1: 2010/08/07(土) 23:47:41.42



 


 魂のこもった青春は、そうたやすく滅んでしまうものではない。









 

3: 2010/08/07(土) 23:48:46.18
バーンパパパパァンパパパパパパパパパパパァーンババババーンパーンパパパパーンパ

ーンパパパパーン

 グリーヴァス将軍にまたしても逃げられた!

 ジェダイマスターのオビ=ワン・ケノービが

 わずかな護衛とともに移動中のグリーヴァス
 
 将軍を発見し、追跡したが、あと一歩のとこ
 
 ろで逃してしまった。ケノービ将軍はすぐに
 
 態勢を立て直し、グリーバス追跡の任務に入
 
 ろうとしていた。そこへ増援を連れたマスタ

 ーヨーダがオビ=ワンの船へやってきた……

4: 2010/08/07(土) 23:49:20.30
――ジェダイクルーザーのブリッジ

コーディ「将軍」

オビ=ワン「どうした? コマンダー」

コーディ「マスターヨーダがお見えです」

オビ=ワン「ああ…そうか…わかった。すぐ行く」

コーディ「失礼ですが将軍、顔色が優れないようですが、お疲れなのでは?」

ドア「プシュー」

ヨーダ「クローンの言うとおりじゃ」

オビ=ワン「マスターヨーダ」

ヨーダ「その体調ではグリーバスをとらえることはできまい。ん?」

オビ=ワン「しかし」

ヨーダ「実は太陽系銀河にいるおぬしの友人から助けを求められてな。
    そちらへ行ってはくれぬか」

オビ=ワン「ですがグリーバスの追跡は」

ヨーダ「そちらはスカイウォーカーが行う。
    おぬしは地球へと向かってくれ」

6: 2010/08/07(土) 23:49:58.96
――格納庫

オビ=ワン「コーディ、適度な訓練は欠かすな」

コーディ「イエッサー。将軍がお帰りまでには
     新兵の教育も終えておきます」

オビ=ワン「そうしてもらえると助かるな。
      行くぞR4」

R4「プピピ-」

7: 2010/08/07(土) 23:50:48.44
――学校周辺

セミ「ミーンミンミンミンミンミンミンミンミンチュミミミーン」

オビ=ワン「地球は10年ぶりぐらいか……」

R4「プピポーパプピポ」

オビ=ワン「よし、着陸しろ」

R4「プププピーポ」

オビ=ワン「私が呼ぶまでは衛星軌道上で待機していろ。
      この星には共和国の技術はあまり触れさせてはいけないからな」

R4「プピポー」

オビ=ワン「そんなに何日もかからんよ。
      あまりのんびりするわけにもいかないからな」

R4「ピプポーポ」

オビ=ワン「さて……」

??「オビ!!」

オビ=ワン「!?」ビジィィィィイ

??「待て!」

8: 2010/08/07(土) 23:51:39.61
オビ=ワン「斎藤! すまない。久しぶりだな」スゥン

斎藤「こちらこそ気配を消していたからな。
   それにしてもオビが来るとは思わなかった」

オビ=ワン「助けが必要だとしか聞いていないんだが、
      いったい何があったんだ?」

斎藤「実は……紬お嬢様がストーカー被害にあっているらしいんだ」

オビ=ワン「ストーカー!? そいつは分離主義者なのか?」

斎藤「いや、地球人で間違いないだろう。
   おそらく休暇のつもりでマスターヨーダはオビを派遣したんじゃないか?」

オビ=ワン「斎藤まで……それほどに私の顔色は悪いのか……?」

斎藤「ああ、私がライトセーバーをもってたらあっという間に倒せそうだった」

オビ=ワン「フゥ……」

斎藤「というわけで一週間ほどお嬢様の護衛を頼む。
   私はご主人様についてグリーンランドに行かねばならないんだ」

オビ=ワン「斎藤はいないのか?」

斎藤「すでに学校には話を通してある。紬お嬢様にもな。では頼んだぞ」ドロン

