。アタシより強いってーの?」
QB「そうだね…。あそこにワルプルギスの夜が二人立ってると思うんだ」
杏子「………へぇ」
ギュュウォォン!
182: 2011/05/19(木) 23:25:26.68
バギーン!
杏子「…なっ!なんだいきなりデジカメがぶっ壊れたぞ!」ビク
QB「ち、違うよ杏子!ボールだ…。ドッジボールで狙撃されたんだよ」
杏子「狙撃って…。ここからどれだけ離れてんだ」
まどか「ティロフィナーレっ!!」
杏子「あびゃん!」ベチーン!
QB「ま、まどかにさやか!?どうやってココに」ビク
さやか「簡単だよ。自分で投げたドッジボールに乗ってきたの」
QB「そ、そんなの物理的におかしいよ!」
杏子「…なっ!なんだいきなりデジカメがぶっ壊れたぞ!」ビク
QB「ち、違うよ杏子!ボールだ…。ドッジボールで狙撃されたんだよ」
杏子「狙撃って…。ここからどれだけ離れてんだ」
まどか「ティロフィナーレっ!!」
杏子「あびゃん!」ベチーン!
QB「ま、まどかにさやか!?どうやってココに」ビク
さやか「簡単だよ。自分で投げたドッジボールに乗ってきたの」
QB「そ、そんなの物理的におかしいよ!」
189: 2011/05/19(木) 23:34:35.93
杏子「いってーな…。何してくれるんだよ!これ親父に借りたデジカメなのにさ!怒られるだろ」スタッ
まどか「あれれー、随分頑丈みたいだね。これは」
さやか「そうだねー、さやかちゃんビックリー」
杏子「な!ムカつく奴等だな。完全に人を舐めきってるぞQB!」
QB「違うよ…あの二次成長期の女の子達は人を人してみてないよ…」ビクビク
杏子「じょーとーじゃねーか!親父に変わってアタシが矯正してやんぜ!」
さやか「わー、さやかちゃん怖いー。一体何するつもりなのよー」
杏子「へん!デジカメぶち壊して安心してるみたいだけどな。大半の証拠画像は既にメールでサーバーに送ってんだよ」
さやか「…な!?」
杏子「後はコイツをPTA委員会に持ってけば」
まどか「……………………」チッ
まどか「あれれー、随分頑丈みたいだね。これは」
さやか「そうだねー、さやかちゃんビックリー」
杏子「な!ムカつく奴等だな。完全に人を舐めきってるぞQB!」
QB「違うよ…あの二次成長期の女の子達は人を人してみてないよ…」ビクビク
杏子「じょーとーじゃねーか!親父に変わってアタシが矯正してやんぜ!」
さやか「わー、さやかちゃん怖いー。一体何するつもりなのよー」
杏子「へん!デジカメぶち壊して安心してるみたいだけどな。大半の証拠画像は既にメールでサーバーに送ってんだよ」
さやか「…な!?」
杏子「後はコイツをPTA委員会に持ってけば」
まどか「……………………」チッ
197: 2011/05/19(木) 23:44:02.92
シュン!
杏子「…な、消えた!」
まどか「ティロフィナーレ、セカンド!!」グイッ
杏子「あだだだ…!い、一瞬で関節決めやがった!」ギリギリ
まどか「…ねぇ?そのメール全部消してくれないかな」
杏子「ダ、ダメに決ってるだろ!例え腕が折れてもぜってーお前らをPTAに突き出してやるぜ…」ギリギリ
QB「きょ…杏子…。キミは真の魔法少女だよ」ウルウル
杏子「わ、分かっただろ!いくらこうやっても、実際にチェックメイト掛けてんのはアタシなのさ」
さやか「く…くそっ。まずいよ、まどか」ダラダラ
まどか「………………ねぇ、魔法少女さん」
杏子「な、なんだよ?命乞いは聞かねーからな!」
杏子「…な、消えた!」
まどか「ティロフィナーレ、セカンド!!」グイッ
杏子「あだだだ…!い、一瞬で関節決めやがった!」ギリギリ
まどか「…ねぇ?そのメール全部消してくれないかな」
杏子「ダ、ダメに決ってるだろ!例え腕が折れてもぜってーお前らをPTAに突き出してやるぜ…」ギリギリ
QB「きょ…杏子…。キミは真の魔法少女だよ」ウルウル
杏子「わ、分かっただろ!いくらこうやっても、実際にチェックメイト掛けてんのはアタシなのさ」
さやか「く…くそっ。まずいよ、まどか」ダラダラ
まどか「………………ねぇ、魔法少女さん」
杏子「な、なんだよ?命乞いは聞かねーからな!」
201: 2011/05/19(木) 23:59:51.80
