1: 2012/09/13(木) 23:09:05.83
AM0:10
律子「……誰かしらこんな時間に…」ピッ
…………………………………………………………
From:P
Title:
ごめん
捏やばい隊長さいあく
すぐキテ
…………………………………………………………
律子「プロデューサーから?てか、捏?隊長?…え、なにこれ…」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1347545345
2: 2012/09/13(木) 23:09:39.89
律子「もしかして…熱と体調って打つつもりだったのかしら…と、とりあえず一度プロデューサーに連絡を…」ピッピッ…
prrrr…prrrr…
『………ふぁい…』
律子「あ、プr…」
P『ご、ごめん…ハァハァ………ん、いきなりメールして……なんか家帰ってきたらさ……熱出ちゃって……』ハァハァ
律子「え、あの…」
P『さっき…計ったら…38度もあって…しんどくて動けそうにないんで……ハァハァ…悪い…だけど………持って…家まで来てくれないかな…』
律子「…え?」
P『(ピーーーー)…あ…ごめん、携帯の充電切れる……それじゃ……頼むn…』
prrrr…prrrr…
『………ふぁい…』
律子「あ、プr…」
P『ご、ごめん…ハァハァ………ん、いきなりメールして……なんか家帰ってきたらさ……熱出ちゃって……』ハァハァ
律子「え、あの…」
P『さっき…計ったら…38度もあって…しんどくて動けそうにないんで……ハァハァ…悪い…だけど………持って…家まで来てくれないかな…』
律子「…え?」
P『(ピーーーー)…あ…ごめん、携帯の充電切れる……それじゃ……頼むn…』
3: 2012/09/13(木) 23:10:24.50
律子「え!?あ、あのちょっとプロデューサー?」
『……』
律子「…プロデューサー?」
『……』
律子「……切れちゃった…」
律子「なんか来てくれとか言ってたけど……わ、私に!?しかも…」チラッ
――AM0:16
律子「……こ、こんな時間に来いって、一体なに考えて…そ、それにたかが38度程度の熱で、なんで私が…」
『……』
律子「…プロデューサー?」
『……』
律子「……切れちゃった…」
律子「なんか来てくれとか言ってたけど……わ、私に!?しかも…」チラッ
――AM0:16
律子「……こ、こんな時間に来いって、一体なに考えて…そ、それにたかが38度程度の熱で、なんで私が…」
4: 2012/09/13(木) 23:11:09.88
律子(でもプロデューサー…ちょっと苦しそうだったなぁ…)
律子「……」
律子「いやいやいや、ぷ、プロデューサーはただの事務所の同僚で、こんな時間にわざわざ私が行く理由なんて…」
律子(でも、なんで私にメールしてきたのかしら…)
律子「……」
律子「あ、あ~…そ、そう!きっと、あれよ、あれ!ほ、ほんとは彼女とか家族とかに連絡しようとして、間違って私のところにメールが来たのよ!うん、そう!きっと、そうに違いないわ!」
律子「だ、だから私がわざわざ行く必要なんてない!そう、ないのよ!」
律子「……」
律子(でも、さっきプロデューサー、携帯の充電切れたっていってたから、誰も連絡取りようがないわよね…)
律子「……」
律子「……あ~、もう!」
律子「……」
律子「いやいやいや、ぷ、プロデューサーはただの事務所の同僚で、こんな時間にわざわざ私が行く理由なんて…」
律子(でも、なんで私にメールしてきたのかしら…)
律子「……」
律子「あ、あ~…そ、そう!きっと、あれよ、あれ!ほ、ほんとは彼女とか家族とかに連絡しようとして、間違って私のところにメールが来たのよ!うん、そう!きっと、そうに違いないわ!」
律子「だ、だから私がわざわざ行く必要なんてない!そう、ないのよ!」
律子「……」
律子(でも、さっきプロデューサー、携帯の充電切れたっていってたから、誰も連絡取りようがないわよね…)
律子「……」
律子「……あ~、もう!」
5: 2012/09/13(木) 23:12:08.82
――AM1:15 P自宅前
律子「……で、結局、来ちゃったしね…」
律子「しかも…」ガサッ
律子「…ご丁寧に深夜営業のドラッグストアで薬と栄養ドリンクまで買ってきてるし…」
律子「はぁ……なにやってるんだろ、私…」
律子「……」
律子「と、とりあえず、人の家の前でボサーっと突っ立ててもしょうがないわね…ご近所の方に怪しい人がいるって通報されてもあれだし…」
律子「……」
律子「そ、そういえば…勢いで来ちゃったのはいいけども…玄関の鍵開いてるのかしら…」
律子「……」
律子「ま、まぁチャイム鳴らして出なかったら帰ればいいだけの話だしね…あははは…」
――ピンポーン…
「……」
――ピンポーン…
「……」
律子「……で、結局、来ちゃったしね…」
律子「しかも…」ガサッ
律子「…ご丁寧に深夜営業のドラッグストアで薬と栄養ドリンクまで買ってきてるし…」
律子「はぁ……なにやってるんだろ、私…」
律子「……」
律子「と、とりあえず、人の家の前でボサーっと突っ立ててもしょうがないわね…ご近所の方に怪しい人がいるって通報されてもあれだし…」
律子「……」
律子「そ、そういえば…勢いで来ちゃったのはいいけども…玄関の鍵開いてるのかしら…」
律子「……」
律子「ま、まぁチャイム鳴らして出なかったら帰ればいいだけの話だしね…あははは…」
――ピンポーン…
「……」
――ピンポーン…
「……」
6: 2012/09/13(木) 23:13:07.05
律子「……出ないわね…まぁ、あれだけ辛そうにしてれば当然寝てるわよね…」
律子「これが家族とか…か、彼女だったら合鍵なんか持っててそれで入れるんだろうけど、私はそのどちらでも無いし…」
律子「……」
律子「はぁ……馬鹿らしい…帰ろっと…」
――スタスタスタ…
律子(あ……でも、よもや玄関の鍵が開いてるってことは…)チラッ
ドア「……」
律子(無いわよねぇ…でも万が一ということも……)ジー
ドア「……」
律子「って、いやいやいや、流石にそれは無い、それは無いわよ、律子…」クルッ
――スタスタスタ…
律子「これが家族とか…か、彼女だったら合鍵なんか持っててそれで入れるんだろうけど、私はそのどちらでも無いし…」
律子「……」
律子「はぁ……馬鹿らしい…帰ろっと…」
――スタスタスタ…
律子(あ……でも、よもや玄関の鍵が開いてるってことは…)チラッ
ドア「……」
律子(無いわよねぇ…でも万が一ということも……)ジー
ドア「……」
律子「って、いやいやいや、流石にそれは無い、それは無いわよ、律子…」クルッ
――スタスタスタ…
7: 2012/09/13(木) 23:14:37.17
律子「い、いくら間抜けで鈍感なプロデューサーだって、よもや玄関の鍵を閉め忘れることなんて無いわ…」スタスタ…
律子「た、ただ…そ、そんなプロデューサーだからこそ、万が一ってことも有り得るし…」スタスタスタ…
