2: 2013/03/31(日) 22:28:01.14
【765プロ事務所前】
千早「鍵がかかっているわね。さすがに早すぎたかしら」
小鳥「あら、千早ちゃん。珍しいのね、こんなに朝早くから」
千早「音無さん、おはようございます」
小鳥「おはよう。あら、千早ちゃん、今日は確かオフじゃなかった?」
千早「はい。なんだか早く目が覚めてしまって。特にすることもないので、ここに」
小鳥「やることないから職場に来るって……せっかくお年頃の女の子なのにもったいない」
千早「あの、お邪魔でしたか? それなら私は……」
小鳥「あ! そういう訳じゃないの! というかむしろ居てくれると寂しくなくて嬉しいし」
千早「寂しい?」
小鳥「最近みんな忙しいから、事務所に一人で居る事が多くて……。あ、今鍵開けるわね」
千早「普段は音無さんが鍵を?」
小鳥「そうね、たいていの場合は。たま~に社長が早く来てる場合があるけど。はい、どうぞ入って」
千早「ありがとうございます」
千早「鍵がかかっているわね。さすがに早すぎたかしら」
小鳥「あら、千早ちゃん。珍しいのね、こんなに朝早くから」
千早「音無さん、おはようございます」
小鳥「おはよう。あら、千早ちゃん、今日は確かオフじゃなかった?」
千早「はい。なんだか早く目が覚めてしまって。特にすることもないので、ここに」
小鳥「やることないから職場に来るって……せっかくお年頃の女の子なのにもったいない」
千早「あの、お邪魔でしたか? それなら私は……」
小鳥「あ! そういう訳じゃないの! というかむしろ居てくれると寂しくなくて嬉しいし」
千早「寂しい?」
小鳥「最近みんな忙しいから、事務所に一人で居る事が多くて……。あ、今鍵開けるわね」
千早「普段は音無さんが鍵を?」
小鳥「そうね、たいていの場合は。たま~に社長が早く来てる場合があるけど。はい、どうぞ入って」
千早「ありがとうございます」
1: 2013/03/31(日) 22:24:13.03
春香「ある日の残業風景」
あずさ「ある日のたるき亭の風景」
上記2つと同じ時系列での出来事として書いています
未読でも問題ありませんが、2つ目を読んでからだと
ちょっと違うかもしれません
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1364736252/
あずさ「ある日のたるき亭の風景」
上記2つと同じ時系列での出来事として書いています
未読でも問題ありませんが、2つ目を読んでからだと
ちょっと違うかもしれません
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1364736252/
3: 2013/03/31(日) 22:28:53.61
【765プロ事務所内】
小鳥「まだコート脱がない方がいいわよ。今エアコン点けたけど、すぐには暖まらないから」
千早「朝の事務所って、こんなに寒いんですね」
小鳥「寒いだけじゃないのよ。こっちも点けないとね」
千早「加湿器ですか?」
小鳥「そう。乾燥してるから、みんなが喉痛めるといけないでしょ?」
千早「色々やることがあるんですね。何か私に手伝えることはありますか?」
小鳥「せっかくのオフに遊びに来てくれたんだから、ゆっくり座ってて。お茶淹れましょうか?」
千早「いえ、何もせずにいるよりは気持ちも楽ですし、気を使われるのも逆に」
小鳥「まだコート脱がない方がいいわよ。今エアコン点けたけど、すぐには暖まらないから」
千早「朝の事務所って、こんなに寒いんですね」
小鳥「寒いだけじゃないのよ。こっちも点けないとね」
千早「加湿器ですか?」
小鳥「そう。乾燥してるから、みんなが喉痛めるといけないでしょ?」
千早「色々やることがあるんですね。何か私に手伝えることはありますか?」
小鳥「せっかくのオフに遊びに来てくれたんだから、ゆっくり座ってて。お茶淹れましょうか?」
千早「いえ、何もせずにいるよりは気持ちも楽ですし、気を使われるのも逆に」
4: 2013/03/31(日) 22:31:17.21
小鳥「そう? それじゃ、朝のお掃除、手伝ってもらっちゃおうかな」
千早「いいですよ。私は何をすれば?」
小鳥「そうね。応接コーナーのテーブルを拭いてもらえる?」
千早「分かりました。布巾はどこにあったかしら……」
小鳥「布巾なら給湯室にかけてあるわ。薄いピンクの布巾でお願いね」
千早「分かりました。音無さん達の机の方もですよね?」
小鳥「そっちは物とか色々置いてあるし、各自でやることにしてるの。終わったら社長室のと給湯室の机もお願いね」
千早「分かりました」
小鳥「さて、私は掃除機かけちゃおう」
