3: 2013/11/10(日) 01:31:13.26
八幡「ちょっ・・・・・・由比ヶ浜、当たってるんだが・・・・・・」
由比ヶ浜「・・・・・・当ててるんだよ」
八幡「っ・・・・・・雪ノ下が来るだろ離れろ」
由比ヶ浜「もうっ、ヒッキー何でわかってくれないのっ?・・・・・・私ヒッキーのこと好きだよっ」
ガタッ
八幡「?!」
雪ノ下「・・・・・・ごめんなさい、お邪魔だったかしら?由比ヶ浜さん一応訊くけれど、あなたその男に襲われている訳ではないのよね?」
八幡「お、襲ってねえか由比ヶ浜「ううん、違うよゆきのん。私ヒッキーが好きなの。もう自分の気持ちをごまかすのはやめるって決めたの」
雪ノ下「・・・・・・そう。・・・・・・私今日は用事があるから部活は早退するわ、平塚先生には伝えておくから、最後に戸締りお願いね比企谷君」
そう言って雪ノ下はこちらの返事も聞かずに帰って行った。
由比ヶ浜「・・・・・・当ててるんだよ」
八幡「っ・・・・・・雪ノ下が来るだろ離れろ」
由比ヶ浜「もうっ、ヒッキー何でわかってくれないのっ?・・・・・・私ヒッキーのこと好きだよっ」
ガタッ
八幡「?!」
雪ノ下「・・・・・・ごめんなさい、お邪魔だったかしら?由比ヶ浜さん一応訊くけれど、あなたその男に襲われている訳ではないのよね?」
八幡「お、襲ってねえか由比ヶ浜「ううん、違うよゆきのん。私ヒッキーが好きなの。もう自分の気持ちをごまかすのはやめるって決めたの」
雪ノ下「・・・・・・そう。・・・・・・私今日は用事があるから部活は早退するわ、平塚先生には伝えておくから、最後に戸締りお願いね比企谷君」
そう言って雪ノ下はこちらの返事も聞かずに帰って行った。
4: 2013/11/10(日) 01:32:30.67
由比ヶ浜「ヒッキー、返事待ってるから」
そう言って由比ヶ浜も後ろも振り返らずに帰って行った。
八幡(・・・・・・これどうすんだよ)
いつまでも部室にいても仕方ないので鍵を閉めて職員室に鍵を返却して帰宅することにする。
小町「おっ帰りっーおにいちゃん。あれれ?お兄ちゃん、今日学校でなんかあった?」
八幡「いや特に何もねーよ」
小町「ほんとかなー?なんか目の腐敗度がいつもより3割増しだよ?」
八幡「お前はいつから眼科医になったんだよ」
小町「まっ、言いたくないなら良いけど、なんか悩みがあるなら言ってねお兄ちゃん、小町はいつでもお兄ちゃんの味方だよ。あっ、今の小町的にポイント高いかも?」
八幡「・・・・・・ありがとな考えとく」
そう言って由比ヶ浜も後ろも振り返らずに帰って行った。
八幡(・・・・・・これどうすんだよ)
いつまでも部室にいても仕方ないので鍵を閉めて職員室に鍵を返却して帰宅することにする。
小町「おっ帰りっーおにいちゃん。あれれ?お兄ちゃん、今日学校でなんかあった?」
八幡「いや特に何もねーよ」
小町「ほんとかなー?なんか目の腐敗度がいつもより3割増しだよ?」
八幡「お前はいつから眼科医になったんだよ」
小町「まっ、言いたくないなら良いけど、なんか悩みがあるなら言ってねお兄ちゃん、小町はいつでもお兄ちゃんの味方だよ。あっ、今の小町的にポイント高いかも?」
八幡「・・・・・・ありがとな考えとく」
5: 2013/11/10(日) 01:33:48.95
八幡(小町は何か察したのか、それ以上何もこの件には触れてこなかった。お兄ちゃん出来た妹がいて嬉しいよ。あ、今の八幡的にポイント高い?)