律子「こ、これは、そ、そうあれよ、あれ!防犯上の都合で確認するだけ…そうなのよ!」スタスタスタスタ…
律子「うん、だ、だから、これは、別に未練がましく藁にもすがる思いで確かめる訳ではない…そう、そういう訳ではないのよ、律子!」ピタッ
律子「ふぅ…」
律子「スーーーーハァーーーーー…」
律子「よし……いざっ!」グッ
―――ガチャッ
律子「……あっ…」
律子(開いたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!)パァァ
律子「た、ただ…そ、そんなプロデューサーだからこそ、万が一ってことも有り得るし…」スタスタスタ…
律子「こ、これは、そ、そうあれよ、あれ!防犯上の都合で確認するだけ…そうなのよ!」スタスタスタスタ…
律子「うん、だ、だから、これは、別に未練がましく藁にもすがる思いで確かめる訳ではない…そう、そういう訳ではないのよ、律子!」ピタッ
律子「ふぅ…」
律子「スーーーーハァーーーーー…」
律子「よし……いざっ!」グッ
―――ガチャッ
律子「……あっ…」
律子(開いたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!)パァァ
10: 2012/09/13(木) 23:15:33.65
律子「や、やった…開いた…開いちゃった…」
律子「って、喜んでる場合…いやいやいや、べ、別に喜んでるわけじゃないわ!も、もうプロデューサーったら、なんて無用心なんですか…///」カァァァ
律子「……///」マッカ
律子「っ!」ホッペヲパンパン
律子「………コホンッ…と、とりあえず…」
律子「ぷ、プロデューサー、いらっしゃいますかー?玄関のドア、鍵閉め忘れてますよー?」
―――シーン
律子「プロデューサー?」
―――シーン
律子「やっぱり寝てるのかしら…」
律子「プロデューサー、秋月です、メールを貰ったんですが…え~と…か、勝手に上がりますよ~?」クツヌギヌギ
―――スタスタスタ…
律子「……プロデューサー?」
P「…ハァ……ハァ…」グタァ
律子「…ちょっ!ぷ、プロデューサー!大丈夫ですか?」ダッ
律子「って、喜んでる場合…いやいやいや、べ、別に喜んでるわけじゃないわ!も、もうプロデューサーったら、なんて無用心なんですか…///」カァァァ
律子「……///」マッカ
律子「っ!」ホッペヲパンパン
律子「………コホンッ…と、とりあえず…」
律子「ぷ、プロデューサー、いらっしゃいますかー?玄関のドア、鍵閉め忘れてますよー?」
―――シーン
律子「プロデューサー?」
―――シーン
律子「やっぱり寝てるのかしら…」
律子「プロデューサー、秋月です、メールを貰ったんですが…え~と…か、勝手に上がりますよ~?」クツヌギヌギ
―――スタスタスタ…
律子「……プロデューサー?」
P「…ハァ……ハァ…」グタァ
律子「…ちょっ!ぷ、プロデューサー!大丈夫ですか?」ダッ
11: 2012/09/13(木) 23:16:38.44
P「ご…ごめん…急に…呼びつけたりして……」ハァハァ
律子「そ、そんなこと、今はいいですから、ほら、こんな床で横になってないでお布団に…」グイッ
P「あ~…だ、大丈夫だって…自分で…やれるから…」ヨイショッ
律子「だ、大丈夫って…倒れるほど酷いのに…」
P「い、いや…ほ、ほんと…ほんと大丈夫だから…」ハァハァ
律子「さ、さっき電話で熱が38度とか言ってましたけど、それ以上あるんじゃないですか…」
P「そ、そんな大げさだなぁ…ほんと…そんな無いって…ほら……」ピトッ
律子「…え?」ピタッ
オデコトオデコノヌクモリカイセン~
P「…ね?そんなに無いでしょ…?」
律子「…な…な…///」マッカ
P「だから…着替えだけ…置いていって…あとは寝てれば…治るから…って…あれ?」ジー
律子「……///」マッカ
P「…り、律子?」
律子「……なにするんですかぁぁぁぁ///」バシィッ
P「グホッ!」バタンッ
律子「そ、そんなこと、今はいいですから、ほら、こんな床で横になってないでお布団に…」グイッ
P「あ~…だ、大丈夫だって…自分で…やれるから…」ヨイショッ
律子「だ、大丈夫って…倒れるほど酷いのに…」
P「い、いや…ほ、ほんと…ほんと大丈夫だから…」ハァハァ
律子「さ、さっき電話で熱が38度とか言ってましたけど、それ以上あるんじゃないですか…」
P「そ、そんな大げさだなぁ…ほんと…そんな無いって…ほら……」ピトッ
律子「…え?」ピタッ
オデコトオデコノヌクモリカイセン~
P「…ね?そんなに無いでしょ…?」
律子「…な…な…///」マッカ
P「だから…着替えだけ…置いていって…あとは寝てれば…治るから…って…あれ?」ジー
律子「……///」マッカ
P「…り、律子?」
律子「……なにするんですかぁぁぁぁ///」バシィッ
P「グホッ!」バタンッ
12: 2012/09/13(木) 23:17:24.32
律子「……///」ハァハァ
P「……ふぉお…あぁ…」ビクンビクン
律子「……はっ!ご、ごめんなさい、プロデューサー!い、いきなりあんなことするから、私…」
P「…い、いや…だ、大丈夫だ…それよりも、なんで律子が俺の家に…」
律子「な、なんでって…それはプロデューサーからメールを貰ったから…」
P「メール…俺が?」
律子「そ、そうですよ、それでその後、電話したら熱があるから来てくれって…」
P「も…もしかして、さっきの電話って…律子か?」
律子「……はい」
P「…」
律子(あ…これって…)
P「……ふぉお…あぁ…」ビクンビクン
律子「……はっ!ご、ごめんなさい、プロデューサー!い、いきなりあんなことするから、私…」
P「…い、いや…だ、大丈夫だ…それよりも、なんで律子が俺の家に…」
律子「な、なんでって…それはプロデューサーからメールを貰ったから…」
P「メール…俺が?」
律子「そ、そうですよ、それでその後、電話したら熱があるから来てくれって…」
P「も…もしかして、さっきの電話って…律子か?」
律子「……はい」
P「…」
律子(あ…これって…)
13: 2012/09/13(木) 23:18:46.77
P「…ごめん、律子…」
P「俺…間違ってメールしたみたいだ…」
律子(あ~、やっぱり…)
P「俺…てっきり…か…」
律子(っ!)
律子「ぷ、プロデューサー!」
P「ん?」
律子「わ、私もおかしいと思ったんですよね!こ、こんな時間に私にあんなメールしてくるなんて、ただの会社の同僚なのに…あははは…」
律子「私だってそうじゃないかなぁって思ってたんですよ…で、でも携帯の充電切れたとか言ってたし、そ、それで、そのまま氏なれても困るなぁって思ったから…」
律子「だ、だから…そ、そう…ただの生存確認!生存確認のためだけに来たんです!そうなんです!」
P「り、律子?」
P「俺…間違ってメールしたみたいだ…」
律子(あ~、やっぱり…)
P「俺…てっきり…か…」
律子(っ!)