まどか「……あなたのパパとママは元気かな?」
杏子「ピンピンしてるってーの。つかなんで親の話なんだよ!オメー自分の立場が分かって…」
まどか「……いつまでも元気でいて欲しいよね?」ニヤニヤ
杏子「……は?な、なんだよそれ!なんで笑ってんだよ!?」ビク
まどか「……えー別に笑ってないよー。わたし」ニヤニヤ
杏子「ちょっと…ちょっと待ってよ!ねぇ」ガクガク
まどか「…神父のパパってストレス溜まりそうだもんねぇ」
杏子「な…なんでそんな事知ってんのよ…!?教えてよ…!ねぇ!教えて!」ジワッ
杏子「ピンピンしてるってーの。つかなんで親の話なんだよ!オメー自分の立場が分かって…」
まどか「……いつまでも元気でいて欲しいよね?」ニヤニヤ
杏子「……は?な、なんだよそれ!なんで笑ってんだよ!?」ビク
まどか「……えー別に笑ってないよー。わたし」ニヤニヤ
杏子「ちょっと…ちょっと待ってよ!ねぇ」ガクガク
まどか「…神父のパパってストレス溜まりそうだもんねぇ」
杏子「な…なんでそんな事知ってんのよ…!?教えてよ…!ねぇ!教えて!」ジワッ
205: 2011/05/20(金) 00:06:18.12
まどか「物騒な世の中だしねー。もし、今日ウチに帰って一家心中とかしてたら嫌だよねぇ」ボソボソ
杏子「い、嫌だよぉ………。や、止めてよぉ」ポロポロ
まどか「それじゃさ、今送ったデータ全部消そう?ねっ」ニコ
杏子「ひゃ…ひゃい!全部消します…!」カチャカチャ
まどか「ふふ。あなたは家族思いの素敵な魔法少女だねっ」ニコニコ
QB「……あーぁ」ダラダラ
さやか「良かったじゃん!これからは二対三でドッジボールが出来るよ」ニヤニヤ
杏子「い、嫌だよぉ………。や、止めてよぉ」ポロポロ
まどか「それじゃさ、今送ったデータ全部消そう?ねっ」ニコ
杏子「ひゃ…ひゃい!全部消します…!」カチャカチャ
まどか「ふふ。あなたは家族思いの素敵な魔法少女だねっ」ニコニコ
QB「……あーぁ」ダラダラ
さやか「良かったじゃん!これからは二対三でドッジボールが出来るよ」ニヤニヤ
207: 2011/05/20(金) 00:23:09.73
まどか「…ねぇQB?」クルッ
QB「な、何かな…?」
まどか「もう魔法少女も魔女もこの世にいないのかな?」
QB「いないんじゃないかなぁ…」
まどか「そうなんだー。なんだか喰い足りないねさやかちゃん?」
さやか「そうだよね。…じゃあQBと契約して、もっと強い魔女を出してもらおうよ」
まどか「そうだね!それが良いよ!」
キュゥべえはその言葉が耳に届いた瞬間、思わず地を駆けその場から逃げ出してた。そして、彼はふと気が付いた。
本当に恐ろしいのは魔女でも魔獣でもない。
本当に恐ろしいのは人間…。ドッジボールで顔面がセーフになるという狂気のルールを精製した、人間だと言う事を。
だが、それに気付くのには少しばかり遅すぎた。
何故ならば、彼のすぐ後ろまで二人の二次成長期の女の子の足音が近付いて来ていたからだ。
完
QB「な、何かな…?」
まどか「もう魔法少女も魔女もこの世にいないのかな?」
QB「いないんじゃないかなぁ…」
まどか「そうなんだー。なんだか喰い足りないねさやかちゃん?」
さやか「そうだよね。…じゃあQBと契約して、もっと強い魔女を出してもらおうよ」
まどか「そうだね!それが良いよ!」
キュゥべえはその言葉が耳に届いた瞬間、思わず地を駆けその場から逃げ出してた。そして、彼はふと気が付いた。
本当に恐ろしいのは魔女でも魔獣でもない。
本当に恐ろしいのは人間…。ドッジボールで顔面がセーフになるという狂気のルールを精製した、人間だと言う事を。
だが、それに気付くのには少しばかり遅すぎた。
何故ならば、彼のすぐ後ろまで二人の二次成長期の女の子の足音が近付いて来ていたからだ。
完
209: 2011/05/20(金) 00:25:35.75
BadEnd
210: 2011/05/20(金) 00:26:07.92
にんげんってこわい
214: 2011/05/20(金) 00:35:25.94
珍しくさやかが強いSSだった
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