オビ=ワン「おい! 全く、しょうがない、学校に行くとするか」

9: 2010/08/07(土) 23:52:53.27
――校門前


オビ=ワン「そこのお嬢さん。私はジェダイ評議会の
      オビ=ワン・ケノービというものだが、琴吹紬さんどちらにいるかな



和「あ、あなたが護衛にあたってくださる方ですか?
  はじめまして、私、生徒会長の真鍋和と申します。
  軽音部の部室にいますのでご案内します」

オビ=ワン「ありがとう。頼むよ」

10: 2010/08/07(土) 23:53:51.42
――部室


唯「へぇ~じゃあ10年ぶりになるんだ~?」

紬「そうなのよ~」ポワポワ

澪「十年越しの遠距離恋愛……いいかもしれない」

紬「いや、そういう対象じゃないから~」アセアセ

律「けどストーカ―被害なんて嘘つかなくてもいいんじゃないか?」ズズズズズ

紬「う~ん……けど真面目な方だから何か仕事してないと休めないと思うの」

梓「休んでばっかの軽音部とは大違いですね、律先輩」パクパク

律「さわちゃんの分のケーキ食ってるくせに偉そうなこと言うなぁ!」ホッペグニー

梓「いひゃいでふ。いふしぇんぱい」

唯「がっついてるあずにゃんもかわいいよ~」ダキッアンドホッペスリスリ

梓「ニャッ! 暑いです。離れてください唯先輩」ムテイコー

紬「ジー」REC

澪「ムギ……」

11: 2010/08/07(土) 23:55:28.96
和「ムギ~いるかしら~?」ガチャ

全員「あ……」

オビ=ワン「あ~軽音楽部と聞いていたのだが、
      ひょっとして軽いノリで楽しむってことなのかな?」

唯(……私と同じようなこと言ってる)

和「えーこちら、ジェダイ評議会のオビ=ワン・ケノービさんです
  彼女たちが軽音部の」

律「部長の田井中律でーす」

唯「平沢唯です」ニコッ

澪「秋山です」ペコ

梓「ギターの中野梓です」ペコリ

紬「コホン、お久しぶりですオビさん」ニッコリ

オビ=ワン「ああ、久しぶりだな。斎藤から聞いたよ、
       ツムギが困ってると」

13: 2010/08/07(土) 23:56:39.40
澪「なあ律、けっこうかっこいい人だな」ヒソヒソ

律「ん~そうかぁ~? 予想してたけど結構歳いってんじゃん。
  それとも澪ちゅわんはああいうのがお好みかな~」ニヤリ

澪「バカッ! 別にそんなんじゃないよ」パカ

律「アイテッ! このうやったな~」ムニュ

澪「ひい~どこ触ってるんだ!!」バカ

唯「ほえ~」ボー

梓「どうしたんですか? 唯先輩?」

唯「あの腰にぶら下がってるの……かっこいい」ポワーン

梓「何言ってるんですか! 唯先輩! あれはジェダイの武器、ライトセーバーで

  すよ!」

14: 2010/08/07(土) 23:58:39.98
梓「内部構造は動力源である多面体の宝石アデガン・クリスタルが数個設置されているんです。

  放射口中心から吐き出されるエネルギー集合体は刃の様に見えるものなんです。

  クリスタルが一つのライトセーバーは、強度および刃の長さは固定されていて、

  複数のクリスタルを使用して製作されたセーバーは外側の装置を回転させ宝石間の距離を

  調整することにより強度や刃の長さを変えて使用することができるんです。

  ジェダイの修行の一貫であるセーバー製作は、

  クリスタル配列およびカットを自分の手で仕上げなければいけないのです。

  配列にわずかな誤差があってもディアチウムパワーセルを制御できずに
 
  作動スイッチを起動したとたん炸裂するんです」
 

15: 2010/08/08(日) 00:00:49.62
唯「……あずにゃん詳しいね」

梓「ハッ!? 別にジェダイになりたかったとかそういうことじゃないんですから

  ね」

唯律澪(なりたかったんだ……)

