1: 2017/07/03(月) 04:08:50.286
ガヴ「…暑いな」

ガヴ「7月だからか…たっく…寒いほうが私は好きだな」

ガヴ「クーラーも調子悪いし…ちゃんと働けこのっ」

ガヴ「冷たいもの食べたいな…冷蔵庫になんかあったけか」ガラッ

ガヴ「…なんにもないなこれは私に氏ねということか」

ガヴ「ん…?おっ奥にチューペットのパック発見」

ガヴ「天界でよく食べてたから懐かしくして買ったんだっけな…忘れてたわ」

ガヴ「とりあえずこれ食べてネトゲするか…」

2: 2017/07/03(月) 04:10:05.845
ピンポーン

ガヴ「誰だこのくそ暑いときに…」

ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン

ガヴ「あのアホか…!」

ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン

ガヴ「ここで蹴ったらあのドアの二の舞だな…修理費かかるし…」

ガヴ「うるさいが居留守を使うとするか…」

ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン

ガヴ「…」イライラ

5: 2017/07/03(月) 04:14:10.321
数分後

ガヴ「急に静かになったな…やっと懲りたか…」

ガヴ「とりあえず確認してみるか」

ガラッ

サターニャ「…」ピクピク

ガヴ「どわっ!?なに倒れてんだお前ぇ!?」

サターニャ「ガ…ガヴリール…勝負…」

ガヴ「言ってる場合か!」

6: 2017/07/03(月) 04:15:13.791


サターニャ「ぐ…不覚ね…私がアンタに助けられるなんて」

ガヴ「この炎天下の中ご苦労なこって ほら水」

サターニャ「ありがと」ゴグゴク

サターニャ「生き返るわねー」プハー

ガヴ「それ飲んだら帰れよ」

サターニャ「わかったわー…じゃないわよ!そもそも居るんならちゃんと返事しなさいよ!そしたら私も倒れなかったし」

ガヴ「めんどくさい いやだ」

サターニャ「勝負してくれるまで帰らない…って言いたいけど」

サターニャ「この部屋もなんか暑いわね…」

ガヴ「失礼だなお前!」

7: 2017/07/03(月) 04:16:26.776
ガヴ「たっく…チューペットが溶けるだろ」

サターニャ「ちゅー…ぺっと?」

ガヴ「ん…なんだよ」

サターニャ「べ…別においしそうなんて思ってないわよ!ないんだからっ」

パキッ

ガヴ「ほれ」

サターニャ「ガヴリール…」

サターニャ「それ二つに分かれるの!?」

ガヴ「驚くのそこかよ」

8: 2017/07/03(月) 04:18:07.422
ガヴ「…」チュー

サターニャ「…」チュー

ガヴ「うまいな」

サターニャ「ガヴリール」

ガヴ「ん」

サターニャ「ありがと」

ガヴ「まっ天使ですので」

サターニャ「ガヴリール」

ガヴ「ん」

サターニャ「あんたのだけなんか多くない?」

ガヴ「そういうもんなんだよ」

10: 2017/07/03(月) 04:21:40.106
サターニャ「ずるい!私も多いほうがいいわ!」

ガヴ「私のだぞ」

サターニャ「今から勝負して買ったほうがこのペットチューの少し多いほうをゲット食べることができるのよ!」

ガヴ「チューペットだよ、てかお前元気になるの早いな!?」

サターニャ「さあガヴリール勝負よ!」

ガヴ「いい加減にしろ」ベシッ

サターニャ「ちょ!そのアイスバーで叩かないでよ!」

ガヴ「呼び方変わってんじゃねえか」

11: 2017/07/03(月) 04:29:16.935
ガヴ「てか何で勝負するんだよ」

サターニャ「このチューペット…?だったかしらを全部使って早食い対決よ!」

ガヴ「お前アホだろ?もう普通に食えよ、ときたま多いほうやるから、ほれ」

サターニャ「あむ」チュー



サターニャ「なくなっちゃったわね」

ガヴ「だな」

ガヴサタ「…」

サターニャ「買いに行きましょう!近くのスーパー!」

ガヴ「…行くか」

ガヴ(ま…食料切らしてたし丁度いいかな…なんて)

ガヴ「全部お前のおごりな」

サターニャ「なんでよ!」

終わり

12: 2017/07/03(月) 04:30:04.756
チューペットて地域で呼び方違うらしいですね
読んでくれてありがとうございました

13: 2017/07/03(月) 04:30:48.680

暑い日はチューペット食べたくなるよな

引用元: ガヴリール「チューペットの少し多い方」