千早「いいですよ。私は何をすれば?」
小鳥「そうね。応接コーナーのテーブルを拭いてもらえる?」
千早「分かりました。布巾はどこにあったかしら……」
小鳥「布巾なら給湯室にかけてあるわ。薄いピンクの布巾でお願いね」
千早「分かりました。音無さん達の机の方もですよね?」
小鳥「そっちは物とか色々置いてあるし、各自でやることにしてるの。終わったら社長室のと給湯室の机もお願いね」
千早「分かりました」
小鳥「さて、私は掃除機かけちゃおう」
5: 2013/03/31(日) 22:32:05.00
千早「机は拭き終わりました。次は何を?」
小鳥「中も掃除機はかけ終わったから、次は外ね」
千早「外の掃除まで?」
小鳥「お客様の目に最初に触れる所ですもの。なるべく綺麗にしておかないとね」
千早「そうですよね、確かに……」
小鳥「それじゃ、まずは階段のお掃除からしましょうか」
千早「分かりました」
小鳥「中も掃除機はかけ終わったから、次は外ね」
千早「外の掃除まで?」
小鳥「お客様の目に最初に触れる所ですもの。なるべく綺麗にしておかないとね」
千早「そうですよね、確かに……」
小鳥「それじゃ、まずは階段のお掃除からしましょうか」
千早「分かりました」
6: 2013/03/31(日) 22:33:02.72
【765プロ事務所前 階段】
小鳥「千早ちゃんは上から踊場までお願い。私はそこから下やってくから」
千早「分かりました。意外と埃や塵があるものなんですね」
小鳥「毎日やってるとこれ位で済むから、結局楽なの」
千早「楽?」
小鳥「急に大切なお客様が来る、ってなってから慌ててやるよりは、って事」
千早「なるほど……」
小鳥「もう少し暖かくなったら、染みついた汚れもたわしと洗剤で落としちゃいたいわね」
千早「確かに、何か所か汚れが増えているような気がします」
小鳥「建物自体が古いからしょうがないんだけどね。あ~あ、新しいビルにお引越し、なんてならないかな」
千早「私たちの働き次第、という事ですね」
小鳥「そろそろ本気でその話がでるんじゃないかな~って思ってるんだけどね」
千早「そうなんですか?」
小鳥「千早ちゃんは上から踊場までお願い。私はそこから下やってくから」
千早「分かりました。意外と埃や塵があるものなんですね」
小鳥「毎日やってるとこれ位で済むから、結局楽なの」
千早「楽?」
小鳥「急に大切なお客様が来る、ってなってから慌ててやるよりは、って事」
千早「なるほど……」
小鳥「もう少し暖かくなったら、染みついた汚れもたわしと洗剤で落としちゃいたいわね」
千早「確かに、何か所か汚れが増えているような気がします」
小鳥「建物自体が古いからしょうがないんだけどね。あ~あ、新しいビルにお引越し、なんてならないかな」
千早「私たちの働き次第、という事ですね」
小鳥「そろそろ本気でその話がでるんじゃないかな~って思ってるんだけどね」
千早「そうなんですか?」
7: 2013/03/31(日) 22:34:07.32
小鳥「そうよ。だって、所属アイドル全員がこんなに活躍してるのよ?」
千早「確かに、ホワイトボードに書くところがない位予定が埋まっていますし」
小鳥「あれもなんとかしたいのよね……。グループウェアでの管理ってどうなのかしら……」
千早「グループウェア?」
小鳥「あ。ごめん、なんでもないの。移転が無理ならせめてエレベーターの修理だけでもしてほしいんだけど」
千早「まだ修理してもらえなさそうなんですか?」
小鳥「社長が妙に渋るのよ。だから、移転を本気で考えだしたんじゃないかな~って思って」
千早「そういえばエアコンの修理も結局見送りになりましたね」
小鳥「あの頃はまだお仕事全然なかったから、単純に金欠のせいね。よし、階段終わり。そっちは?」
千早「こちらも終わりました」
小鳥「ゴミを集めておいてちょうだい。今ちり取り持っていくから」
千早「分かりました」
千早「確かに、ホワイトボードに書くところがない位予定が埋まっていますし」
小鳥「あれもなんとかしたいのよね……。グループウェアでの管理ってどうなのかしら……」
千早「グループウェア?」
小鳥「あ。ごめん、なんでもないの。移転が無理ならせめてエレベーターの修理だけでもしてほしいんだけど」
千早「まだ修理してもらえなさそうなんですか?」
小鳥「社長が妙に渋るのよ。だから、移転を本気で考えだしたんじゃないかな~って思って」
千早「そういえばエアコンの修理も結局見送りになりましたね」
小鳥「あの頃はまだお仕事全然なかったから、単純に金欠のせいね。よし、階段終わり。そっちは?」
千早「こちらも終わりました」
小鳥「ゴミを集めておいてちょうだい。今ちり取り持っていくから」
千早「分かりました」
