1: 2013/05/21(火) 17:29:55.57

午後/T県某所

亜美「ねぇーりっちゃん…カメラさん達はまだ来ないの~?」

律子「うーん…おかしいわねぇ」

真美「なーんで真美達の方が先に着いちゃうのさ?」

律子「もしかしたら、道にでも迷ってるのかしらね?」

亜美「ちかたないなー…山の中の学校ってすんごいボロボロだねぇー…」

真美「ハイホーってヤツだね、ギシギシ言いそう…お化けとか出たりして!!」

律子「廃校ね?何言ってるのよ…ちょっと先方に電話してくるわね~」スタスタ…

亜美・真美「「はぁーい」」


https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369124995

3: 2013/05/21(火) 17:34:00.31

このSSは

伊織「明日の私へ」

等の続きになります。

未読の方はこちらをお読みください。

よろしくお願いします。

2: 2013/05/21(火) 17:32:00.53

亜美「…なんか静かだねぇ…」シーン

真美「…そだねぇ、つまんないねぇ…」シーン

キーンコーンカーンコーン…キーンコーンカーンコーン…

亜美真美「「ひょえっ!?」」

真美「なっ何っ!?何っ!?ここって人居ないんぢゃ!?」キョロキョロ

亜美「お化けっ!?嘘っ!?ヤダヤダっ!!りっちゃん!!」キョロキョロ

『…これより765プロプレゼンツ〝とある補習からの脱走〟を開始します…』

亜美真美「「…は?」」

4: 2013/05/21(火) 17:36:00.11

亜美「この声って…ピヨちゃんじゃない?」

真美「うぇ?ピヨちゃん?」

小鳥『こんにちは、亜美ちゃん真美ちゃん』

真美「ピヨちゃぁん…びっくりさせないでよぉ!」ガーッ

亜美「何かと思ったぢゃ~ん!!」プンプン

小鳥『ごめんねぇ…これから色々説明するから良く聞いてね?』

真美「説明…?」

5: 2013/05/21(火) 17:39:00.17

小鳥『今回、補習対象者は双海 真美と双海 亜美の二名』

小鳥『ステージはこの学校の中!途中にあるチェックポイントで出される』

小鳥『補習のテストに答えて、ゴールを目指して貰います』

真美「テス…ト?どういう事?」

亜美「ごっ…ゴール?」

小鳥『制限時間は60分!!そしてさらにっ!』

6: 2013/05/21(火) 17:42:00.50

亜美「ぴっピヨちゃん!!ちょっと待って!!」

小鳥『?なぁに?何か質問ある?』

真美「何で真美達がほっ補習?をやんなきゃなんないのさ!!」

小鳥『あぁ…それはね…ポチっとなと』

トカチツクチテ♪トカチツクチテ♪

亜美「え?何コレ…メール?」

小鳥『動画ファイルを開いてね?』カチ…パッ

7: 2013/05/21(火) 17:45:00.50

『亜美真美イタズラ被害者の会!!私達は怒っている!!』ドドーンッ

真美「ひっひがいしゃのかい?」

『Q貴女は一体どんな被害を?』

春香『私が焼いてきたマフィンを二人が全部食べちゃって…』

亜美真美「「うぐっ!!」」

響『ハム蔵を回し車に乗せて電気を作って、ゲーム機の充電させてたんだぞ!!』

真美「うげげっ」

8: 2013/05/21(火) 17:48:00.48

伊織『…寝ている間に額に落書きされたわ…絶対許さない…』ドドドドド

亜美「はわわっ」

美希『…ミキのおにぎり食べたの…どっち?』ゴゴゴゴゴ

貴音『…私のらぁめんを…何処へやったのです?』オォォオン…

亜美「どっどうしよう…みんなバレてる…」

真美「うぅぅ…」

律子「そういう事よ」

9: 2013/05/21(火) 17:51:00.23

亜美「りっりっちゃん!?なっ何?その恰好…」

律子「学校だから…セーラー服ですって…もぅ…///」

真美「い~ぢゃん似合ってるYO!!」

律子「んじゃこっちが、アンタ達のね…はい」ガサ

亜美「コレ…ブルマってヤツ?」

真美「…えぇ?///」

10: 2013/05/21(火) 17:54:00.64

/体育館

小鳥「という訳で、着替えていただきましたー」●REC

P「いぇーい!!」

亜美「…コレ…兄ちゃんの趣味?」紺ブルマ

P「はははっ!そうだよ!!」キラッ☆

真美「…そっそうなんだ///」赤ブルマ

律子「良い顔で何言ってんだ…」

11: 2013/05/21(火) 17:57:00.47

真美「ねっねぇ…補習ってどゆ事なの?」

律子「アンタ達のイタズラへのお仕置きも含めての補習授業よ」

小鳥「テストも難問を用意したから頑張ってね」

あずさ「ファイトよぉ」ドタプーン

亜美「…あずさお姉ちゃんもセーラー服なんだ…」

P「小鳥さんは白衣で保健室の先生ですか?」

小鳥「憧れだったんですよねぇ~…セ・ン・セ・イ♪」

律子「…………」

12: 2013/05/21(火) 18:00:05.72

小鳥「律子さん、一緒に写真撮りましょう?ね?ね?」ニコニコ

あずさ「それぞれのチェックポイントに出題者の皆が居るからね」

亜美「む~…とりあえずやるしかなさそだね…」

真美「あずさお姉ちゃん達も…その…怒ってるの?」

P「…………焼きそばパン」

あずさ「…………ゴージャスセレブプリン」

小鳥「…………私の机の引き出し」

律子「…………日頃の鬱憤」

13: 2013/05/21(火) 18:03:00.32

亜美「味方が…味方が欲しいっッ…」

真美「大丈夫だよ!!亜美!!真美が居るよ!!」

小鳥「校舎を東側と西側に分断し」

小鳥「真美ちゃん亜美ちゃん一人ずつで攻略してもらいまーす。」

真美「協力プレイすら…謝っても許ちてくんないっぽいね…」

小鳥「制限時間が60分…でも、その時間を奪いに来る人達が居るわ…」

亜美「時間を…奪いに…?」ガラガラガラガラッ

14: 2013/05/21(火) 18:06:00.17

真「やっほー亜美、真美」

真美「まこちん!!」

千早「この悪ふざけは何なんです?」

亜美「千早お姉ちゃん!!」

貴音「…らぁめん…」<○><○>クワッ

真美「お姫ちん…」ガタガタ

響「覚悟しろウーマクー…」

亜美「あ、ひびきんやっほー♪」

15: 2013/05/21(火) 18:09:10.12

響「何で自分だけ軽いんだ!!怒ってるんだぞ!!」プンプン

真美「ひびきんが怒っても怖くないもんねー」

響「ぐぬぬ…」

小鳥「くっはぁ…あの四人が黒スーツで決めてるとカッコイイ…///」●REC

律子「小鳥さん、説明続けて下さい」

小鳥「あぁごめんなさい、律子さん…ンッン…」

小鳥「この四人がハンターの役に付くわ」

16: 2013/05/21(火) 18:12:00.39

亜美「ハンター?」

小鳥「制限時間の60分は二人が付けた腕時計でカウントダウンしていくんだけど…」

真美「あぁ、コレね…」カチャ

小鳥「ハンターに捕まると、制限時間から3分引かれその場から動けません。」

亜美「ぎょえっ!?」

小鳥「もちろん…00分になったらGAME・OVER♪」

17: 2013/05/21(火) 18:15:00.40

亜美「…げっゲームオーバーになったら…その…」

真美「何か…えっとぉ…罰ゲーム的なものがあるのかなー?なんて?」

小鳥・律子・あずさ・P「「「「ニヤリ」」」」

真美「あーん!!やっぱりあるんだぁ!!うぇぇーんっ!!」

亜美「うえーん!!ヤダよぉおおっ!!ヤダヤダぁ!!」

千早「あぁ…二人とも泣かないの」

真「そんな、全力で追いかけたりしないよ?ボク達にはお遊びだって」

18: 2013/05/21(火) 18:18:00.18

真美「本当ぅ?」