律子「ぷ、プロデューサー!」
P「ん?」
律子「わ、私もおかしいと思ったんですよね!こ、こんな時間に私にあんなメールしてくるなんて、ただの会社の同僚なのに…あははは…」
律子「私だってそうじゃないかなぁって思ってたんですよ…で、でも携帯の充電切れたとか言ってたし、そ、それで、そのまま氏なれても困るなぁって思ったから…」
律子「だ、だから…そ、そう…ただの生存確認!生存確認のためだけに来たんです!そうなんです!」
P「り、律子?」
14: 2012/09/13(木) 23:19:53.87
律子「あははは…、いやぁプロデューサーが生きてて良かった良かった!も、もし氏なれでもしたら事務所が大変なことになっちゃいますからね、あははは…」
P「ごめん律子…俺が間違ったりしたからなんか余計な心配かけて…」
律子「べ、別にかまいませんよ、私がお節介でしたことですから!」
律子「プロデューサーの無事も確認出来たことですし、それじゃ私、帰りますね!」
P「え、あ、うん…」
律子「あ、プロデューサー、今度は床で寝ないで、ちゃんと布団で寝てくださいね?それじゃ、お大事に…」スタスタスタ…
P「ほんと、ごめんな律子…おやすみ…」
――ガチャッバタンッ
P「……」
P「ごめん律子…俺が間違ったりしたからなんか余計な心配かけて…」
律子「べ、別にかまいませんよ、私がお節介でしたことですから!」
律子「プロデューサーの無事も確認出来たことですし、それじゃ私、帰りますね!」
P「え、あ、うん…」
律子「あ、プロデューサー、今度は床で寝ないで、ちゃんと布団で寝てくださいね?それじゃ、お大事に…」スタスタスタ…
P「ほんと、ごめんな律子…おやすみ…」
――ガチャッバタンッ
P「……」
15: 2012/09/13(木) 23:20:51.16
律子「はぁ…」スタスタ…
律子「やっぱりね…最初に考えたとおりじゃない…」スタスタ…
律子「あのプロデューサーが、私に連絡してくるなんておかしいと思ったのよ…」スタスタ…
律子「べ、別に、もしかしたら~なんてことを期待したわけじゃないわよ…うん、そんなわけじゃない…」
律子「そうじゃないってわかってたのに…なのに私、なにやってるんだろ…」スタスタ…
律子「はぁ……馬鹿みたい…」
律子「……」
律子「…彼女かぁ」ガサッ
律子「…ん?」チラッ
律子「あっ……」ヒョイッ
――ドラッグストアノフクロ~
律子「……持ってきちゃった」ジー
律子「……」
律子「やっぱりね…最初に考えたとおりじゃない…」スタスタ…
律子「あのプロデューサーが、私に連絡してくるなんておかしいと思ったのよ…」スタスタ…
律子「べ、別に、もしかしたら~なんてことを期待したわけじゃないわよ…うん、そんなわけじゃない…」
律子「そうじゃないってわかってたのに…なのに私、なにやってるんだろ…」スタスタ…
律子「はぁ……馬鹿みたい…」
律子「……」
律子「…彼女かぁ」ガサッ
律子「…ん?」チラッ
律子「あっ……」ヒョイッ
――ドラッグストアノフクロ~
律子「……持ってきちゃった」ジー
律子「……」
16: 2012/09/13(木) 23:22:16.82
P「……」
P「あ~、もう…なにやってるんだ、俺…」
P「熱でボーっとしてたとはいえ、律子に間違ってメールするなんて…」
P「しかも、そのあとの電話まで聞き間違ってるし…」
P「……」
P「律子……怒ってるよなぁ…わざわざ心配して来てくれたのに…しかも、こんな…」
――AM1:55
P「…時間…に……って、もうこんな時間だったのかっ!」スクッ
P「ほんと駄目駄目だな俺…こんな時間に来させて、さらに1人で帰らせるなんて…」
P「せめて送っていかないと…」フラフラ…
――フラフラ~ガチャッ
律子「……あっ」
P「……え?」
P「あ~、もう…なにやってるんだ、俺…」
P「熱でボーっとしてたとはいえ、律子に間違ってメールするなんて…」
P「しかも、そのあとの電話まで聞き間違ってるし…」
P「……」
P「律子……怒ってるよなぁ…わざわざ心配して来てくれたのに…しかも、こんな…」
――AM1:55
P「…時間…に……って、もうこんな時間だったのかっ!」スクッ
P「ほんと駄目駄目だな俺…こんな時間に来させて、さらに1人で帰らせるなんて…」
P「せめて送っていかないと…」フラフラ…
――フラフラ~ガチャッ
律子「……あっ」
P「……え?」
17: 2012/09/13(木) 23:23:18.66
P「り、律子?」
律子「あ、あの……って、プロデューサー!そんな体でどこ行く気ですか!」
P「い、いや、律子を送っていこうかと思って…」
律子「お、送るって…私、車で来てますよ?」
P「あ……」
P・律子「…」
P「そ、そういう律子こそ、どうしたんだ?怒って帰ったのかと…」
律子「わ、私は、これを渡し忘れたので…」ヒョイッカサッ
P「…?」
律子「あ、あの……って、プロデューサー!そんな体でどこ行く気ですか!」
P「い、いや、律子を送っていこうかと思って…」
律子「お、送るって…私、車で来てますよ?」
P「あ……」
P・律子「…」
P「そ、そういう律子こそ、どうしたんだ?怒って帰ったのかと…」
律子「わ、私は、これを渡し忘れたので…」ヒョイッカサッ
P「…?」
18: 2012/09/13(木) 23:24:42.52
律子「薬と栄養ドリンクです…これ飲んでゆっくり寝てください…」
P「あ、ありがと…」
律子「…そ、それに私…別に怒ってなんかいませんよ…」
P「…え?」
律子「な、なんでもないです!それじゃ私、今度こそ帰りますね!」
P「お、おう、ほんとごめんな、わざわざこんな夜中に…」
律子「別に構いませんよ、それじゃおやすみなさい」
P「おやすm…あ……」クラッ
律子「ちょっと、だ、大丈夫ですか?」
P「あ、ありがと…」
律子「…そ、それに私…別に怒ってなんかいませんよ…」
P「…え?」
律子「な、なんでもないです!それじゃ私、今度こそ帰りますね!」
P「お、おう、ほんとごめんな、わざわざこんな夜中に…」
律子「別に構いませんよ、それじゃおやすみなさい」
P「おやすm…あ……」クラッ
律子「ちょっと、だ、大丈夫ですか?」
19: 2012/09/13(木) 23:25:56.91
P「悪い、大丈夫だ…なんか安心したら、少しクラッとしただけだから…」
律子「…」
律子「…あ~、もう!」
律子「ほら、プロデューサー、肩貸しますから布団に…」グイッ
P「え?いや、俺は大丈夫だから…」
律子「もう…いいですから…ほら、早く…」
P「…悪いな、律子…」
律子「……」
律子「…」
律子「…あ~、もう!」
律子「ほら、プロデューサー、肩貸しますから布団に…」グイッ
P「え?いや、俺は大丈夫だから…」
律子「もう…いいですから…ほら、早く…」
P「…悪いな、律子…」
律子「……」
20: 2012/09/13(木) 23:27:17.53
律子「…それじゃプロデューサー、それ飲んだらちゃんと寝てくださいね」
P「わかった…なんか色々と迷惑かけて悪いな、律子」
律子「もう…別に気にしてないって言ってるじゃないですか…」
律子「私に謝るくらいなら、今度はちゃんと…」
P「…?」キュッカポッ…グビッグビッ
律子「ちゃんと間違えずに…か、彼女に連絡してくださいね!」
P「…ブフォァッ!」
律子「なっ!…ちょ、ちょっと、大丈夫ですか!なにか拭くもの…」
P「ゴホッゴホッ」
律子「も~!なにやってるんですか…はい、これ…」
P「す、すまん…」ゴホッゴホッ
P「わかった…なんか色々と迷惑かけて悪いな、律子」
律子「もう…別に気にしてないって言ってるじゃないですか…」
律子「私に謝るくらいなら、今度はちゃんと…」
P「…?」キュッカポッ…グビッグビッ
律子「ちゃんと間違えずに…か、彼女に連絡してくださいね!」
P「…ブフォァッ!」
律子「なっ!…ちょ、ちょっと、大丈夫ですか!なにか拭くもの…」
P「ゴホッゴホッ」
律子「も~!なにやってるんですか…はい、これ…」