カチカチカチカチ
八幡(時計の音がやけに大きく聞こえる。今日は体育もあったし、疲れているはずなのに眠れない。)
八幡「どーすっかな」
何気なく声に出してみる
そうしても答えが見つかるわけでもなく
由比ヶ浜の気持ちには少し前から気付いていた
それを「勘違いするな」と自分に言い聞かせて見ないふり知らないふりをしてきた
八幡(でももう逃げられないな・・・・・・)
・・・・・・・・・・・・
カチカチカチカチ
八幡(時計の音がやけに大きく聞こえる。今日は体育もあったし、疲れているはずなのに眠れない。)
八幡「どーすっかな」
何気なく声に出してみる
そうしても答えが見つかるわけでもなく
由比ヶ浜の気持ちには少し前から気付いていた
それを「勘違いするな」と自分に言い聞かせて見ないふり知らないふりをしてきた
八幡(でももう逃げられないな・・・・・・)
・・・・・・・・・・・・
6: 2013/11/10(日) 01:35:42.30
いつもより早く家を出る。由比ヶ浜は大体いつも俺より早く教室に来ているから
学校について由比ヶ浜の靴箱を見てみると案の定まだ来ていなかった
用意してきた紙切れを由比ヶ浜の靴箱に入れる
「放課後、部活の前に屋上に来てください」
教室に入ってみると既に数人クラスメイトが来ていた
しばらくいつも通り本を読んでいると由比ヶ浜が友人と入ってきた
気付かないふりをしようとしても目が由比ヶ浜を追ってしまう
一瞬由比ヶ浜と目が合った
すぐに目を逸らす由比ヶ浜
それ以降は休み時間も昼休みも由比ヶ浜は特に絡んでくるでもなく、俺はいつも通りの学校ぼっちライフを満喫した
学校について由比ヶ浜の靴箱を見てみると案の定まだ来ていなかった
用意してきた紙切れを由比ヶ浜の靴箱に入れる
「放課後、部活の前に屋上に来てください」
教室に入ってみると既に数人クラスメイトが来ていた
しばらくいつも通り本を読んでいると由比ヶ浜が友人と入ってきた
気付かないふりをしようとしても目が由比ヶ浜を追ってしまう
一瞬由比ヶ浜と目が合った
すぐに目を逸らす由比ヶ浜
それ以降は休み時間も昼休みも由比ヶ浜は特に絡んでくるでもなく、俺はいつも通りの学校ぼっちライフを満喫した
8: 2013/11/10(日) 02:03:16.96
・・・・・・・・・・・・
八幡(今日最後の授業が終わる)
八幡(授業の内容は全く頭に入ってこなかった。まあ苦手な数学の授業だったからかもしれないけどな)
終業のチャイムが鳴るといそいそと荷物をまとめて教室を出る
横目で見ると由比ヶ浜はクラスメイトの女子と何か話していた
八幡(一緒に向かうってのもバツが悪いし良かったな)
屋上について風景を眺めながらたそがれていると背後でドアが開く音がした
八幡(今日最後の授業が終わる)
八幡(授業の内容は全く頭に入ってこなかった。まあ苦手な数学の授業だったからかもしれないけどな)
終業のチャイムが鳴るといそいそと荷物をまとめて教室を出る
横目で見ると由比ヶ浜はクラスメイトの女子と何か話していた
八幡(一緒に向かうってのもバツが悪いし良かったな)
屋上について風景を眺めながらたそがれていると背後でドアが開く音がした
9: 2013/11/10(日) 02:09:50.47
「ヒッキー・・・・・・」
由比ヶ浜の声だ
八幡(やべぇ、緊張しすぎてゲロ吐きそう・・・・・・ウップッ)
振りかえると由比ヶ浜がいた
由比ヶ浜「・・・・・・」