8: 2013/03/31(日) 22:37:33.55
【765プロ事務所内】
小鳥「千早ちゃん、寒い中お疲れ様。おかげでいつもより早く終わったわ」
千早「小鳥さんこそ、お疲れ様でした」
小鳥「他の人が来るまで時間もあるし、何か飲みながらお話でもしましょうか」
千早「それなら、お茶淹れてきますね。コーヒーの方がいいですか?」
小鳥「う~ん。千早ちゃんが飲みたい方」
千早「ではお茶で」
小鳥「千早ちゃん、寒い中お疲れ様。おかげでいつもより早く終わったわ」
千早「小鳥さんこそ、お疲れ様でした」
小鳥「他の人が来るまで時間もあるし、何か飲みながらお話でもしましょうか」
千早「それなら、お茶淹れてきますね。コーヒーの方がいいですか?」
小鳥「う~ん。千早ちゃんが飲みたい方」
千早「ではお茶で」
9: 2013/03/31(日) 22:40:08.07
千早「どうぞ。萩原さんほど上手ではありませんが」
小鳥「ありがとう……うん、美味しいわ」
千早「そう言ってもらえると嬉しいです」
小鳥「ごめんね。お掃除手伝わせちゃった上にお茶まで淹れてもらって」
千早「いえ、そんなことは。音無さんこそ、毎朝事務所の掃除をしてくれていたんですね。本当なら私たちもするべきなのに……」
小鳥「いいのよ。ゴミ捨てとか、事務所の中の掃除とかは手が空いてる人が手伝ってくれたりするし」
千早「でも、最近は仕事が忙しくてそれも……」
小鳥「それでいいのよ。事務所のお掃除の為に雇われた訳じゃないんだし」
千早「それは、確かにそうなのですが」
小鳥「それに、これは私の準備運動みたいなものなんだから」
千早「準備運動?」
小鳥「ありがとう……うん、美味しいわ」
千早「そう言ってもらえると嬉しいです」
小鳥「ごめんね。お掃除手伝わせちゃった上にお茶まで淹れてもらって」
千早「いえ、そんなことは。音無さんこそ、毎朝事務所の掃除をしてくれていたんですね。本当なら私たちもするべきなのに……」
小鳥「いいのよ。ゴミ捨てとか、事務所の中の掃除とかは手が空いてる人が手伝ってくれたりするし」
千早「でも、最近は仕事が忙しくてそれも……」
小鳥「それでいいのよ。事務所のお掃除の為に雇われた訳じゃないんだし」
千早「それは、確かにそうなのですが」
小鳥「それに、これは私の準備運動みたいなものなんだから」
千早「準備運動?」
10: 2013/03/31(日) 22:41:33.14
小鳥「そう。お仕事の段取りとか考えながらお掃除して、頭をお休みモードから切り替えてるの」
千早「頭の切り替え、ですか」
小鳥「千早ちゃんはそういう事しない?」
千早「ライブやレコーディングの前には、音楽を聴いて気持ちを落ち着かせたりしますね」
小鳥「それと一緒。だから、千早ちゃん達が負い目を感じることはないのよ。ま、それはともかく。今日は誰がお目当て?」
千早「いえ、特定の誰かに会いたかったから来た、という訳では……」
小鳥「隠さなくてもいいのに。ちなみに春香ちゃんとプロデューサーさんはそろそろ来ると思うわ」
千早「そうですか」
小鳥「ふぅん。やっぱりその二人がお目当てだったんだ」
千早「そ、そんな事は!」
千早「頭の切り替え、ですか」
小鳥「千早ちゃんはそういう事しない?」
千早「ライブやレコーディングの前には、音楽を聴いて気持ちを落ち着かせたりしますね」
小鳥「それと一緒。だから、千早ちゃん達が負い目を感じることはないのよ。ま、それはともかく。今日は誰がお目当て?」
千早「いえ、特定の誰かに会いたかったから来た、という訳では……」
小鳥「隠さなくてもいいのに。ちなみに春香ちゃんとプロデューサーさんはそろそろ来ると思うわ」
千早「そうですか」
小鳥「ふぅん。やっぱりその二人がお目当てだったんだ」
千早「そ、そんな事は!」
11: 2013/03/31(日) 22:43:06.06
小鳥「えー? だって、すごいほっとした顔したんだもの」
千早「……あの、そんなに顔に出ていましたか?」
小鳥「えぇ。そりゃもうばっちり」
千早「……最近、以前に比べて考えていることが顔に出てしまうようになって」
小鳥「それはちょっと違うかも知れないわよ?」
千早「どういう事ですか?」
小鳥「顔に出るようになったんじゃなくて、前よりももっと色々な事に目が向き始めたから、かもしれないわ」
千早「確かに、最近は歌以外の事にも関心を持つようにはなりましたけど」
小鳥「そうね。だからこうやってオフなのに事務所に来てくれたんでしょ?」
千早「それは……」
千早「……あの、そんなに顔に出ていましたか?」
小鳥「えぇ。そりゃもうばっちり」
千早「……最近、以前に比べて考えていることが顔に出てしまうようになって」