P「す、すまん…」ゴホッゴホッ
21: 2012/09/13(木) 23:28:21.36
P「いや…けど、いきなり律子が彼女とか変なこと言うから…」フキフキ
律子「え!?だって…彼女…さんにメールしようとして間違ったんじゃ…」
P「は?俺、彼女なんていないよ?」
律子「はぁ?で、でも、さっき…」
P「あ、いや…あれは…か、母さんにメールしたと思ってて…」
律子「お、お母さんに!?」
P「お、お前…べ、別に俺はマザコンとかそういうんじゃないからな!ただ、着替えを持ってきて貰おうと思っただけで…」
律子「着替え?」
P「こ、ここ最近、忙しかったから洗濯出来なくて…ほんとは今日する予定だったんだけど…熱出て…あれで…」
律子「ぷっ…ふふ…あはは……あははははははっ」
P「そ、そんなに笑うなよ…」
律子「え!?だって…彼女…さんにメールしようとして間違ったんじゃ…」
P「は?俺、彼女なんていないよ?」
律子「はぁ?で、でも、さっき…」
P「あ、いや…あれは…か、母さんにメールしたと思ってて…」
律子「お、お母さんに!?」
P「お、お前…べ、別に俺はマザコンとかそういうんじゃないからな!ただ、着替えを持ってきて貰おうと思っただけで…」
律子「着替え?」
P「こ、ここ最近、忙しかったから洗濯出来なくて…ほんとは今日する予定だったんだけど…熱出て…あれで…」
律子「ぷっ…ふふ…あはは……あははははははっ」
P「そ、そんなに笑うなよ…」
22: 2012/09/13(木) 23:29:25.98
律子「ご、ごめんなさい…ただ…着替えがないから…お母さんにって…あははは…」
P「しょうがないだろ…明日着ていくシャツすら無かったんだから…」
律子「シャツが無いって……全く、しょうがない人ですね…」
P「い、いつもはちゃんとやってるぞ…ただ、ほんとここ最近忙しかったから…」
律子「はいはい、わかりました…で、その洗濯物はどこにあるんですか?」
P「は?」
律子「だーかーらー、洗濯物ですよ」
P「え、いや、な、なんで?」
律子「なんでって…洗濯するからに決まってるじゃないですか?」
P「いやいやいや、そ、そこまで律子にしてもらうわけには…」
P「しょうがないだろ…明日着ていくシャツすら無かったんだから…」
律子「シャツが無いって……全く、しょうがない人ですね…」
P「い、いつもはちゃんとやってるぞ…ただ、ほんとここ最近忙しかったから…」
律子「はいはい、わかりました…で、その洗濯物はどこにあるんですか?」
P「は?」
律子「だーかーらー、洗濯物ですよ」
P「え、いや、な、なんで?」
律子「なんでって…洗濯するからに決まってるじゃないですか?」
P「いやいやいや、そ、そこまで律子にしてもらうわけには…」
23: 2012/09/13(木) 23:30:34.10
律子「けど、明日着ていくシャツすらないんですよね?」
P「そ、それはそうだが…」
律子「で、どこなんですか?あ、浴室の方かな?」スタスタッ
P「り、律子っ、ちょっ…って、あ……」クラッ
律子「もう…言わんこっちゃない…プロデューサーは大人しく寝ててください」
P「しかし…」
律子「ただシャツを洗濯するだけですから…ほら、横になって…」
P「ほんと…ほんとにシャツだけでいいからな…」
律子「わかってますよ」
P「そ、それはそうだが…」
律子「で、どこなんですか?あ、浴室の方かな?」スタスタッ
P「り、律子っ、ちょっ…って、あ……」クラッ
律子「もう…言わんこっちゃない…プロデューサーは大人しく寝ててください」
P「しかし…」
律子「ただシャツを洗濯するだけですから…ほら、横になって…」
P「ほんと…ほんとにシャツだけでいいからな…」
律子「わかってますよ」
24: 2012/09/13(木) 23:32:33.82
――パンッパンッ
律子「…全く、よくこれだけ溜め込めんだものね…っていうか、Yシャツくらいクリーニングに出しなさいよ…」
――カラカラカラッ
律子「プロデューサー、とりあえず洗濯は…」
P「…スー…スー…」Zzz…
律子「……寝てる?」
P「…スー…グガッ……スー…」Zzz…
律子「薬…効いたのかしら…」
律子「え~と、熱は…」
律子「……」ジー
P「……」Zzz…
律子「…」キョロッキョロッ
律子「…えいっ!」オデコトオデコヲ~
律子「……///」
律子「…だ、大丈夫ね!さっきよりは下がってるみたいだし…あははは…」
律子「え、え~と、それじゃあとは…」
律子「…全く、よくこれだけ溜め込めんだものね…っていうか、Yシャツくらいクリーニングに出しなさいよ…」
――カラカラカラッ
律子「プロデューサー、とりあえず洗濯は…」
P「…スー…スー…」Zzz…
律子「……寝てる?」
P「…スー…グガッ……スー…」Zzz…
律子「薬…効いたのかしら…」
律子「え~と、熱は…」
律子「……」ジー
P「……」Zzz…
律子「…」キョロッキョロッ
律子「…えいっ!」オデコトオデコヲ~
律子「……///」
律子「…だ、大丈夫ね!さっきよりは下がってるみたいだし…あははは…」
律子「え、え~と、それじゃあとは…」
25: 2012/09/13(木) 23:34:26.61
――ピピピピッピピピピッ…
P「…ん…ん~ん……」ムクッ
P「あ、朝か…」ペシッ
――ピピッ
P「そういや、律子は…」チラッ
P「流石に帰ったよな…ん、これは…」
――――――――――――――――――――――――――――――――
帰ります
お粥作っといたんで起きたら食べてください
もしまだ体調が良くないようでしたら無理せず休んでくださいね
律子
――――――――――――――――――――――――――――――――
P「律子…」ウルウル
P「…ん…ん~ん……」ムクッ
P「あ、朝か…」ペシッ
――ピピッ
P「そういや、律子は…」チラッ
P「流石に帰ったよな…ん、これは…」
――――――――――――――――――――――――――――――――
帰ります
お粥作っといたんで起きたら食べてください
もしまだ体調が良くないようでしたら無理せず休んでくださいね
律子
――――――――――――――――――――――――――――――――
P「律子…」ウルウル
26: 2012/09/13(木) 23:36:08.24
P「なんか律子には色々と迷惑かけちゃったなぁ」
P「俺が間違ってメール打っちゃったせいで、わざわざ夜中に来てくれて…」ヨイショッ
P「それに洗濯までしてもらちゃったし…」ガラッ
――シャツシャツトランクスシャツトランクスシャツ…
P「oh……」
P「シャツだけでいいって言ったのに…」シクシク
P「し、しかし律子には感謝してもしきれないな」
P「と、とりあえず、今度、なにか埋め合わせしよう…」
P「さて、だいぶ熱も大分下がってることだし、仕事行く準備しよ」
P「俺が間違ってメール打っちゃったせいで、わざわざ夜中に来てくれて…」ヨイショッ
P「それに洗濯までしてもらちゃったし…」ガラッ
――シャツシャツトランクスシャツトランクスシャツ…
P「oh……」
P「シャツだけでいいって言ったのに…」シクシク
P「し、しかし律子には感謝してもしきれないな」
P「と、とりあえず、今度、なにか埋め合わせしよう…」
P「さて、だいぶ熱も大分下がってることだし、仕事行く準備しよ」
27: 2012/09/13(木) 23:39:44.84
事務所
P「おはようございまーす」
小鳥「あ、プロデューサーさん、おはようございます」
律子「おはようございます、プロデューサー」
P(あ、律子…)
P「あ、あのさ律子…」
律子「なんですか、プロデューサー?」
P「昨日は悪かったな…なんか、色々としてもらっちゃって…」
律子「別に構いませんよ、それよりも出てきて大丈夫なんですか?」
P「おはようございまーす」
小鳥「あ、プロデューサーさん、おはようございます」
律子「おはようございます、プロデューサー」
P(あ、律子…)
P「あ、あのさ律子…」
律子「なんですか、プロデューサー?」