律「けどあれ包丁なんかよりよく切れるんだろ?
  固くて切れない冷凍食材とか切るのに便利そうだよな~」

澪「武器を使って料理って」アセ

梓「切れるという食材溶かしちゃうんじゃないですか?」

律「あーそうかもな、一緒に指も溶かしちゃったりしてな」

澪「ヒッ!!」シャガミビクビクナミダメ

17: 2010/08/08(日) 00:03:58.31

おやびん!!に見えた

オビ=ワン「こらこら、ジェダイにとって命のように大切なものなんだ、おもちゃ

       にしてはいけないよ」

律「あっオビワンさん、それで料理とかしないんですか?」

紬「前に一度触らせてもらったけど、普通の人が扱うには危険よりっちゃん」

律「ムギ触ったことあんの? いいな~」チラ

オビ=ワン「ダメだ」

律「まだ何も言ってないじゃん」チェッケチー

和「しばらくオビワンさんには外部からの指導員という形で軽音楽部を見てもらう

  わね」

18: 2010/08/08(日) 00:06:20.14
唯「和ちゃん……」

和「なあに、唯?」

唯「まだ居たんだ?」

和「そ、そうなのよ。じ、じゃあ私生徒会行くね」ダッ

澪「和、相変わらず苦労してるんだな~」ナミダー

オビ=ワン「しかし、私は音楽のことなんてなにも知らないぞ」

律「じゃあさっそく歓迎の意味も込めて」

梓「嫌な予感がする」

律「一曲演奏するか!」

20: 2010/08/08(日) 00:07:44.86

梓「やっぱりお茶ですかって、え?」

紬「梓ちゃん、ごめんなさい。今日はもうケーキ残ってないのよ」

澪「まだ食べたかったのか?」

律「梓は演奏よりもティータイムのほうが大事なのか~」ニヤッ

唯「あずにゃんったら、食いしんぼうさんだな~」

梓「ち、違うです。これは律先輩がいつもお茶ばっかしてるから」

オビ=ワン「……」ジー

梓「ハッ。早く準備してください律先輩」アセアセ

律(無理やり押しとおしたな)

律「じゃあ、カレーやるか。行くぞー」ワン、ツー、ワンツースリーフォー

21: 2010/08/08(日) 00:09:52.54
…………


キーボー「パーラーラッラー」ドヤッ

オビ=ワン「素晴らしい」パチパチパチ
       「最初に言ったことは撤回しないといけないな」

唯「エヘヘー」ホメラレター

オビ=ワン「ツムギも10年前と比べてとても上手くなったな」

紬「オビさん、8歳のころと一緒にしないでください」モー

律「オビワンさん、ムギのちっちゃいころってどんなんだったんですか?」

唯「あ、私も聞きたーい」ノ

紬「わ、私の話なんて聞いても面白くないわよ~」アタフタ

梓「私もちょっと興味あります」ノ

紬「くぁwせdrftgyあずさlp;」

澪「わたしも聞きたいな」

22: 2010/08/08(日) 00:11:58.68
紬「オビさんは昔のことなんて覚えてないわ」

澪「え、でもさっき10年前と比べてって」

紬「お・ぼ・え・て・な・い・わ・よ・ね・オ・ビ・さ・ん」ゴゴゴゴゴ

オビ=ワン「あ、ああ、覚えてなかったことを思い出した」タラーリ

梓(ジェダイを押し切ったー!!)

律(一体ムギの過去に何があったんだ?)アセー


ドア「ガチャ」

さわ子「あなたたちー例の人来たかしらー?」

オビ=ワン「あなたが顧問の先生ですか?
       ジェダイ評議会のオビ=ワン・ケノービです」

さわ子「あっ、(イイ男じゃない)はいぃ」ハァト
    「顧問の山中さわ子でぇす」ジュルリ

23: 2010/08/08(日) 00:13:13.25
紬「オビさんは昔のことなんて覚えてないわ」

澪「え、でもさっき10年前と比べてって」

紬「お・ぼ・え・て・な・い・わ・よ・ね・オ・ビ・さ・ん」ゴゴゴゴゴ

オビ=ワン「あ、ああ、覚えてなかったことを思い出した」タラーリ

梓(ジェダイを押し切ったー!!)