小鳥「それはちょっと違うかも知れないわよ?」
千早「どういう事ですか?」
小鳥「顔に出るようになったんじゃなくて、前よりももっと色々な事に目が向き始めたから、かもしれないわ」
千早「確かに、最近は歌以外の事にも関心を持つようにはなりましたけど」
小鳥「そうね。だからこうやってオフなのに事務所に来てくれたんでしょ?」
千早「それは……」
12: 2013/03/31(日) 22:43:36.77
小鳥「ごめんなさいね、茶化すつもりはなかったんだけど。この話題は終わりにしましょうか?」
千早「いえ、今の私がいるのは春香とプロデューサーのおかげですから、音無さんの言う通りなんだと思います」
小鳥「そうね。特に春香ちゃん、例の記事の一件で一番千早ちゃんの為に頑張ってたもの」
千早「はい。それに、こんな私を見捨てずに育ててくれたのはプロデューサーですから」
小鳥「ふふっ。プロデューサーさん、最初は千早ちゃんと仕事する時結構苦労してたんだから」
千早「今でも申し訳ないと思っています。あの頃は相当生意気な事も言ってしまいましたし」
小鳥「プロデューサーさん言ってたわ。最近の千早ちゃんは変わったって」
千早「どういう事ですか?」
千早「いえ、今の私がいるのは春香とプロデューサーのおかげですから、音無さんの言う通りなんだと思います」
小鳥「そうね。特に春香ちゃん、例の記事の一件で一番千早ちゃんの為に頑張ってたもの」
千早「はい。それに、こんな私を見捨てずに育ててくれたのはプロデューサーですから」
小鳥「ふふっ。プロデューサーさん、最初は千早ちゃんと仕事する時結構苦労してたんだから」
千早「今でも申し訳ないと思っています。あの頃は相当生意気な事も言ってしまいましたし」
小鳥「プロデューサーさん言ってたわ。最近の千早ちゃんは変わったって」
千早「どういう事ですか?」
13: 2013/03/31(日) 22:45:00.58
小鳥「ライブの時とか、ステージ上で見せる表情が前とは全然違うって。すごく良い笑顔だって」
千早「笑顔、ですか。確かに、最近は歌だけではなく、ライブでみんなと一緒に踊ったりするのがとても楽しくて」
小鳥「そう思ってる事が、無意識に表情に出てるって事ね」
千早「そうかも知れません」
小鳥「プロデューサーさんが先週ずっとテンション高かったのもそのせいみたいよ?」
千早「アイドルとしての仕事の幅も広がるから、という事でしょうか」
小鳥「千早ちゃん。それは違うわ」
千早「えっ?」
小鳥「プロデューサーさんはね、千早ちゃんが良い笑顔見せてくれるようになった事自体がうれしいのよ」
千早「私の笑顔が……」
小鳥「私も同じ。クールな表情も良いけど、やっぱり楽しそうに笑ってる千早ちゃんの方が好きだな」
千早「笑顔、ですか。確かに、最近は歌だけではなく、ライブでみんなと一緒に踊ったりするのがとても楽しくて」
小鳥「そう思ってる事が、無意識に表情に出てるって事ね」
千早「そうかも知れません」
小鳥「プロデューサーさんが先週ずっとテンション高かったのもそのせいみたいよ?」
千早「アイドルとしての仕事の幅も広がるから、という事でしょうか」
小鳥「千早ちゃん。それは違うわ」
千早「えっ?」
小鳥「プロデューサーさんはね、千早ちゃんが良い笑顔見せてくれるようになった事自体がうれしいのよ」
千早「私の笑顔が……」
小鳥「私も同じ。クールな表情も良いけど、やっぱり楽しそうに笑ってる千早ちゃんの方が好きだな」
14: 2013/03/31(日) 22:47:01.59
千早「……私、以前はステージ上での春香や、他のみんながとても不思議だったんです」
小鳥「不思議?」
千早「ええ。なんであんなに笑顔で居られるんだろう、って」
小鳥「そう……」
千早「それが仕事だからやっているのに。なんであんなに楽しそうに出来るのか、分からなくて」
小鳥「……」
千早「自分には歌しかない。そう思ってステージに立っていた私には、理解できなかったんです」
小鳥「そっか……」
千早「でも、今ならなぜ笑顔だったのか。以前の私みたいに頑張って笑わなくても笑顔でいられるのか、分かる気がします」
小鳥「不思議?」
千早「ええ。なんであんなに笑顔で居られるんだろう、って」
小鳥「そう……」
千早「それが仕事だからやっているのに。なんであんなに楽しそうに出来るのか、分からなくて」
小鳥「……」
千早「自分には歌しかない。そう思ってステージに立っていた私には、理解できなかったんです」
小鳥「そっか……」
千早「でも、今ならなぜ笑顔だったのか。以前の私みたいに頑張って笑わなくても笑顔でいられるのか、分かる気がします」
15: 2013/03/31(日) 22:50:55.72
小鳥「そうね。私もライブ見てて思ったもの。千早ちゃん、楽しそうだな~って」
千早「音無さんも?」
小鳥「えぇ。多分、みんな気付いてるんじゃないかしら?」
千早「そう、なんでしょうか……」
小鳥「だから、最近はみんなのライブ見るのが前よりももっと楽しみなの」
千早「ありがとうございます」
小鳥「ま、それはそうと。色々な事に興味を持つようになった、って言ったけど」
千早「はい」
小鳥「恋愛も?」
千早「っ! ごほっ! ごほっ!」
小鳥「だ、大丈夫?」
千早「お、音無さんが……急に……ごほっ! お茶が気管に……」
小鳥「ごめんね。そこまで動揺されるとは思わなくて」
千早「音無さんも?」
小鳥「えぇ。多分、みんな気付いてるんじゃないかしら?」
千早「そう、なんでしょうか……」
小鳥「だから、最近はみんなのライブ見るのが前よりももっと楽しみなの」
千早「ありがとうございます」
小鳥「ま、それはそうと。色々な事に興味を持つようになった、って言ったけど」
千早「はい」
小鳥「恋愛も?」
千早「っ! ごほっ! ごほっ!」
小鳥「だ、大丈夫?」
千早「お、音無さんが……急に……ごほっ! お茶が気管に……」
小鳥「ごめんね。そこまで動揺されるとは思わなくて」
16: 2013/03/31(日) 22:51:55.77
千早「動揺という訳では……」
小鳥「で、どうなの、その辺は?」
千早「曲のテーマとしては良く出てきますから、全く興味がない、という訳ではないのですが……」
小鳥「ほうほう」
千早「今は、ここで皆と一緒に仕事が出来る事が楽しくて」
小鳥「……そっか」
千早「それで十分なんです」
小鳥「なるほどね。そう言われちゃうとこれ以上追及できないなぁ」
千早「すみません。つまらない答えで」
小鳥「ううん、そんな事ないわ」
小鳥「で、どうなの、その辺は?」
千早「曲のテーマとしては良く出てきますから、全く興味がない、という訳ではないのですが……」
小鳥「ほうほう」
千早「今は、ここで皆と一緒に仕事が出来る事が楽しくて」
小鳥「……そっか」
千早「それで十分なんです」
小鳥「なるほどね。そう言われちゃうとこれ以上追及できないなぁ」
千早「すみません。つまらない答えで」
小鳥「ううん、そんな事ないわ」
17: 2013/03/31(日) 22:53:38.93
千早「普通ならもう誰かを好きになっていたりする年齢だと思うのですが……」
小鳥「別にそれが普通って訳でもないんじゃない?」
千早「そうでしょうか?」
小鳥「そうよ。人それぞれペースがあるんですもの。いつまでに恋人作らなきゃいけないとか、結婚しなきゃいけないとか」
千早「あ、あの?」
小鳥「他の同級生はもう子供までいるとか、孫の顔がどうのとか、そんなの関係ないじゃない! ねぇ、そう思わない?!」
千早「そ、そうですね……」
小鳥「だから、千早ちゃんは千早ちゃんのペースで、私は私のペースで行けばいいのよ!」
千早「わ、分かりました。分かりましたから、音無さん、落ち着いて……」
小鳥「はぁ、はぁ……ごめんね、朝から取り乱しちゃったわ」
千早「大変、なんですね……」
小鳥「えぇ、大変なのよ。この歳になると……」
小鳥「別にそれが普通って訳でもないんじゃない?」
千早「そうでしょうか?」
小鳥「そうよ。人それぞれペースがあるんですもの。いつまでに恋人作らなきゃいけないとか、結婚しなきゃいけないとか」
千早「あ、あの?」
小鳥「他の同級生はもう子供までいるとか、孫の顔がどうのとか、そんなの関係ないじゃない! ねぇ、そう思わない?!」
千早「そ、そうですね……」
小鳥「だから、千早ちゃんは千早ちゃんのペースで、私は私のペースで行けばいいのよ!」
千早「わ、分かりました。分かりましたから、音無さん、落ち着いて……」
小鳥「はぁ、はぁ……ごめんね、朝から取り乱しちゃったわ」
千早「大変、なんですね……」
小鳥「えぇ、大変なのよ。この歳になると……」
18: 2013/03/31(日) 22:54:26.83
小鳥「そういえば、今日は春香ちゃんとプロデューサーさんに会いに来たのよね?」
千早「会いに来たというか……」
小鳥「プロデューサーさんは今日一日外だけど、春香ちゃんは午後から予定ないみたいよ?」
千早「そうみたいですね。昨日プロデューサーが予定確認するときに言っていました」
小鳥「午後2人でデートして来たら?」
千早「で、デート、ですか……? それは男女の場合に使う言葉なのでは?」
小鳥「まぁまぁ、細かい事は置いといて。2人で遊ぶ約束してたから来たんじゃないの?」
千早「それは……朝起きて、オフなので家にいようとおもったのですが」
小鳥「ふんふん」