P「昨日は悪かったな…なんか、色々としてもらっちゃって…」
律子「別に構いませんよ、それよりも出てきて大丈夫なんですか?」
28: 2012/09/13(木) 23:41:05.50
P「ああ、大分熱は下がったからな、そういう律子こそ大丈夫か?昨日ほとんど寝てないんじゃ…」
律子「あのあと、すぐに帰って寝ましたから大丈夫ですよ」
P「ほんとか?なんか朝飯まで作ってあったから、心配で…」
律子「大丈夫と言ったら大丈夫なんです!ほら、元気になったんなら仕事仕事…」
P「お、おう…」
――オハヨウゴザイマスー、アラヤヨイチャン、キョウハハヤイワネ…
律子「あ、やよい、おはよー」
P「……」
律子「あのあと、すぐに帰って寝ましたから大丈夫ですよ」
P「ほんとか?なんか朝飯まで作ってあったから、心配で…」
律子「大丈夫と言ったら大丈夫なんです!ほら、元気になったんなら仕事仕事…」
P「お、おう…」
――オハヨウゴザイマスー、アラヤヨイチャン、キョウハハヤイワネ…
律子「あ、やよい、おはよー」
P「……」
29: 2012/09/13(木) 23:42:14.22
――数日後
P(むぅ…)
P(あれから、どうやって律子に埋め合わせしようか考えてるが…)
P(なんか、どうにも上手くいかん…)
――ガチャッ
P「…ん?」
亜美「たっだいまー」
あずさ「戻りました~」
伊織「戻ったわよー」
P「お、亜美、あずささん、伊織、おかえりー」
P(むぅ…)
P(あれから、どうやって律子に埋め合わせしようか考えてるが…)
P(なんか、どうにも上手くいかん…)
――ガチャッ
P「…ん?」
亜美「たっだいまー」
あずさ「戻りました~」
伊織「戻ったわよー」
P「お、亜美、あずささん、伊織、おかえりー」
30: 2012/09/13(木) 23:43:55.99
亜美「あ、兄ちゃん、ただいまー」ダキッ
P「こ、こら亜美!いきなり抱きつくなっ」
亜美「んっふっふ~、よではないかよいではないか、亜美、疲れちってるんだよー」
あずさ「あらあら、亜美ちゃん、あまりプロデューサーさんに迷惑かけちゃ駄目よ?」
伊織「全く…帰って早々何やってるのよ、あんたらは…」
P「亜美、疲れてるんだったらソファーで休め…って、律子はどうした?」
亜美「あ、それなんだけどね兄ちゃん…」
P「?」
あずか「律子さんなんですが…その倒れてしまって…」
P「た、倒れた!?」ガタッ
伊織「全く、あの馬鹿…いつも人には体調管理は万全にしておきなさいとか言ってたくせに…」
P「ちょ…ちょっと待て、倒れたってなんで?」
亜美「ん~とねぇ…」
P「こ、こら亜美!いきなり抱きつくなっ」
亜美「んっふっふ~、よではないかよいではないか、亜美、疲れちってるんだよー」
あずさ「あらあら、亜美ちゃん、あまりプロデューサーさんに迷惑かけちゃ駄目よ?」
伊織「全く…帰って早々何やってるのよ、あんたらは…」
P「亜美、疲れてるんだったらソファーで休め…って、律子はどうした?」
亜美「あ、それなんだけどね兄ちゃん…」
P「?」
あずか「律子さんなんですが…その倒れてしまって…」
P「た、倒れた!?」ガタッ
伊織「全く、あの馬鹿…いつも人には体調管理は万全にしておきなさいとか言ってたくせに…」
P「ちょ…ちょっと待て、倒れたってなんで?」
亜美「ん~とねぇ…」
31: 2012/09/13(木) 23:45:43.54
律子(なんだろ…この間から胸が苦しい…)トクン
亜美「あれあれ、りっちゃん?どっかしたの?」
あずさ「あの律子さん、なにやら朝から顔色が優れないみたいですけれど、もしかしたら体調があまり宜しくないんじゃないですか?」
律子「え、あ…大丈夫ですよ、あずささん、ちょっとボーっとしてただけですから…」
伊織「ちょっと律子、ほんとに大丈夫なの?」
律子「大丈夫よ、それよりも三人とも今日のリハーサルは今度やるLIVEの本番同様、通しでやるんだから気合入れてやりなさいよ~」
亜美「んっふっふ~、わかってるってりっちゃん~」
あずさ「竜宮小町での単独LIVEですからねぇ、私、頑張っちゃいますよ~」
伊織「ま、このスーパーアイドル伊織ちゃんに任せておけば、なんの心配もいらないわよ」
亜美「あれあれ、りっちゃん?どっかしたの?」
あずさ「あの律子さん、なにやら朝から顔色が優れないみたいですけれど、もしかしたら体調があまり宜しくないんじゃないですか?」
律子「え、あ…大丈夫ですよ、あずささん、ちょっとボーっとしてただけですから…」
伊織「ちょっと律子、ほんとに大丈夫なの?」
律子「大丈夫よ、それよりも三人とも今日のリハーサルは今度やるLIVEの本番同様、通しでやるんだから気合入れてやりなさいよ~」
亜美「んっふっふ~、わかってるってりっちゃん~」
あずさ「竜宮小町での単独LIVEですからねぇ、私、頑張っちゃいますよ~」
伊織「ま、このスーパーアイドル伊織ちゃんに任せておけば、なんの心配もいらないわよ」
32: 2012/09/13(木) 23:47:49.94
亜美「あ、そうだいおりん~、1曲目なんだけどさぁ…」
律子(はぁ…ほんとどうしちゃったんだろ…私…)
伊織「…はぁ?そんなこと出来るわけないでしょう!」
律子(胸は苦しいし…頭は痛いし…)
あずさ「あらあら、でも楽しそうよ~」
律子(それに……なんか……ほんとにボーっと…して…)
伊織「ちょっと、あずさまでなに言い出すのよ!律子も見てないで止め…」
律子「……」ボー
伊織「律子?」
――ドサッ
伊織「ちょ、律子!」
あずさ「律子さん!」
亜美「りっちゃん!」
律子(はぁ…ほんとどうしちゃったんだろ…私…)
伊織「…はぁ?そんなこと出来るわけないでしょう!」
律子(胸は苦しいし…頭は痛いし…)
あずさ「あらあら、でも楽しそうよ~」
律子(それに……なんか……ほんとにボーっと…して…)
伊織「ちょっと、あずさまでなに言い出すのよ!律子も見てないで止め…」
律子「……」ボー
伊織「律子?」
――ドサッ
伊織「ちょ、律子!」
あずさ「律子さん!」
亜美「りっちゃん!」
33: 2012/09/13(木) 23:49:16.83
―――――
――――
――
あずさ「……と、打ち合わせ中に倒れてしまって…」
P「……」
亜美「ほんと大変だったよ~、いおりんなんて泣きながら『救急車!』って叫び始めるし~」
伊織「…なっ!あ、亜美だって半泣きで『りっちゃ~ん、りっちゃ~ん』って呼びながらオロオロしてたじゃない!」
P「そ、それで律子は?」
あずさ「そのあと、すぐに医務室に運ばれて、そこの先生が言うには過労と風邪のダブルパンチで倒れたんだろうってことなんですけど…」
P(過労と…風邪…)
あずさ「大事を取って、今日はそのまま帰ってもらいました…」
P「俺のせいだ…」ガタッ
あずさ「え?」
――――
――
あずさ「……と、打ち合わせ中に倒れてしまって…」
P「……」
亜美「ほんと大変だったよ~、いおりんなんて泣きながら『救急車!』って叫び始めるし~」
伊織「…なっ!あ、亜美だって半泣きで『りっちゃ~ん、りっちゃ~ん』って呼びながらオロオロしてたじゃない!」
P「そ、それで律子は?」
あずさ「そのあと、すぐに医務室に運ばれて、そこの先生が言うには過労と風邪のダブルパンチで倒れたんだろうってことなんですけど…」
P(過労と…風邪…)
あずさ「大事を取って、今日はそのまま帰ってもらいました…」
P「俺のせいだ…」ガタッ
あずさ「え?」
34: 2012/09/13(木) 23:52:08.08
P「すみません音無しさん、ちょっと出てきます!」ダッ
小鳥「あ、はい!」
亜美「ちょ、ちょっと兄ちゃん…」
P「あ、お前ら、これで仕事上がりだろ?あまり遅くならないように帰れよ、それじゃ!」
――ガチャッ、バタンッ
亜美「…行っちった」
伊織「それよりも、今あいつ…」
あずさ「俺のせいだ…とか、なんとか…」
亜美「んん?どーゆーこと?」
伊織「……」
伊織「小鳥、私、これで上がるわね、お疲れさまっ!」ダッ