真・千早「「本とっ」」

小鳥「おっと…ハンターの皆様へのご褒美について説明するのを忘れてました」

亜美「…ごっご褒美…だとぉ?」ドッドッドッドッド…

小鳥「制限時間を00分にした場合…ハンターの皆様へはご褒美が贈られます」

小鳥「…我那覇 響様へのご褒美…」

19: 2013/05/21(火) 18:21:00.58

響「え?自分に?」

小鳥「…ペットも泊まれる、温泉旅館宿泊券一泊分(仕事)プレゼント!」

響「えぇえっ!!いっいいのか!?…あ…でもみんな連れて行くとなるとな…」

小鳥「その際の交通費も全額我々が負担!!(経費)」

響「それなら…家族サービスが出来る…自分頑張るぞ!!」ドキドキ

小鳥「…四条 貴音様へのご褒美…」

20: 2013/05/21(火) 18:24:00.07

貴音「何でしょう…今はらぁめんの事以外…」

小鳥「…ラーメンミュージアムでのロケ!」

貴音「何とっ!!…でっですが…ろけと言う事は…所詮は…」

小鳥「プロデューサーさんのストップは…ありませんっ!!」

貴音「…よろしいのですか…?あなた様…?」

P「チャレンジ系のロケだ…存分に行けぇっ!!」

貴音「はい…今…私に韋駄天の加護が降りましたっ!!」ゴゴゴゴゴッ

21: 2013/05/21(火) 18:27:00.21

真「……………」

千早「……………」

亜美「…はわわっ…」

真美「…まこちんと千早お姉ちゃんは…真美達のみっ味方だよね?ね?」ギュ

小鳥「…菊地 真様へのご褒美…」

真「!!」ビクッ

小鳥「…ファッション雑誌でのお仕事!!」

22: 2013/05/21(火) 18:30:00.01

真「ファッション…雑誌…」ゴクリ

亜美「だっダメだよぉ!!まこちん!!騙されちゃあ!!どうせっスポーツウェアの」

小鳥「企画名…〝100日cuteなコーディネート!夏のガーリースタイル!!Allおっけー☆〟」

律子「…超フワフワの…激キュンキュンよ…」キラ☆

真「…亜美…真美……ごめんっ!!」ダッ

亜美真美「「まこち~~ん!!」」

23: 2013/05/21(火) 18:33:00.07

小鳥「…如月 千早様へのご褒美…」

千早「…わっ私は…別に…そんな…」

亜美「そっそーだよね!?千早お姉ちゃんは亜美達を見捨てたりしないよね!?」

小鳥「…来週開催の高槻家もやし祭りへの参加権!!」

千早「なっなんですってぇえ!!」

真美「うぉおおっ…ガチだよ…この人達…」

小鳥「…こちらのメッセージをどうぞ~」ピッ>

24: 2013/05/21(火) 18:35:59.86

やよい『え?もやし祭りですか?はい!来週もやりますよぉ!』

小鳥『この間、千早ちゃんが行ってみたいなぁーって言ってたのよぉ』

やよい『千早さんがですかっ!?…うーん…お誘いしたら来てくれるかなぁ?』

小鳥『絶対行くと思うわ~千早ちゃん大勢でワイワイご飯食べるのきっと好きよ?』

小鳥『面倒見良いし…かすみちゃん達とも仲良くなれそうよね?』

やよい『うっうー!!じゃあ今度誘ってみます!!あ…えへへ///』

25: 2013/05/21(火) 18:39:04.74

小鳥『どうしたの?』

やよい『あの…なんか…お姉ちゃんが出来るみたいで嬉しいなーって…』

やよい『ほっホラ!亜美達とかは千早お姉ちゃんって呼んでますよね?』

小鳥『あら、素敵ね…うふふ…やよいちゃんも今度呼んでみたら?』

やよい『…千早お姉ちゃん…えへへ///』ピピッll

千早「…それで?何回捕まえればいいんですか?…まぁ何度でもいいですけど…」キリッ

亜美真美「「うわあぁあああん裏切りものぉおおっ!!!」」

26: 2013/05/21(火) 18:42:07.28

小鳥「もやし祭りへは、やよいちゃん自ら誘ってくれるだろうから…この」ピッ>

やよい『…千早お姉ちゃん…えへへ///』ピピッll

小鳥「この録音データを千早ちゃんでもすぐ聞けるように準備してお贈りするわ」

千早「ありがとうございますっ音無さん!!」バッ

P「さて…もうわかったか?」

亜美真美「「うぅ…」」

律子「罰ゲーム回避には、自分達で頑張るしかないのよ」ニコニコ

27: 2013/05/21(火) 18:45:00.79

亜美「…やってやる…やーってやるよぉお…」

真美「もー怒ったかんね!!絶対全部クリアして!」

亜美真美「「みーんなにイタズラしてやるうううっ!!」」

小鳥「それでは…765プロプレゼンツ…」

一同「とある補習からの脱走!よーい!スタート!!」ビビーッ

亜美真美「「どぉりゃあああああ!!」」ダダダダダダダダダッ

28: 2013/05/21(火) 18:47:59.93

残り時間59分/昇降口

真美「あっ!亜美!!アレ!ゲートって書いてあるよ!」

亜美「扉だね…ここで、私達は二手に分かれるって…ん?」ピロリン♪

真美「メール…同時にって事は…」カチカチ…

『西側と東側に分かれて攻略せよ。エリアを分けるゲートは通過後に封鎖』

亜美「必ず…逃げ切ろう…罰ゲームが何かわかんないけど…」

真美「ろくなもんじゃ無いよね…よし!亜美…幸運を!」ダッ

亜美「真美もねっ!!」バッ

29: 2013/05/21(火) 18:51:00.25

残り時間59分/体育館

小鳥「さぁ!!ついに始まりました、とある補習からの脱走」

小鳥「実況は私、音無 小鳥がお送りします!!」

あずさ「解説は、私、三浦 あずさと」

P「…え?俺もですか?」

律子「…私は、チェックポイントに向かいますね…」スタスタ…

小鳥「おっと!ここで西側エリアに真美ちゃんが、東側エリアに亜美ちゃんが」

小鳥「それぞれ、突入していきました…それでは…」

30: 2013/05/21(火) 18:54:00.56

真「…ハンター側全員が協力すれば…」ゴゴゴゴゴ…

貴音「ご褒美を皆が手にする事が出来ます…」オォオォン

響「亜美真美には仕返しも出来るしな…」ヒュン…ヒュン…

千早「身体が軽い…まるで羽が生えたみたい…うふふ…」ドッドッドッドッド

小鳥「ハンター!スタートですっ!!」ビビーッ

千早真響貴音「「「「うぉおおおおおおおおっ!!!!」」」」ダダダダダダッ

P「…女の子なんだから雄叫びはやめようよ…」

あずさ「煙が…ケホッケホッ」モクモク

小鳥「…やり過ぎたかなぁ…」

31: 2013/05/21(火) 18:57:00.56

残り時間57分/西側一階・廊下

真美「えーと…チェックポイントを見つけて…そんでその中の問題を解くっと…」タッタッタ

真美「チェックポイントって何処ぉ?…」キョロキョロ

真美「あ、理科室?…人体模型とかあったらキモいけど…」ガラガラ…

/西側一階・理科室

真美「…なんにも無い…」ガラーン

真美「…誰も居ない…」シーン

真美「…寂しい…」ショボーン

32: 2013/05/21(火) 19:00:00.48

真美「…ハッ!!そういう事じゃない!!///今はチェックポイント探さないと!!」ダッ

真美「西階段?…あぁ真ん中の階段と向こうのがあるのか…」

真美「美術…室…ここは…誰か居るー?」ガラガラ…

残り時間55分/西側・一階A教室

春香「真美~!いらっしゃ~い♪」

真美「はるるん!!」

春香「それでは、第一チェックポイント…天海 春香からの出題です!」

真美「うぇえっ?いきなり過ぎっしょ!はるるん!?」

33: 2013/05/21(火) 19:03:00.35

春香「あれ?ダラダラ喋ってた方が良かった?…時間喰うだけだよ?」

真美「あうあうあ~!そっそうだった!!はるるん!早く早くぅ!!」ジタバタ

春香「はいはーい、問題!」(ヴァヴァイ!!)