律(一体ムギの過去に何があったんだ?)アセー


ドア「ガチャ」

さわ子「あなたたちー例の人来たかしらー?」

オビ=ワン「あなたが顧問の先生ですか?
       ジェダイ評議会のオビ=ワン・ケノービです」

さわ子「あっ、(イイ男じゃない)はいぃ」ハァト
    「顧問の山中さわ子でぇす」ジュルリ

25: 2010/08/08(日) 00:16:14.51

オビ=ワン「先生は今忙しい」

さわ子「私いま忙しいのよ」

オビ=ワン「仕事があるから職員室に戻る」

さわ子「仕事があるから職員室に戻るわね」

ドア「ャチガ」

一同「ポカーン」

紬「どうしたんですか? さわ子先生を追い出すなんて」

オビ=ワン「いや、なんだかとても危険な感じがして思わず」アセ

ドア「ガチャ」

さわ子「って仕事は終わったから来たのよ~」クワッ

梓「もう戻ってきたー!」

オビ=ワン「く……まだまだ修行が足りないようだ」

26: 2010/08/08(日) 00:17:54.17
さわ子「さあて、今日のお菓子はなにかしら」

唯「ほえ? さわちゃんの分もう残ってないよ?」

さわ子「ええ~どうしてよ~」ウウ-

梓「せ、先生が忙しいからいらないって言ったんじゃないですか」ヒッシ

さわ子「そうだけどぉ~」ウゥー

律「それにお客さんにだって出してないのに
  さわちゃんの分取っとくわけないだろ」

オビ=ワン「私のことは気を使わないで結構だよ、リツ」

さわ子「あ、あらもう居らっしゃってたのよね」オホホホホ

澪「それと先生、もう……下校時間です」

さわ子「ガーン」サラサラ

唯「あ、灰になっちゃった」

紬「ミルクティーお待たせしました~」

27: 2010/08/08(日) 00:18:54.24
――帰り道

澪「ええーじゃあムギの家に泊まるのか!?」

紬「ええ、うちが招いたのだから、何かおかしいかしら?」

澪「だって、若い男女が一つ屋根の下……」ボン

律「あーあー、しょうがねえなー
  じゃあ澪は私が連れて帰るわ」

唯「うん。じゃーねー」ノシ

律「おう、また明日な~」ミオーアルケルカー

紬「じゃあ唯ちゃん、梓ちゃんまた明日ね」バイバーイ

梓「はい、また明日です」

29: 2010/08/08(日) 00:19:51.63
唯「オビワンさんもまたね~」ノシ

オビ=ワン「ああ、明日もお邪魔するよ」

紬「ところでオビさん」

オビ=ワン「なんだい、ツムギ?」

紬「日本のお金って持ってます?」

オビ=ワン「あ……」

31: 2010/08/08(日) 00:23:08.30

――翌日の放課後の部室

梓「とんちゃんえさだよ~」

ドア「ガチャ」

オビ=ワン「やあ、アズサ、君ひとりかい」

梓「オビワンさん。こんにちはです
  そうなんです先輩たちのクラスはよくHRが遅れるんです」

オビ=ワン「彼女たちがそろっていたら大変そうだな」ハハハ

梓「ちなみに担任はさわ子先生です」

オビ=ワン「……彼女たちがそろっていたら本当に大変だな」

梓「ところでオビワンさん、授業の間は何をしていたんですか?」

オビ=ワン「ん? 学校の周囲を警戒していたよ。
       怪しい人物は見つからなかったがね」

梓「警戒?」

32: 2010/08/08(日) 00:24:39.55
オビ=ワン「アズサは聞いていないのかい?
      ツムギがストーカーの被害にあっていることを」

梓「あーそーいえばそーでしたー」ボウ

オビ=ワン「?」

律「たのもー」バタン

澪「道場破りかっ」パコ

唯「あっずにゃーん」ダキ