千早「ふと、今日は春香が午後からオフだったことを思い出して……」
小鳥「それで?」
千早「会いに来たというか……」
小鳥「プロデューサーさんは今日一日外だけど、春香ちゃんは午後から予定ないみたいよ?」
千早「そうみたいですね。昨日プロデューサーが予定確認するときに言っていました」
小鳥「午後2人でデートして来たら?」
千早「で、デート、ですか……? それは男女の場合に使う言葉なのでは?」
小鳥「まぁまぁ、細かい事は置いといて。2人で遊ぶ約束してたから来たんじゃないの?」
千早「それは……朝起きて、オフなので家にいようとおもったのですが」
小鳥「ふんふん」
千早「ふと、今日は春香が午後からオフだったことを思い出して……」
小鳥「それで?」
19: 2013/03/31(日) 22:55:02.36
千早「用もないのに会いたいって言うのもなんだか恥ずかしくて、ここに来れば会えると思って……」
小鳥「ふぅん……。なるほどねぇ」
千早「あの、女同士ですし、恋愛感情という訳では……。ごめんなさい、私変ですよね」
小鳥「別に変じゃないわよ。春香ちゃん来たら誘ってみたら?」
千早「それは……」
小鳥「も~。そんな不安な顔しなくたって大丈夫だから」
千早「でも、もし……」
小鳥「でもはなし。はい決定~」
千早「わ、分かりました……」
小鳥「それにして、千早ちゃん、本当に春香ちゃんの事が大好きなんだ」
千早「その……はい」
小鳥「ふぅん……。なるほどねぇ」
千早「あの、女同士ですし、恋愛感情という訳では……。ごめんなさい、私変ですよね」
小鳥「別に変じゃないわよ。春香ちゃん来たら誘ってみたら?」
千早「それは……」
小鳥「も~。そんな不安な顔しなくたって大丈夫だから」
千早「でも、もし……」
小鳥「でもはなし。はい決定~」
千早「わ、分かりました……」
小鳥「それにして、千早ちゃん、本当に春香ちゃんの事が大好きなんだ」
千早「その……はい」
20: 2013/03/31(日) 23:01:30.02
小鳥「それなら、用がなくても会いたいって考えることは、別に変な事じゃないと思うわ」
千早「ありがとうございます。私、歌う事ができなくなって、マンションに籠ってた時、私は春香を拒絶してしまったんです」
小鳥「春香ちゃんから聞いたわ」
千早「それでも、春香は諦めないで全力で私に向かってきてくれて。何度も来てくれて」
小鳥「うん」
千早「春香がいなかったら、今の私はなかったと思います。だから、私にとって春香は特別な存在なんです」
小鳥「そっか。そういう人がいるって、とても幸せな事よね」
千早「はい。ずっと一人で居ることが多かったですし、ここに入ってからも、自分から壁を作ってしまっていて」
小鳥「そう……」
千早「私がもしここに入らなかったら、プロデューサーや千早、他のみんなと会わなかったらって思うと……」
小鳥「そうね。私も、こんないい子達と一緒に仕事ができるって、とても幸せなんだなって思うようになったわ」
千早「だから、私が春香に出来る事があればしてあげたいって、そう思うようになって」
小鳥「そっか」
千早「春香は私よりも精神的に大人ですから、歌以外ではしてあげられる事なんてないかもしれませんけど」
千早「ありがとうございます。私、歌う事ができなくなって、マンションに籠ってた時、私は春香を拒絶してしまったんです」
小鳥「春香ちゃんから聞いたわ」
千早「それでも、春香は諦めないで全力で私に向かってきてくれて。何度も来てくれて」
小鳥「うん」
千早「春香がいなかったら、今の私はなかったと思います。だから、私にとって春香は特別な存在なんです」
小鳥「そっか。そういう人がいるって、とても幸せな事よね」
千早「はい。ずっと一人で居ることが多かったですし、ここに入ってからも、自分から壁を作ってしまっていて」
小鳥「そう……」
千早「私がもしここに入らなかったら、プロデューサーや千早、他のみんなと会わなかったらって思うと……」
小鳥「そうね。私も、こんないい子達と一緒に仕事ができるって、とても幸せなんだなって思うようになったわ」
千早「だから、私が春香に出来る事があればしてあげたいって、そう思うようになって」
小鳥「そっか」
千早「春香は私よりも精神的に大人ですから、歌以外ではしてあげられる事なんてないかもしれませんけど」
21: 2013/03/31(日) 23:02:50.27
小鳥「そうとも限らないわよ?」
千早「そうでしょうか?」
小鳥「春香ちゃんも一人の女の子ですもの。千早ちゃんが思ってるほど強くはないはずよ?」
千早「強くない?」
小鳥「えぇ。無理して笑顔でいる時もあるかもしれないし、笑顔でいられない位落ち込む事だってあると思うわ」
千早「春香が? あまり想像できませんね」
小鳥「それは普段春香ちゃんがそう見せないように振舞ってるからじゃないかしら。カラ元気、まではいかないかも知れないけど」
千早「カラ元気……」
小鳥「もちろん、普段は本当に楽しいから笑顔なんだと思う。でも、そればかりじゃないと思うの」
千早「はい」
小鳥「だから、そんな時は千早ちゃんも力になってあげて」
千早「……分かりました」
千早「そうでしょうか?」
小鳥「春香ちゃんも一人の女の子ですもの。千早ちゃんが思ってるほど強くはないはずよ?」
千早「強くない?」
小鳥「えぇ。無理して笑顔でいる時もあるかもしれないし、笑顔でいられない位落ち込む事だってあると思うわ」
千早「春香が? あまり想像できませんね」
小鳥「それは普段春香ちゃんがそう見せないように振舞ってるからじゃないかしら。カラ元気、まではいかないかも知れないけど」
千早「カラ元気……」
小鳥「もちろん、普段は本当に楽しいから笑顔なんだと思う。でも、そればかりじゃないと思うの」
千早「はい」
小鳥「だから、そんな時は千早ちゃんも力になってあげて」
千早「……分かりました」
22: 2013/03/31(日) 23:03:42.72
小鳥「なーんて、ごめんね。なんだかお説教みたいになっちゃって」
千早「いえ、そんな事は」
小鳥「やっぱり歳のせいかしら……歳とると話が説教じみてくるって言うけど……」
千早「あの、音無さん?」
小鳥「もしかしたら普段の言動にも……え? 何?」
千早「ありがとうございました。今日事務所に来て音無さんとお話できて、よかったです」
小鳥「この笑顔だもの。そりゃプロデューサーさんがドキっとする訳よね」
千早「あの、それって……?」
小鳥「ううん、なんでもないわ。私も千早ちゃんといっぱいお話出来て良かったな。おかげでお仕事も頑張れそう」
千早「私とのおしゃべりでよければいつでも」
小鳥「また暇なときにでもおば……お姉さんのお話し相手になってちょうだいね」
千早「ふふっ。分かりました」
千早「いえ、そんな事は」
小鳥「やっぱり歳のせいかしら……歳とると話が説教じみてくるって言うけど……」
千早「あの、音無さん?」
小鳥「もしかしたら普段の言動にも……え? 何?」
千早「ありがとうございました。今日事務所に来て音無さんとお話できて、よかったです」
小鳥「この笑顔だもの。そりゃプロデューサーさんがドキっとする訳よね」
千早「あの、それって……?」
小鳥「ううん、なんでもないわ。私も千早ちゃんといっぱいお話出来て良かったな。おかげでお仕事も頑張れそう」
千早「私とのおしゃべりでよければいつでも」
小鳥「また暇なときにでもおば……お姉さんのお話し相手になってちょうだいね」
千早「ふふっ。分かりました」
23: 2013/03/31(日) 23:05:43.07
春香「おはようございまーす!」
小鳥「春香ちゃん、おはよう」
千早「おはよう、春香」
春香「あれ、千早ちゃん? 今日はオフだったはずじゃ……」
小鳥「ほら、千早ちゃん」
春香「え? 何かあるんですか?」
千早「あ、あの、春香。春香は今日午後予定あるかしら?」
春香「今日はお仕事は午前中だけだから、午後から予定ないよ。どうしたの?」
千早「だったら、その……午後、私に、付き合ってくれない?」
小鳥「おーっと、ここでまさかの告白! さぁ、どうする天海春香!」
春香「えっ?! えっ?!」
千早「お、音無さん! そういう意味で行った訳では! あの、春香、誤解しないで――」
春香「あの、私、こういうのはやっぱり……」
小鳥「春香ちゃん、おはよう」
千早「おはよう、春香」
春香「あれ、千早ちゃん? 今日はオフだったはずじゃ……」
小鳥「ほら、千早ちゃん」
春香「え? 何かあるんですか?」
千早「あ、あの、春香。春香は今日午後予定あるかしら?」
春香「今日はお仕事は午前中だけだから、午後から予定ないよ。どうしたの?」
千早「だったら、その……午後、私に、付き合ってくれない?」
小鳥「おーっと、ここでまさかの告白! さぁ、どうする天海春香!」
春香「えっ?! えっ?!」
千早「お、音無さん! そういう意味で行った訳では! あの、春香、誤解しないで――」
春香「あの、私、こういうのはやっぱり……」
24: 2013/03/31(日) 23:06:48.29
千早「そうじゃなくて! 午後、一緒に買い物に付き合ってくれないかしら?」
春香「そういう事か。なんだ……。いいよー。お昼ちょっと前にここに帰ってこられるから、一緒にお昼ご飯食べよ?」
千早「えぇ、ありがとう」
春香「それはこっちの台詞だよ。まさか千早ちゃんからデートのお誘い受けるなんて思わなかったな~」
千早「もぅ。春香までデートだなんて……」
小鳥「いいなぁ~。私もお仕事ほっぽって千早ちゃんとデートしたいな~」
春香「えへへ。今日は午後から私が独占しちゃいますからダメですよ」
小鳥「いいも~ん。午前中春香ちゃんがいないところで千早ちゃんとあ~んな事やこ~んな事しちゃうんだから」
千早「……午前中は外で暇つぶししていようかしら」
春香「そういう事か。なんだ……。いいよー。お昼ちょっと前にここに帰ってこられるから、一緒にお昼ご飯食べよ?」
千早「えぇ、ありがとう」
春香「それはこっちの台詞だよ。まさか千早ちゃんからデートのお誘い受けるなんて思わなかったな~」
千早「もぅ。春香までデートだなんて……」
小鳥「いいなぁ~。私もお仕事ほっぽって千早ちゃんとデートしたいな~」
春香「えへへ。今日は午後から私が独占しちゃいますからダメですよ」
小鳥「いいも~ん。午前中春香ちゃんがいないところで千早ちゃんとあ~んな事やこ~んな事しちゃうんだから」
千早「……午前中は外で暇つぶししていようかしら」
25: 2013/03/31(日) 23:08:23.30
小鳥「嘘です。そばにいてくれるだけでいいから、一人にしないで……」
春香「小鳥さん……その台詞、まるで……」
千早「ふふっ。冗談です。お手伝いしながら待ってることにするわ」
春香「私、気合入れてお仕事片付けてくるね!」
小鳥「お、春香ちゃんやる気満々ね」
春香「午後何しようかな~って思ってた所で嬉しいサプライズでしたから」
千早「よかった。断られたらどうしようかと」
春香「せっかく千早ちゃんの方から誘ってくれたのに、断る訳ないよ!」
小鳥「ね? だから言ったじゃない」
千早「えぇ。やっぱり今日ここに来て正解でした」
春香「小鳥さん……その台詞、まるで……」
千早「ふふっ。冗談です。お手伝いしながら待ってることにするわ」
春香「私、気合入れてお仕事片付けてくるね!」
小鳥「お、春香ちゃんやる気満々ね」
春香「午後何しようかな~って思ってた所で嬉しいサプライズでしたから」
千早「よかった。断られたらどうしようかと」
春香「せっかく千早ちゃんの方から誘ってくれたのに、断る訳ないよ!」
小鳥「ね? だから言ったじゃない」
千早「えぇ。やっぱり今日ここに来て正解でした」
26: 2013/03/31(日) 23:08:52.12
P「おはようございます」
小鳥「おはようございます」
春香「おはようございます、プロデューサーさん!」
P「お、春香今日は気合入ってるな。それと……あれ、千早?」
千早「おはようございます、プロデューサー」
P「千早今日はオフの日だろ、どうした?」
千早「プロデューサーに会いたくて……」
P「えっ?!」
小鳥「おはようございます」
春香「おはようございます、プロデューサーさん!」
P「お、春香今日は気合入ってるな。それと……あれ、千早?」
千早「おはようございます、プロデューサー」
P「千早今日はオフの日だろ、どうした?」
千早「プロデューサーに会いたくて……」
P「えっ?!」
27: 2013/03/31(日) 23:10:41.76
千早「というのは冗談です。今日は午後から春香とデートなんです」
春香「ねー」
P「で、デート?! あの、音無さん、これって……」
小鳥「言葉通りの意味じゃないですか? さ、お仕事お仕事、っと」
P「言葉通りって……ま、いいか」
千早「プロデューサー」
P「どうした、千早?」
千早「私、これからもプロデューサーに喜んでもらえるような笑顔でステージに立ちたいと思います」
P「それって……」
千早「だからもうしばらく、面倒見てくださいね」
終わり
春香「ねー」
P「で、デート?! あの、音無さん、これって……」
小鳥「言葉通りの意味じゃないですか? さ、お仕事お仕事、っと」
P「言葉通りって……ま、いいか」
千早「プロデューサー」
P「どうした、千早?」
千早「私、これからもプロデューサーに喜んでもらえるような笑顔でステージに立ちたいと思います」
P「それって……」
千早「だからもうしばらく、面倒見てくださいね」
終わり
28: 2013/03/31(日) 23:11:07.42
以上で終了です
ありがとうございました
ありがとうございました
29: 2013/03/31(日) 23:15:35.73
乙です
このシリーズ好きだわ
このシリーズ好きだわ
30: 2013/03/31(日) 23:19:13.26
1乙
面白かったので前作前々作もよんでみます
面白かったので前作前々作もよんでみます
引用元: 千早「ある日の始業前風景」
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