八幡「由比ヶ浜・・・・・・」
八幡「俺はぼっちで友達もいない。顔は悪くはないと思っているが、性格は最悪だ。将来の夢は専業主夫なんて言うひねくれ者だ」
八幡「・・・・・・それでも、そんな俺でも良いなら・・・・・・」
長く息を吸って吐く
八幡「俺は由比ヶ浜結衣さんが好きです。付き合って下さい」
由比ヶ浜が正面からぶつけてきてくれた思い
これ以上逃げ回るなんてできない
由比ヶ浜の声だ
八幡(やべぇ、緊張しすぎてゲロ吐きそう・・・・・・ウップッ)
振りかえると由比ヶ浜がいた
由比ヶ浜「・・・・・・」
八幡「由比ヶ浜・・・・・・」
八幡「俺はぼっちで友達もいない。顔は悪くはないと思っているが、性格は最悪だ。将来の夢は専業主夫なんて言うひねくれ者だ」
八幡「・・・・・・それでも、そんな俺でも良いなら・・・・・・」
長く息を吸って吐く
八幡「俺は由比ヶ浜結衣さんが好きです。付き合って下さい」
由比ヶ浜が正面からぶつけてきてくれた思い
これ以上逃げ回るなんてできない
12: 2013/11/10(日) 02:53:57.63
由比ヶ浜「・・・・・・っ」ポロポロ
由比ヶ浜「ずっと待ってた、私も比企谷八幡が好きです」
そう言って頬を濡らした由比ヶ浜は俺の胸に飛び込んできて
俺を見つめる由比ヶ浜はとてもきれいで
由比ヶ浜「ヒッキー・・・・・・」
そう言って由比ヶ浜は目を閉じた
由比ヶ浜「ずっと待ってた、私も比企谷八幡が好きです」
そう言って頬を濡らした由比ヶ浜は俺の胸に飛び込んできて
俺を見つめる由比ヶ浜はとてもきれいで
由比ヶ浜「ヒッキー・・・・・・」
そう言って由比ヶ浜は目を閉じた
13: 2013/11/10(日) 02:56:43.15
八幡(こ、これは!お、落ちつけ比企谷八幡、男を見せろ!)
ファーストキスは柔らかく甘い味がした。
目を開けた由比ヶ浜は幸せそうにはにかんだ笑顔浮かべて
由比ヶ浜「えへへ、ねぇヒッキー、わたしたち付き合うんだよね?」
恥ずかしすぎて目を逸らす
八幡「そうなるな」
八幡「俺なんかでよかったのか?」
そう訊くと由比ヶ浜は少し顔をしかめて
由比ヶ浜「もうっ良いに決まってるじゃん!今のだってファーストキスだったんだよ?」
由比ヶ浜「ほんとにほんとに好きじゃないと、ファーストキスなんてしないよ」
由比ヶ浜は顔を真っ赤にしながらそうい言って俺に回した腕に力を込めた
八幡「っすまん、つか由比ヶ浜、当たってるんだが・・・・・・」
由比ヶ浜「当ててるんだよ?ヒッキー?///」
そう言って由比ヶ浜はもう一度目をつぶり
晴れて恋人になった俺たちは二度目のキスをした
おわり?
ファーストキスは柔らかく甘い味がした。
目を開けた由比ヶ浜は幸せそうにはにかんだ笑顔浮かべて
由比ヶ浜「えへへ、ねぇヒッキー、わたしたち付き合うんだよね?」
恥ずかしすぎて目を逸らす
八幡「そうなるな」
八幡「俺なんかでよかったのか?」
そう訊くと由比ヶ浜は少し顔をしかめて
由比ヶ浜「もうっ良いに決まってるじゃん!今のだってファーストキスだったんだよ?」
由比ヶ浜「ほんとにほんとに好きじゃないと、ファーストキスなんてしないよ」
由比ヶ浜は顔を真っ赤にしながらそうい言って俺に回した腕に力を込めた
八幡「っすまん、つか由比ヶ浜、当たってるんだが・・・・・・」
由比ヶ浜「当ててるんだよ?ヒッキー?///」
そう言って由比ヶ浜はもう一度目をつぶり
晴れて恋人になった俺たちは二度目のキスをした
おわり?
