1: 2012/12/01(土) 01:40:20.29
小鳥『――そう、今日は仕事延期ね。千早ちゃんも今日はゆっくり休んでいてね』
千早「はい。電車も動かなくなりそうですね」
小鳥『もうすごい雨よねぇ。道路が川みたいになってるわよ』
千早「こっちはまだそこまでではないです」
小鳥『本当?…あっ、他の子にも連絡しなきゃ。じゃ、そういうことだから。くれぐれも外出は禁止よ?』
千早「わかってますよ。それでは」ピッ
千早(…こんな日に出かける馬鹿がいたら見てみたいわ…)
千早「はい。電車も動かなくなりそうですね」
小鳥『もうすごい雨よねぇ。道路が川みたいになってるわよ』
千早「こっちはまだそこまでではないです」
小鳥『本当?…あっ、他の子にも連絡しなきゃ。じゃ、そういうことだから。くれぐれも外出は禁止よ?』
千早「わかってますよ。それでは」ピッ
千早(…こんな日に出かける馬鹿がいたら見てみたいわ…)
3: 2012/12/01(土) 01:41:45.93
千早(こっちもかなり酷くなってきたわね)
ドン!!
千早「」ビクッ
ドンドンドン!ドドドン!
千早「なっ…なんなの、一体」
ドドドドドン!バン!バンバン!
千早「玄関?でも、尋常じゃないわ…!」
ドン!ドドドン!ガチャ、ガチャガチャガチャ
千早(この音、1人じゃない!!)
ドンドンドン!ガチャガチャガチャ、バン!バン!バン!
ドン!!
千早「」ビクッ
ドンドンドン!ドドドン!
千早「なっ…なんなの、一体」
ドドドドドン!バン!バンバン!
千早「玄関?でも、尋常じゃないわ…!」
ドン!ドドドン!ガチャ、ガチャガチャガチャ
千早(この音、1人じゃない!!)
ドンドンドン!ガチャガチャガチャ、バン!バン!バン!
6: 2012/12/01(土) 01:43:31.32
千早「…」ピッポッパッ
P『もしもし、千早?』
千早「プロデューサー!今、家の前に誰かいて…ド、ドアをずっと叩かれているんです!!」
P『な…大丈夫か!?』
千早「ドアノブもガチャガチャされていて…わた、私もうどうしたら…」
P『わかった、今行く!だからそれまで絶対に開けるなよ!』
千早「は、はいっ」
バンバン!ドン!ドドドン!
千早(こ…怖い…でも、確かめてみよう。大丈夫、プロデューサーが来るから)
P『もしもし、千早?』
千早「プロデューサー!今、家の前に誰かいて…ド、ドアをずっと叩かれているんです!!」
P『な…大丈夫か!?』
千早「ドアノブもガチャガチャされていて…わた、私もうどうしたら…」
P『わかった、今行く!だからそれまで絶対に開けるなよ!』
千早「は、はいっ」
バンバン!ドン!ドドドン!
千早(こ…怖い…でも、確かめてみよう。大丈夫、プロデューサーが来るから)
8: 2012/12/01(土) 01:46:03.33
千早(のぞき窓から見れば…)
…オ…チャン、…ケ…
千早「」ビクッ
…オ、ネエチャ…ケ、テ…
千早「や…だ…誰なの!?」
チハ…オネエ、チャン…アケテ…
千早「…あ、ああぁ…うそ、嘘でしょう…そんな…」
チハヤ、オネエチャン
千早「いやぁあああああああああああああ!!」
…オ…チャン、…ケ…
千早「」ビクッ
…オ、ネエチャ…ケ、テ…
千早「や…だ…誰なの!?」
チハ…オネエ、チャン…アケテ…
千早「…あ、ああぁ…うそ、嘘でしょう…そんな…」
チハヤ、オネエチャン
千早「いやぁあああああああああああああ!!」
11: 2012/12/01(土) 01:47:59.61
ナニ!?ドシタノ?チハヤオネエチャン!