梓「ニャッ! 暑いです。離れてください唯先輩」ムテイコー

紬「ジー」REC

オビ=ワン「あー、これは日課なのかな」ゴホン

一同「はっ!」アセタラーリ

33: 2010/08/08(日) 00:26:13.65
唯「ところであずにゃん。今なに話してたの~?」

梓「ななななんでもいいじゃないですか
  それよりも練習しましょう」シラジラ

律「お、今日の梓は昨日よりやる気あるな~」

梓「あ、当たり前です。私は律先輩とは違うんです。
  ケーキくらい我慢できるんです」プンスカ

律「じゃあ梓は今日はケーキいらないんだな?」

梓「それとこれとは話が別です」

律澪「あっさり翻した……」

紬「みなさーん、お茶が入りましたよ」

34: 2010/08/08(日) 00:28:00.88

さわ子「よっ! 待ってました」

オビ=ワン「!?」ビジィィィィイ

律「どぅわあ!! さわちゃんいつの間に!?」

澪「さっきHR終わったばかりなのに……」

さわ子「あの驚かせたのは謝りますから剣を下ろして」ナミダ

オビ=ワン「す、すまない」スゥン

律「けどなんでさわちゃんのほうがこんなに早いんだ?
  私たちのほうが先に教室出たのに」ダラーリ

さわ子「だってえ、昨日お菓子食べそこなっちゃったんだもの
     体がお菓子をほしがっちゃって~」テヘッ

唯「わかるよさわちゃん!
  ムギちゃんのお茶とお菓子美味しいもんね~」デヘヘヘ

梓(理由じゃなくて手段を聞きたかったのでは…?)

35: 2010/08/08(日) 00:30:00.08
律「オビワンさん、ムギの家ってどうだった?」

澪「馬鹿律!! なななんてこと聞くんだ」カオマッカー

律「なんでだよー、澪は気にならないのかよ~」タンコブホッペプクー

澪「だって、昨日ムギとオビワンさんは二人っきりで」プシュー

オビ=ワン「いや別に二人っきりというわけではないのだが……
       それにしてもこうしてゆっくりティータイムを
       楽しむのはずいぶんと久し振りだ」

唯「久しぶりってどれくらい?」

オビ=ワン「二年ほど前かな? 戦場で降伏条件を決めるときに
       飲んだものさ」

律「全然ゆっくりできねー!」

オビ=ワン「しかも降伏した側だ」

律「しかも負けたほうかよ!!」

オビ=ワン「まあ嘘だがな」

律「あたしのツッコミを返せー!!!」

澪梓(そのツッコミの素早さ並に練習も早く始めてほしいなあ……)ズズズズズ

36: 2010/08/08(日) 00:31:06.94
オビ=ワン「それくらい早く反応してくれると面白いな。
      ふだん私の周りには皮肉で返してくるものばかりだから」

紬「普段どんな方がいるのか聞いてみたいわ」ウフフフフ

オビ=ワン「私の弟子だったやつがいるのだが
      こいつが生意気でな…………」ナガナガカタリ

38: 2010/08/08(日) 00:32:48.35
…………

唯「その人はオビワンさんのことをとても信頼しているんじゃないかな」

オビ=ワン「そうかな? 尊敬されていないようにも思えるのだが」

紬「いいえ唯ちゃんの言うとおりだわ!
  大切に思っていない人のためにそんな危険なことはできません!」

澪律梓「私もそう思いまっす!!!」

オビ=ワン「……君たちも信頼し合っているようだな」フフフ
     「息がぴったり合ってる。普段一緒に演奏してるからかな」

梓「そうかもしれませんね。演奏を重ねるたびに
  心まで重なる感じがして、お茶を飲んで、
  それからまた演奏したら、
  もっと心が通ってるような気がして」カタリ

律澪「梓……そんな風に思ってくれてたなんて」ジーン

唯「あずにゃーん!私も大好きだよー!!」ダキツキムチュチュ

梓「ニャ!! ベッ別にわたしは好きなんて言ってません!」

唯「それでも私はだいすきだよーあずにゃん」スリスリ

39: 2010/08/08(日) 00:34:07.32
紬「ジー」REC

オビ=ワン「ツムギ、聞きたいんだが、
      そのカメラはいったいどこから出しているんだ?」

紬「ウフフフフ」

オビ=ワン「なにか言ってくれ……」ショボーン

梓「いい加減に離れてください、唯先輩」グイー

唯「もっと堪能したかったのに」ウウー

律「そうだよ、昨夜の話を聞きたかったのに
  おもいっきし話がそれてるじゃんか」

澪「馬鹿律!! ななななんてこと聞くんだ!!!」

律「いや、それはもういい」アキレー

40: 2010/08/08(日) 00:36:30.11
紬「それがオビさんったらね、お金持ってなかったのよ」ウフフ

オビ=ワン「ツムギ! 約束が違うぞ!」ビジィィィィイ
       「内緒にしてくれるというからあんなことをしたのに!!!」

律「一体何やったんだー!!」

梓「お金持ってなかったのよりその反応のほうが
  ショックです」

さわ子「大人げないですよ、オビワンさん」ガシリ

オビ=ワン「クッ、まだ残ってたのか」ハナセー

さわ子「いまよムギちゃん洗いざらい話しちゃって」メガネキラーン

律「ひょっとしてさわちゃんさっき
  ライトセーバー突きつけられたの根に持ってるんじゃ」タラーリ

唯「そいで、お金なくてどうしたの?」

紬「うちへ帰るのに電車に乗る時切符を買ってあげたのよ」

唯「ふんふん」ワクワク

41: 2010/08/08(日) 00:38:04.47
紬「使い方を教えてあげようとしたら
  『周囲を注意深く見ていればそれくらいは理解できる』って言って」

律「それからそれから」テカテカ

オビ=ワン「NO! Tumugi NO!!」

紬「その切符をスイカタッチするところにピッてやっちゃって」

オビ=ワン「ノー、ノー、ノオオオオオオオオオオオオオオオ」

紬「もちろん改札のドアがバーンってなっちゃったの~」

一同「アッハッハ」ドッ

梓「たしかにジェダイがそれは恥ずかしいですね」プッ

律「それで、あんなことって一体何させたのさ~」ワライスギナミダメ

紬「それは秘密」ウフフ

唯律(よけい気になる!)

さわ子「なによ、それだけ。つまんなーい」εブーブー

澪梓(あんたはあんたで一体どんなこと想像してたんだよ!)

42: 2010/08/08(日) 00:39:26.24
オビ=ワン「そ、そうだ。君たち、練習はしなくていいのか。
       軽音楽部なのだろう? ケーキを食べてるだけじゃあないか。
       それではだめじゃないのかね」

律「話のそらし方が露骨だなあ、おい」アキレー

梓「ハッ、すっかり和んでしまってました。
  そうです、練習しなくちゃです。
  さあ、唯先輩、律先輩早く準備してください」

律「梓だって楽しんでたくせにー」

梓「い、いいから早く準備するです」アセアセ

律「わーったよ。ったくぅ」

オビ=ワン「うんうん、これでよし」

さわ子「あんたたちの演奏聴くのも久しぶりねえ」

オビ=ワン(あとはこいつか)ジトー

さわ子「一緒に聞きましょ。オビワンさん」ニコリ

43: 2010/08/08(日) 00:40:56.74
オビ=ワン「私は一緒に聞かない」

さわ子「私は一緒に聞かない」
 
さわ子「なんて言うとでも思ったっかー!?あーん!?」ギロリ

オビ=ワン(!!!!)バクチュウビジィィィィイ

律「さわちゃん!! 顔、顔!」

さわ子「あらやだ、ごめんなさい」オホホホホ

オビ=ワン(嫌な感じがしたのは今のか。だが殺意はないようだ)スゥン

オビ=ワン「いや、こちらこそ失礼した。
       ではゆっくり拝聴するとしよう」

律「よしふわふわやるか」

唯「まかしといてりっちゃん
  それじゃー行くよー」フンス!(`ω´)

44: 2010/08/08(日) 00:42:11.61
…………

ドラミ「ドゥコドゥコ」ドウカシラ-

律「今日は完ぺきだったな」

唯「そうだねりっちゃん!」

澪「思いっきり走ってたのにどの口が言うか……」

唯「そうだよりっちゃん!」

梓「唯先輩もですよ」

唯「全くりっちゃんってば……ってあたしも?」

梓「そうです、細かいミスが年齢分くらいありましたよ!」

ゆい「ひらさわゆい、さんちゃいです!」

律「いや、どんなごまかし方だよ」タラーリ

オビ=ワン「にぎやかですね」

46: 2010/08/08(日) 00:43:26.72
さわ子「そうですね、いつもこの調子で
     ちょっと疲れちゃいますけど
     この子たち見てるのって、
     ほんと、飽きないんですよ」