22: 2013/11/10(日) 17:10:35.42
『結衣って呼んで』
(とある日二人きりの部室)
結衣「ねぇヒッキー?わたしたち付き合ってるんだよね?」
八幡「そうだな」
結衣「付き合ってるのに『由比ヶ浜』じゃ変じゃない?」
八幡「そうか?別に変だとは思わんが」
結衣「変!変なのっ!!ってことでこれからは結衣って呼んで欲しいな///」
八幡「!!///恥ずかしいだろ///」
結衣「いいの!ねぇ駄目?」ウワメヅカイ
八幡(うっ、この上目遣いは反則だろ……)
八幡「ゆ、結衣///」
結衣「!!ありがとっ八幡!」ダキッ
八幡「おっおい!ここ部室!」アセアセ
(廊下)
平塚「ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!リア充爆発しろ!!」壁ドン
(とある日二人きりの部室)
結衣「ねぇヒッキー?わたしたち付き合ってるんだよね?」
八幡「そうだな」
結衣「付き合ってるのに『由比ヶ浜』じゃ変じゃない?」
八幡「そうか?別に変だとは思わんが」
結衣「変!変なのっ!!ってことでこれからは結衣って呼んで欲しいな///」
八幡「!!///恥ずかしいだろ///」
結衣「いいの!ねぇ駄目?」ウワメヅカイ
八幡(うっ、この上目遣いは反則だろ……)
八幡「ゆ、結衣///」
結衣「!!ありがとっ八幡!」ダキッ
八幡「おっおい!ここ部室!」アセアセ
(廊下)
平塚「ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!リア充爆発しろ!!」壁ドン
23: 2013/11/10(日) 17:20:07.96
『昼休み』
結衣「ねぇねぇヒッキーお昼一緒に食べよ?」
八幡「いいぞ、どこで食べる?」
結衣「じゃ屋上で食べよ?二人っきりになれるし」腕ダキ
八幡「(柔らかい……じゃねぇ)ちょっ、抱きつくなって当たってるしみんな見てるだろ」
結衣「?いいじゃん///ヒッキーとわたしが付き合ってるのなんてみんな知ってるよ?」
八幡(え?何それ怖い。上位カーストの情報伝播力ぱねぇ)
結衣「ねぇねぇヒッキーお昼一緒に食べよ?」
八幡「いいぞ、どこで食べる?」
結衣「じゃ屋上で食べよ?二人っきりになれるし」腕ダキ
八幡「(柔らかい……じゃねぇ)ちょっ、抱きつくなって当たってるしみんな見てるだろ」
結衣「?いいじゃん///ヒッキーとわたしが付き合ってるのなんてみんな知ってるよ?」
八幡(え?何それ怖い。上位カーストの情報伝播力ぱねぇ)
34: 2013/11/12(火) 18:45:41.18
『弁当』
結衣「今日のお弁当はサンドイッチにしてみましたー。どうかな?」
八幡「ふーん、見た目は良い出来だな、普通に美味しそうだ」
結衣「もうっ、見た目だけじゃなくて味もおいしいよ?ちゃんとレシピ通り作ったし味見もしたし」