千早「…………………え?」
チハヤオネエチャーン、ダイジョーブー?アケテー!
千早「…」ガチャッ
亜美「千早お姉ちゃん!なんかすごい声聞こえたけどどうしたの!?」ズブーン
真美「なんで泣いてるの?痛い?大丈夫?」ヌレーン
千早「…双子の幽霊が現れたわ」
亜美「ゆ、ゆ~れい??」
真美「どこ?どこ?」
千早「…………………え?」
チハヤオネエチャーン、ダイジョーブー?アケテー!
千早「…」ガチャッ
亜美「千早お姉ちゃん!なんかすごい声聞こえたけどどうしたの!?」ズブーン
真美「なんで泣いてるの?痛い?大丈夫?」ヌレーン
千早「…双子の幽霊が現れたわ」
亜美「ゆ、ゆ~れい??」
真美「どこ?どこ?」
12: 2012/12/01(土) 01:49:02.54
千早「…まあ、それはいいとして。聞きたいことがたくさんあるけど、とりあえず2人ともお風呂に入りなさい。着替えも貸してあげるから」
亜美「いい湯だったぜぃ」
真美「いやぁ、一時は開かないかと思ったよ→」
千早「普通にチャイム押せばいいじゃない」
亜美「鳴らなかった→」
千早「…接触悪くなったかしら、たまにあるのよ」
真美「マジで焦ったよ…」
千早「でも、どうしてこんな雨の中来たの?」
亜美「あのね、今日雨でお仕事なくなったっしょ?」
真美「真美たちのトコにね、りっちゃんから電話きたんだよ~」
亜美「でね、りっちゃんがね…」
亜美「いい湯だったぜぃ」
真美「いやぁ、一時は開かないかと思ったよ→」
千早「普通にチャイム押せばいいじゃない」
亜美「鳴らなかった→」
千早「…接触悪くなったかしら、たまにあるのよ」
真美「マジで焦ったよ…」
千早「でも、どうしてこんな雨の中来たの?」
亜美「あのね、今日雨でお仕事なくなったっしょ?」
真美「真美たちのトコにね、りっちゃんから電話きたんだよ~」
亜美「でね、りっちゃんがね…」
13: 2012/12/01(土) 01:51:00.46
~あみまみ回想~
律子『…ってこと。いい?休みだからって絶っ対に外には出ちゃダメだからね!』
真美「あいあいさ→!」
律子『本当だからね、わかってるわよね?それじゃ、亜美にもよろしく』
真美「は~い」ピッ
亜美「りっちゃん何だって?」
真美「仕事休みになったってさ、でも『絶っ対に外には出ちゃダメ』だって~」
亜美「『絶っ対に』?」
真美「『絶っ対に』」
亜美真美「「…」」
亜美「そう言われたらさ~」
真美「出たくなっちゃうのが人間っしょ~」
亜美真美「「んっふっふ~」」
律子『…ってこと。いい?休みだからって絶っ対に外には出ちゃダメだからね!』
真美「あいあいさ→!」
律子『本当だからね、わかってるわよね?それじゃ、亜美にもよろしく』
真美「は~い」ピッ
亜美「りっちゃん何だって?」
真美「仕事休みになったってさ、でも『絶っ対に外には出ちゃダメ』だって~」
亜美「『絶っ対に』?」
真美「『絶っ対に』」
亜美真美「「…」」
亜美「そう言われたらさ~」
真美「出たくなっちゃうのが人間っしょ~」
亜美真美「「んっふっふ~」」
16: 2012/12/01(土) 01:52:15.54
亜美「俺は行くぜ…戦地にな」
真美「氏にたいのか!?」
亜美「ふっ…あいにく俺は生まれた時から無鉄砲でね」
真美「…負けたよ。どうやら俺も馬鹿らしい」
亜美「そ、それじゃあ!」
真美「ああ、2人で出陣だぜ!」
~あみまみ回想おわり~
真美「氏にたいのか!?」
亜美「ふっ…あいにく俺は生まれた時から無鉄砲でね」