春香「無愛想にふるまう様子を表す慣用句は」

春香「〝木で(ホニャララ)をくくる〟と言う、このホニャララの部分を答えなさい。」

真美「………へ?…」○ヮ○

34: 2013/05/21(火) 19:06:00.29

春香「国語の慣用句の問題だねーさぁお答え下さい!!」

真美「まっ待ってよ!はるるん!真美こんなん習った事無いよ!!」

春香「あれ?じゃあ…ヒントね答えは〝体の一部〟で~す」

真美「なっだから習って無いんだってば!はるるんひどいよ!!」

春香「……補習だからねぇ~ホラホラ、早くしないと時間が無くなるよぉ?」のヮの

真美「うぅうう~…みんなイジワルだよぉ~」ジタバタ

35: 2013/05/21(火) 19:09:00.46

残り時間55分/東側・一階家庭科室

雪歩「あっ亜美ちゃん」ニコ

亜美「ゆきぴょん!!そっかぁここはゆきぴょんが盤インって事だね~」

雪歩「…あ、番人の事かな?」

亜美「そうとも言うー」ニコニコ

雪歩「もぅ…あ、亜美ちゃんお茶飲む?」

亜美「わー飲む飲む!」

36: 2013/05/21(火) 19:12:03.86

雪歩「はい、どうぞ…熱いから気を付けてね?」コト

亜美「ありがとねー…ズズズッ…はぁ~おいしい…」

雪歩「お茶菓子もあるんだぁ、良いお煎餅がね…はい」サッ

亜美「わーい!!嬉しいなー!いっただきまーす!」バリバリ

雪歩「うふふ…」ニコニコ

亜美「おいし~い…ハッ!!違う違う違う!!問題!!チェックポイント!!」

雪歩「ほえっ?そっそうだったね!ごっごめんね亜美ちゃん」

37: 2013/05/21(火) 19:15:01.58

雪歩「えっと…問題ね…えっと…あれ?どこに…」

亜美「ゆきぴょん!?」

雪歩「えっと?ビーフストロガノフの作り方を説明…あれ?違う…」バタバタ

雪歩「ごっごめんね…うぅ…こんな私なんて…穴掘って埋まってますー!!///」ジャキン

亜美「ゆきぴょぉおおんっ!!お願い落ち着いてよぉ!!」ガシ

亜美「うぅ…ナチョラルに時間を使われてる気がする…」

38: 2013/05/21(火) 19:18:00.26

雪歩「あった!そっそれじゃあ、第二チェックポイント、萩原 雪歩から問題ですぅ!」

雪歩「日本茶の上煎茶を淹れる際に、もっとも適したお湯の温度を答えなさい。」

亜美「おっ…お茶?」

雪歩「家庭科だからね、私が考えたんだぁ」

亜美「うぅ…わかんないよぉ…」

雪歩「ヒントは、さっき飲んだお茶も上煎茶だよ?わかるかな?」

亜美「亜美の舌に温度計付いてないも~ん!!」

39: 2013/05/21(火) 19:21:00.61

残り時間50分/体育館

真美『うぅうう~…みんなイジワルだよぉ~』カメラ8

亜美『亜美の舌に温度計付いてないも~ん!!』カメラ16

小鳥「うふふ…二人とも苦戦してるみたいですねぇ~」

P「アイツらの苦手な、知識とかの分野ですから」

あずさ「閃きとかなら…すごく早く解いちゃうんでしょうけどね」

小鳥「10分が過ぎて、ハンターの四人もうまくばらけましたし」

40: 2013/05/21(火) 19:24:00.44

あずさ「ですけど…こんなに…たくさんのカメラ…一体どうやって…」

小鳥「あぁ、伊織ちゃんの家の新堂さんにお願いしました」

P「伊織の家巻き込まないで下さいよ…」

小鳥「TV各局にも応援は頼みましたよ?」

P「本気出したら、敏腕プロデューサーなんじゃないかなこの人…」

あずさ「うふふ…あ、真美ちゃんの方で動きがあったみたいですよ~」

41: 2013/05/21(火) 19:27:00.71

残り時間49分/西側・一階A教室

真美「木で…首をくくる!!」

春香「ブッブー♪…首括ったら氏んじゃうじゃうよ?」

真美「じゃあ…木で鼻をくくる!!」

春香「おぉ~?」…ニヤニヤ

真美「はるるんっ!!正解!?不正解!?どっち!?」ズイ

春香「木で鼻をくくる…ピンポンピンポーン♪大正解だよ!」

42: 2013/05/21(火) 19:30:00.56

真美「やったぁ!!」

春香「じゃあ、コレ…はい」スッ

真美「何?カード?」パシ

春香「チェックポイントをクリアしたって証明のカードね」

真美「おぉ~♪はるるんサンキュー!!よぉし次行ってみよう!!」

春香「あ、ここでルールの補則ね」ポン

真美「ほそく?」

43: 2013/05/21(火) 19:33:00.72

春香「チェックポイントの教室はプレイヤーもハンターも知りません」

春香「だけど、チェックポイントがある教室にプレイヤーが入ったら」

春香「テストに答えてる間、ハンターはその教室に入って来られない」

春香「出入口から、およそ5mは離れてないとダメ」

春香「しかし、カードを受け取った瞬間からハンターも教室に入れるから…」ガラガラ…

真「気を付けなよ?」ニコニコ

真美「      」

44: 2013/05/21(火) 19:36:00.31

真美「にゃああああああああああ!!」ガタタッ

真「逃がさないよっ!!」ビュンッ

真美「うわぁあああん!!はるるんのバカぁあああっ」ドタドタ

春香「ごめんねー……でもあのマフィンは自信作だったから」

春香「食べちゃった罰だよ!罰!うふふっ」オォオォン…

真「はい!捕まえたっと!!」ガシ

真美「あうあうあ~」

45: 2013/05/21(火) 19:39:00.38

小鳥『西側・一階A教室で、真美ちゃんが捕まりました。』ピンポンパンポン♪

真「へへっやーりぃ!!」

真美「はぁ…後出しルールひどいよぉ…」

小鳥『3分間、真美ちゃんは動けません。…その間…』

春香「うん?」

小鳥『silent little bird SELECTION…双海 真美の恥ずかしいシーンをご覧下さい』

真美「ファッ!?」

46: 2013/05/21(火) 19:42:00.21

春香「よーし、TVの電源点けてーっと」ポチ

真美「ちょっ待って!!///何でっ!?///」ガタ

真「ダメだよ?真美、そこから動いちゃ」

春香「あ、映像来たよ」

真美「うわわっ…けっ消してよぉお!!///」

真・春香「「……………」」ニヤニヤ

真美「うわあああああああああああんっ!!///」

47: 2013/05/21(火) 19:45:00.13

夏/765プロ事務所

P『…真美、もう遅いし…そろそろ帰った方が』

真美『ヤダ』

雪歩『まっ真美ちゃん…』

真美『亜美が帰って来るまで待ってる!!そう決めたの!!』

P『でもな、今日は収録が押してるから…律子が直接家に送るだろうし』

真美『待ってるって約束したもん…』ムスー

48: 2013/05/21(火) 19:48:00.21

P『メールか何かで説明しとけよ、亜美だって解るだろ…』

真美『むっ!兄ちゃんの馬鹿!!そゆことじゃないんだよ→!!』ジタバタ

P『ちょ暴れんなよ事務所内暴力反対!』

真美『とにかく真美は亜美が来るまで帰んない!!』バッ

雪歩『きゃっ!』

真美『ゆきぴょんの膝は真美が乗っ取ったぁ~』ギュウ

真美『真美はここから動かないぞ~!!ジュースとお菓子をよーきゅーする!!』

49: 2013/05/21(火) 19:51:51.34

残り時間45分/西側・一階A教室

真美「………………///」プシュゥ

春香「あははっ!かーわいいー!!」

真「笑っちゃ可哀想だよ、春香」

春香「流石は寂しん坊だよね、見事な寂しがり方」

真「プククッ…」プルプル

小鳥『3分経ちましたので、真美ちゃんは動いて大丈夫ですよ~』

小鳥『ハンターの真ちゃんは、一旦ゲートの位置まで戻って下さい』

50: 2013/05/21(火) 19:54:00.48

真「はーい、了解です」

春香「それじゃあ、私は実況席に行こうかなっと」

真美「うぐぐ…ちかえち…してやるんだかんね///…」

春香「大丈夫?真美?一人で、さみちくないでちゅか?」

真「安心してよ、すぐにボクが追いかけるからさっ!!」キラッ

真美「うわぁあん!!うるさいうるさい!!負けるもんかぁああ!!」ダダダダダダッ

51: 2013/05/21(火) 19:57:00.29

残り時間48分/東側・一階家庭科室

真美『ゆきぴょんの膝は真美が乗っ取ったぁ~』ギュウ

雪歩「うふふ…可愛かったなぁこの時の真美ちゃん」

亜美「ハンターの恐怖のレヴェルが格段に跳ね上がったんだけど…」

雪歩「それも、魅力だよね…」

亜美「え?」

雪歩「だって、真ちゃんと四条さんと千早ちゃんに響ちゃんが…」

雪歩「黒スーツで追いかけてきて…『逃がさない』とか…最高じゃないっ!!///」

52: 2013/05/21(火) 20:00:00.78

亜美「…ナニイッテルノカ ヨクワカンナイデスネ」

雪歩「それで、真ちゃんが私の手首を掴んで壁に押し付けられて…///」

亜美「…ん?」チラ

雪歩「それを四条さんと千早ちゃんが止めるのそしたら響ちゃんが私を…///」

亜美「…ねぇ、ゆきぴょん」

雪歩「『雪歩はボクのモノだ!!』っはぁあああんっ!!///」

亜美「ゆきぴょん!!!」

53: 2013/05/21(火) 20:03:12.22

雪歩「ほぇっ!?…あぁ…私ったら~ごっごめんねぇ」

亜美「うん、まぁいいけどさ、さっきの問題の答えって70℃でOK?」

雪歩「わぁ!よくわかったね」ニコニコ

亜美「ゆきぴょん…電気ポッドは隠さないとダメだよ?」ニヤリ

雪歩「え?…あぁ!!」『設定温度70℃』

雪歩「もっもぉ~カンニングはダメだよぉ」プクー

亜美「へっへーん♪ゆきぴょんがちゃんと隠してないのが悪い~」

54: 2013/05/21(火) 20:06:00.27

雪歩「…うぅ…そうだよね…じゃあコレ、カードね」スッ

亜美「んっふっふ~…ハッ!!…」パシ

亜美「…居る……扉の向こうから…気配が…何奴!!」ババッ

貴音「…気取られてしまうとは…私もまだまだですね…」

響「まっ…それでも、自分達相手から逃げられるかな?」

亜美「ぐぬぬ…2対1なんてヒキョーだよぉ!!」

55: 2013/05/21(火) 20:09:00.37

亜美「(二つある出入口はお姫ちんとひびきんに奪われた…)」

亜美「(でも…突破口はあるっ!!)」

響「大人しく、捕まるさー!!」ババッ

貴音「ほんの少し恥ずかしい思いをするだけですよ?」ヒュン

亜美「絶対ヤダもんねー!!」クルッ

響「むっ!自分の方からなら抜けられると思ったか!?舐めるな!!」バッ

亜美「狙いはこっちだよ→」ササッ ガラッ

56: 2013/05/21(火) 20:12:00.31

雪歩「足元の小さい窓…とっ通れるの!?」

響「うがー!!しまったぁ!!」

貴音「逃がしはしませんっ!!」

残り時間43分/東側・二階東階段

亜美「へっへーんだぁ!!捕まんないよぉだ!!」タッタッタ

亜美「とにかく二階へ!チェックポイントの部屋に入れば何とかなる!!」

千早「そうね…入れたら…ね?」スッ ギュ

57: 2013/05/21(火) 20:15:00.51

亜美「     」

響「へっへーんだ、階段の方に逃げるのはわかってたんだぞ?」

貴音「二対一では無く…三対一だったのですよ」

亜美「…うぅ…ひどいよぉ…」

小鳥『二階東階段で亜美ちゃんが捕まりました。』ピンポンパンポン♪

小鳥『亜美ちゃんは3分間動けません…その間』

小鳥『亜美ちゃんのsilent little bird SELECTIONをご覧下さい。』

亜美「やっぱりあるんだぁ…」

58: 2013/05/21(火) 20:18:00.20

小鳥『今回は、音声のみ、なので…このまま流しますね?』

千早「どんなのかしらね?」

響「楽しみだぞー」

亜美「やーめーてーよぉ」

小鳥『それではよぉーく聞いて下さいね』ポチ

亜美『……スゥ…んぅ…』

響「ん?…寝てるのか?」

59: 2013/05/21(火) 20:21:00.51

あずさ『…もう喋ってくれないかしら~?』

貴音「…三浦 あずさ?…竜宮小町のめんばぁでしょうか?」

律子『寝てるんだから静かにしてればいいのに…』ブゥウウン…

千早「車内…移動中かしら?」

亜美『もぉ…もいすちゃー…スゥ…スゥ』

伊織『プククゥ…』

響「ふふふっ…何だ今の」

貴音「亜美の寝言…でしょうか?」

60: 2013/05/21(火) 20:24:00.17

千早「今の笑った声は…水瀬さん?」

亜美「なっ何してんのいおりんっ!?///」

亜美『……ふ』

千早・響・貴音「「「ふ?」」」

亜美『…スゥ…ふ…フグ●くぅーん?…』(CV若本)

千早「フフフッ…ククッ…///」プルプル

響「クッフ…これ…サ●エさんのあ、アハハハハハッ!!///」

亜美「何コレ何コレ何なのっ!?///わかんないけどすごい恥ずかしい!!///」

貴音「あら、可愛らしい…うふふ」

61: 2013/05/21(火) 20:27:00.42

小鳥『はい、3分間経ちましたので、亜美ちゃんは動いていいですよ』

亜美「くぅう…精神にくるなぁコレ」ヨロヨロ…

小鳥『それでは、三人はゲートまで戻って下さいね~』

亜美「なんで三人もこっち来たのさ?」

千早「裏の裏を読んでみたのよ」

貴音「上手く二人ずつに分かれたと考えさせて、もう一人居る」

響「ひっかかっただろ?」

亜美「くぅうう…くやちい…絶対ゴールしてやるぅう!!」ダッ

62: 2013/05/21(火) 20:30:00.32

残り時間42分/西側・二階A教室

亜美『…もいすちゃー…スゥ…スゥ』

真美「コレはこれで恥ずかちいなぁ…」

美希「寝てる時は誰にも邪魔されず…自由で…なんていうか救われてなくちゃなの」

美希「独りで…静かで…豊かで…あふぅ」

真美「はい、ミキミキ寝ないで」

美希「むー邪魔しないでなの」

63: 2013/05/21(火) 20:33:00.34

真美「んもぉー!!問題出してよ!!時間無くなっちゃうよ!」

亜美『…スゥ…ふ…フグ●くぅーん?…』(若本ヴォイス)

真美「うるさいよ!!亜美!!」

美希「じゃあ~第三チェックポイント星井 美希!あはっ☆問題いっくのー」

美希「…濃度3%の過酸化水素水を二酸化マンガンで反応させるとどうなるの?」

真美「ミキミキ!!そんなのミキミキらしくないよ!!」

美希「ミキが勉強の話したからってそれは無いの」

64: 2013/05/21(火) 20:36:00.53

真美「あーでもなんかテストでやった…気がする」

美希「気がするレベルなの?1年生の時にちゃんとやったはずだよ?」

真美「う~ん…どうだったかなぁ?」

美希「じゃあ実験のVTRを律子 さんが用意してくれたから一緒に見るの」

真美「…理科ってこういうTV見る自習多いよねー」

美希「…おやすみなさい」コテン

真美「ミキミキ寝るの早いよぅ!!」

65: 2013/05/21(火) 20:39:00.19

残り時間38分/東側・二階B教室

亜美「…やっやっほぅ…りっちゃん…」プルプル

律子「全く…宿題とか真面目にやってればこんな事にならなかったのに」

亜美「だって~レッスンとか~忙ちぃし~…ホラ!鬼軍曹が居たからぁ」

律子「そうね、私のミスだわ」

亜美「へ?」

律子「今度から、勉強の時には鬼教師になってあげるから安心なさい?」ニコォ

亜美「やってもうたぁ…」

66: 2013/05/21(火) 20:42:00.58

律子「それじゃ、第四チェックポイント…秋月 律子から問題です」

律子「次の対話文を成立させなさい」

律子「Makoto:( )is Hibiki running now? Haruka:She is running in the park」

亜美「…まこちんとはるるんとひびきん?」のヮの

律子「そうね、会話してるのが真と春香ね、会話の中に響が出てきてるの」

律子「春香が話してる文の方から、考えなさい」

亜美「はるるんの方?ランニングって走るだよね?」

67: 2013/05/21(火) 20:45:28.18

亜美「んで、パークが公園だから『響ちゃんなら公園走ってるよー』でいいの?」のヮの

律子「合ってるけど…物真似まで入れなくていいのよ?」

亜美「んじゃ、まこちんの方が…方が…ナゥ?今…走ってる」

亜美「あっ!『響って今どこ走ってるの?』だ!!」

律子「そう!じゃあそれを英語にすると!?」

亜美「…えへへ///」ポリポリ

律子「笑ってごまかさない」

律子「そこまでわかったんだから…『どこ』を英語にすると?」

68: 2013/05/21(火) 20:48:00.27

亜美「どこ…?Doko?Do-Dai?ぽぱぴぷぺ…」

律子「思考が散らかるのが早いな」

亜美「なんだっけ…4WD?」

律子「…もしかして、5W1Hの事?」

亜美「それだ!えっと…ウォア?ウェ?ウェアー? Where!!」

律子「はい、ちゃんと出て来たわね…正解。」

69: 2013/05/21(火) 20:51:08.58

亜美「やったぁー!!」

律子「これに懲りたら今後はもっと真面目に勉強すんのよ?わかった?」

亜美「あははー♪はーい、りょーかいだよりっちゃん」

律子「はい、カードね…それと、これもあげるわ」ヒョイ

亜美「何コレ?鍵?どこの?」

律子「The secret of where or key」

亜美「え?また英語?」

70: 2013/05/21(火) 20:54:00.47

律子「まっ私からの追加の宿題ね」

亜美「えぇぇ…りっちゃんひどいよぉ」

律子「ひどくありません!ビシビシ行くから!覚悟しなさいよ!?」

亜美「うぅ…」

律子「…ホラ、早く逃げないと、ハンターが追いかけてくるわよ?」

亜美「そうだった!!ほいじゃ!りっちゃん委員長またね!!」ピューン

律子「誰が委員長よ!」

71: 2013/05/21(火) 20:57:00.12

残り時間分33分/体育館

小鳥「りっちゃん委員長か…」

P「委員長だなぁ」

春香「私も委員長の席狙ってたんですけどねー」

P「春香はあれだろ、文化祭とかで率先して頑張る系女子」

小鳥「あぁ…それで、終わってちょっと泣いちゃう系女子」

春香「なっ泣いたりなんか…その…中三の時だけですよ…///」

72: 2013/05/21(火) 21:00:00.15

あずさ「うふふ、春香ちゃん可愛い」ナデナデ

雪歩「お茶どうぞですぅ~」トコトコ…

P「おっ雪歩、ありがと」

あずさ「ありがとう、雪歩ちゃん、お盆ココに置いちゃう?」

雪歩「すみません、あずささん」コト

小鳥「さて、残り時間も間もなく半分が終わろうという所ズズズ…」

P「真美の方は実験VTRで完全に足止め喰らってますねズズズ…」

73: 2013/05/21(火) 21:03:03.98

残り時間32分/西側・二階A教室

真美「ミキミキ!起きてよぉ!!答えは酸素!!酸素が発生する!!」ユサユサ

美希「ん~正解なの…あふぅ…」

真美「VTRの最後まで見たら答え普通に出て来たよ!」

真美「カードちょうだい!早く逃げないと捕まっちゃう!」

美希「えと…じゃあこれカードなの…そうそう」グッガシッ

真美「え?」

美希「…どうしておにぎり食べちゃったの?」ゴゴゴゴゴ…

74: 2013/05/21(火) 21:06:00.31

真美「まっまさか!!眠そうにしてたのは!怒りを隠していたのか!?」

美希「…離さないの…真美が食べたの?ねぇ?…ねぇ?」グググ

真美「ひぃっ!!違うYO!!天むすおにぎりなんて真美知らなっ…ハァッ!!」ガーン

美希「あの天むすは…ハニーのお土産だったの…それを…それを…」ゴゴゴゴゴ…

美希「…ここに真美が居るのぉおおおおおおおお!!!!」ビリビリ…

真美「うわああああんっ離ちてよぉおお!!ミキミキぃ!!」ジタバタ

貴音「天むすと聞いて」ガラガラ…

真美「やーだー!!お姫ちーん!!」

75: 2013/05/21(火) 21:09:00.15

小鳥『二階・A教室で真美ちゃんが捕まりました。』ピンポンパンポン♪

美希「亜美はあの時事務所に居なかったの…犯人は真美だって、わかってたよ」

真美「ミキミキごめんよぅ…」

貴音「食べ物の恨みは深いものです…」

小鳥『今回のSELECTIONなんです…が…』ポチ

真美「?…ネタ切れ?」

真美『兄ちゃん、だーい好き♪』

真美・美希・貴音「「「!!!???」」」

真美「え?…え?///」

76: 2013/05/21(火) 21:12:00.31

小鳥『水瀬グループの協賛により試験的に開発した765LOID!』

美希「ナムコ…ろいど?」

小鳥『様々な日常的音声からサンプリングして、好きな台詞を喋らせられる!!』

小鳥『まだまだ未完成ですが今回の為に、急遽調整していただきました。』

貴音「?…真美が喋っているのでは無いのですか?」

小鳥『抑揚やスピードに気を付けると本当に真美ちゃんが喋っているみたいでしょ?』

77: 2013/05/21(火) 21:15:00.27

貴音「真美であり真美でないとは…面妖な…」

真美「なっそっそんな勝手な事しちゃダメっしょ!!///」

小鳥『そして…そんな亜美真美LOIDに喋っていただくのは…』

小鳥『プロデューサーさんから聞いた…とある日の話ですどーぞー…』

真美「やめっやめてよぉおお!!///」

78: 2013/05/21(火) 21:18:00.55

夏/765プロ事務所

亜美『ねぇねェ兄ちゃん!今度亜美ね!披露宴のゴンドラに乗りたぁい!』

P『…何言ってるんだ?亜美?』

真美『ドレスも綺麗でさ→披露宴で天井から煙ヴァーってモクモクでね!』

P『落ち着け、何だ結婚したいのか?お前達は』

真美『結婚?』

P『披露宴の…って事は結婚しないと乗れないだろ』

亜美真美『『ちっ違うYO→!!///』』

P『は?』

79: 2013/05/21(火) 21:21:00.31

真美『えっとね、こないだ真美達、仲良しの看護師さんの結婚式に出て来たの』

P『結婚式…あぁお前達を取り上げたとか言う?』

亜美『そー!そんでね亜美は、上からヒューって降りて来たいの!!カッコイイっしょっ!?』

P『スカイダイビングか?』

真美『そんな事するアイドル居ないっしょー!!』

亜美『次のライブであんな風に注目されながら登場したいのっ!!』

P『なんだそういう事か』

80: 2013/05/21(火) 21:24:42.97

真美『んもー…あっでもでも、兄ちゃん』

P『ん?なんだ真美』

真美『兄ちゃんって、いつ結婚すンのー?』

P『………………………………』

真美『兄ちゃんが遠い目してるゥ…』

亜美『やっぱ、聞いちャダメっしょ→カワイソウだよ』

P『可哀想って何だ可哀想って!!』

亜美『やべーご立復路だ!にっげろー!』ピューン

81: 2013/05/21(火) 21:27:00.91

P『まったく…』

真美『兄ちゃん』

P『ん?真美は行かなくていいのか?』

真美『亜美は竜宮のお仕事だけど…真美今日レッスンも無いし…』

P『…そんな顔するな、すぐに真美の仕事もバンバン取って来てやるよ』ナデナデ

真美『…うん///』

P『しかし…結婚…ウェディングドレスの仕事とかって…ちょっと営業…』

真美『…兄ちゃんはさ…どんなお嫁さんがいいの?』

82: 2013/05/21(火) 21:29:59.13

P『お嫁さん?どんなのって…』

真美『理想のヤツ!どんな人がいいのっ?』

P『結婚するかどうかもわかんないのに~?はははっ』ガサゴソ

真美『結婚…しないの?』

P『ん~そういうのってタイミングというか…ほらあずささん的に言うなら運命?』

真美『運命とか…タイミング…んじゃさピヨちゃんはっ』

P『やめてあげて』

83: 2013/05/21(火) 21:33:01.78

真美『兄ちゃんの結婚の…タイミングがダメで運命もダメダメだったら…』

P『そう言われると怖いな…』

真美『そしたらさ…真美がお嫁さんになってあげるよ///…』

P『真美がぁ?お前…子供のくせに何を』

真美『すぐだよ…子供が大人になっちゃうなんて…すぐなんだかんね?』

P『すぐって…』

真美『やっやっぱ今のナシ!!なっなんでもないっ!!///』ダッ

84: 2013/05/21(火) 21:36:00.50

残り時間29分/西側・二階A教室

真美「       」

貴音「真美…真美っ!?」ユサユサ

美希「むぅ…」

真美「なんで…ズッこぅいうことすんの…?///」プルプル

美希「真美ってば時々大胆なの…負けないよ?」

真美「ミキミキ、今…本当勘弁して///」

85: 2013/05/21(火) 21:39:00.58

小鳥『じゃあ貴音ちゃんは一旦ゲートまで戻ってね』

貴音「あい、わかりました…では私はこれで…」スタスタ

美希「ミキはハニーにっプロポーズしてくるのぉ~」タッタッタ…

小鳥『それでは、真美ちゃん動いていいですよ~』

真美「心のダメージで動けないよ!!」

小鳥『765LOIDの次回作にご期待ください!!』

真美「ピヨちゃんマジ泣かす…」グググッ

86: 2013/05/21(火) 21:42:05.07

残り時間32分/東側・三階廊下

亜美『ねぇねェ兄ちゃん!今度亜美ね!披露宴のゴンドラに乗りたぁい!』

亜美「もらい事故っ!!!///」ダダダダダダッ

真「犬猫の時もそうだったけど無邪気ってのは凄いね」タッタッタ…

響「この辺自分気絶してたから聞いてなかったんだよな」ダッダッダッダッダ

亜美「みんな忘れてぇえええっ!!///」

真美『兄ちゃんって、いつ結婚すンのー?』

亜美「うるさいよ!!真美!!」

87: 2013/05/21(火) 21:45:02.59

真「まーまーそう怒らないで」ヒュバッ

亜美「ひぃいっ」ササッ

響「少し休憩するさー…3分くらい」バッ

亜美「やだぁああっ!!」ダダダダダダッ

亜美「!ここだぁっ!うりゃあっ!!」ガラガラッ

残り時間31分/東側・三階C教室

やよい「あ、亜美、いらっしゃいませー」ガルーン

亜美「…天使キタコレ…」

88: 2013/05/21(火) 21:48:00.59

真「あちゃーチェックポイントの部屋だったか」

響「まっ仕方ないな、続きはもうちょっと後だぞ」ガラガラ…ピシャ

亜美「ハァ…ハァ…体力勝負であの二人相手はキツイよ…」

やよい「亜美…大丈夫?」

亜美「…やよいっち~みんながイジメるんだよ~うぇええん!」ギュウ

やよい「あわわっ…もぅ普段からちゃんと宿題とかしないからだよぉ?」ナデナデ

やよい「イタズラの事もみんなにごめんなさいしないとダメだよ?」

亜美「…うん…」

やよい「よしよし」ナデナデ

89: 2013/05/21(火) 21:50:50.86

残り時間29分/体育館

小鳥「…永久保存版やな…」

P「…せやな」

春香「ほんまやよいちゃんは天使やで」

雪歩「なっなんでみんな関西弁なんですか?」

あずさ「なんでやろなぁ?」

小鳥「おっと、それではそろそろ私は…」スタスタ…

90: 2013/05/21(火) 21:54:00.92

残り時間28分/三階・C教室

やよい「うっうー!!第六チェックポイント高槻 やよいからの問題でーすっ!!」ガルーン

亜美「よっしゃ!来ーい!!」

やよい「もやし10袋と卵5パックを買いました。代金の合計は800円でした…」

やよい「卵1パックはもやし1袋より70円高い…です、もやしは1袋いくらでしょーか?」

やよい「…卵5パックも買ったら…買っちゃったら…あわわ…」オロオロ

亜美「やよいっち、問題文だかんね?」

91: 2013/05/21(火) 21:57:00.20

やよい「あ…そっか///」

亜美「(かわいい)」

やよい「そっそれじゃあ計算してね?黒板とか使っていいって」

亜美「あうあうあ~…こういうお勉強は苦手なのにぃ」

やよい「頑張って!亜美!!」

亜美「えっと?もやしがxだから…10xで…?括弧つけるんだっけ?」

やよい「…あんまり私の好みじゃ無い解き方」

亜美「!?」

92: 2013/05/21(火) 22:00:00.09

亜美「そっそうなんだ…えーと…x+70……」

やよい「…亜美が真面目な顔してるの珍しいね」

亜美「ブフッ///…やよいっち…あのですな…」

やよい「ごっごめんね…静かにしてるね」

亜美「えーと…えーと…」

亜美「10x+5(x+70)=800で…もやし1袋は!30円!!」

やよい「うっうー!正解でーっす!!」

93: 2013/05/21(火) 22:03:00.80

亜美「よっしゃー!普通に解けたぁー!」

やよい「やったね亜美!」

亜美「んっふっふ~この亜美にかかればちょちょいのちょーい」

やよい「普段からちゃんとすればいいのに…」

亜美「そんなの亜美達らしくないぢゃん?」

やよい「もーう…あっじゃあコレ、カードあげるね」スッ

亜美「ありがと→う!や~よいっち♪」

94: 2013/05/21(火) 22:06:00.18

残り時間25分/西側・三階廊下

真美「ハァッ…ヒィ…」ダッダッダッダッダ…

千早「…真美…待ちなさい」ススススッ…

真美「怖いっ何かスゴイ怖いっ」ダッダッダッダッダ

千早「大丈夫よ?…怖い事なんて無いわ」ヒュオン…

真美「いちかばっちいかっ!!ここだぁああ!!」ガラガラッ

残り時間25分/西側・三階音楽室

伊織「やっと来たわね真美…にひひっ♪」ニコォ

真美「いおりんマジデビルスマイル」orz

95: 2013/05/21(火) 22:09:00.32

千早「…真美…外で待ってるわね…うふふ…」スゥゥ…

真美「完全に笑顔の挟み撃ちだよ、バランスおかしくない!?」

伊織「まぁ、罰ゲームの酷さもアンタの方がキツイわね」

真美「こんなの絶対おかしいよっ!!フコーHEYだよ!!」

伊織「不公平かどうかは、私の知る所じゃないけどね」

伊織「私はおでこに『グリプスⅡ』って書かれた事を怒ってるのよ…」ゴゴゴゴゴ…

真美「まさか意味が通じるとは思ってなかったんだよ…」

伊織「アホプロデューサーだけが爆笑してたからボッコボコにしといたけど」

96: 2013/05/21(火) 22:12:02.03

伊織「書いたのはアンタなの?真美?」

真美「…真美じゃナイヨー?亜美ダヨー?」のヮの

伊織「…いい度胸ねこの期に及んで私の前で嘘を吐くなんて」

真美「2人で書きましたマジすいません!本当許ちてくだたい!!」ベソベソ

伊織「はぁ~あ…まっとにかく今は問題を先に出してあげるわ…」

伊織「それじゃあ!第五チェックポイントの水瀬 伊織ちゃんからの出題よ!!にひひっ♪」キラッ

真美「いおりんマジプロのカガミ」

97: 2013/05/21(火) 22:15:00.48

伊織「第1ヴァイオリン・第2ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ」

伊織「この四つの楽器から成る演奏形態を何というでしょうか?」

真美「わかんないよぉ→!!いおりん!!助けてぇ!!」

伊織「いきなり頼るんじゃないわよ…んもぅ…仕方ないわねぇ…」

真美「いおりんマジちょr天使!!」

伊織「ちょろいって言おうとしなかった?今?」

真美「…え?…」○ヮ○

伊織「とぼけた顔してんじゃないわよ…」

98: 2013/05/21(火) 22:18:01.63

伊織「二人ならデュオ、三人ならトリオ、四人なら?」

真美「え?カルッテットだよね?いつもレッスンでトレーナーさんとかが言ってるし」

伊織「そう、それからヴァイオリンもヴィオラもチェロもどんな楽器?」

真美「えっと…糸?」

伊織「…ギターの何を張り替えるって言う?」

真美「あっ!弦!!弦だよね!!」

伊織「弦の音楽のカルテット…はい、キチンと日本語に言い直すと?」

99: 2013/05/21(火) 22:21:03.05

真美「…弦楽…しっ四重奏?」

伊織「………………………………」ズズズズズ

真美「えっ間違ってた!?え?」

伊織「ふっ…嘘よ、正解…ほとんど私が答え言っちゃったけどね」

真美「いおりんマジ愛ちてれぅ~~!!」ギュウ

伊織「ちょっこっコラッ!!///」

真美「えへへ///」

100: 2013/05/21(火) 22:24:00.66

伊織「まったくもぅ…」

真美「ありがとういおりん…真美そろそろ行くよ…」キリッ

伊織「アレなフラグ建ててんじゃないわよ…はいコレ、カード」スッ

真美「…さて千早お姉ちゃんから逃げないとね…」

伊織「…今度捕まったら、どんな罰かしらね?」ヒラヒラ

真美「にっ逃げ切ってみせる!!」パシ  ダダダダダダッ

101: 2013/05/21(火) 22:27:08.34

残り時間23分/西側・三階廊下

千早「…真美待ってたわよ…」ススス…

真美「ひぃっ!!」ダダダダダダッ

千早「そんな怖がらないで…ね?」シュバ

真美「今度捕まったら何されるかわかんないぢゃん!!」ダダダダダダッ

千早「そうね、でも…そっちは」

真美「んげげっ!!」キキィッ

千早「東西分断の…行き止まりよ」

102: 2013/05/21(火) 22:30:00.67

真美「…うぅ…やだ…やだよぉ…」プルプル

千早「…真美…ごめんね」ズズズ…

真美「あぅあぅあ~…」ジワッ

ガチャ

千早「え!?」

真美「わわっ」グラ

亜美「お待たせ、真美」グイ

真美「亜美っ!!」

千早「なっ!待ちなさいっ」バッ

103: 2013/05/21(火) 22:33:00.44

亜美「ばいば~い千早お姉ぇちゃん♪」バタン ガチャリ

千早「くっ」

残り時間22分/東側・三階中央階段

真美「亜美ぃ~!よくぞ来てくれた!!」ギュウ

亜美「んっふっふ~!颯爽と姉のピンチに駆けつけるっ」キラッ

真美「いよっ!亜美大統領!!…ん?なんでこの扉、開けられたの?」

亜美「えへへ、りっちゃんにもらった鍵でねー」チャラ

104: 2013/05/21(火) 22:36:00.85

真美「おぉ~それこそ勝利の鍵ですな!」

亜美「そういう事!!この扉で行ったり来たりすれば!」

真美「ハンターとの追いかけっこも有利になるネ!…んでもさ…」

亜美「うん?どしたの?真美」

真美「…チェックポイントって全部回ったんでない?」

亜美「え?…亜美の方がゆきぴょん、りっちゃん、やよいっち」

真美「うん…真美がはるるん、ミキミキ、いおりんだったから」

105: 2013/05/21(火) 22:39:00.52

亜美「ハンターの千早お姉ちゃん、お姫ちん、まこちんとひびきん…」

真美「兄ちゃんと…ピヨちゃんと多分迷子になるから実況席のあずさお姉ちゃん」

亜美「本当だ…全員…え?じゃあ亜美達…どこ行けばいいんだろ?」

真美「ゴールしないと時間切れで真美達の負けだよ?」

亜美「…どうしよう…ゴールって…どこなの?」

残り時間20分/

106: 2013/05/21(火) 22:42:07.30

残り時間20分/体育館

春香「いよいよ気づきましたね~」

P「順当にチェックポイントをクリアしていっただけじゃゴール出来ない」

雪歩「補習からの〝脱走〟ですからね」

律子「ま…自分達で何とかするでしょ」

あずさ「うふふ…」

美希「ハニー!!ミキの事お嫁さんにして欲しいのー!!」ガラガラ

春香雪歩律子あずさ「「「「!!!!????」」」」

P「なんだ?いきなり」

107: 2013/05/21(火) 22:45:00.41

残り時間18分/東側・三階中央階段

亜美「とにかく!何かヒント探さなくちゃ!」

真美「うん!そんじゃあ…このチェックポイントのみんなから貰ったカードは?」

亜美「やっぱ、それだよね~…んっと?」

真美「真美のが赤とイ工口ーとピンクのカード」

亜美「亜美のは白と緑、そんでオレンジ…!これ表面がシールだ!」ペリペリ

真美「本当だ!!剥がれる!」ペリペリ

108: 2013/05/21(火) 22:48:00.18

亜美「…白が〝家〟緑の〝英〟オレンジの〝数〟…」

真美「赤で〝国〟黄色の〝理〟ピンクの〝音〟…それぞれの教科?」

亜美「…………」

真美「…亜美?…!!」  >オーイソッチイタカー?

真美「亜美、まこちん達来てるよ?移動しよ?…」  >アレーコッチノハズナンダケド?

亜美「……………」

真美「んもぅ!ボーっとし過ぎ!」グイ

109: 2013/05/21(火) 22:51:01.26

残り時間16分/東側・二階中央階段

真美「ほっ!ほっ!ほっ!」ダンダンダン

亜美「………家庭科…数学」ダンダンダン

貴音「見つけましたよ…亜美、真美」

真美「うわわっ!!お姫ちん!!」キュキュッ

亜美「…時間割なんだけど…コレだけじゃ…」ブツブツ

貴音「時間も時間です…大人しくなさい」ヒュオッ

真美「亜美!」グイ

亜美「うーん…と?」ヒョイ

110: 2013/05/21(火) 22:54:00.73

貴音「なっ!?こちらを見もせずに…!?」

真美「コッチ!!」タタタッ

亜美「…色…?」タタタッ

貴音「お待ちなさいっ!くっ」スカッ

真美「カギで向こうに…」ガチャ

貴音「分断されている扉をっ!?」バタン ガチャリ

貴音「亜美!真美!お開けなさい!!」ドンドンドン

111: 2013/05/21(火) 22:57:00.60

響「貴音!二人は!?」

貴音「二人は合流したようです…さらにはこの扉を開く鍵を…」

真「えぇっ!?ココって開くの!?」

響「まずいぞ…追いかけ辛くなったじゃないか…」

真「千早は?西側かな?」

貴音「恐らくそうだと思います…残り時間も僅か…勝利の為には何か一手…」

響「とにかく!自分はこのまま追うぞ!」ダッダッダッダ

112: 2013/05/21(火) 23:00:00.32

残り時間13分/西側・二階A教室

真美「ハァッ…フゥ…亜美もちゃんと前見て走ってよぉ…ヒィ」

亜美「そっか!!」

真美「?何かわかったの?亜美?」

亜美「うん!おかしい点があるんだよ…貰ったカードは色がついてた」

真美「うん…赤白黄色、緑ピンクオレンジの六色…」

亜美「みんなのイメージカラーのはずなのに、一人だけ違ったのさ!!」

113: 2013/05/21(火) 23:03:00.85

真美「え…?あっ!!ミキミキが黄緑じゃない!」

亜美「黄色がイメージカラーなのって真美達だよね?でも?」

真美「後は…ピヨちゃんもひよこ色だ!!」

亜美「そう!!ピヨちゃんを探すんだよ!!行くよっ真美!!」グイ

真美「あっ亜美!?何処にピヨちゃんが居るかわかってるの!?」

残り時間12分/西側・二階廊下

亜美「わかんない!!」タタタッ

真美「えぇっ!?モミクモに走っても捕まっちゃうよぉ!!」

千早「真美?それを言うなら〝闇雲に〟でしょう?」スッ

真美「あっそっかー…って!うひゃああ!!」ダダダッ

114: 2013/05/21(火) 23:06:00.29

残り時間11分/西側・二階西階段

亜美「ミキミキのチェックポイントの時何か変な事とかなかったの?真美」

真美「えっと…さっきの教室で普通に実験のVTR見て答えただけだよ?」

亜美「さっきの…教室で?」

真美「うん、理科の、えっと酸素を発生させる実験でさ…自習みたい…な…」

亜美「…自習…補習…!わかった…ピヨちゃんの居場所!」

真美「え?どっどこ?」

115: 2013/05/21(火) 23:09:00.43

亜美「スタート地点の体育館の時さ兄ちゃんが…」

P『小鳥さんは白衣で保健室の先生ですか?』

亜美「って聞いてたんだけど〝そうです〟とは言って無かったんだよ」

真美「え?そうだっけ?じゃあ…ピヨちゃんは保健の先生じゃなくて…」

亜美「そう!理科の先生だから白衣を着てたって訳!!」

真美「それなら…理科室!!西側の一階だよ!!真美最初に見たモン!!」

亜美「よっしゃあ!!急ごう真美!!」

真美「うん!!行こう!!亜美!!」

116: 2013/05/21(火) 23:12:00.41

残り時間10分/体育館

P「…なんか、やっぱり双子揃うと無敵って感じするよな」

律子「そうですね…」

春香「合流してから生き生きしてますもんねぇ」

雪歩「さっきの四条さんを躱してる時もすごかったですぅ」

伊織「本当よね、運動会の時二人三脚は亜美真美にすればよかったのに」

やよい「運動会楽しかったよね~…あれ?」

春香「あ、伊織、やよいお疲れ様。いよいよ佳境だよっ」

やよい「…あのなんで、美希さんは正座してるんですかー?」  >ナノー!

117: 2013/05/21(火) 23:15:00.20

伊織「放っておきなさい…全く、思いつきでよくもまぁここまで企画したもんよね…」

P「馬鹿な事を全力でするから面白いんじゃないかーHAHAHA」

伊織「その馬鹿な事に巻き込まれたこっちはいい迷惑よ」

あずさ「あら~?でも伊織ちゃん、二人のプレゼント一緒に買いに」

伊織「黙んなさい!あずさ!!///」

春香「そろそろ私も、ケーキ家庭科室から持ってきますね~」

雪歩「手伝うよ、春香ちゃん」

春香「ありがとっ…転ぶと危ないからケーキの方持ってくれる?」

118: 2013/05/21(火) 23:18:00.41

残り時間9分/西側・一階廊下

真「居た!!あそこだっ!!」ズザァ

千早「逃がさないわっ!」スターンッ

亜美「やばっ!挟まれたっ!!」

貴音「挟み撃ちですっ!」

響「これでおしまいだぞ!!」バッ

真美「お願い!!ピヨちゃん!!」ガラガラ

119: 2013/05/21(火) 23:21:01.61

残り時間8分/西側・一階理科室

小鳥「…それではこれより、補習授業を…始めます。」

亜美真美「「やったぁ!!」」

千早「くっ…」

真「最後のチェックポイントって事?」

響「これでゴールなのか?じゃあ自分達の負け?」

貴音「…この補習授業が…どういうものかにも依ります…」

小鳥「うふふ…それじゃあ亜美ちゃん真美ちゃん席についてね?」

120: 2013/05/21(火) 23:24:00.51

亜美真美「「はぁ~い♪」」

小鳥「…残念ながら、ここでゴールという訳ではありません。」

亜美「え゛っ…」

小鳥「ここでの最後のテストは…ゴールの場所を当ててもらいます。」

真美「ゴールの場所を当てる?」

小鳥「では…最終チェックポイント…音無 小鳥からの…出題です。」


小鳥「この補習授業から脱走しなさい…但し校外へ出てはいけません。」

121: 2013/05/21(火) 23:26:59.87

亜美真美「「……はい?」」

真美「ピヨちゃん、マジで何言ってるの?」

小鳥「うふふ…まぁある意味、なぞなぞに近いわね」

小鳥「〝学校であって学校じゃない〟そんな場所がゴールって事」

小鳥「その場所がわかったのなら、ドアを開けて向かってね?」

亜美「いやもぅ場所は分かったよ?…でもキツイなぁー」

真美「亜美、すっごーい!!…キツイの?」

122: 2013/05/21(火) 23:29:59.95

小鳥「そして、現時点をもって分断されていたゲートは消滅したわ」

亜美「じゃあ…もちろんハンターも…」

小鳥「その瞬間から自由に追いかけて来るわ…残り時間は7分…厳しいかしらね?」

真美「ねぇ?こういうのは?…ゴニョゴニョ…」

亜美「おー♪はははっりっちゃんに見つかったら怒られそうだねぇ…」

真美「だから、一回限り…ね?」ガラガラ

123: 2013/05/21(火) 23:33:06.92

残り時間6分/西側・一階廊下

貴音「…臆せず出てくるとは…中々天晴れですね…」

響「どっちにも行かせないぞ?守りは完璧さー」

真「悪く思わないでよね?」

千早「逃げ道は無いわよ…二人とも」

亜美「んっふっふ~…逃げ道は」ガタタッ

真美「自分達で建設しちゃうかんね~!!」パッ グラッ

124: 2013/05/21(火) 23:35:59.98

貴音「なっ戸板をっ?」

響「手を離しちゃ!ウカーサン!!」ガシ

貴音「響っ!支えてくだっくぅっ!」ガシ! ググッ

亜美真美「「おりゃあ!!壁なんか勢いつけたら普通に登り坂!!」」ダンダンダンダンッ

貴音「はやー」グラッ

響「うぎゃああぁあ!!」ドターンッ ムギュウ

真「なっ!?戸板の上を走って!?くっそぉお!!待てぇ!!」タタタッ

125: 2013/05/21(火) 23:39:01.02

亜美「直接触れなきゃオッケーなんしょっ!?」ダダダダダダッ

真美「ごめんねー!!ばいばーい!!」ダダダダダダッ

千早「くっ!こんな荒技をっ」シュタッ

小鳥「うわわっ響ちゃん、貴音ちゃん大丈夫?」

貴音「響?大丈夫で…あぁ…すっすみません///…」

響「…おっお尻が…キュウ…」◎ヮ◎

126: 2013/05/21(火) 23:42:20.54

残り時間4分/二階・中央階段

亜美「ハァッ…ハァッ…」

真美「ハァッ…答えは本当にあってんのっ!?」

亜美「学校であって学校で無い!!…答えは屋上でサボリっしょ→!!」

真美「あはは!だから補習からの脱走かっ!サボっちゃおう!」

千早「そうはさせないわっ!」ダッダッダッダッダ

真「ボク達が勝ぁあつっ!!」ダッダッダッダッダ

亜美「ぐぬぬっ!負っけるもんかぁあ!!」ダダダダダダッ

真美「ラーストスパァアアトォオオ!!」ダダダダダダッ

127: 2013/05/21(火) 23:45:06.92

残り時間3分/三階・中央階段

真美「!屋上の扉!!やったぁ!!真美達の勝ちだぁ!!」タンタンタンッ

千早「まだっ終わってっ」タンタンタンッ

亜美「もらったぁっ…うぇ?…あわわわわっ」ズルッ グラッ

真「亜美っ!!危ないっ!!!」ギュッ

千早「亜美っ!!」サッ ギュッ

亜美「…危な~…もうちょっとで転げ落ちるトコだったよぉ~」

千早「…もぅ急ぎ過ぎよ?」ナデナデ

真「危ないなぁ…」ナデナデ

亜美真美「「あははは~……あぁああああああああああああああ!!!」」orz orz

128: 2013/05/21(火) 23:48:09.28

小鳥『三階・中央階段で亜美ちゃんが捕まりました。』ピンポンパンポン♪

小鳥『これにより、残り時間が00分になる為…』

小鳥『とある補習からの脱走…失敗です!!』

亜美真美「「あと、ちょっとだったのにぃいいい!!!」」

千早「…何と言うか…その…ごめんね?」

真「亜美から飛び込んできたというか…」

小鳥『さて、それでは…早速罰ゲームに移りたいと思います』

真美「容赦ゼロだね!!」

小鳥『亜美ちゃん、真美ちゃん…そのまま屋上に出てみてね?」

ガチャ

129: 2013/05/21(火) 23:50:59.62

夕方/屋上

亜美「…もぅ夕陽が眩しー…」

真美「そだね…?…あれってプロジェクター?」

亜美「あ、本当だ…って事はァ…」

小鳥『それでは、二人への…罰ゲームは…こちらです』

亜美「うぇええ!ヤダよぉお!!」ギュウ

真美「今度は何!?マジで見たくないよ!!」ギュウ

130: 2013/05/21(火) 23:53:57.16

…パッ

亜美真美「「…赤ちゃん?」」

??『ふふふっ可愛い~♪』

亜美「…?ママの声?」

??『二人とも状態は良好だな…良かった』

真美「この声…パパだっ!!」

亜美「じゃあこの赤ちゃん達って…」

131: 2013/05/22(水) 00:00:12.42


パパ『二人とも、生まれてきてくれて…ありがとう…』

ママ『いつまでも…元気で仲良くね♪』――プッッ―


亜美「…ハッピーバースデイ…真美」

真美「…ハッピーバースデイ…亜美」

132: 2013/05/22(水) 00:03:11.33

ヒュルルルルルル…

真美「んぇっ!?何っ!?」…ドーンッ パラパラパラ…

亜美「花火だ!!いやっほーう!!」ヒュルルルルル…ドーンッ パラパラ…

真美「あははははっ!!いっぇーい!!」

小鳥『うふふ…喜んでもらえたかしら?』

亜美「あははっん♪最高っおもしろかったよー!」

真美「うん!超楽ちかったよ!…恥ずかしかったのもあるけど///」

小鳥『それじゃあ、次はパーティよ!体育館で準備してるから降りてきてね』

亜美真美「「やったぁ!!パーチィだぁ!!」」クルクル クルクル

133: 2013/05/22(水) 00:07:43.24

千早「……………」グシグシ

真美「千早お姉ちゃん!…どうしたの?泣いてるの?」

亜美「ハッ!まさかさっき亜美を助けてくれた時ケガした!?」

千早「違うわ、大丈夫よ…亜美…真美」

亜美真美「「なぁに?」」

千早「…大人になっても、その手…離さないでいてね?」

真「………………」

真美「そぉんなのっ!!」

亜美「当ったり前だよ→!!」

亜美真美「「ねぇ~?」」ニコニコ


おわり

134: 2013/05/22(水) 00:10:49.01

/体育館

貴音「響…本当に申し訳ありません…大丈夫ですか?痛みは…」サワサワ

響「だっ大丈夫だぞ!///なーんくるないさっ!ホラご飯食べないのか?」モジモジ

貴音「しかし…響を傷物にしてしまったらと…」ナデナデ

雪歩「ハァッ…ハァッ…イイ…すごくイイよぉ///」フラフラ

春香「雪歩っ!?ケーキ持ってるんだからねっ!?落ち着いてね!?」アタフタ

小鳥「ひびたかのスーツ姿でイチャイチャ…最高だぜぇ…」●REC

伊織「あ、そうだわ小鳥…話があるんだけど?」

136: 2013/05/22(水) 00:12:13.24

小鳥「あら、なぁに?伊織ちゃん?」

伊織「小鳥が水瀬グループ音響開発部門に依頼して開発した765LOIDの」

伊織「製作費、アンタ宛てに送っといたから、確認しといてね?」

小鳥「…え゛?」

律子「まるで765プロで開発したように見せ掛けて…765プロは払いませんからね!!」

律子「後、当然!!765LOIDの販売許可も出しませんから!!」

小鳥「そっそんなっじゃあ…私…ガチ借金…ピヨッ…ブクブクブクブク…」フラッ バターン

P「なんも言えねぇ…」


ほんとにおわり

137: 2013/05/22(水) 00:14:12.12

ママ『ほら見て、もぅ二人で手をつないでる!可愛い…』

パパ『…願わくば…どんな困難にもこうして二人手を繋いで…』

パパ『笑って、楽しんで…乗り越えて行って欲しいな…』

亜美「…パパ…」

ママ『…大丈夫よ、だって私達の娘なんだから…ね?』

真美「ママ…」

パパ『自分の娘かぁ…何だか世界中の人達全員に感謝したい気持ちだよ…』

140: 2013/05/22(水) 00:18:36.18
おつおつ

引用元: 亜美・真美「「手と手つないで」」