八幡「本当かよ?ま、いただきます」モグモグ
八幡「おお、普通においしいな」
結衣「やったっ!///」
結衣「ねぇヒッキー、わたしねヒッキーのために料理の勉強頑張ったんだよ?」
八幡「そうみたいだな、ありがとな」
結衣「それでねヒッキー、ご褒美欲しいな?///」ウワメヅカイ
八幡「な、なんでしょうか?」
横に座っている結衣が身を寄せてきて目をつぶる
チュッ
結衣「!! えへへ/// ありがと///」
八幡「ん、どーいたしまして///」
結衣「今日のお弁当はサンドイッチにしてみましたー。どうかな?」
八幡「ふーん、見た目は良い出来だな、普通に美味しそうだ」
結衣「もうっ、見た目だけじゃなくて味もおいしいよ?ちゃんとレシピ通り作ったし味見もしたし」
八幡「本当かよ?ま、いただきます」モグモグ
八幡「おお、普通においしいな」
結衣「やったっ!///」
結衣「ねぇヒッキー、わたしねヒッキーのために料理の勉強頑張ったんだよ?」
八幡「そうみたいだな、ありがとな」
結衣「それでねヒッキー、ご褒美欲しいな?///」ウワメヅカイ
八幡「な、なんでしょうか?」
横に座っている結衣が身を寄せてきて目をつぶる
チュッ
結衣「!! えへへ/// ありがと///」
八幡「ん、どーいたしまして///」
35: 2013/11/12(火) 18:47:33.44
『服屋にて』
結衣「ねぇねぇヒッキー、これどおかな?」
八幡「ん、いいんじゃね?」
結衣「じゃあじゃあ、これはー?」
八幡「んー、それも良いと思うぞ」
結衣「じゃ試着するねー、ヒッキーもこっち着てー」グイグイ
八幡「ちょっ、そっちは……」
結衣「いいからいいからー」グイグイ
八幡(女性ものの服屋の試着コーナー。すげぇ居辛いんですけど……)
カーテンシャー
結衣「どおかな?」
八幡(うおっ、着てるの見ると意外と露出が多いな…)
八幡「う~ん、ちょっといまいちだな」
結衣「え~、そぉかな~?カワイイと思うんだけどなぁ」
八幡「……そんな服着られると町の男の目を潰さないといけなくなるしな」ボソッ
結衣「えっ?何か言った?」
八幡「いーや、なにも。他の服見てこようぜ。もっと結衣に似合うのあるよ」
36: 2013/11/12(火) 18:49:31.17
『妹さん』
小町「お兄ちゃ~ん、結衣さんとはどこまでいったんでぇすか~?」
八幡「ん~?どこまで?昨日は鴨川シーワールド行ってきたな」
小町「ちがうので~す。男と女のお付き合いのことなのです」
八幡「なんつー質問してんだよ、……どこまでもいってねえよ」ボソッ
小町「えー!付き合ってだいぶたつでしょ?あんな可愛い彼女さんがいて何もしてないなんて、お兄ちゃんほんとヘタレだねぇ~」ニヤニヤ
八幡「はいはい、俺はへたれですよ」
八幡(それに小町さんなんでちょっと嬉しそうなんでしょうか…?)