真美「…負けたよ。どうやら俺も馬鹿らしい」
亜美「そ、それじゃあ!」
真美「ああ、2人で出陣だぜ!」
~あみまみ回想おわり~
18: 2012/12/01(土) 01:53:39.26
千早「…で、2人で敗戦したのね」
亜美「最初はイケるんじゃね?って思ったんだよ~」
真美「定期あるし、電車乗って大きな公園に行ってさ」
亜美「雨の滑り台マジ熱いよ!」
真美「うん、ウォータースライダーみたいで!」
千早「…」
亜美「でもそうやって遊んでたらレインコート破れちゃって」
真美「雨がこう、どわぁ→って降ってきて」
亜美「最初はイケるんじゃね?って思ったんだよ~」
真美「定期あるし、電車乗って大きな公園に行ってさ」
亜美「雨の滑り台マジ熱いよ!」
真美「うん、ウォータースライダーみたいで!」
千早「…」
亜美「でもそうやって遊んでたらレインコート破れちゃって」
真美「雨がこう、どわぁ→って降ってきて」
20: 2012/12/01(土) 01:54:59.70
亜美「こりゃあ流石にヤバいから帰るかと思ったら電車止まってて」
真美「ふっと、千早お姉ちゃん家この辺かなって思ったから」
亜美「亜美たち住所見ながら頑張って来たんだ!ほら、年賀状書いた時聞いたから!」
千早「………あのね」
真美「うっ、ヤな予感」
千早「あなた達はアイドルなのよ?中学生と言えど、ちゃんと仕事をする社会人なの。風邪でも引いたらどうするつもりだったの?仕事に穴を開けるの?」
亜美「お説教モードになっちゃった…うへぇ」
真美「ふっと、千早お姉ちゃん家この辺かなって思ったから」
亜美「亜美たち住所見ながら頑張って来たんだ!ほら、年賀状書いた時聞いたから!」
千早「………あのね」
真美「うっ、ヤな予感」
千早「あなた達はアイドルなのよ?中学生と言えど、ちゃんと仕事をする社会人なの。風邪でも引いたらどうするつもりだったの?仕事に穴を開けるの?」
亜美「お説教モードになっちゃった…うへぇ」
21: 2012/12/01(土) 01:56:13.68
千早「自覚はあるの!?」
真美「う、うぅ…ごめんって、でも真美たち…」
千早「でもじゃないわ!…それに」
亜美「それに?」
千早「………もし、川に流されたら。転んで頭を打ったら。視界が悪くて…車に、轢かれたら」
亜美真美「「!!」」
千早「そうしたら、氏ん…っう…」ポロッ
真美「ご、ごめんなさい!」ギュッ
亜美「もうしない!絶対しないから泣かないで!」ギュッ
千早「…………………2人とも」
真美「千早お姉ちゃん?」
千早「お風呂上がりで抱きつかれたら、塗れちゃうわ」クスッ
亜美「!じゃ、じゃあ亜美千早お姉ちゃんを水責めしてやる~」
真美「じゃあじゃあ、真美は千早お姉ちゃんに成長期の胸を押しつけてやる~」
千早「くっ」
真美「う、うぅ…ごめんって、でも真美たち…」
千早「でもじゃないわ!…それに」
亜美「それに?」
千早「………もし、川に流されたら。転んで頭を打ったら。視界が悪くて…車に、轢かれたら」
亜美真美「「!!」」
千早「そうしたら、氏ん…っう…」ポロッ
真美「ご、ごめんなさい!」ギュッ
亜美「もうしない!絶対しないから泣かないで!」ギュッ
千早「…………………2人とも」
真美「千早お姉ちゃん?」
千早「お風呂上がりで抱きつかれたら、塗れちゃうわ」クスッ
亜美「!じゃ、じゃあ亜美千早お姉ちゃんを水責めしてやる~」
真美「じゃあじゃあ、真美は千早お姉ちゃんに成長期の胸を押しつけてやる~」
千早「くっ」
23: 2012/12/01(土) 01:57:58.79
千早「インスタントのカップスープだけど飲む?」
亜美「いやー、千早は気が利くなぁ」
真美「お嫁さんにしたいよ」
千早「ッ…そ、それ…」
亜美真美「「兄ちゃんのマネ→」」
千早「ブッ…フフ…ククク…」
亜美真美((ツボった…))
千早(…あら?何か忘れているような…)プクク
亜美「いやー、千早は気が利くなぁ」
真美「お嫁さんにしたいよ」
千早「ッ…そ、それ…」
亜美真美「「兄ちゃんのマネ→」」
千早「ブッ…フフ…ククク…」
亜美真美((ツボった…))
千早(…あら?何か忘れているような…)プクク
24: 2012/12/01(土) 01:59:49.52
真美「あったまりますなぁ」
亜美「極楽ですなぁ」
千早「今、2人の家に連絡入れたわ。雨が弱まったら帰らせるって言ったけど…」
真美「雨止みそうにないね」
千早「そうね…」
フッ
亜美「ぎゃっ!なになに?」
真美「真っ暗でなんも見えないよ→」
千早「落ち着いて。ブレーカーは……落ちてないから、停電ね。すぐ戻るわ」
亜美「極楽ですなぁ」
千早「今、2人の家に連絡入れたわ。雨が弱まったら帰らせるって言ったけど…」
真美「雨止みそうにないね」
千早「そうね…」
フッ
亜美「ぎゃっ!なになに?」
真美「真っ暗でなんも見えないよ→」
千早「落ち着いて。ブレーカーは……落ちてないから、停電ね。すぐ戻るわ」
26: 2012/12/01(土) 02:01:48.63
亜美「ね~、亜美寒くなってきちったよ~」
真美「真美も~」
千早「時間がかかってるみたいね…毛布貸してあげるから、2人で使って」
真美「ありがたや~」
亜美「……ねぇ、千早お姉ちゃんは入らないの?」
千早「えっ」
真美「そうだよ!入ろ→よ!」
千早「いや、私は―――きゃ!」バサー
亜美「んっふっふ~」
真美「千早お姉ちゃんほかーく!」
千早「…もう」
真美「真美も~」
千早「時間がかかってるみたいね…毛布貸してあげるから、2人で使って」
真美「ありがたや~」
亜美「……ねぇ、千早お姉ちゃんは入らないの?」
千早「えっ」
真美「そうだよ!入ろ→よ!」
千早「いや、私は―――きゃ!」バサー
亜美「んっふっふ~」
真美「千早お姉ちゃんほかーく!」
千早「…もう」
27: 2012/12/01(土) 02:04:45.03
真美「毛布あったかいね」
千早「そうね」
亜美「真っ暗だね」
千早「そうね」
真美「しりとりするか」
千早「そう…えっ?」
亜美「いいね!じゃあ765プロしりとりね、765プロに関係あること以外はダメ→」
千早「えっ、や、やるの?」
真美「いっくよん☆『双海真美』の『み』!はいっ、千早お姉ちゃん」
千早「え、ええと…『水瀬伊織』?」
亜美「『り』はね~『竜宮小町』!」
真美「ち、ち、ち、『チアリングレター』!これ『た』ね!」
千早「『高槻やよい』」
亜美「早っ」
真美「しかも超嬉しそう」
千早「そうね」
亜美「真っ暗だね」
千早「そうね」
真美「しりとりするか」
千早「そう…えっ?」
亜美「いいね!じゃあ765プロしりとりね、765プロに関係あること以外はダメ→」
千早「えっ、や、やるの?」
真美「いっくよん☆『双海真美』の『み』!はいっ、千早お姉ちゃん」
千早「え、ええと…『水瀬伊織』?」
亜美「『り』はね~『竜宮小町』!」
真美「ち、ち、ち、『チアリングレター』!これ『た』ね!」
千早「『高槻やよい』」
亜美「早っ」
真美「しかも超嬉しそう」
30: 2012/12/01(土) 02:08:00.99
亜美「『い』かぁ…りっちゃんの『いっぱいいっぱい』」
真美「『い』返しとは卑怯な…い、い、い…『いぬ美』」
千早「それはアリなの?」
真美「いっ、いぬ美も765プロの仲間だもんげ!」
千早「また『み』ね…『三浦あずさ』」
亜美「さ?さ~?………………『サーターアンダーギー』」
千早「そ、それはアリなの?」
亜美「ひびきんは沖縄出身だから仕方ないよ」
千早「そういうものかしら…」
真美「『い』返しとは卑怯な…い、い、い…『いぬ美』」
千早「それはアリなの?」
真美「いっ、いぬ美も765プロの仲間だもんげ!」
千早「また『み』ね…『三浦あずさ』」
亜美「さ?さ~?………………『サーターアンダーギー』」
千早「そ、それはアリなの?」
亜美「ひびきんは沖縄出身だから仕方ないよ」
千早「そういうものかしら…」
32: 2012/12/01(土) 02:10:24.38
真美「亜美、てんてん取ってもいい?」
亜美「え~?…あっ、いいよ!」
真美「ね?」
千早「?」
真美「んっふっふ~『如月千早』!」
千早「!や…『約束』」
亜美「『くっ』」
千早「え?」
亜美「『くっ』」
真美「それは『く』?小さい『っ』?」
千早「え、続くの!?」
亜美「え~?…あっ、いいよ!」
真美「ね?」
千早「?」
真美「んっふっふ~『如月千早』!」
千早「!や…『約束』」
亜美「『くっ』」
千早「え?」
亜美「『くっ』」
真美「それは『く』?小さい『っ』?」
千早「え、続くの!?」
33: 2012/12/01(土) 02:14:28.22
千早(しりとりなんて何年ぶりだったかしら…)
パッ
千早「…あ、点いた!2人とも――――って」
亜美「すー」
真美「ぐー」
千早(さ、さっきまでしりとりしてたのに!)
亜美「うぅん」ギュー
真美「んんぅ」ギュギュー
千早「ちょ、ちょっと…くっつかれたら身動きできないじゃない」
亜美「…ちはや、」
真美「お姉、ちゃん…」
千早「…」
千早(まあ、いいか)
パッ
千早「…あ、点いた!2人とも――――って」
亜美「すー」
真美「ぐー」
千早(さ、さっきまでしりとりしてたのに!)
亜美「うぅん」ギュー
真美「んんぅ」ギュギュー
千早「ちょ、ちょっと…くっつかれたら身動きできないじゃない」
亜美「…ちはや、」
真美「お姉、ちゃん…」
千早「…」
千早(まあ、いいか)
35: 2012/12/01(土) 02:16:15.93
千早(2人がいると騒がしくて大変ね、年下の扱い方とかよくわからないし)
千早(でも………たまにはこういうのもいいかも)
千早(あくまで『たまに』ね、毎日だと身が持たな…)ウトウト
千早(…なんか、私まで眠く…)ウトウト
千早(ちょっとだけ…眠ろう………)スー
千早(でも………たまにはこういうのもいいかも)
千早(あくまで『たまに』ね、毎日だと身が持たな…)ウトウト
千早(…なんか、私まで眠く…)ウトウト
千早(ちょっとだけ…眠ろう………)スー
37: 2012/12/01(土) 02:18:23.74
ドン!
千早「!?」ビクッ
亜美真美「「…ふぇ?」」
千早「また、何か音が」
ドン!ドンドン!!
亜美「な、なになに!?」
真美「誰か来たの?」
ドン!ガチャガチャガチャ
千早(さっきと同じ…訪ねて来ただけにしては異常だわ)
千早「!?」ビクッ
亜美真美「「…ふぇ?」」
千早「また、何か音が」
ドン!ドンドン!!
亜美「な、なになに!?」
真美「誰か来たの?」
ドン!ガチャガチャガチャ
千早(さっきと同じ…訪ねて来ただけにしては異常だわ)
38: 2012/12/01(土) 02:19:47.44
亜美「あ、開けようとしてるよぅ!」
真美「千早お姉ちゃ~ん、怖いよぉぉ」
千早「大丈夫、私が見てみるから」ゴクッ
亜美「あぶないよ!」
真美「真美たちも行くよ!」
千早「……じゃあ、私の後ろにいて。とりあえずのぞいてみま―――」
…ハヤ…チハヤ…ドゴォ!ドォン!ドォン!
亜美「千早お姉ちゃんの名前呼んでる!」
真美「な、なんか体当たりしてるっぽいよ…す、スト→カ→??」
千早(…私は今、この2人を守らなくちゃ。怖くない。絶対に…守る!)
真美「千早お姉ちゃ~ん、怖いよぉぉ」
千早「大丈夫、私が見てみるから」ゴクッ
亜美「あぶないよ!」
真美「真美たちも行くよ!」
千早「……じゃあ、私の後ろにいて。とりあえずのぞいてみま―――」
…ハヤ…チハヤ…ドゴォ!ドォン!ドォン!
亜美「千早お姉ちゃんの名前呼んでる!」
真美「な、なんか体当たりしてるっぽいよ…す、スト→カ→??」
千早(…私は今、この2人を守らなくちゃ。怖くない。絶対に…守る!)
40: 2012/12/01(土) 02:21:33.13
亜美「ち、千早お姉ちゃん…」
千早「後ろにいてね、私がいるから。大丈夫だから」
真美「う、うん!」
千早(そうだ、これを…!)
チハヤ…チハヤ…ドゴォン!バキィィィ!!
亜美真美「きゃあああああああああああ!!」
千早「でぃやぁ――――――――――ッ!!」
プシュウウウウウウウ
千早「後ろにいてね、私がいるから。大丈夫だから」
真美「う、うん!」
千早(そうだ、これを…!)
チハヤ…チハヤ…ドゴォン!バキィィィ!!
亜美真美「きゃあああああああああああ!!」
千早「でぃやぁ――――――――――ッ!!」
プシュウウウウウウウ
42: 2012/12/01(土) 02:24:58.44
亜美「しょ、消火器!」
真美「からのタックル!」
亜美「非力ながら体全体をフルに使ったタックル!これは痛い!」
真美「千早お姉ちゃん強い!」
千早「取り押さえてるから、早く警察に連絡…を………?」
P「ゲホッゴホッ…痛たた…な、なんなんだ一体!?」
亜美真美「「兄ちゃん!」」
千早「プ、プロデューサー??…す、すすすすみません!!」バッ
P「……ち…千早!お前無事だったのか!?」
千早「え?」
P「『え?』って、電話してきたじゃないか!」
千早「………………………あっ!」
亜美真美「「?」」
真美「からのタックル!」
亜美「非力ながら体全体をフルに使ったタックル!これは痛い!」
真美「千早お姉ちゃん強い!」
千早「取り押さえてるから、早く警察に連絡…を………?」
P「ゲホッゴホッ…痛たた…な、なんなんだ一体!?」
亜美真美「「兄ちゃん!」」
千早「プ、プロデューサー??…す、すすすすみません!!」バッ
P「……ち…千早!お前無事だったのか!?」
千早「え?」
P「『え?』って、電話してきたじゃないか!」
千早「………………………あっ!」
亜美真美「「?」」
44: 2012/12/01(土) 02:29:15.04
P「お~ま~え~らぁ~」
亜美「ご、ごめんよ兄ちゃん…」
真美「まさかそんな大事になろうとは…」
千早「私が悪いんです、色々あって忘れてしまって」
P「まあ何もなくて良かったけどな」
亜美「兄ちゃんも同罪だよ→」
真美「そうだよ、ドア破ちゃってさ→」
P「し、仕方ないだろ!呼んでも反応ないし、インターホン鳴らないし」
千早「あの………管理人さん呼んだり、とか」
P「あ」
亜美「兄ちゃんのばーか!」
真美「ドジマヌケ→!」
P「ううううるさい!こちとら交通規制の大渋滞の中パニックしながら来たんじゃ!!」
亜美「ご、ごめんよ兄ちゃん…」
真美「まさかそんな大事になろうとは…」
千早「私が悪いんです、色々あって忘れてしまって」
P「まあ何もなくて良かったけどな」
亜美「兄ちゃんも同罪だよ→」
真美「そうだよ、ドア破ちゃってさ→」
P「し、仕方ないだろ!呼んでも反応ないし、インターホン鳴らないし」
千早「あの………管理人さん呼んだり、とか」
P「あ」
亜美「兄ちゃんのばーか!」
真美「ドジマヌケ→!」
P「ううううるさい!こちとら交通規制の大渋滞の中パニックしながら来たんじゃ!!」
45: 2012/12/01(土) 02:31:15.93
千早「あ、あの…心配してくれてありがとうございます。すみません」
P「いや、こっちこそ悪かったな。ドアの修理はすぐ手配するよ」
亜美「でも外はすっごい雨っしょ?修理くる?」
P「なに言ってんだ、ほら」
真美「ありゃー、晴れてますなぁ」
千早「いつの間にか止んでいたのね」
P「千早、今日はすまないがホテルに泊まってくれるか?こっちで用意するから」
千早「あ、はい」
P「いや、こっちこそ悪かったな。ドアの修理はすぐ手配するよ」
亜美「でも外はすっごい雨っしょ?修理くる?」
P「なに言ってんだ、ほら」
真美「ありゃー、晴れてますなぁ」
千早「いつの間にか止んでいたのね」
P「千早、今日はすまないがホテルに泊まってくれるか?こっちで用意するから」
千早「あ、はい」
48: 2012/12/01(土) 02:34:15.26
亜美「……ねぇねぇ、千早お姉ちゃん今日亜美たちの家においでよ!」
真美「たしかに!そうすりゃいいじゃん!」
千早「え、でも…」
亜美「いいじゃ~ん」
真美「来ようよ~」
千早「…」
P「………あのなぁ、千早はただでさえお前らの相手に疲れてるんだぞ?なぁ、千早?」
千早「…行こう、かな」
亜美真美「「やったぁ!!」」
P「ど、どういう風の吹き回しだ?」
千早「さぁ、どうしてでしょう?なんだかそんな気分だったので」
真美「たしかに!そうすりゃいいじゃん!」
千早「え、でも…」
亜美「いいじゃ~ん」
真美「来ようよ~」
千早「…」
P「………あのなぁ、千早はただでさえお前らの相手に疲れてるんだぞ?なぁ、千早?」
千早「…行こう、かな」
亜美真美「「やったぁ!!」」
P「ど、どういう風の吹き回しだ?」
千早「さぁ、どうしてでしょう?なんだかそんな気分だったので」
50: 2012/12/01(土) 02:36:24.08
P「…なんだか、良い顔してるな」
千早「え、ええ!?どど、どんな顔してました!?」
P「そんなに慌てなくても。ただ千早には珍しい顔だったから」
亜美「あ、セクハラだ→」
真美「兄ちゃんへんた~い」
P「こ、こらっ!!」
千早「え、ええ!?どど、どんな顔してました!?」
P「そんなに慌てなくても。ただ千早には珍しい顔だったから」
亜美「あ、セクハラだ→」
真美「兄ちゃんへんた~い」
P「こ、こらっ!!」
52: 2012/12/01(土) 02:38:29.89
亜美「あ、虹だよ→」
真美「見て見て、千早お姉ちゃん!」
千早「…本当、綺麗ね」
亜美真美「「うん!!」」
おわり
真美「見て見て、千早お姉ちゃん!」
千早「…本当、綺麗ね」
亜美真美「「うん!!」」
おわり
53: 2012/12/01(土) 02:39:05.15
乙
引用元: 千早「え?休みですか?」
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