あずさ「あらあら、なにかおもしろそうねぇ」スクッ
亜美「え、え?ちょっと待って、亜美も行くー」ダッ
小鳥「お、お疲れ様~」フリフリ
小鳥「あ、はい!」
亜美「ちょ、ちょっと兄ちゃん…」
P「あ、お前ら、これで仕事上がりだろ?あまり遅くならないように帰れよ、それじゃ!」
――ガチャッ、バタンッ
亜美「…行っちった」
伊織「それよりも、今あいつ…」
あずさ「俺のせいだ…とか、なんとか…」
亜美「んん?どーゆーこと?」
伊織「……」
伊織「小鳥、私、これで上がるわね、お疲れさまっ!」ダッ
あずさ「あらあら、なにかおもしろそうねぇ」スクッ
亜美「え、え?ちょっと待って、亜美も行くー」ダッ
小鳥「お、お疲れ様~」フリフリ
35: 2012/09/13(木) 23:53:48.17
――律子自宅前
P「……と、勢いに任せて来てしまったが…」
P「れ、連絡もせずに来てしまったのは、やっぱり不味かったかなぁ…」ウロウロ
P「でも律子のことだし見舞いに行くなんて言っても『私は大丈夫ですから、それよりも仕事してください!』なんて全力で断られそうだしなぁ…」ウロウロ
P「し、しかし…1人暮らしの女性の部屋に男1人で訪ねるってのも、やはり問題が…」ウロウロ
P「……」ピタッ
P「い、いや、決してやましい気持ちがあるわけではない、あるわけではないぞっ」ウロウロ
P「俺は、た、ただの同僚として…そう!同僚として心配で見舞いに来たんだ、うん、そう!」ウロウロ
P「それに少なからず俺のせいでもあるわけだし…」ウロウロ
P「そ、そういう訳で俺には見舞いに行かなくてはいけない正統な理由がある。そう、あるんだからなにも後ろめたいことなど無い!」ビシッ
ドア「……」
P「……と、勢いに任せて来てしまったが…」
P「れ、連絡もせずに来てしまったのは、やっぱり不味かったかなぁ…」ウロウロ
P「でも律子のことだし見舞いに行くなんて言っても『私は大丈夫ですから、それよりも仕事してください!』なんて全力で断られそうだしなぁ…」ウロウロ
P「し、しかし…1人暮らしの女性の部屋に男1人で訪ねるってのも、やはり問題が…」ウロウロ
P「……」ピタッ
P「い、いや、決してやましい気持ちがあるわけではない、あるわけではないぞっ」ウロウロ
P「俺は、た、ただの同僚として…そう!同僚として心配で見舞いに来たんだ、うん、そう!」ウロウロ
P「それに少なからず俺のせいでもあるわけだし…」ウロウロ
P「そ、そういう訳で俺には見舞いに行かなくてはいけない正統な理由がある。そう、あるんだからなにも後ろめたいことなど無い!」ビシッ
ドア「……」
36: 2012/09/13(木) 23:55:02.48
P「よ、よし、そうと決まれば、いざ…」プルプルプル…
チャイム「……」
P「いや、ちょ、ちょっと待て…」ヒョイッ
P「律子もああ見えて年頃の女性だ。も、もしかしたら彼氏の一人や二人いるかもしれない…」
P「やっぱ体調が悪くなったときなんかは、か、彼氏に見舞いに来て欲しいよなぁ…」
P「っていうか、すでに来てるかもしれん」
P「そ、そんなところに俺なんかが来てしまってはやっぱり迷惑だよなぁ…」
P「……」チラリ
ドア「……」
P「……やっぱり帰ろう…居るにせよ居ないにせよ、やっぱ1人暮らしの女性の部屋に男1人で来るのはマズイ…」クルッ
――スタスタスタ…
―――チョットアンタココマデ…
P「ん!?」
チャイム「……」
P「いや、ちょ、ちょっと待て…」ヒョイッ
P「律子もああ見えて年頃の女性だ。も、もしかしたら彼氏の一人や二人いるかもしれない…」
P「やっぱ体調が悪くなったときなんかは、か、彼氏に見舞いに来て欲しいよなぁ…」
P「っていうか、すでに来てるかもしれん」
P「そ、そんなところに俺なんかが来てしまってはやっぱり迷惑だよなぁ…」
P「……」チラリ
ドア「……」
P「……やっぱり帰ろう…居るにせよ居ないにせよ、やっぱ1人暮らしの女性の部屋に男1人で来るのはマズイ…」クルッ
――スタスタスタ…
―――チョットアンタココマデ…
P「ん!?」
37: 2012/09/13(木) 23:57:47.59
P「な、なんだ…今、伊織の声がしたような…」キョロキョロ
P「……気のせいか」
P「……」
P(そういや律子…一人で来てくれたんだよな…)
P(それもあんな夜中に…)ジー
ドア「……」
P「自分はしてもらったのにそれを相手にしてあげないってのは、やっぱ失礼だよな」グッ
――スタスタスタ…
P「だ、誰が居ようが関係ない…俺は、ただ見舞いに来ただけ……」
P「……スーーーハーーーー」
P「よしっ!」
――ピンポーン
P「……気のせいか」
P「……」
P(そういや律子…一人で来てくれたんだよな…)
P(それもあんな夜中に…)ジー
ドア「……」
P「自分はしてもらったのにそれを相手にしてあげないってのは、やっぱ失礼だよな」グッ
――スタスタスタ…
P「だ、誰が居ようが関係ない…俺は、ただ見舞いに来ただけ……」
P「……スーーーハーーーー」
P「よしっ!」
――ピンポーン
38: 2012/09/13(木) 23:59:22.85
律子「……ん…んんっ……」
律子「……」ボー
律子「あれ……私なんで家に……」ムクッ
律子「しかも…スーツのまま寝て…」
律子「…あ、そうか…打ち合わせの最中に倒れちゃったんだっけ私…」
律子「それで帰ってきて、そのまま布団に…」
律子「と、とりあえず皺になってはあれなんで、下だけでも脱がないと…」ヌギヌギ
律子「それにしても…三人には悪いことしちゃったなぁ……いつも体調管理は万全にして置きなさい、なんて言ってたのに、まさか私が倒れるなんて…」
律子「あとで伊織になんて言われるか、わかったもんじゃないわね…」
律子「……」
律子「……」ボー
律子「あれ……私なんで家に……」ムクッ
律子「しかも…スーツのまま寝て…」
律子「…あ、そうか…打ち合わせの最中に倒れちゃったんだっけ私…」
律子「それで帰ってきて、そのまま布団に…」
律子「と、とりあえず皺になってはあれなんで、下だけでも脱がないと…」ヌギヌギ
律子「それにしても…三人には悪いことしちゃったなぁ……いつも体調管理は万全にして置きなさい、なんて言ってたのに、まさか私が倒れるなんて…」
律子「あとで伊織になんて言われるか、わかったもんじゃないわね…」
律子「……」
39: 2012/09/14(金) 00:00:48.61
律子「はぁ…2、3日前からちょっと体がだるかったたけど、薬も飲んでたし大丈夫だと思ったんだけどなぁ…」
律子「これって…やっぱりプロデューサーの風邪が移った……の、かな…」
律子「……」
律子「プロデューサー、頭が痛いですよー」
律子「プロデューサー、胸が苦しいですよー」
律子「プロデューサー、寒くて寒くてしょうがないですよー」
律子「プロデューサー、これも全てあなたの責任ですよー」
律子「……」
律子「……なんてね…」
律子「……」
律子「はぁ……なにやってんだろ私……寝よ…」ゴソゴソ
律子「これって…やっぱりプロデューサーの風邪が移った……の、かな…」
律子「……」
律子「プロデューサー、頭が痛いですよー」
律子「プロデューサー、胸が苦しいですよー」
律子「プロデューサー、寒くて寒くてしょうがないですよー」
律子「プロデューサー、これも全てあなたの責任ですよー」
律子「……」
律子「……なんてね…」
律子「……」
律子「はぁ……なにやってんだろ私……寝よ…」ゴソゴソ
40: 2012/09/14(金) 00:03:18.18
律子(……)
律子(なんか…寂しいわね…)
律子(いつもと変わらないはずなのに…)
律子(いつもと同じ部屋のはずなのに…)
律子(なんか…一人で居るのが…寂しい…)ギュゥ
――シーン…
律子(頭痛いし…苦しいし…寒いし…つらいし……)ギュウウ
――シーン…
律子(孤独氏したりする人の最後の感じってこんななのかしから…)
――シーン
律子(……)ギュウッ
――ポーン…
律子(……)
――ピンポーン…
律子(…え!?)
律子(なんか…寂しいわね…)
律子(いつもと変わらないはずなのに…)
律子(いつもと同じ部屋のはずなのに…)
律子(なんか…一人で居るのが…寂しい…)ギュゥ
――シーン…
律子(頭痛いし…苦しいし…寒いし…つらいし……)ギュウウ
――シーン…
律子(孤独氏したりする人の最後の感じってこんななのかしから…)
――シーン
律子(……)ギュウッ
――ポーン…
律子(……)
――ピンポーン…
律子(…え!?)
41: 2012/09/14(金) 00:04:48.99
亜美「……も~、二人ともどこに行くかと思ったら、ここりっちゃんの家じゃーん」
伊織「……」
あずさ「あらあら~」
亜美「お見舞いに行くなら行くって言ってくれてもって…あれ?玄関の前に居るのって兄ちゃんじゃない?」
伊織「っ!」
あずさ「あら…」
亜美「おーい、兄c…」モガッ
伊織「亜美っ!」ガシッ
あずさ「あらあら~」
――コソコソ…
伊織「……」
あずさ「あらあら~」
亜美「お見舞いに行くなら行くって言ってくれてもって…あれ?玄関の前に居るのって兄ちゃんじゃない?」
伊織「っ!」
あずさ「あら…」
亜美「おーい、兄c…」モガッ
伊織「亜美っ!」ガシッ
あずさ「あらあら~」
――コソコソ…
42: 2012/09/14(金) 00:06:04.07
亜美「ちょっといおりん、いきなりなに…」
伊織「シーっ!静かにして!」
あずさ「ふふふ…」
亜美「え?なに?なんなの?」
伊織「やっぱり来てたわね…」
あずさ「そうね~」
亜美「ねぇ、なんなの!説明してくんないと、亜美、全っ然わかんないよ!」
伊織「あ~も~、うるっさいわねぇ…」
あずさ「え~とね、亜美ちゃん…」
伊織「シーっ!静かにして!」
あずさ「ふふふ…」
亜美「え?なに?なんなの?」
伊織「やっぱり来てたわね…」
あずさ「そうね~」
亜美「ねぇ、なんなの!説明してくんないと、亜美、全っ然わかんないよ!」
伊織「あ~も~、うるっさいわねぇ…」
あずさ「え~とね、亜美ちゃん…」
43: 2012/09/14(金) 00:07:58.70
あずさ「プロデューサーさん、律子さんが倒れたとき『俺のせいだ』って言ってたでしょ?」
亜美「あ、なんか言ってたね」
あずさ「それでね、その後すぐに出てっ行ったから、もしかして~なんて思ったら…」
伊織「…案の定、ここに居たってわけよ」
亜美「ん~…わかったようなわからないような…ま、でも亜美的に見てなんか面白そうだからいっか!」
伊織「わかったのなら、ちょっと黙って!ばれちゃうじゃない」
亜美「へいへい」
あずさ「あらあら」
亜美「あ、なんか言ってたね」
あずさ「それでね、その後すぐに出てっ行ったから、もしかして~なんて思ったら…」
伊織「…案の定、ここに居たってわけよ」
亜美「ん~…わかったようなわからないような…ま、でも亜美的に見てなんか面白そうだからいっか!」
伊織「わかったのなら、ちょっと黙って!ばれちゃうじゃない」
亜美「へいへい」
あずさ「あらあら」
44: 2012/09/14(金) 00:09:07.21
伊織「…」
亜美「…」
あずさ「…」
P『―――』ウロウロ
亜美「……なんか兄ちゃん、玄関の前でウロウロしっぱなしだね…」
伊織「女の部屋の前でなにやってるのよアイツっ!あれじゃただの不審者じゃない」
あずさ「あらあら…」
P『―――』ピタッ
――スタスタスタ…
亜美「お!兄ちゃんが動いた!」
伊織「っ!」
あずさ「ふふふ…」
亜美「…」
あずさ「…」
P『―――』ウロウロ
亜美「……なんか兄ちゃん、玄関の前でウロウロしっぱなしだね…」
伊織「女の部屋の前でなにやってるのよアイツっ!あれじゃただの不審者じゃない」
あずさ「あらあら…」
P『―――』ピタッ
――スタスタスタ…
亜美「お!兄ちゃんが動いた!」
伊織「っ!」
あずさ「ふふふ…」
45: 2012/09/14(金) 00:10:30.25
P『―――』プルプルプル…
チャイム『……』
亜美「いけ、兄ちゃん!そこだ!押せぇぇぇぇぇ!」
伊織「ちょっと亜美、うるさいっ」
あずさ「あらあら」
P『―――』スッ
亜美「あれ?」
伊織「え?」
あずさ「あら?」
P『―――』クルッ
――スタスタスタ…
亜美「え?帰っちゃうの?」
伊織「はぁ!?」
あずさ「あら…」
チャイム『……』
亜美「いけ、兄ちゃん!そこだ!押せぇぇぇぇぇ!」
伊織「ちょっと亜美、うるさいっ」
あずさ「あらあら」
P『―――』スッ
亜美「あれ?」
伊織「え?」
あずさ「あら?」
P『―――』クルッ
――スタスタスタ…
亜美「え?帰っちゃうの?」
伊織「はぁ!?」
あずさ「あら…」
46: 2012/09/14(金) 00:11:47.03
亜美「あ~あ、なんか亜美、ちょ→がっかり…」
あずさ「プロデューサーさん…」
伊織「あ、あの馬鹿っ…」プルプル…
P『―――』スタスタ…
伊織「ちょっとアンタ!ここまで来て何…」
亜美「わー!い、いおりん、ちょっとタンマっ!」ガバッ
P『っ!?』
亜美「……」
伊織「むぐ、むぐぐ…」
あずさ「……」
P『―――?』キョロキョロ
あずさ「プロデューサーさん…」
伊織「あ、あの馬鹿っ…」プルプル…
P『―――』スタスタ…
伊織「ちょっとアンタ!ここまで来て何…」
亜美「わー!い、いおりん、ちょっとタンマっ!」ガバッ
P『っ!?』
亜美「……」
伊織「むぐ、むぐぐ…」
あずさ「……」
P『―――?』キョロキョロ
47: 2012/09/14(金) 00:13:25.60
P『―――』
亜美「……ば、ばれてない?」
あずさ「大丈夫みたいね…」
伊織「むー!むー!」パシパシッ
亜美「あ、ごめんいおりん」パッ
伊織「はぁはぁ…ちょっと亜美っ!私を…[ピーーー]気っ!」ハァハァ
亜美「だ、だって、いおりんがいきなり大声出すから…」
P『―――』スタスタスタ…
あずさ「あら?ちょっと二人とも…」アレアレッ
伊織・亜美「?」チラッ
亜美「……ば、ばれてない?」
あずさ「大丈夫みたいね…」
伊織「むー!むー!」パシパシッ
亜美「あ、ごめんいおりん」パッ
伊織「はぁはぁ…ちょっと亜美っ!私を…[ピーーー]気っ!」ハァハァ
亜美「だ、だって、いおりんがいきなり大声出すから…」
P『―――』スタスタスタ…
あずさ「あら?ちょっと二人とも…」アレアレッ
伊織・亜美「?」チラッ
51: 2012/09/14(金) 00:17:53.11
P『―――』
亜美「……ば、ばれてない?」
あずさ「大丈夫みたいね…」
伊織「むー!むー!」パシパシッ
亜美「あ、ごめんいおりん」パッ
伊織「はぁはぁ…あ、あんた…わ、私を…」ハァハァ
亜美「だ、だって、いおりんがいきなり大声出すから…」
P『―――』スタスタスタ…
あずさ「あら?ちょっと二人とも…」アレアレッ
伊織・亜美「?」チラッ
亜美「……ば、ばれてない?」
あずさ「大丈夫みたいね…」
伊織「むー!むー!」パシパシッ
亜美「あ、ごめんいおりん」パッ
伊織「はぁはぁ…あ、あんた…わ、私を…」ハァハァ
亜美「だ、だって、いおりんがいきなり大声出すから…」
P『―――』スタスタスタ…
あずさ「あら?ちょっと二人とも…」アレアレッ
伊織・亜美「?」チラッ
54: 2012/09/14(金) 00:19:27.56
亜美「お!兄ちゃんが!」
伊織「今度こそ、ちゃんと行きなさいよね…」
あずさ「ふふふ」
P『―――』スーーハーー
亜美「な、なんか思いっきり深呼吸してるし…」
伊織「どんだけ緊張してんのよ、アイツ…」
あずさ「あらあら」
P『―――』キッ
――ピンポーン…
亜美「押したーーーーーー!!」
伊織「全く、チャイム押すのにどんだけ時間かけてんのよ、もう!」
あずさ「あらあら」
伊織「今度こそ、ちゃんと行きなさいよね…」
あずさ「ふふふ」
P『―――』スーーハーー
亜美「な、なんか思いっきり深呼吸してるし…」
伊織「どんだけ緊張してんのよ、アイツ…」
あずさ「あらあら」
P『―――』キッ
――ピンポーン…
亜美「押したーーーーーー!!」
伊織「全く、チャイム押すのにどんだけ時間かけてんのよ、もう!」
あずさ「あらあら」
55: 2012/09/14(金) 00:20:53.14
――ピンポーン…
亜美「さて、りっちゃんは出てくるのか…」ドキドキ
伊織「寝てる…なんてことはないわよね…」ドキドキ
あずさ「どうかしら…」ドキドキ
――ピンポーン…
亜美「……」ドキドキ
伊織「……」ドキドキ
あずさ「……」ドキドキ
亜美「…りっちゃん…ほんとに寝てるなんてことないよね?」
伊織「ちょっと律子、なにやってるのよ~」
あずさ「律子さん…」
亜美「ど、どうしよ…電話してみよっか…」
――ガチャッ
亜美「さて、りっちゃんは出てくるのか…」ドキドキ
伊織「寝てる…なんてことはないわよね…」ドキドキ
あずさ「どうかしら…」ドキドキ
――ピンポーン…
亜美「……」ドキドキ
伊織「……」ドキドキ
あずさ「……」ドキドキ
亜美「…りっちゃん…ほんとに寝てるなんてことないよね?」
伊織「ちょっと律子、なにやってるのよ~」
あずさ「律子さん…」
亜美「ど、どうしよ…電話してみよっか…」
――ガチャッ
56: 2012/09/14(金) 00:22:09.04
伊織「あっ!」
あずさ「あらっ!」
亜美「キターーーーーーーーーー!!」
P『―――』シドロモドロ
律子『―――///』
亜美「うわー、りっちゃん顔真っ赤だよー」ニヨニヨ
伊織「熱で赤いだけじゃないの?」ニヨニヨ
あずさ「あらー、それだけじゃ無いと思うわよ、あれで律子さん乙女だから」ニヨニヨ
伊織「っていうか律子、なんでYシャツ1枚なのよ!」ニヨニヨ
亜美「うわーりっちゃん、ダ・イ・タ・ン!つうか、あれ本人気が付いてないよね?」ニヨニヨ
あずさ「プロデューサーさんも気が付いてないみたいねぇ」ニヨニヨ
あずさ「あらっ!」
亜美「キターーーーーーーーーー!!」
P『―――』シドロモドロ
律子『―――///』
亜美「うわー、りっちゃん顔真っ赤だよー」ニヨニヨ
伊織「熱で赤いだけじゃないの?」ニヨニヨ
あずさ「あらー、それだけじゃ無いと思うわよ、あれで律子さん乙女だから」ニヨニヨ
伊織「っていうか律子、なんでYシャツ1枚なのよ!」ニヨニヨ
亜美「うわーりっちゃん、ダ・イ・タ・ン!つうか、あれ本人気が付いてないよね?」ニヨニヨ
あずさ「プロデューサーさんも気が付いてないみたいねぇ」ニヨニヨ
57: 2012/09/14(金) 00:23:39.65
P『―――///』シドロモドロ
律子『―――///』マッカ
亜美「そ、それでどうする?このまま突撃しちゃう?」
あずさ「…今日は、このまま帰りましょう」スッ
伊織「そうね…」スッ
亜美「え→!帰っちゃうの→?」
あずさ「亜美ちゃん、いつも律子さんにはお世話になってるでしょ?」
亜美「う、うん…」
あずさ「だから、こういった時くらいは律子さんに良い思いをしてもらわなくちゃ、ね?」
伊織「ま、それも今日だけね、次はきっちり邪魔しちゃうんだから…ニシシシ」
亜美「む~、亜美的にはおもしろくないけど…あ、そうだ!」
あずさ「?」
亜美「えい!」パシャッ
律子『―――///』マッカ
亜美「そ、それでどうする?このまま突撃しちゃう?」
あずさ「…今日は、このまま帰りましょう」スッ
伊織「そうね…」スッ
亜美「え→!帰っちゃうの→?」
あずさ「亜美ちゃん、いつも律子さんにはお世話になってるでしょ?」
亜美「う、うん…」
あずさ「だから、こういった時くらいは律子さんに良い思いをしてもらわなくちゃ、ね?」
伊織「ま、それも今日だけね、次はきっちり邪魔しちゃうんだから…ニシシシ」
亜美「む~、亜美的にはおもしろくないけど…あ、そうだ!」
あずさ「?」
亜美「えい!」パシャッ
59: 2012/09/14(金) 00:25:10.55
亜美「んっふっふ~、良い感じに撮れてる撮れてる…」
伊織「亜美、それどうするの?」
亜美「よくぞ聞いてくれました、いおりん…この写メを兄ちゃんとりっちゃんが良い感じになったところにメールで…」
伊織「あれ、それは面白そうね…ニシシシ」
あずさ「あらあら」
『……それで律子、具合のほうはどうなんだって……あっ』クルッ
『そ、そんなに心配してもらうほどではって…どうしたんですか?』
『あ、あの…り、律子…そ、その格好……///』マッカ
『格好って……あっ』
『……』
『キャーーーーーーーーー///』
終わり!
伊織「亜美、それどうするの?」
亜美「よくぞ聞いてくれました、いおりん…この写メを兄ちゃんとりっちゃんが良い感じになったところにメールで…」
伊織「あれ、それは面白そうね…ニシシシ」
あずさ「あらあら」
『……それで律子、具合のほうはどうなんだって……あっ』クルッ
『そ、そんなに心配してもらうほどではって…どうしたんですか?』
『あ、あの…り、律子…そ、その格好……///』マッカ
『格好って……あっ』
『……』
『キャーーーーーーーーー///』
終わり!
60: 2012/09/14(金) 00:26:19.58
おつおつ
引用元: 律子「ん…メール…?」
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