37: 2013/11/12(火) 18:50:41.08
『授業』
教員「――であり、筆者はこの表現で――」
八幡(結衣の奴寝てるみたいだな)
結衣「」スースー
八幡(教卓からもろばれだぞ…)
教員「――であるから――となって――この傍線部分の人物の気持ちだが…宿題で出してあったな、由比ヶ浜答えてみろ」
結衣「ふぇっ…!? あ、えーっと、えーっと」
教員「34ページの真中、傍線部の人物の気持ちだ、寝るなよ―」
結衣「34ぺーじ、…えーっと、恋人と結ばれて嬉しい気持ち?です」
教員「…ん、正解だな。この傍線部で筆者は――」
八幡(昨日一緒に勉強してた時教えたやつだ)
結衣「(ヒッキーアリガト)」ウインク
八幡(どーも……ウインクかわええ)
38: 2013/11/12(火) 18:52:06.09
『ファミレス』
結衣「ヒッキーのラザニア美味しそうだね、一口もらっていい?」
八幡「いいぞ。ほれ」
結衣「あーんってして?///」
八幡「自分で言って自分で恥ずかしがるなよ…ほれ、あーん」
結衣「ん、おいしいね」
結衣「じゃあ、わたしのもあげるね、あーん」
八幡「俺はいいって」
結衣「だーめ、するのっ!」
八幡「しかたない、あーん。ん、美味しいな」モグモグ
結衣「でしょ?///」
八幡「何でまたお前が照れてるんだよ」モグモグ
結衣「だって…間接き…す…だし///」テレテレ
八幡「今更、間接くらいで照れるなよ」
八幡(ま、そんなとこも可愛いんですけどね)
59: 2014/01/02(木) 17:33:43.29
『耳かき』
比企谷宅
結衣「ふむふむ……」
八幡(結衣のやつまた頭の悪そうな雑誌読んでるな……)
結衣「!」
八幡(なんか嫌な予感が……)
結衣「ねぇヒッキー、耳かきしてあげるよ!」
八幡「遠慮しておきます」
結衣「え、何で?! ここは喜ぶ所でしょ?!」
八幡「知らんがな。耳掃除なら風呂上がりにしてるから大丈夫だ」
結衣「ええ~いいじゃん。もう溜まってるかもしれないし?」
八幡「んなわけないだろ。つかお前耳掃除できんの?」
結衣「馬鹿にしすぎだしっ! それくらい出来るよ! ここに書いてあるのも読んだし」
八幡(やっぱりその雑誌の影響ですか……)
比企谷宅
結衣「ふむふむ……」
八幡(結衣のやつまた頭の悪そうな雑誌読んでるな……)
結衣「!」
八幡(なんか嫌な予感が……)
結衣「ねぇヒッキー、耳かきしてあげるよ!」
八幡「遠慮しておきます」
結衣「え、何で?! ここは喜ぶ所でしょ?!」
八幡「知らんがな。耳掃除なら風呂上がりにしてるから大丈夫だ」
結衣「ええ~いいじゃん。もう溜まってるかもしれないし?」
八幡「んなわけないだろ。つかお前耳掃除できんの?」
結衣「馬鹿にしすぎだしっ! それくらい出来るよ! ここに書いてあるのも読んだし」
八幡(やっぱりその雑誌の影響ですか……)
60: 2014/01/02(木) 17:35:16.60
結衣「ね? いいでしょ? お願い」
八幡「いや、お願いされても……してくれるのは別に嫌ってわけじゃないしな」
結衣「ほんと?」
八幡「うん。じゃあ頼むわ、て、どうやってするんだ?」
結衣「どうやってって、膝枕に決まってるし」膝ポンポン
八幡(マジですか……)
八幡「じゃあ失礼します」ポフン
結衣「じゃあするね~」ゴソゴソ
八幡「…」ビクッ
八幡(太ももが眼に前に……なんか柔らかいし良い匂いし過ぎだろ)
61: 2014/01/02(木) 17:36:25.88
結衣「どお?」
八幡「あ、ああ気持ちいいよ。結構上手いな」
結衣「そうかな?/// でもヒッキーの耳の中きれーだね。全然溜まってないよ」
八幡「ん……まあな、風呂上がりにちゃんと掃除してるしな」
結衣「はい終わったよ、次は反対の耳ね」
八幡「はいよ」ポフッ
八幡(今度は結衣の腹が目の前に……良い匂いもさっきより強くなったし……やべっ、息子が……素数だ素数を数えろ)
62: 2014/01/02(木) 17:37:39.48
結衣「ふふっ、ねぇ、どおかな? 気持ちいい?」