オビ=ワン「ツムギ」

紬「なんですか、オビさん?」

オビ=ワン「わたしはそろそろコルサントに帰るとするよ」

唯「えー!? まだ二日目だよ? まだ帰るの早いよー
  もっとゆっくりしていきなよ」

律「バカ、それじゃあ、ストーカーいないのがばれちまうだろ」

オビ=ワン「やはりそうだったか」

澪「律のがバカだ」はぁ

律「しまった」

紬「いつから気付いてたんですか?」

オビ=ワン「注意深く観察していればすぐわかるさ」

梓プッ「あ、いや、すいません。さっきの>>41を思い出しちゃって」

48: 2010/08/08(日) 00:45:06.96
オビ=ワン「早く戦争を終わらせなければいけないのでね。
      いつこの銀河まで戦火が広がるかわからないし……」

紬「でも、疲れてらっしゃるんでしょう。もっとゆっくりされていったほうが……」

オビ=ワン「もう大丈夫だよ、ツムギ。
      君たちの演奏を聞いて元気がわいてきた」

紬「オビさん……」ウルウル

オビ=ワン「ここへ来て、元気を分けてもらえなかったら
      私は戦氏していたかもしれない。
      すぐに戦争を終わらせてまた来るさ」

紬「絶対ですよ。約束ですからね」ウルウル

オビ=ワン「ああ、約束するよ」ピッ
      「R4。迎えに来てくれ」ピプペーポ

50: 2010/08/08(日) 00:47:15.43
律「私たちのことも忘れちゃやだぜ」グズ

梓「そうですよ」グス

澪「忘れないでほしいです」ナミダー

唯「そうだよ、オビワンさん、また会いに来てね」ウルウル

さわ子「この子たち泣かせたままなんて、顧問として許しませんからね」

オビ=ワン「ああもちろんだとも。おっと迎えが来たようだ。
      さらばだわが友よ」ヒョイノリコミ
      「フォースとともにあらんことを」ゴゴゴゴゴピュー

紬「……」ウルウルアンドボー

澪「ムギ、ひょっとして……」

紬「ええ」ナミダフキフキ
  「私、ジェダイになるのが夢だったの」ニッコリ


――ジェダイスターファイター

R4「ププピープ」

オビ=ワン「そうだな、また来たい、いや来なければな」ハイパービューン

51: 2010/08/08(日) 00:48:23.30
パラッパラッパラッパパパパバーンバーンババババーンバババババーンバババババーン

バラッパララララララーラララーラッララーラッララーラーラララッラー

ッララーラッララーラーラララッラー

Morikawa Toshiyuki
as
 Obi-Wan Kenobi


 Kotobuki Hole Minako
as
  Kotobuki Tumugi


Toyosaki(`ω´)Aki
as
  Hirasawa Yui 

52: 2010/08/08(日) 00:50:18.48
めっちゃずれてるorz

Hikasa Tehepero Youko
as
Akiyama Mio


Satou Sugar Satomi
as
Tainaka Ritu


Taketatu Kunka Ayana
as
Nakano Azusa


Sanada D.G. Asami
as
Yamanaka Sawako

53: 2010/08/08(日) 00:51:38.95
Fujitou Usagi Chika
as
Manabe Nodoka


Nagai Ichirou
as
Yoda


Kaneda Akio
as
Cody


Maruyama Eiji 79
as
Saito

……and more?

54: 2010/08/08(日) 00:52:34.20
カポーン

憂「梓ちゃんも誘えばよかったかな」

純「しょうがないよ、部活だったんだもん」

憂「でも~」ショボーン

純「まあまあ、梓とはまた今度くればいいじゃん
  いまはあたしと楽しもうよ」

憂「そうだね。今度は三人で来ようね」ニッコリ

純「そうそう、たまにはいいよね。銭湯」ハダカー

憂「うん広いお風呂って気持ちいいよね」ハダカー

Yonezawa ○ Madoka
as
Hirasawa Ui
  
 Nagata ** Yoriko
as
Suzuki Jun

55: 2010/08/08(日) 00:54:57.01
これにて終了になります。

まったくの自己満足にお付き合いいただき、

大変ありがとうございました。

皆様の御目汚しでなければ、

幸いです。

最後に今一度、ありがとうございました。

57: 2010/08/08(日) 01:10:31.75

結構面白かった

引用元: 紬「おびわん!」