36: 2012/06/20(水) 01:03:03.90

伊織「やよい、困ってるなら来なさいよ。部屋ならいくらでも余ってるんだから。」

やよい「いいんですか!うっうー!伊織ちゃんは女神さまですー!」

P「ホントだよなぁ~いやー助かった。しばらく世話になる」

伊織「おい」

41: 2012/06/20(水) 01:06:09.88

やよい「うわー……やっぱり伊織ちゃんのお家は大きいですー」

P「中に入るのは初めてだけどこりゃとんでもないな……」

伊織「なにキョロキョロしてんのよ。ほらこっちがアンタの部屋よ」

P「おう。ちなみにやよいと伊織の部屋は?」

やよい「前と同じならあそこの角のお部屋ですー」


51: 2012/06/20(水) 01:20:41.83
伊織「……で、なんで私の部屋にあんたまで来てるわけ?」

P「ん?お、これ美味い!やよいそれ美味いぞ~。」

やよい「ほんとですか~?モグモグ…! 美味しいです~!伊織ちゃんこれすごくおいしいよ!」

伊織「そ、そう。よかったわ。」

P「いやーそれにしても家が吹っ飛んだときはどうしようかと思ったわーはっはっは。」

伊織「ホント焦ったわよ…。本当に家が飛んでくるなんてどこの架空世界よ…。」

やよい「うぅー……私の家も飛んで行っちゃって…ちょうど長介たちは修学旅行だったからよかったけど…。」

P「どこ行ったんだ?」

やよい「えっとー…確か沖縄って言ってました!おとといくらいです!」

伊織「ダウト」

P「ホント家がないと辛いわー、明日生きていけるか不安だもんなー」ゴロゴロ

伊織「あんた心にも思ってないこと言うのやめなさいよ」

やよい「でも…やっぱりいいんですかぁ…?私たちが泊まっても……」

53: 2012/06/20(水) 01:26:13.41
伊織「いいのいいの。さっきも言ったけど部屋何て腐るほどあるんだから。それにこんな台風の中外に放り出すほど育ち悪くないわよ。」

P「よっ!さすがは天下の伊織様!でこっぱち!」

伊織「あ、プロデューサーはダンボールに名前書いておいたのを外にだしてあるからそこで寝てちょうだい。」

P「勘弁してください伊織様」ドゲザ

伊織「最初からそう言いなさいよ。全く……。それじゃ体も冷えたことだしお風呂に入っちゃいましょう。」

P&やよい「さんせー!」

P「行こうぜ風呂!楽しみだな~!どんだけでかい浴場なんだろうな~やよい!」

やよい「ですね!プロデューサーも一緒に入るんですかぁ~?」

P「おーはいっちゃうか!な、伊o」

伊織「やっぱり外で寝る?」

P「すみませんでしたぁ」ドゲザァ

58: 2012/06/20(水) 01:35:40.43
伊織「全くあの変態ときたら……。」ザパーッ

やよい「うっうー!とっても気持ちいです~!こんなでっかいお風呂、お父さんたちと行った海以来ですー!」

伊織「全く大げさなんだから。そんなに気に入ったのならたまに入りにきてもいいのよ?」

やよい「ほんとですか!あ、でもそれはさすがに……。」

伊織「やよいはお姉さんなんだから、こういうときくらい甘えてもいいのよ?次来るときは、長介たちも連れてきなさい!水瀬家の浴場を自慢しちゃうんだから!」

やよい「伊織ちゃん……。そうですね!今日くらいはあまえちゃいますー!伊織おねーちゃん!」

伊織「お、おねっ…///ま、まあ今日くらいはお姉ちゃんになってやらなくもないわっ!今日だけなんだからっ!//」

―――
――

キャッキャアハハー

P「そりゃこういうオチですよはい。…あーいいなー。俺もあっちに混ざりたいなー。」

P「いやいや勘違いするなよ。俺は口Oコンではないんだ。ただ純粋にこのお風呂タイムでの会話を大事にしたいと思っている一プロデューサーなだけなんだ。」

P「そうと決まればやることは一つ。この壁の向こうの桃源郷を目指すのみ!」

P「そーっとそーっと……。」グラッ……ギィーバタン

P&伊織&やよい「えっ?」

68: 2012/06/20(水) 01:46:46.83
――――
―――

伊織「変態!ヘンタイ!!この口Oコン!!!」

P「いえ…その…壁がですね…こう勝手に倒れまして…。」

伊織「もともとあそこは一人用で、あんたが来るから無理に仕切りを付けるよう頼んだのに…あとで説教だわ…。」

P「でも言うほど見えなかったぞ!湯気としぶきで」

伊織「み、みえっ!///この変態!ド変態!!…あの時水に沈めておけばよかったわ……。」

やよい「い、伊織ちゃん、まあ落ち着いて」

伊織「やよいに免じて許すけど、次やったら台風の中裸で5日くらい修学旅行してもらうわ。ヘリで吊るして。」

P「肝に銘じておきます。」

伊織「それじゃあそろそろ夕飯ね。」

やよい「あ、はいっ!じゃあ晩御飯私が作りますぅ!いっぱいいっぱいお世話になりましたから!」

伊織「あらやよいいいの?じゃあお願いしちゃおうかしら。冷蔵庫に材料は入ってるから好きなだけ使っていいわよ。」

やよい「はいっ!でもでももやしだけあれば十分です!台所お借りしますねっ!」タッタッタ

72: 2012/06/20(水) 01:52:01.72
P「やよいかわいいわぁ」

伊織「」ギロッ

P「いえなんでもないですはい」

伊織「……」

P「……」

伊織「……」ソワソワ

P「………」スッ

伊織「!!」ビクッ

P「よし、俺もやよいの手伝いをしてこよう!」タッタッタ

伊織「……。」ドキドキ

伊織「…な、なによ別に一人で待ってたってさみしくなんか……。……こ、この伊織ちゃんを一人にするなんて許さないんだからぁ!」ダダッ

78: 2012/06/20(水) 02:00:19.75
やよい「~~♪~~♪」テキパキ

P「やよい~どうだ~?頑張ってるか~?」

やよい「あ、プロデューサー!はい!もう少しでできますから、待っててくださいね!」

P「お~楽しみだなぁ。何か手伝うことあるか?」

やよい「あ、えーっと……それじゃあお皿を並べてもらえますか~?」

P「任せとき!」

伊織「ちょっと!私を一人にするとはいい度胸じゃない!」

P「あー伊織ちょっと今仕事中後にして後に~」

伊織「~~~!!!あ、あんた後で覚えてなさいよっ!!」

やよい「あ、伊織ちゃん!手伝いにきてくれたの?」

伊織「え、あ、あぁそうよ。何かあれば手伝うわ。」

やよい「それじゃあ……、あ、でももうできちゃうしプロデューサーが手伝ってくれてるから、席で待ってて!」

伊織「あ、そ、そう。わかったわ。」

80: 2012/06/20(水) 02:05:43.49
やよい「それじゃあいただきます!」

伊織&P「「いただきま~す」」

P「うめぇ!うめぇうめぇうぇうみゃみまままままま」

伊織「静かに食べられないの…?でもホントおいしいわ。さすがはやよいね。」

やよい「えへへ~。そういってもらえると嬉しいです!」

伊織「あら?やよい食べてないじゃない。ちょっとプロデューサー?あんたいい加減にしなさいよ、やよいが食べられてないじゃない。」

P「むぐッ?」

やよい「あ、だ、大丈夫ですよ!ただ……。」

伊織「ただ?」

やよい「い、伊織ちゃんに…食べさせてほしいかな~って…//」

P「げほぉおっ!!」ポーン

伊織「!!?? ………」ベチャッ

伊織「」

―しばらくお待ちください―

82: 2012/06/20(水) 02:12:56.77
P「」チーン

伊織「変態は削除。全くアイドルの顔になんてことを……。」

やよい「あ、その…大丈夫?」

伊織「平気よ平気。それよりなんだったかしら?いろいろ起きすぎて情報処理が追いつかないわ。」

やよい「あ、あぅ…// もう一回言わなきゃだめですか…?」

伊織「な、何よ…。言わなきゃわからないじゃない…。」

やよい「そ、その……い、伊織ちゃんにあーんしてもらいたいなぁ~なんて…///」


P「えんだあああああああああああああ」

やよい&伊織「「!?」」

―しばらk(ry  ―

P「」シーン

伊織「べ、べつにいいけれど、どうしてそんな急に…。」

やよい「お風呂で伊織ちゃんが、今日はおねぇちゃんになってくれるって言ってくれたから…。」

やよい「いつもは弟や妹たちの世話で甘えられることがないのは本当だし、今日だけ……いいかな?」


87: 2012/06/20(水) 02:22:08.74
伊織「そうよね…。いつもはおねぇちゃんだもの。今日くらいは甘えなさい。この伊織ちゃんに甘えられるんだから感謝しなさいよっ!」

やよい「ホント!え、えへへ~。伊織ちゃんありがと!」

伊織「そ、その…じゃあ…する?……あーん//」

やよい「!! そ、そうだね。お、お願いしますっ!」

伊織「(な、なんでこんな緊張するのよっ!//)」

伊織「い、行くわよ・・・・」スプーンニノセテアーン

やよい「あ、あ~」クチアケー

やよい「~ん// んむんむ…うん!おいしい!」

伊織「そ、そう…それは良かったわ(あーんってこんなに破壊力あるの?)」

やよい「そ、それじゃあ……膝枕とか…してほしい…かな。」

伊織「!! …・!バッ!」

P「」シーン

伊織「…ホッ」

P「……チラッ」

伊織「ニヤッ」 (ry

88: 2012/06/20(水) 02:28:50.43
P「」カロウジテイキテル

伊織「し、仕方ないわね!一気にきなさいっ!//」

やよい「し、失礼しますっ!!」ストッ

伊織「……」

やよい「……」

伊織「……」ドキドキ

やよい「伊織おねぇちゃん…」ボソッ

伊織「!!??」ズギューン

伊織「(う、打ち抜かれた…こ、これが母性本能というやつなのかしら…。恐るべしやよいゾーン…。)」

伊織「な、何かしらやよい…?(撫でたりした方がいいのかしら…?)」

やよい「はわわ…!き、聞こえちゃってた・・・・//」

伊織「別にいいのよ。今日はそういう約束なんだから。(ゃょぃヵヮぃぃヮ…)」

やよい「…こうしてるとお母さんを思い出します…。でも…おねぇちゃんがいてもこうやってしてくれたのかなって…」

伊織「……。」

やよい「辛くても長女なんだからしっかりしなさい!って言われてきました。でも、辛いときは…辛いんです…。」

92: 2012/06/20(水) 02:35:37.91
やよい「弟たちが居て悲しくなったことはないけど、おねぇちゃんがいればなぁって思ったことは結構あって…。」

伊織「そっか…。」

やよい「ごめん…・ね?伊織ちゃんにこんなこと話しても…・しょうがないよね…。」

伊織「……やよい。」ナデナデ

やよい「! …は、はい。」

伊織「頑張り過ぎちゃだめ。長女であるためにはずっと笑顔じゃなくっちゃ。でも難しいときもあるわよね。」

伊織「そういう時は、おねぇちゃんを頼りなさい?おねぇちゃんの前だったら悲しい顔、悔しい顔、どんな顔してもいいから」

やよい「…うっ・・ぐすっ・・・は、はいぃ…」

伊織「長女だけどまだ中学生だもの。今だけでも思いっきり甘えなさい。」

やよい「…うっ、うっ、うわぁあああああん、おねえちゃあああああああん!!」

伊織「(もう、こっちまでウルッっときちゃったじゃない…。私も同い年だけど育った環境が違うのかしら。思うところも替わるようね。)」

伊織「せめて台風が過ぎるまでにいつもの笑顔を振りまくやよいに戻ってくれたらいいわ。それまでゆっくり…。」



P「イイハナシダナー」ウルウル

97: 2012/06/20(水) 02:42:18.59
P&やよい「「お世話になりましたー!」」

伊織「やよいはともかくなんであんたがこれだけうちにいたのかが不明よね。不法侵入でまだ訴えられるかしら?」

P「ちょ、ちょ、ちょ!た、たぶん無理だと思うけどやめてっ伊織様っ!」

やよい「伊織ちゃんのおかげで家も元通り、修学旅行から長介たちも帰ってきました!」

P「いやー流石伊織だ。だが一つ聞きたい。俺の家があったとこには犬小屋しかたっていないんだが?」

伊織「こんなんでよかったらいつでも立てたげるわ。それと、また機会があったらうちに遊びにきてもいいわよ?」

P「え、ホントn伊織「あんたはダメ」……はい。」

やよい「本当にお世話になりました!それじゃあ!!」

伊織「また事務所でね。」

P「おー元気でなー!」伊織「お前も帰れ」ゲシッ

P「アタッ…。全く女王様は怖い怖い…。はぁ…しばらくはホームレスか…って犬小屋でけぇえ!これなら暮らせるぜハッハー!」

伊織「全く…台風のような二人だったわね。特にあいつのせいで。」

やよい「伊織ちゃーん!」

伊織「あら?どうしたのやよい?」

やよい「また来るから!次もいっぱい甘えさせてね!伊織おねぇちゃん♪」

98: 2012/06/20(水) 02:46:47.24
おつかれい

100: 2012/06/20(水) 02:46:59.53
ちょっと読み返すだけでキャラ崩壊余裕でした

深夜のノリで書いたからそりゃこうなる反省はしていない
駄文だったけど書かせてもらった

103: 2012/06/20(水) 02:53:49.29
乙、おやすめ

引用元: やよい「うっうー!台風で家が飛んでっちゃいましたー!」