八幡「うん、そうだなすごい気持ちいいかも」
結衣「そっかそっか/// でも、こっちの耳も綺麗だねー全然溜まってないねー」
八幡「まあな」
結衣「はい、終わったよー」
八幡「……」
結衣「ん? ヒッキーどしたの?」
八幡(もう限界っす……)
63: 2014/01/02(木) 17:38:51.26
ダキッ
結衣「ふぇっ!? ち、ちょっとヒッキー!? 小町ちゃん来るって!」
八幡「えー、小町が来たっていいだろー」
結衣「良くないからー!」
八幡「…」プニプニ
結衣「あっ……ゃん……もうっ! ヒッキーのえOち!」
八幡「結衣だって工口い声だしてるだろ?」
結衣「そ、それはヒッキーがえOちなことするから……!」
八幡「するから?」
結衣「するから……あ、あたしも……少し、そんな気持ちになった……って言うか……」カアアァ
64: 2014/01/02(木) 17:39:32.37
結衣「もうっ! 胸ばっかり触るなし!」
八幡「ごめんごめん」フニフニ
八幡(でもそういう割には抵抗しないんだな)
八幡「結衣、ちょっと」
結衣「え?」
チュッ
結衣「!」
八幡「これで良いか?」
結衣「……えへへ、許してあげる///」
比企谷家廊下
小町「は、入りづらい……」
65: 2014/01/03(金) 01:46:47.05
『雨』
ザー
結衣「あーあ傘持ってくればよかったなー」
八幡「俺傘持ってきてるから入ってけよ」
結衣「ありがとヒッキー」ダキッ
八幡「おいっ、ここまだ学校だって///」
結衣「じゃあ家ならいいの?///」
八幡「ああいいぞ、なんなら寄ってくか?」
結衣「いいの?じゃあヒッキーの家で宿題やっちゃおっか?」
八幡「そうするか」
結衣「えへへ、傘忘れてきて良かったかも」
八幡「ふふっ、なんだよそれ?」
結衣「なんでもないっ///」テレテレ
66: 2014/01/03(金) 01:48:25.83
『部室』
結衣「ねぇねぇヒッキー暇だねー」
八幡「まあ依頼も来ないしな」
イスガタガタ
結衣「寒いね」
八幡「なんで近づいてくるんだよ」
結衣「だって寒いし」
八幡「ヒーター効かないしな」
結衣「うん、だーかーらー」ダキッ
結衣「これで少しは温かいでしょ?///」
八幡「ん、そうだな///」
八幡 (…なんか色々とやわらかい)ニヘラ
結衣「あっ! ヒッキー今やらしいこと考えたでしょ?」
八幡「か、考えてねえよ」
結衣「今すごいやらしい顔してたよ?」
八幡「してねぇし」
結衣「……」
結衣「ねぇ、ヒッキーこっち向いて?」
八幡「ん?」フリムキ
チュッ
八幡「!」
結衣「…えへへ///」
八幡「///」
67: 2014/01/03(金) 01:50:37.06
『編み物』
結衣「ねぇねぇヒッキーってさ何色が一番好き?」
八幡「色? そうだな、青とかかな」
結衣「そっかそっか。りょーかい」
八幡「なんで?」
結衣「秘密だよ~」
八幡「なんだよ。まあ別に良いけど」
一週間後
結衣「ねぇヒッキーこれ」
八幡「俺に? 何に入ってんの?」
結衣「開けてみて?」
ガサガサ
八幡「! おおマフラーか」
八幡(このいびつな形…)
八幡「もしかして結衣が編んだのか?」
結衣「うん。はじめてだったから時間かかっちゃったし、ちょっと不格好だけど……」
結衣「……どおかな?」
八幡(不安そうな顔してるな……正直言って形はかなりいびつだが……)
八幡「いいんじゃないか? 初めてにしてはうまくできてると思うよ」
結衣「! そおかな? ふふっ、よかった///」
八幡「温かいしな。ありがとな結衣」
結衣「どーいたしまして///」
68: 2014/01/03(金) 02:55:21.78
あけおめ
年明けからいいもの見れた
年明けからいいもの見れた
69: 2014/01/03(金) 18:23:35.87
あけおめおつ
ゆいゆいかわいい
ゆいゆいかわいい
コメント
コメント一覧 (1)
esusokuhou
がしました
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります